JP5004054B2 - シート綴じ処理装置及びこれを用いた画像形成システム - Google Patents

シート綴じ処理装置及びこれを用いた画像形成システム Download PDF

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本発明は、プリンタ、複写機、印刷機などの画像形成装置で画像形成されたシートを束状に部揃え集積して綴じ合わせるシート綴じ装置に係わり、シート束をステープル針で綴じ合わせる際に落丁などを防止する綴じ機構の改良に関する。
一般にこの種のシート綴じ装置は、例えば画像形成装置などに付設され画像形成されたシートをトレイ上に一時的に載置して部揃えし、このトレイに配置した綴じユニットで綴じ処理を施した後、下流側の集積トレイに収容している。そしてこの綴じユニットとしてはステープラ針でシート束の端縁1個所或いは複数個所を綴じ合わせるステープラ(ステープルユニット)装置が広く使用されている。
従来このようなシート綴じ装置としては例えば特許文献1には画像形成装置に連設されたシート綴じ装置が開示されている。同文献には画像形成装置で画像形成されたシートをシート綴じ装置に搬入し、このシートを処理トレイに集積して部揃えした後、ステープル装置(ユニット)で綴じ合わせる装置が開示されている。このステープル綴じの為、処理トレイにはシートの端縁を位置決めする規制部材が配置され、排紙口から搬出されたシートをこの規制部材で整合する。そしてこの規制部材に併設されたステープルユニットでシート端縁を綴じ合わせ、処理済みシート束を下流側のスタッカに収納するようになっている。
同様の装置が特許文献2に開示されている。同文献には画像形成装置からのシートを綴じ処理トレイと、折り処理トレイに振り分け給送し、綴じ処理トレイでは文献1の構成と同様に部揃え集積したシート束の端縁をステープルユニットで綴じ合わせている。また折り処理トレイでは部揃え集積したシート束の中央をステープルユニットで綴じ合わせ、このシート束を中央から冊子状に折り畳んで収納スタッカに収納する装置が開示されている。そこで綴じ処理トレイに配置されているステープルユニットは、シート束の側縁を、その綴じ代に沿って1個所或いは複数個所を綴じ合わせる端面綴じステープルユニットで構成されている。また、折り処理トレイに配置されているステープルユニットは、部揃え集積されたシート束の中央を2個所或いは複数個所を綴じ合わせる中綴じステープルユニットで構成されている。
上述の装置においてシート束の端縁1個所或いは複数個所を綴じ合わせるステープルユニットの構造は、例えばシート形状或いはロール形状で帯状に連結されたステープル針(ブランク)を収納したカートリッジをユニット内に内蔵し、この針をコの字状に折り曲げてシート束に刺入するベッド機構部と、シート束に刺入された針先端を折り曲げるアンビルを備えたベンディング機構部とで構成されている。
そして従来知られているステープルユニットは、シート端縁から予め設定された綴じ位置にステープル針を刺入してその先端を折り曲げる綴じ構造を採用している。つまりヘッド機構部とベンディング機構部をヒンジ連結し、この両機構部をシート端縁から中央部に数mm程度突き出した綴じ位置でヘッド機構部をベンディング機構部に向けて押下する際に針先をシート束に刺入する構造が知られている。
特開平09−48555号公報 特開2006−256726号公報
上述のように、シート束の端縁の1個所或いは複数個所を綴じ合わせる際に、従来の綴じ装置はシート端縁から内側に所定長さ隔てた位置をステープル針で綴じ合わせている。このため処理トレイ上にシートを部揃えする際にシート端縁を突き当て規制するストッパとステープルユニットとの位置関係で綴じ位置を設定し、この綴じ位置はシート束の厚さに拘わらず一定の距離に設定している。
このような従来のステープル綴じ機構では次の問題がある。画像形成の際に予め設定された綴じ代内でステープル綴じする際に部揃え集積したシート束が多数枚で厚いときには綴じ位置がシート内側(シート端縁から遠い位置)に位置していると処理後の冊子状シートをページ開きするときに見開き部の画像が隠れる問題がある。これと逆に部揃え集積したシート束が少数枚で薄いときには綴じ位置がシート端縁に近い位置である場合にはページ開きするときに綴じ部が破けて落丁する問題がある。
このようにシート束をステープル綴じする際に例えば100枚シートのときには綴じ処理後の冊子を見開きする際に綴じ部の画像が隠れる問題があり、例えば2〜3枚シートのときには綴じ処理後の冊子を見開きする際に綴じ部から破れて落丁する問題がある。従来はこのような問題が生ずるにも拘わらずステープル綴じする際の綴じ位置はシート端縁から一定の距離に設定して綴じ処理している。
そこで本発明者は、ステープル綴じする際にその綴じ位置をシート枚数、厚さなどの綴じ量に応じて変更するとの着想に至った。これにより例えばシート枚数が少なく綴じ部がやぶれ易いときにはシート端縁から深い位置を綴じ合わせ、シート枚数が多く見開き時に画像が隠れるときにはシート端縁から浅い位置を綴じ合わせることが可能となる。
本発明は、部揃え集積したシート束をステープル針で綴じ合わせる際に、シート枚数など綴じ量によって見開き部の画像隠れ、綴じ縁部の破損欠落の問題を生ずることのないシート綴じ装置の提供をその主な課題としている。
更に、本発明は部揃え集積したシート束をステープル針で綴じ合わせる際に、その綴じ位置をシート量に応じて変更することが可能な装置を簡単な構造で安価に提供することをその課題としている。
上記課題を達成するため本発明は以下の構成を採用する。尚、本発明にあって「シートの端縁と綴じ位置との間隔」とは、「綴じ位置のステープル針と、これに最も近接するシートの端縁との間の距離間隔とする。
複数枚のシートを束状に所定姿勢で載置する処理トレイと、上記処理トレイ上のシート束の1個所又は複数個所を綴じ合わせるステープル手段と、上記ステープル手段の綴じ動作を制御する制御手段とを備え、上記制御手段は、上記処理トレイ上のシート枚数及び/又は束厚さを判別する綴じ量認識手段と、上記処理トレイ上のシートの端縁と綴じ位置との間隔を設定する綴じ位置設定手段とを有する。上記制御手段は、上記綴じ量認識手段からの情報に基づいて異なる2つ以上の綴じ位置の1つを選択して上記ステープル手段の綴じ動作を実行する。
前記綴じ位置設定手段は、(1)前記処理トレイ上に集積するシートの整合位置を移動するシフト手段か、又は(2)前記処理トレイ上に集積されたシート束を位置移動するシフト手段か、又は(3)前記処理トレイ上のシートに対して前記ステープル手段を位置移動するシフト手段で構成し、このシフト手段は、前記処理トレイ上のシートの端縁から遠近距離の異なる2つ以上の綴じ位置の1つを選択して上記ステープル手段で綴じ動作を実行する。
前記ステープル手段は、前記処理トレイ上のシート束のシート端縁と平行な綴じ線でステープル綴じする真直綴じか、又はシート端縁と所定角度交差した綴じ線でコーナー綴じするように配置する。
前記処理トレイにはシートを所定姿勢で位置決めするシート端規制部材を設け、前記シフト手段は、このシート端規制部材を少なくとも2つ以上の位置の間で位置移動可能に構成すると共に、このシート端規制部材をシート端縁から遠近距離の異なる位置に移動する作動手段で構成する。
前記処理トレイには、載置したシート束を位置移動するシート束移送手段を配置し、前記シフト手段は、前記ステープル手段の綴じ位置がシート端縁から遠近距離が異なるようにシート束を位置移動する上記シート束移送手段で構成する。
前記ステープル手段は前記処理トレイ上のシート束に対して綴じ位置が端縁から遠近距離が異なるように位置移動自在に構成し、前記シフト手段は上記ステープル手段を位置移動する作動手段で構成する。
前記制御手段は、前記綴じ量認識手段からの情報に基づいて、処理トレイ上のシート束の枚数若しくは束厚さが少ないときには前記ステープル手段の綴じ位置をシート端縁から遠方に位置させるように前記シフト手段を制御し、処理トレイ上のシート束の枚数若しくは束厚さが多いときには前記ステープル手段の綴じ位置をシート端縁から近方に位置させるように前記シフト手段を制御する。
本発明に係わる画像形成システムは、順次シート上に画像形成する画像形成装置と、上記画像形成装置空のシートを部揃え集積して綴じ処理するシート綴じ装置とから構成する。
本発明は、処理トレイ上に部揃えしたシート束をステープル手段で綴じ合わせる際に、シート枚数、束厚さなどの綴じ量に応じてシートの端縁と綴じ位置との長さ間隔を異ならせるようにしたものであるから次の効果を奏する。
シート束を綴じ合わせる際の綴じ位置を、例えばシート枚数が少ないときにはシート端縁から深い位置を綴じ合わせ、シート枚数が多いときにはシート端縁から浅い位置を綴じ合わせることが可能となる。従ってシート枚数が少ない場合にページ開きしたとき綴じ部から破れて落丁することがなく、また、シート枚数が多い場合にページ開きしたときに綴じ部の画像が隠れることがない。
更に本発明はシートの端縁と綴じ位置との長さ間隔を異ならせる際に、(1)処理トレイ上に集積するシートの整合位置を位置移動するシフト手段か、又は(2)処理トレイ上に集積されたシート束を位置移動するシフト手段か、又は(3)処理トレイ上のシートに対してステープル手段を位置移動するシフト手段で構成することによって、ステープル装置を特別な構造とする必要がなく、至って簡単な構造で安価に提供することが可能となる。
以下図示の好適な実施の態様に基づいて本発明を詳述する。
図1は本発明を採用した画像形成システムの全体構成の説明図であり、図2は、これに組み込まれたシート綴じ装置の説明図である。図3はステープルユニットの構成を示す説明図であり、(a)はその断面構造を、(b)は平面構造を示す説明図である。図4はローラで束移動するシフト手段の構造図であり、図5はコーナー綴じのときの説明図である。
[画像形成装置の構成]
図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aとシート綴じ装置Bとから構成され、画像形成装置Aで画像形成されたシートをシート綴じ装置Bでステープル綴じして第1、第2のスタックトレイ21,22に収納するように構成されている。画像形成装置Aは、給紙部1からシートを画像形成部2に送り、画像形成部2でシートに印刷した後、本体排紙口3からシートを搬出する。給紙部1は複数サイズのシートが給紙カセット1a、1bに収納してあり、指定されたシートを1枚ずつ分離して画像形成部2に給送する。画像形成部2は例えば静電ドラム4と、その周囲に配置された印字ヘッド(レーザ発光器)5と現像器6と、転写チャージャ7と定着器8が配置され、静電ドラム4上にレーザ発光器5で静電潜像を形成し、これに現像器6でトナーを付着し、転写チャージャ7でシート上に画像を転写し、定着器8で加熱定着する。このように画像形成されたシートは本体排紙口3から順次搬出される。図示9は循環経路であり、定着器8から表面側に印刷したシートを、本体スイッチバック経路10を介して表裏反転した後、再び画像形成部2に給送してシートの裏面側に印刷する両面印刷の経路である。このように両面印刷されたシートは本体スイッチバック経路10で表裏反転された後本体排紙口3から搬出される。
図示11は画像読取装置であり、プラテン12上にセットした原稿シートをスキャンユニット13で走査し、図示しない光電変換素子で電気的に読み取る。この画像データは画像処理部で例えばデジタル処理された後、データ記憶部14に転送され、前記レーザ発光器5に画像信号を送る。また、図示15は原稿送り装置であり、スタッカ16に収容した原稿シートをプラテン12に給送するフィーダ装置である。
上記構成の画像形成装置Aには図7に示す制御部(コントローラ)50が設けられ、コントロールパネル18から画像形成条件、例えばシートサイズ指定、カラー・モノクロ印刷指定、プリント部数指定、片面・両面印刷指定、拡大・縮小印刷指定などのプリントアウト条件が設定される。一方、画像形成装置Aには上記スキャンユニット13で読み取った画像データ或いは外部のネットワークから転送された画像データがデータ貯蔵部17に蓄積され、このデータ貯蔵部17から画像データはバッファメモリ19に転送され、このバッファメモリ19から順次レーザ発光器5にデータ信号が移送されるように構成されている。
上記コントロールパネル18からは画像形成条件と同時に後処理条件も入力指定される。この後処理条件は例えば「プリントアウトモード」「ステープル綴じモード」「シート束折りモード」などが選定される。
[シート綴じ装置の構成]
シート綴じ装置Bは、図2に示すように画像形成装置Aの本体排紙口3から画像形成されたシートを受け入れ、(1)このシートを第1のスタックトレイ21に収容するか(前述の「プリントアウトモード」)、(2)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えしてステープル綴じした後、第1のスタックトレイ21に収納するか(前述の「ステープル綴じモード」)、(3)本体排紙口3からのシートを束状に部揃えしてその中央をステープル綴じた後、冊子状に折り畳んで第2のスタックトレイ22に収納(前述の「シート束折りモード」)するように構成されている。
シート綴じ装置Bは図2に示すようにケーシング(外装カバー)20に上記第1のスタックトレイ21と、第2のスタックトレイ22が備えられている。この第1のスタックトレイ21はシートの積載量に応じて上下昇降するように構成されている。このため第1のスタックトレイ21の基端部には図示しない上下2個所にガイドコロが設けてあり、このガイドコロが装置フレーム(不図示)に設けた昇降ガイドに嵌合支持されている。そしてこの第1のスタックトレイ21の基端部は上下一対のプーリに装架された昇降ベルトに連結され、このプーリの一方(駆動側プーリ)は昇降モータに連結されている。従って昇降モータを回転制御することによって第1のスタックトレイ21はシートの積載量に応じて上下昇降することとなる。
また、上記第2のスタックトレイ22は図示しない装置フレームに固定され、ケーシング20の外側に突出するように配置されている。
上記ケーシング20内には本体排紙口3に連なる搬入口23を有するシート搬入経路P1が設けられている。図示のシート搬入経路P1はケーシング20に略々水平方向の直線経路で構成されている。そしてこのシート搬入経路P1は、搬入口23からのシートを第1のスタックトレイ21に案内する第1シートパスSP1と、第2のスタックトレイ22に案内する第2シートパスSP2で構成されている。この各シートパスは図示のように第1シートパスSP1が装置上方に、第2シートパスSP2が装置下方に配置されている。
このような経路構成でシート搬入経路P1には搬入ローラ24と排紙ローラ25が配置され、これらのローラは正逆転可能な駆動モータM1(図示せず)に連結されている。またシート搬入経路P1には第2シートパスSP2にシートを案内する経路切換片(不図示)が配置されている。尚上記搬入口23と搬入ローラ24との間には画像形成装置Aからのシートにスタンプ(捺印手段)、パンチ(穿孔手段)などの後処理を施す後処理ユニット28が設けられている。
[第1シートパスの構成]
上述の第1シートパスSP1は次のように構成されている。シート搬入経路P1にはその出口端に排紙ローラ25と排紙口25aが設けられ、この排紙口25aと段差を隔てた下方に処理トレイ(以下「綴じ処理トレイ」という)29が設けられている。この綴じ処理トレイ29は排紙口25aからのシートを積載収容するトレイ部材で構成されている。この綴じ処理トレイ29の上方には正逆転ローラ30がトレイ上のシートと接する位置(作動位置)と離間した待機位置との間で昇降自在に配置されている。この正逆転ローラ30には図示しない正逆転モータが連結され処理トレイ29上にシートが進入する際は排紙方向に回転し、シート後端がトレイ上に進入した後は排紙方向と反対方向(図2右方向)に回転するように制御される。
以上の構成によって排紙口25aからのシートは綴じ処理トレイ29に進入し正逆転ローラ30で第1のスタックトレイ21に向って移送され、シート後端が排紙口25aから綴じ処理トレイ29上に進入した後は正逆転ローラ30を逆回転(図示反時計方向)させるとトレイ上のシートは排紙方向と逆方向に移送される。
上記綴じ処理トレイ29の排紙方向後端部には、シート後端を位置規制するシート端規制部材32と第1ステープル手段(以下「端縁綴じステープラ」という)33が配置されている。図示の端縁綴じステープラ33は綴じ処理トレイ29上に積載されたシートの端縁を綴じ合わせるように構成され、シート束後端縁の1個所若しくは複数個所をステープル綴じする。また綴じ処理トレイ29には図示しないが綴じ処理したシート束を下流側の第1のスタックトレイ21に移送する束搬出機構が設けられている。上記端縁綴じステープラ33の構成は後述する。
また上記綴じ処理トレイ29にはトレイ上に集積されたシートの幅方向を整合するサイド整合板(不図示)が設けてあり、このサイド整合板はセンター基準でシートを整合するように左右一対の整合板がシート中央に接近及び離反するように構成されている。
上述のように構成された第1シートパスSP1は前記「ステープル綴じモード」のときには排紙口25aからのシートを綴じ処理トレイ29上に部揃えし、このシート束を端縁綴じステープラ33で後端縁の1個所又は複数個所を綴じ合わせる。また前述の「プリントアウトモード」のときには排紙口25aからのシートを綴じ処理トレイ29に積載することなく、処理トレイに沿って送られたシートを正逆転ローラ30と従動ローラ30bとの間で第1のスタックトレイ21に搬出する。このように図示のものはステープル綴じするシートを綴じ処理トレイ29と第1のスタックトレイ21とでブリッジ支持することによって装置をコンパクトに構成することを特徴としている。
[第2シートパスの構成]
前記第1シートパスSP1から分岐された第2シートパスSP2の構成について説明する。この第2シートパスSP2は図2に示すようにケーシング20に略々鉛直方向に配置され、経路入口に搬送ローラ36が、経路出口に搬送ローラ37が配置されている。また第2シートパスSP2の下流側にはこの搬送路から送られたシートを部揃えする集積ガイド(第2トレイ手段;以下同様)35が設けられている。図示の集積ガイド35はシートを移送する搬送ガイドで構成されている。この集積ガイド35には中綴じステープラ40と折ロール手段45が配置されている。
上記集積ガイド35はシートの搬送をガイドするガイド部材で形成され、このガイド上にシートを積載収納するように構成されている。図示の集積ガイド35は第2シートパスSP2に連なり、ケーシング20の中央部に略々鉛直方向に配置されている。この集積ガイド35には中綴じステープラ40と折ロール手段45が配置されている。そして集積ガイド35に集積されたシート束を中綴じステープラ40で、その中央部を綴じ合わせ、折ロール手段45で冊子状に折り合わせて第2のスタックトレイ22に収納するように構成されている。図示38は集積ガイド35にシートを集積する際の先端ストッパである。また、図示39はシート側縁整合部材である。
上記中綴じステープラ40は図2に示すようにドライバユニット40aとクリンチャユニット40bで構成され、この両ユニットは集積ガイド35を介して対向配置されている。そしてドライバユニット40aは、図示しないが内部にシート束にステープル針を刺入するヘッド部材と、ステープル針を収容したカートリッジと、ドライブカムと、このドライブカムを駆動するステープルモータが内蔵されている。また上記クリンチャユニット40bは、ドライバユニット40aでシート束に刺入した針先を折り曲げる折曲げ溝を有するアンビル部材で構成されている。
そしてドライバユニット40aに内蔵されているドライバ部材とフォーマをステープルモータで上方の上死点から下方の下死点に押下する。このドライバ部材の下降動作でこれに連結されたフォーマが上死点から下死点に移動する。このフォーマの降下によって直線状のステープル針はコの字状に折り曲げられ、その背部をドライバ部材で押下することによってステープル針の先端がシート束内に刺入する。そしてクリンチャユニット40bのアンビル部材で先端を折曲げることによってステープル綴じされる。
[端綴じステープラの構成]
次に上述の端縁綴じステープラ33の構成について説明する。図3に示すように端縁綴じステープラ33は綴じ処理トレイ29に配置されている。この端縁綴じステープラ33はドライバ機構部33aとクリンチャ機構部33bで構成されている。ドライバ機構部33aはシート束にステープル針を刺入するドライバ部材(不図示)と、ステープル針を収容したカートリッジ71とから構成されている。図示しないがカートリッジ71には直線針を帯状に連結させたシート形状或いはロール形状のブランク針が内蔵され、順次その先端からドライバ部材にブランク針を供給するように構成されている。また、ドライバ機構部33aは板状のドライバプレートとフォーマ部材とダイス部材で構成され、ドライバプレートとフォーマ部材を上死点から下死点に移動する過程で、直線形状のブランク針をフォーマ部材とダイス部材でコの字状に折り曲げる。そしてこのコの字状針をドライバプレートで上方から下方に勢いよく押下してシート束に刺入する。この為、ドライバプレートには図示しない駆動モータに連結されたドライブカムが連結されている。そして駆動モータでドライバカムを回転駆動して蓄勢スプリングに蓄力し、その蓄力でドライバプレートを上死点から下死点に移動するように構成されている。
また、クリンチャ機構部33bはシート束に刺入されたステープル針の先端を折り曲げるための折曲げ溝62(アンビル部材)で構成されている。そしてドライバ機構部33aとクリンチャ機構部33bはユニットフレームに一体に取付けられ、ヘッド部材70は図3(a)上下方向に揺動可能に軸支持されている。
[端縁綴じステープラの移動機構]
以上説明した端縁綴じステープラ33は、綴じ処理トレイ29上のシート束に対してシート幅方向(図3(b)左右方向)に移動可能に構成されている。これはシート側縁に形成されている余白(綴じ代)Sxに沿って複数個所を綴じ処理するためである。図示の装置は第1ステープル位置SA1と第2ステープル位置SA2の2個所をステープル綴じする場合を示している。図示しない装置フレームに綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿ってガイドレール80が設けてあり、このガイドレール80に端縁綴じステープラ33のユニットフレーム33fがスライド可能に支持されている。そしてこのユニットフレーム33fに並行してリードスクリュ86が配置され、このリードスクリュ86には駆動モータMD1が連結してある。そして端縁綴じステープラ33のユニットフレーム33fはリードスクリュ86に歯合して、その回転で同図左右方向に位置移動するように構成されている。
上述のように構成された端縁綴じステープラ33は図6に示すように綴じ処理トレイ29上のシート束の綴じ代Sxを綴じ合わせる。この綴じ処理は装置仕様に応じてシートSの中央複数個所を綴じ処理する「センター綴じモード」とシートコーナーを綴じ処理する「コーナー綴じモード」で実行される。この場合「センター綴じモード」ではステープル針がシート側縁と並行する姿勢(図6(a)に示すSp1、Sp2)で綴じる平行綴じで例えば距離Lを隔てた2個所綴じ或いは3個所綴じなどに適宜設定される。また「コーナー綴じモード」ではシートSの右端(図6(a)に示すSp3)又は左端(Sp4)のコーナー部をステープル針がシート側縁から所定角度(例えば45度)傾斜した姿勢で綴じる傾斜綴じで1個所に設定される。
そこで本発明は、上述の「センター綴じモード」と「コーナー綴じモード」でシートの綴じ代Sxを綴じ合わせる際に、ステープル針の位置(以下「綴じ針位置」という)をシート端縁Seから間隔α1隔てた位置(接近綴じ位置SS)で綴じ処理する場合と、シート端縁Seから間隔α2(α2>α1)隔てた位置(離間綴じ位置LS)で綴じ処理する場合を、シートの綴じ量に応じて選択的に実行することを特徴としている。このため本発明は次の「綴じ量認識手段66」と「綴じ位置設定手段67」を備えている。
[綴じ量認識手段]
まず、綴じ量認識手段66は綴じ処理トレイ29に部揃え集積されたシート束のシート枚数及び/又は束厚さを検出する手段で構成される。図示の装置は図2に示す排紙口25aに排紙口センサS2が配置され、このセンサS2に連結された制御手段(後述の制御CPU)61にはシートの通過枚数をカウントするカウンタ(不図示)が設けられている。従って制御手段61は排紙口25aを通過して下流側の綴じ処理トレイ29に集積されるシートの枚数を計数することとなる。そこで例えば画像形成装置Aからの画像形成の開始信号でカウントを開始し、画像形成の終了信号でカウントを終了すると綴じ処理トレイ29に部揃えされたシートの枚数を認識することが可能となる。
この他、綴じ量認識手段66は綴じ処理トレイ29に集積されたシート束の厚さを検出するセンサで構成することも可能である。この場合にはセンサで検出した束厚さと平均紙厚さからシート枚数を演算する。また綴じ量認識手段66は上流側に位置する画像形成装置Aからの画像形成信号を受信してこれをカウントするように構成しても良い。
綴じ位置設定手段67は、(1)綴じ処理トレイ29上に集積するシートの整合位置を移動調整するシフト手段(後述の第1実施形態)、又は(2)綴じ処理トレイ29に集積されたシート束を位置移動するシフト手段(後述の第2実施形態)、又は(3)綴じ処理トレイ29に集積されたシートに対してステープル手段を位置移動するシフト手段(後述の第3実施形態)で構成する。そしてこのシフト手段は、綴じ処理トレイ上のシートの端縁から遠近距離の異なる2つ以上の綴じ位置(LS、SS)の1つを選択して端縁綴じステープラ33で綴じ動作を実行する。以下各シフト手段の形態について説明する。
[シフト手段の第1実施形態(図3参照)]
図3に示すシフト手段は、綴じ処理トレイ29上にシートを部揃え集積する際のシート端規制部材32を位置移動可能に構成する場合を示す。この場合は前述の綴じ量認識手段66で予め画像形成するシートの枚数が判別可能な場合に採用する。つまり画像形成装置Aで画像形成するシートの枚数が初期設定時に判別している場合、このシート枚数が予め設定されている基準枚数より少ない場合は前述の「離間綴じ位置LS」で綴じ処理し、基準枚数より多い場合は前述の「接近綴じ位置SS」で綴じ処理する。
このため綴じ処理トレイ29に配置されているシート端規制部材(後端規制部材;以下同様)32をシート排紙方向(シート幅と直交する方向)に所定量位置移動可能に配置する。図3(a)に示すように綴じ処理トレイ29の後端部にはシート幅方向に所定間隔で複数(例えば2個所)の後端規制部材32a、32bが同一量ずつ排紙方向(図3(a)左右方向)に移動可能に支持されている。そしてこの後端規制部材32にはラック32rが一体形成され、このラック32rにピニオン32pが歯合され、このピニオン32pはシフトモータ32mに連結してある。従ってシフトモータ32mを駆動回転することによって後端規制部材32は綴じ位置LSとSSとの間で位置移動可能となり、このシフトモータ32mと、ピニオン32pと、ラック32rと後端規制部材32でシフト手段が構成されることとなる。尚上記後端規制部材32には図示しないポジションセンサが配置されている。
[シフト手段の第2実施形態(図4参照)]
次に綴じ処理トレイ29上に集積したシート束を位置移動することによって接近綴じ(SS)するか、離間綴じ(LS)するか設定するシフト手段の構成について説明する。図4に示すように綴じ処理トレイ29には前述した上下一対の搬送ローラ対30、30bが配置されている。この搬送ローラ対30,30bで綴じ処理トレイ上に集積したシート束を綴じ動作の直前に位置移動する。このため綴じ処理トレイ29には所定の例えば離間綴じ位置LSにシートを揃えるように後端規制部材32が配置(固定)されている。この離間綴じ位置LSはシート端縁から距離α2隔てた位置にステープル針が位置するように設定されている。この距離α2は最小束厚さのシートをステープル綴じした際に、そのページ開きでシート上の画像が隠れないような位置に設定されている。そこで制御手段(後述の制御CPU)61は、綴じ処理トレイ29上へのシート集積が終了した信号、例えば画像形成装置Aからのジョブ終了信号で上述の搬送ローラ対30、30bを所定量回転して処理トレイ上のシート束を所定量図示左側に移動する。すると端縁綴じステープラ33のステープル針は接近綴じ位置SSにシフトし、シート端縁Seから距離α1隔てた位置を綴じることとなる。従って搬送ローラ対30、30bがシフト手段を構成することとなる。
[シフト手段の第3実施形態(図5A参照)]
次に図5Aに示すシフト手段は前述した端縁綴じステープラ33を位置移動することによって離間綴じ位置LSと接近綴じ位置SSにシフトする場合を示す。同図にはシートのコーナーをステープル針が所定角度傾斜した状態で綴じる傾斜綴じの場合を示す。綴じ処理トレイ29にはシートの後端を位置規制する後端規制部材32が配置され、この規制部材32と隣接する位置にガイドレール85が配置されている。このガイドレール85は綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿ってその左端と右端でカーブしている。このガイドレール85には端縁綴じステープラ33を搭載するベースフレーム87が嵌合支持されている。
そこでこのベースフレーム87に端縁綴じステープラ33のユニットフレーム33fが次のように搭載されている。ユニットフレーム33fはガイドレール85と直交する方向にベースフレーム87に形成されているガイド溝87gに沿って位置移動可能に支持されている。従って、綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿ってベースフレーム87が位置移動し、ステープル位置Sp1、Sp2に移動する。これと同時にシートコーナーのステープル位置Sp3(右端)、Sp4(左端)に移動する。このときベースフレーム87はシートコーナーの右端ステープル位置Sp3では図示反時計方向に所定角度(例えば45度)傾斜し、左端ステープル位置Sp4では時計方向に所定角度傾斜することとなる。
そこで上記ベースフレーム87に形成されているガイド溝87gに端縁綴じステープラ33のユニットフレーム33fがガイドレール85と直交する方向に位置移動可能に嵌合支持されている。そしてベースフレーム87には図示しない作動ソレノイドが搭載され、ユニットフレーム33fを所定量移動するように構成されている。このユニットフレーム33fの移動量は前述した離間綴じ位置LSと接近綴じ位置SSの間の距離に設定されている。
このように構成された端縁綴じステープラ33は綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿って位置移動することによって第1、第2複数のステープル位置Sp1、Sp2及びシートコーナーのステープル位置Sp3、Sp4の各位置に移動可能となる。そして各ステープル位置ではシート端縁から遠方の離間綴じ位置LSと接近した接近綴じ位置SSとの間で位置移動可能となる。尚図示しないが上記ユニットフレーム33fには一対のプーリ間に懸架された駆動ワイヤに連結され、このプーリの一方にはシフトモータが連結されている。
[シフト手段の第4実施形態(図5B参照)]
次に図5Bに示す装置は端縁綴じステープラ33を綴じ処理トレイ29上のシート束の端縁に沿って前述の第3実施形態と同様にガイドレール85が配置されている。このガイドレール85は綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿ってその左端と右端でカーブしている。このガイドレール85には端縁綴じステープラ33のユニットフレーム33fが嵌合支持されている。
従って、綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿ってベースフレーム87が位置移動し、ステープル位置Sp1、Sp2に移動する。これと同時にシートコーナーのステープル位置Sp3(右端)、Sp4(左端)に移動する。このときベースフレーム87はシートコーナーの右端ステープル位置Sp3では図示反時計方向に所定角度(例えば45度)傾斜し、左端ステープル位置Sp4では時計方向に所定角度傾斜することとなる。このような構成において端縁綴じステープラ33は上記ステープル位置Sp1、Sp2ではシート端縁Seと平行な綴じ線にステープル針が位置する真直綴じで綴じ処理し、上記ステープル位置Sp3ではシート束の右コーナーでシート端縁Seと図示反時計方向に所定角度(例えば45度)傾斜した綴じ線にステープル針が位置するコーナー綴じで綴じ処理することとなる。またステープル位置Sp4ではシート束の左コーナーで時計方向に所定角度傾斜したコーナー綴じで綴じ処理する。
このように構成された端縁綴じステープラ33は綴じ処理トレイ29上のシート端縁Seに沿って位置移動することによって第1、第2複数のステープル位置Sp1、Sp2及びシートコーナーのステープル位置Sp3、Sp4の各位置に移動可能となる。尚図示しないが上記ユニットフレーム33fは一対のプーリ間に懸架された駆動ワイヤに連結され、このプーリの一方にはシフトモータが連結されている。
そこで制御手段(後述の制御CPU)61は前述と同様に構成された綴じ量認識手段66からの綴じ量に応じて端縁綴じステープラ33を例えば上記第1、第2のステープル位置Sp1、Sp2で真直綴じするか、上記第3又は第4のステープル位置Sp3、Sp4でコーナー綴じするように構成されている。つまり制御手段61は綴じ量認識手段66からのシート枚数が予め設定された基準枚数より多いときは「真直綴じ」を実行し、この基準枚数より少ないときは「コーナー綴じ」を実行する。これは綴じ処理後のシート束をページ開きするときの「真直綴じ」の方が「コーナー綴じ」に比べて破損し易すいため、シート枚数が少ないときにはコーナー綴じで綴じ処理し、シート枚数が多いときには真直綴じで綴じ処理するようにする。
[制御構成の説明]
上述した画像形成システムの制御構成を図7のブロック図に従って説明する。図1に示す画像形成システムは画像形成装置Aの制御部(以下「本体制御部」という)50とシート綴じ装置Bの制御部(以下「後処理制御部」という)60を備えている。本体制御部50は画像形成制御部51と給紙制御部52と入力部53を備えている。そしてこの入力部53に設けられたコントロールパネル18から「画像形成モード」「後処理モード」の設定を行う。画像形成モードは前述したように、プリントアウト部数、シートサイズ、カラー・モノクロ印刷、拡大・縮小印刷、両面・片面印刷、その他の画像形成条件を設定する。そして本体制御部50はこの設定された画像形成条件に応じて画像形成制御部51及び給紙制御部51を制御し、所定のシートに画像形成した後本体排紙口3からシートを順次搬出する。
これと同時にコントロールパネル18からの入力で後処理モードが設定される。この後処理モードは、例えば「プリントアウトモード」「ステープル綴じ仕上げモード」「シート束折り仕上げモード」等に設定される。そこで本体制御部50は後処理制御部60に後処理の仕上げモードとシート枚数、部数上方と綴じモード(1個所止綴じか2個所以上複数綴じか)情報を転送する。これと同時に本体制御部50は画像形成の終了毎にジョブ終了信号を後処理制御部60に転送する。
後処理制御部60は、指定された仕上げモードに応じてシート綴じ装置Bを動作させる制御CPU61と、動作プログラムを記憶したROM62と、制御データを記憶するRAM63を備えている。そしてこの制御CPU61は、搬入口23に送られたシートの搬送を実行するシート搬送制御部64aと、シートの集積動作を実行するシート集積動作制御部64bと、シート綴じ処理を実行する綴じ動作制御部64cと、シートの束折り動作を実行するシート束折り動作制御部64dを備えている。そしてシート集積動作制御部64bには排紙口センサS2から綴じ処理トレイ29に搬出されたシートの枚数をカウントするカウンタが内蔵されている。
上記シート搬送制御部64aは前述のシート搬入経路P1の搬送ローラ24、排紙ローラ25の駆動モータM1の制御回路に連結され、またこの経路に配置されたシートセンサS1からの検知信号を受信するように構成されている。また、上記シート集積動作制御部64bは、綴じ処理トレイ29にシートを集積するために前記正逆転ローラ30の正逆転モータ、後端規制部材のシフトモータ32mの駆動回路に結線されている。更に上記綴じ動作制御部64cは、綴じ処理トレイ29の端縁綴じステープル装置33と第2トレイ手段35の中綴じステープル装置40に内蔵された駆動モータの駆動回路に結線されている。
上記シート集積動作制御部64bは前述したシフト手段に連結され、このシフト手段を制御するように構成されている。つまり前述のシフト手段の第1実施形態ではシート後端規制部材32の位置をシート枚数に応じて位置移動する。また前述の第2実施形態では、搬送ローラ対30、30bを駆動回転して綴じ処理トレイ29上に集積されたシート束をシート枚数に応じて位置移動する。また前述の第3実施形態では、端縁綴じステープラ33のユニットフレーム33fをシート枚数に応じて位置移動する。
上記シート束折り動作制御部64dは、前記折ロール手段45を駆動回転する駆動モータの駆動回路と、前記クラッチ手段の駆動回路に結線されている。またこのシート束折り動作制御部64dは前述の第2シートパスSP2の搬送ローラ36、37及び集積ガイド35の先端規制部材38を所定位置に移動制御するシフト手段の制御回路に結線され、これらの経路に配置したシートセンサから検知信号を受信するように結線されている。
上述のように構成された制御部60はシート綴じ装置Bに次の処理動作を実行させる。
「プリントアウトモード」
このモードでは画像形成装置Aは一連の文書を例えば第1ページから画像形成し、本体排紙口3から順次フェースダウンで搬出し、シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ25に導かれる。そこで排紙口25aでシート先端を検出した信号でシート先端が綴じ処理トレイ29の正逆転ローラ30に到達する見込み時間の後、シート搬送制御部64aは正逆転ローラ30を上方待機位置からトレイ上に降下し、この正逆転ローラを図2時計方向に回転する。すると綴じ処理トレイ29上に進入したシートはこの正逆転ローラ30で第1のスタックトレイ21に向けて搬出され、このトレイ上に収納される。このように順次後続するシートを第1のスタックトレイ21に搬出し、このトレイ上に堆積収納する。
従ってこのプリントアウトモードでは画像形成装置Aで画像形成されたシートはシート綴じ装置Bのシート搬入経路P1を経て、第1のスタックトレイ21に収容され、例えばフェースダウンの姿勢で1ページから順次nページの順に上方に積載収納されることとなる。このモードでは前述の第1シートパスSP1と第2シートパスSP2にはシートは導かれない。
「ステープル綴じ仕上げモード」
このモードでは画像形成装置Aは前述のモードと同様に一連の文書を第1ページからnページの順に画像形成し、フェースダウンの状態で本体排紙口3から搬出し、シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ25に導かれる。そこで排紙口25aでシート先端を検出した信号でシート先端が綴じ処理トレイ29の正逆転ローラ30に到達する見込み時間の後、シート搬送制御部64aは正逆転ローラ30を上方待機位置からトレイ上に降下し、この正逆転ローラ30を図2時計方向に回転する。次いでシート搬送制御部64aはシート後端が綴じ処理トレイ29上に搬入した見込み時間の後、正逆転ローラ30を図2反時計方向に回転駆動する。すると排紙口25aから進入したシートは第1シートパスSP1に沿って綴じ処理トレイ29上にスイッチバック搬送される。このシート搬送を繰り返すことによって綴じ処理トレイ29に一連のシートがフェースダウンの状態で束状に集積される。
そこで前述のシフト手段67の動作について図8に基づいて説明する。前述の画像形成装置Aでステープル綴じ仕上げモードが設定されると、これと同時にシートのセンターに綴じ処理するかシートコーナーに綴じ処理するかステープル位置が設定される(St01)。すると制御CPU(制御手段;以下同様)61はシートのサイズ情報からステープル位置(前述のSp1、Sp2、Sp3、Sp4)を算出する(St02)。次いで制御CPU61は端縁綴じステープラ33をシートの所定位置に移動する(St03)。これと平行して制御CPU61は綴じ処理トレイ29上に搬出されるシートの枚数をカウントする(St04)。そこで制御CPU61はカウントしたシート枚数を予め設定された枚数と比較する(St05)。そして所定枚数以上のときには「接近綴じ位置」に(St06)、所定枚数以下のときには「接近綴じ位置」に(St07)綴じ位置を設定する。
そこで制御CPU61は前述のシフト手段を作動して端縁綴じステープラ33の綴じ位置を接近綴じ位置又は離間綴じ位置にシートとの相対位置を位置移動する(St08)。そこで端縁綴じステープラ33で綴じ動作を実行(St09)し、綴じ処理後のシート束をスタッカに搬出する(St10)。
「シート束折り仕上げモード」
このモードでは画像形成装置Aはシート上に画像形成し、シート綴じ装置Bで冊子状に仕上げる。シート搬入経路P1に送られたシートは排紙ローラ25に導かれ、そこで制御CPU61はシートセンサS1でシート後端を検出した信号を基準にシート後端が経路切換片(図示せず)を通過したタイミングで排紙ローラ25を停止する。そして排紙ローラ25を逆転させる。するとシート搬入経路P1に進入したシートは搬送方向を反転され、経路切換片から第2シートパスSP2に導かれる。そしてこの経路に配置された搬送ローラ36、37で集積ガイド35に案内される。
第2シートパスSP2から集積ガイド(第2トレイ手段)35にシートが搬入されるタイミングで制御CPU61は先端規制部材38を最下端のSh1位置に移動する。するとシートはその全体が集積ガイド35に支持される。この状態で制御CPU61は前述のシート側縁整合部材39を動作させシートを幅寄せ整合する。次いで制御CPU61は先端規制部材38をシート後端が前述のスイッチバック進入路35aに進入する位置Sh3に移動する。すると集積ガイド35に支持されたシート後端はスイッチバック進入路35aに後退する。この状態で後続するシートを第2シートパスSP2から集積ガイド35上に送り、先行シートの上に後続シートを積み重ねる。そしてこの後続シートの搬入に合わせて先端規制部材38をSh3位置からSh1位置に移動する。
次いで先と同様にシート側縁整合部材39を動作させて搬入されたシートと集積ガイド上に支持されたシートを幅寄せ整合する。このような動作を繰り返すことによって画像形成装置Aで画像形成されたシートは第2シートパスSP2を経て集積ガイド35上に部揃えされる。そこで制御CPU61はジョブ終了信号を受けると先端規制部材38を前記位置Sh2に移動し、シート中央を綴じ位置Xに位置決めセットする。
そこで制御CPU61は中綴じステープル装置(中綴じステープラ)40を動作させ、シート中央の1個所又は複数個所をステープル綴じする。この動作の完了信号で制御CPU61は先端規制部材38を前記位置Sh1に移動し、シート中央を折り位置Yに位置決めセットする。
本発明のシート綴じ装置を備えた画像形成システムを示す全体構成図。 図1のシート綴じ装置の全体構成図。 図2の端面綴じステープラの構成を示す説明図であり、(a)は縦断説明図、(b)はシート端規制部材のシフト機構(第1実施形態)の説明図、(c)は(a)の平面説明図。 図3と異なるシフト機構(第2実施形態)を示し(a)は縦断説明図、(b)は平面説明図。 (第3実施形態)、(b)はステープラユニットを接近綴じ位置にシフトした状態の説明図、(c)はステープラユニットを離間綴じ位置にシフトした状態の説明図。 図3と異なるシフト機構(第4実施形態)を示し(a)乃至(c)はステープラユニット移動状態を示す説明図。 本発明に係わるシート綴じ装置の綴じ位置の説明図であり、(a)は平面構成の説明図、(b)は断面構成の説明図。 図1の画像形成システムを示すブロック図。 図7の後処理制御部の動作状態を示すフローチャート。
符号の説明
A 画像形成装置
B シート綴じ位置
P1 シ−ト搬入経路
SP1 第1シ−トパス
SP2 第2シ−トパス
Sp3 右端ステ−プル位置
Sp4 左端ステ−プル位置
24 搬入ロ−ラ
25 排紙ロ−ラ
25a 排紙口
29 処理トレイ(綴じ処理トレイ)
30 正逆転ロ−ラ
32 シート端規制部材(32a、32b)
32r ラック
32p ピニオン
33 端縁綴じステ−プラ
36 搬送ロ−ラ
37 搬送ロ−ラ
35 集積ガイド
45 折ロ−ル手段
33a ドライバ機構部
33b クリンチャ機構部
62 折曲げ溝(アンビル部材)
66 綴じ量認識手段
67 シフト手段(綴じ位置設定手段)
80 ガイドレール
Sx 余白(綴じ代)
SS 接近綴じ位置
LS 離間綴じ位置
50 本体制御部
60 後処理制御部

Claims (9)

  1. 複数枚のシートを束状に所定姿勢で載置する処理トレイと、
    上記処理トレイ上のシート束の1個所又は複数個所を綴じ合わせるステープル手段と、
    上記ステープル手段の綴じ動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記制御手段は、
    上記処理トレイ上のシート枚数及び/又は束厚さを判別する綴じ量認識手段と、
    上記処理トレイ上のシートの端縁と綴じ位置との間隔を設定する綴じ位置設定手段と、
    を有し、
    上記制御手段は、
    上記綴じ量認識手段からの情報に基づいて異なる2つ以上の綴じ位置の1つを選択して上記ステープル手段の綴じ動作を実行することを特徴とするシート綴じ処理装置。
  2. 前記綴じ位置設定手段は、(1)前記処理トレイ上に集積するシートの整合位置を移動するシフト手段か、又は(2)前記処理トレイ上に集積されたシート束を位置移動するシフト手段か、又は(3)前記処理トレイ上のシートに対して前記ステープル手段を位置移動するシフト手段で構成され、
    このシフト手段は、前記処理トレイ上のシートの端縁から遠近距離の異なる2つ以上の綴じ位置の1つを選択して上記ステープル手段で綴じ動作を実行することを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ処理装置。
  3. 前記ステープル手段は、前記処理トレイ上のシート束のシート端縁と平行な綴じ線でステープル綴じする真直綴じか、又はシート端縁と所定角度交差した綴じ線でコーナー綴じするように配置されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート綴じ処理装置。
  4. 前記処理トレイにはシートを所定姿勢で位置決めするシート端規制部材が設けられ、
    前記シフト手段は、このシート端規制部材を少なくとも2つ以上の位置の間で位置移動可能に構成すると共に、このシート端規制部材をシートの端縁と綴じ位置との間隔が遠近異なるように位置移動する作動手段で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート綴じ処理装置。
  5. 前記処理トレイには、載置したシート束を位置移動するシート束移送手段が配置され、
    前記シフト手段は、シートの端縁と綴じ位置との間隔が遠近異なるようにシート束を位置移動する上記シート束移送手段で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート綴じ処理装置。
  6. 前記ステープル手段は前記処理トレイ上のシート束に対して、シートの端縁と綴じ位置との間隔が遠近異なるように位置移動自在に構成され、
    前記シフト手段は上記ステープル手段を位置移動する作動手段で構成されていることを特徴とする請求項2に記載のシート綴じ処理装置。
  7. 前記制御手段は、前記綴じ量認識手段からの情報に基づいて、
    処理トレイ上のシート束の枚数若しくは束厚さが少ないときには前記ステープル手段の綴じ位置をシート端縁から遠方に位置させるように前記シフト手段を制御し、
    処理トレイ上のシート束の枚数若しくは束厚さが多いときには前記ステープル手段の綴じ位置をシート端縁から近方に位置させるように前記シフト手段を制御することを特徴とする請求項1からのいずれか1項に記載のシート綴じ処理装置。
  8. 順次シート上に画像形成する画像形成装置と、
    上記画像形成装置空のシートを部揃え集積して綴じ処理するシート綴じ装置と、
    から構成され、
    上記シート綴じ装置は請求項1からのいずれか1項に記載の画像形成システム。
  9. 複数枚のシートを束状に所定姿勢で載置する処理トレイと、
    上記処理トレイ上のシート束の1個所又は複数個所を綴じ合わせるステープル手段と、
    上記ステープル手段の綴じ動作を制御する制御手段と、
    を備え、
    上記ステープル手段は、上記処理トレイ上のシート束の一辺のシート端縁と平行な綴じ線でステープル綴じする真直綴じと、シート端縁と所定角度交差した綴じ線でステープル綴じするコーナー綴じと、を選択的に実行可能に構成され、
    上記制御手段は、
    上記処理トレイ上のシート枚数及び/又は束厚さを判別する綴じ量認識手段からの情報に基づいて上記真直綴じとコーナー綴じのいずれか一方を選択して綴じ処理するように構成されていることを特徴とするシート綴じ処理装置。
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