JP2010048906A - 画像形成装置および画像制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】色合わせ補正精度の向上と、傷判別機能による転写ベルト選択範囲の自由度向上とを図る画像形成装置および画像形成方法を提供する。
【解決手段】画像形成部で形成した複数色のトナー画像をベルト状の転写ベルトに重ね合わせて転写用カラー画像を形成し、転写用カラー画像を転写媒体に転写する画像形成装置であって、転写ベルト上に各色の色合わせ補正用パターン形成手段と、補正パターン形成手段が形成する補正パターンを検出する検知センサと、検知信号を受けて色合わせ補正の演算を実行する制御装置とを備え、検知信号にノイズが乗っている場合にノイズを検知してノイズ以外のシグナルで色合わせ補正の演算を行う。
【選択図】図1

Description

本発明は、色合わせ補正を制御する画像形成装置および画像制御方法に関する。
近年、学校、オフィス等において、処理されるドキュメントは急速にカラー化が進み、これらのドキュメントを扱う複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置も急速にカラー化が進んでいる。
現在、これらのカラー機器は、オフィス等における事務処理の高品位化および迅速化に伴い、高画質化および高速化される傾向にある。かかる要求に応え得るカラー機器としては、例えば、黒(K)・イエロー(Y)・マゼンタ(M)・サイアン(C)の各色毎に各々の画像形成ユニットを持ち、各画像形成ユニットで形成された異なる色の画像を搬送される転写材または中間転写体上に多重転写し、カラー画像の形成を行なうカラー画像形成装置が種々提案されている。
一方で、多重転写する際、各色による画像が重ならずにずれる位置ずれを起こす可能性が生じる。この位置ずれを防止するため、位置ずれ検知用のトナーマーク列を形成、検知するものがある。
特許文献1は、カラー画像形成に用いられる各色の画像形成ユニットから転写された画像を移動させる無複数個配置された電子写真プロセス部によって位置ずれ検知用マークを形成し、位置ずれ検知用マークを画像検知手段により検知した検知結果に基づいて位置ずれ補正を行う。この位置ずれ補正における調整法は、位置ずれ量の大きさに応じて用いられるように制御し、位置ずれ量が大きくても位置ずれ検知用マークを確実に検知し、位置ずれが大きいと思われる場合の調整時間を短縮できる画像形成装置が提案されている。
特許文献2は、転写搬送ベルト上へ、位置合わせ用の各色のトナーによるパターンをトナー像形成部の感光体により転写し、ベルト上に転写された各色のパターンにセンサから光を照射し、その反射光により各色のパターンを検出し、各色に何らかの補正を行うために、ベルトの位置を記憶し、ベルトの表面状態をチェックし、表面チェックによりベルト上にノイズ(異常個所)が存在することを検出した場合は、この異常個所を避けて補正されたパターンを作成する。異常個所の判定は、周期的である場合のみ異常個所と判定する。これによって、ベルト表面の傷や汚れによる誤検出を極力防止することが可能な中間転写方式に用いる転写装置と、これを用いた画像形成装置が提案されている。
特開2005−031263号公報 特開2007−156281号公報
しかし、従来では、転写ベルト上に傷がある場合には色合わせ補正を失敗するという問題点が残っている。また、転写ベルト上の傷や汚れによる誤検知を極力防止する必要がある。
そこで本発明は、色合わせ補正精度の向上と、傷判別機能による転写ベルト選択範囲の自由度向上とを図る画像形成装置および画像形成方法の提供を目的とする。
上記の目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、画像形成部で形成した複数色のトナー画像をベルト状の転写ベルトに重ね合わせて転写用カラー画像を形成し、前記転写用カラー画像を転写媒体に転写する画像形成装置であって、前記転写ベルト上に各色の色合わせ補正用パターン形成手段と、前記補正パターン形成手段が形成する補正パターンを検出する検知センサと、検知信号を受けて色合わせ補正の演算を実行する制御装置とを備え、検知信号にノイズが乗っている場合にノイズを検知してノイズ以外のシグナルで色合わせ補正の演算を行う画像制御装置であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の画像制御装置において、検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数より多い場合には、もう一方のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、信号の数とパターンの数が同じになった場合に色合わせ補正演算を行うことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の画像制御装置において、検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数より多い場合には、もう一方のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、その時も信号数が前記補正パターン数よりも多い場合には2つ目の基準電圧値を下げて、信号数がパターン数と同じになった電圧レベルで色合わせ補正演算を行うことを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の画像制御装置において、検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数と同じ場合には、もう一方のレベルの基準電圧は使用せず、高いレベルの基準電圧で色合わせ補正演算を行うことを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項2に記載の画像制御装置において、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数と同じ場合で、さらにもう一方のレベルの基準電圧でも信号の数を検知し、検知した信号数も前記補正パターン数と同じであった場合に、各レベルで検出された値を用いて色合わせ補正演算を行い、その演算値の平均を取ることで位置検知精度を向上させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1に記載の画像制御装置において、検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に複数のレベルで設定し、高いレベル順の基準電圧で信号の数を検知し、そのときの信号数が前記補正パターン数より多い場合には、次のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、信号の数とパターンの数が同じになった基準電圧で色合わせ補正演算を行うことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、画像形成部で形成した複数色のトナー画像をベルト状の転写ベルトに重ね合わせて転写用カラー画像を形成し、前記転写用カラー画像を転写媒体に転写する画像形成方法であって、前記転写ベルト上に各色の色合わせ補正用パターン形成工程と、前記補正パターン形成手段が形成する補正パターンを検知センサにより検出する工程と、検知信号を受けて色合わせ補正の演算を制御装置により実行する工程とを備え、検知信号にノイズが乗っている場合にノイズを検知してノイズ以外のシグナルで色合わせ補正の演算を行う画像制御方法であることを特徴とする。
請求項8に記載の発明は、請求項7に記載の画像制御方法において、検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する方法として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に複数のレベルで設定し、高いレベル順の基準電圧で信号の数を検知し、そのときの信号数が前記補正パターン数より多い場合には、次のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、信号の数とパターンの数が同じになった基準電圧で色合わせ補正演算を行うことを特徴とする。
本発明によれば、色合わせ補正精度が向上し、傷判別機能による転写ベルト選択範囲の自由度が向上する画像形成装置および画像形成方法の提供を可能とする。
本発明を好適に実施するための実施の形態について説明する。
本実施形態の画像形成装置について図1、図2、図3を用いて説明する。図1は、本実施形態の画像形成装置の構成の概要を示す図である。図2は、本実施形態の画像形成装置を示す斜視図である。図3は、本実施形態の画像形成装置における補正パターン、転写ベルト地肌部分を示す図である。
図1に示すように、転写ベルトに沿って各色の画像形成装置が並べられた構成のものであり、タンデムタイプと呼ばれるものである。すなわち、転写ベルト5に沿って、この転写ベルト5進行方向の上流側から順に、複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yが配列されている。
これら複数の画像形成部6BK、6M、6C、6Yは形成するトナー画像の色が異なるだけで内部構成は共通である。
画像形成部6BKはブラックの画像を、画像形成部6Mはマゼンタの画像を、画像形成部6Cはシアンの画像を、6Yはイエローの画像をそれぞれ形成する。よって、以下の説明では、画像形成部6BKについて具体的に説明するが、他の画像形成部6M、6C、6Yは画像形成部6BKと同様であるので、その画像形成部6M、6C、6Yの各構成要素については、M、C、Yによって区別した符号を図に表示するにとどめ、説明を省略する。
転写ベルト5は、回転駆動される駆動ローラ7と従動ローラ8と二巻回されたベルトである。この駆動ローラ7は、図示していない駆動モータにより回転駆動させられ、この駆動モータと、駆動ローラ7と、従動ローラ8とが転写ベルト5を移動させる駆動手段として機能する。
画像形成部6BKは感光体としての感光体ドラム9BK、この感光体ドラム9BKの周囲に配置された帯電器10BK、露光器11、現像器12BK、感光体クリーナ(図示せず)、除電器13BK等から構成されている。
露光器11は各画像形成部6BK、6M、6C、6Yが形成する画像色に対応する露光光であるレーザ光14BK、14M、14C、14Yを照射するように構成されている。
画像形成の際に感光体ドラム9BKの外周面は暗中にて帯電器10BKにより一様に帯電された後、露光器11からブラックの画像に対応したレーザ光14BKにより露光され、静電潜像を形成される。
現像器12BKは、この静電潜像をブラックトナーにより可視像化し、このことにより感光体ドラム9BK上にブラックのトナー画像が形成される。このトナー画像は、感光体ドラム9と転写ベルトが接する位置で転写ベルトに転写される。
トナー画像の転写が終了した感光体ドラム9BKは、外周面に残留した不要なトナーを感光体クリーナにより払拭された後、除電器13BKにより除電され、次の画像形成のために待機する。
転写ベルト5は、さらに次の画像をベルト上に形成するために、次の画像形成部6Mに移動する。画像形成部6Mでは、画像形成部6BKでの画像形成プロセスと同様のプロセスにより感光体ドラム9M上のマゼンタのトナー画像が形成され、そのトナー画像が転写ベルト5上に形成されたブラックの画像に重畳されて転写される。
転写ベルト5は、さらに次の画像形成部6C、6Yに移動し、同様の動作により、感光体ドラム9C上に形成されたシアンのトナー画像と、感光体ドラム9Y上に形成されたイエローのトナー画像とが、転写ベルト5上に重畳されて転写される。こうして、転写ベルト5上にフルカラーの画像が形成される。
給紙トレイ1から給紙ローラ2と分離ローラ3とにより分離給紙される用紙4に、転写ベルトと用紙4が接する部分で転写ベルト5上のフルカラーのトナー画像が用紙4に転写され、用紙4上にフルカラートナー画像が形成される。このフルカラーの重ね画像が形成された用紙4は、定着器16にて画像を定着された後、画像形成装置の外部に排紙される。
以上のような構成のカラー画像形成装置では、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの軸間距離の誤差、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yの平行度誤差、露光器11内でレーザ光を偏向する偏向ミラー(図示せず)の設置誤差、感光体ドラム9BK、9M、9C、9Yへの静電潜像の書込みタイミング誤差等により、本来重ならなければ鳴らない位置に各色のトナーが重ならず、各色間で色ずれが生じるという問題が発生することがある。
そこで、各色のトナー画像の色合わせ補正をする必要がある。図1に示すように、画像形成部Yの下流側に、転写ベルト5に対向するセンサ17、18、19が設けられている。センサ17、18、19は転写ベルト5の進行方向と直行する主走査方向に沿うように同一の基板上に支持されている。
各センサは、発光素子と受光素子を備え、転写ベルト5上に形成された色合わせ補正パターン24を検知する。発光素子より出射された光が転写ベルト5上に形成された補正パターンに照射されると、パターンに反射されて戻ってくる光が減衰し、受光素子から出力される電圧レベルが降下し、転写ベルト5上の補正パターン以外の地肌部に照射され、反射されて戻ってくる光は減衰されずに受光素子に入るので受光素子より出力される電圧レベルは降下しない。その様子を図3に示す。これらの受光素子より出力される信号が制御装置(ASIC)に入力され、制御装置内で色合わせ補正のための演算を行い、その結果を用いて色合わせ補正を実施する。
しかし、転写ベルト5上に傷などが存在すると、補正パターンと誤検知してしまい、色合わせ補正が正確に行えない。そこで、以下のような制御を行い、この問題を解決する。
色合わせ補正を行う際には、制御装置(ASIC)内で受光素子より出力された信号の有る基準電圧において色合わせ補正に用いるシグナル(色合わせ補正の演算に用いる信号をシグナルと呼ぶこととする)を検出している。しかし、信号に転写ベルト上の傷によるノイズが混ざっていた場合には、基準電圧でノイズを検知してしまうと、ノイズもシグナルとして検知してしまい色合わせ補正の演算が正確に行えない。
そこで、本実施形態の制御装置は、以下のような補正演算処理をする。以下に、本実施形態の制御装置の処理について図4を用いて説明する。図4は、本実施形態の制御装置の処理を示すフローチャートである。
各色の色合わせパターンn個を1セットとして、転写ベルト上に複数セット作像する(ステップS101)。作像された1セット目のn個のパターンをセンサで読み取りを開始する(ステップS102)。開始後、信号を制御装置に送り、そして、2つの基準電圧A[V]とB[V]を設定する(A>B)。
まず、基準電圧Aで検知した色合わせ補正に使用するシグナルを算出し(ステップS103)、検知したシグナルの個数がn+1個以上の場合には(ノイズを検知している場合)(ステップS103/YES)、Aより低い基準電圧Bで検出されたシグナルの個数を算出し(ステップS108)、n個だった場合に色合わせ補正演算を実行する(ステップS105)。
ここで基準電圧Bでもn+1個のシグナルが検知された場合には(ステップS105/NO)、基準電圧Bの値を下げ(ステップS107)、シグナルの検出個数がn個の時点で色合わせ補正演算を実行する。
また、基準電圧Aでシグナルをn個検出し(ステップS103/NO)、さらに基準電圧Bでもシグナルをn個検出した場合には(ステップS104/YES)、基準電圧Aから求めた色合わせ補正値Haと基準電圧Bから求めた色合わせ補正値Hbの平均値(Ha+Hb)/2をそのときの色合わせ補正値として用いる(ステップS106)。
(実施形態2)
実施形態1での画像処理装置の制御装置の補正演算処理に、実際の値を代入した例を次に、図5を用いて説明する。図5は、本実施形態の画像処理装置の制御装置の補正演算の概念図を示す。
ほとんどの場合ノイズがシグナルよりも信号強度が小さい。一例として、A=2.5[V]、B=0.1[V]として実施形態1の制御を行うことで、ノイズとシグナルを区別し色合わせ補正精度の向上を図る。図5に概念図を示す。縦軸に電圧、横軸に時間を示す。
(実施形態3)
次に、実施形態1、2と別の実施形態の処理について説明する。
本実施形態では、第1の実施形態と構成については、同様の形態をとりうる。本実施形態では、第1の実施形態での基準電圧の数を増やしている。
基準電圧を複数設定し(第1の実施形態では2種類であったが、本実施形態では、それ以上)、それぞれの基準電圧から求められた補正値を平均した値を色合わせ補正値として用いる。一例として4種類の場合を説明する。
まず、各色の色合わせパターンn個を1セットとして、転写ベルト上に複数セット作像する。作像された1セット目のn個のパターンをセンサで読み取り、信号を制御装置に送る。そして、4つの基準電圧A[V]とB[V]C[V]D[V]を設定し(A>B>C>D)、まず基準電圧Aで検知した色合わせ補正に使用するシグナルを算出し、検知したシグナルの個数がn+1個以上の場合には(ノイズを検知している場合)、Aより低い基準電圧Bで検出されたシグナルの個数を算出し、n個だった場合に色合わせ補正演算を実行する。
ここで基準電圧Bでもn+1個のシグナルが検知された場合には、基準電圧Bの値を下げ、シグナルの検出個数がn個の時点で色合わせ補正演算を実行する。
ここで基準電圧Cでもn+1個のシグナルが検知された場合には、基準電圧Bの値を下げ、シグナルの検出個数がn個の時点で色合わせ補正演算を実行する。
ここで基準電圧Dでもn+1個のシグナルが検知された場合には、基準電圧Bの値を下げ、シグナルの検出個数がn個の時点で色合わせ補正演算を実行する。
また、基準電圧Aでシグナルをn個検出し、基準電圧Bでもシグナルをn個検出し、基準電圧Cでもシグナルをn個検出し、さらに基準電圧Dでもシグナルをn個検出した場合には、基準電圧Aから求めた色合わせ補正値Ha、基準電圧Bから求めた色合わせ補正値Hb、基準電圧Bから求めた色合わせ補正値Hc、基準電圧Dから求めた色合わせ補正値Hd、の平均値(Ha+Hb+Hc+Hd)/4をそのときの色合わせ補正値として用いる。
第1から第3の実施形態によれば、検知信号にノイズが乗っていると判断した場合に、ノイズを検知してノイズ以外のシグナルで色合わせ補正の演算を行うことで、色合わせ補正を正確に行うことを可能とする。
また、転写ベルト上の傷による色合わせパターンの検出信号の誤検知をなくすことで、色合わせ精度を向上させることができる。さらに、転写ベルトの傷や汚れをパターンと判別できるので、もともと多少の傷や汚れを有する可能性のある廉価な転写ベルトも採用可能となる。
本実施形態の画像形成装置の構成の概要を示す図である。 本実施形態の画像形成装置の制御装置の斜視図である。 本実施形態の画像形成装置における補正パターン、転写地肌部分を示す図である。 本実施形態の画像処理装置の制御装置の第2の演算処理フローチャートである。 本実施形態の画像処理装置の制御装置の補正演算の概念図を示す。
符号の説明
1 給紙トレイ
2 給紙ローラ
3 分離ローラ
4 用紙
5 転写ベルト
6 画像形成部
7 駆動ローラ
8 従動ローラ
9 感光体ドラム
10 帯電器
11 露光器
12 現像器
13 除電器
14 レーザ光

Claims (8)

  1. 画像形成部で形成した複数色のトナー画像をベルト状の転写ベルトに重ね合わせて転写用カラー画像を形成し、前記転写用カラー画像を転写媒体に転写する画像形成装置であって、
    前記転写ベルト上に各色の色合わせ補正用パターン形成手段と、
    前記補正パターン形成手段が形成する補正パターンを検出する検知センサと、
    検知信号を受けて色合わせ補正の演算を実行する制御装置とを備え、
    検知信号にノイズが乗っている場合にノイズを検知してノイズ以外のシグナルで色合わせ補正の演算を行うことを特徴とする画像制御装置。
  2. 検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数より多い場合には、もう一方のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、信号の数とパターンの数が同じになった場合に色合わせ補正演算を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像制御装置。
  3. 検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数より多い場合には、もう一方のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、その時も信号数が前記補正パターン数よりも多い場合には2つ目の基準電圧値を下げて、信号数がパターン数と同じになった電圧レベルで色合わせ補正演算を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像制御装置。
  4. 検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数と同じ場合には、もう一方のレベルの基準電圧は使用せず、高いレベルの基準電圧で色合わせ補正演算を行うことを特徴とする請求項2に記載の画像制御装置。
  5. 検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に2種類のレベルで設定し、高いレベルの基準電圧で信号の数を検知し、検知した信号数が前記補正パターン数と同じ場合で、さらにもう一方のレベルの基準電圧でも信号の数を検知し、検知した信号数も前記補正パターン数と同じであった場合に、各レベルで検出された値を用いて色合わせ補正演算を行い、その演算値の平均を取ることで位置検知精度を向上させることを特徴とする請求項2に記載の画像制御装置。
  6. 検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する手段として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に複数のレベルで設定し、高いレベル順の基準電圧で信号の数を検知し、そのときの信号数が前記補正パターン数より多い場合には、次のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、信号の数とパターンの数が同じになった基準電圧で色合わせ補正演算を行うことを特徴とする請求項1に記載の画像制御装置。
  7. 画像形成部で形成した複数色のトナー画像をベルト状の転写ベルトに重ね合わせて転写用カラー画像を形成し、前記転写用カラー画像を転写媒体に転写する画像形成方法であって、
    前記転写ベルト上に各色の色合わせ補正用パターン形成工程と、
    前記補正パターン形成手段が形成する補正パターンを検知センサにより検出する工程と、
    検知信号を受けて色合わせ補正の演算を制御装置により実行する工程とを備え、
    検知信号にノイズが乗っている場合にノイズを検知してノイズ以外のシグナルで色合わせ補正の演算を行うことを特徴とする画像制御方法。
  8. 検知信号に乗っているノイズをシグナルと区別する方法として、検知信号から色合わせ補正の演算を行うための基準電圧を常に複数のレベルで設定し、高いレベル順の基準電圧で信号の数を検知し、そのときの信号数が前記補正パターン数より多い場合には、次のレベルの基準電圧を用いて信号の数を検知し、信号の数とパターンの数が同じになった基準電圧で色合わせ補正演算を行うことを特徴とする請求項7に記載の画像制御方法。
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US9195198B2 (en) 2012-03-19 2015-11-24 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus

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