JP2003073010A - 折り畳まれたシート束積載装置とこの装置を備えたシート取り扱い装置 - Google Patents

折り畳まれたシート束積載装置とこの装置を備えたシート取り扱い装置

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JP2003073010A
JP2003073010A JP2001268056A JP2001268056A JP2003073010A JP 2003073010 A JP2003073010 A JP 2003073010A JP 2001268056 A JP2001268056 A JP 2001268056A JP 2001268056 A JP2001268056 A JP 2001268056A JP 2003073010 A JP2003073010 A JP 2003073010A
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sheet bundle
stacking
sheet
booklet
folded
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JP2001268056A
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Junichi Sekiyama
淳一 関山
Tomoyuki Araki
荒木  友行
Yasuyoshi Hayakawa
保芳 早川
Tsuyoshi Waratani
強 藁谷
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 折り畳まれた冊子を安定した状態で積載でき
るようにする。 【解決手段】 冊子積載装置117は、折り畳まれて折
り目側を先にして排出された冊子が積載される冊子積載
トレイ55と、冊子積載トレイ55の冊子排出方向の上
流側に積載された冊子を冊子積載トレイ側に押圧する冊
子押さえウェイト部材54と、を備えている。冊子積載
装置117は、冊子押さえウェイト部材54によって冊
子を冊子積載トレイ55に押圧して、冊子トレイ55に
冊子を確実に積載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、折り畳まれたシー
ト束が積載される折り畳まれたシート束積載装置と、こ
の装置を装置本体に備えたシート取り扱い装置とに関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、シート束を折り曲げるシート折り
曲げ部を備えたシート取り扱うシート取り扱い装置の装
置本体には、折り畳んだシート束が積載されるシート束
積載装置を装備している場合がある。シート取り扱い装
置には、シートを束状にして綴じるシート綴じ装置、束
状のシートに孔をあける孔あけ装置、シートに画像を形
成する画像形成装置等がある。画像形成装置には、複写
機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等が
ある。また、シートには、普通紙、普通紙の代用品であ
る樹脂製の薄い紙、厚紙、オーバーヘッドプロジェクタ
用の用紙等がある。
【0003】シート取り扱い装置によって、シート束の
略中央を折り込んで形成された冊子は、シート束の端面
を糊付けして製本したものと異なり、冊子の弾力、ま
た、ステイプル等の綴じ針によって綴じられているとき
には綴じ針によって、週刊誌等に良く見られるように、
綴じ側が膨らんだ形状になることが多い。この状況は、
冊子の頁数が増加するにつれて著しく現れる。
【0004】冊子をスタックするとき、冊子の膨らみ部
分の対策を講じる必要がある。その対策として、冊子を
長いベルトコンベア上にベルトコンベアの移動方向に冊
子の膨らみ部分をずらしながら横並びに排出して、先行
冊子の後端を常に後続冊子の先端で押さえ込むことによ
って、冊子が開くのを防止していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、ベルトコンベ
アは、冊子が積載される積載部(トレイ)の大きさが大
きく、ベルトコンベヤが大型になり、ユーザがオフィス
内等で使用するには、設置スペースを広く必要とし、一
般仕様に適合しないことがあった。
【0006】そこで、冊子を厚み方向に重ねて積載する
ことによって、省スペース化して、冊子の積載部数を大
量に積載する方法が考えられる。しかし、冊子を積載高
さ方向に安定させて、重ねて積載させるには、次のよう
な問題点を生じていた。
【0007】すなわち、積載時において冊子の折状況、
例えば、折の甘さによって冊子が嵩張ることがある。こ
のため、冊子の積載最上面に冊子を積載できるようにし
ても、冊子の積層中に空間が生じていると、最上位の積
載面が上下動して、冊子の積載状態が不安定になり、冊
子を満載になったことを検知するのが困難であった。
【0008】本発明は、折り畳まれたシート束を安定し
た状態に積載する折り畳まれたシート束積載装置と、こ
の装置を装置本体に備えたシート取り扱い装置とを提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の折り畳まれたシート束積載装置は、折り畳
まれて折り目側を先にして排出されたシート束が積載さ
れるシート束積載手段と、前記シート束積載手段のシー
ト束排出方向の上流側に積載された前記シート束を前記
シート束積載手段に押圧する押圧手段と、を備えてい
る。
【0010】本発明の折り畳まれたシート束積載装置
は、さらに、前記シート束積載手段のシート束排出方向
の上流側に積載された前記シート束の積載高さを検知す
る積載高さ検知手段を備えている。
【0011】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記シート束積載手段は、前記シート束の積載高さ方向
に変位可能であり、さらに、シート束積載装置は、前記
シート束の積載高さが所定の高さになったことを前記積
載高さ検知手段によって検知されたとき、前記シート束
積載手段を下方に変位させる制御手段を備えている。
【0012】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記積載高さ検知手段は、前記シート束積載手段のシー
ト束排出方向の上流側に積載されたシート束に当接する
センサ部材と、前記センサ部材の位置を検知するセンサ
とを有している。
【0013】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記積載高さ検知手段は、前記シート束積載手段のシー
ト束排出方向の上流側に積載されたシート束に当接する
センサ部材と、前記センサ部材が受ける前記シート束の
反力を検知する反力検知センサとを有し、前記反力検知
センサが検知した反力に応じて、シート束の積載高さを
検知するようになっている。
【0014】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記押圧手段は、前記シート束積載手段のシート束排出
方向の上流側に積載されたシート束を前記シート積載手
段に押圧する押圧部材を有し、該押圧部材を前記センサ
部材と兼用してある。
【0015】本発明の折り畳まれたシート束積載装置
は、さらに、前記シート束積載手段に積載されるシート
束の数を数えるカウント手段と、前記カウント手段のカ
ウント数が所定の値になったとき、前記シート束積載手
段のシート束排出方向の上流側に積載されたシート束を
前記シート束積載手段に押圧付勢する付勢手段と、を備
えている。
【0016】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記付勢手段は、前記センサ部材を介して前記シート束
を前記シート束積載手段に押圧付勢するようになってい
る。
【0017】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記シート束積載手段は、前記シート束の排出方向の上
流側部分を回転中心にして下流側部分が上下方向に回転
可能なトレイ部材を有している。
【0018】本発明の折り畳まれたシート束積載装置の
前記トレイ部材は、下流側部分に前記シート束を受け止
める受け止め部材を有している。
【0019】上記目的を達成するため、本発明のシート
取り扱い装置は、前記シートを束状にして折り曲げるシ
ート束折り曲げ手段と、前記シート束折り曲げ手段によ
って折り曲げられた前記シート束が積載される上記いず
れか1つの折り畳まれたシート束積載装置と、を備えて
いる。
【0020】上記目的を達成するため、本発明のシート
取り扱い装置は、前記シートを束状にして折り曲げるシ
ート束折り曲げ手段と、前記シート束折り曲げ手段によ
って折り曲げられたシート束を排出するシート束排出手
段と、前記シート束排出手段から排出された前記シート
束が積載される上記いずれか1つの折り畳まれたシート
束積載装置と、を備え、前記折り畳まれたシート束積載
装置の前記シート束積載手段に積載されたシート束の積
載高さが所定の高さになったことが前記積載高さ検知手
段によって検知されたとき、前記シート束排出手段によ
る前記シート束の排出を停止するようになっている。
【0021】上記目的を達成するため、本発明のシート
取り扱い装置は、前記シートを束状にして折り曲げるシ
ート束折り曲げ手段と、前記シート束折り曲げ手段によ
って折り曲げられた前記シート束を排出するシート束排
出手段と、前記シート束排出手段から排出された前記シ
ート束が積載される上記いずれか1つの折り畳まれたシ
ート束積載装置と、を備え、前記折り畳まれたシート束
積載装置のシート束積載手段に積載されたシート束の積
載高さが所定の高さになったことが前記積載高さ検知手
段によって検知されたとき、前記シート束排出手段によ
る前記シート束の排出を停止するようになっている。
【0022】上記目的を達成するため、本発明のシート
取り扱い装置は、前記シートを束状にして折り曲げるシ
ート束折り曲げ手段と、前記シート束折り曲げ手段によ
って折り曲げられた前記シート束を排出するシート束排
出手段と、前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げ
られた前記シート束が積載される上記いずれか1つの折
り畳まれたシート束積載装置と、を備え、前記トレイ部
材が最下位まで回転したとき、前記シート束排出手段に
よる前記シート束の排出を停止するようになっている。
【0023】上記目的を達成するため、本発明のシート
取り扱い装置は、シートに画像を形成する画像形成手段
と、前記画像形成手段で画像を形成された前記シートを
束状にして折り曲げるシート束折り曲げ手段と、前記シ
ート束折り曲げ手段によって折り曲げられた前記シート
束が積載される上記いずれか1つに記載の折り畳まれた
シート束積載装置と、を備えている。
【0024】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態の折り畳まれ
た冊子積載装置(以下、単に「冊子積載装置」という)
と、この装置を装置本体に装備したシート取り扱い装置
とを図に基づいて説明する。
【0025】冊子積載装置は、シート束を折り曲げるシ
ート折り曲げ部を備えたシートを取り扱うシート取り扱
い装置の装置本体に装備されている場合がある。シート
取り扱い装置には、シートを束状にして綴じるシート綴
じ装置、束状のシートに孔をあける孔あけ装置、シート
に画像を形成する画像形成装置等がある。画像形成装置
には、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの
複合機等がある。また、シートには、普通紙、普通紙の
代用品である樹脂製の薄い紙、厚紙、オーバーヘッドプ
ロジェクタ用の用紙等がある。
【0026】なお、本発明の実施形態の冊子積載装置
は、複写機の装置本体に装備されているが、複写機のみ
に設けられるものではなく、他のシート取り扱い装置の
装置本体にも装備できるようになっている。したがっ
て、本発明の冊子積載装置が装備される装置は、複写機
に限定されるものではない。
【0027】また、本実施形態に記載してある構成部品
の寸法、材質、形状、その相対位置関係などは、特に、
特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれらのみに
限定する趣旨のものではない。
【0028】(複写機)図1において、複写機120
は、装置本体121に、シート反転装置122、及びシ
ート後処理装置123を備えている。
【0029】装置本体121において、シートカセット
101,102から選択的に1枚ずつ分離供給したシー
トPは、レジストローラ対105によって、所定のタイ
ミングで感光ドラム110を内在した画像形成プロセス
カートリッジ106などからなる画像形成部(画像形成
手段)112に搬入されて、転写ローラ107によって
感光ドラム110のトナー像が転写されて所望の画像が
形成される。
【0030】その後、定着器108によってトナー像は
シートに定着される。フラッパ109は、シートを反転
させて印字面を下にして排出積載するフェイスダウン排
出シート積載部111と、印字面をそのまま上面にして
排出するフェイスアップシート排出口113との分岐部
に設けられており、所定の制御信号によりシートPをフ
ェイスダウン排出シート積載部111とフェイスアップ
シート排出口113とのいずれかへ振り分ける。
【0031】シート後処理装置123は、シート反転装
置122によって搬送されてきたシートを束状にして綴
じる公知のシート綴じ装置115、シートを折り曲げる
公知のシート折り曲げ装置(シート折り曲げ手段)11
6、後述する冊子積載装置117等を備えている。
【0032】なお、複写機120は、シート反転装置1
22、シート綴じ装置115を必ずしも必要としない。
【0033】(第1実施形態の冊子積載装置)図2は、
複写機120の装置本体121から、シート反転装置1
22を取り外し、複写機120の装置本体121にシー
ト後処理装置123を接続した図であり、第1実施形態
の冊子積載装置(シート束積載装置)117を示した図
である。なお、シート綴じ装置115を省略してある。
図2において、複写機120の装置本体121のフェイ
スアップシート排出口113には、排紙ローラ対3、及
び搬送ガイド対4を設けてある。シート後処理装置12
3の装置本体124のシート入口114には、入り口ロ
ーラ対5、及び入り口搬送路6を設けてある。
【0034】冊子積載装置117のシート搬送方向の上
流側には、冊子搬送ガイド対50と冊子排出ローラ対
(シート束排出手段)51とを設けてある。図1の複写
機120の装置本体121内で画像形成されたシート
は、入口ローラ対5と冊子排出ローラ対51との間に配
設された中間トレイ118で束状になり、シート綴じ装
置115によってシート束の中央を綴じられた後、シー
ト折り曲げ装置116で中央を折り曲げられて、冊子と
なって冊子積載装置117に送り込まれる。なお、冊子
を作る工程は、中綴じされたシート束の略中央を半分に
折った冊子の公知の製造工程と同じであるので、説明を
省略する。
【0035】図2において、冊子積載装置117は、冊
子排出ローラ対51の共通接線であるニップラインNL
の上方に回転中心軸53を有する冊子押さえウェイト部
材(押圧手段、押圧部材、センサ部材)54と、ニップ
ラインNLの下方に回転中心軸64を有する冊子積載ト
レイ(シート束積載手段、トレイ部材)55とを備えて
いる。冊子積載トレイ55は、上流側端部55aの回転
中心軸53を中心にして下流側端部55bが上下方向に
回転するようになっている。冊子積載トレイ55と冊子
押さえウェイト部材54は、圧接点Aにおいて互いに接
している。圧接点Aは、ニップラインNL近傍の位置に
設定されている。
【0036】冊子積載トレイ55の下流側端部55b
の、圧接点Aから、約400mmの距離に、冊子先端突
き当て板(受け止め部材)56を設けてある。この距離
は、本実施形態に係るものであり、約400mmに限定
されるものではない。
【0037】また、冊子積載トレイ55は、プーリ57
に巻き付けられたワイヤ58により吊り下げられてい
る。このため、モータ68により、プーリ57を矢印C
方向、又は反対方向に回転させることによって、冊子積
載トレイ55を回転中心軸64を中心に上下方向に回転
させることができる。
【0038】次に、冊子積載時の冊子積載装置117の
動作を説明する。図3は、冊子排出ローラ対51が冊子
(シート束)Bを排出しているときの図である。冊子
は、冊子排出ローラ対51によって、ニップラインNL
に沿って排出される。冊子Bの排出方向を矢印Dとした
場合、冊子Bの排出方向先端が、圧接点Aに到達したと
き、冊子の後端部はまだ冊子排出ローラ対51に挟まれ
たままである。圧接点Aにおいて、冊子押さえウェイト
部材54は、自重を利用して、冊子を冊子積載トレイ5
5に約1.96N(0.2kgf)の力で押圧してい
る。この押圧力(以下、「ウェイト圧」という)は、冊
子押さえウェイト部材54と冊子積載トレイ55との間
を冊子が通り抜けることができる圧接力であればよい。
したがって、ウェイト圧は、1.96Nに限定されるも
のではない。
【0039】冊子Bは、その先端部(折り目側)Baが
圧接点Aに突入後、冊子押さえウェイト部材54と冊子
積載トレイ55問に、冊子排出ローラ対51の排出搬送
力によって送り込まれる。後続の冊子B(1)も、同様
にして、図4に示すように冊子Bと冊子押さえウェイト
部材54で形成される圧接点Aに挟み込まれる。そのと
き、先行の冊子Bは、後続の冊子B(1)の排紙搬送力
にならい、前方へ押し出される。あらかじめ、先行の冊
子Bの排出完了時に、冊子Bの先端部を圧接点Aに通過
させた状態にしておくことによって、後続の冊子B
(1)が排出されたときには、冊子B,B(1)は、互
いに冊子の膨らみ部分をずらしながら積載された状態に
なる。そして、冊子積載トレイ55は、圧接点Aを通過
した冊子が容易に移動できるように、積載面55cに所
定の傾斜を持たせてある。
【0040】同様にして、冊子の積載を続けると、図2
に示すように、冊子Bの先端部Baが冊子先端突き当て
板56に突き当たり、冊子Bの移動が停止する。そのと
き、冊子押さえウェイト部材54と冊子積載トレイ55
との間に挟み込まれている冊子Bnが、冊子B(n+
1)番目の冊子に押されたとき、前方の冊子が冊子先端
突き当て板56により塞き止められていることによっ
て、B(n−1)番目以前の冊子押し出し反力が増え
て、冊子搬送抵抗が増えるため、冊子Bnは、B(n+
1)により、冊子B(n−1)の上方へ乗り越えて排出
される。
【0041】ところが、冊子積載トレイ55に冊子の積
載を続けていくと、冊子押さえウェイト部材54と冊子
積載トレイ55と問にウェイト圧を受けて挟みこまれた
冊子により圧接点Aの位置が変位し、冊子問に生じるス
リップや、先行冊子を押し出さずに後続冊子が先行冊子
の上方への乗り上がり等によって、冊子の押し出し性能
が下がり、その結果、圧接点Aに複数の冊子が重なって
積載されることがある。
【0042】このように、圧接点Aに複数の冊子が重な
って積載されることがあっても、冊子押さえウェイト部
材54が、冊子の膨らみを押さえる方向にウェイト圧を
加えているため、圧接点Aにおける冊子の膨らみを防止
することができる。
【0043】しかし、この重なった積載が続くと、ウェ
イト圧に抗して図5に示すように冊子押さえウェイト部
材54が矢印E方向に押し上げられて圧接点Aの位置が
ずれて、最終的に、この位置でジャムが発生する。そこ
で、このジャムを回避する手段として、冊子積載トレイ
55を降下させる方法が考えられる。
【0044】次に、冊子積載トレイ55を下降させるこ
とについて図5、図6の、冊子が重積した前後の状況を
示した拡大図により説明する。冊子押さえウェイト部材
54は、センサフラグ(積載高さ検知手段)62を有し
ている。センサフラグ62にはスリット65が切ってあ
り、このスリット65と、光透過型センサ(積載高さ検
知手段、センサ)63により、冊子押さえウェイト部材
54の回転量を把握する。
【0045】なお、冊子押さえウェイト部材54に光透
過型センサ63を設け、固定部材にセンサフラグ62を
設けてもよい。また、光透過型センサ63は、冊子押さ
えウェイト部材54に設けないで、冊子排出方向に対し
て交差する方向で、かつ圧接点Aを通る線上の位置で冊
子押さえウェイト部材54と同様に冊子に接触する不図
示のセンサレバーに設けてもよい。さらに、スリット6
5は、角孔になっているが、光の通過を許容するように
なっていればよく、丸孔、切り欠き等であってもよい。
【0046】光透過型センサ63、プーリ57を回転さ
せるモータ68、及び後述する回転限界検知センサ66
は、制御部(制御手段)67に接続されている。
【0047】圧接点Aに複数の冊子が重積し、冊子押さ
えウェイト部材54が、所定位置A(X)まで、矢印E
方向に回転したことが検知されると、制御部67は、モ
ータ68を回転制御して、図6に示すように冊子押さえ
ウェイト部材54の回転量が、ゼロ、つまり、圧接点A
がニップラインNL近傍に戻るまで図2に示すプーリ5
7を矢印C方向に回転させ、冊子積載トレイ55を回転
中心軸64を中心にして下方へ回転させる。すると、圧
接点Aの位置が冊子排出ローラ対51に対して所定位置
に戻り、再び安定した積載が可能になる。
【0048】冊子積載トレイ55の回転角範囲は、あら
かじめ、設定されている。制御部67は、冊子積載トレ
イ55が下方限界位置に到達したことが、回転限界検知
センサ66によって検知されて、再び、所定位置A
(X)まで冊子積載トレイ55が回転したことが光透過
型センサ63により検知されると、冊子積載トレイ55
上に冊子が満載であると判断し、冊子排出ローラ対51
からの冊子の排出を停止させる。
【0049】(第2実施形態の冊子積載装置)図7は、
第2実施形態の冊子積載装置(シート束積載装置)11
9の概略正面断面図である。第2実施形態の冊子積載装
置119において、第1実施形態の冊子積載装置117
と同様な構成については、同一符号を付してその部分の
説明を省略する。
【0050】本実施形態の冊子積載装置119の最も特
徴的な点について説明すると、シート後処理装置123
の装置本体124は、冊子排出ローラ対51から排出さ
れる冊子を検知するカウントセンサ70を有している。
カウントセンサ70は、冊子検知信号を制御部(制御手
段、カウント手段)71に送信するようになっている。
制御部71は、カウントセンサ70から冊子検知信号を
受ける度に、制御部71に内在する不図示のカウンタで
冊子をカウントするようになっている。
【0051】制御部71は、制御部71のカウンタによ
りカウントした冊子の所定部数毎に付勢部(付勢手段)
72を作動させて、冊子押さえウェイト部材(押圧手
段、センサ部材、押圧部材)300に矢印F方向の付勢
力を加え、冊子押さえウェイト部材300によって、冊
子を強制的に圧接点Aにウェイト圧で圧接して、冊子B
の膨らみを押しつぶす。その時点で、制御部71は、圧
接点Aにおいて重積している冊子の厚みを、冊子押さえ
ウェイト部材300の回転量を利用して、冊子押さえウ
ェイト部材300に取り付けられて複数のスリット65
を切ってあるセンサフラグ62と光透過型センサ63と
の相対位置関係から計測する。なお、付勢部72には、
冊子押さえウェイト部材300を付勢して、冊子に対し
て冊子押さえウェイト部材300による付勢力以上の付
勢力を加えるようになっており、プランジャや、冊子押
さえウェイト部材300に過大な付勢力が加わらないよ
うにするスリップ機構を有するモータ等がある。
【0052】その後、制御部71は、付勢部72の付勢
力を解除する。冊子押さえウェイト部材300は、第1
の実施形態の冊子積載装置117と同様に通常のウェイ
ト圧で冊子を押さえ込む。この動作を所定部数毎に繰り
返して圧接点Aにおける、冊子の積載による圧接点Aの
変位を計測することによって、冊子の積載数と冊子押さ
えウェイト部材300との変位との関係データを得るこ
とができる。このデータにより関係式を制御部71に記
憶しておくことによって、逆に、冊子押さえウェイト部
材300の変位から冊子の積載数を算出することができ
る。また、計算から冊子の最大積載可能部数を求めるこ
ともできる。
【0053】したがって、冊子の最大積載可能部数に相
当する部数の冊子が冊子積載トレイ55に排出されたと
き、制御部71は、冊子排出ローラ対51による冊子の
排出を停止し、その時点で、冊子が満載であるとする予
測制御を行うことで、予め、何部までユーザが冊子を積
載できるかを、実際に満載になる以前にモニタすること
もできる。さらに、ユーザに対して、大量に冊子を作成
する場合において、何分後に、一旦冊子積載トレイ上の
冊子を取り除きに行けば良いかを確認することもでき
る。
【0054】さらに、スリットの間隔を狭くして、毎部
数毎に計測を行うと、データはより正確になり、正確な
関係式を求めることができる。さらに、制御部71に学
習機能を持たせると、積載回数を重ねるごとに、データ
を蓄積して、冊子の積載部数の検知精度を高めることが
できる。
【0055】なお、付勢部72の付勢力は、冊子押さえ
ウェイト部材54に付勢力を加えているが、冊子押さえ
ウェイト部材54に付勢力を加えないで、冊子排出方向
に対して交差する方向で、かつ圧接点Aを通る線上の位
置で冊子押さえウェイト部材54と同様に冊子に接触す
る不図示の付勢レバーを付勢して冊子を押圧してもよ
い。
【0056】(第3実施形態の冊子積載装置)図8ない
し図10は、第3実施形態の冊子積載装置(シート束積
載装置)125の概略正面断面図である。第3実施形態
の冊子積載装置125において、第1実施形態の冊子積
載装置117と同様な構成については、同一符号を付し
てその部分の説明を省略する。
【0057】圧接点Aには、圧接面に圧力センサを設け
た圧力センサフラグ(積載高さ検知手段、センサ部材)
200、及びその両側に、第1の冊子押さえウェイト部
材(押圧手段、センサ部材、押圧部材)201,第2の
冊子押さえウェイト部材(押圧手段、センサ部材、押圧
部材)202を配列してある。第1の冊子押さえウェイ
ト部材201と第2の冊子押さえウェイト部材202
は、回転中心軸203に個々に上下方向に回転自在に設
けてあり、約0.98N((1/2)*200g))の
ウェイト圧で冊子を押圧するようになっている。また、
その間に設けられて回転中心軸203を中心に上下方向
に回転自在な圧力センサフラグ200は、軽量であり、
また、回転途中で回転規制ストッパ204に当接するよ
うになっている。但し、この回転規制ストッパ204
は、圧力センサフラグ200が、到達したことによる急
激な圧接点A部の圧力増幅による後続の冊子進入ジャム
を避けるため、弾性部材で構成されていて、到達後も所
定圧を圧力センサフラグ200に加えながら所定量回転
するようになっている。圧力センサ(積載高さ検知手
段、反力検知センサ)126の検知圧は、冊子のシート
種類に応じて変更することができるようになっている。
【0058】第3実施形態の冊子積載装置125は、第
1実施形態の冊子積載装置117と同様にして、冊子が
圧接点Aに重積された場合、第1の冊子押さえウェイト
部材201と、第2の冊子押さえウェイト部材202
は、矢印E方向に押し上げられる。そのとき、第1の冊
子押さえウェイト部材201と、第2の冊子押さえウェ
イト部材202は、個別に回転自在であるため、ウェイ
ト圧の左右バランスのイコライジングが可能である。ま
た、同時に、圧力センサフラグ200も冊子面に押し上
げられ、矢印E方向に回転する。
【0059】圧力センサフラグ200は、所定量冊子が
圧接点A部に重なって積載されない限り、回転自在であ
り、そのとき、圧力センサ126が示す値は、圧力セン
サフラグ200の自重程度である。しかし、圧力センサ
フラグ200は、回転規制ストッパ204により、所定
位置X以上、上方に回転するのを規制されている。な
お、圧力センサフラグ200内には、圧力センサ126
を設けてある。
【0060】これにより、圧力センサフラグ200が最
上点まで到達すると、その後、圧力センサ126は、冊
子の重積状況に応じて、挟み込まれた冊子が、第1の冊
子押さえウェイト部材201と、第2の冊子押さえウェ
イト部材202を押し上げる力を検知する。そこで、圧
力センサ126によって所定圧以上の圧力が検知された
とき、冊子の圧接点Aへのジャム防止のため、圧力セン
サ126の検知圧力がゼロになるように、制御部(制御
手段)73は、モータ68を制御して、所定量、冊子積
載トレイ55を、回動中心軸54を中心に下方へ回転さ
せる。そして、圧接点Aの位置が冊子排出ローラ対51
に対して所定位置A(0)に戻るため、再び、安定した
積載ができるようになる。
【0061】また、冊子積載トレイ55の回転角範囲
は、予め設定してあり、冊子積載トレイ55の下方限界
到達が回転限界検知センサ66によって検知された後、
第1の冊子押さえウェイト部材201と第2の冊子押さ
えウェイト部材202が、再び所定位置まで回転して、
圧力センサ126によって所定圧力が検知されると、制
御部73は、冊子積載トレイ55上に冊子が満載である
と判断し、冊子排出ローラ対51の回転を停止して冊子
の排出を停止する。
【0062】なお、第3実施形態の冊子積載装置125
は、冊子押さえウェイト部材を圧力センサフラグ200
の両側に配設してあるので冊子を均等に押さえることが
できるようになっているが、1つであってもよい。ま
た、3つ以上であってもよい。
【0063】また、圧力センサフラグ200を省略し
て、冊子押さえウェイト部材に圧力センサ126を設け
てもよい。
【0064】以上の各実施形態の説明では、折り曲げら
れた冊子の取り扱いについて説明したが、1枚のシート
を折り曲げた場合についても、本発明を適用することが
できる。したがって、請求項における「シート束」は、
シート1枚も含んでいるものとする。
【0065】また、2つ折りの冊子について説明した
が、偶数折りのシート束の場合、シート束の積載が不安
定になるが、奇数折りの場合においても積載が不安定に
なることがある。したがって、2つ折りの冊子に限定さ
れるものではない。3つ折り、4つ折り等のシート束を
含むものとする。
【0066】さらに、冊子押さえウェイト部材54,3
00,201,202は、自重によって冊子にウェイト
圧を付与するようになっているが、これに限定されるも
のではなく、例えば、ばねに付勢されて冊子に押圧力を
付与するようにしてもよい。
【0067】なお、冊子押さえウェイト部材54,30
0,201,202は、回転するようになっているが、
シート後処理装置123の装置本体124に沿って昇降
自在な部材であってもよい。
【0068】以上説明したように、冊子積載装置11
7,119,125は、冊子積載トレイ55の冊子排出
方向の上流側に積載された冊子を冊子押さえウェイト部
材54,300,201,202によって冊子積載トレ
イ55に押圧するようになっているので、冊子の折が甘
くても、あるいは冊子が嵩張っていても、冊子を冊子積
載トレイ55に安定した状態で積載することができる。
【0069】冊子積載装置117,119,125は、
冊子を冊子積載トレイ55に安定した状態で積載するこ
とができるようになっていることによって、センサフラ
グ62と光透過型センサ63による冊子の積載高さ検
知、あるいは、圧力センサフラグ200と圧力センサ1
26による冊子の積載高さ検知を確実に行うことができ
る。
【0070】冊子積載装置117,119,125は、
圧接点Aにおける、センサフラグ62と光透過型センサ
63による冊子の積載高さ検知、あるいは、圧力センサ
フラグ200と圧力センサ126による冊子の積載高さ
検知による出力によって、制御部67,71,73が冊
子積載トレイ55を下方に回転させるようになっている
ので、冊子の積載数が増えても冊子排出ローラ対51に
対する最上位の冊子の位置を所定の位置に保持すること
ができ、冊子排出におけるジャムの発生を防止して、多
数の冊子を確実に積載することができる。
【0071】冊子積載装置125は、圧力センサ126
によって、冊子の積載高さを検知するようになっている
ので、冊子のシート種類毎に検知圧を変更することがで
き、さらに、冊子を安定した状態で冊子積載トレイ55
に積載することができる。
【0072】また、冊子積載装置117,119,12
5は、所定冊子積載部数毎に、圧接点Aの変位を、冊子
を押さえる冊子押さえウェイト部材の変位量に基づいて
計測することことができるため、安定した冊子の変位量
のデータを取得できて、実際に満載になる以前に、満載
時まで後何部積載できるか予め予測することができる。
【0073】
【発明の効果】本発明のシート束積載装置は、シート束
を押圧手段によってシート束積載手段に押圧するように
なっているので、シート束の折が甘くても、シート束を
シート束積載手段に安定した状態で積載することができ
る。
【0074】本発明のシート束積載装置は、シート束を
シート束積載手段に安定した状態で積載することができ
るようになっている。また、積載高さ検知手段によって
シート束の積載高さ検知を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態のシート束積載装置である冊
子積載装置を備えた複写機の概略正面断面図である。
【図2】本発明の第1実施形態の冊子積載装置の概略正
面断面図である。
【図3】図2の冊子積載装置において、冊子排出時の動
作説明用の図である。
【図4】図2の冊子積載装置において、何部かの冊子が
排出されたときの動作説明用の図である。
【図5】図2の冊子積載装置において、図4の状態から
さらに冊子が積載されたときの動作説明用の図である。
【図6】図2の冊子積載装置において、冊子積載トレイ
に所定の部数の冊子が積載された後、さらに冊子を積載
するため、冊子積載トレイを下方に回転させたときの動
作説明用の図である。
【図7】本発明の第2実施形態の冊子積載装置の概略正
面図である。
【図8】本発明の第3実施形態の冊子積載装置の概略正
面図である。
【図9】図8の冊子積載装置において、冊子積載トレイ
に所定の部数の冊子が積載された後、さらに冊子を積載
するため、冊子積載トレイを下方に回転させたときの動
作説明用の図である。
【図10】本発明の第3実施形態の冊子積載装置の概略
斜視図である。
【符号の説明】
A 圧接点 B 冊子(シート束) Ba 先端部(折り目側) NL ニップライン X 圧接点Aの上限位置 2 シート後処理装置の本体 51 冊子排出ローラ対(シート束排出手段) 53 回転中心軸 54 冊子押さえウェイト部材(押圧手段、センサ
部材) 55 冊子積載トレイ(シート束積載手段、トレイ
部材) 55a 上流側端部 55b 下流側端部 55c 積載面 56 冊子先端突き当て板(受け止め部材) 62 センサフラグ(積載高さ検知手段) 63 光透過型センサ(積載高さ検知手段、セン
サ) 64 回転中心軸 65 スリット 66 回転限界検知センサ 67 制御部(制御手段) 68 モータ 70 カウントセンサ 71 制御部(制御手段、カウント手段) 72 付勢部(付勢手段) 73 制御部(制御手段) 112 画像形成部(画像形成手段) 116 シート折り曲げ装置(シート折り曲げ手
段) 117 冊子積載装置(シート束積載装置) 119 冊子積載装置(シート束積載装置) 120 複写機(シート取り扱い装置) 121 複写機の装置本体 125 冊子積載装置(シート束積載装置) 126 圧力センサ(積載高さ検知手段、反力検知
センサ) 200 圧力センサフラグ(積載高さ検知手段、セ
ンサ部材) 201,202,300 冊子押さえウェイト部材
(押圧手段、センサ部材、押圧部材) 203 回転中心軸
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 早川 保芳 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 藁谷 強 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 3F054 AA01 AB01 AB03 AC02 AC03 AC05 BA02 BA03 BD02 BG02

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折り畳まれて折り目側を先にして排出さ
    れたシート束が積載されるシート束積載手段と、 前記シート束積載手段のシート束排出方向の上流側に積
    載された前記シート束を前記シート束積載手段に押圧す
    る押圧手段と、 を備えたことを特徴とする折り畳まれたシート束積載装
    置。
  2. 【請求項2】 前記シート束積載手段のシート束排出方
    向の上流側に積載された前記シート束の積載高さを検知
    する積載高さ検知手段を備えたことを特徴とする請求項
    1に記載の折り畳まれたシート束積載装置。
  3. 【請求項3】 前記シート束積載手段は、前記シート束
    の積載高さ方向に変位可能であり、かつ前記シート束の
    積載高さが所定の高さになったことを前記積載高さ検知
    手段によって検知されたとき、前記シート束積載手段を
    下方に変位させる制御手段を備えたことを特徴とする請
    求項2に記載の折り畳まれたシート束積載装置。
  4. 【請求項4】 前記積載高さ検知手段は、前記シート束
    積載手段のシート束排出方向の上流側に積載されたシー
    ト束に当接するセンサ部材と、前記センサ部材の位置を
    検知するセンサとを有していることを特徴とする請求項
    2または3に記載の折り畳まれたシート束積載装置。
  5. 【請求項5】 前記積載高さ検知手段は、前記シート束
    積載手段のシート束排出方向の上流側に積載されたシー
    ト束に当接するセンサ部材と、前記センサ部材が受ける
    前記シート束の反力を検知する反力検知センサとを有
    し、前記反力検知センサが検知した反力に応じて、シー
    ト束の積載高さを検知することを特徴とする請求項4に
    記載の折り畳まれたシート束積載装置。
  6. 【請求項6】 前記押圧手段は、前記シート束積載手段
    のシート束排出方向の上流側に積載されたシート束を前
    記シート積載手段に押圧する押圧部材を有し、該押圧部
    材を前記センサ部材と兼用したことを特徴とする請求項
    4又は5に記載の折り畳まれたシート束積載装置。
  7. 【請求項7】 前記シート束積載手段に積載されるシー
    ト束の数を数えるカウント手段と、 前記カウント手段のカウント数が所定の値になったと
    き、前記シート束積載手段のシート束排出方向の上流側
    に積載されたシート束を前記シート束積載手段に押圧付
    勢する付勢手段と、 を備えたことを特徴とする請求項2,3,4,6の内、
    いずれか1項に記載の折り畳まれたシート束積載装置。
  8. 【請求項8】 前記付勢手段は、前記センサ部材を介し
    て前記シート束を前記シート束積載手段に押圧付勢する
    ことを特徴とする請求項7に記載の折り畳まれたシート
    束積載装置。
  9. 【請求項9】 前記シート束積載手段は、前記シート束
    の排出方向の上流側部分を回転中心にして下流側部分が
    上下方向に回転可能なトレイ部材を有していることを特
    徴とする請求項1ないし8の内、いずれか1項に記載の
    折り畳まれたシート束積載装置。
  10. 【請求項10】 前記トレイ部材は、下流側部分に前記
    シート束を受け止める受け止め部材を有していることを
    特徴とする請求項9に記載の折り畳まれたシート束積載
    装置。
  11. 【請求項11】 前記シートを束状にして折り曲げるシ
    ート束折り曲げ手段と、 前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げられた前記
    シート束が積載される請求項1ないし10の内、いずれ
    か1項に記載の折り畳まれたシート束積載装置と、 を備えたことを特徴とするシート取り扱い装置。
  12. 【請求項12】 前記シートを束状にして折り曲げるシ
    ート束折り曲げ手段と、 前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げられたシー
    ト束を排出するシート束排出手段と、 前記シート束排出手段から排出された前記シート束が積
    載される請求項2ないし10の内、いずれか1項に記載
    の折り畳まれたシート束積載装置と、を備え、 前記折り畳まれたシート束積載装置の前記シート束積載
    手段に積載されたシート束の積載高さが所定の高さにな
    ったことが前記積載高さ検知手段によって検知されたと
    き、前記シート束排出手段による前記シート束の排出を
    停止することを特徴とするシート取り扱い装置。
  13. 【請求項13】 前記シートを束状にして折り曲げるシ
    ート束折り曲げ手段と、 前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げられた前記
    シート束を排出するシート束排出手段と、 前記シート束排出手段から排出された前記シート束が積
    載される請求項2ないし10の内、いずれか1項に記載
    の折り畳まれたシート束積載装置と、を備え、 前記折り畳まれたシート束積載装置のシート束積載手段
    に積載されたシート束の積載高さが所定の高さになった
    ことが前記積載高さ検知手段によって検知されたとき、
    前記シート束排出手段による前記シート束の排出を停止
    することを特徴とするシート取り扱い装置。
  14. 【請求項14】 前記シートを束状にして折り曲げるシ
    ート束折り曲げ手段と、 前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げられた前記
    シート束を排出するシート束排出手段と、 前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げられた前記
    シート束が積載される請求項9又は10に記載の折り畳
    まれたシート束積載装置と、を備え、 前記トレイ部材が最下位まで回転したとき、前記シート
    束排出手段による前記シート束の排出を停止することを
    特徴とするシート取り扱い装置。
  15. 【請求項15】 シートに画像を形成する画像形成手段
    と、 前記画像形成手段で画像を形成された前記シートを束状
    にして折り曲げるシート束折り曲げ手段と、 前記シート束折り曲げ手段によって折り曲げられた前記
    シート束が積載される請求項1ないし10の内、いずれ
    か1項に記載の折り畳まれたシート束積載装置と、 を備えたことを特徴とするシート取り扱い装置。
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