JP4743777B2 - シート排出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、積載トレイ上に既に排出されたシートの後端を押さえ込みつつ、前記積載トレイに排出されるシートを搬送方向に整合させるシート排出装置に関する。
排出ローラ対によって積載トレイ上に排出されたシートを、上方から押さえながら搬送して搬送方向の整合を行う部材として、後端押さえ部材が知られている(特許文献1参照)。
この後端押さえ部材は、可撓性を有する棒状の部材によって構成されており、基端側(長手方向の一方の端部)を中心に全体を回転させ、先端側を積載トレイ上に積載されたシートの上面に当接させてシートを搬送する。つまり、シートを上方から押さえ付けながら搬送することができるので、例えば、シートの後端部に比較的大きいカールあるような場合であっても、シートを確実に搬送して整合させることができる。
特開平2004−99274号公報
上述の特許文献1によると、後端押さえ部材は、後続のシートが排出される際に、邪魔にならないように退避されてシートから離れる。このため、例えば、積載トレイ上のシートの後端部に上向きのカールが発生しているような場合、そのカールが復元されてしまう。この場合、積載トレイから排出ローラ対のニップまでの距離を大きくとれる場合には問題はないが、この距離を十分に取れない場合には、カールがニップよりも高い位置に位置するため、後続のシートが積載トレイ上のシートの下に潜り込んでしまうことがある。この場合、その後のシートの整合を確実に行うことができなくなってしまう。
そこで、本発明は、積載トレイ上へのシートの排出時及び積載トレイ上のシートの整合時に、積載トレイ上のシートの後端部が浮き上がることを防止して、シートの排出及び整合を良好に行うことができるシート排出装置を提供することを目的とするものである。
請求項1に係る発明は、シート排出方向に沿っての下流側が下方に傾斜した積載トレイと、前記積載トレイにおける上流側の上方に配設され、搬送されてきたシートを前記積載トレイ上に排出する排出回転体対と、を備えたシート排出装置に関するものである。
この発明に係るシート排出装置は、
(1)前記積載トレイの下流側において前記積載トレイから上方に突設するように配設され、かつ前記積載トレイの傾斜方向に沿って第1の位置と第2の位置との間を移動することで、前記積載トレイ上のシートの先端を規制する先端規制部材と、
(2)前記排出回転体対の近傍において前記積載トレイから上方に突設するように第3の位置に配置されて、前記積載トレイ上のシートの後端を規制する後端規制部材と、
(3)前記排出回転体対の近傍に配設されて、前記積載トレイ上のシートの後端部の浮き上がりを防止することが可能な有効押さえ領域を有する後端押さえ部材と、を備えている。
上述の第1〜第3の位置については、
(4)前記第1の位置は、前記積載トレイ上に排出されたシートの先端の位置を規制する位置であって、前記第1の位置にある前記先端規制部材にシートの先端が当接されたときにシートの後端が前記積載トレイ上における前記有効押さえ領域内に入るように設定された位置であり、
(5)前記第3の位置は、前記積載トレイ上に排出されて先端が前記第1の位置にある前記先端規制部材に規制されたシートの後端が前記有効押さえ領域内に入るのを邪魔することなく、かつ前記先端規制部材が移動した場合でもシートの後端が前記有効押さえ領域から外れないように設定された位置であり、
(6)前記第2の位置は、シートの先端が当接された状態の前記先端規制部材を、前記第1の位置から上流側に移動させたときにそのシートの後端が前記第3の位置にある前記後端規制部材に当接するときの位置である。
そして、上述の(4),(5),(6)の第1,第3,第2の位置に対し、
(7)前記先端規制部材及び後端規制部材は、シートの排出時にそれぞれ前記第1の位置、第3の位置に配置され、
(8)前記先端規制部材は、シートの排出後、前記第1の位置から前記第2の位置に移動してシートの後端を前記第3の位置にある前記後端規制部材に当接させ、その後、前記第2の位置から前記第1の位置に移動する、ことを特徴としている。
また、前記後端規制部材は、前記積載トレイの傾斜方向に沿って前記第3の位置と、前記第3の位置よりも下流側の第4の位置との間を移動可能であり、前記端規制部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動するのに同期して、かつ前記先端規制部材と前記後端規制部材との間の距離を保持した状態で、前記第3の位置から前記第4の位置に移動し、前記端規制部材が前記第1の位置で停止した後、前記第4の位置から前記第3の位置に戻る、ことを特徴としている。
請求項に係る発明は、請求項1に係るシート排出装置において、前記後端押さえ部材は、放射状に配設した倒伏可能な複数の羽根部材を有する回転自在な掻き落とし部材によって形成されていて、回転することにより、前記羽根部材によって排出時のシートの後端を前記有効押さえ領域に入れ込むとともに、積載トレイ上に積載されたシートの後端を前記有効押さえ領域内に保持する、ことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、積載トレイ上へのシートの排出に先立ち、先端規制部材は第1の位置に配置され、後端規制部材は第3の位置に配置される。排出回転体対によって積載トレイ上に排出されたシートは、その先端を第1の位置にある先端規制部材に当接させると、シート後端は、後端押さえ部材の有効押さえ領域に入るので、この後端押さえ部材によって浮き上がりが防止される。このとき、後端規制部材は、第3の位置に配置されているので、シート後端が有効押さえ領域に入るのを妨げることはない。先端規制部材は、シートの排出後(シートの後端が排出回転体対を抜けて、シートの先端が先端規制部材に当接された後)、第1の位置からこれよりも上流側の第2の位置に移動する。先端規制部材は、これによりシート先端を下流側に押し上げて、シート後端を第3の位置にある後端規制部材に当接させ、シートの搬送方向の整合を行う。先端規制部材が第1の位置から第2の位置に移動する間、シートの後端は、前記有効押さえ領域内に保持されているので、浮き上がることが規制される。その後、先端規制部材は、第2の位置から第1の位置に移動されて、次のシートの排出に備える。このとき、積載トレイ上のシートは、積載トレイ下流側が下方に傾斜しているので、先端を先端規制部材に当接させた状態で、下流側に移動する。このときも、シートの後端は、後端押さえ部材の有効押さえ領域内に入っている。すなわち、本請求項の発明によれば、積載トレイ上に排出されたシートの搬送方向の整合を、後端規制部材は第3の位置に設定したまま、先端規制部材を第1の位置から第2の位置に移動し、さらに第2の位置から1の位置に戻すことで、1枚のシートの整合を行い、さらに同様の動作を繰り返して、次々とシートの整合を行っていき、最終的に積載トレイ上に複数枚のシート(シート束)の整合を行うようにしている。そして、この整合動作中、後端は、常に後端押さえ部材の押さえ領域内に保持されていて、上方に浮き上がることがない。つまり、従来技術とは異なり、後続のシートを排出する際、後端押さえ部材を排出の邪魔にならないように退避させる必要がないので、例えば、既に積載トレイ上に積載されたシートの後端が上方にカールしていて、後続のシートが排出される際に先行のシートの下に潜り込んでしまう、といった不具合を解消することができる。
上述のように、請求項1の発明では、積載トレイが下流側が下方に傾斜しているので、先端規制部材を第2の位置からこれよりも下方の第1の位置に移動させることで、積載トレイ上のシートは、その自重により、シート先端を先端規制部材に当接させた状態で、先端規制部材に追従して移動する。
ところが、積載トレイの傾斜が緩い場合や、積載トレイ上でのシートの積載枚数が多くなってシートと積載トレイとの間の摩擦が大きくなったような場合には、先端規制部材を第2位置から第1の位置に戻した場合に、シートがその動きに追従することができないで、先端規制部材とシート(シート束)の先端との間に隙間ができるおそれがある。そして、例えば、後続のシートの先端が下方にカールしているような場合には、このカールした先端が上述の隙間に入り込むことがある。このような場合、請求項1の先端規制部材の第1の位置から第2の位置へ、さらには第2の位置から第1の位置への移動だけでは、シートを搬送方向の整合させることが困難となる。
そこで、上述のような、先端規制部材とシートの先端との間の隙間をなくすようにして、整合不良を解消するようにした。
すなわち、先端規制部材を第2の位置から第1の位置に戻す際に、これと同期させ、かつ、先端規制部材と後端規制部材との間の距離を保持した状態で、後端規制部材を、第3の位置から第4の位置に移動させるようにした。これにより、上述のような、先端規制部材と、シート先端との間に形成される隙間をなくすことができる。
請求項の発明によれば、後端押さえ部材は、排出されるシートの後端を羽根部材によって、自身の有効押さえ領域内に入れ込み、また入れ込んだ後端を有効押さえ領域内に保持することができる。つまり、積載トレイ上に排出されたシートは、先端規制部材や後端規制部材によって搬送方向に移動されて整合が行われるが、このときのシートは、その後端が、常に羽根部材の回転によって形成される有効押さえ領域内に入った状態で行われる。また、言い換えると、シートの後端を押さえる後端押さえ領域が、羽根部材の回転に伴う、その移動領域内に形成されるので、押さえ部材は、既に積載トレイ上に排出されて積載されたシートの後端の浮き上がりを防止しながら、退避することなく、後続のシートの後端を有効押さえ領域内に入れ込むことが可能となる。
以下、本発明の最良の実施形態を図面に基づき詳述する。なお、各図面において、同じ符号を付した部材等は、同じ構成のものであり、これらについての重複説明は適宜省略するものとする。また、各図面においては、説明に不要な部材等は適宜、図示を省略している。
<実施形態1>
まず、図1〜図3を参照して、本発明に係るシート排出装置1を備えたシート処理装置11の概略を説明する。図1はシート処理装置11全体の構成を正面側(前側)から見た模式図である。なお、以下の説明では、図1中の左側に示す矢印方向をそれぞれ実機における(シート排出装置1やシート処理装置11における)実際の上下左右とし、これらに直交する方向を前後方向とする。このようにして定めた前後方向は、記録媒体としてのシートP(例えば、通常のコピー紙,コート紙等の加工紙,透明フィルムなど)の通紙幅方向(搬送方向に直交する方向)と一致する。図2は図1中のステイプル装置12の拡大図である。また、図3は図1中のシート折り装置10の拡大図である。
図1に示すように、シート処理装置11は、複写機,プリンタ等の画像形成装置13の左側面14に隣接するようにして設置されている。ここで、画像形成装置13の画像形成方式としては、電子写真方式、静電記録方式、インクジェット方式等の任意のものを採用することができる。画像形成装置13において画像が形成されたシートPは、画像形成装置13の左側面14のシート排出口近傍に配設された排紙ローラ15によって画像形成装置13から左方に向けて排出されて、シート処理装置11に供給される。
図1に示すように、シート処理装置11には、排紙トレイ16,17,18、ステイプル装置12、シート折り装置10、シート排出装置1等が設けてあり、これらは、画像形成後のシートPに対して、(a)処理を施さない場合、(b)ステイプル処理を施す場合、(c)中折り処理を施す場合、等に応じて使い分けられる。
(a)画像形成後のシートPに処理を施さない場合には、画像形成後のシートPは、排紙ローラ15近傍から上方に向かう搬送パス20を介して排紙トレイ16上に排出され、あるいは、左方に向かう搬送パス21、その途中から上方に向かう搬送パス22を介して、排紙トレイ17上に排出され、あるいは、搬送パス21の左端(下流端)から排紙トレイ18上に排出される。この排紙トレイ18は、昇降自在に構成されていて、下方に下げたときには、大量のシートPを積載することが可能となっている。
(b)画像形成後のシートPにステイプル処理を施す場合には、画像形成後のシートPは、搬送パス21、その途中から下方に向かう搬送パス23、さらに、図2に示す搬送パス24,25,26,27等を介して、順次に中間トレイ28上に排出されて積載される。積載されたシートPは、搬送方向及び通紙幅方向の整合が行われてシート束(複数枚のシートPの束)となった後、先端側の隅部を1箇所、又は先端側を2箇所、第1ステイプラ30により綴じ針で平綴じされる。平綴じ後のシート束は、束排出ベルト31に取り付けられているフック32が、束排出ベルト31の矢印R31方向の回転に伴って同方向に移動することで、押し出されるようにして、排紙トレイ18(図1参照)上に排出される。
(c)画像形成後のシートに中折り処理を施す場合には、画像形成後のシートPは、図1に示す搬送パス21,23,26,33を経由して、シート排出装置1により、シート折り装置10に供給される。搬送パス33を搬送されてきたシートPは、図3に示すように、排出回転体対50(図4参照)を構成する排出ローラ34及び排出コロ52によって積載トレイ35上に排出され、順次に搬送方向及び通紙幅方向の整合が行われる。積載トレイ35の上流側には、正逆方向に回転可能な整合ベルト36が配設されていて、この整合ベルト36には、積載トレイ35の上面に突出するように後端規制部材としての束下げ部材37が取り付けられている。一方、積載トレイ35の下流側には、正逆方向に回転可能な整合ベルト38が配設されていて、この整合ベルト38には、積載トレイ35の上面に突出するように先端規制部材としての束上げ部材39が取り付けられている。これら整合ベルト36,38は、排出回転体対50によって積載トレイ35上に排出されるシートPのタイミングに合わせて、適宜に正逆回転させることで、束下げ部材37及び束上げ部材39により、積載トレイ35上のシートPを搬送方向に整合させることができる。一方、通紙幅方向の整合については、積載トレイ35上のシートPの通紙幅方向の両端部にそれぞれ外側から当接して位置決めする一対のサイド規制板(不図示)によって整合を行う。
以上のようにして、搬送方向及び通紙幅方向に整合されたシート束は、第2ステイプラ40によって、搬送方向のほぼ中央の折り部(後に2つ折りされる部分)が綴じ針により中綴じされる。中綴じ後のシート束は、一対の中折りローラ41,42からなる中折りローラ対43と、ブレードユニット44によって中折りされる。すなわち、中綴じ後のシート束は、整合ベルト36,38により、折り部(綴じ部)が、中折りローラ対43のニップN及びブレードユニット44に対応する位置に移動される。そして、シート束は、折り部がブレードユニット44の中折りブレード(不図示)によってニップNに押し込まれ、中折りローラ対43の矢印方向の回転により挟持搬送される。これにより、シート束は2つ折りされる。折り後のシート束は、さらに、中折りローラ対43により、排紙ガイド46に沿って搬送されて、排紙トレイ47上に排出される。
以上のように、シート処理装置11は、画像形成後のシートPを、そのまま排紙トレイ16,17,18に排出したり、平綴じ後、排紙トレイ18に排出したり、中綴じ、中折り後、排紙トレイ47上に排出したりする。
次に、図4,図5,図6を参照して、本発明に係るシート排出装置1について詳述する。このうち図4は、図3の一部破断拡大図である。また、図5は、排出ローラ34、排出コロ52、掻き落とし部材51等を説明する斜視図である。なお、図5においては、シートPは不図示ではあるが、掻き落とし部材51の羽根部材56のうちの上方に位置するものが、シートPの裏面に当接して倒伏姿勢をとったときの状態を示している。図6は、積載トレイ35に排出されたシートPの搬送方向の整合を説明するフローチャートである。
図4に示すように、シート排出装置1は、積載トレイ35と、この積載トレイ35の上方に配設された排出回転体対50と、先端規制部材としての束上げ部材39と、後端規制部材としての束下げ部材37と、後端押さえ部材としての掻き落とし部材51とを備えており、さらに、排出回転体対50は、上回転体としての排出ローラ34と下回転体としての排出コロ52とによって構成されている。
図5に示すように、排出ローラ34は、前後方向(通紙幅方向)に向けて配設された軸53に固定されている。軸53は、その前後の両端がそれぞれ本体フレーム(不図示)によって回動自在に支持されていて、駆動手段(不図示)により矢印R53方向に駆動回転される。本実施形態では、排出ローラ34は、軸53における前後方向の異なる位置に4個、固定されており、軸53の矢印R53方向の回転に伴って矢印R34方向に回転する。この矢印R34方向の回転によって、上流側から搬送されてきたシートPを積載トレイ35上(図4参照)に排出するようになっている。
図5に示すように、排出コロ52は、軸54によって支持されている。軸54は、上述の排出ローラ34を支持している軸53と平行になるように配置されており、前後の両端がそれぞれ本体フレームによって固定的(回転不能)に支持されている。
排出コロ52は、軸54における前後方向の異なる位置に4個、配置されており、それぞれ軸54によって回動自在に支持されている。それぞれの排出コロ52は、上述のそれぞれの排出ローラ34の近傍で、かつ前後方向(軸54方向)に沿って排出ローラ34と異なる位置に配置されている。つまり、それぞれの排出コロ52は、それぞれの排出ローラ34の近傍に配置されて排出回転体対50を構成しているが、前後方向にはオーバーラップしないような位置に配置されている。
図4に示すように、各排出ローラ34と各排出コロ52とは、前面視(図4に示す前側から見た状態)においては、それぞれの外周面が少しオーバーラップするように配置されている。なお、図4においては、後述する掻き落とし部材51の回転ベース55とほぼ同じ直径で、回転ベース55の後側に配置されている排出コロを説明の便宜上、符号52で示している。なお、以下では、図4中の排出ローラ34と排出コロ52とのオーバーラップ部分を見掛け上のニップ(以下単に「ニップ」という。)N1として説明する。排出ローラ34を回転させて、シートPを排出する際、シートPのうちの、通紙幅方向に沿っての各排出回転体対50の排出ローラ34と排出コロ52との間に位置する部分は、姿勢が安定する。後述するように、掻き落とし部材51は、このシートPにおける姿勢の安定した部分に作用するように配置されている。
図4,図5に示すように、掻き落とし部材51は、円筒状の回転ベース55と、この回転ベース55に突設された羽根部材56とによって構成されている。回転ベース55は、ほぼ円板状に形成されていて、上述の排出コロ52を回動自在に支持している軸54によって同様に回動自在に支持されている。回転ベース55の外径は、排出コロ52の外径とほぼ同じ、又は少し小さく設定されている。本実施形態では、羽根部材56は、回転ベース55の外周面における、周方向に4等分する位置にそれぞれ短冊状に、合計4枚のものが突設されている。
羽根部材56は、自然状態、すなわち、シートPに当接されない状態においては、起立姿勢をとり、また、排出中のシートPの裏面に当接して倒伏姿勢をとる。本実施形態では、羽根部材56は、回転ベース55と一体に弾性体、例えば、シリコーンゴムやウレタンゴム等の合成樹脂によって形成されている。なお、羽根部材56の形状や材質については、上述のように、シートPの裏面に当接した際には、シートPの搬送(排出動作)を妨げることなく容易に倒伏姿勢をとり、かつ起立姿勢をとったときには、ほぼその起立姿勢を維持した状態でシートPの後端を掻き落とすことができる程度の剛性を有するものとする。掻き落とし部材51の回転中心となる軸54の中心から羽根部材56の先端までの距離は、排出コロ52の半径よりも大きくなるように設定されている。つまり、図4に示すように、掻き落とし部材51を前側から見た状態においては、羽根部材56の先端は、排出コロ52の外周よりも外側に位置するようになっている。この外側に位置する部分で、シートPの後端を掻き落とす。
図5に示すように、掻き落とし部材51は、各排出回転体対50における、排出ローラ34と排出コロ52との間に配設されている。これにより、シートPの後端を掻き落とす際に、シートPにおける排出ローラ34と排出コロ52との間に位置する部分、つまり姿勢が比較的安定した部分を良好に掻き落とすことができる。さらに、本実施形態では、掻き落とし部材51は、上述の排出コロ52と一体的に構成されている。このため、掻き落とし部材51は、排出コロ52がシートPによって従動回転されるのに伴って、シートPの排出に同期して確実に回転し、シートPの後端を確実に掻き落とすことができる。ここで、排出コロ52と掻き落とし部材51とが一体的とは、例えば、同一の材質によって一体成形されている場合も、またそれぞれを別体で形成した後に、合体されるような場合も含むものとする。なお、掻き落とし部材51と排出コロ52とを別体に構成し、それぞれ個別に軸54によって回動自在に支持するようにすることも可能である。ここで、掻き落とし部材51が回転することによって、その羽根部材56が通過する領域を有効押さえ領域A(図4参照)とする。
図4に示すように、排出回転体対50の上流側には、搬送されてきたシートPを排出回転体対50に導く上ガイド57及び下ガイド58が配設されている。このうち上ガイド57は、その下流端を排出回転体対50の下流側にまで延長して延長部60を設けている。これにより、上述の掻き落とし部材51は、シートPの後端が延長部60に掛かった状態でシートPの後端を掻き落とすことができるようになっている。また、排出ローラ34の下流側には、排出されたシートPの上方向の位置を規制する排出ガイド59が、下流側が積載トレイ35に近づくように傾斜した状態で配設されている。
図4に示すように、排出回転体対50の下方には、積載トレイ35が配設されている。積載トレイ35は、下流側(左側)が下方に位置するように、斜めに傾斜されて配設されている。上述の掻き落とし部材51は、いずれかの羽根部材56が最も積載トレイに近づいた状態で、その羽根部材56の先端が、積載トレイ35から少し離れた状態となるように配置されている。
図3,図4に示すように、積載トレイ35の下方における上流側と下流側とには、それぞれ個別に整合ベルト36,38が配設されている。上流側の整合ベルト36は、駆動ローラ61と従動ローラ62とに掛け渡されていて、駆動源としてのモータ70によって駆動ローラ61を正逆回転させることにより、正逆方向に回転させることができる。整合ベルト36には、後端規制部材としての束下げ部材37が取り付けられている。束下げ部材37は、その上端側を積載トレイ35から上方に突出させるようにして取り付けられていて、上端には、下流側に向けて押さえ部63が突設されており、またシートPの後端が当接される後端規制面64が形成されている。整合ベルト36の正逆回転により、束下げ部材37は上流側の第3の位置P3(図4中に実線で図示)とその下流側の第4の位置(図4中に二点鎖線で図示)との間を移動することができる。束下げ部材37は、排出回転体対50からシートPが排出される際には、第3の位置P3、すなわち後端規制面64が掻き落とし部材51の中心よりも少し上流側に配置する位置で待機している。
下流側の整合ベルト38も上流側の整合ベルト36と同様に、駆動ローラ65(図3参照)と従動ローラ66とに掛け渡されていて、駆動減としての別のモータ71の回転によって駆動ローラ65を正逆回転させることにより、正逆方向に回転させることができる。これにより、整合ベルト38に取り付けられている先端規制部材としての束上げ部材39は、上端側を積載トレイ35の上面から突設させた状態で、下流側の第1の位置P1(図4中に実線で示す受け入れ位置)と上流側の第2の位置P2(図示せず)との間を移動することができる。この束上げ部材39は、上端に、上流側に向けて押さえ部67が突設されており、また上流側に向けて、シートPの先端の位置を規制する先端規制面68が形成されている。束上げ部材39は、排出回転体対50からシートPが排出される際には、第1の位置P1、すなわち排出されるシートPの先端が先端規制面68に当接したときにシートPの後端が掻き落とし部材51の羽根部材56の有効押さえ領域A(移動範囲)内に入るような位置に配置される。図3に示すように、上述のモータ70,71は、制御手段72によってそれぞれ個別に回転制御されるようになっている。
ここで、上述の束上げ部材39の第1の位置P1、第2の位置P2、束下げ部材37の第3の位置P3,第4の位置P4について整理する。これらの位置は、以下のような位置に設定した。
第1の位置P1:積載トレイ35上に排出されたシートPの先端の位置を規制する位置であって、この第1の位置P1にある束上げ部材39にシートPの先端が当接されたときにシートPの後端が積載トレイ35上における掻き落とし部材51の有効押さえ領域A内に入るように設定された位置。排出時のシートPの後端がこの有効押さえ領域Aに入った場合には、シートの後端は、羽根部材56によってニップN1近傍から下方に掻き落とされ、掻き落とされた後のシートPの後端もまた、有効押さえ領域A内に入るようになっている。なお、この第1の位置P1は、積載トレイ35上に排出されて積載されるシートPの、搬送方向長さに応じて、適宜、変更されるようになっている。すなわち、第1の位置P1は、搬送方向長さの長いシートPに対しては下流側に、また短いシートに対しては上流側に設定される。
第2の位置P2:シートPの先端が当接された状態の束上げ部材39を、上述の第1の位置から上流側に移動させたときにそのシートPの後端が次に説明する第3の位置P3にある束下げ部材37に当接するときの位置。
第3の位置P3:積載トレイ35上に排出されて先端が第1の位置P1にある束上げ部材39に規制されたシートPの後端が上述の掻き落とし部材51の有効押さえ領域A内に入るのを邪魔することなく、かつ束上げ部材39が第1の位置P1から第2の位置P2に移動した場合でもシートPの後端が有効押さえ領域Aから外れないように設定された位置。本実施形態では、第3の位置P3は、上述の軸54よりも少し上流側に設定されている。
第4の位置P4:上述の第1の位置P1と第2の位置P2との距離と同じ距離だけ、第3の位置P3から下流側に寄った位置。
なお、上述の束上げ部材39の第1の位置P1、第2の位置P2、束下げ部材37の第3の位置P3、第4の位置P4は、それぞれ位置センサ(不図示)によって検知され、制御手段72は、各位置センサの出力に基づいて、モータ70,71を制御するようになっている。
本実施形態においては、第1の位置P1にある束上げ部材39の先端規制面68と、第4の位置P4にある束下げ部材37の後端規制面64との間の距離は、積載トレイ35上に積載されるシートPの搬送方向長さと同じになる。同じく、第2の位置P2にある束上げ部材39の先端規制面68と、第3の位置P3にある束下げ部材37の後端規制面64との間の距離は、積載トレイ35上に積載されるシートPの搬送方向長さと同じになる。
図4,図6を参照して、上述のシート排出装置1の動作の流れ、特に、積載トレイ35に排出されて積載されるシートPを、その搬送方向に整合する束上げ部材39、束下げ部材37の動作の流れについて説明する。
画像形成装置13(図1参照)の電源がオンされて、ウォーミングアップ動作が開始されると、束上げ部材39が上流側の第2の位置P2に、また束下げ部材37が上流側の第3の位置に移動する(図6のステップS1)。さらに、画像形成動作開始ボタン(不図示)が押下されて、積載トレイ35へのシートPの搬入開始が確認されると(ステップS2)、束上げ部材39が下流側の第1の位置P1に、また束下げ部材が下流側の第4の位置P4に移動し(ステップS3)、その後、束下げ部材37が上流側の第3の位置P3に移動する(ステップS4)。これにより、積載トレイ35へのシートの排出の準備が完了する。
排出回転体対50の回転によって、積載トレイ35上にシートPが排出される(ステップS5)。このシートPは、先端を第1の位置P1にある束上げ部材39に当接させることで停止される。このときシートPの後端は、排出回転体対50のニップN1の少し下流側、すなわち、掻き落とし部材51の有効押さえ領域A内に位置する。したがって、シートPの後端は、掻き落とし部材51の回転により、羽根部材56によって下方に掻き落とされて、掻き落とし部材51の下方にき込まれる。このとき、束下げ部材37は、上流側の第3の位置P3に位置しているので、シートPの後端が掻き落とされる際の邪魔にならない。
つづいて、第1の位置P1にある束上げ部材39がシートPの先端を押しながら上流側に移動して第2の位置P2に配置される(ステップS6)。これにより、シートPの後端が第3の位置にある束下げ部材37に当接される。この状態で、束上げ部材39の先端規制面68と束下げ部材37の後端規制面64との距離(間隔)は、シートPの搬送方向長さとほぼ同じになる。
つづいて、上述の距離を維持した状態で、束上げ部材39が第2の位置P2から第1の位置P1に移動し、これと同時に束下げ部材37が第3の位置P3から第4の位置P4に移動する(ステップS7)。その後、束下げ部材37が第4の位置P4から第3の位置P3に移動する。
以上により、積載トレイ35上に排出された1枚のシートPに対する搬送方向に整合を終了する。そのシートPがその部の最終でない場合には(ステップS8の「No」)、ステップS2に戻って、シートPの排出、積載を続ける。一方、シートPがその部の最終の場合には(ステップS8の「Yes」)、束上げ部材39及び束下げ部材37をステイプル位置(不図示)に移動し(ステップS9)、シート束に対して上述の第2ステイプラ40によって中綴じを行う(ステップS10)。その後、束上げ部材39及び束下げ部材37を折り位置(不図示)に移動し(ステップS11)、折りローラ対43及びブレードユニット44により折りを行って、排紙トレイ47上に排出する(ステップS12)。そして、動作終了の場合(ステップS13の「Yes」)には終了し、終了でない場合(ステップS13の「No」)には、ステップS2に戻って動作を続行する。
本実施形態によると、既に積載トレイ35上に積載されているシートPの上に後続のシートPを排出して積載し、整合する際に、束上げ部材39及び束下げ部材37によって、既に積載されているシートPも移動させることになる。この際、束上げ部材39及び束下げ部材37の第1,第2,第3,第4の位置P1,P2,P3,P4にかかわらず、積載トレイ35上のシートPの後端は、掻き落とし部材51の有効押さえ領域A領域内に位置することになる。このため、積載トレイ35上のシートPは、その後端部にカールがあった場合でも、掻き落とし部材51によって上方に浮き上がることが防止され、後続のシートPが既に積載トレイ35上に積載されているシートPの下側に潜り込むような不具合を防止することができる。
なお、上述のように、束下げ部材37は、その上端に下方に向けて押さえ部63が形成されているので、この押さえ部63によっても、シートPの後端の浮き上がりを防止することは可能であるが、この束下げ部材37は、一般に、通紙幅方向の中央寄りに配設されていて、端部には配設されていない。このため、シートPの後端部における通紙幅方向に端部が浮き上がりがちになるが、図5に示すように、掻き落とし部材51は、端部に対応する位置にも配設されているので、通紙幅方向のほぼ全域にわたって後端部の浮き上がりを防止することができる。
また、本実施形態では、上述のように、ステップS7において、束上げ部材39を第2の位置P2から第1の位置P1に移動させるのに同期させて、束下げ部材37を第3の位置P3から第4の位置P4に移動させている。このとき、例えば、束下げ部材37を第3の位置P3に配置したままにすると、束上げ部材39を第2の位置P2から第1の位置P1に移動させる際に、シート束は束下げ部材39が斜め下方に下がるのに対応して、その先端を当接させた状態で自重によって束下げ部材39に追従することになる。このため、束下げ部材39の先端規制面68とシート束の先端との間に隙間ができるおそれがある。こうして隙間ができてしまうと、後続のシートPが排出されたときに、その先端がこの隙間に入り込むおそれがある。そして、この場合には、このシートPを整合させることができなくなる。そこで、本実施形態では、上述のように、束上げ部材39を第2の位置P2から第1の位置P1に移動させるのに同期させて、束下げ部材37を第3の位置P3から第4の位置P4に移動させて、シートPの後端を下流側に押して、シートPの先端と束上げ部材39との間に隙間ができないようにしている。
なお、図6中のステップS7において、束上げ部材39を第2の位置P2から第1の位置P1に移動させる際に、シート束がその自重によりその先端を束上げ部材39に良好に当接させた状態で、移動できる場合には、束下げ部材37を第3の位置P3から第4の位置P4に移動させる動作を省略させることができる。これは、例えば、積載トレイ35の傾斜角度が大きくて、シート束の先端が常に束上げ部材39に当接しているような場合である。このような場合には、束下げ部材37は特に移動させることなく、第3の位置P3に配置したままとすることも可能である。
上述では、本発明に係るシート排出装置を、画像形成後のシートに処理を施すシート処理装置に適用した場合を例に説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、画像形成の有無にかかわらず、積載トレイ上にシートを排出する、一般的な場合についても広く適用することができる。
はシート処理装置全体の構成を正面側(前側)から見た模式図である。 図1中のステイプル装置の拡大図である。 図1中のシート折り装置の拡大図である。 図3の一部破断拡大図である。 排出ローラ、排出コロ、掻き落とし部材等を説明する斜視図である。 積載トレイに排出されたシートPの搬送方向の整合を説明するフローチャートである。
符号の説明
1……シート排出装置、35……積載トレイ、37……束下げ部材(後端規制部材)、39……束上げ部材(先端規制部材)、50……排出回転体、51……掻き落とし部材(後端押さえ部材)、56……羽根部材、A……有効押さえ領域、P……シート、P1……第1の位置、P2……第2の位置、P3……第3の位置、P4……第4の位置

Claims (2)

  1. シート排出方向に沿っての下流側が下方に傾斜した積載トレイと、前記積載トレイにおける上流側の上方に配設され、搬送されてきたシートを前記積載トレイ上に排出する排出回転体対と、を備えたシート排出装置において、
    前記積載トレイの下流側において前記積載トレイから上方に突設するように配設され、かつ前記積載トレイの傾斜方向に沿って第1の位置と第2の位置との間を移動することで、前記積載トレイ上のシートの先端を規制する先端規制部材と、
    前記排出回転体対の近傍において前記積載トレイから上方に突設するように第3の位置に配置されて、前記積載トレイ上のシートの後端を規制する後端規制部材と、
    前記排出回転体対の近傍に配設されて、前記積載トレイ上のシートの後端部の浮き上がりを防止することが可能な有効押さえ領域を有する後端押さえ部材と、を備え、
    前記第1の位置は、前記積載トレイ上に排出されたシートの先端の位置を規制する位置であって、前記第1の位置にある前記先端規制部材にシートの先端が当接されたときにシートの後端が前記積載トレイ上における前記有効押さえ領域内に入るように設定された位置であり、
    前記第3の位置は、前記積載トレイ上に排出されて先端が前記第1の位置にある前記先端規制部材に規制されたシートの後端が前記有効押さえ領域内に入るのを邪魔することなく、かつ前記先端規制部材が移動した場合でもシートの後端が前記有効押さえ領域から外れないように設定された位置であり、
    前記第2の位置は、シートの先端が当接された状態の前記先端規制部材を、前記第1の位置から上流側に移動させたときにそのシートの後端が前記第3の位置にある前記後端規制部材に当接するときの位置であり、
    前記先端規制部材及び後端規制部材は、シートの排出時にそれぞれ前記第1の位置、第3の位置に配置され、
    前記先端規制部材は、シートの排出後、前記第1の位置から前記第2の位置に移動してシートの後端を前記第3の位置にある前記後端規制部材に当接させ、その後、前記第2の位置から前記第1の位置に移動
    前記後端規制部材は、前記積載トレイの傾斜方向に沿って前記第3の位置と、前記第3の位置よりも下流側の第4の位置との間を移動可能であり、前記先端規制部材が前記第2の位置から前記第1の位置に移動するのに同期して、かつ前記先端規制部材と前記後端規制部材との間の距離を保持した状態で、前記第3の位置から前記第4の位置に移動し、前記先端規制部材が前記第1の位置で停止した後、前記第4の位置から前記第3の位置に戻る、
    ことを特徴とするシート排出装置。
  2. 前記後端押さえ部材は、放射状に配設した倒伏可能な複数の羽根部材を有する回転自在な掻き落とし部材によって形成されていて、回転することにより、前記羽根部材によって排出時のシートの後端を前記有効押さえ領域に入れ込むとともに、積載トレイ上に積載されたシートの後端を前記有効押さえ領域内に保持する、
    ことを特徴とする請求項1に記載のシート排出装置。
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