JP2002012358A - 用紙処理装置および用紙後処理装置並びに画像形成装置 - Google Patents

用紙処理装置および用紙後処理装置並びに画像形成装置

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JP2002012358A
JP2002012358A JP2000199269A JP2000199269A JP2002012358A JP 2002012358 A JP2002012358 A JP 2002012358A JP 2000199269 A JP2000199269 A JP 2000199269A JP 2000199269 A JP2000199269 A JP 2000199269A JP 2002012358 A JP2002012358 A JP 2002012358A
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processing apparatus
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JP2000199269A
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Kazuya Tsutsui
和哉 筒井
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタック手段から任意量のシート部材が抜か
れたとき、スタック不良や、ジャムを生じることなく画
像形成を続行させ、効率的に処理することが可能な用紙
処理装置を提供する。 【解決手段】 画像形成装置側から搬送されてきた用紙
を積載する排紙トレイ108と、この排紙トレイ108
を上昇・下降させる駆動ユニットと、前記排紙トレイ1
08に用紙を搬送する搬送ローラ対とを備え、前記排紙
トレイ108から所定量の用紙束が抜かれたことを第3
のセンサS3により検知したとき、第1および第2のソ
レノイド140,141をオンして搬送路103中の第
1および第2のガイド板104,106を開放して用紙
に対する駆動力の伝達を阻止するとともに、当該位置に
停留した用紙の後端を押さえ爪で押さえ、後続の用紙を
押さえられた用紙の上に順次滑り込ませて積層し、第1
のガイド板104位置において、前記画像形成装置側か
ら搬送されてきた用紙を保持するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プリンタ、複写
機、ファクシミリなどの画像形成装置や印刷機から排出
された用紙(シート部材)を大量にスタックする機能を
有する用紙処理装置、およびこの用紙処理装置を備えた
用紙後処理装置、並びに前記用紙処理装置を備えた画像
形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙処理装置には1つのスタック手段に
大量の用紙(シート部材)を排紙し、積載する形式のも
のがある。このような形式のものでは、大量に処理する
場合、同一のスタック手段に用紙を積載することから全
てのジョブが終了するまで待つことができず、ジョブの
途中で用紙をスタック手段から取り出すことも多い。こ
のように用紙をスタック手段(排紙トレイ)から取り出
すと、スタック手段はすぐに上昇に転じ、用紙を受け入
れる位置まで上昇する。そして、当該位置に達すると停
止して用紙を受け入れ、用紙が積載されるにしたがって
下降するようになっている。この上昇動作の間、一般に
は、用紙の排紙動作、すなわち画像形成は行われない。
これは、上昇動作の間、スタック手段は用紙受け入れ位
置から下方に下がっているので、用紙の排紙口とスタッ
ク手段の間の距離が大きくなっており、このように距離
が大きくなっていると、定着による用紙のカールなどが
原因となり、スタック手段の所定位置に用紙を確実に落
下させることができず、スタック不良が生じたり、用紙
ジャムの原因となるからである。
【0003】しかし、このように画像形成を行わない
と、生産性が低下することになる。特に、この種の装置
のように大量の用紙を処理するように意図されているも
のでは、このような生産性の低下は大きな問題となる。
【0004】そこで、本出願人は特開平10−1392
55号公報に開示されているように、トレイの上昇中に
後処理工程手段側に用紙を搬送し、一時スタックさせる
発明を提案した。
【0005】また、一時スタックさせる発明として、本
出願人は特開平10−250914号公報に開示されて
いるように、画像形成装置側から送られてきた用紙を搬
送路内でストッパに当接させて止め、ガイド板の傾斜面
に位置している用紙の後端を後端押さえ爪で押さえ、次
の用紙が前の用紙に重なるように送られてくると後端押
さえ爪の後退・進出動作と開閉動作とにより、次の用紙
の後端を前の用紙とともに押さえるという動作を所定枚
数の用紙が送られてくる毎に繰り返し、所定枚数の用紙
が積層されると、ストッパを開放して複枚積層された用
紙束を重ねたまま搬送するようにした発明を提案した。
この発明では、複数部のコピーを連続的に後処理する場
合に、最初の数枚を重ね合わせて生産性を向上させ、か
つ、後処理部に排出したときにスキューせずに用紙を揃
えることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前者の公知技
術は、用紙が排紙トレイから全量取り出された後の処理
を対象とし、排紙トレイの高さに基づいて制御を行って
いるので、排紙トレイ上の用紙が任意量抜かれたときに
は対処することはできない。
【0007】また、後者の公知技術は、複数部のコピー
を連続的に処理する際の最初の数枚の用紙に関して効率
的に処理するためのもので、搬送経路で集積してまとめ
て搬送するだけで、スタック手段の位置との関係につい
ては全く配慮されていない。
【0008】本発明は、このような問題点に鑑みてなさ
れたもので、その目的は、スタック手段にシート部材を
排出し、積載しているときにユーザによってその積載し
ているスタック手段から任意量のシート部材が抜かれた
とき、スタック不良や、ジャムを生じることなく画像形
成を続行させ、効率的に処理することが可能な用紙処理
装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、搬送されてきたシート部材を積載す
るスタック手段と、このスタック手段を上昇・下降させ
る駆動手段と、前記スタック手段にシート部材を搬送す
る搬送手段とを備えた用紙処理装置において、前記スタ
ック手段から所定量の用紙束が抜かれたことを検知する
検知手段と、この検知手段によって用紙束が抜かれたこ
とを検知したとき、前記スタック手段への搬送を停止し
て、前記画像形成装置側から搬送されてきた用紙を保持
する保持手段とを備えた構成とした。
【0010】第2の手段は、第1の手段において、前記
保持手段を用紙搬送路上に設けた。
【0011】第3の手段は、搬送されてきたシート部材
を積載するスタック手段と、このスタック手段を上昇・
下降させる駆動手段と、前記スタック手段にシート部材
を搬送する搬送手段とを備えた用紙処理装置において、
前記スタック手段から所定量の用紙束が抜かれたことを
検知する検知手段と、この検知手段によって用紙束が抜
かれたことを検知したとき、前記スタック手段への搬送
途中の搬送路に、前記画像形成装置側から搬送されてき
た用紙の後端を押さえて保持する保持手段とを備えた構
成とした。
【0012】第4の手段は、第3の手段において、前記
用紙の後端を搬送路から退避させた状態で保持するよう
にした。
【0013】第5の手段は、第1または第3の手段にお
いて、前記保持手段は前記搬送手段の一部の搬送ローラ
の用紙に対する駆動力の伝達を解除することにより用紙
を用紙搬送路上の所定位置に停留させるようにした。
【0014】第6の手段は、第5の手段において、前記
用紙に対する駆動力の伝達を搬送ローラとこの搬送ロー
ラに所定圧で接触して回転する従動ローラとによって行
い、前記用紙に対する駆動力の伝達の解除は前記搬送ロ
ーラと前記従動ローラ間を開放させることにより行うよ
うにした。
【0015】第7の手段は、第6の手段において、搬送
路を構成するガイド板に前記従動ローラを回転自在に支
持させ、前記搬送ローラと前記従動ローラ間の開放は、
ガイド板を搬送路側から退避させることにより行うよう
にした。
【0016】第8の手段は、第7の手段において、前記
ガイド板の退避および復帰はソレノイドを介して行うよ
うにした。
【0017】第9の手段は、第1または第3の手段にお
いて、前記スタック手段あるいはスタック手段上の用紙
の最上位面が所定位置まで上昇したとき、前記保持手段
は保持していた用紙束を前記スタック手段に排出すると
ともに、前記搬送手段は後続の用紙を1枚ずつ前記スタ
ック手段に搬送し、排出するようにした。
【0018】第10の手段は、第1または第3の手段に
おいて、前記保持手段に保持された用紙を排紙する用紙
束放出手段を設けた。
【0019】第11の手段は、第1または第3の手段に
おいて、前記保持手段に保持された用紙の後端部に係合
し、後端部を押し上げる後端押し爪と、この後端押し爪
が取り付けられたベルトと、前記保持手段が設定された
搬送路に沿って前記ベルトを回転させる駆動手段とから
前記用紙束放出手段を構成した。
【0020】第12の手段は、第3または第11の手段
において、押さえ爪によって前記用紙の後端を押さえる
ようにした。
【0021】第13の手段は、第12の手段において、
押さえ爪の一部に前記後端押し爪との干渉を防止する切
り欠きを設けた。
【0022】第14の手段は、搬送されてきたシート部
材を積載するスタック手段と、このスタック手段を上昇
・下降させる駆動手段と、前記スタック手段にシート部
材を搬送する搬送手段と、前記シートに対して綴じ処理
を行う綴じ手段と、この綴じ手段によって綴じ動作を行
う際に用紙を集積する集積手段とを備えた用紙処理装置
において、前記スタック手段から所定量の用紙束が抜か
れたことを検知する検知手段と、この検知手段によって
用紙束が抜かれたことを検知したとき、前記画像形成装
置側から搬送されてきた用紙を前記集積手段側に搬送さ
せる手段とを備えた構成とした。
【0023】第15の手段は、第1、第3または第14
の手段において、用紙をスタック手段から排出するとき
にスタック不良を生じることのない距離分、用紙の排出
口から下に下がった位置における用紙の有無を前記検知
手段により検知するようにした。
【0024】第16の手段は、第14の手段において、
1枚ずつスタック手段側に搬送する第1の搬送路と前記
集積手段側に搬送する第2の搬送路とを切り替える分岐
爪によって前記集積手段側に搬送させる手段を構成し
た。
【0025】第17の手段は、第16の手段において、
画像形成装置側から搬送されてきた用紙の後端を検知し
てから用紙が前記分岐爪を抜ける所定時間経過後に前記
分岐爪による切り替えを行うようにした。
【0026】第18の手段は、第1、第3または第14
の手段において、前記検知手段により所定量以上の用紙
束が抜き取られたことを検知したとき、前記駆動手段は
前記スタック手段を上昇駆動するようにした。
【0027】第19の手段は、第18の手段において、
前記スタック手段あるいはスタック手段上に積載された
用紙の最上位面の位置が所定位置に達したとき、前記駆
動手段は上昇動作を停止するようにした。
【0028】第20の手段は、第19の手段において、
前記上昇動作を停止した後、前記駆動手段は搬送手段側
から排出される用紙を集積させる所定位置まで前記スタ
ック手段を下降させるようにした。
【0029】第21の手段は、第1ないし第20の手段
に係る用紙処理装置と、用紙に対して後処理を行うため
の後処理手段とから用紙後処理装置を構成し、前記用紙
処理装置を後処理装置に組み込むようにした。
【0030】第22の手段は、第1ないし第20の手段
に係る用紙処理装置と、用紙に画像を形成する画像形成
手段とから画像形成装置を構成し、前記用紙処理装置を
画像形成装置に組み込むようにした。
【0031】第23の手段は、第21の手段に係る用紙
後処理装置と、用紙に画像形成する画像形成手段とから
画像形成装置を構成し、前記用紙後処理装置を画像形成
装置に組み込むようにした。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態につい
て、図面を参照して説明する。なお、以下の説明におい
て同等な各部には同一の参照符号を付し、重複する説明
は適宜省略する。
【0033】<第1の実施形態>図1は一般に使用され
ている用紙処理装置を備えた後処理処理装置全体の概略
構成を示す図、図2は後処理装置が取り付けられた画像
形成装置の状態を示す画像形成システム全体の構成を示
す図である。
【0034】図2に示すように、後処理装置100は画
像形成装置200の排紙口側に付設され、1つの画像形
成システムを形成している。画像形成装置200はこの
実施形態では、ディジタル複合機であって、複写機能、
ファクシミリ機能、プリンタ機能などを備えている。す
なわち、画像形成装置200は、スキャナ201、画像
形成装置本体202、および給紙装置203から構成さ
れ、この実施形態では、前記順で上部から下部に配置さ
れている。なお、ファクシミリ機能、プリンタ機能は画
像形成装置本体202の機能として設定され、ネットワ
ークに接続されて所定の印字機能を発揮できるように構
成されている。
【0035】後処理装置100は、図1に示すように画
像形成装置200の排紙側に接続され、画像形成装置2
00側から用紙、OHPシートなどのいわゆるシート部
材(以下、単に「用紙」と略称する)を受け入れる給紙
口101と、用紙を排紙する排紙口102が設けられ、
排紙口102から排紙された用紙はスタック手段として
の排紙トレイ108上に集積される。給紙口101と排
紙口102との間には2つの搬送経路が設定されてい
る。1つは通常の搬送路(以下、「通常搬送路」とも称
する)103であり、他はスティプルトレイ121を含
むスティプル機構120が設けられた搬送路である。こ
れら2つの搬送経路は分岐爪119によって選択され
る。
【0036】搬送路103には、第1のガイド板104
と第2のガイド板106とが設けられ、第1のガイド板
104は回転軸104aに揺動可能に支持され、第2の
ガイド板106は回転軸106aに揺動可能に支持され
ている。前記第1のガイド板104の配設位置には搬送
ローラ105aと従動ローラ105bとが設けられ、従
動ローラ105は対応する搬送ローラ105aに対向し
て前記ガイド板104に設けられる。なお、この実施形
態では、搬送ローラ105aと従動ローラ105bは一
対であるが、複数対であってもよいことは言うまでもな
い。
【0037】前記第2のガイド板106は第1のガイド
板104の下流側に設けられ、最下流の端部は前記排紙
口102に続き、前記第1のガイド板104のすぐ下流
に前記回転軸106aが設けられている。また、前記排
紙口102の上流側には排紙ローラ107aが設けら
れ、第2のガイド板106の前記排紙ローラ107aと
対向する位置には従動ローラ107bが設けられてい
る。なお、第2のガイド板106は排紙側に設けられて
いることから排紙ガイド板とも称される。第1および第
2のガイド板104,106はそれぞれ図示しない弾性
付勢手段によって所定圧がかけられ、従動ローラ105
b,107bをそれぞれ搬送ローラ105a,105b
に所定圧で押し付け、用紙もしくは用紙束の搬送を可能
としている。
【0038】スティプル機構120は搬送方向下流側が
上方に向いたスティプルトレイ121と、スティプルト
レイ121上に積層された用紙を綴じるスティプル装置
(スティプラ)122と、スティプルトレイ121上の
用紙束をまとめて排紙トレイ108側に放出する放出ベ
ルト123とこの放出ベルト123によって駆動される
放出爪124とからなる。なお、スティプルトレイ12
1の下端部には後端フェンス125が設けられ、スティ
プルトレイ121に放出された用紙が重力で落下し、用
紙の後端が前記後端フェンス125に当接することによ
って用紙の搬送方向の揃え動作を行う。
【0039】スタック手段としての排紙トレイ108は
図1から分かるように後処理装置100本体の側面に支
持板109によって昇降自在に支持されている。図3は
この昇降機構を示す斜視図で、後処理装置100を背面
側から見たものである。この図3から分かるように、排
紙トレイ108は支持板109に排紙方向が上側に向く
ような傾斜をもって固定されている。支持板109はラ
ック113の上端部側に固定され、ラック113は図示
しない支持部材に上下方向に移動可能に支持されてい
る。このラック113にはピニオン110が噛合し、ピ
ニオン110の回転に伴って昇降する。このピニオン1
10はモータと減速機構からなる駆動ユニット111に
よって回転駆動され、後述の制御回路からの指令により
駆動ユニット111のリフトモータが回転することによ
って排紙トレイ108を昇降駆動する。図3において、
排紙ローラ107aは排紙モータ107cによって駆動
され、搬送ローラ105aは搬送モータ105cによっ
て駆動される。前記支持板109の内側にはシフト機構
112が設けられ、後述の制御回路からの指令により例
えばジョブ毎に用紙排紙方向と直交する方向に排紙トレ
イ108を往復動させ、用紙の仕分けを行う。なお、こ
の駆動はシフトモータ112aによって行われる。
【0040】スティプル機構120には、図4の要部斜
視図に示すようにこの他に用紙搬送方向に直交する方向
の揃え動作を行うジョガーフェンス126とその駆動機
構126aが設けられている。駆動機構126aはジョ
ガーモータ126bを介してタイミングベルト126c
を駆動することにより用紙方向に直交する方向、いわば
幅方向の用紙揃えを実行する。なお、図4において放出
ベルト123は放出モータ123aによって駆動され
る。
【0041】図5および図6はこのように構成された本
実施形態の動作を示す説明図である。この実施形態で
は、通常の搬送状態の場合には、図5に示すように各搬
送ローラ105a,107aとこれに対向する各従動ロ
ーラ105b,107bは図示しない弾性付勢手段によ
って予め設定された圧力で当接しており、用紙を搬送可
能な状態にある。また、駆動ユニット111のリフトモ
ータ111aは制御回路からの指示によって回転し、排
紙トレイ108を所定量下降させ、排紙口から排出され
た用紙Pを積載していく。
【0042】しかし、排紙トレイ108からユーザが用
紙を任意量取り除くと、紙面センサとも称される第1の
センサS1が排紙位置に用紙Pの表面がないことを検知
し、制御回路から駆動ユニット111に排紙トレイ上昇
が指示される。このとき、図6からも分かるように排紙
口102と排紙トレイ108上の用紙P束の上面PSと
の距離が、ユーザもしくはオペレータによって抜かれた
用紙束の厚さ分だけ長くなり、用紙を排紙トレイ108
上に放出したときにスタック性が悪くなる。
【0043】第1のセンサS1はいわゆる紙面センサで
あり、排紙トレイ108上に積載された用紙Pの最上位
面PSの位置を監視している。このセンサS1がオンに
なると、排紙トレイ108の上昇動作は停止し、用紙を
受け入れるために所定量、例えば用紙10枚分の厚さに
対応する距離だけ下降し、用紙を受け入れる。第2のセ
ンサS2はいわゆる排紙センサであり、排紙口102か
ら排紙トレイ108に排紙される用紙の状態を監視して
いる。第3のセンサS3は抜き取り検知センサであり、
このセンサS3がオフになると後述の制御回路(図2
0)150のCPUは用紙が抜かれたと認識して、排紙
トレイ108上昇の指令を後述の駆動ユニット111側
に出力する。駆動ユニット111では、この指令に基づ
いてリフトモータを駆動し、排紙トレイ108が上昇す
る。この第3のセンサS3の位置は、排紙した用紙がス
タック不良を起こすことのない用紙Pの最上位面PSの
最も下方の位置に設定されている。S5は入口センサで
ある。
【0044】上述のように排紙トレイ108上の用紙P
束が抜かれたと判断されると、第1および第2のガイド
板104,106を開放し、搬送路103を開く。これ
により、従動ローラ105b、107bが搬送ローラ1
05a、および排紙ローラ107aから離間し、搬送不
能な状態となる。この間、画像形成装置200側では設
定されたモードで画像形成を継続する。この動作が排紙
トレイ108の上昇によりトレイ上に積載された用紙束
の上面PSを第1のセンサS1が検出するまで続行され
る。その間、画像形成装置200側から送られてきた用
紙は搬送ローラ105aによって搬送力が与えられない
ので第1のガイド板104の直前の搬送ローラ対105
d,105eのニップの下流側で待機状態となる。そし
て、前記第1のセンサS1が前記用紙P束の上面PSを
検知すると、第1および第2のガイド板104,106
を元の搬送位置に復帰させ、従動ローラ105b,10
7bが搬送ローラ105aと排紙ローラ107a側に設
定圧が付勢される。これによって前記第1のガイド板1
04位置で待機していた用紙束に搬送力が伝達され、搬
送路103を移動して排紙口102から排紙トレイ10
8上に放出される。これにより排紙トレイ108は用紙
束を受け入れた分に対応する分だけ下降する。一方、画
像形成装置200側からは継続的に画像形成済みの用紙
が搬送され、1枚ずつ排紙される。この図5に示した過
程で、また、用紙が排紙トレイ108上から任意量取り
除かれると、再び図6の状態となり、搬送路103上で
シート部材を止めて集積(待機)し、、排紙トレイ10
8上の用紙P束の上面PSが前記第1のセンサS1によ
って検出される位置まで上昇すると、図5の状態に復帰
して搬送動作を継続する。
【0045】<第2の実施形態>この第1の実施形態で
は、搬送路103に待機している用紙の枚数が少ない場
合には、十分に機能するが、待機する用紙の枚数が多い
場合、言い換えれば画像形成装置200が高速機であっ
たり、排紙トレイ108の積載可能量が多い場合に、抜
き取られた用紙の枚数が多いと、排紙トレイ108が上
昇して通常の排紙状態になるまで時間がかかり、前述の
ようにして待機する用紙の枚数も多くなる。このように
待機する用紙の枚数が多くなると、単に、ガイド板10
4,106を開放しただけでは、この待機位置でジャム
を生じたり、用紙の順番が変わる場合もある。この第2
の実施形態は、このような場合に確実に対処可能な後処
理装置の例である。
【0046】図7はこの第2の実施形態に係る後処理装
置の搬送路103を中心とした要部構成を示す概略図で
ある。この実施形態は、図1に示した第1の実施形態に
対して待機する用紙の後端を押さえる押さえ爪130を
設け、前に搬送されてきた用紙を前記押さえ爪130に
よって押さえ、押さえられた用紙の上に次の用紙を確実
に導いて積層させ、ジャムの発生と用紙順が狂うような
事態が発生しないようにしている。その他各部の構成
は、第1の実施形態と同等なので、同等な各部には同一
の参照符号を付し、重複する説明は省略する。
【0047】押さえ爪130は図8に示すように、搬送
路103の分岐爪119の下流側の最初の搬送ローラ対
105d,105eの搬送方向の直後に配置され、押さ
え爪130の軸に固定されたギア132にギア付きモー
タ131のギア131aを噛合させて、前記モータ13
1によって駆動される。なお、この位置は図8からも分
かるように第1のガイド板104の回転支点104aと
ぼ対向する位置である。また、前記最初の搬送ローラ対
105d,105eは、従動ローラ105b、107b
がガイド板105,107とともに移動して離間するも
のではなく、常に所定の適正圧で当接し、用紙の搬送を
行うように設定されている。
【0048】また、搬送路103を構成する第1のガイ
ド板104に対向するガイド板104bの図において下
端104cは搬送路103より外側に折り曲げられてお
り、後述するが用紙もしくは用紙束の後端を押さえる押
さえ爪130とともに搬送路103外で用紙を保持する
機能を備えている。
【0049】このように構成された第2の実施形態で
は、通常の排紙状態である図9(第1の実施形態におけ
る図5に対応)に示すように排紙トレイ108は所定の
排紙高さ位置にあり、これに伴って画像形成装置200
側からは1枚々々順に画像形成済みの用紙が搬送され、
排紙される。この状態では、第1および第2のガイド板
104,106は閉鎖状態であり、従動ローラ105
b,107bは搬送ローラ105a,107aに所定圧
で当接している。また、押さえ爪130は第1のガイド
板104と平行に近い状態にあって前記第1のガイド板
104とともに搬送路103を形成しており、用紙を搬
送可能な状態にある。
【0050】このような搬送状態で、図10に示すよう
に任意量の用紙P束をユーザもしくはオペレータが排紙
トレイ108から抜き取ると、排紙トレイ108上の用
紙P束の上面PSと排紙口102の距離が大きくなるの
で、前述のようにスタック不良が生じやすくなる。そこ
で、図10に示すように第1および第2のガイド板10
4,106を開放し、用紙の搬送ができないようにし
て、一時待機させる。このとき、用紙は押さえ爪130
近傍の常時搬送可能な搬送ローラ対150d,150e
によって第1のガイド板104と押さえ爪130上に搬
送される。
【0051】次いで、図11に示すようにギア付きモー
タ131を駆動して押さえ爪130を回転させ、図12
に示すように押さえ爪130が一時止めた用紙Pの後端
PEを押さえる。その際、ガイド板104bの後端部1
04cは搬送路103の外側に折り曲げ得られているの
で用紙Pの後端PEは押さえ爪130の下に位置し、搬
送路103の搬送空間から退避する。この状態で、次の
用紙が前記搬送ローラ対105d,105eによって押
さえられた用紙の上に滑り込むようにして送り込まれ
る。排紙トレイ108上の用紙P束の上面PSが所定位
置に上昇するまで前記図11および図12の動作は繰り
返され、所定位置に達した時点で第1および第2のガイ
ド板104,106が元の位置に復帰することから第1
のガイド板104とガイド板104bとの間に積層され
た用紙P束は第1および第2のガイド板104,106
間に設置された搬送ローラ105a,107aと従動ロ
ーラ105b,107bとによって搬送され、排紙トレ
イ108上に排紙される。そして、後続の用紙は前述の
ように1枚ずつ排紙される。
【0052】<第3の実施形態>第1および第2の実施
形態では、第1および第2のガイド板104,106の
駆動については、具体的に例示しなかったが、ガイド板
104,106の駆動には例えばソレノイドを使用する
ことができる。この例を図13に示す。図13は第3の
実施形態の要部を示す概略構成図である。図13におい
て、第1および第2のガイド板104,106にはワイ
ヤ142,143を介して第1および第2のソレノイド
140,141が設けられている。第1および第2のガ
イド板104,106は常時(通常搬送時)は搬送路1
03を機能させる方向、言い換えれば、用紙搬送を行う
方向に弾性付勢され、前記ソレノイド140,141を
オンすることによって弾性付勢力に抗して第1および第
2のガイド板104,106を開いて用紙搬送を不能と
する。
【0053】また、この実施形態では、前記搬送ローラ
対105d,105eの直前(用紙搬送方向から見て)
に第4のセンサS4を設け、さらに、図14および図1
5に示すように用紙束を前記第1のガイド板104とガ
イド板104bとの間から確実に放出するために放出機
構を145を設けている。放出機構145は、図示しな
いモータによって駆動される駆動側のプーリ146aと
従動側のプーリ146b,146cと、これらの間に掛
け渡されたタイミングベルト146dと、このタイミン
グベルト146dに取り付けられた後端押し爪147と
からなる。その他、各部の構成は前述の第2の実施形態
と同等に構成されている。なお、図14および図15か
ら分かるよにこの実施形態では、後端押し爪147と押
さえ爪119との干渉を防ぐため、押さえ爪119に切
り欠き119aを設け、後端押し爪147はこの切り欠
き119a内を押さえ爪119と接触することなく移動
できるようにしている。
【0054】このように構成された第3の実施形態で
は、図16(図9に対応)に示すように通常の搬送状態
では、第1および第2のソレノイド140,141がオ
フとなって、第1および第2のガイド板104,106
が閉鎖され、第1のセンサ(紙面センサ)S1によって
排紙トレイ108に排紙され、積層されている用紙の最
上位面が検知されている。この状態で、図17(図10
に対応)に示すように排紙トレイ108上の用紙が任意
量抜かれると、第1のセンサS1は非検知状態になる。
この時点で、排紙トレイ108は上昇を開始するとと同
時に、駆動ユニット111のモータがオンになり、ま
た、第1および第2のソレノイド140,141もオン
となり、用紙の保持動作が行われる。そして、搬送され
た用紙は第4のセンサS4を通過し、このセンサS4
(押さえ爪駆動タイミング検知センサ)のシート部材通
過検知信号によりギヤ付きモータ131を作動させて押
さえ爪130を1回転させ、図18および図19に示す
ように第2の実施形態における図11および図12に示
した動作が行なわれる。そして、排紙トレイ108が上
昇して第1のセンサS1が用紙Pの最上位面PSを検知
するまで、図18および図19の動作が繰り返される。
この間、前記第1のガイド板104とガイド板104b
との間に用紙が保持される。
【0055】前述のように第1のセンサS1が用紙Pの
最上位面PSを検知すると、前記部位に保持された用紙
束は排紙トレイ108側に排紙されるが、その際、保持
された用紙枚数が多いとジャムを生じるも考えられるの
で、この実施形態では、放出機構145が作動し、後端
押し爪147によって用紙全体を押し上げて第2のガイ
ド板106側に案内するようになっている。後端押し爪
147はタイミングベルト146dを駆動側のプーリ1
46aをモータによって駆動することによって図14に
示す待機位置から1回転し、その間に用紙を送り出す。
【0056】これらの動作は行うための制御構成を図2
0のブロック図に、その処理手順は図21のフローチャ
ートに示す。図20はこの制御に関係のある部分の電気
的構成を示すもので、少なくともCPU、ROMおよび
RAMを含んで構成された前記制御回路150と、この
制御回路150に対して用紙の検知出力が入力される第
1ないし第5のセンサS1〜S5と、これらのセンサS
1〜S5に基づいて制御される駆動ユニット111、ギ
ア付モータ131、第1および第2のソレノイド14
0,141および放出機構145とから構成される。制
御回路150では、回路内のROMに記憶されたプログ
ラムにしたがってCPUがRAMをワークエリアとして
使用しながら例えば図21のフローチャートに示すよう
な処理を実行する。なお、図20において、実線で示し
た矢印はこの第3の実施形態に関するもので、波線で示
した矢印は後述の第4の実施形態に関するものである。
【0057】この間の処理手順を図21のフローチャー
トを参照しながら説明する。
【0058】この処理では、第1ないし第4のセンサS
1〜S4の用紙の検知信号に基づいて処理される。第1
のセンサS1はいわゆる紙面センサであり、排紙トレイ
108上に積載された用紙Pの最上位面PSの位置を監
視している。このセンサS1がオンになると、排紙トレ
イ108の上昇動作は停止し、用紙を受け入れるために
所定量、例えば用紙10枚分の厚さに対応する距離だけ
下降し、用紙を受け入れる。第2のセンサS2はいわゆ
る排紙センサであり、排紙口102から排紙トレイ10
8に排紙される用紙の状態を監視している。第3のセン
サS3は抜き取り検知センサであり、このセンサS3が
オフになると前述の制御回路150のCPUは用紙が抜
かれたと認識して、排紙トレイ108上昇の指令を駆動
ユニット111側に出力し、駆動ユニット111では、
この指令に基づいてリフトモータ111aが駆動され、
排紙トレイ108が上昇する。この第3のセンサS3の
位置は、排紙した用紙がスタック不良を起こすことのな
い用紙Pの最上位面PSの最も下方の位置に設定されて
いる。第4のセンサS4は用紙の後端を押さえ爪で13
0押さえるタイミングを検出するためのもので、このセ
ンサS4位置を用紙の後端が通過した後、押さえ爪13
0を動作させたとき、確実に用紙後端PEをガイド板1
04bの後端部104c側に押さえることができるよう
に押さえ爪の作動タイミングが設定される。このような
センサS1ないしS4の配置状態を前提に図20の処理
が実行できる。
【0059】この処理では、用紙排紙毎に第3のセンサ
3の検出状態をチェックする(ステップ1)。そして、
第3のセンサがオフになると、言い換えると排紙トレイ
108上から少なくとも前記センサS3位置まで用紙が
取り除かれると、第1および第2のソレノイド140,
141がオンされ(ステップ2)、用紙の搬送が不能な
状態になる。同時に排紙トレイ108が上昇を開始する
(ステップ3)。この間、画像形成装置200側から用
紙が搬送されてくるので、図18の状態から第4のセン
サS4によって搬送されたきた用紙の後端を検知すると
(ステップ4)、押さえ爪130を動作させ、すなわ
ち、前述の図11で説明した動作を行わせ(ステップ
5)、用紙の後端PEをガイド板104bの後端部10
4c側に押さえ、搬送路103から待避させる。この動
作を第1のセンサS1がオンになるまで、言い換える
と、排紙トレイ108が最大上昇位置に上昇するまで継
続する(ステップ6)。
【0060】そして、第1のセンサS1がオンになる
と、排紙トレイ108を停止し(ステップ7)、用紙を
受け入れる位置まで所定量下降する(ステップ8)。こ
の状態で用紙の受け入れが可能となるので、第1および
第2のソレノイド140,141をオフにして、用紙の
搬送が可能な状態にし(ステップ9)、第1のガイド板
104とガイド板104bとの間に保持されていた用紙
束を排出する。その際、放出機構145を作動させ(ス
テップ10)、押さえ爪119によって押さえられてい
た用紙束を後端押し爪147によって押し上げながら搬
送ローラ105a,107aおよび従動ローラ105
b,105bによって排紙口102側に搬送し、排紙ト
レイ108上に放出する。この動作を用紙の排紙がなく
なるまで実行する(ステップ11)。
【0061】一方、ステップ1で第3のセンサS3がオ
ンであれば、第2のセンサS2の検出状態、すなわち用
紙の排紙状態を監視し(ステップ12)、センサS2の
検出出力がオフになるたびに(用紙が排出されるたび
に)排紙トレイ108を所定量上昇させ(ステップ1
3)、第1のセンサS1がオンになったかどうかを確認
する(ステップ14)。そして、第1のセンサS1がオ
ンになると、排紙トレイ108上の用紙の最上位面PS
が最上位位置に達したので、ステップ7で排紙トレイ1
08の上昇動作を停止し、用紙を受け入れる位置まで所
定量下降させ(ステップ8)、用紙の排紙動作を行わせ
る。そして、排紙する用紙がなくなった時点で、この処
理は終了する。
【0062】なお、この第3の実施形態は、用紙を搬送
路に保持する場合に、用紙の後端を押さえ爪119によ
って押さえ、第1および第2のガイド板104,106
を第1および第2のソレノイド140,141によって
駆動し、放出機構145によって用紙束を搬送するよう
に構成されているが、図5および図6に示した第1の実
施形態のように搬送経路内で用紙に対して搬送力が加わ
らないようにして用紙を待機させるだけでも、第2の実
施形態のように用紙の保持を確実に、かつ用紙排出順が
狂わないように押さえ爪119を設けるだけでも、排紙
トレイ108の上昇に見合う時間用紙の保持ができ、排
紙トレイ108が排紙受け入れ位置まで上昇したときに
排紙トレイ108上に用紙束を排出できれば、本発明の
目的を達成することができる。
【0063】<第4の実施形態>この実施形態は、搬送
路に用紙を保持させる機構を設けることなく従来の機構
を利用して用紙の待機動作を行わせる例である。構成自
体は前述の図1に示した後処理装置と同等なので、前述
の実施形態で説明されていない各部について説明し、重
複する説明は省略する。
【0064】図22は分岐爪119近傍の構成を示す要
部構成図である。同図において分岐爪119を駆動する
分岐爪ソレノイド119aはスティプルモードの場合に
オンとなって、スティプルトレイ121側の搬送路を開
放し、そうでない側の搬送路103を閉鎖する。スティ
プルモードでない場合には、逆に分岐ソレノイド119
aをオフにし、スティプルトレイ121側の搬送路を閉
鎖し、そうでない側の搬送路103を開放する。この実
施形態の場合には、スティプルモードに加え、用紙が用
紙トレイ108から所定量以上抜かれ、そのまま用紙を
排紙したのではスタック不良を起こす可能性がある場合
にも、分岐ソレノイド119aをONにしてスタックト
レイ108側の搬送路を開放し、通常搬送側の搬送路1
03を閉鎖する。そして、排紙トレイ108が用紙排紙
位置まで上昇する間、画像形成装置200側から搬送さ
れてくる用紙をスタックトレイ121に蓄積し、排紙ト
レイ108が排紙所定位置まで上昇した時点でまとめて
排紙した後、後続の用紙は通常の搬送路103から1枚
ずつ排紙させる。
【0065】このような処理手順を図23に示す。な
お、第5のセンサS5は画像形成装置200から導入さ
れる用紙を検知する入口センサである。この第4の実施
形態では、処理動作中に、第5のセンサ(入口センサ)
S5がONになると(ステップ21)、すなわち、画像
形成装置200側から給紙口101を介して用紙が搬送
されてきたことを検知したときに、排紙トレイ108上
の用紙が抜かれたかどうかをチェックする。このチェッ
クは第3のセンサ(抜き取り検知センサ)S3のオン・
オフを検知することにより行われる。このチェックで第
3のセンサS3がオンであれば、用紙は抜かれていない
ので、分岐爪ソレノイド119aはオフのままで用紙は
搬送路103から排紙トレイ108上に排出される(ス
テップ23)。
【0066】そして第2のセンサ(紙面センサ)S2が
オンになると、用紙Pの最上位面PSが最上位位置まで
上昇していることを示すので、駆動ユニット111のリ
フトモータ111aをオンして排紙トレイ108を下降
させ(ステップ25)、前記第1のセンサS1をオフに
し(ステップ26)、リフトモータ111aを止めて次
の用紙の排紙位置で待機し、ステップ21に戻る。一
方、ステップ24で第1のセンサS1がオフであれば、
まだ用紙Pの最上位面PSが最上位位置まで上昇してい
ないので、作業を続行するならばステップ21に戻り、
作業を終了するのであればここで処理を終える。
【0067】また、ステップ22で第3のセンサS3が
オフであれば、排紙トレイ108上で少なくとも第3の
センサS3を配置した位置までの用紙が抜かれているこ
とになり、この状態で排紙すると前述のようにスタック
不良を起こす可能性が高いので、第5のセンサS5がオ
ンして予め設定した時間が経過した後、すなわち、用紙
が後処理装置100に入って所定時間経過した後、分岐
ソレノイド119aをオンし(ステップ29)、用紙を
スタックトレイ121側に導くとともに、駆動ユニット
111のモータをオンして駆動ユニット111を上昇さ
せる(ステップ30)。次いで、搬送モータ105cと
排紙モータ107cを止め(ステップ31)、通常搬送
路103における搬送を停止する。なお、ここでは搬送
モータ105cと排紙モータ107cを止めているが、
搬送モータ105cと排紙モータ107cから各搬送ロ
ーラ105a,107aへの駆動伝達系に例えば電磁ク
ラッチを設け、駆動力の伝達を絶つように制御すること
もできる。
【0068】排紙トレイ108がステップ30のモータ
オンにより上昇し、第1のセンサS1がオンになると
(ステップ32)、排紙トレイ108上の用紙Pの最上
位面PSが最上位位置まで上昇したことを示しているの
で排紙可能な状態となり、搬送モータ105cと排紙モ
ータ107cをオンし(ステップ33)、通常搬送路1
03に待機していた用紙を排紙する。排出完了後、用紙
の受入状態を考慮して分岐爪ソレノイド119aをオフ
し、通常搬送路103からの用紙の搬送を可能な状態に
した上で、放出モータ123aをオンして放出ベルト1
23を駆動し、スティプルトレイ121上の用紙を排紙
トレイ108上に排出し(ステップ35)、ステップ2
2に戻る。
【0069】ステップ22からはステップ32で第1の
センサS1がオンになっているので、第3のセンサS3
は当然オンになっており、ステップ23の処理に進んで
1枚ずつ排紙トレイ108上に用紙を排出する。
【0070】なお、第3および第4の実施形態における
センサS1〜S5としては例えば光反射方式の光センサ
が使用できる。また、第1および第3のセンサS1,S
3は接触式のセンサが好適である。またこの第1および
第3のセンサS1,S3に代えて前述の特開平10−1
39255号公報に開示されているようなフィラ方式の
センサを使用することもできる。
【0071】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば以下のよ
うな効果を奏する。
【0072】請求項1記載の発明によれば、スタック手
段側への用紙の搬送は停止されるが、画像形成装置の画
像形成を停止させる必要はないので、スタック不良や、
ジャムを生じることなく画像形成をそのまま続行させて
処理することが可能となり、これによって画像形成済み
の用紙の任意量がスタック手段から抜かれても効率的な
処理を行うことができる。
【0073】請求項2記載の発明によれば、スタック手
段側に搬送しないで保持しておく保持手段を用紙搬送路
上に設けたので、特別な装置を付加する必要がなく、低
コストで請求項1記載の発明の効果を得ることができ
る。。
【0074】請求項3記載の発明によれば、検知手段に
よって用紙束が抜かれたことを検知したとき、スタック
手段への搬送途中の搬送路に画像形成装置側から搬送さ
れてきた用紙の後端を押さえて保持する保持手段を備え
ているので、スタック手段側への用紙の搬送は停止され
るが、画像形成装置の画像形成を停止させる必要はな
く、これによって請求項1と同様の効果を奏することが
できる。
【0075】請求項4記載の発明によれば、用紙の後端
を搬送路から退避させた状態で保持するようにしたの
で、用紙後端の上に次ぎの用紙がスムーズに導かれ、用
紙を容易かつ確実に重ねて保持することができる。
【0076】請求項5記載の発明によれば、保持手段は
前記搬送手段の一部の搬送ローラの用紙に対する駆動力
の伝達を解除することにより用紙を用紙搬送路上の所定
位置に停留させるようにしたので、用紙に対する駆動力
の伝達がなくなった位置から用紙を搬送させることが不
可能となり、確実に用紙を保持することができる。
【0077】請求項6記載の発明によれば、用紙に対す
る駆動力の伝達を搬送ローラとこの搬送ローラに所定圧
で接触して回転する従動ローラとによって行い、前記用
紙に対する駆動力の伝達の解除は前記搬送ローラと前記
従動ローラ間を開放させることにより行うようにしたの
で、簡単な構成で請求項5記載の発明と同様の効果を得
ることができる。
【0078】請求項7記載の発明によれば、搬送路を構
成するガイド板に従動ローラを回転自在に支持させ、前
記搬送ローラと前記従動ローラ間の開放は、ガイド板を
搬送路側から退避させることにより行うようにしたの
で、簡単な構成で請求項5記載の発明と同様の効果を得
ることができる。
【0079】請求項8記載の発明によれば、ガイド板の
退避および復帰はソレノイドを介して行うようにしたの
で、簡単な構成で確実に作動させることができ、これに
よって請求項5記載の発明と同様の効果を得ることがで
きる。
【0080】請求項9記載の発明によれば、スタック手
段あるいはスタック手段上の用紙の最上位面が上昇し所
定位置に位置したとき、保持手段は保持していた用紙束
を前記スタック手段に排出するとともに、搬送手段は後
続の用紙を1枚ずつ前記スタック手段に搬送し、排出す
るようにしたので、保持されていた用紙と後続の用紙を
順にスタック手段上に排出させ、スタックすることがで
きる。
【0081】請求項10記載の発明によれば、保持手段
に保持された用紙を排紙する用紙束放出手段を設けたの
で、用紙束が厚くなったとしても確実に保持手段からス
タック手段側に移動させることができる。
【0082】請求項11記載の発明によれば、保持手段
に保持された用紙の後端部に係合し、後端部を押し上げ
る後端押し爪と、この後端押し爪が取り付けられたベル
トと、前記保持手段が設定された搬送路に沿って前記ベ
ルトを回転させる駆動手段とから前記用紙束放出手段を
構成したので、簡単な構成で用紙束放出手段を構成する
ことができる。
【0083】請求項12記載の発明によれば、押さえ爪
によって用紙の後端を押さえるようにしたので、保持さ
れた用紙の位置がずれることなく後続の用紙の進入もス
ムーズに行え、重ねて保持することが容易となる。
【0084】請求項13記載の発明によれば、押さえ爪
の一部に後端押し爪との干渉を防止する切り欠きを設け
たので、用紙束放出手段の駆動時に後端押し爪が押さえ
爪と干渉することがなく、スムーズは放出動作が可能に
なる。
【0085】請求項14記載の発明によれば、検知手段
によって用紙束が抜かれたことを検知したとき、画像形
成装置側から搬送されてきた用紙を集積手段側に搬送さ
せる手段とを備えているので、元来フィニッシャ(後処
理装置)として備えている機能を利用して画像形成済み
の用紙を保持することが可能となり、これによって画像
形成済みの用紙の任意量がスタック手段から抜かれても
効率的な処理を行うことができ、低コストで請求項1記
載の発明と同等の効果を奏することができる。
【0086】請求項15記載の発明によれば、用紙をス
タック手段から排出するときにスタック不良を生じるこ
とのない距離分、用紙の排出口から下に下がった位置に
おける用紙の有無を前記検知手段により検知するように
したので、この位置を基準に用紙の保持制御を行うこと
により、スタック不良が生じることなく効率的な処理が
可能となる。
【0087】請求項16記載の発明によれば、1枚ずつ
スタック手段側に搬送する第1の搬送路と前記集積手段
側に搬送する第2の搬送路とを切り替える分岐爪によっ
て前記集積手段側に搬送させる手段を構成したので、簡
単な構成で保持機能を使用するか使用しないかを選択す
ることができる。
【0088】請求項17記載の発明によれば、画像形成
装置側から搬送されてきた用紙の後端を検知してから用
紙が前記分岐爪を抜ける所定時間経過後に前記分岐爪に
よる切り替えを行うようにしたので、分岐爪位置に存在
する用紙が原因となるジャムが発生することはなく、効
率的な処理が可能になる。
【0089】請求項18記載の発明によれば、検知手段
により所定量以上の用紙束が抜き取られたことを検知し
たとき、駆動手段はスタック手段を上昇駆動するように
したので、次の用紙の排紙に最小の時間で対応すること
ができる。
【0090】請求項19記載の発明によれば、前記スタ
ック手段あるいはスタック手段上に積載された用紙の最
上位面の位置が所定位置に達したとき、駆動手段は上昇
動作を停止するようにしたので、用紙排紙の基準位置を
前記所定位置から設定することができる。
【0091】請求項20記載の発明によれば、上昇動作
を停止した後、駆動手段は搬送手段側から排出される用
紙を集積させる所定位置まで前記スタック手段を下降さ
せるようにしたので、前記基準となる所定位置から用紙
集積のための所定位置まで精度よく迅速に移動し、排紙
動作に移ることができる。
【0092】請求項21記載の発明によれば、請求項1
ないし20のいずれか1項に記載の用紙処理装置と、用
紙に対して後処理を行うための後処理手段とを備えてい
るので、後処理を含む用紙処理を1つの装置で行うこと
ができる。
【0093】請求項22記載の発明によれば、請求項1
ないし20のいずれか1項に記載の用紙処理装置と、用
紙に画像を形成する画像形成手段とを備えているので、
画像形成と用紙処理を1つの装置で行うことができる。
【0094】請求項23記載の発明によれば、請求項2
1記載の用紙後処理装置と、用紙に画像を形成する画像
形成手段とを備えているので、画像形成と、後処理を含
む用紙処理を1つの装置で行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一般に使用されている用紙処理装置を含む後処
理処理装置全体の概略構成を示す図である。
【図2】後処理装置が取り付けられた画像形成装置の状
態を示す画像形成システム全体の構成を示す図である。
【図3】図1の後処理装置における昇降機構を示す斜視
図である。
【図4】図1の後処理装置の用紙揃え機構と放出機構を
示す斜視図である。
【図5】第1の実施形態における動作説明図である。
【図6】第1の実施形態における動作説明図である。
【図7】第2の実施形態に係る後処理装置の搬送路を中
心とした要部構成を示す概略図である。
【図8】図7における押さえ爪近傍の要部拡大図であ
る。
【図9】第2の実施形態における動作説明図である。
【図10】第2の実施形態における動作説明図である。
【図11】第2の実施形態における動作説明図である。
【図12】第2の実施形態における動作説明図である。
【図13】第3の実施形態の要部を示す概略構成図であ
る。
【図14】図13のさらに要部を示す拡大図である。
【図15】図14の押さえ爪と後端押し爪との関係を示
す要部斜視図である。
【図16】第3の実施形態における後処理装置の動作説
明図である。
【図17】第3の実施形態における後処理装置の動作説
明図である。
【図18】第3の実施形態における後処理装置の動作説
明図である。
【図19】第3の実施形態における後処理装置の動作説
明図である。
【図20】第3および第4の実施形態における後処理装
置の制御関係の電気的構成を示すブロック図である。
【図21】第3の実施形態における後処理装置の動作手
順を示すフローチャートである。
【図22】第4の実施形態における後処理装置の要部の
動作を示す動作説明図である。
【図23】第4の実施形態における後処理装置の動作手
順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 後処理装置 101 給紙口 102 排紙口 103 搬送路 104 第1のガイド板 104a,106a 支点 105a,105d 搬送ローラ 105b,105e,107b 従動ローラ 105c 搬送モータ 107a 排紙ローラ(搬送ローラ) 107c 排紙モータ 108 排紙トレイ(スタック手段) 109 支持板 111 駆動ユニット 111a リフトモータ 119 分岐爪 119a 分岐爪ソレノイド 120 スティプル機構 121 スティプルトレイ(集積手段) 123 放出ベルト 123a 放出モータ 124 放出爪 130 押さえ爪 131 ギア付モータ 140,141 ソレノイド 145 放出機構 150 制御回路 P 用紙 PS 最上位面 PE 用紙後端 S1 第1のセンサ(紙面センサ) S2 第2のセンサ(排紙センサ) S3 第3のセンサ(抜き取り検知センサ) S4 第4のセンサ(押さえ爪駆動タイミング検知セン
サ) S5 第5のセンサ(入口センサ)

Claims (23)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送されてきたシート部材を積載するス
    タック手段と、 このスタック手段を上昇・下降させる駆動手段と、 前記スタック手段にシート部材を搬送する搬送手段と、
    を備えた用紙処理装置において、 前記スタック手段から所定量の用紙束が抜かれたことを
    検知する検知手段と、この検知手段によって用紙束が抜
    かれたことを検知したとき、前記スタック手段への搬送
    を停止して前記画像形成装置側から搬送されてきた用紙
    を保持する保持手段と、を備えていることを特徴とする
    用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 前記保持手段が用紙搬送路上に設けられ
    ていることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 【請求項3】 搬送されてきたシート部材を積載するス
    タック手段と、 このスタック手段を上昇・下降させる駆動手段と、 前記スタック手段にシート部材を搬送する搬送手段と、
    を備えた用紙処理装置において、 前記スタック手段から所定量の用紙束が抜かれたことを
    検知する検知手段と、この検知手段によって用紙束が抜
    かれたことを検知したとき、前記スタック手段への搬送
    途中の搬送路に、前記画像形成装置側から搬送されてき
    た用紙の後端を押さえて保持する保持手段と、を備えて
    いることを特徴とする用紙処理装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙の後端は搬送路から退避させた
    状態で保持されていることを特徴とする請求項3記載の
    用紙処理装置。
  5. 【請求項5】 前記保持手段は前記搬送手段の一部の搬
    送ローラの用紙に対する駆動力の伝達を解除することに
    より用紙を用紙搬送路上の所定位置に停留させることを
    特徴とする請求項1または3記載の用紙処理装置。
  6. 【請求項6】 前記用紙に対する駆動力の伝達は搬送ロ
    ーラとこの搬送ローラに所定圧で接触して回転する従動
    ローラとによって行われ、前記用紙に対する駆動力の伝
    達の解除は前記搬送ローラと前記従動ローラ間を開放さ
    せることにより行われることを特徴とする請求項5記載
    の用紙処理装置。
  7. 【請求項7】 前記従動ローラは搬送路を構成するガイ
    ド板に回転自在に支持され、前記搬送ローラと前記従動
    ローラ間の開放は、ガイド板を搬送路側から退避させる
    ことにより行われることを特徴とする請求項6記載の用
    紙処理装置。
  8. 【請求項8】 前記ガイド板の退避および復帰はソレノ
    イドを介して行われることを特徴とする請求項7記載の
    用紙処理装置。
  9. 【請求項9】 前記保持手段は、前記スタック手段ある
    いはスタック手段上の用紙の最上位面が所定位置まで上
    昇したとき、保持していた用紙束を前記スタック手段に
    排出するとともに、前記搬送手段は後続の用紙を1枚ず
    つ前記スタック手段に搬送し、排出することを特徴とす
    る請求項1または3記載の用紙処理装置。
  10. 【請求項10】 前記保持手段に保持された用紙を排紙
    する用紙束放出手段を備えていることを特徴とする請求
    項1または3記載の用紙処理装置。
  11. 【請求項11】 前記用紙束放出手段が、前記保持手段
    に保持された用紙の後端部に係合し、後端部を押し上げ
    る後端押し爪と、この後端押し爪が取り付けられたベル
    トと、前記保持手段が設定された搬送路に沿って前記ベ
    ルトを回転させる駆動手段とからなることを特徴とする
    請求項10記載の用紙処理装置。
  12. 【請求項12】 前記用紙の後端は押さえ爪によって押
    さえられることを特徴とする請求項3または11記載の
    用紙処理装置。
  13. 【請求項13】 押さえ爪の一部に前記後端押し爪との
    干渉を防止する切り欠きが設けられていることを特徴と
    する請求項12記載の用紙処理装置。
  14. 【請求項14】 搬送されてきたシート部材を積載する
    スタック手段と、 このスタック手段を上昇・下降させる駆動手段と、 前記スタック手段にシート部材を搬送する搬送手段と、 前記シートに対して綴じ処理を行う綴じ手段と、 この綴じ手段によって綴じ動作を行う際に用紙を集積す
    る集積手段と、を備えた用紙処理装置において、 前記スタック手段から所定量の用紙束が抜かれたことを
    検知する検知手段と、 この検知手段によって用紙束が抜かれたことを検知した
    とき、前記画像形成装置側から搬送されてきた用紙を前
    記集積手段側に搬送させる手段と、を備えていることを
    特徴とする用紙処理装置。
  15. 【請求項15】 前記検知手段は、用紙をスタック手段
    から排出するときにスタック不良を生じることのない距
    離分、用紙の排出口から下に下がった位置における用紙
    の有無を検知することを特徴とする請求項1、3および
    14のいずれか1記載に用紙処理装置。
  16. 【請求項16】 前記集積手段側に搬送させる手段は、
    1枚ずつスタック手段側に搬送する第1の搬送路と前記
    集積手段側に搬送する第2の搬送路とを切り替える分岐
    爪からなることを特徴とする請求項14記載の用紙処理
    装置。
  17. 【請求項17】 前記分岐爪による切り替えは、画像形
    成装置側から搬送されてきた用紙の後端を検知してから
    用紙が前記分岐爪を抜ける所定時間後に行われることを
    特徴とする請求項16記載の用紙処理装置。
  18. 【請求項18】 前記駆動手段は、前記検知手段により
    所定量以上の用紙束が抜き取られたことを検知したと
    き、前記スタック手段を上昇駆動させることを特徴とす
    る請求項1、3および14のいずれか1項に記載の用紙
    処理装置。
  19. 【請求項19】 前記駆動手段は、前記スタック手段あ
    るいはスタック手段上に積載された用紙の最上位面の位
    置が所定位置に達したとき、前記スタック手段の上昇動
    作を停止させることを特徴とする請求項18記載の用紙
    処理装置。
  20. 【請求項20】 前記駆動手段は、前記上昇動作を停止
    した後、搬送手段側から排出される用紙を集積させる所
    定位置まで前記スタック手段を下降させることを特徴と
    する請求項19記載の用紙処理装置。
  21. 【請求項21】 請求項1ないし20のいずれか1項に
    記載の用紙処理装置と、 用紙に対して後処理を行うための後処理手段と、を備え
    ていることを特徴とする用紙後処理装置。
  22. 【請求項22】 請求項1ないし20のいずれか1項に
    記載の用紙処理装置と、 用紙に画像を形成する画像形成手段と、を備えているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  23. 【請求項23】 請求項21記載の用紙後処理装置と、 用紙に画像を形成する画像形成手段と、を備えているこ
    とを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7690637B2 (en) 2007-02-01 2010-04-06 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and sheet processing method
JP2010155663A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Canon Inc シート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法
US8246032B2 (en) 2009-04-27 2012-08-21 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Post-processing apparatus, sheet ejection method thereof and image forming system

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JP2010155663A (ja) * 2008-12-26 2010-07-15 Canon Inc シート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法
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