JP4774362B2 - シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、シート部材に処理の処理を施すフィニッシャ、ソータなどのシート処理装置、及びこのシート処理装置を備えたプリンタ、複写機、ファクシミリ、並びにこれらの機能を備えたデジタル複合機などの画像形成装置に関する。
図27は従来から実施されている整合装置と放出装置とを備えたシート処理装置の一例を示す正面図、図28は図27のF部を拡大して示す側面図である。これらの図において、整合装置はシート部材の搬送方向後端を揃える所謂後端フェンス101と、シートの搬送方向に直交する方向からシート束の側端を揃えるジョガーフェンス105からなり、処理トレイ102の中央部であってシート搬送方向に平行に放出ベルト107が放出ローラ103と従動ローラ108間に架け渡され、その放出ベルト107に一対の放出爪106が突設されている。
図示しない搬送経路を通って処理トレイ102上に排出されたシート部材は重力及び図示しない戻しコロ(叩きコロ)によって後端フェンス側に戻され、シート部材後端が後端フェンス101に当接することによりシート部材後端の整合が行われる。その際、1枚排出される毎にジョガーフェンス105がシート部材の側端に両側から当接し、搬送中心とシート中心とを合わせるようにして幅方向の整合を行う。このようにして1ジョブ分のシート束が処理トレイ102上で整合されると、放出ローラ103によって放出ベルト107が駆動され、放出爪106によってシート部材後端を押し上げて放出ローラ103からさらに下流側に搬送する。その際、シート束は、画像形成装置側からの指示があれば前記後端部が綴じ装置104によって綴じられ、シート束は綴じられた状態で、綴じ指示がなければ綴じられない状態でそれぞれ下流側に搬送される。
このような形式の処理トレイ、後端フェンス及び綴じ装置(スティプラ)については、例えば特許文献1に開示されている。また、同様の形式のものも特許文献2ないし4に記載されている。
特開2000−086071号公報 特許第3655407号公報 特許第3617926号公報 特開2002−145514号公報
前記公知例に開示されている図27及び図28に示すようなシート処理装置では、図28に示すように従動ローラ108が処理トレイ102の下端から突出しているので、綴じ装置は綴じ位置に移動する際に前記従動ローラ108に対して退避するようにして移動する。この移動経路は例えばカムあるいはガイド溝によって設定される。このようにシート束の綴じ位置に応じて綴じ装置104をシート束の幅方向に移動させ、前記従動ローラ108と干渉しないような経路を設定すると、図28に示すように綴じ手段が退避する分のスペースが必要となる。このスペースは図28では綴じ装置104の下端が下方に突出した分をカバーするだけの空間である。このようなスペースは、より小型化を目指したときに障害となる。
この構成は、放出爪106が後端フェンス104によって端部が整合されたシート束の後端を持ち上げることから、放出爪106がシート束を持ち上げる前に後端フェンス104の整合部よりもさらにシート搬送方向下流側(ここでは下側)に位置する必要があるからである。そこで、例えば後端フェンス104によって放出爪106と綴じ装置104が干渉しない位置までシート束を移動させれば、綴じ装置104は図28に示すような退避構造を取る必要がなくなる。退避構造を取る必要がなくなれば、前記スペースは不要となり、その分の小型化が可能となる。
しかし、後端フェンス104を移動させるためには、後端フェンス104の駆動のための駆動源と駆動機構が別途必要となり、その分のコストの上昇とスペースの増加が必然となる。
そこで、本発明が解決すべき課題は、綴じ装置の退避構造と後端フェンスの駆動源を不要とし、低コストで省スペース化を図ることができるようにすることにある。
前記課題を解決するため、第1の手段は、搬入されてきたシート部材を一時的に受け入れて積載する積載手段と、前記積載手段に積載された複数のシート部材に対して綴じ処理する綴じ手段と、前記綴じ処理された複数のシート部材の後端に当接し、受け渡し位置まで前記シート部材を搬送する第1の搬送手段と、前記受け渡し位置以降の搬送を前記第1の搬送手段から受け継ぎ、前記シート部材を前記積載手段から搬出する第2の搬送手段と、単一駆動源の回転駆動力により前記第1及び第2の搬送手段を駆動させる駆動手段と、前記駆動手段の回転移動を直線的に往復移動に変換する駆動変換手段と、を備え、前記駆動変換手段はカムとカムフォロアーを有し、前記カムとカムフォロアーとの接触部の形状によって、前記第1の搬送手段が前記受け渡し位置で所定時間停止状態に設定されることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記第1の搬送手段は初期位置から加速しながらシート部材を搬送し、所定速度になると定速で搬送した後、前記受け渡し位置に減速して停止することを特徴とする。
第3の手段は、第2の手段において、前記第2の搬送手段は前記所定速度よりも速い一定速度で前記シート部材束を搬送することを特徴とする。
第4の手段は、第1ないし第3のいずれかの手段において、前記受け渡し位置における受け渡しタイミングを任意に設定する設定手段を備えていることを特徴とする。
第5の手段は、第1ないし第4の何れかの手段において、前記駆動手段は前記第2の搬送手段による前記シート部材の搬送速度より前記第1の搬送手段による搬送速度の方を遅い速度で駆動することを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段において、前記駆動手段は前記第1の搬送手段を往動時の移動速度よりも復動時の移動速度の方を速く駆動することを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6のいずれかの手段に係るシート処理装置を備えた画像形成装置を特徴とする。
なお、後述の実施形態では、積載手段は中間トレイAに、第1の搬送手段は後端フェンス7に、第2の搬送手段は放出爪8に、駆動源はモータ20に、駆動手段は搬送駆動機構30に、受け渡し位置は符号Pに、綴じ手段はスティプラCに、支持手段はガイド部材35に、シート処理装置はシート部材後処理装置2に、画像形成装置は符号1に、シート部材束は符号STに、それぞれ対応する。
本発明によれば、複雑な速度制御が不要であり、簡単な機械的構成で、確実に用紙を受け渡すことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
図1は本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図である。このシステムは、画像形成装置1本体及びシート処理装置としてのシート部材後処理装置2から構成されている。シート部材後処理装置2は画像形成装置1本体の側面に取り付けられ、画像形成装置1本体の側面の排紙口から画像形成済みのシート部材がシート後処理装置2に搬入され、所定の処理が施される。画像形成装置1は例えば電子写真方式のデジタル複合機であり、コピー機能、プリンタ機能、ファクシミリ機能などの機能を複合して備えている。
図2はシート後処理装置2のシート揃え部の詳細を示す図である。図2においてシート後処理装置2のシート揃え部は、入口ローラ3、排紙ローラ4、中間トレイA、排紙トレイB、戻しコロユニット5、ジョガーフェンス10、後端フェンス7、放出爪8、アーム9、放出爪ベルト11、及びスティプラCから基本的に構成されている。このシート部材後処理装置2には画像形成装置1から排出されたシート部材が前記入口ローラ3側から搬入され、その後、中間トレイAで縦横の整合が行われ、整合された状態で排紙トレイB上へ排出される。入口ローラ3は搬送ガイド板の最上流側に設けられ、図示しない搬送モータによって回転駆動される。搬送ガイド板の最上流側にはシート部材の搬入を検知する図示しない入口センサが設置されている。
戻しコロユニット5は中間トレイAのシート部材載置面に対向して設けられ、シート部材の搬送を行うコロ5aとそのコロ5aを支えるアーム5bとからなり、アーム5bは回転支軸5cによって回転可能に支持されている。戻しコロ5aは戻しコロモータによって回転駆動され、シート部材を搬送方向上流側に戻す機能を有する。また、戻しコロソレノイドによって回転支軸5cを中心に揺動駆動され、戻しコロソレノイドON時に戻しコロユニット5を持ち上げ、OFF時に自重で戻し位置に戻る。すなわち、シート部材戻し動作時にOFFとなってシート部材に接触し、シート部材排出時にONとなって排紙トレイ4又はシート部材から離間する。
図3は図2のシート揃え部を右側(シート搬送方向上流側)から見た側面図、図4は左側(シート搬送方向下流側)から見た側面図である。これらの図において、後端フェンス7は前側及び後側の後端フェンス7a,7bからなり、アーム9の自由端側の第1の軸31に支持されている。アーム9の基端側は第2の軸32によって揺動可能に支持されている。一方、放出爪8は一対の放出爪駆動プーリ11a,11b間に張設された放出ベルト11の外周に外側に向かって突出するように設けられている。これにより、前記放出爪駆動プーリ11a,11bを回転駆動することにより、放出爪8を放出ベルト11と一体に回転させる。放出爪8は図2から分かるように、シート部材束STを支持する部分が平らで、先端側がシート部材束STを保持するように傾斜し、シート部材束STを確実に放出できるような形状に形成されている。
放出爪駆動プーリ11aは放出爪駆動伝達プーリ22の中心から軸方向に伸びる放出爪駆動軸22aに軸着され、放出爪駆動伝達プーリ22の回転駆動力が放出爪駆動軸22aから放出爪駆動プーリ11aに伝達される(図6参照)。放出爪駆動プーリ11aは駆動力の伝達により放出爪駆動プーリ11a,11b間に張られた放出ベルト11を移動させ、シート部材束STの放出動作が行われる。
また、図4に示すようにシート部材後処理装置2のエンドフェンス36には放出爪8の動作範囲分の切り欠き部36aが形成されている。切り欠き部36aは放出爪8が移動するため放出爪8より大きく切り欠かれているため、ユーザが指を入れてしまう可能性がある。ユーザが指を入れてしまうと怪我をし、あるいは内部機器に触れて故障の原因となる虞がある。そこで、ユーザが指を入れてしまわないように、放出爪8のホームポジションを図2に示すようなエンドフェンス36に近い位置に設定した。これにより切り欠き部36aが放出爪8の背面によって塞がれ、指が切り欠き部36aに入らないようにすることができる。
前記後端フェンス7と放出爪8は駆動源である1個のモータ20により駆動される。このモータ20としては、制御の容易性から本実施形態ではステッピングモータが使用される。その際、駆動源の駆動は継続したまま後端フェンス7と放出爪8への駆動力の伝達タイミングを独立して制御し、整合されたシート部材束STを中間トレイAから排紙トレイB側に移動させる。
図5はアーム9(後端フェンス7)と放出爪8を駆動する搬送駆動機構の概略を示す図である。同図において、搬送駆動機構はモータ20、モータ20の回転軸に軸着された駆動プーリ20a、中継プーリ21、放出爪駆動伝達プーリ22及びアーム駆動伝達プーリ23を備えている。この搬送駆動機構では、中継プーリ21と同軸に、当該中継プーリ21と一体に回転する第1の駆動力伝達プーリ21aと第2の駆動力伝達プーリ21bが設けられている。そして、駆動プーリ20aと中継プーリ21との間に第1のタイミングベルト20bが、第1の駆動力伝達プーリ21aと放出爪駆動伝達プーリ22との間に第2のタイミングベルト22bが、第2の駆動力伝達プーリ21bとアーム駆動伝達プーリ23との間に第3のタイミングベルト23bがそれぞれ張設されている。これにより、モータ20の駆動力は第1のタイミングベルト20bを介して中継プーリ21へ、中継プーリ21に伝達された駆動力は第2及び第3のタイミングベルト22b,23bを介して放出爪駆動伝達プーリ22及びアーム駆動伝達プーリ23にそれぞれ伝達される。
図6ないし図9は図5に示した搬送駆動機構の動作の詳細を示す斜視図である。図5に示した放出爪駆動伝達プーリ22とアーム駆動伝達プーリ23には図3に示したように放出爪駆動軸22aとアーム駆動軸23aがそれぞれ前記放出爪駆動伝達プーリ22とアーム駆動伝達プーリ23に同軸かつ一体に回転するように取り付けられ、前述のように放出爪駆動プーリ11aを駆動し、対となる放出爪駆動プーリ11bとの間に張設された放出ベルト11を図示反時計方向に回転駆動する。
後端フェンス7a,7b(符号7で示す場合は、両者を含む)は図2及び図6に示すように、先端側に設けられ、シート部材を受ける受け部7c、正面視鉤形の本体部7d、及び前記第1の軸31を介してアーム9に取り付けられる基端部7eからなり、アーム9によって往復直線駆動される。アーム9は各後端フェンス7a,7bの基端部7eを支持し、常時シート部材搬送方向上流側に引っ張りバネ29(図13、図14)によって弾性付勢され、搬送駆動機構によって駆動される。
なお、図6はシート部材を受け入れる時の状態を示す図、図7は後端フェンス7と放出爪8の移動開始直後の状態を示す図、図8はシート部材の受け渡し位置P(図17)における各部の状態を示す図、図9は1回のシート部材放出処理を終えた後、ホームポジションに戻ったときの状態を示す図である。
図10は搬送駆動機構の要部を示す斜視図である。この搬送駆動機構のうち、アーム駆動に関する機構は、アーム駆動伝達ギア26、中間ギア25、アーム駆動ギア24、駆動伝達カム24cam、ソレノイド27、及び固定部材28から構成されている。アーム駆動伝達ギア26はアーム駆動軸23aの前記アーム駆動プーリ23の取り付け側とは逆側の端部に同軸に一体に回転するように取り付けられている。中間ギア25はアーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24との両者に噛合し、アーム駆動伝達ギア26に伝達された駆動力をアーム駆動ギア24に伝達する。アーム駆動ギア24の端面には、駆動伝達カム24camが同心で回転するように設けられている。この駆動伝達カム24camは、前記アーム駆動ギア24の外周から突出し、アーム7a,7bのシート部材搬送方向上流側の端面に当接し、駆動伝達カム24camの回転動作によってアーム9を揺動駆動する。
中間ギア25は図11及び図12の動作説明図に示すように、アーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24の間に進出後退可能に設置され、アーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24との間の駆動タイミングを変更するために使用される。この駆動タイミングの変更は、後端フェンス7と放出爪8との間の駆動タイミングを変更することを意味している。このタイミング変更を実現するため、中間ギア25は支軸25bのスラスト方向に空転部材25aとともにスライド可能に支持され、かつ空転部材25aによって回転自在に保持されている。空転部材25aには固定部材28を介してソレノイド27が連結され、前記支軸25bに設けられた圧縮バネ25cによって常時噛合方向に弾性付勢されている。これによりソレノイド27のオンオフ動作に応じて中間ギア25がスラスト方向に往復動し、アーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24との噛合及び噛合解除の制御が可能となる。なお、図11はアーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24に中間ギア25が噛合し、アーム駆動伝達ギア26からアーム駆動ギア24に駆動力を伝達し、駆動伝達カム24camを作動させる状態を示している。図12は中間ギア25がアーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24から離間し、噛合解除の状態、言い換えればタイミング変更時の状態を示している。このタイミング変更時には放出爪8は駆動されているが、後端フェンス7には駆動力が断たれているので、後端フェンス7が駆動されることはない。
図13及び図14は後端フェンス7を駆動するアーム駆動ギア24、駆動伝達カム24cam及びアーム9の動作を示す説明図である。アーム駆動ギア24には前述のようにアーム駆動伝達ギア26及び中間ギア25を介してモータ20からの駆動力が伝達され、ソレノイド27と空転部材25aとによって駆動力が断接され、アーム駆動ギア24への駆動力の伝達の可否が制御される。図13におけるアーム9aの位置が後端フェンス7の待機位置(ホームポジション)であり、図7の位置に対応する。この位置で後端フェンス7はシート部材の排紙を待つ。
図13は後端フェンス7のホームポジションからシート部材受け渡し位置Pまでの往動時の動作を示している。後端フェンス7の往動時には、アーム9aの位置からモータ20の回転に伴ってアーム駆動ギア24が矢印α方向に回転し、駆動伝達カム24camがアーム9の側面を引っ張りバネ29の弾性付勢力に抗して回動させ、アーム9b位置からアーム9c位置まで移動させる。アーム9c位置はシート部材の放出爪8への受け渡し位置Pであり、第1の軸31をアーム9a位置からアーム9c位置まで直線的に移動させる。この移動により、後端フェンス7もホームポジションから受け渡し位置Pまで直線的に移動する。この直線的な移動を可能にするため、第1の軸31はアーム9の自由端側に形成された長穴33に遊嵌されている。これにより、ホームポジションでは第1の軸31は長穴33に対して符号31aに示す位置に、受け渡し位置では符号31cに示す位置に、途中のアーム9b位置では符号31bに示す位置にそれぞれ移動し、結果として符号34で示す直線上を移動する。なお、駆動伝達カム24camはアーム9が9a位置、9b位置、9c位置の場合にそれぞれ24a位置、24b位置、24c位置に位置し、アーム9を揺動動作させる。
図14は後端フェンス7のシート部材受け渡し位置Pからホームポジションに戻る復動時の動作を示している。復動時には、アーム駆動ギア24が受け渡し位置からさらに矢印β方向に回転する間に、引っ張りバネ29の弾性力によりホームポジションに復帰する。このとき角度αより角度βの方が小さいこと、及びアーム駆動ギア24が定速で回転することにより、ホームポジションから受け渡し位置Pに移動する時間よりも、受け渡し位置Pからホームポジションに復帰する時間の方が短くなっている。その結果、中間トレイAにおけるシート部材の受け入れ準備が早くなり、シート部材処理の生産性の向上を図っている。
なお、この動作で重要なことは、放出爪8が放出ベルト11とともに一回転する間にアーム駆動ギア26が一回転するような減速比を取るということである。そして、この1回転の動作で後端フェンス7のホームポジションから受け渡し位置Pまでの移動、受け渡し位置Pから放出爪8がシート部材束STの後端に当接し、シート部材束STの中間トレイAへの放出動作が引き継がれる。
図15ないし図20は本実施形態に係るシート部材後処理装置2の動作を示す説明図である。図15はシート部材の先端が排紙トレイBに積載された状態で中間トレイA上にすべて排紙された状態を示している。この状態はシート部材が1枚排紙される毎に、戻しコロユニット5によってシート部材を後端フェンス7側に戻してシート部材後端を後端フェンス7に当接させてシート排紙方向(シート長手方向)を整合し、前後のジョガーフェンス10a,10b(図3及び図4参照)をシート搬送方向に対して直交する方向から押してシート幅方向を整合するという動作を繰り返して1部のシート部材を揃えた状態である。この状態は、図13ではアーム9a位置であり、図7の初期(待機)状態の位置である。この状態でスティプルモードであれば、スティプラCは予め画像形成装置1本体側からの綴じ指示信号に基づいて綴じ位置まで移動し、綴じを実行する。綴じ指示信号とは、斜め1個所綴じ、2個所綴じなどの綴じの種類と綴じ位置を指示する信号である。その際、図3に示すガイド棒35に沿ってシート部材の後端に平行にシート幅方向(矢印W方向)に直線状に移動する。
スティプルモードであればスティプル完了後、スティプルモードでなければ図15の排紙後の状態からモータ20が回転すると、前記搬送駆動機構で説明したようにして放出爪駆動プーリ11aとアーム駆動伝達ギア26にモータの駆動力が伝達され、後端フェンス7と放出爪6が同期して移動する。これにより図16に示すように後端フェンス7がシート部材束STを排紙トレイB方向に移動させる。この状態が図13ではアーム9b位置であり、図7に示す移動状態の位置である。
そして、さらに後端フェンス7と放出爪8が移動し、図17に示すように後端フェンス7が受け渡し位置に達し、所定時間停止している間に放出爪8が後端フェンスに7に追いつき、シート部材束STの排紙トレイB方向の搬送を引き継ぐ。この状態でシート部材束STの排紙搬送が後端フェンス7から放出爪8に受け渡され、これ以降、放出爪8によって排紙動作が行われる。この位置が図13におけるアーム9c位置であり、図8に示す受け渡し状態の位置である。なお、後端フェンス7が受け渡し位置に達したとき所定時間停止するのは前述の中間ギア25とソレノイド27の作用による。なお、カムフォロワーとしてのアーム9の駆動伝達カム24camとの接触部の形状によっても停止状態を設定することは可能である。
図17の状態でシート部材束STの後端フェンス7から放出爪8への受け渡しが完了し、放出爪8による排紙動作が行われると、後端フェンス7はホームポジションへの復帰を開始する。この状態が図18に示す状態である。後端フェンス7の復帰動作は図14を参照して説明したとおり、アーム駆動ギア24が回転するにつれて駆動伝達カム24camとアーム9との接触点がシート部材搬送方向上流側に移動し、アーム駆動ギア24がホームポジション位置から1回転すると、再びホームポジションに戻る。その間、前述のように放出爪駆動プーリ11aにも放出爪駆動伝達プーリ22からモータ20の駆動力が伝達され、シート部材束STの排紙搬送が継続される。そして、放出爪8が排紙トレイBへのシート部材束STの放出を完了すると、放出爪8を一旦停止させ(モータ20を停止させ)排紙トレイBを、排紙トレイB上のシート部材束STと放出爪8とが干渉しない位置まで下降させる。その後、放出ベルト11を回転させ、図19に示すように放出爪8が排紙トレイB上のシート部材束STと干渉しないようにして放出爪駆動プーリ11aに沿って移動させ、ホームポジションに戻す。放出爪8がホームポジションに戻ると、図20に示すように排紙トレイB上をシート部材束ST受け入れ位置まで上昇させ、次のシート部材束STの排紙を待つ。この状態におけるアーム位置が図13及び図14におけるアーム9a位置である。搬送駆動機構は図6の初期状態から図7、図8に示した移動動作を経て再び初期状態に戻り、図9に示す状態になる。
前述のように本実施形態では、放出爪8が放出ベルト11とともに1回転する間にアーム駆動ギア26が一回転するような減速比を取っている。一方、受け渡し位置Pでは(図17の状態)では後端フェンス7は一旦停止し、放出爪8へシート部材束STの搬送を引き継ぐ。その際、シート部材束STの搬送効率、揃え性を考慮して後端フェンス7と放出爪8の移動速度が設定されている。この両者の移動速度の関係を図21のタイミングチャートに示す。
図21から分かるように、シート部材束STの搬送動作開始によりモータ20が始動し、放出爪8が先に移動を開始し、その後、すぐに後端フェンス7が移動を開始する。その際、両者はほぼ同一の加速度で加速する。そして、後端フェンス7が所定の速度V1になると、後端フェンス7は加速を止め、等速V1でシート部材束STを搬送する。一方、放出爪8は予め設定された速度V2になるまで増速し、速度V2になると当該速度V2で等速移動する。シート部材束ST受け渡し位置に近くなると、後端フェンス7は徐々に減速し、前記図17に示す受け渡し位置で停止する。その間、放出爪8は等速V2で移動し、受け渡し位置で停止状態のシート部材束STの搬送を後端フェンス7から受け継ぎ、シート部材束ST後端に当接して速度V2でシート部材束STを排紙トレイB方向に搬送する。
シート部材束ST受け渡し後、後端フェンス7は初期位置に戻るが、その際、前述のようにホームポジションから受け渡し位置Pに移動する時間よりも、受け渡し位置Pからホームポジションに復帰する時間の方が短いことから、逆方向に大きな加速度で加速し、予め設定された速度V3になると等速移動する。移動を継続した後、ホームポジションが近くなると急速に減速し、放出爪8が初期位置に戻る前にホームポジションに戻って停止し、中間トレイAにおけるシート部材の受け入れ準備を早い時点で行うようになっている。
図21の例では、後端フェンス7の停止時に後端フェンス7から放出爪8へシート部材束STを受け渡していたが、この受け渡しタイミングは任意に設定することができる。すなわち、シート部材束STの受け渡しタイミングは図11及び図12を参照して説明したように中間ギア25によってアーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24の噛合位置を変更することにより調整することができる。この調整による受け渡し位置の相違を図22ないし図24に示す。図22は後端フェンス7が図17を参照して説明したように指定の位置で停止した状態で放出爪8にシート部材束STを受け渡す状態を示す図である。図23は後端フェンス7がシート部材搬送方向(矢印D方向)に移動しているときに放出爪8にシート部材束STを受け渡す状態を示す図である。図24は後端フェンス7がシート部材搬送方向と逆方向(矢印E方向)に移動しているときに放出爪8にシート部材束STを受け渡す状態を示す図である。
このように受け渡しタイミングが設定可能であれば、シート部材束STのカール方向とずれを考慮し、例えばフェースカールの場合に受け渡しタイミングを早める図23に示すタイミングとし、バックカールの場合に受け渡しタイミングを遅らせる図24のタイミングとすることができる。このようにカール方向に応じて受け渡しタイミングを変更すると、シート部材のカール方向に対する放出動作時のシート部材束STの品質を向上させることができる。なお、前記タイミングの変更では、中間ギア25によるアーム駆動伝達ギア26とアーム駆動ギア24との噛合状態を解除した上で、受け渡しタイミングを遅らせる場合にはモータ20を逆転方向に指定パルス分回転させ、受け渡しタイミングを早める場合にはモータ20を正転方向に所定パルス分回転させる。これにより、1つのモータ20で駆動する際にシート部材を後端フェンス7から放出爪8に受け渡すタイミングを変更することにより、装着する画像形成装置1から排紙されてくるシート部材の状態に対応することが可能となる。
モータ20は正転及び逆転が可能であり、前述のように受け渡しタイミングを設定する場合にのみ逆転するように制御するだけではなく、ジャム処理の場合に放出爪8を逆方向に移動させ、ジャム処理後の動作を迅速に行わせることもできる。すなわち、ジャム処理後に処理を再開するとき、ジャム位置によっては放出爪8の動作を開始する位置まで正転で戻した方が早い場合、あるいは逆転で戻した方が早い場合がある。そこで、放出爪8を逆転させた方が早く次の動作に復帰できる場合には、後述のCPU220がモータ20の逆転を指示して放出爪8を移動させる。これにより、ジャム処理性の向上と生産性の向上を図ることができる。このように正逆転可能な構成にしておくことにより汎用性の向上、及び異常処理時の破損を未然に防ぐことができる。
図25は本実施形態に係る画像形成装置のシステム構成における電気的(制御)構成を示すブロック図である。同図に示すように画像形成装置1とシート部材後処理装置2にはそれぞれCPU210,220が搭載され、両CPU210,220間で必要な通信(TxD、RxD、ZESM)が行われ、画像形成装置1側からシート部材後処理装置2側に駆動電量(24V)や制御電力(5V)の供給が行われ、両者は同電位に設置されている(GND)。シート部材後処理装置2には、クロック発生器221、ソレノイド202駆動用のドライバ222、ステッピングモータ203駆動用のモータドライバ223、直流モータ204制御用のドライバ224が設けられ、各センサ201からの検知出力に応じてCPU220が各ドライバ222,223,224に駆動信号を出力し、シート部材後処理装置2の各部を制御している。なお、後端フェンス7及び放出爪8を駆動するモータ20は前記ステッピングモータ203の1つに対応し、モータドライバ223によって駆動制御される。
図26は前述の図15ないし図20に示した動作を実行するときのシート部材後処理装置2のCPU220のシート部材束ST放出動作制御の制御手順を示すフローチャートである。同図において、シート部材束STを放出する場合には、まず、スティプラCによってスティプルするか否かをチェックする(ステップS1)。スティプルの有無は画像形成装置1側のCPU210から送られてくる制御信号から判定される。
このチェックで、スティプル処理を行うものであれば(ステップS1−Y)、スティプル処理を行う1部の枚数のシート部材の排紙が終了した時点で(ステップS2−Y)、シート部材束STの放出動作を開始する(ステップS3−図15〜図18)。次いで、放出動作が完了すると(ステップS4−Y)、放出爪8を停止し(ステップS5)、排紙トレイBの下降を開始する(ステップS6−図19)。排紙トレイの下降が完了すると(ステップS7−Y)、放出爪8が移動を開始し(ステップS8)、放出爪8がホームポジションに到達した時点で移動を停止し、排紙トレイBはシート部材受け入れ位置までの上昇動作を開始する(ステップS10)。そして、シート部材受け入れ位置まで上昇した時点で排紙トレイBの上昇動作は停止し、リターンして処理を終える。
スティプル処理を行わない場合には(ステップS1−N)、綴じ動作を行わないでシフト動作を行う。そこで、シフト処理を行う1部の枚数のシート部材の排紙が終了した時点で(ステップS12−Y)、前記ステップS3以降、ステップS11までの処理と同様の処理(ステップS13〜S21)を実行する。そして、排紙トレイBが上昇し、次のシート部材を受け入れる位置に達した時点で次のシート部材を処理するためにリターンして処理を終える。
以上のように本実施形態によれば、
1)駆動源がモータ1個なので、周期がずれてしまうと駆動伝達解除手段により周期を調整する必要があるが、後端フェンス7と放出爪8の動作周期を同じにし、シーケンス的な動きを可能としているので、周期調整は不要となる。
2)同様にモータが1個で後端フェンス7と放出爪8を駆動するので、個別に駆動する場合に必要なモータを1個省略することができ、1個省略することができたことによる省スペース化とコスト低減を図ることができる。
3)シート部材後処理装置はさまざまな画像形成装置に装着される。そのため、シート部材の挙動や状態が異なる。そこで、中継ギア25とソレノイド27とによって駆動力伝達タイミングを変更することができるようにした。これによりそれぞれの画像形成装置にあう受け渡しタイミングを設定することが可能となり、よりスムーズな放出動作を行うことができる。
4)後端フェンス7と放出爪8の移動速度を異ならせ、及び/又は後端フェンス7から放出爪8へのシート部材束STの受け渡しタイミングをカール状態により変化させることにより、スムーズな放出動作が可能となる。
5)後端フェンス7がシート部材束STを搬送し放出爪8に受け渡した後、すばやく待機位置まで戻るので、迅速に次部のシート部材を受け入れ可能な状態にすることができ、生産性の低下を未然に防ぐことが可能となる。
6)モータが正逆回転可能なので、搬送駆動機構の動作も正逆可能となり、これにより汎用性の向上及び異常処理時の破損を未然に防ぐことができる。
7)スティプラCをシート部材の後端部に平行に移動させて綴じ動作を行うことが可能なので、従来必要であったスティプラCの放出爪8からの退避のためのスペースが不要となり、シート部材後処理装置2の省スペース化、あるいは小型化を図ることができる。
等の効果を奏する。
本発明の実施形態に係る画像形成装置のシステム構成を示す図である。 本実施形態におけるシート後処理装置のシート揃え部の詳細を示す図である。 図2のシート揃え部を右側から見た側面図である。 図2のシート揃え部を左側から見た側面図である。 アーム(後端フェンス)と放出爪を駆動する搬送駆動機構の概略を示す図である。 図5に示した搬送駆動機構の動作の詳細を示す斜視図で、シート部材を受け入れる時の状態を示す。 図5に示した搬送駆動機構の動作の詳細を示す斜視図で、後端フェンスと放出爪の移動開始直後の状態を示す。 図5に示した搬送駆動機構の動作の詳細を示す斜視図で、シート部材の受け渡し位置における各部の状態を示す。 図5に示した搬送駆動機構の動作の詳細を示す斜視図で、1回のシート部材放出処理を終えた後、ホームポジションに戻ったときの状態を示す。 搬送駆動機構の要部を示す斜視図である。 搬送駆動機構の中間ギアに関する動作説明図で、駆動力伝達状態を示す。 搬送駆動機構の中間ギアに関する動作説明図で、駆動力解除状態を示す。 後端フェンスを駆動するアーム駆動ギア、駆動伝達カム及びアームの往動時の動作を示す説明図である。 後端フェンスを駆動するアーム駆動ギア、駆動伝達カム及びアームの復動時の動作を示す説明図である。 シート部材後処理装置の動作説明図で、シート部材の先端が排紙トレイに積載された状態で中間トレイ上にすべて排紙された状態を示す。 シート部材後処理装置の動作説明図で、シート部材の後端フェンスによる移動途中の状態を示す。 シート部材後処理装置の動作説明図で、シート部材が受け渡し位置に達し、受け渡しを行うときの状態を示す。 シート部材後処理装置の動作説明図で、シート部材の受け渡しが終了し、放出爪による放出動作が行われる途中の状態を示す。 シート部材後処理装置の動作説明図で、シート部材が放出爪により排紙トレイ上に排紙され、排紙トレイが放出爪との干渉を避けて下降した状態を示す。 シート部材後処理装置の動作説明図で、シート部材の排紙が完了して各部が処理状態に戻った状態を示す。 後端フェンスと放出爪との移動速度線図である。 中間ギアとソレノイドを使用して受け渡し位置を調整するときの受け渡しタイミングの標準状態を示す図である。 中間ギアとソレノイドを使用して受け渡し位置を調整するときの受け渡しタイミングを早めたときの状態を示す図である。 中間ギアとソレノイドを使用して受け渡し位置を調整するときの受け渡しタイミングを遅くしたときの状態を示す図である。 本実施形態に係る画像形成装置のシステム構成における電気的(制御)構成を示すブロック図である。 図15ないし図20に示した動作を実行するときのシート部材束放出動作の制御手順を示すフローチャートである。 従来から実施されている整合装置と放出装置とを備えたシート処理装置の一例を示す正面図である。 図27のF部を拡大して示す側面図である。
符号の説明
1 画像形成装置本体
2 シート部材後処理装置
5 戻しコロユニット
7,7a,7b 後端フェンス
8 放出爪
9 アーム
10,10a、10b ジョガーフェンス
11 放出ベルト
20 モータ
21 中継プーリ
22 放出爪駆動伝達プーリ
23 アーム駆動伝達プーリ
24 アーム駆動ギア
24cam 駆動伝達カム
25 中間ギア
26 アーム駆動伝達ギア
27 ソレノイド
29 引っ張りバネ
30 搬送駆動機構
31 第1の軸
32 第2の軸
210,220 CPU
A 中間トレイ
B 排紙トレイ
C スティプラ
ST シート部材束

Claims (7)

  1. 搬入されてきたシート部材を一時的に受け入れて積載する積載手段と、
    前記積載手段に積載された複数のシート部材に対して綴じ処理する綴じ手段と、
    前記綴じ処理された複数のシート部材の後端に当接し、受け渡し位置まで前記シート部材を搬送する第1の搬送手段と、
    前記受け渡し位置以降の搬送を前記第1の搬送手段から受け継ぎ、前記シート部材を前記積載手段から搬出する第2の搬送手段と、
    単一駆動源の回転駆動力により前記第1及び第2の搬送手段を駆動させる駆動手段と、
    前記駆動手段の回転移動を直線的に往復移動に変換する駆動変換手段と、
    を備え
    前記駆動変換手段はカムとカムフォロアーを有し、前記カムとカムフォロアーとの接触部の形状によって、前記第1の搬送手段が前記受け渡し位置で所定時間停止状態に設定されること
    を特徴とするシート処理装置。
  2. 請求項1記載のシート処理装置において、
    前記第1の搬送手段は初期位置から加速しながらシート部材を搬送し、所定速度になると定速で搬送した後、前記受け渡し位置に減速して停止することを特徴とするシート処理装置。
  3. 請求項2記載のシート処理装置において、
    前記第2の搬送手段は前記所定速度よりも速い一定速度で前記シート部材束を搬送することを特徴とするシート処理装置。
  4. 請求項1ないしのいずれか1項に記載のシート処理装置において、
    前記受け渡し位置における受け渡しタイミングを任意に設定する設定手段を備えている
    ことを特徴とするシート処理装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項に記載のシート処理装置において、
    前記駆動手段は前記第2の搬送手段による前記シート部材の搬送速度より前記第1の搬送手段による搬送速度の方を遅い速度で駆動することを特徴とするシート処理装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート処理装置において、
    前記駆動手段は前記第1の搬送手段を往動時の移動速度よりも復動時の移動速度の方を速く駆動することを特徴とするシート処理装置。
  7. 請求項1ないし6のいずれか1項に記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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