JP5417030B2 - シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム - Google Patents

シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム Download PDF

Info

Publication number
JP5417030B2
JP5417030B2 JP2009111373A JP2009111373A JP5417030B2 JP 5417030 B2 JP5417030 B2 JP 5417030B2 JP 2009111373 A JP2009111373 A JP 2009111373A JP 2009111373 A JP2009111373 A JP 2009111373A JP 5417030 B2 JP5417030 B2 JP 5417030B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
path
processing
binding
staple
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009111373A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010260672A (ja
Inventor
悟 松木
俊明 相澤
健一 松野
哲也 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nisca Corp
Original Assignee
Nisca Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nisca Corp filed Critical Nisca Corp
Priority to JP2009111373A priority Critical patent/JP5417030B2/ja
Publication of JP2010260672A publication Critical patent/JP2010260672A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5417030B2 publication Critical patent/JP5417030B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Description

本発明はシート処理装置に係わり、画像形成装置などから搬出されたシートを部揃え集積して綴じ合わせる綴じ機構の改良に関する。
一般にこの種のシート処理装置は画像形成装置などの排紙口に送られたシートに後処理を施す装置として広く知られている。例えば排紙口からのシートを一時的に積載して部揃えし、このシート束に綴じ処理を施す装置構成として知られている。
例えば特許文献1(特開2008−213971号公報)には、画像形成されたシートを後処理のために第1の経路と第2の経路に振り分け、第1の経路には部揃え集積したシート束の端縁を綴じ合わせる端綴じステープル装置を、第1の経路には部揃え集積したシート束の中央を綴じ合わせる中綴じステープル装置を設けた装置が開示されている。そして第1の経路でファイリング用に冊子処理し、第2の経路でマガジン綴じ処理している。このような綴じ処理方法が異なる装置では特許文献1のように複数のステープル装置を装置内に配置しなければならならない。
そこで特許文献2(特開2005−187214号公報)には、画像形成されたシートを単一の経路に部揃え集積し、このシート束の中央部をステープル綴じ(中綴じ)した後に、シート中央を折り合わせてマガジン状に仕上げてスタッカに搬出し、同様にこの経路で部揃えしたシート束の端縁をステープル綴じしてスタッカに搬出する装置が提案されている。
特開2008−213971号公報 特開2005−187214号公報
上述のように画像形成装置などから送られたシートを部揃えして綴じ合わせる際に、シート束の端縁を綴じ合わせる端綴じ仕上げと、シート束を中央から折り合わせて仕上げるマガジン綴じを選択的に仕上げ処理するシート処理装置が知られている。この場合、搬入経路からのシートを端綴じ仕上げ経路と、マガジン綴じ仕上げ経路に振り分けて部揃え集積し、端綴じ仕上げ経路には端綴じステープル装置を、マガジン綴じ仕上げ経路には中綴じステープル装置を配置している。このため装置が大型化するのと同時に高価となる問題が知られている。
また、前掲特許文献2に提案されているように部揃え集積する経路に中綴じステープル装置を配置し、端綴じ仕上げと、マガジン綴じ仕上げを共通のステープル装置で綴じ処理する装置では使用する綴じ装置が中綴じステープル装置に限られ、またシートを集積する経路を共通に構成しているため、例えばステープル綴じ処理を施さないシートはこの経路と異なる別の排紙経路からスタッカに収納する必要がある。このような装置構成ではシートを集積する経路にシート束を折り合わせる束折り機構と、シート束を綴じ位置に位置決めするストッパ機構を限られたスペース内に配置しなければならない。
従って、ステープル装置として中綴じ機構に限られるとこの装置はステープル針をシート束に刺入するヘッド部と針先を折り曲げるアンビル部を分離してその中央部をシート束が通過するように構成する必要がある。このため分離した構成部品が位置ズレするとジャムを引き起こす。またこの機構を堅牢に構成しなければならず装置の大型化を招く。同様にシートを集積する経路を共通に構成しているため、綴じ処理中に後続シートを例えばこの経路に滞留させることが出来ない。
そこで本発明者は異なる綴じ処理を施す経路を、それぞれ個別に構成し、この両経路の綴じ位置にステープル装置の姿勢を偏向してマガジン綴じ仕上げと端綴じ仕上げを選択的に実行するとの着想に至った。この場合マガジン綴じ仕上げをシート束の折り合せ端縁をステープル綴じすることによってステープル装置として端綴じ機構を採用し得ることを究明するに至った。
本発明は、異なる綴じ処理を選択的に実行する際に、複数の綴じ位置にステープル装置を位置移動することによって小型でコンパクトに構成することが可能であり、そのための構造も簡単で安価であるシート処理装置の提供をその主な課題としている。
本発明は、シート搬入経路から第1、第2の処理経路を延設し、それぞれの経路にシートを集積するシート集積手段を設け、この各シート集積手段の綴じ位置にステープルユニットを位置移動可能に装置フレームに取付ける。そしてシフト手段でこのユニットを第1綴じ位置と第2綴じ位置に選択的に臨ませることを特徴としている。これによって単一のステープル装置で異なる綴じ処理を行うことが出来、装置の小型化とコンパクト化が得られる。
更にその構成を詳述すると、順次シートを下流側に移送するシート搬入経路(P1)と、前記シート搬入経路に分岐して連接された第1、第2の処理経路(P2,P3)と、前記第1の処理経路に配置され前記シート搬入経路からのシートを部揃え集積する第1シート集積手段(29)と、前記第2の処理経路に配置され前記シート搬入経路からのシートを部揃え集積する第2シート集積手段(22)と、前記第2シート集積手段に集積されたシート束を折り合わせるシート束折り手段(25)と、前記第1及び第2シート集積手段で集積されたシート束を綴じ合わせるステープルユニット(30)を備える。
そして前記ステープルユニットを、前記第1シート集積手段に集積されたシート束を綴じ合わせる第1綴じ位置(Sp1)と、前記第2シート集積手段に集積されたシート束を綴じ合わせる第2綴じ位置(Sp2)との間で位置移動可能に装置フレーム(32)に取付け、このステープルユニットを前記第1綴じ位置と第2綴じ位置との間で位置移動するシフト手段(SM)を設ける。
本発明は、シート搬入経路に延設した第1、第2の処理経路にシートを部揃え集積し、各経路の綴じ位置にステープルユニットをシフト手段で選択的に位置移動するようにしたものであるから次の効果を奏する。
まず第1の処理経路を端綴じ仕上げ経路として、第2の処理経路をマガジン綴じ仕上げ経路として構成し、この処理経路の綴じ位置にステープルユニットを位置移動することによって綴じ装置を単一のステープルユニットで構成することとなる。このため装置を小型コンパクトで安価に構成することが出来る。
また、処理経路は第1、第2別々に構成されているから、例えば一方をストレート搬送経路で、他方はスイッチバック搬送経路で構成すること、或いは一方は水平方向に、他方は垂直方向に経路配置するなど装置仕様に応じて比較的自由にレイアウトすることが可能である。
更に、本発明はステープルユニットを装置フレームに回転可能に取付けることによってこのユニットを所定角回転させて第1第2の綴じ位置に臨ませる構成の採用によってステープルユニットの位置移動機構を簡単で位置ズレの少ない構造とすることが出来る。
本発明に係わる画像形成システムの全体構成の説明図。 図1のシステムにおけるシート処理装置の要部を示す説明図。 図2の装置における端綴じ仕上げ経路の詳細構成の説明図。 図2の装置におけるマガジン綴じ仕上げ経路の詳細構成の説明図。 図4の装置におけるマガジン綴じ仕上げ経路の排紙機構の説明図。 図2の装置におけるステープルユニットの構成を示す斜視図。 図6のステープルユニットにおけるステープル機構の説明図であり、(a)は綴じ機構を、(b)はそのシート幅方向移動機構を示す。 図2の装置における制御構成の説明図。
[画像形成システムの構成]
まず図1に従って本発明に係わる画像形成システムを説明する。図示のシステムは画像形成装置Aとシート処理装置Bとから構成されている。シート処理装置Bには画像形成装置Aからのシートを部揃え集積して綴じ合わせるステープルユニット30が内蔵されている。以下各構成について説明する。
シート処理装置Bはシート集積装置Cが集積ユニットとして内蔵されている。そして画像形成装置Aの排紙口3にシート処理装置Bの23aが連結され、画像形成装置Aで画像形成されたシートをシート処理装置Bでステープル綴じしてスタックトレイ21及び第2スタックトレイ41に収納するように構成されている。シート集積ユニットCは搬入口23aに供給された画像形成済みシートを束状に部揃え集積するユニットとしてシート処理装置Bに内蔵されている。
[画像形成装置]
画像形成装置Aは図1に示すように、給紙部1からシートを画像形成部2に送り、画像形成部2でシートに印刷した後、排紙口3から排出するように構成されている。給紙部1は複数サイズのシートが給紙カセット1a、1bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部2に給送する。画像形成部2は例えば静電ドラム4と、その周囲に配置された印字ヘッド(レーザ発光器)5と現像器6と、転写チャージャ7と定着器8が配置され、静電ドラム4上にレーザ発光器5で静電潜像を形成し、これに現像器6でトナーを付着し、転写チャージャ7でシート上に画像を転写し、定着器8で加熱定着する。
このように画像形成されたシートは排紙口3から順次搬出される。図示9は循環経路であり、定着器8から表面側に印刷したシートを、スイッチバック経路10を介して表裏反転した後、再び画像形成部2に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートはスイッチバック経路10で表裏反転された後排紙口3から搬出される。
図示11は画像読取装置であり、プラテン12上にセットした原稿シートをスキャンユニット13で走査し、図示しない光電変換素子で電気的に読み取る。この画像データは画像処理部で例えばデジタル処理された後、データ記憶部(不図示)に転送され、前記レーザ発光器5に画像信号を送る。また、図示15は原稿送り装置であり、スタックトレイ16に収容した原稿シートをプラテン12に給送するフィーダ装置である。
上記構成の画像形成装置Aには図8に示す制御部(コントローラ)60が設けられ、コントロールパネル18から画像形成条件、例えばシートサイズ指定、カラー・モノクロ印刷指定、プリント部数指定、片面・両面印刷指定、拡大・縮小印刷指定などの印刷条件が設定される。一方、画像形成装置Aには上記スキャンユニット13で読み取った画像データ或いは外部のネットワークから転送された画像データがデータ貯蔵部17に蓄積され、このデータ貯蔵部17から画像データはバッファメモリ(ページメモリなど)19に転送され、このバッファメモリ19から順次レーザ発光器5にデータ信号が移送されるように構成されている。
上記コントロールパネル18からは上述の片面/両面印刷、拡大/縮小印刷、モノクロ/カラー印刷などの画像形成条件と同時に後処理条件も入力指定される。この後処理条件は例えば「プリントアウトモード」「端綴じ仕上げモード」「マガジン綴じ仕上げモード」などが選定される。その構成については後述する。
[シート処理装置の構成]
シート処理装置Bは、画像形成装置Aの排紙口3から画像形成されたシートを受け入れ、(i)このシートをスタックトレイ21に収容するか(「プリントアウトモード」)、(ii)排紙口3からのシートを束状に部揃えしてステープル綴じした後、スタックトレイ21に収納するか(「端綴じ仕上げモード」)、(iii)排紙口3からのシートを束状に部揃えしてその中央を冊子状に折り合わせて、折り合わせ端部をステープル綴じた後、第2スタックトレイ41に収納(「マガジン綴じ仕上げモード」)する為以下のように構成されている。
図2に示すようにシート処理装置Bのケーシング(外装カバー)20には搬入口23aが設けられ、この搬入口23aは画像形成装置Aの排紙口3に連結されている。この搬入口23aにはシート搬入経路P1が設けられ、図示の装置はこの搬入経路を略々水平方向に配置している。このシート搬入経路P1の下流側には排紙口25xが設けられ、搬入口端にシートセンサS1が、排紙口端に排紙センサS2が配置されている。またこのシート搬入経路P1にはシートを下流側に搬送する搬送ローラ37a、37bが図示位置に配置され、図示しない駆動モータに連結されている。
上記シート搬入経路P1には、第1処理経路P2と第2処理経路P3が、それぞれ分岐して配置されている。第1処理経路P2はシート搬入経路P1の排紙口25xに連接され、このシート搬入経路P1からのシートをスイッチバックさせて後述する処理トレイ29に案内する。また第2処理経路P3はシート搬入経路P1の中央部から分岐して連接され、シート搬入経路P1からのシートをスイッチバックさせて後述する第2スタックトレイ41に案内する。このためシート搬入経路P1には経路切換えフラッパ39が設けられている。図示の第1処理経路P2と第2処理経路P3はスイッチバック経路で構成され、略々垂直方向に傾斜配置されている。このようにシート搬入経路P1を略々水平方向に、第1、第2処理経路P2、P3を略々垂直方向に傾斜配置したのは装置を小型コンパクトに経路構成する為である。
[第1処理経路]
第1処理経路P2には図3にその詳細を示すようにシート搬入経路P1の排紙口25xの下流側に段差を構成して処理トレイ29が配置されている。この処理トレイ29は紙載面29a上に排紙口25xから送られたシートを積載して部揃えする。図示のトレイ29は排紙口25xからスイッチバックしたシートの後端部を支持し、シート先端部はこの処理トレイ29に連設されたスタックトレイ21に支持するトレイ形状に構成されている。このため処理トレイの出口端29xには排紙ローラ28が配置され、処理トレイ上方にはこの排紙ローラ28と係合する正逆転ローラ26が昇降自在に配置されている。
つまり図3に示すように正逆転ローラ26は揺動アーム27に軸支され、揺動アーム27は基端部を装置フレームに回動可能に支持されている。そしてこの軸支端部はシフトモータMRに駆動連結されている。これと共に正逆転ローラ26は正逆転モータ(不図示)に連結され図示時計方向及び反時計方向に回転駆動される。従って正逆転ローラ26はシフトモータMRで排紙ローラ28から離間した待機位置(図3図示状態)から排紙ローラ28に圧接してシートをニップ搬送する位置に昇降し、図示しない正逆転モータで時計方向に回転するときには排紙口25xからのシートをスタックトレイ側に移送し、反時計方向に回転するときにはこのシートを処理トレイ29に沿ってスイッチバック搬送することとなる。
図示48は紙押さえガイドであり、排紙口25xから処理トレイ29上に搬入され、正逆転ローラ26で図3右方向にスイッチバック搬送されたシートの後端部を後端規制ストッパ31Sに向けて案内する。また図示47は幅寄せ整合板であり、シートの幅方向を整合する。このため幅寄せ整合板47はシート移送方向と直交する方向に移動可能に構成され図示しない整合モータに連結されている。図示58はスタックトレイ21の紙面検出レバーであり、レベルセンサSrで紙面レベルを検出する。SL2はレバー作動ソレノイドである。
このように構成された第1処理経路P2の処理トレイ29には、処理トレイ上に部揃え集積されたシート束を綴じ合わせるステープルユニット30が配置されている。その構成は後述するが、処理トレイ29上に部揃え集積されたシート束を正逆転ローラ26で後端規制ストッパ31Sに位置決めし、その幅方向を幅寄せ整合板47で位置整合した後、ステープルユニット30でシート束後端縁を綴じ合わせる。尚、処理トレイ29にはステープル綴じしたシート束をスタックトレイ21に向けて搬出する束搬出機構(ベルトコンベア機構など)が設けられている。
[第2処理経路]
前述の第2処理経路P3には、図4にその詳細を示すように、経路切り換えフラッパ39で案内されたシートを束状に集積する集積ガイド22が設けられている。この集積ガイド22は略々シートを立位姿勢で集積するペーパガイドで構成され、シート先端(図4下端)には位置規制ストッパ23が経路方向に位置移動可能に配置されている。従って集積ガイド22に沿って搬入されたシートはその先端を位置規制ストッパ23に位置規制され略々立位姿勢で支持される。
従って位置規制ストッパ23には、シフトモータ(不図示)が装備され、シートを第2処理経路中の所定位置に位置決めする。また、この第2処理経路P3には集積されたシート束を中央から折り合わせる折りブレード24と折りローラ25が配置されている。折りブレード24は、位置規制ストッパ23に位置規制されたシート束の中央部に位置するように配置され、第2処理経路P3を隔てて対向配置されている折りローラ25a、25bのニップ位置にシート束を押し出すようにナイフ形状の板状部材と、この板状部材を作動する24Mで構成されている。
上記折りローラ(折りロール手段;以下同様)25a、25bは互いに圧接した一対のローラ対で構成され、図示しない駆動モータで図4矢印方向に回転するように構成されている。そして集積ガイド22に部揃え集積されたシート束が、その中央部を折りブレード24で押し出されると、この中央部をローラ間にニップして下流側に搬出する、この過程でシート束は中央を折り目に折り合わされる。この折りローラ25a、25bの下流側には後述するステープルユニット30が配置され、折り合わされたシート束の折り目端部をステープル綴じする。そして折りローラ25a、25bを逆回転(図4反矢印方向)させて排紙経路40から第2スタックトレイ41に搬出する。
[ステープルユニット]
そこで本発明は上述のように第1処理経路P2に配置された(処理トレイ)29と、第2処理経路P3に配置された(集積ガイド)22に単一のステープルユニット30を選択的に臨ませることを特徴とし、以下その構成を詳述する。
まずステープルユニット30は、図6に示すように綴じ機構部31とユニットフレーム32で構成されている。綴じ機構部31は図7(a)に示すようにシート束にステープル針を刺入するステープルヘッド31hと、針先を折り曲げるアンビル31aと、駆動カム31cで構成されている。その構成は既に広く知られているので詳述しないが駆動カム31cをステープルモータ31Mで回転することによってステープルヘッド31hをシート束に向けて下降移動する。
そしてステープルヘッド31hは、図示しないカートリッジから供給されたブランク針をコの字状(チャンネル状)に折り曲げるフォーマと、この針をシート束に刺入するドライバとから構成されている。また上記ステープルヘッド31hに対向してアンビル31aが設けられ、このアンビル31aはドライバで圧入されたステープル針の先端を折り曲げる折曲げ溝或いはクリンチャで構成する。
また上述のステープルユニット30はシート幅方向に複数のステープルヘッドを配列する場合と、単一のステープルベッド31hをシート幅方向に移動可能に支持してシートの複数個所を綴じるように構成する。後者について図7(b)に従って説明すると、後述するユニットフレーム32にガイドレール33a、33bをシート幅方向に平行に配置する。そして前述のステープルベッド31hをこの一対のガイドレール(図示のものはロッド)に嵌合支持してスライダブリーに構成する。そしてこのステープルベッド31hを幅方向に移動する綴じ幅移動手段が装備されている。図示の幅移動手段34はステープルベッド31hの幅移動方向に配置したリードスクリュ34Sと、このリードスクリュ34Sを回転駆動する駆動モータ(不図示)で構成されている。そしてリードスクリュ34Sはステープルベッド31hに歯合され、その回転でステープルヘッド31hを幅方向に移動するように構成されている。
[ユニットフレームの構成]
上述の綴じ機構部31はユニットフレーム32に組み込まれる。このためユニットフレーム32はシート幅より広いスパンを有する左右一対の側板32a、32bを備え、この側板間に前述のガイドレール33a、33bを1本又は複数本(好ましくは2本)配置し、このガイドレール33a、33bに綴じ機構部31を支持する。これと共にリードスクリュ、ベルト、ワイヤなどの幅移動手段34を配置する。そして綴じ機構部31を搭載した左右一対の側板32a、32bはガイドレール33a、33b或いは支持ステム32xで一体化する。そこでこのユニットフレーム32を第1集積手段29の第1綴じ位置Sp1と第2集積手段22の第2綴じ位置Sp2との間で位置移動可能に装置フレームに取付ける。
図示の装置はユニットフレーム32を回転軸35で装置フレーム(不図示)に回転可能に軸受け支持する。図6にその構成を示すがユニットフレーム32は回転軸35で装置フレームに軸受け支持され、このユニットフレーム32の回転で第1綴じ位置Sp1と第2綴じ位置Sp2の間で回動可能(図2参照)に支持されている。そしてユニットフレーム32には回転軸35を中心とする扇形ギァ34a、34bが一体に設けられ、この扇形ギァ34a、34bには装置フレーム側に配置したシフトモータSMの駆動軸36に設けたピニオンと噛合している。従ってユニットフレーム32はシフトモータSMの駆動回転で回転軸35を中心に所定角度回転動することとなる。
尚上記ユニットフレーム32には綴じ機後部31と共にステープルヘッド31hにシート束を案内するシートガイド31gと端規制ストッパ31Sが一体形成されている。このシートガイド31gと後端規制ストッパ31Sはステープルユニット30が第1綴じ位置Sp1に位置するときには処理トレイ29に沿って移送されるシートの先端を案内すると共に位置決め停止する。またステープルユニット30が第2綴じ位置Sp2に位置するときには折りロール手段25a、25bから送られたシート束の先端を第2綴じ位置Sp2に案内すると共に位置決め停止する。
[制御手段の構成]
上述した画像形成システムの制御構成を図8のブロック図に従って説明する。図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aの制御部(以下「本体制御部」という)50とシート処理装置Bの制御部(以下「後処理制御部」という)60を備えている。本体制御部50は画像形成制御部51と給紙制御部52と入力部53を備えている。そしてこの入力部53に設けられたコントロールパネル18から「画像形成モード」「後処理モード」の設定を行う。
画像形成モードは前述したように、プリントアウト部数、シートサイズ、カラー・モノクロ印刷、拡大・縮小印刷、両面・片面印刷、その他の画像形成条件を設定する。そして本体制御部50はこの設定された画像形成条件に応じて画像形成制御部51及び給紙制御部52を制御し、所定のシートに画像形成した後本体排紙口3からシートを順次搬出する。
これと同時にコントロールパネル18からの入力で後処理モードが設定される。この後処理モードは、例えば「プリントアウトモード」「端綴じ仕上げモード」「マガジン綴じ仕上げモード」等に設定される。そこで本体制御部50は後処理制御部60に後処理の仕上げモードとシート枚数、部数上方と綴じモード(1個所止綴じか2個所以上複数綴じか)情報を転送する。これと同時に本体制御部50は画像形成の終了毎にジョブ終了信号を後処理制御部60に転送する。
後処理制御部60は、指定された仕上げモードに応じてシート処理装置Bを動作させる制御CPU61と、動作プログラムを記憶したROM62と、制御データを記憶するRAM63を備えている。そしてこの制御CPU61は、搬入口23aに送られたシートの搬送を実行するシート搬送制御部64aと、シートの集積動作を実行するシート集積動作制御部64bと、シート綴じ処理を実行するシート綴じ動作制御部64cと、シートの束折り動作を実行するシート束折り動作制御部64dを備えている。
上記シート搬送制御部64aは前述のシート搬入経路P1の搬送ローラ37a(37b)、排紙ローラ28を駆動する駆動モータの制御回路に連結されている。このシート処理経路P1に配置されたシートセンサS1からの検知信号を受信するように構成されている。また、上記シート集積動作制御部64bは、シート搬入経路P1の経路切換えフラッパ39を制御して「端綴じ仕上げモード」のときにはシート処理経路P1に送られたシートを第1処理経路P2に、「マガジン綴じ仕上げモード」のときには第2処理経路P3に案内する。
そしてシート集積動作制御部64bは、第1処理経路P2の正逆転ローラ26の昇降モータ、ローラ駆動モータなどの駆動回路に結線されている。また「マガジン綴じ仕上げモード」のときには第2処理経路P3の位置規制ストッパ23の駆動回路に結線されている。更に上記シート綴じ動作制御部64cは、ステープルユニット30のステープルモータ31Mと幅移動モータ(不図示)のドライバ回路に結線されている。
上記シート束折り動作制御部64dは、折りブレード24の駆動モータ24Mと、折りロール手段25a、25bを駆動回転する駆動モータの駆動回路に結線されている。またこのシート束折り動作制御部64dは集積ガイド22の位置規制ストッパ23を所定位置に移動制御するシフト手段の制御回路に結線され、これらの処理経路に配置したシートセンサから検知信号を受信するように結線されている。
上述のように構成された後処理制御部60はシート処理装置Bに次の処理動作を実行させる。
「プリントアウトモード」
このモードでは画像形成装置Aは一連の文書を例えば第1ページから画像形成し、本体排紙口3から順次フェースダウンで搬出し、シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ28に導かれる。そこで排紙口25xでシート先端を排紙センサS2で検出した信号でシート先端が処理トレイ29の正逆転ローラ26に到達する見込み時間の後、シート搬送制御部64aは正逆転ローラ26を上方待機位置からトレイ上に降下し、この正逆転ローラ26を図2反時計方向に回転する。すると処理トレイ29上に進入したシートはこの正逆転ローラ26で第1のスタックトレイ21に向けて搬出され、このトレイ上に収納される。このように順次後続するシートを第1のスタックトレイ21に搬出し、このトレイ上に堆積収納する。
従ってこのプリントアウトモードでは画像形成装置Aで画像形成されたシートはシート処理装置Bのシート搬入経路P1を経て、第1のスタックトレイ21に収容され、例えばフェースダウンの姿勢で1ページから順次nページの順に上方に積載収納されることとなる。このモードでは前述の第1処理経路P2と第2処理経路P3にはシートは導かれない。
「端綴じ仕上げモード」
このモードでは画像形成装置Aは前述のモードと同様に一連の文書を第1ページからnページの順に画像形成し、フェースダウンの状態で本体排紙口3から搬出し、シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ28に導かれる。そこで排紙口25xでシート先端を検出した排紙センサS2からの信号でシート先端が処理トレイ29の正逆転ローラ26に到達する見込み時間の後、シート搬送制御部64aは正逆転ローラ26を上方待機位置からトレイ上に降下し、この正逆転ローラ26を図2時計方向に回転する。次いでシート搬送制御部64aはシート後端が処理トレイ29上に搬入した見込み時間の後、正逆転ローラ26を図2反時計方向に回転駆動する。すると排紙口25xから進入したシートは第1処理経路P2に沿って処理トレイ29上にスイッチバック搬送される。このシート搬送を繰り返すことによって処理トレイ29に一連のシートがフェースダウンの状態で束状に集積される。
尚上述の処理トレイ29上へのシートの集積の都度、制御CPU61は幅寄せ整合板47を動作させ集積するシートの幅方向位置を整合させる。次いで制御CPU61は画像形成装置Aからのジョブ終了信号でステープルユニット30を動作させ処理トレイ上に集積されたシート束の後端縁を綴じ合わせる。このときステープルユニット30は前述の仕上げモードの設定信号を得て、ステープルベッド31hが第1綴じ位置Sp1に臨むようにユニットフレーム32は回転軸35を中心とする角度位置にセットされている。そこでのステープル動作の後、制御CPU61は束搬出手段(不図示)を動作させて処理トレイ上のシート束を第1のスタックトレイ21搬出する。
「マガジン綴じ仕上げモード」
このモードでは画像形成装置Aはシート上に画像形成し、シート処理装置Bで冊子状に仕上げる。シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ28に導かれ、そこで制御CPU61はシートセンサS1でシート後端を検出した信号を基準にシート後端が経路切換フラッパ39を通過したタイミングで排紙ローラ28を停止する。そして排紙ローラ28を逆転させる。するとシート搬入経路P1に進入したシートは搬送方向を反転され、経路切換フラッパ39から第2処理経路P3に導かれる。そしてこの第2処理経路P3に配置された集積ガイド22上に堆積される。
集積ガイド22にシートが搬入されるタイミングで制御CPU61は位置規制ストッパ23をシート中央部が所定の折位置に位置するように位置移動する。この集積ガイド22上にすべてのシートが集積されたとき制御CPU61はジョブ終了信号でステープルユニット30を動作させる。この動作は、まずステープルユニット30をステープルベッド31hが第2綴じ位置Sp2に臨むようにシフトモータSMを駆動制御してステープルユニット30を、回転軸35を中心に所定角度回転させる。これによってステープルヘッド31hは第2綴じ位置Sp2に位置決めされる(図4の状態)。
次いで先と同様にステープルユニット30を動作させ、シート束の折り目端縁を1個所又は複数個所をステープル綴じする。この動作の完了信号で制御CPU61は折りロール手段25a、25bを逆回転させて、シート束を所定量バックさせる。次に制御CPU61はステープルユニット30を第2綴じ位置Sp2から若干離れた図示しない図5の排紙ガイド位置に移動する。そして折りロール手段25a、25bを排紙方向に回転して綴じ処理したシート束を排紙経路40から第2スタックトレイ41に向けて搬出する。尚図示のステープルユニット30には折りロール手段25a、25bからのシート束を下流側の排紙経路40に案内する排紙ガイド40gが設けてある(図5参照)。
A 画像形成装置
B シート処理装置
C シート集積ユニット
P1 シート搬入経路
P2 第1処理経路
P3 第2処理経路
S1 シートセンサ(搬入口端)
S2 排紙センサ(排紙口端)
Sp1 第1綴じ位置
Sp2 第2綴じ位置
SM シフトモータ
21 スタックトレイ
22 集積ガイド(第2集積手段)
23 位置規制ストッパ
23a 搬入口
24 折りブレード
24M 駆動モータ
25a、25b 折りローラ(折りロール手段)
25x 排紙口
26 正逆転ローラ
28 排紙ローラ
29 処理トレイ(第1集積手段)
30 ステープルユニット
31S 後端規制ストッパ
31h ステープルヘッド
31M ステープルモータ
31 綴じ機構部
32 ユニットフレーム
35 回転軸
39 経路切換えフラッパ
40 排紙経路
41 第2スタックトレイ
47 幅寄せ整合板
50 制御部(「本体制御部」)
51 画像形成制御部
52 給紙制御部
53 入力部
58 紙面検出レバー
60 後処理制御部(コントローラ)
61 制御CPU
62 ROM
63 RAM
64a シート搬送制御部
64b シート集積動作制御部
64c シート綴じ動作制御部
64d シート束折り動作制御部

Claims (6)

  1. シートを下流側に移送するシート搬入経路と、
    前記シート搬入経路に分岐して連結された第1、第2の処理経路と、
    前記第1の処理経路に配置されシートを集積する第1シート集積手段と、
    前記第2の処理経路に配置されシートを集積する第2シート集積手段と、
    前記第1及び第2シート集積手段で集積されたシート束を綴じ合わせるステープルユニットと、
    を備え、
    前記ステープルユニットは、
    前記第1シート集積手段に集積されたシート束を綴じ合わせる第1綴じ位置と、
    前記第2シート集積手段に集積されたシート束を綴じ合わせる第2綴じ位置と、
    の間で位置移動するように装置フレームの回転軸に取り付けられ、
    このステープルユニットを前記回転軸を中心に所定角度回転することによって前記第1綴じ位置と第2綴じ位置との間で位置移動するシフト手段を有することを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記ステープルユニットは、
    ステープルヘッドと、
    このステープルヘッドと対向する位置に配置されたアンビルと、
    で構成され、
    前記ステープルヘッドは、前記装置フレームの回転軸に回転可能に軸受け支持されていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記ステープルヘッドは、前記第1綴じ位置及び/又は前記第2綴じ位置のシート束に対してシート幅方向に移動可能に前記ステープルユニットに取り付けられていることを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記第2シート集積手段には集積されたシート束を折り合わせるシート束折り手段が配置され、
    前記シート束折り手段は互いに圧接した折りローラ対で構成され、
    前記ステープルユニットは、前記折りローラ対にニップされたシート束の折り目端縁を綴じ合わせるように動作することを特徴とする請求項に記載のシート処理装置。
  5. 前記第1処理経路には、前記第1綴じ位置の下流側に第1のシート束収納トレイが、前記第2処理経路には、前記第2綴じ位置の下流側に第2のシート束収納トレイが、それぞれ備えられていることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  6. 順次シート上に画像形成する画像形成装置と、
    前記画像形成装置からのシートに後処理を施すシート処理装置と、
    から構成され、
    前記シート処理装置は請求項1乃至のいずれか1項に記載の構成を備えていることを特徴とする画像形成システム。
JP2009111373A 2009-04-30 2009-04-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム Expired - Fee Related JP5417030B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009111373A JP5417030B2 (ja) 2009-04-30 2009-04-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009111373A JP5417030B2 (ja) 2009-04-30 2009-04-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010260672A JP2010260672A (ja) 2010-11-18
JP5417030B2 true JP5417030B2 (ja) 2014-02-12

Family

ID=43359103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009111373A Expired - Fee Related JP5417030B2 (ja) 2009-04-30 2009-04-30 シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5417030B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5664195B2 (ja) * 2010-12-10 2015-02-04 株式会社リコー 用紙後処理装置

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS631854U (ja) * 1986-06-23 1988-01-08

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010260672A (ja) 2010-11-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5301975B2 (ja) シート集積方法、シート集積装置および後処理装置並びに画像形成システム
US7530560B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus provided with the same
JP5276965B2 (ja) シート集積装置および後処理装置並びに画像形成システム
US7690633B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus including stapling and folding mechanism
JP4372164B2 (ja) シート折り装置及びこれを備えた後処理装置並びに画像形成システム
US6908078B2 (en) Sheet processing with sheet inserting device
CN103086187B (zh) 纸张处理装置、图像形成系统和纸张处理方法
US8292283B2 (en) Post-processing apparatus and image formation system provided with the apparatus
JP5004054B2 (ja) シート綴じ処理装置及びこれを用いた画像形成システム
JP5394863B2 (ja) シート折り装置及びこれを備えた画像形成システム
JP4966676B2 (ja) 後処理装置
JP5129036B2 (ja) 用紙折り装置、用紙搬送装置、用紙後処理装置並びに画像形成装置
JP5417030B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP5271676B2 (ja) シート折り装置及びこれを用いた後処理装置並びに画像形成システム
JP5693145B2 (ja) 後処理装置及びこれを用いた画像形成システム
JP4719637B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP4084300B2 (ja) 用紙処理装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP5385005B2 (ja) シート後処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP2012096917A (ja) シート後処理装置
JP5861922B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP5285329B2 (ja) シート処理装置及びこれを用いた画像形成システム
JP5080906B2 (ja) 後処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP5437708B2 (ja) シート後処理装置及びこれを用いた画像形成システム
JP2012093670A (ja) 画像形成装置
JP2005059517A (ja) 用紙処理装置、画像形成システム、用紙処理方法、コンピュータプログラム及び記録媒体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130531

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130729

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130815

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131010

TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5417030

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees