JP4862181B2 - 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像用キャリア、並びに電子写真現像剤 - Google Patents
電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像用キャリア、並びに電子写真現像剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4862181B2 JP4862181B2 JP2005285652A JP2005285652A JP4862181B2 JP 4862181 B2 JP4862181 B2 JP 4862181B2 JP 2005285652 A JP2005285652 A JP 2005285652A JP 2005285652 A JP2005285652 A JP 2005285652A JP 4862181 B2 JP4862181 B2 JP 4862181B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- core material
- carrier
- carrier core
- electrophotographic
- bet
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Landscapes
- Developing Agents For Electrophotography (AREA)
Description
電子写真現像剤用キャリアに用いられるキャリア芯材であって、
該キャリア芯材の見掛け密度/真密度=Aとしたとき、0.25≦A≦0.40であり、且つ、見掛け密度が2.0g/cm3以下であることを特徴とする電子写真現像用キャリア芯材である。
該キャリア芯材において、BET法で測定した比表面積の値をBET(0)、湿式分散型粒度分布測定機より求められるcs値を真密度で割り返して求めた球形換算比表面積の値をBET(D)としたとき、
BET(0)≧0.07m2/g、且つ、3.0≦BET(0)/BET(D)≦10.0であることを特徴とする第1の手段に記載の電子写真現像用キャリア芯材である。
該キャリア芯材が、磁性酸化物と、真比重3.5以下の非磁性酸化物とを含むことを特徴とする請求項1または2に記載の電子写真現像剤用キャリア芯材である。
該磁性酸化物が、ソフトフェライトであることを特徴とする第3の手段に記載の電子写真現像剤用キャリア芯材である。
該キャリア芯材中に、前記非磁性酸化物が1wt%以上、50wt%以下含有されていることを特徴とする第3または第4の手段に記載の電子写真現像用キャリア芯材である。
第1から第5の手段のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア芯材を、樹脂で被覆したことを特徴とする電子写真現像用キャリアである。
前記樹脂の被覆量が、前記キャリア芯材の0.1wt%以上、20.0wt%以下であることを特徴とする第6の手段に記載の電子写真現像用キャリアである。
平均粒径が、25μm以上、50μm以下であることを特徴とする第6または第7の手段に記載の電子写真現像剤用キャリアである。
1wt%以上、50wt%以下のシリカを含むことを特徴とする第6から第8の手段のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリアである。
第6から第9の手段いずれかに記載の電子写真現像剤用キャリアを含むことを特徴とする電子写真現像剤である。
1種または2種以上の金属元素Mの、炭酸塩、酸化物、水酸化物から選択される1種または2種以上と、Fe2O3とを混合し、粒径1μmまで粉砕して粉砕物を得る工程と、
該粉砕物へ、樹脂粒子と、水と、バインダーと、分散剤と、を加えてスラリーとした後、湿式粉砕し、さらに乾燥させて、造粒粉を得る工程と、
該造粒粉を仮焼して、仮焼品を得る工程と、
該仮焼品を焼成して、焼成物を得る工程と、
該焼成物を粉砕してキャリア芯材を得る工程と、を有することを特徴とする電子写真現像用キャリア芯材の製造方法である。
該粉砕物へ加える樹脂粒子として、シリコンを含有する樹脂粒子を用いることを特徴とする第11の手段に記載の電子写真現像用キャリア芯材の製造方法である。
1種または2種以上の金属元素Mの、炭酸塩、酸化物、水酸化物から選択される1種または2種以上とFe2O3とを混合し、粉砕して粉砕物を得る工程と、
該粉砕物へ、シリカ粒子と、水と、バインダーと、分散剤とを加えてスラリーとした後、湿式粉砕し、さらに乾燥させて、造粒粉を得る工程と、
該造粒粉を焼成して、焼成物を得る工程と、
該焼成物を粉砕してキャリア芯材を得る工程と、を有することを特徴とする電子写真現像用キャリア芯材の製造方法である。
本発明に係るキャリア芯材は、常温での、見掛け密度/真密度=Aとしたとき、0.25≦A≦0.40であり、且つ、見掛け密度が2.0g/cm3以下である。ここで見掛け密度は、例えばJISZ2504に準拠して測定される。一方、真密度は、真密度測定装置(例えば、後述するピクノメーター)によって測定するのが便宜である。
この構成を有するキャリア芯材をふくむ磁性キャリアを用いて製造された電子写真現像剤は、MFP等に適用した場合でも、安定した高画質で高速現像が可能、且つ磁性キャリアの交換寿命が長いという優れた特徴を発揮するものである。
[秤量・混合]
本発明に係る磁性キャリアが含むキャリア芯材に用いられる磁性酸化物(好ましくはソフトフェライト)は、一般式:MO・Fe2O3であらわされる。ここでMとしては、例えば、Fe、Mn、Mg等の金属が挙げられる。Fe、Mn、Mgは、単独使用も可能だが混合組成とすることで、キャリア芯材における磁気的特性の制御可能範囲が広くなり好ましい。
秤量・混合したMおよびFe等の金属原料混合物および樹脂粒子を、振動ミル等の粉砕機中に導入し、粒径2μm〜0.5μm、好ましくは1μmまで粉砕する。次いで、この粉砕物に水、バインダー0.5〜2wt%、分散剤0.5〜2wt%を加えることで、固形分濃度が50〜90wt%のスラリーとし、該スラリーをボールミル等で湿式粉砕する。ここで、バインダーとしては、ポリビニルアルコール等が好ましく、分散剤としては、ポリカルボン酸アンモニウム系等が好ましい。
金属原料混合物と樹脂粒子との混合造粒物を、800℃〜1000℃に加熱した炉に投入し、大気下で仮焼して仮焼品とする。このとき、樹脂粒子が燃焼し発生するガスにより造粒粉中に中空構造が形成される。樹脂粒子としてシリコンを含有する樹脂を用いた場合は、該中空構造中に非磁性酸化物であるSiO2が生成する。
次に、該中空構造が形成された仮焼品を、1100℃〜1250℃に加熱した炉に投入して焼成してフェライト化し焼成物とする。該焼成時の雰囲気は、金属原料の種類により適宜選択される。例えば、金属原料がFeとMn(モル比100:0〜50:50)の場合は窒素雰囲気が求められ、Fe、Mn、Mgの場合は窒素雰囲気や酸素分圧調製雰囲気が好ましく、Fe、Mn、Mgの場合であってMgのモル比が30%を超える場合は大気雰囲気でもよい。
得られた焼成物をハンマーミル解粒等で粗粉砕し、次に気流分級機で1次分級した。さらに振動ふるいまたは超音波ふるいにて粒度をそろえた後、磁場選鉱機にかけ、非磁性成分を除去し、キャリア芯材とした。
得られたキャリア芯材に対して樹脂コーティングを施し、磁性キャリアを製造する。コーティング樹脂としては、KR251(信越化学社製)のようなシリコーン系樹脂が好ましい。当該コーティング樹脂を適宜な溶剤(トルエン等)に、20から40wt%溶解させ、樹脂溶液を調製する。ここで、当該樹脂溶液の濃度により、キャリア芯材への被覆樹脂料を制御することができる。そして調製された樹脂溶液とキャリア芯材とを重量比で、キャリア芯材:樹脂溶液=10:1から5:1の割合にて混合した後、150℃〜250℃にて加熱撹拌して、樹脂被覆されたキャリア芯材を得る。ここで被覆される樹脂の量は、
前記キャリア芯材の0.1wt%以上、20.0wt%以下であることが好ましい。
ここで、磁性キャリアの最終粒径は25μm以上、50μm以下であることが好ましい。、これは当該粒径が25μm以上あれば、キャリア付着が少なく、高画質を得ることができるという観点から好ましく、50μm以下あれば、キャリア粒子のトナー保持能力が高く、べた画像の均一さ、トナー飛散量の低減、カブリが少ないという観点から好ましいからである。
さらに、該磁性キャリアと、適宜な粒径を有するトナーとを混合することで電子写真現像剤を製造することができる。
[秤量・混合]
本発明に係る磁性キャリアが含むキャリア芯材に用いられる磁性酸化物(好ましくはソフトフェライト)も、1.樹脂添加法で説明したものと同様であり、同様の原料と配合とを用いて金属原料混合物を得る。
秤量・混合したMおよびFe等の金属原料混合物およびシリカ粒子を、振動ミル等の粉砕機中に導入し、1.樹脂添加法で説明したものと同様に粉砕し、スラリー化し、湿式粉砕した後、造粒して粒径10μm〜200μmの造粒粉を得る。1.にて説明したように、当該製造方法においても、製品最終粒径は25μm以上、50μm以下であることが好ましいことから、当該造粒粉の粒径は15μm〜100μmに調整しておくことが好ましい。
金属原料混合物とシリカ粒子との混合造粒物へは、仮焼することなく次工程の焼成を施す。
金属原料混合物とシリカ粒子との混合造粒物を、1100℃〜1250℃に加熱した炉に投入して焼成してフェライト化し焼成物とする。該焼成時の雰囲気は、1.樹脂添加法で説明したものと同様である。該焼成により、シリカ粒子が取り込まれた焼成物が生成する。
得られた焼成物を、1.樹脂添加法で説明したものと同様に解砕、分級し、キャリア芯材とした。
得られたキャリア芯材に対して、1.樹脂添加法で説明したものと同様に樹脂コーティングを施し、該被覆樹脂層を硬化させ、磁性キャリアを製造する。
さらに、該磁性キャリアと、適宜な粒径を有するトナーとを混合することで電子写真現像剤を製造することができる。
(実施例1)
キャリア芯材の原料として、微粉砕したFe2O3とMgCO3とを準備する。そしてモル比でFe2O3:MgO=80:20となるように秤量する。一方、水中へ全原料に対して10wt%に相当する平均粒径5μmのポリエチレン樹脂粒子(住友精化製LE−1080)と、分散剤としてポリカルボン酸アンモニウム系分散剤を1.5wt%、湿潤剤としてサンノプコ(株)SNウェット980を0.05wt%、バインダーとしてポリビニルアルコールを0.02wt%、添加したものを準備し、ここへ先程、秤量したFe2O3、MgCO3を投入・攪拌し、濃度75wt%のスラリーを得た。このスラリーを湿式ボールミルにて湿式粉砕し、しばらく攪拌した後、スプレードライヤーにて該スラリーを噴霧し、粒径10μm〜200μmの乾燥造粒品を製造した。この造粒品から、網目61μmの篩網を用いて粗粒を分離した後、大気中で900℃に加熱して仮焼し、樹脂粒子成分を分解させた。その後1160℃、窒素雰囲気下で5時間焼成し、フェライト化させた。このフェライト化した焼成品をハンマーミルで解砕し、風力分級機を用いて微粉を除去し、網目54μmの振動ふるいで粒度調整してキャリア芯材を得た。
ポリエチレン樹脂粒子を全原料に対して0.1wt%添加した以外は、実施例1と同様にして、実施例2に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を全原料に対して20wt%添加した以外は、実施例1と同様にして、実施例3に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料として微粉砕したFe2O3とMgCO3以外にMnCO3を加え、モル比でFe2O3:MnO:MgO=52:34:14となるように秤量した以外は、実施例1と同様にして、実施例4に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を、シリコンを含有する樹脂である平均粒径2.4μmのシリコーン樹脂粒子(GE東芝シリコーン(株)製トスパール120)に変更し、焼成温度を1200℃で行なった以外は、実施例2と同様にして、実施例5に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料としてMgCO3を省き、微粉砕したFe2O3とMnCO3を加え、モル比でFe2O3:MnO=65:35となるように秤量し、焼成温度を1160℃で行なった以外は、実施例5と同様にして、実施例6に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を、シリコンを含有する樹脂である平均粒径2.4μmのシリコーン樹脂粒子(GE東芝シリコーン(株)製トスパール120)に変更し、焼成温度を1180℃で行なった以外は、実施例4と同様にして、実施例7に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料としてMgCO3を省き、微粉砕したFe2O3とMn3O4を加え、モル比でFe2O3:MnO=65:35となるように秤量し、焼成温度を1130℃で行なった以外は、実施例3と同様にして、実施例8に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を、シリコンを含有する樹脂である平均粒径2.4μmのシリコーン樹脂粒子(GE東芝シリコーン(株)製トスパール120)に変更し、焼成温度を1160℃で行なった以外は、実施例8と同様にして、実施例9に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料として微粉砕したFe2O3とMn3O4以外にMg(OH)2を加え、モル比でFe2O3:MnO:MgO=52:34:14となるように秤量し、焼成温度条件を1180℃とした以外は、実施例9と同様にして、実施例10に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料として、微粉砕したFe2O3とMg(OH)2とを準備する。そしてモル比でFe2O3:MgO=80:20となるように秤量する。一方、水中へ全原料に対して20wt%に相当する平均粒径4μmのシリカ粒子(SIBELCO社製 SIKRON M500)と、分散剤としてポリカルボン酸アンモニウム系分散剤を1.5wt%、湿潤剤としてサンノプコ(株)SNウェット980を0.05wt%、バインダーとしてポリビニルアルコールを0.02wt%、添加したものを準備し、ここへ先程、秤量したFe2O3、Mg(OH)2を投入・攪拌し、濃度75wt%のスラリーを得た。このスラリーを湿式ボールミルにて湿式粉砕し、しばらく攪拌した後、スプレードライヤーにて該スラリーを噴霧し、粒径10μm〜200μmの乾燥造粒品を製造した。この造粒品から、網目25μmの篩網を用いて粗粒を分離した後、1150℃、窒素雰囲気下で5時間焼成し、フェライト化させた。このフェライト化した焼成品をハンマーミルで解砕し、風力分級機を用いて微粉を除去し、網目54μmの振動ふるいで粒度調整してキャリア芯材を得た。
キャリア芯材の原料としてMg(OH)2を省き、微粉砕したMn3O4を加え、モル比でFe2O3:MnO=80:20となるように秤量した以外は、実施例11と同様にして、実施例12に係る磁性キャリアを得た。
シリカ粒子を全原料に対して40wt%添加した以外は、実施例12と同様にして、実施例13に係る磁性キャリアを得た。
焼成温度を1110℃とした以外は、実施例11と同様にして、実施例14に係る磁性キャリアを得た。
焼成温度を1140℃とした以外は、実施例11と同様にして、実施例15に係る磁性キャリアを得た。
Mg(OH)2をMgCO3に代替し、焼成温度を1170℃とした以外は、実施例11と同様にして、実施例16に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料としてMg(OH)2を省き、微粉砕したMn3O4を加え、モル比でFe2O3:MnO=57:43となるように秤量し、シリカ粒子を全原料に対して5wt%添加し、焼成温度を1100℃とした以外は、実施例11と同様にして、実施例17に係る磁性キャリアを得た。
シリカ粒子を全原料に対して10wt%添加し、焼成温度を1070℃とした以外は、実施例17と同様にして、実施例18に係る磁性キャリアを得た。
シリカ粒子を全原料に対して20wt%添加し、焼成温度を1170℃とした以外は、実施例17と同様にして、実施例19に係る磁性キャリアを得た。
シリカ粒子を全原料に対して40wt%添加し、焼成温度を1140℃とした以外は、実施例17と同様にして、実施例20に係る磁性キャリアを得た。
シリカ粒子を全原料に対して60wt%添加し、焼成温度を1130℃とした以外は、実施例17と同様にして、実施例20に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を添加せず、且つ、仮焼をしない以外は、実施例1と同様にして、比較例1に係る磁性キャリアを得た。
キャリア芯材の原料として微粉砕したFe2O3とMgCO3とを、モル比でFe2O3:MgO=75:25となるように秤量した以外は、比較例1と同様にして、比較例2に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を添加せず、且つ、仮焼をしない以外は、実施例4と同様にして、比較例3に係る磁性キャリアを得た。
ポリエチレン樹脂粒子を添加しない以外は、実施例4と同様にして、比較例4に係る磁性キャリアを得た。
シリコーン樹脂粒子を添加しない以外は、実施例10と同様にして、比較例5に係る磁性キャリアを得た。
シリコーン樹脂粒子を添加せず、仮焼をせず、焼成温度を1160℃で行なった以外は、実施例9と同様にして、比較例6に係る磁性キャリアを得た。
上記実施例および比較例の製造条件の一覧表を表1に示し、製造された各キャリア芯材の物性値の一覧表を表2に示した。
但し、見掛け密度測定は、JIS−Z2504:2000に準拠して行った。真密度測定は、QUANTA CHROME製ピクノメータ1000を用いて測定した。比表面積BET(0)は、ユアサアイオニクス製ソーブU2を用いて測定した。球形換算比表面積BET(D)は、まず、日機装(株)製マイクロトラックHRAを用いてcs値(Calculated Specific Surfaces Area)を測定し、該cs値を真密度で割り返して算定した。尚、表2において、BET(0)/BET(D)の値を指標Bとして示した。平均粒径は、日機装(株)製マイクロトラックHRAにより測定した。飽和磁化および保持力は、室温専用振動試料型磁力計(VSM)(東英工業株式会社製)により測定した。非磁性分(シリカ)分は、JIS規格(JIS G 1212)に準じた方法により測定した。
まず、初期画像特性においては、比較例1の画質を除き、実施例・比較例ともに非常に良好または良好なレベルであった。そして、50K枚において、実施例は、非常に良好または良好なレベルを維持したが、比較例1〜6ではレベルが低下し始めた。100K枚においては、実施例にも一部レベルの低下が見られたが、比較例1〜6では、全ての例において、いずれかの項目において使用不可レベルとなり、交換時期を超過していることが判明した。さらに、150K枚において、実施例1〜21に使用不可レベルのものはなかったが、比較例1〜6は使用不可レベルにあることが判明した。
Claims (12)
- 電子写真現像剤用キャリアに用いられるキャリア芯材であって、
該キャリア芯材の見掛け密度/真密度=Aとしたとき、0.25≦A≦0.40であり、且つ、見掛け密度が2.0g/cm3以下であり、
該キャリア芯材において、BET法で測定した比表面積の値をBET(0)、湿式分散型粒度分布測定機より求められるcs値を真密度で割り返して求めた球形換算比表面積の値をBET(D)としたとき、
BET(0)≧0.07m 2 /g、且つ、3.0≦BET(0)/BET(D)≦10.0であることを特徴とする電子写真現像用キャリア芯材。 - 該キャリア芯材が、磁性酸化物と、真比重3.5以下の非磁性酸化物とを含むことを特徴とする請求項1に記載の電子写真現像用キャリア芯材。
- 該磁性酸化物が、ソフトフェライトであることを特徴とする請求項2に記載の電子写真現像用キャリア芯材。
- 該キャリア芯材中に、前記非磁性酸化物が1wt%以上、50wt%以下含有されていることを特徴とする請求項2または3に記載の電子写真現像用キャリア芯材。
- 請求項1から4のいずれかに記載の電子写真現像剤用キャリア芯材を樹脂で被覆したことを特徴とする電子写真現像用キャリア。
- 前記樹脂の被覆量が、前記キャリア芯材の0.1wt%以上、20.0wt%以下であることを特徴とする請求項5に記載の電子写真現像用キャリア。
- 平均粒径が、25μm以上、50μm以下であることを特徴とする請求項5または6に記載の電子写真現像用キャリア。
- 1wt%以上、50wt%以下のシリカを含むことを特徴とする請求項5から7のいずれかに記載の電子写真現像用キャリア。
- 請求項5から8のいずれかに記載の電子写真現像用キャリアを含むことを特徴とする電子写真現像剤。
- 1種または2種以上の金属元素Mの、炭酸塩、酸化物、水酸化物から選択される1種または2種以上と、Fe2O3とを混合し、粉砕して粉砕物を得る工程と、
該粉砕物へ、平均粒径2〜8μmの樹脂粒子と、水と、バインダーと、分散剤とを加えてスラリーとした後、湿式粉砕し、さらに乾燥させて、造粒粉を得る工程と、
該造粒粉を、大気下で800℃〜1000℃に加熱して仮焼し、前記樹脂粒子を燃焼させ発生するガスにより該造粒粉中に中空構造が形成された仮焼品を得る工程と、
該仮焼品を、1100℃〜1250℃に加熱して焼成し、焼成物を得る工程と、
該焼成物を粉砕してキャリア芯材を得る工程と、を有することを特徴とする電子写真現像用キャリア芯材の製造方法。 - 該粉砕物へ加える樹脂粒子として、シリコンを含有する樹脂粒子を用いることを特徴とする請求項10に記載の電子写真現像用キャリア芯材の製造方法。
- 1種または2種以上の金属元素Mの、炭酸塩、酸化物、水酸化物から選択される1種または2種以上とFe2O3とを混合し、粉砕して粉砕物を得る工程と、
該粉砕物へ、シリカ粒子と、水と、バインダーと、分散剤とを加えてスラリーとした後、湿式粉砕し、さらに乾燥させて、造粒粉を得る工程と、
該造粒粉を焼成して、焼成物を得る工程と、
該焼成物を粉砕してキャリア芯材を得る工程と、を有することを特徴とする電子写真現像用キャリア芯材の製造方法。
Priority Applications (11)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005285652A JP4862181B2 (ja) | 2005-06-22 | 2005-09-29 | 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像用キャリア、並びに電子写真現像剤 |
KR1020117012031A KR20110067170A (ko) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | 전자 사진 현상용 캐리어 심재, 전자 사진 현상용 캐리어 및 그 제조방법, 및 전자 사진 현상제 |
KR1020087007651A KR101121239B1 (ko) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | 전자 사진 현상용 캐리어 심재, 전자 사진 현상용 캐리어및 그 제조방법, 및 전자 사진 현상제 |
PCT/JP2006/318902 WO2007037182A1 (ja) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | 電子写真現像用キャリア芯材、電子写真現像用キャリアおよびその製造方法、並びに電子写真現像剤 |
EP12000034.4A EP2439594B1 (en) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | Electrophotographic developer carrier core material, electrophotographic developer carrier, methods of manufacturing the same, and electrophotographic developer |
US11/992,675 US8652736B2 (en) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | Electrophotographic developer carrier core material, electrophotographic developer carrier, methods of manufacturing the same, and electrophotographic developer |
EP06810470.2A EP1990684B1 (en) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | Carrier core material for electrophotograph development, carrier for electrophotograph development and process for producing the same, and electrophotograph developing agent |
CN2006800364660A CN101283315B (zh) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | 电子照相显影剂用载体芯材、电子照相显影剂用载体及其制造方法、以及电子照相显影剂 |
CN201110001876.4A CN102081317B (zh) | 2005-09-29 | 2006-09-25 | 电子照相显影剂用载体芯材、电子照相显影剂用载体及其制造方法、以及电子照相显影剂 |
HK11112921.6A HK1158769A1 (en) | 2005-09-29 | 2011-11-29 | Carrier core material for electrophotograph development, carrier for electrophotograph development and process for producing the same, and electrophotograph developing agent |
HK12109449.4A HK1168663A1 (en) | 2005-09-29 | 2012-09-25 | Electrophotographic developer carrier core material, electrophotographic developer carrier, methods of manufacturing the same, and electrophotographic developer |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005182604 | 2005-06-22 | ||
JP2005182604 | 2005-06-22 | ||
JP2005285652A JP4862181B2 (ja) | 2005-06-22 | 2005-09-29 | 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像用キャリア、並びに電子写真現像剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2007034249A JP2007034249A (ja) | 2007-02-08 |
JP4862181B2 true JP4862181B2 (ja) | 2012-01-25 |
Family
ID=37793538
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005285652A Active JP4862181B2 (ja) | 2005-06-22 | 2005-09-29 | 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像用キャリア、並びに電子写真現像剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4862181B2 (ja) |
Families Citing this family (26)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5040024B2 (ja) * | 2006-09-29 | 2012-10-03 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア粉の製造方法 |
JP5046681B2 (ja) * | 2007-02-27 | 2012-10-10 | キヤノン株式会社 | 二成分系現像剤および補給用現像剤 |
JP4963618B2 (ja) * | 2007-03-29 | 2012-06-27 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材およびその製造方法、並びに電子写真現像剤 |
JP5038002B2 (ja) * | 2007-04-10 | 2012-10-03 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像剤用キャリア、並びに電子写真現像剤 |
JP5229856B2 (ja) * | 2007-06-19 | 2013-07-03 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリアおよび電子写真現像剤 |
JP5072486B2 (ja) * | 2007-08-27 | 2012-11-14 | キヤノン株式会社 | 二成分系現像剤、補給用現像剤、及び画像形成方法 |
JP4948342B2 (ja) * | 2007-09-26 | 2012-06-06 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、磁性キャリア並びに電子写真現像剤 |
JP5111041B2 (ja) * | 2007-09-28 | 2012-12-26 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像用の磁性キャリア芯材およびその製造方法、磁性キャリア並びに電子写真現像剤 |
JP5517471B2 (ja) | 2008-03-11 | 2014-06-11 | キヤノン株式会社 | 二成分系現像剤 |
JP5324113B2 (ja) * | 2008-03-26 | 2013-10-23 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材およびその製造方法 |
JP5152649B2 (ja) * | 2008-03-31 | 2013-02-27 | パウダーテック株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材及びその製造方法、キャリア及びその製造方法並びに該キャリアを用いた電子写真現像剤 |
JP5248899B2 (ja) * | 2008-04-07 | 2013-07-31 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像剤用キャリア、並びに電子写真現像剤 |
JP5431820B2 (ja) * | 2009-07-27 | 2014-03-05 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像剤用キャリア、並びに電子写真現像剤 |
JP5843378B2 (ja) * | 2010-07-27 | 2016-01-13 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | フェライト粒子及びそれを用いた電子写真現像用キャリア、電子写真用現像剤並びにフェライト粒子の製造方法 |
JP5825670B2 (ja) * | 2011-11-16 | 2015-12-02 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | フェライト粒子並びにそれを用いた電子写真現像用キャリア及び電子写真用現像剤 |
JP6154993B2 (ja) * | 2012-04-27 | 2017-06-28 | Dowaエレクトロニクス株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア芯材の製造方法 |
JP5910381B2 (ja) * | 2012-07-18 | 2016-04-27 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用キャリア、二成分現像剤および画像形成方法 |
JP6163963B2 (ja) * | 2013-08-23 | 2017-07-19 | コニカミノルタ株式会社 | 静電荷像現像用二成分現像剤、及びその製造方法 |
JP5692766B1 (ja) | 2014-01-20 | 2015-04-01 | パウダーテック株式会社 | 外殻構造を有するフェライト粒子を用いた電子写真現像剤用フェライトキャリア芯材及びフェライトキャリア、並びに該フェライトキャリアを用いた電子写真現像剤 |
JP2015169776A (ja) * | 2014-03-06 | 2015-09-28 | 三菱化学株式会社 | 2成分現像剤 |
JP2016024405A (ja) * | 2014-07-23 | 2016-02-08 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用キャリア、静電荷像現像剤、現像剤カートリッジ、プロセスカートリッジ、及び画像形成装置 |
JP6515406B2 (ja) | 2015-01-27 | 2019-05-22 | パウダーテック株式会社 | キャリア及び該キャリアを用いた電子写真現像剤 |
JP6569173B2 (ja) | 2015-01-28 | 2019-09-04 | パウダーテック株式会社 | 外殻構造を有するフェライト粒子 |
JP2018045063A (ja) | 2016-09-14 | 2018-03-22 | パウダーテック株式会社 | キャリア、電子写真用現像剤及びキャリアの製造方法 |
JP2020052065A (ja) * | 2018-09-21 | 2020-04-02 | パウダーテック株式会社 | 電子写真現像剤用キャリア、電子写真現像剤及び電子写真現像剤の製造方法 |
JP7190993B2 (ja) * | 2019-10-11 | 2022-12-16 | 株式会社リコー | キャリア、現像剤、プロセスカートリッジ、画像形成装置、及び画像形成方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH02146061A (ja) * | 1988-11-28 | 1990-06-05 | Nippon Steel Corp | 軽量で剛性に富む磁性キャリア粒子及びその製造方法 |
JPH05265258A (ja) * | 1992-01-20 | 1993-10-15 | Mita Ind Co Ltd | 磁性粒子 |
JP3409486B2 (ja) * | 1995-01-20 | 2003-05-26 | 富士ゼロックス株式会社 | 静電荷像現像用キャリア及びその製造方法、並びに画像形成方法 |
-
2005
- 2005-09-29 JP JP2005285652A patent/JP4862181B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2007034249A (ja) | 2007-02-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4862181B2 (ja) | 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像用キャリア、並びに電子写真現像剤 | |
US8652736B2 (en) | Electrophotographic developer carrier core material, electrophotographic developer carrier, methods of manufacturing the same, and electrophotographic developer | |
JP4779141B2 (ja) | 電子写真現像用キャリア芯材およびその製造法並びに磁性キャリア | |
US9429862B2 (en) | Carrier for electrophotographic developer and electrophotographic developer | |
JP5825670B2 (ja) | フェライト粒子並びにそれを用いた電子写真現像用キャリア及び電子写真用現像剤 | |
JP2006323211A (ja) | 電子写真現像用キャリアおよびその製造方法、並びに電子写真現像剤 | |
KR101468247B1 (ko) | 전자 사진 현상제용 캐리어 코어재 및 이의 제조 방법, 전자 사진 현상제용 캐리어 및 전자 사진 현상제 | |
JP2008175883A (ja) | 電子写真現像剤用フェライトキャリア及び電子写真現像剤 | |
JP5843378B2 (ja) | フェライト粒子及びそれを用いた電子写真現像用キャリア、電子写真用現像剤並びにフェライト粒子の製造方法 | |
JP5930576B2 (ja) | キャリア芯材並びにそれを用いた電子写真現像用キャリア及び電子写真用現像剤 | |
JP5761921B2 (ja) | フェライト粒子及びそれを用いた電子写真現像用キャリア、電子写真用現像剤並びにフェライト粒子の製造方法 | |
JP5188918B2 (ja) | 電子写真現像剤用キャリア芯材およびその製造方法、電子写真現像剤用キャリア、並びに電子写真現像剤 | |
JP4948191B2 (ja) | 二成分系電子写真現像用キャリアおよび二成分系電子写真現像剤 | |
EP2891925B1 (en) | Carrier core material for electrophotographic developer, carrier for electrophotographic developer, and electrophotographic developer | |
JP5804656B2 (ja) | Mnフェライト粒子及びそれを用いた電子写真現像剤用キャリア、電子写真用現像剤 | |
JP5114785B2 (ja) | 電子写真現像剤用キャリアとその製造方法、および電子写真現像剤 | |
JP6061423B2 (ja) | キャリア芯材及びそれを用いた電子写真現像用キャリア及び電子写真用現像剤 | |
JP6121675B2 (ja) | 焼結粒子及びそれを用いた電子写真現像剤用キャリア、電子写真用現像剤並びに焼結粒子の製造方法 | |
JP5076191B2 (ja) | 電子写真現像用キャリア芯材の製造法 | |
EP4349788A1 (en) | Ferrite particles, carrier for electrophotographic developer, electrophotographic developer, and ferrite particle production method |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080812 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110405 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20111011 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712 Effective date: 20111019 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20111019 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20111019 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141118 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4862181 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |