JP2012126477A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】スタック不良を低減することができる用紙処理装置を提供する。
【解決手段】用紙処理装置は、搬送されてくる用紙を順次スタックするステイプルトレイ11と、ステイプルトレイ11の用紙搬送方向後端部に設けられた後端フェンス13a、bと、ステイプルトレイ11に用紙が搬送される毎に、搬送された用紙を戻し、用紙の後端を後端フェンス13a、bへ突き立てる叩きコロ12と、後端フェンス13a、bへ用紙が突き立てられる毎に、突き立てられている用紙をステイプルトレイ11に押さえつける押さえ部材10a、bと、を備える。
【選択図】図10

Description

本発明は、用紙処理装置に関する。
従来から、複写機や複合機(MFP:Multifunction Peripheral)などの画像形成装置から排出された用紙に対して、ステイプル(綴じ)処理などの後処理を行う用紙処理装置が知られている。
このような用紙処理装置は、画像形成装置から排出された用紙がステイプルトレイにスタックされる毎に、用紙の搬送方向及び用紙の幅方向に対して揃え動作を行い、用紙束を整合した後にステイプル処理を行う。
ところで、Z折り処理(外三折り処理)など折り処理が施された用紙は、折り部が復元力によって元の状態に戻ろうとするため、ステイプルトレイにスタックした場合に膨らみ易いという問題がある。
このため、例えば特許文献1には、シート処理装置に用紙束の膨らみを押さえる押え込みロールを設け、ステイプル処理を行う枚数分の用紙がコンパイルトレイに積載されると、コンパイルトレイに積載された用紙束を押え込みロールで押さえ、その後にステイプル処理を行う技術が開示されている。
特許文献1に開示された技術によれば、コンパイルトレイに積載された用紙束の膨らみに伴い、用紙揃えが乱れた状態でステイプル処理が行われてしまうことを防止することができる。
特開2004−277141号公報
しかしながら、上述したような従来技術では、ステイプル処理を行う枚数分の用紙がステイプルトレイにスタックされるまで用紙の押さえ込みは行われないため、ステイプルトレイにスタック中の用紙は膨らんでしまう。
このため、上述したような従来技術では、ステイプルトレイにスタック中の用紙の膨らみが壁となって、新たにステイプルトレイにスタックされる用紙とぶつかってしまい、スタック不良が生じるおそれがある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、スタック不良を低減することができる用紙処理装置を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明の一態様にかかる用紙処理装置は、搬送されてくる用紙を順次スタックするトレイと、前記トレイの用紙搬送方向後端部に設けられた後端フェンスと、前記トレイに用紙が搬送される毎に、搬送された前記用紙を戻し、前記用紙の後端を前記後端フェンスへ突き立てる戻し部材と、前記後端フェンスへ用紙が突き立てられる毎に、突き立てられている用紙を前記トレイに押さえつける押さえ部材と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、スタック不良を低減することができるという効果を奏する。
図1は、本実施形態の用紙処理装置例を示す構成図である。 図2は、本実施形態のステイプル処理部の構成例を示す斜視図である。 図3は、本実施形態のステイプル処理部の構成例を示す左側面図である。 図4は、本実施形態の飛び出し防止部材及び押さえ部材の駆動機構例を示す斜視図である。 図5は、本実施形態の用紙処理装置において飛び出し防止部材及び押さえ部材がホームポジションに位置する状態の例を示す斜視図である。 図6は、本実施形態の用紙処理装置において飛び出し防止部材及び押さえ部材が飛出防止ポジションに移動した状態の例を示す斜視図である。 図7は、本実施形態の用紙処理装置における叩きコロによる用紙の搬送方向での揃え動作例を示す斜視図である。 図8は、本実施形態の用紙処理装置において用紙が搬送方向で揃えられた状態の例を示す斜視図である。 図9は、本実施形態の用紙処理装置において、飛び出し防止部材及び押さえ部材が押さえ準備ポジションに位置する状態の例を示す斜視図である。 図10は、本実施形態の用紙処理装置において、飛び出し防止部材及び押さえ部材が押さえポジションに位置する状態の例を示す斜視図である。 図11は、本実施形態の用紙処理装置において、飛び出し防止部材及び押さえ部材がホームポジションに位置する状態の例を示す斜視図である。 図12は、本実施形態の用紙処理装置において、飛び出し防止部材及び押さえ部材が飛出防止ポジションに位置する状態の例を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明にかかる用紙処理装置の実施形態を詳細に説明する。
まず、図1〜図4を参照しながら、用紙処理装置の構成について説明する。
図1は、本実施形態の用紙処理装置1の一例を示す構成図である。図1に示すように、画像形成装置などの本体装置6と接続された用紙処理装置1は、折り処理部2、用紙搬送路3、ステイプル処理部4、及び排紙トレイ5などを備える。
本体装置6により画像が形成(印刷)された用紙に折り処理やステイプル(綴じ)処理を施すモードでは、本体装置6から画像が形成された用紙が用紙処理装置1の折り処理部2に送られる。
折り処理部2は、本体装置6から送られてきた用紙に対して、山折り処理、谷折り処理、Z折り処理(外三折り処理)、又はC折り処理(内三折り処理)など各種折り処理を施す。
用紙搬送路3は、折り処理部2により折り処理が施された用紙を搬送し、ステイプル処理部4へ送る。
ステイプル処理部4は、用紙搬送路3から送られてきた用紙に対して、ステイプル処理を施す。ステイプル処理部4の詳細については、後述する。
排紙トレイ5には、ステイプル処理部4によりステイプル処理が施された用紙束が排紙される。
図2は、本実施形態のステイプル処理部4の構成の一例を示す斜視図である。図3は、本実施形態のステイプル処理部4の構成の一例を示す左側面図である。図2及び図3に示すように、ステイプル処理部4は、飛び出し防止部材9a、b、押さえ部材10a、b、ステイプルトレイ11、叩きコロ12、後端フェンス13a、b、ジョガーフェンス14a、b、ステイプルユニット15、及び弾性部材20a、bなどを備える。
ステイプルトレイ11(トレイの一例)は、用紙搬送路3から搬送されてくる用紙を順次スタックする。ステイプルトレイ11には、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10aが移動可能な移動孔11aとともに、飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが移動可能な移動孔11bが設けられている。移動孔11a、bは、ステイプルトレイ11の搬送方向に設けられている。
飛び出し防止部材9a、bは、ステイプルトレイ11に搬送された用紙のステイプルトレイ11からの飛び出しを防止する。飛び出し防止部材9a、bは、それぞれ、後述の押さえ部材10a、bとともに、用紙搬送方向及びその逆方向、並びに用紙押さえ方向及びその逆方向(ステイプルトレイ11と直交する方向)に移動可能に構成されている(図3の矢印参照)。
後端フェンス13a、bは、ステイプルトレイ11の用紙搬送方向後端部に設けられている。
叩きコロ12(戻し部材の一例)は、ステイプルトレイ11に用紙が搬送される毎に、搬送された用紙を戻し、用紙の後端を後端フェンス13a、bへ突き立てる。具体的には、叩きコロ12は、図示せぬソレノイドなどの駆動源のオン、オフに伴って振り子運動を行うことにより(図2の叩きコロ12の矢印参照)、ステイプルトレイ11に搬送された用紙を叩き、搬送された用紙を搬送方向と逆方向(下方向)に戻し、用紙の後端を後端フェンス13a、bへ突き立てる。これにより、用紙の搬送方向が揃えられる。
ジョガーフェンス14a、bは、後端フェンス13a、bへ突き立てられている用紙の幅方向を揃える。具体的には、ジョガーフェンス14a、bそれぞれは、図示せぬモータ及びベルトなどの駆動源により、用紙の幅方向にスライド運動を行う(図2のジョガーフェンス14a、bの矢印参照)。これにより、用紙の幅方向が揃えられる。
押さえ部材10a、bは、後端フェンス13a、bへ用紙が突き立てられる毎に、突き立てられている用紙をステイプルトレイ11に押さえつける。押さえ部材10a、bの動作については後述する。押さえ部材10a、bは、それぞれ飛び出し防止部材9a、bにより支持されている。
弾性部材20a、bは、それぞれ、押さえ部材10aと飛び出し防止部材9aとの結合部、押さえ部材10bと飛び出し防止部材9bとの結合部に用いられている。弾性部材20a、bは、例えば、ばね機構などにより実現できる。
ステイプルユニット15は、後端フェンス13a、bへ突き立てられている用紙束が押さえ部材10a、bによりステイプルトレイ11に押さえつけられた状態でステイプル(綴じ)を行う。そして、ステイプルが行われた用紙束は、ステイプル処理部4に備えられている図示せぬ放出機構により排紙トレイ5に放出される。
図4は、本実施形態の飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bの駆動機構の一例を示す斜視図である。図4に示すように、駆動機構は、搬送ベルト21と、ステッピングモータ22と、ソレノイド23と、ガイド部材24と、固定部材25とを、備える。なお、駆動機構は、ステイプルトレイ11の用紙スタック面の反対面側に位置する。
固定部材25は、飛び出し防止部材9a及び9bを固定する。詳細には、固定部材25は、飛び出し防止部材9a及び9bを用紙搬送方向及びその逆方向に対して固定する。
ガイド部材24は、飛び出し防止部材9a、bの用紙搬送方向及びその逆方向の移動をガイドする。
ステッピングモータ22の回転軸には、搬送ベルト21が巻回されている。ステッピングモータ22は、回転軸を回転させることにより搬送ベルト21を無端移動させる。
搬送ベルト21は、ステッピングモータ22の回転軸に巻回されているとともに、固定部材25が固定されている。このため、ステッピングモータ22の回転軸が正回転又は逆回転することにより、飛び出し防止部材9a、bがガイド部材24によりガイドされながら、搬送ベルト21、固定部材25、及び飛び出し防止部材9a、bが一体となって用紙搬送方向又はその逆方向に移動する。これにより、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bの用紙搬送方向及びその逆方向への移動が実現される。
ソレノイド23は、ガイド部材24を用紙押さえ方向又はその逆方向に移動させる。これにより、飛び出し防止部材9a、bがガイド部材24と一体となって用紙押さえ方向又はその逆方向に移動し、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bの用紙押さえ方向又はその逆方向への移動が実現される。
なお、固定部材25は、飛び出し防止部材9a及び9bを用紙押さえ方向及びその逆方向には固定していないため、ガイド部材24を用紙押さえ方向及びその逆方向に移動しても、固定部材25、搬送ベルト21、及びステッピングモータ22は用紙押さえ方向及びその逆方向には移動しない。
次に、図5〜図12を参照しながら、用紙処理装置の動作について説明する。ここでは、折り処理部2により山折り処理が施された2枚の山折り用紙をステイプルする場合を例に取り説明する。
図5は、本実施形態の用紙処理装置1において、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bがホームポジションに位置する状態の一例を示す斜視図である。飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、図5に示すように、飛び出し防止部材9a、bがそれぞれ移動孔11a、bの用紙搬送方向前方に位置するとともに押さえ部材10a、bがそれぞれ移動孔11a、b内に位置するホームポジションから、動作を開始する。
図6は、本実施形態の用紙処理装置1において、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが飛出防止ポジションに移動した状態の一例を示す斜視図である。飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、図6に示すように、1枚目の山折り用紙P1がステイプルトレイ11に搬送されてくると(図6の用紙P1の矢印参照)、ホームポジションから、飛び出し防止部材9a、bがそれぞれ移動孔11a、bの用紙搬送方向前方に位置するとともに押さえ部材10a、bがステイプルトレイ11の用紙スタック面側に位置する飛出防止ポジションに移動する(図6の飛び出し防止部材9aの矢印参照)。
具体的には、図示せぬセンサによりステイプルトレイ11に用紙P1が搬送されたことが検知されると、図示せぬ制御装置によりソレノイド23が駆動される。これにより、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、用紙押さえ方向と逆方向に移動し、ホームポジションから飛出防止ポジションに移動する。
なお、飛出防止ポジションは、ステイプルトレイ11に搬送された用紙の飛出を防止できる位置、即ち、ステイプルトレイ11に搬送された用紙が押さえ部材10a、bを乗り越えてしまうことを防止できる位置であればよい。従って、ステイプルトレイ11にスタックされている用紙の枚数に応じて飛出防止ポジションを異ならせてもよい。例えば、ステイプルトレイ11にスタックされている用紙の枚数が増えるほど、ステイプルトレイ11から離れた位置に飛出防止ポジションを設定するようにしてもよい。このようにすれば、ステイプルトレイに搬送された用紙のステイプルトレイからの飛び出しをより効果的に防止することができる。
また、飛出防止ポジションは、用紙サイズや用紙に施された折り処理に応じて異ならせるようにしてもよい。このようにすれば、新たにステイプルトレイにスタックされる用紙のスタック不良をより低減することができる。
図7は、本実施形態の用紙処理装置1における叩きコロ12による用紙P1の搬送方向での揃え動作の一例を示す斜視図である。ステイプルトレイ11に搬送された用紙P1が飛び出し防止部材9a、bにぶつかり、ステイプルトレイ11にスタックされると、図7に示すように、スタックされた用紙P1を叩きコロ12が叩き(図7の叩きコロ12の矢印参照)、用紙P1を搬送方向と逆方向に戻す(図7の用紙P1の矢印参照)。
図8は、本実施形態の用紙処理装置1において、用紙P1が搬送方向で揃えられた状態の一例を示す斜視図である。用紙搬送方向の揃え動作が行われると、図8に示すように、用紙P1の後端が後端フェンス13a、bへ突き立てられ、用紙の搬送方向で揃えられる。そして、叩きコロ12が元の位置に戻ると(図8の叩きコロ12の矢印参照)、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、飛出防止ポジションから、飛び出し防止部材9a、bがそれぞれ移動孔11a、bの用紙搬送方向後方に位置するとともに押さえ部材10a、bがステイプルトレイ11の用紙スタック面側に位置する押さえ準備ポジションへの移動を開始する(図8の押さえ部材10aの矢印参照)。
具体的には、叩きコロ12が元の位置に戻ると、図示せぬ制御装置によりステッピングモータ22が駆動される。これにより、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、用紙搬送方向と逆方向に移動し、飛出防止ポジションから押さえ準備ポジションに移動する。
なお、押さえ準備ポジションは、用紙サイズや用紙に施された折り処理に応じて異ならせるようにしてもよい。このようにすれば、新たにステイプルトレイにスタックされる用紙のスタック不良をより低減することができる。
図9は、本実施形態の用紙処理装置1において、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが押さえ準備ポジションに位置する状態の一例を示す斜視図である。飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、図9に示すように、押さえ準備ポジションに移動すると、続いて、押さえ準備ポジションから、押さえ部材10a、bが後端フェンス13a、bへ突き立てられている用紙P1をステイプルトレイ11に押さえつける押さえポジションへの移動を開始する(図9の押さえ部材10aの矢印参照)。
具体的には、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが押さえ準備ポジションに移動すると、図示せぬ制御装置によりソレノイド23が駆動される。これにより、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、押さえ準備ポジションから、用紙押さえ方向に移動し、飛び出し防止部材9a、bがそれぞれ移動孔11a、bの用紙搬送方向後方に位置するとともに押さえ部材10a、bが用紙P1をステイプルトレイ11に押さえつける押さえポジションに移動する。
なお、図示は省略するが、ジョガーフェンス14a、bによる用紙幅方向での揃え動作は、用紙P1が後端フェンス13a、bへ突き立てられた後、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが押さえ準備ポジションから押さえポジションへの移動を開始する前に行うものとする。但しこれに限定されるものではない。
図10は、本実施形態の用紙処理装置1において、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが押さえポジションに位置する状態の一例を示す斜視図である。図10に示すように、押さえ部材10a、bが後端フェンス13a、bへ突き立てられている用紙P1をステイプルトレイ11に押さえつけると、その後、2枚目の山折り用紙P2がステイプルトレイ11に搬送されてくるので(図10の用紙P2の矢印参照)、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、押さえポジションからホームポジションへの移動を開始する(図10の飛び出し防止部材9aの矢印参照)。
具体的には、図示せぬ制御装置によりソレノイド23及びステッピングモータ22が駆動され、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、用紙押さえ方向及び用紙搬送方向に移動し、押さえポジションからホームポジションへ移動する。
図11は、本実施形態の用紙処理装置1において、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bがホームポジションに位置する状態の一例を示す斜視図である。飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、2枚目の山折り用紙P2がステイプルトレイ11に搬送されてくるのをホームポジションで待機する。そして、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、図11に示すように、2枚目の山折り用紙P2がステイプルトレイ11に搬送されてくると(図11の用紙P2の矢印参照)、ホームポジションから飛出防止ポジションへの移動を開始する(図11の飛び出し防止部材9aの矢印参照)。
図12は、本実施形態の用紙処理装置1において、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bが飛出防止ポジションに移動した状態の一例を示す斜視図である。ステイプルトレイ11に搬送された用紙P2は、飛び出し防止部材9a、bにぶつかり、図12に示すように、ステイプルトレイ11にスタックされる。
以降、用紙P2に対しても、用紙搬送方向での揃え動作、用紙幅方向での揃え動作、用紙押さえ動作が行われる。そして、用紙P2に対する用紙押さえ動作が行われると、ステイプルユニット15は、押さえ部材10a、bにより用紙P1及びP2がステイプルトレイ11に押さえつけられた状態でステイプルを行う。ステイプル実行後、飛び出し防止部材9a及び押さえ部材10a、並びに飛び出し防止部材9b及び押さえ部材10bは、押さえポジションからホームポジションへ移動する。そして、ステイプルされた用紙P1及びP2の束は、ステイプル処理部4に備えられている図示せぬ放出機構により排紙トレイ5に放出される。
以上のように、本実施形態によれば、ステイプルトレイに用紙がスタックされる毎に押さえ部材がステイプルトレイにスタックされている用紙をステイプルトレイに押さえつける。このため、折り処理が施された用紙がステイプルトレイにスタックされていてもステイプルトレイにスタック中の用紙の膨らみを抑えることができ、新たにステイプルトレイにスタックされる用紙のスタック不良を低減することができる。
また、本実施形態によれば、ステイプルトレイに用紙が搬送される毎に飛び出し防止部材が搬送された用紙のステイプルトレイからの飛び出しを防止する。このため、新たにステイプルトレイにスタックされる用紙のスタック不良を低減することができる。
また、本実施形態によれば、押さえ部材が飛び出し防止部材により支持されており、1の機構で用紙の押さえつけ及び飛び出し防止を実現できる。
また、本実施形態によれば、押さえ部材と飛び出し防止部材との結合部には、弾性部材が用いられているため、押さえ部材が用紙をステイプルトレイに押さえつける際に柔軟性が得られ、ステイプルトレイに用紙が溜まってきても、押さえポジションを同一の位置に保ったまま用紙を押さえることができる。
1 用紙処理装置
2 折り処理部
3 用紙搬送路
4 ステイプル処理部
5 排紙トレイ
6 本体装置
9a、b 飛び出し防止部材
10a、b 押さえ部材
11 ステイプルトレイ
11a、b 移動孔
12 叩きコロ
13a、b 後端フェンス
14a、b ジョガーフェンス
15 ステイプルユニット
20a、b 弾性部材
21 搬送ベルト
22 ステッピングモータ
23 ソレノイド
24 ガイド部材
25 固定部材

Claims (10)

  1. 搬送されてくる用紙を順次スタックするトレイと、
    前記トレイの用紙搬送方向後端部に設けられた後端フェンスと、
    前記トレイに用紙が搬送される毎に、搬送された前記用紙を戻し、前記用紙の後端を前記後端フェンスへ突き立てる戻し部材と、
    前記後端フェンスへ用紙が突き立てられる毎に、突き立てられている用紙を前記トレイに押さえつける押さえ部材と、
    を備えることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記トレイに搬送された用紙の前記トレイからの飛び出しを防止する飛び出し防止部材を、更に備えることを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記押さえ部材は、前記飛び出し防止部材により支持されていることを特徴とする請求項2に記載の用紙処理装置。
  4. 前記トレイには、前記飛び出し防止部材及び前記押さえ部材が移動可能な移動孔が設けられており、
    前記飛び出し防止部材及び前記押さえ部材は、
    前記トレイに用紙が搬送される毎に、前記飛び出し防止部材が前記移動孔の用紙搬送方向前方に位置するとともに前記押さえ部材が前記移動孔内に位置するホームポジションから、前記押さえ部材が前記トレイの用紙スタック面側に位置する飛出防止ポジションに移動し、
    前記後端フェンスへ用紙が突き立てられる毎に、前記飛び出し防止ポジションから前記飛び出し防止部材が前記移動孔の用紙搬送方向後方に位置する押さえ準備ポジションに移動し、当該押さえ準備ポジションから前記押さえ部材が前記後端フェンスへ突き立てられている用紙を前記トレイに押さえつける押さえポジションに移動し、
    前記押さえポジションから前記ホームポジションへ移動することを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置。
  5. 前記押さえ部材と前記飛び出し防止部材との結合部には、弾性部材が用いられていることを特徴とする請求項3又は4に記載の用紙処理装置。
  6. 前記飛出防止ポジション及び前記押さえ準備ポジションは、用紙サイズに応じて異なることを特徴とする請求項4又は5に記載の用紙処理装置。
  7. 前記飛出防止ポジションは、前記トレイにスタックされている用紙数に応じて異なることを特徴とする請求項4〜6のいずれか1つに記載の用紙処理装置。
  8. 前記後端フェンスへ突き立てられている用紙の幅方向を揃えるジョガーフェンスを更に備えることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の用紙処理装置。
  9. 前記後端フェンスへ突き立てられている用紙束が前記押さえ部材により前記トレイに押さえつけられた状態でステイプルを行うステイプルユニットを更に備えることを特徴とする請求項1〜8のいずれか1つに記載の用紙処理装置。
  10. 前記ステイプルユニットによりステイプルが行われた前記用紙束を放出する放出機構を更に備えることを特徴とする請求項9に記載の用紙処理装置。
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