JP5741384B2 - シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法 - Google Patents

シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5741384B2
JP5741384B2 JP2011242545A JP2011242545A JP5741384B2 JP 5741384 B2 JP5741384 B2 JP 5741384B2 JP 2011242545 A JP2011242545 A JP 2011242545A JP 2011242545 A JP2011242545 A JP 2011242545A JP 5741384 B2 JP5741384 B2 JP 5741384B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
binding
rear end
processing apparatus
bundle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011242545A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013095583A (ja
Inventor
朋裕 古橋
朋裕 古橋
田村 政博
政博 田村
永迫 秀也
秀也 永迫
杉山 恵介
恵介 杉山
勇介 柴崎
勇介 柴崎
山本 和也
和也 山本
亨育 中田
亨育 中田
智道 星野
智道 星野
康夫 新倉
康夫 新倉
淳也 鈴木
淳也 鈴木
和法 紺野
和法 紺野
晶 國枝
晶 國枝
賢裕 渡邉
賢裕 渡邉
智洋 吉崎
智洋 吉崎
貴一郎 後藤
貴一郎 後藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2011242545A priority Critical patent/JP5741384B2/ja
Priority to US13/660,067 priority patent/US8770569B2/en
Priority to CN201210436191.7A priority patent/CN103086187B/zh
Publication of JP2013095583A publication Critical patent/JP2013095583A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5741384B2 publication Critical patent/JP5741384B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H37/00Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations
    • B65H37/04Article or web delivery apparatus incorporating devices for performing specified auxiliary operations for securing together articles or webs, e.g. by adhesive, stitching or stapling
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2801/00Application field
    • B65H2801/24Post -processing devices
    • B65H2801/27Devices located downstream of office-type machines

Description

この発明は、搬入された用紙、記録紙、転写紙、OHPシートなどのシート状記録媒体(本明細書では、単に「シート」と称す)を整合し、綴じるシート処理装置、このシート処理装置と複写機、プリンタ、ファクシミリ、デジタル複合機などの画像形成装置と含む画像形成システム、及び前記シート処理装置で実行されるシート処理方法に関する。
従来から、画像形成装置から排出されたシートをステープルトレイ上に積載し、搬送方向(所謂縦方向)と搬送方向に対して直交する方向(所謂幅方向)の揃えを行ってから綴じを行うステープラを備えたフィニッシャと称される装置が知られている。ステープラでシートの端面を綴じる端面綴じを行う場合、ステープラはシートの搬送方向の位置を規定する基準フェンスに突き当たり、突き当たった状態を保持した状態(以下、「当接」という)のシート端部(通常、シート後端)に沿って、シート搬送方向と直交する方向に移動し、綴じ位置を変更することができる。
しかし、従来までの端面綴じ処理部の構成では、シート後端を基準フェンスに突き当てて整合し、端綴じ処理時の基準フェンスとステープルユニットとの搬送方向の位置関係は固定されている。そのため、端綴じ処理時におけるシート搬送方向の綴じ位置について、ユーザ個々の所望する位置に調整することができなかった。
そこで、例えば特許文献1(特開2008−156073号公報)には、綴じ装置の退避構造と後端フェンスの駆動源を不要とし、低コストで省スペース化を図るため、搬入されてきたシート部材に対して所定の処理を施して排出するシート処理装置において、搬入されてきたシート部材を一時的に受け入れて積載する中間トレイと、この中間トレイ上に積載された複数のシート部材の後端に当接し、受け渡し位置までシート部材を搬送する後端フェンスと、受け渡し位置以降の搬送を後端フェンスから受け継ぎ、シート部材を中間トレイから搬出する放出爪と、1つのモータの駆動力により後端フェンス及び放出爪を駆動する搬送駆動機構と、を備えた発明が開示されている。
また、特許文献2(特開2009−263127号公報)には、確実にシート先端に先端ストッパを当接させ、整合を行えるようにするため、画像形成装置から排出されるシートを搬送して傾斜配置された整合トレイに排紙積載する排紙ローラと、整合トレイに排紙されたシートの先端を押さえた上で基準フェンスの突き当て面にシート後端を当接させることによりシートを搬送方向に揃えるための移動可能な先端ストッパとを備えたシート後処理装置であって、先端ストッパのシート搬送方向の押さえ量を可変とした発明が開示されている。
しかし、組み付けなどで生じる機械的誤差により前後の後端基準フェンス(先端ストッパ)が搬送方向に位置ズレしている場合、スタックされたシートは斜めにスタックされるため、後端基準フェンスの押さえ量を可変としたとしても、シートの傾きは解消されず、シートの手前側を綴じた場合と、奥側を綴じた場合とで、搬送方向の(副走査)綴じ深さが同じにならず、意図した通りの深さに揃わないことになる。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、綴じ位置に拘わらず副走査方向の綴じ位置を揃えることができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、本発明は、綴じ処理トレイ上に積載されたシート束を当該綴じ処理トレイから放出する方向に対して後側の端部であるシート後端部に沿って移動可能であって、当該シート後端部が当接して当該シート後端部を整合する一対の整合部材と、前記シート後端部に沿って移動し、整合されたシート束を綴じる綴じ手段と、を有するシート処理装置であって、前記整合部材をシート搬送方向に平行に一体的に移動させる移動手段と、前記シート束の搬送方向と直交する方向の一側と他側の綴じ位置の前記シート後端部からの距離の差を入力する入力手段と、入力された前記距離の差と前記綴じ位置の前記一側と他側の位置に基づいて前記移動手段により前記整合部材を移動させ、前記一側と他側の綴じ位置の前記シート後端部からの距離を変更する位置変更手段と、を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、綴じ位置に拘わらず副走査方向の綴じ位置を揃えることができる。
本発明の実施形態に係るシート処理装置としてのシート後処理装置と画像形成装置とからなるシステムを示すシステム構成図である。 図1における端面綴じ処理トレイをトレイの積載面側から見た概略構成図である。 図1における端面綴じ処理トレイ及びその付属機構の概略構成を示す斜視図である。 図1における放出ベルトの動作を示す側面図である。 図1におけるステープラの移動機構を示す斜視図である。 後端基準フェンスのシート搬送方向と直交する方向の移動機構を示す斜視図である。 図6の側面図である。 後端基準フェンスのシート搬送方向の移動機構及びその動作を示す説明図である。 図1における端面綴じステープラ回りの構成を示す要部正面図である。 図9を端面綴じ処理トレイFのシート載置面に対して垂直な方向から見た図である。 図10に示した前後の後端基準にシートがスタックされた状態を示す説明図である。 前後の後端基準フェンスがズレて組み付けられたときの状態を示す説明図である。 前後の後端基準フェンスの位置調整後の状態を示す説明図である。 前後の後端基準フェンスの幅方向の位置が狭い場合の状態を示す説明図である。 シート後処理装置と画像形成装置からなる画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。
本発明は、基準フェンスのシート搬送方向の整合位置を、手前綴じの場合と奥綴じの場合でそれぞれ変化させ、綴じ位置に拘わらず副走査方向の綴じ位置を同一位置に設定できるようにしたことを特徴とする。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係るシート処理装置としてのシート後処理装置PDと画像形成装置PRとからなるシステムを示すシステム構成図である。
図1において、画像形成装置PRは、入力された画像データを印字可能な画像データに変換する画像処理回路、画像処理回路から出力される画像信号に基づいて感光体に光書き込みを行う光書き込み装置、光書き込みにより感光体に形成された潜像をトナー現像する現像装置、現像装置によって顕像化されたトナー像をシートに転写する転写装置、及びシート転写されたトナー像を定着する定着装置を少なくとも備え、トナー画像が定着されたシートをシート後処理装置PDに送り出し、シート後処理装置PDによって所望の後処理が行われる。画像形成装置PRはここでは前述のように電子写真方式のものであるが、インクジェット方式、熱転写方式などの公知の画像形成装置が全て使用できる。なお、この実施形態では、前記画像処理回路、光書き込み装置、現像装置、転写装置、及び定着装置が画像形成手段を構成している。
シート後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取り付けられており、画像形成装置PRから排出されたシートはシート後処理装置PDに導かれる。シート後処理装置PDは、搬送路A、搬送路B、搬送路C、搬送路D及び搬送路Hを備え、前記シートは、1枚のシートに後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aへまず搬送される。
搬送路Bは搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路であり、搬送路Cはシフトトレイ202へ導く搬送路Cである。搬送路Dは整合及びステープル綴じ等を行う処理トレイF(以下「端面綴じ処理トレイ」とも称する)に導く搬送路Dである。搬送路Aから搬送路B,C,Dへは、それぞれ分岐爪15及び分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。
このシート後処理装置では、シートに対して、穴明け(パンチユニット100)、シート揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じステープラS1)、シート揃え+中綴じ(中綴じ上ジョガーフェンス250a、中綴じ下ジョガーフェンス250b、中綴じステープラS2)、シートの仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81)などの各処理を行うことができる。そのため、搬送路Aと、これに続く搬送路B、搬送路C及び搬送路Dが選択される。また、搬送路Dはシート収容部Eを含み、搬送路Dの下流側には端面綴じ処理トレイF、中綴じ中折り処理トレイG、排紙搬送路Hが設けられている。
搬送路B、搬送路C及び搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置PRから受け入れるシートを検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、第1及び第2の分岐爪15,分岐爪16が順次配置されている。第1及び第2の分岐爪15,16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており(初期状態)、図示しない第1及び第2のソレノイドをONすることにより、分岐爪15、16をそれぞれ駆動し、第1及び第2のソレノイドのON/OFFを選択することにより、第1及び第2の分岐爪15,16の分岐方向の組み合わせを変更し、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへシートを振り分ける。
搬送路Bへシートを導く場合は図1の状態、すなわち、第1のソレノイドをOFF(第1の分岐爪15は下向きが初期状態)状態のままとする。これにより、シートは搬送ローラ3から排紙ローラ4を経て上トレイ201に排出される。
搬送路Cへシートを導く場合は、図1の状態から第1及び第2のソレノイドをON(第2の分岐爪16は上向きが初期状態)とすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となる。これにより、シートは搬送ローラ5及び排紙ローラ対6(6a,6b)を経てシフトトレイ202側に搬送される。この場合には、シートの仕分けが行われる。シートの仕分けは、シフト排紙ローラ対6(6a,6b)と、戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、シフトトレイ202と、シフトトレイ202をシート搬送方向に直交する方向に往復動させる図示しないシフト機構と、シフトトレイ202を昇降させるシフトトレイ昇降機構とに行われる。
搬送路Dへシートを導く場合は、第1の分岐爪15を駆動する第1のソレノイドをON、第2の分岐爪を駆動する第2のソレノイドをOFFとすることにより、分岐爪15及び分岐爪16ともに上方に回動した状態となり、シートは搬送ローラ2から搬送ローラ7を経て搬送路D側に導かれる。搬送路Dに導かれたシートは、端面綴じ処理トレイFへ導かれ、この端面綴じ処理トレイFで整合及びステープル等を施されたシートは、ガイド部材44により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す中綴じ・中折り処理トレイG(以下、単に「中綴じ処理トレイ」とも称する)へ振り分けられる。シフトトレイ202に導かれる場合には、シート束は排紙ローラ対6からシフトトレイ202に排紙される。また、中綴じ処理トレイG側に導かれたシート束は、中綴じ処理トレイGで折り及び綴じを施され、排紙搬送路Hを通り排紙ローラ83から下トレイ203へ排紙される。
他方、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、搬送ローラ7によって搬送されるシートの後端が前記分岐爪17を通過した後、搬送ローラ9,10、ステープル排紙ローラ11のうち少なくとも搬送ローラ9を逆転させ、シートをターンガイド8に沿って逆行させることができる。これにより、シート後端からシートをシート収容部Eへ導いて滞留(プレスタック)させ、次シートと重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上のシートを重ね合せて搬送することも可能である。なお、符号304はシートをプレスタックさせる際の逆送タイミングを設定するためのプレスタックセンサである。
搬送路Dに導かれ、シート揃えと端部綴じを行う場合、ステープル排紙ローラ11によって端面綴じ処理トレイFへ導かれたシートは、端面綴じ処理トレイF上に順次積載される。この場合、シート毎に叩きコロ12と後端基準フェンス51で縦方向(シート搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53によって横方向(シート搬送方向と直交する方向−シート幅方向とも称す)の整合が行われる。ジョブの切れ目、すなわち、シート束の最終紙から次のシート束先頭紙までの間で、図示しない制御装置からのステープル信号により綴じ手段としての端面綴じステープラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われたシート束は、直ちに放出爪52aが突設された放出ベルト52(図2参照)によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受け取り位置にセットされているシフトトレイ202に排紙される。
放出ベルト52は図2及び図4に示すようにシート幅方向の整合中心に位置し、プーリ62間に張架され、放出ベルト駆動モータ157により駆動される。また、複数の放出ローラ56が前記放出ベルト52に関して対称に配置され、駆動軸に対して回転自在に設けられ、従動コロとして機能している。
放出爪52aは、放出ベルトHPセンサ311によりホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置され、端面綴じ処理トレイFに収容されたシート束を交互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト52を逆回転させ、これからシート束を移動するように待機している放出爪52aと対向側の放出爪52aの背面で端面綴じ処理トレイFに収容されたシート束の搬送方向先端を揃えるようにすることもできる。
なお、図1において、符号110は後端押さえレバーであり、後端基準フェンス51に収容されたシート束の後端を押さえることができるように後端基準フェンス51の下端部に位置し、端面綴じ処理トレイFに対してほぼ垂直な方向に往復動する。端面綴じ処理トレイFに排出されたシートは、シート毎に叩きコロ12で縦方向(シート搬送方向)の整合が行われるが、端面綴じ処理トレイFに積載されたシート後端がカールしていたり、腰が弱かったりするとシート自身の重量によって後端が座屈し膨らむ傾向にある。さらに、その積載枚数が増えることによって、後端基準フェンス51内の次のシートが入る隙間が小さくなり、縦方向の揃えが悪くなる傾向にある。そこで、シート後端の膨らみを少なくしてシートが後端基準フェンス51に入りやすくするようにしたのが、後端押さえ機構であり、シートを直接押さえるのが後端押さえレバー110である。
また、図1において、符号302,303,304,305,310はそれぞれシート検知センサであり、設けられた位置におけるシートの通過の有無、若しくはシートの積載の有無を検知する。
図2は端面綴じ処理トレイFをトレイの積載面側から見た概略構成図で、図1の右側面側から見た場合に相当する。同図において、上流側の画像形成装置PRより受け入れたシートの幅方向の整合はジョガーフェンス53a及び53bによって実施され、縦方向は後端基準フェンス51a,51b(図1では符号51で示す)に突き当てて整合される。後端基準フェンス51a,51bは、それぞれ内側にシート後端STが当接し、保持されるスタック面51a1,51b1を備え、シート後端STを2点で支持するようになっている。整合動作完了後は、端面綴じステープラS1により綴じ処理が施され、図4の放出ベルトの動作を示す斜視図から分かるように、放出ベルト52が放出ベルト駆動モータ157によって反時計方向に駆動され、綴じ処理後のシート束は、後端基準フェンス51a,51bによって所定位置まで持ち上げられ、放出ベルト52に取り付けられた放出爪52aによってすくわれ、端面綴じ処理トレイFから放出される。なお、符号64a,64bは前側板及び後側板である。また、本動作は整合処理後に綴じ処理を実施しない未綴じ束においても同様の動作が可能である。
図3は端面綴じ処理トレイF及びその付属機構の概略構成を示す斜視図である。同図に示すように、ステープル排紙ローラ11により端面綴じ処理トレイFへ導かれたシートは順次端面綴じ処理トレイF上に積載される。このとき、端面綴じ処理トレイFに排出されるシートの枚数が1枚の場合、シート毎に叩きコロ12と後端基準フェンス51との間で縦方向(シート搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53a,53bによって幅方向(シート搬送方向と直交するシート幅方向)の整合が行われる。叩きコロ12は支点12aを中心に叩きSOL170によって振り子運動を与えられ、端面綴じ処理トレイFへ送り込まれたシートに間欠的に作用してシート後端STを後端基準フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12自身は図示反時計回りに回転する。ジョガーフェンス53は、図2及び図3に示すように前後一対(53a,53b)設けられ、正逆転可能なジョガーモータ158によりタイミングベルトを介して駆動され、シート幅方向に対称に近接・離間するように往復移動する。
図5はステープラ移動機構を示す側面図であり、ステープラ配設側から見た正面図に相当する。端面綴じステープラS1は図5に示すように、正逆転可能なステープラ移動モータ159によりタイミングベルト159aを介して駆動され、シート後端部の所定位置を綴じるためにシート幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には、端面綴じステープラS1のホームポジションを検出するステープラ移動HPセンサ312が設けられており、シート幅方向の綴じ位置は、前記ホームポジションからの端面綴じステープラS1の移動量により制御される。端面綴じステープラS1は、シート後端部で1個所若しくは複数個所(一般には2個所)綴じることができるように構成され、少なくとも後端基準フェンス51a,51bによって支持されるシート後端STの全幅にわたって移動可能となっている。また、ステープル針の交換のために装置前側には最大限移動できるようになっており、ユーザのステープル針交換操作の便を図っている。
図1に戻って、端面綴じ処理トレイFのシート搬送方向下流側には、シート束偏向機構が設けられている。端面綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへ、また端面綴じ処理トレイFからシフトトレイ202へシート束を送る搬送路、及びシート束を搬送する搬送手段は、シート束に搬送力を与える搬送機構35、シート束をターンさせる放出ローラ56、シート束をターンさせるためのガイドを行うガイド部材44とから構成されている。
各々の詳細な構成を説明すると、搬送機構35のローラ36には駆動軸37の駆動力がタイミングベルトによって伝達される構成となっており、ローラ36と駆動軸37はアームによって連結支持され、駆動軸37を回転支点として揺動可能となっている。搬送機構35のローラ36の揺動駆動はカム40によって行われ、カム40は回転軸を中心に回転し、図示しないモータによって駆動される。搬送機構35では、ローラ36の対向する位置には従動ローラ42が配置され、従動ローラ42とローラ36によってシート束を挟み、弾性材によって加圧し、搬送力を与えている。
端面綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへシート束をターンさせる搬送路は、放出ローラ56と放出ローラ56に対向する側のガイド部材44の内面との間に形成される。ガイド部材44は支点を中心に回動し、その駆動は束分岐駆動モータ161(図2参照)から伝達される。端面綴じ処理トレイFからシフトトレイ202へシート束を搬送する場合には、ガイド部材44が支点を中心に図示時計方向に回動し、ガイド部材44の外面(放出ローラ56と対向しない側の面)とその外側のガイド板間の空間が搬送路として機能する。端面綴じ処理トレイFから中綴じ処理トレイGへシート束を送る場合、端面綴じ処理トレイFで整合されたシート束の後端を放出爪52aで押し上げ、搬送機構35のローラ36と、これに対向する対向する従動ローラ42との間でシート束を挟み、搬送力を与える。このとき搬送機構35のローラ36は、シート束の先端にぶつからないような位置で待機している。次に、シート束先端が通過してからシート表面に搬送機構35のローラ36を接触させ、搬送力を与える。このときガイド部材44と放出ローラ56とでターン搬送路のガイドを形成し、シート束を下流の中綴じ処理トレイGへと搬送する。
中綴じ処理トレイGは、図1に示すように搬送機構35、ガイド部材44及び放出ローラ56からなるシート束偏向機構の下流側に設けられている。中綴じ処理トレイGは、前記シート束偏向機構の下流側にほぼ垂直に設けられており、中央部に中折り機構が、その上方に束搬送ガイド板上92が、また、下方に束搬送ガイド板下91が配置されている。
また、束搬送ガイド板上92の上部には束搬送ローラ上71が、下部には束搬送ローラ下72がそれぞれ設けられているとともに、両ローラ71,72間を跨ぐように束搬送ガイド板上92の側面に沿って両側に中綴じ上ジョガーフェンス250aが配置されている。同様に束搬送ガイド板下91の側面に沿って両側に中綴じ下ジョガーフェンス250bが設けられ、この中綴じ下ジョガーフェンス250bが設置されている個所に中綴じステープラS2が配置されている。中綴じ上ジョガーフェンス250a及び中綴じ下ジョガーフェンス250bは図示しない駆動機構により駆動され、シート搬送方向に直交する方向(シートの幅方向)の整合動作を行う。中綴じステープラS2は、クリンチャ部とドライバ部とが対となったもので、シートの幅方向に所定の間隔をおいて二対設けられている。
また、束搬送ガイド板下91を横切るように可動後端基準フェンス73が配置され、タイミングベルトとその駆動機構とを備えた移動機構によりシート搬送方向(図において上下方向)に移動可能となっている。駆動機構は図1に示すように前記タイミングベルトが掛け渡された駆動プーリと従動プーリと、駆動プーリを駆動するステッピングモータとにより構成されている。同様に束搬送ガイド板上92の上端側には、後端叩き爪251と、その駆動機構が設けられている。後端叩き爪251はタイミングベルト252と図示しない駆動機構とによって前記シート束偏向機構から離れる方向とシート束の後端(シート束導入時に後端に当たる側)を押す方向とに往復移動可能となっている。
中折り機構は、中綴じ処理トレイGのほぼ中央部に設けられ、折りプレート74と折りローラ81と、折られたシート束を搬送する搬送路Hとからなっている。なお、図1において、符号326は後端叩き爪251のホームポジションを検出するためのホームポジションセンサ、符号323は中折りされたシートを検出するための折り部通過センサ、符号321はシート束が中折り位置に到達したことを検知する束検出センサ、符号322は可動後端基準フェンス73のホームポジションを検出する可動後端基準フェンスホームポジションセンサである。
また、この実施形態では、下トレイ203に中折りされたシート束の積層高さを検出する検出レバー501が支点501aによって揺動自在に設けられ、この検出レバー501の角度を紙面センサ505によって検出し、下トレイ203の昇降動作及びオーバーフロー検出を行っている。
図6は後端基準フェンスのシート搬送方向と直交する方向の移動機構(以下、幅方向移動機構と称す。)50を示す斜視図、図7はその側面図、図8は後端基準フェンス51のシート搬送方向の移動機構(以下、長さ方向移動機構と称す。)55及びその動作を示す説明図である。
これらの図において、後端基準フェンスの幅方向移動機構50は、ベース50b、スライド軸50c、タイミングベルト50e及びフェンス駆動モータ50d3からなる。ベース50bの両側には側板50aが立設され、スライド軸50cは、両側板50a間に支持固定され、後端基準フェンス51a,51bの支持部材51a2,51b2をスライド移動可能に支持する。タイミングベルト50eはスライド軸50cと平行に駆動側及び従動側のタイミングプーリ50d1,50d2間に張設され、フェンス駆動モータ50d3により駆動側のタイミングベルト50d4を介して駆動側のタイミングプーリ50d1を駆動することにより回転駆動される。
この幅方向移動機構50では、後端基準フェンス51aの支持部材51a2は平行なタイミングベルト50eの一方の側50e1に、後端基準フェンス51bの支持部材51b2は前記タイミングベルト50eの他方の側50e2に、幅方向中央の支持部材50d5に関して対称にそれぞれ取り付けられている。これより、例えばタイミングベルト50eが右回転すると、互いに前記幅方向中央の支持部材50d5に対して対称に近接し(矢印50d6方向)、右回転すると、前記支持部材50d5から対称に離間する(矢印50d7方向)。その結果、スタック面51a1,51b1の位置と両者間の距離をフェンス駆動モータ50d3の回転量によって設定することができる。そのため、制御の容易性と精度を勘案してフェンス駆動モータ50d3には、例えばステッピングモータが使用される。
後端基準フェンス51の長さ方向移動機構55は、スライド溝50f、ピン64c、ラック50g、ピニオン50h、駆動モータ50i、及びタイミングベルト50jからなる。スライド溝50fは前記ベース50bに立設された一対の側板50aに、端面綴じ処理トレイFの底板と平行に形成されている。ピン64cは前側板64aと後側板64bから立設され、前記スライド溝50fに遊嵌されて前記側板50aの移動位置を規制し、端面綴じ処理トレイFの底板と平行な方向の移動のみ許容する。この移動はタイミングベルト50jを介して前記駆動モータ50iの駆動力が伝達されるピニオン50hと、これに噛み合う一方の側の前記側板50aの端面に設けられたラック50gとにより行われる。本実施形態の場合、図8(b)に示す初期位置(最も下の位置)から図8(c)に示す最大駆動位置(最も上の位置)の間の任意に位置に、駆動モータ50iの回転量によって設定することができる。なお、最大駆動位置若しくは最大駆動位置に至る間で、放出爪52aに対してシート束の受け渡しが行われる。また、この駆動モータ50iも本実施形態では、制御の容易性と位置精度から例えばステッピングモータが使用される。さらに、図8に示した例では、駆動モータ50iによってタイミングベルト50jを介してピニオン50hを駆動しているが、ステッピングモータによって直接駆動することもできる。
このように後端基準フェンス51a,51bのシート幅方向の位置及びシートの長さ方向の位置が前者はフェンス駆動モータ50d3により、後者は駆動モータ50iによりそれぞれ設定される。なお、シートSの幅方向の位置はシートサイズと幅方向のステープル位置によって変更され、シートSの長さ方向の位置は、シート後端STからの綴じ位置の設定量に応じて変更される。
図9は、図1における端面綴じステープラ回りの構成を示す要部正面図、図10は図9を端面綴じ処理トレイFのシート載置面に対して垂直な方向から見た図である。シートは前後2つの後端基準フェンス51a,51bで支えられ、シート搬送方向に直交するシート幅方向の整合を同じく前後2つのジョガーフェンス53a,53bによって行う。
図11は図10に示した前後の後端基準フェンス51a,51bにシートがスタックされた状態を示す説明図、図12は後端基準フェンス51a,51bがズレて組み付けられたときの状態を示す説明図、図13は後端基準フェンス51a,51bの位置調整後の状態を示す説明図、図14は後端基準フェンスの幅方向の位置が狭い場合の状態を示す説明図である。
図11に示すように後端基準フェンス51a,51bが理想的な位置に組み付けられている場合、シートとステープラS1の搬送方向(副走査)の相対位置は一定になり、端面綴じステープラS1がシート幅方向に移動してどこにステープル処理を行っても、搬送方向(副走査)の綴じ深さは一定となる。
しかし、例えば図12に示すように、手前側の後端基準フェンス51aが理想的な位置に対して0.5mm深く(下方)、奥側の後端基準フェンス51bが理想的な位置に対して0.5mm浅く(上方)組み付けられていた場合、搬送方向(副走査)の綴じ位置が手前綴じをした場合と奥綴じをした場合でズレが生じ、図13のような綴じ位置となる。図12の状態で手前綴じを行うと、手前側は理想より0.5mm深く綴じられ(ステープル位置ST1)、奥側は理想より0.5mm浅く綴じられる(ステープル位置ST2)。例えば端面綴じステープラS1の固定位置を変更して綴じ位置調整を行い、手前側が理想的な位置になるように調整すれば、図13に示すように奥側は理想的な位置から1mmズレてしまうことになる。
そこで、本実施形態では、図8及び図9に示したように後端基準フェンス51a,51bの搬送方向(シート長さ方向)の位置が可動であることを利用し、上記のような後端基準フェンス51a,51bの前後位置ズレがある場合であっても、前後の搬送方向(副走査)綴じ位置のばらつきが生じないようにする。具体的には以下のようにして調整する。
上記のように後端基準フェンス51a,51bの組み付けが、前後で搬送方向(副走査)にズレていた場合、シートをスタックするときの後端基準フェンス51a,51bの待機位置を、手前綴じの場合と奥綴じの場合とで変更することによってステープル位置におけるシートと端面綴じステープラS1の相対位置を一定にする。例えば図12に示したようなズレがある場合、図13に示すように手前綴じを行うときは後端基準フェンスの待機位置を理想位置より0.5mm浅く(上方)調整し、奥綴じを行うときは理想位置より0.5mm深く(下方)調整する。これにより、綴じ位置におけるシートと端面綴じステープラS1の相対位置が一定(理想位置)になる。
綴じ位置の調整は、工場出荷前の検査時にシート後処理装置PD毎に実際にシート束を綴じ、綴じたシート束のステープル位置ST1,ST2(シート後端STからの距離)を測定し、この測定値に基づいて調整する。あるいは、シート後処理装置PDをユーザ先に設置したときに、同様にステープル処理を行い、ステープル位置ST1,ST2を測定した結果に基づいて調整する。なお、調整値(変更量)は、前者の場合にはROMに変更量を外部から書き込み、後者の場合には、後述するように例えば操作パネル105から入力する。
ここで、後端基準フェンスの組み付けズレが同じであっても、図14に示すように後端基準フェンス51a,51bのシート支え位置が中央部に寄った場合はスタック時のシートの傾きが大きくなるため調整量を大きくする必要がある。また、同様に幅方向の綴じ位置がシート中央から外側になる程、調整量を大きくする必要がある。このように前後の後端基準フェンス51a,51bの調整値は、後端基準フェンス51a,51bの前後ズレ量と、シート支え位置、綴じ位置(シート幅方向)の幾何学的な条件で決定される値となる。
また、ここでは1個所綴じについて述べてきたが、2個所綴じの場合も同様に前後の後端基準フェンス51a,51bの位置ズレの影響を受け、手前と奥で綴じ位置(副走査)がズレてしまう。そこで、2個所綴じの場合は1個所目から2個所目に端面綴じステープラS1が移動する際に後端基準フェンス51a,51bの位置を変更(調整)し、前後の後端基準フェンス51a,51bの位置ズレを相殺する位置にシートを移動させ、綴じ位置(副走査)を理想的な位置にすることができる。
なお、本実施形態では、後端基準フェンス51a,51bのシート搬送方向(副走査方向)の位置を調整することによってシートとステープラの相対位置を調整しているが、端面綴じステープラS1を搬送方向(副走査)に可動な構成とし、端面綴じステープラS1の同方向の位置を調整しても同じ効果があり、そのように構成することもできる。ただし、端面綴じステープラS1は後端基準フェンス51a,51bよりも重く、大きいので、後端基準フェンス51a,51b側を可動に構成するほうが現実的である。
図15はシート後処理装置PDと画像形成装置PRからなる画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。シート後処理装置PDはCPU101、I/Oインターフェイス102等を有するマイクロコンピュータを搭載した制御回路を備え、CPU101には、画像形成装置PRのCPUあるいは操作パネル105の各スイッチ等、及び図示しない各センサからの信号が通信インターフェイス103を介して入力され、CPU101は入力された信号に基づいて所定の制御を実行する。さらに、CPU101は、ドライバ、モータドライバを介してソレノイド及びモータを駆動制御し、インターフェイスから装置内のセンサ情報を取得する。また、制御対象やセンサに応じてI/0インターフェイス102を介してモータドライバによってモータの駆動制御を行い、センサからセンサ情報を取得する。なお、前記制御は、図示しないROMに格納されたプログラムコードをCPU101が読み込んで図示しないRAMに展開し、当該RAMをワークエリア及びデータバッファとして使用しながら前記プログラムコードで定義されたプログラムに基づいて実行される。
また、図15におけるシート後処理装置PDの制御は画像形成装置PRのCPUからの指示若しくは情報に基づいて実行される。ユーザの操作指示は画像形成装置PRの操作パネル105から行われ、画像形成装置PRと操作パネル105は通信インターフェイス106を介して相互に接続されている。これにより、画像形成装置PRからはシート後処理装置PDへ操作パネル105からの操作信号が送信され、また、シート後処理装置PDの処理状態や機能が操作パネル105を介してユーザ又は作業者に通知される。そのため、搬送方向の綴じ深さは、綴じ処理の種類(手前綴じ/奥綴じ/2個所綴じ、平綴じ/斜め綴じ)、シート種別(コート紙、厚紙など)に応じて画像形成装置PRの操作パネル105からユーザが任意に設定することができる。さらに、搬送方向に可動に構成している利点を活かして、サービスマンによる綴じ位置の微調整のためのモードを備えてもよい。
以上のように、本実施形態によれば、
1)前後の後端基準フェンス51a,51bが搬送方向(副走査)にズレており、手前側と奥側での副走査綴じ位置にズレが生じる場合、手前綴じと奥綴じの後端基準フェンス51a,51bの待機位置をズレ分だけ変更して綴じ位置の調整を行い、副走査方向の綴じ位置を手前側と奥側で同じ位置にすることができる。
2)前記綴じ位置の調整は、前後の後端基準フェンス51a,51bの副走査方向の機械的な位置ズレ分だけ、奥綴じの際に後側の後端基準フェンス51bの待機位置を制御的に変化させるだけで、前後の後端基準フェンス51a,51bの機械的な位置ズレを相殺することができる。
という効果がある。
なお、特許請求の範囲におけるシート搬送方向後端部は本実施形態ではシート後端STに、一対の整合部材は前後の後端基準フェンス51a,51bに、綴じ手段は端面綴じステープラS1に、移動手段はスライド溝50f、ピン64c、ラック50g、ピニオン50h、駆動モータ50i、及びタイミングベルト50jを含む長さ方向移動機構55に、位置変更手段はCPU101に、変更量設定手段は操作パネル105及びCPU101に、綴じ位置はST1,ST2に、シート処理装置はシート後処理装置PDに、画像形成システムは画像形成装置PR及びシート後処理装置PDに、それぞれ対応する。
さらに、本発明は前述した実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能であり、特許請求の範囲に記載された技術思想に含まれる技術的事項の全てが本発明の対象となる。前記実施形態は、好適な例を示したものであるが、当業者ならば、本明細書に開示の内容から、各種の代替例、修正例、変形例あるいは改良例を実現することができ、これらは添付の特許請求の範囲に記載された技術的範囲に含まれる。
50f スライド溝
50g ラック
50h ピニオン
50i 駆動モータ
50j タイミングベルト
51a,51b 後端基準フェンス
55 長さ方向移動機構
64c ピン
101 CPU
105 操作パネル
PD シート後処理装置
PR 画像形成装置
S1 端面綴じステープラ
ST シート後端
ST1,ST2 ステープル位置
特開2008−156073号公報 特開2009−263127号公報

Claims (6)

  1. 綴じ処理トレイ上に積載されたシート束を当該綴じ処理トレイから放出する方向に対して後側の端部であるシート後端部に沿って移動可能であって、当該シート後端部が当接して当該シート後端部を整合する一対の整合部材と、
    前記シート後端部に沿って移動し、整合されたシート束を綴じる綴じ手段と、
    を有するシート処理装置であって、
    前記整合部材をシート搬送方向に平行に一体的に移動させる移動手段と、
    前記シート束の搬送方向と直交する方向の一側と他側の綴じ位置の前記シート後端部からの距離の差を入力する入力手段と、
    入力された前記距離の差と前記綴じ位置の前記一側と他側の位置に基づいて前記移動手段により前記整合部材を移動させ、前記一側と他側の綴じ位置の前記シート後端部からの距離を変更する位置変更手段と、
    を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 請求項1記載のシート処理装置であって、
    前記距離の差は、前記一側と他側の綴じ位置の前記シート後端部からのズレ量であること
    を特徴とするシート処理装置。
  3. 請求項記載のシート処理装置であって、
    前記ズレ量は、シートのサイズ、前記整合部材のシート搬送方向と直交する方向の当接位置、及びシート搬送方向と直交する方向の綴じ位置の1つに基づいて設定されること
    を特徴とするシート処理装置
  4. 請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成システム
  5. 請求項記載の画像形成システムであって、
    前記入力手段が、操作パネルであること
    を特徴とする画像形成システム。
  6. 綴じ処理トレイ上に積載されたシート束を当該綴じ処理トレイから放出する方向に対して後側の端部であるシート後端部に沿って移動可能であって、当該シート後端部が当接して当該シート後端部を整合する一対の整合部材と、
    前記シート後端部に沿って移動し、整合されたシート束を綴じる綴じ手段と、
    を有し、前記綴じ手段によってシート束を綴じるシート処理方法であって、
    前記整合部材をシート搬送方向に平行に一体的に移動させる移動手段を備え
    前記シート束のシート搬送方向と直交する方向の一側と他側の綴じ位置のシート後端部からの距離の差を入力し、
    入力された前記距離の差と前記綴じ位置の前記直交する方向の位置に基づいて前記整合部材を前記移動手段により移動させ、前記距離の差がなくなるように綴じ位置を変更するこ
    を特徴とするシート処理方法。
JP2011242545A 2011-11-04 2011-11-04 シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法 Active JP5741384B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011242545A JP5741384B2 (ja) 2011-11-04 2011-11-04 シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
US13/660,067 US8770569B2 (en) 2011-11-04 2012-10-25 Sheet processing apparatus, image forming system, and sheet processing method
CN201210436191.7A CN103086187B (zh) 2011-11-04 2012-11-05 纸张处理装置、图像形成系统和纸张处理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011242545A JP5741384B2 (ja) 2011-11-04 2011-11-04 シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013095583A JP2013095583A (ja) 2013-05-20
JP5741384B2 true JP5741384B2 (ja) 2015-07-01

Family

ID=48199405

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011242545A Active JP5741384B2 (ja) 2011-11-04 2011-11-04 シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8770569B2 (ja)
JP (1) JP5741384B2 (ja)
CN (1) CN103086187B (ja)

Families Citing this family (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5786829B2 (ja) 2012-08-31 2015-09-30 株式会社リコー 排紙装置、用紙処理装置及び画像形成システム
JP5790626B2 (ja) 2012-11-28 2015-10-07 株式会社リコー 用紙積載装置及び画像形成システム
JP6288543B2 (ja) 2013-07-01 2018-03-07 株式会社リコー シート処理装置、画像形成システム及び画像形成装置
JP6238111B2 (ja) 2013-07-25 2017-11-29 株式会社リコー 圧着部材の組み付け方法、用紙綴じ装置および画像形成装置
JP5988511B2 (ja) * 2014-05-23 2016-09-07 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 後処理装置およびこれを備えた画像形成装置
US9688089B2 (en) * 2015-02-11 2017-06-27 Kabushiki Kaisha Toshiba Sheet glue binding processing apparatus
JP6642854B2 (ja) 2015-12-16 2020-02-12 株式会社リコー シート材供給装置
US10065824B2 (en) 2015-12-16 2018-09-04 Ricoh Company, Ltd. Stacking apparatus
US10017340B2 (en) 2015-12-16 2018-07-10 Ricoh Company, Ltd. Sheet conveyance apparatus and sheet conveyance method
TWI624424B (zh) 2015-12-16 2018-05-21 理光股份有限公司 片材分離裝置、片材分離方法、程式、影像形成裝置及非暫時性電腦可讀取儲存媒體
JP7306010B2 (ja) 2019-03-26 2023-07-11 株式会社リコー 綴じ装置、後処理装置及び画像形成システム
JP7215291B2 (ja) 2019-03-28 2023-01-31 株式会社リコー 増し折り装置、後処理装置、及び画像形成システム
JP7275750B2 (ja) 2019-03-28 2023-05-18 株式会社リコー シート積載装置、後処理装置及び画像形成システム
JP7334471B2 (ja) * 2019-05-28 2023-08-29 セイコーエプソン株式会社 媒体整合装置、媒体処理装置、及び記録システム

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5639078A (en) * 1995-12-01 1997-06-17 Xerox Corporation Automatic sheet stacking edge registration members repositioning system with transverse tamper positioning
JP3667492B2 (ja) * 1996-05-08 2005-07-06 株式会社リコー 用紙後処理装置および画像形成装置
JP2002264560A (ja) * 2001-03-13 2002-09-18 Canon Inc シート処理装置及び画像形成装置
JP3931770B2 (ja) * 2002-09-03 2007-06-20 コニカミノルタホールディングス株式会社 用紙後処理方法及び用紙後処理装置
US7416177B2 (en) * 2004-09-16 2008-08-26 Ricoh Company, Ltd. Sheet folding apparatus, sheet processing apparatus and image forming apparatus
JP4663571B2 (ja) * 2005-06-10 2011-04-06 キヤノン株式会社 シート積載装置、シート処理装置、及び画像形成装置
US7434796B2 (en) * 2005-08-11 2008-10-14 Canon Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and image forming apparatus using sheet processing apparatus
JP4823646B2 (ja) * 2005-10-31 2011-11-24 京セラミタ株式会社 用紙後処理装置
JP4777839B2 (ja) * 2006-07-07 2011-09-21 株式会社リコー シート整合装置、シート処理装置、及び画像形成装置
JP2008063063A (ja) * 2006-09-06 2008-03-21 Ricoh Co Ltd シート整合装置、シート処理装置及び画像形成装置
JP4774362B2 (ja) 2006-12-25 2011-09-14 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成装置
US7798480B2 (en) 2006-12-25 2010-09-21 Ricoh Company, Ltd. Sheet processing apparatus and sheet conveyance method
US7747212B2 (en) * 2007-02-01 2010-06-29 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Sheet processing apparatus and sheet processing method
JP2009227464A (ja) * 2008-02-28 2009-10-08 Ricoh Co Ltd シート後処理装置及び画像形成装置
JP5004054B2 (ja) * 2008-02-29 2012-08-22 ニスカ株式会社 シート綴じ処理装置及びこれを用いた画像形成システム
JP5029464B2 (ja) * 2008-03-28 2012-09-19 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙後処理装置
JP5285324B2 (ja) * 2008-04-22 2013-09-11 ニスカ株式会社 シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム
JP5133118B2 (ja) * 2008-04-22 2013-01-30 ニスカ株式会社 シート処理装置及びこれを用いた画像形成システム
JP5078094B2 (ja) 2008-04-30 2012-11-21 株式会社リコー 用紙後処理装置
JP2011230923A (ja) 2010-04-07 2011-11-17 Ricoh Co Ltd シート搬送装置、シート後処理装置及び画像形成装置
JP5569793B2 (ja) 2010-04-28 2014-08-13 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成装置
JP2012027118A (ja) * 2010-07-21 2012-02-09 Fuji Xerox Co Ltd 画像形成装置
JP5652176B2 (ja) * 2010-12-09 2015-01-14 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成システム
JP5691478B2 (ja) 2010-12-15 2015-04-01 株式会社リコー シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
EP2465797B1 (en) * 2010-12-15 2017-06-28 Ricoh Company, Ltd. Sheet processing apparatus, image forming system, and sheet processing method

Also Published As

Publication number Publication date
US20130113154A1 (en) 2013-05-09
US8770569B2 (en) 2014-07-08
JP2013095583A (ja) 2013-05-20
CN103086187B (zh) 2015-07-01
CN103086187A (zh) 2013-05-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5741384B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
US8485514B2 (en) Sheet processing apparatus, image forming system, and sheet processing method
US7690633B2 (en) Sheet processing apparatus and image forming apparatus including stapling and folding mechanism
JP5652176B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
US8702087B2 (en) Sheet handling apparatus, image forming system, and sheet reception control method
US9139395B2 (en) Rotatable tray for sheet processing apparatus
US9102185B2 (en) Sheet processing apparatus with pressing unit, and image forming system
JP5691478B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
JP2013086881A (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
JP2013112479A (ja) シート積載装置、シート処理装置及び画像形成システム
JP5397005B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5692455B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP4084300B2 (ja) 用紙処理装置、画像形成システム、コンピュータプログラム及び記録媒体
JP4238196B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2012180151A (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
JP5861922B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP5825054B2 (ja) シート処理装置及び画像形成システム
JP5262841B2 (ja) シート処理装置、画像形成装置、シート処理制御方法、及びシート処理制御プログラム
JP5332758B2 (ja) シート処理装置、画像形成装置、画像形成システム、シート処理制御方法、及びシート処理制御プログラム
JP2010208716A (ja) シート整合装置、シート処理装置、画像形成装置、画像形成システム、シート整合方法、及びシート整合制御プログラム
JP2012158423A (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート処理方法
JP2010215397A (ja) シート処理装置、画像形成システム、シート処理方法、及びシート処理制御プログラム
JP2013001459A (ja) シート処理装置、画像形成システム、シート処理方法及びシート処理制御プログラム
JP2013114197A (ja) 用紙処理装置、画像形成システム及び用紙処理方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140718

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20140718

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20140909

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20140925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150116

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150127

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150331

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150413

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5741384

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151