JP2013039679A - 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 - Google Patents

光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2013039679A
JP2013039679A JP2011176097A JP2011176097A JP2013039679A JP 2013039679 A JP2013039679 A JP 2013039679A JP 2011176097 A JP2011176097 A JP 2011176097A JP 2011176097 A JP2011176097 A JP 2011176097A JP 2013039679 A JP2013039679 A JP 2013039679A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
array
information
optical writing
writing device
conversion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2011176097A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Ikeda
博昭 池田
Masayuki Hayashi
将之 林
Yoshinori Shirasaki
吉徳 白崎
Tatsuya Miyadera
達也 宮寺
Kunitaka Komai
邦敬 駒井
Yasuo Yamaguchi
泰生 山口
Motohiro Kawanabe
元博 川那部
Fuminori Tsuchiya
文紀 土屋
Akinori Yamaguchi
晃典 山口
Motoyasu Takahashi
基容 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011176097A priority Critical patent/JP2013039679A/ja
Publication of JP2013039679A publication Critical patent/JP2013039679A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Abstract

【課題】簡易な構成により、異なる種類のLEDAに対応可能な光書き込み装置を実現する。
【解決手段】形成すべき画像を構成する画素の情報である画素情報を取得する速度変換部121と、画素情報の配列を変換する配列変換SRAM122と、感光体を露光する光源に応じた画素情報の配列の変換態様を示すアドレス変換テーブルを取得して記憶するリードアドレス発生メモリ124と、画素情報の配列の変換を制御するためのライトアドレス信号を生成して出力するデコータ125とを含む。
【選択図】図5

Description

本発明は、光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法に関し、特に、画像形成出力する対象の画像を構成する画素の配列変換に関する。
近年、情報の電子化が推進される傾向にあり、電子化された情報の出力に用いられるプリンタやファクシミリ及び書類の電子化に用いるスキャナ等の画像処理装置は欠かせない機器となっている。このような画像処理装置は、撮像機能、画像形成機能及び通信機能等を備えることにより、プリンタ、ファクシミリ、スキャナ、複写機として利用可能な複合機として構成されることが多い。
このような画像処理装置のうち、電子化された書類の出力に用いられる画像形成装置においては、電子写真方式の画像形成装置が広く用いられている。電子写真方式の画像形成装置においては、感光体を露光することにより静電潜像を形成し、トナー等の顕色剤を用いてその静電潜像を現像してトナー画像を形成し、そのトナー画像を用紙に転写することによって紙出力を行う。
電子写真方式の画像形成装置において、感光体を露光する光書き込み装置にはLD(Laser Diode)ラスター光学系方式とLED(Light Emitting Diode)書込み方式とがある。LED書き込み方式の場合、LEDA(LED Array)ヘッドを含む。
LED書き込み方式の光書き込み装置においては、上述したようにLEDAによって感光体ドラムを露光することにより静電潜像を形成する。そして、LEDAに含まれるLED素子の点灯/消灯は、画像形成出力する対象の画像に応じて制御される。そのため、LEDAを制御する制御部は、画像形成出力する対象の画像の情報に基づいて各LED素子の点灯/消灯を示す画素情報が生成されると、生成された画素情報における画素の並び順をLEDAのドライバの構成に応じて変換し、変換後の並び順に従ってLEDAを発光制御する(例えば、特許文献1参照)。
このような技術の例として、画素情報を一時的に格納するためのSRAM(Static Random Access Memory)と、SRAMに格納された画素情報を配列変換して読み出すためのリードアドレスカウンタ生成のための複数のカウンタから成る画像書き込み制御部を用いることが考えられる。
しかしながら、この場合、複数のカウンタをドライバ回路に含むため、回路規模が大きくなり、コスト高となってしまう。また、このようなLED書き込み方式の光書き込み装置は、画像形成装置のコントローラによって生成された画素情報に対して上述したような配列変換等の処理を行う制御装置と、LEDAとが組み合わせられて構成される。そして、画素情報の配列変換ルールは接続されるLEDAによって異なるため、異なるLEDAが用いられる装置を設計する度に、制御装置も設計し直す必要があり、設計負荷がかかるという問題もある。
本発明は、上記実情を考慮してなされたものであり、簡易な構成により、異なる種類のLEDAに対応可能な光書き込み装置を実現することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様は、感光体上に静電潜像を形成する光書き込み装置であって、前記静電潜像として形成すべき画像を構成する画素の情報である画素情報を取得する画素情報取得部と、前記取得された画素情報の配列を変換する配列変換部と、前記感光体を露光する光源に応じた前記画素情報の配列の変換態様を示す配列変換情報を取得して記憶する配列変換情報記憶部と、前記記憶された配列変換情報に基づき、前記配列変換部による画素情報の配列の変換を制御するための配列変換制御信号を生成して出力する制御信号出力部とを含むことを特徴とする。
また、本発明の他の態様は、画像形成装置であって、上述した光書き込み装置を含むことを特徴とする。
また、本発明の更に他の態様は、感光体上に静電潜像を形成する光書き込み装置の制御方法であって、前記静電潜像として形成すべき画像を構成する画素の情報である画素情報を取得し、前記感光体を露光する光源に応じた前記画素情報の配列の変換態様を示す配列変換情報を取得して記憶媒体に記憶し、前記記憶された配列変換情報に基づき、前記画素情報の配列の変換を制御するための配列変換制御信号を生成して出力し、前記配列変換制御信号に応じて、前記取得された画素情報の配列を変換し、前記変換された画素情報に従って前記感光体を露光する光源を発光させることを特徴とする。
本発明によれば、簡易な構成により、異なる種類のLEDAに対応可能な光書き込み装置を実現することができる。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る画像形成装置の機能構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るプリントエンジンの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る光書き込み装置の構成を模式的に示す図である。 本発明の実施形態に係る光書き込み装置の制御部を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るリードアドレス発生メモリにロードされるアドレス変換テーブルの例を示す図である。 本発明の実施形態に係るアドレス変換テーブルのロード動作を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る光書き込み装置の制御部を示すブロック図である。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態においては、画像形成装置としての複合機(MFP:Multi Function Peripheral)を例として説明する。尚、画像形成装置は複合機でなくとも良く、例えば、複写機、プリンタ、ファクシミリ装置等であっても良い。
図1は、本実施形態に係る画像形成装置1のハードウェア構成を示すブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、一般的なサーバやPC(Personal Computer)等の情報処理端末と同様の構成に加えて、画像形成を実行するエンジンを有する。即ち、本実施形態に係る画像形成装置1は、CPU(Central Processing Unit)10、RAM(Random Access Memory)11、ROM(Read Only Memory)12、エンジン13、HDD(Hard Disk Drive)14及びI/F15がバス18を介して接続されている。また、I/F15にはLCD(Liquid Crystal Display)16及び操作部17が接続されている。
CPU10は演算手段であり、画像形成装置1全体の動作を制御する。RAM11は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU10が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM12は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。エンジン13は、画像形成装置1において実際に画像形成を実行する機構である。
HDD14は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納されている。I/F15は、バス18と各種のハードウェアやネットワーク等を接続し制御する。LCD16は、ユーザが画像形成装置1の状態を確認するための視覚的ユーザインタフェースである。操作部17は、キーボードやマウス等、ユーザが画像形成装置1に情報を入力するためのユーザインタフェースである。
このようなハードウェア構成において、ROM12やHDD14若しくは図示しない光学ディスク等の記録媒体に格納されたプログラムがRAM11に読み出され、CPU10がそれらのプログラムに従って演算を行うことにより、ソフトウェア制御部が構成される。このようにして構成されたソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって、本実施形態に係る画像形成装置1の機能を実現する機能ブロックが構成される。
次に、図2を参照して、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成について説明する。図2は、本実施形態に係る画像形成装置1の機能構成を示すブロック図である。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、コントローラ20、ADF(Auto Documennt Feeder:原稿自動搬送装置)21、スキャナユニット22、排紙トレイ23、ディスプレイパネル24、給紙テーブル25、プリントエンジン26、排紙トレイ27及びネットワークI/F28を有する。
また、コントローラ20は、主制御部30、エンジン制御部31、入出力制御部32、画像処理部33及び操作表示制御部34を有する。図2に示すように、本実施形態に係る画像形成装置1は、スキャナユニット22、プリントエンジン26を有する複合機として構成されている。尚、図2においては、電気的接続を実線の矢印で示しており、用紙の流れを破線の矢印で示している。
ディスプレイパネル24は、画像形成装置1の状態を視覚的に表示する出力インタフェースであると共に、タッチパネルとしてユーザが画像形成装置1を直接操作し若しくは画像形成装置1に対して情報を入力する際の入力インタフェース(操作部)でもある。ネットワークI/F28は、画像形成装置1がネットワークを介して他の機器と通信するためのインタフェースであり、Ethernet(登録商標)やUSB(Universal Serial Bus)インタフェースが用いられる。
コントローラ20は、ソフトウェアとハードウェアとの組み合わせによって構成される。具体的には、ROM12や不揮発性メモリ並びにHDD14や光学ディスク等の不揮発性記録媒体に格納されたファームウェア等の制御プログラムが、RAM11等の揮発性メモリ(以下、メモリ)にロードされ、CPU10の制御に従って構成されるソフトウェア制御部と集積回路などのハードウェアとによってコントローラ20が構成される。コントローラ20は、画像形成装置1全体を制御する制御部として機能する。
主制御部30は、コントローラ20に含まれる各部を制御する役割を担い、コントローラ20の各部に命令を与える。エンジン制御部31は、プリントエンジン26やスキャナユニット22等を制御若しくは駆動する駆動手段としての役割を担う。入出力制御部32は、ネットワークI/F28を介して入力される信号や命令を主制御部30に入力する。また、主制御部30は、入出力制御部32を制御し、ネットワークI/F28を介して他の機器にアクセスする。
画像処理部33は、主制御部30の制御に従い、入力された印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成する。この描画情報とは、画像形成部であるプリントエンジン26が画像形成動作において形成すべき画像を描画するための情報であり、出力するべき画像を構成する画素の情報、即ち画素情報である。また、印刷ジョブに含まれる印刷情報とは、PC等の情報処理装置にインストールされたプリンタドライバによって画像形成装置1が認識可能な形式に変換された画像情報である。操作表示制御部34は、ディスプレイパネル24に情報表示を行い若しくはディスプレイパネル24を介して入力された情報を主制御部30に通知する。
画像形成装置1がプリンタとして動作する場合は、まず、入出力制御部32がネットワークI/F28を介して印刷ジョブを受信する。入出力制御部32は、受信した印刷ジョブを主制御部30に転送する。主制御部30は、印刷ジョブを受信すると、画像処理部33を制御して、印刷ジョブに含まれる印刷情報に基づいて描画情報を生成させる。
画像処理部33によって描画情報が生成されると、エンジン制御部31は、生成された描画情報に基づき、給紙テーブル25から搬送される用紙に対して画像形成を実行する。即ち、プリントエンジン26が画像形成部として機能する。プリントエンジン26によって画像形成が施された用紙は排紙トレイ27に排紙される。
次に、本実施形態に係るプリントエンジン26の構成について、図3を参照して説明する。図3に示すように、本実施形態に係るプリントエンジン26は、無端状移動手段である搬送ベルト105に沿って各色の画像形成部106が並べられた構成を備えるものであり、所謂タンデムタイプといわれるものである。すなわち、給紙トレイ101から給紙ローラ102と分離ローラ103とにより分離給紙される用紙(記録媒体の一例)104に転写するための中間転写画像が形成される中間転写ベルトである搬送ベルト105に沿って、この搬送ベルト105の搬送方向の上流側から順に、複数の画像形成部(電子写真プロセス部)106BK、106M、106C、106Yが配列されている。
これら複数の画像形成部106BK、106M、106C、106Yは、形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。画像形成部106BKはブラックの画像を、画像形成部106Mはマゼンタの画像を、画像形成部106Cはシアンの画像を、画像形成部106Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。尚、以下の説明においては、画像形成部106BKについて具体的に説明するが、他の画像形成部106M、106C、106Yは画像形成部106BKと同様であるので、その画像形成部106M、106C、106Yの各構成要素については、画像形成部106BKの各構成要素に付したBKに替えて、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
搬送ベルト105は、回転駆動される駆動ローラ107と従動ローラ108とに架け渡されたエンドレスのベルト、即ち無端状ベルトである。この駆動ローラ107は、不図示の駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ107と、従動ローラ108とが、無端状移動手段である搬送ベルト105を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成に際しては、回転駆動される搬送ベルト105に対して、最初の画像形成部106BKが、ブラックのトナー画像を転写する。画像形成部106BKは、感光体としての感光体ドラム109BK、この感光体ドラム109BKの周囲に配置された帯電器110BK、光書き込み装置200、現像器112BK、感光体クリーナ(図示せず)、除電器113BK等から構成されている。光書き込み装置200は、夫々の感光体ドラム109BK、109M、109C、109Y(以降、総じて「感光体ドラム109」という)に対して光を照射するように構成されている。
画像形成に際し、感光体ドラム109BKの外周面は、暗中にて帯電器110BKにより一様に帯電された後、光書き込み装置200からのブラック画像に対応した光源からの光により書き込みが行われ、静電潜像が形成される。現像器112BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム109BK上にブラックのトナー画像が形成される。
このトナー画像は、感光体ドラム109BKと搬送ベルト105とが当接若しくは最も接近する位置(転写位置)で、転写器115BKの働きにより搬送ベルト105上に転写される。この転写により、搬送ベルト105上にブラックのトナーによる画像が形成される。トナー画像の転写が終了した感光体ドラム109BKは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器113BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
以上のようにして、画像形成部106BKにより搬送ベルト105上に転写されたブラックのトナー画像は、搬送ベルト105のローラ駆動により次の画像形成部106Mに搬送される。画像形成部106Mでは、画像形成部106BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム109M上にマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が既に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
搬送ベルト105上に転写されたブラック、マゼンタのトナー画像は、さらに次の画像形成部106C、106Yに搬送され、同様の動作により、感光体ドラム109C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム109Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、既に転写されている画像上に重畳されて転写される。こうして、搬送ベルト105上にフルカラーの中間転写画像が形成される。
給紙トレイ101に収納された用紙104は最も上のものから順に送り出され、その搬送経路が搬送ベルト105と接触する位置若しくは最も接近する位置において、搬送ベルト105上に形成された中間転写画像がその紙面上に転写される。これにより、用紙104の紙面上に画像が形成される。紙面上に画像が形成された用紙104は更に搬送され、定着器116にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
次に、本実施形態に係る光書き込み装置111について説明する。図4は、本実施形態に係る光書き込み装置111と感光体ドラム109との配置関係を示す図である。図4に示すように、各色の感光体ドラム109BK、109M、109C、109Y夫々に照射される照射光は、光源であるLEDA(LED Array)130BK、130M、130C、130Y(以降、総じてLEDA112とする)から照射される。
LEDA130は、発光素子であるLEDが、感光体ドラム109の主走査方向に並べられて構成されている。光書き込み装置111に含まれる制御部は、主走査方向に並べられている夫々のLEDの点灯/消灯状態を、コントローラ20から入力された描画情報に基づいて主走査ライン毎に制御することにより、感光体ドラム109の表面を選択的に露光し、静電潜像を形成する。
次に、本実施形態に係る光書き込み装置111の制御ブロックについて、図7を参照して説明する。図5は、本実施形態に係る光書き込み装置111を制御する光書き込み制御部120の機能構成及びLEDA130との接続関係を示す図である。
図5に示すように、本実施形態に係る光書き込み制御部120は、速度変換部121、配列変換SRAM(Static Random Access Memory)122、SRAM制御部123を含む。また、SRAM制御部123は、リードアドレス発生メモリ124、デコータ125、ライトアドレス発生部126、WE(Write Enable)生成部127を含む。
尚、プリントエンジン26は、図1において説明した画像形成装置1本体と同様に、CPU10や、RAM11並びにROM12等の記憶媒体といった情報処理機構を含み、画像形成装置1のコントローラ20と同様に、ROM12等の記憶媒体に記憶されている制御プログラムがRAM11にロードされ、CPU10がそのプログラムに従って演算を行うことにより構成されるソフトウェア制御部と、ハードウェアとの組み合わせによって構成される。
そして、図5に示す光書き込み装置111は、上述したように構成されるプリントエンジン26の制御部によって制御される。図4において説明したように、LEDA130は、感光体ドラム109の各色に対応して設けられる。従って、光書き込み制御部120においては、速度変換部121、配列変換SRAM122及びSRA制御部123も各色に対応して設けられる。
速度変換部121は、コントローラ20から所定の周波数で画素毎に入力される画素情報の周波数を変換して配列変換SRAM122に格納する。本実施形態においては、配列変換SRAM122への画素情報の格納をライト動作として説明する。即ち、速度変換部121が、コントローラ20から入力される画素情報を取得して配列変換SRAM122に格納する画素情報取得部として機能する。
配列変換SRAM122は、速度変換部121によって格納された画素情報を、SRAM制御部123の制御に従って配列を変換してLEDA130に入力する。即ち、配列変換SRAM122が、配列変換部として機能する。本実施形態においては、配列変換SRAM122からLEDA130への画素情報の入力をリード動作として説明する。
SRAM制御部123は、配列変換SRAM122の動作を制御する制御回路であり、上記ライト動作におけるライトタイミング及び画素情報を格納するライトアドレスを制御すると共に、上記リード動作において読み出す画素情報の配列の変換を制御する機能を有する。
リードアドレス発生メモリ124は、上記リード動作における画素情報の配列の変換ルールが記述されたアドレス変換テーブルを記憶する不揮発性の記憶媒体である。リードアドレス発生メモリ124には、プリントエンジン26のCPU10によってアドレス変換テーブルがロードされる。このリードアドレス発生メモリ124が、本実施形態に係る要旨の1つである。即ち、リードアドレス発生メモリ124が、画素情報の配列変換態様を示す配列変換情報を取得して記憶する配列変換情報記憶部である。
図6は、本実施形態に係るアドレス変換テーブルの例を示す図である。図6に示すように、本実施形態に係るアドレス変換テーブルにおいては、LEDA130に入力する画素の順番を示す“画素番号”と、それぞれの順番において読み出す画素が格納されているアドレスを示す“読出しアドレス”とが関連付けて格納されている。
図6に示すようなアドレス変換テーブルは、図1に示す構成と同様の情報処理機構によって構成されるプリントエンジン26の制御部において、ROM12やHDD14等の不揮発性の記憶媒体に格納されており、プリントエンジン26の起動に応じて、CPU10の制御に従ってリードアドレス発生メモリ124にロードされる。また、図6に示すように、アドレス変換テーブルは、各色の感光体ドラム109を露光する各色のLEDA130の配列変換ルールに応じて各色毎に生成されて記憶されている。
デコータ125は、リードアドレス発生メモリ124に格納されたアドレス変換テーブルの情報を、配列変換SRAM122の配列変換制御のためのリードアドレス信号に変換して配列変換SRAM122に入力する。即ち、デコータ125は、リードアドレス発生メモリ124に格納されたアドレス変換テーブルに従い、配列変換SRAM122による配列変換を制御するための配列変換制御信号を出力する制御信号出力部として機能する。
本実施形態に係る配列変換SRAM122は、LEDA130に画素情報を入力する際に画素情報を読み出すアドレスを、図6に示すようなアドレス変換テーブルの情報に従って決定することにより、画素情報の配列変換を実行する。換言すると、配列変換SRAM122は、記憶した画素情報を読み出す順番を、デコータ125が出力する制御信号であるリードアドレス信号に従って変えることにより、配列変換を実行する。
ライトアドレス生成部126は、速度変換部121から配列変換SRAM122に入力される画素情報を格納するアドレスを指定するためのライトアドレス信号を出力する。本実施形態に係るライト動作においては、特に配列変換に関する処理は実行されず、速度変換部121から入力される画素情報は配列変換SRAM122におけるアドレスの順番に従って格納される。
WE生成部127は、速度変換部121から入力される画素情報を配列変換SRAM122に格納するタイミングを制御するためのライトイネーブル信号を出力する。配列変換SRAM122は、WE生成部127から入力されるライトイネーブル信号に応じて、ライドアドレス生成部126から入力されるライトアドレス信号に従ったアドレスに画素情報を格納する。
このような画像書込み制御部120の構成によれば、リードアドレス発生メモリ124に格納するアドレス変換テーブを変更することにより、同一の光書き込み制御部120によって異なる種類のLEDA130に対応することが可能となる。
ここで、異なる種類のLEDA130とは、例えばA4用、A3用等のサイズの異なるLEDAである。サイズが異なれば、主走査方向の画素数が異なり、その結果画素の配列変換ルールも当然異なることとなる。また、本実施形態に係る画像形成装置1のようにタンデムタイプのプリントエンジン26を含む場合、各色毎に配列変換ルールが異なる場合もあり得る。
本実施形態に係る光書き込み装置111によれば、リードアドレス発生メモリ124に格納されるアドレス変換テーブルをソフトウェアによって書き換えることが可能であるため、上述したような異なる種類のLEDA130に対して、光書き込み制御部120を再設計することなく容易に対応可能であり、簡易な構成により、異なる種類のLEDAに対応可能な光書き込み装置を実現することができる。
ここで、リードアドレス発生メモリ124へのアドレス変換テーブルのロード動作は、画像形成装置1への電源投入や、画像形成装置1の省電力モードからの復帰に応じて実行される。本実施形態に係る光書き込み制御部120においては、このアドレス変換テーブルのロード動作のタイミングを調整することにより、アドレス変換テーブルのロード動作による待ち時間を解消する。
図7は、本実施形態に係るアドレス変換テーブルのロード動作を含む画像形成装置1の起動動作を示すフローチャートである。図7に示す動作は、上述した画像形成装置1への電源投入や、画像形成装置1の省電力モードからの復帰に応じて実行される。ここで、画像形成装置1の省電力モードにおいては、省電力効率の向上のため、光書き込み制御部120のうちリードアドレス発生メモリ124への電力供給が停止しており、省電力モードからの復帰に際しては、リードアドレス発生メモリ124へのアドレス変換テーブルのロードが必要であることが前提となる。
図7に示すように画像形成装置1の装置起動動作が開始されると(S701)、プリントエンジン26の制御部は、定着器116のウォームアップを開始する(S702)。そして、プリントエンジン26の制御部は、定着器116のウォームアップの間にアドレス変換テーブルのロード動作が完了するように、アドレス変換テーブルのロードを開始する。
アドレス変換テーブルのロードは、図3に示す感光体ドラム109の副査方向の配置順に従って開始される(S703)。即ち、本実施形態において、プリントエンジン26の制御部は、感光体ドラム109BKを露光するLEDA130BKに対応した配列SRAM122のためのアドレス変換テーブルから、リードアドレス発生メモリ124に読み出す。
プリントエンジン26の制御部は、LEDA130BK、LEDA130M、LEDA130C、LEDA130Yの順に、アドレス変換テーブルのロード動作を繰り返し(S704/NO)、全色のアドレス変換テーブルの読み出しが完了したら(S704/YES)、処理を終了する。
プリントエンジン26の起動動作においては、搬送ベルト105に所定のパターンを形成し、そのパターンの読み取り結果に応じて画像濃度や画像形成位置の調整処理が実行される。そのため、アドレス変換テーブルの読み出しは、上記パターンの形成開始前に完了する必要がある。定着器116のウォームアップ期間中にアドレス変換テーブルの読み出しが完了すれば、上記パターンの形成開始前にアドレス変換テーブルの読み出しが完了することとなる。
他方、それぞれの感光体ドラム109に対する光書き込み装置111からの露光は、感光体ドラム109上に現像されたトナー像の転写タイミングの関係上、原則として副走査方向の順に実行される。そのため、定着器116のウォームアップ期間中にアドレス変換テーブルの読み出しが完了しない場合であっても、図7に示すように、感光体ドラム109の副走査方向の配置順にアドレス変換テーブルの読み出し動作を実行することにより、各色の感光体ドラム109における上記パターンの形成開始前にアドレス変換テーブルの読み出しを完了することができる。
このように、本実施形態に係るプリントエンジン26においては、リードアドレス発生メモリ124へのアドレス変換テーブルの読み出しタイミングを調整することにより、アドレス変換テーブルのロード動作による待ち時間を解消することが可能となる。
尚、図7の例においては、アドレス変換テーブルのロード順を、対応する感光体ドラム109が副走査方向に配置されている順番とすることを例として説明したが、その趣旨は、上述したように各感光体ドラム109におけるパターンの形成開始に間に合うようにすることである。従って、その順番は感光体ドラム109の配置順に限らず、プリントエンジン26の起動動作における各色の感光体ドラム109やLEDA130等の作像機構の起動順であれば良い。
また、上記実施形態においては、図5において説明したように、SRAM制御部123が各色のLEDA130に対応した配列変換SRAM122毎に設けられている場合を例として説明した。しかしながら、各色のLEDA130における画素情報の配列変換ルールが同一であれば、図8に示すように、1つのSRAM制御部123が各色の配列変換SRAM122に対して並列して制御信号を入力することにより、上記と同様の効果を得ることが可能となる。
図8に示すような態様により、SRAM制御部123が1つで良いため、製造コストを削減することが可能となると共に、リードアドレス発生メモリ124へのアドレス変換テーブルの読み出しが1回で良く、SRAM制御部123の起動時間を短縮することが可能となる。
他方、各色のLEDA130における画素情報の配列変換ルールが同一であっても、図5に示すように複数のSRAM制御部123を設けても良い。この場合、プリントエンジン26の制御部は、それぞれのSRAM制御部123のリードアドレス発生メモリ124に動時にアドレス変換テーブルを読み出すことにより、SRAM制御部123の起動を高速化することができる。
また、上記実施形態においては、画像形成装置1のコントローラ20から入力された画素情報を速度変換部121が速度変換して配列変換SRAM122に格納し、配列変換SRAM122が画素情報を読み出してLEDA130に入力する際に配列変換が実行される場合を例として説明した。
これに対して、配列変換SRAM122が、速度変換部121から入力された画素情報を格納する際に配列変換を実行しても良い。この場合、図6に示すようなアドレス変換テーブルは、配列変換SRAM122からのリードアドレスを指定するための情報ではなく、配列変換SRAM122へのライトアドレスを指定するための情報として用いられる。また、アドレス変換テーブルは、速度変換部121から入力される画素の順番を示す“画素番号”と、配列変換SRAM122へ画素を格納する際のアドレスを示す“書込アドレス”とが関連付けられた情報となる。
1 画像形成装置
10 CPU
11 RAM
12 ROM
13 エンジン
14 HDD
15 I/F
16 LCD
17 操作部
18 バス
20 コントローラ
21 ADF
22 スキャナユニット
23 排紙トレイ
24 ディスプレイパネル
25 給紙テーブル
26 プリントエンジン
27 排紙トレイ
28 ネットワークI/F
30 主制御部
31 エンジン制御部
32 入出力制御部
33 画像処理部
34 操作表示制御部
101 給紙トレイ
102 給紙ローラ
103 分離ローラ
104 用紙
105 搬送ベルト
106BK、106C、106M、106Y 画像形成部
107 駆動ローラ
108 従動ローラ
109BK、109C、109M、109Y 感光体ドラム
110BK 帯電器
111光書き込み装置
112BK、112C、112M、112Y 現像器
113BK、113C、113M、113Y 除電器
115BK、115C、115M、115Y 転写器
116 定着器
120 光書き込み制御部
121 速度変換部
122 配列変換SRAM
123 SRAM制御部
124 リードアドレス発生メモリ
125 デコータ
126 ライトアドレス生成部
127 WE生成部
130、130BK、130M、130C、130Y LEDA
特開2008−070469号公報

Claims (9)

  1. 感光体上に静電潜像を形成する光書き込み装置であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像を構成する画素の情報である画素情報を取得する画素情報取得部と、
    前記取得された画素情報の配列を変換する配列変換部と、
    前記感光体を露光する光源に応じた前記画素情報の配列の変換態様を示す配列変換情報を取得して記憶する配列変換情報記憶部と、
    前記記憶された配列変換情報に基づき、前記配列変換部による画素情報の配列の変換を制御するための配列変換制御信号を生成して出力する制御信号出力部とを含むことを特徴とする光書き込み装置。
  2. 前記配列変換部は、前記取得された画像情報を記憶媒体に記憶し、記憶した画素情報を読み出す順番を前記配列変換制御信号に従って変えることにより前記取得された画素情報の配列を変換することを特徴とする請求項1に記載の光書き込み装置。
  3. 前記光源は色毎に複数設けられており、
    前記配列変換情報記憶部は、前記光書き込み装置の起動に応じて、前記各色の光源の起動順に従って各色の前記配列変換情報を取得して記憶することを特徴とする請求項1または2に記載の光書き込み装置。
  4. 前記感光体は色毎に複数設けられて副走査方向に順番に配置されており、
    前記配列変換情報記憶部は、前記光書き込み装置の起動に応じて、各色の前記感光体が副走査方向に配置されている順番に従って各色の前記配列変換情報を取得して記憶することを特徴とする請求項3に記載の光書き込み装置。
  5. 前記配列変換情報記憶部は不揮発性の記憶媒体であり、前記光書き込み装置が搭載される画像形成装置の省電力状態において電力供給が停止されることを特徴とする請求項3または4に記載の光書込み装置。
  6. 前記感光体は色毎に複数設けられて配置されており、
    前記配列変換情報記憶部は、前記複数の感光体を夫々露光する複数の光源に対して単一の前記配列変換情報を取得して記憶し、
    前記制御信号出力部は、前記複数の光源夫々に対応した前記配列変換部に対して同一の配列変換制御信号を出力することを特徴とする請求項1または2に記載の光書込み装置。
  7. 前記配列変換情報記憶部は、前記光書き込み装置が搭載される画像形成装置の起動時において用紙に転写された顕色剤画像を定着させるためのヒータのウォームアップ中に前記配列変換情報を取得して記憶することを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の光書き込み装置。
  8. 請求項1乃至7いずれか1項に記載の光書き込み装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
  9. 感光体上に静電潜像を形成する光書き込み装置の制御方法であって、
    前記静電潜像として形成すべき画像を構成する画素の情報である画素情報を取得し、
    前記感光体を露光する光源に応じた前記画素情報の配列の変換態様を示す配列変換情報を取得して記憶媒体に記憶し、
    前記記憶された配列変換情報に基づき、前記画素情報の配列の変換を制御するための配列変換制御信号を生成して出力し、
    前記配列変換制御信号に応じて、前記取得された画素情報の配列を変換し、
    前記変換された画素情報に従って前記感光体を露光する光源を発光させることを特徴とする光書き込み装置の制御方法。
JP2011176097A 2011-08-11 2011-08-11 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法 Withdrawn JP2013039679A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011176097A JP2013039679A (ja) 2011-08-11 2011-08-11 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011176097A JP2013039679A (ja) 2011-08-11 2011-08-11 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2013039679A true JP2013039679A (ja) 2013-02-28

Family

ID=47888539

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011176097A Withdrawn JP2013039679A (ja) 2011-08-11 2011-08-11 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2013039679A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5884437B2 (ja) 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP5488083B2 (ja) 光書き込み制御装置及び光書き込み装置の制御方法
JP5895398B2 (ja) 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP6079178B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP5724628B2 (ja) 光書き込み装置及び画像形成装置
JP2014095773A (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法
JP6191126B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP2014140972A (ja) 画像形成制御装置、画像形成装置及び画像形成制御方法
JP4897307B2 (ja) 画像形成装置
JP6035912B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法
JP5888081B2 (ja) 光書込み制御装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP2015034884A (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP6079176B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP2009282500A (ja) 画像形成装置
JP6171772B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP6135186B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
WO2022016986A1 (zh) 打印作业切换方法、图像形成装置及可读存储介质
JP5446341B2 (ja) 画像形成装置、画像形成方法及び制御プログラム
JP5895397B2 (ja) 光書込み装置、画像形成装置及び光書込み装置の制御方法
JP2013039679A (ja) 光書き込み装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP5998956B2 (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み制御方法
JP2016172387A (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法
JP2001356547A (ja) 画像形成装置
JP2017140719A (ja) 画像形成装置、光書込み制御装置及び光書込み制御方法
JP2014178466A (ja) 光書き込み制御装置、画像形成装置及び光書き込み装置の制御方法

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20141104