JP4013349B2 - シート綴じ込み装置 - Google Patents

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  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機やプリンタ等の画像形成装置から排出される複数の記録済みシートを綴じ込むシート綴じ込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機やプリンタ等で画像記録が行われた複数枚の用紙を、ステープルにより綴じ込む製本機能を有する装置が開発されている。このような装置で行われる綴じ込み方法としては、用紙の端部側の1箇所または複数箇所を閉じる端綴じと、用紙の中央部の複数箇所を綴じ込む中綴じがある。
【0003】
ところで、ステープラには、綴じ込みを行うべきシートを挟んで対向配置されるステープルの打ち込みを行うステープラ本体と、このステープラ本体と共同してステープルを折り曲げるクリンチャーとが分離されたセパレート型のものと、これらが一体化された一体型のものとが知られている。中綴じを行う場合には、ステープラをシートの中央部に配置させる必要があるため、セパレート型のステープラを用いる必要がある。
【0004】
ここで、図1は、従来のシート綴じ込み装置の要部を示す。同図において、符号1はスタックトレイを示す。スタックトレイ1は、画像形成装置等から排出された記録済みシートSをスタックする。スタックトレイ1を挟んで対向する位置には、それぞれステープラ2とクリンチャー3とが配置されている。ステープラ2は、スタックトレイ1にスタックされた複数のシートSに対してステープルの打ち込みを行う。クリンチャー3は、ステープラ2と協同してシートSに打ち込まれたステープルを折り曲げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図1に示すような従来のシート綴じ込み装置では、ステープラ2とクリンチャー3との間隔Dは、中綴じ専用の場合でもシート20枚程度の大きさである。これは、中綴じで綴じ込むシートの枚数は、通常多くても20枚程度であるからである。また、端綴じを行う場合には、50枚程度のシートに対して綴じ込みを行うこともあるため、端綴じおよび中綴じでスタックトレイ1を兼用する装置では、ステープラ2とクリンチャー3の間隔Dは50枚程度のシートを収容できる大きさになっている。
【0006】
しかし、中綴じで綴じ込みを行うシート枚数は、5枚程度である場合が多く、この場合、スタックトレイ1にスタックされたシートSとクリンチャー3との間に隙間ができてしまう。このようにクリンチャー3とスタックされたシートとの間に隙間がある状態で綴じ込みを行った場合、図2に示すように、シートがクリンチャー3から浮き上がった状態で綴じ込みが行われ、綴じ込み位置のズレ等の不良綴じが発生することがある。また、図3に示すように、不均一含水等により湾曲したシートがスタックトレイ1にスタックされた場合にも、不良綴じが発生するおそれがある。
【0007】
本発明は、上記の事情を考慮してなされたものであり、中綴じを行う場合の綴じ込み不良の発生を低減することが可能なシート綴じ込み装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明に係るシート綴じ込み装置は、画像形成装置によって画像が記録されたシートを一側から受け入れ、前記一側と反対の他側の中綴じ用トレイに排出するシート綴じ込み装置において、前記一側から受け入れたシートの搬送方向長さより短く、シートの下端から所定の長さの部分を載せてシートを傾斜させた状態でスタックするスタック手段と、前記スタック手段によってスタックされた複数のシートに対してステープルを打ち込むステープラと、前記スタック手段によってスタックされたシートを挟んで前記ステープラと対向する位置に配置され、前記ステープラと協同してシートに打ち込まれたステープルを折り曲げて綴じ込むクリンチャーと、前記ステープラによるシート綴じ込み時に、前記スタック手段に載せられていないシートの部分に中綴じを行うため、前記スタック手段によってスタックされたシートを押圧するように前記クリンチャーを移動させる駆動手段とを具備することを特徴としている。
【0009】
このシート綴じ込み装置では、画像形成装置によって画像が記録されたシートがスタック手段により順次スタックされる。そして、所定枚数のシートがスタックされて綴じ込みを行う時には、駆動手段によってクリンチャーが移動させられ、シートがクリンチャーにより押圧される。これにより、スタックされたシートの浮き上がりや湾曲を抑制することができる。従って、ステープラが綴じ込みを行う場合の綴じ込み不良の発生を低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施形態について説明する。
A.実施形態の構成
まず、図4は本発明の一実施形態に係るシート綴じ込み装置を示す図である。同図において、符号4は、複写機やプリンタ等の画像形成装置を示す。画像形成装置4は、図示せぬ感光体ドラムや現像器等を備えており、紙やOHP等のシートに画像を形成するものである。排出ロール5は、画像形成装置4により画像が形成されたシートを画像形成装置4からシート綴じ込み装置6に向けて搬送する。
【0011】
シート綴じ込み装置6の画像形成装置4と接続される面には、排出ロール5により排出されたシートを装置内に搬入するシート搬入口10が配置されている。シート搬入口10のシート進行方向の下流側には、断面S字状の案内部材11a,11bが微小な間隔を隔てて配置されており、これらの案内部材11a,11bの間にシート搬入口10から搬入されたシートが侵入するようになっている。案内部材11a,11bの間に侵入したシートは、複数対の綴じ込み用ロール12によって、図中2点鎖線で示すS字状のシート進行路Aに沿って進行させられる。
【0012】
案内部材11a,11bの間を進行したシートは、図中右上側に向かってシート進行路Bに沿って進行した後、その自重によって左下側にシート進行路Bに沿って落下する。シート進行路B上には、シート進行路Bに沿って移動可能なシートストッパ(スタック手段)13が配置されており、上述のように落下してくるシートの下端がシートストッパ13に当たる位置でシートをスタックさせる。
【0013】
シート進行路Bの下端側には、ステープルの打ち込みを行うステープラ本体、およびこのステープラ本体と協同してステープルを折り曲げるクリンチャーとが一体化された一体型ステープラ(端綴じステープラ)14が配設されている。
【0014】
一体型ステープラ14の上方には、ステープラ15が配設されている。図5に示すように、ステープラ15は、シートの進行方向と直交する方向であるシートの幅方向(図5中の左右方向)に2箇所配設されている。ここで、シートストッパ13には、2箇所に切り欠き部13a,13bが形成されており、ステープラ15はこの切り欠き部13a,13bの部分からシートストッパ13にスタックされたシートに対して綴じ込みを行う。
【0015】
2箇所に配設されたステープラ15の左右には、整合部材16および整合部材17がそれぞれ配設されている。整合部材16および整合部材17は、図示せぬ駆動機構により図中の左右方向に移動可能になされており、図示のようにシートの幅方向の両端側にそれぞれ接してシートストッパ13によりスタックされるシートの整合、および幅方向の位置決めを行う。
【0016】
図4に示すように、シート進行路Bを挟んでステープラ15と対向する位置には、クリンチャー18が配設されている。クリンチャー18は、ステープラ15によりシートに打ち込まれたステープルをステープラ15と協同してステープルを折り曲げる。これにより、ステープラ15とクリンチャー18の間にスタックされた複数のシートに対してステープルによる綴じ込みが行われる。
【0017】
クリンチャー18は、クリンチャー駆動部(駆動手段)30により図4における左右方向に移動可能になされており、シート綴じ込み時には、シートストッパ13側に移動し、シートストッパ13にスタックされたシートを押圧する。
【0018】
ここで、図6は図4のVI−VI線に沿って視た図であり、以下図6を参照してクリンチャー駆動部30について説明する。同図において、符号32は筐体を示す。筐体32は、図示せぬ支持機構によって固定配置されている。筐体32の図の左右両端側には、スライドレール33が取り付けられており、このスライドレール33上を支持部材31が図の上下方向(図1では左右方向)に移動可能に配置されている。支持部材31にはクリンチャー18が取り付けられており、これにより支持部材31の移動に伴ってクリンチャー18が移動するようになっている。
【0019】
支持部材31の左右両端側には、それぞれバネ34の一端が取り付けられている。バネ34の他端は、筐体32の図における下端に取り付けられており、支持部材31はバネ34によって図の下方に引っ張られた状態になっている。一方、支持部材31の図の下端側にはカム36が配置されており、バネ34により下側に引っ張られている支持部材31は、回転部材38を介してカム36に支持されることによってその位置が決められる。ここで、図7は、カム36により支持部材31およびクリンチャー18が図の最も右側であるステープラ15側に配置された状態を示し、図8は後述する駆動機構によりカム36が180度回転させられることにより支持部材31が図の最も左側であるステープラ15から最も遠い位置に配置されている状態を示す。本実施形態に係るシート綴じ込み装置6では、カム36を回転させることにより、クリンチャー18をステープラ15に対して接近および離間させることができるようになっている。
【0020】
図6に示すように、カムシャフト37の右端は、筐体32の外部に突出しており、カムシャフト37の突出した部分に歯車39が固定されている。歯車39は、モータ41の回転軸に取り付けられた歯車40に噛合されており、これによりカムシャフト37はモータ41の回転に伴って回転する。また、カムシャフト37の右端には、遮蔽板42が取り付けられており、この遮蔽板42を光センサ43が検知することによりカム36の位置を検知する。シート綴じ込み装置6では、光センサ43により検知されたカム36の位置に基づいてモータ41を駆動している。従って、より正確にカム36の位置を制御することが可能となる。
【0021】
図4に戻り、クリンチャー18およびクリンチャー駆動部30の上方には、折りナイフ19が図中矢印で示す方向に移動可能に配置されている。ステープラ15により綴じ込みが行われたシート束を折り曲げる場合には、折りナイフ19は図中矢印で示す方向に移動し、これによりシート束が折り曲げられる。プレ折りロール20は、折りナイフ19により折り曲げられたシート束を挟み込んで折りロール21に向けて搬送する。折りロール21は、折り曲げられたシート束を中綴じ用トレイ22に向けて排出する。
【0022】
シート進行路Bの上方側には、セット排出ロール23,24が配置されており、一体型ステープラ14により綴じ込みが行われたシート束を排出する時には、セット排出ロール24が図中矢印で示す方向に移動してシート束を挟み込んだ後、端綴じ用トレイ25に向けて排出する。
【0023】
B.実施形態の動作
次に、上記構成のシート綴じ込み装置の動作について説明する。このシート綴じ込み装置6は、図9(a)に示すように、積層されたシートSの左上側部をステープルにより綴じ込む端綴じモードと、図9(b)に示すように、シートSの中心線に沿った2箇所をステープルにより綴じ込んだ後、その中心線に沿って折り曲げて週刊誌状にする中綴じ折りモードとを行うことが可能である。以下、これらの端綴じモードおよび中綴じ折りモードについて分けて説明する。
【0024】
B−1.端綴じモード
まず、端綴じモードについて図10を用いて説明する。画像形成装置4において画像が形成されたシートSが排出ロール5によってシート綴じ込み装置6に向けて排出される。このとき、クリンチャー駆動部30のカム36は図示の位置に配置されており、クリンチャー18はシートストッパ13から最も離れた位置に配置されることになる。画像形成装置4から排出されたシートSは、シート搬入口10からシート綴じ込み装置6に取り込まれる。そして、案内部材11a,11bにより形成されるシート進行路Aに沿って進行する。この後、シートSは図中右上側に向かってシート進行路Bに沿って進行した後、その自重によって左下側にシート進行路Bに沿って落下する。
【0025】
端綴じモードの場合には、シートストッパ13は図示の位置、つまりシート進行路Bの下端に配置されており、シートSの下端がこのシートストッパ13に当たる位置でシートSがスタックされる。シートSがスタックされると、整合部材16,17によってシートSが幅方向(図の紙面垂直方向)に揃えられる。
【0026】
このようにして画像形成装置4から排出されたシートSが順次スタックされ、所定枚数のシートSが収容されると、一体型ステープラ14により綴じ込みが行われる。一体型ステープラ14により綴じ込みが行われると、図11に示すようにシートストッパ13が上方に移動する。そして、セット排出ロール24とセット排出ロール23との間に綴じ込み済みのシート束Tが挟み込まれ、シート束Tが端綴じ用トレイ25に向けて排出される。
【0027】
B−2.中綴じ折りモード
次に、中綴じ折りモードについて説明する。中綴じ折りモードの場合にも、図12に示すように、クリンチャー駆動部30のカム36は図示の位置に配置されており、クリンチャー18はシートストッパ13から最も離れた位置に配置されることになる。端綴じモードと同様に画像形成装置4から排出されたシートSがシート進行路Aに沿って進行する。この後、シートSは図中右上側に向かってシート進行路Bに沿って進行した後、その自重によって左下側にシート進行路Bに沿って落下する。
【0028】
中綴じ折りモードにおいては、綴じ込みを行うシートサイズに基づいて、シートストッパ13の位置が決定される。具体的には、図示のように、シートの進行方向の中央部がシートストッパ13に綴じ込まれる位置(ステープラ15とクリンチャー18とが対向する位置)となるようにシートストッパ13が配置されることになる。
【0029】
そして、自重によって落下するシートSの下端がシートストッパ13に当たってシートSがスタックされると、整合部材16,17によってシートSが幅方向(図の紙面垂直方向)に揃えられる。
【0030】
このようにして画像形成装置4から排出されたシートSが順次スタックされ、所定枚数のシートSが収容されると、図13に示すように、カム36が180度回転し、これによりクリンチャー18が図示の位置に移動してシートストッパ13にスタックされたシートSを図中右側に押圧する。この後、シートSがクリンチャー18に押圧された状態でステープラ15による綴じ込みが行われる。
【0031】
ステープラ15による綴じ込みが終了すると、図14に示すように、シートストッパ13が綴じ込みを行う場合よりも上方に移動する。このとき、シートストッパ13は、綴じ込み済みのシート束の進行方向の中央部、つまり綴じ込みが行われた位置が折りナイフ19による折り曲げ位置になるように移動する。そして、折りナイフ19がシート束側に向けて移動することによりシート束が折り曲げられた後、折り曲げられたシート束がプレ折りロール20および折りロール21によって中綴じ用トレイ22に排出される。
【0032】
本実施形態に係るシート綴じ込み装置6において、ステープラ15により中綴じを行う場合には、クリンチャー18がスタックされたシートSをステープラ15側に押圧する方向に移動する。これにより、綴じ込み時にシートSが浮き上がったりすることを抑制することができる。また、不均一含水等により湾曲したシートを綴じ込む場合にも、シートの湾曲を抑えることができる。従って、綴じ込み位置がずれるといった綴じ込み不良を低減することができる。
【0033】
また、中綴じが終了した後にも、クリンチャー18が綴じ込み済みのシート束を押圧した状態で折りナイフ19等による折り曲げ位置にシート束を移動させているため、シート束の浮き上がりなどを抑制できる。これにより、シート束の折り曲げ位置がずれてしまうといったことが低減される。
【0034】
一方、中綴じ折りモードで綴じ込みおよび折り曲げを行う時以外には、上述したようにクリンチャー18はステープラ15から最も離れた位置で待機する(図10参照)。すなわち、クリンチャー18とステープラ15との間隔が大きくなっており、より多くの枚数(例えば50枚程度)のシートSをシートストッパ13にスタックすることが可能となるとともに、クリンチャー18とステープラ15の間をシートが搬送されてスタックされるときにシート詰まりやシート先端を痛めてしまうことが低減される。従って、上述したように本実施形態に係るシート綴じ込み装置6は、中綴じを行う場合の綴じ込み不良を低減することが可能でありながら、50枚程度のシートに対して端綴じを行うこともできる。
【0035】
また、本実施形態に係るシート綴じ込み装置は、シートをスタックさせるシートストッパ13を端綴じおよび中綴じで共用することにより構成を簡略化させている。従来の装置にも、シートをスタックするスタックトレイ等を端綴じと中綴じで共用する装置はあったが、このような装置では、多数のシート(例えば50枚)に対して端綴じを可能とするためにクリンチャー18とステープラ15との間隔が大きくなっており、中綴じ時に綴じ不良が発生しやすかった。しかし、本実施形態に係るシート綴じ込み装置6では、シートストッパ13を共用することにより装置の簡略化を図るとともに、端綴じ可能な枚数を減少させることなく、中綴じ時の綴じ込み不良を低減することができる。
【0036】
C.変形例
本発明は、上述した実施形態に限定されず、以下のような種々の変形が可能である。
【0037】
(1)上述した実施形態においては、中綴じを行う場合には、綴じ込みを行うシート枚数に関わらずカム36が図13に示す位置に移動し、クリンチャー18がシートストッパ13にスタックされたシートを押圧するようにしていたが、使用者が綴じ込みを行うシート枚数を入力し、入力されたシート枚数に応じてカム36の回転を制御するようにしてもよい。例えば、10枚未満のシートに対して綴じ込みを行う場合には、図13に示されるようにクリンチャー18が最も右側に配置されるようにカム36を回転させる。一方、10枚以上のシートに対して綴じ込みを行う場合には、図15に示すような位置にカム36を回転させればよい。これにより、クリンチャー18は10枚未満のシートを綴じ込む場合よりも若干左側、つまりクリンチャー18とステープラ15との間隔が若干大きくなる。従って、綴じ込み枚数に適した位置にクリンチャー18を移動させることが可能となる。
【0038】
(2)上述した実施形態においては、カム36を回転させることによってカム36を移動させていたが、これに限らず、例えば図16に示すような構成の駆動機構によりクリンチャー18を移動させるようにしてもよい。同図に示すように、この駆動機構は、モータ41の回転軸に固定された歯車60と、歯車60に噛合されているラック61とから構成されている。ラック61の右端側にはクリンチャー18が取り付けられており、これによりモータ41の回転に伴ってクリンチャー18が図の左右いずれかに移動させられる。
【0039】
(3)また、上述した実施形態においては、端綴じを行う場合に用いられる一体型ステープラ14を備えていたが、これを設けず構成を簡略化することも可能である。このように構成を簡略化した装置において端綴じを行う場合、スタックされたシートの端部がステープラ15の綴じ込み位置になるようにシートストッパ13を上方に移動させた後、ステープラ15による綴じ込みを行うようにすればよい。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、綴じ込みを行う際にクリンチャーがシートの浮き上がりや湾曲を抑制することができるので、中綴じを行う場合の綴じ込み不良の発生を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のシート綴じ込み装置の要部を示す図である。
【図2】 前記シート綴じ込み装置による綴じ込み不良の発生原因を説明するための図である。
【図3】 前記シート綴じ込み装置による綴じ込み不良の発生原因を説明するための図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るシート綴じ込み装置の構成を示す図である。
【図5】 図4のV−V線に沿って視た図である。
【図6】 図4のVI−VI線に沿って視た図である。
【図7】 図6のVII−VII線に沿って視た図である。
【図8】 図7に示すカムが180度回転した場合の状態を示す図である。
【図9】 (a)は前記シート綴じ込む装置によって端綴じがなされたシートを示す図であり、(b)は前記シート綴じ込み装置によって中綴じ折りがなされたシートを示す図である。
【図10】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の端綴じモードにおいて、シートがスタックされた状態を示す図である。
【図11】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の端綴じモードにおいて、綴じ込み済みのシート束を排出する時の状態を示す図である。
【図12】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の中綴じ折りモードにおいて、シートがスタックされた状態を示す図である。
【図13】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の中綴じ折りモードにおいて、綴じ込みを行う時の状態を示す図である。
【図14】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の中綴じ折りモードにおいて、綴じ込み済みのシート束を折り込む時の状態を示す図である。
【図15】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の変形例を示す図である。
【図16】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の他の変形例におけるクリンチャーの駆動機構を示す図である。
【符号の説明】
4…画像形成装置、6…シート綴じ込み装置、13…シートストッパ(スタック手段)、14…一体型ステープラ(端綴じステープラ)、15…ステープラ、18…クリンチャー、19…折りナイフ、30…クリンチャー駆動部(駆動手段)、31…支持部材、32…筐体、36…カム、37…カムシャフト、38…回転部材、41…モータ

Claims (2)

  1. 画像形成装置によって画像が記録されたシートを一側から受け入れ、前記一側と反対の他側の中綴じ用トレイに排出するシート綴じ込み装置において、
    前記一側から受け入れたシートの搬送方向長さより短く、シートの下端から所定の長さの部分を載せてシートを傾斜させた状態でスタックするスタック手段と、
    前記スタック手段によってスタックされた複数のシートに対してステープルを打ち込むステープラと、
    前記スタック手段によってスタックされたシートを挟んで前記ステープラと対向する位置に配置され、前記ステープラと協同してシートに打ち込まれたステープルを折り曲げて綴じ込むクリンチャーと、
    前記ステープラによるシート綴じ込み時に、前記スタック手段に載せられていないシートの部分に中綴じを行うため、前記スタック手段によってスタックされたシートを押圧するように前記クリンチャーを移動させる駆動手段と
    を具備することを特徴とするシート綴じ込み装置。
  2. 前記スタック手段は、シートのスタックされる側が上となるように、かつ、スタックされたシート先端が後端より前記他側側に近くなるように傾斜しており、
    前記スタック手段にスタックされたシートを中折りして前記他側に排出する中折り手段を備え、
    前記駆動手段は、前記スタック手段にスタックされたシートを前記他側に押圧するように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ込み装置。
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