JP4880161B2 - 除草製剤 - Google Patents

除草製剤

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    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/34Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom
    • A01N43/40Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with one nitrogen atom as the only ring hetero atom six-membered rings

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Description

【0001】
本発明は、有用植物の作物、例えばメイズ作物における雑草の選択的防除に好適な除草活性成分の併合物を含む新規除草組成物に関する。本発明は、有用植物の作物における雑草の防除方法、及びその目的のための上記新規組成物の使用にも関する。
【0002】
以下の式(I):
【0003】
【化91】
Figure 0004880161
【0004】
{式中、置換基の定義を以下に与える。}により表される化合物は、除草活性を有する。
【0005】
今般、驚ろくべきことに、さまざまな量の活性成分の、すなわち、以下に列記する式(2.1)〜(2.51)の活性成分であって知られており、かつ、その中のいくつかは商業的に入手可能でもあるものの中の1以上と式(I)の活性成分とのさまざまな量の組み合せが、発芽前と発芽後の両者において、特に有用植物の作物において生じるほとんどの雑草を防除することができるシナジー効果を示すことが示された。
【0006】
それ故、本発明に従って、慣用の不活性配合助剤とともに、活性成分として、
a)除草剤として有効量の以下の式(I):
【0007】
【化92】
Figure 0004880161
【0008】
{式中、各Rが独立して、水素、C1 −C6 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 ハロアルケニル、C2 −C6 アルキニル、C2 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、C1 −C6 アルコキシカルボニル、C1 −C6 アルキルカルボニル、C1 −C6 アルキルアミノ、ジ(C1 −C6 アルキル)アミノ、C1 −C6 アルキルアミノスルホニル、ジ(C1 −C6 アルキル)アミノスルホニル、−N(R1 )−S−R2 、−N(R3 )−SO−R4 、−N(R5 )−SO2 −R6 、ニトロ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ベンジルチオ、ベンジルスルフィニル、ベンジルスルホニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル又はフェニルスルホニルであり;ここで、上記フェニル基は、それ自体、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、メルカプト、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C3 −C6 アルケニルチオ、C3 −C6 ハロアルケニルチオ、C3 −C6 アルキニルチオ、C2 −C5 アルコキシアルキルチオ、C3 −C5 アセチルアルキルチオ、C3 −C6 アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2 −C4 シアノアルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1 −C2 アルキルアミノスルホニル、C2 −C4 ジアルキルアミノスルホニル、C1 −C3 アルキレン−R45、NR4647、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル又はベンジルチオによりモノ−、ジ−又はトリ−置換されることができ、ここで、後者のフェニル基とベンジルチオ基は、それ自体、そのフェニル環上でC1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ;
又はRは独立して、芳香族であるか又は部分的に飽和されることができ、かつ、窒素、酸素、及び硫黄から選ばれる1〜4の複素原子を含有しうる、5〜10員をもつ単環又は縮合2環の環系であり;ここで、上記環系は、ピリジン環に直接結合しているか又はC1 −C4 アルキレン基を介してピリジン環に結合しており、そして各環系は、3以上の酸素原子を含有せず、かつ、3以上の硫黄原子を含有せず、そして上記環系はそれ自体、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、メルカプト、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C3 −C6 アルケニルチオ、C3 −C6 ハロアルケニルチオ、C3 −C6 アルキニルチオ、C2 −C5 アルコキシ−アルキルチオ、C3 −C5 アセチルアルキルチオ、C3 −C6 アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2 −C4 シアノアルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1 −C2 アルキルアミノスルホニル、C2 −C4 ジアルキルアミノスルホニル、C1 −C3 アルキレン−R7 、NR89 、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル又はベンジルチオによりモノ−、ジ−又はトリ−置換されることができ、ここでフェニルとベンジルチオはそれ自体、そのフェニル環上で、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ、そして上記複素環内の窒素上の置換基は、ハロゲン以外であり;又は
各Rは独立して、C1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルキル又はC1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルキルであり;
mは、1、2、3又は4であり;
1 、R3 、とR5 は各々、互いに独立して、水素又はC1 −C6 アルキルであり;
2 は、NR1011、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 −ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル又はフェニルであり、ここで、フェニルはそれ自体、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ;
4 は、NR1213、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 −ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル又はフェニルであり、ここで、フェニルはそれ自体、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ;
6 は、NR1415、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル又はフェニルであり、ここで、フェニルはそれ自体、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ;
7 とR45は、各々、互いに独立して、C1 −C3 アルコキシ、C2 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C3 アルキルチオ、C1 −C3 アルキルスルフィニル、C1 −C3 アルキルスルホニル又はフェニルであり、ここで、フェニルはそれ自体、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ;
8 、R10、R12、R14、とR46は各々、互いに独立して、水素又はC1 −C6 アルキルであり;
9 、R11、R13、R15、とR47は各々、互いに独立してC1 −C6 アルキル又はC1 −C6 アルコキシであり;
Qは、以下のQ1 基:
【0009】
【化93】
Figure 0004880161
【0010】
(基中、R16、R17、R18、とR19は各々、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1 −C4 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 アルキニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−NHS(O)2 、C1 −C4 ハロアルキル、−NH−C1 −C4 アルキル、−N(C1 −C4 アルキル)2 、C1 −C6 アルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、又はフェニルであってそれ自体、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、アミノ、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ、COOH又はシアノにより置換されることができるものであり;又はR16、R17、R18、及びR19の中からの2つの隣接置換基は、C2 −C6 アルキレン橋を形成し;
20は、ヒドロキシ、O-+ 、ハロゲン、C1 −C12アルコキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、C2 −C4 アルケニルカルボニルオキシ、C3 −C6 シクロアルキルカルボニルオキシ、C1 −C12アルコキシカルボニルオキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、R2122N−C(O)O、C1 −C12アルキルチオ、C1 −C12アルキルスルフィニル、C1 −C12アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C2 −C12アルケニルチオ、C2 −C12アルケニルスルフィニル、C2 −C12−アルケニルスルホニル、C2 −C12ハロアルケニルチオ、C2 −C12ハロアルケニルスルフィニル、C2 −C12ハロアルケニルスルホニル、C2 −C12アルキニルチオ、C2 −C12アルキニルスルフィニル、C2 −C12アルキニルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、フェニル−S(O)2 O、(C1 −C4 アルコキシ)2 P(O)O、C1 −C4 アルキル(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、H(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、C1 −C12−アルキル−S(CO)O、ベンジルオキシ、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル又はフェニルスルホニルであり、ここで、上記フェニル基はそれ自体、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ又はシアノにより置換されることができ;そして
21とR22は各々、互いに独立して、水素又はC1 −C4 アルキルである。)であるか;
又は以下のQ2 基:
【0011】
【化94】
Figure 0004880161
【0012】
(基中、R23は、ヒドロキシ、O-+ 、ハロゲン、C1 −C12アルコキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、C2 −C4 −アルケニルカルボニルオキシ、C3 −C6 シクロアルキルカルボニルオキシ、C1 −C12アルコキシカルボニルオキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、R2425N−C(O)O、C1 −C12アルキルチオ、C1 −C12アルキルスルフィニル、C1 −C12アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C2 −C12アルケニルチオ、C2 −C12−アルケニルスルフィニル、C2 −C12アルケニルスルホニル、C2 −C12ハロアルケニルチオ、C2 −C12ハロアルケニルスルフィニル、C2 −C12−ハロアルケニルスルホニル、C2 −C12アルキニルチオ、C2 −C12アルキニルスルフィニル、C2 −C12アルキニルスルホニル、C1 −C4 −アルキル−S(O)2 O、フェニル−S(O)2 O、(C1 −C4 アルコキシ)2 P(O)O、C1 −C4 アルキル(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、H(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、C1 −C12−アルキル−S(CO)O、ベンジルオキシ、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル又はフェニルスルホニルであり、ここで、上記フェニル基はそれ自体、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ又はシアノにより置換されることができ;
24とR25は各々、互いに独立して水素又はC1 −C4 アルキルであり;そして
Yは、酸素、硫黄、化学結合又はC1 −C4 アルキレン橋である。)であるか;
又は以下のQ3 基:
【0013】
【化95】
Figure 0004880161
【0014】
(基中、R44、R37、R38、とR39は各々、互いに独立して、水素、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 アルキニル、C1 −C6 アルコキシカルボニル、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 アルキル−NHS(O)2 、C1 −C6 アルキルアミノ、ジ(C1 −C6 アルキル)アミノ、ヒドロキシ、C1 −C6 アルコキシ、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ヒドロキシ−C1 −C6 アルキル、C1 −C4 アルキル−スルホニルオキシ−C1 −C6 アルキル、トシルオキシ−C1 −C6 アルキル、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル、又はフェニルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、アミノ、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C6 アルキルチオ− N(C1 −C4 アルキル)、C1 −C6 アルキルスルフィニル−N(C1 −C4 アルキル)、C1 −C6 アルキルスルホニル−N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ、COOH又はシアノにより置換されたフェニルであり;又は隣接するR44とR37又はR38とR39は一緒になって、C3 −C6 アルキレンであり;
Wは、酸素、硫黄、スルフィニル、スルホニル、−CR4142−、−C(O)−又は−NR43−であり;
41は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルキルチオ−C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルキルカルボニルオキシ−C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルキルスルホニルオキシ−C1 −C4 アルキル、トシルオキシ−C1 −C4 アルキル、ジ(C1 −C3 アルコキシアルキル)メチル、ジ(C1 −C3 アルキルチオアルキル)メチル、(C1 −C3 アルコキシアルキル)−(C1 −C3 アルキルチオアルキル)メチル、C3 −C5 オキサシクロアルキル、C3 −C5 チアシクロアルキル、C3 −C4 ジオキサシクロアルキル、C3 −C4 ジチアシクロアルキル、C3 −C4 オキサチアシクロアルキル、ホルミル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、又はフェニルであってそれ自体がC1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、アミノ、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C6 アルキルチオ−N(C1 −C4 アルキル)、C1 −C6 アルキルスルフィニル−N(C1 −C4 アルキル)、C1 −C6 アルキルスルホニル−N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ、COOH又はシアノにより置換されることができるフェニルであり;又はR42はR39と一緒になってC1 −C6 アルキレンであり;
42は、水素、C1 −C4 アルキル又はC1 −C4 ハロアルキルであり;
40は、水素、O-+ 、ハロゲン、C1 −C12アルコキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、C2 −C4 アルケニルカルボニルオキシ、C3 −C6 シクロアルキルカルボニルオキシ、C1 −C12アルコキシカルボニルオキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、R9697N−C(O)O、C1 −C12アルキルチオ、C1 −C12アルキルスルフィニル、C1 −C12アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C2 −C12アルケニルチオ、C2 −C12アルケニルスルフィニル、C2 −C12−アルケニルスルホニル、C2 −C12ハロアルケニルチオ、C2 −C12ハロアルケニルスルフィニル、C2 −C12ハロアルケニルスルホニル、C2 −C12アルキニルチオ、C2 −C12アルキニルスルフィニル、C2 −C12アルキニルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、フェニル−S(O)2 O、(C1 −C4 アルコキシ)2 P(O)O、C1 −C4 アルキル(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、H(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、C1 −C12−アルキル−S(CO)O、ベンジルオキシ、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル又はフェニルスルホニルであり、ここで、上記フェニル基はそれ自体が、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ又はシアノにより置換されることができ;
96とR97は各々、互いに独立して、水素又はC1 −C4 アルキルであり;
43は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、又はフェニルであってそれ自体がC1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ又はシアノにより置換されることができるフェニルである。)
であるか;
又は以下のQ4 基:
【0015】
【化96】
Figure 0004880161
【0016】
(基中、R30は、ヒドロキシ、O-+ 、ハロゲン、C1 −C12アルコキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、C2 −C4 アルケニルカルボニルオキシ、C3 −C6 シクロアルキルカルボニルオキシ、C1 −C12アルコキシカルボニルオキシ、C1 −C12アルキルカルボニルオキシ、R3132N−C(O)O、C1 −C12アルキルチオ、C1 −C12アルキルスルフィニル、C1 −C12アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C2 −C12アルケニルチオ、C2 −C12アルケニルスルフィニル、C2 −C12−アルケニルスルホニル、C2 −C12ハロアルケニルチオ、C2 −C12ハロアルケニルスルフィニル、C2 −C12ハロアルケニルスルホニル、C2 −C12アルキニルチオ、C2 −C12アルキニルスルフィニル、C2 −C12アルキニルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、フェニル−S(O)2 O、(C1 −C4 アルコキシ)2 P(O)O、C1 −C4 アルキル(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、H(C1 −C4 アルコキシ)P(O)O、C1 −C12−アルキル−S(CO)O、ベンジルオキシ、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル又はフェニルスルホニルであり、ここで、上記フェニル基はそれ自体が、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ又はシアノにより置換されることができ;そして
31とR32は各々、互いに独立して、水素又はC1 −C4 アルキルであり;
33とR34は各々、互いに独立して、水素、ヒドロキシ、C1 −C4 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 アルキニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−NHS(O)2 、C1 −C4 ハロアルキル、−NH−C1 −C4 アルキル、−N(C1 −C4 アルキル)2 、C1 −C6 アルコキシ、シアノ、ニトロ、ハロゲン、又はフェニルであってそれ自体が、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、アミノ、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ、COOH又はシアノにより置換されることができるフェニルであり;又は
33とR34は一緒になって、C2 −C6 アルキレン橋を形成し;そして
35は、水素、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、又はフェニルであってそれ自体がC1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルカルボニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、アミノ、C1 −C4 アルキルアミノ、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O、C1 −C4 アルキル−S(O)2 NH、C1 −C4 アルキル−S(O)2 N(C1 −C4 アルキル)、ハロゲン、ニトロ、COOH又はシアノにより置換されることができるフェニルである。)であるか;
又は以下のQ5 基:
【0017】
【化97】
Figure 0004880161
【0018】
(基中、Zは、硫黄、SO又はSO2 であり;
01は、水素、C1 −C8 アルキル、C1 −C8 アルキルであってハロゲン、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、ヒドロキシ、シアノ、ニトロ、−CHO、−CO202、−COR03、−COSR04、−NR0506、CONR036037、又はフェニルにより置換されたC1 −C8 アルキルであり、ここで上記フェニルはそれ自体が、C1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C7 −シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR025026、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、C1 −C4 アルキレンフェニル又は−NR015CO2027により置換されることができ;
又はR01は、C2 −C8 アルケニル又はC2 −C8 アルケニルであってハロゲン、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、−CONR032033、シアノ、ニトロ、−CHO、−CO2038 、−COR039 、−COS−C1 −C4 アルキル、−NR034035、又はフェニルにより置換されたC2 −C8 アルケニルであり、ここで、上記フェニルはそれ自体がC1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 −アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 −アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR040041、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、C1 −C4 アルキレンフェニル又は−NR043CO2042により置換されることができ;
又はR01は、C3 −C6 アルキニル又はC3 −C6 アルキニルであってハロゲン、C1 −C4 ハロアルキル、シアノ、−CO2044 、又はフェニルにより置換されたものであり、ここで、上記フェニルはそれ自体がC1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 −アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキル−スルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 −アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR028029、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 −ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 −アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、C1 −C4 アルキレンフェニル又は−NR031CO2030により置換されることができ;
又はR01は、C3 −C7 シクロアルキル又はC3 −C7 シクロアルキルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、又はフェニルにより置換されたものであり、ここで、上記フェニルはそれ自体がハロゲン、ニトロ、シアノ、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 アルキル又はC1 −C4 ハロアルキルにより置換されることができ;
又はR01は、C1 −C4 アルキレン−C3 −C7 シクロアルキル、フェニル、又はフェニルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 −アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C7 −シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR045046、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 −ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル又は−NR048CO2047により置換されたフェニルであり;又は
01は、C1 −C4 アルキレンフェニル、COR07 又は4−〜6−員複素環であり;
02、R038 、R044 、とR066 は各々、互いに独立して、水素、C1 −C4 アルキル、フェニル、又はフェニルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 −アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 −アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、HNSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 −アルキニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR049050、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、−C1 −C4 −アルキルフェニル又は−NR052CO2053に置換されたフェニルであり;
03、R039 、とR067 は各々、互いに独立して、C1 −C4 アルキル、フェニル、又はフェニルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 −アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)−SO2 −フェニル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR068054、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロ−アルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、−(CH2t −フェニル又は−NR056CO2055により置換されたフェニルであり;
04は、C1 −C4 アルキルであり;
05は、水素、C1 −C4 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C7 シクロアルキル、フェニル、又はフェニルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 −アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 H、N(C3 −C6 アルキニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C7 −シクロアルキル)SO2 H、N(C3 −C7 シクロアルキル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −フェニル、N(フェニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)−SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR057058、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、C1 −C4 アルキレンフェニル又は−NR060CO2059により置換されたフェニルであり;
06は、水素、C1 −C4 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C7 シクロアルキル、フェニル、又はフェニルであってC1 −C4 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 −アルキニル、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、ハロゲン、ニトロ、シアノ、−COOH、COOC1 −C4 −アルキル、COOフェニル、C1 −C4 アルコキシ、フェノキシ、(C1 −C4 アルコキシ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルチオ)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルフィニル)−C1 −C4 アルキル、(C1 −C4 アルキルスルホニル)−C1 −C4 アルキル、NHSO2 −C1 −C4 アルキル、NHSO2 −フェニル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C1 −C6 アルキル)SO2 −フェニル、N(C2 −C6 アルケニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C2 −C6 アルケニル)SO2 −フェニル、N(C3 −C6 アルキニル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C6 アルキニル)−SO2 −フェニル、N(C3 −C7 シクロアルキル)SO2 −C1 −C4 アルキル、N(C3 −C7 シクロアルキル)−SO2 フェニル、N(フェニル)−SO2 −C1 −C4 アルキル、N(フェニル)SO2 −フェニル、OSO2 −C1 −C4 アルキル、CONR0610 62、OSO2 −C1 −C4 ハロアルキル、OSO2 −フェニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、フェニルチオ、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、フェニルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、フェニルスルフィニル、C1 −C4 アルキレンフェニル又は−NR064CO2063により置換されたフェニルであり;
07は、フェニル、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ又は−NR0809であり;
08とR09は各々、互いに独立して、C1 −C4 アルキル、フェニル、又はフェニルであってハロゲン、ニトロ、シアノ、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 チオアルキル、−CO2066 、−COR067 、C1 −C4 −アルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルスルフィニル又はC1 −C4 ハロアルキルにより置換されたものであり;又はR08とR09は一緒になって、5−又は6−員環を形成し、これは酸素、NR065 又はSにより中断されることができ;
015 、R031 、R043 、R048 、R052 、R056 、R060 、とR064 は各々、互いに独立して、水素、C1 −C4 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル又はC3 −C7 シクロアルキルであり;
025 、R026 、R027 、R028 、R029 、R030 、R032 、R033 、R034 、R035 、R036 、R037 、R040 、R041 、R042 、R045 、R046 、R047 、R049 、R050 、R053 、R054 、R055 、R057 、R058 、R059 、R061 、R062 、R063 、R065 、とR068 は各々、互いに独立して、水素、C1 −C4 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C7 シクロアルキル、フェニル、又はフェニルであってハロゲン、ニトロ、シアノ、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 アルキル又はC1 −C4 ハロアルキルにより置換されたフェニルであり;そして
36は、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル、又はC3 −C6 シクロアルキルであってハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C1 −C4 アルコキシカルボニル、C1 −C4 アルキルチオ、C1 −C4 アルキルスルフィニル、C1 −C4 アルキルスルホニル、C1 −C4 ハロアルキルチオ、C1 −C4 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C4 ハロアルキルスルホニル、C1 −C4 アルキルカルボニル、ジ(C1 −C4 アルキル)アミノ、C1 −C4 アルコキシ、C1 −C4 ハロアルコキシ、C1 −C4 アルキル−S(O)2 O、C1 −C4 ハロアルキル−S(O)2 O又はフェニルにより置換されたC3 −C6 シクロアルキルであり、ここで、上記フェニルはそれ自体がハロゲン、C1 −C4 アルキル、C1 −C4 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 アルキニル、シアノ、ニトロ又はCOOHにより置換されることができる。}により表される化合物;又はその化合物の農学的に許容される塩と、
b)シナルジスティックに有効な量の、
以下の式(2.1)の化合物:
【0019】
【化98】
Figure 0004880161
【0020】
{式中、R51はCH2 −OMe、エチル又は水素であり;R52は水素であり、又はR51とR52は一緒になって、−CH=CH−CH=CH−基である。};及び
以下の式(2.2)の化合物:
【0021】
【化99】
Figure 0004880161
【0022】
{式中、R53はエチルであり、R54はメチル又はエチルであり、そしてR55は−CH(Me)−CH2 OMe、〈S〉−CH(Me)−CH2 OMe、CH2 OMe又はCH2 O−CH2 CH3 である。};及び
以下の式(2.3)の化合物:
【0023】
【化100】
Figure 0004880161
【0024】
{式中、R56はCH(Me)−CH2 OMe又は〈S〉CH(Me)−CH2 OMeである。};及び
以下の式(2.4)の化合物:
【0025】
【化101】
Figure 0004880161
【0026】
{式中、R57は塩素、メトキシ又はメチルチオであり、R58はエチルであり、そしてR59はエチル、イソプロピル、−(CN)(CH3 )−CH3 又はtert−ブチルである。};及び
以下の式(2.5)の化合物:
【0027】
【化102】
Figure 0004880161
【0028】
{式中、R60はエチル又はn−プロピルであり、R61はCOO- 1/2 Ca++、−CH2 −CH(Me)S−CH2 CH3 又は以下の基:
【0029】
【化103】
Figure 0004880161
【0030】
であり、そしてXは酸素、N−O−CH2 CH3 又はN−O−CH2 CH=CH−Clである。};及び
以下の式(2.6)の化合物:
【0031】
【化104】
Figure 0004880161
【0032】
{式中、R62は水素、メトキシ又はエトキシであり、R63は水素、メチル、メトキシ又はフッ素であり、R64はCOOMe、フッ素又は塩素であり、R65は水素又はメチルであり、Yはメチン、C−F又は窒素であり、Zはメチン又は窒素であり、そしてR66はフッ素又は塩素である。};及び
以下の式(2.7)の化合物:
【0033】
【化105】
Figure 0004880161
【0034】
{式中、R67は水素又は−C(O)−S−n−オクチルである。};及び
以下の式(2.8)の化合物:
【0035】
【化106】
Figure 0004880161
【0036】
{式中、R68は臭素又はヨウ素である。};及び
以下の式(2.9)の化合物:
【0037】
【化107】
Figure 0004880161
【0038】
{式中、R69は塩素又はニトロである。};及び
以下の式(2.10)の化合物:
【0039】
【化108】
Figure 0004880161
【0040】
{式中、R70はフッ素又は塩素であり、そしてR71は−CH2 −CH(Cl)−COOCH2 CH3 又は−NH−SO2 Meである。};及び
以下の式(2.11)の化合物:
【0041】
【化109】
Figure 0004880161
【0042】
{式中、R72はトリフルオロメチル又は塩素である。};及び
以下の式(2.12)の化合物:
【0043】
【化110】
Figure 0004880161
【0044】
{式中、R73はNH2 又は〈S〉NH2 である。};及び
以下の式(2.13)の化合物:
【0045】
【化111】
Figure 0004880161
【0046】
{式中、Y1 は窒素、メチン、NH−CHO又はN−Meであり、Y2 は窒素、メチン又はC−Iであり、Y3 はメチンであり、Y4 はメチンであり、又はY3 とY4 は一緒になって硫黄又はC−Clであり、Y5 は窒素又はメチンであり、Y6 はメチル、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメチル又はメトキシであり、Y7 はメトキシ又はジフルオロメトキシであり、そしてR74はCONMe2 、COOMe、COOC25 、トリフルオロメチル、CH2 −CH2 CF3 又はSO2 CH2 CH3 である。}又はそのナトリウム塩;及び
以下の式(2.13c)の化合物:
【0047】
【化112】
Figure 0004880161
【0048】
及び、以下の式(2.14)の化合物:
【0049】
【化113】
Figure 0004880161
【0050】
及び、以下の式(2.15)の化合物:
【0051】
【化114】
Figure 0004880161
【0052】
及び、以下の式(2.16)の化合物:
【0053】
【化115】
Figure 0004880161
【0054】
及び、以下の式(2.17)の化合物:
【0055】
【化116】
Figure 0004880161
【0056】
及び、以下の式(2.18)の化合物:
【0057】
【化117】
Figure 0004880161
【0058】
及び、以下の式(2.19)の化合物:
【0059】
【化118】
Figure 0004880161
【0060】
及び、以下の式(2.20)の化合物:
【0061】
【化119】
Figure 0004880161
【0062】
及び、以下の式(2.21)の化合物:
【0063】
【化120】
Figure 0004880161
【0064】
及び、以下の式(2.22)の化合物:
【0065】
【化121】
Figure 0004880161
【0066】
及び、以下の式(2.23)の化合物:
【0067】
【化122】
Figure 0004880161
【0068】
及び、以下の式(2.24)の化合物:
【0069】
【化123】
Figure 0004880161
【0070】
及び、以下の式(2.25)の化合物:
【0071】
【化124】
Figure 0004880161
【0072】
及び、以下の式(2.26)の化合物:
【0073】
【化125】
Figure 0004880161
【0074】
及び、以下の式(2.27)の化合物:
【0075】
【化126】
Figure 0004880161
【0076】
及び、以下の式(2.28)の化合物:
【0077】
【化127】
Figure 0004880161
【0078】
及び、以下の式(2.29)の化合物:
【0079】
【化128】
Figure 0004880161
【0080】
及び、以下の式(2.30)の化合物:
【0081】
【化129】
Figure 0004880161
【0082】
及び、以下の式(2.31)の化合物:
【0083】
【化130】
Figure 0004880161
【0084】
及び、以下の式(2.32)の化合物:
【0085】
【化131】
Figure 0004880161
【0086】
及び、以下の式(2.33)の化合物:
【0087】
【化132】
Figure 0004880161
【0088】
及び、以下の式(2.34)の化合物:
【0089】
【化133】
Figure 0004880161
【0090】
及び、以下の式(2.35)の化合物:
【0091】
【化134】
Figure 0004880161
【0092】
及び、以下の式(2.36)の化合物:
【0093】
【化135】
Figure 0004880161
【0094】
及び、以下の式(2.37)の化合物:
【0095】
【化136】
Figure 0004880161
【0096】
及び、以下の式(2.38)の化合物:
【0097】
【化137】
Figure 0004880161
【0098】
及び、以下の式(2.39)の化合物:
【0099】
【化138】
Figure 0004880161
【0100】
及び、以下の式(2.40)の化合物:
【0101】
【化139】
Figure 0004880161
【0102】
及び、以下の式(2.41)の化合物:
【0103】
【化140】
Figure 0004880161
【0104】
及び、以下の式(2.42)の化合物:
【0105】
【化141】
Figure 0004880161
【0106】
及び、以下の式(2.43)の化合物:
【0107】
【化142】
Figure 0004880161
【0108】
及び、以下の式(2.44)の化合物:
【0109】
【化143】
Figure 0004880161
【0110】
及び、以下の式(2.45)の化合物:
【0111】
【化144】
Figure 0004880161
【0112】
及び、以下の式(2.46)の化合物:
【0113】
【化145】
Figure 0004880161
【0114】
及び、以下の式(2.47)の化合物:
【0115】
【化146】
Figure 0004880161
【0116】
及び、以下の式(2.48)の化合物:
【0117】
【化147】
Figure 0004880161
【0118】
及び、以下の式(2.49)の化合物:
【0119】
【化148】
Figure 0004880161
【0120】
及び、以下の式(2.50)の化合物:
【0121】
【化149】
Figure 0004880161
【0122】
及び、以下の式(2.51)の化合物:
【0123】
【化150】
Figure 0004880161
【0124】
から選ばれる1以上の化合物との混合物を含む、選択的雑草防除のための新規シナルジスティック組成物が提案される。
【0125】
上記式中、“Me”はメチル基である。置換基の定義中に現れるアルキル基は、直鎖又は分枝であることができ、そして、例えば、メチル、エチル、n−プロピル、イソプロピル、n−ブチル、sec−ブチル、イソブチル、tert−ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、及びドデシルであり、そしてまた枝分れしたその異性体である。アルコキシ、アルケニル、及びアルキニル基は上述のアルキル基に由来する。上記アルケニル基とアルキニル基は1回又は2回以上、不飽和であることができる。
【0126】
アルキレン基は、1以上のメチル基により置換されることができ;好ましくは、そのようなアルキレン基は、各場合において非置換である。同じことが、C3 −C5 シクロアルキル−、C3 −C5 オキサシクロアルキル−、C3 −C5 チアシクロアルキル−、C3 −C4 ジオキサシクロアルキル−、C3 −C4 ジチアシクロアルキル−、C3 −C4 オキサチアシクロアルキル−及びN(CH2 )−含有基の全てに言える。
【0127】
ハロゲンは、一般に、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素である。同じことが、他の定義、例えば、ハロアルキル又はハロフェニル中のハロゲンにも言える。
【0128】
1〜6炭素原子の鎖長をもつハロアルキルは、例えば、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、2,2,2−トリフルオロエチル、2−フルオロエチル、2−クロロエチル、ペンタフルオロエチル、1,1−ジフルオロ−2,2,2−トリクロロエチル、2,2,3,3−テトラフルオロエチル、及び2,2,2−トリクロロエチル、ペンタフルオロエチル、ヘプタフルオロ−n−プロピル、パーフルオロ−n−ヘキシルであり;R2 、R3 、及び特にR5 の定義中のハロアルキル基は、好ましくは、トリクロロメチル、ジクロロフルオロメチル、ジフルオロクロロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ペンタフルオロエチル又はヘプタフルオロ−n−プロピルである。
【0129】
好適なハロアルケニル基は、ハロゲンにより1回以上置換されたアルケニル基であり、ここで、ハロゲンは、フッ素、塩素、臭素又はヨウ素であり、そして特にフッ素又は塩素であり、上記ハロアルケニル基は、例えば、2,2−ジフルオロ−1−メチルビニル、3−フルオロプロペニル、3−クロロプロペニル、3−ブロモプロペニル、2,3,3−トリフルオロプロペニル、2,3,3−トリクロロプロペニル、及び4,4,4−トリフルオロbut−2−en−1−ylである。ハロゲンにより、1、2又は3回置換された好ましいC2 −C12アルケニル基は、2〜5炭素原子の鎖長をもつものである。好適なハロアルキニル基は、例えば、臭素又はヨウ素、特にフッ素又は塩素であるハロゲンにより1回以上置換されたアルキニル基、例えば、3−フルオロプロピニル、3−クロロプロピニル、3−ブロモプロピニル、3,3,3−トリフルオロプロピニル、及び4,4,4−トリフルオロ−but−2−yn−1−ylを含む。ハロゲンにより1回以上置換された好ましいアルキニル基は、2〜5炭素原子の鎖長をもつものである。
【0130】
アルコキシ基は、好ましくは、1〜6炭素原子の鎖長をもつ。アルコキシは、例えば、メトキシ、エトキシ、プロポキシ、イソプロポキシ、n−ブトキシ、イソブトキシ、sec−ブトキシ又はtert−ブトキシ又はペンチルオキシ又はヘキシルオキシ異性体、好ましくはメトキシとエトキシである。アルキルカルボニルは、好ましくは、アセチル又はプロピニルである。アルコキシカルボニルは、例えば、メトキシカルボニル、エトキシカルボニル、プロポキシカルボニル、イソプロポキシカルボニル、n−ブトキシカルボニル、イソブトキシカルボニル、sec−ブトキシカルボニル又はtert−ブトキシカルボニル、好ましくはメトキシカルボニル、エトキシカルボニル又はtert−ブトキシカルボニルである。ハロアルコキシキ基は、好ましくは、1〜8炭素原子の鎖長をもつ。
【0131】
ハロアルコキシは、例えば、フルオロメトキシ、ジフルオロメトキシ、トリフルオロメトキシ、2,2,2−トリフルオロエトキシ、1,1,2,2−テトラフルオロエトキシ、2−フルオロエトキシ、2−クロロエトキシ、2,2−ジフルオロエトキシ又は2,2,2−トリクロロエトキシ、好ましくはジフルオロメトキシ、2−クロロエトキシ又はトリフルオロメトキシである。アルキルチオ基は、好ましくは、1〜8炭素原子の鎖長をもつ。アルキルチオは、例えば、メチルチオ、エチルチオ、プロピルチオ、イソプロピルチオ、n−ブチルチオ、イソブチルチオ、sec−ブチルチオ又はtert−ブチルチオ、好ましくは、メチルチオ又はエチルチオである。アルキルスルフィニルは、例えば、メチルスルフィニル、エチルスルフィニル、プロピルスルフィニル、イソプロピルスルフィニル、n−ブチルスルフィニル、イソブチルスルフィニル、sec−ブチルスルフィニル又はtert−ブチルスルフィニル、好ましくはメチルスルフィニル又はエチルスルフィニルである。アルキルスルホニルは、例えば、メチルスルホニル、エチルスルホニル、プロピルスルホニル、イソプロピルスルホニル、n−ブチルスルホニル、イソブチルスルホニル、sec−ブチルスルホニル又はtert−ブチルスルホニル、好ましくはメチルスルホニル又はエチルスルホニルである。
【0132】
アルキルアミノは、例えば、メチルアミノ、エチルアミノ、n−プロピルアミノ、イソプロピルアミノ又はブチルアミン異性体である。ジアルキルアミノは、例えば、ジメチルアミノ、メチルエチルアミノ、ジエチルアミノ、n−プロピルメチルアミノ、ジブチルアミノ又はジイソプロピルアミノである。1〜4炭素原子の鎖長をもつアルキルアミノ基が好ましい。アルコキシアルキル基は、好ましくは、1〜6炭素原子をもつ。アルコキシアルキルは、例えば、メトキシメチル、メトキシエチル、エトキシメチル、エトキシエチル、n−プロポキシメチル、n−プロポキシエチル、イソプロポキシメチル又はイソプロポキシエチルである。アルキルチオアルキル基は、好ましくは、1〜6炭素原子をもつ。アルキルチオアルキルは、例えば、メチルチオメチル、メチルチオエチル、エチルチオメチル、エチルチオエチル、n−プロピルチオメチル、n−プロピルチオエチル、イソプロピルチオメチル、イソプロピルチオエチル、ブチルチオメチル、ブチルチオエチル又はブチルチオブチルである。
【0133】
シクロアルキル基は、好ましくは、3〜6の環炭素原子をもち、そして1以上のメチル基により置換されることができ;それらは、好ましくは非置換の、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル又はシクロヘキシルである。置換基は、例えば、フェノキシ、ベンジル、ベンジルオキシ、ベンゾイル、フェニルチオ、フェニルアルキル、フェノキシアルキル又はトシルの一部としてのフェニルを含む、フェニルは、モノ−又はポリ−置換された形態にあることができ、この場合、その置換基は、所望により、オルト−、メタ−及び/又はパラ−位にあることができる。
【0134】
本発明は、式(I)の化合物がアミン、アルカリ金属及びアルカリ土類金属塩基又は第4アンモニウム塩基と形成することができる塩をも含む。塩形成体として使用される水酸化アルカリ金属及びアルカリ土類金属の中にあって、リチウム、ナトリウム、カリウム、マグネシウム、及びカルシウムの水酸化物が挙げられるが、特にナトリウムとカリウムのものが挙げられる。
【0135】
考慮するアンモニウム塩形成のために好適なアミンの例は、アンモニア、並びに第1、第2、及び第3のC1 −C18アルキルアミン、C1 −C4 ヒドロキシアルキルアミン、及びC2 −C4 アルコキシアルキルアミン、例えば、メチルアミン、エチルアミン、n−プロピルアミン、イソプロピルアミン、4つのブチルアミン異性体、n−アミルアミン、イソアミルアミン、ヘキシルアミン、ヘプチルアミン、オクチルアミン、ノニルアミン、デシルアミン、ペンタデシルアミン、ヘキサデシルアミン、ヘプタデシルアミン、オクタデシルアミン、メチル−エチルアミン、メチル−イソプロピルアミン、メチルヘキシルアミン、メチル−ノニルアミン、メチル−ペンタデシルアミン、メチル−オクタデシルアミン、エチル−プチルアミン、エチル−ヘプチルアミン、エチル−オクチルアミン、ヘキシル−ヘプチルアミン、ヘキシル−オクチルアミン、ジメチルアミン、ジエチルアミン、ジ−n−プロピルアミン、ジイソプロピルアミン、ジ−n−ブチルアミン、ジ−n−アミルアミン、ジイソアミルアミン、ジヘキシルアミン、ジヘプチルアミン、ジオクチルアミン、エタノールアミン、n−プロパノールアミン、イソプロパノールアミン、N,N−ジエタノールアミン、N−エチルプロパノールアミン、N−ブチル−エタノールアミン、アリルアミン、n−ブテニル−2−アミン、n−ペンテニル−2−アミン、2,3−ジメチルブテニル−2−アミン、ジブテニル−2−アミン、n−ヘキセニル−2−アミン、プロピレンジアミン、トリメチルアミン、トリエチルアミン、トリ−n−プロピルアミン、トリイソプロピルアミン、トリ−n−ブチルアミン、トリイソブチルアミン、トリ−sec−ブチルアミン、トリ−n−アミルアミン、メトキシエチルアミン、及びエトキシエチルアミン;複素環式アミン、例えば、ピリジン、キノリン、イソキノリン、モルフォリン、ピペリジン、ピロリジン、インドリン、キヌクリジン、及びアゼピン;第1アリール・アミン、例えば、アニリン、メトキシアニリン、エトキシアニリン、o−,m−及びp−トルイジン、フェニレンジアミン、ベンジジン、ナフチルアミン、及びo−,m−及びp−クロロアニリンであるが;特に、トリエチルアミン、イソプロピルアミン、及びジイソプロピルアミンである。
【0136】
式(I)の活性成分と、式(2.1)〜(2.51)から選ばれる1以上の活性成分との併合が、原則として予想される、防除されるべき雑草に対する付加効果を、上廻り、そしてそれにより、特に以下の2つの点で個々の活性成分の作用レンジを広げるということは極めて驚ろくべきことである:第1に、式(I)と式(2.1)〜(2.5)の個々の化合物の適用率が、良い作用レベルを維持しながら低下される点、及び第2に、本発明に係る組成物が、個々の物質が、低い適用率レンジにおいて、農学的視点から使用に適さなくなっているであろう場合にも、高レベルの雑草防除を達成するという点。上記結果は、活性成分の意図しない過剰投与の事件において必要であり、かつ、望ましいように、雑草スペクトルのかなりの拡大、及び有用植物の作物に関する選択性の付加的増加である。本発明に係る組成物は、有用植物の作物における雑草の優れた防除を保ちながら、以下の作物においてより高いフレキシビリティーをも可能にする。
【0137】
本発明に係る組成物は、多数の農学的に重要な雑草、例えば、ハコベ(Stellaria)、ナスターティウム(Nasturtium)、ヌカボ(Agrostis)、ヒメシバ(Digitaria)、カラスムギ(Avena)、アワ(Setaria)、カラシ(Sinapis)、ロリウム(Lolium)、ナス(Solanum)、インゲンマメ(Phaseolus)、ヒエ(Echinochloa)、フトイ(Scirpus)、ミズアオイ(Monochoria)、オモダカ(Sagittaria)、イヌムギ(Bromus)、アロペキュラス(Alopecurus)、モロコシ・ハレペンス(Sorghum halepense)、ロトボエリア(Rottboellia)、カヤツリグサ(Cyperus)、アブチロン(Abutilon)、シダ(Sida)、オナモミ(Xanthium)、ヒユ(Amaranthus)、アカザ(Chenopodium)、サツマイモ(Ipomoea)、シュンギク(Chrysanthemum)、ヤエムグラ(Galium)、スミレ(Viola)、及びイヌノフグリ(Veronica)に対して使用されることができる。本発明に係る組成物は、農業において慣用される全ての適用方法、例えば、発芽前適用、発芽後適用、及び種子ドレッシングのために好適である。本発明に係る組成物は、特に、有用植物、例えば、穀類、ナタネ、サトウキビ、サトウダイコン、プランテーション作物、稲、メイズ、及び大豆の作物における雑草の防除のために、そしてまた非選択的雑草防除のために好適である。
【0138】
“作物(Crops)”とは、慣用の育種又は遺伝子工学方法の結果として除草剤又は除草剤のクラスに対して耐性とされているような作物をも意味すると理解すべきである。
【0139】
好ましい本発明に係る組成物は、式中、
各Rが独立して、水素、C1 −C6 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 ハロアルケニル、C2 −C6 アルキニル、C2 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 アルキル−スルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキル、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 −ハロアルキルスルホニル、C1 −C6 アルコキシカルボニル、C1 −C6 アルキルカルボニル、C1 −C6 アルキルアミノ、ジ(C1 −C6 アルキル)−アミノ、C1 −C6 アルキルアミノスルホニル、ジ(C1 −C6 アルキル)アミノスルホニル、−N(R1 )−S−R2 、−N(R3 )−SO−R4 、−N(R5 )−SO2 −R6 、ニトロ、シアノ、ハロゲン、ヒドロキシ、アミノ、ベンジルチオ、ベンジルスルフィニル、ベンジルスルホニル、フェニル、フェノキシ、フェニルチオ、フェニルスルフィニル又はフェニルスルホニルであり;ここで、上記フェニル基はそれ自体が、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、メルカプト、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C3 −C6 アルケニルチオ、C3 −C6 ハロアルケニルチオ、C3 −C6 アルキニルチオ、C2 −C5 アルコキシアルキルチオ、C3 −C5 アセチルアルキルチオ、C3 −C6 −アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2 −C4 シアノアルキルチオ、C1 −C6 アルキルスルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1 −C2 アルキルアミノスルホニル、C2 −C4 ジアルキルアミノスルホニル、C1 −C3 アルキレン−R45、NR4647、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル又はベンジルチオによりモノ−、ジ−又はトリ−置換されることができ、ここで、後者のフェニル基とベンジルチオ基はそれら自体が、そのフェニル環上で、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ;
又は各Rは、独立して、芳香族であるか又は部分的に飽和されることができ、そして、窒素、酸素、及び硫黄から選ばれる1〜4の複素原子を含有することができる、5〜10員をもつ単環又は縮合2環系であり;ここで、上記環系は、ピリジン環に直接結合されるか又はC1 −C4 アルキレン基を介してピリジン環に結合され、そして各環系は、3以上の酸素原子を含有せず、かつ、3以上の硫黄原子を含有せず、そして上記環系はそれ自体が、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、メルカプト、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C3 −C6 アルケニルチオ、C3 −C6 ハロアルケニルチオ、C3 −C6 アルキニルチオ、C2 −C5 アルコキシ−アルキルチオ、C3 −C5 アセチルアルキルチオ、C3 −C6 アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2 −C4 シアノアルキルチオ、C1 −C6 アルキル−スルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1 −C2 アルキルアミノスルホニル、C2 −C4 ジアルキルアミノスルホニル、C1 −C3 アルキレン−R7 、NR89 、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル又はベンジルチオによりモノ−、ジ−又はトリ−置換されることができ、ここで、後者のフェニルとベンジルチオはそれら自体が、そのフェニル環上で、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ、そして上記複素環内の窒素原子上の置換基はハロゲン以外であり、
式(I)の化合物を含む。
【0140】
同じく好ましい本発明に係る組成物は、式(I)の化合物として、以下の式(Ia):
【0141】
【化151】
Figure 0004880161
【0142】
{式中、
48は、C1 −C6 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 ハロアルケニル、C2 −C6 アルキニル、C2 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル、C1 −C6 ハロアルキル、又は芳香族であるか又は部分的に飽和されることができ、そして窒素、酸素、及び硫黄から選ばれる1〜4の複素原子を含有することができる、5〜10員をもつ単環又は縮合2環系であり、ここで上記環系は、ピリジン環に直接結合されるか又はC1 −C4 アルキレン基を介してピリジン環に結合されており、そして各環系は3以上の酸素原子を含有せず、かつ、3以上の硫黄原子を含有せず、そして上記環系はそれ自体が、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、C3 −C6 アルケニル、C3 −C6 ハロアルケニル、C3 −C6 アルキニル、C3 −C6 ハロアルキニル、C1 −C6 アルコキシ、C1 −C6 ハロアルコキシ、C3 −C6 アルケニルオキシ、C3 −C6 アルキニルオキシ、メルカプト、C1 −C6 アルキルチオ、C1 −C6 ハロアルキルチオ、C3 −C6 アルケニルチオ、C3 −C6 ハロアルケニルチオ、C3 −C6 アルキニルチオ、C2 −C5 アルコキシ−アルキルチオ、C3 −C5 アセチルアルキルチオ、C3 −C6 アルコキシカルボニルアルキルチオ、C2 −C4 シアノアルキルチオ、C1 −C6 アルキル−スルフィニル、C1 −C6 ハロアルキルスルフィニル、C1 −C6 アルキルスルホニル、C1 −C6 ハロアルキルスルホニル、アミノスルホニル、C1 −C2 アルキルアミノスルホニル、C2 −C4 ジアルキルアミノスルホニル、C1 −C3 アルキレン−R7 、NR89 、ハロゲン、シアノ、ニトロ、フェニル又はベンジルチオにより、モノ−、ジ−又はトリ−置換されることができ、ここで、後者のフェニルとベンジルチオはそれら自体が、そのフェニル環上で、C1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができ、ここで、上記複素環内の窒素原子上の置換基はハロゲン以外であり;
49は、水素、C1 −C6 アルキル、C1 −C6 ハロアルキル、ハロゲン、又はフェニルであってC1 −C3 アルキル、C1 −C3 ハロアルキル、C1 −C3 アルコキシ、C1 −C3 ハロアルコキシ、ハロゲン、シアノ又はニトロにより置換されることができるフェニルであり、そして
50は、C1 −C6 ハロアルキルである。}により表される化合物を含む。
【0143】
上記化合物群の中にあって式中、R48が、C1 −C6 アルキル、C2 −C6 アルケニル、C2 −C6 ハロアルケニル、C2 −C6 アルキニル、C2 −C6 ハロアルキニル、C3 −C6 シクロアルキル又はC1 −C6 ハロアルキルであるものが好ましい。
【0144】
式(I)中、QがQ2 又はQ3 であり、特に、基Q2 中、R23がヒドロキシであり、そして基Q3 中、R40がヒドロキシである組成物も好ましい。
【0145】
上記群の中にあって、式中、mが2であり、そして1の置換基Rが、C1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルキル又はC1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルコキシ−C1 −C4 アルキルである化合物が特に好ましい。
【0146】
さらに好ましい本発明に係るシナルジスティック混合物は、活性成分として、式(I)の化合物と、以下の式(2.2.a)の化合物:
【0147】
【化152】
Figure 0004880161
【0148】
(2.2.a,aRS,1′S(−)N−(1′−メチル−2′−メトキシエチル)−N−クロロアセチル−2−エチル−6−メチルアニリン)、又は以下の式(2.2.b)の化合物:
【0149】
【化153】
Figure 0004880161
【0150】
、又は式(2.2)の化合物{式中、R3 がエチルであり、R4 がメチルであり、そしてR5 がエトキシメチルである。}、又は式(2.2)の化合物{式中、R3 がエチルであり、R4 がエチルであり、そしてR5 がメトキシメチルである。}、又は化合物(2.3)、又は式(2.30)の化合物、又は式(2.4)の化合物、又は式(2.13)の化合物、又は式(2.14)の化合物、又は式(2.6)の化合物{式中、R12が水素であり、Zがメチンであり、R13がメチルであり、Yが窒素であり、R14がフッ素であり、R15が水素であり、そしてR16がフッ素であるか、又はR12がメトキシであり、Zがメチンであり、R13がメトキシであり、Yがメチンであり、R14が塩素であり、R15がメチルであり、そしてR16が塩素である。}、又は式(2.7)の化合物{式中、R17が−C(O)−S−n−オクチルである。}、又は式(2.12)の化合物、又は式(2.18)の化合物、又は式(2.19)の化合物、又は式(2.21)の化合物、又は式(2.25)の化合物、又は式(2.33)の化合物、又は式(2.45)の化合物、又は式(2.1)の化合物のいずれかとを含む。
【0151】
特に好ましい本発明に係るシナルジスティック混合物は、活性成分として、式(I)の化合物と、以下の式(2.2.a)の化合物:
【0152】
【化154】
Figure 0004880161
【0153】
(2.2.a,aRS,1′S(−)N−(1′−メチル−2′−メトキシエチル)−N−クロロアセチル−2−エチル−6−メチルアニリン)、又は以下の式(2.2.b)の化合物:
【0154】
【化155】
Figure 0004880161
【0155】
、又は式(2.2)の化合物{式中、R3 がエチルであり、R4 がメチルであり、そしてR5 がエトキシメチルである。}、又は式(2.2)の化合物{式中、R3 がエチルであり、R4 がエチルであり、そしてR5 がメトキシメチルである。}、又は化合物(2.3)の化合物、又は式(2.30)の化合物のいずれかとを含む。
【0156】
式(I)の化合物と、以下の式(2.2a)の化合物:
【0157】
【化156】
Figure 0004880161
【0158】
(2.2a,aRS,1′S(−)N−(1′−メチル−2′−メトキシエチル)−N−クロロアセチル−2−エチル−6−メチルアニリン)との併合は、特に有効であることが発見され、以下、表1に示す化合物(1.001)は、式(I)の化合物として特に好ましい。
【0159】
式(I)の化合物は、WO97/46530中に記載された方法と同様のやり方で、
a)以下の式(II)の化合物:
【0160】
【化157】
Figure 0004880161
【0161】
{式中、Rとmは、式(I)に関して定義したものと同じであり、そしてXは脱離基、例えばハロゲンである。}を、不活性な有機溶媒中、塩基の存在下、以下の式(III )、(IV)、(V)又は(VI)の化合物:
【0162】
【化158】
Figure 0004880161
【0163】
{式中、R20、R23、R30、とR40はヒドロキシであり、そして他の置換基は式(I)に関して定義したものと同じである。}と反応させて、以下の式(VII )、(VIII)、(IX)又は(X)の化合物:
【0164】
【化159】
Figure 0004880161
【0165】
【化160】
Figure 0004880161
【0166】
を形成し、そしてその後、上記化合物を、例えば、塩基と触媒量のジメチルアミノピリジン(DMAP)又はシアニド源の存在下で異性化させるか;又は
b)以下の式(XI)の化合物:
【0167】
【化161】
Figure 0004880161
【0168】
{式中、Rとmは、式(I)に関して定義したものと同じである。}を、式(III )、(IV)、(V)又は(VI)の化合物と、不活性な有機溶媒中、塩基とカップリング剤の存在下、反応させて、式(VII )、(VIII)、(IX)又は(X)の化合物を形成し、そしてその後、上記化合物を、例えば、ルートa)の下に記載したやり方で異性化する、
ことにより製造されることができる。
【0169】
式中、Qが以下のQ5 基:
【0170】
【化162】
Figure 0004880161
【0171】
{基中、Zが硫黄であり、そしてR36とR01が式(I)に関して定義したものである。}は、知られた方法(例えば、WO97/43270中に記載されたもの)と同様のやり方で、
a)以下の式(XII )の化合物:
【0172】
【化163】
Figure 0004880161
【0173】
{式中、R36、Rとmは定義したものと同じである。}を、塩基、2硫化炭素、及び以下の式(XIII)のアルキル化試薬:
01−X1 (XIII)
{式中、R01は式(I)に関して定義したものと同じであり、そしてX1 は脱離基、例えば、ハロゲン又はスルホネートの存在下、以下の式(XIV )の化合物:
【0174】
【化164】
Figure 0004880161
【0175】
{式中、Zは硫黄であり、そしてR、R01、R36、とmは定義したものと同じである。}に変換して、そしてその後、上記化合物を、塩酸ヒドロキシアミンを用いて、場合により溶媒中、塩基の存在下で還化して、以下の式(Ie)の化合物:
【0176】
【化165】
Figure 0004880161
【0177】
{式中、Zは硫黄であり、そしてR、R36、R01、とmは定義したものと同じである。}を形成し、そしてその後、上記化合物を、酸化剤、例えば、メタ−クロロ過安息香酸(m−CPBA)を用いて酸化する、
ことにより製造されることができる。
【0178】
式(I)の化合物の製造を、より詳しく、以下の反応スキーム1と2に説明する。
【0179】
【化166】
Figure 0004880161
【0180】
基中、R20、R23、R30、とR40がヒドロキシであるところのQ1 、Q2 、Q3 、とQ4 基を含有する式(I)の化合物は、特に、上記反応スキームに従って製造されることができる。
【0181】
【化167】
Figure 0004880161
【0182】
式中、QがQ1 〜Q4 基であり、そしてR20、R23、R30、とR40がヒドロキシである式(I)の化合物の製造のためには、出発材料として、反応スキーム1、ルートa)に従って、式中、Xが脱離基、例えば、ハロゲン、例えば、ヨウ素、臭素又は特に塩素、N−オキシフタリミド又はN,O−ジメチルヒドロキシルアミノ又は活性化エステルの成分、例えば、
【0183】
【化168】
Figure 0004880161
【0184】
(ジシクロヘキシルカルボジイミド(DCC)と適当なカルボン酸から形成されたもの)又は
【0185】
【化169】
Figure 0004880161
【0186】
(N−エチル−N′−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)と適当なカルボン酸から形成されたもの)である式(II)のカルボン酸誘導体が使用される。上記化合物を、不活性な有機溶媒、例えば、ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、ニトリル、例えば、アセトニトリル、又は芳香族炭化水素、例えば、トルエン中、そして塩基、例えば、アルキルアミン、例えば、トリエチルアミン、芳香族アミン、例えば、ピリジン又は4−ジメチルアミノピリジン(DMAP)の存在下、式(III )、(IV)、(V)又は(VI)のジオン誘導体と反応させて、式(VII )、(VIII)、(IX)、及び(X)の異性体エノール・エーテルを形成させる。このエステル化は、0℃〜110℃の温度で起こる。
【0187】
(式中、R20、R23、R30、とR40がヒドロキシである)式(I)のジオン誘導体を形成するための、式(VII )、(VIII)、(IX)、及び(X)のエステル誘導体の異性化は、例えば、EP 369 803と同様に、塩基、例えば、アルキルアミン、例えば、トリエチルアミン、炭酸塩、例えば、炭酸カリウム、並びに触媒量のDMAP又はシアニド源、例えば、アセトン・シアノヒドリン又はシアン化カリウムの存在下で、行われることができる。
【0188】
反応スキーム1、ルートb)に従って、(式中、R20、R23、R30、とR40がヒドロキシである)所望の式(I)のジオンは、例えば、Chem. Lett. 1975, 1045と同様にして、式(XI)のカルボン酸を、式(III )、(IV)、(V)又は(VI)のジオン誘導体と、不活性溶媒、例えば、ハロゲン化炭化水素、例えば、ジクロロメタン、ニトリル、例えば、アセトニトリル、又は芳香族炭化水素、例えば、トルエン中、塩基、例えば、アルキルアミン、例えば、トリエチルアミン、及びカップリング剤、例えば、2−クロロ−1−メチル−ピリジニウム・ヨージドの存在下、エステル化することにより、得られうる。このエステル化は、使用される溶媒に依存して、0℃〜110℃の温度で起こり、そして最初に、ルートa)に記載したように、式(I)の異性体エステルが生じ、これを、ルートa)に記載したように、例えば、塩基と触媒量のDMAP、又はシアニド源の存在下で異性化して、(式中、R20、R23、R30、とR40がヒドロキシである)所望の式(I)のジオン誘導体を形成させることができる。
【0189】
式中、QがQ5 基である式(I)の化合物の製造は、反応スキーム2に従って、式(XII )のb−ジケトン誘導体を、例えば、Synthesis 1991,301;同.1988,793;又はTetrabedron 32,3055(1976)と同様にして、2硫化炭素と、塩基、例えば、炭酸塩、例えば、炭酸カリウム、水素化金属、例えば、ナトリウム・ヒドリド、又はアルミニウム上フッ化カリウム、並びに式中、X1 が脱離基、例えば、ハロゲン、例えば、ヨウ素、臭素又は特に塩素、R25OSO2 O−、CH3 SO2 O−又は
【0190】
【化170】
Figure 0004880161
【0191】
であるところの式(XIII)のアルキル化試薬の存在下で、行われることができる。上記反応は、好ましくは、溶媒、例えば、アミド、例えば、N,N−ジメチルホルムアミド(DMF)、スルホキシド、例えば、ジメチルスルホキシド(DMSO)、又はニトリル、例えば、アセトニトリル中で行われる。形成された式(XIV )のケテン・チオアセタールは、塩酸ヒドロキシルアミンをを用いて、塩基、例えば、酢酸ナトリウムの存在下、溶媒、例えば、アルコール、例えば、エタノール、又はエーテル、例えば、テトラヒドロフラン中で、還化されて、式中、ZがS−である式(Ie)の化合物が形成される。この還化反応は、0〜100℃の温度で行われる。式(Ie)(Z=S)の化合物は、場合により、標準的な手順と同様のやり方で、例えば、過酸、例えば、メタ−クロロ過安息香酸(m−CPBA)又は過酢酸を用いて、酸化されて、式(Ie)の対応のスルホン及びスルホキシド(Z=SO−又はSO2 −)が形成される。ここで、上記硫黄原子(Z=SO−又はSO2 −)における酸化度は、酸化剤の量により制御されうる。
【0192】
式(Ie)の化合物(Z=SO−又はSO2 −)への酸化は、例えば、H.O. House,“Modern Synthetic Reactions”W.A. Benjamin, Inc., Menlo Park, California, 1972, pages 334-335 and 353-354中に記載されるように行われる。
【0193】
式中、Xが脱離基、例えば、ハロゲン、例えば、臭素、ヨウ素又は特に塩素である、反応スキーム1(ルートa)における式(II)の活性化されたカルボン酸誘導体は、例えば、C. Ferri“Reaktionen der organischen Synthese”, Georg Thieme Verlag, Stuttgart, 1978, page 461 ff中に記載され、そして以下の反応スキーム3中に示されるような、知られた標準的な手順に従って、調製されうる。
【0194】
【化171】
Figure 0004880161
【0195】
反応スキーム3によれば、式(II)(X=脱離基)又は式(II)(X=ハロゲン)の化合物の製造は、例えば、ハロゲン化剤、例えば、ハロゲン化チオニル、例えば、塩化又は臭化チオニル;ハロゲン化リン又はオキシハロゲン化リン、例えば、5塩化リン又はオキシ塩化リン又は5臭化リン又は臭化ホスホリル;又はハロゲン化オキサリル、例えば、塩化オキサリルを用いて、又は活性化エステルの形成のための試薬、例えば、式(X)のN,N′−ジシクロヘキシル−カルボジイミド(DCC)又はN−エチル−N′−(3−ジメチルアミノプロピル)カルボジイミド(EDC)を用いて、行われる。
【0196】
ハロゲン化剤としての、式(X)の化合物中、Xは、例えば、脱離基、例えば、ハロゲン、例えば、フッ素、臭素又はヨウ素、そして特に塩素であり、そしてW1 は、例えば、PCl2 、SOCl、SOBr又はClCOCOである。
【0197】
上記手順は、場合により、不活性、有機溶媒、例えば、脂肪族、ハロゲン化脂肪族、芳香族又はハロゲン化芳香族炭化水素、例えば、n−ヘキサン、ベンゼン、トルエン、キシレン、ジクロロメタン、1,2−ジクロロエタン又はクロロベンゼン中、−20℃〜反応混合物の還流温度の範囲内の、好ましくは40〜150℃の反応温度において、そして触媒量のN,N−ジメチルホルムアミドの存在下で行われる。
【0198】
このような反応は、脱離基Xに関しての多くの変異型をもって、一般に知られており、そして文献中に記載されている。
【0199】
式(III )、(IV)、(V)、と(V)の化合物は、知られており、そして例えば、WO92/07837、DE 3 318 958、EP 338 992、及びDE 3 902 818中に記載されたものと同様のやり方で製造されることができる。
【0200】
反応スキーム2中の式(XII )の化合物は、標準的な手順により、例えば、以下の式(II)の対応の化合物:
【0201】
【化172】
Figure 0004880161
【0202】
{式中、Rとmは式(I)に関して定義されたものと同じであり、そしてXは脱離基、例えば、ハロゲンである。}から、例えば、Claisen縮合を介して、又は以下の式(XV)のアトカルボン酸塩:
【0203】
【化173】
Figure 0004880161
【0204】
{式中、R36は式(I)に関して定義されたものと同じであり、そしてM+ はアルカリ金属イオンである。}との反応により式(II)の化合物から得られることができる(例えば、WO96/26192を参照のこと)。
【0205】
式(II)と(XI)の化合物は知られており、例えば、WO97/46530、Heterocycles, 48, 779 (1998), Heterocycles, 46, 129 (1997)又はTetrahedron Letters, 1749 (1998)中に記載されたのと同様のやり方で製造されうる。
【0206】
(R)m の定義に従って官能化された式(I)のさらなる化合物全ての製造のために、多数の知られた標準的な手順、例えば、アルキル化、ハロゲン化、アシル化、アミド化、オキシム化、酸化、及び還元を利用することができ、好適な製造手順の選択は、対応の中間体中の置換基の特性(反応性)により支配される。このような反応の例は、WO97/46353中に与えられる。
【0207】
式(I)の範囲内のさらなる化合物は全て、そのピリジル及びQ成分の化学特性を考慮して、簡単な手段により製造されることができる。
【0208】
式(I)の最終生成物は、慣用のやり方でその溶媒の濃縮又は蒸発により単離されることができ、さらにそれらがそれに容易に溶解しないところの溶媒、例えば、エーテル、芳香族炭化水素又は塩化炭化水素中での再結晶化又は固体残渣の研和することにより、蒸留により又はカラム・クロマトグラフィー及び好適な溶離液により、精製されることができる。
【0209】
さらに、当業者は、特定の反応が、可能性のある二次的反応を回避するために有利に行われるべきであるところの順番に明るいであろう。
【0210】
合成が、純粋な異性体の単離に向けられていない場合、その生成物は、2以上の異性体の混合物の形態にあることができる。これらの異性体は、それ自体知られた方法に従って分割されることができる。
【0211】
製造実施例:
実施例P1:4−ヒドロキシ−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−ビシクロ〔3.2.1〕オクト−3−エン−2−オンの製造:
(Hetero cycles, 46, 129 (1997)中に記載されたやり方で調製された)2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチン酸メチル・エステル6.68g(0.0305mol )を、250mlのメタノール/水(3:1混合物)に溶解させ、そして1.92g(0.046mol )の水酸化リチウム水和物を分割して22℃で添加する。22℃で4時間後、この反応混合物を、酢酸エチルと2N塩酸に添加し;その有機相を、水で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮し、そしてその残渣を少量のヘキサンとともに研和する。濾過後、147〜149℃の融点をもつ予想された2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチン酸5.69g(理論量の90%)を得る。
【0212】
得られた2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチン酸(2.0g,0.0098mol )を、20mlの塩化オキサリルに溶解する。ろ滴のジメチルホルムアミドを添加し、そしてその混合物を1時間還流させる。その後、混合物を、ロータリー・エバポレーターを用いて濃縮し、そして残渣(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチノイル・クロライド)を、30mlの塩化メチレンに溶かす。0℃において、2.7ml(0.0196mol )のトリエチルアミンと0.12g(0.00098mol )のジメチル・アミノピリジンを添加し、そして20mlの塩化メチレン中に溶解された1.49g(0.0108mol )のビシクロ〔3.2.1〕オクト−2,4−ジオンを滴下する。22℃で3時間後、反応混合物を、2N塩酸とともに振とうすることにより抽出する。分離した塩化メチレン相を、水で洗浄し、そしてその後、10%水性重炭酸ナトリウム溶液とともに振とうすることにより抽出し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。3.18g(理論量の100%)の2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチン酸4−オキソ−ビシクロ〔3.2.1〕オクト−2−en−2−ylエステルを、油の形態で得、これを精製せずにさらに使用することができる。3.02g(0.0093mol )のメチル−6−トリフルオロメチル−ニコチン酸4−オキソ−ビシクロ〔3.2.1〕オクト−2−en−2−イル。エステルと1.9ml(0.0136mol )のトリエチルアミンを、45mlのアセトニトリル中に溶解させる。22℃で、0.01mlのアセトン・シアノヒドリンを添加する。22℃で18時間後、上記反応混合物を、水と2N塩酸の混合物上に注ぎ、そして酢酸エチルとともに振とうすることにより抽出する。酢酸エチル相を、水で、その後ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮し、そしてその残渣を、少量の温アセトンに溶解させる。放置する間、上記生成物が析出する。濾過後、0.99g(理論量の33%)の予想された4−ヒドロキシ−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−ビシクロ〔3.2.1〕オクト−3−en−2−oneを、白色結晶の形態で得る(融点75〜77℃)。
【0213】
実施例P2:(5−シクロプロピル−3−メチルスルファニル−イソキサゾール−4−イル)−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−メタノン:
14.8g(0.080mol )の3−シクロプロピル−3−オキソ−プロピオン酸tert−ブチル・エステルを、25mlのMeOHに溶解し、そして1.93g(0.080mol )のマグネシウムを添加する。7mlの四塩化炭素を、氷浴内で冷却しながら滴下し、そしてその反応混合物を22℃で撹拌して、反応を完結させる。蒸発による濃縮後、上記残渣を、100mlアセトニトリル中に懸濁させ、そして22℃において、50mlアセトニトリル中に溶解された(実施例P1に記載したやり方で調製された)2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチノイル・クロライド16.31g(0.073mol )を滴下する。6時間後、この反応混合物を酢酸エチル中に取り出し、そして飽和重炭酸ナトリウム溶液で洗浄する。分離した酢酸エチル相を水で洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。この残渣を160mlの塩化メチレンに溶かし、そして10mlのトリフルオロ酢酸を22℃で滴下する。18時間後、この反応混合物を水に注ぎ、そして塩化メチレンで抽出する。この塩化メチレン相を、水で、そしてその後ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。17.3g(理論量の88%)の1−シクロプロピル−3−(2−メチル−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロパン−1,3−ジオンを、油の形態で得、これを精製せずにさらに使用しうる。
【0214】
得られた1−シクロプロピル−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロパン−1,3−ジオン(15.0g,0.055mol )を、150mlのジメチルホルムアミドに溶解させ、そして酸化アルミニウム支持体上のフッ化カリウム(Alox)50g(0.0055mol/g ,0.276mol )を、0℃で分割して添加する。5分後、6.7g(0.088mol )の2硫化炭素を添加する。2時間後、23.6g(0.166mol )のヨウ化メチルを滴下し、そしてその反応混合物を22℃まで加熱する。2時間後、上記Aloxを濾別し、その濾液を、水に注ぎ、そして酢酸エチルとともに振とうしながら抽出する。上記酢酸エチル相を水で、その後ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。残渣を、シリカゲル上でクロマトグラフィーにかける(溶離液:酢酸エチル/ヘキサン 15/1)。12.0g(理論量の60%)の2−(ビス−メチルスルファニル−メチレン)−1−シクロプロピル−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−プロパン−1,3−ジオンを、固体物質の形態で得る。得られた生成物12.0g(0.033mol )を、5.4g(0.066mol )の無水酢酸ナトリウムとともに120mlのエタノールに懸濁させる。4.6g(0.066mol )の塩酸ヒドロキシルアミンを添加し、そして上記バッチを5時間22℃で反応させる。さらに2.7gの無水酢酸ナトリウムと2.3gの塩酸ヒドロキシルアミンを、その後に添加する。18時間後、上記反応混合物を水で希釈し、そして酢酸エチルで抽出する。酢酸エチル相を水で、そしてその後ブラインで洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。少量の酢酸エチルとともに研和する間、9.0g(79.5%)の所望の生成物を、白色結晶の形態で得る(融点103〜104℃)。
【0215】
実施例P3:(5−クロロプロピル−3−メチルスルフィニル−イソキサゾール−4−イル)−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−イル)−メタノン
1.50g(0.0043mol )の(5−シクロプロピル−3−メチルスルファニル−イソキサゾール−4−イル)−(2−メチル−6−トリフルオロ−メチル−ピリジン−3−イル)−メタノンを、30mlのアセトン/水(2:1混合物)に溶解させ、そして1.02g(0.0048mol )のナトリウム・メタペリオデードを22℃で分割して添加する。5時間後、上記反応混合物を、ロータリー・エバポレーターを用いて蒸発により濃縮する。この残渣を、水と酢酸エチルに溶かす。酢酸エチル相を硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。残渣をシリカゲル上のクロマトグラフィーにかける(溶離液:酢酸エチル/ヘキサン 3/1)。所望生成物0.8g(51%)を白色結晶の形態で得る(融点96〜97℃)。
【0216】
実施例P4:3−ヒドロキシ−4,4−ジメチル−2−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−シクロヘキ−2−セノン(A2−B24):
(Hetero cycles, 46, 129 (1997)中に記載されるやり方で調製した)6.68g(0.0305mol )の2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチン酸メチル・エステルを250mlのメタノール/水(3:1混合物)中に溶解させ、そして1.92g(0.046mol )の水酸化リチウム水和物を分割して22℃の温度で添加する。22℃で4時間の後、反応混合物を、酢酸エチルと2N塩酸に添加し;有機相を水で3回洗浄し、硫酸ナトリウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮し、そしてその残渣を少量のヘキサンで研和する。濾過後、147〜149℃の融点をもつ予想された2−メチル−6−トリフルオロメチル・ニコチン酸5.69g(理論量の90%)を得る。
【0217】
得られた2−メチル−6−トリフルオロメチル・ニコチン酸(1.026g,0.005mol )を、20mlの塩化オキサリルに溶解される。ジメチルホルムアミド3滴を添加し、そしてその混合物を1時間還流させる。次に、混合物をロータリー・エバポレーターを用いて蒸発により濃縮し、そして残渣(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチノイル・クロライド)を100mlの塩化メチレンに溶かす。0℃の温度において、1.6ml(0.0115mol )のトリエチルアミンと0.7g(0.005mol )の4,4−ジメチル−シクロヘキサン−1,3−ジオンを添加する。22℃の温度で2時間後、溶媒を真空ロータリー・エバポレーターを用いて除去し、残った残渣を55mlのアセトニトリルに溶かし、そして中間体の転移のために、0.15ml(0.0016mol )のアセトン・シアノヒドリンと0.79ml(0.0057mol )のトリエチルアミンを添加する。室温で4時間撹拌した後、反応溶液を蒸発により濃縮する。残ったシロップをシリカゲル上のクロマトグラフィーにかける。トルエン、エチル・アルコール、ジオキサン、トリエチルアミンと水の混合物(100:40:20:20:5容量部)による溶離により得られた明黄色の粘性油(移動相として上記混合物に基づきRf=0.39)を、ジクロロメタンに溶かし、そして順次75mlの塩酸5%と75mlの水で洗浄する。Na2SO4で上記有機溶液を乾燥させた後、蒸発による濃縮が純粋な表題の化合物1.05g(63%)をもたらす。
【0218】
1H NMR(d6 −DMSO,8(ppm )):1.342,s,6H:2.088,t,J9Hz,2H:2.685,s,3H:2.982,t,J9Hz,2H:8.030,d,J8.1Hz,1H:8.094,d,J8.1Hz,1H。
【0219】
実施例P5:5−メチル−5−トリフルオロメチル−シクロヘキサン−1,3−ジオンの製造(例 B1066):
0.64gのナトリウムを40mlのエタノール中に導入し、3.23mlの酢酸メチル・エステルと4.9gの4,4,4−トリフルオロ−3−メチル−but−2enoic酸イソプロピル・エステルを導入し、そして混合物を沸点で18時間加熱する。酢酸エチルに対して希釈塩酸により抽出の後、蒸発による濃縮を行う。残った精製されていない2−メチル−4,6−ジオキソ−2−トリフルオロメチル−シクロヘキサンカルボン酸メチル・エステルを、沸点でメタノールと水の混合物中9.1gの水酸化ナトリウムの存在下でエステル化する。次に、この混合物を塩酸で酸性にし、そして新たな酢酸エチルで抽出する。再結晶化後(酢酸エチル)、150〜152℃の融点をもつ純粋な5−メチル−5−トリフルオロメチル−シクロヘキサン−1,3−ジオンを得る。
【0220】
実施例P6:2−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−4−オキソーシクロヘキ−2−センカルボン酸メチル・エステル(B1069)の製造
35.8gのナトリウム・メタノレートの30%溶液を、65mlのジメチル・スルホキシドに溶かし、そして20分の期間にわたり、30〜35℃の温度で、16.7gの3−メチル−3−ブテノ−2−ンと32.4gのメトキシマロン酸ジメチル・エステルの混合物で処理する。この混合物を35℃の温度で1時間撹拌し、塩酸で酸性にし、そして次にジクロロメタンで数回抽出する。有機相を水で洗浄し、乾燥させ、そして濃縮する。熱酢酸エチルとヘキサンからの結晶化により、117〜117.5℃の融点をもつ純粋な2−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−4−オキソ−シクロヘキ−2−センカルボン酸メチル・エステルを得る。
【0221】
実施例P7:2−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−4−オキソ−シクロヘキセ−2−ン−カルボン酸メチル・エステルの製造(A2−B1069):
2.23gの新鮮2−メチル−6−トリフルオロメチル−ニコチノイル・クロライドを、30mlのアセトニトリル中の2.14gの2−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−4−オキソ−シクロヘキセ−2−ン−カルボン酸メチル・エステルと2.02gのトリエチルアミンの混合物に添加する。約30分間の後、0.065gのシアン化カリウムを添加し、そしてそのバッチを18時間撹拌する。次にこのバッチを、酢酸エチルに対して水でpH2において抽出し、硫酸マグネシウム上で乾燥させ、そして蒸発により濃縮する。シリカゲル上で濾過した後(移動相:酢酸エチル/メタノール/トリエチルアミン85:10:5)、純粋な2−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−4−オキソ−シクロヘキセ−2−ンカルボン酸メチル・エステルを、粘性油の形態で得る。
【0222】
実施例P8:3−ヒドロキシ−4−メトキシ−6−メチル−2−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−シクロヘキセ−2−ノン(A2−B1070)の製造:
0.586gの水酸化カリウムを、ジオキサン/水(5:3)中1.4gの2−ヒドロキシ−1−メトキシ−5−メチル−3−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−4−オキソ−シクロヘキセ−2−ンカルボン酸メチル・エステルに添加し、そしてそのバッチを3時間撹拌する。次にこのバッチを酸性(pH3)にし、そして新鮮酢酸エチルで抽出する。粗生成物を実施例P7と同様にクロマトグラフィーにより精製する。3−ヒドロキシ−4−メトキシ−6−メチル−2−(2−メチル−6−トリフルオロメチル−ピリジン−3−カルボニル)−シクロヘキセ−2−ノンを、( 1H−NMRによれば、3つの互変形態の混合物として)粘性油の形態で得る。
【0223】
以下の表中に列記する化合物を、同様のやり方で、そして一般反応スキーム1及び2、並びにその中に言及される文献中に記載される方法を用いて、製造することができる。以下の表中、Phはフェニル基であり、そしてCCはエチレン基である。
【0224】
【表1】
Figure 0004880161
【0225】
【表2】
Figure 0004880161
【0226】
【表3】
Figure 0004880161
【0227】
【表4】
Figure 0004880161
【0228】
【表5】
Figure 0004880161
【0229】
【表6】
Figure 0004880161
【0230】
【表7】
Figure 0004880161
【0231】
【表8】
Figure 0004880161
【0232】
【表9】
Figure 0004880161
【0233】
【表10】
Figure 0004880161
【0234】
【表11】
Figure 0004880161
【0235】
【表12】
Figure 0004880161
【0236】
【表13】
Figure 0004880161
【0237】
【表14】
Figure 0004880161
【0238】
【表15】
Figure 0004880161
【0239】
【表16】
Figure 0004880161
【0240】
【表17】
Figure 0004880161
【0241】
【表18】
Figure 0004880161
【0242】
【表19】
Figure 0004880161
【0243】
【表20】
Figure 0004880161
【0244】
【表21】
Figure 0004880161
【0245】
【表22】
Figure 0004880161
【0246】
【表23】
Figure 0004880161
【0247】
【表24】
Figure 0004880161
【0248】
【表25】
Figure 0004880161
【0249】
【表26】
Figure 0004880161
【0250】
【表27】
Figure 0004880161
【0251】
【表28】
Figure 0004880161
【0252】
【表29】
Figure 0004880161
【0253】
【表30】
Figure 0004880161
【0254】
【表31】
Figure 0004880161
【0255】
【表32】
Figure 0004880161
【0256】
【表33】
Figure 0004880161
【0257】
【表34】
Figure 0004880161
【0258】
【表35】
Figure 0004880161
【0259】
【表36】
Figure 0004880161
【0260】
【表37】
Figure 0004880161
【0261】
【表38】
Figure 0004880161
【0262】
【表39】
Figure 0004880161
【0263】
【表40】
Figure 0004880161
【0264】
【表41】
Figure 0004880161
【0265】
【表42】
Figure 0004880161
【0266】
【表43】
Figure 0004880161
【0267】
【表44】
Figure 0004880161
【0268】
【表45】
Figure 0004880161
【0269】
【表46】
Figure 0004880161
【0270】
【表47】
Figure 0004880161
【0271】
【表48】
Figure 0004880161
【0272】
【表49】
Figure 0004880161
【0273】
【表50】
Figure 0004880161
【0274】
【表51】
Figure 0004880161
【0275】
【表52】
Figure 0004880161
【0276】
【表53】
Figure 0004880161
【0277】
【表54】
Figure 0004880161
【0278】
【表55】
Figure 0004880161
【0279】
【表56】
Figure 0004880161
【0280】
【表57】
Figure 0004880161
【0281】
【表58】
Figure 0004880161
【0282】
【表59】
Figure 0004880161
【0283】
以下の表6中、Qは以下のQ3 基:
【0284】
【化174】
Figure 0004880161
【0285】
{基中、Q3 は以下の基Bを表す。}である。
【0286】
表6:基B:
【0287】
【表60】
Figure 0004880161
【0288】
【表61】
Figure 0004880161
【0289】
【表62】
Figure 0004880161
【0290】
【表63】
Figure 0004880161
【0291】
【表64】
Figure 0004880161
【0292】
【表65】
Figure 0004880161
【0293】
【表66】
Figure 0004880161
【0294】
【表67】
Figure 0004880161
【0295】
【表68】
Figure 0004880161
【0296】
【表69】
Figure 0004880161
【0297】
【表70】
Figure 0004880161
【0298】
【表71】
Figure 0004880161
【0299】
【表72】
Figure 0004880161
【0300】
【表73】
Figure 0004880161
【0301】
【表74】
Figure 0004880161
【0302】
【表75】
Figure 0004880161
【0303】
【表76】
Figure 0004880161
【0304】
【表77】
Figure 0004880161
【0305】
【表78】
Figure 0004880161
【0306】
【表79】
Figure 0004880161
【0307】
【表80】
Figure 0004880161
【0308】
【表81】
Figure 0004880161
【0309】
【表82】
Figure 0004880161
【0310】
【表83】
Figure 0004880161
【0311】
【表84】
Figure 0004880161
【0312】
【表85】
Figure 0004880161
【0313】
【表86】
Figure 0004880161
【0314】
【表87】
Figure 0004880161
【0315】
【表88】
Figure 0004880161
【0316】
【表89】
Figure 0004880161
【0317】
【表90】
Figure 0004880161
【0318】
【表91】
Figure 0004880161
【0319】
【表92】
Figure 0004880161
【0320】
以下の表7中、Qは以下のQ6 基:
【0321】
【化175】
Figure 0004880161
【0322】
{ここでQ6 は以下の基Cを表す}である。
【0323】
【表93】
Figure 0004880161
【0324】
【表94】
Figure 0004880161
【0325】
【表95】
Figure 0004880161
【0326】
【表96】
Figure 0004880161
【0327】
【表97】
Figure 0004880161
【0328】
以下の表8中、Qは以下のQ8 基:
【0329】
【化176】
Figure 0004880161
【0330】
{ここで、Q8 は以下の基Dを表す。}である。
【0331】
【表98】
Figure 0004880161
【0332】
【表99】
Figure 0004880161
【0333】
【表100】
Figure 0004880161
【0334】
【表101】
Figure 0004880161
【0335】
【表102】
Figure 0004880161
【0336】
【表103】
Figure 0004880161
【0337】
【表104】
Figure 0004880161
【0338】
【表105】
Figure 0004880161
【0339】
【表106】
Figure 0004880161
【0340】
【表107】
Figure 0004880161
【0341】
【表108】
Figure 0004880161
【0342】
【表109】
Figure 0004880161
【0343】
【表110】
Figure 0004880161
【0344】
【表111】
Figure 0004880161
【0345】
【表112】
Figure 0004880161
【0346】
【表113】
Figure 0004880161
【0347】
【表114】
Figure 0004880161
【0348】
【表115】
Figure 0004880161
【0349】
【表116】
Figure 0004880161
【0350】
【表117】
Figure 0004880161
【0351】
【表118】
Figure 0004880161
【0352】
【表119】
Figure 0004880161
【0353】
【表120】
Figure 0004880161
【0354】
【表121】
Figure 0004880161
【0355】
【表122】
Figure 0004880161
【0356】
【表123】
Figure 0004880161
【0357】
【表124】
Figure 0004880161
【0358】
【表125】
Figure 0004880161
【0359】
【表126】
Figure 0004880161
【0360】
【表127】
Figure 0004880161
【0361】
【表128】
Figure 0004880161
【0362】
【表129】
Figure 0004880161
【0363】
【表130】
Figure 0004880161
【0364】
【表131】
Figure 0004880161
【0365】
【表132】
Figure 0004880161
【0366】
【表133】
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【0367】
【表134】
Figure 0004880161
【0368】
【表135】
Figure 0004880161
【0369】
【表136】
Figure 0004880161
【0370】
【表137】
Figure 0004880161
【0371】
【表138】
Figure 0004880161
【0372】
【表139】
Figure 0004880161
【0373】
【表140】
Figure 0004880161
【0374】
【表141】
Figure 0004880161
【0375】
【表142】
Figure 0004880161
【0376】
【表143】
Figure 0004880161
【0377】
【表144】
Figure 0004880161
【0378】
【表145】
Figure 0004880161
【0379】
【表146】
Figure 0004880161
【0380】
【表147】
Figure 0004880161
【0381】
【表148】
Figure 0004880161
【0382】
表12:式(1m)の化合物:
【0383】
【表149】
Figure 0004880161
【0384】
【表150】
Figure 0004880161
【0385】
【表151】
Figure 0004880161
【0386】
【表152】
Figure 0004880161
【0387】
【表153】
Figure 0004880161
【0388】
【表154】
Figure 0004880161
【0389】
【表155】
Figure 0004880161
【0390】
【表156】
Figure 0004880161
【0391】
【表157】
Figure 0004880161
【0392】
【表158】
Figure 0004880161
【0393】
【表159】
Figure 0004880161
【0394】
【表160】
Figure 0004880161
【0395】
【表161】
Figure 0004880161
【0396】
【表162】
Figure 0004880161
【0397】
【表163】
Figure 0004880161
【0398】
【表164】
Figure 0004880161
【0399】
【表165】
Figure 0004880161
【0400】
【化177】
Figure 0004880161
【0401】
【表166】
Figure 0004880161
【0402】
【表167】
Figure 0004880161
【0403】
【表168】
Figure 0004880161
【0404】
【表169】
Figure 0004880161
【0405】
表20:表5〜19に関する物理データ(数字=融点(℃))
【0406】
【表170】
Figure 0004880161
【0407】
式(2.1)、及び式(2.3)〜(2.13.C)の化合物は、名称、イマザモックス(imazamox)、イマゼサピル(imazethapyr)、イマザキン(imazaquin)、イマザピル(imazapyr)、ジメセナミッド(dimethenamid)、アトラジン(atrazine)、テルブチラジン(terbuthylazine)、シマジン(simazine)、テルブチルン(terbutyrn)、シアナジン(cyanazine)、アメトリン(ametryn)、テルブメトン(terbumeton)、プロヘキサジオン・カルシウム(prohexadione calcium)、セトキシジム(sethoxydim)、クレソジム(clethodim)、テプラロキシジム(tepraloxydim)、フルメツラム(flumetsulam)、メトスラム(metosulam)、ピリデート(pyridate)、ブロモキシニル(bromoxynil)、イオキシニル(ioxynil)、スルコトリオン(sulcotrione)、カルフェントラゾン(carfentrazone)、スルフェントラゾン(sulfentrazone)、イソキサフルトール(isoxaflutole)、グルフォシネート(glufosinate)、プリミスルフロン(primisulfuron)、プロスルフロン(prosulfuron)、リムスルフロン(rimsulfuron)、ハロスルフロン(halosulfuron)、ニコスルフロン(nicosulfuron)、エトキシスハフロン(ethoxysulfuron)、フラザスルフロン(flazasulfuron)、及びチフェンスルフロン(thifensulfuron)により知られており、そしてthe Peticide Manual, eleventh ed., British Crop Protection Council, 1997 中に、エントリー番号、412,415,414,413,240,34,692,651,693,168,20,691,595,648,146,49,339,495,626,88,425,664,112,665,436,382,589,613,644,389,519,287,325、及び704として記載されている。式中、Y1 、Y3 、Y4 がメチンであり、Y2 がC−Iであり、R74がCOOMeであり、Y5 が窒素であり、Y6 がメチルであり、そしてY7 がメトキシであるところの式(2.13)の化合物は、AGROW No.296, 16th January 1998, page22 から名称、ヨードスルフロン(iodosulfuron)(特にそのナトリウム塩)として知られている。式中、Y1 、Y2 、Y3 、とY4 がメチンであり、R74がトリフルオロメチルであり、Y5 が窒素であり、Y6 がトリフルオロメチルであり、そしてY7 がメトキシである式(2.13)の化合物は、名称、トリトスルフロン(tritosulfuron)として知られており、そしてDE−A−40 38 430中に記載されている。式中、Y1 がNH−CHOであり、Y2 、Y3 、とY4 はメチンであり、R74がCONMe2 であり、Y5 がメチンであり、そしてY6 とY7 がメトキシであるところの式(2.13)の化合物は、例えば、WO95/29899中に記載されている。
【0408】
式(2.12)の化合物のSエナンチオマーは、CAS−Reg.No.〔35597−44−5〕の下に登録されている。一般式(2.2)の化合物、aRS,1′S(−)N−(1′−メチル−2′−メトキシ−エチル)−N−クロロアセチル−2−エチル−6−メチルアニリン、と一般式(2.3)の化合物、(1S,aRS)−2−クロロ−N−(2,4−ジメチル−3−チエニル)−N−(2−メトキシ−1−メチルエチル)−アセトアミドは、例えば、WO97/34485中に記載されている。式中、R69がNO2 である式(2.9)の化合物は、名称、メソトリオン(mesotrione)として知られており、そして例えば、US−A−5 006 158中に記載されている。式中、R62がエトキシであり、R63がフッ素であり、Yがメチンであり、R64がメトキシカルボニルであり、R65が水素であり、そしてR66が塩素である式(2.6)の化合物は、名称、クロランスラム(cloransulam)、例えば、AGROW No.261, 2nd August 1996, page21 から、として知られている。
【0409】
式中、R62がメトキシであり、R63が水素であり、YがC−Fであり、R64がフッ素であり、R65が水素であり、そしてR66がフッ素である式(2.6)の化合物は、名称、フロラスラム(florasulam)として知られており、そしてUS−A−5 163 995中に記載されている。
【0410】
さらに、本発明に係る組成物の以下の化合物は、the Pesticide Mannal, eleventhed ed., British Crop Protection Council, 1997中に記載されている;
【0411】
【表171】
Figure 0004880161
【0412】
式中、R67が水素である式(2.7)の化合物、及びその調製はUS−A−3 790 571中に記載されており;式中、R62がエトキシであり、Zが窒素であり、R63がフッ素であり、R64が塩素であり、R65が水素であり、そしてR66が塩素である式(2.6)の化合物は、US−A−5 498 773中に記載されている。式(2.21)の化合物、及びその調製はUS−A−5 183 492中に記載されており;式(2.22)の化合物は、AGROW No.296, 16th January 1998, page22中、名称イソキサクロルトール(isoxachlortole)として記載されている。式(2.31)の化合物は、The 1997 British Crop Protection Conference-weeds, conference Proceedings vol.1, 2-8, pages67 to 72中、名称フェントラザミド(fentrazamide)として記載されており;式(2.32)の化合物は、The 1997 British Crop Protection Conference-weeds, Conference Proceedings vol.1, 3A-2, pages93 to 98中、名称JV485(イソキサプロパゾール(isoxapropazol))として記載されている。式(2.44)の化合物は、名称、ペトキサミド(pethoramid)として知られており、そして例えば、EP−A−O 206 251中に記載されている。式(2.45)の化合物は、名称、プロカルバゾン(procarbazone)として知られており、そして例えば、EP−A−O 507 171中に記載されており;式(2.46)の化合物は、名称、フルアゾレート(fluazolate)として知られており、そして例えば、US−A−5 530 126中に記載されている。式(2.47)の化合物は、名称、シニドン−エチル(cinidon−ethyl)として知られており、そして例えば、DE−A−4 037840中に記載されている。式(2.48)の化合物は、名称、ベンズフェンジゾン(benzfendizone)として知られており、そして例えば、WO97/08953中に記載されている。式(2.49)の化合物は、ジフルフェンゾピル(diflufenzopyr)として知られており、そして例えば、EP−A−O 646 315中に記載されている。式(2.50)の化合物(アミカルバゾン(amicarbazone))、及びその調製は、DD298 393中、及びUS−A−5 194 085中に記載されている。式(2.51)の化合物(フルフェンピル−エチル(flufenpyr−ethyl))は、Adstracts of Papers American Chemical Society, (2000) vol.220, No. Part1, pp. AGRO 174中に記載されている。
【0413】
式(I)の活性成分と、式(2.1)〜(2.51)から選ばれる1以上の活性成分との組合せが、原則として予想される、防除されるべき雑草に対する付加的効果を超え、そしてそれにより、特に2つの点:第1に、式(I)と式(2.1)〜(2.51)の個々の化合物の適用率が、良好な作用レベルを維持しながら、低下される点、及び第2に、本発明に係る組成物が、個々の物質が、低適用率レンジにおいて、農学的視点から使用不能になる場合でさえも、高い雑草防除レベルを達成する点、において個々の活性成分の作用レンジを広げるということは、極めて驚ろくべきことである。
【0414】
上記結果は、活性成分の意図しない過剰投与の事件において必要であり、かつ、望ましいように、雑草スペクトルのかなりの拡大、及び有用植物の作物に関する選択性の付加的増加である。本発明に係る組成物は、有用植物の作物における雑草の優れた防除を保ちながら、以下の作物においてより高いフレキシビリティーをも可能にする。
【0415】
本発明に係る組成物は、多数の農学的に重要な雑草、例えば、ハコベ(Stellaria)、ナスターティウム(Nasturtium)、ヌカボ(Agrostis)、ヒメシバ(Digitaria)、カラスムギ(Avena)、アワ(Setaria)、カラシ(Sinapis)、ロリウム(Lolium)、ナス(Solanum)、インゲンマメ(Phaseolus)、ヒエ(Echinochloa)、フトイ(Scirpus)、ミズアオイ(Monochoria)、オモダカ(Sagittaria)、イヌムギ(Bromus)、アロペキュラス(Alopecurus)、モロコシ・ハレペンス(Sorghum halepense)、ロトボエリア(Rottboellia)、カヤツリグサ(Cyperus)、アブチロン(Abutilon)、シダ(Sida)、オナモミ(Xanthium)、ヒユ(Amaranthus)、アカザ(Chenopodium)、サツマイモ(Ipomoea)、シュンギク(Chrysanthemum)、ヤエムグラ(Galium)、スミレ(Viola)、及びイヌノフグリ(Veronica)に対して使用されることができる。本発明に係る組成物は、農業において慣用される全ての適用方法、例えば、発芽前適用、発芽後適用、及び種子ドレッシングのために好適である。本発明に係る組成物は、特に、有用植物、例えば、穀類、ナタネ、サトウキビ、サトウダイコン、プランテーション作物、稲、メイズ、及び大豆の作物における雑草の防除のために、そしてまた非選択的雑草防除のために好適である。
【0416】
“作物(Crops)”とは、慣用の育種又は遺伝子工学方法の結果として除草剤又は除草剤のクラスに対して耐性とされているような作物をも意味すると理解すべきである。
【0417】
本発明に係る組成物は、任意の混合比において、式(I)の活性成分と、式(2.1)〜(2.51)の活性成分を含むが、通常、1の成分をその他の成分よりも過剰に含む。一般に、式(I)の活性成分と、式(2.1)〜(2.51)の混合パートナーの混合比(重量比)は、1:2000〜2000:1、特に200:1〜1:200である。
【0418】
適用率は、広い限界内で変化し、そして土壌の性質、適用方法(発芽前後;種子ドレッシング;種子鋤き跡への適用;非耕作適用、等)、作物植物、防除されるべき雑草、気候条件、適用方法により支配される他の要因、適用時機及び標的作物に依存しうる。本発明に係る活性成分混合率は、一般に、1〜5000g活性成分/haの率で適用されることができる。
【0419】
式(I)の化合物と式(2.1)〜式(2.51)の化合物の混合は、非修飾形態で、すなわち、上記合成において得られるものとして使用されうる。しかしながら、好ましくは、それらは、慣用のやり方で、配合技術において慣用されるアジュバント、例えば、溶媒、固体担体又は界面活性剤とともに、例えば、乳化性濃縮物、直接スプレー用又は希釈溶液、希釈エマルジョン、水和性粉末、可溶性粉末、ダスト、粒剤又はマイクロカプセルに配合される。上記組成物の性質に依存して、適用方法、例えば、スプレー、噴霧、ダスティング、水和、散布(scattering)又は注ぎ(pouring)が、意図された目的及び普及環境に従って、選ばれる。
【0420】
式(I)と式(2.1)〜(2.51)の化合物(活性成分)と、適宜、1以上の固体又は液体配合アジュバントを含む配合品、すなわち、組成物、調製品又は混合物は、それ自体知られたやり方で、例えば、上記活性成分を、配合アジュバント、例えば、溶媒又は固体担体とじかに混合、及び/又は粉砕することにより調製される。さらに、表面活性化合物(界面活性剤)も上記配合品の製造において使用されうる。
【0421】
溶媒及び固体担体の例は、例えば、WO97/34485,page6中に与えられる。
【0422】
配合されるべき式(I)の化合物の性質に依存して、好適な表面活性化合物は、非イオン、カチオン、及び/又はアニオン界面活性剤、及び界面活性剤混合物であって、良好な乳化、分散、及び水和特性をもつものである。
【0423】
好適なアニオン、非イオン、及びカチオン界面活性剤の例は、例えば、WO97/34485,pages7 and 8中に列記される。
【0424】
本発明に係る除草殺の製造においては、とりわけ、“McCutcheon's Detergents and Emulsifiers Annual”MC Publishing Corp., Ridgewood New Jersey, 1981, Stache, H.,“Tensid-Taschenbuch”,Carl Hanser Verlag, Munich/Vienna, 1981、及びM. and J.Ash,“Encyclopedia of Surfactants”, Vol I-III, Chemical Publishing Co., New York, 1980-81中に記載されている。配合技術において慣用される界面活性剤である。
【0425】
除草殺配合品は、通常、0.1〜95重量%の、式(I)の化合物と式(2.1)〜(2.51)の化合物を含む活性成分混合物、1〜99.9重量%の固体又は液体配合助剤、及び0〜25重量%の、特に0.1〜25重量%の界面活性剤を含有する。
【0426】
商業的製品は通常濃縮物として配合されるけれども最終消費者は通常希釈配合品を使用するであろう。上記組成物は、さらなる成分、例えば、安定剤、例えば、植物油又はエポキシ化植物油(エポキシ化ココナッツ油、ナタネ油又は大豆油)、消泡剤、例えば、シリコーン油、保存料の粘度調節剤、バインダー、粘着剤、そしてまた他の活性成分をも含有しうる。好ましい配合品は、特に以下の組成をもつ(%=重量パーセント):
乳化濃縮物:
活性成分混合物: 1〜90%、 好ましくは 5〜20%
界面活性剤: 1〜30%、 好ましくは 10〜20%
液体担体: 5〜94%、 好ましくは 70〜85%
ダスト:
活性成分混合物: 0.1〜10% 、好ましくは 0.1〜5%
固体担体: 99.9〜90%、好ましくは 99.9〜99%
懸濁濃縮物:
活性成分混合物: 5〜75%、 好ましくは 10〜50%
水: 94〜24%、 好ましくは 88〜30%
界面活性剤: 1〜40%、 好ましくは 2〜30%
水和性粉末:
活性成分混合物: 0.5〜90% 、好ましくは 1〜80%
界面活性剤: 0.5〜20% 、好ましくは 1〜15%
固体担体: 5〜95%、 好ましくは 15〜90%
粒剤:
活性成分混合物: 0.1〜30% 、好ましくは 0.1〜15%
固体担体: 99.5〜70%、好ましくは 97〜85%
以下の実施例は本発明をさらに説明するが、これを何ら限定しない。
F1.乳化濃縮物 a) b) c) d)
活性成分混合物 5% 10% 25% 50%
カルシウム・ドデシル 6% 8% 6% 8%
ベンゼンスルホネート
ヒマシ油ポリグリコール・ 4% − 4% 4%
エーテル(36molの酸化エチレン)
オクチルフェノール・ポリグリ − 4% − 2%
コール・エーテル(7−8molの
酸化エチレン)
シクロヘキサノン − − 10% 20%
芳香族炭化水素混合物 85% 78% 55% 16%
9-C12
所望の濃度のエマルジョンを、水で希釈することにより上記濃縮物から得ることができる。
F2.溶液 a) b) c) d)
活性成分混合物 5% 10% 50% 90%
1−メトキシ−3−(3−メトキシ − 20% 20% −
−プロポキシ)−プロパン
ポリエチレン・グリコール 20% 10% − −
MW400
N−メチル−2−ピロリドン − − 30% 10%
芳香族炭化水素混合物 75% 60% − −
9-C12
上記溶液は、マイクロドロップの形態における使用に好適である。
F3.水和性粉末 a) b) c) d)
活性成分混合物 5% 25% 50% 80%
ナトリウム・リグノスルホネート 4% − 3% −
ラウリル硫酸ナトリウム 2% 3% − 4%
ナトリウム・ジイソブチル − 6% 5% 6%
ナフタレン・スルホネート
オクチルフェノール・ポリグリ − 1% 2% −
コール・エーテル(7−8molの
酸化エチレン)
高分散ケイ酸 1% 3% 5% 10%
カオリン 88% 62% 35% −
上記活性成分を上記アジュバントと完全混合し、そしてその混合物を好適なミル内で完全粉砕して、水で希釈されて所望の濃度の懸濁液を与える水和性粉末を得る。
F4.被覆粒剤 a) b) c)
活性成分混合物 0.1 % 5% 15%
高分散ケイ酸 0.9 % 2% 2%
無機担体 99.0% 93% 83%
(AE0.1−1mm)
例えばCaCO3 又はSiO2
上記活性成分を塩化メチレン中に溶かし、そしてスプレーにより上記担体に適用し、そしてその後、上記溶媒を真空下で蒸発させる。
F5.被覆粒剤 a) b) c)
活性成分混合物 0.1 % 5% 15%
ポリエチレン・グリコール 1.0 % 2% 3%
MW200
高分散ケイ酸 0.9 % 1% 2%
無機担体 98.0% 92% 80%
(AE0.1−1mm)
例えばCaCO3 又はSiO2
微粉砕した活性成分を、ミキサー内で、ポリエチレン・グリコールで湿らせた担体に、均一に適用する。非発塵性の被覆粒剤を、このやり方で得る。
F6.エクストルーダー粒剤 a) b) c) d)
活性成分混合物 0.1 % 3% 5% 15%
ナトリウム・リグノスルホネート 1.5 % 2% 3% 4%
カルボキシメチルセルロース 1.4 % 2% 2% 2%
カオリン 97.0% 93% 90% 79%
上記活性成分を上記アジュバントと混合し、そして粉砕し、そしてその混合物を水で湿らせる。この混合物をエクストルードし、そしてその後、気流中で乾燥させる。
F7.ダスト a) b) c)
活性成分混合物 0.1 % 1% 5%
タルク 39.9% 49% 35%
カオリン 60.0% 50% 60%
すぐに使用できるダストを、上記活性成分を上記担体と混合し、そしてその混合物を好適なミル内で粉砕することにより得る。
F8.懸濁濃縮物 a) b) c) d)
活性成分混合物 3% 10% 25% 50%
エチレン・グリコール 5% 5% 5% 5%
ノニルフェノール・ポリグリ − 1% 2% −
コール・エーテル(15molの
酸化エチレン)
ナトリウム・リグノスルホネート 3% 3% 4% 5%
カルボキシメチルセルロース 1% 1% 1% 1%
37%水性ホルムアルデヒド溶液 0.2% 0.2% 0.2% 0.2%
シリコーン油エマルジョン 0.8% 0.8% 0.8% 0.8%
水 87% 79% 62% 38%
微粉砕された上記活性成分を、上記アジュバントとじかに混合して、それから所望の濃度の懸濁液が水での希釈により得られるところの懸濁濃縮物を得る、
式(I)の化合物と式(2.1)〜(2.51)の混合パートナー(単数又は複数)が別々に配合され、そして適用の直前に、水中の“タンク混合物”の形態でアプリケーター内で所望の混合比で一緒にされることがしばしば実用的である。
【0427】
生物学的実施例:
式(I)の化合物と式(2.1)〜(2.51)の化合物の活性成分の組合せが、別々に適用された上記活性成分の作用の合計よりも大きいとき、シナジー効果が存在する。
【0428】
2つの除草剤の所定の組合せに関して予想される除草作用Weは、以下のように計算されうる(COLBY, S.R.,“Calculating synergistic and antagonistic response of herbicide combinations,”Weeds 15, pages 20-22, 1967):
【0429】
【数1】
Figure 0004880161
【0430】
{式中、
X=非処理対照(=0%)に比較した、pkg/haの適用率における式(I)の化合物による処理に対するパーセンテージ除草作用、
Y=非処理対照に比較した、qkg/haの適用率における式(2.1)〜(2.51)の化合物による処理に対するパーセンテージ除草作用、
We=p+qkg活性成分/haの適用率における式(I)の化合物と式(2.1)〜(2.51)の化合物による処理後の予想される除草作用(非処理対照と比較したパーセンテージ除草作用。}
実際に観察される作用が予想される値Weよりも大きいとき、シナジー効果が存在する。
【0431】
式(I)の化合物と式(2.1)〜(2.51)の化合物の組合せのシナジー効果を以下の実施例に示す。
【0432】
実験の説明−発芽前テスト:
単子葉テスト植物と双子葉テスト植物を、プラスチック・ポット内の標準土壌中に播く。種播き直後に、上記テスト物質を、スプレーにより水性懸濁液中に適用する。(500リッター水/ha)。適用率は、圃場条件、及び温室条件下で確認された最適投与量に依存する。次にそのテスト植物を最適条件下で温室内で栽培する。上記テストを36日後に評価する(%作用、100%=植物の死、0%=植物毒性作用なし)。
【0433】
本発明に係る組成物のシナジー作用を、以下の表B1〜B6中に与える:
混合物Aは、活性成分として、915g/リッターの式(2.2a)の化合物と45g/リッターの式(3.1)の化合物を含有する。
【0434】
【表172】
Figure 0004880161
【0435】
【表173】
Figure 0004880161
【0436】
【表174】
Figure 0004880161
【0437】
【表175】
Figure 0004880161
【0438】
【表176】
Figure 0004880161
【0439】
【表177】
Figure 0004880161
【0440】
実験の説明−発芽テスト:
上記テスト植物を、温室条件下、プラスチック・ポット内で2−〜3−葉ステージまで栽培する。標準土壌を栽培支持体として使用する。2−〜3−葉ステージに、除草剤を、そのまま、及び混合物として上記テスト植物に適用する。この適用を、1ha当り500リッターの水中上記テスト物質の懸濁液を用いて実施する。適用率は、圃場条件、及び温室条件下で確認された最適投与量に依存する。上記テストを、33日後に評価する(%作用、100%=植物の死、0%=植物毒性作用なし)。
【0441】
本発明に係る組成物のシナジー作用の例を、以下の表B7〜B10中に与える:
混合物Aは、915g/リッターの式(2.2a)の化合物と、45g/リッターの式(3.1)の化合物を、活性成分として含有する。
【0442】
【表178】
Figure 0004880161
【0443】
【表179】
Figure 0004880161
【0444】
【表180】
Figure 0004880161
【0445】
【表181】
Figure 0004880161
【0446】
以下の表中、評価は14日後に行われる:
【0447】
【表182】
Figure 0004880161
【0448】
【表183】
Figure 0004880161
【0449】
【表184】
Figure 0004880161
【0450】
【表185】
Figure 0004880161
【0451】
【表186】
Figure 0004880161
【0452】
【表187】
Figure 0004880161
【0453】
【表188】
Figure 0004880161
【0454】
【表189】
Figure 0004880161
【0455】
【表190】
Figure 0004880161
【0456】
【表191】
Figure 0004880161
【0457】
【表192】
Figure 0004880161
【0458】
【表193】
Figure 0004880161
【0459】
以下の表中、評価は31日後に行われる:
【0460】
【表194】
Figure 0004880161
【0461】
【表195】
Figure 0004880161
【0462】
【表196】
Figure 0004880161
【0463】
【表197】
Figure 0004880161
【0464】
【表198】
Figure 0004880161
【0465】
【表199】
Figure 0004880161
【0466】
以下の表中、評価は21日後に行われる:
【0467】
【表200】
Figure 0004880161
【0468】
【表201】
Figure 0004880161
【0469】
【表202】
Figure 0004880161
【0470】
【表203】
Figure 0004880161
【0471】
【表204】
Figure 0004880161
【0472】
【表205】
Figure 0004880161
【0473】
【表206】
Figure 0004880161
【0474】
【表207】
Figure 0004880161
【0475】
以下の表中、評価は23日後に行われる:
【0476】
【表208】
Figure 0004880161
【0477】
【表209】
Figure 0004880161
【0478】
【表210】
Figure 0004880161
【0479】
特別の緩和剤(sofeners)が本発明に係るシナルジスティック組成物との混合のために好適であるということが驚ろくべきことに示された。従って、本発明は、有用植物の作物、特にメイズ作物における草及び雑草を防除するための除草選択性組成物であって、式(I)の化合物、式(2.1)〜(2.51)の化合物から選ばれる1以上の化合物、及び緩和剤(拮抗剤、解毒剤)を含み、かつ、上記除草剤の植物毒性作用に対して上記雑草ではなく有用植物を保護するものに、並びに有用植物の作物における雑草防除における上記組成物の使用にも関する。
【0480】
本発明に係って、慣用の不活性配合助剤、例えば、担体、溶媒、及び水和剤とともに、活性成分として、以下の:
a)除草剤としてジナルジスティック有効量の、式(I)の化合物と、式(2.1)〜(2.51)の化合物から選ばれる1以上の化合物、及び
b)除草剤としてアンタゴニスティック有効量の、以下の式(3.1):
【0481】
【化178】
Figure 0004880161
【0482】
及び、以下の式(3.2):
【0483】
【化179】
Figure 0004880161
【0484】
及び、以下の式(3.3):
【0485】
【化180】
Figure 0004880161
【0486】
及び、以下の式(3.4):
【0487】
【化181】
Figure 0004880161
【0488】
及び、以下の式(3.5):
【0489】
【化182】
Figure 0004880161
【0490】
及び、以下の式(3.6):
【0491】
【化183】
Figure 0004880161
【0492】
及び、以下の式(3.7):
【0493】
【化184】
Figure 0004880161
【0494】
及び、以下の式(3.8):
【0495】
【化185】
Figure 0004880161
【0496】
及び、以下の式(3.9):
Cl2 CHCON(CH2 CH=CH22 (3.9)
及び、以下の式(3.10):
【0497】
【化186】
Figure 0004880161
【0498】
及び、以下の式(3.11):
【0499】
【化187】
Figure 0004880161
【0500】
及び、以下の式(3.12):
【0501】
【化188】
Figure 0004880161
【0502】
及びそのエチル・エステル、及び以下の式(3.13):
【0503】
【化189】
Figure 0004880161
【0504】
及び、以下の式(3.14):
【0505】
【化190】
Figure 0004880161
【0506】
及び、以下の式(3.15):
【0507】
【化191】
Figure 0004880161
【0508】
及び、以下の式(3.16):
【0509】
【化192】
Figure 0004880161
【0510】
から選ばれる化合物、
の混合物を含む、除草選択性組成物も提案される。
【0511】
本発明は、慣用の不活性配合アジュバント、例えば、担体、溶媒、及び水和剤とともに、以下の:
a)除草有効量の式(I)の化合物と、
b)除草・アンタゴニスティック有効量の、式(3.1),(3.2),(3.3),(3.4),(3.5),(3.6),(3.7),(3.8),(3.9),(3.10),(3.11),(3.12),(3.13),(3.14),(3.15)及び(3.16)の化合物から選ばれる化合物、の混合物を、活性成分として含む、除草選択的除草剤組成物にも関する。
【0512】
本発明に係る好ましい組成物は、緩和剤として、式(3.1),(3.3)、及び(3.8)の化合物から選ばれる化合物を含む。上記緩和剤は、上述の好ましい式(I)の化合物及び場合により式(2.1)〜(2.51)の化合物を含む本発明に係る組成物に特に好適である。
【0513】
式(I)の化合物と式(3.1)の化合物の組合せは、特に有効な組成物であることが示されており、式(I)の化合物としては、化合物番号1.001が特に好ましい。上記組成物は、以下の式(2.2a):
【0514】
【化193】
Figure 0004880161
【0515】
(2.2a,aRS,1′S(−)N−(1′−メチル−2′−メトキシエチル)−N−クロロアセチル−2−エチル−6−メチルアニリン)の化合物とともに好ましくは使用される。
【0516】
本発明は、有用植物の作物における雑草の選択的防除の方法であって、上記有用植物、その種子又は切り枝、又はその栽培領域を、除草有効量の式(I)の除草剤、適宜、式(2.1)〜(2.51)の化合物から選ばれる1以上の除草剤、及び除草アンタゴニスティック有効量の、式(3.1)〜(3.16)の緩和剤により処理することを含む方法にも関する。
【0517】
式(3.1)〜(3.16)の化合物は知られており、そして例えば、the Pesticide Manual, eleventh ed., British Crop Protection Council, 1997 中、エントリー番号61(式(3.1)、ベノキサコール(benoxacor))、304(式(3.2)、フェンクロリム(fenclorim))、154(式(3.3)、クロキントセット(cloquintocet))、462(式(3.4)、メフェンピル−ジエチル(mefenpyr−diethyl))、377(式(3.5)、フリラゾール(furilazol))、363(式(3.8)、フルクソフェニム(fluxofenim))、213(式(3.9)、ジクロルミド(dichlormid))、及び350(式(3.10)、フルラゾール(flurazole))として記載されている。式(3.11)の化合物は、名称、MON 4660(Monsanto)として知られており、そして例えば、EP−A−0 436 483中に記載されている。
【0518】
式(3.6)の化合物(AC 304 415)は、例えば、EP−A−0 613 618中に記載されており、そして式(3.7)の化合物は、DE−A−2 948 535中に記載されている。式(3.12)の化合物は、DE−A−4 331 448中に記載されており、そして式(3.13)の化合物は、DE−A−3 525 205中に記載されている。式(3.14)の化合物は、例えば、US−A−5 215 570から知られており、そして式(3.15)の化合物は、EP−A−A−0 929 543から知られている。式(3.16)の化合物は、WO99/00020中に記載されており、式(3.16)の化合物に加えて、WO99/00020中に記載された他の3−(5−テトラゾールイル−カルボニル−2−キノロン、特に21〜29頁の表1と2中に特に開示された化合物が、式(I)の化合物の植物毒性作用に対して上記作物植物を保護するために好適である。
【0519】
上述の除草剤の損傷効果に対して、式(3.1)〜(3.16)の緩和剤により保護されることができる作物植物として、特に、穀類、綿、大豆、サトウキビ、サトウダイコン、プランテーション作物、ナタネ、メイズ、及び稲、特にメイズが考慮される。“作物(Crops)”とは、慣用の育種又は遺伝子工学方法の結果として除草剤又は除草剤のクラスに対して耐性とされているような作物をも意味すると理解すべきである。
【0520】
防除されるべき雑草は、単子葉植物と双子葉植物の両者の雑草、例えば、ハコベ(Stellaria)、ヌカボ(Agrostis)、ヒメシバ(Digitaria)、カラスムギ(Avena)、アペラ(Apera)、ブラチアリア(Brachiaria)、ファラリス(Phalaris)、アワ(Setaria)、カラシ(Sinapis)、ロリウム(Lolium)、ナス(Solanum)、ヒエ(Echinochloa)、フトイ(Scirpus)、ミズアオイ(Monochoria)、オモダカ(Sagittaria)、キビ(Panicum)、イヌムギ(Bromus)、アロペキュラス(Alopecurus)、モロコシ・ハレペンス(Sorghum halepense)、モロコシ・ビカラー(Sorghum bicolor)、ロトボエリア(Rottboellia)、カヤツリグサ(Cyperus)、アブチロン(Abutilon)、シダ(Sida)、オナモミ(Xanthium)、ヒユ(Amaranthus)、アカザ(Chenopodium)、サツマイモ(Ipomoea)、シュンギク(Chrysanthemum)、ヤエムグラ(Galium)、スミレ(Viola)、及びイヌノフグリ(Veronica)であることができる。
【0521】
栽培領域は、その上に上記作物植物が既に成長しているところの又は上記作物植物の種が既に播かれているところの土地の領域、並びに上記作物植物の栽培を意図された土地を含む。
【0522】
意図された用途に依存して、式(3.1)〜(3.16)の緩和剤は、作物植物の種子の前処理において使用されることができ(種子又は切り枝のドレッシング)又は種播き前又は後に上記土壌中に導入されることができる。しかしながら、それは、単独で又は上記除草剤とともに、植物の発芽後に適用されることもできる。上記緩和剤による上記植物又は種子の処理は、それ故、上記除草剤が適用される時機とは独立して実施されることができる。しかしながら、上記植物は、除草剤と緩和剤(例えば、タンク混合物の形態におけるもの)の同時適用により処理されることもできる。緩和剤の適用率と除草剤の適用率の比は、その適用方法に広く依存する。圃場処理された場合には、緩和剤と除草剤の組合せを含むタンク混合物を使用して、又は緩和剤と除草剤の別々の適用により行われ、除草剤対緩和剤の比は、一般に、100:1〜1:10、好ましくは20:1〜1:1である。圃場処理の場合には、通常、0.001〜1.0kg緩和剤/ha、好ましくは、0.001〜0.25kg緩和剤/haが適用される。
【0523】
除草剤の適用率は、一般に、0.001〜2kg/haであるが、好ましくは0.005〜0.5kg/haである。
【0524】
本発明に係る組成物は、農業において慣用される適用方法、例えば、発芽前適用、発芽後適用、及び種子ドレッシングの全てに好適である。
【0525】
種子ドレッシングの場合、一般に、0.001〜10g緩和剤/kg種子、好ましくは、0.05〜2g緩和剤/kg種子が適用される。上記緩和剤が、種播き直前、種子の含浸により、液体形態で適用されるとき、有利には、使用される緩和剤溶液は、上記活性成分を、1〜10,000ppm 、好ましくは100〜1,000ppm の濃度で含有する。
【0526】
適用の目的のためには、式(3.1)〜(3.16)の緩和剤又は上記緩和剤と式(I)の除草剤との組合せ物と、適宜、式(2.1)〜(2.51)から選ばれる1以上の除草剤は、有利には、配合技術において慣用されるアジュバントと、一緒に、例えば、乳化濃縮物、被覆ペースト、直接スプレー又は希釈可能な溶液、希釈エマルジョン、水和性粉末、可溶性粉末、ダスト、粒剤又はマイクロカプセルに配合される。
【0527】
このような配合品は、例えば、WO97/34485、pages9〜13中に記載される。上記配合品は、それ自体知られたやり方で、例えば、上記活性成分を、液体又は固体配合アジュバント、例えば、溶媒又は固体担体とじかに混合、及び/又は粉砕することにより調製される。さらに、表面活性化合物(界面活性剤)も上記配合品の製造において使用されうる。上記目的のために好適な溶媒及び固体担体の例は、例えば、WO97/34485,page6中に与えられる。
【0528】
配合されるべき式(I)、(2.1)〜(2.51)、及び(3.1)〜(3.16)の化合物の性質に依存して、表面活性化合物として、非イオン、カチオン、及び/又はアニオン界面活性剤、及び界面活性剤混合物であって、良好な乳化、分散、及び水和特性をもつものが考慮される。好適なアニオン、非イオン、及びカチオン界面活性剤の例は、例えば、WO97/34485,pages7 and 8中に列記される。本発明に係る除草殺の製造においては、とりわけ、“McCutcheon's Detergents and Emulsifiers Annual”MC Publishing Corp., Ridgewood New Jersey, 1981, Stache, H.,“Tenside-Taschenbuch”,Carl Hanser Verlag, Munich/Vienna, 1981、及びM. and J.Ash,“Encyclopedia of Surfactants”, Vol I-III, Chemical Publishing Co., New York, 1980-81 中に記載されている。配合技術において慣用される界面活性剤である。
【0529】
除草殺配合品は、通常、0.1〜95重量%の、式(I)の化合物と式(2.1)〜(2.51)の化合物から選ばれる1の化合物、及び式(3.1)〜(3.16)の化合物を含む活性成分混合物、1〜99.9重量%の固体又は液体配合助剤、及び0〜25重量%の、特に0.1〜25重量%の界面活性剤を含有する。商業的製品は通常濃縮物として配合されるけれども最終消費者は通常希釈配合品を使用するであろう。
【0530】
上記組成物は、さらなる成分、例えば、安定剤、例えば、植物油又はエポキシ化植物油(エポキシ化ココナッツ油、ナタネ油又は大豆油)、消泡剤、例えば、シリコーン油、保存料、粘度調節剤、バインダー、粘着剤、そしてまた肥料又は他の活性成分をも含有しうる。
【0531】
式(I)と(2.1)〜(2.51)の除草剤の損傷効果に対する作物植物の保護における、式(3.1)〜(3.16)の緩和剤又はそれらを含む組成物の使用のために、例えば、以下の如きさまざまな方法及び技術が考慮される:
i)種子ドレッシング
a)種子表面上に均一に分散されるまで容器内で振とうすることによる式(3.1)〜(3.16)の化合物の水和性粉末配合品による種子のドレッシング(乾燥ドレッシング)。
【0532】
上記手順においては、約1〜500gの式(3.1)〜(3.16)の化合物(4g〜2kg)の水和性粉末が、種子100kg当り使用される。
【0533】
b)方法a)に従って式(3.1)〜(3.16)の化合物の乳化濃縮物で種子をドレッシングする(湿ドレッシング)。
【0534】
c)100〜1000ppm の式(3.1)〜(3.16)の化合物を含む液体中に1〜72時間種子を浸漬することによりドレッシングし、そして場合によりその後、上記種子を乾燥させる(含浸ドレッシング)。
【0535】
種子をドレッシングし又は発芽した種子を処理することは、自然には、好ましい適用方法である。なぜなら、活性成分による処理は、その標的作物だけに向けられているからである。一般に、1〜1000gの解毒剤、好ましくは5〜250gの解毒剤が種子100kg当り使用されるが、その方法論に依存して、それは、他の活性成分又は微量栄養素の添加をも可能にし、指示された濃度限界は、上下して変化しうる(反復ドレッシング)。
【0536】
ii)タンク混合物としての適用
解毒剤の除草剤の混合物の液体配合が使用され(10:1〜1:100の1対他の重量比)、除草剤の適用率は0.005〜5.0kg/haである。このようなタンク混合物は、種播き前又は後に適用される。
【0537】
iii)種子鋤跡への適用
式(3.1)〜(3.16)の化合物は、乳化濃縮物、水和性粉末又は粒剤の形態で、開いた、種播きされた種子鋤跡に導入される。一旦、種子鋤跡が覆われると、上記除草剤が、通常のやり方で、発芽前の方法において適用される。
【0538】
iv)活性成分の徐放性放出
式(3.1)〜(3.16)の化合物は、溶液で、鉱物粒担体又は重合粒(ウレア/ホルムアルデヒド)に適用され、そして乾燥される。所望により、所定の時間期間にわたり計量された量で上記活性成分が放出されることを可能にするコーティングを適用することもできる。
【0539】
好ましい配合品は、特に以下の組成をもつ(%=重量パーセント):
乳化濃縮物:
活性成分混合物: 1〜90%、 好ましくは 5〜20%
界面活性剤: 1〜30%、 好ましくは 10〜20%
液体担体: 5〜94%、 好ましくは 70〜85%
ダスト:
活性成分混合物: 0.1〜10% 、好ましくは 0.1〜5%
固体担体: 99.9〜90%、好ましくは 99.9〜99%
懸濁濃縮物:
活性成分混合物: 5〜75%、 好ましくは 10〜50%
水: 94〜24%、 好ましくは 88〜30%
界面活性剤: 1〜40%、 好ましくは 2〜30%
水和性粉末:
活性成分混合物: 0.5〜90% 、好ましくは 1〜80%
界面活性剤: 0.5〜20% 、好ましくは 1〜15%
固体担体: 5〜95%、 好ましくは 15〜90%
粒剤:
活性成分混合物: 0.1〜30% 、好ましくは 0.1〜15%
固体担体: 99.5〜70%、好ましくは 97〜85%
以下の実施例は本発明をさらに説明するが、これを何ら限定しない。
【0540】
式(I)の除草剤、場合により式(2.1)〜(2.51)の除草剤、及び式(3.1)〜(3.16)の緩和剤の混合物の配合実施例(%=重量パーセント
F1.乳化濃縮物 a) b) c) d)
活性成分混合物 5% 10% 25% 50%
カルシウム・ドデシル 6% 8% 6% 8%
ベンゼンスルホネート
ヒマシ油ポリグリコール・ 4% − 4% 4%
エーテル(36molの酸化エチレン)
オクチルフェノール・ポリグリ − 4% − 2%
コール・エーテル(7−8molの
酸化エチレン)
シクロヘキサノン − − 10% 20%
芳香族炭化水素混合物 85% 78% 55% 16%
9-C12
所望の濃度のエマルジョンを、水で希釈することにより上記濃縮物から得ることができる。
F2.溶液 a) b) c) d)
活性成分混合物 5% 10% 50% 90%
1−メトキシ−3−(3−メトキシ − 20% 20% −
−プロポキシ)−プロパン
ポリエチレン・グリコール 20% 10% − −
MW400
N−メチル−2−ピロリドン − − 30% 10%
芳香族炭化水素混合物 75% 60% − −
9-C12
上記溶液は、マイクロドロップの形態における使用に好適である。
F3.水和性粉末 a) b) c) d)
活性成分混合物 5% 25% 50% 80%
ナトリウム・リグノスルホネート 4% − 3% −
ラウリル硫酸ナトリウム 2% 3% − 4%
ナトリウム・ジイソブチル − 6% 5% 6%
ナフタレン・スルホネート
オクチルフェノール・ポリグリ − 1% 2% −
コール・エーテル(7−8molの
酸化エチレン)
高分散ケイ酸 1% 3% 5% 10%
カオリン 88% 62% 35% −
上記活性成分を上記アジュバントと完全混合し、そしてその混合物を好適なミル内で完全粉砕して、水で希釈されて所望の濃度の懸濁液を与える水和性粉末を得る。
F4.被覆粒剤 a) b) c)
活性成分混合物 0.1 % 5% 15%
高分散ケイ酸 0.9 % 2% 2%
無機担体 99.0% 93% 83%
(AE0.1−1mm)
例えばCaCO3 又はSiO2
上記活性成分を塩化メチレン中に溶かし、そしてスプレーにより上記担体に適用し、そしてその後、上記溶媒を真空下で蒸発させる。
F5.被覆粒剤 a) b) c)
活性成分混合物 0.1 % 5% 15%
ポリエチレン・グリコール 1.0 % 2% 3%
MW200
高分散ケイ酸 0.9 % 1% 2%
無機担体 98.0% 92% 80%
(AE0.1−1mm)
例えばCaCO3 又はSiO2
微粉砕した活性成分を、ミキサー内で、ポリエチレン・グリコールで湿らせた担体に、均一に適用する。非発塵性の被覆粒剤を、このやり方で得る。
F6.エクストルーダー粒剤 a) b) c) d)
活性成分混合物 0.1 % 3% 5% 15%
ナトリウム・リグノスルホネート 1.5 % 2% 3% 4%
カルボキシメチルセルロース 1.4 % 2% 2% 2%
カオリン 97.0% 93% 90% 79%
上記活性成分を上記アジュバントと混合し、そして粉砕し、そしてその混合物を水で湿らせる。この混合物をエクストルードし、そしてその後、気流中で乾燥させる。
F7.ダスト a) b) c)
活性成分混合物 0.1 % 1% 5%
タルク 39.9% 49% 35%
カオリン 60.0% 50% 60%
すぐに使用できるダストを、上記活性成分を上記担体と混合し、そしてその混合物を好適なミル内で粉砕することにより得る。
F8.懸濁濃縮物 a) b) c) d)
活性成分混合物 3% 10% 25% 50%
エチレン・グリコール 5% 5% 5% 5%
ノニルフェノール・ポリグリ − 1% 2% −
コール・エーテル(15molの
酸化エチレン)
ナトリウム・リグノスルホネート 3% 3% 4% 5%
カルボキシメチルセルロース 1% 1% 1% 1%
37%水性ホルムアルデヒド溶液 0.2% 0.2% 0.2% 0.2%
シリコーン油エマルジョン 0.8% 0.8% 0.8% 0.8%
水 87% 79% 62% 38%
微粉砕された上記活性成分を、上記アジュバントとじかに混合して、それから所望の濃度の懸濁液が水での希釈により得られるところの懸濁濃縮物を得る、
式(I)、式(2.1)〜(2.51)、及び式(3.1)〜(3.16)化合物が別々に配合され、そして適用の直前に、水中の“タンク混合物”の形態でアプリケーター内で所望の混合比で一緒にされることがしばしば実用的である。
【0541】
式(I)の除草剤の植物毒性作用に対して作物植物を保護する、式(3.1)〜(3.16)の緩和剤の能力を、以下の実施例中に説明する。
【0542】
生物学的実施例:緩和(解毒)作用
上記テスト植物を、4−葉ステージにおいて温室条件下でプラスチック、ポット内で栽培する。そのステージで、除草剤単独、及び上記除草剤と緩和剤としてテストされるテスト化合物との混合物を、上記テスト植物に適用する。この適用は、1ha当り、500リッターの水による25%水和性粉末から調製したテスト化合物の水性懸濁液(実施例F3,b)の形態にある。適用から4週間後、上記作物植物、例えば、メイズ、及び穀類に対する除草剤の植物毒性作用を、パーセンテージ、スケールを使用して評価する。100%は、テスト植物が死んだことを示し、0%は植物毒性作用がないことを示す。
【0543】
上記テストにおいて得られた結果は、式(2.1)〜(2.51)から選ばれる1以上の除草剤との組合せにおける式(I)の除草剤により引き起こされる作物植物に対する損傷が、式(3.1)〜(3.16)の化合物により有意に低下されることができるということを示している。緩和作用の例を、以下の表B40中に与える:
表B40:
Figure 0004880161
実施例F1、F2、及びF4〜F8に従って、上記混合物が配合されるときも同じ結果が得られる。

Claims (4)

  1. 慣用の不活性配合助剤とともに、活性成分として、
    a)除草剤として有効量の以下の式(I):
    Figure 0004880161
    {式中、 75 はC 1 −C 6 アルキル又はC −C アルコキシ−C −C アルコキシ−C −C アルキニルであり;R 76 はCF であり;R 77 は水素であり;そしてR 78 は水素である。}により表される化合物;又はその化合物の農学的に許容される塩と、
    b)シナルジスティックに有効な量の、
    以下の式(2.1)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R51はCH2 −OMe又はエチルであり;R52は水素である。};及び
    以下の式(2.2)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R53はエチルであり、R54はメチル又はエチルであり、そしてR55は−CH(Me)−CH2 OMeCH2 OMe又はCH2 O−CH2 CH3 である。};及び
    以下の式(2.3)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R56はCH(Me)−CH2 OMeある。};及び
    以下の式(2.4)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R57は塩素はメチルチオであり、R58はエチルであり、そしてR59はエチル、イソプロピルはtert−ブチルである。};及び
    以下の式(2.6)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R62は水素あり、R63 メチルあり、R64 フッ素あり、R65は水素あり、Y窒素であり、Zはメチンあり、そしてR66はフッ素又は塩素である。};及び
    以下の式(2.7)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R67 −C(O)−S−n−オクチルである。};及び
    以下の式(2.12)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、R73はNH2 ある。};及び
    以下の式(2.13)の化合物:
    Figure 0004880161
    {式中、Y1 メチンあり、Y2 メチンあり、Y3 はメチンであり、Y4 はメチンであ、Y5 は窒素又はメチンであり、Y6 はメチル、ジフルオロメトキシはトリフルオロメチルあり、Y7 はメトキシ又はジフルオロメトキシであり、そしてR74はCOOMe、COOC25 、トリフルオロメチルはCH2 −CH2 CF3 である。}又はそのナトリウム塩;及び
    以下の式(2.13c)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.14)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.16)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.18)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.19)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.21)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.25)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.30)の化合物:
    Figure 0004880161
    及び、以下の式(2.33)の化合物:
    Figure 0004880161
    から選ばれる1以上の化合物との混合物を含む、除草選択性組成物。
  2. 有用栽培植物の作物における不所望の植物成長を制御する方法であって、除草剤として有効な量の請求項1に記載の組成物を、前記有用栽培植物上で又はその場で作用せしめることを含む前記方法
  3. 記有用栽培植物がメイズ又はサトウキビである、請求項に記載の方法。
  4. 前記有用栽培植物が、1〜5,000g/ヘクタールの活性成分合計量に対応する適用率で、前記組成物により処理される、請求項に記載の方法。
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