JP2015034884A - 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 - Google Patents

光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】画像形成装置において画像が描画される位置を補正するための補正用パターンの大きさを、補正用パターンを検知するセンサの検知範囲の変動に対応させること。【解決手段】感光体を露光する光源を制御して感光体上に静電潜像を形成させる光書き込み制御装置であって、複数の感光体上に夫々形成された静電潜像が現像された異なる色の顕色剤画像が重ね合わせられる重ね合わせ位置を夫々補正するための補正用パターンがセンサによって検知された検知信号に基づき、重ね合わせ位置を補正するための補正値を算出し、所定のパターンが副走査方向に繰り返し描画され、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が変化する段階的パターンが形成されるように複数の光源を夫々発光制御し、段階的パターンがセンサによって検知された検知信号の強度に基づいて、補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする光書き込み制御装置。【選択図】図9

Description

本発明は、光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法に関し、特に、画像の描画位置補正のために描画されるパターンの構成に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる画像形成装置においては、電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光することにより静電潜像を形成し、トナー等の顕色剤を用いてその静電潜像を現像してトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写することによって紙出力を行う。
このような電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光して静電潜像を描画するタイミングと用紙の搬送タイミングとを合わせることにより、用紙の正しい範囲に画像が形成されるように調整が行われる。また、複数の感光体を用いてカラー画像を形成するタンデム式の画像形成装置においては、各色の感光体において現像された画像が正確に重ね合わされるように、各色の感光体における露光タイミングの調整が行われる。以降、これらの調整処理を総じて位置ずれ補正とする。
上述したような位置ずれ補正を実現するための具体的な方法としては、感光体を露光する光源と感光体との配置関係を調整する機械的な調整方法と、出力するべき画像を位置ずれに応じて調整することにより最終的に好適な位置に画像が形成されるようにする画像処理による方法とがある。この画像処理による方法の場合、補正用のパターンを描画してそれを読み取ることにより、設計上定まるタイミングと実際にパターンが読み取られたタイミングとの差異に基づいて補正が行われ、所望の位置に画像が形成されるようにする。
また、上述した画像処理による方法においては、補正用のパターンを読み取るセンサによる読み取り精度の向上のための技術が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1においては、読取センサによる読み取り範囲に対して余裕を持って描画された補正用パターン、即ち、位置ずれが発生していても読み取りに支障のないように大きめに描画された補正用パターンに基づいて補正を行った後、読取センサによる読み取り範囲に応じた大きさで描画された補正用パターンを描画して再度補正処理を行う。これにより、再度実行される補正処理においては、余分に描画された部分からの拡散反射光の影響を排除することができ、高精度な補正処理が可能となる。
特許文献1に開示されているように、読取センサによる読み取り範囲(以降、「検知範囲」とする)に応じた大きさで補正用パターンを描画する場合、描画されるパターンの大きさが単純に小さくなるため、トナー消費量の低減という効果も得ることができる。
ここで、パターンの大きさを検知範囲に合わせる場合、描画されるパターンの大きさは、検知範囲の大きさに基づいて決定される。しかしながら、検知範囲は、読取センサの取り付け誤差等によって変動する可能性があり、その結果必要十分な描画パターンの大きさも変動することが考えられる。
パターンの大きさが検知範囲に対して小さければ、パターンの検知精度が下がる可能性があり、検知範囲に対して大きければ、余分なトナーが消費されるため、上述したトナー消費量の低減という効果が低くなる。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、画像形成装置において画像が描画される位置を補正するための補正用パターンの大きさを、補正用パターンを検知するセンサの検知範囲の変動に対応させることを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、感光体を露光する光源を制御して感光体上に静電潜像を形成させる光書き込み制御装置であって、異なる色毎に設けられた複数の光源を、画像形成出力するべき画像を構成する画素の情報に基づいて夫々発光制御し、異なる色毎に設けられた複数の前記感光体を露光させる発光制御部と、前記感光体上に形成された静電潜像が現像された画像が転写されて搬送される搬送経路において前記画像を検知するセンサの検知信号を取得する検知信号取得部と、前記複数の感光体上に夫々形成された静電潜像が現像された異なる色の顕色剤画像が重ね合わせられる重ね合わせ位置を夫々補正するための補正用パターンが前記センサによって検知された検知信号に基づき、前記重ね合わせ位置を補正するための補正値を算出する補正値算出部とを含み、前記発光制御部は、所定のパターンが副走査方向に繰り返し描画され、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が変化する段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々発光制御し、前記補正値算出部は、前記段階的パターンが前記センサによって検知された検知信号の強度に基づいて、前記補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする。
本発明の他の態様は、画像形成装置であって、上記光書き込み制御装置を含むことを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、感光体を露光する光源を制御して感光体上に静電潜像を形成させる光書き込み装置の制御方法であって、異なる色毎に設けられた複数の光源を、画像形成出力するべき画像を構成する画素の情報に基づいて夫々発光制御し、異なる色毎に設けられた複数の前記感光体を露光し、前記感光体上に形成された静電潜像が現像された画像が転写されて搬送される搬送経路において前記画像を検知するセンサの検知信号を取得し、前記複数の感光体上に夫々形成された静電潜像が現像された異なる色の顕色剤画像が重ね合わせられる重ね合わせ位置を夫々補正するための補正用パターンが前記センサによって検知された検知信号に基づき、前記重ね合わせ位置を補正するための補正値を算出し、所定のパターンが副走査方向に繰り返し描画され、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が変化する段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々発光制御し、前記段階的パターンが前記センサによって検知された検知信号の強度に基づいて、前記補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする。
本発明によれば、画像形成装置において画像が描画される位置を補正するための補正用パターンの大きさを、補正用パターンを検知するセンサの検知範囲の変動に対応させることが可能となる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジンの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光書き込み装置の構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光書き込み制御部及びLEDAの構成を示すブロック図である。 従来技術に係る補正用パターンの例を示す図である。 位置ずれ補正用パターンの検知タイミングの例を示す図である。 センサ素子の検知範囲に応じた幅の補正用パターンの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検知範囲認識用パターンの例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検知範囲認識用パターンの検知信号の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検知範囲認識用パターンの検知信号の例を示す図である。 本発明の実施形態に係る検知範囲認識用パターンの検知信号の例を示す図である。 本発明の実施形態に係るパターン幅の設定動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る検知範囲認識用パターンの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るパターン幅の設定動作の実行要否を判断するための情報の例を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、複合機(MFP:Multi Function Peripheral)としての画像形成装置を例として説明する。本実施形態に係る画像形成装置は、電子写真方式による画像形成装置であり、感光体の露光タイミングを補正するための位置ずれ補正動作において描画されるパターンの大きさの設定動作に特徴を有する。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成に加えて、画像形成を実行するエンジンを有する。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、エンジン13、HDD(Hard Disk Drive)14及びI/F15がバス18を介して接続されている。また、I/F15にはLCD(Liquid Crystal Display)16及び操作部17が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM11は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。エンジン13は、画像形成装置1において実際に画像形成を実行する機構である。
HDD14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F15は、バス18と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD16は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部17は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM12やHDD14若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM11に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ20、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)110、スキャナユニット22、排紙トレイ23、ディスプレイパネル24、給紙テーブル25、プリントエンジン26、排紙トレイ27及びネットワークI/F28を有する。
また、コントローラ20は、主制御部30、エンジン制御部31、入出力制御部32、画像処理部33及び操作表示制御部34を有する。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット22、プリントエンジン26を有する複合機として構成されている。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル24は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F28は、画像形成装置1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ20は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM12や不揮発性メモリ並びにHDD14や光学ディスク等の不揮発性記録媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM11等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、それらのプログラムに従ったCPU10の演算によって構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ20が構成される。コントローラ20は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部30は、コントローラ20に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ20の各部に命令を与える。エンジン制御部31は、プリントエンジン26やスキャナユニット22等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部32は、ネットワークI/F28を介して入力される信号や命令を主制御部30に入力する。また、主制御部30は、入出力制御部32を制御し、ネットワークI/F28を介して他の機器にアクセスする。
画像処理部33は、主制御部30の制御に従い、入力された印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン26が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報である。また、印刷ジョブに含まれる印刷情報とは、PC等の情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって画像形成装置1が認識可能な形式に変換された画像情報である。操作表示制御部34は、ディスプレイパネル24に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル24を介して入力された情報を主制御部30に通知する。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部32がネットワークI/F28を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部32は、受信した印刷ジョブを主制御部30に転送する。主制御部30は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部33を制御して、印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部33によって描画情報が生成されると、エンジン制御部31は、生成された描画情報に基づいてプリントエンジン26を制御し、給紙テーブル25から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン26が画像形成部として機能する。プリントエンジン26によって画像形成が施された文書は排紙トレイ27に排紙される。
画像形成装置1がスキャナとして動作する場合は、ユーザによるディスプレイパネル24の操作若しくはネットワークI/F28を介して外部のPC等から入力されるスキャン実行指示に応じて、操作表示制御部34若しくは入出力制御部32が主制御部30にスキャン実行信号を転送する。主制御部30は、受信したスキャン実行信号に基づき、エンジン制御部31を制御する。
エンジン制御部31は、ADF21を駆動し、ADF21にセットされた撮像対象原稿をスキャナユニット22に搬送する。また、エンジン制御部31は、スキャナユニット22を駆動し、ADF21から搬送される原稿を撮像する。また、ADF21に原稿がセットされておらず、スキャナユニット22に直接原稿がセットされた場合、スキャナユニット22は、エンジン制御部31の制御に従い、セットされた原稿を撮像する。即ち、スキャナユニット22が撮像部として動作する。
撮像動作においては、スキャナユニット22に含まれるCCD等の撮像素子が原稿を光学的に走査し、光学情報に基づいて生成された撮像情報が生成される。エンジン制御部31は、スキャナユニット22が生成した撮像情報を画像処理部33に転送する。画像処理部33は、主制御部30の制御に従い、エンジン制御部31から受信した撮像情報に基づき画像情報を生成する。画像処理部33が生成した画像情報はHDD14等の画像形成装置1に装着された記憶媒体に保存される。即ち、スキャナユニット22、エンジン制御部31及び画像処理部33が連動して、原稿読み取り部として機能する。
画像処理部33によって生成された画像情報は、ユーザの指示に応じてそのままHDD14等に格納され若しくは入出力制御部32及びネットワークI/F28を介して外部の装置に送信される。即ち、ADF21及びエンジン制御部31が画像入力部として機能する。
また、画像形成装置1が複写機として動作する場合は、エンジン制御部31がスキャナユニット22から受信した撮像情報若しくは画像処理部33が生成した画像情報に基づき、画像処理部33が描画情報を生成する。その描画情報に基づいてプリンタ動作の場合と同様に、エンジン制御部31がプリントエンジン26を駆動する。
次に、本実施形態に係るプリントエンジン26の構成について、図3を参照して説明する。図3に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン26は、無端状移動手段である搬送ベルト105に沿って各色の画像形成部106が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ101から給紙ローラ102により分離給紙される用紙(記録媒体の一例)104に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト105に沿って、この搬送ベルト105の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)106Y、106M、106C、106K(以降、総じて画像形成部106とする)が配列されている。
また、給紙トレイ101から給紙された用紙104は、レジストローラ103によって一度止められ、画像形成部106における画像形成のタイミングに応じて搬送ベルト105からの画像の転写位置に送り出される。
複数の画像形成部106Y、106M、106C、106Kは、形成するトナー画像、即ち顕色剤画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部106Kはブラックの画像を、画像形成部106Mはマゼンタの画像を、画像形成部106Cはシアンの画像を、画像形成部106Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、画像形成部106Yについて具体的に説明するが、他の画像形成部106M、106C、106Kは画像形成部106Yと同様であるので、その画像形成部106M、106C、106Kの各構成要素については、画像形成部106Yの各構成要素に付したYに替えて、M、C、Kによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト105は、回転駆動される駆動ローラ107と従動ローラ108とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ107と、従動ローラ108とが、無端状移動手段である搬送ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト105に対して、最初の画像形成部106Yが、ブラックのトナー画像を転写する。画像形成部106Yは、感光体としての感光体ドラム109Y、この感光体ドラム109Yの周囲に配置された帯電器110Y、光書き込み装置111、現像器112Y、感光体クリーナ(図示せず)、除電器113Y等から構成されている。光書き込み装置111は、夫々の感光体ドラム109Y、109M、109C、109K(以降、総じて「感光体ドラム109」という)に対して光を照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム109Yの外周面は、暗中にて帯電器110Yにより一様に帯電された後、光書き込み装置111からのブラック画像に対応した光源からの光により書き込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器112Yは、この静電潜像をイエロートナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム109Y上にイエローのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム109Yと搬送ベルト105とが当接若しくは最も接近する位置(転写位置)で、転写器115Yの働きにより搬送ベルト105上に転写される。この転写により、搬送ベルト105上にイエローのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム109Yは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器113Yにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部106Yにより搬送ベルト105上に転写されたイエローのトナー画像は、搬送ベルト105のローラ駆動により次の画像形成部106Mに搬送される。画像形成部106Mでは、画像形成部106Yでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたイエローの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト105上に転写されたイエロー、マゼンタのトナー画像は、さらに次の画像形成部106C、106Kに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム109C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム109K上に形成されたブラックのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成される。
給紙トレイ101に収納された用紙104は最も上のものから順に送り出され、その搬送経路が搬送ベルト105と接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト105上に形成された中間転写画像がその紙面上に転写される。これにより、用紙104の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された用紙104は更に搬送され、定着器116にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
また、このような画像形成装置1においては、感光体ドラム109Y、109M、109C及び109Kの軸間距離の誤差、感光体ドラム109Y、109M、109C及び109Kの平行度誤差、光書き込み装置111内でのLEDA130の設置誤差、感光体ドラム109Y、109M、109C及び109Kへの静電潜像の書き込みタイミング誤差等により、本来重ならなければならない位置に各色のトナー画像が重ならず、各色間で位置ずれが生ずることがある。
また、同様の原因により、転写対象である用紙において本来画像が転写される範囲から外れた範囲に画像が転写されることがある。このような位置ずれの成分としては、主にスキュー、副走査方向のレジストずれ等が知られている。また、装置内温度変化や経時劣化による搬送ベルトの伸縮が知られている。
このような位置ずれを補正するため、パターン検知センサ117が設けられている。パターン検知センサ117は、感光体ドラム109Y、109M、109C及び109Kによって搬送ベルト105上に転写された位置ずれ補正用パターン、及び濃度補正用パターンを読み取るための光学センサであり、搬送ベルト105の表面に描画されたパターンを照射するための発光素子及び補正用パターンからの反射光を受光するための受光素子を含む。図3に示すように、パターン検知センサ117は、感光体ドラム109Y、109M、109C及び109Kの下流側において、搬送ベルト105の搬送方向と直行する方向に沿って同一の基板上に支持されている。
また、画像形成装置1においては、画像形成部106Y、106M、106C、106Kの状態変化や、光書込み装置111の状態変化により、用紙104上に転写される画像の濃度が変動する可能性がある。このような濃度変動を補正するため、所定のルールに従って形成された濃度補正用パターンを検知し、その検知結果に基づいて画像形成部106Y、106M、106C、106Kの駆動パラメータや光書込み装置111の駆動パラメータを補正する濃度補正が実行される。
パターン検知センサ117は、上述した位置ずれ補正用パターンを検知することによる位置ずれ補正動作の他、濃度補正用パターンの検知にも用いられる。パターン検知センサ117の詳細及び位置ずれ補正、濃度補正の態様については、後に詳述する。尚、プリントエンジン26は、図1において説明したようなCPU10をはじめとした情報処理機能を実現するための構成を含み、そのような構成によって制御されて動作する。
このような描画パラメータ補正において搬送ベルト105上に描画された補正用パターンのトナーを除去し、搬送ベルト105によって搬送される用紙が汚れないようにするため、ベルトクリーナ118が設けられている。ベルトクリーナ118は、図3に示すように、駆動ローラ107の下流側であって、感光体ドラム109よりも上流側において搬送ベルト105に押し当てられたクリーニングブレードであり、搬送ベルト105の表面に付着したトナーを掻きとる顕色剤除去部である。
次に、本実施形態に係る光書き込み装置111について説明する。図4は、本実施形態に係る光書き込み装置111と感光体ドラム109との配置関係を示す図である。図4に示すように、各色の感光体ドラム109Y、109M、109C、109K夫々に照射される照射光は、光源であるLEDA(Light‐emitting diode Array)130Y、130M、130C、130K(以降、総じてLEDA130とする)から照射される。
LEDA130は、発光素子であるLEDが、感光体ドラム109の主走査方向に並べられて構成されている。光書き込み装置111に含まれる制御部は、主走査方向に並べられている夫々のLEDの点灯/消灯状態を、コントローラ20から入力された描画情報に基づいて主走査ライン毎に制御することにより、感光体ドラム109の表面を選択的に露光し、静電潜像を形成する。
次に、本実施形態に係る光書き込み装置111の制御ブロックについて、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る光書き込み装置111を制御する光書き込み装置制御部120の機能構成と、LEDA130及びパターン検知センサ117との接続関係を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る光書き込み装置制御部120は、発光制御部121、カウント部122、センサ制御部123、補正値算出部124、基準値記憶部125及び補正値記憶部126を含む。光書き込み装置制御部120が、光源であるLEDA130を制御して感光体上に静電潜像を形成させる光書き込み制御装置として機能する。
尚、本実施形態に係る光書き込み装置111は、図1において説明したようなCPU10、RAM11、ROM12及びHDD14等の情報処理機構を含み、図5に示すような光書き込み装置制御部120は、画像形成装置1のコントローラ20と同様に、ROM12若しくはHDD14に記憶されている制御プログラムがRAM11にロードされ、CPU10の制御に従って動作することにより構成される。
発光制御部121は、コントローラ20のエンジン制御部31から入力される画像情報に基づいてLEDA130を制御する光源制御部である。即ち、発光制御部121が、画素情報取得部としても機能する。発光制御部121は、所定のライン周期でLEDA130を発光させることにより、感光体ドラム109への光書き込みを実現する。
発光制御部121がLEDA130を発光制御するライン周期は画像形成装置1の出力解像度によって定まるが、上述したように用紙の搬送速度との比率に応じて副走査方向に変倍を行う場合、発光制御部121がライン周期を調整することによって副走査方向の変倍を行う。
また、発光制御部121は、エンジン制御部31から入力される描画情報に基づいてLEDA130を駆動する他、上述した描画パラメータ補正の処理において補正用のパターンを描画するために、LEDA130を発光制御する。
図4において説明したように、LEDA130は夫々の色に対応して複数設けられる。従って、図5に示すように、発光制御部121も、複数のLEDA130夫々に対応するように複数設けられる。描画パラメータ補正処理のうち位置ずれ補正処理の結果生成される補正値は、図5に示す補正値記憶部126に位置ずれ補正値として記憶される。発光制御部121は、この補正値記憶部126に記憶されている位置ずれ補正値に基づき、LEDA130を駆動するタイミングを補正する。
発光制御部121によるLEDA130の駆動タイミングの補正は、具体的には、エンジン制御部31から入力された描画情報に基づいてLEDA130を発光駆動するタイミングをライン周期単位で遅らせる、即ちラインをシフトさせることによって実現される。これに対して、エンジン制御部31からは、所定の周期に従って次々に描画情報が入力されるため、ラインをシフトさせて発光タイミングを遅らせるためには、入力された描画情報を保持しておき、読み出すタイミングを遅らせる必要がある。
そのため、発光制御部121は、主走査ライン毎に入力される描画情報を保持するための記憶媒体であるラインメモリを有し、エンジン制御部31から入力された描画情報をラインメモリに記憶させることによって保持する。尚、LEDA130の駆動タイミングの補正としては、ライン周期単位での調整の他、ライン周期毎の発光タイミングの微調整も行われる。
カウント部122は、上記位置ずれ補正処理において、発光制御部121がLEDA130を制御して感光体ドラム109Kの露光を開始すると同時にカウントを開始する。カウント部122は、センサ制御部123が、パターン検知センサ117の出力信号に基づいて位置ずれ補正用パターンを検知することにより出力する検知信号を取得する。また、カウント部122は、検知信号を取得したタイミングにおけるカウント値を補正値算出部124に入力する。即ち、カウント部122がパターンの検知タイミングを取得する検知タイミング取得部として機能する。
センサ制御部123は、パターン検知センサ117を制御する制御部であり、上述したように、パターン検知センサ117の出力信号に基づき、搬送ベルト105上に形成された位置ずれ補正用パターンが、パターン検知センサ117の位置にまで到達したことを判断して検知信号を出力する。即ち、センサ制御部123が、パターン検知センサ117によるパターンの検知信号を取得する検知信号取得部として機能する。
また、センサ制御部123は、濃度補正用パターンによる濃度補正に際しては、パターン検知センサ117の出力信号の信号強度を取得し、補正値算出部124に入力する。更にセンサ制御部123は、位置ずれ補正用パターンの検知結果に応じて、濃度補正用パターンの検知タイミングを調整する。
補正値算出部124は、カウント部122から取得したカウント値や、センサ制御部123から取得した濃度補正用パターンの検知結果の信号強度に基づき、基準値記憶部125に記憶された位置ずれ補正用及び濃度補正用の基準値に基づいて補正値を算出する。即ち、補正値算出部124が、基準値取得部及び補正値算出部として機能する。基準値記憶部125には、このような計算に用いるための基準値が格納されている。
次に、位置ずれ補正用パターンを用いた位置ずれ補正動作について説明する。先ず、本実施形態に係る位置ずれ補正動作の前提として、通常の位置ずれ補正動作について説明する。図6は、通常の位置ずれ補正動作において、発光制御部121によって制御されたLEDA130によって搬送ベルト105上に描画されるマーク(以降、位置ずれ補正用マークとする)を示す図である。
図6に示すように、通常の位置ずれ補正用マーク400は、副走査方向に様々なパターンが並べられている位置ずれ補正用パターン列401が、主走査方向に複数(本実施形態においては2つ)並べられて構成されている。尚、図6において、実線が感光体ドラム109K、点線は感光体ドラム109Y、破線は感光体ドラム109C、一点鎖線は感光体ドラム109Mによって夫々描画されたパターンを示す。
図6に示すように、パターン検知センサ117は、主走査方向に複数(本実施形態においては2つ)のセンサ素子170を有し、夫々の位置ずれ補正用パターン列401は、夫々のセンサ素子170に対応した位置に描画されている。これにより、光書き込み装置制御部120は、主走査方向の複数の位置でパターンの検出を行うことが可能となり、描画される画像のスキューを補正することが可能となる。また、複数のセンサ素子170に基づく検知結果を平均することにより、補正精度を向上することができる。
図6に示すように、位置ずれ補正用パターン列401は、全体位置補正用パターン411とドラム間隔補正用パターン412を含む。また、図6に示すように、ドラム間隔補正用パターン412は、繰り返し描画されている。
全体位置補正用パターン411は、図6に示すように、感光体ドラム109Yによって描画された線であって主走査方向に平行な線である。全体位置補正用パターン411は、画像の全体の副走査方向のずれ、即ち用紙に対する画像の転写位置を補正するためのカウント値を得るために描画されるパターンである。また、全体位置補正用パターン411は、センサ制御部123が、ドラム間隔補正用パターン412や、後述する濃度補正用のパターンを検知する際の検知タイミングを補正するためにも用いられる。
全体位置補正用パターン411を用いた全体位置補正においては、光書き込み装置制御部120が、パターン検知センサ117による全体位置補正用パターン411の読取信号に基づき、書き込み開始タイミングの補正動作を行う。
ドラム間隔補正用パターン412は、各色の感光体ドラム109における描画タイミングのずれ、即ち、各色の画像が重ね合わせられる重ね合わせ位置を補正するためのカウント値を得るために描画されるパターンである。図6に示すように、ドラム間隔補正用パターン412は、副走査方向補正用パターン413及び主走査方向補正用パターン414を含む。図6に示すように、ドラム間隔補正用パターン412は、CMYK各色のパターンが一組となって構成される副走査方向補正用パターン413及び主走査方向補正用パターン414が繰り返されることによって構成される。
光書き込み装置制御部120は、パターン検知センサ117による、副走査方向補正用パターン413の読取信号に基づき、感光体ドラム109K、109M、109C、109Y夫々の副走査方向の位置ずれ補正を行い、主走査方向補正用パターン414の読取信号に基づき、上記各感光体ドラムの主走査方向の位置ずれ補正を行う。
副走査方向補正用パターン413は、主走査方向に平行な水平パターンである。また、図6に示すように、ドラム間隔補正用パターン412が副走査方向に繰り返し描画されることにより、副走査方向補正用パターン413は、位置ずれ補正用マークにおいて副走査方向に異なる位置に複数含まれることとなる。
主走査方向補正用パターン414は、主走査方向に対して傾いた斜線パターンである。また、図6に示すように、ドラム間隔補正用パターン412が副走査方向に繰り返し描画されることにより、主走査方向補正用パターン414は、位置ずれ補正用マークにおいて副走査方向に異なる位置に複数含まれることとなる。
ここで、基準値記憶部125に記憶されている各色タイミング基準値について、図7を参照して説明する。図7は、全体位置補正用パターン411及びドラム間隔補正用パターン412の検知タイミングを示す図である。図7に示すように、全体位置補正用パターン411の検知期間tY0は、感光体ドラム109Yによって描画された夫々の線が読み取られる手前のタイミングである検知開始タイミングtからの検知期間である。
また、ドラム間隔補正用パターン412に含まれる副走査方向補正用パターン413の検知期間t1Y、t1K、t1M、t1C及び主走査方向補正用パターン414の検知期間t2Y、t2K、t2M、t2Cは、一組のパターンが読み取られる手前のタイミングである検知開始タイミングt、tからの検知期間である。
基準値記憶部125には、図7に示す全体位置補正用パターン411の検知期間tY0や、副走査方向補正用パターン413及び主走査方向補正用パターン414の検知期間t1Y、t1K、t1M、t1C、t2Y、t2K、t2M、t2Cに対する基準値である。換言すると、基準値記憶部125には、画像形成装置各部の詳細な構成が設計通りである場合の全体位置補正用パターン411の検知期間tY0や、副走査方向補正用パターン413及び主走査方向補正用パターン414の検知期間t、t、t、tの理論値が基準値として格納されている。
即ち、補正値算出部124は、基準値記憶部125に記憶されている夫々の基準値と、図7に示す検知期間tY0、t、t、t、tとの差異を計算することにより、自身が搭載されている画像形成装置の設計値からのずれを求め、そのずれに基づいてLEDA130の発光タイミングを補正するための補正値を算出する。
また、全体位置補正用パターン411の検知期間tY0に対する基準値は、図7に示す検知開始タイミングt、tのタイミングを補正するためにも用いられる。即ち、補正値算出部124は、全体位置補正用パターン411の検知期間tY0と、それに対する基準値との差異に基づき、図7に示す検知開始タイミングt、tのタイミングを補正するための補正値を算出する。これにより、ドラム間隔補正用パターン412の検知期間の精度を向上することが可能である。
位置ずれ補正用マーク400は、所定のタイミングにおいて繰り返し実行される位置ずれ補正動作において毎回描画されるため、可能な限り描画範囲を小さくしてトナー消費を低減することが求められる。そのため、図8に示すように、夫々のパターンの主走査方向の幅を、センサ素子170の検知範囲に応じた幅とすることが理想的な状態となる。尚、図8においては、図6に示す夫々のパターンに対応するパターンの符号に“´”を付して示している。
ここで、図8に示すセンサ素子170の検知範囲170´は、センサ素子170の性能や組み付け状態によって設計上定まるが、センサ素子170の状態変化、個体差及び組み付け状態の誤差等により、変動することがあり得る。そのため、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる夫々のパターンの主走査幅を、設計上定まる検知範囲170´の大きさとしても、図8に示すような最適な大きさとならない場合がある。本実施形態に係る要旨は、このような検知範囲170´の変動に応じて、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる夫々のパターンの主走査幅を最適に設定することにある。
図9は、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる夫々のパターンの主走査幅を、検知範囲170´の変動に応じて最適に設定するために描画されるパターン(以降、「検知範囲認識用パターン」)500の例を示す図である。図9に示すように、本実施形態に係る検知範囲認識用パターン500においては、位置ずれ補正用マーク400と同様に、ドラム間隔補正用パターン412と同種のパターンであるパターンセット512が副走査方向に繰り返し描画される。
パターンセット512は、ドラム間隔補正用パターン412と同様に、副走査方向補正用パターン413と同様の水平パターン513及び主走査方向補正用パターン414と同様の斜線パターン514を含む。また、夫々のパターンセットは、ドラム間隔補正用パターン412と同様に、CMYKの各色、合計4つのパターンを含む。
そして、図9に示すように、副走査方向に繰り返し描画されるパターンセット512は、繰り返し毎に徐々に主走査方向の幅が変化し、本実施形態においては徐々に広くなるように描画される。このように、夫々のパターンセット512の主走査方向の幅が徐々に広くなることが、本実施形態に係る要旨の1つである。
図9の例においては、Aのパターンの主走査方向の幅が、検知範囲170´の主走査方向の幅よりも狭く、Bのパターンの主走査方向の幅が、検知範囲170´と略同一であり、Cのパターンの主走査方向の幅が、検知範囲170´よりも広い。尚、図9においては、A〜Cのパターンのみを表示しているが、以降も、パターンセット512の主走査方向の幅が、繰り返されるパターン毎に徐々に広くなるように描画されていても良い。
図10は、図9に示す状態、即ち、A、B、Cのパターンセット512が描画された場合において、検知範囲170´の幅がBのパターンセット512の主走査方向の幅と略同一である場合の、センサ170による検知信号の例を示す図である。図10に示すように、Aのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅よりも狭いため、検知信号のピークレベルは、最大値には届かない。
他方、Bのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅と略同一であるため、検知信号のピークレベルは、最大値に届く。そして、Cのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅よりも広く、検知範囲170´からはみ出す部分については検知信号に影響しないため、Cのパターンセット512の検知信号のピークレベルは、Bのパターンセット512の検知信号のピークレベルと同一である。
図10に示す態様の場合、Bのパターン幅であれば、検知信号のピークレベルが最大値に達すると共に、余分トナー消費もないため、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる各パターンの主走査方向の幅は、Bのパターン幅が最適である。Aのパターン幅の場合、主走査方向の幅が検知範囲170´の主走査方向の幅に満たないため、検知信号のピークレベルが最大値に満たず、パターンの検知エラーが発生する場合がある。
Cのパターン幅の場合、主走査方向の幅が検知範囲170´の主走査方向の幅よりも余分に広いため、検知信号のピークレベルは最大値に達しているが、パターンが検知範囲170´からはみ出している分、余分なトナーが消費されていることとなる。
図11は、図9に示す状態、即ち、A、B、Cのパターンセット512が描画された場合において、検知範囲170´の幅がCのパターンセット512の主走査方向の幅と略同一である場合の、センサ170による検知信号の例を示す図である。図11に示すように、Aのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅よりも狭いため、検知信号のピークレベルは、最大値には届かない。
また、図11の場合、検知範囲170´の幅は、図10よりも更に広くなっているため、Aのパターンセット512がセンサ素子170によって検知される場合の、検知範囲170´に対するパターンの大きさは、図10の場合よりも相対的に狭くなっている。そのため、Aパターンセット512がセンサ素子170によって検知される場合の検知信号のピークレベルは、図10の場合よりも更に低くなる。
Bのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅よりも狭いため、検知信号のピークレベルは、最大値に届かない。そして、Cのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅と略同一であるため、Cのパターンセット512の検知信号のピークレベルは、最大値に届く。
図11に示す態様の場合、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる各パターンの主走査方向の幅は、Cのパターン幅が最適である。A、Bのパターン幅の場合、主走査方向の幅が検知範囲170´の主走査方向の幅に満たないため、検知信号のピークレベルが最大値に満たず、パターンの検知エラーが発生する場合がある。
図12は、図9に示す状態、即ち、A、B、Cのパターンセット512が描画された場合において、検知範囲170´の幅がAのパターンセット512の主走査方向の幅と略同一である場合の、センサ170による検知信号の例を示す図である。図12に示すように、Aのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅と略同一であるため、検知信号のピークレベルは、最大値に届く。
他方、B、Cのパターンセット512の主走査方向の幅は、検知範囲170´の主走査方向の幅よりも広く、検知範囲170´からはみ出す部分については検知信号に影響しないため、B、Cのパターンセット512の検知信号のピークレベルは、Aのパターンセット512の検知信号のピークレベルと同一である。
図12に示す態様の場合、Aのパターン幅であれば、検知信号のピークレベルが最大値に達すると共に、余分トナー消費もないため、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる各パターンの主走査方向の幅は、Aのパターン幅が最適である。
B、Cのパターン幅の場合、主走査方向の幅が検知範囲170´の主走査方向の幅よりも余分に広いため、検知信号のピークレベルは最大値に達しているが、パターンが検知範囲170´からはみ出している分、余分なトナーが消費されていることとなる。
このように、本実施形態に係る光書き込み装置制御部120においては、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる各パターンの主走査方向の幅を決定するため、図9に示すように、夫々のセット毎に主走査方向の幅が徐々に広くなるように、パターンセット512を副走査方向に繰り返し描画する。そして、夫々のパターンセット512の検知信号のピークレベルを参照し、主走査方向の幅に応じたピークレベルの変化が飽和した時点のパターン幅を、位置ずれ補正用マーク400´に含まれる各パターンの主走査方向の幅として決定する。
尚、このような検知範囲認識用パターン500に基づいた検知範囲170´の主走査方向の幅に応じたパターン幅の設定を行うためには、検知範囲認識用パターン500に含まれる各パターンの主走査方向の中心と、検知範囲170´の主走査方向の中心とが一致している必要がある。そのため、図9に示すような検知範囲認識用パターン500に基づいたパターン幅の設定を行う場合、図6において説明した位置ずれ補正用マーク400を用いて位置ずれ補正が行われた後であることが好ましい。
次に、本実施形態に係る検知範囲認識用パターン500に基づいたパターン幅の設定動作について図13のフローチャートを参照して説明する。上述したように、検知範囲認識用パターン500に基づいた検知範囲170´の主走査方向の幅に応じたパターン幅の設定を行う際、光書き込み装置制御部120は、まず位置ずれ補正動作を実行する(S1301)。
S1301における位置ずれ補正動作は、図6において説明したような、検知範囲170´の主走査方向の幅に対して、十分なマージンを有するパターンによって構成される位置ずれ補正用マーク400の描画によって実行されることが好ましい。その後、検知範囲認識用パターン500に基づいたパターン幅の設定動作が開始され、発光制御部121が、検知範囲認識用パターン500の描画を開始する(S1302)。
発光制御部121によって検知範囲認識用パターン500の描画が開始されると、それに応じて、センサ制御部123が、パターン検知センサ117の検知信号によるパターンの検知を開始する(S1303)。これにより、補正値算出部124は、図10〜図12において説明したような検知信号のピークレベルに応じた値を示す検知結果の情報を取得する。
検知結果の情報の取得が開始されると、補正値算出部124は、夫々のパターンセット512毎にピークレベルを参照する(S1304)。S1304において、補正値算出部124は、夫々のパターンセット512毎のピークレベルの値の平均値を参照する。尚、これは一例であり、中央値、最少値、最大値等、夫々のパターンセット512毎のピークレベルとして特徴的な値であれば、他の態様も可能である。
補正値算出部124は、順次取得されるパターンセット毎のピークレベルの値を順番に参照し、1つ前に参照したパターンセット512のピークレベルと比較することにより(S1305)、ピークレベルの飽和を判断する。S1305の処理は、比較する2つのピークレベルの差分値を算出し、その差分値が所定の閾値よりも小さい場合に、ピークレベルが飽和していると判断する。
S1305の処理は、図10〜図12において説明したような、ピークレベルが最大値に達しているか否かを判断するための処理である。図10の例の場合、BのパターンセットとCのパターンセットとでピークレベルが比較された場合に、ピークレベルが飽和していると判断される。
図11の例の場合、Cのパターンセットと、Cよりも更に主走査方向の幅の広い次のパターンセットとでピークレベルが比較された場合に、ピークレベルが飽和していると判断される。また、図12の例の場合、AのパターンセットとBのパターンセットとでピークレベルが比較された場合に、ピークレベルが飽和していると判断される。
S1305の処理の結果、ピークレベルが飽和していない場合(S1305/NO)、即ち、算出された差分値が所定の閾値以上である場合、補正値算出部124は、新たに取得された検知結果についてS1304からの処理を繰り返す。他方、ピークレベルが飽和している場合(S1305/YES)、即ち、算出された差分値が所定の閾値よりも小さい場合、補正値算出部124は、ピークレベルが比較された2つのパターンセットのうち、主走査幅の狭いパターンの主走査方向の幅を、検知範囲170´の主走査方向に幅に応じた最適なパターン幅として設定し(S1307)、処理を終了する。このような処理により、本実施形態に係るパターン幅の設定動作が完了する。
このような処理によって、図6の位置ずれ補正用マーク400による位置ずれ補正と、検知範囲170´の主走査方向の幅に応じたパターン幅の設定が完了した後であれば、図8に示すような、検知範囲170´の主走査方向の幅に応じた幅のパターンによって構成されている位置ずれ補正用マーク400´が描画される際、夫々のパターンの主走査方向の中心と検知範囲170´の主走査方向の中心とが位置合わせされ、且つ夫々のパターンの主走査方向の幅が検知範囲170´の主走査方向の幅に応じた幅で描画される。その結果、位置ずれ補正用マーク400´を用いた位置ずれ補正が好適に実行される。
以上説明したように、本実施形態に係る光書き込み装置111によれば、繰り返し描画され、繰り返し毎に徐々に主走査方向の幅が広くなるパターンセット512の検知信号のピークレベルが飽和した際のパターンの主走査方向の幅に基づいて、検知範囲170´の主走査方向の幅を判断して、位置ずれ補正用マーク400´を構成する各パターンの主走査方向の幅を決定するため、画像形成装置において画像が描画される位置を補正するための補正用パターンの大きさを、補正用パターンを検知するセンサの検知範囲の変動に対応させることが可能となる。
尚、上記実施形態においては、図9において説明したように、パターンセット512が、水平パターン513及び斜線パターン514によって構成される場合を例として説明した。しかしながらこれは一例であり、例えば、図6において説明したような全体位置補正用パターン411を含む、位置ずれ補正用マーク400と同一の構成のパターンを用いても良い。
このような場合においても、繰り返し描画されるドラム間隔補正用パターン412の描画に際して、繰り返し毎に徐々に主走査方向の幅が広くなるように描画すれば、上述したパターンセット512と同様の構成となり、同一の効果を得ることが可能である。これにより、繰り返し描画されるドラム間隔補正用パターン412夫々の主走査方向の幅をパラメータ設定により変更可能な構成となっていれば、パターンを描画するための情報として、位置ずれ補正用マーク400と同一の情報を用いることが可能であり、検知範囲認識用パターン500を描画するための情報を別途設ける必要がなく、必要な記憶容量を削減することが可能となる。
また、上記実施形態においては、検知範囲認識用パターン500を構成する夫々のパターンセット512が、水平パターン513及び斜線パターン514を含む場合を例として説明した。しかしながら、検知範囲170´の主走査方向幅に応じたパターン幅の設定において必要なのは、図13において説明したように、夫々のパターンセット毎のピークレベルである。従って、図14に示すように、パターンセット512が、水平パターンのみで構成される態様であっても、同様の効果を得ることが可能である。
また、上記実施形態においては、夫々のパターンセット512が、CMYK各色のパターンを含む場合を例として説明した。このような態様により、各色の検知結果を加味することが可能となり、より高精度なパターンの幅の設定を行うことが可能となる。しかしながら、本実施形態に係る要旨は、検知範囲170´の主走査方向の幅を認識することであり、その目的においては、色毎の変化は関係ない。従って、CMYKいずれか1色のみの水平パターンを繰り返し描画し、その繰り返しに際して徐々に主走査方向の幅が広くなるように描画しても良い。
このような態様においては、図6において説明した全体位置補正用パターン411を、図6に示すような2つだけでなく、3つ以上繰り返し描画するようにし、その繰り返し毎に主走査方向の幅が徐々に広くなっていくように描画しても良い。これにより、図6に示すパターンに多くの機能を持たせることができ、様々なパターンについての情報を光書き込み装置制御部120に記憶させておく必要がなくなる。
また、上記実施形態においては、図13のS1305、S1306において説明したように、ピークレベルが飽和した時点のパターンの主走査方向の幅を最適なパターン幅として設定する場合を例として説明した。しかしながら、パターンの正確な検知においては、ピークレベルの飽和は必ずしも必要ではなく、ピークを適正に検知可能であれば良い。
従って、ピークレベルの飽和を判断するのではなく、ピークを適正に検知可能であることを判断するための閾値と、S1304において参照したピークレベルとを比較し、ピークレベルが閾値を超えていれば、そのピークレベルに対応するパターンセットの主走査方向の幅を最適なパターン幅として設定しても良い。
このような場合において、センサ素子117の検知信号の信号強度は、パターン幅が同一であっても、CMYK各色によって異なる場合がある。例えば、図9に示すパターンにおいて、色の濃いKのパターンは、Aのパターン幅で十分であっても、色の薄いYのパターンはBのパターン幅が必要な場合がある。
従って、ピークレベルの飽和ではなく、所定の閾値とピークレベルとの比較によって最適なパターン幅を判断する場合、図13のS1304において説明したように、夫々のパターンセット512毎に平均した値や選択した値を用いるのではなく、夫々の色毎にピークレベルと閾値との判断を行い、夫々の色毎に最適なパターン幅を設定することが好ましい。これにより、パターンの検知エラーを回避しつつ、Kのような濃い色のパターンは、より狭いパターンで描画することとなり、よりトナー消費量の低減効果を高めることができる。
尚、図13に示すような、パターン幅の設定動作は、装置制御の効率化の観点において、あまり頻繁に実行されるべきではなく、然るべきタイミングにおいて実行されることが好ましい。図15は、パターン幅の設定動作を実行するタイミングと、そのタイミングを検知するための判断基準と、そのタイミングを採用する理由を示す図である。
図15に示すように、「組み付け状態変化時」は、画像形成装置1を構成する各部の組み付け状態に変化が生じ、その結果検知範囲170´が変動した可能性があるため、パターン幅の設定動作を実行する場合である。「組み付け状態変化時」であることを判断するための要因としては、感光体ドラム109を含む感光体ユニットの交換の検知や、搬送ベルト105を含む中間転写ユニットの交換の検知、並びに、その他の環境変化の検知等を用いることができる。このような検知は、プリントエンジン26において各部を制御するCPU10によって実現される。
「不具合発生時」は、パターン検知センサ117によるパターンの照射や、その反射光の受光が適正に行われていらず、パターン幅が最適でない可能性があるため、パターン幅の設定動作を実行する場合である。「不具合発生時」であることを判断するための要因としては、パターン検知センサ117の光量調整動作の失敗や、図8において説明した位置ずれ補正用マーク400´による位置ずれ補正動作の失敗、並びに、濃度調整用のパターンを用いた濃度調整動作の失敗が検知されたことを用いることができる。このような検知は、夫々の補正動作を実行する主体、即ち、図5において説明した補正値算出部124によって実現される。
「定期」は、装置各部の経時変化により、本体各部の組み付け状態や、パターン検知センサ117の状態に変化が生じ、パターン幅が最適でない可能性があるため、パターン幅の設定動作を実行する場合である。「定期」を判断するための要因としては、印刷したページ数のカウント値が閾値に達した場合や、パターンの幅の設定動作を最後に実行してからの経過期間が所定の閾値に達した場合等を用いることが出来る。このような検知は、印刷枚数のカウントであれば、図2において説明した主制御部30、最後にパターン幅の設定動作を実行してからの経過期間であれば、図5において説明した補正値算出部124によって実現される。
このような態様は、図15において説明したようなテーブルに相当する情報を、光書き込み装置制御部120に設けられた記憶媒体に格納しておき、夫々の検知要因に基づいてパターン幅の設定動作の実行要否を判断することによって実現可能である。
また、上記実施形態においては、図13において説明した最適なパターン幅の設定動作のために、図9において説明したような、パターンセットの繰り返し毎に主走査方向の幅が徐々に広くなっていくパターンを描画する場合を例として説明した。しかしながら、図6において説明した位置ずれ補正用マーク400に含まれるドラム間隔補正用パターン412を、図9において説明したような、繰り返し毎に主走査方向の幅が徐々に広くなっていくパターンとし、いずれ補正動作において、常にそのようなパターンを用いるようにしても良い。
この場合、図8において説明したように、夫々のパターンの主走査幅を検知範囲170´の主走査幅とする場合よりも、トナー消費量の低減効果は低くなるが、図6に示すパターンを描画する場合よりもトナー消費量は低減される。そして、徐々にパターンの主走査幅が広くなっていくため、描画されるパターンの主走査方向の位置がずれていたとしても、繰り返し描画されるパターン毎に検知範囲170´の主走査幅に対するマージンが徐々に広くなっていく。
その結果、マージンの量が主走査方向の位置ずれ量を上回った段階で、パターンが好適に検知される。従って、位置ずれ補正動作がエラーで終了することを回避することができ、トナー消費量と位置ずれ補正動作の成功率とのバランスをとることができる。
また、通常は図8において説明した、検知範囲170´の主走査幅に応じたパターン幅の位置ずれ補正用マーク400´を用いて位置ずれ補正動作を行い、図15において説明したような各種の要因が検知された場合には、ドラム間隔補正用パターン412が、図9において説明したように、繰り返し毎に主走査方向の幅が徐々に広くなっていく位置ずれ補正用マーク400を用いて位置ずれ補正動作を行うようにしても良い。これにより、非常時であっても、位置ずれ補正動作を完了しつつ、パターン幅の再設定を行うことが可能となる。
また、上記実施形態においては、図9において説明したように、パターンセット512の主走査方向の幅が、繰り返し描画される毎に徐々に広くなっていく場合を例として説明した。しかしながら、これは一例であり、図6に示すような幅広のパターンから徐々に狭くなって行く態様を用いることも可能である。
徐々に狭くなるパターンの場合、パターンの検知を開始した当初は検知信号のピークレベルが飽和した状態であり、パターンの主走査方向幅が狭くなって、主走査方向の幅が検知範囲170´の主走査方向の幅よりも狭くなったパターンの検知信号から、ピークレベルが下がり始める。従って、ピークレベルが下がり始めたパターンよりも1段階幅の広いパターンの主走査方向幅に基づき、検知範囲170´の主走査方向幅を判断することが可能である。
パターンの検知方法として、予め所定の検知期間を設定することなく、パターンが検知される都度、即ち、検知信号が、パターン検知のために検知信号に対して設定される閾値を超える度に、その検知結果を記録する方法がある。この場合、検知されたパターンがどのパターンであるかを判断できないため、パターンが順番に検知されることを前提として、その後の処理が行われる。即ち、パターンが順番に検知されなかった場合、その後の処理を適正に行うことが出来ない。
これに対して、図6に示すような幅広のパターンであれば、パターンの検知に失敗する可能性が低いため、上述したような、パターンが検知される都度、その検知結果を記録する方法を用いることが容易である。
また、上記実施形態においては、線状光源としてLED素子131が主走査方向に配列されたLEDA130を例として説明した。しかしながら、本実施形態に係る要旨は、線状光源を制御する場合に共通するものであり、光源の種類はLED素子に限定されるものではない。光源の種類としては、LED素子の他、有機EL(Electro−Luminescence)素子や、LD(Laser Diode)等を用いることが可能である。
1 画像形成装置
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 エンジン
14 HDD
15 I/F
16 LCD
17 操作部
18 バス
20 コントローラ
21 ADF
22 スキャナユニット
23 排紙トレイ
24 ディスプレイパネル
25 給紙テーブル
26 プリントエンジン
27 排紙トレイ
28 ネットワークI/F
30 主制御部
31 エンジン制御部
32 入出力制御部
33 画像処理部
34 操作表示制御部
101 給紙トレイ
102 給紙ローラ
103 レジストローラ
104 用紙
105 搬送ベルト
106K、106C、106M、106Y 画像形成部
107 駆動ローラ
108 従動ローラ
109K、109C、109M、109Y 感光体ドラム
110K 帯電器
111光書き込み装置
112K、112C、112M、112Y 現像器
113K、113C、113M、113Y 除電器
115K、115C、115M、115Y 転写器
116 定着器
117 パターン検知センサ
120 光書き込み装置制御部
121 発光制御部
122 カウント部
123 センサ制御部
124 補正値算出部
125 基準値記憶部
126 補正値記憶部
130、130K、130C、130M、130Y LEDA
170 センサ素子
特開2009−069767号公報

Claims (9)

  1. 感光体を露光する光源を制御して感光体上に静電潜像を形成させる光書き込み制御装置であって、
    異なる色毎に設けられた複数の光源を、画像形成出力するべき画像を構成する画素の情報に基づいて夫々発光制御し、異なる色毎に設けられた複数の前記感光体を露光させる発光制御部と、
    前記感光体上に形成された静電潜像が現像された画像が転写されて搬送される搬送経路において前記画像を検知するセンサの検知信号を取得する検知信号取得部と、
    前記複数の感光体上に夫々形成された静電潜像が現像された異なる色の顕色剤画像が重ね合わせられる重ね合わせ位置を夫々補正するための補正用パターンが前記センサによって検知された検知信号に基づき、前記重ね合わせ位置を補正するための補正値を算出する補正値算出部とを含み、
    前記発光制御部は、所定のパターンが副走査方向に繰り返し描画され、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が変化する段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々発光制御し、
    前記補正値算出部は、前記段階的パターンが前記センサによって検知された検知信号の強度に基づいて、前記補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする光書き込み制御装置。
  2. 前記発光制御部は、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が広くなる前記段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々発光制御し、
    前記補正値算出部は、前記段階的パターンにおいて繰り返し描画される前記所定のパターン夫々の検知信号の強度が最大値に達した際の前記所定のパターンの主走査方向の幅に基づいて前記補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする請求項1に記載の光書き込み制御装置。
  3. 前記発光制御部は、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が広くなる前記段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々発光制御し、
    前記補正値算出部は、前記段階的パターンにおいて繰り返し描画される前記所定のパターン夫々の検知信号の強度が所定の閾値を超えた際の前記所定のパターンの主走査方向の幅に基づいて前記補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする請求項1に記載の光書き込み制御装置。
  4. 前記補正値算出部は、異なる色毎の前記段階的パターンの検知信号の強度に基づいて、前記補正用パターンの主走査方向の幅を異なる色毎に夫々決定することを特徴とする請求項3に記載の光書き込み制御装置。
  5. 前記発光制御部は、前記補正用パターンにおいて繰り返し描画されるパターンの主走査方向の幅が、繰り返し描画される毎に変化するように前記複数の光源を発光制御することにより、前記補正用パターンを前記段階的パターンとして形成することを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の光書き込み制御装置。
  6. 前記補正用パターンは、前記感光体上に形成された静電潜像が現像されて転写される際の転写位置を補正するための全体位置補正用パターンを含み、
    前記発光制御部は、前記全体位置補正用パターンにおいて繰り返し描画されるパターンの主走査方向の幅が、繰り返し描画される毎に変化するように前記複数の光源を発光制御することにより、前記全体位置補正用パターンを前記段階的パターンとして形成することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の光書き込み制御装置。
  7. 前記発光制御部は、前記補正値算出部によって算出された前記補正値によって前記重ね合わせ位置が補正された状態で前記段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々制御することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の光書き込み制御装置。
  8. 請求項1乃至7いずれか1項に記載の光書き込み制御装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
  9. 感光体を露光する光源を制御して感光体上に静電潜像を形成させる光書き込み装置の制御方法であって、
    異なる色毎に設けられた複数の光源を、画像形成出力するべき画像を構成する画素の情報に基づいて夫々発光制御し、異なる色毎に設けられた複数の前記感光体を露光し、
    前記感光体上に形成された静電潜像が現像された画像が転写されて搬送される搬送経路において前記画像を検知するセンサの検知信号を取得し、
    前記複数の感光体上に夫々形成された静電潜像が現像された異なる色の顕色剤画像が重ね合わせられる重ね合わせ位置を夫々補正するための補正用パターンが前記センサによって検知された検知信号に基づき、前記重ね合わせ位置を補正するための補正値を算出し、
    所定のパターンが副走査方向に繰り返し描画され、繰り返し描画される毎に主走査方向の幅が変化する段階的パターンが形成されるように前記複数の光源を夫々発光制御し、
    前記段階的パターンが前記センサによって検知された検知信号の強度に基づいて、前記補正用パターンの主走査方向の幅を決定することを特徴とする光書き込み装置の制御方法。
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