JP2009120302A - 記録材後処理装置および画像形成システム - Google Patents

記録材後処理装置および画像形成システム Download PDF

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Abstract

【課題】記録材後処理装置の横方向の寸法を低減する。
【解決手段】外部から搬入される複数の用紙を用紙束として集積するコンパイルトレイ60と、コンパイルトレイ60に関して用紙の搬送方向後方側に配置され、用紙束の端部に綴じを施す端綴じステープル機能部50と、コンパイルトレイ60に関して用紙の搬送方向前方側に配置され、用紙束の中央部分に綴じを施す中綴じステープル機能部70と、コンパイルトレイ60に関して用紙の搬送方向前方側であって中綴じステープル機能部70の下方側に配置され、端綴じステープル機能部50にて綴じが施された用紙束および中綴じステープル機能部70にて綴じが施された用紙束を積載するスタッカートレイ80とを備える。
【選択図】図2

Description

本発明は、記録材後処理装置および画像形成システムに関する。
プリンタや複写機等の画像形成装置にて画像形成された記録材を後処理する記録材後処理装置には、一般に、ステープル(U字状針)によって記録材束を綴じる綴じ機能部が搭載されている。かかる綴じ機能部には、記録材束の例えば端部を綴じる端綴じ機能部と、記録材束の例えば中央部分を綴じる中綴じ機能部等といった記録材束の異なる部分を綴じる複数の綴じ機能部が設けられる。そして、異なる綴じ機能部にて綴じが施されたそれぞれの記録材束は、異なる記録材保持トレイに搬出され、ユーザに提供される。
例えば特許文献1には、中綴じされたシート束(記録材束)が排出される排出トレイと、中綴じ以外の後処理等されたシート(記録材)やシート束が排出されるトレイとを備えた記録材後処理装置が記載されている。
特開2004−277036号公報
ここで一般に、記録材後処理装置において、異なる綴じ処理が行われた記録材束がそれぞれ異なる記録材保持トレイに搬出されると、複数の記録材保持トレイを設置する必要が生じ、記録材後処理装置の設置面積が大きくなる。
本発明は、記録材後処理装置の横方向の寸法を低減することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、外部から搬入される複数の記録材を記録材束として集積する記録材集積部材と、前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向後方側に配置され、前記記録材束の第1の位置に綴じを施す第1の綴じ部材と、前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側に配置され、前記記録材束の第2の位置に綴じを施す第2の綴じ部材と、前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側であって前記第2の綴じ部材の下方側に配置され、前記第1の綴じ部材にて前記第1の位置に綴じが施された前記記録材束および前記第2の綴じ部材にて前記第2の位置に綴じが施された前記記録材束を積載する記録材束積載部材とを備えたことを特徴とする記録材後処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材との間に、前記記録材集積部材に保持された前記記録材束を搬送する搬送部材をさらに備え、前記搬送部材は、第1のロール部材と、前記記録材束を前記第2の綴じ部材または前記記録材束積載部材に向けて搬送する場合には当該第1のロール部材を圧接する位置に配置され、前記記録材集積部材に前記記録材が集積される場合には当該第1のロール部材から離隔した位置に配置される第2のロール部材とを有することを特徴とする請求項1記載の記録材後処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更、当該記録材束の搬送方向の変更、および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材への当該記録材束の積載量を変更することを特徴とする請求項1記載の記録材後処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御部をさらに備え、前記制御部は、前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材に積載される当該記録材束と当該記録材束との間に1の記録材を挿入することを特徴とする請求項1記載の記録材後処理装置である。
請求項5に記載の発明は、記録材に画像を形成する画像形成装置と、前記画像形成装置にて画像が形成された前記記録材に所定の後処理を施す記録材後処理装置とを有し、前記記録材後処理装置は、前記画像形成装置から搬入される画像が形成された複数の記録材を記録材束として集積する記録材集積部材と、前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向後方側に配置され、前記記録材束の第1の位置に綴じを施す第1の綴じ部材と、前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側に配置され、前記記録材束の第2の位置に綴じを施す第2の綴じ部材と、前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側であって前記第2の綴じ部材の下方側に配置され、前記第1の綴じ部材にて前記第1の位置に綴じが施された前記記録材束および前記第2の綴じ部材にて前記第2の位置に綴じが施された前記記録材束を積載する記録材束積載部材とを備えたことを特徴とする画像形成システムである。
請求項6に記載の発明は、前記記録材後処理装置は、前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材との間に、前記記録材集積部材に保持された前記記録材束を搬送する搬送部材をさらに備え、当該搬送部材は、第1のロール部材と、当該記録材束を前記第2の綴じ部材または前記記録材束積載部材に向けて搬送する場合には当該第1のロール部材を圧接する位置に配置され、前記記録材集積部材に前記記録材が集積される場合には当該第1のロール部材から離隔した位置に配置される第2のロール部材とを有することを特徴とする請求項5記載の画像形成システムである。
請求項7に記載の発明は、前記記録材後処理装置の前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記記録材後処理装置での前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更、当該記録材束の搬送方向の変更、および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材への当該記録材束の積載量を変更することを特徴とする請求項5記載の画像形成システムである。
請求項8に記載の発明は、前記記録材後処理装置の前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御装置をさらに備え、前記制御装置は、前記記録材後処理装置での前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材に積載される当該記録材束と当該記録材束との間に1の記録材を挿入することを特徴とする請求項5記載の画像形成システムである。
本発明の請求項1によれば、記録材集積部材に関して記録材の搬送方向前方側であって第2の綴じ部材の下方側に記録材束積載部材を配置して記録材集積部材と記録材束積載部材とが平面内で重なるようにしたため、本発明を採用しない場合に比べて、記録材後処理装置の、特に幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明の請求項2によれば、第1の綴じ部材と第2の綴じ部材との間に設けた搬送部材で、記録材集積部材上の記録材を第1の綴じ部材の第1の綴じ位置から第2の綴じ部材の第2の綴じ位置へ搬送させることができ、本発明を採用しない場合に比べて、上記搬送部材の構成を簡単にすることができる。
本発明の請求項3によれば、本発明を採用しない場合に比べて、記録材束積載部材上での記録材束をより多く安定した状態で積載することができる。
本発明の請求項4によれば、本発明を採用しない場合に比べて、挿入された記録材が記録材束の衝突を回避するので、記録材束をより多く安定した状態で積載することができる。
本発明の請求項5によれば、記録材集積部材に関して記録材の搬送方向前方側であって第2の綴じ部材の下方側に記録材束積載部材を配置して記録材集積部材と記録材束積載部材とが平面内で重なるようにしたため、本発明を採用しない場合に比べて、記録材後処理装置を備えた画像形成システムの、特に幅方向の寸法を小さくすることができる。
本発明の請求項6によれば、第1の綴じ部材と第2の綴じ部材との間に設けた搬送部材で、記録材集積部材上の記録材を第1の綴じ部材の第1の綴じ位置から第2の綴じ部材の第2の綴じ位置へ搬送させることができ、本発明を採用しない場合に比べて、上記搬送部材の構成を簡単にすることができる。
本発明の請求項7によれば、本発明を採用しない場合に比べて、記録材束積載部材上での記録材束をより多く安定した状態で積載することができる。
本発明の請求項8によれば、本発明を採用しない場合に比べて、挿入された記録材が記録材束の衝突を回避するので、記録材束をより多く安定した状態で積載することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される画像形成システムの構成を示した図である。図1に示す画像形成システムは、例えば電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置1と、画像形成装置1にて画像形成された後の記録材(用紙、シート)に対して綴じ等の後処理を行う記録材後処理装置の一例としてのシート後処理装置2とで構成される。
画像形成装置1は、所謂タンデム方式で構成され、各色画像データに基づいて画像形成を行う4つの画像形成ユニット100Y,100M,100C,100K(「画像形成ユニット100」とも総称する)、各画像形成ユニット100に設けられた感光体ドラム107を露光するレーザ露光装置101を備えている。
また、画像形成装置1は、各画像形成ユニット100にて形成された各色のトナー像が多重転写される中間転写ベルト102、各画像形成ユニット100にて形成された各色トナー像を中間転写ベルト102に順次転写(一次転写)する一次転写ロール103、中間転写ベルト102上に転写された各色トナー像を記録材(用紙)に一括転写(二次転写)する二次転写ロール104、二次転写された各色トナー像を用紙上に定着する定着装置105、さらには、画像形成装置1の動作を制御する本体制御部106を備えている。
画像形成装置1の各画像形成ユニット100では、感光体ドラム107への帯電工程、レーザ露光装置101からの走査露光による感光体ドラム107での静電潜像形成工程、形成された静電潜像への各色トナーの現像工程等を経て、各色のトナー像が形成される。各画像形成ユニット100に形成された各色トナー像は、一次転写ロール103により中間転写ベルト102上に順次静電転写される。そして、各色トナー像は、中間転写ベルト102の移動に伴って二次転写ロール104が配設された位置に向けて搬送される。
一方、画像形成装置1には、異なるサイズや異なる紙種の複数の用紙P1〜P4(「用紙P」や「用紙束P」とも総称する)が、それぞれ用紙収容部110A〜110Dに収容されている。そして、本体制御部106により例えば用紙P1が指定された場合には、ピックアップロール111により用紙収容部110Aから用紙P1が取り出され、搬送ロール112によって1枚ずつレジストロール113の位置まで搬送される。本体制御部106により用紙P2〜P4が指定された場合にも、それぞれ同様である。
そして、中間転写ベルト102上の各色トナー像が二次転写ロール104の配置位置に搬送されるタイミングに合わせて、レジストロール113から用紙Pが供給される。それにより、各色トナー像は、二次転写ロール104により形成された転写電界の作用によって用紙P上に一括して静電転写(二次転写)される。
その後、各色トナー像が二次転写された用紙Pは、中間転写ベルト102から剥離されて定着装置105に搬送される。定着装置105では、熱および圧力による定着処理により各色トナー像が用紙P上に定着され、画像が形成される。そして、画像が形成された用紙Pは、搬送ロール114によって画像形成装置1の用紙排出部Tから排出され、画像形成装置1に接続されたシート後処理装置2に搬送される。
シート後処理装置2は、画像形成装置1の用紙排出部Tの下流側に配置され、画像が形成された用紙Pに対して穴あけや綴じ等の後処理を行う。
図2は、本実施の形態のシート後処理装置2の構成を示した図である。図2に示したように、シート後処理装置2は、画像形成装置1の用紙排出部Tに接続されたトランスポートユニット21、トランスポートユニット21に取り込まれた用紙Pに対して所定の後処理を施すフィニッシャユニット22、シート後処理装置2の各機構部を制御する制御部(制御装置)の一例としての用紙処理制御部23を備えている。用紙処理制御部23は、不図示の信号ラインで本体制御部106と接続され、相互に制御信号等の送受信を行う。なお、図1のシート後処理装置2では、用紙処理制御部23がフィニッシャユニット22の筐体内に設けられているが、用紙処理制御部23は画像形成装置1の筐体内に設けてもよい。また、画像形成装置1の本体制御部106が用紙処理制御部23の制御機能を備えた構成としてもよい。
シート後処理装置2のトランスポートユニット21には、2穴や4穴等の穴あけ(パンチ)を施すパンチ機能部30、画像形成装置1にて画像形成された後の用紙Pをフィニッシャユニット22に向けて搬送する複数の搬送ロール211が備えられている。
一方、フィニッシャユニット22には、用紙Pの中央部分に折り目を形成する折り機能部40、用紙Pを必要枚数だけ集積させて用紙束Pを生成する記録材集積部材の一例としてのコンパイルトレイ60、用紙束Pの端部にステープル綴じ(端綴じ)を実行する第1の綴じ部材の一例としての端綴じステープル機能部50、折り機能部40にて折り目が施された用紙束Pの中央部分にステープル綴じ(中綴じ)を実行する第2の綴じ部材の一例としての中綴じステープル機能部70、用紙束Pを保持し、保持する用紙束Pの量に応じて上下移動する記録材束積載部材の一例としてのスタッカートレイ80が備えられている。
さらに、コンパイルトレイ60に集積された用紙束Pを搬出する搬送部材を構成する搬出ロール(第1のロール部材)61、回転軸62aを移動中心として、用紙Pをコンパイルトレイ60に集積させる際には搬出ロール61から退避した位置に移動し、用紙Pをコンパイルトレイ60から搬出する際には搬出ロール61を圧接する位置に移動する搬送部材を構成する可動ロール(第2のロール部材)62が備えられている。
続いて、シート後処理装置2にて行われる用紙Pの後処理について説明する。
シート後処理装置2は、本体制御部106から用紙処理制御部23に対し、画像形成装置1にて画像形成された後の用紙Pに対する後処理を実行する旨の指示信号が出力されることで、用紙Pに対する各種の後処理を実行する。ここでは、本体制御部106から用紙Pに対する後処理を実行する旨の指示信号が出力された場合について述べる。
まず、シート後処理装置2のトランスポートユニット21に、画像形成装置1にて画像形成された後の用紙Pが搬入される。トランスポートユニット21では、用紙処理制御部23からの指示信号に応じてパンチ機能部30による穴あけが行われた後、搬送ロール211によって用紙Pがフィニッシャユニット22に送られる。なお、用紙処理制御部23からの穴あけ指示が無い場合には、用紙Pは、パンチ機能部30による穴あけ処理は行われずに、そのままの状態で搬送ロール211によってフィニッシャユニット22に送られる。
用紙Pがフィニッシャユニット22に送られると、用紙処理制御部23から中綴じを指示する指示信号が送信されている場合には、折り機能部40において用紙Pの中央部分に折り目が形成される。なお、用紙処理制御部23からの中綴じ指示が無い場合には、折り機能部40による折り目形成処理は行われず、用紙Pはそのままの状態で折り機能部40を通過する。
ここで図3は、折り機能部40を説明する図である。(a)が折り機能部40の構成を説明する図、(b)が中央部分に折り目が形成される前の用紙Pを説明する図、(c)が中央部分に折り目が形成された用紙Pを説明する図をそれぞれ示している。
折り機能部40は、用紙Pの搬送方向に直交する方向に沿って溝部41aが形成された折り目台座部41、折り目台座部41の下方にて溝部41aに対向して配置され、下方から溝部41aに向けて突出するように移動する折りブレード42、折りブレード42の用紙Pの搬送方向前後にて用紙Pを折り目台座部41に押し当てて固定する用紙固定部材47、折りブレード42および用紙固定部材47を支持するホルダ48、ホルダ48を上下方向に移動させるカム43を備えている。さらには、用紙Pを搬送するとともに、用紙Pに折り目を形成するに際して用紙Pの搬送方向両端部を固定する搬送ロール44および搬送ロール45、用紙Pの先端が通過するタイミングを検知する用紙センサ46を備えている。
折り機能部40では、トランスポートユニット21から用紙Pが搬送されると、搬送ロール44および搬送ロール45が用紙Pを搬送する。その際に、用紙センサ46が用紙Pの先端部を検知し、用紙P先端部の通過タイミングを用紙処理制御部23に通知する。この場合に、用紙処理制御部23には、シート後処理装置2に搬送された用紙Pのサイズに関する情報が本体制御部106から通知されている。そのため、用紙処理制御部23は、用紙P先端部の通過タイミングから用紙Pのサイズに応じた所定の時間を計測することで用紙Pの搬送量を検出し、そして、用紙Pの中央部分が折りブレード42の配置位置に到達する搬送量に達した時点で、搬送ロール44および搬送ロール45を停止させる。
搬送ロール44および搬送ロール45が停止すると、搬送ロール44および搬送ロール45が用紙Pを保持した状態で、カム43がホルダ48を下方から折り目台座部41に向けて移動させる。それにより、用紙固定部材47が折りブレード42における用紙Pの搬送方向前方および後方にて用紙Pを折り目台座部41に押し当てて固定する。それと前後して、折りブレード42が用紙Pの中央部分を溝部41a方向に押し当てる。それにより、用紙Pの中央部分には図3(c)に示したような折り目が形成される。
用紙Pに折り目が形成されると、カム43がホルダ48を下方に向けて移動させる。折りブレード42および用紙固定部材47を支持するホルダ48にはホルダ48を下方に付勢する不図示のバネが取り付けられており、カム43が下方に退避することにより、ホルダ48は、バネの付勢力で下方に向けて移動する。
ホルダ48が下方に移動した後、搬送ロール44および搬送ロール45は用紙Pの搬送を再び開始し、用紙Pを折り機能部40から搬出する。
そして、折り機能部40の搬送ロール45から搬出された用紙Pは、搬送ロール45から用紙Pが搬出されて落下する位置に配置されたコンパイルトレイ60に順次集積される。
ここで、本実施の形態のフィニッシャユニット22では、用紙Pが折りブレード42により折り目が形成されてからコンパイルトレイ60に集積されるまでの間に、折り目が形成された用紙Pを圧接する部材として、搬送ロール45だけを配置している。それにより、用紙Pがコンパイルトレイ60に集積されるまでの間に、用紙Pに形成された折り目が均されることを抑えている。
図4は、折り機能部40の搬送ロール45から送り出された用紙Pがコンパイルトレイ60に集積される状態を説明する図である。図4に示したように、用紙Pに折り目が形成され、搬送ロール44および搬送ロール45による用紙Pの送り出しが再び開始されると、折り機能部40から搬出された用紙Pの先端部は重力により鉛直下方に向かう。その際に、用紙Pはそれぞれ所定の剛性(所謂「コシ」)を有しているため、用紙Pの先端部は、用紙Pが落下する位置に配置されたコンパイルトレイ60上の用紙P搬送方向前方側(搬出ロール61側)の領域にて支持される。その場合に、本実施の形態のコンパイルトレイ60は、用紙Pの搬送方向前方側(搬出ロール61側)が水平面に対して上方に約35°程度傾斜した状態で配置されている。それにより、用紙Pの先端部の鉛直方向の落下距離は短くなるので、用紙Pがコンパイルトレイ60に順次集積される際に、用紙Pの姿勢が水平面に対して大きく傾くことを抑制している。
また、コンパイルトレイ60は、折り機能部40から用紙Pが搬出されて落下する位置に配置されているので、用紙Pの先端部は、搬送ロール45に保持された状態でコンパイルトレイ60に支持される。それにより、用紙Pに関するコンパイルトレイ60上での集積位置のばらつきを小さく抑えている。
用紙Pの先端部がコンパイルトレイ60に支持された後には、用紙Pの後端部が搬送ロール45を通過する。そして、用紙Pの先端部に引き続いて用紙Pの後端部が下方に落下するが、その場合に、用紙Pの後端部は、用紙Pの先端部がコンパイルトレイ60に支持された状態で下方に落下する。そのため、用紙Pは、幅方向の位置ばらつきが小さく抑えられながらコンパイルトレイ60上に集積される。なお、用紙Pの「幅方向」とは、用紙Pの搬送方向に対して直交する方向を意味する。以下、同様である。
その後、用紙Pの全体がコンパイルトレイ60上に載ると、用紙Pは、コンパイルトレイ60に設けられた傾斜角によって位置決めストッパ60aに向けてスライド落下する。また、本実施の形態のフィニッシャユニット22には、コンパイルトレイ60に設けられた傾斜角に加えて、折り機能部40の用紙搬出部下方に、用紙Pをコンパイルトレイ60の位置決めストッパ60aに向けて揃えるために回転するパドル63が配置されている。そのため、用紙Pの後端部は、コンパイルトレイ60に向けて落下しながら、パドル63により位置決めストッパ60aの方向に向けて送られる。それにより、コンパイルトレイ60にて用紙Pの後端部が位置決めストッパ60aにて揃えられた状態の用紙束Pが形成される。
また、コンパイルトレイ60の幅方向両端部には、搬送される用紙Pのサイズに合わせて用紙束Pの幅方向位置を揃える用紙幅位置揃え機構65が設けられている。それにより、用紙Pがコンパイルトレイ60に順次集積されるに際して、用紙P(用紙束P)の幅方向位置も揃えられる。
なお、用紙Pが折り機能部40の搬送ロール45から送り出される際には、可動ロール62は搬出ロール61から退避した位置に移動している。
コンパイルトレイ60に用紙Pが所定枚数だけ集積され、用紙束Pが形成されると、端綴じステープル機能部50による用紙束Pの端部に対するステープル綴じ(端綴じ)、または、中綴じステープル機能部70による折り機能部40にて折り目が施された用紙束Pの中央部分に対するステープル綴じ(中綴じ)が実行される。
まず、用紙処理制御部23が端綴じ処理の指示信号を送信している場合には、端綴じステープル機能部50が用紙束Pの端部にステープル綴じ(端綴じ)を実行する。図5は、端綴じステープル機能部50が用紙束Pの端部にステープル綴じ(端綴じ)を実行する状態を説明する図であって、コンパイルトレイ60を上方(折り機能部40側)から見た状態を表している。
端綴じステープル機能部50には、ステープル(U字状針)で用紙束Pを綴じるステープルヘッド51が、コンパイルトレイ60の位置決めストッパ60aに沿って移動可能に設けられている。そして、図5に示したように、用紙処理制御部23からの指示信号に従って、例えば、用紙束Pの端部における位置決めストッパ60aに平行な2点(図5の(A)位置と(B)位置)をステープル綴じ(2点端綴じ)するか、または、一方の端(図5の(C)位置)をステープル綴じ(1点端綴じ)する。
なお、(A)位置と(B)位置との間では、ステープルヘッド51を位置決めストッパ60aに沿って平行移動させるが、(A)位置と(C)位置との間では、ステープルヘッド51に例えば45°の回転を伴う移動を施す。
端綴じステープル機能部50により、用紙束Pの端綴じが実行された後には、可動ロール62(図4参照)は、回転軸62aを移動中心として搬出ロール61に圧接する位置に移動する。そして、搬出ロール61および可動ロール62が回転を開始し、端綴じされた用紙束Pをコンパイルトレイ60からスタッカートレイ80に向けて搬送する。この場合の搬出ロール61および可動ロール62は、用紙束Pをスタッカートレイ80に搬送する搬送手段として機能する。
図6は、端綴じされた用紙束Pをコンパイルトレイ60から搬出する状態を説明する図である。図6に示したように、端綴じされた用紙束Pは、搬出ロール61および可動ロール62に搬送されて、スタッカートレイ80に積載される。
なお、この場合には、中綴じステープル機能部70は、搬送される用紙束Pの搬送経路から退避した位置(後段のホームポジション)に移動している。
次に、用紙処理制御部23が中綴じ処理の指示信号を送信している場合には、中綴じステープル機能部70が用紙束Pの中央部分にステープル綴じ(中綴じ)を実行する。図7は、中綴じステープル機能部70が用紙束Pの中央部分にステープル綴じ(中綴じ)を実行する状態を説明する図であって、図7(a)が中綴じステープル機能部70を上方から見た状態、(b)が(a)でのXX断面を表している。
図7に示したように、中綴じステープル機能部70は、ステープルで用紙束Pを綴じる2つのステープルヘッド71,72、用紙束Pの幅方向の両端部を支持するブックレットトレイ73を備えている。
ステープルヘッド71,72それぞれは、用紙束Pにステープルを打つステープル部71a,72aと、ステープル時の台座となる台座部71b,72bとで構成される。ステープル部71a,72aは、用紙Pのサイズに合わせて、用紙Pの幅方向に沿って移動するように構成されている。また、台座部71b,72bは、用紙束Pを挟んでステープル部71a,72aと対向する位置と、画像形成装置1の用紙収容部110A〜110D(図1参照)に収容された用紙Pの中で最大サイズの用紙Pの幅位置よりも外側の位置(ホームポジション)との間を移動するように構成されている。
また、ブックレットトレイ73は、搬送された用紙Pのサイズに合わせて用紙束Pを支持する位置と、画像形成装置1の用紙収容部110A〜110Dに収容された用紙Pの中で最大サイズの用紙Pの幅位置よりも外側の位置(ホームポジション)との間を移動するように構成されている。
そして、用紙処理制御部23が中綴じ処理の指示信号を送信している場合には、搬出ロール61および可動ロール62は、本体制御部106から用紙Pのサイズに関する情報を取得した用紙処理制御部23による指示信号に従って用紙束Pを所定量だけ搬送して、折り目が形成された用紙束Pの中央部分とステープルヘッド71,72の配置位置とを一致させる。この場合の搬出ロール61および可動ロール62は、用紙束Pの中央部分をステープルヘッド71,72の位置に合わせる位置合わせ手段として機能する。
一方、中綴じステープル機能部70では、本体制御部106から用紙Pのサイズに関する情報を取得した用紙処理制御部23による指示信号に従って、ブックレットトレイ73が用紙束Pを支持する位置に配置される。また、ステープルヘッド71,72のステープル部71a,72aが、用紙Pのサイズに対応した用紙束Pの幅方向の所定位置に配置される。さらに台座部71b,72bがステープル部71a,72aに対向する位置に配置される。
それにより、ステープルヘッド71,72は、ブックレットトレイ73により支持された用紙束Pに対して、折り目が形成された中央部分の所定位置2ヶ所に綴じ(中綴じ)を実行する。
中綴じされた後には、ブックレットトレイ73は、ホームポジションに退避する。また、ステープルヘッド71,72の台座部71b,72bも同様に、ホームポジションに退避する。その後、用紙束Pは、搬出ロール61および可動ロール62によって搬送され、スタッカートレイ80に積載される。この場合の搬出ロール61および可動ロール62は、用紙束Pをスタッカートレイ80に搬送する搬送手段として機能する。
一方、用紙処理制御部23が端綴じ処理を指示し、端綴じステープル機能部50による端綴じが実行された用紙束Pが搬送される場合には、ブックレットトレイ73は、ホームポジションに退避する。また、ステープルヘッド71,72の台座部71b,72bも同様に、ホームポジションに退避する。それにより、端綴じされた用紙束Pは、搬出ロール61および可動ロール62によって中綴じステープル機能部70を単に通過しながら搬送され、スタッカートレイ80に積載される。この場合の搬出ロール61および可動ロール62も、用紙束Pをスタッカートレイ80に搬送する搬送手段として機能する。
中綴じされた用紙束Pおよび端綴じされた用紙束Pは、ともにスタッカートレイ80に積載される。スタッカートレイ80は、用紙束Pの積載量に応じて、下方に移動するように構成されている。このように移動することで、スタッカートレイ80における積載量の大容量化を図っている。また、中綴じステープル機能部70にて中綴じ処理されて搬出される用紙束P、および端綴じステープル機能部50にて端綴じ処理されて中綴じステープル機能部70を単に通過して搬出される用紙束Pと、スタッカートレイ80上に既に積載された用紙束Pとの段差を少なく維持している。
さらに、スタッカートレイ80が中綴じ処理された用紙束Pおよび端綴じ処理された用紙束P等を混在して積載するように構成されることで、シート後処理装置2における各種の後処理が行われた用紙束P等の最終集積場所を共通化している。それにより、ユーザは、後処理の種類の如何を問わずに、後処理が行われた用紙束Pを1箇所(スタッカートレイ80)から取り出せる。
なお、本体制御部106から用紙Pに対する後処理を実行する旨の指示信号が出力されない場合には、シート後処理装置2は、画像形成装置1にて画像形成された後の用紙Pに対する後処理を実行せず、そのままの状態で用紙Pをスタッカートレイ80に積載する。そのため、スタッカートレイ80では、中綴じ処理された用紙束Pや端綴じ処理された用紙束Pに混在して、後処理が実行されていない用紙Pが積載される場合もある。
次に、本実施の形態のスタッカートレイ80に中綴じ処理された用紙束Pおよび端綴じ処理された用紙束P等を整然と積載し、さらには、積載された用紙束Pや用紙Pがスタッカートレイ80から落下することを抑えるための用紙束Pの積載制御について述べる。
上記したように、本実施の形態のスタッカートレイ80では、中綴じ処理された用紙束Pと端綴じ処理された用紙束P等といった後処理の種類の異なる用紙束P、さらには後処理が施されていない用紙Pが混在して積載される。その際に、積載される用紙束Pや用紙Pのサイズは多種多様であり、また、後処理の種類の異なる用紙束Pの積載順序も様々である。
そのために、後続してスタッカートレイ80に積載される用紙束P等のサイズが、先にスタッカートレイ80上に積載された用紙束P等のサイズよりも大きい場合には、スタッカートレイ80への積載量が多くなり過ぎると、後続して積載される用紙束P等が所謂荷崩れを起こしてスタッカートレイ80から落下する場合がある。また、先にスタッカートレイ80上に積載された用紙束Pが中綴じ処理されたものであった場合には、中綴じ処理に用いられたステープルによって後続する用紙束P等の先端部に引っ掛かりが生じて、用紙束P等の先端部に折れ等の不具合が生じる場合がある。
図8は、用紙束P等がスタッカートレイ80から落下し易い状態を説明する図である。
図8(a)は、例えばA4サイズ(小サイズ)の用紙束Pが端綴じされてスタッカートレイ80に積載された後に、引き続いて、例えばA3サイズ(大サイズ)の用紙束Pが端綴じされて積載された場合を示している。この場合には、後続のA3サイズの用紙束Pの先端側にスタッカートレイ80の用紙束支持面との間に間隙が生じる。そのため、A3サイズの用紙束Pの自重による垂れ下がりが生じ、さらには、用紙P表面の滑り易さも重なって、積載量が多くなり過ぎた場合にスタッカートレイ80上でのA3サイズの用紙束Pの積載状態が不安定となる。
なお、このような状態は、例えば同一サイズの用紙束Pが積載される場合であっても、用紙束Pの搬送方向が異なる場合には、同様に発生する。すなわち、先に例えばA4サイズの用紙束Pが所謂横搬送(SEF:Short Edge Feed)されて積載された後に、引き続いて、A4サイズの用紙束Pが所謂縦搬送(LEF:Long Edge Feed)されて積載された場合である。また同様に、縦搬送(LEF)されて積載された後に、引き続いて、横搬送(SEF)されて積載された場合である。この際にも、同様の理由により、積載量が多くなり過ぎた場合に後続の縦搬送された用紙束Pの積載状態が不安定となる。
このように、後続して積載される用紙束Pの搬送方向の長さや幅方向の長さが先に積載されている用紙束Pの搬送方向の長さや幅方向の長さよりも大きい場合には、積載量が多くなり過ぎた場合に用紙束Pの積載状態が不安定となり易い。
図8(b)は、例えばA4サイズ(小サイズ)の用紙束Pが中綴じされてスタッカートレイ80に積載された後に、引き続いて、例えばA3サイズ(大サイズ)の用紙束Pが端綴じされて積載された場合を示している。この場合には、上記の図8(a)に示した状態に加えて、用紙束Pには折り目が形成されているため、さらにスタッカートレイ80上でのA3サイズの用紙束Pの積載状態が不安定となる。
なお、図8(a)において、例えば、先に積載されたA4サイズの用紙束Pおよび後に積載されたA3サイズの用紙束Pのいずれか一方が中綴じされた場合には、図8(b)と同様の理由により、積載量が多くなり過ぎた場合にスタッカートレイ80上での用紙束Pの積載状態の不安定さが増大する。
図8(c)は、例えばA4サイズ(小サイズ)の用紙束Pが中綴じされてスタッカートレイ80に積載された後に、引き続いて、例えば同サイズであるA4サイズ(小サイズ)の用紙束Pが端綴じされて積載される状態が交互に繰り返される場合を示している。この場合には、用紙サイズが同じであるため、用紙束Pの先端側にスタッカートレイ80の用紙束支持面との間に間隙は生じない。ところが、中綴じされた用紙束Pには折り目が形成されているため、用紙束Pの中央部分が盛り上がった状態となる。それに加えて、中綴じされた用紙束Pの相互の間に積載された端綴じされた用紙束Pは、折り目部分による用紙束P相互間の引っ掛かりがなく、かつ用紙P表面が滑り易い。そのため、積載量が多くなり過ぎた場合にスタッカートレイ80上での用紙束Pの積載状態が不安定となる。
図8に示した状態の他にも、例えば端綴じステープル機能部50にて用紙束Pに端綴じするに際して、2点端綴じする場合と1点端綴じする場合とによって、用紙束Pのスタッカートレイ80上での積載位置を移動させる場合には、積載量が多くなり過ぎた場合にスタッカートレイ80上での用紙束Pの積載状態が不安定となる場合がある。
その一方で、後続してスタッカートレイ80に積載される用紙束P等のサイズが、先にスタッカートレイ80上に積載された用紙束P等のサイズよりも小さい場合には、後続の小サイズの用紙束Pの先端側とスタッカートレイ80の用紙束支持面との間に間隙が生じることがない。そのため、積載量が多い状態でも、スタッカートレイ80上での用紙束Pの積載状態は安定する。
また、同一サイズの用紙束Pが積載される場合において、先に端綴じされた用紙束Pがスタッカートレイ80に積載された後に、引き続いて、中綴じされた用紙束Pだけが積載される場合には、後続の中綴じされた用紙束Pには折り目部分での相互間の引っ掛かりがあるため、積載量が多い状態でも、スタッカートレイ80上での用紙束Pの積載状態は安定する。
そこで、本実施の形態のシート後処理装置2では、用紙処理制御部23は、スタッカートレイ80上での用紙束P等の積載状態が安定する状態が維持される場合には、スタッカートレイ80での用紙Pの上限積載量を初期設定量T1に設定する。その一方で、スタッカートレイ80上での用紙束P等の積載状態が不安定となり易い状態となった場合には、用紙処理制御部23は、スタッカートレイ80での用紙Pの上限積載量を初期設定量T1よりも少ない設定量T2(<T1)に設定変更する。
例えば、用紙処理制御部23は、用紙束Pの積載状態が安定する場合に設定する用紙Pの上限積載量T1を2000枚とし、用紙束Pの積載状態が不安定となり易い場合に設定する用紙Pの上限積載量T2を300枚とする。ここでの用紙Pの上限積載量T1,T2は、用紙Pを1枚単位で積算した積載量の合計枚数の上限値を意味する。例えば、用紙束Pが10枚から構成される場合には、その用紙束Pについての積載量は10枚であり、また、10枚から構成される用紙束Pが100束積載された場合には、その積載量は1000枚である。そして、このような積載量の合計枚数の上限値を定めたものが用紙Pの上限積載量T1,T2である。なお、用紙処理制御部23において、用紙Pの上限積載量T1,T2を変更可能に構成してもよい。
そして、それぞれに定められた用紙Pの上限積載量T1,T2を超える場合には、用紙処理制御部23は、本体制御部106に対して画像形成動作の停止を指示する。その後、スタッカートレイ80から積載された用紙束P等が除去された場合には、本体制御部106に対して画像形成動作の再開を指示する。
ここで、用紙処理制御部23が行うスタッカートレイ80への用紙束Pの積載制御の手順について述べる。図9は、用紙処理制御部23が行う用紙束Pの積載制御の手順の一例を示したフローチャートである。図9に示したように、用紙処理制御部23は、搬送される用紙Pのサイズに関する情報(サイズ情報)や用紙束Pの搬送方向(SEF,LEF)に関する情報(用紙搬送方向情報)、さらには綴じ指示情報を本体制御部106から取得する(S101)。そして、用紙処理制御部23は、取得したサイズ情報、用紙搬送方向情報および綴じ指示情報を判定する(S102)。
ステップS102での判定の結果、搬送される用紙束P等が小さなサイズ(例えばA4サイズ)から大きなサイズ(例えばA3サイズ)に変更された場合には(S103)、用紙Pの上限積載量T1を上限積載量T2に変更する(S106)。
また、搬送される用紙束P等の搬送方向が変更された場合(S104)には、用紙Pの上限積載量T1を上限積載量T2に変更する(S106)。ここで、用紙束P等の搬送方向の変更とは、具体的には、用紙束P等の搬送方向が縦搬送(LEF)から横搬送(SEF)に変更された場合、または横搬送(SEF)から縦搬送(LEF)に変更された場合である。
また、搬送される用紙束Pの綴じ処理が中綴じから端綴じに変更された場合(S105)には、用紙Pの上限積載量T1を上限積載量T2に変更する(S106)。
一方、ステップS102での判定の結果、ステップS103〜S105のいずれにも該当しない場合には、上限積載量T1を維持する(S107)。
次に、図10は、中綴じ処理に用いられたステープルによって後続する用紙束P等の先端部に引っ掛かりが生じる状態を説明する図である。図10に示したように、例えば、先に中綴じされた大サイズ(例えばA3サイズ)の用紙束Pがスタッカートレイ80に積載された後に、引き続いて、端綴じされた小サイズ(例えばA4サイズ)の用紙束P、端綴じされた同一サイズ(A3サイズ)の用紙束P、中綴じされた小サイズ(A4サイズ)の用紙束P等が積載される場合等には、後続する用紙束P等の先端部が既に積載された大サイズの用紙束Pの中央部分よりも手前側から大サイズの用紙束Pの表面に接触しながら積載されていく状態が生じ易い。そのために、後続する用紙束P等の先端部が積載された大サイズの用紙束Pの中央部分のステープルに引っ掛かり、用紙束P等の先端部に折れ等が生じる場合がある。また、用紙束Pの整然とした積載を乱す要因となる。
なお、先にスタッカートレイ80に積載された用紙束Pが端綴じされたものである場合には、用紙束Pの綴じ部分は、用紙束Pのサイズに関係なくフィニッシャユニット22寄りの最も手前側に位置するので、上記したようなステープルへの引っ掛かりは生じ難い。
そこで、本実施の形態のシート後処理装置2では、用紙処理制御部23は、中綴じ処理から端綴じ処理への変更があった場合、中綴じ処理を行っている際に大サイズから小サイズへの変更があった場合には、本体制御部106に対して、これらの変更直後の画像形成動作の前に例えば1枚の用紙P(合紙)の挿入を指示する。それにより、例えば中綴じされた大サイズの用紙束Pの最上部と、後続する端綴じされた小サイズの用紙束Pや端綴じされた同一サイズの用紙束Pや中綴じされた小サイズの用紙束P等の最下部との間に、1枚の合紙が介在することとなり、ステープルによる引っ掛かりが発生し難くなる。
なお、合紙として用いる用紙Pは、画像形成装置1の用紙収容部110A〜110Dに収容された用紙Pの中で、既に積載された大サイズの用紙束Pの中央部分を覆う大きさを持ったものが用いられる。また、合紙用の専用用紙収容部を別途設けた構成を採用してもよい。
ここで、用紙処理制御部23が行う合紙の挿入制御の手順について述べる。図11は、用紙処理制御部23が行う合紙の挿入制御の手順の一例を示したフローチャートである。図11に示したように、用紙処理制御部23は、搬送される用紙Pのサイズに関する情報(サイズ情報)や綴じ指示情報を本体制御部106から取得する(S201)。そして、用紙処理制御部23は、取得したサイズ情報および綴じ指示情報を判定する(S202)。
ステップS202での判定の結果、搬送される用紙束Pの綴じ処理が中綴じから端綴じに変更された場合(S203)には、本体制御部106に対して合紙の挿入を指示する(S205)。
一方、搬送される用紙束Pの綴じ処理が中綴じ処理の状態で、搬送される用紙束P等が大きなサイズ(例えばA3サイズ)から小さなサイズ(例えばA4サイズ)に変更された場合には(S204)、本体制御部106に対して合紙の挿入を指示する(S205)。
なお、上記した合紙を挿入する方法の他に、または合紙を挿入する方法に加えて、搬送される用紙束P等がスタッカートレイ80に積載される際に、用紙束P等の先端部が画像形成装置1の用紙収容部110A〜110Dに収容された用紙Pの中で最大サイズの用紙Pの中央部分よりも前方側(フィニッシャユニット22から離れた方向側)の位置から積載されていく状態を設定する部材をスタッカートレイ80に設けてもよい。
以上説明したように、本実施の形態のシート後処理装置2においては、スタッカートレイ80が中綴じ処理された用紙束Pおよび端綴じ処理された用紙束P等を混在して積載するように構成され、シート後処理装置2における各種の後処理が行われた用紙束P等の最終集積場所を共通化している。それにより、ユーザは、後処理の種類の如何を問わずに、後処理が行われた用紙束Pを1箇所(スタッカートレイ80)から取り出せる。
また、用紙処理制御部23において、スタッカートレイ80上での用紙束P等の積載状態が安定する状態が維持される場合には、スタッカートレイ80での用紙Pの上限積載量を初期設定量T1に設定する。その一方で、スタッカートレイ80上での用紙束P等の積載状態が不安定となり易い状態となった場合には、用紙処理制御部23は、スタッカートレイ80での用紙Pの上限積載量を初期設定量T1よりも少ない設定量T2(<T1)に設定変更する。それにより、積載量が多い状態でも、スタッカートレイ80上での用紙束Pの積載状態の安定化を図っている。
さらには、用紙処理制御部23は、中綴じ処理から端綴じ処理への変更があった場合、中綴じ処理を行っている際に大サイズから小サイズへの変更があった場合には、本体制御部106に対して、これらの変更直後の画像形成動作の前に合紙の挿入を指示する。それにより、用紙束P等の品質を高く維持し、また用紙束Pの整然とした積載を図っている。
本実施の形態が適用される画像形成システムの構成を示した図である。 シート後処理装置の構成を示した図である。 折り機能部を説明する図である。 折り機能部の搬送ロールから送り出された用紙がコンパイルトレイに集積される状態を説明する図である。 端綴じステープル機能部が用紙束の端部にステープル綴じ(端綴じ)を実行する状態を説明する図である。 端綴じされた用紙束をコンパイルトレイから搬出する状態を説明する図である。 中綴じステープル機能部が用紙束の中央部分にステープル綴じ(中綴じ)を実行する状態を説明する図である。 用紙束等がスタッカートレイから落下し易い状態を説明する図である。 用紙処理制御部が行う用紙束の積載制御の手順の一例を示したフローチャートである。 中綴じ処理に用いられたステープルによって後続する用紙束等の先端部に引っ掛かりが生じる状態を説明する図である。 用紙処理制御部が行う合紙の挿入制御の手順の一例を示したフローチャートである。
符号の説明
1…画像形成装置、2…シート後処理装置、21…トランスポートユニット、22…フィニッシャユニット、23…用紙処理制御部、30…パンチ機能部、40…折り機能部、50…端綴じステープル機能部、60…コンパイルトレイ、61…搬出ロール、62…可動ロール、70…中綴じステープル機能部、80…スタッカートレイ、106…本体制御部

Claims (8)

  1. 外部から搬入される複数の記録材を記録材束として集積する記録材集積部材と、
    前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向後方側に配置され、前記記録材束の第1の位置に綴じを施す第1の綴じ部材と、
    前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側に配置され、前記記録材束の第2の位置に綴じを施す第2の綴じ部材と、
    前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側であって前記第2の綴じ部材の下方側に配置され、前記第1の綴じ部材にて前記第1の位置に綴じが施された前記記録材束および前記第2の綴じ部材にて前記第2の位置に綴じが施された前記記録材束を積載する記録材束積載部材と
    を備えたことを特徴とする記録材後処理装置。
  2. 前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材との間に、前記記録材集積部材に保持された前記記録材束を搬送する搬送部材をさらに備え、
    前記搬送部材は、第1のロール部材と、前記記録材束を前記第2の綴じ部材または前記記録材束積載部材に向けて搬送する場合には当該第1のロール部材を圧接する位置に配置され、前記記録材集積部材に前記記録材が集積される場合には当該第1のロール部材から離隔した位置に配置される第2のロール部材とを有することを特徴とする請求項1記載の記録材後処理装置。
  3. 前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更、当該記録材束の搬送方向の変更、および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材への当該記録材束の積載量を変更することを特徴とする請求項1記載の記録材後処理装置。
  4. 前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御部をさらに備え、
    前記制御部は、前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材に積載される当該記録材束と当該記録材束との間に1の記録材を挿入することを特徴とする請求項1記載の記録材後処理装置。
  5. 記録材に画像を形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置にて画像が形成された前記記録材に所定の後処理を施す記録材後処理装置とを有し、
    前記記録材後処理装置は、
    前記画像形成装置から搬入される画像が形成された複数の記録材を記録材束として集積する記録材集積部材と、
    前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向後方側に配置され、前記記録材束の第1の位置に綴じを施す第1の綴じ部材と、
    前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側に配置され、前記記録材束の第2の位置に綴じを施す第2の綴じ部材と、
    前記記録材集積部材に関して前記記録材の搬送方向前方側であって前記第2の綴じ部材の下方側に配置され、前記第1の綴じ部材にて前記第1の位置に綴じが施された前記記録材束および前記第2の綴じ部材にて前記第2の位置に綴じが施された前記記録材束を積載する記録材束積載部材と
    を備えたことを特徴とする画像形成システム。
  6. 前記記録材後処理装置は、前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材との間に、前記記録材集積部材に保持された前記記録材束を搬送する搬送部材をさらに備え、当該搬送部材は、第1のロール部材と、当該記録材束を前記第2の綴じ部材または前記記録材束積載部材に向けて搬送する場合には当該第1のロール部材を圧接する位置に配置され、前記記録材集積部材に前記記録材が集積される場合には当該第1のロール部材から離隔した位置に配置される第2のロール部材とを有することを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  7. 前記記録材後処理装置の前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記記録材後処理装置での前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更、当該記録材束の搬送方向の変更、および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材への当該記録材束の積載量を変更することを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
  8. 前記記録材後処理装置の前記第1の綴じ部材および前記第2の綴じ部材から前記記録材束積載部材への前記記録材束の積載を制御する制御装置をさらに備え、
    前記制御装置は、前記記録材後処理装置での前記記録材束積載部材に積載される前記記録材束のサイズの変更および前記第1の綴じ部材と前記第2の綴じ部材とからの当該記録材束の積載順序のいずれか一または複数に基づいて設定された所定の条件に従って、当該記録材束積載部材に積載される当該記録材束と当該記録材束との間に1の記録材を挿入することを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
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