JP2001316033A - ステープルユニット及びこれを取り付けた装置 - Google Patents

ステープルユニット及びこれを取り付けた装置

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JP2001316033A
JP2001316033A JP2000130824A JP2000130824A JP2001316033A JP 2001316033 A JP2001316033 A JP 2001316033A JP 2000130824 A JP2000130824 A JP 2000130824A JP 2000130824 A JP2000130824 A JP 2000130824A JP 2001316033 A JP2001316033 A JP 2001316033A
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staple
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unit
stapling
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Yoshio Matsukawa
好男 松川
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Kyocera Mita Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】画像が形成された用紙を複数枚蓄積し、排出す
る画像形成装置や後処理装置に用いられ、用紙の任意の
位置にステープル打ちができるステープルユニットを実
現する。 【解決手段】用紙を搬送する搬送ローラ33と、針打ち
機構34とを有し、画像形成装置10の用紙排出部に取
り付け可能となっている。針打ち機構34は、用紙の端
に平行に針を打つことができる。 【効果】搬送ローラ33を内蔵しているので、用紙を任
意に搬送して、針打ち位置を設定することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像が形成された
用紙を複数枚蓄積し、排出することのできる装置に用い
られるステープルユニットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】画像が形成された用紙を所定枚まとめ、
ステープルで綴じるステープルユニットが知られてい
る。このようなステープルユニットは、用紙に画像を形
成して蓄積し排出する画像形成装置、又は画像形成済み
の用紙を受け入れて蓄積し排出する「後処理装置」とい
われる装置に、内蔵される構成になっている。この構成
において、蓄積された用紙をステープルユニットに搬入
し、ステープル処理を行う。ステープル処理がなされた
用紙は、排出トレイへ排出される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前記構成で
は、ステープル位置を任意に設定しようと思えば、ステ
ープルユニットを移動させることになり、このため、ス
テープルユニットの移動機構が必要になるという問題が
ある。特に、用紙の端に平行に針を打つ平行綴じをする
場合、用紙の端に綴じたり、用紙のセンターに中綴じし
て、本のように見開きにしたいという要望があり、この
場合、ステープルユニットの移動が必要になる。
【0004】ステープルユニットを移動させると、移動
させる機構が複雑になり、装置が大きくなり、コスト高
になるという問題があった。そこで、本発明は、ステー
プルユニットに用紙を搬送する手段を設けることに着目
し、用紙の任意の位置にステープル打ちができるステー
プルユニット、及びこれを取り付けた装置を実現するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段及び発明の効果】本発明の
ステープルユニットは、画像が形成された用紙を複数枚
蓄積し、排出することのできる装置に用いられ、用紙を
搬送する搬送手段と、針打ち機構とを有し、前記装置の
用紙排出部に取り付け可能となっているものである(請
求項1)。この構成によれば、前記装置の用紙排出部に
取り付けるだけで、搬送されてくる用紙に針打ちするこ
とができる。特に搬送手段を内蔵しているので、用紙を
任意の長さ搬送して、針打ち位置を設定することができ
る。
【0006】本発明のステープルユニットを取り付けた
装置は、画像が形成された用紙を複数枚蓄積する用紙蓄
積部と、蓄積部に蓄積された用紙を排出する用紙排出部
を備え、前記用紙排出部に、用紙を搬送する搬送手段
と、針打ち機構とを有するステープルユニットを取り付
けている(請求項7)。この装置においても、前記請求
項1記載のステープルユニットと同様、用紙を搬送し
て、針打ち位置を任意に設定することができるという効
果を奏する。
【0007】前記針打ち機構は、用紙の端に平行に針を
打つ平行綴じが可能であることが望ましい(請求項2,
8)。平行綴じをする場合、用紙の端、用紙のセンター
など、いろいろな針打ち位置が要求されるからである。
前記針打ち機構は、2カ所に設けられていることが好ま
しい(請求項3,9)。2カ所の針打ち機構は、別個に
駆動が可能であれば(請求項4,10)、用紙の片端綴
じ、両端綴じなどを自由に選ぶことができる。
【0008】前記搬送手段は、針打ち機構の用紙搬送方
向下流側に設けられていてもよい(請求項5,12)。
中綴じする場合には、この構成で実施可能である。前記
搬送手段は、針打ち機構の用紙搬送方向上流側及び下流
側にそれぞれ設けられていれば(請求項6,13)、端
綴じする場合、上流側の搬送手段で用紙を保持すること
ができるので、所定の位置に正確に綴じることができ
る。前記装置において、用紙蓄積部に、用紙排出方向と
垂直な方向に用紙を幅寄せできる幅寄せ機構が備えられ
ていれば(請求項11)、幅寄せ量を設定することによ
り、針打ち位置を、用紙排出方向と垂直な方向にも、任
意に選択することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面を参照しながら詳細に説明する。−全体構成−図
1は、画像形成装置としての複写機10の外観構成を示
す斜視図である。複写機10の外形は、本体ハウジング
11で区画されている。本体ハウジング11には、その
上下方向途中部に、ハウジングの外表面から略水平方向
に内側へ入り込んだスタック空間12及びこのスタック
空間12の上部を占める用紙束蓄積部16が形成されて
いる。本体ハウジング11は、このスタック空間12の
下側に位置する下ハウジング11D、上側に位置する上
ハウジング11U、および下ハウジング11Dと上ハウ
ジング11Uとを連結する連結ハウジング11Cを有し
ている。
【0010】上ハウジング11U内には、原稿を読み取
るための読取機構が内蔵されている。また、上ハウジン
グ11Uの手前側には、操作パネル13が備えられてい
る。さらにこの実施形態では、上ハウジング11Uの上
方に、原稿を自動的に搬送するための原稿送り装置14
が装着されている。下ハウジング11D内には、用紙ト
レイが内蔵されているとともに、その用紙トレイから用
紙を取り出して搬送するための搬送路が内蔵されてい
る。さらに、トナー像を形成するための画像形成部、形
成したトナー像を用紙に転写するための転写部も内蔵さ
れている。さらに、用紙に転写されたトナー像を定着さ
せるための定着部は、下ハウジング11Dから連結ハウ
ジング11Cにつながる部分に内蔵されている。
【0011】そして、本体ハウジング11の左側面に
は、後述する両面ユニット27、平行綴じステープルユ
ニット30、用紙受けトレイ21が設けられている。図
2は、複写機10の特徴となる内部構成を示す正面図で
ある。図2を参照して、複写機10の上ハウジング11
U内には、その最上部に原稿読取機構17が備えられて
いる。また、下ハウジング11Dの下方部には用紙カセ
ット18が備えられている。用紙カセット18内に収容
された用紙は、繰り出しコロ19により1枚ずつ送り出
される。
【0012】下ハウジング11Dには、用紙に静電潜像
を形成する感光体ドラム23等を含む画像形成ユニット
22、用紙のトナー像を定着する定着装置25等が内蔵
されている。定着装置25の下流側(用紙搬送方向に見
て下流側であり、図2では上側)には、排紙切換爪29
が備えられている。この切換爪29は、破線状態に切換
えられることにより、定着装置25から送り出されてく
る用紙を、画像形成面を下にして、スタック空間12の
排出トレイ13へ導く。一方、切換爪29が実線状態に
切換えられると、定着装置25から送り出されてくる用
紙を用紙束蓄積部16へ導く。用紙束蓄積部16には、
用紙搬送ローラ35,用紙スタックトレイ39、ストッ
パ36、サイドフェンス37,38、および斜め綴じス
テープルユニット50(図1参照)が備えられている。
【0013】なお、この用紙スタックトレイ39は、用
紙にステープル処理を施すために用紙束をスタックして
おく役割を有するとともに、両面複写するときの、いわ
ゆる両面トレイとしても使用される。この両面複写のた
めに、裏面複写用の搬送路28を含む両面ユニット27
が、下ハウジング11Dから連結ハウジング11Cにか
けての左側面に装着可能となっている。また、前記斜め
綴じステープルユニット50に加えて、本発明に係る、
用紙束に平行ステープル処理を施すための平行綴じステ
ープルユニット30が、両面ユニット27の左側面に装
着されている。そして、ステープル処理された用紙束が
排出される用紙受けトレイ21が両面ユニット27の左
側面に突出している。
【0014】−平行中綴じ機構− 図3は、平行綴じステープルユニット30の断面図であ
る。平行綴じステープルユニット30は、搬送路を通過
する用紙を検知する用紙センサ32と、用紙搬送ローラ
33と、搬送路の下方から針打ちをする針打ち機構34
aと、上方の受け台34bとを有するものである。以
下、針打ち機構34aと受け台34bとをまとめて「針
打ち機構34」という。用紙センサ32の検出方式は、
接触式、光学式など、どのような方式を採用してもよ
い。
【0015】図3で符号aは、用紙センサ32の検知位
置と針打ち機構34の針打ち位置との間の距離を示す。
図4は、用紙束蓄積部16及び平行綴じステープルユニ
ット30を示す正面図(a)及び平面図(b)である。なお、
正面図(a)においては、用紙スタックトレイ39、斜め
綴じステープルユニット50の図示は省略している。用
紙搬送ローラ35は、画像形成され定着された用紙を用
紙スタックトレイ39に排出するとともに、用紙スタッ
クトレイ39に所定枚数スタックされた用紙束を、平行
綴じステープルユニット30に向けて搬送する役割を有
する。
【0016】ストッパ36は、用紙搬送ローラ35によ
り排出されてくる用紙の後端を揃えるとともに、所定枚
数スタックされた用紙束の後端を平行綴じステープルユ
ニット30に向けて押し出す機能を有している。サイド
フェンス37,38は、用紙搬送ローラ35により排出
されてくる用紙の幅を合わせるとともに、後に図20を
用いて説明するように、用紙束の側面を斜め綴じステー
プルユニット50に向けて押し出す機能を有している。
【0017】図5は、用紙搬送ローラ35及び用紙搬送
ローラ33を回転駆動するためのモータ40及びギヤ4
1〜48の構成を示す正面図(a)及び平面図(b)である。
モータ40の回転軸にはギヤ41が装着され、用紙搬送
ローラ35の軸にはギヤ43が装着され、用紙搬送ロー
ラ33の軸にはギヤ48が装着されている。モータ40
の回転は、ギヤ41,42を介してギヤ43に伝わり、
用紙搬送ローラ35が回転する。また、モータ40の回
転は、ギヤ44,45,46,47を介してギヤ48に
伝わり、用紙搬送ローラ33が回転する。
【0018】図6は、ストッパ36、サイドフェンス3
7,38を移動させるためのモータ及びプーリの構成を
示す平面図である。ストッパ36は、プーリ52,52
を介してモータ51と連結されている。このモータ51
の正回転又は逆回転により、ストッパ36が、用紙搬送
方向(図6の左右方向)に移動する。サイドフェンス3
7は、プーリ54,54を介してモータ53と連結され
ている。このモータ53の正回転又は逆回転により、サ
イドフェンス37が、用紙搬送方向と垂直の方向(図6
の上下方向)に移動する。また、サイドフェンス38
は、プーリ56,56を介してモータ55と連結されて
いる。このモータ55の正回転又は逆回転により、サイ
ドフェンス38が、用紙搬送方向と垂直の方向(図6の
上下方向)に移動する。
【0019】なお、モータ40,51,53,55の駆
動は、図示しないが、本体ハウジング11内の処理装置
により制御されている。図7、図8は、所定枚数蓄積さ
れた用紙束を搬送する動作を説明するための動作図であ
る。画像形成され定着された用紙は、用紙搬送ローラ3
5により、用紙スタックトレイ39に1枚ずつスタック
される。スタックされた用紙は、ストッパ36、及びサ
イドフェンス37,38により、位置が揃えられる。綴
じるべき所定枚数の用紙が蓄積されれば、モータ51
(図6参照)を駆動して、図7に示すように、ストッパ
36により、用紙スタックトレイ39に蓄積された用紙
束を押していく。このとき同時に、モータ40を駆動し
て用紙搬送ローラ35及び用紙搬送ローラ33を回転さ
せる。
【0020】ストッパ36が最大移動位置に達する前
に、用紙搬送ローラ35が用紙を挟むので、ストッパ3
6が最大移動位置に達した後も、用紙は搬送され続け
る。この搬送により、用紙は、平行綴じステープルユニ
ット30まで送られる。センサ32は、用紙の先端がセ
ンサ32に到達した時点を、検知する。その後、用紙
は、用紙搬送ローラ33によっても搬送される(図8参
照)。用紙の後端が用紙搬送ローラ35から離れても、
用紙搬送ローラ33により、用紙は搬送される。
【0021】センサ32が用紙の先端を検知してから、
(用紙長さの半分L/2)+aだけ用紙を搬送した時点
でモータ40が停止する。この状態を図9に示す。用紙
の中央が、針打ち機構34の針打ち位置に相当してい
る。この状態で、平行綴じステープルユニット30の針
打ち機構34が駆動される。これにより、図10に示す
ように、用紙束は、中央部でホッチキス止めがなされ
る。
【0022】ステープル処理の終わった用紙束は、再び
用紙搬送ローラ33によって駆動され、用紙受けトレイ
21に排出される。ステープル位置を基準に折れば、冊
子が完成する。図11は、3枚の用紙を束ねて止めた例
を示しており、図内の番号は頁を示す。 −平行端綴じ機構− 次に、用紙束を、平行綴じステープルユニット30によ
り平行端綴じする構成及び動作を説明する。
【0023】図12は、平行端綴じに対応した平行綴じ
ステープルユニット30の断面図である。図3の平行綴
じステープルユニット30との相違は、用紙搬送ローラ
33に加えて、針打ち機構34の上流に用紙搬送ローラ
31が設けられていることであり、他は同様である。針
打ち機構34の両側に用紙搬送ローラ31と用紙搬送ロ
ーラ33とが配置される構成になる。図13は、用紙束
蓄積部16及び平行綴じステープルユニット30を示す
正面図(a)及び平面図(b)を示す。図4の構成との相違
は、平行綴じステープルユニット30に用紙搬送ローラ
31が追加設置されていることである。
【0024】図14は、用紙搬送ローラ35及び用紙搬
送ローラ31,33を回転駆動するためのモータ40及
びギヤ41〜48の構成を示す正面図(a)及び平面図(b)
である。図5の構成との相違は、ギヤ46が用紙搬送ロ
ーラ31の軸に装着されていて、用紙搬送ローラ31
に、モータ40の回転駆動力が伝達されることである。
なお、ストッパ36、サイドフェンス37,38を移動
させるためのモータ及びプーリの構成は、図6を用いて
説明したのと同様の構成となる。
【0025】図15は、所定枚数蓄積された用紙束を搬
送する動作を説明するための動作図である。画像形成さ
れ定着された用紙は、用紙搬送ローラ35により、用紙
スタックトレイ39に1枚ずつスタックされる。スタッ
クされた用紙は、ストッパ36、及びサイドフェンス3
7,38により、位置が揃えられる。綴じるべき所定枚
数の用紙が蓄積されれば、モータ51(図6参照)を駆
動して、図15に示すように、ストッパ36により、用
紙スタックトレイ39に蓄積された用紙束を押してい
く。このとき同時に、モータ40を駆動して用紙搬送ロ
ーラ35及び用紙搬送ローラ31,33を回転させる。
【0026】用紙が、平行綴じステープルユニット30
まで送られると、センサ32は、用紙の先端がセンサ3
2に到達した時点を、検知する。その後、用紙は、用紙
搬送ローラ31によっても搬送される。センサ32が用
紙の先端を検知してから、センサ32の検知位置と針打
ち機構34の針打ち位置との間の距離aにホッチキスの
綴じ代bを加えた距離(a+b)だけ通過した時点で、
モータ40を停止させる。
【0027】この状態を図16に示す。針打ち機構34
の針打ち位置は、用紙の端からホッチキスの綴じ代bだ
け手前となる。この状態で、平行綴じステープルユニッ
ト30の針打ち機構34を駆動する。これにより、図1
7に示すように、用紙束は、端部で2カ所ホッチキス止
めがなされる。次に、端部で1カ所だけ平行ホッチキス
止めをするときの動作を説明する。図13の位置からモ
ータ53及びモータ55(図6参照)を駆動して、サイ
ドフェンス37、38により、用紙束を、用紙搬送方向
と垂直な方向(図13の下方向)に押していく。その
後、モータ51(図6参照)を駆動して、ストッパ36
により、用紙束を用紙搬送方向に押していく。
【0028】用紙のコーナー端が、平行綴じステープル
ユニット30の、上方の針打ち機構34の位置に来た状
態を図18に示す。この状態で、当該上方の針打ち機構
34のみを駆動する。これにより、図19に示すよう
に、用紙束のコーナ−端部で1カ所、用紙の端と平行に
ホッチキス止めをすることができる。なお、用紙束の逆
のコーナ−端部1カ所に針打ちをしたいときには、用紙
束を図13の上方向に押していく。その後ストッパ36
により、用紙束を用紙搬送方向に押していき、用紙のコ
ーナー端が、下方の針打ち機構34の位置に来た状態
で、当該下方の針打ち機構34のみを駆動すればよい。
【0029】−斜め端綴じ機構− 次に、用紙束を、斜め綴じステープルユニット50によ
り斜め端綴じする構成及び動作を説明する。図20、図
21は、所定枚数蓄積された用紙束を搬送する動作を説
明するための動作図である。画像形成され定着された用
紙は、用紙搬送ローラ35により、用紙スタックトレイ
39に1枚ずつスタックされる。スタックされた用紙
は、ストッパ36、及びサイドフェンス37,38によ
り、位置が揃えられる。綴じるべき所定枚数の用紙が蓄
積されれば、モータ51(図6参照)を駆動して、図2
0に示すように、ストッパ36により、用紙スタックト
レイ39に蓄積された用紙束を押していく。
【0030】押された用紙束の先端が、ホッチキス止め
する位置に並ぶと、次に、モータ53及びモータ55
(図6参照)を駆動して、図21に示すように、サイド
フェンス37、38により、用紙スタックトレイ39に
蓄積された用紙束を、斜め綴じステープルユニット50
のある方向(図21の下方向)に押していく。用紙のコ
ーナー端が、斜め綴じステープルユニット50のホッチ
キス止めする位置に来たこの状態を図21に示す。この
状態で、斜め綴じステープルユニット50の針打ち機構
を駆動する。ステープル処理の終わった用紙束は、サイ
ドフェンス37、38によりもとの位置に戻され、用紙
搬送ローラ35によって搬送され、用紙受けトレイ21
に排出される。
【0031】図22は、斜め端綴じされた用紙束を示す
図である。図22(a)は、下から針打ちされた用紙束を
取り出した図であり、それをひっくり返したのが、図2
2(b)である。 −その他の実施形態− 以上で、本発明の実施の形態を説明したが、本発明の実
施は、前記の形態に限定されるものではない。例えば、
前記画像形成装置は、ハウジングの内側へ入り込んだス
タック空間12に用紙束蓄積部16を設けていたが、ハ
ウジングの外部に後処理装置を設置し、その後処理装置
の中に用紙束蓄積部を設ける構成でもよい。図23は、
用紙束蓄積部16aを後処理装置20の中に設け、用紙
束蓄積部16aの排紙位置に平行綴じステープルユニッ
ト30を取り付けた例を示す。この図23の構成であれ
ば、後処理装置の中に斜め端綴じ機構を備えた従来公知
の構成と比較して、次のような利点がある。
【0032】すなわち、従来公知の構成では、用紙に斜
め端綴じを行うために、用紙束を、用紙搬送方向と垂直
な方向に移動させるサイドフェンス機構が設けられてい
る。本発明の図23の構成によれば、平行ホッチキス止
めをする場合に、新たにサイドフェンス機構を設けなく
ても、このサイドフェンス機構をそのまま利用すること
によって、用紙を用紙搬送方向と垂直な方向に任意の長
さ移動させることができる。特に、用紙の端部で1カ所
平行ホッチキス止めをする場合に、有効である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置としての複写機10の外観構成を
示す斜視図である。
【図2】複写機10の特徴となる内部構成を示す正面図
である。
【図3】平行綴じステープルユニット30の断面図であ
る。
【図4】用紙束蓄積部16及び平行綴じステープルユニ
ット30を示す正面図(a)及び平面図(b)である。
【図5】用紙搬送ローラ35及び用紙搬送ローラ33を
回転駆動するためのモータ40及びギヤ41〜48の構
成を示す正面図(a)及び平面図(b)である。
【図6】ストッパ36、サイドフェンス37,38を移
動させるためのモータ及びプーリの構成を示す平面図で
ある。
【図7】所定枚数蓄積された用紙束を搬送する動作を説
明するための動作図である。
【図8】所定枚数蓄積された用紙束を搬送する動作を説
明するための動作図である。
【図9】用紙の中央が、針打ち機構34の針打ち位置に
相当する状態を示す使用面図(a)及び平面図(b)である。
【図10】平行綴じステープルユニット30を用いて中
央部で綴じられた用紙束を示す正面図である。
【図11】平行綴じステープルユニット30を用いて中
央部で綴じられた用紙束を示す斜視図である。
【図12】平行端綴じに対応可能な平行綴じステープル
ユニット30の断面図である。
【図13】用紙束蓄積部16及び平行綴じステープルユ
ニット30を示す正面図(a)及び平面図(b)である。
【図14】用紙搬送ローラ35及び用紙搬送ローラ3
1,33を回転駆動するためのモータ40及びギヤ41
〜48の構成を示す正面図(a)及び平面図(b)である。
【図15】所定枚数蓄積された用紙束を搬送する動作を
説明するための動作図である。
【図16】端綴じするために用紙を、センサ32の検知
位置から距離(a+b)だけ通過した時点で、停止させ
た状態を示す正面図(a)及び平面図(b)である。
【図17】端部で2カ所ホッチキス止めがなされた用紙
束を示す図である。
【図18】端部で1カ所ホッチキス止めをする場合に、
用紙束を搬送する動作を説明するための動作図である。
【図19】端部で1カ所ホッチキス止めがなされた用紙
束を示す図である。
【図20】端で斜めに綴じる場合に、所定枚数蓄積され
た用紙束を搬送する動作を説明するための動作図であ
る。
【図21】端で斜めに綴じる場合に、所定枚数蓄積され
た用紙束を搬送する動作を説明するための動作図であ
る。
【図22】斜め端綴じされた用紙束を示す図である。
【図23】用紙束蓄積部16aを後処理装置20の中に
設け、用紙束蓄積部16aの排紙位置に平行綴じステー
プルユニット30を取り付けた例を示す図である。
【符号の説明】
10 画像形成装置 16 用紙蓄積部 20 後処理装置 21 用紙受けトレイ 30 ステープルユニット 31,33 搬送ローラ 34 針打ち機構 35 用紙搬送ローラ 36 ストッパ 37 サイドフェンス 38 サイドフェンス

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像が形成された用紙を複数枚蓄積し、排
    出することのできる装置に用いられるステープルユニッ
    トであって、 用紙を搬送する搬送手段と、針打ち機構とを有し、前記
    装置の用紙排出部に取り付け可能となっていることを特
    徴とするステープルユニット。
  2. 【請求項2】前記針打ち機構は、用紙の端に平行に針を
    打つ平行綴じが可能であることを特徴とする請求項1記
    載のステープルユニット。
  3. 【請求項3】前記針打ち機構は、2カ所設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2記載のステープ
    ルユニット。
  4. 【請求項4】前記2カ所の針打ち機構は、別個に駆動が
    可能であることを特徴とする請求項3記載のステープル
    ユニット。
  5. 【請求項5】前記搬送手段は、針打ち機構の用紙搬送方
    向下流側に設けられていることを特徴とする請求項1又
    は請求項2記載のステープルユニット。
  6. 【請求項6】前記搬送手段は、針打ち機構の用紙搬送方
    向上流側及び下流側にそれぞれ設けられていることを特
    徴とする請求項1又は請求項2記載のステープルユニッ
    ト。
  7. 【請求項7】画像が形成された用紙を複数枚蓄積する用
    紙蓄積部と、蓄積部に蓄積された用紙を排出する用紙排
    出部を備える装置であって、 前記用紙排出部に、用紙を搬送する搬送手段と針打ち機
    構とを有するステープルユニットを取り付けていること
    を特徴とする装置。
  8. 【請求項8】前記針打ち機構は、用紙の端に平行に針を
    打つ平行綴じが可能であることを特徴とする請求項7記
    載の装置。
  9. 【請求項9】前記針打ち機構は、2カ所設けられている
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8記載の装置。
  10. 【請求項10】前記2カ所の針打ち機構は、別個に駆動
    が可能であることを特徴とする請求項9記載の装置。
  11. 【請求項11】前記用紙蓄積部に、用紙排出方向と垂直
    な方向に用紙を幅寄せできる幅寄せ機構が備えられてい
    ることを特徴とする請求項7から請求項10までのいず
    れかに記載の装置。
  12. 【請求項12】前記搬送手段は、針打ち機構の用紙搬送
    方向下流側に設けられていることを特徴とする請求項7
    又は請求項8記載の装置。
  13. 【請求項13】前記搬送手段は、針打ち機構の用紙搬送
    方向上流側及び下流側にそれぞれ設けられていることを
    特徴とする請求項7又は請求項8記載の装置。
  14. 【請求項14】前記装置は、画像形成部を持たない後処
    理装置である請求項7又は請求項8記載の装置。
  15. 【請求項15】前記装置は、画像形成部を備えた画像形
    成装置である請求項7又は請求項8記載の装置。
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