JP2015532274A - 栽培植物へのn−チオ−アントラニルアミド化合物の使用 - Google Patents

栽培植物へのn−チオ−アントラニルアミド化合物の使用 Download PDF

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エル. カルバートソン,デボラ
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ロジャーズ,ダブリュ.デビッド
浩志 郡嶋
浩志 郡嶋
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    • A01NPRESERVATION OF BODIES OF HUMANS OR ANIMALS OR PLANTS OR PARTS THEREOF; BIOCIDES, e.g. AS DISINFECTANTS, AS PESTICIDES OR AS HERBICIDES; PEST REPELLANTS OR ATTRACTANTS; PLANT GROWTH REGULATORS
    • A01N43/00Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds
    • A01N43/48Biocides, pest repellants or attractants, or plant growth regulators containing heterocyclic compounds having rings with two nitrogen atoms as the only ring hetero atoms
    • A01N43/561,2-Diazoles; Hydrogenated 1,2-diazoles

Abstract

【化1】本発明は、式(I)のアントラニルアミド化合物(式中、R1、R2、R3、R4、R5、R6、R7およびkは、明細書において定義した通りである)、およびこれらの混合物を使用して、有害生物を防除し、かつ/または少なくとも1種の改変を有する栽培植物の植物健康を向上させる農業の方法に関する。【選択図】なし

Description

本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料への、またはその成長場所における、式Iの殺有害生物活性化合物
Figure 2015532274
(式中、
R1は、ハロゲン、メチルおよびハロメチルからなる群から選択され、
R2は、水素、ハロゲン、ハロメチルおよびシアノからなる群から選択され、
R3は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、C1〜C4-ハロアルコキシ-C1〜C4-アルキル、C(=O)Ra、C(=O)ORbおよびC(=O)NRcRdから選択され、
R4は、水素またはハロゲンであり、
R5、R6は、互いに独立に、水素、C1〜C10-アルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C2〜C10-アルケニル、C2〜C10-アルキニル(上記の脂肪族および脂環式基は、1〜10個の置換基Reで置換されていてもよい)、およびフェニル(非置換であり、または1〜5個の置換基Rfを有する)からなる群から選択され、あるいは
R5およびR6は一緒に、C2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレンまたはC6〜C9-アルキニレン鎖を表し、それらが結合している硫黄原子と一緒に3員、4員、5員、6員、7員、8員、9員または10員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の環を形成し、C2〜C7-アルキレン鎖におけるCH2基の1〜4個、またはC2〜C7-アルケニレン鎖におけるCH2またはCH基のいずれかの1〜4個、またはC6〜C9-アルキニレン鎖におけるCH2基のいずれかの1〜4個は、C=O、C=S、O、S、N、NO、SO、SO2およびNHからなる群から独立に選択される1〜4個の基で置き換えられていてもよく、C2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレンまたはC6〜C9-アルキニレン鎖における炭素および/または窒素原子は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニルおよびC2〜C6-ハロアルキニルからなる群から独立に選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよく、前記置換基は、複数の置換基が存在する場合、同一または互いに異なり、
R7は、ブロモ、クロロ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、OCH3、OCHF2、OCH2F、OCH2CF3、S(=O)nCH3、およびS(=O)nCF3からなる群から選択され、
Raは、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルからなる群から選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4アルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の置換基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニル、C1〜C6-アルキルアミノおよびジ-(C1〜C6-アルキル)アミノから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、
Rbは、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルからなる群から選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4-アルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の置換基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシおよび(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、
Rc、Rdは、互いに独立におよび出現する毎に独立に、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4-アルコキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の基を有してもよく、4つの最後に記述した基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシおよび(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、あるいは
RcおよびRdは、これらが結合している窒素原子と一緒に、環員としてN、O、S、NO、SOおよびSO2から選択される1個または2個のさらなるヘテロ原子またはヘテロ原子群をさらに含有し得る、3員、4員、5員、6員または7員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の複素環式環を形成してもよく、複素環式環は、ハロゲン、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシまたはC1〜C4-ハロアルコキシで任意選択で置換されていてもよく、
Reは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、-OH、-SH、-SCN、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から独立に選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4アルコキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、-ORa、-NRcRd、-S(O)nRa、-S(O)nNRcRd、-C(=O)Ra、-C(=O)NRcRd、-C(=O)ORb、-C(=S)Ra、-C(=S)NRcRd、-C(=S)ORb、-C(=S)SRb、-C(=NRc)Rb、-C(=NRc)NRcRd、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシおよびC1〜C6-ハロアルコキシから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、あるいは
2個の近隣の基Reは一緒に、基=O、=CH(C1〜C4-アルキル)、=C(C1〜C4-アルキル)C1〜C4-アルキル、=N(C1〜C6-アルキル)または=NO(C1〜C6-アルキル)を形成し、
Rfは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、-OH、-SH、-SCN、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から独立に選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4アルコキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、-ORa、-NRcRd、-S(O)nRa、-S(O)nNRcRd、-C(=O)Ra、-C(=O)NRcRd、-C(=O)ORb、-C(=S)Ra、-C(=S)NRcRd、-C(=S)ORb、-C(=S)SRb、-C(=NRc)Rb、および-C(=NRc)NRcRdから選択される1個または2個の基を有してもよく、
kは、0または1であり、
nは、0、1または2である)、
または立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシド、または化合物の多形結晶形態、共結晶もしくは溶媒和物、またはその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシドの施用を含む、それぞれの非改変対照植物と比較して、有害生物を防除し、かつ/または少なくとも1種の改変を有する栽培植物(本明細書の下記で「栽培植物」と省略する)の植物健康を向上させる方法に関する。
「式(I)の化合物、またはその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシド」という用語は、たとえ明確に記述しなくても、化合物の多形結晶形態、共結晶もしくは溶媒和物、または立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシドを含むと理解される。
場合によって、本発明による化合物はまた、CP1と記載し得る。類似して、本発明による化合物の混合物は、場合によってCP1混合物と記載し得る。
式Iの化合物
WO2007/006670は、スルフィルイミンまたはスルホキシミン基を有するN-チオ-アントラニルアミド化合物、および殺有害生物剤としてのこれらの使用を記載している。PCT/EP2012/065650、PCT/EP2012/065651、ならびに未公開出願US61/578267、US61/593897およびUS61/651050は、特定のN-チオ-アントラニルアミド化合物、および殺有害生物剤としてのこれらの使用を記載している。
PCT/EP2012/065648、PCT/EP2012/065649およびEP11189973.8は、N-チオ-アントラニルアミド化合物の合成のためのプロセスを記載している。
しかし、式(I)のアントラニルアミド化合物自体、および他の殺虫剤とのこれらの合わせた施用は特定の収穫物にダメージを与える害虫に対して活性を示してきたことは公知であるが、式Iの化合物、および殺有害生物活性化合物(II)とのこれらの選択された混合物のいくつかは、上記のように考察される問題を解決することについて今までのところ記載されてこなかった。
特に、土壌施用技術および種子処理についてのこれらの驚くほど優れた適応性、ならびに土壌に生息する有害生物に対するこれらの顕著な活性は従前記載されてこなかった。
式(I)の化合物、ならびに「(本)発明による方法のための化合物」、「(本)発明による化合物」または「式(I)の化合物」または「化合物(複数可)II」という用語(全ての化合物(複数可)は、本発明による方法および使用において適用される)は、本明細書に定義されているような化合物(複数可)、および公知のその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシド(化合物の多形結晶形態、共結晶もしくは溶媒和物、またはその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシドを含めた)を含む。
「本発明による組成物(複数可)」または「本発明の組成物(複数可)」という用語は、上記に定義されているような本発明による方法において使用および/または施用されるための、少なくとも1種の式(I)の化合物を含む組成物(複数可)、または式(I)の化合物と他の殺有害生物活性化合物(複数可)IIとの混合物を包含する。
置換パターンによって、式(I)の化合物は、キラリティーの1つ以上の中心を有してもよく、この場合、これらはエナンチオマーまたはジアステレオマーの混合物として存在している。本発明は、式(I)の化合物の純粋なエナンチオマーまたは純粋なジアステレオマーの両方、およびこれらの混合物、ならびに式(I)の化合物の純粋なエナンチオマーもしくは純粋なジアステレオマー、またはその混合物の本発明による使用を提供する。適切な式(I)の化合物はまた、全ての可能な幾何立体異性体(シス/トランス異性体)およびこれらの混合物を含む。シス/トランス異性体は、アルケン、炭素-窒素二重結合、窒素-硫黄二重結合またはアミド基に関して存在し得る。「立体異性体(複数可)」という用語は、両方の光学異性体、例えば、エナンチオマーまたはジアステレオマー(後者は、分子における複数のキラリティーの中心によって存在する)、および幾何異性体(シス/トランス異性体)を包含する。
本発明の化合物の塩は好ましくは、農業的および獣医学的に許容される塩である。これらは、通例の方法で、例えば、本発明の化合物が塩基性官能基を有する場合、化合物と酸とを反応させることによって、または本発明の化合物が酸性官能基を有する場合、化合物と適切な塩基とを反応させることによって形成することができる。
一般に、適切な「農業的に有用な塩」または「農業的に許容される塩」は特に、それぞれ、それらのカチオンおよびアニオンが、本発明による化合物の作用に対して有害効果を有さないこれらのカチオンの塩またはこれらの酸の酸付加塩である。適切なカチオンは、特に、アルカリ金属、好ましくは、リチウム、ナトリウムおよびカリウムの、アルカリ土類金属、好ましくは、カルシウム、マグネシウムおよびバリウムの、ならびに遷移金属、好ましくは、マンガン、銅、亜鉛および鉄のイオン、ならびにまたアンモニウム(NH4 +)および置換アンモニウム(水素原子の1〜4個は、C1〜C4-アルキル、C1〜C4-ヒドロキシアルキル、C1〜C4-アルコキシ、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、ヒドロキシ-C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、フェニルまたはベンジルで置き換えられている)である。置換アンモニウムイオンの例は、メチルアンモニウム、イソプロピルアンモニウム、ジメチルアンモニウム、ジイソプロピルアンモニウム、トリメチルアンモニウム、テトラメチルアンモニウム、テトラエチルアンモニウム、テトラブチルアンモニウム、2-ヒドロキシエチルアンモニウム、2-(2-ヒドロキシエトキシ)エチル-アンモニウム、ビス(2-ヒドロキシエチル)アンモニウム、ベンジルトリメチルアンモニウムおよびベンジルトリエチルアンモニウム、さらにホスホニウムイオン、スルホニウムイオン、好ましくは、トリ(C1〜C4-アルキル)スルホニウム、およびスルホキソニウムイオン、好ましくは、トリ(C1〜C4-アルキル)スルホキソニウムを含む。
有用な酸付加塩のアニオンは主に、塩化物、臭化物、フッ化物、硫酸水素塩、硫酸、リン酸二水素、リン酸水素、リン酸、硝酸、炭酸水素、炭酸、ヘキサフルオロ-ケイ酸、ヘキサフルオロ-リン酸、安息香酸、およびC1〜C4-アルカン酸のアニオン、好ましくは、ギ酸、酢酸、プロピオン酸および酪酸である。これらは、式Iの化合物と、対応するアニオンの酸、好ましくは、塩酸、臭化水素酸、硫酸、リン酸または硝酸とを反応させることによって形成することができる。
式(I)の化合物は、これらのN-オキシドの形態で存在し得る。「N-オキシド」という用語は、N-オキシド部分に酸化されている少なくとも1個の3級窒素原子を有する本発明の任意の化合物を含む。化合物(I)のN-オキシドは、ピリジン環および/またはピラゾール環の環窒素原子(複数可)を適切な酸化剤、例えば、ペルオキソカルボン酸または他のペルオキシドで酸化することによって特に調製することができる。当業者は、本発明の式(I)の化合物がN-オキシドを形成し得るかどうか、およびどの位置で本発明の式(I)の化合物がN-オキシドを形成し得るかを知っている。
本発明の化合物はアモルファスでよく、または異なる巨視的性質、例えば、安定性を有し、もしくは異なる生物学的特性、例えば、活性を示し得る、1種以上の異なる結晶状態(多形)で存在してもよい。本発明は、式(I)のアモルファスおよび結晶化合物の両方、これらのエナンチオマーまたはジアステレオマー、それぞれの式(I)の化合物の異なる結晶状態の混合物、そのエナンチオマーまたはジアステレオマー、およびそのアモルファスまたは結晶塩を含む。
「共結晶」という用語は、本発明による化合物、またはその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシドと、1個以上の他の分子(好ましくは、1個の分子タイプ)との錯体を示し、通常、本発明による化合物および他の分子の比は、化学量論比である。
「溶媒和物」という用語は、本発明による化合物、またはその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシドと、溶媒分子との共錯体を示す。溶媒は通常、液体である。溶媒の例は、メタノール、エタノール、トルオール、キシロールである。溶媒和物を形成する好ましい溶媒は水であり、この溶媒和物は「水和物」と称される。溶媒和物または水和物は通常、定数である本発明による化合物のm個の分子当たりの溶媒のn個の分子の存在によって特徴付けられる。
可変部分の上の定義において記述されている有機部分は、ハロゲンという用語と同様に、個々の群のメンバーの個々の一覧についての集合用語である。接頭辞Cn〜Cmは、いずれの場合にも、基における炭素原子の可能な数を示す。
ハロゲンという用語は、いずれの場合にも、フッ素、臭素、塩素またはヨウ素、特に、フッ素、塩素または臭素を示す。
「部分的または完全にハロゲン化した」という用語は、所与の基の水素原子の1個またはそれ超、例えば、1個、2個、3個、4個または5個または全てがハロゲン原子、特に、フッ素または塩素で置き換えられていることを意味する。部分的または完全にハロゲン化された基は、下記でまた「ハロ-基」と称される。例えば、部分的または完全にハロゲン化されたアルキルはまた、ハロアルキルと称される。
「アルキル」という用語は、本明細書において(およびアルキル基を含む他の基、例えば、アルコキシ、アルキルカルボニル、アルキルチオ、アルキルスルフィニル、アルキルスルホニルおよびアルコキシアルキルのアルキル部分において)使用する場合、いずれの場合にも、通常、1〜12個または1〜10個の炭素原子、頻繁に、1〜6個の炭素原子、好ましくは、1〜4個の炭素原子、特に、1〜3個の炭素原子を有する直鎖または分岐状アルキル基を表す。C1〜C4-アルキルの例は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、2-ブチル(sec-ブチル)、イソブチルおよびtert-ブチルである。C1〜C6-アルキルについての例は、C1〜C4-アルキルについて記載したもの以外では、n-ペンチル、1-メチルブチル、2-メチルブチル、3-メチルブチル、2,2-ジメチルプロピル、1-エチルプロピル、n-ヘキシル、1,1-ジメチルプロピル、1,2-ジメチルプロピル、1-メチルペンチル、2-メチルペンチル、3-メチルペンチル、4-メチルペンチル、1,1-ジメチルブチル、1,2-ジメチルブチル、1,3-ジメチルブチル、2,2-ジメチルブチル、2,3-ジメチルブチル、3,3-ジメチルブチル、1-エチルブチル、2-エチルブチル、1,1,2-トリメチルプロピル、1,2,2-トリメチルプロピル、1-エチル-1-メチルプロピルおよび1-エチル-2-メチルプロピルである。C1〜C10-アルキルについての例は、C1〜C6-アルキルについて記載したもの以外では、n-ヘプチル、1-メチルヘキシル、2-メチルヘキシル、3-メチルヘキシル、4-メチルヘキシル、5-メチルヘキシル、1-エチルペンチル、2-エチルペンチル、3-エチルペンチル、n-オクチル、1-メチルオクチル、2-メチルヘプチル、1-エチルヘキシル、2-エチルヘキシル、1,2-ジメチルヘキシル、1-プロピルペンチル、2-プロピルペンチル、ノニル、デシル、2-プロピルヘプチルおよび3-プロピルヘプチルである。
「アルキレン」(またはアルカンジイル)という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、上記に定義されているようなアルキル基を示し、炭素骨格の任意の位置における1個の水素原子は、1つのさらなる結合部位で置き換えられており、このように二価部分を形成する。
「ハロアルキル」という用語は、本明細書において(およびハロアルキル基を含む他の基、例えば、ハロアルコキシ、ハロアルキルチオ、ハロアルキルカルボニル、ハロアルキルスルホニルおよびハロアルキルスルフィニルのハロアルキル部分において)使用する場合、いずれの場合にも、通常、1〜10個の炭素原子(「C1〜C10-ハロアルキル」)、頻繁に、1〜6個の炭素原子(「C1〜C6-ハロアルキル」)、より頻繁に、1〜4個の炭素原子(「C1〜C10-ハロアルキル」)を有する直鎖または分岐状アルキル基を表し、この基の水素原子は、ハロゲン原子で部分的または完全に置き換えられている。好ましいハロアルキル部分は、C1〜C4-ハロアルキル、より好ましくはC1〜C2-ハロアルキル、より好ましくはハロメチル、特に、C1〜C2-フルオロアルキルから選択される。ハロメチルは、1個、2個または3個の水素原子がハロゲン原子で置き換えられているメチルである。例は、ブロモメチル、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチルなどである。C1〜C2-フルオロアルキルについての例は、フルオロメチル、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、1-フルオロエチル、2-フルオロエチル、2,2-ジフルオロエチル、2,2,2-トリフルオロエチル、ペンタフルオロエチルなどである。C1〜C2-ハロアルキルについての例は、C1〜C2-フルオロアルキルについて記載したもの以外では、クロロメチル、ジクロロメチル、トリクロロメチル、ブロモメチル、クロロフルオロメチル、ジクロロフルオロメチル、クロロジフルオロメチル、1-クロロエチル、2-クロロエチル、2,2,-ジクロロエチル、2,2,2-トリクロロエチル、2-クロロ-2-フルオロエチル、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチル、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチル、1-ブロモエチルなどである。C1〜C4-ハロアルキルについての例は、C1〜C2-ハロアルキルについて記載したもの以外では、1-フルオロプロピル、2-フルオロプロピル、3-フルオロプロピル、3,3-ジフルオロプロピル、3,3,3-トリフルオロプロピル、ヘプタフルオロプロピル、1,1,1-トリフルオロプロパ-2-イル、3-クロロプロピル、4-クロロブチルなどである。
「シクロアルキル」という用語は、本明細書において(およびシクロアルキル基を含む他の基、例えば、シクロアルコキシおよびシクロアルキルアルキルのシクロアルキル部分において)使用する場合、いずれの場合にも、通常、3〜10個の炭素原子(「C3〜C10-シクロアルキル」)、好ましくは、3〜8個の炭素原子(「C3〜C8-シクロアルキル」)、または特に、3〜6個の炭素原子(「C3〜C6-シクロアルキル」)を有する単環式または二環式の脂環式基を示す。3〜6個の炭素原子を有する単環式基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチルおよびシクロヘキシルを含む。3〜8個の炭素原子を有する単環式基の例は、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチルおよびシクロオクチルを含む。7個または8個の炭素原子を有する二環式基の例は、ビシクロ[2.1.1]ヘキシル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[3.1.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.1]ヘプチル、ビシクロ[2.2.2]オクチルおよびビシクロ[3.2.1]オクチルを含む。
「シクロアルキレン」(またはシクロアルカンジイル)という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、上記に定義されているようなシクロアルキル基を示し、炭素骨格の任意の位置における1個の水素原子が1つのさらなる結合部位で置き換えられており、このように二価部分が形成される。
「ハロシクロアルキル」という用語は、本明細書において(およびハロシクロアルキル基を含む他の基、例えば、ハロシクロアルキルメチルのハロシクロアルキル部分において)使用する場合、いずれの場合にも、通常、3〜10個の炭素原子、好ましくは、3〜8個の炭素原子、または特に、3〜6個の炭素原子を有する単環式または二環式の脂環式基を示し、少なくとも1個、例えば、1個、2個、3個、4個または5個の水素原子は、ハロゲン、特に、フッ素または塩素で置き換えられている。例は、1-および2-フルオロシクロプロピル、1,2-、2,2-および2,3-ジフルオロシクロプロピル、1,2,2-トリフルオロシクロプロピル、2,2,3,3-テトラフルオロシクルプロピル、1-および2-クロロシクロプロピル、1,2-、2,2-および2,3-ジクロロシクロプロピル、1,2,2-トリクロロシクロプロピル、2,2,3,3-テトラクロロシクルプロピル、1-、2-および3-フルオロシクロペンチル、1,2-、2,2-、2,3-、3,3-、3,4-、2,5-ジフルオロシクロペンチル、1-、2-および3-クロロシクロペンチル、1,2-、2,2-、2,3-、3,3-、3,4-、2,5-ジクロロシクロペンチルなどである。
本明細書において使用される「シクロアルキル-アルキル」という用語は、アルキレン基を介して分子の残部に結合している上記に定義されているようなシクロアルキル基を表す。「C3〜C8-シクロアルキル-C1〜C4-アルキル」という用語は、上記に定義されているようなC1〜C4-アルキル基を介して分子の残部に結合している上記に定義されているようなC3〜C8-シクロアルキル基を指す。例は、シクロプロピルメチル、シクロプロピルエチル、シクロプロピルプロピル、シクロブチルメチル、シクロブチルエチル、シクロブチルプロピル、シクロペンチルメチル、シクロペンチルエチル、シクロペンチルプロピル、シクロヘキシルメチル、シクロヘキシルエチル、シクロヘキシルプロピルなどである。
「アルケニル」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、通常、2〜10個(「C2〜C10-アルケニル」)、好ましくは、2〜6個の炭素原子(「C2〜C6-アルケニル」)、特に、2〜4個の炭素原子(「C2〜C4-アルケニル」)、および任意の位置における二重結合を有する一不飽和の直鎖または分岐状炭化水素基、例えば、C2〜C4-アルケニル、例えば、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチルエテニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、1-メチル-1-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、1-メチル-2-プロペニルまたは2-メチル-2-プロペニル、C2〜C6-アルケニル、例えば、エテニル、1-プロペニル、2-プロペニル、1-メチルエテニル、1-ブテニル、2-ブテニル、3-ブテニル、1-メチル-1-プロペニル、2-メチル-1-プロペニル、1-メチル-2-プロペニル、2-メチル-2-プロペニル、1-ペンテニル、2-ペンテニル、3-ペンテニル、4-ペンテニル、1-メチル-1-ブテニル、2-メチル-1-ブテニル、3-メチル-1-ブテニル、1-メチル-2-ブテニル、2-メチル-2-ブテニル、3-メチル-2-ブテニル、1-メチル-3-ブテニル、2-メチル-3-ブテニル、3-メチル-3-ブテニル、1,1-ジメチル-2-プロペニル、1,2-ジメチル-1-プロペニル、1,2-ジメチル-2-プロペニル、1-エチル-1-プロペニル、1-エチル-2-プロペニル、1-ヘキセニル、2-ヘキセニル、3-ヘキセニル、4-ヘキセニル、5-ヘキセニル、1-メチル-1-ペンテニル、2-メチル-1-ペンテニル、3-メチル-1-ペンテニル、4-メチル-1-ペンテニル、1-メチル-2-ペンテニル、2-メチル-2-ペンテニル、3-メチル-2-ペンテニル、4-メチル-2-ペンテニル、1-メチル-3-ペンテニル、2-メチル-3-ペンテニル、3-メチル-3-ペンテニル、4-メチル-3-ペンテニル、1-メチル-4-ペンテニル、2-メチル-4-ペンテニル、3-メチル-4-ペンテニル、4-メチル-4-ペンテニル、1,1-ジメチル-2-ブテニル、1,1-ジメチル-3-ブテニル、1,2-ジメチル-1-ブテニル、1,2-ジメチル-2-ブテニル、1,2-ジメチル-3-ブテニル、1,3-ジメチル-1-ブテニル、1,3-ジメチル-2-ブテニル、1,3-ジメチル-3-ブテニル、2,2-ジメチル-3-ブテニル、2,3-ジメチル-1-ブテニル、2,3-ジメチル-2-ブテニル、2,3-ジメチル-3-ブテニル、3,3-ジメチル-1-ブテニル、3,3-ジメチル-2-ブテニル、1-エチル-1-ブテニル、1-エチル-2-ブテニル、1-エチル-3-ブテニル、2-エチル-1-ブテニル、2-エチル-2-ブテニル、2-エチル-3-ブテニル、1,1,2-トリメチル-2-プロペニル、1-エチル-1-メチル-2-プロペニル、1-エチル-2-メチル-1-プロペニル、1-エチル-2-メチル-2-プロペニルなど、またはC2〜C10-アルケニル、例えば、C2〜C6-アルケニルについて記述した基、さらに1-ヘプテニル、2-ヘプテニル、3-ヘプテニル、1-オクテニル、2-オクテニル、3-オクテニル、4-オクテニル、1-ノネニル、2-ノネニル、3-ノネニル、4-ノネニル、1-デセニル、2-デセニル、3-デセニル、4-デセニル、5-デセニルおよびその位置異性体を表す。
「アルケニレン」(またはアルケンジイル)という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、上記に定義されているようなアルケニル基を示し、炭素骨格の任意の位置における1個の水素原子は、1つのさらなる結合部位で置き換えられており、このように二価部分を形成する。
「ハロゲンで置換されていてもよいアルケニル」ともまた表し得る本明細書において使用するような「ハロアルケニル」という用語、およびハロアルケニルオキシ、ハロアルケニルカルボニルなどにおけるハロアルケニル部分は、2〜10個(「C2〜C10-ハロアルケニル」)または2〜6個(「C2〜C6-ハロアルケニル」)または2〜4個(「C2〜C4-ハロアルケニル」)の炭素原子、および任意の位置における二重結合を有する不飽和の直鎖または分岐状炭化水素基を指し、例えば、クロロビニル、クロロアリルなど、これらの基における水素原子のいくつかまたは全ては、上記のようなハロゲン原子、特に、フッ素、塩素および臭素で置き換えられている。
「アルキニル」という用語は、本明細書において使用する場合、通常、2〜10個(「C2〜C10-アルキニル」)、頻繁に、2〜6個(「C2〜C6-アルキニル」)、好ましくは、2〜4個の炭素原子(「C2〜C4-アルキニル」)、および任意の位置における1つまたは2つの三重結合を有する不飽和の直鎖または分岐状炭化水素基、例えば、C2〜C4-アルキニル、例えば、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、3-ブチニル、1-メチル-2-プロピニルなど、C2〜C6-アルキニル、例えば、エチニル、1-プロピニル、2-プロピニル、1-ブチニル、2-ブチニル、3-ブチニル、1-メチル-2-プロピニル、1-ペンチニル、2-ペンチニル、3-ペンチニル、4-ペンチニル、1-メチル-2-ブチニル、1-メチル-3-ブチニル、2-メチル-3-ブチニル、3-メチル-1-ブチニル、1,1-ジメチル-2-プロピニル、1-エチル-2-プロピニル、1-ヘキシニル、2-ヘキシニル、3-ヘキシニル、4-ヘキシニル、5-ヘキシニル、1-メチル-2-ペンチニル、1-メチル-3-ペンチニル、1-メチル-4-ペンチニル、2-メチル-3-ペンチニル、2-メチル-4-ペンチニル、3-メチル-1-ペンチニル、3-メチル-4-ペンチニル、4-メチル-1-ペンチニル、4-メチル-2-ペンチニル、1,1-ジメチル-2-ブチニル、1,1-ジメチル-3-ブチニル、1,2-ジメチル-3-ブチニル、2,2-ジメチル-3-ブチニル、3,3-ジメチル-1-ブチニル、1-エチル-2-ブチニル、1-エチル-3-ブチニル、2-エチル-3-ブチニル、1-エチル-1-メチル-2-プロピニルなどを示す。
「アルキニレン」(またはアルキンジイル)という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、上記に定義されているようなアルキニル基を示し、炭素骨格の任意の位置における1個の水素原子は、1つのさらなる結合部位で置き換えられ、このように二価部分が形成される。
「ハロゲンで置換されていてもよいアルキニル」とまた表される「ハロアルキニル」という用語は、本明細書において使用する場合、通常、3〜10個の炭素原子(「C2〜C10-ハロアルキニル」)、頻繁に、2〜6個(「C2〜C6-ハロアルキニル」)、好ましくは、2〜4個の炭素原子(「C2〜C4-ハロアルキニル」)、および任意の位置における1つまたは2つの三重結合(上記のような)を有する不飽和の直鎖または分岐状炭化水素基を指し、これらの基における水素原子のいくつかまたは全ては、上記のようなハロゲン原子、特に、フッ素、塩素および臭素で置き換えられている。
「アルコキシ」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、酸素原子を介して分子の残部に結合している、通常、1〜10個の炭素原子(「C1〜C10-アルコキシ」)、頻繁に、1〜6個の炭素原子(「C1〜C6-アルコキシ」)、好ましくは、1〜4個の炭素原子(「C1〜C4-アルコキシ」)を有する直鎖または分岐状アルキル基を示す。C1〜C2-アルコキシは、メトキシまたはエトキシである。C1〜C4-アルコキシはさらに、例えば、n-プロポキシ、1-メチルエトキシ(イソプロポキシ)、ブトキシ、1-メチルプロポキシ(sec-ブトキシ)、2-メチルプロポキシ(イソブトキシ)または1,1-ジメチルエトキシ(tert-ブトキシ)である。C1〜C6-アルコキシはさらに、例えば、ペントキシ、1-メチルブトキシ、2-メチルブトキシ、3-メチルブトキシ、1,1-ジメチルプロポキシ、1,2-ジメチルプロポキシ、2,2-ジメチルプロポキシ、1-エチルプロポキシ、ヘキソキシ、1-メチルペントキシ、2-メチルペントキシ、3-メチルペントキシ、4-メチルペントキシ、1,1-ジメチルブトキシ、1,2-ジメチルブトキシ、1,3-ジメチルブトキシ、2,2-ジメチルブトキシ、2,3-ジメチルブトキシ、3,3-ジメチルブトキシ、1-エチルブトキシ、2-エチルブトキシ、1,1,2-トリメチルプロポキシ、1,2,2-トリメチルプロポキシ、1-エチル-1-メチルプロポキシまたは1-エチル-2-メチルプロポキシである。C1〜C8-アルコキシはさらに、例えば、ヘプチルオキシ、オクチルオキシ、2-エチルヘキシルオキシおよびその位置異性体である。C1〜C10-アルコキシはさらに、例えば、ノニルオキシ、デシルオキシおよびその位置異性体である。
「ハロアルコキシ」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、1〜10個の炭素原子(「C1〜C10-ハロアルコキシ」)、頻繁に、1〜6個の炭素原子(「C1〜C6-ハロアルコキシ」)、好ましくは、1〜4個の炭素原子(「C1〜C4-ハロアルコキシ」)、より好ましくは、1〜3個の炭素原子(「C1〜C3-ハロアルコキシ」)を有する上記に定義されているような直鎖または分岐状アルコキシ基を示し、この基の水素原子は、ハロゲン原子、特に、フッ素原子で部分的または完全に置き換えられている。C1〜C2-ハロアルコキシは、例えば、OCH2F、OCHF2、OCF3、OCH2Cl、OCHCl2、OCCl3、クロロフルオロメトキシ、ジクロロフルオロメトキシ、クロロジフルオロメトキシ、2-フルオロエトキシ、2-クロロエトキシ、2-ブロモエトキシ、2-ヨードエトキシ、2,2-ジフルオロエトキシ、2,2,2-トリフルオロエトキシ、2-クロロ-2-フルオロエトキシ、2-クロロ-2,2-ジフルオロエトキシ、2,2-ジクロロ-2-フルオロエトキシ、2,2,2-トリクロロエトキシまたはOC2F5である。C1〜C4-ハロアルコキシはさらに、例えば、2-フルオロプロポキシ、3-フルオロプロポキシ、2,2-ジフルオロプロポキシ、2,3-ジフルオロプロポキシ、2-クロロプロポキシ、3-クロロプロポキシ、2,3-ジクロロプロポキシ、2-ブロモプロポキシ、3-ブロモプロポキシ、3,3,3-トリフルオロプロポキシ、3,3,3-トリクロロプロポキシ、OCH2-C2F5、OCF2-C2F5、1-(CH2F)-2-フルオロエトキシ、1-(CH2Cl)-2-クロロエトキシ、1-(CH2Br)-2-ブロモエトキシ、4-フルオロブトキシ、4-クロロブトキシ、4-ブロモブトキシまたはノナフルオロブトキシである。C1〜C6-ハロアルコキシはさらに、例えば、5-フルオロペントキシ、5-クロロペントキシ、5-ブロモペントキシ、5-ヨードペントキシ、ウンデカフルオロペントキシ、6-フルオロヘキソキシ、6-クロロヘキソキシ、6-ブロモヘキソキシ、6-ヨードヘキソキシまたはドデカフルオロヘキソキシである。
「アルコキシアルキル」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、通常、1〜6個の炭素原子、好ましくは、1〜4個の炭素原子を含むアルキルを示し、1個の炭素原子は、通常、上記に定義されているような1〜10個、頻繁に、1〜6個、特に、1〜4個の炭素原子を含むアルコキシ基を有する。「C1〜C6-アルコキシ-C1〜C6-アルキル」は、上記に定義されているようなC1〜C6-アルキル基であり、ここでは1個の水素原子は、上記に定義されているようなC1〜C6-アルコキシ基で置き換えられている。例は、CH2OCH3、CH2-OC2H5、n-プロポキシメチル、CH2-OCH(CH3)2、n-ブトキシメチル、(1-メチルプロポキシ)-メチル、(2-メチルプロポキシ)メチル、CH2-OC(CH3)3、2-(メトキシ)エチル、2-(エトキシ)エチル、2-(n-プロポキシ)-エチル、2-(1-メチルエトキシ)-エチル、2-(n-ブトキシ)エチル、2-(1-メチルプロポキシ)-エチル、2-(2-メチルプロポキシ)-エチル、2-(1,1-ジメチルエトキシ)-エチル、2-(メトキシ)-プロピル、2-(エトキシ)-プロピル、2-(n-プロポキシ)-プロピル、2-(1-メチルエトキシ)-プロピル、2-(n-ブトキシ)-プロピル、2-(1-メチルプロポキシ)-プロピル、2-(2-メチルプロポキシ)-プロピル、2-(1,1-ジメチルエトキシ)-プロピル、3-(メトキシ)-プロピル、3-(エトキシ)-プロピル、3-(n-プロポキシ)-プロピル、3-(1-メチルエトキシ)-プロピル、3-(n-ブトキシ)-プロピル、3-(1-メチルプロポキシ)-プロピル、3-(2-メチルプロポキシ)-プロピル、3-(1,1-ジメチルエトキシ)-プロピル、2-(メトキシ)-ブチル、2-(エトキシ)-ブチル、2-(n-プロポキシ)-ブチル、2-(1-メチルエトキシ)-ブチル、2-(n-ブトキシ)-ブチル、2-(1-メチルプロポキシ)-ブチル、2-(2-メチル-プロポキシ)-ブチル、2-(1,1-ジメチルエトキシ)-ブチル、3-(メトキシ)-ブチル、3-(エトキシ)-ブチル、3-(n-プロポキシ)-ブチル、3-(1-メチルエトキシ)-ブチル、3-(n-ブトキシ)-ブチル、3-(1-メチルプロポキシ)-ブチル、3-(2-メチルプロポキシ)-ブチル、3-(1,1-ジメチルエトキシ)-ブチル、4-(メトキシ)-ブチル、4-(エトキシ)-ブチル、4-(n-プロポキシ)-ブチル、4-(1-メチルエトキシ)-ブチル、4-(n-ブトキシ)-ブチル、4-(1-メチルプロポキシ)-ブチル、4-(2-メチルプロポキシ)-ブチル、4-(1,1-ジメチルエトキシ)-ブチルなどである。
「ハロアルコキシ-アルキル」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、通常、1〜6個の炭素原子、好ましくは、1〜4個の炭素原子(1個の炭素原子は、上記に定義されているようなハロアルコキシ基を有する)を含む、通常、1〜10個、頻繁に、1〜6個、特に、1〜4個の上記に定義されているような炭素原子を含む、上記に定義されているようなアルキルを示す。例は、フルオロメトキシメチル、ジフルオロメトキシメチル、トリフルオロメトキシメチル、1-フルオロエトキシメチル、2-フルオロエトキシメチル、1,1-ジフルオロエトキシメチル、1,2-ジフルオロエトキシメチル、2,2-ジフルオロエトキシメチル、1,1,2-トリフルオロエトキシメチル、1,2,2-トリフルオロエトキシメチル、2,2,2-トリフルオロエトキシメチル、ペンタフルオロエトキシメチル、1-フルオロエトキシ-1-エチル、2-フルオロエトキシ-1-エチル、1,1-ジフルオロエトキシ-1-エチル、1,2-ジフルオロエトキシ-1-エチル、2,2-ジフルオロエトキシ-1-エチル、1,1,2-トリフルオロエトキシ-1-エチル、1,2,2-トリフルオロエトキシ-1-エチル、2,2,2-トリフルオロエトキシ-1-エチル、ペンタフルオロエトキシ-1-エチル、1-フルオロエトキシ-2-エチル、2-フルオロエトキシ-2-エチル、1,1-ジフルオロエトキシ-2-エチル、1,2-ジフルオロエトキシ-2-エチル、2,2-ジフルオロエトキシ-2-エチル、1,1,2-トリフルオロエトキシ-2-エチル、1,2,2-トリフルオロエトキシ-2-エチル、2,2,2-トリフルオロエトキシ-2-エチル、ペンタフルオロエトキシ-2-エチルなどである。
「アルキルチオ」(また、アルキルスルファニルまたはアルキル-S-)という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、アルキル基における任意の位置において硫黄原子を介して結合している、通常、1〜10個の炭素原子(「C1〜C10-アルキルチオ」)を含む、頻繁に、1〜6個の炭素原子(「C1〜C6-アルキルチオ」)、好ましくは、1〜4個の炭素原子(「C1〜C4-アルキルチオ」)を含む、上記に定義されているような直鎖または分岐状飽和アルキル基を示す。C1〜C2-アルキルチオは、メチルチオまたはエチルチオである。C1〜C4-アルキルチオはさらに、例えば、n-プロピルチオ、1-メチルエチルチオ(イソプロピルチオ)、ブチルチオ、1-メチルプロピルチオ(sec-ブチルチオ)、2-メチルプロピルチオ(イソブチルチオ)または1,1-ジメチルエチルチオ(tert-ブチルチオ)である。C1〜C6-アルキルチオはさらに、例えば、ペンチルチオ、1-メチルブチルチオ、2-メチルブチルチオ、3-メチルブチルチオ、1,1-ジメチルプロピルチオ、1,2-ジメチルプロピルチオ、2,2-ジメチルプロピルチオ、1-エチルプロピルチオ、ヘキシルチオ、1-メチルペンチルチオ、2-メチルペンチルチオ、3-メチルペンチルチオ、4-メチルペンチルチオ、1,1-ジメチルブチルチオ、1,2-ジメチルブチルチオ、1,3-ジメチルブチルチオ、2,2-ジメチルブチルチオ、2,3-ジメチルブチルチオ、3,3-ジメチルブチルチオ、1-エチルブチルチオ、2-エチルブチルチオ、1,1,2-トリメチルプロピルチオ、1,2,2-トリメチルプロピルチオ、1-エチル-1-メチルプロピルチオまたは1-エチル-2-メチルプロピルチオである。C1〜C8-アルキルチオはさらに、例えば、ヘプチルチオ、オクチルチオ、2-エチルヘキシルチオおよびその位置異性体である。C1〜C10-アルキルチオはさらに、例えば、ノニルチオ、デシルチオおよびその位置異性体である。
「ハロアルキルチオ」という用語は、本明細書において使用する場合、上記に定義されているようなアルキルチオ基を指し、水素原子は、フッ素、塩素、臭素および/またはヨウ素で部分的または完全に置換されている。C1〜C2-ハロアルキルチオは、例えば、SCH2F、SCHF2、SCF3、SCH2Cl、SCHCl2、SCCl3、クロロフルオロメチルチオ、ジクロロフルオロメチルチオ、クロロジフルオロメチルチオ、2-フルオロエチルチオ、2-クロロエチルチオ、2-ブロモエチルチオ、2-ヨードエチルチオ、2,2-ジフルオロエチルチオ、2,2,2-トリフルオロエチルチオ、2-クロロ-2-フルオロエチルチオ、2-クロロ-2,2-ジフルオロエチルチオ、2,2-ジクロロ-2-フルオロエチルチオ、2,2,2-トリクロロエチルチオまたはSC2F5である。C1〜C4-ハロアルキルチオはさらに、例えば、2-フルオロプロピルチオ、3-フルオロプロピルチオ、2,2-ジフルオロプロピルチオ、2,3-ジフルオロプロピルチオ、2-クロロプロピルチオ、3-クロロプロピルチオ、2,3-ジクロロプロピルチオ、2-ブロモプロピルチオ、3-ブロモプロピルチオ、3,3,3-トリフルオロプロピルチオ、3,3,3-トリクロロプロピルチオ、SCH2-C2F5、SCF2-C2F5、1-(CH2F)-2-フルオロエチルチオ、1-(CH2Cl)-2-クロロエチルチオ、1-(CH2Br)-2-ブロモエチルチオ、4-フルオロブチルチオ、4-クロロブチルチオ、4-ブロモブチルチオまたはノナフルオロブチルチオである。C1〜C6-ハロアルキルチオはさらに、例えば、5-フルオロペンチルチオ、5-クロロペンチルチオ、5-ブロモペンチルチオ、5-ヨードペンチルチオ、ウンデカフルオロペンチルチオ、6-フルオロヘキシルチオ、6-クロロヘキシルチオ、6-ブロモヘキシルチオ、6-ヨードヘキシルチオまたはドデカフルオロヘキシルチオである。
「アルキルスルフィニル」および「S(O)n-アルキル」(式中、nは、1である)という用語は同等であり、本明細書において使用する場合、スルフィニル[S(O)]基を介して結合している上記に定義されているようなアルキル基を示す。例えば、「C1〜C2-アルキルスルフィニル」という用語は、スルフィニル[S(O)]基を介して結合している上記に定義されているようなC1〜C2-アルキル基を指す。「C1〜C4-アルキルスルフィニル」という用語は、スルフィニル[S(O)]基を介して結合している上記に定義されているようなC1〜C4-アルキル基を指す。「C1〜C6-アルキルスルフィニル」という用語は、スルフィニル[S(O)]基を介して結合している上記に定義されているようなC1〜C6-アルキル基を指す。C1〜C2-アルキルスルフィニルは、メチルスルフィニルまたはエチルスルフィニルである。C1〜C4-アルキルスルフィニルはさらに、例えば、n-プロピルスルフィニル、1-メチルエチルスルフィニル(イソプロピルスルフィニル)、ブチルスルフィニル、1-メチルプロピルスルフィニル(sec-ブチルスルフィニル)、2-メチルプロピルスルフィニル(イソブチルスルフィニル)または1,1-ジメチルエチルスルフィニル(tert-ブチルスルフィニル)である。C1〜C6-アルキルスルフィニルはさらに、例えば、ペンチルスルフィニル、1-メチルブチルスルフィニル、2-メチルブチルスルフィニル、3-メチルブチルスルフィニル、1,1-ジメチルプロピルスルフィニル、1,2-ジメチルプロピルスルフィニル、2,2-ジメチルプロピルスルフィニル、1-エチルプロピルスルフィニル、ヘキシルスルフィニル、1-メチルペンチルスルフィニル、2-メチルペンチルスルフィニル、3-メチルペンチルスルフィニル、4-メチルペンチルスルフィニル、1,1-ジメチルブチルスルフィニル、1,2-ジメチルブチルスルフィニル、1,3-ジメチルブチルスルフィニル、2,2-ジメチルブチルスルフィニル、2,3-ジメチルブチルスルフィニル、3,3-ジメチルブチルスルフィニル、1-エチルブチルスルフィニル、2-エチルブチルスルフィニル、1,1,2-トリメチルプロピルスルフィニル、1,2,2-トリメチルプロピルスルフィニル、1-エチル-1-メチルプロピルスルフィニルまたは1-エチル-2-メチルプロピルスルフィニルである。
「アルキルスルホニル」および「S(O)n-アルキル」(式中、nは、2である)という用語は同等であり、本明細書において使用する場合、スルホニル[S(O)2]基を介して結合している上記に定義されているようなアルキル基を示す。「C1〜C2-アルキルスルホニル」という用語は、スルホニル[S(O)2]基を介して結合している上記に定義されているようなC1〜C2-アルキル基を指す。「C1〜C4-アルキルスルホニル」という用語は、スルホニル[S(O)2]基を介して結合している上記に定義されているようなC1〜C4-アルキル基を指す。「C1〜C6-アルキルスルホニル」という用語は、スルホニル[S(O)2]基を介して結合している上記に定義されているようなC1〜C6-アルキル基を指す。C1〜C2-アルキルスルホニルは、メチルスルホニルまたはエチルスルホニルである。C1〜C4-アルキルスルホニルはさらに、例えば、n-プロピルスルホニル、1-メチルエチルスルホニル(イソプロピルスルホニル)、ブチルスルホニル、1-メチルプロピルスルホニル(sec-ブチルスルホニル)、2-メチルプロピルスルホニル(イソブチルスルホニル)または1,1-ジメチルエチルスルホニル(tert-ブチルスルホニル)である。C1〜C6-アルキルスルホニルはさらに、例えば、ペンチルスルホニル、1-メチルブチルスルホニル、2-メチルブチルスルホニル、3-メチルブチルスルホニル、1,1-ジメチルプロピルスルホニル、1,2-ジメチルプロピルスルホニル、2,2-ジメチルプロピルスルホニル、1-エチルプロピルスルホニル、ヘキシルスルホニル、1-メチルペンチルスルホニル、2-メチルペンチルスルホニル、3-メチルペンチルスルホニル、4-メチルペンチルスルホニル、1,1-ジメチルブチルスルホニル、1,2-ジメチルブチルスルホニル、1,3-ジメチルブチルスルホニル、2,2-ジメチルブチルスルホニル、2,3-ジメチルブチルスルホニル、3,3-ジメチルブチルスルホニル、1-エチルブチルスルホニル、2-エチルブチルスルホニル、1,1,2-トリメチルプロピルスルホニル、1,2,2-トリメチルプロピルスルホニル、1-エチル-1-メチルプロピルスルホニルまたは1-エチル-2-メチルプロピルスルホニルである。
「アルキルアミノ」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、基-NHRを示し、Rは、通常、1〜6個の炭素原子(「C1〜C6-アルキルアミノ」)、好ましくは、1〜4個の炭素原子(「C1〜C4-アルキルアミノ」)を有する直鎖または分岐状アルキル基である。C1〜C6-アルキルアミノの例は、メチルアミノ、エチルアミノ、n-プロピルアミノ、イソプロピルアミノ、n-ブチルアミノ、2-ブチルアミノ、イソ-ブチルアミノ、tert-ブチルアミノなどである。
「ジアルキルアミノ」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、基-NRR'を示し、RおよびR'は、互いに独立に、それぞれが通常、1〜6個の炭素原子(「ジ-(C1〜C6-アルキル)-アミノ」)、好ましくは、1〜4個の炭素原子(「ジ-(C1〜C4-アルキル)-アミノ」)を有する直鎖または分岐状アルキル基である。ジ-(C1〜C6-アルキル)-アミノ基の例は、ジメチルアミノ、ジエチルアミノ、ジプロピルアミノ、ジブチルアミノ、メチル-エチル-アミノ、メチル-プロピル-アミノ、メチル-イソプロピルアミノ、メチル-ブチル-アミノ、メチル-イソブチル-アミノ、エチル-プロピル-アミノ、エチル-イソプロピルアミノ、エチル-ブチル-アミノ、エチル-イソブチル-アミノなどである。
「シクロアルキルアミノ」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、基-NHRを示し、Rは、通常、3〜8個の炭素原子(「C3〜C8-シクロアルキルアミノ」)、好ましくは、3〜6個の炭素原子(「C3〜C6-シクロアルキルアミノ」)を有するシクロアルキル基である。C3〜C8-シクロアルキルアミノの例は、シクロプロピルアミノ、シクロブチルアミノ、シクロペンチルアミノ、シクロヘキシルアミノなどである。
「アルキルアミノスルホニル」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、スルホニル[S(O)2]基を介して分子の残部に結合している上記に定義されているような直鎖または分岐状アルキルアミノ基を示す。アルキルアミノスルホニル基の例は、メチルアミノスルホニル、エチルアミノスルホニル、n-プロピルアミノスルホニル、イソプロピルアミノスルホニル、n-ブチルアミノスルホニル、2-ブチルアミノスルホニル、イソ-ブチルアミノスルホニル、tert-ブチルアミノスルホニルなどである。
「ジアルキルアミノスルホニル」という用語は、本明細書において使用する場合、いずれの場合にも、スルホニル[S(O)2]基を介して分子の残部に結合している上記に定義されているような直鎖または分岐状アルキルアミノ基を示す。ジアルキルアミノスルホニル基の例は、ジメチルアミノスルホニル、ジエチルアミノスルホニル、ジプロピルアミノスルホニル、ジブチルアミノスルホニル、メチル-エチル-アミノスルホニル、メチル-プロピル-アミノスルホニル、メチル-イソプロピルアミノスルホニル、メチル-ブチル-アミノスルホニル、メチル-イソブチル-アミノスルホニル、エチル-プロピル-アミノスルホニル、エチル-イソプロピルアミノスルホニル、エチル-ブチル-アミノスルホニル、エチル-イソブチル-アミノスルホニルなどである。
基における接尾辞「-カルボニル」は、いずれの場合にも、基がカルボニルC=O基を介して分子の残部に結合していることを示す。これは、例えば、アルキルカルボニル、ハロアルキルカルボニル、アミノカルボニル、アルキルアミノカルボニル、ジアルキルアミノカルボニル、アルコキシカルボニル、ハロアルコキシカルボニルにおいて当てはまる。
「アリール」という用語は、本明細書において使用する場合、単環式、二環式または三環式の芳香族炭化水素基、例えば、フェニルまたはナフチル、特に、フェニルを指す。
「ヘテ(ロ)アリール」という用語は、本明細書において使用する場合、単環式、二環式または三環式のヘテロ芳香族炭化水素基、好ましくは、単環式ヘテロ芳香族基、例えば、ピリジル、ピリミジルなどを指す。
酸素、窒素、硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する飽和、部分不飽和または不飽和の3員〜8員の環系は、2個の酸素原子が隣接する位置にあってはならず、少なくとも1個の炭素原子が環系中になくてはならない環系、例えば、チオフェン、フラン、ピロール、チアゾール、オキサゾール、イミダゾール、イソチアゾール、イソオキサゾール、ピラゾール、1,3,4-オキサジアゾール、1,3,4-チアジアゾール、1,3,4-トリアゾール、1,2,4-オキサジアゾール、1,2,4-チアジアゾール、1,2,4-トリアゾール、1,2,3-トリアゾール、1,2,3,4-テトラゾール、ベンゾ[b]チオフェン、ベンゾ[b]フラン、インドール、ベンゾ[c]チオフェン、ベンゾ[c]フラン、イソインドール、ベンゾオキサゾール、ベンゾチアゾール、ベンゾイミダゾール、ベンゾイソオキサゾール、ベンゾイソチアゾール、ベンゾピラゾール、ベンゾチアジアゾール、ベンゾトリアゾール、ジベンゾフラン、ジベンゾチオフェン、カルバゾール、ピリジン、ピラジン、ピリミジン、ピリダジン、1,3,5-トリアジン、1,2,4-トリアジン、1,2,4,5-テトラジン、キノリン、イソキノリン、キノキサリン、キナゾリン、シンノリン、1,8-ナフチリジン、1,5-ナフチリジン、1,6-ナフチリジン、1,7-ナフチリジン、フタラジン、ピリドピリミジン、プリン、プテリジン、4H-キノリジン、ピペリジン、ピロリジン、オキサゾリン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、イソオキサゾリジンまたはチアゾリジン、オキシランまたはオキセタンである。
酸素、窒素、硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する飽和、部分不飽和または不飽和の3員〜8員の環系はまた、例えば、酸素、窒素および硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する飽和、部分不飽和または不飽和の5員または6員の複素環、例えば、ピリジン、ピリミジン、(1,2,4)-オキサジアゾール、(1,3,4)-オキサジアゾール、ピロール、フラン、チオフェン、オキサゾール、チアゾール、イミダゾール、ピラゾール、イソオキサゾール、1,2,4-トリアゾール、テトラゾール、ピラジン、ピリダジン、オキサゾリン、チアゾリン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリン、ピロリジン、オキサゾリジン、チアゾリジン、あるいは1個の窒素原子、ならびに酸素、窒素および硫黄、好ましくは、酸素および窒素から選択される0〜2個のさらなるヘテロ原子を含有する飽和、部分不飽和または不飽和の5員または6員の複素環、例えば、ピペリジン、ピペラジンおよびモルホリンである。
好ましくは、この環系は、2個の酸素原子が、隣接する位置にあってはならず、少なくとも1個の炭素原子が環系中になくてはならない、酸素、窒素、硫黄から選択される1〜4個のヘテロ原子を含有する飽和、部分不飽和または不飽和の3員〜6員の環系である。
最も好ましくは、この環系は、ピリジン、ピリミジン、(1,2,4)-オキサジアゾール、1,3,4-オキサジアゾール、ピロール、フラン、チオフェン、オキサゾール、チアゾール、イミダゾール、ピラゾール、イソオキサゾール、1,2,4-トリアゾール、テトラゾール、ピラジン、ピリダジン、オキサゾリン、チアゾリン、テトラヒドロフラン、テトラヒドロピラン、モルホリン、ピペリジン、ピペラジン、ピロリン、ピロリジン、オキサゾリジン、チアゾリジン、オキシランまたはオキセタンの基である。
式Iの化合物の調製は、その中で記載した経路に限定されることなく、有機化学の標準的方法によって、例えば、WO2007/006670、PCT/EP2012/065650およびPCT/EP2012/065651に記載されている方法または実施例によって達成することができる。
上記の式Iの化合物の調製によって、これらを異性体混合物として得ることができる。必要に応じて、これらは、この目的のために通例の方法、例えば、また光学活性な吸着質上の結晶化またはクロマトグラフィーによって分離され、純粋な異性体を得ることができる。
化合物Iの農学的に許容される塩は、通例の様式で、例えば、問題のアニオンの酸との反応によって形成することができる。
優先度
式(I)の化合物の可変部分(置換基)の好ましい実施形態に関して下で行った記述は、それ自体で、好ましくは、互いに組み合わせて、その立体異性体、互変異性体、N-オキシドまたは塩と組み合わせて、および適用可能な場合、本発明による使用および方法ならびに本発明による組成物に関して妥当である。
本発明による好ましい化合物は、式(I)の化合物、またはその立体異性体、N-オキシドもしくは塩であり、塩は、農業的にまたは獣医学的に許容される塩である。式(I)の化合物Iおよびこれらの例は、これらの互変異性体、ラセミ混合物、個々の純粋なエナンチオマーおよびジアステレオマーならびにこれらの光学活性な混合物を含む。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、式Iの化合物は、式IAの化合物であり、
Figure 2015532274
式中、
R4は、ハロゲンであり、
可変部分R1、R2、R7、R5、R6およびkは、本明細書に定義されている通りである。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、式Iの化合物は、式IBの化合物であり、
Figure 2015532274
式中、
R2は、ブロモ、クロロ、シアノからなる群から選択され、
R7は、ブロモ、クロロ、トリフルオロメチルおよびOCHF2からなる群から選択され、
可変部分R2、R7、R5、R6およびkは、本明細書に定義されている通りである。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、式Iの化合物は、式ICの化合物であり、
Figure 2015532274
式中、
R1は、ハロゲンおよびハロメチルからなる群から選択され、
R2は、ブロモ、クロロおよびシアノからなる群から選択され、
可変部分R5、R6およびkは、本明細書に定義されている通りである。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、式Iの化合物は、式IDの化合物であり、
Figure 2015532274
式中、
R1は、ハロゲン、メチルおよびハロメチルからなる群から選択され、
R2は、ブロモ、クロロおよびシアノからなる群から選択され、
可変部分R5、R6およびkは、本明細書に定義されている通りである。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、R5、R6は、互いに独立に、水素、C1〜C10-アルキル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から選択され、上記の脂肪族および脂環式基は、1〜10個の置換基Reで置換されていてもよく、あるいは
R5およびR6は一緒に、C2〜C7-アルキレン鎖を表し、それらが結合している硫黄原子と一緒に3員、4員、5員、6員、7員または8員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の環を形成し、C2〜C7-アルキレン鎖におけるCH2基の1〜4個は、C=O、C=S、O、S、N、NO、SO、SO2およびNHからなる群から独立に選択される1〜4個の基で置き換えられていてもよく、C2〜C7-アルキレン鎖における炭素および/または窒素原子は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニルおよびC2〜C6-ハロアルキニルからなる群から独立に選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよく、前記置換基は、複数の置換基が存在する場合、同一または互いに異なっている。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、R5、R6は、互いに独立に、水素、C1〜C10-アルキル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から選択され、上記の脂肪族および脂環式基は、1〜10個の置換基Reで置換されていてもよい。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、R7は、ブロモ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、シアノ、OCHF2、OCH2FおよびOCH2CF3からなる群から選択される。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、R7は、ブロモ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルおよびOCHF2からなる群から選択される。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、Reは、ハロゲン、シアノ、-OH、-SH、-SCN、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から独立に選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であり、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、-ORa、-NRcRd、-S(O)nRa、-S(O)nNRcRd、-C(=O)Ra、-C(=O)NRcRd、-C(=O)ORb、-C(=S)Ra、-C(=S)NRcRd、-C(=S)ORb、-C(=S)SRb、-C(=NRc)Rb、-C(=NRc)NRcRd、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であり、部分的または完全にハロゲン化されており、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシおよびC1〜C6-ハロアルコキシから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよい。
好ましいのは、式(I)の化合物の方法および使用であり、Reは、ハロゲン、シアノ、-OH、-SH、-SCN、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から独立に選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であり、部分的または完全にハロゲン化されていてもよい。
好ましいのは、本明細書に記載のような式(I)の化合物の方法および使用であり、式Iの化合物において、
R5およびR6は、メチル、エチル、イソプロピル、n-プロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、シクロプロピル、シクロプロピルメチルから選択される。
好ましいのは、本明細書に記載のような式(I)の化合物の方法および使用であり、式Iの化合物において、
R5およびR6は、同一である。
特に好ましい実施形態において、本発明による方法および使用は、少なくとも1種の式(IA)の化合物を含み、
Figure 2015532274
式中、
R4は、Clであり、
R1は、Cl、Br、およびメチルからなる群から選択され、
R2は、ブロモおよびクロロからなる群から選択され、
R5、R6は、メチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチルからなる群から互いに独立に選択され、
R7は、ジフルオロメチル、トリフルオロメチルからなる群から選択される。
本発明の特に好ましいアントラニルアミド化合物Iの例は、式(IA-1)のものであり、
Figure 2015532274
式中、R1、R2、R7、R5、R6は、本明細書に定義されている通りである。
本発明による方法および使用における式Iの好ましい化合物の例を、下記の表1〜60においてまとめる。さらに、表における個々の可変部分について下で記述した意味は、それ自体は、これらが記述されている組合せとは関係なく、当該の置換基の特に好ましい実施形態である。
表1 R1がFであり、R2がClであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表2 R1がBrであり、R2がClであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表3 R1がClであり、R2がClであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表4 R1がメチルであり、R2がClであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表5 R1がFであり、R2がBrであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表6 R1がBrであり、R2がBrであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表7 R1がClであり、R2がBrであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表8 R1がメチルであり、R2がBrであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表9 R1がFであり、R2がシアノであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表10 R1がBrであり、R2がシアノであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表11 R1がClであり、R2がシアノであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表12 R1がメチルであり、R2がシアノであり、R7がCF3であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表13 R1がFであり、R2がClであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表14 R1がBrであり、R2がClであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表15 R1がClであり、R2がClであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表16 R1がメチルであり、R2がClであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表17 R1がFであり、R2がBrであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表18 R1がBrであり、R2がBrであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表19 R1がClであり、R2がBrであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表20 R1がメチルであり、R2がBrであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表21 R1がFであり、R2がシアノであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表22 R1がBrであり、R2がシアノであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表23 R1がClであり、R2がシアノであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表24 R1がメチルであり、R2がシアノであり、R7がCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表25 R1がFであり、R2がClであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表26 R1がBrであり、R2がClであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表27 R1がClであり、R2がClであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表28 R1がメチルであり、R2がClであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表29 R1がFであり、R2がBrであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表30 R1がBrであり、R2がBrであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表31 R1がClであり、R2がBrであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表32 R1がメチルであり、R2がBrであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表33 R1がFであり、R2がシアノであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表34 R1がBrであり、R2がシアノであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表35 R1がClであり、R2がシアノであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表36 R1がメチルであり、R2がシアノであり、R7がBrであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表37 R1がFであり、R2がClであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表38 R1がBrであり、R2がClであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表39 R1がClであり、R2がClであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表40 R1がメチルであり、R2がClであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表41 R1がFであり、R2がBrであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表42 R1がBrであり、R2がBrであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表43 R1がClであり、R2がBrであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表44 R1がメチルであり、R2がBrであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表45 R1がFであり、R2がシアノであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表46 R1がBrであり、R2がシアノであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表47 R1がClであり、R2がシアノであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表48 R1がメチルであり、R2がシアノであり、R7がClであり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表49 R1がFであり、R2がClであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表50 R1がBrであり、R2がClであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表51 R1がClであり、R2がClであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表52 R1がメチルであり、R2がClであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表53 R1がFであり、R2がBrであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表54 R1がBrであり、R2がBrであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表55 R1がClであり、R2がBrであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表56 R1がメチルであり、R2がBrであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表57 R1がFであり、R2がシアノであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表58 R1がBrであり、R2がシアノであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表59 R1がClであり、R2がシアノであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
表60 R1がメチルであり、R2がシアノであり、R7がOCHF2であり、化合物についてR5およびR6の組合せが、各場合において、表Aの一つの行に相当する式(IA-1)の化合物。
Figure 2015532274
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特に好ましい式Iの化合物の群は、実施例セクションにおける表Cにおいて一覧表示されている式IA-1の化合物I-1〜I-40である。
一実施形態において、記載の終わりに実施例セクションにおける表Cにおいて定義されるような化合物I-1〜I-40から選択される化合物は、本発明による方法および使用において好ましい。
一実施形態において、化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される化合物は、実施例セクションの表Cによって定義する本発明による方法および使用における化合物Iである。
Figure 2015532274
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一実施形態において、I-11は、本発明による方法および使用における化合物Iである。
一実施形態において、I-16は、本発明による方法および使用における化合物Iである。
一実施形態において、I-21は、本発明による方法および使用における化合物Iである。
一実施形態において、I-26は、本発明による方法および使用における化合物Iである。
一実施形態において、I-31は、本発明による方法および使用における化合物Iである。
有害生物
本発明による方法において、式Iの化合物は、節足動物有害生物、例えば、蛛形類動物(arachnids)、多足動物および昆虫、ならびに線虫(nematodes)を効率的に防除するのに特に適している。本発明に関して、有害生物という用語は、動物有害生物(例えば、昆虫、ダニまたは線虫)を包含する。動物有害生物という用語には、これらに限定されないが、下記の属および種が含まれる。
鱗翅目(鱗翅類(Lepidoptera))の目からの昆虫、例えば、オオケンモン(Acronicta major)、コカクモンハマキ(Adoxophyes orana)、ナカジロシタバ(Aedia leucomelas)、アグロチス属の種(Agrotis spp.)、例えば、アグロチス・フコサ(Agrotis fucosa)、アグロチス・セゲツム(Agrotis segetum)、アグロチス・イプシロン(Agrotis ypsilon)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)、アンティカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アンティカルシア属の種(Anticarsia spp.)、リンゴヒメシンクイ(Argyresthia conjugella)、ガンマキンウワバ(Autographa gamma)、バラトラ・ブラシカエ(Barathra brassicae)、ブツカラトリツクス・スルベリエラ(Bucculatrix thurberiella)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、カコエシア・ムリナナ(Cacoecia murinana)、カコエシア・ポダナ(Cacoecia podana)、カプア・レチクラナ(Capua reticulana)、カルポカプサ・ポモネラ(Carpocapsa pomonella)、ケイマトビア・ブルマータ(Cheimatobia brumata)、キロ属の種(Chilo spp.)、例えば、ニカメイガ(Chilo suppressalis)、コリストネウラ・フミフェラナ(Choristoneura fumiferana)、コリストネウラ・オシデンタリス(Choristoneura occidentalis)、シルフィス・ウニプンクタ(Cirphis unipuncta)、ブドウホソハマキ(Clysia ambiguella)、クナファロセルス属の種(Cnaphalocerus spp.)、シディア・ポモネラ(Cydia pomonella)、デンドロリムス・ピニ(Dendrolimus pini)、ジアファニア・ニチダリス(Diaphania nitidalis)、ジアトラエア・グランジオセラ(Diatraea grandiosella)、ミスジアオリンガ(Earias insulana)、モロコシマダラメイガ(Elasmopalpus lignosellus)、エフェスチア・カウテラ(Ephestia cautella)、エフェスチア・クエニエラ(Ephestia kuehniella)、ブドウホソハマキ(Eupoecilia ambiguella)、ユープロクティス・クリソロエア(Euproctis chrysorrhoea)、エウクソア属の種(Euxoa spp.)、エベトリア・ボウリアナ(Evetria bouliana)、フェルチア属の種(Feltia spp.)、例えば、フェルチア・スブテラネア(Feltia subterranean)、ハチノスツヅリガ(Galleria mellonella)、スモモヒメハマキ(Grapholitha funebrana)、ナシヒメシンクイ(Grapholitha molesta)、ヘリコベルパ属の種(Helicoverpa spp.)、例えば、オオタバコガ(Helicoverpa armigera)、ヘリコベルパ・ゼア(Helicoverpa zea)、ヘリオティス属の種(Heliothis spp.)、例えば、ヘリオティス・アルミゲラ(Heliothis armigera)、ヘリオティス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ヘリオティス・ゼア(Heliothis zea)、ハイマダラノメイガ(Hellula undalis)、ヒベルニア・デホリアリア(Hibernia defoliaria)、チャイロマルハキバガ(Hofmannophila pseudospretella)、チャハマキ(Homona magnanima)、アメリカシロヒトリ(Hyphantria cunea)、ヒポノメウタ・パデラ(Hyponomeuta padella)、ヒポノメウタ・マリネルス(Hyponomeuta malinellus)、ケイフェリア・リコペルシケラ(Keiferia lycopersicella)、ランブジナ・フィセラリア(Lambdina fiscellaria)、ラフィグマ属の種(Laphygma spp.)、例えば、ラフィグマ・エキシグア(Laphygma exigua)、ロイコプテラ・コフェエラ(Leucoptera coffeella)、ロイコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレチス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、リトファネ・アンテンナタ(Lithophane antennata)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキサグロチス・アルビコスタ(Loxagrotis albicosta)、ロクソステゲ・スチクチカリス(Loxostege sticticalis)、マイマイガ属の種(Lymantria spp.)、例えば、マイマイガ(Lymantria dispar)、ノンネマイマイ(Lymantria monacha)、モモハモグリガ(Lyonetia clerkella)、オビカレハ(Malacosoma neustria)、マメストラ属の種(Mamestra spp.)、例えば、ヨトウガ(Mamestra brassicae)、モシス・レパンダ(Mocis repanda)、アワヨトウ(Mythimna separata)、オルギア・プソイドツガタ(Orgyia pseudotsugata)、オリア属の種(Oria spp.)、オストリニア属の種(Ostrinia spp.)、例えば、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、イネドロオイムシ(Oulema oryzae)、パノリス・フランメア(Panolis flammea)、ペクチノフォラ属の種(Pectinophora spp.)、例えば、ワタアカミムシ(Pectinophora gossypiella)、ニセタマナヤガ(Peridroma saucia)、ファレラ・ブセファラ(Phalera bucephala)、フトリメーア属の種(Phthorimaea spp.)、例えば、ジャガイモガ(Phthorimaea operculella)、ミカンハモグリガ(Phyllocnistis citrella)、シロチョウ属の種(Pieris spp.)、例えば、オオモンシロチョウ(Pieris brassicae)、モンシロチョウ(Pieris rapae)、プラチペナ・スカブラ(Plathypena scabra)、プルテッラ・マクリペンニス(Plutella maculipennis)、コナガ(Plutella xylostella)、プロデニア属の種(Prodenia spp.)、プセウダレチア属の種(Pseudaletia spp.)、プソイドプルシア・インクリデンス(Pseudoplusia includens)、ピラウスタ・ヌビラリス(Pyrausta nubilalis)、リアキオニア・フルストラナ(Rhyacionia frustrana)、スクロビパルプラ・アブソルタ(Scrobipalpula absoluta)、バクガ(Sitotroga cerealella)、テングハマキ(Sparganothis pilleriana)、スポドプテラ属の種(Spodoptera spp.)、例えば、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・リトラリス(Spodoptera littoralis)、ハスモンヨトウ(Spodoptera litura)、タウマトポエア・ピチオカンパ(Thaumatopoea pityocampa)、テルメシア・ゲマタリス(Thermesia gemmatalis)、チネア・ペリオネラ(Tinea pellionella)、コイガ(Tineola bisselliella)、トルトリクス・ビリダナ(Tortrix viridana)、トリコプルシア属の種(Trichoplusia spp.)、例えば、イラクサギンウワバ(Trichoplusia ni)、ツタ・アブソルタ(Tuta absoluta)、およびゼイラフェラ・カナデンシス(Zeiraphera canadensis)、
カブトムシ(beetles)(甲虫類(Coleoptera))、例えば、インゲンマメゾウムシ(Acanthoscehdes obtectus)、アドレツス属の種(Adoretus spp.)、アゲラスティカ・アルニ(Agelastica alni)、アグリルス・シヌアツス(Agrilus sinuatus)、アグリオテス属の種(Agriotes spp.)、例えば、アグリオテス・フシコリス(Agriotes fuscicollis)、アグリオテス・リネアツス(Agriotes lineatus)、アグリオテス・オブスクルス(Agriotes obscurus)、アンフィマルス・ソルスチチアリス(Amphimallus solstitialis)、アニサンドルス・ジスパル(Anisandrus dispar)、アノビウム・プンクタツム(Anobium punctatum)、ヒメコガネ(Anomala rufocuprea)、アノプロフォラ属の種(Anoplophora spp.)、例えば、ツヤハダゴマダラカミキリ(Anoplophora glabripennis)、イチゴハナゾウムシ属の種(Anthonomus spp.)、例えば、アントノムス・グランディス(Anthonomus grandis)、アントノムス・ポモルム(Anthonomus pomorum)、ヒメマルカツオブシムシ属の種(Anthrenus spp.)、アフトナ・ユーホリダエ(Aphthona euphoridae)、アポゴニア属の種(Apogonia spp.)、アソウス・ハエモロイダリス(Athous haemorrhoidalis)、アトマリア属の種(Atomaria spp.)、例えば、アトマリア・リネアリス(Atomaria linearis)、アタゲヌス種の属(Attagenus spp.)、ウリハムシ(Aulacophora femoralis)、ブラストファガス・ピニペルダ(Blastophagus piniperda)、ブリトファガ・ウンダタ(Blitophaga undata)、ブルキディウス・オブテクタス(Bruchidius obtectus)、ブルーカス属の種(Bruchus spp.)、例えば、ブルーカス・レンチス(Bruchus lentis)、エンドウゾウムシ(Bruchus pisorum)、ソラマメゾウムシ(Bruchus rufimanus)、ビクチスクス・ベツラ(Byctiscus betulae)、アズキマメゾウムシ(Callosobruchus chinensis)、カメノコハムシ(Cassida nebulosa)、セロトマ・トリフルカタ(Cerotoma trifurcata)、セトニア・アウラタ(Cetonia aurata)、ケウトリンクス属の種(Ceuthorhynchus spp.)、例えば、ケウトリンクス・アッシミリス(Ceuthorrhynchus assimilis)、ケウトリンクス・ナピ(Ceuthorrhynchus napi)、ケトクネマ・ティビアリス(Chaetocnema tibialis)、クレオヌス・メンジクス(Cleonus mendicus)、コノデルス種の属(Conoderus spp.)、例えば、コノデルス・ベスペルティヌス(Conoderus vespertinus)、コスモポリテス属の種(Cosmopolites spp.)、コステリトラ・ゼアランジカ(Costelytra zealandica)、クリオセリス・アスパラギ(Crioceris asparagi)、ヤナギシリジロゾウムシ(Cryptorhynchus lapathi)、クテニセラ(Ctenicera)亜種、例えば、クテニセラ・デストルクトル(Ctenicera destructor)、シギゾウムシ属の種(Curculio spp.)、デクテス・テキサヌス(Dectes texanus)、デルメステス属の種(Dermestes spp.)、ジアブロチカ属の種(Diabrotica spp.)、例えば、ジアブロチカ12-プンクタタ・ジアブロチカ・スペシオサ(Diabrotica12-punctata Diabrotica speciosa)、ジアブロチカ・ロンギコルニス(Diabrotica longicornis)、ジアブロチカ・セミプンクタタ(Diabrotica semipunctata)、ジアブロチカ・ビルギフェラ(Diabrotica virgifera)、エピラクナ属の種(Epilachna spp.)、例えば、エピラクナ・バリベスティス(Epilachna varivestis)、オオニジュウヤホシテントウ(Epilachna vigintioctomaculata)、エピトリックス属の種(Epitrix spp.)、例えば、エピトリックス・ヒルチペンニス(Epitrix hirtipennis)、ユーチノボトルス・ブラシリエンシス(Eutinobothrus brasiliensis)、ファウスチヌス・クバエ(Faustinus cubae)、セマルヒョウホンムシ(Gibbium psylloides)、ヘテロニクス・アラトル(Heteronychus arator)、ヒラモルファ・エレガンス(Hylamorpha elegans)、ヒロビウス・アビエチス(Hylobius abietis)、ヒロトルペス・バユルス(Hylotrupes bajulus)、ヒペラ・ブルネイペンニス(Hypera brunneipennis)、ヒペラ・ポスティカ(Hypera postica)、ハイポセネムス属の種(Hypothenemus spp.)、ヤツバキクイムシ(Ips typographus)、ラクノステルナ・コンサングイネア(Lachnosterna consanguinea)、レマ・ビリネアタ(Lema bilineata)、レマ・メラノプス(Lema melanopus)、レプチノタルサ属の種(Leptinotarsa spp.)、例えば、レプチノタルサ・デセムリネアタ(Leptinotarsa decemlineata)、リモニウス・カリホルニカス(Limonius californicus)、イネミズゾウムシ(Lissorhoptrus oryzophilus)、イネミズゾウムシ、リクサス属の種(Lixus spp.)、リクタス属の種(Lyctus spp.)、例えば、リクタス・ブルネウス(Lyctus bruneus)、メラノツス・コンムニス(Melanotus communis)、メリゲテス属の種(Meligethes spp.)、例えば、メリゲテス・アエネウス(Meligethes aeneus)、メロロンタ・ヒポカスタニ(Melolontha hippocastani)、メロロンタ・メロロンタ(Melolontha melolontha)、ミグドルス属の種(Migdolus spp.)、モノシャムス属の種(Monochamus spp.)、例えば、マツノマダラカミキリ(Monochamus alternatus)、ナウパクツス・キサントグラフス(Naupactus xanthographus)、ニプトゥス・ホロレウクス(Niptus hololeucus)、サイカブトムシ(Oryctes rhinoceros)、ノコギリヒラタムシ(Oryzaephilus surinamensis)、オチオリンクス・スルカタス(Otiorrhynchus sulcatus)、オチオリンクス・オバタス(Otiorrhynchus ovatus)、オチオリンクス・スルカタス、イネドロオイムシ、コアオハナムグリ(Oxycetonia jucunda)、ファエドン・コクレアリアエ(Phaedon cochleariae)、フィロビウス・ピリ(Phyllobius pyri)、フィロペルタ・ホルチコラ(Phyllopertha horticola)、フィロファガ属の種(Phyllophaga spp.)、フィロトレタ属の種(Phyllotreta spp.)、例えば、フィロトレタ・クリソセファラ(Phyllotreta chrysocephala)、フィロトレタ・ネモルム(Phyllotreta nemorum)、キスジノミハムシ(Phyllotreta striolata)、フィロファガ属の種、フィロペルタ・ホルチコラ、マメコガネ(Popillia japonica)、プレムノトリペス属の種(Premnotrypes spp.)、プシリオデス・クリンセファラ(Psylliodes chrysocephala)、プチナス属の種(Ptinus spp.)、リゾビウス・ベントラリス(Rhizobius ventralis)、コナナガシンクイ(Rhizopertha dominica)、アカアシチビコフキゾウムシ(Sitona lineatus)、コクゾウムシ属の種(Sitophilus spp.)、例えば、シトフィルス・グラナリア(Sitophilus granaria)、シトフィルス・ゼアマイス(Sitophilus zeamais)、スフェノフォラス属の種(Sphenophorus spp.)、例えば、スフェノフォラス・レビス(Sphenophorus levis)、ステルネクス属の種(Sternechus spp.)、例えば、ステルネクス・スブシグナツス(Sternechus subsignatus)、シンフィレテス属の種(Symphyletes spp.)、チャイロコメノゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)、トリボリウム属の種(Tribolium spp.)、例えば、コクヌストモドキ(Tribolium castaneum)、トロゴデルマ属の種(Trogoderma spp.)、チキアス属の種(Tychius spp.)、トラカミキリ属の種(Xylotrechus spp.)、およびザブルス属の種(Zabrus spp.)、例えば、ザブルス・テネブリオイデス(Zabrus tenebrioides)、
ハエ(flies)、カ(mosquitoes)(双翅類(Diptera))、例えば、ヤブカ属の種(Aedes spp.)、例えば、ネッタイシマカ(Aedes aegypti)、ヒトスジシマカ(Aedes albopictus)、キンイロヤブカ(Aedes vexans)、メキシコミバエ(Anastrepha ludens)、アノフェレス属の種(Anopheles spp.)、例えば、アノフェレス・アルビマナス(Anopheles albimanus)、アノフェレス・クルキアンス(Anopheles crucians)、アノフェレス・フレエボルニ(Anopheles freeborni)、アノフェレス・ガムビエ(Anopheles gambiae)、アノフェレス・ロイコスフィラス(Anopheles leucosphyrus)、アノフェレス・マキュリペンニス(Anopheles maculipennis)、アノフェレス・ミニマス(Anopheles minimus)、アノフェレス・クァドリマクラタス(Anopheles quadrimaculatus)、シナハマダラカ(Anopheles sinensis)、ビビオ・ホルツラヌス(Bibio hortulanus)、カリフォラ・エリスロセファラ(Calliphora erythrocephala)、カリフォラ・ビシナ(Calliphora vicina)、チチュウカイミバエ(Cerafitis capitata)、チチュウカイミバエ(Ceratitis capitata)、クリソミア属の種(Chrysomyia spp.)、例えば、クリソミア・ベジアナ(Chrysomya bezziana)、クリソミア・ホミニボラキス(Chrysomya hominivorax)、クリソミア・マセラリア(Chrysomya macellaria)、クリソプス・アトランチクス(Chrysops atlanticus)、クリソプス・ディスカリス(Chrysops discalis)、クリソプス・シラセア(Chrysops silacea)、コクリオミイヤ属の種(Cochliomyia spp.)、例えば、コクリオミイヤ・ホミニボラキス(Cochliomyia hominivorax)、コンタリニア属の種(Contarinia spp.)、例えば、コンタリニア・ソルギコラ(Contarinia sorghicola)、コルディロビア・アンスロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、クレクス属の種(Culex spp.)、例えば、クレクス・ニグリパルプス(Culex nigripalpus)、クレクス・ピピエンス(Culex pipiens)、クレクス・クウィンクウェファスキアトゥス(Culex quinquefasciatus)、クレクス・タルサリス(Culex tarsalis)、クレクス・トリタエニオルヒュンクス(Culex tritaeniorhynchus)、クリコイデス・フレンス(Culicoides furens)、クリセタ・イノルナタ(Culiseta inornata)、クリセタ・メラヌラ(Culiseta melanura)、ウサギヒフバエ属の種(Cuterebra spp.)、ウリミバエ(Dacus cucurbitae)、オリーブミバエ(Dacus oleae)、ダイコンタマバエ(Dasineura brassicae)、デリア属の種(Delia spp.)、例えば、デリア・アンチクエ(Delia antique)、デリア・コアルクタタ(Delia coarctata)、タネバエ(Delia platura)、デリア・ラジクム(Delia radicum)、ヒトヒフバエ(Dermatobia hominis)、ドロソフィラ属の種(Drosophila spp.)、ファニア属の種(Fannia spp.)、例えば、ファニア・カニクラリス(Fannia canicularis)、ガステロフィルス属の種(Gastraphilus spp.)、例えば、ガステロフィルス・インテスチナリス(Gasterophilus intestinalis)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza Tripunctata)、グロッシナ・フスシペス(Glossina fuscipes)、グロッシナ・モラシタンス(Glossina morsitans)、グロッシナ・パルパリス(Glossina palpalis)、グロッシナ・タキノイデス(Glossina tachinoides)、ノサシバエ(Haematobia irritans)、ハプロジプロシス・エクエストリス(Haplodiplosis equestris)、ヒッペラテス属の種(Hippelates spp.)、ヒレミア属の種(Hylemyia spp.)、例えば、ヒレミア・プラツラ(Hylemyia platura)、ヒフバエ属の種(Hypoderma spp.)、例えば、キスジウシバエ(Hypoderma lineata)、ヒッポボスカ属の種(Hyppobosca spp.)、レプトコノプス・トレンス(Leptoconops torrens)、リリオミザ属の種(Liriomyza spp.)、例えば、トマトモグリバエ(Liriomyza sativae)、マメハモグリバエ(Liriomyza trifolii)、ルシリア属の種(Lucilia spp.)、例えば、ルシリア・カプリナ(Lucilia caprina)、ヒツジキンバエ(Lucilia cuprina)、ルシリア・セリカータ(Lucilia sericata)、リコリア・ペクトラリス(Lycoria pectoralis)、マンソニア・ティティラヌス(Mansonia titillanus)、マイエチオラ属の種(Mayetiola spp.)、例えば、マイエチオラ・デストルクトル(Mayetiola destructor)、イエバエ属の種(Musca spp.)、例えば、ムスカ・オータムナリス(Musca autumnalis)、イエバエ(Musca domestica)、オオイエバエ(Muscina stabulans)、オエストルス属の種(Oestrus spp.)、例えば、ヒツジバエ(Oestrus ovis)、オポミザ・フロルム(Opomyza florum)、オシネラ属の種(Oscinella spp.)、例えば、オシネラ・フリト(Oscinella frit)、ペゴミア・ヒソシアミ(Pegomya hysocyami)、フレボトムス・アルゲンチペス(Phlebotomus argentipes)、ホルビア属の種(Phorbia spp.)、例えば、ホルビア・アンチクア(Phorbia antiqua)、ホルビア・ブラッシカ(Phorbia brassicae)、ホルビア・コアルクタタ(Phorbia coarctata)、プロシムリウム・ミクスタム(Prosimulium mixtum)、ニンジンサビバエ(Psila rosae)、プソロフォラ・コルムビエ(Psorophora columbiae)、プソロフォラ・ディスカラ(Psorophora discolor)、ヨーロッパオウトウミバエ(Rhagoletis cerasi)、リンゴミバエ(Rhagoletis pomonella)、サルコファガ属の種(Sarcophaga spp.)、例えば、サルコファガ・ヘモロイダリス(Sarcophaga haemorrhoidalis)、シムリウム・ウィッタツム(Simulium vittatum)、ストモキシス属の種(Stomoxys spp.)、例えば、サシバエ(Stomoxys calcitrans)、タバヌス属の種(Tabanus spp.)、例えば、タバヌス・アトラタス(Tabanus atratus)、タバヌス・ボビヌス(Tabanus bovinus)、タバヌス・リネオラ(Tabanus lineola)、タバナス・シミリス(Tabanus similis)、タニア属の種(Tannia spp.)、チプラ・オレラセア(Tipula oleracea)、チプラ・パルドサ(Tipula paludosa)、およびウォルファルティア属の種(Wohlfahrtia spp.)、
アザミウマ(thrips)(総翅類(Thysanoptera))、例えば、バリオトリプス・ビフォルミス(Baliothrips biformis)、ジクロモトリプス・コルベッチ(Dichromothrips corbetti)、ジクロモトリプス(Dichromothrips)亜種、エネオトリプス・フラベンス(Enneothrips flavens)、フランクリニエラ属の種(Frankliniella spp.)、例えば、フランクリニエラ・フスカ(Frankliniella fusca)、ミカンキイロアザミウマ(Frankliniella occidentalis)、フランクリニエラ・トリチシ(Frankliniella tritici)、ヘリオスリップス属の種(Heliothrips spp.)、クリバネアザミウマ(Hercinothrips femoralis)、カコスリップス属の種(Kakothrips spp.)、リピフォロスリップス・クルエンタッツス(Rhipiphorothrips cruentatus)、シルトスリップス属の種(Scirtothrips spp.)、例えば、シルトスリップス・シトリ(Scirtothrips citri)、タエニオトリプス・カルダモニ(Taeniothrips cardamoni)、アザミウマ属の種、例えば、イネアザミウマ(Thrips oryzae)、ミナミキイロアザミウマ(Thrips palmi)、ネギアザミウマ(Thrips tabaci)、
シロアリ(termites)(等翅類(Isoptera))、例えば、カロテルメス・フラビコリス(Calotermes flavicollis)、イエシロアリ(Coptotermes formosanus)、ヘテロテルメス・アウレウス(Heterotermes aureus)、ヘテロテルメス・ロンギセプス(Heterotermes longiceps)、ヘテロテルメス・テヌイス(Heterotermes tenuis)、ロイコテルメス・フラビペス(Leucotermes flavipes)、オドントテルメス属の種(Odontotermes spp.)、ヤマトシロアリ属の種(Reticulitermes spp.)、例えば、ヤマトシロアリ(Reticulitermes speratus)、レティクリテルメス・フラウイペス(Reticulitermes flavipes)、レティクリテルメス・グラッセイ(Reticulitermes grassei)、レティクリテルメス・ルシフグス(Reticulitermes lucifugus)、レティクリテルメス・サントネンシス(Reticulitermes santonensis)、レティクリテルメス・ヴィルギニクス(Reticulitermes virginicus)、テルメス・ナタレンシス(Termes natalensis)、
ゴキブリ(cockroaches)(ゴキブリ目(Blattaria)-ゴキブリ亜目(Blattodea))、例えば、アチェタ・ドメスティカス(Acheta domesticus)、トウヨウゴキブリ(Blatta orientalis)、ブラテラ・アサヒナイ(Blattella asahinae)、ブラテラ・ゲルマニカ(Blattella germanica)、グリロタルパ属の種(Gryllotalpa spp.)、マデイラゴキブリ(Leucophaea maderae)、ロクスタ属の種(Locusta spp.)、メラノプルス属の種(Melanoplus spp.)、ワモンゴキブリ(Periplaneta americana)、コワモンゴキブリ(Periplaneta australasiae)、トビイロゴキブリ(Periplaneta brunnea)、クロゴキブリ(Periplaneta fuligginosa)、ヤマトゴキブリ(Periplaneta japonica)、
カメムシ(bugs)、アブラムシ(aphids)、ヨコバイ(leafhoppers)、コナジラミ(whiteflies)、カイガラムシ(scale insects)、セミ(cicadas)(半翅類(Hemiptera))、例えば、アクロステルヌム属の種(Acrosternum spp.)、例えば、アクロステルヌム・ヒラレ(Acrosternum hilare)、アシルトシホン属の種(Acyrthosipon spp.)、例えば、アシルトシホン・オノブリキス(Acyrthosiphon onobrychis)、エンドウヒゲナガアブラムシ(Acyrthosiphon pisum)、カラマツカサアブラムシ(Adelges laricis)、アエネオラミア属の種(Aeneolamia spp.)、アゴノセナ属の種(Agonoscena spp.)、アレウロデス属の種(Aleurodes spp.)、アレウロロブス・バロデンシス(Aleurolobus barodensis)、アレウロトリクスス属の種(Aleurothrixus spp.)、アムラスカ属の種(Amrasca spp.)、アナサ・トリスチス(Anasa tristis)、アンテスティオプシス属の種(Antestiopsis spp.)、アヌラフィス・カルズイ(Anuraphis cardui)、アオニディエラ属の種(Aonidiella spp.)、アファノスチグマ・ピリ(Aphanostigma piri)、アフィドゥラ・ナスツルチイ(Aphidula nasturtii)、ワタアブラムシ属の種(Aphis spp.)、例えば、マメクロアブラムシ(Aphis fabae)、イチゴネアブラムシ(Aphis forbesi)、ワタアブラムシ(Aphis gossypii)、アフィス・グロスラリア(Aphis grossulariae)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・サムブシ(Aphis sambuci)、アフィス・シュネイデリ(Aphis schneideri)、ユキヤナギアブラムシ(Aphis spiraecola)、フタテンヒメヨコバイ(Arboridia apicalis)、アリルス・クリスタツス(Arilus critatus)、アスピジエラ属の種(Aspidiella spp.)、アスピディオトゥス属の種(Aspidiotus spp.)、アタヌス属の種(Atanus spp.)、ジャガイモヒゲナガアブラムシ(Aulacorthum solani)、ベミシア属の種(Bemisia spp.)、例えば、シルバーリーフコナジラミ(Bemisia argentifolii)、タバココナジラミ(Bemisia tabaci)、ブリサス属の種(Blissus spp.)、例えば、ブリスス・ロイコプテルス(Blissus leucopterus)、ブラキカウズス・カルズイ(Brachycaudus cardui)、ムギワラギクオマルアブラムシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラキカウズス・ペルシケ(Brachycaudus persicae)、ブラキカウズス・プルニコラ(Brachycaudus prunicola)、ブラキコルス属の種(Brachycolus spp.)、ダイコンアブラムシ(Brevicoryne brassicae)、カリジポナ・マルギナタ(Calligypona marginata)、カロコリス属の種(Calocoris spp.)、キャンピロンマ・リビダ(Campylomma livida)、カピトフォルス・ホルニ(Capitophorus horni)、カルネオセファラ・フルギダ(Carneocephala fulgida)、カベレリウス属の種(Cavelerius spp.)、セロプラステス属の種(Ceraplastes spp.)、カンシャワタムシ(Ceratovacuna lanigera)、アワフキムシ科(Cercopidae)、セロシファ・ゴッシピイ(Cerosipha gossypii)、イチゴケナガアブラムシ(Chaetosiphon fragaefolii)、キオナスピス・テガレンシス(Chionaspis tegalensis)、クロリタ・オヌキイ(Chlorita onukii)、クロマフィス・ジュグランディコラ(Chromaphis juglandicola)、クリソムファルス・フィクス(Chrysomphalus ficus)、シカズリナ・ムビラ(Cicadulina mbila)、キメクス属の種(Cimex spp.)、例えば、ネッタイトコジラミ(Cimex hemipterus)、トコジラミ(Cimex lectularius)、ココミティルス・ハリ(Coccomytilus halli)、コッカス属の種(Coccus spp.)、クレオンチアデス・ジルツス(Creontiades dilutus)、クリプトミザス・リビス(Cryptomyzus ribis)、クリプトミザス・リビス、シルトペルチス・ノタツス(Cyrtopeltis notatus)、ダルブルス属の種(Dalbulus spp.)、ダシヌス・ピペリス(Dasynus piperis)、ジアレウロデス属の種(Dialeurades spp.)、ジアホリナ属の種(Diaphorina spp.)、ジアスピス属の種(Diaspis spp.)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ジコノコリス・ヘウェチ(Diconocoris hewetti)、ドラリス属の種(Doralis spp.)、ドレイフシア・ノルドマニアナ(Dreyfusia nordmannianae)、ドレイフシア・ピセア(Dreyfusia piceae)、ドロシカ属の種(Drosicha spp.)、ジサフィス属の種(Dysaphis spp)、例えば、ジサフィス・プランタギネア(Dysaphis plantaginea)、ジサフィス・ピリ(Dysaphis pyri)、ジサフィス・ラジコラ(Dysaphis radicola)、ジサウラコルツム・プソイドソラニ(Dysaulacorthum pseudosolani)、ジスデルクス属の種(Dysdercus spp.)、例えば、ジスデルクス・シングラツス(Dysdercus cingulatus)、ジスデルクス・インテルメジウス(Dysdercus intermedius)、ジスミコックス属の種(Dysmicoccus spp.)、エンポアスカ属の種(Empoasca spp.)、例えば、エンポアスカ・ファバエ(Empoasca fabae)、エンポアスカ・ソラナ(Empoasca solana)、エリオソマ属の種(Eriosoma spp.)、エリスロニューラ属の種(Erythroneura spp.)、ユリガステル属の種(Eurygaster spp.)、例えば、ユリガステル・インテグリセプス(Eurygaster integriceps)、ユーセリス・ビロバタス(Euscelis bilobatus)、エウスキスツス属の種(Euschistus spp.)、例えば、エウスキスツス・ヘロス(Euschistuos heros)、エウスキスツス・インピクチベントリス(Euschistus impictiventris)、エウスキスツス・セルブス(Euschistus servus)、ゲオコックス・コッフェアエ(Geococcus coffeae)、ハリオモルファ属の種(Halyomorpha spp.)、例えば、クサギカメムシ(Halyomorpha halys)、ヘリオペルチス属の種(Heliopeltis spp.)、ホマロジスカ・コアグラタ(Homalodisca coagulata)、ホルシアス・ノビレルス(Horcias nobilellus)、モモコフキアブラムシ(Hyalopterus pruni)、チシャミドリアブラムシ(Hyperomyzus lactucae)、イセリヤ属の種(Icerya spp.)、イジオセルス属の種(Idiocerus spp.)、イジオスコプス属の種(Idioscopus spp.)、ラオデルファクス・ストリアテルス(Laodelphax striatellus)、レカニウム属の種(Lecanium spp.)、レピドサフェス属の種(Lepidosaphes spp.)、レプトコリサ属の種(Leptocorisa spp.)、レプトグロスス・フィロプス(Leptoglossus phyllopus)、ニセダイコンアブラムシ(Lipaphis erysimi)、リグス属の種(Lygus spp.)、例えば、リグス・ヘスペルス(Lygus hesperus)、リグス・リネオラリス(Lygus lineolaris)、リグス・プラテンシス(Lygus pratensis)、マクロペス・エクスカバツス(Macropes excavatus)、マクロシフム属の種(Macrosiphum spp.)、例えば、マクロシフム・ロサエ(Macrosiphum rosae)、マクロシフム・アベナエ(Macrosiphum avenae)、チューリップヒゲナガアブラムシ(Macrosiphum euphorbiae)、マハナルバ・フィムブリオラタ(Mahanarva fimbriolata)、タイワンマルカメムシ(Megacopta cribraria)、ソラマメヒゲナガアブラムシ(Megoura viciae)、メラナフィス・ピラリウス(Melanaphis pyrarius)、メラナフィス・サッカリ(Melanaphis sacchari)、メトカルフィエラ属の種(Metcafiella spp.)、メトポロフィウム・ジルホヅム(Metopolophium dirhodum)、ミリダエ属の種(Miridae spp.)、モネリア・コスタリス(Monellia costalis)、モネリオプシス・ペカニス(Monelliopsis pecanis)、ミズス属の種(Myzus spp.)、例えば、ミズス・アスカロニクス(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)、ミズス・バリアンス(Myzus varians)、ナソノビア・リビスニグリ(Nasonovia ribis-nigri)、ツマグロヨコバイ属の種(Nephotettix spp.)、例えば、マラヤツマグロヨコバイ(Nephotettix malayanus)、クロスジツマグロヨコバイ(Nephotettix nigropictus)、ネフォテッティクス・パルヴス(Nephotettix parvus)、タイワンツマグロヨコバイ(Nephotettix virescens)、ネザラ属の種(Nezara spp.)、例えば、ミナミアオカメムシ(Nezara viridula)、トビイロウンカ(Nilaparvata lugens)、オエバルス属の種(Oebalus spp.)、オンコメトピア属の種(Oncometopia spp.)、オルテジア・プラエロンガ(Orthezia praelonga)、パラベミシア・ミリカエ(Parabemisia myricae)、パラトリオザ属の種(Paratrioza spp.)、パルラトリア属の種(Parlatoria spp.)、ペムフィグス属の種(Pemphigus spp.)、例えば、ペムフィグス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、カメムシ科(Pentomidae)、トウモロコシウンカ(Peregrinus maidis)、クロフツノウンカ(Perkinsiella saccharicida)、フェナコックス属の種(Phenacoccus spp.)、ドロノキワタアブラムシ(Phloeomyzus passerinii)、ホップイボアブラムシ(Phorodon humuli)、ネアブラムシ属の種(Phylloxera spp.)、ピエスマ・クアドラタ(Piesma quadrata)、ピエゾドルス属の種(Piezodorus spp.)、例えば、ピエゾドルス・グイルディニ(Piezodorus guildinii)、ハランナガカイガラムシ(Pinnaspis aspidistrae)、プラノコッカス属の種(Planococcus spp.)、プロトプルビナリア・ピリホルミス(Protopulvinaria pyriformis)、プサルス・セリアツス(Psallus seriatus)、シューダシスタ・ぺルセア(Pseudacysta persea)、クワシロカイガラムシ(Pseudaulacaspis pentagona)、プソイドコッカス属の種(Pseudococcus spp.)、例えば、クワコナカイガラムシ(Pseudococcus comstocki)、キジラミ類の種(Psylla spp.)、例えば、リンゴキジラミ(Psylla mali)、プシラ・ピリ(Psylla piri)、プテロマルス属の種(Pteromalus spp.)、ピリラ属の種(Pyrilla spp.)、クアドラスピディオツス属の種(Quadraspidiotus spp.)、クエサダ・ギガス(Quesada gigas)、ラストロコッカス属の種(Rastrococcus spp.)、レデュビウス・セニリス(Reduvius senilis)、ロドニウス属の種(Rhodnius spp.)、ロパロミズス・アスカロニクス(Rhopalomyzus ascalonicus)、ロパロシファム属の種(Rhopalosiphum spp.)、例えば、ニセダイコンアブラムシ(Rhopalosiphum pseudobrassicas)、リンゴクビレアブラムシ(Rhopalosiphum insertum)、トウモロコシアブラムシ(Rhopalosiphum maidis)、ムギクビレアブラムシ(Rhopalosiphum padi)、ソガトデス属の種(Sagatodes spp.)、サールベルゲラ・シンギュラリス(Sahlbergella singularis)、サイセチア属の種(Saissetia spp.)、サッパフィス・マラ(Sappaphis mala)、サッパフィス・マリ(Sappaphis mali)、スカホイデス・チタヌス(Scaphoides titanus)、ムギミドリアブラムシ(Schizaphis graminum)、シゾネウラ・ラヌギノサ(Schizoneura lanuginosa)、スコチノフォラ属の種(Scotinophora spp.)、セレナスピズス・アルチクラツス(Selenaspidus articulatus)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、ソガタ属の種(Sogata spp.)、セジロウンカ(Sogatella furcifera)、ソルベア・インスラリス(Solubea insularis)、ナシグンバイ(Stephanitis nashi)、スチクトセファラ・フェスチナ(Stictocephala festina)、テナラファラ・マラエンシス(Tenalaphara malayensis)、チアンタ属の種(Thyanta spp.)、例えば、チアンタ・ペルジトル(Thyanta perditor)、チブラカ属の種(Tibraca spp.)、チノカリス・カリアエホリアエ(Tinocallis caryaefoliae)、トマスピス属の種(Tomaspis spp.)、トキソプテラ属の種(Toxoptera spp.)、例えば、コミカンアブラムシ(Toxoptera aurantii)、トリアレウロデス(Trialeurodes)属の種、例えば、オンシツコナジラミ(Trialeurodes vaporariorum)、トリアトマ属の種(Triatoma spp.)、トリオザ属の種(Trioza spp.)、チフロシバ属の種(Typhlocyba spp.)、ウナスピス属の種(Unaspis spp.)、例えば、ヤノネカイガラムシ(Unaspis yanonensis)、およびビテウス・ビチホリ(Viteus vitifolii)、
アリ(ants)、ミツバチ(bees)、スズメバチ(wasps)、ハバチ(sawflies)(膜翅類(Hymenoptera))、例えば、アタリア・ロサエ(Athalia rosae)、アッタ・カピグアラ(Atta capiguara)、アッタ・ケファロテス(Atta cephalotes)、アッタ・ケファロテス、アッタ・レビガータ(Atta laevigata)、アッタ・ロブスタ(Atta robusta)、アッタ・セクデンス(Atta sexdens)、アッタ・テキサナ(Atta texana)、ボンブス属の種(Bombus spp.)、カンポノトゥス・フロリダヌス(Camponotus floridanus)、クレマトガスター属の種(Crematogaster spp.)、ダシムチラ・オッシデンタリス(Dasymutilla occidentalis)、ジプリオン属の種(Diprion spp.)、ドリコベスプラ・マクラータ(Dolichovespula maculata)、ホプロカンパ属の種(Hoplocampa spp.)、例えば、ホプロカンパ・ミヌタ(Hoplocampa minuta)、ホプロカンパ・テスツジネア(Hoplocampa testudinea)、ケアリ属の種(Lasius spp.)、例えば、トビイロケアリ(Lasius niger)、アルゼンチンアリ(Linepithema humile)、イエヒメアリ(Monomorium pharaonis)、パラベスプラ・ゲルマニカ(Paravespula germanica)、パラベスプラ・ペンシルバニカ(Paravespula pennsylvanica)、パラベスプラ・ブルガリス(Paravespula vulgaris)、ツヤオオズアリ(Pheidole megacephala)、ポゴノミルメクス・バルバツス(Pogonomyrmex barbatus)、ポゴノミルメクス・カリフォルニクス(Pogonomyrmex californicus)、ポリステス・ルビギノサ(Polistes rubiginosa)、アカカミアリ(Solenopsis geminata)、ソレノプシス・インウィクタ(Solenopsis invicta)、ソレノプシス・リクテリ(Solenopsis richteri)、ソレノプシス・キシロニ(Solenopsis xyloni)、ベスパ属の種(Vespa spp.)、例えば、モンスズメバチ(Vespa crabro)、およびヴェスプラ・スクアモサ(Vespula squamosa)、
コオロギ(crickets)、バッタ(grasshoppers)、イナゴ(locusts)(バッタ目(Orthoptera))、例えば、ヨーロッパイエコオロギ(Acheta domestica)、カリプタマス・イタリカス(Calliptamus italicus)、コルトイケテス・テルミニフェラ(Chortoicetes terminifera)、ドシオスタウラス・マロッカナス(Dociostaurus maroccanus)、グリロタルパ・アフリカーナ(Gryllotalpa africana)、グリロタルパ・グリロタルパ(Gryllotalpa gryllotalpa)、ヒエログリフス・ダガネンシス(Hieroglyphus daganensis)、クラウッサリア・アングリフェラ(Kraussaria angulifera)、トノサマバッタ(Locusta migratoria)、ロクスタナ・パルダリナ(Locustana pardalina)、メラノプルス・ビビタタス(Melanoplus bivittatus)、メラノプルス・フェムルブラム(Melanoplus femurrubrum)、メラノプルス・メキシカヌス(Melanoplus mexicanus)、メラノプルス・サングイニペス(Melanoplus sanguinipes)、メラノプルス・スプレトゥス(Melanoplus spretus)、アカトビバッタ(Nomadacris septemfasciata)、オエダレウス・セネガレンシス(Oedaleus senegalensis)、シストセルカ・アメリカーナ(Schistocerca americana)、サバクトビバッタ(Schistocerca gregaria)、クラズミウマ(Tachycines asynamorus)、およびゾノゼラス・バリエガタス(Zonozerus variegatus)、
蛛形類動物(蛛形綱(Arachnida))、例えば、ヒメダニ科(Argasidae)、マダニ科(Ixodidae)およびヒゼンダニ科(Sarcoptidae)の科の、例えば、ダニ類(Acari)、例えば、キララマダニ属の種(Amblyomma spp.)(例えば、アムブリオマ・アメリカナム(Amblyomma americanum)、アムブリオマ・ファリエガツム(Amblyomma variegatum)、アムブリオマ・マクラツム(Amblyomma maculatum))、ヒメダニ属の種(Argas spp.)(例えば、ナガヒメダニ(Argas persicus))、ウシマダニ属の種(Boophilus spp.)(例えば、ブーフィラス・アニュラタス(Boophilus annulatus)、ブーフィラス・デコロラタス(Boophilus decoloratus)、オウシマダニ(Boophilus microplus))、デルマセントル・シルバルム(Dermacentor silvarum)、デルマセントル・アンデルソニ(Dermacentor andersoni)、デルマセントル・ヴァリアビリス(Dermacentor variabilis)、イボマダニ属の種(Hyalomma spp.)(例えば、ヒアロムマ・トランカタム(Hyalomma truncatum))、イクソデス属の種(Ixodes spp.)(例えば、イクソデス・リシヌス(Ixodes ricinus)、イクソデス・ルビキュンダス(Ixodes rubicundus)、イクソデス・スキャプラリス(Ixodes scapularis)、イクソデス・ホロチクルス(Ixodes holocyclus)、イクソデス・パシフィカス(Ixodes pacificus))、オルニトドルス属の種(Ornithodorus spp.)(例えば、オルニトドルス・モウバタ(Ornithodorus moubata)、オルニトドルス・ヘルムシ(Ornithodorus hermsi)、オルニトドルス・ツリカタ(Ornithodorus turicata))、イエダニ(Ornithonyssus bacoti)、オトビウス・メグニニ(Otobius megnini)、ワクモ(Dermanyssus gallinae)、プソロプテス属の種(Psoroptes spp.)(例えば、プソロプテス・オウィス(Psoroptes ovis))、コイタマダニ属の種(Rhipicephalus spp.)(例えば、クリイロコイタマダニ(Rhipicephalus sanguineus)、リピセファラス・アペンディキュレイタス(Rhipicephalus appendiculatus)、リピセファラス・エベルトシ(Rhipicephalus evertsi))、リゾギルホス属の種(Rhizoglyphus spp.)、サルコプテス属の種(Sarcoptes spp.)(例えば、サルコプテス・スカビエイ(Sarcoptes scabiei))、およびフシダニ属の種(Eriophyidae spp.)、例えば、アカリア・シェルドニ(Acaria sheldoni)、アクロプス属の種(Aculops spp.)(例えば、ミカンサビダニ(Aculops pelekassi))、アクルス属の種(Aculus spp.)(例えば、アクルス・シュレクテンダリ(Aculus schlechtendali))、ナシサビダニ(Epitrimerus pyri)、フィロコプツルタ・オレイボラ(Phyllocoptruta oleivora)およびエリオフィエス属の種(Eriophyes spp.)(例えば、エリオフィエス・シェルドニ(Eriophyes sheldoni))、ホコリダニ属の種(Tarsonemidae spp.)、例えば、ヘミタルソネムス属の種(Hemitarsonemus spp.)、シクラメンホコリダニ(Phytonemus pallidus)およびチャノホコリダニ(Polyphagotarsonemus latus)、ステノタルソネムス属の種(Stenotarsonemus spp.)、ヒメハダニ属の種(Tenuipalpidae spp.)、例えば、ブレビパルプス属の種(Brevipalpus spp.)(例えば、ブレビパルプス・ホエニシス(Brevipalpus phoenicis))、ハダニ属の種(Tetranychidae spp.)、例えば、エオテトラニクス属の種(Eotetranychus spp.)、エウテトラニクス属の種(Eutetranychus spp.)、オリゴニクス属の種(Oligonychus spp.)、ニセナミハダニ(Tetranychus cinnabarinus)、カンザワハダニ(Tetranychus kanzawai)、テトラニクス・パキフィクス(Tetranychus pacificus)、テトラニクス・テラリウス(Tetranychus telarius)およびナミハダニ(Tetranychus urticae)、クローバービラハダニ(Bryobia praetiosa)、パノニクス属の種(Panonychus spp.)(例えば、リンゴハダニ(Panonychus ulmi)、ミカンハダニ(Panonychus citri))、メタテトラニクス属の種(Metatetranychus spp.)およびオリゴニクス属の種(例えば、オリゴニクス・プラテンシス(Oligonychus pratensis))、ヴァサテス・リコペルシキ(Vasates lycopersici)、真正クモ目(Araneida)、例えば、クロゴケグモ(Latrodectus mactans)、およびドクイトグモ(Loxosceles reclusa)およびアシブトコナダニ(Acarus siro)、ショクヒヒゼンダニ属の種(Chorioptes spp.)、スコルピオ・マウルス(Scorpio maurus)、
ノミ(fleas)(ノミ目(Siphonaptera))、例えば、ナガノミ属の種(Ceratophyllus spp.)、ネコノミ(Ctenocephalides felis)、イヌノミ(Ctenocephalides canis)、ケオプスネズミノミ(Xenopsylla cheopis)、ヒトノミ(Pulex irritans)、スナノミ(Tunga penetrans)、およびヨーロッパネズミノミ(Nosopsyllus fasciatus)、
シミ(silverfish)、マダラシミ(firebrat)(総尾目(Thysanura))、例えば、セイヨウシミ(Lepisma saccharina)およびテルモビア・ドメスチカ(Thermobia domestica)、
ムカデ(centipedes)(唇脚綱(Chilopoda))、例えば、ジムカデ属の種(Geophilus spp.)、スクティゲラ属の種(Scutigera spp.)、例えば、スクティゲラ・コレオプトラタ(Scutigera coleoptrata)、
ヤスデ(millipedes)(倍脚綱(Diplopoda))、例えば、ブラニウルス・グツラツス(Blaniulus guttulatus)、ナルセウス属の種(Narceus spp.)、
ハサミムシ(Earwigs)(革翅目(Dermaptera))、例えば、ヨーロッパクギヌキハサミムシ(forficula auricularia)、
シラミ(lice)(シラミ目(Phthiraptera))、例えば、ダマリニア属の種(Damalinia spp.)、シラミ属の種(Pediculus spp.)、例えば、アタマジラミ(Pediculus humanus capitis)、コロモジラミ(Pediculus humanus corporis)、ケジラミ(Pthirus pubis)、ブタジラミ属の種(Haematopinus spp.)、例えば、ウシジラミ(Haematopinus eurysternus)、ブタジラミ(Haematopinus suis)、ケモノホソジラミ属の種(Linognathus spp.)、例えば、ウシホソジラミ(Linognathus vituli)、ウシハジラミ(Bovicola bovis)、ニワトリハジラミ(Menopon gallinae)、ニワトリオオハジラミ(Menacanthus stramineus)およびケブカウシジラミ(Solenopotes capillatus)、ケモノハジラミ属の種(Trichodectes spp.)、
トビムシ(springtails)(トビムシ目(Collembola))、例えば、オニキウルス(Onychiurus)亜種、例えば、オニキウルス・アルマツス(Onychiurus armatus)。
これらはまた、線虫:植物寄生線虫、例えば、ネコブセンチュウ(root knot nematodes)、キタネコブセンチュウ(Meloidogyne hapla)、サツマイモネコブセンチュウ(Meloidogyne incognita)、ジャワネコブセンチュウ(Meloidogyne javanica)、および他のキタネコブセンチュウ種(Meloidogyne species)、嚢腫を形成する線虫、ジャガイモシストセンチュウ(Globodera rostochiensis)および他のグロボデラ(Globodera)属の種、ヘテロデラ・アベナエ(Heterodera avenae)、ヘテロデラ・グリシネス(Heterodera glycines)、ヘテロデラ・シャクチイ(Heterodera schachtii)、ヘテロデラ・トリホリイ(Heterodera trifolii)、および他のヘテロデラ属(Heterodera)の種、タネコブセンチュウ(Seed gall nematodes)、アングイナ(Anguina)属の種、茎および葉線虫(Stem and foliar nematodes)、ハガレセンチュウ(Aphelenchoides)種、例えば、イネシンガレセンチュウ(Aphelenchoides besseyi)、刺毛線虫(Sting nematodes)、ベロノライムス・ロンギカウダツス(Belonolaimus longicaudatus)および他のベロノライムス(Belonolaimus)属の種、マツの線虫(Pine nematodes)、マツノザイセンチュウ(Bursaphelenchus lignicolus Mamiya et Kiyohara)、ブルサフェレンクス・キシロフィルス(Bursaphelenchus xylophilus)および他のブルサフェレンクス(Bursaphelenchus)属の種、リング線虫(Ring nematodes)、クリコネマ(Criconema)属の種、クリコネメラ(Criconemella)属の種、クリコネモイデス(Criconemoides)属の種、メソクリコネマ(Mesocriconema)属の種、ナミクキセンチュウ(Stem and bulb nematodes)、イモグサレセンチュウ(Ditylenchus destructor)、ジチレンクス・ジプサシ(Ditylenchus dipsaci)および他のジチレンクス(Ditylenchus)属の種、オール線虫(Awl nematodes)、ドリコドルス(Dolichodorus)属の種、ラセン線虫(Spiral nematodes)、ヘリオコチレンクス・マルチシンクツス(Heliocotylenchus multicinctus)および他のエリコチレンクス(Helicotylenchus)属の種、鞘および鞘様線虫(Sheath and sheathoid nematodes)、ヘミシクリオホラ(Hemicycliophora)属の種およびヘミクリコネモイデス(Hemicriconemoides)属の種、ヒルシュマンニエラ(Hirshmanniella)属の種、ヤリ線虫(Lance nematodes)、ホプロアイムス(Hoploaimus)属の種、ニセネコブ線虫(false rootknot nematodes)、ナコブス(Nacobbus)属の種、ハリ線虫(Needle nematodes)、ロンギドルス・エロンガトス(Longidorus elongatus)および他のロンギドルス(Longidorus)属の種、ネグサレ線虫(Lesion nematodes)、プラチレンクス・ブラキウルス(Pratylenchus brachyurus)、ムギネグサレセンチュウ(Pratylenchus neglectus)、キタネグサレセンチュウ(Pratylenchus penetrans)、プラチレンクス・クルビタツス(Pratylenchus curvitatus)、プラチレンクス・ゴオデイ(Pratylenchus goodeyi)および他のプラチレンクス(Pratylenchus)属の種、ネモグリ線虫(Burrowing nematodes、バナナネモグリセンチュウ(Radopholus similis)および他のラドホルス(Radopholus)属の種、ニセフクロ線虫(Reniform nematodes)、ロチレンクス・ロブスタス(Rotylenchus robustus)、ロチレンクス・レニフォルミス(Rotylenchus reniformis)および他のロチレンクス(Rotylenchus)属の種、スクテッロネマ(Scutellonema)属の種、切り株線虫(Stubby root nematodes)、バナナネモグリセンチュウ(Trichodorus primitivus)および他のトリコドルス(Trichodorus)属の種、パラトリコドルス(Paratrichodorus)属の種、スタント線虫(Stunt nematodes)、ティレンコリンクス・クライトニ(Tylenchorhynchus claytoni)、ティレンコリンクス・ズビウス(Tylenchorhynchus dubius)および他のティレンコリンクス(Tylenchorhynchus)属の種、ミカンネ線虫(Citrus nematodes)、チュレンクルス(Tylenchulus)属の種、例えば、チュレンクルス・セミペネトランス(Tylenchulus semipenetrans)、オオハリセンチュウ(Dagger nematodes)、キシフィネマ(Xiphinema)属の種、および他の植物寄生線虫種を防除するのに適している。
式(I)の化合物によって防除し得るさらなる有害生物種の例には、双殻類(Bivalva)のクラスから、例えば、カワホトトギスガイ属の種(Dreissena spp.)、腹足綱(Gastropoda)のクラスから、例えば、アリオン属の種(Arion spp.)、ビオンファラリア属の種(Biomphalaria spp.)、ブリヌス属の種(Bulinus spp.)、デロセラス属の種(Deroceras spp.)、ガルバ属の種(Galba spp.)、リムナエア属の種(Lymnaea spp.)、オンコメラニア属の種(Oncomelania spp.)、スクシネア属の種(Succinea spp.)、蠕虫(helminths)のクラスから、例えば、アンシロストーマ・デュオデナーレ(Ancylostoma duodenale)、アンシロストーマ・ケイラニクム(Ancylostoma ceylanicum)、アンシロストーマ・ブラジリエンシス(Acylostoma braziliensis)、アンシロストーマ属の種(Ancylostoma spp.)、アスカリス・ルブリコイデス(Ascaris lubricoides)、アスカリス属の種(Ascaris spp.)、ブルギア・マライ(Brugia malayi)、ブルギア・チモリ(Brugia timori)、ブノストムム属の種(Bunostomum spp.)、カベルチア属の種(Chabertia spp.)、クロノルキス属の種(Clonorchis spp.)、クーペリア属の種(Cooperia spp.)、ディクロコエリウム属の種(Dicrocoelium spp.)、ディクチオカウルス・フィラリア(Dictyocaulus filaria)、広節裂頭条虫(Diphyllobothrium latum)、メジナ虫(Dracunculus medinensis)、単包条虫(Echinococcus granulosus)、多包条虫(Echinococcus multilocularis)、蟯虫(Enterobius vermicularis)、ファシオラ属の種(Faciola spp.)、ヘモンクス属の種(Haemonchus spp.)、例えば、ヘモンクス・コントルタス(Haemonchus contortus)、ヘテラキス属の種(Heterakis spp.)、小型条虫(Hymenolepis nana)、ヒオストロングルス属の種(Hyostrongulus spp.)、ロア糸状虫(Loa Loa)、ネマトジルス属の種(Nematodirus spp.)、エソファゴストム属の種(Oesophagostomum spp.)、オピストルキス属の種(Opisthorchis spp.)、回旋糸状虫(Onchocerca volvulus)、オステルターグ属の種(Ostertagia spp.)、パラゴニムス属の種(Paragonimus spp.)、スキストソメン属の種(Schistosomen spp.)、ストロンギロイデス・フエレボルニ(Strongyloides fuelleborni)、ストロンギロイデス・ステルコラリス(Strongyloides stercora lis)、ストロンギロイデス属の種(Stronyloides spp.)、無鉤条虫(Taenia saginata)、有鉤条虫(Taenia solium)、旋毛虫(Trichinella spiralis)、トリキネラ・ナチバ(Trichinella nativa)、トリキネラ・ブリトビ(Trichinella britovi)、トリキネラ・ネルソニ(Trichinella nelsoni)、トリキネラ・シュードプシラリス(Trichinella pseudopsiralis)、トリコストロングルス属の種(Trichostrongulus spp.)、トリクリス・トリクリア(Trichuris trichuria)、バンクロフト糸状虫(Wuchereria bancrofti)、等脚目(Isopoda)の目から、例えば、オカダンゴムシ(Armadillidium vulgare)、オニスカス・アセルス(Oniscus asellus)、ワラジムシ(Porcellio scaber)、コムカデ目(Symphyla)の目から、例えば、スクチゲレラ・イマクラタ(Scutigerella immaculata)が含まれる。
式(I)の化合物によって防除し得る有害生物種のさらなる例には、アニソプリア・アウストリアカ(Anisoplia austriaca)、アパメア属の種(Apamea spp.)、アウストロアスカ・ヴィリジグリセア(Austroasca viridigrisea)、バリオトリプス・ビフォルミス、カエノラブディティス・エレガンス(Caenorhabditis elegans)、セフス属の種(Cephus spp.)、セウトトリンクス・ナピ(Ceutorhynchus napi)、カエトクネマ・アリヅラ(Chaetocnema aridula)、キロ・アウリキリウス(Chilo auricilius)、キロ・インジクス(Chilo indicus)、キロ・ポリクリスス(Chilo polychrysus)、オーストラリアトビバッタ(Chortiocetes terminifera)、コブノメイガ(Cnaphalocroci medinalis)、クナファロクロシス属の種(Cnaphalocrosis spp.)、オオアメリカモンキチョウ(Colias eurytheme)、コロプス属の種(Collops spp.)、コルニテルメス・クムランス(Cornitermes cumulans)、クレオンチアデス属の種(Creontiades spp.)、シクロセファラ属の種(Cyclocephala spp.)、ダルブルス・マイジス(Dalbulus maidis)、ノハラナメクジ(Deraceras reticulatum)、ジアトレア・サッカラリス(Diatrea saccharalis)、ジケロプス・フルカツス(Dichelops furcatus)、ディクラディスパ・アルミゲラ(Dicladispa armigera)、ジロボデルス属の種(Diloboderus spp.)、例えば、アブデルスツノカブト(Diloboderus abderus)、エデッサ属の種(Edessa spp.)、エピノチア属の種(Epinotia spp.)、アリ科(Formicidae)、ゲオコリス属の種(Geocoris spp.)、グロビテルメス・スルフレウス(Globitermes sulfureus)、ケラ科(Gryllotalpidae)、ハロチデウス・デストルクトル(Halotydeus destructor)、ヒプノデス・ビコロル(Hipnodes bicolor)、トウヨウイネクキミギワバエ(Hydrellia philippina)、ジュルス属の種(Julus spp.)、ラオデルファクス属の種(Laodelphax spp.)、レプトコルシア・アクタ(Leptocorsia acuta)、レプトコルシア・オラトリウス(Leptocorsia oratorius)、リオゲニス・フスクス(Liogenys fuscus)、ルシリア属の種(Lucillia spp.)、リオゲニス・フスクス(Lyogenys fuscus)、マハナルヴァ属の種(Mahanarva spp.)、マラデラ・マトリダ(Maladera matrida)、マラスミア属の種(Marasmia spp.)、マストテルメス属の種(Mastotermes spp.)、コナカイガラムシ(Mealybugs)、メガセリス(Megascelis)亜種、メタマシウス・ヘミプテルス(Metamasius hemipterus)、ミクロテカ属の種(Microtheca spp.)、モシス・ラチペス(Mocis latipes)、ムルガンチア属の種(Murgantia spp.)、アワヨトウ(Mythemina separata)、ネオカプリテルメス・オパクス(Neocapritermes opacus)、ネオカプリテルメス・パルブス(Neocapritermes parvus)、ネオメガロトマス属の種(Neomegalotomus spp.)、ネオテルメス属の種(Neotermes spp.)、ニンフラ・デプンクタリス(Nymphula depunctalis)、オエバルス・プグナキス(Oebalus pugnax)、オルセオリア属の種(Orseolia spp.)、例えば、オルセオリア・オリゼ(Orseolia oryzae)、オキシカラエヌス・ヒアリニペンニス(Oxycaraenus hyalinipennis)、プルシア属の種(Plusia spp.)、スクミリンゴガイ(Pomacea canaliculata)、プロコルニテルメス(Procornitermes)亜種、プロコルニテルメス・トリアシフェル(Procornitermes triacifer)、プシロイデス属の種(Psylloides spp.)、ラチプルシア属の種(Rachiplusia spp.)、ラドフォルス属の種(Rhodopholus spp.)、スカプトコリス・カスタネア(Scaptocoris castanea)、スカプトコリス属の種(Scaptocoris spp.)、スキルポファガ属の種(Scirpophaga spp.)、例えば、サンカメイチュウ((サンカメイガ) Scirpophaga incertulas)、スキルポファガ・イノタタ(Scirpophaga innotata)、スコチノファラ属の種(Scotinophara spp.)、例えば、スコティノファラ・コアルクタタ(Scotinophara coarctata)、セサミア属の種(Sesamia spp.)、例えば、イネヨトウ(Sesamia inferens)、セジロウンカ(Sogaella frucifera)、アカカミアリ(Solenapsis geminata)、スピシスチルス属の種(Spissistilus spp.)、ストークボーラー(Stalk borer)、イネアザミウマ(Stenchaetothrips biformis)、ステネオタルソネムス・スピンキ(Steneotarsonemus spinki)、シレプタ・デロガタ(Sylepta derogata)、テレヒン・リクス(Telehin licus)、トリコストロンギルス属の種(Trichostrongylus spp.)が含まれる。
本発明の混合物は、昆虫、好ましくは、吸いつくまたは刺す昆虫、例えば、総翅類、双翅類および半翅類の属からの昆虫、ならびに噛む-噛みつく有害生物、例えば、鱗翅類および甲虫類の属からの昆虫、特に、下記の種:総翅類:フランクリニエラ・フスカ、ミカンキイロアザミウマ、フランクリニエラ・トリチシ、シルトスリップス・シトリ、イネアザミウマ、ミナミキイロアザミウマおよびネギアザミウマ、
双翅目(Diptera)、例えば、アエデス・アエギプチ(Aedes aegypti)、アエデス・アルボピクツス(Aedes albopictus)、アエデス・ベキサンス(Aedes vexans)、アナストレファ・ルデンス(Anastrepha ludens)、アノフェレス・マクリペニス(Anopheles maculipennis)、アノフェレス・クルキアンス(Anopheles crucians)、アノフェレス・アルビマヌス(Anopheles albimanus)、アノフェレス・ガンビアエ(Anopheles gambiae)、アノフェレス・フレボルニ(Anopheles freeborni)、アノフェレス・ロイコスフィルス(Anopheles leucosphyrus)、アノフェレス・ミニムス(Anopheles minimus)、アノフェレス・クアドリマクラツス(Anopheles quadrimaculatus)、カリフォラ・ビキナ(Calliphora vicina)、セラチチス・カピタタ(Ceratitis capitata)、クリソミア・ベジアナ(Chrysomya bezziana)、クリソミア・ホミニボラックス(Chrysomya hominivorax)、クリソミア・マセラリア(Chrysomya macellaria)、クリソプス・ジスカリス(Chrysops discalis)、クリソプス・シラセア(Chrysops silacea)、クリソプス・アトランチクス(Chrysops atlanticus)、コクリオミア・ホミニボラックス(Cochliomyia hominivorax)、コンタリニア・ソルギコラ(Contarinia sorghicola)、コルジロビア・アントロポファガ(Cordylobia anthropophaga)、クリコイデス・フレンス(Culicoides furens)、クレックス・ピピエンス(Culex pipiens)、クレックス・ニグリパルパス(Culex nigripalpus)、クレックス・クインクエファシアツス(Culex quinquefasciatus)、クレックス・タルサリス(Culex tarsalis)、クリセタ・イノルナタ(Culiseta inornata)、クリセタ・メラヌラ(Culiseta melanura)、ダクス・ククルビタエ(Dacus cucurbitae)、ダクス・オレアエ(Dacus oleae)、ダシネウラ・ブラシカエ(Dasineura brassicae)、デリア・アンチクエ(Delia antique)、デリア・コアルクタタ(Delia coarctata)、デリア・プラツラ(Delia platura)、デリア・ラジクム(Delia radicum)、デルマトビア・ホミニス(Dermatobia hominis)、ファニア・カニクラリス(Fannia canicularis)、ゲオミザ・トリプンクタタ(Geomyza Tripunctata)、ガステロフィルス・インテスチナリス(Gasterophilus intestinalis)、グロシナ・モルシタンス(Glossina morsitans)、グロシナ・パルパリス(Glossina palpalis)、グロシナ・フシペス(Glossina fuscipes)、グロシナ・タキノイデス(Glossina tachinoides)、ハエマトビア・イリタンス(Haematobia irritans)、ハプロジプロシス・エクエストリス(Haplodiplosis equestris)、ヒッペラテス属の種(Hippelates spp.)、ヒレミア・プラツラ(Hylemyia platura)、ヒポデルマ・リネアタ(Hypoderma lineata)、レプトコノプス・トレンス(Leptoconops torrens)、リリオミザ・サチバエ(Liriomyza sativae)、リリオミザ・トリフォリイ(Liriomyza trifolii)、ルキリア・カプリナ(Lucilia caprina)、ルキリア・クプリナ(Lucilia cuprina)、ルキリア・セリカタ(Lucilia sericata)、リコリア・ペクトラリス(Lycoria pectoralis)、マンソニア・チチラヌス(Mansonia titillanus)、マイエチオラ・デストルクトル(Mayetiola destructor)、ムスカ・アウツムナリス(Musca autumnalis)、ムスカ・ドメスチカ(Musca domestica)、ムシナ・スタブランス(Muscina stabulans)、オエストルス・オビス(Oestrus ovis)、オポミザ・フロルム(Opomyza florum)、オシネラ・フリット(Oscinella frit)、ペゴミア・ヒソキアミ(Pegomya hysocyami)、フォルビア・アンチクア(Phorbia antiqua)、フォルビア・ブラシカエ(Phorbia brassicae)、フォルビア・コアルクタタ(Phorbia coarctata)、フレボトムス・アルゲンチペス(Phlebotomus argentipes)、プソロフォラ・コルンビアエ(Psorophora columbiae)、プシラ・ロサエ(Psila rosae)、プソロフォラ・ジスコロル(Psorophora discolor)、プロシムリウム・ミクスツム(Prosimulium mixtum)、ラゴレチス・セラシ(Rhagoletis cerasi)、ラゴレチス・ポモネラ(Rhagoletis pomonella)、サルコファガ・ハエモロイダリス(Sarcophaga haemorrhoidalis)、サルコファガ属の種(Sarcophaga spp.)、シムリウム・ビッタツム(Simulium vittatum)、ストモキシス・カルキトランス(Stomoxys calcitrans)、タバヌス・ボビヌス(Tabanus bovinus)、タバヌス・アトラツス(Tabanus atratus)、タバヌス・リネオラ(Tabanus lineola)およびタバナス・シミリス(Tabanus similis)、チプラ・オレラセア(Tipula oleracea)およびチプラ・パルドサ(Tipula paludosa)、
半翅目(Hemiptera)、特にアブラムシ:アクリトシフォン・オノブリキス(Acrythosiphon onobrychis)、アデルゲス・ラリキス(Adelges laricis)、アフィズラ・ナスツルチ(Aphidula nasturtii)、アフィス・ファバエ(Aphis fabae)、アフィス・フォルベシ(Aphis forbesi)、アフィス・ポミ(Aphis pomi)、アフィス・ゴシピ(Aphis gossypii)、アフィス・グロスラリアエ(Aphis grossulariae)、アフィス・シュネイデリ(Aphis schneideri)、アフィス・スピラエコラ(Aphis spiraecola)、アフィス・サンブキ(Aphis sambuci)、アクリトシフォン・ピスム(Acyrthosiphon pisum)、アウラコルツム・ソラニ(Aulacorthum solani)、ブラチカウズス・カルズイ(Brachycaudus cardui)、ブラチカウズス・ヘリクリシ(Brachycaudus helichrysi)、ブラチカウズス・ペルシカエ(Brachycaudus persicae)、ブラチカウズス・プルニコラ(Brachycaudus prunicola)、ブレビコリネ・ブラシカエ(Brevicoryne brassicae)、カピトフォルス・ホルニ(Capitophorus horni)、セロシファ・ゴシピ(Cerosipha gossypii)、カエトシフォン・フラガエフォリ(Chaetosiphon fragaefolii)、クリプトミズス・リビス(Cryptomyzus ribis)、ドレイフシア・ノルドマニアナエ(Dreyfusia nordmannianae)、ドレイフシア・ピセアエ(Dreyfusia piceae)、ジサフィス・ラジコラ(Dysaphis radicola)、ジサウラコルツム・シュードソラニ(Dysaulacorthum pseudosolani)、ジサフィス・プランタギネア(Dysaphis plantaginea)、ジサフィス・ピリ(Dysaphis pyri)、エンポアスカ・ファバエ(Empoasca fabae)、ヒアロプテルス・プルニ(Hyalopterus pruni)、ヒペロミズス・ラクツカエ(Hyperomyzus lactucae)、マクロシフム・アベナエ(Macrosiphum avenae)、マクロシフム・エウホルビアエ(Macrosiphum euphorbiae)、マクロシフォン・ロサエ(Macrosiphon rosae)、メゴウラ・ビキアエ(Megoura viciae)、メラナフィス・ピラリウス(Melanaphis pyrarius)、メトポロフィウム・ジローズム(Metopolophium dirhodum)、ミゾデス・ペルシカエ(Myzodes persicae)、ミズス・ペルシカエ(Myzus persicae)、ミズス・アスカロニクス(Myzus ascalonicus)、ミズス・セラシ(Myzus cerasi)、ミズス・バリアンス(Myzus varians)、ナソノビア・リビス-ニグリ(Nasonovia ribis-nigri)、ネフォティクス・ビレセンス(Nephotettix virescens)、ニラパルバタ・ルゲンス(Nilaparvata lugens)、ペムフィグス・ブルサリウス(Pemphigus bursarius)、パーキンシエラ・サッカリキダ(Perkinsiella saccharicida)、ホロドン・フミリ(Phorodon humili)、プシラ・マリ(Psylla mali)、プシラ・ピリ(Psylla piri)、ロパロミズス・アスカロニクス(Rhopalomyzus ascalonicus)、ロパロシフム・マイジス(Rhopalosiphum maidis)、ロパロシフム・パジ(Rhopalosiphum padi)、ロパロシフム・インセルツム(Rhopalosiphum insertum)、サッパフィス・マラ(Sappaphis mala)、サッパフィス・マリ(Sappaphis mali)、シザフィス・グラミヌム(Schizaphis graminum)、シゾネウラ・ラヌジノサ(Schizoneura lanuginosa)、シトビオン・アベナエ(Sitobion avenae)、トリアロイロデス・バポラリオルム(Trialeurodes vaporariorum)、トキソプテラ・アウランチアンド(Toxoptera aurantiiand)およびビテウス・ビチフォリイ(Viteus vitifolii)、
鱗翅目(Lepidoptera)、特に:アグロティス・イプシロン(Agrotis ypsilon)、アグロティス・セゲタム(Agrotis segetum)、アラバマ・アルギラセア(Alabama argillacea)、アンチカルシア・ゲマタリス(Anticarsia gemmatalis)、アルギレスチア・コンジュゲラ(Argyresthia conjugella)、オートグラファ・ガンマ(Autographa gamma)、ブパルス・ピニアリウス(Bupalus piniarius)、カコエキア・ムリナナ(Cacoecia murinana)、カプア・レチキュラナ(Capua reticulana)、ケイマトビア・ブルマタ(Cheimatobia brumata)、コリストネウラ・フミフェラナ(Choristoneura fumiferana)、コリストネウラ・オシデンタリス(Choristoneura occidentalis)、キルフィス・ウニパンクタ(Cirphis unipuncta)、シディア・ポモネラ(Cydia pomonella)、デンドロリマス・ピニ(Dendrolimus pini)、ジアファニア・ニチダリス(Diaphania nitidalis)、ジアトラエア・グランジオセラ(Diatraea grandiosella)、エアリアス・インスラナ(Earias insulana)、エラスモパルパス・リグノセラス(Elasmopalpus lignosellus)、エウポエキリア・アンビゲラ(Eupoecilia ambiguella)、エベトリア・ボーリアナ(Evetria bouliana)、フェルチア・サブテラネア(Feltia subterranea)、ガレリア・メロネラ(Galleria mellonella)、グラホリタ・フネブラナ(Grapholitha funebrana)、グラホリタ・モレスタ(Grapholitha molesta)、ヘリオチス・アルミゲラ(Heliothis armigera)、ヘリオチス・ビレセンス(Heliothis virescens)、ヘリオチス・ゼア(Heliothis zea)、ヘルラ・ウンダリス(Hellula undalis)、ヒベルニア・デフォリアリア(Hibernia defoliaria)、ヒファントリア・クネア(Hyphantria cunea)、ヒポノメウタ・マリネルス(Hyponomeuta malinellus)、ケイフェリア・リコペルシセラ(Keiferia lycopersicella)、ラムジナ・フィスセラリア(Lambdina fiscellaria)、ラフィグマ・エキシグア(Laphygma exigua)、ロイコプテラ・コフェーラ(Leucoptera coffeella)、ロイコプテラ・シテラ(Leucoptera scitella)、リトコレティス・ブランカルデラ(Lithocolletis blancardella)、ロベシア・ボトラナ(Lobesia botrana)、ロキソステジ・スティクティカリス(Loxostege sticticalis)、リマントリア・ジスパー(Lymantria dispar)、リマントリア・モナカ(Lymantria monacha)、リオネチア・クレルケラ(Lyonetia clerkella)、マラコソマ・ニューストリア(Malacosoma neustria)、マメストラ・ブラシカエ(Mamestra brassicae)、オルギア・シュードツガタ(Orgyia pseudotsugata)、オストリニア・ヌビラリス(Ostrinia nubilalis)、パノリス・フラメア(Panolis flammea)、ペクチノフォラ・ゴシピエラ(Pectinophora gossypiella)、ペリドロマ・サウキア(Peridroma saucia)、ファレラ・ブセファラ(Phalera bucephala)、フトリマエア・オペルクレラ(Phthorimaea operculella)、フィロクニスティス・キトレラ(Phyllocnistis citrella)、ピエリス・ブラシカエ(Pieris brassicae)、プラチペナ・スカブラ(Plathypena scabra)、プルテラ・キシロステラ(Plutella xylostella)、シュードプルシア・インクルデンス(Pseudoplusia includens)、リアキオニア・フルストラナ(Rhyacionia frustrana)、スクロビパルプラ・アブソルタ(Scrobipalpula absoluta)、シトトラガ・セレアレラ(Sitotroga cerealella)、スパルガノティス・ピレリアナ(Sparganothis pilleriana)、スポドプテラ・フルギペルダ(Spodoptera frugiperda)、スポドプテラ・リトラリス(Spodoptera littoralis)、スポドプテラ・リツラ(Spodoptera litura)、タウマトポエア・ピチオカンパ(Thaumatopoea pityocampa)、トルトリックス・ビリダナ(Tortrix viridana)、トリコプルシア・ニ(Trichoplusia ni)およびゼイラフェラ・カナデンシス(Zeiraphera canadensis)
を防除するのに特に有用である
本発明の混合物は、甲虫類の目からの昆虫、特に、アグリルス・シヌアツス、アグリオテス・リネアツス、アグリオテス・オブスクルス、アンフィマルス・ソルスチチアリス、アニサンドルス・ジスパル、アントノムス・グランディス、アントノムス・ポモルム、アフトナ・ユーホリダエ、アソウス・ハエモロイダリス、アトマリア・リネアリス、ブラストファガス・ピニペルダ、ブリトファガ・ウンダタ、ソラマメゾウムシ、エンドウゾウムシ、ブルーカス・レンチス(Bruchus lentis)、ビクチスクス・ベツラ、カメノコハムシ、セロトマ・トリフルカタ、セトニア・アウラタ、ケウトリンクス・アッシミリス、セウトリンクス・ナピ、ケトクネマ・ティビアリス、コノデルス・ベスペルティヌス、クリオセリス・アスパラギ、クテニセラ(Ctenicera)亜種、ジアブロチカ・ロンギコルニス、ジアブロチカ・セミプンクタタ、ジアブロチカ12-プンクタタ・ジアブロチカ・スペシオサ、ジアブロチカ・ビルギフェラ、エピラクナ・バリベスティス、エピトリックス・ヒルチペニス、ユーチノボトルス・ブラシリエンシス、ヒロビウス・アビエチス、ヒペラ・ブルネイペニス、ヒペラ・ポスティカ、ヤツバキクイムシ、レマ・ビリネアタ、レマ・メラノプス、レプチノタルサ・デセムリネアタ、リモニウス・カリホルニカス、イネミズゾウムシ、メラノツス・コンムニス、メリゲテス・アエネウス、メロロンタ・ヒポカスタニ、メロロンタ・メロロンタ、イネドロオイムシ、オチオリンクス・スルカタス、オチオリンクス・オバタス、ファエドン・コクレアリアエ、フィロビウス・ピリ、フィロトレタ・クリソセファラ、フィロファガ属の種、フィロペルタ・ホルチコラ、フィロトレタ・ネモルム、キスジノミハムシ、マメコガネ、アカアシチビコフキゾウムシおよびシトフィルス・グラナリアを防除するのに特に有用である。
本発明の混合物は、鱗翅類、甲虫類、半翅類および総翅類の目の昆虫を防除するのに特に有用である。
本発明の混合物は、有害生物、例えば、鱗翅目(鱗翅類)、カブトムシ(甲虫類)、ハエおよびカ(双翅類)、アザミウマ(総翅類)、シロアリ(等翅類)、カメムシ、アブラムシ、ヨコバイ、コナジラミ、カイガラムシ、セミ(半翅類)、アリ、ミツバチ、スズメバチ、ハバチ(膜翅類)、コオロギ、バッタ、イナゴ(バッタ目)、ならびにまたクモ形類(Arachnoidea)、例えば、蛛形類動物(ダニ目)の目からの昆虫と効率的に戦うのに特に適している。
化合物(II)
本発明の一実施形態において、式Iの化合物は、単独の生成物として用いられる。
有害生物防除の分野において生じている1つの典型的な問題は、有効な有害生物防除をまた可能とする一方、好ましくない環境効果または毒性学的効果を低減または回避するために、活性成分の薬量を低減させる必要性にある。
本発明はまた、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料への、またはその成長場所における、式Iの化合物および殺有害生物剤IIの混合物の施用を含む、有害生物を防除し、かつ/または栽培植物の植物健康を向上させる方法に関する。
したがって、本発明の別の実施形態において、式Iの化合物は、好ましくはさらなる殺虫剤または殺菌類剤である1種以上の化合物IIと組み合わせて(例えば、混合物)用いられる。
それと共に本発明による方法のために式Iの化合物を合わせる殺有害生物活性化合物IIは、下記である。
それと一緒に式Iの化合物を本発明の目的によって使用し得、それによって使用の方法に関して潜在的な相乗効果が生じ得る化合物(II)殺有害生物剤は、殺虫剤抵抗性作用委員会(IRAC)からの作用様式分類によって選択および群分けされ、下記からなる群Mから選択される。
II-M.1 下記のクラスからのアセチルコリンエステラーゼ(AChE)阻害剤、
II-M.1A 下記を含めたカルバメート:アルジカルブ、アラニカルブ、ベンダイオカルブ、ベンフラカルブ、ブトカルボキシム、ブトキシカルボキシム、カルバリル、カルボフラン、カルボスルファン、エチオフェンカルブ、フェノブカルブ、ホルメタネート、フラチオカルブ、イソプロカルブ、メチオカルブ、メソミル、メトルカルブ、オキサミル、ピリミカルブ、プロポキスル、チオジカルブ、チオファノックス、トリメタカルブ、XMC、キシルイルカルブおよびトリアザメエート、または下記のクラスからのもの、
II-M.1B 下記を含めた有機ホスフェート:アセフェート、アザメチホス、アジンホスエチル、アジンホスメチル、カズサホス、クロレトキシホス、クロルフェンビンホス、クロルメホス、クロルピリホス、クロルピリホスメチル、クマホス、シアノホス、デメトン-s-メチル、ダイアジノン、ジクロルボス/DDVP、ジクロトホス、ジメトエート、ジメチルビンホス、ジスルホトン、EPN、エチオン、エトプロホス、ファンファー、フェナミホス、フェニトロチオン、フェンチオン、ホスチアゼート、ヘプテノホス、イミシアホス、イソフェンホス、イソプロピルO-(メトキシアミノチオ-ホスホリル)サリチレート、イソオキサチオン、マラチオン、メカルバム、メタミドホス、メチダチオン、メビンホス、モノクロトホス、ナレド、オメトエート、オキシデメトン-メチル、パラチオン、パラチオンメチル、フェントエート、ホレート、ホサロン、ホスメト、ホスファミドン、ホキシム、ピリミホス-メチル、プロフェノホス、プルペタンホス、プロチオホス、ピラクロホス、ピリダフェンチオン、キナルホス、スルホテップ、テブピリミホス、テメホス、テルブホス、テトラクロルビンホス、チオメトン、トリアゾホス、トリクロルホンおよびバミドチオン、
II-M.2 GABA作動性クロライドチャネルアンタゴニスト、例えば、
II-M.2A 下記を含めたシクロジエン有機塩素化合物:エンドスルファンまたはクロルデン、あるいは
II-M.2B 下記を含めたフィプロール(フェニルピラゾール):エチプロール、フィプロニル、フルフィプロール、ピラフルプロールおよびピリプロール、
II-M.3 下記のクラスからのナトリウムチャネルモジュレーター、
II-M.3A 下記を含めたピレスロイド:アクリナトリン、アレトリン、d-cis-transアレトリン、d-transアレトリン、ビフェントリン、バイオアレスリン、バイオアレスリンS-シクロペンテニル、ビオレスメトリン、シクロプロトリン、シフルトリン、ベータ-シフルトリン、シハロトリン、ラムダ-シハロトリン、ガンマ-シハロトリン、シペルメトリン、アルファシペルメトリン、ベータ-シペルメトリン、シータ-シペルメトリン、ゼータ-シペルメトリン、シフェノトリン、デルタメトリン、エンペントリン、エスフェンバレレ-ト、エトフェンプロックス、フェンプロパトリン、フェンバレレート、フルシトリネート、フルメトリン、タウ-フルバリネート、ハルフェンプロックス、イミプロトリン、メペルフルトリン、メトフルトリン、モンフルオロトリン、ペルメトリン、フェノトリン、プラレトリン、プロフルトリン、ピレトリン(除虫菊(pyrethrum))、レスメトリン、シラフルオフェン、テフルトリン、テトラメチルフルトリン、テトラメトリン、トラロメトリンおよびトランスフルトリン、あるいは
II-M.3B ナトリウムチャネルモジュレーター、例えば、DDTまたはメトキシクロール、
II-M.4 下記のクラスからのニコチン性アセチルコリン受容体アゴニスト(nAChR)
II-M.4A 下記を含めたネオニコチノイド:アセタミプリド、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、ニテンピラム、チアクロプリドおよびチアメトキサム、あるいは化合物
II-M.4A.1:1-[(6-クロロ-3-ピリジニル)メチル]-2,3,5,6,7,8-ヘキサヒドロ-9-ニトロ-(5S,8R)-5,8-エポキシ-1H-イミダゾ[1,2-a]アゼピン、または
II-M.4A.2:1-[(6-クロロ-3-ピリジル)メチル]-2-ニトロ-1-[(E)-ペンチリデンアミノ]グアニジン、または
II-M4A.3:1-[(6-クロロ-3-ピリジル)メチル]-7-メチル-8-ニトロ-5-プロポキシ-3,5,6,7-テトラヒドロ-2H-イミダゾ[1,2-a]ピリジン、または
II-M.4B ニコチン、
II-M.5 スピノサドまたはスピネトラムを含めた、スピノシンのクラスからのニコチン性アセチルコリン受容体アロステリックアクチベーター、
II-M.6 アバメクチン、エマメクチン安息香酸塩、イベルメクチン、レピメクチンまたはミルベメクチンを含めた、アベルメクチンおよびミルベマイシンのクラスからのクロライドチャネルアクチベーター、
II-M.7 幼若ホルモン模倣物、例えば、
II-M.7A 幼若ホルモン類似体、例えば、ヒドロプレン、キノプレンおよびメトプレン、あるいはその他のもの、例えば、
II-M.7B フェノキシカルブ、あるいは
II-M.7C ピリプロキシフェン、
II-M.8 下記を含めた種々の非特異的(多部位)阻害剤、
II-M.8A ハロゲン化アルキル、例えば、臭化メチルおよび他のハロゲン化アルキル、あるいは
II-M.8B クロロピクリン、あるいは
II-M.8C フッ化スルフリル、あるいは
II-M.8D ホウ砂、あるいは
II-M.8E 吐酒石、
II-M.9 下記を含めた選択的同翅類(homopteran)摂食遮断薬、
II-M.9B ピメトロジン、あるいは
II-M.9C フロニカミド、
II-M.10 下記を含めたダニ成長抑制剤、
II-M.10A クロフェンテジン、ヘキシチアゾックスおよびジフロビダジン、あるいは
II-M.10B エトキサゾール、
II-M.11 下記を含めた昆虫の中腸膜の微生物撹乱剤:バチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)またはバチルス・スフェリカス(bacillus sphaericus)およびこれらが生成する殺虫性タンパク質、例えば、バチルス・チューリンゲンシス亜種イスラエレンシス(israelensis)、バチルス・スフェリカス、バチルス・チューリンゲンシス亜種アイザワイ(aizawai)、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキ(kurstaki)およびバチルス・チューリンゲンシス亜種テネブリオニス(tenebrionis)、またはBt収穫物タンパク質:Cry1Ab、Cry1Ac、Cry1Fa、Cry2Ab、mCry3A、Cry3Ab、Cry3BbおよびCry34/35Ab1、
II-M.12 下記を含めたミトコンドリアATPシンターゼの阻害剤、
II-M.12A ジアフェンチウロン、あるいは
II-M.12B 有機スズ殺ダニ剤、例えば、アゾシクロチン、シヘキサチンまたはフェンブタチンオキシド、あるいは
II-M.12C プロパルギット、あるいは
II-M.12D テトラジホン、
II-M.13 下記を含めたプロトン勾配の撹乱による酸化的リン酸化の脱共役剤:クロルフェナピル、DNOCまたはスルフラミド、
II-M.14 下記を含めたニコチン性アセチルコリン受容体(nAChR)チャネル遮断薬:ネライストキシン類似体、例えば、ベンスルタップ、カルタップ塩酸塩、チオシクラムまたはチオスルタップナトリウム、
II-M.15 下記を含めたキチン生合成タイプ0の阻害剤、例えば、ベンゾイル尿素:ビストリフルロン、クロルフルアズロン、ジフルベンズロン、フルシクロクスロン、フルフェノクスロン、ヘキサフルムロン、ルフェヌロン、ノバルロン、ノビフルムロン、テフルベンズロンまたはトリフルムロン、
II-M.16 下記を含めたキチン生合成タイプ1の阻害剤:ブプロフェジン、
II-M.17 下記を含めた脱皮撹乱剤、双翅類:シロマジン、
II-M.18 下記を含むエクジソン受容体アゴニスト、例えば、ジアシルヒドラジン:メトキシフェノジド、テブフェノジド、ハロフェノジド、フフェノジドまたはクロマフェノジド、
II-M.19 下記を含めたオクトパミン受容体アゴニスト:アミトラズ、
II-M.20 下記を含めたミトコンドリア複合体III電子伝達阻害剤、
II-M.20A ハイドラメチルノン、あるいは
II-M.20B アセキノシル、あるいは
II-M.20C フルアクリピリム、
II-M.21 下記を含めたミトコンドリア複合体I電子伝達阻害剤、
II-M.21A METI殺ダニ剤および殺虫剤、例えば、フェナザキン、フェンピロキシメート、ピリミジフェン、ピリダベン、テブフェンピラドまたはトルフェンピラド、あるいは
II-M.21B ロテノン、
II-M.22 下記を含めた電位依存性ナトリウムチャネル遮断薬、
II-M.22A インドキサカルブ、あるいは
II-M.22B メタフルミゾン、あるいは
II-M.22C 1-[(E)-[2-(4-シアノフェニル)-1-[3-(トリフルオロメチル)フェニル]エチリデン]アミノ]-3-[4-(ジフルオロメトキシ)フェニル]尿素、
II-M.23 下記を含めたアセチルCoAカルボキシラーゼの阻害剤:スピロジクロフェン、スピロメシフェンまたはスピロテトラマトを含めた、テトロン酸およびテトラミン酸誘導体、
II-M.24 下記を含めたミトコンドリア複合体IV電子伝達阻害剤、
II-M.24A ホスフィン、例えば、リン化アルミニウム、リン化カルシウム、ホスフィンまたはリン化亜鉛、あるいは
II-M.24B シアン化物、
II-M.25 下記を含めたミトコンドリア複合体II電子伝達阻害剤、例えば、ベータ-ケトニトリル誘導体:シエノピラフェンまたはシフルメトフェン、
II-M.26 下記を含めたジアミドのクラスからのリアノジン受容体モジュレーター:フルベンジアミド、クロラントラニリプロール(rynaxypyr(登録商標))、シアントラニリプロール(cyazypyr(登録商標))、またはフタルアミド化合物
II-M.26.1:(R)-3-クロロ-N1-{2-メチル-4-[1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチル]フェニル}-N2-(1-メチル-2-メチルスルホニルエチル)フタルアミドおよび
II-M.26.2:(S)-3-クロロ-N1-{2-メチル-4-[1,2,2,2-テトラフルオロ-1-(トリフルオロメチル)エチル]フェニル}-N2-(1-メチル-2-メチルスルホニルエチル)フタルアミド、あるいは化合物
II-M.26.3:3-ブロモ-N-{2-ブロモ-4-クロロ-6-[(1-シクロプロピルエチル)カルバモイル]フェニル}-1-(3-クロロピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-5-カルボキサミド(提案されたISO名:シクラニリプロール)、あるいは化合物、
II-M.26.4:メチル-2-[3,5-ジブロモ-2-({[3-ブロモ-1-(3-クロロピリジン-2-イル)-1H-ピラゾール-5-イル]カルボニル}アミノ)ベンゾイル]-1,2-ジメチルヒドラジンカルボキシレート、またはII-M.26.5a)〜II-M.26.5d)から選択される化合物:
II-M.26.5a: N-[2-(5-アミノ-1,3,4-チアジアゾール-2-イル)-4-クロロ-6-メチル-フェニル]-5-ブロモ-2-(3-クロロ-2-ピリジル)ピラゾール-3-カルボキサミド、
II-M.26.5b: 5-クロロ-2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(1-シアノ-1-メチル-エチル)カルバモイル]フェニル]ピラゾール-3-カルボキサミド、
II-M.26.5c: 5-ブロモ-N-[2,4-ジクロロ-6-(メチルカルバモイル)フェニル]-2-(3,5-ジクロロ-2-ピリジル)ピラゾール-3-カルボキサミド、
II-M.26.5d: N-[2-(tert-ブチルカルバモイル)-4-クロロ-6-メチル-フェニル]-2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(フルオロメトキシ)ピラゾール-3-カルボキサミド、または
II-M.26.6: N2-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-N1-(2,4-ジメチルフェニル)-3-ヨード-フタルアミド、または
II-M.26.7: 3-クロロ-N2-(1-シアノ-1-メチル-エチル)-N1-(2,4-ジメチルフェニル)フタルアミド、
II-M.X 下記を含めた未知または不確定な作用様式の殺虫性活性化合物:アフィドピロペン、アザジラクチン、アミドフルメト、ベンゾキシメート、ビフェナゼート、ブロモプロピレート、チノメチオナート、氷晶石、ジコホール、フルフェネリム、フロメトキン、フルエンスルホン、フルピラジフロン、ピペロニルブトキシド、ピリダリル、ピリフルキナゾン、スルホキサフロル、ピフルブミド、あるいは化合物
II-M.X.1:4-[5-(3,5-ジクロロ-フェニル)-5-トリフルオロメチル-4,5-ジヒドロ-イソオキサゾール-3-イル]-2-メチル-N-[(2,2,2-トリフルオロ-エチルカルバモイル)-メチル]-ベンズアミド、あるいは化合物
II-M.X.2:シクロプロパン酢酸、1,1'-[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)-4-[[(2-シクロプロピルアセチル)オキシ]メチル]-1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b-デカヒドロ-12-ヒドロキシ-4,6a,12b-トリメチル-11-オキソ-9-(3-ピリジニル)-2H,11H-ナフト[2,1-b]ピラノ[3,4-e]ピラン-3,6-ジイル]エステル、あるいは化合物
II-M.X.3:11-(4-クロロ-2,6-ジメチルフェニル)-12-ヒドロキシ-1,4-ジオキサ-9-アザジスピロ[4.2.4.2]-テトラデカ-11-エン-10-オン、あるいは化合物
II-M.X.4 3-(4'-フルオロ-2,4-ジメチルビフェニル-3-イル)-4-ヒドロキシ-8-オキサ-1-アザスピロ[4.5]デカ-3-エン-2-オン、あるいは化合物
II-M.X.5:1-[2-フルオロ-4-メチル-5-[(2,2,2-トリフルオロエチル)スルフィニル]フェニル]-3-(トリフルオロメチル)-1H-1,2,4-トリアゾール-5-アミン、またはバチルス・フィルムス(bacillus firmus)をベースとする活性剤(Votivo、I-1582)、あるいは
II-M.X.6: 下記の群から選択される化合物
II-M.X.6a: (E/Z)-N-[1-[(6-クロロ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド、
II-M.X.6b: (E/Z)-N-[1-[(6-クロロ-5-フルオロ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド、
II-M.X.6c: (E/Z)-2,2,2-トリフルオロ-N-[1-[(6-フルオロ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]アセトアミド、
II-M.X.6d: (E/Z)-N-[1-[(6-ブロモ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド、
II-M.X.6e: (E/Z)-N-[1-[1-(6-クロロ-3-ピリジル)エチル]-2-ピリジリデン]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミド、
II-M.X.6f: (E/Z)-N-[1-[(6-クロロ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2-ジフルオロ-アセトアミド、
II-M.X.6g: (E/Z)-2-クロロ-N-[1-[(6-クロロ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2-ジフルオロ-アセトアミド、
II-M.X.6h: (E/Z)-N-[1-[(2-クロロピリミジン-5-イル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2,2-トリフルオロ-アセトアミドおよびII-M.X.6i: (E/Z)-N-[1-[(6-クロロ-3-ピリジル)メチル]-2-ピリジリデン]-2,2,3,3,3-ペンタフルオロ-プロパンアミド)、または
II-M.X.7: トリフルメゾピリム、または
II-M.X.8: 4-[5-[3-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]-5-(トリフルオロメチル)-4H-イソオキサゾール-3-イル]-N-[2-オキソ-2-(2,2,2-トリフルオロエチルアミノ)エチル]ナフタレン-1-カルボキサミド、または
II-M.X.9: 3-[3-クロロ-5-(トリフルオロメチル)フェニル]-4-オキソ-1-(ピリミジン-5-イルメチル)ピリド[1,2-a]ピリミジン-1-イウム-2-オレート、または
II-M.X.10: 8-クロロ-N-[2-クロロ-5-メトキシフェニル)スルホニル]-6-トリフルオロメチル) -イミダゾ[1,2-a]ピリジン-2-カルボキサミド、または
II-M.X.11: 4-[5-(3,5-ジクロロフェニル)-5-(トリフルオロメチル)-4H-イソオキサゾール-3-イル]-2-メチル-N-(1-オキソチエタン-3-イル)ベンズアミド、または
II-M.X.12: 5-[3-[2,6-ジクロロ-4-(3,3-ジクロロアリルオキシ)フェノキシ]プロポキシ]-1H-ピラゾール、または
II-M.Y バイオ殺有害生物剤、例えば、
II-M.Y-1:殺虫性、殺ダニ性、殺軟体動物性および/または殺線虫性の活性を有する微生物の殺有害生物剤:バチルス・フィルムス、B.チューリンゲンシス亜種イスラエレンシス、B.t.亜種ガレリアエ(galleriae)、B.t.亜種クルスタキ、ビューベリア・バシアナ(Beauveria bassiana)、バークホルデリア属の種(Burkholderia sp.)、クロモバクテリウム・サブツガエ(Chromobacterium subtsugae)、シディア・ポモネラ顆粒病ウイルス、セキキョウキン(Isaria fumosorosea)、レカニシリウム・ロンギスポラム(Lecanicillium longisporum)、L.ムスカリウム(muscarium)(旧ベルチシリウム・レカニイ(Verticillium lecanii))、メタリジウム・アニソプリアエ(Metarhizium anisopliae)、M.アニソプリアエ(anisopliae)品種アクリダム(acridum)、ペシロマイセス・フモソロセウス(Paecilomyces fumosoroseus)、P.リラシヌス(lilacinus)、パエニバチルス・ポピリエ(Paenibacillus poppiliae)、パスツリア属の種(Pasteuria spp.)、P.ニシザワエ(nishizawae)、P.レネフォルミス(reneformis)、P.ウサガエ(usagae)、シュードモナス・フルオレッセンス(Pseudomonas fluorescens)、ステイネルネマ・フェルチアエ(Steinernema feltiae)、ストレプトマイセス・ガルバス(Streptomces galbus)、
II-M.Y-2) 殺虫性、殺ダニ性、殺軟体動物性、フェロモンおよび/または殺線虫性の活性を有する生化学的殺有害生物剤:L-カルボン、シトラール、(E,Z)-7,9-ドデカジエン-1-イルアセテート、ギ酸エチル、(E,Z)-2,4-エチルデカジエノエート(セイヨウナシ(pear)エステル)、(Z,Z,E)-7,11,13-ヘキサデカトリエナール、酪酸ヘプチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラバンズリルセネシオエート、2-メチル1-ブタノール、メチルユージノール、メチルジャスモネート、(E,Z)-2,13-オクタデカジエン-1-オール、(E,Z)-2,13-オクタデカジエン-1-オールアセテート、(E,Z)-3,13-オクタデカジエン-1-オール、R-1-オクテン-3-オール、ペンタテルマノン、ケイ酸カリウム、ソルビトールオクタノエート、(E,Z,Z)-3,8,11-テトラデカトリエニルアセテート、(Z,E)-9,12-テトラデカジエン-1-イルアセテート、Z-7-テトラデセン-2-オン、Z-9-テトラデセン-1-イルアセテート、Z-11-テトラデセナール、Z-11-テトラデセン-1-オール、黒アカシア(Acacia negra)抽出物、グレープフルーツ(grapefruit)の種子および果肉の抽出物、アリタソウ(Chenopodium ambrosiodae)の抽出物、キャットニップ(Catnip)油、ニーム油、キラヤ(Quillay)抽出物、マンジュギク(Tagetes)油。
上で一覧表示した市販の群Mの化合物IIは、他の公開資料の中でもThe Pesticide Manual、第15版、C. D. S. Tomlin、British Crop Protection Council(2011年)において見出し得る。
キノリン誘導体であるフロメトキンは、WO2006/013896において示されている。アミノフラノン化合物であるフルピラジフロンは、WO2007/115644から公知である。スルホキシミン化合物であるスルホキサフロルは、WO2007/149134から公知である。ピレスロイドであるモンフルオロトリンは、US6,908,945から公知である。ピラゾール殺ダニ剤であるピフルブミドは、WO2007/020986から公知である。イソオキサゾリン化合物II-M.X.1は、WO2005/085216に、II-M.X.8は、WO2009/002809およびWO2011/149749に、ならびにイソオキサゾリンII-M.X.11は、WO2013/050317に記載されてきた。ピリピロペン誘導体II-M.X.2は、WO2006/129714に記載されてきた。スピロケタール置換環状ケトエノール誘導体II-M.X.3はWO2006/089633から、ビフェニル置換スピロ環状ケトエノール誘導体II-M.X.4はWO2008/067911から公知である。トリアゾイルフェニルスルフィド、例えば、II-M.X.5はWO2006/043635に、バチルス・フィルムスをベースとする生物学的防除剤はWO2009/124707に記載されてきた。ネオニコチノイドM4A.1は、WO20120/069266およびWO2011/06946から、II-M.4A.2は、WO2013/003977から、M4A.3は、WO2010/069266から公知である。メタフルミゾン類似体II-M.22Cは、CN10171577に記載されている。
シアントラニリプロール(Cyazypyr)は、例えば、WO2004/067528から公知である。フタルアミドII-M.26.1およびII-M.26.2は両方とも、WO2007/101540から公知である。アントラニルアミドII-M.26.3は、WO2005/077934に記載されてきた。ヒドラジド化合物II-M.26.4は、WO2007/043677に記載されてきた。アントラニルアミドII-M.26.5a)はWO2011/085575に、II-M.26.5b)はWO2008/134969に、II-M.26.5c)はUS2011/046186に、II-M.26.5dはWO2012/034403に記載されている。ジアミド化合物II-M.26.6およびII-M.26.7は、CN102613183において見出すことができる。
II-M.X.6に一覧表示されている化合物II-M.X.6a)〜II-M.X.6i)は、WO2012/029672に記載されてきた。
メソイオンアンタゴニスト化合物II-M.X.9はWO2012/092115に、殺線虫剤II-M.X.10はWO2013/055584に、ピリダリル-タイプ類似体II-M.X.12はWO2010/060379に記載された。
バイオ殺有害生物剤
下記のような群II-M.Y、および群F.XIII)からのバイオ殺有害生物剤、これらの調製、ならびに、例えば、有害な菌類、有害生物に対するこれらの生物活性は公知である(e-Pesticide Manual V 5.2(ISBN978 1 901396 85 0)(2008〜2011年)、http://www.epa.gov/opp00001/biopesticides/、その中の製品一覧を参照されたい、http://www.omri.org/omri-lists、その中の一覧を参照されたい、バイオ殺有害生物剤データベースBPDB、http://sitem.herts.ac.uk/aeru/bpdb/、その中のA〜Zのリンクを参照されたい)。これらのバイオ殺有害生物剤の多くは、登録され、かつ/または市販されている。ケイ酸アルミニウム(Certis LLC、USAからのSCREEN(商標)DUO)、アンペロマイセス・キスカリス(Ampelomyces quisqualis)M-10(例えば、Intrachem Bio GmbH & Co.KG、ドイツからのAQ10(登録商標))、アスコフィラム・ノドサム(Ascophyllum nodosum)(ノルウェーケルプ(Norwegian kelp)、ブラウンケルプ(Brown kelp))抽出物(例えば、Becker Underwood、南アフリカからのORKA GOLD)、アスペルギルス・フラバス(Aspergillus flavus)NRRL21882(例えば、Syngenta、CHからのAFLA-GUARD(登録商標))、アウレオバシジウム・プルランス(Aureobasidium pullulans)(例えば、bio-ferm GmbH、ドイツからのBOTECTOR(登録商標))、アゾスピリルム・ブラシレンセ(Azospirillum brasilense)XOH(例えば、Xtreme Gardening、USAまたはRTI Reforestation Technologies International、USAからのAZOS)、バチルス・アミロリケファシエンス(Bacillus amyloliquefaciens)IT-45(CNCM I3800、NCBI1091041)(例えば、ITHEC、フランスからのRHIZOCELL C)、B.アミロリケファシエンス亜種プランタルム(plantarum)MBI600(NRRL B-50595、米国農務省において寄託されている)(例えば、Becker Underwood、USAからのINTEGRAL(登録商標)、CLARITY、SUBTILEX NG)、B.プミルス(B.pumilus)QST2808(NRRLアクセッション番号B30087)(例えば、AgraQuest Inc.、USAからのSONATA(登録商標)およびBALLAD(登録商標)Plus)、B.スブチリス(B. subtilis)GB03(例えば、Gustafson、Inc.、USAからのKODIAK)、B.スブチリスGB07(Gustafson、Inc.、USAからのEPIC)、B.スブチリスQST-713(Agra-Quest Inc.、USAからのRHAPSODY(登録商標)、SERENADE(登録商標)MAXおよびSERENADE(登録商標)ASOにおけるNRRL-Nr.B21661)、B.スブチリス品種アミロリケファシエンス(amyloliquefaciens)FZB24(例えば、Novozyme Biologicals、Inc.、USAからのTAEGRO(登録商標))、B.スブチリス品種アミロリケファシエンスD747(例えば、Certis LLC、USAからのDouble Nickel55)、バチルス・チューリンゲンシス亜種クルスタキSB4(例えば、Becker Underwood、南アフリカからのBETA PRO(登録商標))、ビューベリア・バシアナGHA(Laverlam Int.Corp.、USAからのBOTANIGARD(登録商標)22WGP)、B.バシアナ12256(例えば、Live Sytems Technology S.A.、コロンビアからのBIOEXPERT(登録商標)SC)、B.バシアナPRPI5339(昆虫病原性菌類培養物のUSDA ARS保存機関におけるARSEF第5339号)(例えば、Becker Underwood、南アフリカからのBROADBAND(登録商標))、ブラディリゾビウム属の種(Bradyrhizobium sp.)(例えば、Becker Underwood、USAからのVAULT(登録商標))、B.ジャポニクム(B.japonicum)(例えば、Becker Underwood、USAからのVAULT(登録商標))、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)I-82(例えば、Ecogen Inc.、USAからのASPIRE(登録商標))、カンジダ・サイトアナ(Candida saitoana)(例えば、Micro Flo Company、USA(BASF SE)およびArystaからのBIOCURE(登録商標)(リゾチームとの混合物中)およびBIOCOAT(登録商標))、キトサン(例えば、BotriZen Ltd.、NZからのARMOUR-ZEN)、クロノスタチス・ロゼアf.カテヌラタ(Clonostachys rosea f.catenulata)、またグリオクラディウム・カテニュレータム(Gliocladium catenulatum)と称される(例えば、分離株J1446:Verdera、フィンランドからのPRESTOP(登録商標))、コニオスリウム・ミニタンス(Coniothyrium minitans)CON/M/91-08(例えば、Prophyta、ドイツからのContans(登録商標)WG)、クリフォネクトリア・パラシチカ(Cryphonectria parasitica)(例えば、CNICM、フランスからのエンドティア・パラシティカ(Endothia parasitica))、クリプトコッカス・アルビダス(Cryptococcus albidus)(例えば、Anchor Bio-Technologies、南アフリカからのYIELD PLUS(登録商標))、エクロニア・マキシマ(Ecklonia maxima)(ケルプ(kelp))抽出物(例えば、Kelp Products Ltd、南アフリカからのKELPAK SL)、フザリウム・オキシスポルム(Fusarium oxysporum)(例えば、S.I.A.P.A.、イタリアからのBIOFOX(登録商標)、Natural Plant Protection、フランスからのFUSACLEAN(登録商標))、グロムス・イントララディケス(Glomus intraradices)(例えば、ITHEC、フランスからのMYC4000)、グロムス・イントララディケスRTI-801(例えば、Xtreme Gardening、USAまたはRTI Reforestation Technologies International、USAからのMYKOS)、グレープフルーツの種子および果肉の抽出物(例えば、Chemie S.A.、チリからのBC-1000)、セキキョウキンApopka-97(ATCC20874)(Certis LLC、USAからのPFR-97(商標))、レカニシリウム・マスカリウム(Lecanicillium muscarium)(旧ベルチシリウム・レカニイ)(例えば、Koppert BV、オランダからのMYCOTAL)、レカニシリウム・ロンギスポラムKV42およびKV71(例えば、Koppert BV、オランダからのVERTALEC(登録商標))、メタリジウム・アニソプリアエ品種アクリダムIMI330189(ヨーロッパ培養株保存機関CABIにおいて寄託されている)(例えば、Becker Underwood、南アフリカからのGREEN MUSCLE(登録商標))、M.アニソプリアエFI-1045(例えば、Becker Underwood Pty Ltd、豪州からのBIOCANE(登録商標))、M.アニソプリアエ品種アクリダムFI-985(例えば、Becker Underwood Pty Ltd、豪州からのGREEN GUARD(登録商標)SC)、M.アニソプリアエF52(例えば、MET52(登録商標)Novozymes Biologicals BioAg Group、カナダ)、M.アニソプリアエICIPE69(例えば、ICIPE、ケニアからのMETATHRIPOL)、メチニコビア・フルクチコラ(Metschnikowia fructicola)(例えば、Agrogreen、イスラエルからのSHEMER(登録商標))、ミクロドキウム・ジメルム(Microdochium dimerum)(例えば、Agrauxine、フランスからのANTIBOT(登録商標))、ニーム油(例えば、Certis LLC、USAからのTRILOGY(登録商標)、TRIACT(登録商標)70EC)、ペシロマイセス・フモソロセウス菌株FE9901(例えば、Natural Industries、Inc.、USAからのNO FLY(商標))、P.リラシヌスDSM15169(例えば、Live Systems Technology S.A.、コロンビアからのNEMATA(登録商標)SC)、P.リラシヌスBCP2(例えば、Becker Underwood BioAg SA Ltd、南アフリカからのPL GOLD)、パエニバチルス・アルベイ(Paenibacillus alvei)NAS6G6およびバチルス・プミルス(例えば、Becker Underwood、南アフリカからのBAC-UP)の混合物、ペニシリウム・ビライアエ(Penicillium bilaiae)(例えば、Novozymes Biologicals BioAg Group、カナダからのJUMP START(登録商標))、カミカワタケ(Phlebiopsis gigantea)(例えば、Verdera、フィンランドからのROTSTOP(登録商標))、ケイ酸カリウム(例えば、Certis LLC、USAからのSil-MATRIX(商標))、シュードザイマ・フロッキュローサ(Pseudozyma flocculosa)(例えば、Plant Products Co.Ltd.、カナダからのSPORODEX(登録商標))、ピシウム・オリガンドラム(Pythium oligandrum)DV74(例えば、Remeslo SSRO、Biopreparaty、チェコ共和国からのPOLYVERSUM(登録商標))、レイノウトリア・サクリネンシス(Reynoutria sachlinensis)抽出物(例えば、Marrone BioInnovations、USAからのREGALIA(登録商標))、リゾビウム・レグミノサルムbv.インゲンマメ(Rhizobium leguminosarum bv.phaseolii)(例えば、Becker Underwood、USAからのRHIZO-STICK)、R.l.トリフォリイ(trifolii)(例えば、Becker Underwood、USAからのDORMAL)、R.l.bv.ヴィシアエ(viciae)(例えば、Becker Underwood、USAからのNODULATOR)、シノリゾビウム・メリロッティ(Sinorhizobium meliloti)(例えば、Becker Underwood、USAからのDORMAL ALFALFA、Novozymes Biologicals BioAg Group、カナダからのNITRAGIN(登録商標)Gold)、ステイネルネマ・フェルチアエ(BioWorks、Inc.、USAからのNEMASHIELD(登録商標))、ストレプトマイセス・リジクス(Streptomyces lydicus)WYEC108(例えば、Natural Industries、Inc.、USAからのActinovate(登録商標)、US5,403,584)、S.バイオラセウスニガー(violaceusniger)YCED-9(例えば、Natural Industries、Inc.、USAからのDT-9(登録商標)、US5,968,503)、タラロマイセス・フラバス(Talaromyces flavus)V117b(例えば、Prophyta、ドイツからのPROTUS(登録商標))、トリコデルマ・アスペレルム(Trichoderma asperellum)SKT-1(例えば、クミアイ化学工業株式会社、日本からのECO-HOPE(登録商標))、T.アトロビリデ(atroviride)LC52(例えば、Agrimm Technologies Ltd、NZからのSENTINEL(登録商標))、T.フェルティレ(fertile)JM41R(例えば、Becker Underwood Bio Ag SA Ltd、南アフリカからのRICHPLUS(商標))、T.ハルジアナム(harzianum)T-22(例えば、PLANTSHIELD(登録商標)、Firma BioWorks Inc.、USA)、T.ハルジアナムTH35(例えば、Mycontrol Ltd.、イスラエルからのROOT PRO(登録商標))、T.ハルジアナムT-39(例えば、Mycontrol Ltd.、イスラエルおよびMakhteshim Ltd.、イスラエルからのTRICHODEX(登録商標)およびTRICHODERMA2000(登録商標))、T.ハルジアナムおよびT.ビリデ(viride)(例えば、Agrimm Technologies Ltd、NZからのTRICHOPEL)、T.ハルジアナムICC012およびT.ビリデICC080(例えば、Isagro Ricerca、イタリアからのREMEDIER(登録商標)WP)、T.ポリスポラム(polysporum)およびT.ハルジアナム(例えば、BINAB Bio-Innovation AB、スウェーデンからのBINAB(登録商標))、T.ストロマチクム(stromaticum)(例えば、C.E.P.L.A.C.、ブラジルからのTRICOVAB(登録商標))、T.ビレンス(virens)GL-21(またグリオクラディウム・ビレンス(Gliocladium virens)と称される)(例えば、Certis LLC、USAからのSOILGARD(登録商標))、T.ビリデ(例えば、Ecosense Labs.(インド)Pvt.Ltd.、IndienからのTRIECO(登録商標)、T.Stanes & Co.Ltd.、IndienからのBIO-CURE(登録商標)F)、T.ビリデTV1(例えば、Agribiotec srl、イタリアからのT.ビリデTV1)、ウロクラジウム・オウデマンシイ(Ulocladium oudemansii)HRU3(例えば、Botry-Zen Ltd、NZからのBOTRY-ZEN(登録商標))、バチルス・アミロリケファシエンスAP-136(NRRL B-50614)、B.アミロリケファシエンスAP-188(NRRL B-50615)、B.アミロリケファシエンスAP-218(NRRL B-50618)、B.アミロリケファシエンスAP-219(NRRL B-50619)、B.アミロリケファシエンスAP-295(NRRL B-50620)、B.モジャベンシス(mojavensis)AP-209(ナンバーNRRL B-50616)、B.ソリサルシ(solisalsi)AP-217(NRRL B-50617)、B.プミルス菌株INR-7(別にはBU-F22(NRRL B-50153)およびBU-F33(NRRL B-50185)と称される)、B.シンプレクス(simplex)ABU288(NRRL B-50340)およびB.アミロリケファシエンス亜種プランタルムMBI600(NRRL B-50595)は、とりわけ、US特許出願20120149571、WO2012/079073に記述されてきた。ビューベリア・バシアナDSM12256は、US200020031495から公知である。ブラディリゾビウム・ジャポニクム(Bradyrhizobium japonicum)USDAは、US特許7,262,151から公知である。スフェロデス・ミコパラシチカ(Sphaerodes mycoparasitica)IDAC301008-01(IDAC=カナダ保存機関の国際寄託当局)は、WO2011/022809から公知である。
受託番号NRRL B-50595を有するバチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルムMBI600は、菌株表示バチルス・スブチリス(Bacillus subtilis)1430で米国農務省に2011年11月10日に寄託されている。これはまたNational Collections of Industrial and Marine Bacteria Ltd.(NCIB)、Torry Research Station、P.O.Box31、135Abbey Road、Aberdeen、AB9 8DG、Scotlandに受託番号1237として1986年12月22日に寄託された。バチルス・アミロリケファシエンスMBI600は、Int.J.Microbiol.Res.ISSN0975-5276、3(2)(2011年)、120〜130頁から植物成長を促進させるイネ(rice)の種子処理として公知であり、例えば、US2012/0149571A1にさらに記載されている。この菌株MBI600は、液体配合物製品Integral(登録商標)として市販されている(Becker-Underwood Inc.、USA)。最近、菌株MBI 600は、伝統的なツール(例えば、培養をベースとする方法)ならびに分子的ツール(例えば、ジェノタイピングおよび脂肪酸分析)の混合に依存する古典的な微生物学的方法を合わせた多相試験に基づいて、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルムとして再分類されてきた。このように、バチルス・スブチリスMBI600(またはMBI 600もしくはMBI-600)は、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルムMBI600、旧バチルス・スブチリスMBI600と同一である。
メタリジウム・アニソプリアエIMI33は、製品Green GuardとしてBecker Underwoodから市販されている。M.アニソプリアエ変種アクリダム(acridium)菌株IMI330189(NRRL-50758)は、製品Green MuscleとしてBecker Underwoodから市販されている。
バチルス・スブチリス菌株FB17は、北米においてレッドビート(red beet)の根から当初単離された(System Appl.Microbiol、27(2004年)372〜379頁)。このバチルス・スブチリス菌株は、植物健康を促進する(US2010/0260735A1、WO2011/109395A2)。B.スブチリスFB17はまた、アメリカ培養株保存機関(ATCC)、Manassas、VA、USAに受託番号PTA-11857として2011年4月26日に寄託された。バチルス.スブチリス菌株FB17はまた、UD1022またはUD10-22と称し得る。
本発明の混合物の一実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、群II-M.Y-1〜II-M.Y-2から選択される。
II-M.Y-1:殺虫性、殺ダニ性、殺軟体動物性および/または殺線虫性の活性を有する微生物の殺有害生物剤:バチルス・フィルムスSt1582、B.チューリンゲンシス亜種イスラエレンシスSUM-6218、B.t.亜種ガレリアエSDS-502、B.t.亜種クルスタキ、ビューベリア・バシアナGHA、B.バシアナH123、B.バシアナDSM12256、B.バシアナPRPI5339、バークホルデリア属の種A396、クロモバクテリウム・サブツガエPRAA4-1T、シディア・ポモネラ顆粒病ウイルス分離株V22、セキキョウキンApopka-97、レカニシリウム・ロンギスポラムKV42、L.ロンギスポラム(longisporum)KV71、L.ムスカリウム(旧ベルチシリウム・レカニイ)、メタリジウム・アニソプリアエFI-985、M.アニソプリアエFI-1045、M.アニソプリアエF52、M.アニソプリアエICIPE69、M.アニソプリアエ品種アクリダムIMI330189、ペシロマイセス・フモソロセウスFE9901、P.リラシヌスDSM15169、P.リラシヌスBCP2、パエニバチルス・ポピリエDutky-1940(NRRL B-2309=ATCC14706)、P.ポピリエKLN3、P.ポピリエDutky1、パスツリア属の種Ph3、P.ニシザワエPN-1、P.レネフォルミスPr-3、P.ウサガエ、シュードモナス・フルオレッセンスCL145A、ステイネルネマ・フェルチアエ、ストレプトマイセス・ガルバス、
II-M.Y-2:殺虫性、殺ダニ性、殺軟体動物性、フェロモンおよび/または殺線虫性の活性を有する生化学的殺有害生物剤:L-カルボン、シトラール、(E,Z)-7,9-ドデカジエン-1-イルアセテート、ギ酸エチル、(E,Z)-2,4-エチルデカジエノエート(セイヨウナシエステル)、(Z,Z,E)-7,11,13-ヘキサデカトリエナール、酪酸ヘプチル、ミリスチン酸イソプロピル、ラバンズリルセネシオエート、2-メチル1-ブタノール、メチルユージノール、メチルジャスモネート、(E,Z)-2,13-オクタデカジエン-1-オール、(E,Z)-2,13-オクタデカジエン-1-オールアセテート、(E,Z)-3,13-オクタデカジエン-1-オール、R-1-オクテン-3-オール、ペンタテルマノン、ケイ酸カリウム、ソルビトールオクタノエート、(E,Z,Z)-3,8,11-テトラデカトリエニルアセテート、(Z,E)-9,12-テトラデカジエン-1-イルアセテート、Z-7-テトラデセン-2-オン、Z-9-テトラデセン-1-イルアセテート、Z-11-テトラデセナール、Z-11-テトラデセン-1-オール、黒アカシア抽出物、グレープフルーツの種子および果肉の抽出物、アリタソウの抽出物、キャットニップ油、ニーム油、キラヤ抽出物、マンジュギク油。
本発明の混合物の一実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、群II-M.Y-1から選択される。
本発明の混合物の一実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、II-M.Y-2から選択される。
本発明の混合物の一実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、バチルス・アミロリケファシエンス亜種プランタルムMBI600である。これらの混合物は、ダイズ(soybean)において特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、B.プミルス菌株INR-7である(別にBU-F22(NRRL B-50153)およびBU-F33(NRRL B-50185)と称される、WO2012/079073を参照されたい)。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシ(corn)において特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、バチルス・プミルス(Bacillus pumilus)、好ましくは、B.プミルス菌株INR-7である(別にBU-F22(NRRL B-50153)およびBU-F33(NRRL B-50185)と称される)。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシにおいて特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、バチルス・シンプレクス(Bacillus simplex)、好ましくは、B.シンプレクス菌株ABU288(NRRL B-50340)である。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシにおいて特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、トリコデルマ・アスペレルム、T.アトロビリデ、T.フェルティレ、T.ガムシイ(gamsii)、T.ハルマツム(harmatum)、T.ハルジアナムおよびT.ビリデの混合物、T.ポリスポラムおよびT.ハルジアナムの混合物、T.ストロマチクム、T.ビレンス(またグリオクラディウム・ビレンスと称される)およびT.ビリデ、好ましくは、トリコデルマ・フェルティレ(Trichoderma fertile)、特に、T.フェルティレ菌株JM41Rから選択される。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシにおいて特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、スフェロデス・ミコパラシチカ、好ましくは、スフェロデス・ミコパラシチカ菌株IDAC301008-01(菌株SMCD2220-01とまた称される)である。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシにおいて特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、ビューベリア・バシアナ、好ましくは、ビューベリア・バシアナ菌株PPRI5339である。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシにおいて特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIは、メタリジウム・アニソプリアエまたはM.アニソプリアエ品種アクリダムであり、好ましくは、Mアニソプリアエ(anisolpiae)菌株IMI33およびM.アニソプリアエ品種アクリダム菌株IMI330189から選択される。これらの混合物は、ダイズおよびトウモロコシにおいて特に適している。
本発明の混合物の別の実施形態によれば、バイオ殺有害生物剤IIとしてブラディリゾビウム属の種(任意のブラディリゾビウム属の種および/または菌株を意味する)は、ブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.ジャポニクム)である。これらの混合物は、ダイズにおいて特に適している。好ましくは、B.ジャポニクムは、菌株TA-11または532cの1つではない。B.ジャポニクム菌株を、当技術分野で公知の培地および発酵技術を使用して、例えば、酵母抽出物-マンニトールブロス(YEM)において27℃にて約5日間培養した。
様々なB.ジャポニクム菌株についての言及は、例えば、US7,262,151に記載されている(B.ジャポニクム菌株USDA110(=IITA2121、SEMIA5032、RCR3427、ARS I-110、Nitragin61A89、フロリダにおいて1959年にグリシン・マックス(Glycine max)から単離、血清群110、Appl Environ Microbiol、60、940〜94頁、1994年)、USDA31(=Nitragin61A164、ウィスコンシン、USAにおいて1941年にグリシン・マックスから単離、血清群31)、USDA76(1956年にカリフォルニア、USAにおいてグリシン・マックスから単離した菌株USDA74の植物継代、血清群76)、USDA121(オハイオ、USAにおいて1965年にグリシン・マックスから単離)、USDA3(バージニア、USAにおいて1914年にグリシン・マックスから単離、血清群6)およびUSDA136(=CB1809、SEMIA586、Nitragin61A136、RCR3407、Beltsville、メリーランドにおいて1961年にグリシン・マックスから単離、Appl Environ Microbiol、60、940〜94頁、1994年)。USDAは、米国農務省培養株保存機関、Beltsville、Md.、USAを指す(例えば、Beltsville Rhizobium Culture Collection Catalog、1987年3月、ARS-30を参照されたい)。さらなる適切なB.ジャポニクム菌株G49(INRA、Angers、フランス)は、特に、欧州、特に、フランスにおいて生育するダイズについて、Fernandez-Flouret、D.& Cleyet-Marel、J.C.(1987年)C R Acad Agric Fr、73、163〜171頁)に記載されている。さらなる適切なB.ジャポニクム菌株TA-11(TA11NOD+)(NRRL B-18466)は、とりわけ、US5,021,076、Appl Environ Microbiol(1990年)56、2399〜2403頁に記載されており、ダイズのための液体接種材料(VAULT(登録商標)NP、Becker Underwood、USA)として市販されている。バイオ殺有害生物剤IIについての例としてさらなるB.ジャポニクム菌株は、US2012/0252672Aに記載されている。さらなる適切で、特にカナダにおいて市販の菌株532c(Nitragin Company、Milwaukee、Wisconsin、USA、ウィスコンシンからの野生分離株、Nitragin菌株保存、第61A152号、Can J Plant Sci 70(1990年)、661〜666頁)。
他の適切および市販のB.ジャポニクム菌株(例えば、Appl Environ Microbiol、2007年、73(8)、2635頁を参照されたい)は、SEMIA566(北米の接種材料から1966年に単離され、ブラジルの市販の接種材料において1966〜1978年に使用される)、SEMIA586(=CB1809、Maryland、USAにおいて当初単離されたが、1966年にオーストラリアから受け取り、ブラジルの接種材料において1977年に使用される)、CPAC15(=SEMIA5079、1992年から市販の接種材料において使用されたSEMIA566の天然バリアント)およびCPAC7(=SEMIA5080、1992年から市販の接種材料において使用されたSEMIA586の天然バリアント)である。これらの菌株は特に、豪州または南米、特に、ブラジルにおいて生育するダイズに適している。上記の菌株のいくつかは、新規な種であるブラディリゾビウム・エルカニ(Bradyrhizobium elkanii)、例えば、菌株USDA76として再分類されてきた(Can. J. Microbiol.、1992年、38、501〜505頁)。
別の適切および市販のB.ジャポニクム菌株は、E-109である(菌株USDA138のバリアント、例えば、Eur. J. Soil Biol. 45(2009年)28〜35頁、Biol Fertil Soils(2011年)47:81〜89頁を参照されたい、Instituto de Microbiologia y Zoologia Agricola(IMYZA)、Instituto Nacional de Tecnologi'a Agropecuaria(INTA)、Castelar、アルゼンチンの農業保存試験施設に寄託されている)。この菌株は、南米、特に、アルゼンチンにおいて生育するダイズに特に適している。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがブラディリゾビウム・エルカニおよびブラディリゾビウム・リアオニンゲンス(Bradyrhizobium liaoningense)(B.エルカニ(B.elkanii)およびB.リアオニンゲンス)、より好ましくは、B.エルカニから選択される混合物に関する。これらの混合物は、ダイズにおいて特に適している。B.エルカニおよびリアオニンゲンスは、当技術分野で公知の培地および発酵技術を使用して、例えば、酵母抽出物-マンニトールブロス(YEM)中で27℃にて約5日間培養された。
適切および市販のB.エルカニ菌株は、SEMIA587およびSEMIA5019(=29W)(例えば、Appl Environ Microbiol、2007年、73(8)、2635頁を参照されたい)、ならびにUSDA3254およびUSDA76およびUSDA94である。さらなる市販のB.エルカニ菌株は、U-1301およびU-1302である(例えば、Novozymes Bio As S.A.、ブラジルからの製品Nitroagin(登録商標)Optimize、またはLAGE y Cia、ブラジルからのダイズについてNITRASEC)。これらの菌株は、豪州または南米、特に、ブラジルにおいて生育するダイズに特に適している。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがブラディリゾビウム・ジャポニクム(B.ジャポニクム)から選択され、化合物IIIをさらに含む混合物に関し、化合物IIIは、ジャスモン酸または、cis-ジャスモン、好ましくは、メチル-ジャスモネートまたはcis-ジャスモンを含めたその塩もしくは誘導体から選択される。
本発明はまた、混合物に関し、バイオ殺有害生物剤IIは、とりわけ、ササゲ(ヴィグナ・ウングイクラタ(Vigna unguiculata))、サイラトロ(siratro)(マクロプティリウム・アトロプルプレウム(Macroptilium atropurpureum))、ライマメ(lima bean)(ファセオルス・ルナツス(Phaseolus lunatus))、およびピーナッツ(peanut)(アラキス・ヒポゲア(Arachis hypogaea))に対する土地固有のササゲのブラディリゾビウムを含む、ササゲミセラニー(cowpea miscellany)交互接種群を説明するブラディリゾビウム属の種(アラキス(Arachis))(B.sp.アラキス)から選択される。バイオ殺有害生物剤IIとしてB.sp.アラキスを含むこの混合物は、ピーナッツ、ササゲ、リョクトウ(Mung bean)、モスビーン(Moth bean)、デューンビーン(Dune bean)、シマツルアズキ(Rice bean)、ジュウロクササゲ(Snake bean)および匍匐ササゲ(Creeping vigna)、特に、ピーナッツにおける使用に特に適している。
適切および市販のB.sp.(アラキス)菌株は、CB1015である(=IITA1006、インドにおいて恐らく当初集められたUSDA3446、オーストラリアの接種材料研究グループから、例えば、http://www.qaseeds.com.au/inoculant_applic.phpを参照されたい、Beltsville Rhizobium Culture Collection Catalog、1987年3月、USDA-ARS ARS-30)。これらの菌株は、豪州、北米または南米、特に、ブラジルにおいて生育するピーナッツに特に適している。さらなる適切な菌株は、ブラディリゾビウム属の種PNL01である(Becker Underwood、ISO Rep Marita McCreary、QCマネージャーPadma Somasageran、IDENTIFICATION OF RHIZOBIA SPECIES THAT CAN ESTABLISH NITROGEN-FIXING NODULES IN CROTALARIA LONGIROSTRATA。2010年4月29日、マサチューセッツアマースト大学:http://www.wpi.edu/Pubs/E-project/Available/E-project-042810-163614/unrestricted/Bisson.Mason._Identification_of_Rhizobia_Species_That_can_Establish_Nitrogen-Fixing_Nodules_in_Crotalia_Longirostrata.pdf)。
特に、ササゲおよびピーナッツについてではあるが、またダイズについての適切および市販のブラディリゾビウム属の種(アラキス)菌株は、ブラディリゾビウムSEMIA6144、SEMIA6462(=BR3267)およびSEMIA6464(=BR3262)である(FEPAGRO-MIRCEN、R.Goncalves Dias、570Porto Alegre-RS、90130-060、ブラジルにおいて寄託されている、例えば、FEMS Microbiology Letters(2010年)303(2)、123〜131頁、Revista Brasileira de Ciencia do Solo(2011年)35(3)、739〜742頁、ISSN0100-0683を参照されたい)。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがブラディリゾビウム属の種(アラキス)から選択され、化合物IIIをさらに含む混合物に関し、化合物IIIは、ジャスモン酸または、cis-ジャスモン、好ましくは、メチル-ジャスモネートまたはcis-ジャスモンを含めたその塩もしくは誘導体から選択される。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがブラディリゾビウム属の種(ルピナス(Lupine))(B.ルピニ(lupini)、B.ルピナスまたはリゾビウム・ルピニ(Rhizobium lupini)とまた称される)から選択される混合物に関する。この混合物は、乾燥豆およびルピナスにおける使用に特に適している。
適切および市販のB.ルピニ菌株は、LL13である(フランスの土壌からのノボリフジ(Lupinus iuteus)の根粒から単離、INRA、DijonおよびAngers、フランスにおいて寄託されている、http://agriculture.gouv.fr/IMG/pdf/ch20060216.pdf)。この菌株は、豪州、北米または欧州、特に、欧州において生育するルピナスに特に適している。
さらなる適切および市販のB.ルピニ菌株WU425(Esperance、西豪州においてオーストラリアのものではないマメ科植物のキバナツノウマゴヤシ(Ornthopus compressus)から単離)、WSM4024(2005年の調査の間に豪州においてCRSによってルピナスから単離)およびWSM471(Oyster Harbour、西豪州においてオルニソプス・ピナツス(Ornithopus pinnatus)から単離)は、例えば、Palta J.A.およびBerger J.B.(編)、2008年、Proceedings 12th International Lupin Conference、2008年9月14〜18日、Fremantle、Western Australia. International Lupin Association、Canterbury、New Zealand、47〜50、ISBN0-86476-153-8:http://www.lupins.org/pdf/conference/2008/Agronomy%20and%20Production/John%20Howieson%20and%20G%20OHara.pdf、Appl Environ Microbiol(2005年)71、7041〜7052頁およびAustralian J. Exp. Agricult.(1996年)36(1)、63〜70頁に記載されている。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがブラディリゾビウム属の種(ルピナス)(B.ルピニ)から選択され、化合物IIIをさらに含む混合物に関し、化合物IIIは、ジャスモン酸または、cis-ジャスモン、好ましくは、メチル-ジャスモネートまたはcis-ジャスモンを含めたその塩もしくは誘導体から選択される。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがメソリゾビウム(Mesorhizobium)属の種(任意のメソリゾビウム属の種および/または菌株を意味する)、より好ましくは、メソリゾビウム・シセリ(Mesorhizobium ciceri)から選択される混合物に関する。これらの混合物は、ササゲにおいて特に適している。
適切および市販のM.sp.菌株は、例えば、M.シセリCC1192(=UPM848、CECT5549、Horticultural Research Station、Gosford、豪州から、イスラエルにおいてヒヨコマメ(Cicer arietinum)の根粒から集めた、Can J Microbial(2002年)48、279〜284頁)およびメソリゾビウム属の種の菌株WSM1271(Sardinia、イタリアにおいて植物宿主ビセルラ・ペレシヌス(Biserrula pelecinus)から集めた)、WSM1497(Mykonos、ギリシャにおいて植物宿主ビセルラ・ペレシヌスから集めた)、M.ロティ(loti)菌株CC829(豪州におけるロトゥス・ペドゥンクラトゥス(Lotus pedunculatus)およびL.ウルギノスス(ulginosus)のための市販の接種材料、USAにおいてL.ウルギノススの根粒から単離)およびSU343(豪州においてロトゥス・コルニクラトゥス(Lotus corniculatus)のための市販の接種材料、USAにおいて宿主の根粒から単離)であり、これらの全ては、Western Australian Soil Microbiology(WSM)培養株保存機関、豪州および/またはCSIRO保存機関(CC)、Canberra、オーストラリア首都特別地域に寄託されている(例えば、Soil Biol Biochem(2004年)36(8)、1309〜1317頁、Plant and Soil(2011年)348(1-2)、231〜243頁を参照されたい)。
適切および市販のM.ロティ菌株は、例えば、ロトゥス・ペドゥンクラトゥスについてのM.ロティCC829である。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがブラディリゾビウム属の種(ルピナス)(B.ルピニ)から選択され、化合物IIIをさらに含む混合物に関し、化合物IIIは、ジャスモン酸または、cis-ジャスモン、好ましくは、メチル-ジャスモネートまたはcis-ジャスモンを含めたその塩もしくは誘導体から選択される。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがリゾビウム・フワクイ(Rhizobium huakuii)ともまた称されるメソリゾビウム・フワクイ(Mesorhizobium huakuii)から選択される混合物に関する(例えば、Appl. Environ. Microbiol.2011年、77(15)、5513〜5516頁を参照されたい)。これらの混合物は、アストラガルス(Astralagus)、例えば、アストラガルス・シニクス(Astalagus sinicus)(中国レンゲソウ(Chinese milkwetch))、サーモプシス(Thermopsis)、例えば、センダイハギ(Thermopsis luinoides)(ゴールデンバナー(Goldenbanner))および同様のものにおいて特に適している。
適切および市販のM.フワクイ(huakuii)菌株は、中国南部の稲作をしている農地におけるアストラガルス・シニクス(Astralagus sinicus)から単離されたHN3015である(例えば、World J. Microbiol. Biotechn. (2007年)23(6)、845〜851頁、ISSN0959-3993を参照されたい)。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがメソリゾビウム・フワクイから選択され、化合物IIIをさらに含む混合物に関し、化合物IIIは、ジャスモン酸または、cis-ジャスモン、好ましくは、メチル-ジャスモネートまたはcis-ジャスモンを含めたその塩もしくは誘導体から選択される。
本発明はまた、少なくとも1種のバイオ殺有害生物剤IIがアゾスピリルム・アマゾネンス(Azospirillum amazonense)、A.ブラシレンセ(brasilense)、A.リポフェルム(lipoferum)、A.イラケンス(irakense)、A.ハロプラエフェレンス(halopraeferens)から、より好ましくは、A.ブラシレンセから選択され、特に、ブラジルにおいて両方とも商業的に使用されており、EMBRAPA、ブラジルから入手可能であるA.ブラシレンセ菌株BR11005(SP245)およびAZ39から選択される混合物に関する。これらの混合物は、ダイズにおいて特に適している。
フメートは、レオナルダイトとして公知である褐炭および粘土の形態から抽出したフミン酸およびフルボ酸である。フミン酸は、腐植質ならびに他の有機的に由来する材料、例えば、ピートおよび特定の軟質炭において生じる有機酸である。これらは、植物によるホスフェートおよび微量栄養素の取込みにおける肥料効率、ならびに植物の根系の発生の促進を増加させることを示してきた。
ジャスモン酸の塩(ジャスモネート)または誘導体には、これらに限定されないが、ジャスモン酸塩、カリウムジャスモネート、ナトリウムジャスモネート、リチウムジャスモネート、アンモニウムジャスモネート、ジメチルアンモニウムジャスモネート、イソプロピルアンモニウムジャスモネート、ジオールアンモニウムジャスモネート、ジエトトリエタノールアンモニウムジャスモネート、ジャスモン酸メチルエステル、ジャスモン酸アミド、ジャスモン酸メチルアミド、ジャスモン酸-L-アミノ酸(アミド-結合)コンジュゲート(例えば、L-イソロイシン、L-バリン、L-ロイシン、またはL-フェニルアラニンとのコンジュゲート)、12-オキソ-フィトジエン酸、コロナチン、コロナファコイル-L-セリン、コロナファコイル-L-トレオニン、1-オキソ-インダノイル-イソロイシンのメチルエステル、1-オキソ-インダノイル-ロイシンのメチルエステル、コロナロン(2-[(6-エチル-l-オキソ-インダン-4-カルボニル)-アミノ]-3-メチル-ペンタン酸メチルエステル)、リノール酸またはその誘導体およびcis-ジャスモン、または上記のいずれかの組合せが含まれる。
一実施形態によれば、微生物の殺有害生物剤は、本明細書に定義されているようなそれぞれの微生物の単離した純粋な培養物だけでなく、その細胞非含有の抽出物、全ブロス培養物中のその懸濁液、または代謝物含有上清、または微生物もしくは微生物菌株の全ブロス培養物から得た精製した代謝物をまた包含する。
さらなる実施形態によれば、微生物の殺有害生物剤は、本明細書に定義されているようなそれぞれの微生物の単離した純粋な培養物だけでなく、その細胞非含有の抽出物もしくは少なくとも1種のその代謝物、ならびに/または全てのその同定する特徴を有するそれぞれの微生物の変異体、およびまた変異体の細胞非含有の抽出物または少なくとも1種の代謝物をまた包含する。
「全ブロス培養物」は、細胞および培地の両方を含有する液体培養物を指す。
「上清」は、ブロス中で増殖した細胞が遠心分離、濾過、沈降、または当技術分野で周知の他の手段によって除去されたとき、残った液体ブロスを指す。
「代謝物」という用語は、植物成長、植物の水使用の効率、植物健康、植物の外見、または植物活性の周りの土壌中の有益な微生物の集団を改善する微生物(例えば、菌類および細菌)によって生成された任意の化合物、物質または副生成物を指す。
「変異体」という用語は、直接の変異体の選択によって得た微生物を指すが、さらに変異誘発またはその他の点で操作された(例えば、プラスミドの導入によって)微生物をまた含む。したがって、実施形態は、それぞれの微生物の変異体、バリアント、ならびに/または誘導体、天然および人工的に誘発された変異体の両方を含む。例えば、変異体は、通常の方法を使用して、微生物を公知の変異原、例えば、N-メチル-ニトロソグアニジンに供することによって誘発し得る。
本発明によれば、バイオ殺有害生物剤(油、例えば、ニーム油、マンジュギク油などを例外として)の固体材料(乾物)は、活性構成要素と考えられる(例えば、微生物の殺有害生物剤の液体配合物の場合、抽出培地または懸濁培地の乾燥または蒸発の後に得られる)。
本発明によると、生物学的抽出物、例えば、キラヤ抽出物のために本明細書において使用される重量比および百分率は、それぞれの抽出物(複数可)の乾燥した内容物(固体材料)の全重量に基づく。
微生物の殺有害生物剤について、重量比および/または百分率は、それぞれのバイオ殺有害生物剤の調製物の総重量を指し、少なくとも1×106CFU/g(「1グラムの総重量当たりのコロニー形成単位」)、好ましくは、少なくとも1×108CFU/g、さらにより好ましくは、1×108〜1×1012CFU/gの乾物を伴う。コロニー形成単位は、生存している微生物細胞、特に、菌類細胞および細菌細胞の尺度である。さらに、ここでCFUはまた、(昆虫病原性の)線虫バイオ殺有害生物剤、例えば、ステイネルネマ・フェルチアエの場合、(幼若の)個々の線虫の数と理解し得る。
本明細書において、微生物の殺有害生物剤は、任意の生理的状態、例えば、活性状態または休眠状態で供給し得る。このような休眠活性構成要素は、例えば、凍結されて、乾燥されて、もしくは凍結乾燥されて、もしくは部分的に乾燥保存されて(これらの部分的に乾燥保存された生物を生成する手順は、WO2008/002371に記載されている)、または胞子の形態で供給し得る。
活性状態の生物として使用される微生物の殺有害生物剤は、さらなる添加物または材料を伴わないで、または適切な栄養素混合物と組み合わせて、増殖培地中で送達することができる。
さらなる実施形態によれば、微生物の殺有害生物剤は、休眠状態で、より好ましくは、胞子の形態で送達および配合される。
構成要素2として微生物の殺有害生物剤を含む組成物の総重量比は、構成要素1)の固体材料(乾物)の全重量に基づいて、構成要素2)のCFUの量を使用して決定することができ、下記の1×109CFUは、1グラムの構成要素2)の総重量に等しいという等式によって構成要素2)の総重量を計算する。
一実施形態によれば、微生物の殺有害生物剤を含む組成物は、1グラムの組成物の総重量当たり、0.01〜90%(w/w)の構成要素1)の乾物(固体材料)、および1×105CFU〜1×1012CFUの構成要素2)を含む。
別の実施形態によれば、微生物の殺有害生物剤を含む組成物は、1グラムの組成物の総重量当たり、5〜70%(w/w)の構成要素1)の乾物(固体材料)、および1×106CFU〜1×1010CFUの構成要素2)を含む。
別の実施形態によれば、1つの構成要素が微生物の殺有害生物剤である組成物は、1グラムの組成物の総重量当たり、25〜70%(w/w)の構成要素1)の乾物(固体材料)、および1×107CFU〜1×109CFUの構成要素2)を含む。
微生物の殺有害生物剤を含む混合物の場合、施用量は好ましくは、約1×106〜5×1015(またはそれ超)CFU/haの範囲である。好ましくは、胞子濃度は、約1×107〜約1×1011CFU/haである。微生物の殺有害生物剤として(昆虫病原性)線虫(例えば、ステイネルネマ・フェルチアエ)の場合、施用量は好ましくは、約1×105〜1×1012(またはそれ超)、より好ましくは、1×108〜1×1011、さらにより好ましくは、5×108〜1×1010の(例えば、卵の形態、幼若または任意の他の生体の段階、好ましくは、感染性の幼若段階の)個体/haの範囲である。
微生物の殺有害生物剤を含む混合物の場合、植物繁殖材料に関して施用量は、好ましくは、約1×106〜1×1012(またはそれ超)CFU/種子の範囲である。好ましくは、濃度は、約1×106〜約1×1011CFU/種子である。微生物の殺有害生物剤の場合、植物繁殖材料に関して施用量はまた好ましくは、100kgの種子当たり約1×107〜1×1014(またはそれ超)CFU、好ましくは、100kgの種子当たり1×109〜約1×1011CFUの範囲である。
下記の混合物が好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、上記に定義されているような群II-M.2(GABA作動性クロライドチャネルアンタゴニスト)から選択される化合物IIが好ましく、特に、群II-M.2B(フィプロール)、特に好ましいのはエチプロールおよびフィプロニルである。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてフィプロニルとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、上記に定義されているような群II-M.3(ナトリウムチャネルモジュレーター)から選択される化合物IIが好ましく、特に、群II-M.3A(ピレスロイド)、特に好ましいのはアルファシペルメトリンおよびシハロトリンである。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてアルファシペルメトリンとの混合物が特に好ましい。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてシハロトリンとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、上記に定義されているような群II-M.4Aから選択される化合物II(ネオニコチノイド)、特に、クロチアニジン、ジノテフラン、イミダクロプリド、チアクロプリド、またはチアメトキサムが好ましい。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてチアメトキサムとの混合物が特に好ましい。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてクロチアニジンとの混合物が、また好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてジノテフランの混合物が、また好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてイミダクロプリドの混合物が、また好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてチアクロプリドの混合物が、また好ましい。式Iの化合物と化合物IIとしてスルホキサフロルの混合物がまた好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.5(ニコチン性アセチルコリン受容体アロステリックアクチベーター)から選択され、好ましくは、スピノサドまたはスピネトラムである。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.6(クロライドチャネルアクチベーター)から選択され、好ましくは、アベルメクチンである。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてアバメクチンとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.9(選択的同翅類摂食遮断薬)から選択され、好ましくは、ピメトロジンまたはフロニカミドである。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてピメトロジンとの混合物が特に好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてフロニカミドとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.13(プロトン勾配の撹乱による酸化的リン酸化の脱共役剤)から選択され、好ましくは、クロルフェナピルである。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてクロルフェナピルとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.16(キチン生合成タイプ1の阻害剤)から選択され、好ましくは、ブプロフェジンである。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.22(電位依存性ナトリウムチャネル遮断薬)から選択され、好ましくは、メタフルミゾンである。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.23(アセチルCoAカルボキシラーゼの阻害剤)から選択され、好ましくは、テトロン酸またはテトラミン酸誘導体、スピロジクロフェン、スピロメシフェンまたはスピロテトラマトである。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてテトロン酸との混合物が好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてテトラミン酸との混合物がまた好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてテトラミン酸との混合物がまた好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、群II-M.26(リアノジン受容体モジュレーター)から選択され、好ましくは、クロラントラニリプロールまたはシアントラニリプロールである。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてクロラントラニリプロールとの混合物が特に好ましい。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてシアントラニリプロールとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、本発明の一実施形態において、化合物IIは、スルホキサフロルである。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてスルホキサフロルとの混合物が特に好ましい。
本発明の別の実施形態において、化合物IIは、化合物II-M.X.2である。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとして化合物II-M.X.2との混合物が特に好ましい。
化合物II-M.X.2は、シクロプロパン酢酸、1,1'-[(3S,4R,4aR,6S,6aS,12R,12aS,12bS)-4-[[(2-シクロプロピルアセチル)オキシ]メチル]-1,3,4,4a,5,6,6a,12,12a,12b-デカヒドロ-12-ヒドロキシ-4,6a,12b-トリメチル-11-オキソ-9-(3-ピリジニル)-2H,11H-ナフト[2,1-b]ピラノ[3,4-e]ピラン-3,6-ジイル]エステルである。
Figure 2015532274
本発明の別の実施形態において、それと一緒に本発明の目的によって式Iの化合物を使用し得、かつそれによって使用の方法に関して潜在的な相乗効果を生じ得る化合物(II)殺有害生物剤は、以下からなる群Fから選択される。
F.I) 呼吸阻害剤
F.I-1) 下記を含めたストロビルリンの群から選択されるQo部位における複合体IIIの阻害剤:アゾキシストロビン、クメトキシストロビン、クモキシストロビン、ジモキシストロビン、エネストロブリン、フルオキサストロビン、クレソキシムメチル、マンデストロビン、メトミノストロビン、オリサストロビン、ピコキシストロビン、ピラクロストロビン、ピラメトストロビン、ピラオキシストロビン、ピリベンカルブ、トリクロピリカルブ/クロロジンカルブ、トリフロキシストロビン、2-[2-(2,5-ジメチル-フェノキシメチル)-フェニル]-3-メトキシ-アクリル酸メチルエステルおよび2(2-(3-(2,6-ジクロロフェニル)-1-メチル-アリリデンアミノオキシメチル)-フェニル)-2-メトキシイミノ-Nメチル-アセトアミド、
ファモキサドン、フェナミドンから選択されるオキサゾリジンジオンおよびイミダゾリノン、
F.I-2) 下記を含めたカルボキサミドの群から選択される複合体IIの阻害剤:
ベンダニル、ベンゾビンジフルピル、ビキサフェン、ボスカリド、カルボキシン、フェンフラム、フェンヘキサミド、フルオピラム、フルトラニル、フラメトピル、イソフェタミド、イソピラザム、イソチアニル、メプロニル、オキシカルボキシン、ペンフルフェン、ペンチオピラド、セダキサン、テクロフタラム、チフルザミド、チアジニル、2-アミノ-4 メチル-チアゾール-5-カルボキサニリド、N-(3',4',5' トリフルオロビフェニル-2 イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4 カルボキサミド(フルキサピロキサド)、N-(4'-トリフルオロメチルチオビフェニル-2-イル)-3 ジフルオロメチル-1-メチル-1H ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(2-(1,3,3-トリメチル-ブチル)-フェニル)-1,3-ジメチル-5 フルオロ-1H-ピラゾール-4 カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(トリフルオロメチル)-1-メチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、1,3-ジメチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(トリフルオロメチル)-1,5-ジメチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(ジフルオロメチル)-1,5-ジメチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、3-(トリフルオロメチル)-1,5-ジメチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、1,3,5-トリメチル-N-(1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)ピラゾール-4-カルボキサミド、N-(7-フルオロ-1,1,3-トリメチルインダン-4-イル)-1,3-ジメチル-ピラゾール-4-カルボキサミド、N-[2-(2,4-ジクロロフェニル)-2-メトキシ-1-メチル-エチル]-3-(ジフルオロメチル)-1-メチル-ピラゾール-4-カルボキサミドから選択されるカルボキサニリド、
F.I-3) 下記を含めたQi部位における複合体IIIの阻害剤:シアゾファミド、アミスルブロム、[(3S,6S,7R,8R)-8-ベンジル-3-[(3-アセトキシ-4-メトキシ-ピリジン-2-カルボニル)アミノ]-6-メチル-4,9-ジオキソ-1,5-ジオキソナン-7-イル]2-メチルプロパノエート、[(3S,6S,7R,8R)-8-ベンジル-3-[[3-(アセトキシメトキシ)-4-メトキシ-ピリジン-2-カルボニル]アミノ]-6-メチル-4,9-ジオキソ-1,5-ジオキソナン-7-イル]2-メチルプロパノエート、[(3S,6S,7R,8R)-8-ベンジル-3-[(3-イソブトキシカルボニルオキシ-4-メトキシ-ピリジン-2-カルボニル)アミノ]-6-メチル-4,9-ジオキソ-1,5-ジオキソナン-7-イル]2-メチルプロパノエート、[(3S,6S,7R,8R)-8-ベンジル-3-[[3-(1,3-ベンゾジオキソール-5-イルメトキシ)-4-メトキシ-ピリジン-2-カルボニル]アミノ]-6-メチル-4,9-ジオキソ-1,5-ジオキソナン-7-イル]2-メチルプロパノエート、(3S,6S,7R,8R)-3-[[(3-ヒドロキシ-4-メトキシ-2-ピリジニル)カルボニル]アミノ]-6-メチル-4,9-ジオキソ-8-(フェニルメチル)-1,5-ジオキソナン-7-イル2-メチルプロパノエート、
F.I-4) 下記を含めた他の呼吸阻害剤(複合体Iアンカップラー):ジフルメトリム、(5,8-ジフルオロキナゾリン-4-イル)-{2-[2-フルオロ-4-(4-トリフルオロメチルピリジン-2-イルオキシ)-フェニル]-エチル}-アミン、テクナゼン、アメトクトラジン、シルチオファム、
およびビナプアクリル、ジノブトン、ジノカップ、フルアジナム、フェリムゾン、ニトロタール-イソプロピルから選択されるニトロフェニル誘導体、
およびフェンチン-アセテート、フェンチンクロライドまたはフェンチンヒドロキシドを含めたフェンチン塩から選択される有機金属化合物、
F.II) ステロール生合成阻害剤(SBI殺菌類剤)、
F.II-1) 下記を含めたC14デメチラーゼ阻害剤:
アザコナゾール、ビテルタノール、ブロムコナゾール、シプロコナゾール、ジフェノコナゾール、ジニコナゾール、ジニコナゾール-M、エポキシコナゾール、フェンブコナゾール、フルキンコナゾール、フルシラゾール、フルトリアホール、ヘキサコナゾール、イミベンコナゾール、イプコナゾール、メトコナゾール、ミクロブタニル、パクロブトラゾール、ペンコナゾール、プロピコナゾール、プロチオコナゾール、シメコナゾール、テブコナゾール、テトラコナゾール、トリアジメホン、トリアジメノール、トリチコナゾール、ウニコナゾール、1-[rel-(2S;3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-オキシラニルメチル]-5-チオシアナト-1H-[1,2,4]トリアゾール、2-[rel-(2S;3R)-3-(2-クロロフェニル)-2-(2,4-ジフルオロフェニル)-オキシラニルメチル]-2H-[1,2,4]トリアゾール-3-チオール、2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ペンタン-2-オール、1-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-シクロプロピル-2-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)エタノール、2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-3-メチル-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オール、2-[2-クロロ-4-(4-クロロフェノキシ)フェニル]-3-メチル-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ブタン-2-オール、2-[4-(4-クロロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)ペンタン-2-オール、2-[4-(4-フルオロフェノキシ)-2-(トリフルオロメチル)フェニル]-1-(1,2,4-トリアゾール-1-イル)プロパン-2-オールから選択されるトリアゾール、
ならびにイマザリル、ペフラゾエート、オキスポコナゾール、プロクロラズ、トリフルミゾールから選択されるイミダゾール、
ならびにフェナリモル、ヌアリモール、ピリフェノックス、トリフォリン、[3-(4-クロロ-2-フルオロ-フェニル)-5-(2,4-ジフルオロフェニル)イソオキサゾール-4-イル]-(3-ピリジル)メタノールから選択されるピリミジン、ピリジンおよびピペラジン、
F.II-2) 下記を含めたデルタ14-レダクターゼ阻害剤:
アルジモルフ、ドデモルフ、ドデモルフ-アセテート、フェンプロピモルフ、トリデモルフから選択されるモルホリン、
およびフェンプロピディン、ピペラリンから選択されるピペリジン、
およびスピロキサミンから選択されるスピロケタールアミン、
F.II-3) 下記を含めた3-ケトレダクターゼの阻害剤:フェンヘキサミドから選択されるヒドロキシアニリド、
F.III) 核酸合成阻害剤
F.III-1) 下記を含めたRNA、DNA合成阻害剤:
ベナラキシル、ベナラキシル-M、キララキシル、メタラキシル、メタラキシル-M(メフェノキサム)、オフレース、オキサジキシルから選択されるフェニルアミドまたはアシルアミノ酸殺菌類剤、
ならびにヒメキサゾール、オクチリノンから選択されるイソオキサゾールおよびイソチアゾロン、
F.III-2) オキソリン酸から選択されるDNAトポイソメラーゼ阻害剤、
F.III-3) ブピリメートから選択されるヒドロキシ(2-アミノ)-ピリミジンを含めた、ヌクレオチド代謝阻害剤、
F.IV) 細胞分裂および/または細胞骨格の阻害剤、
F.IV-1) 下記を含めたチューブリン阻害剤:
ベノミル、カルベンダジム、フベリダゾール、チアベンダゾール、チオファネート-メチルから選択されるベンゾイミダゾールおよびチオファネート、
および5-クロロ-7(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5a]ピリミジンから選択されるトリアゾロピリミジン、
F.IV-2)下記を含めた他の細胞分裂阻害剤:ジエトフェンカルブ、エタボキサム、ペンシクロン、フルオピコリド、ゾキサミドから選択されるベンズアミドおよびフェニルアセトアミド、
F.IV-3) 下記を含めたアクチン阻害剤:メトラフェノン、ピリオフェノンから選択されるベンゾフェノン、
F.V) アミノ酸およびタンパク質合成の阻害剤
F.V-1) 下記を含めたメチオニン合成阻害剤:シプロジニル、メパニピリム、ニトラピリン、ピリメタニルから選択されるアニリノ-ピリミジン、
F.V-2) 下記を含めたタンパク質合成阻害剤:ブラストサイジン-S、カスガマイシン、カスガマイシン塩酸塩-水和物、ミルジオマイシン、ストレプトマイシン、オキシテトラサイクリン、ポリオキシン、バリダマイシンAから選択される抗生物質、
F.VI) シグナル伝達阻害剤
F.VI-1) 下記を含めたMAP/ヒスチジンキナーゼ阻害剤:フルオロイミド、イプロジオン、プロシミドン、ビンクロゾリンから選択されるジカルボキシミド、
およびフェンピクロニル、フルジオキソニルから選択されるフェニルピロール、
F.VI-2) 下記を含めたGタンパク質阻害剤:キノキシフェンから選択されるキノリン、
F.VII) 脂質および膜合成阻害剤、
F.VII-1) 下記を含めたリン脂質生合成阻害剤:エディフェンホス、イプロベンホス、ピラゾホスから選択される有機リン化合物、
およびイソプロチオランから選択されるジチオラン、
F.VII-2) 下記を含めた脂質過酸化:
ジクロラン、キントゼン、テクナゼン、トルクロホスメチル、ビフェニル、クロロネブ、エトリジアゾールから選択される芳香族炭化水素、
F.VII-3) 下記を含めたカルボキシル酸アミド(CAA殺菌類剤):
ジメトモルフ、フルモルフ、マンジプロパミド、ピリモルフから選択されるケイ皮酸またはマンデル酸アミド、
およびベンチアバリカルブ、イプロバリカルブ、ピリベンカルブ、バリフェナレートおよびN-(1-(1-(4-シアノ-フェニル)エタンスルホニル)-ブタ-2-イル)カルバミン酸-(4-フルオロフェニル)エステルから選択されるバリンアミドカルバメート、
F.VII-4) プロパモカルブ、プロパモカルブ塩酸塩から選択されるカルバメートを含む、細胞膜透過性および脂肪酸に影響を与える化合物、
F.VII-5) 脂肪酸アミドヒドロラーゼ阻害剤:1-[4-[4-[5-(2,6-ジフルオロフェニル)-4,5-ジヒドロ-3-イソオキサゾリル]-2-チアゾリル]-1-ピペリジニル]-2-[5-メチル-3-(トリフルオロメチル)-1H-ピラゾール-1-イル]エタノン、
F.VIII) 多部位作用を有する阻害剤、
F.VIII-1) ボルドー液、酢酸銅、水酸化銅、オキシ塩化銅、塩基性硫酸銅、硫黄から選択される無機活性物質、
F.VIII-2) ファーバム、マンコゼブ、マネブ、メタム、メタスルホカルブ、メチラム、プロビネブ、チラム、ジネブ、ザイラムから選択されるチオカルバメートおよびジチオカルバメート、
F.VIII-3) 下記を含めた有機塩素化合物:アリラジン、クロロタロニル、カプタホール、キャプタン、ホルペット、ジクロフルアニド、ジクロロフェン、フルスルファミド、ヘキサクロロベンゼン、ペンタクロロフェノールおよびその塩、フタリド、トリルフルアニド、N-(4-クロロ-2-ニトロ-フェニル)-N-エチル-4-メチル-ベンゼンスルホンアミドから選択されるフタルイミド、スルファミド、クロロニトリル、
F.VIII-4) グアニジン、ドジン、ドジン遊離塩基、グアザチン、グアザチン-アセテート、イミノクタジン、イミノクタジン-トリアセテート、イミノクタジン-トリス(アルベシレート)、ジチアノン、2,6-ジメチル-1H,5H-[1,4]ジチイノ[2,3-c:5,6-c']ジピロール-1,3,5,7(2H,6H)-テトラオンから選択されるグアニジン、
F.VIII-5) ジチアノンから選択されるアントラキノン、
F.IX) 細胞壁合成阻害剤、
F.IX-1) バリダマイシン、ポリオキシンBから選択されるグルカン合成の阻害剤、
F.IX-2) ピロキロン、トリシクラゾール、カルプロパミド、ジシクロメト、フェノキサニルから選択されるメラニン合成阻害剤、
F.X) 植物防御誘発剤、
F.X-1) アシベンゾラル-S-メチルから選択されるサリチル酸経路、
F.X-2) 下記を含めたプロベナゾール、イソチアニル、チアジニル、プロヘキサジオン-カルシウムから選択されるその他のもの、
ホセチル、ホセチル-アルミニウム、亜リン酸およびその塩から選択されるホスホネート、
F.XI) 未知の作用様式:
ブロノポル、チノメチオナート、シフルフェナミド、シモキサニル、ダゾメット、デバカルブ、ジクロメジン、ジフェンゾコート、ジフェンゾコート-メチルスルフェート、ジフェニルアミン、フェンピラザミン、フルメトバー、フルスルファミド、フルチアニル、メタスルホカルブ、ニトラピリン、ニトロタールイソプロピル、オキサチアピプロリン、オキシン銅、プロキナジド、テブフロキン、テクロフタラム、トリアゾキシド、2-ブトキシ-6-ヨード-3-プロピルクロメン-4-オン、N-(シクロプロピルメトキシイミノ- (6-ジフルオロ-メトキシ-2,3-ジフルオロ-フェニル)-メチル)-2-フェニル アセトアミド、N'-(4-(4-クロロ-3-トリフルオロメチル-フェノキシ)-2,5-ジメチル-フェニル)-N-エチル-N メチルホルムアミジン、N' (4-(4-フルオロ-3-トリフルオロメチル-フェノキシ)-2,5-ジメチル-フェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、N'-(2-メチル-5-トリフルオロメチル-4-(3-トリメチルシラニル-プロポキシ)-フェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、N'-(5-ジフルオロメチル-2 メチル-4-(3-トリメチルシラニル-プロポキシ)-フェニル)-N-エチル-N-メチルホルムアミジン、2-{1-[2-(5-メチル-3-トリフルオロメチル-ピラゾール-1-イル)-アセチル]-ピペリジン-4-イル}-チアゾール-4-カルボン酸メチル-(1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフタレン-1-イル)-アミド、2-{1-[2-(5-メチル-3-トリフルオロメチル-ピラゾール-1-イル)-アセチル]-ピペリジン-4-イル}-チアゾール-4-カルボン酸 メチル-(R)-1,2,3,4-テトラヒドロ-ナフタレン-1-イル-アミド、メトキシ-酢酸 6-tert-ブチル-8-フルオロ-2,3-ジメチル-キノリン-4-イルエステルおよびN-メチル-2-{1-[(5-メチル-3-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール-1-イル)-アセチル]-ピペリジン-4-イル}-N-[(1R)-1,2,3,4-テトラヒドロナフタレン-1-イル]-4-チアゾールカルボキサミド、3-[5-(4-クロロ-フェニル)-2,3-ジメチル-イソオキサゾリジン-3 イル]-ピリジン、ピリソオキサゾール、5-アミノ-2-イソプロピル-3-オキソ-4-オルト-トリル-2,3-ジヒドロ-ピラゾール-1カルボチオ酸S-アリルエステル、N-(6-メトキシ-ピリジン-3-イル)シクロプロパンカルボン酸アミド、5-クロロ-1 (4,6-ジメトキシ-ピリミジン-2-イル)-2-メチル-1H-ベンゾイミダゾール、2-(4-クロロ-フェニル)-N-[4-(3,4-ジメトキシ-フェニル)-イソオキサゾール-5-イル]-2-プロパ-2-イニルオキシ-アセトアミド、エチル (Z) 3 アミノ-2-シアノ-3-フェニル-プロパ-2-エノエート、tert-ブチル N-[6-[[(Z)-[(1-メチルテトラゾール-5-イル)-フェニル-メチレン]アミノ]オキシメチル]-2-ピリジル]カルバメート、ペンチル N-[6-[[(Z)-[(1-メチルテトラゾール-5-イル)-フェニル-メチレン]アミノ]オキシメチル]-2-ピリジル]カルバメート、2-[2-[(7,8-ジフルオロ-2-メチル-3-キノリル)オキシ]-6-フルオロ-フェニル]プロパン-2-オール、2-[2-フルオロ-6-[(8-フルオロ-2-メチル-3-キノリル)オキシ]フェニル]プロパン-2-オール、3-(5-フルオロ-3,3,4,4-テトラメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノリン、3-(4,4-ジフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノリン、3-(4,4,5-トリフルオロ-3,3-ジメチル-3,4-ジヒドロイソキノリン-1-イル)キノリン、
F.XII) 成長調節剤:
アブシジン酸、アミドクロル、アンシミドール、6-ベンジルアミノプリン、ブラシノライド、ブトラリン、クロルメコート(クロルメコートクロリド)、塩化コリン、シクラニリド、ダミノジド、ジケグラック、ジメチピン、2,6-ジメチルプリジン、エテホン、フルメトラリン、フルルプリミドール、フルチアセット、ホルクロルフェニュロン、ジベレリン酸、イナベンフィド、インドール-3-酢酸、マレイン酸ヒドラジド、メフルイジド、メピコート(メピコートクロリド)、ナフタレン酢酸、N6ベンジルアデニン、パクロブトラゾール、プロヘキサジオン(プロヘキサジオン-カルシウム)、プロヒドロジャスモン、チアジアズロン、トリアペンテノール、トリブチルホスホロトリチオエート、2,3,5トリヨード安息香酸、トリネキサパック-エチルおよびウニコナゾール、
F.XIII) バイオ殺有害生物剤
F.XIII-1) 殺菌類性、殺菌性、殺ウイルス性および/または植物防御アクチベーター活性を有する微生物の殺有害生物剤:アンペロマイセス・キスカリス、アスペルギルス・フラバス、アウレオバシジウム・プルランス、バチルス・アミロリケファシエンス、B.モジャベンシス、B.プミルス、B.シンプレクス、B.ソリサルシ、B.スブチリス、B.スブチリス品種アミロリケファシエンス、カンジダ・オレオフィラ(Candida oleophila)、C.サイトアナ、クラビバクテル・ミシガネンシス(Clavibacter michiganensis)(バクテリオファージ)、コニオスリウム・ミニタンス、クリフォネクトリア・パラシチカ、クリプトコッカス・アルビダス、フザリウム・オキシスポルム、クロノスタチス・ロゼアf.カテヌラタ(またグリオクラディウム・カテニュレータムと称される)、グリオクラディウム・ロゼウム(Gliocladium roseum)、メチニコビア・フルクチコラ、ミクロドキウム・ジメルム、パエニ-バチルスポリミキサ(Paeni-bacillus polymyxa)、パントエア・アグロメランス(Pantoea agglomerans)、カミカワタケ、シュードザイマ・フロッキュローサ、ピシウム・オリガンドラム、スフェロデス・ミコパラシチカ、ストレプトマイセス・リジクス、S.バイオラセウスニガー、タラロマイセス・フラバス、トリコデルマ・アスペレルム、T.アトロビリデ、T.フェルティレ、T.ガムシイ、T.ハルマツム、T.ハルジアナムおよびT.ビリデの混合物、T.ポリスポラムおよびT.ハルジアナムの混合物、T.ストロマチクム、T.ビレンス(またグリオクラディウム・ビレンスと称される)、T.ビリデ、ティフラ・ファコリーザ(Typhula phacorrhiza)、ウロクラジウム・オウデマ(Ulocladium oudema)、U.オウデマンシイ(oudemansii)、ベルチシリウムダーリエ(Verticillium dahlia)、ズッキーニ黄斑モザイクウイルス(zucchini yellow mosaic virus)(弱毒性菌株)、
F.XIII-2) 殺菌類性、殺菌性、殺ウイルス性および/または植物防御アクチベーター活性を有する生化学的殺有害生物剤:キトサン(加水分解産物)、ジャスモン酸またはその塩もしくは誘導体、ラミナリン、メンハーデン魚油、ナタマイシン、プラムポックス(Plum pox)ウイルスコートタンパク質、レイノウトリア・サクリネンシス抽出物、サリチル酸、ティーツリー油、
F.XIII-3) 植物ストレス低減、植物成長調節、植物成長促進および/または収率増強活性を有する微生物の殺有害生物剤:アゾスピリルム・アマゾネンス、A.ブラシレンセ、A.リポフェルム、A.イラケンス、A.ハロプラエフェレンス、ブラディリゾビウム属の種、B.ジャポニクム、グロムス・イントララディケス、メソリゾビウム属の種、パエニバチルス・アルベイ、ペニシリウム・ビライアエ、リゾビウム・レグミノサルムbv.インゲンマメ、R.l.トリフォリイ、R.l.bv.ヴィシアエ、シノリゾビウム・メリロッティ、
F.XIII-4) 植物ストレス低減、植物成長調節および/または植物収率増強活性を有する生化学的殺有害生物剤:アブシジン酸、ケイ酸アルミニウム(カオリン)、3-デセン-2-オン、ホモブラシノリド、フメート、リゾホスファチジルエタノールアミン、ポリマーのポリヒドロキシ酸、アスコフィラム・ノドサム(ノルウェーケルプ、ブラウンケルプ)抽出物およびエクロニア・マキシマ(ケルプ)抽出物。
上で一覧表示した市販の群Fの化合物IIは、他の公開資料の中でもThe Pesticide Manual、第15版、C. D. S. Tomlin、British Crop Protection Council(2011年)に見出し得る。有害な菌類に対するこれらの調製およびこれらの活性は公知である(:http://www.alanwood.net/pesticides/を参照されたい)。これらの物質は、市販されている。IUPAC命名法によって記載されている化合物、これらの調製およびこれらの殺菌類性活性はまた公知である(Can. J. Plant Sci.48(6)、587〜94頁、1968年、EP A141 317、EP-A152 031、EP-A226 917、EP A243 970、EP A256 503、EP-A428 941、EP-A532 022、EP-A1 028 125、EP-A1 035 122、EP A1 201 648、EP A1 122 244、JP2002316902、DE19650197、DE10021412、DE102005009458、US3,296,272、US3,325,503、WO98/46608、WO99/14187、WO99/24413、WO99/27783、WO00/29404、WO00/46148、WO00/65913、WO01/54501、WO01/56358、WO02/22583、WO02/40431、WO03/10149、WO03/11853、WO03/14103、WO03/16286、WO03/53145、WO03/61388、WO03/66609、WO03/74491、WO04/49804、WO04/83193、WO05/120234、WO05/123689、WO05/123690、WO05/63721、WO05/87772、WO05/87773、WO06/15866、WO06/87325、WO06/87343、WO07/82098、WO07/90624、WO11/028657を参照されたい)。
群F.XIIIのバイオ殺有害生物剤は、群II-M.Yからのバイオ殺有害生物剤についてのパラグラフにおいて上で開示されている。
下記の化合物は、式(I)の化合物との混合物において好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物におけるこれらの使用に関して、下のパラグラフにおいて一覧表示したような化合物IIが特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、アゾールの群から選択される化合物II、特に、プロクロラズ、プロチオコナゾール、テブコナゾールおよびトリチコナゾール、特に、プロチオコナゾールおよびトリチコナゾールが好ましい。
本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてトリチコナゾールとの混合物が特に好ましい。本明細書、例えば、表Cにおいて個別化したような式Iの化合物と化合物IIとしてプロチオコナゾールとの混合物が特に好ましい。
本発明の殺有害生物性混合物における使用に関して、好ましいのは、ベノミル、カルベンダジム、エポキシコナゾール、フルキンコナゾール、フルトリアホール、フルシラゾール、メトコナゾール、プロクロラズ、プロチオコナゾール、テブコナゾール、トリチコナゾール、ピラクロストロビン、トリフロキシストロビン、ボスカリド、ジメトモルフ、ペンチオピラド、ドデモルフ、ファモキサドン、フェンプロピモルフ、プロキナジド、ピリメタニル、トリデモルフ、化合物II-TFPTAP(5-クロロ-7-(4-メチルピペリジン-1-イル)-6-(2,4,6-トリフルオロフェニル)-[1,2,4]トリアゾロ[1,5-a]ピリミジン)、マネブ、マンコゼブ、メチラム、チラム、クロロタロニル、ジチアノン、フルスルファミド,メトラフェノン、フルキサピロキサド(N-(3',4',5'トリフルオロビフェニル-2イル)-3-ジフルオロメチル-1-メチル-1H-ピラゾール-4カルボキサミド)、ビキサフェン、ペンフルフェン、セダキサン、イソピラザムの群から選択される化合物IIである。特に好ましいのは、ピラクロストロビンおよびフルキサピロキサドである。
驚いたことに、栽培植物における本明細書に定義されているような式Iの化合物およびこれらの混合物の使用は、栽培植物の形質と施用される式Iの化合物およびこれらの混合物との間の相乗効果を示すことが今や見出された。
特に好ましい実施形態において、混合物は、それに対して栽培植物が抵抗性である化合物であるさらなる構成要素を含む。
比:
一般に、殺虫性の化合物Iおよび化合物IIを含むそれぞれの混合物についての重量による比は、1:500〜500:1、好ましくは、1:100〜100:1、より好ましくは、1:25〜25:1である。
栽培植物に対する式Iの化合物およびこれらの混合物の施用(混合物の場合、同時、すなわち、化合物Iおよび化合物IIの共同もしくは別々の、施用、または化合物Iおよび化合物IIの連続的施用)は、非栽培植物に対する式Iの化合物およびこれらの混合物の施用によって可能である防除率と比較して、動物有害生物の防除の増強を可能とすることを本発明者らは見出した。
植物健康
本発明の根底にある別の問題は、一般におよび以下「植物健康」と称されるプロセスである植物の健康を改善させる組成物についての要望である。
したがって、上記で概要を述べたような問題を解決し、薬量を特に低減させ、かつ/または植物の健康、特に、植物の収率を促進する方法を提供することが本発明の目的であった。
栽培植物に対する式Iの化合物およびこれらの混合物の施用(混合物の場合、同時、すなわち、化合物Iおよび化合物IIの共同もしくは別々の、施用、または化合物Iおよび化合物IIの連続的施用)は、非栽培植物に対する式Iの化合物およびこれらの混合物の施用によって可能である植物健康効果と比較して、植物健康効果の増強を実現することを本発明者らはまた見出した。
「植物の健康」または「植物健康」という用語は、収率、植物の勢い、質、ならびに非生物的および/または生物的ストレスに対する耐性など、いくつかの態様単独または互いに組み合わせて決定される植物および/またはその生成物の状態と定義される。
栽培植物が生物的ストレス下にないとき、特に、栽培植物が有害生物の圧力下にないとき、上記の植物健康効果がまた存在することが強調されてきた。菌類または殺虫性の攻撃を受けている栽培植物は、病原性菌類または任意の他の関連する有害生物に対する根治的処理または予防的処理に供されてきており、かつ生物的ストレス要因によってもたらされるダメージを伴うことなく成長することができる栽培植物と比較して、より少ないバイオマスを生成し、収率の低減がもたらされることが明らかである。しかし、本発明による方法は、任意の生物的ストレスの非存在下でさえ植物健康の増強をもたらす。これは、植物健康の増加が、式Iの化合物およびこれらの混合物の殺虫性(または除草性)活性によってのみでは説明することができないが、さらなる活性プロファイルに基づくことを意味する。このように、本発明の方法はまた、有害生物の圧力の非存在下で行われる。
収率、植物の勢い、質、ならびに非生物的および/または生物的ストレスに対する耐性からなる群から選択される、下で一覧表示したそれぞれの一覧表示した植物健康の指標は、それぞれがそれ自体で、または好ましくは、互いに組み合わせて、本発明の好ましい実施形態として理解される。
本発明によれば、栽培植物の「収率の増加」は、同じ条件下で、ならびにまた式Iの化合物およびこれらの混合物の施用下で生成したそれぞれの対照植物の同じ生成物の収率より、式Iの化合物およびこれらの混合物の施用によってそれぞれの栽培植物の生成物の収率が測定可能な量で増加することを意味する。
収率の増加は、とりわけ、栽培植物の下記の改善された特性によって特徴付けることができる。植物重量の増加、植物の高さの増加、バイオマスの増加、例えば、より高い全体的な新鮮重(FW)、植物毎の花の数の増加、より高い穀物および/または果実の収率、より多くの分げつまたはサイドシュート(枝)、より大きな葉、シュート成長の増加、タンパク質含量の増加、油含量の増加、デンプン含量の増加、色素含量の増加、葉緑素含量の増加(葉緑素含量は植物の光合成量と正相関を有し、したがって、葉緑素含量が高いほど、植物の収率はより高い)
「穀物」および「果実」は、例えば、植物によって生じるある程度の経済的価値がある、本来の意味の果実、野菜、ナッツ、穀物、種子、木(例えば、林樹栽培植物の場合)、花(例えば、園芸植物、観賞用の場合)など、収穫の後にさらに利用される任意の栽培植物生成物として理解される。
本発明によれば、収率は、少なくとも4%、好ましくは、5〜10%、より好ましくは、10〜20%、またはさらに20〜30%増加する。一般に、収率の増加は、さらにより高くてもよい。
栽培植物の状態についての別の指標は、植物の勢いである。植物の勢いは、いくつかの態様、例えば、全体的外観において顕在化する。
植物の勢いの改善は、とりわけ、栽培植物の下記の特性の改善によって特徴付けることができる。栽培植物の生命力の改善、植物成長の改善、植物発生の改善、外観の改善、植物起立の改善(より少ない植物の節/倒伏性)、出芽の改善、根の成長の増強および/またはより発達した根系、根粒形成、特に、根粒菌の根粒形成の増強、葉身の増大、サイズの増大、植物の高さの増加、分げつ数の増加、サイドシュートの数の増加、植物毎の花の数の増加、シュート成長の増加、光合成活性の増強(例えば、気孔伝導度の増加および/またはCO2同化速度の増加に基づいた)、色素含量の増強、より早い開花、より早い結実、より早いおよびより改善された発芽、より早い穀物の成熟、より少ない無効分げつ、死んだ根出葉の減少、必要とされる投入物(例えば、肥料または水)の減少、より緑の葉、生育期での完全な成熟の短期化、より少ない必要とされる種子、より容易な収穫、より速くおよびより均一な熟成、より長い保存寿命、より長い円錐花序、老化の遅延、より強くおよび/またはより多くの有効分げつ、成分のより良好な抽出性、種子の質の改善(種子生産のために次の季節に種をまくため)ならびに/あるいはエチレンの生成の低減および/または栽培植物によるその受容の阻害。
栽培植物の状態についての別の指標は、栽培植物および/またはその生成物の「質」である。本発明によれば、質の増強とは、特定の植物の特徴、例えば、特定の成分の含量または組成が、同じ条件下で生成された対照植物の同じ要因より、測定可能または顕著な量で増加または改善することを意味する。質の増強は、とりわけ、栽培植物またはその生成物の下記の特性の改善によって特徴付けることができる。栄養素含量の増加、タンパク質含量の増加、脂肪酸含量の増加、代謝物含量の増加、カロテノイド含量の増加、糖含量の増加、必須アミノ酸の量の増加、栄養素組成の改善、タンパク質組成の改善、脂肪酸組成の改善、代謝物組成の改善、カロテノイド組成の改善、糖組成の改善、アミノ酸組成の改善、改善されたまたは最適な果実の色、葉色の改善、より高い貯蔵能力、収穫した生成物のより高い加工性。
栽培植物の状態についての別の指標は、生物的および/または非生物的ストレス要因に対する植物の耐性または抵抗性である。特に、より長い期間に亘る、生物的および非生物的ストレスは、栽培植物に対して有害な効果を有することができる。生物的ストレスは、生きている生物によってもたらされ、一方、非生物的ストレスは、例えば、環境的に極度な状態によってもたらされる。本発明によれば、「生物的および/または非生物的ストレス要因に対する耐性または抵抗性の増強」とは、(1)生物的および/または非生物的ストレスによってもたらされる特定のマイナス要因が、同じ条件に曝露されている対照植物と比較して測定可能または顕著な量で減少し、かつ(2)マイナス効果が、ストレス要因に対する式Iの化合物およびこれらの混合物の直接作用によって、例えば、その殺虫性作用によってではなく、むしろ前記ストレス要因に対する栽培植物自体の防御反応の刺激によって減少することを意味する。
生物的ストレス、例えば、病原体および有害生物によってもたらされるマイナス要因は広く公知であり、斑点のある葉から栽培植物の完全な破壊に亘る。生物的ストレスは、生きている生物、例えば、競合する植物(例えば、雑草)、微生物(例えば、植物病原性菌類および/もしくは細菌)ならびに/またはウイルスによってもたらし得る。
非生物的ストレスによってもたらされるマイナス要因はまた周知であり、植物の勢いの低減(上記を参照されたい)、例えば、数例のみを挙げると、斑点のある葉、「枯れた葉」、成長の低減、より少ない花、より少ないバイオマス、より少ない収穫物の収率、収穫物の栄養価の低減、収穫物の成熟度の遅延として観察することができることが多い。非生物的ストレスは、例えば、極端な温度、例えば、熱または寒さ(熱ストレス/寒さストレス)、温度の強力な変動、特定の季節にとって通常でない温度、干ばつ(干ばつストレス)、極度な湿り気、高塩分(塩ストレス)、放射線(例えば、オゾン層の減少による紫外線の増加による)、オゾンレベルの増加(オゾンストレス)、有機性汚染(例えば、殺有害生物剤の植物毒性量による)、無機性汚染(例えば、重金属汚染物質による)によってもたらされることができる。
生物的および/または非生物的ストレス要因の結果として、ストレスを受けた栽培植物、これらの収穫物および果実の量および質は減少する。質に関する限り、生殖発生は通常、極度に影響を受け、果実または種子にとって重要である収穫物に結果が出る。タンパク質の合成、蓄積および貯蔵は、温度によって主として影響を受ける。成長は、殆ど全てのタイプのストレスによって遅延する。構造および貯蔵の両方についての多糖類合成は、低減または変化する。これらの効果は、バイオマス(収率)の減少および生成物の栄養価の変化をもたらす。
処理された種子から特に得られる有利な特性は、例えば、改善された発芽および農地の確立、より良好な勢いおよび/またはより均一な農地の確立である。
上で指摘するように、栽培植物の健康状態についての上で同定した指標は相互依存的であってもよく、互いに起因してもよい。例えば、生物的および/または非生物的ストレスに対する抵抗性の増加は、より良好な植物の勢い、例えば、より良好でより大きな収穫物、したがって収率の増加をもたらし得る。逆に、より発達した根系は、生物的および/または非生物的ストレスに対する抵抗性の増加をもたらし得る。しかし、これらの相互依存性および相互作用は、全て公知ではなく、完全に理解されておらず、したがって、異なる指標は別々に記載される。
一実施形態において、本発明の方法は、栽培植物またはその生成物の収率の増加を実現する。
別の実施形態において、本発明の方法は、栽培植物またはその生成物の勢いの増加を実現する。
別の実施形態において、本発明の方法は、栽培植物またはその生成物の質の増加を実現する。
また別の実施形態において、本発明の方法は、生物的ストレスに対する栽培植物またはその生成物の耐性および/または抵抗性の増加を実現する。
また別の実施形態において、本発明の方法は、非生物的ストレスに対する栽培植物またはその生成物の耐性および/または抵抗性の増加を実現する。
本発明の好ましい実施形態において、本発明の方法は、栽培植物の収率を増加させる。
本発明の好ましい実施形態において、本発明の方法は、栽培植物の収率、例えば、植物重量および/または植物バイオマス(例えば、全体的な新鮮重)および/または穀物収率および/または分げつの数を増加させる。
本発明の別の好ましい実施形態において、本発明の実施形態、本発明の方法は、栽培植物の植物の勢いを増加させる。
本発明のより好ましい実施形態において、本発明の方法は、栽培植物の収率を増加させる。
本発明の最も好ましい実施形態において、本発明の方法は、栽培植物の収率、例えば、植物重量および/または植物バイオマス(例えば、全体的な新鮮重)および/または穀物収率および/または分げつの数を増加させる。
このように、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料への、またはその成長場所における、式Iの化合物およびこれらの混合物の施用を含む、それぞれの非改変対照植物と比較して、栽培植物の有害生物を防除する方法に関する。
このように、本発明はまた、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料への、またはその成長場所における、式Iの化合物およびこれらの混合物の施用を含む、それぞれの非改変対照植物と比較して、植物健康、特に、栽培植物の収率を増加させる方法に関する。
「植物繁殖材料」という用語は、植物の繁殖に使用し得る植物の繁殖部分、例えば、種子および発育植物材料(vegetative plant material)(切り枝および塊茎(例えば、ジャガイモ))などのすべてを意味すると理解されるべきである。これには、発芽後または土壌から発生(emergence)後に移植される実生および若い植物を含めて、種子、根、果実、塊茎、球根、根茎、シュート、芽、および植物の他の部分が含まれる。これらの若い植物は、浸漬または灌水による全体的または部分的処理によって、移植前に保護され得る。好ましくは、植物繁殖材料という用語は、種子を意味する。
好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康、特に、栽培植物の収率を増加させる方法に関する。
本発明はまた、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理された栽培植物の植物繁殖材料、好ましくは、種子を含む。
別の好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分(複数可)またはその成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康、特に、栽培植物の収率を増加させる方法に関する。式Iの化合物またはこれらの混合物。
栽培植物(複数可)という用語は、「改変植物(複数可)」および「トランスジェニック植物(複数可)」を含む。
本発明の一実施形態では、「栽培植物」という用語は、「改変植物」を指す。本発明の一実施形態では、「栽培植物」という用語は、「トランスジェニック植物」を指す。「改変植物」は、従来の繁殖技術で改変されたものである。「改変」という用語は、改変植物に関連して、対照、野性型、母木または親株と比較して、改変が、以下に記載されるとおりの1種の形質(または2種以上の形質)を与えるまたは1種の形質(または2種以上の形質)の増加を与える、改変植物のゲノム、エピゲノム、トランスクリプトームまたはプロテオームにおける変化を意味する。
改変は、親植物と異なる植物品種、例えば、新しい植物品種である改変植物をもたらし得る。
「トランスジェニック植物」は、その遺伝物質が、自然環境の下で交雑育種、突然変異または自然の組換えによっては容易に得ることができない、組換えDNA技術を用いて改変されたものであり、それにより、改変は、野性型植物と比較して以下に記載されたとおりの1種の形質(または2種以上の形質)を与えるまたは1種の形質(または2種以上の形質)の増加を与える。
一実施形態では、植物の特定の性質を改良する、好ましくは野性型植物と比較して以下に記載される形質を増加させるために、1個または複数の遺伝子が、遺伝子改変植物の遺伝物質中に組み込まれている。このような遺伝子改変には、タンパク質(複数可)の目標とされた翻訳後の改変、または糖鎖付加もしくはポリマー付加(例えば、プレニル化、アセチル化、リン酸化またはファルネシル化部分またはPEG部分など)によるオリゴ-もしくはポリペプチドの転写後の改変も含まれるが、これらに限定されない。
一実施形態では、「改変」という用語の下で、トランスジェニック植物またはその部分に言及する場合、遺伝子産物の活性、発現レベルもしくは量、または代謝産物の含有量は、活性または発現の新規の生成を含めて、対照、参照または野性型の植物または植物細胞の対応する容積に対する比容積において、変化、例えば、増加または減少することが理解される。
一実施形態では、ポリペプチドの活性は、対照植物と比較して、以下に記載されるとおりの形質を与えるまたは形質の増加を与える前記ポリペプチドをコードする遺伝子の発現または過剰発現によって増加または生成する。「発現」または「遺伝子発現」という用語は、特定の遺伝子もしくは特定の遺伝子(複数)または特定の遺伝子構築物への転写を意味する。「発現」または「遺伝子発現」という用語は特に、遺伝子もしくは遺伝子(複数)または遺伝子構築物の構造RNA(rRNA、tRNA)、調節RNA(例えば、miRNA、RNAi、RNAa)またはmRNAへの転写を、後者のタンパク質へのその後の翻訳の有無に関わらず、意味する。別の実施形態では、「発現」または「遺伝子発現」という用語は特に、遺伝子もしくは遺伝子(複数)または遺伝子構築物の構造RNA(rRNA、tRNA)またはmRNAへの転写を、後者のタンパク質へのその後の翻訳の有無に関わらず、意味する。さらに別の実施形態では、それは、遺伝子もしくは遺伝子(複数)または遺伝子構築物のmRNAへの転写を意味する。
この過程は、DNAの転写および得られたmRNA産物のプロセシングを含む。本明細書で用いられる「発現増加」または「過剰発現」という用語は、元の野性型発現レベルに追加的である任意の発現形態を意味する。
「ポリペプチドの発現」という用語は、一実施形態では、細胞または生物における、好ましくは活性形態の前記タンパク質またはポリペプチドのレベルを意味すると理解される。
一実施形態では、ポリペプチドの活性は、対照植物と比較して、以下に記載されるとおりの形質を与えるまたは形質の増加を与える、前記ポリペプチドをコードする遺伝子の発現低下により低下する。本明細書で「発現低下」または発現の「減少または実質的な消失」への言及は、対照植物に比べて、内在性遺伝子発現および/またはポリペプチドレベルおよび/またはポリペプチド活性の低下を意味すると理解される。それは、核酸分子の発現産物のさらなる減少、抑制、低下または欠失を含む。
「減少」、「抑制」、「低下」または「欠失」という用語は、生物、生物の部分(例えば、組織、種子、根、塊茎、果実、葉、花など)または細胞における対応する特性の変化に関する。「特性の変化」の下で、遺伝子産物の活性、発現レベルもしくは量または代謝産物の含有量は、対照、基準または野性型の対応するタンパク質の体積または量に対してタンパク質の特定の体積または特定の量が変化することが理解される。好ましくは、遺伝子産物の量または遺伝子産物の特異的活性または両方が、減少、低下または欠失する、あるいは遺伝子産物をコードする核酸配列または遺伝子の量、安定性または転写効果が減少、低下または欠失するかどうかに関わらず、減少、低下または欠失が、遺伝子産物の活性の減少、低下または欠失に関連する場合、体積における全体活性は、減少、低下または欠失する。
「減少」、「抑制」、「低下」または「欠失」という用語は、本発明の対象の部分のみにおける前記特性の変化を含み、例えば、改変は、小器官のような細胞の区画において、または組織、種子、根、葉、塊茎、果実、花などの植物の一部で見いだすことができるが、全体的な対象、すなわち、完全な細胞または植物が試験される場合は検出できない。好ましくは、「減少」、「抑制」、「低下」または「欠失」は、細胞的に見いだされ、したがって、「活性の減少、低下または欠失」または「代謝産物含有量の減少、低下または欠失」は、野性型細胞と比較して、細胞の減少、低下または欠失に関連する。さらに、「減少」、「抑制」、「低下」または「欠失」という用語は、本発明の過程で用いられる生物の異なる成長期の間でのみの前記特性の変化を含み、例えば、減少、抑制、低下または欠失は、種子成長の間または開花の間にのみ起こる。さらに、これらの用語は、例えば、過渡的な減少、低下または欠失を含み、その理由は、例えば、アンチセンス、RNAi、snRNA、dsRNA、siRNA、miRNA、ta-siRNA、共抑制分子もしくはリボザイムは、生物のゲノム中に安定に組み込まれていないまたは減少、低下、抑制もしくは欠失は、調節性もしくは誘発性要素、例えば、化学物質もしくは他に誘発性プロモータの制御下にあり、したがって、使用される方法は、過渡的効果のみを有するからである。
発現産物における前記減少、低下または欠失を達成する方法は、例えば、国際特許出願公開第2008/034648号から、特に段落[0020.1.1.1]、[0040.1.1.1]、[0040.2.1.1]および[0041.1.1.1]において、当技術分野で公知である。
改変植物における核酸分子の発現産物を減少、抑制、低下または欠失させることは、公知である。例は、カノーラ、すなわち、エルカ酸およびシナピンの量が減少した二重ヌルアブラナである。
このような低下は、例えば、組換えDNA技術、例えば、アンチセンスまたは調節RNA(例えば、miRNA、RNAi、RNAa)もしくはsiRNAの手法を用いて達成することもできる。特に、タンパク質のドミナントネガティブ変異体の発現を与えるRNAi、snRNA、dsRNA、siRNA、miRNA、ta-siRNA、共抑制分子、リボザイム、もしくはアンチセンス核酸分子、核酸分子、または組換えし、内在性遺伝子の活性をサイレンシング、不活性化、抑制もしくは減少させることができる核酸構築物は、本発明の方法の一実施形態で使用されるトランスジェニック植物もしくはその部分またはその植物細胞におけるポリペプチドの活性を低下させるために用いることができる。核酸分子の減少した、抑制された、低下したまたは欠失した発現産物を有するトランスジェニック植物の例は、フロリダ大学のX17-2という事象名を有するカリカ・パパヤ(Carica Papaya)(パパイヤ植物)、米国農務省-農業研究サービスのC5という事象名を有するプルヌス・ドメスチカ(Prunus domestica)(プラム)、または以下の表9の列T9-48およびT9-49に記載されたものである。例えば、PCT公報国際公開第2008/095886号から、例えば、核酸分子の発現産物を減少、抑制、低下または欠失させることによって、線虫類に対する増加した抵抗性を有する植物も公知である。
減少または実質的な消失は、対照植物のものと比較して、増加する優先順で、少なくとも10%、20%、30%、40%もしくは50%、60%、70%、80%、85%、90%、もしくは95%、96%、97%、98%、99%であるまたはより減少する。本明細書で「内在性」遺伝子への言及は、自然形態で(すなわち、ヒトによる干渉がまったくなく)植物中に見いだされる問題の遺伝子を指すだけでなく、単離された形態でその後に植物中に(再)導入されるその同じ遺伝子(または実質的に相同の核酸/遺伝子)(トランス遺伝子)をも指す。例えば、このようなトランス遺伝子を含むトランスジェニック植物では、トランス遺伝子発現の実質的な減少および/または内在性遺伝子の発現の実質的な減少が起こり得る。
「対照」または「参照」という用語は、交換可能であり、クロロプラストまたは組織のような細胞小器官などの植物、特に、本明細書で記載される本発明による方法に従って改変または処理されていない植物の細胞または一部であり得る。したがって、対照または参照として用いられる植物は、可能な限りその植物に一致し、可能な限り本発明の主題と同一である。したがって、対照または参照は、可能な限り同一に処理されまたは同一であり、本発明の処理以外に、試験される特性の質に影響を与えない条件または特性のみが異なっていることができる。
対照または参照植物は、野性型植物であることが可能である。しかし、本発明の方法で用いられる植物が、前記対照または参照植物より少なくとも一つ多い遺伝子改変を有する場合、「対照」または「参照」は、少なくとも一つの遺伝子改変を有する植物を指すことができる。一実施形態では、対照または参照植物は、トランスジェニックであり得るが、本発明の方法で用いられるトランスジェニック植物に含まれる前記改変によってのみ、本発明のプロセスで用いられるトランスジェニック植物と異なることができる。
「野性型」または「野性型植物」という用語は、前記遺伝子改変を有しない植物を指す。これらの用語は、クロロプラストもしくは組織のような細胞小器官などの植物、特に前記遺伝子改変を欠くが、その他の点では、本発明で用いられる少なくとも一つの遺伝子改変を有する植物と可能な限り同一である植物の細胞または一部を指し得る。特定の実施形態では、「野性型」植物は、トランスジェニックではない。
好ましくは、野性型は、本明細書で記載される本発明による方法によって同一に処理される。当業者は、野生型植物が本発明の方法の前に特定の処理を必要としない、例えば、非トランスジェニック野性型植物が、例えば、除草剤などの選択剤での処理によるトランスジェニック植物の選択を必要としないかどうか理解する。
対照植物は、評価される植物の無接合体(nullizygote)であることもできる。「無接合体」という用語は、トランスジェニックとして同じ生産方法が行われているが、対応するトランスジェニックと同じ一度獲得した遺伝子改変を失った(例えば、メンデル型分離による)植物を指す。前記生産方法の出発材料がトランスジェニックである場合、無接合体もトランスジェニックであるが、その生産方法により導入される追加的な遺伝子改変は欠いている。本発明の方法において、野性型および無接合体の目的は、対照および参照またはそれらの部分に対するものと同じである。これらのすべては、いずれの比較においても対照として働き、本発明の有利な効果のエビデンスを提供する。
好ましくは、いずれの比較も類似の条件下で行われる。「類似の条件」という用語は、例えば、培養または成長条件、土壌、栄養物、土壌の含水量、温度、湿度または周囲の空気もしくは土壌、アッセイ条件(緩衝剤組成、温度、基質、病原体株、濃度など)などの条件すべてが、比較される実験間で同一に保たれていることを意味する。当業者は、野生型、対照または参照植物が、本発明の方法の前に特定の処理を必要としない、例えば、非トランスジェニック野性型植物が、例えば、除草剤での処理によるトランスジェニック植物の選択を必要としないかどうか理解する。
条件が類似していない場合、結果は対照に基づいて正規化または標準化され得る。
「参照」、「対照」、または「野性型」は好ましくは、本明細書で記載される本発明の方法によって改変または処理されておらず、および任意の他の特性において、可能な限り本発明の本発明の方法に用いられる植物と類似である植物である。参照、対照または野性型は、そのゲノム、トランスクリプトーム、プロテオームまたはメタボロームにおいて、本発明の本発明のプロセスに用いられる植物と可能な限り類似である。好ましくは、「参照」、「対照」または「野性型」の植物は、本発明の特定の植物またはその部分における細胞小器官、細胞、組織または有機体と遺伝的にほぼ、好ましくは90%以上、例えば、95%同一であり、98%がより好ましく、99.00%、特に、99.10%、99.30%、99.50%、99.70%、99.90%、99.99%、99.999%またはそれ以上がさらにより好ましい。原因であるもしくは活性を付与する核酸分子またはそれらによりコード化される遺伝子産物が、本発明の方法で用いられる細胞小器官、細胞、組織、植物において修正、操作、交換または導入されている以外は、「参照」、「対照」、または「野性型」が、本発明のプロセスによって用いられる植物、細胞、組織または細胞小器官と遺伝的に同一である植物であるのが最も好ましい。
好ましくは、参照および本発明の主題は、例えば、ユビキチン、アクチンまたはリボソームタンパク質などのハウスキーピング遺伝子のような参照遺伝子のすべてのRNA、DNA、もしくはタンパク質、または活性もしくは発現の量に対して標準化および正規化後に比較される。
本発明の方法において用いられる特定の植物における細胞小器官、細胞、組織で行われる遺伝子改変は、一実施形態では、例えば、安定なトランスジェニック結合もしくは対応する内在性遺伝子における安定な突然変異、または遺伝子の発現もしくは挙動の調節のために安定であり、あるいは、例えば、一過性形質転換またはアゴニストもしくはアンタゴニストなどのモジュレータの一時的付加のために一過性であり、あるいは、例えば、誘発性プロモータの制御下での核酸分子を有する誘発性構築物による形質転換および誘発物質、例えば、テトラサイクリンの添加後に誘発性である。
一実施形態において、好ましい植物、「改変植物」および/または「トランスジェニック植物」は、穀類、例えば、トウモロコシ(maize (corn))、コムギ(wheat)、オオムギ(barley)、ソルガム(sorghum)、イネ、ライムギ(rye)、アワ(millet)、ライコムギ(triticale)、オートムギ(oat)、擬穀類(例えば、ソバ(buckwheat)およびキノア(quinoa))、アルファルファ(alfalfa)、リンゴ(apples)、バナナ(banana)、ビート(beet)、ブロッコリー(broccoli)、メキャベツ(Brussels sprouts)、キャベツ(cabbage)、カノーラ(canola)(ナタネ(rapeseed))、ニンジン(carrot)、カリフラワー(cauliflower)、サクランボ(cherries)、ヒヨコマメ(chickpea)、ハクサイ(Chinese cabbage)、カラシナ(Chinese mustard)、コラード(collard)、ワタ(cotton)、クランベリー(cranberries)、コヌカグサ(creeping bentgrass)、キュウリ(cucumber)、ナス(eggplant)、アマ(flax)、ブドウ(grape)、グレープフルーツ、ケール(kale)、キーウィ(kiwi)、コールラビ(kohlrabi)、メロン(melon)、ミズナ(mizuna)、マスタード(mustard)、パパイヤ(papaya)、ピーナッツ、セイヨウナシ、コショウ(pepper)、カキ(persimmons)、キマメ(pigeonpea)、パイナップル(pineapple)、セイヨウスモモ(plum)、ジャガイモ(potato)、ラズベリー(raspberry)、ルタバガ(rutabaga)、ダイズ、カボチャ(squash)、イチゴ(strawberries)、サトウダイコン(sugar beet)、サトウキビ(sugarcane)、ヒマワリ(sunflower)、スイートコーン(sweet corn)、タバコ(tobacco)、トマト(tomato)、カブ(turnip)、クルミ(walnut)、スイカ(watermelon)および冬カボチャ(winter squash)からなる群から、
より好ましくは、アルファルファ、カノーラ(ナタネ)、ワタ、イネ、トウモロコシ、穀類(例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ)、ダイズ、果実および野菜(例えば、ジャガイモ、トマト、メロン、パパイヤ)、仁果果実(例えば、リンゴおよびセイヨウナシ)、ブドウの木(vine)、サトウダイコン、サトウキビ、ナタネ(rape)、柑橘類果実(例えば、シトロン(citron)、ライム(lime)、オレンジ(orange)、ザボン(pomelo)、グレープフルーツ、およびマンダリンミカン(mandarin))ならびに石果(例えば、サクランボ、アンズ(apricot)およびモモ(peach))からなる群から、最も好ましくは、ワタ、イネ、トウモロコシ、穀類(例えば、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ)、ソルガム、カボチャ、ダイズ、ジャガイモ、ブドウの木、仁果果実(例えば、リンゴ)、柑橘類果実(例えば、シトロンおよびオレンジ)、サトウダイコン、サトウキビ、ナタネ、アブラナおよびトマトから、最大に好ましくは、ワタ、イネ、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、ダイズ、ジャガイモ、ブドウの木、リンゴ、セイヨウナシ、シトロンおよびオレンジから選択される。
本発明の別の実施形態では、栽培植物は、裸子植物、特に、トウヒ、マツまたはモミである。
一実施形態では、栽培植物は、カエデ科(Aceraceae)、ウルシ科(Anacardiaceae)、セリ科(Apiaceae)、キク科(Asteraceae)、アブラナ科(Brassicaceae)、サボテン科(Cactaceae)、ウリ科(Cucurbitaceae)、トウダイグサ科(Euphorbiaceae)、マメ科(Fabaceae)、アオイ科(Malvaceae)、スイレン科(Nymphaeaceae)、ケシ科(Papaveraceae)、バラ科(Rosaceae)、ヤナギ科(Salicaceae)、ナス科(Solanaceae)、ヤシ科(Arecaceae)、パイナップル科(Bromeliaceae)、カヤツリグサ科(Cyperaceae)、アヤメ科(Iridaceae)、ユリ科(Liliaceae)、ラン科(Orchidaceae)、リンドウ科(Gentianaceae)、シソ科(Labiaceae)、モクレン科(Magnoliaceae)、キンポウゲ科(Ranunculaceae)、スイカズラ科(Carifolaceae)、アカネ科(Rubiaceae)、ゴマノハグサ科(Scrophulariaceae)、ナデシコ科(Caryophyllaceae)、ツツジ科(Ericaceae)、タデ科(Polygonaceae)、スミレ科(Violaceae)、イグサ科(Juncaceae)またはイネ科(Poaceae)および好ましくは、セリ科(Apiaceae)、キク科、アブラナ科、ウリ科(Cucurbitaceae)、マメ科(Fabaceae)、ケシ科、バラ科、ナス科、ユリ科またはイネ科から群から選択される植物から選択される。
好ましいものは作物植物、特に、上述の科および属から選択される植物であり、例えば、好ましくは、以下の種:アナカルジウム・オシデンタレ(Anacardium occidentale)、カレンデュラ・オフィシナリス(Calendula officinalis)、カルタムス・チンクトリウス(Carthamus tinctorius)、チコリウム・インチバス(Cichorium intybus)、シナラ・スコリムス(Cynara scolymus)、ヘリアンタス・アヌス(Helianthus annus)、タゲテス・ルシダ(Tagetes lucida)、タゲテス・エレクタ(Tagetes erecta)、タゲテス・テヌイフォリア(Tagetes tenuifolia)、ダウカス・カロタ(Daucus carota)、コリラス・アベラナ(Corylus avellana)、コリラス・コラルナ(Corylus colurna)、ボラゴ・オフィシナリス(Borago officinalis)、ブラシカ・ナプス(Brassica napus)、ブラシカ・ラパ種(Brassica rapa ssp.)、シナピス・アルベンシス(Sinapis arvensis)、ブラシカ・ジュンセア(Brassica juncea)、ブラシカ・ジュンセア・バル・ジュンセア(Brassica juncea var. juncea)、ブラシカ・ジュンセア・バル・クリスピフォリア(Brassica juncea var. crispifolia)、ブラシカ・ジュンセア・バル・フォリオサ(Brassica juncea var. foliosa)、ブラシカ・ニグラ(Brassica nigra)、ブラシカ・シナピオイデス(Brassica sinapioides)、メラノシナピス・コミュニス(Melanosinapis communis)、ブラシカ・オレラセア(Brassica oleracea)、アラビドプシス・タリアナ(Arabidopsis thaliana)、アナナ・コモサス(Anana comosus)、アナナス・アナナス(Ananas ananas)、ブロメリア・コモサ(Bromelia comosa)、カリカ・パパヤ(Carica papaya)、カナビス・サチベ(Cannabis sative)、イポメア・バタタス(Ipomoea batatus)、イポメア・パンデュラタ(Ipomoea pandurata)、コンボルバルス・バタタス(Convolvulus batatas)、コンボルバルス・チリアセウス(Convolvulus tiliaceus)、イポモア・ファスチギアタ(Ipomoea fastigiata)、イポモア・チリアセア(Ipomoea tiliacea)、イポモア・トリロバ(Ipomoea triloba)、コンボルバルス・パンデュラタス(Convolvulus panduratus)、ベタ・バルガリス(Beta vulgaris)、ベタ・バルガリス・バル・アルチシマ(Beta vulgaris var. altissima)、ベタ・バルガリス・バル・バルガリス(Beta vulgaris var. vulgaris)、ベタ・マリチマ(Beta maritima)、ベタ・バルガリス・バル・ペレニス(Beta vulgaris var. perennis)、ベタ・バルガリス・バル・コンジチバ(Beta vulgaris var. conditiva)、ベタ・バルガリス・バル・エスクレンタ(Beta vulgaris var. esculenta)、ククルビタ・マキシマ(Cucurbita maxima)、ククルビタ・ミキシタ(Cucurbita mixta)、ククルビタ・ペポ(Cucurbita pepo)、ククルビタ・モスカタ(Cucurbita moschata)、オレア・エウロペア(Olea europaea)、マニホット・ウチリシマ(Manihot utilissima)、ジャニファ・マニホット(Janipha manihot)、ジャトロファ・マニホット(Jatropha manihot)、マニホット・アイピル(Manihot aipil)、マニホット・ダルシス(Manihot dulcis)、マニホット・マニホット(Manihot manihot)、マニホット・メラノバシス(Manihot melanobasis)、マニホット・エスクレンタ(Manihot esculenta)、リシヌス・コミュニス(Ricinus communis)、ピサム・サチバム(Pisum sativum)、ピサム・アルベンセ(Pisum arvense)、ピサム・ヒュミレ(Pisum humile)、メジカゴ・サチバ(Medicago sativa)、メジカゴ・ファルカタ(Medicago falcata)、メジカゴ・バリア(Medicago varia)、グリシン・マックス・ドリコス・ソヤ(Glycine max Dolichos soja)、グリシン・グラシリス(Glycine gracilis)、グリシン・ヒスピダ(Glycine hispida)、ファセオラス・マックス(Phaseolus max)、ソヤ・ヒスピダ(Soja hispida)、ソヤ・マックス(Soja max)、ココス・ヌシフェラ(Cocos nucifera)、ペラルゴニウム・グロスラリオイデス(Pelargonium grossularioides)、オレウム・ココアス(Oleum cocoas)、ラウラス・ノビリス(Laurus nobilis)、ペルセア・アメリカーナ(Persea americana)、アラキス・ヒポゲア(Arachis hypogaea)、リナム・ウシタチシマム(Linum usitatissimum)、リナム・ヒュミレ(Linum humile)、リナム・オーストリアカム(Linum austriacum)、リナム・ビエネ(Linum bienne)、リナム・アングスチフォリウム(Linum angustifolium)、リナム・カタルチカム(Linum catharticum)、リナム・フラバム(Linum flavum)、リナム・グランジフロラム(Linum grandiflorum)、アデノリナム・グランジフロラム(Adenolinum grandiflorum)、リナム・レウィシ(Linum lewisii)、リナム・ナルボネンセ(Linum narbonense)、リナム・ペレネ(Linum perenne)、リナム・ペレネ・バル・レウィシ(Linum perenne var. lewisii)、リナム・プラテンセ(Linum pratense)、リナム・トリギナム(Linum trigynum)、プニカ・グラナタム(Punica granatum)、ゴシピウム・ヒルサタム(Gossypium hirsutum)、ゴシピウム・アルボレウム(Gossypium arboreum)、ゴシピウム・バルバデンセ(Gossypium barbadense)、ゴシピウム・ヘルバセウム(Gossypium herbaceum)、ゴシピウム・タルベリ(Gossypium thurberi)、ムサ・ナナ(Musa nana)、ムサ・アクミナタ(Musa acuminata)、ムサ・パラジシアカ(Musa paradisiaca)、ムサ属の種(Musa spp.)、エラエイス・ギネンシス(Elaeis guineensis)、パパベル・オリエンタレ(Papaver orientale)、パパベル・ロエアス(Papaver rhoeas)、パパベル・デュビウム(Papaver dubium)、セサマム・インジカム(Sesamum indicum)、ピペル・アダンカム(Piper aduncum)、ピペル・アマラゴ(Piper amalago)、ピペル・アングスチフォリウム(Piper angustifolium)、ピペル・アウリタム(Piper auritum)、ピペル・ベテル(Piper betel)、ピペル・クベバ(Piper cubeba)、ピペル・ロンガム(Piper longum)、ピペル・ニグラム(Piper nigrum)、ピペル・レトロフラクタム(Piper retrofractum)、アルタンテ・アダンカ(Artanthe adunca)、アルタンテ・エロンガタ(Artanthe elongata)、ペペロミア・エロンガタ(Peperomia elongata)、ピペル・エロンガタム(Piper elongatum)、ステフェンシア・エロンガタ(Steffensia elongata)、ホルデウム・バルガレ(Hordeum vulgare)、ホルデウム・ジュバタム(Hordeum jubatum)、ホルデウム・マリナム(Hordeum murinum)、ホルデウム・セカリナム(Hordeum secalinum)、ホルデウム・ジスチコン(Hordeum distichon)、ホルデウム・エギセラス(Hordeum aegiceras)、ホルデウム・ヘキサスチコン(Hordeum hexastichon)、ホルデウム・ヘキサスチカム(Hordeum hexastichum)、ホルデウム・イレグラレ(Hordeum irregulare)、ホルデウム・サチバム(Hordeum sativum)、ホルデウム・セカリナム(Hordeum secalinum)、アベナ・サチバ(Avena sativa)、アベナ・ファツア(Avena fatua)、アベナ・ビザンチナ(Avena byzantina)、アベナ・ファツア・バル・サチバ(Avena fatua var. sativa)、アベナ・ハイブリダ(Avena hybrida)、モロコシ・ビコロル(Sorghum bicolor)、モロコシ・ハレペンセ(Sorghum halepense)、モロコシ・サッカラタム(Sorghum saccharatum)、モロコシ・バルガレ(Sorghum vulgare)、アンドロポゴン・ドルモンジ(Andropogon drummondii)、ホルカス・ビコロル(Holcus bicolor)、ホルカス・モロコシ(Holcus sorghum)、モロコシ・エチオピカム(Sorghum aethiopicum)、モロコシ・アルンジナセウム(Sorghum arundinaceum)、モロコシ・カフロラム(Sorghum caffrorum)、モロコシ・セルナム(Sorghum cernuum)、モロコシ・ドシュナ(Sorghum dochna)、モロコシ・ドルモンジ(Sorghum drummondii)、モロコシ・デュラ(Sorghum durra)、モロコシ・ギネンセ(Sorghum guineense)、モロコシ・ランセオラタム(Sorghum lanceolatum)、モロコシ・ネルボサム(Sorghum nervosum)、モロコシ・サッカラタム(Sorghum saccharatum)、モロコシ・スブグラブレセンス(Sorghum subglabrescens)、モロコシ・ベルチシリフロラム(Sorghum verticilliflorum)、モロコシ・バルガレ(Sorghum vulgare)、ホルカス・ハレペンシス(Holcus halepensis)、モロコシ・ミリアセウム・ミレット(Sorghum miliaceum millet)、パニカム・ミリタセウム(Panicum militaceum)、ゼア・マイス(Zea mays)、トリチカム・エスチバム(Triticum aestivum)、トリチカム・デュラム(Triticum durum)、トリチカム・ツルギダム(Triticum turgidum)、トリチカム・ヒベルナム(Triticum hybernum)、トリチカム・マチャ(Triticum macha)、トリチカム・サチバム(Triticum sativum)またはトリチカム・バルガレ(Triticum vulgare)、コフィア属の種(Cofea spp.)、コフィア・アラビカ(Coffea arabica)、コフィア・カネフォラ(Coffea canephora)、コフィア・リベリカ(Coffea liberica)、カプシカム・アナム(Capsicum annuum)、カプシカム・アナム・バル・グラブリウスクラム(Capsicum annuum var. glabriusculum)、カプシカム・フルテセンス(Capsicum frutescens)、カプシカム・アナム(Capsicum annuum)、ニコチアナ・タバカム(Nicotiana tabacum)、ソラナム・ツベロサム(Solanum tuberosum)、ソラナム・メロンゲナ(Solanum melongena)、リコペルシコン・エスクレンタム(Lycopersicon esculentum)、リコペルシコン・リコペルシカム(Lycopersicon lycopersicum)、リコペルシコン・ピリフォルメ(Lycopersicon pyriforme)、ソラナム・インテグリフォリウム(Solanum integrifolium)、ソラナム・リコペルシカム(Solanum lycopersicum)、テオブロマ・カカオ(Theobroma cacao)およびカメリア・シネンシス(Camellia sinensis)である。
ウルシ科、例えば、属ピスタチア(Pistacia)、マンギフェラ(Mangifera)、アナカルジウム(Anacardium)、例えば、種ピスタチア・ベラ(Pistacia vera)[ピスタチオ、ピスタジエ(Pistazie)]、マンギフェル・インディカ(Mangifer indica)[マンゴ]またはアナカルジウム・オシデンタレ[カシュー]、キク科、例えば、属カレンデュラ(Calendula)、カルタムス(Carthamus)、センタウレア(Centaurea)、シコリウム(Cichorium)、シナラ(Cynara)、ヘリアンタス(Helianthus)、ラクツカ(Lactuca)、ロカスタ(Locusta)、タゲテス(Tagetes)、バレリアナ(Valeriana)、例えば、種カレンデュラ・オフィシナリス[マリゴールド]、カルタムス・チンクトリウス[サフラワー]、センタウレア・シアヌス(Centaurea cyanus)[コーンフラワー]、シコリウム・インチバス[ブルーデイジー]、シナラ・スコリムス(Cynara scolymus)[チョウセンアザミ]、ヘリアンタス・アヌス[ヒマワリ]、ラクツカ・サチバ(Lactuca sativa)、ラクツカ・クリスパ(Lactuca crispa)、ラクツカ・エスクレンタ(Lactuca esculenta)、ラクツカ・スカリオラ属種サチバ(Lactuca scariola L. ssp. sativa)、ラクツカ・スカリオラ変種インテグラタ(Lactuca scariola L. var. integrata)、ラクツカ・スカリオラ変種インテグリフォリア(Lactuca scariola L. var. integrifolia)、ラクツカ・サチバ亜種ロマナ(Lactuca sativa subsp. romana)、ロカスタ・コミュニス(Locusta communis)、バレリアナ・ロカスタ(Valeriana locusta)[レタス]、タゲテス・ルシダ(Tagetes lucida)、タゲテス・エレクタ(Tagetes erecta)またはタゲテス・テヌイフォリア(Tagetes tenuifolia)[マリゴールド]、セリ科、例えば、属ダウカス(Daucus)、例えば、種ダウクス・カロタ(Daucus carota)[ニンジン]、カバノキ科(Betulaceae)、例えば、属コリラス(Corylus)、例えば、種コリラス・アベラナまたはコリラス・コラルナ[ヘーゼルナッツ]、ムラサキ科(Boraginaceae)、例えば、属ボラゴ(Borago)、例えば、種ボラゴ・オフィシナリス[ルリヂサ]、アブラナ科、例えば、属ブラシカ(Brassica)、メラノシナピス(Melanosinapis)、シナピス(Sinapis)、アラバドプシス(Arabadopsis)、例えば、種ブラシカ・ナプス、ブラシカ・ラパ種[キャノーラ、アブラナ、カブラナ]、シナピス・アルベンシス、ブラシカ・ジュンセア、ブラシカ・ジュンセア・バル・ジュンセア、ブラシカ・ジュンセア・バル・クリスピフォリア、ブラシカ・ジュンセア・バル・フォリオサ、ブラシカ・ニグラ、ブラシカ・シナピオイデス、メラノシナピス・コミュニス[カラシ]、ブラシカ・オレラセア[飼料用ビート]またはアラビドプシス・タリアナ、パイナップル科、例えば、属アナナ(Anana)、ブロメリア(Bromelia)、例えば、種アナナ・コモサス、アナナス・アナナスまたはブロメリア・コモサ[パイナップル]、パパイヤ科、例えば、属カリカ(Carica)、例えば、種カリカ・パパヤ[パパイヤ]、アサ科(Cannabaceae)、例えば、属カナビス(Cannabis)、例えば、種カナビス・サチベ[ヘンプ]、ヒルガオ科(Convolvulaceae)、例えば、属イポメア(Ipomea)、コンボルバラス(Convolvulus)、例えば、種イポメア・バタタス、イポメア・パンデュラタ、コンボルバラス・バタタス、コンボルバラス・チリアセウス、イポメア・ファスチギアタ、イポメア・チリアセア、イポメア・トリロバまたはコンボルバラス・パンデュラタス[サツマイモ、マンオブザアース(Man of the Earth)、野生のイモ]、アカザ科(Chenopodiaceae)、例えば、属ベタ(Beta)、(すなわち、種ベタ・バルガリス)、ベタ・バルガリス・バル・アルチシマ、ベタ・バルガリス・バル・バルガリス、ベタ・マリチマ、ベタ・バルガリス・バル・ペレニス、ベタ・バルガリス・バル・コンジチバまたはベタ・バルガリス・バル・エスクレンタ[サトウダイコン]、ウリ科、例えば、属ククビタ(Cucubita)、例えば、種ククルビタ・マキシマ、ククルビタ・ミキシタ、ククルビタ・ペポまたはククルビタ・モスカタ[カボチャ]、グミ科(Elaeagnaceae)、例えば、属エラグナス(Elaeagnus)、例えば、種オレア・エウロペア[オリーブ]、ツツジ科、例えば、属カルミア(Kalmia)、例えば、種カルミア・ラチフォリア(Kalmia latifolia)、カルミア・アングスチフォリア(Kalmia angustifolia)、カルミア・ミクロフィラ(Kalmia microphylla)、カルミア・ポリフォリア(Kalmia polifolia)、カルミア・オシデンタリス(Kalmia occidentalis)、シトラス・カマロデンドロス(Cistus chamaerhodendros)またはカルミア・ルシダ(Kalmia lucida)[アメリカ月桂樹、広葉月桂樹、キャリコブッシュ、スプーンウッド、ナガバハナガサシャクナゲ、高山月桂樹、湿地月桂樹、西湿地月桂樹、低湿地月桂樹]、トウダイグサ科、例えば、属マニホット(Manihot)、ジャニファ(Janipha)、ジャトロファ(Jatropha)、リシナス(Ricinus)、例えば、種マニホット・ウチリシマ、ジャニファ・マニホット、ジャトロファ・マニホット、マニホット・アイピル、マニホット・ダルシス(Manihot dulcis)、マニホット・マニホット、マニホット・メラノバシス、マニホット・エスクレンタ[マニホット、クズウコン、タピオカ、キャッサバ]またはリシナス・コミュニス(Ricinus communis) [トウゴマ、キャストルオイルブッシュ、キャストルオイル植物、ヒマ、ワンダーツリー]、マメ科、例えば、属ピサム(Pisum)、アルビジア(Albizia)、カトルミオン(Cathormion)、フェウイレア(Feuillea)、インガ(Inga)、ピテコロビウム(Pithecolobium)、アカシア(Acacia)、ミモザ(Mimosa)、メジカジョ(Medicajo)、グリシン(Glycine)、ドリコス(Dolichos)、ファセオラス(Phaseolus)、ソヤ(Soja)、例えば、種ピサム・サチバム、ピサム・アルベンセ、ピサム・ヒュミレ[エンドウ豆]、アルビジア・ベルテリアナ(Albizia berteriana)、アルビジア・ジュリブリシン(Albizia julibrissin)、アルビジア・レベック(Albizia lebbeck)、アカシア・ベルテリアナ(Acacia berteriana)、アカシア・リトラリス(Acacia littoralis)、アルビジア・ベルテリアナ(Albizia berteriana)、アルビジア・ベルテリアナ(Albizzia berteriana)、カトルミオン・ベルテリアナ(Cathormion berteriana)、フェウイレア・ベルテリアナ(Feuillea berteriana)、インガ・フラグランス(Inga fragrans)、ピテセロビウム・ベルテリアナム(Pithecellobium berterianum)、ピテセロビウム・フラグランス(Pithecellobium fragrans)、ピテコロビウム・ベルテリアナム(Pithecolobium berterianum)、シュードアルビジア・ベルテリアナ(Pseudalbizzia berteriana)、アカシア・ジュリブリシン(Acacia julibrissin)、アカシア・ネム(Acacia nemu)、アルビジア・ネム(Albizia nemu)、フェウイレア・ジュリブリシン(Feuilleea julibrissin)、ミモザ・ジュリブリシン(Mimosa julibrissin)、ミモザ・スペシオサ(Mimosa speciosa)、セリカンルダ・ジュリブリシン(Sericanrda julibrissin)、アカシア・レベック(Acacia lebbeck)、アカシア・マクロフィラ(Acacia macrophylla)、アルビジア・レベック、フェウイレア・レベック(Feuilleea lebbeck)、ミモザ・レベック(Mimosa lebbeck)、ミモザ・スペシオサ(Mimosa speciosa)[ログウッド類似種、ネムノキ、西インドクルミ]、メジカゴ・サチバ、メジカゴ・ファルカタ、メジカゴ・バリア[アルファルファ]、グリシン・マックス(Glycine max)、ドリコス・ソヤ(Dolichos soja)、グリシン・グラシリス(Glycine gracilis)、グリシン・ヒスピダ(Glycine hispida)、ファセオラス・マックス(Phaseolus max)、ソヤ・ヒスピダ(Soja hispida)またはソヤ・マックス(Soja max) [大豆]、フウロソウ科(Geraniaceae)、例えば、属ペラルゴニウム(Pelargonium)、ココス(Cocos)、オレウム(Oleum)、例えば、種ココス・ヌシフェラ(Cocos nucifera)、ペラルゴニウム・グロサラリオイデス(Pelargonium grossularioides)またはオレウム・ココイス(Oleum cocois) [ココナッツ]、イネ科(Gramineae)、例えば、属サッカラム(Saccharum)、例えば、種サッカラム・オフィシナラム(Saccharum officinarum)、クルミ科(Juglandaceae)、例えば、属ジャグランス(Juglans)、ワリア(Wallia)、例えば、種ジャグランス・レギア(Juglans regia)、ジャグランス・アイランチフォリア(Juglans ailanthifolia)、ジャグランス・シエボルディアナ(Juglans sieboldiana)、ジャグランス・シネレア(Juglans cinerea)、ワリア・シネレア(Wallia cinerea)、ジャグランス・ビキシビ(Juglans bixbyi)、ジャグランス・カリフォルニカ(Juglans californica)、ジャグランス・ヒンドシ(Juglans hindsii)、ジャグランス・インテルメディア(Juglans intermedia)、ジャグランス・ジャマイセンシス(Juglans jamaicensis)、ジャグランス・メジャー(Juglans major)、ジャグランス・ミクロカルパ(Juglans microcarpa)、ジャグランス・ニグラ(Juglans nigra)またはワリア・ニグラ(Wallia nigra) [クルミ、黒クルミ、一般的なクルミ、ペルシアクルミ、白クルミ、バタークルミ、黒クルミ]、クスノキ科(Lauraceae)、例えば、属ペルセア(Persea)、ラウラス(Laurus)、例えば、種月桂樹ラウラス・ノビリス(Laurus nobilis) [月桂樹]、ペルセア・アメリカーナ(Persea americana)、ペルセア・グラチシマ(Persea gratissima)またはペルセア・ペルセア(Persea persea) [アボカド]、マメ科(Leguminosae)、例えば、属アラキス(Arachis)、例えば、種アラキス・ヒポゲア(Arachis hypogaea) [ピーナッツ]、アマ科(Linaceae)、例えば、属リナム(Linum)、アデノリナム(Adenolinum)、例えば、種リナム・ウシタチシマム、リナム・ヒュミレ、リナム・オーストリアカム、リナム・ビエネ、リナム・アングスチフォリウム、リナム・カタルチカム、リナム・フラバム、リナム・グランジフロラム、アデノリナム・グランジフロラム、リナム・レウィシ、リナム・ナルボネンセ、リナム・ペレネ、リナム・ペレネ・バル・レウィシ、リナム・プラテンセまたはリナム・トリギナム[亜麻、亜麻仁]、ザクロ科(Lythrarieae)、例えば、属プニカ(Punica)、例えば、種プニカ・グラナタム(Punica granatum)[ザクロ]、アオイ科(Malvaceae)、例えば、属ゴシピウム(Gossypium)、例えば、種ゴシピウム・ヒルサタム、ゴシピウム・アルボレウム、ゴシピウム・バルバデンセ、ゴシピウム・ヘルバセウムまたはゴシピウム・タルベリ[綿]、バショウ科(Musaceae)、例えば、属ムサ(Musa)、例えば、種ムサ・ナナ、ムサ・アクミナタ、ムサ・パラジシアカ、ムサ属の種[バナナ]、アカバナ科(Onagraceae)、例えば、属カミソニア(Camissonia)、オエノテラ(Oenothera)、例えば、種オエノテラ・ビエニス(Oenothera biennis)またはカミソニア・ブレビペス(Camissonia brevipes) [サクラソウ、マツヨイグサ]、ヤシ科(Palmae)、例えば、属エラシス(Elacis)、例えば、種エラエイス・ギネンシス[油ヤシ]、ケシ科、例えば、属パパベル(Papaver)、例えば、種パパベル・オリエンタレ、パパベル・ロエアス、パパベル・デュビウム[ケシ、オリエンタルポピー、ヒナゲシ、フィールドポピー、シャーリーポピー、フィールドポピー、
長頭ポピー、長鞘ポピー]、ゴマ科(Pedaliaceae)、例えば、属セサマム(Sesamum)、例えば、種セサマム・インジカム[ゴマ]、コショウ科(Piperaceae)、例えば、属ピペル(Piper)、アルタンテ(Artanthe)、ペペロミア(Peperomia)、ステフェンシア(Steffensia)、例えば、種ピペル・アダンカム、ピペル・アマラゴ、ピペル・アングスチフォリウム、ピペル・アウリタム、ピペル・ベテル、ピペル・クベバ、ピペル・ロンガム、ピペル・ニグラム、ピペル・レトロフラクタム、アルタンテ・アダンカ、アルタンテ・エロンガタ、ペペロミア・エロンガタ、ピペル・エロンガタム、ステフェンシア・エロンガタ[カイエンヌペッパー、ワイルドペッパー]、イネ科、例えば、属ホルデウム(Hordeum)、セカレ(Secale)、アベナ(Avena)、モロコシ(Sorghum)、アンドロポゴン(Andropogon)、ホルカス(Holcus)、パニカム(Panicum)、オリザ(Oryza)、ゼア(Zea)、トリチカム(Triticum)、例えば、種ホルデウム・バルガレ、ホルデウム・ジュバタム、ホルデウム・ムリナム、ホルデウム・セカリナム、ホルデウム・ジスチコン、ホルデウム・エギセラス、ホルデウム・ヘキサスチコン、ホルデウム・ヘキサスチカム、ホルデウム・イレグラレ、ホルデウム・サチバム、ホルデウム・セカリナム[大麦、精白玉麦、狐尾大麦、ムギクサ、牧草大麦]、セカレ・セレアレ(Secale cereale) [ライ麦]、アベナ・サチバ、アベナ・ファツア、アベナ・ビザンチナ、アベナ・ファツア・バル・サチバ、アベナ・ハイブリダ[オート麦]、モロコシ・ビコロル、モロコシ・ハレペンセ、モロコシ・サッカラタム、モロコシ・バルガレ、アンドロポゴン・ドラモンジ、ホルカス・ビコロル、ホルカス・モロコシ、モロコシ・エチオピカム、モロコシ・アランジナセウム、モロコシ・カフロラム、モロコシ・セルナム、モロコシ・ドクナ、モロコシ・ドラモンジ、モロコシ・デュラ、モロコシ・ギネンセ、モロコシ・ランセオラタム、モロコシ・ネルボサム、モロコシ・サッカラタム、モロコシ・サブグラブレセンス、モロコシ・ベルチシリフロラム、モロコシ・バルガレ、ホルカス・ハレペンシス、モロコシ・ミリアセウム・ミレット、パニカム・ミリタセウム[モロコシ、アワ]、オリザ・サチバ(Oryza sativa)、オリザ・ラチフォリア(Oryza latifolia) [イネ]、ゼア・マイス[トウモロコシ]、トリチカム・エスチバム、トリチカム・デュラム、トリチカム・ツルギダム、トリチカム・ヒベルナム、トリチカム・マチャ、トリチカム・サチバムまたはトリチカム・バルガレ[小麦、パン小麦、一般的な小麦]、ヤマモガシ科(Proteaceae)、例えば、属マカダミア(Macadamia)、例えば、種マカダミア・インテルグリフォリア(Macadamia intergrifolia) [マカダミア]、アカネ科、例えば、属コフィア(Coffea)、例えば、コフィア属の種(Cofea spp.)、コフィア・アラビカ、コフィア・カネフォラまたはコフィア・リベリカ[コーヒー]、ゴマノハグサ科、例えば、属ベルバスカム(Verbascum)、例えば、種ベルバスカム・ブラッタリア(Verbascum blattaria)、ベルバスカム・シャイキシ(Verbascum chaixii)、ベルバスカム・デンシフロラム(Verbascum densiflorum)、ベルバスカム・ラグラス(Verbascum lagurus)、ベルバスカム・ロンギフォリウム(Verbascum longifolium)、ベルバスカム・リクニティス(Verbascum lychnitis)、ベルバスカム・ニグラム(Verbascum nigrum)、ベルバスカム・オリンピカム(Verbascum olympicum)、ベルバスカム・フロモイデス(Verbascum phlomoides)、ベルバスカム・フェニカム(Verbascum phoenicum)、ベルバスカム・パルベルレンタム(Verbascum pulverulentum)またはベルバスカム・タプサス(Verbascum thapsus) [モウズイカ、白モウズイカ、ネトルリーブモウズイカ、デンスフラワーモウズイカ、銀モウズイカ、長葉モウズイカ、白モウズイカ、暗モウズイカ、ギリシャモウズイカ、オレンジモウズイカ、紫モウズイカ、白髪モウズイカ、グレートモウズイカ]、ナス科、例えば、属カプシカム(Capsicum)、ニコチアナ(Nicotiana)、ソラナム(Solanum)、リコペルシコン(Lycopersicon)、例えば、種カプシカム・アナム、カプシカム・アナム・バル・グラブリウスクラム、カプシカム・フルテセンス[コショウ])、カプシカム・アナム[パプリカ]、ニコチアナ・タバカム、ニコチアナ・アラタ(Nicotiana alata)、ニコチアナ・アテヌアタ(Nicotiana attenuata)、ニコチアナ・グラウカ(Nicotiana glauca)、ニコチアナ・ラングスドルフィ(Nicotiana langsdorffii)、ニコチアナ・オブツシフォリア(Nicotiana obtusifolia)、ニコチアナ・クアドリバルビス(Nicotiana quadrivalvis)、ニコチアナ・レパンダ(Nicotiana repanda)、ニコチアナ・ラスティカ(Nicotiana rustica)、ニコチアナ・シルベストリス(Nicotiana sylvestris) [タバコ]、ソラナム・ツベロサム[ジャガイモ]、ソラナム・メロンゲナ[ナス]、リコペルシコン・エスクレンタム、リコペルシコン・リコペルシカム、リコペルシコン・ピリフォルメ、ソラナム・インテグリフォリウムまたはソラナム・リコペルシカム[トマト]、アオギリ科(Sterculiaceae)、例えば、属テオブロマ(Theobroma)、例えば、種テオブロマ・カカオ(Theobroma cacao) [カカオ]、ツバキ科(Theaceae)、例えば、属カメリア(Camellia)、例えば、種カメリア・シネンシス(Camellia sinensis)[茶]。
一実施形態では、栽培植物は、特に、カエデ属の種(Acer spp.)、マタタビ属の種(Actinidia spp.)、トロロアオイ属の種(Abelmoschus spp.)、サイザルアサ(Agave sisalana)、カモジグサ属の種(Agropyron spp.)、ハイコヌカグサ(Agrostis stolonifera)、アリウム属の種(Allium spp.)、ヒユ属の種(Amaranthus spp.)、アンモフィラ・アレナリア(Ammophila arenaria)、バンレイシ属の種(Annona spp.)、セロリ(Apium graveolens)、ラッカセイ属の種(Arachis spp.)、パンノキ属の種(Artocarpus spp.)、アスパラガス(Asparagus officinalis)、カラスムギ属の種(Avena spp.)、スターフルーツ(Averrhoa carambola)、ホウライチク属の種(Bambusa sp.)、トウガン(Benincasa hispida)、ブラジルナッツ(Bertholletia excelsea)、サトウダイコン(Beta vulgaris)、アブラナ属の種(Brassica spp.)、カダバ・ファリノーサ(Cadaba farinosa)、カンナ・インディカ(Canna indica)、トウガラシ属の種(Capsicum spp.)、カレックス・エラータ(Carex elata)、カリッサ・マクロカルパ(Carissa macrocarpa)、ペカン属の種(Carya spp.)、クリ属の種(Castanea spp.)、パンヤノキ(Ceiba pentandra)、エンダイブ(Cichorium endivia)、ニッケイ属の種(Cinnamomum spp.)、スイカ(Citrullus lanatus)、シトラス属の種(Citrus spp.)、ココス属の種(Cocos spp.)、コーヒーノキ属の種(Coffea spp.)、サトイモ(Colocasia esculenta)、コラノキ属の種(Cola spp.)、シナノキツナソ属の種(Corchorus sp.)、コリアンダー(Coriandrum sativum)、サンザシ属の種(Crataegus spp.)、サフラン(Crocus sativus)、カボチャ属の種(Cucurbita spp.)、キュウリ属の種(Cucumis spp.)、チョウセンアザミ属の種(Cynara spp.)、ニンジン(Daucus carota)、ヌスビトハギ属の種(Desmodium spp.)、リュウガン(Dimocarpus longan)、ヤマノイモ属の種(Dioscorea spp.)、カキノキ属の種(Diospyros spp.)、ヒエ属の種(Echinochloa spp.)、アブラヤシ属(Elaeis)(例えば、アメリカアブラヤシ(Elaeis oleifera))、エレウシン・コラカナ(Eleusine coracana)、エラグロスティス・テフ(Eragrostis tef)、エリアンサス属の種(Erianthus sp.)、ビワ(Eriobotrya japonica)、ユーカリ属の種(Eucalyptus sp.)、ビタンガ(Eugenia uniflora)、ソバ属の種(Fagopyrum spp.)、ブナ属の種(Fagus spp.)、オニウシノケグサ(Festuca arundinacea)、イチジク(Ficus carica)、キンカン属の種(Fortunella spp.)、フラガリア属の種(Fragaria spp.)、ギンコ・ビローバ(Ginkgo biloba)、グリシン属の種(Glycine spp.)(例えば、ダイズ(Glycine max)、ソヤ・ヒスピダまたはソヤ・マックス)、ノカンゾウ(Hemerocallis fulva)、ハイビスカス属の種(Hibiscus spp.)、オオムギ属の種(Hordeum spp.)、ラチルス属の種(Lathyrus spp.)、レンズマメ(Lens culinaris)、レイシ(Litchi chinensis)、ハス属の種(Lotus spp.)、トカドヘチマ(Luffa acutangula)、ルピナス属の種(Lupinus spp.)、ルズラ・シルバチカ(Luzula sylvatica)、トマト属の種(Lycopersicon spp.)、マクロチローマ属の種(Macrotyloma spp.)、リンゴ属の種(Malus spp.)、アセロラ(Malpighia emarginata)、マミーアップル(Mammea americana)、サポジラ(Manilkara zapota)、ムラサキウマゴヤシ(Medicago sativa)、シナガワハギ属の種(Melilotus spp.)、ハッカ属の種(Mentha spp.)、ススキ(Miscanthus sinensis)、ツルレイシ属の種(Momordica spp.)、クロミグワ(Morus nigra)、バショウ種(Musa spp.)、タバコ種(Nicotiana spp.)、オリーブ属種(Olea spp.)、オプンティア属の種(Opuntia spp.)、オルニトプス属の種(Ornithopus spp.)、オリザ属の種(Oryza spp.)、スイッチグラス(Panicum virgatum)、パッションフルーツ(Passiflora edudis)、バースニップ(Pastinaca sativa)、チカラシバ属の種(Pennisetum sp.)、ワニナシ属の種(Persea spp.)、イタリアンパセリ(Petroselinum crispum)、クサヨシ(Phalaris arundinacea)、インゲンマメ属の種(Phaseolus spp.)、オオアワガエリ(Phleum pratense)、ナツメヤシ属の種(Phoenix spp.)、ヨシ(Phragmites australis)、ホオズキ属の種(Physalis spp.)、マツ属の種(Pinus spp.)、エンドウ属の種(Pisum spp.)、イチゴツナギ属の種(Poa spp.)、ハコヤナギ属の種(Populus spp.)、プロソピス属の種(Prosopis spp.)、サクラ属の種(Prunus spp.)、パンジロウ属の種(Psidium spp.)、セイヨウナシ(Pyrus communis)、コナラ属の種(Quercus spp.)、ラディッシュ(Raphanus sativus)、ショクヨウダイオウ(Rheum rhabarbarum)、スグリ属の種(Ribes spp.)、キイチゴ属の種(Rubus spp.)、サトウキビ属の種(Saccharum spp.)、ヤナギ属の種(Salix sp.)、ニワトコ属の種(Sambucus spp.)、ライムギ(Secale cereale)、ゴマ属の種(Sesamum spp.)、シナピス属の種(Sinapis sp.)、ナス属の種(Solanum spp.)、ホウレンソウ属の種(Spinacia spp.)、シジジウム属の種(Syzygium spp.)、マンジュギク属の種(Tagetes spp.)、タマリンディス・インディカ(Tamarindus indica)、テオブロマ・カカオ(Theobroma cacao)、トリフォリウム属の種(Trifolium spp.)、トリプサカム・ダクチロイデス(Tripsacum dactyloides)、トリチコセケル・リンパウイ(Triticosecale rimpaui)、コムギ属の種(Triticum spp.)(例えば、マカロニコムギ(Triticum monococcum))、トロパエオルム・ミヌス(Tropaeolum minus)、トロパエオルム・マジャス(Tropaeolum majus)、スノキ属の種(Vaccinium spp.)、ソラマメ属の種(Vicia spp.)、ササゲ属の種(Vigna spp.)、ニオイスミレ(Viola odorata)、ブドウ属の種(Vitis spp.)、ワイルドライス(Zizania palustris)、ナツメ属の種(Zizphus spp.)を含む一覧から選択される、緑色植物亜界の上科、特に飼葉(fodder)または飼料用マメ科牧草植物を含めた単子葉および双子葉植物、観賞植物、食用作物、樹木または低木から選択される。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に定義されているような式IAの化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に定義されているような式IA-1の化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に定義されているような式IBの化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に定義されているような式ICの化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、本明細書に定義されているような式IDの化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、実施例セクションにおける表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、式I-11の化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、式I-16の化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、式I-21の化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、式I-26の化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
いくつかの実施形態において、本発明は、式I-31の化合物が、いずれの場合にも、表AP-Tの1列に対応する施用タイプで施用される方法および使用に関する。
また好ましいのは、特殊収穫物、例えば、果実および野菜に対する、本発明による化合物および混合物、特に、本明細書において、例えば、表AP-Tにおいて個別化したような化合物の施用である。その一実施形態において、施用は、結実野菜、特に、トマト、コショウまたはナスに対してである。
その別の実施形態において、施用は、葉菜、特に、キャベツまたはレタス(lettuce)に対してである。
そのまた別の実施形態において、施用は、塊茎(塊茎菜)、特に、ジャガイモまたはタマネギ(onion)に対してである。
一実施形態において、本発明による方法および使用において、下記の施用タイプを使用する。
Figure 2015532274
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栽培植物は、少なくとも1種の形質を含む植物である。「形質」という用語は、遺伝子操作によってまたは従来の育種技術によって植物中に存在する特性を指す。各形質は、そのそれぞれの対照に対して評価されるべきである。形質の例は、
・除草剤耐性
・細菌毒素の発現による昆虫抵抗性
・菌類抵抗性またはウイルス抵抗性または細菌抵抗性
・抗生物質抵抗性
・ストレス耐性
・成熟改変
・栽培植物中に存在する化学物質の含有量の改変、好ましくは、食品および/または飼料産業、化粧品産業および/または製薬産業の分野における用途に有利なファインケミカルの含有量の増加。
・改変された栄養摂取、好ましくは栄養物利用効率および/または栄養物欠乏の状態に対する抵抗性の増加
・改善された繊維品質
・植物の活力
・改変された色
・稔性回復
および雄性不稔
である。
主に、栽培植物は、前述の形質の組合せも含み得、例えば、それらは、除草剤の作用に耐性であり、および細菌毒素を発現し得る。
主に、栽培植物のすべては、前述の特性の組合せも与えることもでき、例えば、除草剤の作用に耐性であるとともに細菌毒性を発現することができる。
以下の詳細な説明において、「植物」という用語は、栽培植物を指す。
除草剤に対する耐性は、除草剤に対して抵抗性である標的酵素の発現、除草剤を不活性化させる酵素の発現による除草剤の急速代謝(接合または分解)、または除草剤の摂取不良および転移による除草剤の作用場所での無感受性を創出することによって得ることができる。例は、野性型酵素に比較して、除草剤に対して耐性である酵素の発現、例えば、グリホセートに対して耐性である5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ(EPSPS)の発現(例えば、Heckら、Crop Sci. 45、2005年、329〜339頁、Funkeら、PNAS 103、2006年、13010〜13015頁、米国特許第5,188,642号、米国特許第4,940,835号、米国特許第5,633,435号、米国特許第5,804,425号、米国特許第5,627,061号参照)、グルホシネートおよびビアラホスに耐性であるグルタミンシンターゼの発現(例えば、米国特許第5,646,724号、米国特許第5,561,236号参照)およびジカンバ分解酵素をコードするDNA構築物(例えば、米国特許第7,105,724号参照)である。遺伝子構築物は、例えば、前記除草剤に耐性である微生物または植物、例えば、グリホセートに抵抗性であるアグロバクテリウム(Agrobacterium)株CP4 EPSPS、グルホシネートに抵抗性であるストレプトマイセス属(Streptomyces)の細菌、HDDPをコードするキメラ遺伝子配列を有するシロイヌナズナ属(Arabidopsis)、ダウクス・カロタ、シュードモナス属の種(Pseudomonas spp.)またはゼア・マイス(例えば、国際公開第1996/38567号、国際公開第2004/55191号参照)、プロトックス阻害剤に抵抗性であるアラビドプシス・タリアナ(例えば、米国特許出願公開第2002/0073443号参照)から得ることができる。
好ましくは、除草剤耐性植物は、穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギなど)、カノーラ、モロコシ、ダイズ、イネ、アブラナ、サトウダイコン、サトウキビ、ブドウ、レンチル、ヒマワリ、アルファルファ、仁果果実、石果、ピーナッツ、コーヒー、チャ、イチゴ、シバ、野菜(トマト、ジャガイモ、ウリ科植物およびレタスなど)から選択することができ、より好ましくは、この植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、アブラナ、特に、カノーラ、トマト、ジャガイモ、サトウキビ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジならびに穀物(コムギ、オオムギ、ライムビおよびオートムギなど)から選択される。
除草剤に対する耐性を有する市販のトランスジェニック植物の例は、グリホセートに対して耐性を有するトウモロコシの品種「Roundup Ready Corn」、「Roundup Ready 2」(Monsanto)、「Agrisure GT」、「Agrisure GT/CB/LL」、「Agrisure GT/RW」、「Agrisure 3000GT」(Syngenta)、「YieldGard VT Rootworm/RR2」および「YieldGard VT Triple」(Monsanto)、グルホシネートに対して耐性を有するトウモロコシの品種「Liberty Link」(Bayer)、「Herculex I」、「Herculex RW」、「Herculex Xtra」(Dow, Pioneer)、「Agrisure GT/CB/LL」および「Agrisure CB/LL/RW」(Syngenta)、グリホセートに対して耐性を有するダイズの品種「Roundup Ready Soybean」(Monsanto)および「Optimum GAT」(Dupont, Pioneer)、グリホセートに耐性を有するワタの品種「Roundup Ready Cotton」および「Roundup Ready Flex」(Monsanto)、グルホシネートに耐性を有するワタ品種「FiberMax Liberty Link」(Bayer)、ブロモキシニルに対して耐性を有するワタの品種「BXN」(Calgene)、ブロモキシニル耐性を有するカノーラの品種「Navigator」および「Compass」(Rhone-Poulenc)、グリホシネート耐性を有するカノーラの品種「Roundup Ready Canola」(Monsanto)、グルホシネートに対して耐性を有するカノーラ品種「InVigor」(Bayer)、グルホシネート耐性を有するイネの品種「Liberty Link Rice」(Bayer)およびグリホセート耐性を有するアルファルファの品種「Roundup Ready Alfalfa」である。除草剤耐性を有するさらなるトランスジェニック植物は、一般に公知であり、例えば、グリホセートに対して耐性を有するアルファルファ、リンゴ、ユーカリ、フラックス、ブドウ、レンチル、アブラナ、エンドウ、ジャガイモ、イネ、サトウダイコン、ヒマワリ、タバコ、トマト、シバクサおよびコムギ(例えば、米国特許第5,188,642号、米国特許第4,940,835号、米国特許第5,633,345号、米国特許第5,804,425号、米国特許第5,627,061号参照)、ジカンバに対して耐性を有するマメ類、ダイズ、ワタ、エンドウ、ジャガイモ、ヒマワリ、トマト、タバコ、トウモロコシ、モロコシおよびサトウキビ(例えば、米国特許第7,105,724号および米国特許第5,670,454号参照)、2,4-Dに対して耐性を有するコショウ、リンゴ、トマト、ミレット、ヒマワリ、タバコ、ジャガイモ、トウモロコシ、キュウリ、コムギおよびモロコシ(例えば、米国特許第6,153,401号、米国特許第6,100,446号、国際公開第2005107437号、米国特許第5,608,147号および米国特許第5,670,454号参照)、グルホシネートに対する耐性を有するサトウダイコン、ジャガイモ、トマトおよびタバコ(例えば、米国特許第5,646,024号、米国特許第5,561,236号参照)、除草剤を阻害するアセトラクテートシンターゼ(ALS)、例えば、トリアゾロピリミジンスルホンアミド、スルホニル尿素およびイミダゾリノンに対して耐性を有するカノーラ、オオムギ、ワタ、レタス、メロン、ミレット、オーツムギ、ジャガイモ、イネ、ライムギ、モロコシ、ダイズ、サトウダイコン、ヒマワリ、タバコ、トマトおよびコムギ(例えば、米国特許第5,013,659号、国際公開第2006060634号、米国特許第4,761,373号、米国特許第5,304,732号、米国特許第6,211,438号、米国特許第6,211,439号および米国特許第6,222,100号参照)、HPPD阻害剤除草剤に対して耐性を有する穀物、サトウキビ、イネ、トウモロコシ、タバコ、ダイズ、ワタ、ナタネ、サトウダイコンおよびジャガイモ(例えば、国際公開第2004/055191号、国際公開第199638567号、国際公開第1997049816号および米国特許第6,791,014号参照)、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤除草剤に対して耐性を有するコムギ、ダイズ、ワタ、サトウダイコン、ナタネ、イネ、モロコシおよびサトウキビ(例えば、米国特許出願公開第2002/0073443号、米国特許出願公開第20080052798号、Pest Management Science, 61, 2005年, 277-285参照)である。このようなトランスジェニック植物を生産する方法は一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。
1種または複数の選択的に作用する細菌毒素を合成することができる植物は、例えば、毒素産生細菌、特にバチルス属のもの由来の少なくとも1種の毒素、特に、バチルス・セレウス(Bacillus cereus)もしくはバチルス・ポプリエ(Bacillus popliae)由来の1種もしくは複数の殺虫タンパク質を合成できる植物、またはバチルス・チューリンゲンシス(Bacillus thuringiensis)由来の殺虫タンパク質、例えば、デルタ-エンドトキシン、例えば、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIF、CryIF(a2)、CryIIA(b)、CryIIIA、CryIIIB(b1)もしくはCry9c、または栄養成長期殺虫タンパク質(VIP)、例えば、VIP1、VIP2、VIP3もしくはVIP3A、または細菌コロニー形成性線虫、例えば、フォトラブダス属の種(Photorhabdus spp.)もしくはゼノラブダス属の種(Xenorhabdus spp.)、例えば、フォトラブダス・ルミネセンス(Photorhabdus luminescens)、ゼノラブダス・ネマトフィルス(Xenorhabdus nematophilus)、動物により産生される毒素、例えば、サソリ毒素、クモ毒素、スズメバチ毒素および他の昆虫特異的神経毒、菌類により産生される毒素、例えば、ストレプトマイセス属菌の毒素、植物レクチン、例えば、エンドウマメレクチン、オオムギレクチンもしくはマツユキソウレクチン、アグルチニン、プロテイナーゼ阻害剤、例えば、トリプシン阻害剤、セリンプロテアーゼ阻害剤、パタチン、シスタチン、パパイン阻害剤、リボソーム不活性化タンパク質(RIP)、例えば、リシン、メイズ-RIP(maize-RIP)、アブリン、ルフィン、サポリンもしくはブリオジン、ステロイド代謝酵素、例えば、3-ヒドロキシステロイドオキシダーゼ、エクジステロイド-UDP-グリコシル-トランスフェラーゼ、コレステロールオキシダーゼ、エクジソン阻害剤、HMG-COA-レダクターゼ、イオンチャネル遮断薬、例えば、ナトリウムもしくはカルシウムチャネルの遮断薬、幼若ホルモンエステラーゼ、利尿ホルモン受容体、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼおよびグルカナーゼを含む。
一実施形態では、植物が、前記毒素、レクチン、阻害剤または阻害剤産生性酵素をコード化する核酸配列を含む少なくとも1種の細胞を含む場合、植物は、毒素、レクチンまたは阻害剤を産生することができ、前記核酸配列は転写および翻訳され、必要に応じて、結果として生じるタンパク質は、構成的方式で処理および/もしくは分泌される、または発育上の、誘導性もしくは組織特異的調節を受ける。
本発明の文脈において、デルタエンドトキシン、例えば、CryIA(b)、CryIA(c)、CryIF、CryIF(a2)、CryIIA(b)、CryIIIA、CryIIIB(b1)もしくはCry9c、または栄養成長期殺虫タンパク質(VIP)、例えば、VIP1、VIP2、VIP3もしくはVIP3A、明示的にまたハイブリッド毒素、末端切断型毒素および修飾された毒素が存在すると理解されるべきである。末端切断型毒素の例は、末端切断型CryIA(b)であり、これは、以下に記載されるように、Syngenta Seed SAS由来のBt11トウモロコシで発現される。修飾毒素の場合は、天然起源の毒素の1個または複数のアミノ酸が置き換えられる。このようなアミノ酸置換では、好ましくは非天然に存在するプロテアーゼ認識配列が、毒素中に挿入され、例えば、CryIIIA055の場合は、カテプシン-D-認識配列がCryIIIA毒素に挿入される(国際公開第2003/018810号参照)。
このような毒素またはこのような毒素を合成することができるトランスジェニック植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第A-0374753号、国際公開第93/07278号、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第A-0427529号、欧州特許出願公開第A-451878号および国際公開第2003/052073号に開示されている。
このようなトランスジェニック植物の調製方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。CryI-型デオキシリボ核酸およびそれらの調製は、例えば、国際公開第95/34656号、欧州特許出願公開第A-0367474号、欧州特許出願公開第A-0401979号および国際公開第1990/13651号から公知である。
トランスジェニック植物に含まれる毒素は、その植物に有害な昆虫に対する耐性を与える。このような昆虫は、任意の昆虫の分類群に存在することができるが、特に一般に、鞘翅目(Coleoptera)、双翅目昆虫(Diptera)およびチョウ(鱗翅目(Lepidoptera))に見いだされる。
好ましくは、細菌毒素を発現することができる植物は、穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギなど)、カノーラ、ワタ、ナス、レタス、モロコシ、ダイズ、イネ、アブラナ、サトウダイコン、サトウキビ、ブドウ、レンチル、ヒマワリ、アルファルファ、仁果果実、石果、ピーナッツ、コーヒー、チャ、イチゴ、シバ、野菜(トマト、ジャガイモ、ウリ科植物およびレタスなど)から選択され、好ましくは、この植物は、ワタ、ダイズ、トウモロコシ、イネ、トマト、ジャガイモ、アブラナおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、最も好ましくは、ワタ、ダイズ、トウモロコシ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から選択される。
細菌毒素を発現することができる市販のトランスジェニック植物の例は、根きり虫(corn rootworm)に対して抵抗性を有するトウモロコシ品種「YieldGard corn rootworm」(Monsanto)、「YieldGard VT」(Monsanto)、「Herculex RW」(Dow, Pioneer)、「Herculex Rootworm」(Dow, Pioneer)および「Agrisure GRW」(Syngenta)、アワノメイガ(corn borer)に対して抵抗性を有するトウモロコシ品種「YieldGard corn borer」(Monsanto)、「YieldGard VT Pro」(Monsanto)、「Agrisure CB/LL」(Syngenta)、「Agrisure 3000GT」(Syngenta)、「Hercules II」、「Hercules II」(Dow, Pioneer)、「KnockOut」(Novartis)、「NatureGard」(Mycogen)および「StarLink」(Aventis)、ウェスタンビーンカットワーム(western bean cutworm)、アワイメイガ、タマナヤガ(black cutworm)およびツマジロクサヨトウ(fall armyworm)に対して抵抗性を有するトウモロコシ品種「Herculex I」(Dow, Pioneer)および「Herculex Xtra」(Dow, Pioneer)、アワイメイガおよび根きり虫に対して抵抗性を有するトウモロコシ品種「YieldGard Plus」(Monsanto)、ニセアメリカタバコガ(tabacco budworm)に対して抵抗性を有するワタ品種「Bollgard I」(Monsanto)、ニセアメリカタバコガ、綿ワタキバガ(cotton bollworm)、ツマジクサヨトウ、シロイチモンジヨトウ(beet armyworm)、ウラクサギンウワバ(cabbage looper)、アオムシ類(soybean looper)およびワタキバガ(pink bollworm)に対して抵抗性を有するワタ品種「Bollgard II」(Monsanto)、「WideStrike」(Dow)および「VipCot」(Syngenta)、タバコスズメガ(tabacco hornworm)抵抗性を有するジャガイモ品種「NewLeaf」、「NewLeaf Y」および「NewLeaf Plus」(Monsanto)、ブリンジャル果実シュート穿孔虫(brinjal fruit and shoot borer)、果実穿孔虫(bruit borer)および綿ワタキバガに対して抵抗性を有するナス品種「Bt brinjal」、「Dumaguete Long Purple」、「Mara」(例えば、米国特許第5,128,130号参照)である。昆虫抵抗性を有するさらなるトランスジェニック植物は、一般に公知であり、例えば、サンカメイチュウ(yellow stemborer)抵抗性イネ(例えば、Molecular Breeding、第18巻、2006年、第1号参照)、鱗翅目抵抗性レタス(例えば、米国特許第5,349,124号参照)、抵抗性ダイズ(例えば、米国特許第7,432,421号参照)および鱗翅目、例えば、ニカメイガ(rice stemborer)、イチモンジセセリ(rice skipper)、ライスカットワーム(rice cutworm)、ライスケイスワーム(rice caseworm)、ライスリーフホルダー(rice leaffolder)およびアワヨトウ(rice armyworm)に対して抵抗性を有するイネ(例えば、国際公開第2001021821号参照)などである。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。
好ましくは、抗病原性物質を合成することができる植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、トマト、ジャガイモ、バナナ、パパイヤ、タバコ、ブドウ、プラムおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、最も好ましくはダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、トマト、ジャガイモ、バナナ、パパイヤ、アブラナ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から選択される。
選択的作用を有する抗病原性物質を合成することができる植物は、例えば、いわゆる「感染特異的タンパク質(pathogenesis-related proteins)」(PRP、例えば、欧州特許出願公開第A-0392225号参照)またはいわゆる「抗菌タンパク質(antifungal proteins)」(AFP、例えば、米国特許第6,864,068号参照)を発現する植物である。植物病原性菌類に対して活性を有する広範な抗菌タンパク質が、特定の植物種から単離されており、共通の知識である。このような抗病原性物質およびこのような抗病原性物質を合成することができるトランスジェニック植物の例は、例えば、欧州特許出願公開第A-0392225号、国際公開第93/05153号、国際公開第95/33818号、および欧州特許出願公開第A-0353191号から公知である。菌類、ウイルスおよび細菌の病原体に対して抵抗性であるトランスジェニック植物は、植物抵抗性遺伝子を導入することによって産生される。多数の抵抗性遺伝子、例えば、タバコモザイクウイルス(Tobacco Mosaic Virus)(TMV)抵抗性タバコ植物を産生するためにTMVに感受性であるタバコ系統に導入さたN遺伝子(例えば、米国特許第5,571,706号参照)、病原体抵抗性を得るために植物中に導入されたPrf遺伝子(例えば、国際公開第199802545号参照)およびシュードモナス・シリンゲ(Pseudomonas syringae)を含む細菌病原体に対する抵抗性を作り出すために使用されたアラビドプシス・タリアナ由来のRps2遺伝子(例えば、国際公開第199528423号参照)が、同定、単離されており、植物抵抗性を改善するために使用された。全身獲得抵抗性反応を示す植物は、N遺伝子のTIRドメインをコードする核酸分子を導入することによって得られた(例えば、米国特許第6,630,618号参照)。公知の抵抗性遺伝子のさらなる例は、多くのイネ栽培種に導入されたXa21遺伝子(例えば、米国特許第5,952,485号、米国特許第5,977,434号、国際公開第1991/09151号、国際公開第1996/22375号参照)、コレトトリクム属抵抗性のためのRcg1遺伝子(例えば、米国特許出願公開第2006/225152号参照)、prp1遺伝子(例えば、米国特許第5,859,332号、国際公開第2008/017706号参照)、ウメ輪紋ウイルス(plum pox virus)に対する抵抗性を導入するためのppv-cp遺伝子(例えば、US PP15,154Ps参照)、P1遺伝子(例えば、米国特許第5,968,828号参照)、ジャガイモにおけるフィトフトラ・インフェスタンス(Phytophthora infestans)に対する抵抗性を導入するためのBlb1、Blb2、Blb3およびRB2などの遺伝子(例えば、米国特許第7,148,397号参照)、LRPKml遺伝子(例えば、国際公開第1999064600号参照)、ジャガイモウイルスY抵抗性のためのP1遺伝子(例えば、米国特許第5,968,828号参照)、HA5-1遺伝子(例えば、米国特許第5,877,403号および米国特許第6,046,384号参照)、ジャガイモイウルスX(PVX)、ジャガイモウイルスY(PVY)、ジャガイモ葉捲病ウイルス(PLRV)などのウイルスに対して広範な抵抗性を導入するためのPIP遺伝子(例えば、欧州特許第0707069号参照)および菌類抵抗性を得るためのアラビドプシス属NI16、ScaM4およびScaM5遺伝子などの遺伝子(例えば、米国特許第6,706,952号および欧州特許第1018553号参照)である。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。
このようなトランスジェニック植物によって発現され得る抗病原性物質には、例えば、イオンチャネル遮断薬(ナトリウムおよびカルシウムチャネルの遮断薬、例えば、ウイルスKP1、KP4またはKP6毒素)、スチルベンシンターゼ、ビベンジルシンターゼ、キチナーゼ、グルカナーゼ、いわゆる「感染特異的タンパク質」(PRP、欧州特許出願公開第A-0392225号参照)、微生物によって産生される抗病原性物質、例えば、ペプチド抗生物質またはヘテロ環状抗生物質(例えば、国際公開第1995/33818号参照)または植物病原体防御に関与するタンパク質もしくはポリペプチド因子(国際公開第2003/000906号に記載されたとおりのいわゆる「植物病害抵抗性遺伝子」)が含まれる。
植物により産生される抗病原性物質は、種々の病原性、例えば、菌類、ウイルスおよび細菌に対して植物を保護することができる。本発明に関連して非常に興味深い有用な植物は、穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギなど)、ダイズ、トウモロコシ、イネ、アルファルファ、ワタ、サトウダイコン、サトウキビ、タバコ、ジャガイモ、バナナ、アブラナ、仁果果実、石果、ピーナッツ、コーヒー、チャ、イチゴ、シバ、ブドウおよび野菜(トマト、ジャガイモ、ウリ科植物、パパイヤ、メロン、レンズマメおよびレタスなど)であり、より好ましくは、ダイズ、トウモロコシ、アルファルファ、ワタ、ジャガイモ、バナナ、パパイヤ、イネ、トマトおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギなど)から、最も好ましくはダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、ジャガイモ、トマト、アブラナ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギなど)から選択される。
菌類病原体に対して抵抗性を有するトランスジェニック植物は、例えば、アジアダイズさび病に対して抵抗性を有するダイズ(例えば、国際公開第2008/017706号参照)、フィトフトラ・インフェスタンスに対する抵抗性を有する植物、例えば、アルファルファ、トウモロコシ、ワタ、サトウダイコン、アブラナ、トマト、ダイズ、コムギ、ジャガイモおよびタバコ(例えば、米国特許第5,859,332号、米国特許第7,148,397号、欧州特許第1334979号参照)、葉枯れ病、穂腐れ病および茎腐れ病(例えば、炭疽葉枯病、炭素茎腐れ病、ディプロディア菌穂腐れ病、フザリウム・ベルチシリオイデス(Fusarium verticillioides)、ジベレラ・ゼア(Gibberella zeae)および上部枝枯れ病など、例えば、米国特許出願公開第2006/225152参照)に対して抵抗性を有するトウモロコシ、リンゴ黒星病(ベンツリア・イナエクアリス(Venturia inaequalis)、例えば、国際公開第1999064600号参照)に対する抵抗性を有するリンゴ、フザリウム病、例えば、フザリウム・グラミネアルム(Fusarium graminearum)、フザリウム・スポロトリキオイデス(Fusarium sporotrichioides)、フザリウム・ラテリチウム(Fusarium lateritium)、フザリウム・シュードグラミネアラム(Fusarium pseudograminearum)、フザリウム・サンバシナム(Fusarium sambucinum)、フザリウム・クルモラム(Fusarium culmorum)、フザリウム・ポアエ(Fusarium poae)、フザリウム・アクミナタム(Fusarium acuminatum)、フザリウム・エクイセチ(Fusarium equiseti)に対する抵抗性を有する植物、例えば、イネ、コムギ、オオムギ、ライムギ、トウモロコシ、オートムギ、ジャガイモ、メロン、ダイズおよびモロコシ(例えば、米国特許第6,646,184号、欧州特許第1477557号参照)、広範な菌類抵抗性を有する植物、例えば、トウモロコシ、ダイズ、穀物(特に、コムギ、ライムギ、オオムギ、オートムギ、ライムギ、イネ)、タバコ、モロコシ、サトウキビおよびジャガイモ(例えば、米国特許第5,689,046号、米国特許第6,706,952号、欧州特許第1018553号および米国特許第6,020,129号参照)である。
細菌病原体に対する抵抗性を有するトランスジェニック植物(およびこれは、本発明に含まれている)は、例えば、キシレラ・ファスチジオサ(Xyella fastidiosa)に対して抵抗性を有するイネ(例えば、米国特許第6,232,538号参照)、白葉枯病(bacterial blight)に対して抵抗性を有する植物、例えば、イネ、ワタ、ダイズ、ジャガイモ、モロコシ、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、サトウキビ、トマトおよびコショウ(例えば、国際公開第2006/42145号、米国特許第5,952,485号、米国特許第5,977,434号、国際公開第1999/09151号、国際公開第1996/22375号参照)、シュードモナス・シリンゲに対する抵抗性を有するトマト(例えば、Can. J. Plant Path.、1983年、5、251〜255頁参照)である。
ウイルス病原体に対する抵抗性を有するトランスジェニック植物は、例えば、ウメ輪紋ウイルス(PPV、例えば、米国PP15,154Ps、欧州特許第0626449号参照)に対して抵抗性を有する石果、例えば、プラム、アーモンド、アンズ、サクランボ、モモ、ネクタリン、ジャガイモウイルスYに対して抵抗性を有するジャガイモ(例えば、米国特許第5,968,828号参照)、トマトスポッテッドウイルトウイルス(TSWV、例えば、欧州特許第0626449号、米国特許第5,973,135号参照)に対して抵抗性の植物、例えば、ジャガイモ、トマト、キュウリおよびマメ科植物、メイズストリークウイルスに対して抵抗性を有するトウモロコシ(例えば、米国特許第6,040,496号参照)、パパイヤ輪点ウイルス(PRSV、例えば、米国特許第5,877,403号、米国特許第6,046,384号参照)に対して抵抗性を有するパパイヤ、キュウリモザイクウイルス(CMV、例えば、米国特許第6,849,780号参照)に対して抵抗性を有するウリ科(cucurbitaceae)、例えば、キュウリ、メロン、スイカおよびカボチャ、ならびにナス科(solanaceae)、例えば、ジャガイモ、タバコ、トマト、ナス、パプリカおよびコショウ、カボチャモザイクウイルスおよびズッキーニ黄斑モザイクウイルスに対して抵抗性を有するウリ科、例えば、キュウリ、メロン、スイカおよびカボチャ(例えば、米国特許第6,015,942号参照)、ジャガイモ葉捲病ウイルス(PLRV、例えば、米国特許第5,576,202号参照)に対して抵抗性を有するジャガイモ、ジャガイモウイルスX(PVX)、ジャガイモウイルスY(PVY)、ジャガイモ葉捲病ウイルス(PLRV)などの広範なウイルスに対する抵抗性を有するジャガイモ(例えば、欧州特許第0707069号参照)である。
抗病原性物質を発現することができる改変された遺伝物質を有する規制緩和されたまたは市販のトランスジェニック植物のさらなる例は、下記の植物である。カリーカ・パパイヤ(Carica papaya)(パパイヤ)、事象:55-1/63-1、コーネル大学、カリーカ・パパイヤ(パパイヤ)、事象:(X17-2)、フロリダ大学、ククルビタ・ペポ(Cucurbita pepo)(カボチャ)、事象:(CZW-3)、Asgrow(USA)、Seminis Vegetable Inc.(カナダ)、ククルビタ・ペポ(カボチャ)、事象:(ZW20)、Upjohn(USA)、Seminis Vegetable Inc.(カナダ)、ヨーロッパスモモ(Prunus domestica)(セイヨウスモモ)、事象:(C5)、米国農務省農業研究局、ソラナム・ツベロサム(Solanum tuberosum)L.(ジャガイモ)、事象:(RBMT15-101、SEMT15-02、SEMT15-15)、Monsanto Companyおよびソラナム・ツベロサムL.(ジャガイモ)、事象:(RBMT21-129、RBMT21-350、RBMT22-082)、Monsanto Company。
線虫に対して抵抗性を有するトランスジェニック植物(これは、本発明の方法で使用され得る)は、例えば、ダイズシストセンチュウに対して抵抗性を有するダイズ植物である。
植物寄生線虫に対して増加した抵抗性を与えるための植物の形質転換のための方法が提案されている。米国特許第5,589,622号および米国特許第5,824,876号は、線虫による付着後に植物の食餌場所でまたはそれに隣接して特異的に発現される植物遺伝子の同定に関する。
寄生線虫に対して食餌減少構造を有するトランスジェニック植物、例えば、線虫食餌場所である部分または細胞を除いて除草剤に対して抵抗性である植物、およびこのような植物を除草剤で処理して、食餌場所を損傷させるまたは破壊することによって線虫食餌を防止、減少または制限させることも当技術分野で公知である(例えば、米国特許第5,866,777号)。
標的必須線虫遺伝子に対するRNAiの使用は、例えば、PCT公開国際公開第2001/96584号、国際公開第2001/17654号、米国特許出願公開第2004/0098761号、米国特許出願公開第2005/0091713号、米国特許出願公開第2005/0188438号、米国特許出願公開第2006/0037101号、米国特許出願公開第2006/0080749号、米国特許出願公開第2007/0199100号、および米国特許出願公開第2007/0250947号に提案されている。
トランスジェニック線虫抵抗性植物は、例えば、PCT公開国際公開第2008/095886号および国際公開第2008/095889号に開示されている。
抗生物質、例えば、カナマイシン、ネオマイシンおよびアンピシリンに対して抵抗性である植物。天然起源の細菌nptII遺伝子は、抗生物質カナマイシンおよびネオマイシンの効果を遮断する酵素を発現する。アンピシリン抵抗性遺伝子ampR(blaTEM1としても知られている)は、細菌のパラチフス菌(Salmonella paratyphi)に由来し、微生物および植物の形質転換でマーカー遺伝子として使用される。それは、アンピシリンを含むペニシリン群における抗生物質を無毒化する酵素ベータ-ラクタマーゼの合成に関与している。抗生物質に対する抵抗性を有するトランスジェニック植物は、例えば、ジャガイモ、トマト、フラックス、カノーラ、アブラナおよびトウモロコシである(例えば、Plant Cell Reports, 20, 2001, 610-615、Trends in Plant Science, 11, 2006, 317-319、Plant Molecular Biology, 37, 1998, 287-296、Mol Gen Genet, 257, 1998, 606-13、Plant Cell Reports, 6, 1987, 333-336、Federal Register(USA), Vol.60, No.113号、1995, page31139、Federal Register(USA), Vol.67, No.226, 2002, page70392、Federal Registar(USA), Vol.63, No.88, 1998, page25194、Federal Register(USA), Vol.60, No.141, 1995, page37870、Canadian Food inspection Agency, FD/OFB-095-264-A, October 19999を参照)。好ましくは、植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、アブラナ、ジャガイモ、サトウキビ、アルファルファ、トマトおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、より好ましくは、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、アブラナ、トマト、ジャガイモ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から選択される。
ストレス状態に対して耐性である植物(例えば、国際公開第2000/04173号、国際公開第2007/131699号、カナダ特許第2521729号および米国特許出願公開第2008/0229448号参照)は、非生物ストレス状態、例えば、干ばつ、高塩分、高光度、高UV線、化学汚染(重金属高濃度など)、低温または高温、栄養(すなわち、窒素、リン)の供給制限および集団ストレスに対する耐性増加を示す。好ましくは、ストレス状態に対する抵抗性を有するトランスジェニック植物は、干ばつに対する抵抗性を有するイネ、トウモロコシ、ダイズ、サトウキビ、アルファルファ、コムギ、トマト、ジャガイモ、オオムギ、ナタネ、マメ類、オートムギ、モロコシおよびワタ(例えば、国際公開第2005/048693号、国際公開第2008/002480号および国際公開第2007/030001号参照)、低温に対する耐性を有するトウモロコシ、ダイズ、コムギ、ワタ、イネ、ナタネおよびアルファルファ(例えば、米国特許第4,731,499号および国際公開第2007/112122号参照)、高塩分に対する耐性を有するイネ、ワタ、ジャガイモ、ダイズ、コムギ、オオムギ、ライムギ、モロコシ、アルファルファ、ブドウ、トマト、ヒマワリおよびタバコ(例えば、米国特許第7,256,326号、米国特許第7,034,139号、国際公開第2001/030990号参照)から選択される。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。好ましくは、植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、サトウキビ、アルファルファ、サトウダイコン、ジャガイモ、アブラナ、トマトおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、最も好ましくはダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、アブラナ、トマト、ジャガイモ、サトウキビ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から選択される。
改変された成熟の特性は、例えば、熟成遅延、軟化遅延および早期成熟である。好ましくは、改変された成熟特性を有するトランスジェニック植物は、熟成遅延を伴うトマト、メロン、ラズベリー、イチゴ、マスクメロン、コショウおよびパパイヤから選択される(例えば、米国特許第5,767,376号、米国特許第7,084,321号、米国特許第6,107,548号、米国特許第5,981,831号、国際公開第1995035387号、米国特許第5,952,546号、米国特許第5,512,466号、国際公開第1997001952号、国際公開第1992/008798号、Plant Cell, 1989, 53-63、Plant Molecular Biology, 50, 2002参照)。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。好ましくは、この植物は、果実、例えば、トマト、ブドウ、メロン、パパイヤ、バナナ、コショウ、ラズベリーおよびイチゴ、石果、例えば、サクランボ、アンズおよびモモ、仁果果実、例えば、リンゴおよび西洋ナシ、ならびにカンキツ類、例えば、シトロン、ライム、オレンジ、ポメロ、グレープフルーツ、およびマンダリンから、より好ましくは、トマト、ブドウ、リンゴ、バナナ、オレンジおよびイチゴから、最も好ましくはトマトから選択される。
内容物改変は、改変された化合物の合成であるか(対応する対照植物と比較する場合)、または化学物質の増強された量の合成であり(化合物を対応する対照植物と比較する場合)、ビタミン、アミノ酸、タンパク質およびデンプン、種々の油の量の増加または減少ならびにニコチンの量の減少に相当する。
市販の例は、低リノレン酸/中オレイン酸含有量を有するダイズ品種「Vistive II」および「Visitive III」、増加したリシン含有量を有するトウモロコシ品種「Mavera high-value corn」、ダイズ食に加工した場合、従来の品種と比較して5%より多いタンパク質を生じるダイズ品種「Mavera high-value soybean」である。改変された含有量を有するさらなるトランスジェニック植物は、例えば、改変されたアミロペクチン含有量を有するジャガイモおよびトウモロコシ(例えば、米国特許第6,784,338号、米国特許出願公開第20070261136号参照)、改変された油含有量を有するカノーラ、トウモロコシ、ワタ、ブドウ、キササゲ、ガマ、イネ、ダイズ、コムギ、ヒマワリ、バルサムペア(balsam pear)およびベルノニア(例えば、米国特許第7,294,759号、米国特許第7,157,621号、米国特許第5,850,026号、米国特許第6,441,278号、米国特許第6,380,462号、米国特許第6,365,802号、米国特許第6,974,898号、国際公開第2001/079499号、米国特許出願公開第2006/0075515号および米国特許第7,294,759号参照、増加した脂肪酸含有量を有するヒマワリ(例えば、米国特許第6,084,164号参照)、改変されたアレルゲン含有量(いわゆる、「低アレルギー性ダイズ」、米国特許第6,864,362号参照)、減少したニコチン含有量を有するタバコ(例えば、米国特許出願公開第20060185684号、国際公開第2005000352号および国際公開第2007064636号参照)、増加したリシン含有量を有するカノーラおよびダイズ(例えば、Bio/Technology 13, 1995, 577-582参照)、メチオニン、ロイシン、イソロイシンおよびバリンの改変された組成物を有するトウモロコシおよびダイズ(例えば、米国特許第6,946,589号、米国特許第6.905,877号参照)、増強した硫黄アミノ酸含有量を有するダイズ(例えば、欧州特許第0929685号、国際公開第1997041239号参照)、増加した遊離のアミノ酸含有量、例えば、アスパラギン、アスパラギン酸、セリン、トレオニン、アラニン、ヒスチジンおよびグルタミン酸を有するトマト(例えば、米国特許第6,727,411号参照)、増強したアミノ酸含有量を有するトウモロコシ(例えば、国際公開第05077117号参照)、改変されたデンプン含有量を有するジャガイモ、トウモロコシおよびイネ(例えば、国際公開第1997044471号および米国特許第7,317,146号参照)、改変されたフラボノイド含有量を有するトマト、トウモロコシ、ブドウ、アルファルファ、リンゴ、マメ類およびエンドウマメ(例えば、国際公開第2000/04175号参照)、改変されたフェノール化合物含有量を有するトウモロコシ、イネ、モロコシ、ワタ、ダイズ(例えば、米国特許出願公開第20080235829号参照)である。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。好ましくは、この植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、サトウキビ、ジャガイモ、トマト、アブラナ、フラックスおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、より好ましくはダイズ、トウモロコシ、イネ、アブラナ、ジャガイモ、トマト、ワタ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から選択される。
増強された栄養素の利用は、例えば、窒素またはリンの同化または代謝である。好ましくは、増強された窒素同化能および利用能を有するトランスジェニック植物は、例えば、カノーラ、トウモロコシ、コムギ、ヒマワリ、イネ、タバコ、ダイズ、ワタ、アルファルファ、トマト、コムギ、ジャガイモ、サトウダイコン、サトウキビおよびナタネから選択される(例えば、国際公開第1995/009911号、国際公開第1997/030163号、米国特許第6,084,153号、米国特許第5,955,651号および米国特許第6,864,405号参照)。改善されたリン摂取を有する植物は、例えば、トマトおよびジャガイモである(例えば、米国特許第7,417,181号参照)。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。好ましくは、この植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、サトウキビ、アルファルファ、ジャガイモ、アブラナおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、最も好ましくはダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、アブラナ、トマト、ジャガイモ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギなど)から選択される。
雄性不稔を有するトランスジェニック植物は好ましくは、カノーラ、トウモロコシ、トマト、イネ、カラシナ(Indian mustard)、コムギ、ダイズおよびヒマワリから選択される(例えば、米国特許第6,720,481号、米国特許第6,281,348号、米国特許第5,659,124号、米国特許第6,399,856号、米国特許第7,345,222号、米国特許第7,230,168号、米国特許第6,072,102号、欧州特許第1135982号、国際公開第2001/092544号および国際公開第1996/040949号参照)。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。好ましくは、この植物は、ダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、アブラナ、トマト、ジャガイモ、ブドウ、リンゴ、西洋ナシ、シトロン、オレンジおよび穀物(コムギ、オオムギなど)から選択される。
改変された遺伝物質が雄性不稔性である規制緩和されたまたは市販のトランスジェニック植物のさらなる例は、ブラシカ・ナプス(Brassica napus)(アルゼンチンカノーラ:(事象:MS1、RF1=>PGS1、Bayer CropScience(旧Plant Genetic Systems)、ブラシカ・ナプス(事象:MS1、RF2=>PGS2、Bayer CropScience(旧Plant Genetic Systems)、ブラシカ・ナプス(事象:MS8xRF3、Bayer CropScience(Aventis CropScience(AgrEvo))、ブラシカ・ナプス(事象:PHY14、PHY35、Bayer CropScience(旧Plant Genetic Systems)、ブラシカ・ナプス(事象:PHY36、Bayer CropScience(旧Plant Genetic Systems)、チコリウム・インチバス(Cichorium intybus)(チコリ(chicory):(事象:RM3-3、RM3-4、RM3-6、Bejo Zaden BV、ゼア・マイスL.(トウモロコシ:(事象:676、678、680、Pioneer Hi-Bred International Inc.、ゼア・マイス(Zea mays)L.(事象:MS3、Bayer CropScience(Aventis CropScience(AgrEvo))およびゼア・マイスL.(事象:MS6、Bayer CropScience(Aventis CropScience(AgrEvo))である。
より高い品質の繊維を産生する植物は、例えば、トランスジェニックワタ植物である。繊維のこのような改善された品質は、繊維の改善されたミクロネール、繊維の、強化された強度、改善されたステープル長さ、改善された長さ均一性および色に関連する(例えば、国際公開第1996/26639号、米国特許第7,329,802号、米国特許第6,472,588号および国際公開第2001/17333号参照)。このようなトランスジェニック植物を生産する方法は、一般に当業者に公知であり、例えば、上述の刊行物に記載されている。
上に示されたように、栽培植物は、例えば、除草剤耐性、昆虫抵抗性、菌類抵抗性、ウイルス抵抗性、細菌抵抗性、ストレス耐性、成熟改変、含有量改変、改変された栄養物摂取および雄性不稔からなる群から選択される、1種または複数の形質を含み得る(例えば、国際公開第2005033319号および米国特許第6,376,754号参照)。
2種類の組合せた特性を有する市販のトランスジェニック植物の例は、グリホセート耐性およびアワノメイガに対する抵抗性を有するトウモロコシ品種「YieldGard Roudup Ready」および「YieldGard Roudup Ready 2」(Monsanto)、グルホシネート耐性およびアワノメイガ抵抗性を有するトウモロコシ品種「Agrisure CB/LL」(Syngenta)、グリホセート耐性および根切り虫抵抗性を有するトウモロコシ品種「Yeid Gard VT Rootworm/RP2」、グリホセート耐性および根切り虫およびアワノメイガに対する抵抗性を有するトウモロコシ品種「Yield Gard VT Triple」、グルホシネート耐性および鱗翅目、すなわち、ウェスタンビーンカットワーム、欧州アワイメイガ、タマナヤガおよびツマジロクサヨトウに対する抵抗性(Cry1F)を有するトウモロコシ品種「Herculex I」、グリホセート耐性および根切り虫抵抗性を有するトウモロコシ品種「YieldGard Corn Rootworm/Roundup Ready 2」(Monsanto)、グルホシネート耐性および鱗翅目(すなわち、ウェスタンコーンルートワーム、ノーザンコーンルートワーム(nothern corn rootworm)およびメキシカンコーンルートワーム(Mexican corn rootworm)に対する)抵抗性(Cry3A)を有するトウモロコシ品種「Agrisure GT/RW」(Syngenta)、グルホシネート耐性および鱗翅目(すなわち、ウェスタンコーンルートワーム、ノーザンコーンルートワームおよびメキシカンコーンルートワームおよびに対する)抵抗性(Cry34/35Ab1)を有するトウモロコシ品種「Herculex RW」(Dow, Pioneer)、グリホセート耐性および根切り虫抵抗性を有するトウモロコシ品種「Yield Gard VT Rootworm/RR2」、グリホセート耐性およびALS除草剤耐性を有するダイズ品種「Optimum GAT」(Dupont, Pioneer)、グリホセート耐性、根切り虫および欧州アワノメイガに対する抵抗性ならびに高いリシン形質を有するトウモロコシ品種「Mavera high-value corn」である。
3種の形質を有する市販のトランスジェニック植物の例は、グリホセート耐性、グルホシネート耐性および鱗翅目抵抗性(Cry1F)(すなわち、ウェスタンビーンカットワーム、アワノメイガ、タマナヤガおよびツマジロクサヨトウに対して)を有するトウモロコシ品種「Herculex I /Roundup Ready 2」、グリホセート耐性、根切り虫抵抗性およびアワノメイガ抵抗性を有するトウモロコシ品種「YieldGard Plus / Roundup Ready 2」(Monsanto)、グリホセートに対する耐性、グルホシネートに対する耐性およびアワノメイガ抵抗性を有するトウモロコシ品種「Agrisure GT/CB/LL」(Syngenta)、グルホシネート耐性および鱗翅目抵抗性(Cry1F+Cry34/35Ab1)(すなわち、ウェスタンコーンルートワーム、ノーザンコーンルートワーム、メキシカンコーンルートワーム、ウェスタン・ビーン・カットワーム、アワノメイガ、タマナヤガおよびツマジロクサヨトウに対して)を有するトウモロコシ品種「Herculex Xtra」(Dow, Pioneer)、グルホシネート耐性、アワノメイガ抵抗性(Cry1Ab)および鱗翅目抵抗性(Cry3A)(すなわち、ウェスタンコーンルートワーム、ノーザンコーンルートワームおよびメキシカンコーンルートワームに対して)を有するトウモロコシ品種「Agrisure CB/LL/RW」(Syngenta)、グリホセート耐性+アワノメイガ抵抗性(Cry1Ab)および鱗翅目抵抗性(Cry3A)(すなわち、ウェスタンコーンルートワーム、ノーザンコーンルートワームおよびメキシカンコーンルートワームに対して)を有するトウモロコシ品種「Agrisure 3000GT」(Syngenta)である。このようなトランスジェニック植物を作出する方法は、一般に当業者に公知である。
4種の形質を有する市販のトランスジェニック植物の例は、グリホセート耐性、グルホシネート耐性、アワノメイガ抵抗性および根切り虫抵抗性を有する「Herculex Quad-Stack」である。
好ましくは、栽培植物は、除草剤耐性、細菌毒素の発現による昆虫抵抗性、抗病原性物質の発現による菌類抵抗性またはウイルス抵抗性または細菌抵抗性、ストレス耐性、対応する対照植物に比較して栽培植物に存在する化学物質の含有量改変から選択される少なくとも1種の形質を含む植物である。
最も好ましくは、栽培植物は、除草剤の作用に耐性である植物、および動物有害生物(昆虫またはクモ形類動物または線虫など)に対して抵抗性を与える細菌毒素を発現する植物であり、細菌毒素は、好ましくはバチルス・スリンギエンシス由来の毒素である。本明細書において、植物は、ワタ、イネ、トウモロコシ、コムギ、オオムギ、ライムギ、オートムギ、ダイズ、ジャガイモ、ブドウの木、リンゴ、セイヨウナシ、シトロンおよびオレンジから好ましくは選択される。
一実施形態において、植物は、ダイズである。
一実施形態において、本発明は、それぞれの非改変対照植物と比較して、有害生物を防除し、かつ/または少なくとも1種の改変を有する栽培植物の植物健康を向上させる方法に関し、植物は、ダイズであり、方法は、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物を施用することを含む。さらに具体的には、化合物Iは、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31、さらに具体的には、化合物I-11、さらに具体的には、化合物I-16、さらに具体的には、化合物I-21、さらに具体的には、化合物I-26、さらに具体的には、化合物I-31から選択される。
最大に好ましい実施形態において、栽培植物は、除草剤の作用に対して耐性である植物である。この最大に好ましい実施形態内の特定の組合せについてのさらなるガイダンスは、表1、2、14ならびに表A、BおよびCにおいて見出すことができる。
このような植物が本発明による方法において使用される場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、これに対して植物が耐性である除草剤IIIをさらに含み得る。
例えば、栽培植物が、グリホセートに対して耐性である栽培植物である場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、グリホセートをさらに含み得る。
例えば、栽培植物が、グルホシネートに対して耐性である栽培植物である場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、グルホシネートをさらに含み得る。
例えば、栽培植物が、イミダゾリノン除草剤に対して耐性である栽培植物である場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、少なくとも1種のイミダゾリノン除草剤をさらに含み得る。本明細書において、イミダゾリノン除草剤は、イマザモックス、イマゼタピル、イマザピック、イマザピル、イマザメタベンズまたはイマザキンから選択される。
例えば、栽培植物が、ジカンバに対して耐性である栽培植物である場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、ジカンバをさらに含み得る。
例えば、栽培植物が、セトキシジムに対して耐性である栽培植物である場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、セトキシジムをさらに含み得る。
例えば、栽培植物が、シクロキシジムに対して耐性である栽培植物である場合、式Iの化合物およびこれらの混合物は、シクロキシジムをさらに含み得る。
このように、本発明はまた、式Iの化合物、殺虫剤IIおよび除草剤IIIを含む三元混合物に関する。特に、本発明はまた、2種の殺虫剤および殺菌類剤を含む三元混合物に関する。
他の特定の実施形態において、本発明はまた、2種の殺菌類剤および1種の殺虫剤を含む三元混合物に関する。
他の特定の実施形態において、本発明はまた、殺虫剤、殺菌類剤および除草剤を含む三元混合物に関する。
本発明の一実施形態では、栽培植物は、本開示の段落および表に述べられたとおりの、好ましくは上述のとおりの植物の群から選択される。
好ましくは、栽培植物は、除草剤耐性、例えば、1種または複数の細菌毒素の発現による昆虫抵抗性、1種または複数の抗病原性物質の発現による菌類抵抗性またはウイルス抵抗性または細菌抵抗性、ストレス耐性、栄養摂取、栄養利用効率、対応する対照植物と比較して栽培植物に存在する化学物質の含有量の改変から選択される少なくとも1種の形質を含む植物である。
より好ましくは、栽培植物は、除草剤耐性、1種または複数の細菌毒素の発現による昆虫抵抗性、1種または複数の抗病原性物質の発現による菌類抵抗性またはウイルス抵抗性または細菌抵抗性、ストレス耐性、対応する対照植物と比較して栽培植物中に存在する1種もしくは複数の化学物質の含有量改変から選択される少なくとも1種の形質を含む植物である。
最も好ましくは、栽培植物は、除草剤の作用に対して耐性である植物、および1種または複数の動物有害生物(昆虫またはクモ形類動物または線虫など)に対して抵抗性を与える1種または複数の細菌毒素を発現する植物であり、細菌毒素は、好ましくはバチルス・スリンギエンシス(Bacillus thuringinensis)由来の毒素である。ここで、栽培植物は、好ましくはダイズ、トウモロコシ、イネ、ワタ、サトウキビ、アルファルファ、ジャガイモ、アブラナ、トマトおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から、最も好ましくはダイズ、トウモロコシ、ワタ、イネおよび穀物(コムギ、オオムギ、ライムギおよびオートムギなど)から選択される。
除草剤の作用に対して耐性である栽培植物が、最高に好ましい。
別の最高に好ましいものでは、栽培植物は、表Aに示される植物である。情報源:AgBiosデータベースおよびGMO-コンパスデータベース(AG BIOS,P.O.Box475,106St. John St. Merrickville, Ontario KOG1NO, Canada、access:http://cera-gmc.org/、またBioTechniques、第35巻、第3号、2008年9月、213頁、およびhttp://www.gmo-compass.org/eng/gmo/db/参照)。
したがって、好ましい一実施形態では、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料を、またはそれらの成長場所で、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、有害昆虫を防除しおよび/または栽培植物の健康を向上させる方法であって、該植物は、除草剤に対して、より好ましくはグルタミンシンテターゼ阻害剤、5-エノールピルビルシキミ酸-3-リン酸シンターゼ阻害剤、アセトラクテートシンターゼ(ALS)阻害剤、プロトポルフィリノーゲンオキシダーゼ(PPO)阻害剤、オーキシン型除草剤などの除草剤に対して、最も好ましくはグリホセート、グルホシネート、イマザピル、イマザピック、イマザモックス、イマゼタピル、イマザキン、イマザメタベンズメチル、ジカンバおよび2,4-Dなどの除草剤に対して耐性にされている植物である方法に関する。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表1の列に対応する。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表1の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A1の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
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最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表1の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
Figure 2015532274
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特に好ましい除草剤耐性植物のサブセットは、表2に示される。このサブセットでは、さらに好ましい実施形態がある:
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応する。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T2-3、T2-8、T2-9、T2-10、T2-11、T2-13、T2-15、T2-16、T2-17、T2-18、T2-19およびT2-23から選択される。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T2-3、T2-8、T2-9、T2-10、T2-11、T2-13、T2-15、T2-16、T2-17、T2-18、T2-19およびT2-23から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
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さらなる好ましい一実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、少なくとも1種の殺虫性毒素、好ましくは、バチルス属の種から、より好ましくは、バチルス・チューリンゲンシスからの毒素を発現している植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、上記に定義されているような式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、好ましくは、植物は、表3の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A2の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表A2の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T3-1、T3-2、T3-5、T3-6、T3-7、T3-8、T3-9、T3-10、T3-11、T3-12、T3-13、T3-14、T3-15、T3-16、T3-17、T3-18、T3-19、T3-20、T3-23およびT3-25から選択される。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物およびこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T3-1、T3-2、T3-5、T3-6、T3-7、T3-8、T3-9、T3-10、T3-11、T3-12、T3-13、T3-14、T3-15、T3-16、T3-17、T3-18、T3-19、T3-20、T3-23およびT3-25から選択される。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表3の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
Figure 2015532274
さらなる好ましい一実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、好ましくは、表Cにおいて定義したような化合物I-1〜I-40から選択される、さらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される式Iの化合物およびこれらの混合物、さらに具体的には、化合物I-11、さらに具体的には、化合物I-16、さらに具体的には、化合物I-21、さらに具体的には、化合物I-26、さらに具体的には、化合物I-31で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、菌類病、ウイルス性疾患および細菌性疾患に対して抵抗性の増加を示す植物、より好ましくは、抗病原性物質、例えば、抗菌類タンパク質を発現している、または全身獲得抵抗性特性を有する植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物またはこれらの混合物は、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物との混合物は、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物またはこれらの混合物は、フィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表4の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5において一覧表示している植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表5の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T5-1、T5-3、T5-4、T5-6、T5-9、T5-10、T5-12およびT5-13から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T5-1、T5-3、T5-4、T5-6、T5-9、T5-10、T5-12およびT5-13から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T5-2、T5-5、T5-6、T5-9、T5-10、T5-11、T5-12およびT5-13から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T5-1、T5-3、T5-4、T5-6、T5-9、T5-10、T5-12およびT5-13から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T5-1、T5-3、T5-4、T5-6、T5-9、T5-10、T5-12およびT5-13から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T5-1、T5-3、T5-4、T5-6、T5-9、T5-10、T5-12およびT5-13から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
さらなる好ましい一実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、非生物的ストレス、好ましくは、干ばつ、高塩分、高い光強度、高いUV照射、化学汚染(例えば、高い重金属濃度)、低温または高温、制限された栄養素の供給および集団ストレス、最も好ましくは、干ばつ、高塩分、低温および制限された窒素の供給に対して耐性である植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、混合物は、式Iの化合物およびフィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7において一覧表示している植物である。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表76の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表7の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T7-1、T7-3、T7-5、T7-6およびT7-8から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T7-1、T7-3、T7-5、T7-6およびT7-8から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T7-1、T7-3、T7-5、T7-6およびT7-8から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T7-1、T7-3、T7-5、T7-6およびT7-8から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T7-1、T7-3、T7-5、T7-6およびT7-8から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T7-1、T7-3、T7-5、T7-6およびT7-8から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
さらなる好ましい一実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、成熟の改善、好ましくは、果実の熟成、早期の成熟および軟化の遅延を示す植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応する植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエチプロール、フィプロニルおよびエンドスルファンから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表8の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T8-1であり、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T8-1であり、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
Figure 2015532274
さらなる好ましい一実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、野生型植物と比較した含量の変化、好ましくは、ビタミン含有量の増加、油含量の変化、ニコチンの低減、アミノ酸含量の増加または低減、タンパク質の変化、デンプン含量の変化、酵素の変化、フラボノイド含量の変化およびアレルゲンの低減(低アレルギー性植物)、最も好ましくは、ビタミン含量の増加、油含量の変化、ニコチンの低減、リシン含量の増加、アミラーゼの変化、アミロペクチンの変化を有するトランスジェニック植物である。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応する植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列T9-48に対応し、混合物パートナーは、エンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルからなる群から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表9の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応する植物である。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表6の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表10の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T10-1、T10-2、T10-5、T10-6、T10-10、T10-11およびT10-12から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T10-1、T10-2、T10-5、T10-6、T10-10、T10-11およびT10-12から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T10-1、T10-2、T10-5、T10-6、T10-10、T10-11およびT10-12から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T10-1、T10-2、T10-5、T10-6、T10-10、T10-11およびT10-12から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T10-1、T10-2、T10-5、T10-6、T10-10、T10-11およびT10-12から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T10-1、T10-2、T10-5、T10-6、T10-10、T10-11およびT10-12から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
さらなる1つの好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、栄養素の利用、好ましくは、窒素およびリンの取込み、同化および代謝の改善を示す植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応する植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表11の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T11-4、T11-5、T11-8およびT11-9から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T11-4、T11-5、T11-8およびT11-9から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T11-4、T11-5、T11-8およびT11-9から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T11-4、T11-5、T11-8およびT11-9から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T11-4、T11-5、T11-8およびT11-9から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T11-4、T11-5、T11-8およびT11-9から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
さらなる1つの好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、好ましくは、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される、さらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される式Iの化合物およびこれらの混合物、さらに具体的には、化合物I-11、さらに具体的には、化合物I-16、さらに具体的には、化合物I-21、さらに具体的には、化合物I-26、さらに具体的には、化合物I-31で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関する。混合物の場合、上記で好ましいような化合物は、エンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択される化合物と混合され、植物は、より高い質の繊維、好ましくは、繊維の改善されたマイクロネア、増加した強度、改善した毛脚(staple length)、改善した長さの均一性および繊維の色を生じさせる、ワタ、繊維植物(例えば、ヤシ(palms))および木、好ましくはワタの木からなる群から選択される植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/またはワタの木の健康を向上させる方法に関する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12において一覧表示している植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応する。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表12の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
Figure 2015532274
さらなる好ましい一実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、抗生物質に対して抵抗性、より好ましくは、カナマイシン、ネオマイシンおよびアンピシリンに対して抵抗性、最も好ましくは、カナマイシンに対して抵抗性である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応する植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表136の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表13の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T13-2、T13-4であり、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T13-2、T13-4であり、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T13-2、T13-4であり、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T13-2、T13-4であり、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T13-2、T13-4であり、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T13-2、T13-4であり、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
Figure 2015532274
さらなる好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、ならびにエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択される混合物パートナーで処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、改善された繊維の質の形質を有する。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、ならびにエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択される混合物パートナーで処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、DP104B2RF事象を含むワタの木である(「DP104B2RF-新規な早生B2RF品種」、2008年Beltwide Cotton Conferences、Tom R.Speed、Richard Sheetz、Doug Shoemaker、Monsanto/Delta and Pine Landにおいて提示される、http://www.monsanto.com/pdf/beltwide_08/dp104b2rf_doc.pdfを参照されたい。
さらなるより好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分、植物繁殖材料、またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、ならびにエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択される混合物パートナーで処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、合わさった2種の形質、より好ましくは、除草剤耐性、昆虫抵抗性、菌類抵抗性、ウイルス抵抗性、細菌抵抗性、ストレス耐性、成熟の変化、含量の変化および栄養素の取込みの変化、最も好ましくは、除草剤耐性および昆虫抵抗性、2種の除草剤耐性、除草剤耐性およびストレス耐性、除草剤耐性および含量の変化、2種の除草剤耐性および昆虫抵抗性、除草剤耐性、昆虫抵抗性およびストレス耐性、除草剤耐性、昆虫抵抗性および含量の変化の組合せからなる群から選択される2種以上の形質を有するトランスジェニック植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、種子を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応する。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、表Cにおいて定義するような化合物I-1〜I-40から選択される式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応する。この実施形態において、式Iの化合物はさらに具体的には、実施例セクションの表Cによって定義される化合物I-11、I-16、I-21、I-26、I-31から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-11である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-16である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-26である。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応し、式Iの化合物は、化合物I-31である。
別のさらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物、またはエンドスルファン、エチプロールおよびフィプロニルから選択されるこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または栽培植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応する。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
別の最も好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表14の列に対応し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
別の最大に好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T14-1、T14-2、T14-3、T14-4、T14-5、T14-6、T14-7、T14-8、T14-9、T14-10、T14-11、T14-12、T14-13、T14-14、T14-15、T14-17、T14-23、T14-24、T14-25、T14-26、T14-31、T14-36およびT14-37から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
最大に好ましい実施形態において、本発明は、植物繁殖材料、好ましくは、栽培収穫物の栽培植物の種子を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、T14-1、T14-2、T14-3、T14-4、T14-5、T14-6、T14-7、T14-8、T14-9、T14-10、T14-11、T14-12、T14-13、T14-14、T14-15、T14-17、T14-23、T14-24、T14-25、T14-26、T14-31、T14-36およびT14-37から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
Figure 2015532274
Figure 2015532274
Figure 2015532274
本発明の好ましい実施形態は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させるこれらの方法であり、植物は、表Aの列に対応する。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Aにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Aにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Aにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
本発明の別の好ましい実施形態は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させるこれらの方法であり、植物は、表Bにおいて一覧表示する植物から選択されるトランスジェニック植物である。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Bにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Bにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Bにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
別の好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表BのB-3、B-4、B-5、B-7、B-8、B-11、B-23、B-28、B-29、B-30、B-39、B-42、B-44、B-46、B-47、B-55、B-59、B-61、B-63、B-64、B-69、B-70、B-71から選択される。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表BのB-3、B-4、B-5、B-7、B-8、B-11、B-23、B-28、B-29、B-30、B-39、B-42、B-44、B-46、B-47、B-55、B-59、B-61、B-63、B-64、B-69、B-70、B-71から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表BのB-3、B-4、B-5、B-7、B-8、B-11、B-23、B-28、B-29、B-30、B-39、B-42、B-44、B-46、B-47、B-55、B-59、B-61、B-63、B-64、B-69、B-70、B-71から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
最も好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表BのB-3、B-4、B-5、B-7、B-8、B-11、B-23、B-28、B-29、B-30、B-39、B-42、B-44、B-46、B-47、B-55、B-59、B-61、B-63、B-64、B-69、B-70、B-71から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
本発明のさらなる好ましい実施形態は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させるこれらの方法であり、植物は、CP4epsps、pat、bar、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry3Bb1、Cry2Ab、Cry1F、Cry34Ab1およびCry35Ab1から選択される1種以上の遺伝子を発現している。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンであり、植物は、CP4epsps、pat、bar、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry3Bb1、Cry2Ab、Cry1F、Cry34Ab1およびCry35Ab1から選択される1種以上の遺伝子を発現している。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールであり、植物は、CP4epsps、pat、bar、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry3Bb1、Cry2Ab、Cry1F、Cry34Ab1およびCry35Ab1から選択される1種以上の遺伝子を発現している。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルであり、植物は、CP4epsps、pat、bar、Cry1Ab、Cry1Ac、Cry3Bb1、Cry2Ab、Cry1F、Cry34Ab1およびCry35Ab1から選択される1種以上の遺伝子を発現している。
本発明のさらなる好ましい実施形態は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させるこれらの方法であり、植物は、表14の列に対応する。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Cにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エンドスルファンである。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Cにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、エチプロールである。
さらに好ましい実施形態において、本発明は、栽培植物、このような植物の部分またはこれらの成長場所を、式Iの化合物またはこれらの混合物で処理することによって、害を及ぼす昆虫を防除し、かつ/または植物の健康を向上させる方法に関し、植物は、表Cにおいて一覧表示する植物から選択され、式Iの化合物の混合パートナーは、フィプロニルである。
上記に定義されているような式Iの化合物の混合パートナーの全ての実施形態はまた、本明細書において本発明による式Iの化合物およびこれらの混合物と称される。これらはまた、溶媒または固体担体、および少なくとも1種の本発明による式(I)の化合物およびこれらの混合パートナーを含む農薬組成物に変換することができる。
農薬組成物は、殺虫性および/または植物健康有効量の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を含む。「有効量」という用語は、菌類防除および/または植物健康に関連する相乗効果を達成するのに十分であり、処理される植物に対して実質的なダメージをもたらさない、式Iの化合物および任意選択で本発明による混合パートナーの組成物の量を示す。このような量は、広範囲に変わることができ、様々な因子、例えば、防除される菌類の種、処理される栽培植物または材料、気候条件に依存している。
農薬組成物の例は、溶液、エマルション、懸濁液、粉剤、粉末、ペーストおよび粒剤である。この組成物のタイプは、特定の意図された目的に依存する。それぞれの場合に、本発明の化合物の微細で均一な分布を確実にしなければならない。
組成物のタイプのより的確な例は、懸濁液(SC、OD、FS)、ペースト、芳香錠、水和剤(wettable powder)または粉剤(WP、SP、SS、WS、DP、DS)もしくは粒剤(GR、FG、GG、MG)(これらは、水溶性であるかもしくは湿潤性であり得る)、ならびに種子などの植物繁殖材料を処理するためのゲル製剤(GF)である。通常、組成物のタイプ(例えば、SC、OD、FS、WG、SG、WP、SP、SS、WS、GF)は、希釈して用いられる。DP、DS、GR、FG、GGおよびMGなどの組成物の種類は、通常希釈されないで用いられる。
本組成物は、公知の方法で調製される(例えば、米国特許第3,060,084号、欧州特許出願公開第A-707445(液体濃縮物に関する)、Browning:「Agglomeration」、Chemical Engineering、1967年12月4日、147〜48頁、Perry's Chemical Engineering's Handbook、第4版、McGraw-Hill、New York、1963年、8-57頁以下、国際公開第91/13546号、米国特許第4,172,714号、米国特許第4,144,050号、米国特許第3,920,442号、米国特許第5,180,587号、米国特許第5,232,701号、米国特許第5,208,030号、英国特許第2,095,558号、米国特許第3,299,566号、Klingman: Weed Control as a Science(J.Wiley & Sons、New York、1961年)、Hanceら:Weed ControlHandbook(第8版、Blackwell Scientific、Oxford、1989年)およびMollet, H.およびGrubemann, A.:Formulation technology(Wiley VCH Verlag、Weinheim、2001年参照)。
本農薬組成物は、農薬組成物中に慣例である助剤も含み得る。用いられる助剤は、それぞれ、特定の施用形態および活性物質に依存する。
適切な助剤の例は、溶媒、固体担体、分散剤またはエマルション(さらなる可溶化剤、保護コロイド、界面活性剤および接着剤など)、有機および無機増粘剤、殺菌剤、凍結防止剤、消泡剤、適切ならば着色剤および粘着付与剤または結合剤(例えば、種子処理製剤のために)である。
適切な溶媒は、水、有機溶媒[中から高沸点の鉱油留分(灯油およびジーゼル油など)など]、さらにコールタール油および植物または動物由来の油、脂肪族、環式および芳香族炭化水素(例えば、トルエン、キシレン、パラフィン、テトラヒドロナフタレン、アルキル化ナフタレンまたはそれらの誘導体)、アルコール(メタノール、エタノール、プロパノール、ブタノールおよびシクロヘキサノールなど)、グリコール、ケトン(シクロヘキサノンおよびガンマ-ブチロラクトンなど)、脂肪酸ジメチルアミド、脂肪酸および脂肪酸エステル、ならびに強極性溶媒(例えば、アミン(N-メチルピロリドンなど))である。
固体担体は、鉱物土(ケイ酸塩、シリカゲル、タルク、カオリン、石灰石、石灰、チョーク、ボール、黄土、クレー、ドロマイト、珪藻土など)、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、粉砕合成物質、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素など)、および植物由来の産物(穀物ミール、樹皮ミール、おがくずおよび堅果殻ミール、セルロース粉末など)、ならびに他の固体担体である。
適切な界面活性剤(補助剤、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤)は、芳香族スルホン酸のアルカリ金属、アルカリ土類金属およびアンモニウム塩(例えば、リグニンスルホン酸の塩(Borresperse(登録商標)型、Borregard, Norway)フェノールスルホン酸の塩、ナフタレンスルホン酸の塩(Morwet(登録商標)型、Akzo Nobel, U.S.A.)、ジブチルナフタレン-スルホン酸の塩(Nekal(登録商標)型、BASF, Germany)など)ならびに脂肪酸の塩、アルキルスルホネート、アルキルアリールスルホネート、アルキルスルフェート、ラウリルエーテルスルフェート、脂肪アルコールスルフェート、ならびに硫酸化ヘキサ-、ヘプタ-およびオクタデカノレート、硫酸化脂肪アルコールグリコールエーテル、さらに、ナフタレンまたはナフタレンスルホン酸とフェノールおよびホルムアルデヒドとの縮合物、ポリオキシエチレンオクチルフェニルエーテル、エトキシル化イソオクチルフェノール、オクチルフェノール、ノニルフェノール、アルキルフェニルポリグリコールエーテル、トリブチルフェニルポリグリコールエーテル、トリステアリルフェニルポリグリコールエーテル、アルキルアリールポリエーテルアルコール、アルコールおよび脂肪アルコール/エチレンオキシド縮合物、エトキシル化ヒマシ油、ポリオキシエチレンアルキルエーテル、エトキシル化ポリオキシプロピレン、ラウリルアルコールポリグリコールエーテルアセタール、ソルビトールエステル、リグニン-亜硫酸塩廃液、ならびにタンパク質、変性タンパク質、多糖(例えば、メチルセルロース)、疎水性に改質されたデンプン、ポリビニルアルコール(Mowiol(登録商標)型、Clariant, Switzerland)、ポリカルボキシレート(Sokolan(登録商標)型、BASF, Germany)、ポリアルコキシレート、ポリビニルアミン(Lupasol(登録商標)、BASF, Germany)、ポリビニルピロリドンおよびそのコポリマーである。
増粘剤(すなわち、組成物に変性された流動性、すなわち、静的条件下で高粘度および撹拌中で低粘度を与える化合物)の例は、多糖ならびに有機および無機のクレー、例えば、Xanthan gum(Kelzan(登録商標)、CP Kelco, U.S.A.)、Rhodopol(登録商標)23(Rhodia, France)、Veegum(登録商標)(R.T., Vanderbilt, U.S.A.)またはAttaclay(登録商標)(Engelhard Corp., NJ, U.S.A.)である。
殺菌剤は、組成物の保存および安定化のために添加され得る。適切な殺菌剤の例は、ジクロロフェンおよびベンジルアルコールヘミホルマール系の殺菌剤(ICIからのProxel(登録商標)またはThor ChemieからのArcicide(登録商標)RSおよびRohm & HaasからのKathon(登録商標)MK)およびイソチアゾリノン誘導体、例えば、アルキルイソチアゾリノンおよびベンズイソチアゾリノン(Thor ChemieからのActicide(登録商標)MBS)である。
適切な凍結防止剤の例は、エチレングリコール、プロピレングリコール、尿素およびグリセリンである。
消泡剤の例は、シリコーンエマルション(例えば、Silikon(登録商標)SRE、Wacker, GermanyまたはRhodorsil(登録商標)、Rhodia, Franceなど)、長鎖アルコール、脂肪酸、脂肪酸の塩、フルオロ有機化合物およびこれらの混合物である。
適切な着色剤は、水に難溶性の顔料および水溶性染料である。挙げることのできる例は、ローダミンB、C.I.ピグメントレッド112、C.I.ソルベントレッド1、ピグメントブルー15:4、ピグメントブルー15:3、ピグメントブルー15:2、ピグメントブルー15:1、ピグメントブルー80、ピグメントイエロー1、ピグメントイエロー13、ピクメントレッド112、ピグメントレッド48:2、ピグメントレッド48:1、ピグメントレッド57:1、ピグメントレッド53:1、ピグメントオレンジ43、ピグメントオレンジ34、ピグメントオレンジ5、ピグメントグリーン36、ピグメントグリーン7、ピグメントホワイト6、ピグメントブラウン25、ベーシックバイオレット10、ベーシックバイオレット49、アシッドレッド51、アシッドレッド52、アシッドレッド14、アシッドブルー9、アシッドイエロー23、ベーシックレッド10、ベーシックレッド108の名称下のものである。
粘着付与剤または結合剤の例は、ポリビニルピロリドン、ポリビニルアセテート、ポリビニルアルコールおよびセルロースエーテル(Tylose(登録商標)、Shin-Etsu, Japan)である。
粉末、散布用材料および粉剤は、本化合物Iおよび適切な場合は、さらなる活性物質と、少なくとも1種の固体担体とを混合または同時に粉砕することにより調製され得る。
粒剤、例えば、被覆粒剤、含浸粒剤および均一粒剤は、本活性物質を固体担体に結合させることにより調製され得る。固体担体の例は、鉱土(シリカゲル、ケイ酸塩、タルク、カオリン、アタクレー、石灰石、石灰、チョーク、ボール、黄土、クレー、ドロマイト、珪藻土など)、硫酸カルシウム、硫酸マグネシウム、酸化マグネシウム、粉砕合成物質、肥料(例えば、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニウム、硝酸アンモニウム、尿素など)、および植物由来の産物(穀物ミール、樹皮ミール、おがくずおよび堅果殻ミールなど)、セルロース粉末および他の固体担体である。
組成物のタイプの例は、以下の通りである:
1.水で希釈するための組成物のタイプ
i)液剤(water-solubel concentrates)(SL、LS)
10重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を90重量部の水または水溶性溶媒に溶解させる。別法として、湿潤剤または他の助剤を添加する。水で希釈後に本活性物質は溶解する。このようにして、10重量%の活性物質含有量を有する組成物が得られる。
ii)分散製剤(dispersible concentrates)(DC)
20重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を70重量部のシクロヘキサノンに、10重量部の分散剤、例えば、ポリビニルピロリドンを加えて溶解させる。水で希釈すると分散液が得られる。活性物質含有量は、20重量%である。
iii)乳剤(Emulsifiable concentrates)(EC)
15重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を75重量部のキシレンに、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびひまし油エトキシル化物(それぞれの場合5重量部)を加えて溶解させる。水で希釈するとエマルションが得られる。この組成物は15重量%の活性物質含有量を有する。
iv)エマルション製剤(Emulsions)(EW、EO、ES)
25重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を35重量部のキシレンに、ドデシルベンゼンスルホン酸カルシウムおよびひまし油エトキシル化物(それぞれの場合5重量部)を加えて溶解させる。この混合物を乳化装置(Ultraturrax)により30重量部の水中に導入し、均一なエマルションにする。水で希釈するとエマルションが得られる。この組成物は、25重量%の活性物質含有量を有する。
v)懸濁製剤(Suspensions)(SC、OD、FS)
撹拌ボールミル中で、20重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を、10重量部の分散剤および湿潤剤ならびに70重量部の水または有機溶媒を加えて粉砕して、微細な活性物質の懸濁液を得る。水で希釈すると、活性物質の安定な懸濁液が得られる。この組成物中の活性物質含有量は、20重量%である。
vi)顆粒水和剤(Water-dispersible granules)および顆粒水溶剤(water-soluble granules)(WG、SG)
50重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を、50重量部の分散剤および湿潤剤を加えて微細に粉砕し、工業的装置(例えば、押出機、噴霧塔、流動床)により顆粒水和剤または顆粒水溶剤として調製する。水で希釈すると、活性物質の安定な分散液または溶液が得られる。この組成物は、50重量%の活性物質含有量を有する。
vii)粉末水和剤(Water-dispersible powders)および粉末水溶剤(Water-soluble powders)(WP、SP、SS、WS)
75重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を、ロータ-ステータミル中で、25重量部の分散剤、湿潤剤およびシリカゲルを加えて粉砕する。水で希釈すると活性物質の安定な分散液または水溶液が得られる。この組成物の活性物質含有量は、75重量%のである。
viii)ゲル製剤(GF)
撹拌ボールミル中で、20重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を、10重量部の分散液、1重量部のゲル化剤および70重量部の水または有機溶媒を加えて粉砕して、活性物質の微細な懸濁液を得る。水で希釈すると活性物質の安定な懸濁液が得られ、これにより20重量%の活性物質を含有する組成物が得られる。
ix)マイクロエマルジョン(ME)
5〜20重量%の本発明による化合物Iを、5〜30重量%の有機溶媒ブレンド(例えば、脂肪酸ジメチルアミドおよびシクロヘキサノン)、10〜25重量%の界面活性剤ブレンド(例えば、アルコールエトキシレートおよびアリールフェノールエトキシレート)、ならびに水(100%まで)に加える。この混合物を1時間撹拌し、熱力学的に安定的なマイクロエマルジョンを自発的に生じさせる。
x)マイクロカプセル(CS)
5〜50重量%の本発明による化合物I、0〜40重量%の水不溶性有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素)、2〜15重量%のアクリルモノマー(例えば、メタクリル酸メチル、メタクリル酸およびジまたはトリアクリレート)を含む油相を、保護コロイドの水溶液(例えば、ポリビニルアルコール)に分散させる。ラジカル開始剤によって開始したラジカル重合は、ポリ(メタ)アクリレートマイクロカプセルの形成をもたらす。代わりに、5〜50重量%の本発明による化合物I、0〜40重量%の水不溶性有機溶媒(例えば、芳香族炭化水素)、およびイソシアネートモノマー(例えば、ジフェニルメテン-4,4'-ジイソシアネート)を含む油相を、保護コロイドの水溶液(例えば、ポリビニルアルコール)に分散させる。ポリアミン(例えば、ヘキサメチレンジアミン)の添加は、ポリ尿素マイクロカプセルの形成をもたらす。モノマー量の合計は1〜10重量%である。重量%は、全CS組成物に関する。
2.希釈せずに施用される組成物のタイプ
xi)散性粉剤(dustable powders)(DP、DS)
5重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を微細に粉砕し、95重量部の微粉カオリンと緊密に混合する。これにより5重量%の活性物質含有量を有する粉剤組成物が得られる。
xii)粒剤(granules)(GR、FG、GG、MG)
0.5重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を微細に粉砕し、99.5重量部の担体と混合する。現行の方法は、押出し、スプレー乾燥または流動床である。これにより、0.5重量%の活性物質含有量を有する希釈しないで施用される粒剤が得られる。
xiii)ULV溶液(UL)
10重量部の本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物を90重量部の有機溶媒、例えば、キシレンに溶解させる。これにより、10重量%の活性物質含有量を有する希釈せずに施用される組成物が得られる。
本農薬組成物は一般に、0.01から95重量%、好ましくは0.1から90重量%、最も好ましくは0.5から90重量%の活性物質を含む。活性物質は、純度90%から100%、好ましくは95%から100%(NMRスペクトルによる)で用いられる。
一実施形態において、サスポ製剤(SC)は、収穫物保護における施用のために好ましい。その一サブ実施形態において、SC農薬組成物は、50〜500g/L(グラム/リットル)、または100〜250g/L、または100g/Lまたは150g/Lまたは200g/Lまたは250g/Lを含む。
さらなる実施形態において、配合タイプxiiによる顆粒は、イネにおける施用のために特に好ましい。
液剤(LS)、流動性製剤(FS)、乾燥処理用粉剤(DS)、スラリー処理用水和剤(WS)、水溶性粉剤(SS)、エマルション(ES)、乳剤(EC)、乳化性濃縮物およびゲル製剤(GF)は通常、植物繁殖材料、特に種子の処理のために用いられる。これらの組成物は、植物繁殖材料、特に種子に、希釈してまたは希釈しないで施用され得る。問題の組成物により、2から10倍希釈後に、すぐ使える製剤で、0.01から60重量%、好ましくは0.1から40重量%の活性物質濃度が得られる。施用は、播種の前または間に行うことができる。農薬化合物およびその組成物を植物繁殖材料、特に種子上に施用または処理する方法は、それぞれ、当技術分野で公知であり、繁殖材料の粉衣、コーティング、ペレット化、散粉、浸漬(soaking)および畝間施用の方法が含まれる。好ましい実施形態では、本化合物またはその組成物は、それぞれ、発芽が誘発されないような方法、例えば、種子粉衣、ペレット化、コーティングおよび散粉により植物繁殖材料上に施用される。
好ましい実施形態では、懸濁製剤-型(FS)組成物が種子処理用に使用される。通常、FS組成物は、1〜800g/lの活性物質、1〜200g/lの界面活性剤、0から200g/lの凍結防止剤、0〜400g/lの結合剤、0〜200g/lの顔料および最大1リットルの溶媒、好ましくは水を含み得る。
本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物は、スプレー、噴霧化、散粉、散布、ブラッシング、含浸または潅水によって、そのままでまたはそれらの組成物の形態で、例えば、直接噴霧できる溶液、粉末、懸濁液、分散液、エマルション、油分散液、ペースト、散粉性製品、散布用材料、または顆粒の形態で使用され得る。施用形態は、その意図された目的に完全に依存し、それぞれの場合に、本発明の活性物質の最も精巧な可能な分布を確実にすることが意図される。
水性施用形態は、水を添加することによりエマルション製剤、ペーストまたは水和剤(スプレー可能な粉剤、油分散液)から調製され得る。エマルション、ペーストまたは油分散剤を調製するために、本物質は、そのままでまたは油もしくは溶媒に溶解させて、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤により水中で均一化され得る。代替として、活性物質、湿潤剤、粘着付与剤、分散剤または乳化剤、および適切な場合に、溶媒または油からなる濃縮物を調製することができ、このような濃縮物は、水による希釈に適している。
すぐ使える製剤における活性物質濃縮物は、比較的広い範囲内で変化させることができ、一般に、それらは、0.0001から10重量%、好ましくは0.001から1重量%の活性物質である。
活性物質は、超微量散布法(ultra-low-volume process)(ULV)で首尾よく用いることもでき、95重量%を超える活性物質を含む組成物を施用すること、またはさらに添加剤を用いずに活性物質を施用することができる。
植物保護において用いられるとき、施用される活性物質の量は、所望の効果の種類によって、0.001〜2kg/ha、好ましくは、0.001〜1kg/ha、より好ましくは、0.005〜0.9kg/ha、特に、0.005〜0.5kg/haである。
例えば、種子をダスティング、コーティングまたはドレンチすることによる植物繁殖材料、例えば、種子の処理において、100キログラムの植物繁殖材料(好ましくは、種子)当たり0.1〜1000g、好ましくは、0.1〜300g、より好ましくは、0.1〜100g、最も好ましくは、0.25〜100gの活性物質の量が一般に必要とされる。
様々なタイプの油、湿潤剤、補助剤、除草剤、殺菌類剤、殺菌剤、他の殺虫剤および/または殺有害生物剤を、適切な場合、使用の直前になってから(タンクミックス)、活性物質またはこれらを含む組成物に加え得る。これらの薬剤は、1:100〜100:1、好ましくは、1:10〜10:1の重量比で、本発明による組成物と混合することができる。
使用することができる補助剤は特に、改変された有機ポリシロキサン、例えば、Break Thru S240(登録商標)、アルコールアルコキシレート、例えば、Atplus245(登録商標)、Atplus MBA1303(登録商標)、Plurafac LF300(登録商標)およびLutensol ON30(登録商標)、EO/POブロックポリマー、例えば、Pluronic RPE2035(登録商標)およびGenapol B(登録商標)、アルコールエトキシレート、例えば、Lutensol XP80(登録商標)、およびジオクチルスルホサクシネートナトリウム、例えば、Leophen RA(登録商標)である。
本発明による組成物はまた、殺虫剤としての使用形態において、他の活性物質と、例えば、除草剤、殺菌類剤、成長調節剤と、または他に肥料と一緒に、プレミックスとして、または適切な場合、使用の直前になってから(タンクミックス)提示することができる。
本発明の好ましい実施形態において、本発明の混合物は、植物繁殖材料、例えば、種子ならびに苗木の根およびシュート、好ましくは、種子の保護のために使用される。
種子処理は、農地への植え付けの前に、種子箱中に行なうことができる。
種子処理の目的のために、本発明の二元、三元および四元混合物における重量比は一般に、本発明による式Iの化合物またはこれらの混合物の特性によって決まる。
種子処理に特に有用である組成物は、例えば:
A 液剤(Soluble concentrates)(SL、LS)
D エマルション製剤(Emulsions)(EW、EO、ES)
E 懸濁製剤(Suspensions)(SC、OD、FS)
F 顆粒水和剤(water-dispersible granules)および顆粒水溶剤(water-soluble granules)(WG、SG)
G 粉末水和剤(water-dispersible powders)および粉末水溶剤(water-soluble powders(WP、SP、WS)
H ゲル製剤(Gel-Formulations)(GF)
I 散粉剤(Dustable powders)(DP、DS)
である。
これらの組成物は、植物繁殖材料、特に種子に、希釈してまたは希釈せずに施用され得る。これらの組成物は、植物繁殖材料、特に種子に、希釈してまたは希釈せずに施用され得る。問題の組成物により、すぐ使用できる製剤において、2から10倍希釈後に、0.01から60重量%、好ましくは0.1から40重量%の活性物質濃度が得られる。施用は、播種前またはその間に行うことができる。農薬化合物およびその組成物をそれぞれ、植物繁殖材料、特に種子上に施用または処理する方法は、当技術分野で公知であり、繁殖材料の粉衣、コーティング、ペレット化、散粉および浸漬施用方法(およびまた畝処理における)が含まれる。好ましい実施形態では、本化合物またはその組成物はそれぞれ、発芽が誘発されないような方法で、例えば、種子粉衣、ペレット化、コーティングおよび散粉により植物繁殖材料に施用される。
植物繁殖材料(好ましくは種子)の処理において、本発明混合物の施用量は一般に、製剤製品(これは、10から750mg/lの本活性物(複数可)を通常含む)のためのものである。
本発明はまた、上記に定義されているような式Iの化合物およびこれらの混合物、または2種以上の活性成分の混合物、もしくはそれぞれが活性成分の1つを実現する2種以上の組成物の混合物を含有する組成物を含む、すなわち、これらでコーティングされている、かつ/またはこれらを含有する、栽培植物の繁殖生成物、特に、種子に関する。植物繁殖材料(好ましくは、種子)は、100kgの植物繁殖材料(好ましくは、種子)当たり0.1g〜10kgの量で本発明の混合物を含む。
本発明を、下記の実施例によってさらに詳細にこれから例示する。
式Iの化合物Iは、有機化学の標準的方法によって、例えば、WO2007/006670、PCT/EP2012/065650、PCT/EP2012/065651に記載されている方法または実施例によって達成することができる。
特性決定は、結合した高速液体クロマトグラフィー/質量分析法(HPLC/MS)、NMRまたはこれらの融点によって行うことができる。
特に好ましい式Iの化合物の群は、上の表Cにおいて一覧表示するような式IA-1の化合物である。
方法A:分析用HPLCカラム:Merck KgaA(ドイツ)からのRP-18カラムChromolith Speed ROD。溶出:アセトニトリル+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)/水+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)、5:95から95:5の比、5分、40℃。
方法B:分析用UPLCカラム:Phenomenex Kinetex、1.7μm XB-C18100A、50×2.1mm、移動相:A:水+0.1%トリフルオロ酢酸(TFA)、B:アセトニトリル+0.1%TFA、勾配:5〜100%B、1.50分、100%B、0.20分、流量:0.8〜1.0mL/分、1.50分、60℃。
MS法:ESIポジティブ。
1H-NMR。シグナルは、これらの多重度によって、およびこれらの積分(所与の水素原子の相対数)によって、テトラメチルシランに対する化学シフト(ppm)によって特性決定される。下記の略語を使用して、シグナルの多重度を特性決定する。m=多重線、q=四重線、t=三重線、d=二重線およびs=一重線。
調製例:
logP決定は、CombiSepからのcePro9600(商標)でキャピラリー電気泳動によって行った。
出発材料
6,8-ジクロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオンおよび6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオンを、WO2007/43677によって調製した。
S,S-ジイソプロピル-S-アミノスルホニウム2,4,6-トリメチルフェニルスルホネートを、Y. Tamuraら、Tetrahedron、1975年、31、3035〜3040頁によって調製した。
2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-ブロモ-2H-ピラゾール-3-カルボニルクロリドを、WO2007/24833によって調製した。
調製例P.1〜P.9
例P.1:S,S-ジメチルスルフィニウムスルフェート
ナトリウムメチラート(15.76gのメタノール中の30%溶液、87.54mmol、1.100当量)のメタノール(60mL)溶液に、硫化ジメチル(5.44g、6.40mL、87.6mmol、1.10当量)を-5〜0℃で加えた。この混合物に、事前冷却した(-20℃)ヒドロキシルアミン-o-スルホン酸(9.00g、79.6mmol)のメタノール(60mL)溶液を加え、内部温度を-5〜0℃で維持した。室温で一晩撹拌した後、全ての固体を濾過によって除去した。濾液を真空中で濃縮し、残渣をアセトニトリル(50mL)で粉砕し、表題化合物(7.88g、39%)を得た。
下記の化合物を、例P.1と類似して調製した。
S,S-ジエチルスルフィニウムスルフェート
S-エチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート
S,S-ジイソプロピルスルフィニウムスルフェート
S,S-ビス(2-シクロプロピルメチル)スルフィニウムスルフェート
S,S-ビス(2-シクロプロピルエチル)スルフィニウムスルフェート
S,S-ビス(シクロブチルメチル)スルフィニウムスルフェート
S,S-ビス(シクロペンチルメチル)スルフィニウムスルフェート
S-シクロプロピルメチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート
S-(2-シクロプロピルエチル)-S-エチルスルフィニウムスルフェート
S-(2-シクロプロピルエチル)-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート
S-(1-シクロプロピルエチル)-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート
S-シクロブチルメチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート
S-シクロペンチルメチル-S-エチルスルフィニウムスルフェート
S-シクロプロピルメチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート
S-シクロブチルメチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート
S-シクロペンチルメチル-S-イソプロピルスルフィニウムスルフェート
S,S-ジ-n-プロピルスルフィニウムスルフェート
S-ビニル-S-エチルスルフィニウムスルフェート
例P.2:8-ブロモ-6-クロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン
2-アミノ-3-ブロモ-5-クロロ安息香酸(10.0g、39.9mmol)のジオキサン(170mL)溶液に、15分の期間に亘りホスゲン(トルエン中20%、42.0mL、79.9mmol)を加えた。反応物を周囲温度で48時間撹拌し、次いで、真空中で濃縮した。このように得られた固体を粉砕し、真空中でさらに乾燥させ、所望の生成物(12.6g、114%)を得て、これをそれに続くステップにおいてそれ以上精製することなく使用した。
下記の化合物を、例P.2と類似して調製した。
6,8-ジクロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6,8-ジブロモ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ブロモ-8-クロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-ブロモ-6-クロロ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ブロモ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-シアノ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-クロロ-6-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ブロモ-8-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-ブロモ-6-トリフルオロメチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
8-クロロ-6-シアノ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-メトキシ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-シクロプロピル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-クロロ-8-エチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ジフルオロメトキシ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-シアノ-8-メトキシ-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-フルオロ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ヨード-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-ニトロ-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(5-クロロ-2-チエニル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(3-ピラゾール-1H-イル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(3-イソオキサゾリル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(ヒドロキシイミノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(メトキシイミノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン、
6-(ジメチルヒドラゾノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオンおよび
6-(2,2,2-トリフルオロエチルヒドラゾノメチル)-8-メチル-1H-ベンゾ[d][1,3]オキサジン-2,4-ジオン。
例P.3:1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-トリフルオロメチル-1H-ピラゾール
a)2.71kgの1,1,1-トリフルオロ-4-メトキシ-ブタ-3-エン-2-オン、2,44kgのエタノールおよび3.10kgの水を、反応槽に充填した。20mlの濃塩酸および0,80kgのヒドラジン水和物を連続的に加え、混合物を4時間加熱還流させた。混合物を冷却させ、10%NaOH水溶液を加えることによって約pH4〜5に中和した。次いで、混合物を蒸発させた。トルエンを加え、混合物を再び蒸発させ、>85%の純度を有する2kgの未加工の3-トリフルオロメチルピラゾールを得た。
b)ステップa)で得た1.72kg(10.75mol)の未加工の3-トリフルオロメチルピラゾール、1.75kg(11.83mol)の2,3-ジクロロピリジンおよび4.73kgのジメチルホルムアミドを、反応槽に充填した。2.97kg(21.50mol)の炭酸カリウムを加え、混合物を撹拌しながら120℃に加熱し、120〜125℃でさらに3時間保持した。反応混合物を25℃に冷却し、20lの水に注いだ。このように得た混合物を5Lのtert-ブチルメチルエーテルで2回抽出した。合わせた有機相を4lの水で洗浄し、次いで、蒸発乾固させた。トルエンを加え、混合物を再び蒸発乾固させた。それによって、2.7kgの表題化合物を得た(GCによって決定して純度>75%、収率81.5%)。生成物は、蒸留によって精製することができる。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ [デルタ] = 6.73 (d, 1H), 7.38 (d, 1H), 7.95 (m, 1H), 8.14 (m, 1H), 8.46 (m, 1H).
例P.4:2-(3-クロロピリジン-2-イル)-5-トリフルオロメチル-2H-ピラゾール-3-カルボニルクロリド
温度計、セプタム、窒素吸気口および撹拌子を備えた反応槽において、10.0g(40.4mmol)の1-(3-クロロ-2-ピリジル)-3-トリフルオロメチル-1H-ピラゾールを、50mlの乾燥ジメトキシエタンに溶解した。槽を氷浴で冷却し、内部温度を約5℃に保つ一方で、シリンジによって、40.4mlの2M(80.8mmol、2.0当量)のイソプロピルマグネシウムクロリドのテトラヒドロフラン溶液を撹拌しながら滴下で添加した。混合物を5℃でさらに2時間撹拌した。次いで、氷浴を除去し、二酸化炭素で混合物を泡立たせ、28℃まで温度を増加させた。10分後、発熱反応が止まり、混合物を冷却し、全ての揮発性物質を蒸発によって除去した。カルボキシレート化合物I-Aを含有する残渣を50mLのジクロロメタンに溶解し、1滴の乾燥DMFを加えた。この混合物に、14.41g(121.2mmol、3.0当量)の塩化チオニルを加え、3時間加熱還流させた。冷却後、このように得られた沈殿物を濾過によって除去し、母液を真空中で濃縮し、13.0gの表題化合物(純度>85%、収率100%)を得て、これをそれ以上精製することなく次のステップで使用した。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3): δ[デルタ] = 7.43-7.54 (m, 2H), 7.93 (d, 1H), 8.52 (m, 1H).
例P.5:2-アミノ-5-クロロ-N-(ジメチル-λ 4 -スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(3.00g、12.8mmol)のジクロロメタン(40mL)溶液に、ジメチルスルフィニウムスルフェート(2.25g、8.93mmol、0.70当量)およびカリウムtert-ブチレート(1.58g、14.0mmol、1.10当量)を室温で加えた。混合物を1.5時間撹拌し、これに水を加え、層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で脱水し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュ-クロマトグラフィーによって精製し、表題化合物(2.63g、84%)を得た。
HPLC-MSによる特性決定:1.855分、M=245.00。
例P.6:2-アミノ-5-クロロ-N-(ビス-2-メチルプロピル-λ 4 -スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(3.00g、12.8mmol)のジクロロメタン(40mL)溶液に、ビス-2-メチルプロピルスルフィニウムスルフェート(3.76g、8.93mmol、0.70当量)およびカリウムtert-ブチレート(1.58g、14.0mmol、1.10当量)を室温で加えた。混合物を1.5時間撹拌し、これに水を加え、層を分離した。水層をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で脱水し、真空中で濃縮した。残渣をシリカゲル上のフラッシュ-クロマトグラフィーによって精製し、表題化合物(2.89g、69%)を得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6)による特性決定: δ[デルタ] = 1.04 (m, 12 H), 2.06 (s, 3H), 2.96 (m, 2H), 3.01 (m, 2H), 6.62 (br. s, 2H), 7.03 (s, 1H), 7.72 (s, 1H).
例P.7:2-アミノ-5-クロロ-N-(ジエチル-λ 4 -スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド
6-クロロ-8-メチル-1H-3,1-ベンゾオキサジン-2,4-ジオン(2g、0.01mol)の無水炭酸プロピレン(30mL)溶液に、ビス-2-エチルスルフィニウムスルフェート(2.04g、0.01mol、0.70当量)およびトリエチルアミン(1.38mL、1.0g、0.01mol、1.05当量)を室温で加えた。混合物を4.5時間撹拌し、次いで、氷-水に滴下で添加した。混合物をジクロロメタンで抽出し、合わせた有機層を硫酸ナトリウム上で脱水し、真空中で濃縮した。残渣をエーテルで粉砕し、表題化合物(1.43g、55%)を得た。
1H-NMR (400 MHz, CDCl3)による特性決定: δ[デルタ] = 1.39 (t, 6 H), 2.13 (s, 3H), 3.02 (q, 4H), 5.95 (br. S, 2H), 7.01 (s, 1H), 7.98 (s, 1H).
例P.8:2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ビス-2-メチルプロピル-λ 4 -スルファニリデン)-ベンズアミド
表題化合物を、例P.6の方法と類似して調製した。
収率:60%
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6)による特性決定: δ[デルタ] = 1.23 (d, 6H), 1.38 (d, 6H), 3.42 (m, 2H), 7.02 (br. s, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.95 (s, 1H).
例P.9:2-アミノ-3,5-ジブロモ-N-(ビス-2-メチルプロピル-λ 4 -スルファニリデン)-ベンズアミド
表題化合物を、例P.6の方法と類似して調製した。
収率:66%
HPLC-MSによる特性決定:3.409分、m/z=410.90(方法A)
式IA-1の化合物の調製(実施例1〜4)
[実施例1]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ジエチル-λ 4 -スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物I-16)
炭酸カリウム(8.08g、58.5mmol、1.50当量)および2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(11.43g、38.98mmol)のアセトニトリル(100mL)懸濁液に、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボニルクロリド(15.8g、43.31mmol、1.10当量)のアセトニトリル(50mL)溶液を室温で加えた。6時間後この温度で、固体を濾別した。このように得られた濾液を水で洗浄し、Na2SO4上で脱水した。濾過後、濾液を真空中で濃縮し、このように得られた固体をジイソプロピルエーテルから結晶化し、表題化合物(19.53g、88%)を得た。
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6)による特性決定: δ[デルタ] = 1.13 (t, 6H), 2.91 (m, 2H), 3.08 (m, 2H), 7.67 (dd, 1H), 7.77 (s, 2H), 7.89 (s, 1H), 8.22 (d, 1H), 8.51 (d, 1H), 10.73 (s, 1H).
[実施例2]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2,4-ジクロロ-6-[(ビス-2-プロピル-λ 4 -スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物(I-26)の合成
炭酸カリウム(0.892g、6.46mmol、1.10当量)および2-アミノ-3,5-ジクロロ-N-(ビス-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(2.05g、5.87mmol)のトルエン(30mL)懸濁液に、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボニルクロリド(2.02g、5.87mmol、1.00当量)のトルエン(20mL)溶液を60℃で加えた。45分後にこの温度で、混合物を冷却し、水を加えた。このように得られた沈殿物を濾過によって集め、水およびトルエンで洗浄し、乾燥させ、表題化合物(3.07g、84%)を得た。
HPLC-MSによる特性決定:1.395分、M=602.1(方法B)
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6)による特性決定: δ[デルタ] = 1.18 (d, 6H), 1.22 (d, 6H), 3.30 (m, 2H), 7.68 (dd, 1H), 7.75 (m, 2H), 7.81 (s, 1H), 8.21 (d, 1H), 8.54 (d, 1H), 10.76 (s, 1H).
[実施例3]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ビス-2-プロピル-λ 4 -スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物I-21)の合成
炭酸カリウム(126.01g、911.76mmol、1.30当量)および2-アミノ-3-メチル-5-クロロ-N-(ビス-2-プロピル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(211g、701mmol)のジクロロメタン(300mL)懸濁液に、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボニルクロリド(256.78g、771.49mmol、1.10当量)のジクロロメタン(200mL)溶液を室温で加えた。この温度で2時間後、固体を濾別した。このように得られた濾液を水で洗浄し、Na2SO4上で脱水した。濾過の後、濾液を真空内で濃縮し、このように得られた固体をジイソプロピルエーテルから結晶化し、表題化合物(344.2g、85%)を得た。
HPLC-MSによる特性決定:1.303分、M=574.3(方法B)
1H-NMR (400 MHz, DMSO-d6)による特性決定: δ[デルタ] = 1.20 (d, 6H), 1.30 (d, 6H), 2.15 (s, 3H), 3.30 (m, 2H), 7.41 (s, 1H), 7.62 (m, 2H), 7.80 (s, 1H), 8.22 (d, 1H), 8.52(d, 1H), 10.88 (s, 1H).
[実施例4a]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ジエチル-λ 4 -スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物I-11)
炭酸カリウム(0.71g、10mmol、1.3当量)および2-アミノ-3-メチル-5-クロロ-N-(ジエチル-λ4-スルファニリデン)ベンズアミド(1.42g、3.96mmol)の炭酸プロピレン(20mL)懸濁液に、2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボニルクロリド(1.35g、4.35mmol、1.10当量)の炭酸プロピレン(10mL)溶液を室温で加えた。この温度で24時間後、混合物を水に注ぎ、激しく撹拌しながらエタノールでスパイクした。このように得られた固体を濾過によって集め、純粋な表題化合物(1.57g、73%)を含有した。
HPLC-MSによる特性決定:1.19分、m/z、546.1(M+H)+、(方法B)
1H-NMR (500 MHz, DMSO)による特性決定 [デルタ]: 10.87 (s, 1H), 8.53 (d, 1H), 8.22 (d, 1H), 7.75 (s, 1H), 7.65 (m, 2H), 7.40 (s, 1H), 3.09 (m, 2H), 2.92 (m, 2H) 1.15 (m, 6H).
[実施例4b]
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-N-[2-メチル-4-クロロ-6-[(ジエチル-λ 4 -スルファニリデン)カルバモイル]フェニル]-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボキサミド(化合物I-11)
2-(3-クロロ-2-ピリジル)-5-(トリフルオロメチル)ピラゾール-3-カルボニルクロリド(150g、435mmol)のアセトニトリル(900mL)溶液に室温で、炭酸カリウム(59g、427mmol)を加えた。2-アミノ-5-クロロ-N-(ジエチル-スルファニリデン)-3-メチル-ベンズアミド(117g、427mmol)のアセトニトリル(100mL)溶液を、時々の冷却によって25〜28℃の反応温度を維持する一方で(僅かな発熱反応)1時間以内で滴下で添加した。混合物を室温で16時間撹拌した。次いで、反応混合物を氷-水混合物(5L)上に注ぎ、濃HClでpHを7〜8に調節した。混合物をさらに2時間撹拌した。薄茶色の固体を濾過し、水で洗浄し、空気下で乾燥させ、粗生成物(229g)を得た。
粗生成物の3つの合わせたバッチ(789g)を、アセトニトリル(2.6L)に懸濁させ、60℃での加熱によって溶解した。60℃での1時間の撹拌の後、溶液を氷浴によって冷却し、このように形成された固体を濾別した。母液を300mLに濃縮し、氷浴で冷却した。それによって形成されたさらなる固体を濾過した。合わせた固体を冷たいアセトニトリルで洗浄し、真空オーブン中で50℃で一晩乾燥させ、表題生成物(703g、89%)を結晶性の白色の固体として得た。
実施例1〜4に記載した方法またはその類推によって、表Cにおいて要約した式(IA-1)の化合物を調製した。
Figure 2015532274
Figure 2015532274
B.生物学
2種以上の化合物の複合効果が化合物のそれぞれの個々の効果の合計より大きい場合、相乗作用は相互作用と記載することができる。対照パーセントの点から2つの混合パートナー(XおよびY)の間の相乗効果の存在は、Colby等式を使用して計算することができる(Colby, S. R.、1967年、Calculating Synergistic and Antagonistic Responses in Herbicide Combinations, Weeds、15、20〜22頁)。
Figure 2015532274
観察された合わせた防除効果が予想される合わせた防除効果(E)より大きいとき、複合効果は相乗的である。
下記の試験は、特定の有害生物に対する本発明の化合物、混合物または組成物の防除の有効性を示す。しかし、化合物、混合物または組成物によって得られる有害生物防除保護は、これらの種に限定されない。場合によっては、本発明の化合物と他の無脊椎動物有害生物防除化合物または薬剤との組合せは、特定の重要な無脊椎動物有害生物に対する相乗効果を示すことが見出される。
混合物または組成物の間の相乗作用または拮抗作用の分析は、Colbyの等式を使用して決定した。
B1:GMOダイズについての試験
ダイズ(グリシン・マックス、品種:BMX Potencia RR、成長段階109)に対して温室条件下で試験を行った。1m×3メートルのプロットサイズで、完全無作為化ブロック(4回の反復)において12回の処理を比較した。7つの植物のみを人工的な寄生および評価について考慮した。
RR-ダイズへの施用についてのグリホセートのタイミングによって、全ての処理をより古い植物(GS109)において施用したが、さもないと、有意な植物毒性が予想される。400l/haを使用して施用を行った。CO2バックパック(ノズルタイプTXVK-10)を使用して全ての処理を施用した。施用の時の温度は31.8℃であり、空気湿度は55%であった。土壌条件はR4であり(表面の<75%が乾いているとき)、湿気は湿性(正常)であった。
Premio(登録商標)(クロラントラニリプロール@200g/L)を、25g a.i./haの割合で標準として使用した。
Roundup Original(登録商標)(グリホセートサルイソプロピルアミナ@360g/L)を、867g a.i./haの割合で使用した。
施用の1日後に人工的な寄生を行った。使用した種は、アンティカルシア・ゲマタリス(Hubner)[Thermesia elegantula(Herrich-Schaffer、1869年)]、ヤガ科(Noctuidae)であった。5つの植物/プロットに昆虫用金属性ピンセットを使用して3匹の幼虫(ステージL2)を寄生させ、反復する毎に全部で15匹の幼虫であった。この試験において使用した全ての幼虫は、BASF飼育実験室、Campinas、ブラジルによって提供された。
同じ植物において、同じ数の幼虫を使用して、第2の寄生を施用の7日後に行った。残りの活性を観察するために、第3の寄生を必要に応じて行い得る。
未処理の対照植物と比較して、01、02、05、07、14および21DAA(施用後の日)に、死亡率(数)および摂食障害(%)を評価する。
この試験において、施用の2日後に、未処理の対照植物と比較したときに、roundupの施用と組み合わせた死亡率の増加が観察された。
Figure 2015532274
さらに、この試験において、12.5g a.i./haでの施用の5日後に、未処理の対照と比較して摂食障害の100%の低減。
別の試験において、非GMダイズ品種を12.5g a.i./haで処理し、未処理の対照と比較して97%の摂食障害の低減が示された。

Claims (20)

  1. それぞれの非改変対照植物と比較して、有害生物を防除し、かつ/または少なくとも1種の改変を有する栽培植物の植物健康を向上させる方法であって、少なくとも1種の改変を有する植物、このような植物の部分、植物繁殖材料への、またはその成長場所における、少なくとも1種の殺有害生物剤の施用を含み、殺有害生物剤は、式(I)の殺有害生物剤化合物
    Figure 2015532274
    (式中、
    R1は、ハロゲン、メチルおよびハロメチルからなる群から選択され、
    R2は、水素、ハロゲン、ハロメチルおよびシアノからなる群から選択され、
    R3は、水素、C1〜C6アルキル、C1〜C6ハロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニル、C2〜C6-ハロアルキニル、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C1〜C4-アルコキシ-C1〜C4-アルキル、C1〜C4-ハロアルコキシ-C1〜C4-アルキル、C(=O)Ra、C(=O)ORbおよびC(=O)NRcRdから選択され、
    R4は、水素またはハロゲンであり、
    R5、R6は、互いに独立に、水素、C1〜C10-アルキル、C3〜C8-シクロアルキル、C2〜C10-アルケニル、C2〜C10-アルキニル(上記の脂肪族および脂環式基は、1〜10個の置換基Reで置換されていてもよい)、およびフェニル(非置換であり、または1〜5個の置換基Rfを有する)からなる群から選択され、あるいは
    R5およびR6は一緒に、C2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレンまたはC6〜C9-アルキニレン鎖を表し、それらが結合している硫黄原子と一緒に3員、4員、5員、6員、7員、8員、9員または10員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の環を形成し、C2〜C7-アルキレン鎖におけるCH2基の1〜4個、またはC2〜C7-アルケニレン鎖におけるCH2またはCH基のいずれかの1〜4個、またはC6〜C9-アルキニレン鎖におけるCH2基のいずれかの1〜4個は、C=O、C=S、O、S、N、NO、SO、SO2およびNHからなる群から独立に選択される1〜4個の基で置き換えられていてもよく、C2〜C7-アルキレン、C2〜C7-アルケニレンまたはC6〜C9-アルキニレン鎖における炭素および/または窒素原子は、ハロゲン、シアノ、C1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-ハロアルキルチオ、C3〜C8-シクロアルキル、C3〜C8-ハロシクロアルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-ハロアルケニル、C2〜C6-アルキニルおよびC2〜C6-ハロアルキニルからなる群から独立に選択される1〜5個の置換基で置換されていてもよく、前記置換基は、複数の置換基が存在する場合、同一または互いに異なり、
    R7は、ブロモ、クロロ、ジフルオロメチル、トリフルオロメチル、ニトロ、シアノ、OCH3、OCHF2、OCH2F、OCH2CF3、S(=O)nCH3、およびS(=O)nCF3からなる群から選択され、
    Raは、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルからなる群から選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4アルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の置換基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、(C1〜C6-アルコキシ)カルボニル、C1〜C6-アルキルアミノおよびジ-(C1〜C6-アルキル)アミノから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、
    Rbは、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニルからなる群から選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4-アルコキシ、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の置換基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシおよび(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、
    Rc、Rdは、互いに独立におよび出現する毎に独立に、水素、シアノ、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4-アルコキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシから選択される1個または2個の基を有してもよく、4つの最後に記述した基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6ハロアルコキシおよび(C1〜C6-アルコキシ)カルボニルから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、あるいは
    RcおよびRdは、これらが結合している窒素原子と一緒に、環員としてN、O、S、NO、SOおよびSO2から選択される1個または2個のさらなるヘテロ原子またはヘテロ原子群をさらに含有し得る、3員、4員、5員、6員または7員の飽和、部分不飽和または完全不飽和の複素環式環を形成してもよく、複素環式環は、ハロゲン、C1〜C4-ハロアルキル、C1〜C4-アルコキシまたはC1〜C4-ハロアルコキシで任意選択で置換されていてもよく、
    Reは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、-OH、-SH、-SCN、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から独立に選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4アルコキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、-ORa、-NRcRd、-S(O)nRa、-S(O)nNRcRd、-C(=O)Ra、-C(=O)NRcRd、-C(=O)ORb、-C(=S)Ra、-C(=S)NRcRd、-C(=S)ORb、-C(=S)SRb、-C(=NRc)Rb、-C(=NRc)NRcRd、フェニル、ベンジル、ピリジルおよびフェノキシ、から選択される1個または2個の基を有してもよく、最後の4つの基は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C6-アルキル、C1〜C6-ハロアルキル、C1〜C6-アルコキシおよびC1〜C6-ハロアルコキシから選択される1個、2個または3個の置換基を有してもよく、あるいは
    2個の近隣の基Reは一緒に、基=O、=CH(C1〜C4-アルキル)、=C(C1〜C4-アルキル)C1〜C4-アルキル、=N(C1〜C6-アルキル)または=NO(C1〜C6-アルキル)を形成し、
    Rfは、ハロゲン、シアノ、ニトロ、-OH、-SH、-SCN、C1〜C6-アルキル、C2〜C6-アルケニル、C2〜C6-アルキニル、C3〜C8-シクロアルキルからなる群から独立に選択され、上記の基の1個以上のCH2基は、C=O基で置き換えられていてもよく、かつ/あるいは上記の基の脂肪族および脂環式部分は、非置換であってもよく、部分的または完全にハロゲン化されていてもよく、かつ/あるいはC1〜C4アルコキシ、C1〜C6-アルコキシ、C1〜C6-ハロアルコキシ、C1〜C6-アルキルチオ、C1〜C6-アルキルスルフィニル、C1〜C6-アルキルスルホニル、C1〜C6-ハロアルキルチオ、-ORa、-NRcRd、-S(O)nRa、-S(O)nNRcRd、-C(=O)Ra、-C(=O)NRcRd、-C(=O)ORb、-C(=S)Ra、-C(=S)NRcRd、-C(=S)ORb、-C(=S)SRb、-C(=NRc)Rb、および-C(=NRc)NRcRdから選択される1個または2個の基を有してもよく、
    kは、0または1であり、
    nは、0、1または2である)、
    または立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシド、または化合物の多形結晶形態、共結晶もしくは溶媒和物、またはその立体異性体、塩、互変異性体もしくはN-オキシドである、上記方法。
  2. 少なくとも1種の改変を有する植物、このような植物の部分、植物繁殖材料への、またはその成長場所における、式Iの殺有害生物剤および少なくとも1種の殺有害生物剤IIの混合物の施用を含み、殺有害生物剤IIが、殺虫剤または殺菌類剤である、請求項1に記載の方法。
  3. 式Iの化合物が、式IA:
    Figure 2015532274
    (式中、R4は、ハロゲンである)
    の化合物である、請求項1または2に記載の方法。
  4. 式Iの化合物が、式IB:
    Figure 2015532274
    (式中、
    R2は、ブロモ、クロロ、シアノからなる群から選択され、
    R7は、ブロモ、クロロ、トリフルオロメチルおよびOCHF2からなる群から選択される)
    の化合物である、請求項1、2または3に記載の使用。
  5. 式Iの化合物が、式IC;
    Figure 2015532274
    (式中、
    R1は、ハロゲンおよびハロメチルからなる群から選択され、
    R2は、ブロモ、クロロおよびシアノからなる群から選択される)
    の化合物である、請求項1、2または3に記載の方法。
  6. 式Iの化合物が、式ID:
    Figure 2015532274
    (式中、
    R1は、ハロゲン、メチルおよびハロメチルからなる群から選択され、
    R2は、ブロモ、クロロおよびシアノからなる群から選択される)
    の化合物である、請求項1、2または3に記載の方法。
  7. 式Iの化合物において、R5およびR6が、メチル、エチル、イソプロピル、n-プロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、シクロプロピルおよびシクロプロピルメチルから選択される、請求項1から6のいずれかに記載の方法。
  8. 式Iの化合物において、R5およびR6が、同一である、請求項1から7のいずれかに記載の方法。
  9. 栽培植物の収率が増加する、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  10. 栽培植物の改変が、下記の特性:それぞれ対応する対照植物と比較した、除草剤耐性、昆虫抵抗性、菌類抵抗性またはウイルス抵抗性または細菌抵抗性、ストレス耐性、成熟の変化、栽培植物中に存在する化学物質の含量の変化、栄養素の取込みの変化、抗生物質抵抗性および雄性不稔性から選択される、請求項1から8のいずれかに記載の方法。
  11. 植物が、除草剤の作用に耐性である、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  12. 植物が、グリホセートの作用に耐性である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  13. 植物が、グルホシネートの作用に耐性である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  14. 植物が、イミダゾリノン-除草剤の作用に耐性である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  15. 植物が、ジカンバの作用に耐性である、請求項1から10のいずれか一項に記載の方法。
  16. それに対して植物が耐性である除草剤の施用をさらに含む、請求項11から15のいずれかに記載の方法。
  17. 植物が、細菌バチルス属の種に由来する少なくとも1種の選択的に作用する毒素を合成することができる、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  18. 少なくとも1種の殺有害生物剤を、栽培植物の植物繁殖材料に施用する、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  19. 処理が、栽培植物、栽培植物の部分に、またはこれらの生育地に、少なくとも1種の殺有害生物剤を施用することによって行われる、請求項1から10のいずれかに記載の方法。
  20. 請求項1から8のいずれかに記載の少なくとも1種の殺有害生物剤で処理された、請求項1および10から17のいずれか一項に記載の栽培植物の種子。
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