JP5884437B2 - 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法 - Google Patents

光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法に関し、特に、電流量を考慮した光源の制御に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる画像形成装置においては、電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光することにより静電潜像を形成し、トナー等の顕色剤を用いてその静電潜像を現像してトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写することによって紙出力を行う。
電子写真方式の画像形成装置において、感光体を露光する光書込み装置にはLD(Laser Diode)ラスター光学系方式とLED(Light Emitting Diode)書込み方式とがある。LED書込み方式の場合、一主走査ラインの各画素に対応したLED素子が配列されたLEDA(LED Array)ヘッドを含む。
電子写真方式の光書き込み装置においては、1つの印刷ジョブが終了する毎に、次の印刷ジョブをスタートする際の感光体の帯電状態を同一にしてトナー付着量のばらつきを抑え、画質を維持するための除電処理が行われている(例えば、特許文献1参照)。
従来、光書き込み装置は上述したLDラスター光学系を用いたものが主であった。LDラスター光学系の場合、除電のための全面露光をするためにはLD光源を点灯し続ければ良く、最大電流量は特に変わらない。これに対して、上記LED書込み方式を用いる場合、全面露光のためにはLEDAヘッドに含まれる全LED素子を発光させる必要がある。
LEDヘッドによる書込みに際しては、光量の総量規制がされており、通常の書込み制御において一主走査ライン上の全LED素子が点灯することはないように制御される。従って、通常の書込み制御のために要する電流は、LEDヘッドに含まれる全LED素子を発光させる場合に流れる電流よりも低いが、上記除電処理を可能とするためには全LED素子を発光させるため、通常の書込み制御において必要のない電流量に対応した電源ユニットや回路が必要となり、装置コストが高くなると共に、装置構成が非効率的となる。
尚、上述したような問題は、LEDヘッドに限らず複数の光源素子によって構成される光源素子アレイによって感光体を露光する光書き込み装置であれば、同様に課題となり得る。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、複数の光源素子によって構成される光源素子アレイによって感光体を露光する光書き込み装置において、除電処理のために要する最大電流量を低減することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、複数の光源素子が配列された光源を複数供え、前記複数の光源によって複数の感光体上に夫々静電潜像を形成する光書込み装置であって、前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得する画像情報取得部と、前記取得された画像情報に基づいて生成された画素の情報に基づいて前記光源を発光制御すると共に、前記光源を制御して前記感光体を露光することにより前記感光体上の電荷を除去する除電処理を行う光源制御部とを含み、前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源を点灯制御可能な期間を分割し、前記複数の光源を前記分割された夫々の期間のいずれかで点灯させることにより、常に前記複数の光源のうち少なくとも1つを非点灯とすることを特徴とする。
本発明によれば、複数の光源素子によって構成される光源素子アレイによって感光体を露光する光書き込み装置において、除電処理のために要する最大電流量を低減することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジンの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光書込み装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る光書込み装置の制御部を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るLEDAの発光タイミングを示すタイミングチャートである。 本発明の実施形態に係るLEDAにおけるLED素子の配置を示す図である。 本発明の実施形態に係るLEDAにおけるLED素子の発光態様を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る除電処理における各LEDAの発光タイミングを示すタイミングチャートである。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成装置としての複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を例として説明する。尚、画像形成装置は複合機でなくとも良く、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等であっても良い。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成に加えて、画像形成を実行するエンジンを有する。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、エンジン13、HDD(Hard Disk Drive)14及びI/F15がバス18を介して接続されている。また、I/F15にはLCD(Liquid Crystal Display)16及び操作部17が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM11は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。エンジン13は、画像形成装置1において実際に画像形成を実行する機構である。
HDD14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F15は、バス18と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD16は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部17は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM12やHDD14若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM11に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ20、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)21、スキャナユニット22、排紙トレイ23、ディスプレイパネル24、給紙テーブル25、プリントエンジン26、排紙トレイ27及びネットワークI/F28を有する。
また、コントローラ20は、主制御部30、エンジン制御部31、入出力制御部32、画像処理部33及び操作表示制御部34を有する。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット22、プリントエンジン26を有する複合機として構成されている。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル24は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F28は、画像形成装置1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ20は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM12や不揮発性メモリ並びにHDD14や光学ディスク等の不揮発性記録媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM11等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ20が構成される。コントローラ20は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部30は、コントローラ20に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ20の各部に命令を与える。エンジン制御部31は、プリントエンジン26やスキャナユニット22等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部32は、ネットワークI/F28を介して入力される信号や命令を主制御部30に入力する。また、主制御部30は、入出力制御部32を制御し、ネットワークI/F28を介して他の機器にアクセスする。
画像処理部33は、主制御部30の制御に従い、入力された印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン26が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報であり、出力するべき画像を構成する画素の情報、即ち画素情報である。また、印刷ジョブに含まれる印刷情報とは、PC等の情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって画像形成装置1が認識可能な形式に変換された画像情報である。操作表示制御部34は、ディスプレイパネル24に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル24を介して入力された情報を主制御部30に通知する。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部32がネットワークI/F28を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部32は、受信した印刷ジョブを主制御部30に転送する。主制御部30は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部33を制御して、印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部33によって描画情報が生成されると、エンジン制御部31は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル25から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン26が画像形成部として機能する。プリントエンジン26によって画像形成が施された用紙は排紙トレイ27に排紙される。
次に、本実施形態に係るプリントエンジン26の構成について、図3を参照して説明する。図3に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン26は、無端状移動手段である搬送ベルト105に沿って各色の画像形成部106が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ101から給紙ローラ102と分離ローラ103とにより分離給紙される用紙(記録媒体の一例)104に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト105に沿って、この搬送ベルト105の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)106BK、106M、106C、106Yが配列されている。
これら複数の画像形成部106BK、106M、106C、106Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部106BKはブラックの画像を、画像形成部106Mはマゼンタの画像を、画像形成部106Cはシアンの画像を、画像形成部106Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、画像形成部106BKについて具体的に説明するが、他の画像形成部106M、106C、106Yは画像形成部106BKと同様であるので、その画像形成部106M、106C、106Yの各構成要素については、画像形成部106BKの各構成要素に付したBKに替えて、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト105は、回転駆動される駆動ローラ107と従動ローラ108とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ107と、従動ローラ108とが、無端状移動手段である搬送ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト105に対して、最初の画像形成部106BKが、ブラックのトナー画像を転写する。画像形成部106BKは、感光体としての感光体ドラム109BK、この感光体ドラム109BKの周囲に配置された帯電器110BK、光書込み装置200、現像器112BK、感光体クリーナ113BK等から構成されている。光書込み装置200は、夫々の感光体ドラム109BK、109M、109C、109Y(以降、総じて「感光体ドラム109」という)に対して光を照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム109BKの外周面は、暗中にて帯電器110BKにより一様に帯電された後、光書込み装置200からのブラック画像に対応した光源からの光により書込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器112BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム109BK上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム109BKと搬送ベルト105とが当接若しくは最も接近する位置(転写位置)で、転写器115BKの働きにより搬送ベルト105上に転写される。この転写により、搬送ベルト105上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム109BKは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナ113BKにより払拭された後、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部106BKにより搬送ベルト105上に転写されたブラックのトナー画像は、搬送ベルト105のローラ駆動により次の画像形成部106Mに搬送される。画像形成部106Mでは、画像形成部106BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト105上に転写されたブラック、マゼンタのトナー画像は、さらに次の画像形成部106C、106Yに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム109C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム109Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成される。
給紙トレイ101に収納された用紙104は最も上のものから順に送り出され、その搬送経路が搬送ベルト105と接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト105上に形成された中間転写画像がその紙面上に転写される。これにより、用紙104の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された用紙104は更に搬送され、定着器116にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
次に、本実施形態に係る光書込み装置120について説明する。図4は、本実施形態に係る光書込み装置120と感光体ドラム109との配置関係を示す図である。図4に示すように、各色の感光体ドラム109BK、109M、109C、109Y夫々に照射される照射光は、光源であるLEDA(LED Array)130BK、130M、130C、130Y(以降、総じてLEDA130とする)から照射される。
LEDA130は、発光素子であるLEDが、感光体ドラム109の主走査方向に並べられて構成されている。光書込み装置120に含まれる制御部は、主走査方向に並べられている夫々のLEDの点灯/消灯状態を、コントローラ20から入力された描画情報に基づいて主走査ライン毎に制御することにより、感光体ドラム109の表面を選択的に露光し、静電潜像を形成する。尚、本実施形態においては、光源としてLEDを用いる場合を例として説明するが、LED光源に限らず、光源素子が主走査方向に配列された光源素子アレイであれば、本実施形態を同様に適用可能である。
本実施形態に係る光書き込み装置120は、上述したような画像形成出力のための光書き込みに加えて、感光体ドラム109の除電のための露光も行う。この除電のための露光についての制御が本実施形態に係る要旨である。
次に、本実施形態に係る光書き込み装置120の制御ブロックについて、図5を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る光書き込み装置120を制御する光書き込み装置制御部121の機能構成及びLEDA130との接続関係を示す図である。図5に示すように、本実施形態に係る光書き込み装置制御部121は、画像情報取得部122、発光制御部123及び除電制御部124を含む。
尚、本実施形態に係る光書き込み装置120は、図1において説明したようなCPU10、RAM11、ROM12及びHDD14等の情報処理機構を含み、図5に示すような光書込み装置制御部121は、画像形成装置1のコントローラ20と同様に、ROM12若しくはHDD14に記憶されている制御プログラムがRAM11にロードされ、CPU10の制御に従って動作することにより構成されるソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって構成される。
画像情報取得部122は、コントローラ20から入力される画像情報を取得し、各書の処理を行うことにより画像形成出力対象の画像を構成する画素情報を生成して発光制御部123に入力する。画像情報取得部122が行う処理は、例えば光書き込み装置120の特性に応じた色処理や、画像の濃度を調整する処理である。
発光制御部123は、画像情報取得部122から入力される画像情報に基づき、副走査方向の同期を検知する水平同期検知信号に応じてLEDA130の発光を制御する光源制御部である。発光制御部123は、上記水平同期検知信号に応じて、1ライン毎にLEDA130の点灯/消灯を制御する、また、本実施形態に係る発光制御部123は、1ライン分のLED素子を全て一度に点灯制御するのではなく、1ライン分のLED素子を複数のグループに分けたグループ毎に、水平同期検知信号の周期を複数に分割した分割周期に応じて点灯制御する。
図6は、本実施形態に係る点灯制御の態様を示すタイミングチャートである。上述したように、本実施形態に係る発光制御部123は、水平同期信号に応じて1ライン分のLED素子を発光精すると共に、1ライン分のLED素子を複数のグループに分けたグループ毎に、分割周期に応じてLED素子を点灯制御する。
図6の画像転送信号の立ち上がりに示すように、本実施形態に係る画像情報取得部122は、水平同期信号の周期を8等分した画像転送周期に応じて、発光制御部123に画像転送を行う。この画像転送信号の1つの立ち上がり期間が、夫々のグループに含まれるLED素子の点灯/消灯を制御するための画像信号の転送期間である。
発光制御部123は、1の画像転送信号の立ち上がり期間が完了した後、次の画像転送信号の立ち上がり期間が完了するまでの間に、STRB信号の立ち上がりによって画像信号が転送されたグループのLED素子を発光制御する。このような処理により、水平同期信号の周期毎に8回の発光制御が実行される。
発光制御部123は、夫々のLEDA130毎にタイミングが設定されたSTRB信号の立ち上がりによって発光制御を行う。夫々のLEDA130毎のSTRB信号の立ち上がりは、各色のトナー像が搬送ベルト105上にずれることなく転写されるようにタイミング調整されている。また、夫々のLEDA130毎のSTRB信号のタイミングは、所定期間毎に実行される位置合わせ処理によって調整される。
上記位置合わせ処理とは、通常の画像形成処理と同様に搬送ベルト105上に形成された位置合わせ用のパターンを読み取り、各色のパターンの間隔が所定の間隔となるようにSTRB信号の立ち上がりタイミングを調整する処理である。
図7は、本実施形態に係るLEDA130を模式的に示す図であり、LEDA130に含まれるLED素子の配置を示す図である。図7に示すように、本実施形態に係るLEDA130においては、複数のLED素子131が主走査方向、即ち、図7における左右方向に配列されている。また、複数のLED素子131は、副走査方向に徐々にずらされ、8個毎に元の位置に戻るように配置されている。このような配置により、図6において説明したような点灯タイミングに対応している。
図8(a)、(b)は、LEDA130に含まれるLED素子131の点灯態様を示す図であり、黒で塗りつぶされたLED素子131が発光制御対象であることを示している。図8(a)は、図6のタイミング6aにおける点灯態様を示す図である。図8(a)に示すように、図6のタイミング6a、即ち、水平同期信号の周期を8等分した分割周期の最初の周期においては、8個ずつずらして配置されたLED素子131のうち、一端に配置されたLED素子131が点灯制御される。
図8(b)は、図6のタイミング6bにおける店頭態様を示す図である。図8(b)に示すように、図6のタイミング6b、即ち、分割周期の2番目の周期においては、最初の周期において店頭制御されるLED素子の隣に配置されたLED素子131が点灯制御される。このような制御及びLED素子131の配置関係により、図6に示すような時間差の点灯制御であっても、副走査方向にずれることなく画像が形成される。
尚、図8(a)、(b)において示されているのは、点灯制御対象のLED素子であり、黒で塗りつぶされたLED素子が必ず点灯されるわけではない。即ち、出力対象の画像に応じて、点灯制御対象となるLED素子131の画素が有色画素の場合のみ点灯される。また、本実施形態に係る光書き込み装置120は光量の総量規制がされており、図6の6a、6bによって示す夫々の点灯タイミングにおいて、点灯制御対象の全てのLED素子131が点灯されることが無いように制御される。
上述した光量の総量規制は、例えば、図8(a)、(b)に示すような8個毎のLED素子131が全て点灯することのないように、画像情報取得部122が画像情報を処理することによって実現される。
除電制御部124は、光書き込み装置120が、上述した感光体ドラム109の除電のための露光(以降、除電処理とする)を行う際の制御を行う。除電制御部124は、除電処理において、画像情報取得部122の代わりに発光制御部123に対して画像情報に相当する情報、即ち、LEDA130を発光させるための情報を供給する。また、除電制御部124は、除電処理における発光制御部123の動作設定値を記憶しており、除電処理に際して発光制御部123の動作設定を行う。
このような構成において、本実施形態に係る要旨は、上述した除電処理における発光制御部123の動作設定にある。以下、本実施形態に係る除電処理について説明する。図9は、本実施形態に係る画像形成装置1の動作を示すフローチャートである。図9に示すように、画像形成装置1が印刷ジョブを受け付けると(S901)、コントローラ20の制御によってプリントエンジン26が印刷ジョブの実行を開始する。
プリントエンジン26においては、光書き込み装置制御部121の発光制御部123が、図6において説明したような通常の発光タイミングを設定し(S902)、入力される画像情報に従ってLEDA130を発光制御することにより、印刷ジョブが実行される(S903)。
一の印刷ジョブが完了すると、除電制御部124が、除電処理のための発光タイミングを設定する(S904)。その後、発光制御部123が除電処理を実行し(S905)、通常の発光タイミングに設定を戻して(S906)、処理を終了する。S904において設定される除電用の発光タイミングについて、図10を参照して説明する。
上述したように、通常の画像形成出力においては、各色の感光体ドラム109上に形成されたトナー像が、搬送ベルト105上に転写された際にぴったり重なるように、STRB信号のタイミングが調整されていた。これに対して、除電処理においては、トナー像の現像や転写は行われず、各色の感光体ドラムに対する露光位置と転写位置との位置合わせは不要である。従って、上述したような通常の画像形成出力におけるSTRB信号のタイミング調整は不要である。
他方、除電処理においては、感光体109の全面を露光する必要がある。そのため、発光制御部123は、除電処理においては上述したような光量の総量規制を行わず、図8(a)、(b)に示すような各タイミングにおいて発光制御対象となる全てのLED素子を発光させる。
このように光量の総量規制が行われない状態において、複数の感光体ドラム109に対応する各LEDA130を同時に発光させると、その瞬間に必要となる電流量が膨大なものとなり、それに対応可能な電源ユニットが必要となる。本実施形態においては、そのような課題に対応するため、除電処理において夫々の感光体ドラムに対応するLEDA130の発光タイミングをずらすことを特中としている。
図10は、本実施形態に係る除電処理における各LEDA130の発光タイミングを示すタイミングチャートである。図6において説明した通常の画像形成出力における発光タイミングと同様、除電処理においても、水平同期信号の周期を8等分した分割周期毎に点灯制御が実行される。除電処理において用いられる画像信号は、全LED素子131が点灯することを示す信号であり、除電制御部124から発光制御部123に供給される。
図10に示すように、1の分割周期に対応する点灯タイミングは、画像信号の転送が完了したタイミングtの後、次の画像信号の転送が完了するタイミングtまでの間Tである。換言すると、図10に示す期間Tが、入力された画素情報について点灯制御可能な期間である。除電処理において、発光制御部123は、図10に示す期間T1を4等分した夫々の期間毎に立ちあがるSTRB信号1〜4を生成し、LEDA130Y、130C、130M、130BKを点灯させる。このような点灯制御のタイミングは、除電制御部124によって設定される。
このような点灯制御を感光体ドラム109の1回転分繰り返すことにより、感光体ドラム109の全面が露光され、残留している電荷の除電が完了する。このような点灯制御の結果、異なるLEDA130が同時に点灯することはないため、複数のLEDA130が同時に全点灯する場合のような大きな電流が流れることがない。そのため、大電流に対応した電源ユニットを用意する必要がなく、安価な部品で装置を構成することが可能となる。
尚、上述したように、除電処理においては、上述したような通常の画像形成出力におけるSTRB信号のタイミング調整は不要であるが、仮に通常の画像形成出力のようにSTRB信号のタイミングが調整された状態で制御を行った場合、図10に示すような各色のLEDA130のSTRB信号のタイミングが、調整量に応じてずれてしまうため、複数のLEDA130が同時に点灯制御されてしまうことになる。従って、除電処理においては、通常の画像形成出力における各色のトナー像の位置合わせのためのタイミング調整を無視して点灯制御を行う必要がある。
以上説明したように、本実施形態に係る光書き込み装置120においては、感光体ドラム109を除電するための除電処理における露光において、4つのLEDA130が同時に点灯制御されないように、1回の点灯制御期間を4等分した夫々の期間毎に、1つずつLEDA130を点灯制御する。そのため、複数の光源素子によって構成される光源素子アレイによって感光体を露光する光書き込み装置において、除電処理のために要する最大電流量を低減することができる。
尚、上記実施形態においては、図10に示すようなタイミングでの点灯制御で感光体ドラム109を1回転させる場合を例として説明した。しかしながら、本実施形態に係る除電処理においては、同時に点灯されるLED素子131の数を制限するため、1回の点灯制御においてLED素子131を点灯させる期間を点灯制御可能な期間の1/4に制限するため、露光量が不足する可能性もある。そのような場合、感光体ドラム109を2回転、3回転させることにより、感光体ドラム109を充分に除電することができる。
感光体ドラム109を複数回転させて除電処理を行うのであれば、夫々のLEDA130毎に除電のための露光を行い、感光体ドラム109を4回転させることも考えられる。しかしながら、この場合感光体ドラム109の数に対応した回数の回転が必要であり、本実施形態の場合4回転が必要である。これに対して、本実施形態に係る除電処理によれば、露光量が足りていれば2回転や3回転で除電処理を完了することが可能であり、除電処理に要する時間を短縮することが可能である。
上記1/4の期間で露光量が不足する場合、上述したように感光体ドラム109を2回転、3回転させる場合の他、感光体ドラム109の回転速度を遅くすることにより、感光体ドラム109の露光時間を確保するようにしても良い。この場合、除電制御部124は、発光制御部123に加えて、感光体ドラム109の回転を制御するコントローラに対しても動作設定を行う。
また、上記実施形態においては、図10に示すように、点灯制御可能な期間を4等分し、夫々のLEDA130毎に除電のための点灯を行うことにより、最大電流量を1つのLEDA130の点灯に要する電流量に制限する場合を例として説明した。これは即ち、点灯制御可能な期間をLEDA130の数で分割し、分割された期間毎にLEDA130を1回ずつ点灯させる制御である。
これに限らず、2つのLEDA130の点灯に要する電流量を供給可能な電源ユニットを用いることが可能であれば、点灯制御可能な期間を2等分し、2つのLEDA130毎に点灯性を行うようにしても良い。この場合においても、全てのLEDA130を点灯させる場合のような大電流が流れることを回避することが可能である。
即ち、本実施形態に係る要旨は、図10に示すTの期間を分割し、複数のLEDA130夫々を分割された夫々の期間のいずれかで点灯させることにより、常に複数のLEDA130のうち少なくとも1つが非点灯となるように制御することにより、一度に要する電流量を低減することにある。
また、上記実施形態においては、上記実施形態においては、4つの感光体全てに対して除電処理を行う場合を例として説明した。しかしながら、図9に示すように、除電処理は印刷ジョブの完了後、感光体ドラム109に残留している電荷を除去するために実行されるものである。即ち、画像形成出力において用いられなかった感光体ドラム109については除電が不要である。
従って、印刷ジョブにおいて使用されなかった感光体ドラム109においては、除電の対象とせず、使用された感光体ドラム109のみを除電対象とすることが好ましい。即ち、印刷ジョブにおいて出力された画像に応じて、図10に示す期間Tの分割態様を調整することにより、除電処理を最適化することができる。
この場合、画像信号の入力が完了してから次の画像信号の入力が完了するまでの1回の点灯制御期間を4等分するのではなく、除電の対象とする感光体ドラム109の数で分割して各LEDA130の露光期間を設定することが好ましい。これにより、夫々のLEDA130の露光期間を長くし、上述したように感光体ドラム109を複数回転させることや回転速度を遅くすることなく十分な露光期間を確保することが可能となる。
このような除電対象の感光体ドラム109の数に応じた設定も、除電制御部124によって行われる。即ち、除電制御部124は、印刷ジョブにおいて用いられた感光体ドラム109を認識し、その数に応じた点灯制御期間及び点灯させるLEDA130を設定する動作設定情報を発光制御部123に入力する。このような制御により、上述したような制御を実現することが可能である。
このような制御の一例として、モノクロ印刷後の除電処理が考えられる。モノクロ印刷において用いられるのは、黒色に対応した感光体ドラム109BKのみである。このような場合、除電処理の対象となるのは感光体ドラム109BKのみであり、発光制御されるのはLEDABKのみである。従って、上述したような点灯制御期間の等分は行われず、夫々の点灯制御期間を全てLEDA130BKを点灯させるための期間として用いる。
このような一色のみの除電処理の場合、他の感光体ドラム109に対応するLEDA130は点灯制御されず、同時に2以上のLEDA130が点灯制御されないように考慮する必要がない。従って、一色のみの除電処理においては、通常の画像形成処理におけるSTRB信号のタイミング調整をキャンセルすることなく、除電処理を実行することにより、処理負荷を低減することが好ましい。
また、上記実施形態においては、点灯制御期間を等分する場合を例として説明したが、各色のLEDA130毎に点灯時間を調整しても良い。例えば、S903において実行された印刷ジョブにおいて、有色画素の数が多かった色のLEDA130の点灯期間を長く、有色画素の数が少なかった色のLEDA130の点灯期間を短くすることが考えられる。
このような制御は、例えば、除電制御部124が、画像情報取得部122から発光制御部123に入力される画素情報における有色画素の数をカウントし、そのカウント結果に応じて図10に示す期間Tの分割態様を調整することにより実現可能である。このような処理により、除電のための露光処理を最適化することが可能である。
1 画像形成装置
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 エンジン
14 HDD
15 I/F
16 LCD
17 操作部
18 バス
20 コントローラ
21 ADF
22 スキャナユニット
23 排紙トレイ
24 ディスプレイパネル
25 給紙テーブル
26 プリントエンジン
27 排紙トレイ
28 ネットワークI/F
30 主制御部
31 エンジン制御部
32 入出力制御部
33 画像処理部
34 操作表示制御部
101 給紙トレイ
102 給紙ローラ
103 分離ローラ
104 用紙
105 搬送ベルト
106BK、106C、106M、106Y 画像形成部
107 駆動ローラ
108 従動ローラ
109BK、109C、109M、109Y 感光体ドラム
110BK 帯電器
112BK、112C、112M、112Y 現像器
113BK、113C、113M、113Y 感光体クリーナ
115BK、115C、115M、115Y 転写器
116 定着器
120 光書込み装置
121 光書込み制御部
122 画像情報取得部
123 発光制御部
124 除電制御部
130BK、130C、130M、130Y LEDA
131 LED素子
特開平8−234646号公報

Claims (8)

  1. 複数の光源素子が配列された光源を複数供え、前記複数の光源によって複数の感光体上に夫々静電潜像を形成する光書込み装置であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記取得された画像情報に基づいて生成された画素の情報に基づいて前記光源を発光制御すると共に、前記光源を制御して前記感光体を露光することにより前記感光体上の電荷を除去する除電処理を行う光源制御部とを含み、
    前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源を点灯制御可能な期間を分割し、前記複数の光源を前記分割された夫々の期間のいずれかで点灯させることにより、常に前記複数の光源のうち少なくとも1つを非点灯とすることを特徴とする光書込み装置。
  2. 前記光源制御部は、前記除電処理において、前記光源を点灯制御可能な期間を前記光源の数で分割し、前記分割された期間毎に前記複数の光源を1回ずつ点灯させることを特徴とする請求項1に記載の光書込み装置。
  3. 前記感光体は、前記光源に対して回転することによりその表面に静電潜像が形成されるものであり、
    前記除電処理において、前記感光体の回転速度を通常の画像形成出力時よりも遅くする除電処理動作設定部を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の光書込み装置。
  4. 前記光源制御部は、
    画像形成出力が完了した後に前記除電処理を実行し、
    前記除電処理における前記光源を点灯制御可能な期間の分割態様を、前記画像形成出力で出力された画像に応じて調整することを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項に記載の光書込み装置。
  5. 前記光源制御部は、前記画像形成出力において前記複数の光源夫々について生成された前記画素の情報のうち有色の画素の数に基づいて、前記除電処理における前記光源を点灯制御可能な期間の分割態様を調整することを特徴とする請求項4に記載の光書込み装置。
  6. 前記光源制御部は、前記画像形成出力において使用した感光体ドラムのみを除電処理の対象とすることを特徴とする請求項4または5に記載の光書込み装置。
  7. 請求項1乃至6いずれか1項に記載の光書込み装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
  8. 複数の光源素子が配列された光源を複数供え、前記複数の光源によって複数の感光体上に夫々静電潜像を形成する光書込み装置の制御方法であって、
    前記光書込み装置は、
    前記静電潜像として形成すべき画像の情報である画像情報を取得する画像情報取得部と、
    前記取得された画像情報に基づいて生成された画素の情報に基づいて前記光源を発光制御すると共に、前記光源を制御して前記感光体を露光することにより前記感光体上の電荷を除去する除電処理行う光源制御部とを含み、
    前記除電処理において、前記光源を点灯制御可能な期間を分割し、
    前記複数の光源を前記分割された夫々の期間のいずれかで点灯させることにより、常に前記複数の光源のうち少なくとも1つを非点灯とすることを特徴とする光書込み装置の制御方法。
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