JPH07172672A - シート整合装置 - Google Patents

シート整合装置

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JPH07172672A
JPH07172672A JP5345402A JP34540293A JPH07172672A JP H07172672 A JPH07172672 A JP H07172672A JP 5345402 A JP5345402 A JP 5345402A JP 34540293 A JP34540293 A JP 34540293A JP H07172672 A JPH07172672 A JP H07172672A
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sheet
aligning
tray
pressing
sheet bundle
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JP5345402A
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English (en)
Inventor
Hideaki Ozasa
秀明 小笹
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2405/00Parts for holding the handled material
    • B65H2405/10Cassettes, holders, bins, decks, trays, supports or magazines for sheets stacked substantially horizontally
    • B65H2405/11Parts and details thereof
    • B65H2405/111Bottom
    • B65H2405/1115Bottom with surface inclined, e.g. in width-wise direction
    • B65H2405/11152Bottom with surface inclined, e.g. in width-wise direction with surface inclined downwardly in transport direction

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 シート貯留手段5から整合トレイ10上に移
送したシート束を整合する。 【構成】 整合トレイ10上から整合シート束が排出さ
れる際、シート貯留手段5が下降して、搬送ローラ39
から連続して搬送されるシートを、該貯留手段5に一時
貯留する。整合シート束のトレイ10上からの排出が完
了した後、貯留手段5は回動して、一時貯留されたシー
ト束を整合トレイ10上に落す。この状態で、後端押圧
手段1が前進して、シート先端を突き当て部材9に当接
して整合する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フィニッシャ装置や製
本装置において、多数のシートを束にして一体化する綴
じ装置等の前段に用いられるシート整合装置に係り、詳
しくは整合したシート束を綴じ手段に向けて搬送する
間、連続して整合トレイに給送されるシートを一時的に
貯留するシート貯留手段を備えたシート整合装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、製本装置等にあっては、連続し
て搬送される画像形成済のシートを整合し、該整合した
シート束をバインダ等の綴じ手段に向けて排出するが、
該シート束をシート整合装置から排出する間も、連続し
てシートを給送する方が、効率上好ましい。
【0003】従来、シート整合装置を複数個配置して、
一方のシート整合装置が整合シート束の排出作業を行っ
ている間は、他方のシート整合装置にシートを導き、交
互にシート整合装置を用いて、シートの連続給送を可能
としていた。
【0004】しかし、該装置は複数のシート整合装置を
必要とするため、コストアップを招くと共に、装置が大
型に成ってしまう。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本出願人は、
例えば図28〜図31に示すように、一時貯留手段(以
下ストップフィンガーという)305,305を有する
シート整合装置Aを提案した。該ストップフィンガー3
05は、側面視L字状の板状部材からなり、シート突き
当て部305a及びシートすくい部305bを有し、か
つ駆動軸305cに固定され、シートをすくい部305
bに案内して突き当て部305aに突き当てる貯留位置
と、すくい部をシート搬送面から離した退避位置とに選
択移動し得ると共に、貯留位置から反時計方向に回動し
て該フィンガー305上に貯留したシート束をガイド面
308等からなる整合トレイ上に移送し得る。
【0006】なお、図中、306はシートの整合手段
で、シートに斜め方向に進行力を与える。307はシー
ト及びシート束の整合手段で307aが基準固定板、3
07bが矢印方向のジョギングを行う可動板である。3
08はシートの先端規制ガイド、309a〜dはシート
の先端突き当て部材で、シート先端を突き当てる突出位
置及びシートの搬送を妨げない退避位置に出没自在に構
成されている。310は整合トレイ、311a〜eは入
口シート上ガイド、313は入口シート下ガイド、33
9は整合装置内へシート及びシート束を排出する排出ロ
ーラである。
【0007】本シート整合装置Aは以下のような構成か
らなるので、シート排出ローラ339によって整合装置
に1枚ずつ搬入されるシートは、排出口近傍で入口シー
ト上ガイド311a〜e及びシート下ガイド313にガ
イドされつつ整合トレイ10上に搬入され、シート整合
手段306によって斜送されつつ、また、整合手段30
7の可動板307bのジョギングによって基準固定板3
07a及び先端突き当て部材309a〜dに突当てられ
て整合される。
【0008】そして、該シート整合装置Aにて整合され
たシート束は、綴じ手段等に搬出すべく、クリッパーに
掴まれて(図18〜図24参照)、整合トレイ310か
ら排出されるが、この際、先端突き当て部材309…
は、該排出に支障とならない退避位置に没入されると共
に、ストップフィンガー305は、上ガイド308の溝
308aから下方に突出して、そのすくい部305bの
先端が前記排出中のシート上面に当接する。この状態
で、連続して排出ローラ339から給送されるシート
は、ストップフィンガー305のすくい部305bによ
り案内されて突き当て部305aに当接して貯留され
る。そして、上記クリッパーによる整合シート束の排出
が完了すると、先端突き当て部材309…が上方に突出
した突出位置に復帰すると共に、ストップフィンガー3
05が駆動軸305cにより反時計方向に回転して、前
記ストップフィンガー305に一時的に貯留されてシー
ト束が整合トレイ310上に落下される。
【0009】しかしながら、ストップフィンガー305
による一時貯留時、斜送ローラ306により突き当て部
305aにシート先端が突き当てられるとしても、その
整合は充分ではなく、また該ストップフィンガー305
の回動による整合トレイ310への移送時、シート乱れ
を生ずることがあり、図29に示すように、一時貯留シ
ートが整合トレイ310に移送された時、シートSが乱
れることがある。該シートの整合乱れは、最上面のシー
トSaは斜送ローラ306により先端突き当て部材30
9に当接して、また横方向の乱れは可動板307bのジ
ョギング作動により基準固定板307aに整合して、直
すことは可能であるが、他のシートの前後方向の乱れ
は、上記シート整合装置Aにあっては直すことができ
ず、この状態のまま綴じ手段に向けて搬送すると、製本
不良等の不具合を発生する。
【0010】また、図30に示すように、ストップフィ
ンガー305は、1個の突き当て部305aしか有さな
いため、1回分の整合シート束の厚さによっては、充分
にストップフィンガーに貯留できなかったり、また正確
に貯留できない場合が生ずる。このため、ストップフィ
ンガーを、異なる形のものを複数個用意しておき、整合
シート束の厚さに応じてストップフィンガーを変換する
ことも考えられるが、この方法では、交換のための手間
が面倒であると共に、複数のストップフィンガーを常に
用意する必要が生じ、コストアップの原因になってしま
う。
【0011】更に、図31に示すように、整合トレイ3
10に、ステイプルされた複数のシート束S11,S1
2を給送して整合する際、既に整合トレイ310上にあ
るシート束S11に、束になって腰のあるシート束S1
2が摺接すると、シート束S11の上面シートStとが
給送シート束S12によりめくれ上り、搬入不良を発生
する虞れがある。
【0012】そこで、本発明は、上述課題を解決して、
一時貯留手段(ストップフィンガー)を有するものであ
っても、正確かつ確実にシートを整合することができる
シート整合装置を提供することを目的とするものであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述事情に鑑
みなされたものであって、その後端部分からシートが搬
送されて収納される整合トレイ(10)と、該整合トレ
イの前端部に配置され、前記シートの前端を整合する基
準面を構成し、かつシートの前端に当接して整合する突
出位置と、シートの搬出を妨げない退避位置とに移動し
得る先端突き当て部材(9…)と、該整合トレイ上のシ
ートを、前記先端突き当て部材の前端基準面及び側面基
準面に当接してシートを整合するシート整合手段(6,
7)と、前記整合トレイ上で整合されたシート束を、前
記先端突き当て部材を退避した状態で該整合トレイの前
端から排出する整合シート束排出手段(153)と(図
18〜図24参照)、前記整合トレイの前端部分に配置
され、該整合トレイに導かれるシートを一時的に貯留し
得る第1の位置と、シートを前記先端突き当て部材(9
…)に当接して前記整合トレイに収納する第2の位置と
に移動し得るシート貯留手段(5)と、を備え、前記整
合シート束排出手段(153)により整合トレイ(1
0)からシート束を排出する際、前記第1の位置にある
前記シート貯留手段(5)にシートを貯留し、そして前
記シート束の排出が完了して前記先端突き当て部材(9
…)が突出する位置になった状態で、前記シート貯留手
段(5)を第1の位置から第2の位置へ移動して、該シ
ート貯留手段に貯留されたシートを前記整合トレイ上に
移送してなる、シート整合装置(B)であって、前記整
合トレイの後端部分に、前記シートの後端を押圧してシ
ート束を前記先端突き当て部材(9…)に突き当てる押
圧位置、及び後方に退避した退避位置に移動し得るシー
ト後端押圧手段(1)を設け、前記第1の位置から第2
の位置へ移動して前記シート貯留手段(5)に貯留され
たシート束を前記整合トレイ(10)上に移送した状態
で、前記シート後端押圧手段(1)を前記押圧位置に移
動し、該整合トレイ上のシート束を前記先端突き当て部
材(9…)に突き当てて整合することを特徴とする、シ
ート整合装置にある。
【0014】また望ましくは、前記シート後端押圧手段
(1)が、それぞれシート検出手段(3,4)を備えた
複数の押圧部材(1a,1b,1c,1d)からなり、
かつ各押圧部材が、それぞれ押圧位置に移動し得るよう
に構成し、シート後端のタブ部(Stab)を検出する
と、該検出したシート検出手段を有する押圧部材を除い
て、他の押圧部材が前記押圧位置に移動することを特徴
とする(図7、図10及び図11参照)。
【0015】また、前記シート貯留手段(5)が、複数
のシート貯留部(5a,5d)を有する。
【0016】更に、前記シート貯留手段(5)が、板状
部材からなり、かつ該板状部材を折曲して、前記複数の
シート貯留部(5a,5d)を構成してなる。
【0017】また、前記整合トレイ(10)の後端部分
に、該整合トレイ上に収納されたシートの後端部を上方
から押えるシート押え装置(12)を設置してなる(図
12及び図13参照)。
【0018】そして、前記整合シート束排出手段(15
3)が、整合シート束を製本装置(203)の綴じ手段
(156)に向けて搬出してなる。
【0019】
【作用】以上の構成により、整合トレイ(10)上にて
整合されたシート束は、整合シート束排出手段(15
3)により整合トレイから例えば製本装置(203)の
綴じ手段(156)に向けて排出される。この際、先端
突き当て部材(9…)は、シート搬送面から退避した位
置にあり、上記整合シート束排出手段(153)による
整合シートの排出を妨げることがなく、またシート貯留
手段(5)は、第1の位置に移動されて、次々と連続し
て搬送されてくるシートを一時的に貯留する。
【0020】なおこの際、1回に整合されるシート束の
厚さに基づき、シート貯留手段(5)のシートが貯留さ
れる貯留部が異なる。例えば、シート束が厚い場合、上
段のシート貯留部(5a)にシートが案内・貯留され
(図3参照)、またシート束が薄い場合、下段のシート
貯留部(5d)にシートが案内・貯留される(図4参
照)。
【0021】そして、前記整合シート束排出手段153
によるシート束の排出が完了した状態で、先端突き当て
部材(9…)が突出位置に復帰し、その後、シート貯留
手段(5)が第1の位置から第2の位置へ移動して、該
シート貯留手段に一時貯留されているシート束が整合ト
レイ(10)上に移送される。
【0022】更に、上述したシート貯留手段(5)への
一時貯留及び該貯留シートの整合トレイへの移送に際し
ては、後方の退避位置にあったシート後端押圧手段
(1)は、前記貯留シートが整合トレイへ移送された
後、押圧位置に移動し、シート後端を押圧して、貯留シ
ート束を先端突き当て部材(9…)に当接して整合す
る。
【0023】この際、シート後端押圧手段(1)は、複
数の押圧部材(1a〜1d)からなり、シート後端にタ
ブ部(Stab)が形成されている場合、該タブ部を検
知した押圧部材は押圧位置に移動せず、該タブ部を破損
等しないで、他のタブ部を検知しない押圧部材が移動し
て、シート束を整合する(図7、図10及び図11参
照)。
【0024】また、整合トレイ(10)上にステープル
止めされたシート束(S11,S12)が給送される場
合、後続するシート束(S12)が供給される際、既に
整合トレイ(10)上に給送されているシート束(S1
1)の上面に、シート押え装置(12)が当接して、該
シート束上面のめくり上りを防止する(図12及び図1
3参照)。
【0025】なお、上記カッコ内の符号は、図面と対照
するためのものであるが、何等本発明の構成を限定する
ものではない。
【0026】
【実施例】図1は、本発明に係るシート整合装置Bを示
す側断面図、図2はその矢印C方向からみた平面図であ
る。シート整合装置Bは、整合トレイ10、該トレイ1
0にシートを給送するシート排出ローラ39、複数の入
口上ガイド11(a,b,c,d)及び入口下ガイド1
3を有している。そして整合トレイ10の前端部分に
は、複数の先端突き当て部材9a,9b,9c,9d
が、上方に突出してシート先端の基準面となる突出位置
及びシート搬送面から没入してシート束の排出を妨げな
い退避位置に出没自在に設置されている。また、斜送ロ
ーラ6がシートに接触するように下方に付勢されて配置
されており、該ローラ6はシート搬送方向にに回転され
て、シートが先端突き当て部材(9…)及び固定側サイ
ドプレート7aに当接するよう搬送力を付与している。
また、先端ガイド部材8が前記斜送ローラ6と一体に上
下方向移動自在に配設されており、該ガイド部材8は、
シートの上面をガイドすると共に、複数の凹状の切欠き
部8a,8aが形成されている。更に、整合トレイ10
の両サイド部にはシートの横方向に整合するジョギング
手段7が設置されており、該ジョギング手段は、サイド
基準面となる固定プレート7a及び該固定プレート7a
に向けてシートを押付ける可動プレート7bからなる。
【0027】そして、整合トレイ(10)の前端部上方
には、シート貯留手段を構成する2個のストップフィン
ガー5,5が配設されており、これらストップフィンガ
ーは所定形状に折曲された鋼板等の板状部材からなり、
前記先端ガイド部材8の切欠き部8a,8aに対応して
配置され、かつその基端が横方向に延びている駆動軸5
cに固定されている。更に、該ストップフィンガー5
は、側面視がL字状に延びているすくい部5bの中間部
に直角状の凹部を形成して下側の貯留部5dを形成して
おり、従って、L字部分からなる上側の貯留部5aと下
側の貯留部5d、及び先端部からなるすくい部5bを有
している。
【0028】また、整合トレイ10の後端部分にはシー
ト後端押圧手段1が配設されており、該押圧手段は横方
向に所定間隔毎に配置された4個の押圧部材1a,1
b,1c,1dからなる。そして、各押圧部材にはそれ
ぞれ発光部3及び受光部4からなる透過光型のセンサが
設置されて、シートの後端部を検知し得ると共に、セン
サの中間部にシート押圧部2が形成されて、整合トレイ
に沿ってシートの搬送方向に移動するようにそれぞれ駆
動される。これにより、各押圧部材は、シートの整合ト
レイ10への搬入を妨げない退避位置、シートの後端を
検知する検知位置及びシート後端を押圧して先端突き当
て部材(9…)に整合する押圧位置に移動し得る。
【0029】更に、整合トレイ10の後端部分には、入
口下ガイド13の切欠き部に位置して2個のシート後端
押え部材12,12が配置されている。これら押え部材
は、回転軸12aに固定されてかつ半径方向に突出する
押えプレート12bを有しており、通常は、該押えプレ
ート12bは下ガイド13の切欠き部内に収納した退避
位置にあるが、所定信号(ステープル止めされたシート
束の搬入信号)に基づき回転して、既にトレイ上にある
シート束の上面を押える。なお、これら後端押え部材1
2は、シートサイズに対応するように、所定量前後方向
に移動し得るように構成されている。
【0030】なお、図2において、符号153は、整合
シート束排出手段を構成するクリッパーであり、図1
5、図18〜図24にて後述するように、整合トレイ1
0上の整合されたシート束を掴んで、製本装置の綴じ手
段(テープ加熱装置)に向けて搬出する。
【0031】ついで、本シート整合装置Bの作動を、図
3ないし図13に沿って説明する。シート排出ローラ3
9によって整合トレイ10内に搬入されるシートは、排
出ローラ出口近傍で入口上・下ガイド11、13にガイ
ドされつつ整合トレイ10内に侵入し、先端を先端規制
ガイド8にガイドされ、斜送ローラ6による斜送と、サ
イドジョギング部材7の可動プレート7bのジョギング
によってサイド基準面を有する基準固定プレート7a及
び先端基準面を有する先端突当て部材9の基準面に突当
てられて整合される(図8参照)。
【0032】指定枚数のシートの整合を連続的に行う場
合は、先端突き当て部材(9…)を退避位置に移動する
と共に、ストップフィンガー5を、そのシートすくい部
5bの先端が整合シート上に接触するように図3の矢印
(反時計方向)に回動する(第1の位置)。この状態
で、クリッパー153(後述)によって整合されたシー
ト束が整合トレイ10内から搬出されるが、その間、排
出ローラ39で連続的に搬入されるシートは、ストップ
フィンガー5のすくい部5bにすくい上げられ、該フィ
ンガー5の貯留部5a又は5dに当接して一時的に貯留
される。そして、クリッパー153により、整合シート
束が整合トレイから搬出されると、前記退避位置にある
先端突き当て部材9…は突出位置に復帰すると共に、ス
トップフィンガー5が駆動軸5cにより時計方向に回動
して、上記一時貯留したシート束を整合トレイ10に落
下し、更にその後排出ローラ39が連続して整合トレイ
10に供給され、シートの整合が継続される。
【0033】図3、図4は指定枚数のシートの整合完了
後、ストップフィンガー5が作動して(矢印方向に回
転)、シートS1を一時的に貯留している状態を示して
いる。即ち、クリッパーにて整合シート束を排出する直
前の状態を示す。
【0034】図3は、整合指定枚数が所定枚数より多い
場合であり、次の整合束用のシートS1は、排出ローラ
39によって整合トレイ10内に搬入され、斜送ローラ
6によって整合されつつ、ストップフィンガー5の上段
のシート突当て・貯留部5aに一時的に貯留されてい
る。
【0035】図4は、整合指定枚数が所定枚数より少な
い場合の一時貯留の状態を示しており、シートS1は排
出ローラ39によって整合トレイ10内に搬入され、斜
送ローラ6によって整合されつつ、ストップフィンガー
5の下段シート突当て・貯留部5bに貯留されている。
このように、ストップフィンガーのシート突当て・貯留
部を複数設けることで束厚対応のためにストップフィン
ガーの高さを可変にする必要がなくなる。
【0036】次に、ストップフィンガー5が、反時計方
向に回動して解除され、該ストップフィンガー5に貯留
されたシート束が整合トレイ10に移送された状態にお
けるシートの整合作動について説明する。
【0037】シートがフィンガー5に貯留され、かつ該
貯留シート束が整合トレイ10に移送される間、後端押
圧手段1は、後方に移動してシートの搬入を妨げない位
置にある。そして、貯留シートが整合トレイ10に移送
された時、又は移送後更にその上にシートが連続供給さ
れ、所定枚数のシートが整合トレイ上に溜られて、クリ
ッパーにて排出される直前に、後端押圧手段1は、図5
及び図8に示すように、前進してシートの後端を押圧
し、シートの先端を突き当て部材9…に突き当てて、該
シート束を整合する。なおこの際、シートの横方向も、
ジョギング部材7の可動プレート7bをジョギングして
整合することが望ましい。
【0038】この際、後端押圧部材1を、退避位置から
少し前進した検出位置にて、図7及び図10に示すよう
に、後端押圧部材1a、1b、1c、1dにそれぞれ設
けられた透過型センサ3、4で貯留されているシート中
にタブ紙が含まれているかを検知する。
【0039】タブ部がないことが検知されると、前述し
た図5、図8に示すようにすべての後端押圧部材1a,
1b,1c,1dを矢印方向に移動して、シート束Sの
後端を押圧して、その押圧部2が先端突当て部材9にシ
ート束Sを突当て整合する。このとき、斜送ローラ6
は、シート整合の負荷にならぬように上方に退避してい
る。整合が完了すると、図6及び図9に示すように後端
押圧手段1は、退避位置にもどる。
【0040】図7及び図10は、タブ検知センサ3、4
でタブ部Stabが後端押圧部材1の整合移動経路上に
検知された状態を示している。シートSのタブ部Sta
bが1個の押圧部材1dのタブ検知センサ3,4で検知
されると、図11に示すように、該検知センサを有する
後端押圧部材1dを除く他の押圧部材1a、1b、1c
が矢印方向に移動し、シート束Sを先端突当て部材9に
突当てて整合する。
【0041】なお、後端押圧部材1及びシート入口下ガ
イド13は、整合されるシートサイズに応じて移動量可
変に設定されており、種々のサイズに対応可能になって
いる。 次に、ステイプル等の後処理済の複数のシート
束の整合について説明する。
【0042】図12及び図13は、後処理された複数の
シート束(S11、S12)の整合状況を示している。
後端押え部材12,12は、シート束の2回目以降の搬
入信号に基づき回転して、その押えプレート12bが下
ガイド部13内の退避位置から搬入済のシート束S11
の上面を押えるべく回動し、これにより、整合済のシー
ト束S11は、その後端を後端押え部材12で押えら
れ、次に搬入される後処理済のシート束S12が、シー
ト束S11の上面に摺接しても、該シート束の上面がめ
くり上がることはない(図31参照)。なおこの際、斜
送ローラ6は、上方の退避位置に退避している。該後端
押え部材12の解除は、シート束S12が先端突当て部
材9に当たり斜送ローラ6でシート束S11、S12を
押えてから、図12の矢印逆方向に回動し、さらに、シ
ート束が搬入される場合は、整合トレイ10内のシート
束S12の後端を押える。
【0043】本実施例では、同一軸に位相ずれなく1種
類のストップフィンガーを用いたが、同一軸に位相をず
らした複数の種類(突当て・貯留位置が異なる)を取り
付けても可能である。ただし、シート束の搬出の邪魔に
ならないように配置位相制御する必要がでてくる。
【0044】また、整合トレイの容量以上にシート束が
ふくらんで指定枚数収納前に、シート束を整合トレイ上
より搬出する場合には、指定枚数の残りのシートを、ス
トップフィンガーで貯留するように制御することも可能
である。
【0045】次に、本発明に係るシート整合装置Bが用
いられるオンライン装置について、図14ないし図27
に沿って説明する。
【0046】図14において、オンライン装置100は
読み取り・給紙装置201、画像形成装置202、製本
装置203及び仕分け収納装置204を連続して接続し
たものから構成されている。
【0047】読み取り・給紙装置201は、不図示の原
稿が設定される原稿設定部102とこれを読み取り走査
する光学系103を上部に有し、下部に異なるサイズの
シートSを積載した複数の給紙デッキ106、107と
シートSを給紙する給紙部109、110が配設されて
いる。
【0048】給紙されたシートSは、シート搬送路11
1を介して画像形成装置202のシート搬送路112へ
搬送される。この際、上記光学系103により読み取り
画像情報に基づいてレーザ光を走査するレーザスキャナ
113及び該レーザスキャナ113により走査されてト
ナー像が形成される画像形成部115により、シートS
に画像が形成され、該画像形成されたシートSは、搬送
ベルト116、搬送ローラ対117により、後続の製本
装置203のシート搬送路119へ搬送される。
【0049】製本装置203は、シート搬送路119か
ら分岐した搬送されるシートSを収納して整合する前記
シート整合装置B、整合されたシート束、及びバインド
テーブを加熱するテープ加熱装置(バインダ)156、
バインドテープをリール177からテープ加熱装置15
6に移送するキャリッジ180(図16参照)、製本完
成品を搬送する上下動自在のキャリッジ160と、製本
完成品を収納するスタッカ171、172などを備えて
いる。
【0050】仕分け収納装置204において、符号12
5はシート搬送路122を搬送されるシート材Sを搬送
パス126に伝達するエレベータ、127は搬送パス1
26の複数の分岐部にそれぞれは移設された搬送ローラ
対、129は各分岐部で分岐されたシート材Sを対応さ
せて排出する排出トレイ130に排出する排出ローラ対
を示している。また、製本装置203から排出される製
本完成品は、エレベータ125及び搬送ローラ対131
を介して排出口132から機外に排出することができ
る。
【0051】なお、製本装置は、仕分け収納装置204
が接されていない場合には、図15に示すように、前記
第1の排出口119bに、排出されたシートを積載する
積載トレイ(図示略)と、前記第2の排出口139に、
排出された製本完成品を積載する積載トレイ(図示略)
と、がそれぞれ接続されている。
【0052】次に、製本装置203の詳細を15及び図
16に沿って説明する。
【0053】同図において、製本装置203は、画像形
成装置202から搬送されるシート材Sのシート搬送路
119を有していて、該搬送路の両端部に搬入口119
a、排出口119bがそれぞれ形成されている。シート
搬送路119に沿って、上流側から搬入ローラ120、
複数の搬送ローラ対121、排出ローラ122などがそ
れぞれ配設されている。
【0054】搬入ローラ120の下流側近傍には、フラ
ッパ136(分岐手段)が配設されていて、シート搬送
路119をガイド部133に分岐している。上記分岐手
段136の作動により、シート材Sをガイド部133へ
導いたり、あるいは作動しない場合は、シート材Sはそ
のまま搬送路119内を搬送される。
【0055】ガイド部133の下流側には、前述したシ
ート整合装置Bが配置されている。ファン(送風装置)
146は、シート整合装置Bに搬入されるシート材Sを
エアーで押さえ付けて、折り畳まれたシート材Sの脹ら
みを防止するものである。そして、該シート整合装置B
の先端部分には、該シート整合装置にて整合されたシー
ト束を掴んでテープ加熱装置156に向けて搬送するク
リッパー153が配置されており、該クリッパー153
は、補助ガイドプレート142と一体に整合トレイ10
の延長線上を移動し得る。
【0056】また、バインドテープ用の2本のリール1
77a,177bのいずれか一方から繰出されたバイン
ドテープは、図16に詳示するように、カッター179
にて切断され、更に上下方向に移動し得るテープキャリ
ッジ180にてテープ加熱装置156に移送され、そし
て該加熱装置156に沿って、整合シートの背面に沿う
ように移送される。
【0057】一方、製本キャリッジ160は、図15に
詳示するように、すのこ状に棒状部材が延びているシー
ト束支持部材164を有しており、該支持部材は、矢印
E及びD方向に回動自在に揺動し得る。また該支持部材
164の一端部分にて、シート束端を支える支持板61
63が突出自在に設けられている。更に、横方向に多数
並設された各プーリに紐ベルトがそれぞれ巻掛けられて
なる搬送ベルト161が配設されており、該ベルトには
シート後端押し棒162が固定されている。
【0058】なお、符号165は、製本完成品を冷却す
るファン、170はスタッカ171、172を引き出し
自在にガイドするガイドレール、173は製本装置を移
動自在に支持するキャスタ、175は製本装置の高さを
調整するレベラーをそれぞれ示している。
【0059】次に、シート整合装置Bにて整合したシー
ト束を、テープ加熱装置156の背面当接位置Hに移送
して製本する作動について、図18ないし図27に沿っ
て説明する。
【0060】図18において、シート整合装置Bに一冊
分の製本用シート束が搬入され整合が完了すると、グリ
ッパー153が矢印G方向に作動してシート束S1がク
ランプされる。複数部数の製本を行う際には、この時、
同時にストップフィンガー5が作動して、整合が完了し
グリッパー53でクランプされたシート束S1が整合装
置Bから搬出されるまで、次の冊束の先頭から数枚を一
時的に貯留しはじめる。
【0061】図19は、突当て部材9が退避位置に退避
して、グリッパー153がシート束S1を整合装置B内
からテープ加熱装置156の背面当接位置Hへの移動を
示している。グリッパー153は、シート束S1をクラ
ンプして背面当接位置Hに向ってシート束に無理なスト
レスをかけないように直線移動する。この時、グリッパ
ー153の移動にほぼ連動して整合装置Bの下部より補
助ガイドプレート142が、シート束S1と平行に略等
速に背面当接位置H近傍まで移動しシート束S1の下面
をガイドしている。
【0062】図20は、グリッパー153によってシー
ト束S1が整合装置Bから搬出された状態を示してい
る。グリッパー153によって、シート束S1が整合装
置Bから搬出されると、先端突当て部材9が突当て位置
に復帰し、ストップフィンガー5が貯留位置から、退避
位置に退避して貯留していた数枚のシートを、整合トレ
イ10内に位置させると共に、継続して整合トレイ内に
搬入されてくるシートを整合する。
【0063】図21はグリッパー153によって、シー
ト束S1を背面当接位置Hに設定させる状態を示してい
る。シート束S1はグリッパー153にクランプされ、
下面を補助ガイドプレート142によってガイドされつ
つ、直線的に移動され、背面当接位置Hに設定される。
該背面当接位置Hに設定されたシート束は、その先端
(背面)に、テープキャリッジ180より供給されたテ
ープがテープ加熱装置156で加熱され製本される。
【0064】製本完成後、製本されたシート束はクラン
プによって矢印R方向に移動され、加熱装置156より
離間する。
【0065】図22は、下面を補助ガイドプレート14
2にガイドされつつ、グリッパー153によって製本完
成品がキャリッジ160の受け渡し位置に位置している
状態を示している。この位置で、後端支持板163が上
方に突出すると共に、すのこ状のシート束支持部材16
4が上昇方向に回動して、補助ガイドプレート142上
の製本されたシート束が、シート束支持部材164に受
け渡され、かつこの状態でクランパー153のクランプ
が解除されて、シート束端が後端支持板163に支えら
れる。
【0066】図23はグリッパー153及び補助ガイド
プレート142がシート束より離間し、シート束が支持
部材164で支持されると共に、その下端が束後端支持
板上に突当たり、シート束をF方向で支えている状態を
示す。
【0067】なお、シート束が支持部材164によって
補助ガイドプレート142の移動する軌跡上よりもより
上方に上げられているため、クランプ153及び補助ガ
イドプレート142はシート束下面に擦ることなく、整
合トレイ10まで戻ることが可能である。
【0068】そして、図24に示すように、クランプ1
53及び補助ガイドプレート142が整合トレイ10ま
で戻ったあと、シート束支持部材164が矢印E方向に
回動し、シート束を水平な位置し、更に該水平な位置に
おいて、棒状の支持部材164は、紐状のベルトからな
る搬送ベルト161の間にてその搬送面から更に下降
し、支持部材164上の製本シート束は、搬送ベルトに
受け渡される。
【0069】図25及び図26はそれぞれスタッカー1
71、172へ製本完成品を収納している状態を示して
いる。キャリッジ160上の製本完成品は搬送ベルト1
61と、後端押し部材162によってスタッカー171
又は172へ収納される。
【0070】また、キャリッジ160上の製本完成品を
スタッカー171、172に収納しない場合には、図2
7に示すように、製本完成品は排出口139から機外へ
排出される。
【0071】図17に於いて、製本装置203から排出
される製本完成品は、仕分け収納装置204内の下部に
於いてエレベータ125に受け渡され、このエレベータ
125の上下動作によって、所定の排出トレイ130へ
製品完成品が収納される。また、排出トレイ130への
製本完成品の収納が不必要な場合は、最下位に位置する
エレベータ125を経てそのまま仕分け収納装置204
の機外に排出される。
【0072】また、未製本用紙紙束あるいは用紙を本体
から製本装置を通じて仕分け収納装置に排出する場合、
キャリッジ160が製本装置の下方に移動する。そし
て、未製本用紙束はあるいは用紙は、スタッカー172
の下方にある用紙束投入口137より入り、左側下部搬
送路138、キャリッジ160及び右側下部搬送路を通
じて、排出口139から排出される。
【0073】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
シート貯留手段に貯留されたシート束を整合トレイ上に
移送した状態で、シート後端押圧手段がシートの後端を
押圧してその先端を先端突き当て部材に突き当てるの
で、シート貯留手段にシートを一時貯留し、シートの整
合乱れを生じ易いにも拘ず、シート束を確実かつ正確に
整合することができる。
【0074】また、シート後端押圧手段が、それぞれシ
ート検出手段を有する複数の押圧部材から構成される
と、シート後端にタブ部を有するシートが混在する場合
であっても、該タブ部を除いて、押圧部材にてシート後
端を押圧してシート束を確実かつ正確に整合することが
できると共に、タブ部を押圧して変形又は破損する等の
不具合の発生をなくすことができる。
【0075】更に、シート貯留手段に、複数のシート貯
留部を設けると、指定整合枚数によってシート束の厚さ
が変化しても、該シート束の厚さに対応した貯留部にて
シートを貯留することができ、正確かつ確実なシートの
一時貯留を行うことができる。また、該複数のシート貯
留部の存在により、該シート貯留部のシート束を整合ト
レイに移送した際、シート先端の前後位置が異なる場合
が生じても、前記シート後端押圧手段により正確かつ確
実にシート束の整合を行うことができる。
【0076】また、複数のシート貯留部を、板状部材を
折曲して形成すると、コストアップを伴うことなく、簡
単に複数のシート貯留部を構成することができる。
【0077】更に、整合トレイ上に収納されたシートの
後端部を上方から押えるシート押え装置を設置すると、
例え、ステイプル止め等の後処理された腰の強いシート
束が給送されて、既に搬送済のシート束の上面に摺接し
ても、該シート束の上面をめくり上げる等の不具合の発
生をなくすことができる。
【0078】そして、該シート整合装置を、製本装置の
一部として適用すると、簡単でコンパクトな構成であり
ながら、正確かつ確実にそして高い作業効率にてシート
束を整合することができ、製本装置としての信頼性を向
上すると共に作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るシートの整合装置の縦断側面図。
【図2】そのシート整合装置を示す図1の矢印Cからみ
たの平面図。
【図3】シート整合装置の各作用状態を示す縦断側面
図。
【図4】シート整合装置の各作用状態を示す縦断側面
図。
【図5】シート整合装置の各作用状態を示す縦断側面
図。
【図6】シート整合装置の各作用状態を示す縦断側面
図。
【図7】シート整合装置の各作用状態を示す縦断側面
図。
【図8】シート整合装置の各作用状態を示す平面図。
【図9】シート整合装置の各作用状態を示す平面図。
【図10】シート整合装置の各作用状態を示す平面図。
【図11】シート整合装置の各作用状態を示す平面図。
【図12】シート束が給送される状態を示すシート整合
装置の縦断側面図。
【図13】その平面図。
【図14】本発明のシート整合装置が適用されるオンラ
イン装置の縦断側面図。
【図15】その製本装置を示す縦断側面図。
【図16】そのバインドテープの供給を示す概略図。
【図17】製本装置及び仕分け装置を示す縦断側面図。
【図18】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図19】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図20】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図21】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図22】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図23】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図24】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図25】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図26】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図27】製本装置の各作用状態を示す縦断側面図。
【図28】本出願人が既に提案してあるシート整合装置
を示す平面図。
【図29】その各作用状態を示す縦断側面図。
【図30】その各作用状態を示す縦断側面図。
【図31】その各作用状態を示す縦断側面図。
【符号の説明】 1 シート後端押圧手段 1a,1b,1c,1d 押圧部材 3 透過型センサの発光部 4 透過型センサの受光部。 5 シート貯留装置(ストップフィンガー) 5a,5d シート貯留部 6 シート整合手段(斜送ローラ) 7 シート整合手段(ジョギング部材) 7a 側面基準面(固定プレート) 7b 可動プレート 9,9a,9b,9c,9d 先端突当て部材 10 整合トレイ 12 後端押え部材 13 シート整合装置 153 整合シート束排出手段(クリッパー) 156 綴じ手段(テープ加熱装置) 203 製本装置

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 その後端部分からシートが搬送されて収
    納される整合トレイと、 該整合トレイの前端部に配置され、前記シートの前端を
    整合する基準面を構成し、かつシートの前端に当接して
    整合する突出位置と、シートの搬出を妨げない退避位置
    とに移動し得る先端突き当て部材と、 該整合トレイ上のシートを、前記先端突き当て部材の前
    端基準面及び側面基準面に当接してシートを整合するシ
    ート整合手段と、 前記整合トレイ上で整合されたシート束を、前記先端突
    き当て部材を退避した状態で該整合トレイの前端から排
    出する整合シート束排出手段と、 前記整合トレイの前端部分に配置され、該整合トレイに
    導かれるシートを一時的に貯留し得る第1の位置と、シ
    ートを前記先端突き当て部材に当接して前記整合トレイ
    に収納する第2の位置とに移動し得るシート貯留手段
    と、を備え、 前記整合シート束排出手段により整合トレイからシート
    束を排出する際、前記第1の位置にある前記シート貯留
    手段にシートを貯留し、そして前記シート束の排出が完
    了して前記先端突き当て部材が突出する位置になった状
    態で、前記シート貯留手段を第1の位置から第2の位置
    へ移動して、該シート貯留手段に貯留されたシートを前
    記整合トレイ上に移送してなる、シート整合装置であっ
    て、 前記整合トレイの後端部分に、前記シートの後端を押圧
    してシート束を前記先端突き当て部材に突き当てる押圧
    位置、及び後方に退避した退避位置に移動し得るシート
    後端押圧手段を設け、 前記第1の位置から第2の位置へ移動して前記シート貯
    留手段に貯留されたシート束を前記整合トレイ上に移送
    した状態で、前記シート後端押圧手段を前記押圧位置に
    移動し、該整合トレイ上のシート束を前記先端突き当て
    部材に突き当てて整合することを特徴とする、 シート整合装置。
  2. 【請求項2】 前記シート後端押圧手段が、それぞれシ
    ート検出手段を備えた複数の押圧部材からなり、かつ各
    押圧部材が、それぞれ押圧位置に移動し得るように構成
    し、 シート後端のタブ部を検出したシート検出手段を有する
    押圧部材を除いて、他の押圧部材が前記押圧位置に移動
    することを特徴とする。請求項1記載のシート整合装
    置。
  3. 【請求項3】 前記シート貯留手段が、複数のシート貯
    留部を有する、 請求項1又は2記載のシート整合装置。
  4. 【請求項4】 前記シート貯留手段が、板状部材からな
    り、かつ該板状部材を折曲して、前記複数のシート貯留
    部を構成した、 請求項3記載のシート整合装置。
  5. 【請求項5】 前記整合トレイの後端部分に、該整合ト
    レイ上に収納されたシートの後端部を上方から押えるシ
    ート押え装置を設置した、 請求項1ないし4のいずれか1項記載のシート整合装
    置。
  6. 【請求項6】 前記整合シート束排出手段が、整合シー
    ト束を製本装置の綴じ手段に向けて搬出してなる、 請求項1ないし5のいずれか1項記載のシート整合装
    置。
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