JP4748993B2 - シート積載装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

この発明は、シートに折りを施す折り機構及び装置に付随して設けられるシート積載装置、及び前記シート積載装置を一体または別体に備えた複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはデジタル複合機などの画像形成装置に関する。
シート処理装置で折りを施されたシートは専用の積載トレイに排出されており、その形
態は様々である。例えば中綴じ製本されたシート束を積載する積載トレイ構成の基本的な
形態としては、折りを施されたシートを機外に排出する排紙ローラ、シートを積載する積
載トレイ、積載トレイ上の折られたシートの膨らみを押える加圧アーム、及び前記積載ト
レイ上にシートが有るか否かを検出するシート有り無し検知手段から構成されているもの
が一般的に知られている。このような構成のシート積載トレイでは、積載量は数十部程度
で、その積載制限制御は、シート有り無し検知手段でシート無し状態から排出部数をカウ
ントし、束枚数毎に設定された部数に達したら満杯の信号を出しシート排出を制限し、ユーザがシートを取り除けばシート無し状態となりカウントをクリアするものが一般的である。
具体的には、図37に示すように下排紙ローラ83から下トレイ203に排紙され、積
載された用紙束を下排紙ローラ83の上部に揺動支点501aが設定された加圧アーム5
01に押え、用紙の有無を用紙有無検知センサ401によって検知していた。
なお、関連する技術としては、例えば特許文献1ないし4に開示された発明が公知であ
る。
特開2003−73010公報 特開2002−104709公報 特開2002−137860公報 特開平19−198104号公報
しかし、近年では省エネの要望が急速に高まり、機器を使用しない時間は電力を最低限
度にする省エネモード等の普及により積載トレイに排出した部数を記憶しておけないとい
う状況になっている。したがって、記憶手段を使用することができない関係上、記憶手段を使用した積載制限制御を行うことが難しく、積載トレイ上のシートを毎回取り出さなくてはならず、ユーザにとって不便であった。
さらに、近年ではプリンタなど遠隔操作をする機器にシート処理装置が普及してきているのが現状であり、その様な場合は他人の出力したものが積載トレイに残っているために、わざわざそのシートを取り除きに行かなくてはならず、さらに不便さが増してしまっていた。
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、積載トレイ
に数部程度積載されていても次の処理を受け付けることが可能で、使用上の不便さを解消
することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、中央折りを施されたシート束を排出する排出手段と、装置本体に固定されて前記シートを積載する積載トレイと、前記排出手段近傍の上方側に揺動支点を有し、前記積載トレイに積載されたシート束の積載量に応じて回動可能に設けられ、前記積載トレイ上のシート上面を押えるアームと、前記アームの回動位置に基づいて積載されたシートの第1の位置又は当該第1の位置より高い第2の位置を検出する位置検出手段と、を有するシート積載装置において、サイズ情報、束枚数情報と前記第1の位置又は前記第2の位置の情報に基づき前記積載トレイへのシート束の排出を停止する手段を備え、前記停止する手段は、前記束枚数情報が所定枚数より少ないときは前記第1の位置の情報に基づき、前記束枚数情報が所定枚数以上のときは前記第2の位置の情報に基づき前記シート束の排出を停止することを特徴とする。
の手段は、第1の手段において、前記積載トレイは着脱自在に装置本体に取り付けられ、前記位置検出手段からの検知情報に基づいて前記積載トレイの着脱の有無を検知する検知手段を備えていることを特徴とする。
の手段は、第1又は第2の手段に係るシート積載装置を画像形成装置が一体または別体に備えていることを特徴とする。
本発明によれば、装置本体に固定された積載トレイでも、限られたスペースで中央折りされたシートに対し、用紙サイズや束枚数に拘わらず、最適な積載性を確保することができる。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
1.全体構成
図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
図1において、用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取り付けられており、画像形成装置PRから排出された記録媒体、ここでは用紙は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シフトトレイ202へ導く搬送路C、整合及びスティプル綴じ等を行う処理トレイF(以下スティプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。
画像形成装置PRは、特に図示しないが入力される画像データを印字可能な画像データ
に変換する画像処理回路、画像処理回路から出力される画像信号に基づいて感光体に光書
き込みを行う光書き込み装置、光書き込みにより感光体に形成された潜像をトナー現像す
る現像装置、現像装置によって顕像化されたトナー像を用紙に転写する転写装置、及び用紙転写されたトナー像を定着する定着装置を少なくとも備え、トナー画像が定着された用紙を用紙後処理装置PDに送り出し、用紙後処理装置PDによって所望の後処理が行われる。画像形成装置PRはここでは前述のように電子写真方式のものであるが、インクジェット方式、熱転写方式などの公知の画像形成装置が全て使用できる。なお、この実施形態では、前記画像処理回路、光書き込み装置、現像装置、転写装置、及び定着装置とが画像形成手段を構成している。
搬送路A及びDを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、スティプル処理トレイで整合及びスティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、用紙後端がこれを通過した後、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ローラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転することで後端を用紙収容部Eへ導き滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路B、搬送路C及び搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置PRから受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15及び分岐爪16が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬
送路Cへ用紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐
爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導
く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態
から前記ソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となる。
この用紙後処理装置では、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81、82)などの各処理を行うことができる。
2.シフトトレイ部
この用紙後処理装置PDの最下流部に位置するシフトトレイ排紙部Iは、シフト排紙ロ
ーラ6と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、シフトトレイ202と、図2に示
すシフト機構Jと、図3に示すシフトトレイ昇降機構Kとにより構成される。なお、図2
はシフト機構Jの詳細を示す要部を拡大した斜視図、図3はシフトトレイ昇降機構Kの要
部を拡大した斜視図である。
図1及び図3において、符号13はシフト排紙ローラ6から排出された用紙と接して
前記用紙の後端を図2に示すエンドフェンス32に突き当てて揃えるためのスポンジ製の
コロを示す。この戻しコロ13は、シフト排紙ローラ6の回転力で回転するようになって
いる。戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミットスイッチ333が設けられており、シ
フトトレイ202が上昇して戻しコロ13を押し上げると、前記トレイ上昇リミットスイ
ッチ333がオンしてトレイ昇降モータ168が停止する。これによりシフトトレイ20
2のオーバーランが防止される。また、戻しコロ13の近傍には、図1に示すように、シ
フトトレイ202上に排紙された用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置検知
手段としての紙面検知センサ330が設けられている。
図1に詳細には図示していないが、紙面検知センサ330は、図3に示す紙面検知レバ
ー30と、紙面検知センサ(スティプル用)330aと紙面検知センサ(ノンスティプル
用)330bとから構成されている。紙面検知レバー30は、レバーの軸部を中心に回動
可能に設けられ、シフトトレイ202に積載された用紙の後端上面に接触する接触部30
aと扇形の遮蔽部30bとを備えている。上方に位置する紙面検知センサ(スティプル用
)330aは主にスティプル排紙制御に用いられ、紙面検知センサ(ノンスティプル用)
330bは主にシフト排紙制御に用いられる。
本実施形態では、紙面検知センサ(スティプル用)330a及び紙面検知センサ(ノンスティプル用)330bは、遮蔽部30bによって遮られたときにオンするようになっている。したがって、シフトトレイ202が上昇して紙面検知レバー30の接触部30aが上方に回動すると、紙面検知センサ(スティプル用)330aがオフし、さらに回動すると紙面検知センサ(ノンスティプル用)330bがオンする。用紙の積載量が所定の高さに達したことが紙面検知センサ(スティプル用)330aと紙面検知センサ(ノンスティプル用)330bによって検知されると、シフトトレイ202はトレイ昇降モータ168の駆動により所定量下降する。これにより、シフトトレイ202の紙面位置は略一定に保たれる。
2.1 シフトトレイの昇降機構
シフトトレイ202の昇降機構について詳細に説明する。
図3に示すようにシフトトレイ202は、駆動ユニットLにより駆動軸21が駆動され
ることにより昇降する。駆動軸21と従動軸22との間にはタイミングベルト23がタイ
ミングプーリを介してテンションをもって掛けられ、このタイミングベルト23にシフト
トレイ202を支持する側板24が固定されている。このように構成することにより、シ
フトトレイ202を含むユニットが昇降可能にタイミングベルト23に吊り下げられてい
る。
駆動ユニットLは、トレイ昇降モータ168とウォームギア25とから構成され、駆動
源としての正逆転可能なトレイ昇降モータ168で発生した動力が、ウォームギア25を
介して駆動軸21に固定されたギア列の最終ギアに伝達され、シフトトレイ202を上下
方向に移動させるようになっている。動力伝達系統がウォームギア25を介しているため、シフトトレイ202を一定位置に保持することができ、このギア構成により、シフトトレイ202の不意の落下事故等を防止することが可能となっている。
シフトトレイ202の側板24には、遮蔽板24aが一体に形成され、下方には積載用
紙の満載を検出する満杯検知センサ334と下限位置を検出する下限センサ335が配置
されており、遮蔽板24aによって満杯検知センサ334と下限センサ335とがオン・
オフされるようになっている。満杯検知センサ334と下限センサ335はフォトセンサ
であり、遮蔽板24aによって遮られたときにオンするようになっている。なお、図3に
おいて、シフト排紙ローラ6は省略している。
シフトトレイ202の揺動(シフト)機構は図2に示すように、シフトモータ169と
シフトカム31とからなり、シフトモータ169を駆動源としてシフトカム31を回転さ
せることにより、シフトトレイ202は用紙排紙方向と直交する方向に往復動する。シフ
トカム31には回転軸中心から一定量離れた位置にピン31aが立てられ、そのピン31
aの他端部がエンドフェンス32の係合部材32aの長孔部32bに遊嵌されている。係
合部材32aはエンドフェンス32の背面(シフトトレイ202が位置しない側の面)に
固定され、前記シフトカム31のピン31aの回動位置に応じて、用紙排紙方向と直交す
る方向に往復動し、これにともなってシフトトレイ202も用紙排紙方向と直交する方向
に移動する。シフトトレイ202は図1において手前側と奥側の2つの位置で停止し(図
2のシフトカム31の拡大図に対応)、その停止制御はシフトカム31の切り欠きをシフ
トセンサ336により検出し、この検出信号に基づいてシフトモータ169をON、OF
F制御することにより行われる。
エンドフェンス32の前面側には、前記シフトトレイ202の案内用の突条32cが設
けられ、シフトトレイ202の後端部がこの突条32cに上下動自在に遊嵌され、これに
より、シフトトレイ202は上下動可能かつ用紙搬送方向と直交する方向に往復動可能に
エンドフェンス32に支持される。なお、エンドフェンス32はシフトトレイ202上の
積載紙の後端をガイドし、後端を揃える機能を有する。
2.2 排紙部
図4はシフトトレイ202への排紙部の構造を示す斜視図である。
図1及び図4において、シフト排紙ローラ6は、駆動ローラ6aと従動ローラ6bを
有し、従動ローラ6bは用紙排出方向上流側を支持され、上下方向に揺動自在設けられた
開閉ガイド板33の自由端部に回転自在に支持されている。従動ローラ6bは自重または
付勢力により駆動ローラ6aに当接し、用紙は両ローラ6a、6b間に挟持されて排出さ
れる。綴じ処理された用紙束が排出されるときは、開閉ガイド板33が上方に引き上げられ、所定のタイミングで戻されるようになっており、このタイミングはシフト排紙センサ303の検知信号に基づいて決定される。その停止位置は排紙ガイド板開閉センサ331の検知信号に基づいて決定され、排紙ガイド板開閉モータ167により駆動される。なお、排紙ガイド板開閉モータ167は排紙ガイド板開閉リミットスイッチ332のオンオフにより駆動制御される。
3.スティプル処理トレイ
3.1 スティプル処理トレイの全体構成
スティプル処理を施すスティプル処理トレイFの構成を詳細に説明する。
図5はこのスティプル処理トレイFを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図、図6は
スティプル処理トレイFとその駆動機構を示す斜視図、図7は用紙束の放出機構を示す斜
視図である。まず、図6に示すように、スティプル排紙ローラ11によってスティプル処
理トレイFへ導かれた用紙は、スティプル処理トレイF上に順次積載される。この場合、
用紙毎に叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直交する方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用紙束先頭紙までの間で、制御装置350(図23参照)からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aが突設された放出ベルト52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。
3.2 用紙放出機構
放出爪52aは、図7に示すように、放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポ
ジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト
52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルト52の外周上には
対向する位置に2つの放出爪52aが配置され、スティプル処理トレイFに収容された用
紙束を交互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト52を逆回転し、これから用紙
束を移動するように待機している放出爪52aと対向側の放出爪52a’の背面でスティ
プル処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えるようにすることもできる。
したがって、この放出爪52aは用紙束の用紙搬送方向の揃え手段としても機能する。
また、図5に示すように、放出モータ157により駆動される放出ベルト52の駆動軸
には、用紙幅方向の整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリ62とが配置され、駆動
プーリ62に対して対称に放出ローラ56が配置、固定されている。さらに、これらの放
出ローラ56の周速は放出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。
3.3 処理機構
図6に示すように、叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL(ソレノイド)17
0によって振り子運動を与えられ、スティプル処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的
に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回
転する。
ジョガーフェンス53は、正逆転可能なジョガーモータ158によりタイミングベルト
を介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
端面綴じスティプラS1は、図8のステイプラS1を移動機構とともに示す斜視図から
分かるように、正逆転可能なスティプラ移動モータ159によりタイミングベルトを介し
て駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の
一側端には、端面綴じスティプラS1のホームポジションを検出するスティプラ移動HP
センサ312が設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの
端面綴じスティプラS1移動量により制御される。端面綴じスティプラS1は、図9の斜
視図に示すように針の打ち込み角度を用紙端部と平行あるいは斜めに変更できるように、
さらに、前記ホームポジション位置でスティプラS1の綴じ機構部だけを所定角度斜めに回転させ、スティプル針の交換が容易にできるように構成されている。スティプラS1は斜めモータ160によって斜め回転し、針交換位置センサ313によって所定の斜めの角度に、あるいは、前記針の交換位置まで達したことが検出されると、斜めモータ160は停止する。斜め打ちが終了し、あるいは針交換が終了すると、元の位置まで回転して次のスティプルに備える。
中綴じスティプラS2は図1及び図5に示すように、後端フェンス51から中綴じスティプラS2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され、かつ、用紙幅方向の整合中心に対して対称に2つ配置され、ステー63に固定されている。中綴じスティプラS2自体は公知の構成なので、ここでは詳細についての説明は省略するが、中綴じを行う場合、ジョガーフェンス53で用紙の搬送方向に直交する方向が整合され、後端フェンス51と叩きコロ5で用紙の搬送方向が整合された後、放出ベルト52を駆動して放出爪52で用紙束の後端部を持ち上げ、中綴じスティプラS2の綴じ位置に用紙束の搬送方向の中央部が位置するようにし、この位置で停止して、綴じ動作を実行させる。そして、綴じられた用紙束は、中折り処理トレイG側に搬送され、中折りされる。詳細は後述する。
なお、図中符号64aは前側板、64bは後側板であり、符号310はスティプル処理
トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
4.用紙束偏向機構
前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束は用紙の中央部で中折りされる
。この中折りは中折り処理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を中折り処
理トレイGに搬送する必要がある。この実施形態では、スティプル処理トレイFの搬送方
向最下流側に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。
用紙束偏向機構は、図1及び図15のスティプル処理トレイFと中折り処理トレイG部
分の拡大図に示すように分岐ガイド板54と可動ガイド55とからなる。分岐ガイド板5
4は図10ないし図12の動作説明図に示すように支点54aを中心に上下方向に揺動自
在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57が設けられ、スプリング58により
放出ローラ56側に加圧される。また、分岐ガイド板54の位置は、束分岐駆動モータ1
61より駆動力を得て回転するカム61のカム面61aとの当接位置によって規定される
可動ガイド55は放出ローラ56の回転軸に揺動自在に支持され、可動ガイド55の一
端(分岐ガイド板54とは反対側の端部)には連結部60aで回動自在に連結されたリン
クアーム60が設けられている。リンクアーム60は図5に示す前側板64aに固定され
た軸と長孔部60bでされており、これにより可動ガイド55の揺動範囲は規制される。
また、スプリング59により下方に付勢されることによって図10の位置に保持される。
さらに、束分岐駆動モータ161より駆動を得て回転するカム61のカム面61bにより
リンクアーム60が押されると、連結されている可動ガイド55は上方へ回動する。束分
岐ガイドHPセンサ315はカム61の遮蔽部61cを検知してカム61のホームポジシ
ョンを検知する。これにより、カム61はそのホームポジションを基準として束分岐駆動
モータ161の駆動パルスをカウントすることにより、停止位置の制御が行われる。
図10は、カム61がホームポジションに位置したときの分岐ガイド板54と可動ガイド55の位置関係を示す動作説明図である。可動ガイド55のガイド面55aはシフト排紙ローラ6への経路において、用紙をガイドする機能を有する。
図11は、カム61が回転することにより、分岐ガイド板54が支点54aを中心とし
て図において反時計方向(下方)へ回動し、加圧コロ57が放出ローラ56側に接触して
加圧している状態を示す動作説明図である。
図12は、カム61がさらに回転することにより、可動ガイド55が図において時計方
向(上方)に回動し、スティプル処理トレイFから中折り処理トレイGに導く経路を分岐
ガイド板54と可動ガイド55とで形成した状態を示す動作説明図である。また、図5に
は奥行き方向の位置関係を示す。
この実施形態では、分岐ガイド板54と可動ガイド55は1つの駆動モータにより動作
するが、個々に駆動モータを設けて、用紙サイズや綴じ枚数に応じて、移動タイミングや
停止位置を制御可能に構成しても良い。
5.中折り処理トレイ
5.1 各部構成
図13及び図14は中折りを行うための折りプレート74の移動機構の動作説明図である。
折りプレート74は前後側板64a、64bに立てられた各2本の軸64cに長孔部7
4aを遊嵌することにより支持され、さらに、折りプレート74から立設された軸部74
bがリンクアーム76の長孔部76bに遊嵌され、リンクアーム76が支点76aを中心
に揺動することにより、折りプレート74は図13及び図14中を左右に往復移動する。すなわち、リンクアーム76の長孔部76cに折りプレート駆動カム75の軸部75bは遊嵌されており、折りプレート駆動カム75の回転運動によりリンクアーム76は揺動し、これに応じて、図15において、折りプレート74は束搬送ガイド板下上91,92に対して垂直な方向に往復動する。
折りプレート駆動カム75は折りプレート駆動モータ166により図13中の矢印方向
に回転する。その停止位置は半月形状の遮蔽部75a両端部を折りプレートHPセンサ3
25により検知することで決定される。
図13は、処理トレイGの用紙束収容領域から完全に退避したホームポジション位置を
示す。折りプレート駆動カム75を矢印方向に回転させると折りプレート74は矢印方向
に移動し、処理トレイGの用紙束収容領域に突出する。図14は、処理トレイGの用紙束
中央を折りローラ81のニップに押し込む位置を示す。折りプレート駆動カム75を矢印
方向に回転させると折りプレート74は矢印方向に移動し、処理トレイGの用紙束収容領
域から退避する。
なお、この実施形態では、中折りについては用紙束を折ることを前提にしているが、こ
の発明は1枚の用紙を折る場合でも適用できる。この場合は、1枚だけで中綴じが不要な
ので、1枚排紙された時点で中折り処理取り柄G側に送り込み、折りプレート74と折り
ローラとによって折り処理を実行して下トレイに排紙するようにする。
6.制御装置
制御装置350は、図16に示すように、CPU360、I/Oインターフェース37
0等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネ
ルの各スイッチ等、及び入口センサ301、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、プレスタックセンサ304、スティプル排紙センサ305、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジションセンサ311、スティプル移動ホームポジションセンサ312、スティプラ斜めホームポジションセンサ313、ジョガーフェンスホームポジションセンサ314、束分岐ガイドホームポジションセンサ315、束到達センサ321、可動後端フェンスホームポジションセンサ322、折り部通過センサ323、下排紙センサ324、折りプレートホームポジションセンサ325、紙面検知センサ330,330a,330b、排紙ガイド板開閉センサ331等の各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
CPU360は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202用のトレイ昇降モー
タ168、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ167、シフトトレイ202
を移動するシフトモータ169、叩きコロ12を駆動する図示しない叩きコロモータ、叩
きSOL170等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを
駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ157、端面綴じスティプラ
S1を移動するスティプラ移動モータ159、端面綴じスティプラS1を斜めに回転させ
る斜めモータ160、ジョガーフェンス53を移動するジョガーモータ158、分岐ガイ
ド板54及び可動ガイド55を回動する束分岐駆動モータ161、その束を搬送する搬
送ローラを駆動する図示しない束搬送モータ、可動後端フェンス73を移動させる図示し
ない後端フェンス移動モータ、折りプレート74を移動させる折りプレート駆動モータ1
66、折りローラ81を駆動する図示しない折りローラ駆動モータ等の駆動を制御する。
スティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号はCPU
360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOL170及びジョガ
ーモータ158が制御される。
また、パンチユニット100もクラッチやモータを制御することによりCPU360の
指示によって穴明けを実行する。
なお、用紙後処理装置PDの制御は前記CPU360が図示しないROMに書き込まれ
たプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することによ
り行われる。
7.動作
以下、前記CPU360によって実行される本実施形態に係る用紙後処理装置の動作に
ついて説明する。
7.1 処理モードに応じた動作
本実施形態では、後処理モードに応じて下記の排出形態をとる。
(1)ノンスティプルモードA:
このモードは、搬送路Aから搬送路Bを通り、上トレイ201へ用紙を綴じないで排出
するモードである。このモードでは、分岐爪15が図1において時計方向に回動し、搬送
路B側が開放された状態になる。このときの処理手順を図17のフローチャートに示す。
このモードでは、動作がスタートし、用紙が画像形成装置PR側から搬入される状態になると、用紙後処理装置PDの搬送路Aの入口ローラ1及び搬送ローラ2、搬送路Bの搬送ローラ3及び上排紙ローラ4がそれぞれ回転を開始する(ステップS101)。そして、入口センサ301のオン、オフ(ステップS102,S103)と上排紙センサ302のオン、オフ(ステップS104,S105)をチェックして、用紙の通過を確認し、最終紙が通過し(ステップS107)、所定時間経過すると、前記各ローラ、すなわち、入口ローラ1、搬送ローラ2、搬送ローラ3及び上排紙ローラ4の回転を停止させる。これにより、画像形成装置PRから搬入されてきた用紙を全て上トレイ201に綴じることなく排紙し、積載する。なお、この実施形態では、パンチユニット100が入口ローラ1と搬送ローラ2間に設けられているので、この間にパンチユニット100によって穴明けすることもできる。
(2)ノンスティプルモードB:
このモードは、用紙を綴じることなく搬送路Aから搬送路Cを経て、シフトトレイ20
2へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15が反時計方向、分岐爪16が時
計方向にそれぞれ回動し、搬送路Cが開放された状態になる。このときの処理手順を図1
8のフローチャートに示す。
このモードでは、動作がスタートし、用紙が画像形成装置PR側から搬入される状態になると、用紙後処理装置PDの搬送路Aの入口ローラ1及び搬送ローラ2、搬送路Cの搬送ローラ5及びシフト排紙ローラ6がそれぞれ回転を開始する(ステップS201)。そして、分岐爪15及び16を駆動するソレノイドをオンにして(ステップS202)分岐爪15を反時計方向、分岐爪16を時計方向にそれぞれ回動させる。次いで、入口センサ301のオン、オフ(ステップS203,S204)とシフト排紙センサ303のオン、オフ(ステップS205,S206)をチェックして、搬入されてきた用紙の通過を確認する。
そして、最終紙が通過し(ステップS207)、所定時間経過すると、前記各ローラ、すなわち、入口ローラ1、搬送ローラ2、搬送ローラ5及びシフト排紙ローラ6の回転を停止させ(ステップS208)、分岐爪15,16を駆動するソレノイドをオフにする(ステップS209)。これにより、画像形成装置PRから搬入されてきた用紙を全てシフトトレイ202に綴じることなく排紙し、積載する。なお、この実施形態では、パンチユニット100が入口ローラ1と搬送ローラ2間に設けられているので、この間にパンチユニット100によって穴明けすることもできる。
(3)ソート、スタックモード:
このモードは、用紙を搬送路Aから搬送路Cを経てシフトトレイ202へ排出するモー
ドであるが、その際、シフトトレイ202を部の区切れ毎に排紙方向と直交方向に揺動さ
せ、シフトトレイ202上に排出される用紙を仕分けるモードである。このモードでは、
ノンスティプルモードBと同様に、分岐爪15が反時計方向、分岐爪16が時計方向にそ
れぞれ回動し、搬送路Cが開放された状態になる。このときの処理手順を図19のフロー
チャートに示す。
このモードでは、動作がスタートし、用紙が画像形成装置PR側から搬入される状態に
なると、用紙後処理装置PDの搬送路Aの入口ローラ1及び搬送ローラ2、搬送路Cの搬送ローラ5及びシフト排紙ローラ6がそれぞれ回転を開始する(ステップS301)。そして、分岐爪15及び16を駆動するソレノイドをオンにして(ステップS302)分岐爪15を反時計方向、分岐爪16を時計方向にそれぞれ回動させる。そして、入口センサ301のオン、オフ(ステップS303,S304)とシフト排紙センサ303のオン(ステップS305)をチェックする。
このチェックにより、シフト排紙センサ303を通過した用紙が部の先頭の用紙であれ
ば(ステップS306−Y)、シフトモータ169をオンし(ステップS307)、シフトセンサ336がシフトトレイ202を検出するまでシフトトレイ202を用紙搬送方向と直交する方向に移動させる(ステップS309)。そして、用紙をシフトトレイ202に排紙し、シフト排紙センサ303がオフになり、用紙がシフト排紙センサ303の通過が確認されると(ステップS310)、その用紙が最終紙かどうかをチェックする(ステップS311)。最終紙でなければ、この場合、先頭の用紙なので、部が1枚でなければ、ステップS303に戻って以降の処理を繰り返し、部が1枚で構成されていれば、ステップS312の処理を実行する。 一方、ステップS306でシフト排紙センサ303を通過した用紙が部の先頭紙でなければ、すでにシフトトレイ202は移動しているので、そのまま排紙し(ステップS310)、その排紙した用紙が最終紙かどうかをチェックする(ステップS311)。最終紙でなければ、次の用紙に対してステップS303からの処理を繰り返し、最終紙であれば(ステップS311−Y)、最終紙が通過して所定時間経過した時点で、前記各ローラ、すなわち、入口ローラ1、搬送ローラ2、搬送ローラ5及びシフト排紙ローラ6の回転を停止させ(ステップS312)、分岐爪15,16を駆動するソレノイドをオフにする(ステップS313)。これにより、画像形成装置PRから搬入されてきた用紙を全てシフトトレイ202に綴じることなく排紙し、仕分けして積載する。なお、この場合もパンチユニット100によって穴明けした用紙のソートやスタックが可能である。
(4)スティプルモード:
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、スティプル処理トレイFで整合及び綴じ処理を行った後、搬送路Cを通ってシフトトレイ202へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。このときの処理手順を図20に示す。
このモードでは、動作がスタートし、用紙が画像形成装置PR側PRから搬入される状
態になると、用紙後処理装置PDの搬送路Aの入口ローラ1及び搬送ローラ2、搬送路Dの搬送ローラ7,9,10及びスティプル排紙ローラ11、スティプル処理トレイFの叩きコロ12がそれぞれ回転を開始する(ステップS401)。そして、分岐爪15を駆動するソレノイドをオンにして(ステップS402)分岐爪15を反時計方向に回動させる。
次いで、端面綴じスティプラS1をスティプラ移動HPセンサ312で検知し、ホーム
ポジションを確認した後、スティプラ移動モータ159を駆動して端面綴じスティプラS
1を綴じ位置に移動させる(ステップS403)。また、放出ベルト52のホームポジションも放出ベルトHPセンサ311で検知し、その位置を確認した後、放出モータ157を駆動して待機位置に放出ベルト52を移動させる(ステップS404)。また、ジョガーフェンス53もジョガーフェンスHPセンサでホームポジション位置を検出した後、待機位置に移動させる(ステップS405)。さらに、分岐ガイド板54と可動ガイド55をホームポジションに移動させる(ステップS406)。
そして、入口センサ301のオン、オフ(ステップS407,S408)、スティプル排紙センサ305がオン(ステップS409)、シフト排紙センサ303がオフ(ステップS410)であれば、スティプル処理トレイFに用紙が排紙され、用紙が存在しているので、叩きソレノイド170を所定時間オンにし、叩きソレノイド12を用紙に接触させ、後端フェンス51側に付勢して、用紙後端を揃える(ステップS411)。次いで、ジョガーモータ158を駆動することによってジョガーフェンス53を所定量内側に移動させて用紙の幅方向(用紙搬送方向に直交する方向)の揃え動作を行った後、待機位置に戻す(ステップS412)。これによりスティプル処理トレイFに送り込まれた用紙の縦横(搬送方向に平行な方向と直交する方向)が揃えられる。これらステップS407からステップS413までの動作を1枚毎に繰り返し、部の最終紙になると(ステップS413−Y)、ジョガーフェンス53を所定量内側に移動させて用紙端面がずれない状態にし(ステップS414)、この状態で端面綴じスティプラS1をオンにして端面綴じを実行する(ステップS415)。
一方、シフトトレイ202を所定量下降させて(ステップS416)排紙スペースを確
保し、シフト排紙モータを駆動してシフト排紙ローラ6の回転を開始させ(ステップS4
17)、さらに放出モータ157をオンにして放出ベルト52を所定量回転させ(ステップS418)、綴じられた用紙束を搬送路C方向に押し上げる。これにより、用紙束はシフト排紙ローラ6のニップに挟まれてシフトトレイ202への排紙動作が行われる。そして、シフト排紙センサ303がオンになり(ステップS419)、用紙束がセンサ303位置に進入し、シフト排紙センサ303がオフになって用紙束がセンサ303位置を抜けたことが確認されると(ステップS420)、用紙束はシフト排紙ローラ6によってシフトトレイへの排紙が完了する状態になっているので、放出ベルト52及びジョガーフェンス53を待機位置に移動させ(ステップS421,S422)、シフト排紙ローラ6の回転を所定時間経過後停止させ(ステップS423)、シフトトレイ202を用紙受け入れ位置に上昇させる(ステップS424)。この上昇位置は、紙面検知センサ330によってシフトトレイ202上に積載された用紙束の最上位の用紙の上面を検知することにより制御される。これらの一連を動作をジョブの最終部まで繰り返す(ステップS425)。
そして、最終部になると、端面綴じスティプラS1、放出ベルト52、ジョガーフェンス53をそれぞれホームポジションに移動させ(ステップS426,S427,S428)、入口ローラ1、搬送ローラ2,7,9,10、スティプル排紙ローラ11及び叩きコロ12の回転を停止させ(ステップS429)、分岐爪15の分岐ソレノイドをオフにして(ステップS430)全て初期状態に戻して処理を終える。
このようにして、画像形成装置PRから搬入されてきた用紙をスティプル処理トレイF
で綴じ処理を行ってシフトトレイ202に排紙して積載する。なお、この場合もパンチユ
ニット100によって穴明けした用紙の綴じ処理が可能である。
このスティプルモード時のスティプル処理トレイFの動作をさらに詳細に説明する。
スティプルモードが選択されると、図6に示すように、ジョガーフェンス53はホーム
ポジションより移動し、スティプル処理トレイFに排出される用紙幅より片側7mm離れ
た待機位置で待機する(ステップS405)。用紙がスティプル排紙ローラ11によって搬送され、用紙後端がスティプル排紙センサ305を通過すると(ステップS409)、ジョガーフェンス53が待機位置から5mm内側に移動して停止する。
また、スティプル排紙センサ305は用紙後端通過時点にそれを検知し、その信号がC
PU360に入力される。CPU360ではこの信号の受信時点からスティプル排紙ロー
ラ11を駆動する図示しないスティプル搬送モータからの発信パルス数をカウントし、所
定パルス発信後に叩きSOL170をオンさせる(ステップS412)。叩きコロ12は、叩きSOL170のオン・オフにより振り子運動をし、オン時には用紙を叩いて下方向に戻し、後端フェンス51に突き当てて紙揃えを行う。このとき、スティプル処理トレイFに収容される用紙が入口センサ301あるいはスティプル排紙センサ305を通過するたびにその信号がCPU360に入力され、用紙枚数がカウントされる。
叩きSOL170がオフされて所定時間経過後、ジョガーフェンス53は、ジョガーモ
ータ158によってさらに2.6mm内側に移動して一旦停止し、横揃えが終了する。ジ
ョガーフェンス53はその後7.6mm外側に移動して待機位置に戻り、次の用紙を待つ
(ステップS412)。この動作を最終頁まで行う(ステップS413)。その後、再び7mm内側に移動して停止し(ステップS414)、用紙束の両側端を押えてスティプル動作に備える。その後、所定時間後に図示しないスティプルモータにより端面綴じスティプラS1が作動し、綴じ処理が行われる(ステップS415)。このとき2ヶ所以上の綴じが指定されていれば、1ヶ所の綴じ処理が終了した後、スティプル移動モータ159が駆動され、端面綴じスティプラS1が用紙後端に沿って適正位置まで移動され、2ヶ所目の綴じ処理が行なわれる。また、3ヶ所目以降が指定されている場合は、これを繰り返す。
綴じ処理が終了すると、放出モータ157が駆動され、放出ベルト52が駆動される(
ステップS418)。このとき、排紙モータも駆動され、放出爪52aにより持ち上げられた用紙束を受け入れるべくシフト排紙ローラ6が回転し始める(ステップS417)。このとき、ジョガーフェンス53は用紙サイズ及び綴じ枚数に基づいて異なる制御が行われる。例えば、綴じ枚数が設定枚数より少ない、あるいは設定サイズより小さい場合には、ジョガーフェンス53により用紙束を押えながら放出爪52aにより用紙束後端を引っかけ搬送する。
そして、紙有無センサ310あるいは放出ベルトHPセンサ311による検知より所定
パルス後にジョガーフェンス53を2mm退避させジョガーフェンス53による用紙への
拘束を解除する。この所定パルスは、放出爪52aが用紙後端と接触してからジョガーフ
ェンス53の先端を抜ける間で設定されている。
また、綴じ枚数が設定枚数より多い、あるいは設定サイズより大きい場合には、予めジ
ョガーフェンス53を2mm退避させ、放出を行う。いずれの場合も用紙束がジョガーフ
ェンス53を抜けきると、ジョガーフェンス53は、さらに5mm外側に移動して待機位
置に復帰し(ステップS422)、次の用紙に備える。なお、用紙に対するジョガーフェンス53の距離により拘束力を調整することも可能である。
(5)中綴じ製本モード:
このモードは、用紙を搬送路Aと搬送路Dを経てスティプル処理トレイFに搬送し、ス
ティプル処理トレイFで整合及び中央綴じを行った後、さらに中折り処理トレイGで中折りし、中折りされた用紙束を搬送路Hを経て下トレイ203へ排出するモードである。このモードでは、分岐爪15と分岐爪16はともに反時計方向に回動し、搬送路AからDに至る経路が開放された状態になる。また、分岐ガイド板54と可動ガイド板55が後述の図24に示すように閉鎖状態となって用紙束を中折り処理トレイGに導き、中折りが行われる。このときの処理手順を図21に示す。
このモードでは、動作がスタートし、用紙が画像形成装置PR側から搬入される状態に
なると、用紙後処理装置PDの搬送路Aの入口ローラ1及び搬送ローラ2、搬送路Dの搬送ローラ7,9,10及びスティプル排紙ローラ11、スティプル処理トレイFの叩きコロ12がそれぞれ回転を開始する(ステップS501)。そして、分岐爪15を駆動するソレノイドをオンにして(ステップS502)分岐爪15を反時計方向に回動させる。
次いで、放出ベルト52のホームポジションも放出ベルトHPセンサ311で検知し、
その位置を確認した後、放出モータ157を駆動して放出ベルト52を待機位置に、また
、ジョガーフェンス53もジョガーフェンスHPセンサでホームポジション位置を検出し
た後、待機位置に、さらに、分岐ガイド板54と可動ガイド55をホームポジションにそ
れぞれ移動させる(ステップS503,S504,S505)。
そして、入口センサ301のオン、オフ(ステップS506,S507)、スティプル
排紙センサ305がオン(ステップS508)、シフト排紙センサ303がオフ(ステッ
プS509)であれば、スティプル処理トレイFに用紙が排紙され、用紙が存在している
ので、叩きソレノイド170を所定時間オンにし、叩きソレノイド12を用紙に接触させ
、後端フェンス51側に付勢して、用紙後端を揃える(ステップS510)。次いで、ジ
ョガーモータ158を駆動することによってジョガーフェンス53を所定量内側に移動さ
せて用紙の幅方向(用紙搬送方向に直交する方向)の揃え動作を行った後、待機位置に戻
す(ステップS511)。これによりスティプル処理トレイFに送り込まれた用紙の縦横
(搬送方向に平行な方向と直交する方向)が揃えられる。
これらステップS506からステップS512までの動作を1枚毎に繰り返し、部の最
終紙になると(ステップS512−Y)、ジョガーフェンス53を所定量内側に移動させ
て用紙端面がずれない状態にし(ステップS513)、この状態で放出モータ157をオ
ンにすることにより放出ベルト52を所定量回転させ(ステップS514)、中綴じステ
ィプラS2の綴じ位置まで用紙束を上昇させる。そして、用紙束の中央部で中綴じスティ
プラS2をオンし、中綴じを行う(ステップS515)。次いで、分岐ガイド板54と可
動ガイド55を所定量を変位させて中折り処理トレイGに向かう経路を形成し(ステップ
S516)、中折り処理トレイGの束搬送ローラ上、下71,72の回転を開始させ、中
折り処理トレイGに設けられている可動後端フェンス73のホームポジションを検知した
後、当該可動後端フェンス73を待機位置に移動させる。
このようにして、中折り処理トレイGの用紙束受け入れ体制が整えられると、放出ベル
ト52をさらに所定量回転させ(ステップS519)、放出ローラ56と加圧ローラ57
に加え込ませ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。用紙先端が束到達センサ32
1位置に達し(ステップS520)、所定距離搬送したら、束搬送ローラ上、下71,7
2の回転を停止させ(ステップS521)、束搬送ローラ下72の加圧状態を解除させる
(ステップS522)。次いで、折りプレート74による折り動作を開始し(ステップS
523)、折りローラ81,82及び下排紙ローラ83の回転を開始させる(ステップS524)。そして、折り部通過センサ323によって中折りされた用紙束の通過を監視する(ステップS525,S526)。そして、この過程で下記のような処理を実行する。
前述のステップS525−2では、用紙束の先端部を第2の折りローラ82で挟み、中
間部を第1の折りローラ81で挟んだ状態で折りローラ81,82は停止して用紙束をそ
れぞれのニップ部で保持する(後述の図31参照)。これにより、用紙束の折りぐせを強
化する。この状態で所定時間経過すると(ステップS525−3でYES)、第1及び第2の折りローラ81,82、さらに、下排紙ローラ83が回転を始め、用紙束を送り出し(ステップS525−4)、ステップS526以降の処理を実行する。
折り部通過センサ323位置を用紙束の後端が通過すると(ステップS526−Y)、
束搬送ローラ下72を加圧し(ステップS527)、折りプレート74、分岐ガイド板5
4及び可動ガイド板55をホームポジションに移動させる(ステップS528,S529)。
この状態で用紙束の通過を下排紙センサ324によって監視し(ステップS530,5
31)、下排紙センサ324を用紙束後端が通過すると(ステップS531−Y)、折り
ローラ81,82、下排紙ローラ83をさらに所定時間回転させた後、停止させる(ステ
ップS532)。次いで、放出ベルト52とジョガーフェンス53を待機位置に移動させ
る(ステップS533,S534)。そして、ジョブの最終部かどうかをチェックし(ス
テップS535)、ジョブの最終部でなければステップS506に戻って以降の処理を繰
り返し、最終部であれば、放出ベルト52及びジョガーフェンス53をホームポジションに移動させ(ステップS536,S537)、入口ローラ1,搬送ローラ2,7,9,10、スティプル排紙ローラ11及び叩きコロ12の回転を停止し(ステップS538)、分岐爪15の分岐ソレノイドをオフにして(ステップS539)全て初期状態に戻して処理を終える。
このようにして画像形成装置PRから搬入されてきた用紙をスティプル処理トレイFで
中綴じし、中折り処理トレイGで中折りした後、下トレイ203上に中折りされた用紙束
を排紙して積載する。
8.中折りモード時の綴じ動作と折り動作の詳細
この中折りモード時の綴じ動作と折り動作についてさらに詳細に説明する。
搬送路Aから分岐爪15と分岐爪16で振り分けられた用紙は、搬送路Dに導かれ、搬
送ローラ7,9,10及びスティプル排紙ローラ11によりスティプル処理トレイFに排出される。スティプル処理トレイFでは、(4)のスティプルモード時と同様に排紙ローラ11により順次排出される用紙を整合し、スティプルする直前までは同様の動作をする(図22参照)。その後、図23に示すように用紙束は放出爪52aにより用紙サイズ毎に設定された距離だけ搬送方向下流へ運ばれ、その中央を中綴じスティプラS2により綴じ処理される。綴じられた用紙束は放出爪52aにより搬送方向下流側へ用紙サイズ毎に設定された所定距離搬送され、一旦停止する。この移動距離は放出モータ157の駆動パルスにより管理される。
その後、図24に示すように、用紙束の先端部は放出ローラ56と加圧コロ57により
挟持され、分岐ガイド板54と可動ガイド55とが回動することによって形成される経路
、すなわち中折り処理トレイGへ導かれる経路を通過するように再度放出爪52aと放出
ローラ56により下流へ搬送される。この放出ローラ56は前述のように放出ベルト52
の駆動軸に設けられ、放出ベルト52と同期して駆動される。そして、図25及び図26に示すように、その用紙束は束搬送ローラ上71と束搬送ローラ下72により、予めその用紙サイズに応じた位置にホームポジションから移動し、下側の端面をガイドするために停止している可動後端フェンス73まで搬送される。このとき、放出爪52aは、放出ベルト52の外周上に対向する位置に配置されたもう1つの放出爪52a’が後端フェンス51近傍に達した位置で停止し、分岐ガイド板54と可動ガイド55はホームポジションへ復帰し、次の用紙に備える。
図26に示すように、可動後端フェンス73に突き当てられた用紙束は、束搬送ローラ
下72の加圧が解除され、その後、図27に示すように、綴じられた針部近傍が折りプレ
ート74により略直角方向に押され、対向する折りローラ81のニップへと導かれる。予
め回転している第1の折りローラ81は、ニップに導かれた用紙束を加圧搬送することに
よって用紙束の中央に折りを施す。
次いで、用紙束先端は第2の折りローラ83のニップ部に進入する。そして、図28に
示すように下排紙ローラ83により下トレイ203へ排出される。その際、図29に示す
ように第1の折りローラ81にニップは開放される。また、このとき、用紙束後端が折り
部通過センサ323に検知されると、折りプレート74と可動後端フェンス73はホーム
ポジションに復帰し、束搬送ローラ下72の加圧も復帰し、次の用紙に備える。また、次
のジョブが同用紙サイズ同枚数であれば、可動後端フェンス73はその位置で待機しても
良い。
図30は中綴じ製本された用紙束の積載状態を示す図である。用紙束は排紙ローラ83
によって積載トレイ203に排出され、回動支点501aを軸に積載量に応じ回動しつつ
用紙束上面を押えるアーム501によってその膨らみを規制されながら順次積載される。
積載量が増加するにしたがいアーム501は回動を続け回動支点501aの近傍に配置された回動量を検出する位置検出手段である第1センサ505a、第2センサ505bによって回動位置が監視される。このセンサ505は1つ以上で幾つあっても良く多ければ多いだけ良い。
積載トレイ203への排出を制限する制御手段について説明すると、第1センサ505
aは、電源投入時や省エネモード等の状態からの復帰時に用紙束を排出可能な状態かを検
出する役割を持つセンサで、この第1センサ505aの出力に応じてCPU360は、非
検知状態では排出を可能また検知状態では排出を不可能と判断する。第2センサ505b
は、1つのJOB動作中に用紙束を継続排出可能な状態かを検出する役割を持つセンサで
、CPU360は検知状態となったときに排出を継続不可能と判断する。また、当然ながら第1センサ505aに第2センサ505bの役割を持たせる構成をとっても良い。
図31は積載トレイ230が装置本体に装着されていない状態における加圧アーム50
1と第1及び第2のセンサ501a,505bの検知状態を示す図である。この実施形態
では、図31の状態のときに第1センサ505aは非検知状態、第2センサ505bは検
知状態となっている。このようなアーム位置と第1及び第2センサ505a,505bの
検知状態の組み合わせとそのときの状態を図32に示す。
すなわち、アーム位置(1)のとき(第1センサ505a:OFF、第2センサ505
b:ON)積載トレイ203が未セット状態、アーム位置(2)のとき(第1センサ50
5a:OFF、第2センサ505b:OFF)シート受け入れ可能状態、アーム位置(3
)のとき(第1センサ505a:ON、第2センサ505b:OFF)低い位置の満杯ト
リガ位置、アーム位置(4)のとき(第1センサ505a:ON、第2センサ505b:
ON)高い位置の満杯トリガ位置となり、アーム位置(3)及び(4)のとき、それぞれ
の満杯処理が行われる。
また、この実施形態では、B4サイズ未満では、第1の手段のように折り形態情報、サ
イズ情報、束枚数情報の少なくとも1つの情報と前記位置検出手段からの検出情報に基づ
き前記積載トレイへのシート排出を制限する制御を行い、B4サイズ以上では、第2の手
段のように第1の手段にさらにカウント手段のカウント値も使用してシート排出を制限す
る制御を行う。
近年ではシート処理装置は、中折り、Z折り、三つ折り、など様々な折り方が可能にな
ってきているが、どの折り形態で排出されるかの情報さえあればそれに合わせた積載量を
制限することで良好な積載性を確保できることは言うまでもないが、さらに良好な積載性を確保するためには、サイズ情報や束枚数情報も欠かせないものである。例えば大サイズは用紙束が垂直方向に積重なるが、小サイズは垂直方向と搬送方向と積重なり方にも自由度があり当然のことながら同じ積載トレイスペースでも多い部数が積載可能であることや束枚数が多い少ないによってその膨らみ方も変わる。また用紙の厚み情報が加わればさらに積載性を向上させることが可能であることは言うまでもない。
シート排出部数をカウントするカウント手段を併用すれば、センサの数を増加させなく
てもカウント情報により簡易的にアーム501の回動量を予測することができ、安価でよ
り細やかな制御が可能となる。その制御例としては、カウント開始は位置検出手段である
第1センサ505a、第2センサ505bのいずれかの検知から始め、カウントのクリアは1つのJOB終了時または第1センサ505aの非検知状態に行われる。そして予め設定されたカウント数に達したときに積載トレイ203への排出を制限する。
さらに、折り形態情報、サイズ情報、束枚数情報に基づき、位置検出手段である第1セ
ンサ505a、第2センサ505bの内どちらの検知から部数カウントを始め、何部目ま
でカウント設定するかを決めることによりさらに細やかな制御が可能となり、様々なシートに対し限界部数まで最適な積載性を確保することができる。
前述のアーム位置とカウント値を使用した制御手順を図33のフローチャートに示す。なお、このフローチャートでは、三つ折り、Z折り時の制御については説明を省略した。また、当然のことながら、折り形態、枚数、カウント値については、状況に応じて判別式を省略し、簡潔な制御とすることも可能であり、逆に判別式の判別先をさらに増加することも可能である。
この処理では、折りシートの排出が完了すると(ステップS601)、折り形態、すな
わち三つ折りか、中央折りか、Z折りかを判断する(ステップS602)。中央折りの場
合には用紙サイズがB4以上かB4未満かを判断する(ステップS603)。B4未満で
あれば、さらに、枚数が6枚以上か、6枚未満かを判断する(ステップS604)。そし
て、6枚未満(5枚以下)で加圧アーム501の位置が(3)の状態のときに(ステップ
S605)満杯処理(低位置)(ステップS607)を実行し、6枚以上で加圧アーム5
01の位置が(4)の状態のときに(ステップS606)満杯処理(高位置)(ステップ
S607)を実行する。ステップS605及びS606でアーム位置が(3)位置、ある
いは(4)位置でなければ、ステップS601に戻ってステップS601以降の処理を実
行する。なお、図33では、図32に対応付けて丸付き数字で位置を示している。
一方、ステップS603で用紙サイズがB4以上であれば、さらにステップS608で
枚数が6枚以上か6枚未満かを判断し、6枚未満であればステップS609で加圧アーム
501の位置が(3)位置かどうかをチェックする。そして、加圧アーム501の位置が
(3)位置でなく、さらに(4)位置でもなければ(ステップS610−NO)、ステッ
プS601に戻り、(4)位置であればステップS622で満杯処理を行い、ステップS
623でカウンタをクリアする。
(3)位置の場合には、さらに枚数をチェックする(ステップS611)。枚数が1な
いし2枚であればカウンタ値に1を加算し(ステップS612)、さらにカウンタ値が3
かどうかをチェックする(ステップS613)。カウンタ値が3であればステップS62
2で満杯処理を行い、ステップS623でカウンタをクリアする。カウンタ値が3でなけ
ればステップS601に戻って、以降の処理を実行する。枚数が3〜5枚であれば、カウ
ンタ値に1を加算し(ステップS614)、カウンタ値が5かどうかをチェックする(ス
テップS615)。カウンタ値が5であれば、ステップS622で満杯処理を行い、ステ
ップS623でカウンタをクリアする。カウンタ値が5でなければステップS601に戻
って、以降の処理を実行する。
ステップS608で6枚以上であると判断されたときには、加圧アーム501の位置が
(4)位置かどうかをチェックし(ステップS616)、(4)位置であれば枚数が11
枚以上か11枚未満かを判断し(ステップS617)、枚数が11枚未満(6〜10枚)
であれば、カウンタ値に1を加算し(ステップS618)、さらに、カウンタ値が4かど
うかをチェックする(ステップS619)。カウンタ値が4であればステップS622で
満杯処理を行い、ステップS623でカウンタをクリアする。カウンタ値が4でなければ
ステップS601に戻って、以降の処理を実行する。
ステップS617で11枚以上と判断されたときには、カウンタ値に1を加算し(ステ
ップS620)、さらに、カウンタ値が2かどうかをチェックする(ステップS621)
。カウンタ値が2であればステップS622で満杯処理を行い、ステップS623でカウ
ンタをクリアする。カウンタ値が2でなければステップS601に戻って、以降の処理を
実行する。
連続するジョブ内の前ジョブと次ジョブで、折り形態、用紙サイズ、束枚数のいずれかが異なった場合には、第1センサ505a、第2センサ505bの状態にかかわらずその後のトレイ積載性を保証できなくなることがある。例えば、前のジョブでA4T紙の中折りされた用紙束が搬送された後、次のジョブにてA3T紙束が搬送されてきた場合、または前のジョブでA3T紙の中折りされた15枚折りの用紙束が搬送された後、次のジョブにて同サイズだが1枚折りの用紙が搬送されてきた場合などを考えると、積載性が損なわれるのは明らかである。そこで、前ジョブと次ジョブで折り形態、用紙サイズ、用紙束枚数のいずれかが異なった場合に、積載を保証できないと判断したならば画像形成装置に用紙満杯を通知などを行なうことによって、ユーザに注意を促すことができるようにした。このときの処理手順を図34のフローチャートに示す。
この処理手順では、用紙束が折り部通過センサ323に到達すると(ステップS701)、CPU360は用紙束の枚数、サイズ、折り形態情報を取得する(ステップS702)。そして、用紙束が折り部通過センサ323を通過し(ステップS703)、画像形成装置PRからジョブ終了が通知されるまで(ステップS704)、前ジョブの用紙束の枚数、サイズ、折り形態の全てが現ジョブと同じかどうかをチェックし(ステップS705)、同じであれば、ステップS701からの処理を繰り返し、同じでなければ、画像形成装置装置に排紙トレイ満杯を通知する(ステップS706)。また、ステップS704で画像形成装置からジョブ終了が通知されていれば、そのまま終了する。
このように処理すると、前ジョブの用紙束の枚数、サイズ、折り形態の全てが現ジョブと同じ場合には、処理を継続し、異なる場合には、画像形成装置に通知して画像形成を中止させ、積載性を満足できなくなることを、ユーザに知らせることができる。
また、下トレイ(排紙トレイ)203の第1センサ505a及び第2センサ505bの状態を監視することができる場合においても、図34に示したフローチャートと同様、積載を保証できないと判断したならば画像形成装置に用紙満杯を通知などを行なうことによって、積載性を確保することが可能となる。このときの処理手順を図35に示す。
この図35の処理手順は、図34の処理手順に対してステップS705で前ジョブの用紙束の枚数、サイズ、折り形態の全てが現ジョブと同じかどうかをチェックし、同じ場合に、さらに第1及び第2のセンサ505a,505bの状態が継続排出可能か否かをチェックし(ステップS705a)、可能である場合にステップS701に戻って、それ以降の処理を実行し、排出不能であれば、ステップS706で画像形成装置に排紙トレイ満杯を通知する。
この場合も、用紙束の枚数、サイズ、折り形態の情報に加えて、下トレイ(排紙トレイ)203の積載情報に基づいて積載性を判断している。
また、カウント回数を有するシート積載装置の積載状態を制御する場合、ジョブ中と待機中で異なる制御を行うことがある。この場合に、積載ジョブ中に画像形成装置の用紙がなくなった場合など、シート積載装置の動作を停止する必要があると、積載状態を監視している制御がジョブ中の制御から待機中の制御に変更になってしまい、予期せぬ積載制御を引き起こすことが考えられる。たとえ待機中の制御を変更しても、その後のジョブ中のシート積載制御はカウント回数がクリアされ、正常に制御させることができない。そこで前ジョブと次ジョブにおける折り形態、用紙サイズ、用紙束枚数の全てが同じであると判断された場合に限って、カウント回数を前ジョブから引き継ぐようにして、シート積載制御の誤動作を防ぐことが可能になる。
このときの処理手順を図36のフローチャートに示す。この処理手順では、図35のフローチャートに示した処理手順に対してステップS705aで第1及び第2のセンサ505a,505bの状態が継続排出可能な状態であれば、用紙束部数カウンタをカウントアップし(ステップS705b)、用紙束部数カウンタが設定値になる(ステップS705c)までステップS701からの処理を繰り返し、用紙束部数カウンタが設定値に達した時点で、画像形成装置に排紙トレイ満杯を通知する(ステップS706)。そして、用紙束部数カウンタをクリアし(ステップS707)、処理を終える。
以上のように、本実施形態によれば、積載トレイ203への排出を制限する制御(満杯
処理)を、第1センサ505aと第2センサ505bの検知状態(加圧アーム501の回
動状態)に応じて判断し、例えば前記ステップS605,S606,S610,S613
,S615,S619,S621でYESの場合に積載トレイ203への排出を制限し、
NOの場合にはステップS601に戻って積載トレイ203に用紙束が積載されていたと
しても、用紙積載を継続するので、ユーザがわざわざ用紙を取り除きに行く必要がなくな
り従来の不便さを解消できる。また、前述のようにセンサ出力に応じて細やかな制御が可
能となり、様々なシートに対し限界部数まで最適な積載性を確保することができる。これ
により、限られたスペースでユーザの満足いく積載量及び積載性を有するシート積載装置
、シート処理装置あるいは画像形成装置を提供することができる。
また、前ジョブの用紙束の枚数、サイズ、折り形態の全てが現ジョブと同じ場合には、処理を継続し、異なる場合には、画像形成装置に通知して画像形成を中止させ、積載性を満足できなくなることをユーザに知らせることができる。これにより積載性の確保とユーザの利便性の向上を図ることができる。
さらに、前ジョブと次ジョブにおける折り形態、用紙サイズ、用紙束枚数の全てが同じであると判断された場合に限って、カウント回数を前ジョブから引き継ぐようにしているので、シート積載制御の誤動作を防ぐことができる。
本発明の実施形態に係る用紙後処理装置を主に示す用紙処理装置と画像形成装置PRとからなる画像処理システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のシフト機構の詳細を示す要部を拡大した斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のシフトトレイ昇降機構の要部を拡大した斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のシフトトレイへの排紙部の構造を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイを用紙搬送面に垂直な方向から見た平面図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイとその駆動機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の用紙束の放出機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の端面綴じスティプラを移動機構とともに示す斜視図である。 図8における端面綴じスティプラの斜め回動機構を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の用紙束偏向機構の動作説明図で、用紙あるいは用紙束をシフトトレイに排紙するときの状態を示す。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の用紙束偏向機構の動作説明図で、図10の状態から分岐ガイド板が放出ローラ側に回動した状態を示す。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の用紙束偏向機構の動作説明図で、図11の状態から可動ガイドが分岐ガイド板側に回動し、中折り処理トレイ側に用紙束を偏向する経路を形成した状態を示す。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の折りプレートの移動機構の動作説明図で、中折り動作に入る前の状態を示す。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の折りプレートの移動機構の動作説明図で、中折り後、初期位置に戻るときの状態を示す。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置のスティプル処理トレイと中折り処理トレイの詳細を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの制御系の構成、特に用紙後処理装置の制御構成を主に示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置におけるノンスティプルモードAの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置におけるノンスティプルモードBの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置におけるソート、スタックモードの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置におけるスティプルモードの処理手順を示すフローチャートである。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置における中綴じ製本モードの処理手順を示すフローチャートである。 実施形態における中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイにスタックされた用紙束の状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイでスタックされ、中綴じされるときの状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏向させる初期状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいてスティプル処理トレイで中綴じされた用紙束を用紙束偏向機構によって偏向させ、中折り処理トレイに送り込んだときの状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで用紙束を中折り位置に位置させたときの状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで中折りプレートを作動させて用紙束の中折り動作を開始したときの状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで用紙束を中折りローラによって中折りして排紙するときの状態を示す動作説明図である。 実施形態における中綴じ製本モードにおいて中折り処理トレイで用紙束を中折りローラによって中折りして排紙するときに折りローラを離間させた状態を示す動作説明図である。 本発明の実施形態に係るシート積載装置における中綴じ製本された用紙束の積載状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るシート積載装置において積載トレイが装置本体に装着されていない状態における加圧アームと第1及び第2のセンサの検知状態を示す図である。 本発明の実施形態に係るシート積載装置における第1及び第2センサの検知状態とアーム位置との関係を示す図である。 本発明の実施形態に係るシート積載装置におけるアーム位置とカウント値を使用した制御手順を示すフローチャートである。 本発明の他の実施形態に係る前ジョブと次ジョブで折り形態、用紙サイズ、用紙束枚数のいずれかが異なった場合における積載制御の処理手順を示すフローチャートである。 図34の制御手順に対して積載性を判断して処理する積載制御の処理手順を示すフローチャートである。 図35の制御手順に対して用紙束のカウント回数の引き継ぎの是非を判断してシート積載制御の誤動作を防ぐようにした処理手順を示すフローチャートである。 従来例に係るシート積載装置における中綴じ製本された用紙束の積載状態を示す図である。
符号の説明
83 下排紙ローラ
203 下トレイ
360 CPU
501 加圧アーム
505a 第1センサ
505b 第2センサ
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置

Claims (3)

  1. 中央折りを施されたシート束を排出する排出手段と、
    装置本体に固定されて前記シートを積載する積載トレイと、
    前記排出手段近傍の上方側に揺動支点を有し、前記積載トレイに積載されたシート束の積載量に応じて回動可能に設けられ、前記積載トレイ上のシート上面を押えるアームと、
    前記アームの回動位置に基づいて積載されたシートの第1の位置又は当該第1の位置より高い第2の位置を検出する位置検出手段と、
    を有するシート積載装置において、
    サイズ情報、束枚数情報と前記第1の位置又は前記第2の位置の情報に基づき前記積載トレイへのシート束の排出を停止する手段を備え
    前記停止する手段は、前記束枚数情報が所定枚数より少ないときは前記第1の位置の情報に基づき、前記束枚数情報が所定枚数以上のときは前記第2の位置の情報に基づき前記シート束の排出を停止することを特徴とするシート積載装置。
  2. 前記積載トレイは着脱自在に装置本体に取り付けられ、前記位置検出手段からの検知情報に基づいて前記積載トレイの着脱の有無を検知する検知手段を備えていることを特徴とする請求項1記載のシート積載装置。
  3. 請求項1又は2記載のシート積載装置を一体または別体に備えていることを特徴とする画像形成装置。
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