JP5664195B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5664195B2
JP5664195B2 JP2010275986A JP2010275986A JP5664195B2 JP 5664195 B2 JP5664195 B2 JP 5664195B2 JP 2010275986 A JP2010275986 A JP 2010275986A JP 2010275986 A JP2010275986 A JP 2010275986A JP 5664195 B2 JP5664195 B2 JP 5664195B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tray
binding
sheet
saddle stitching
paper
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2010275986A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012121726A (ja
Inventor
広昌 松浦
広昌 松浦
永康 吉田
永康 吉田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2010275986A priority Critical patent/JP5664195B2/ja
Publication of JP2012121726A publication Critical patent/JP2012121726A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5664195B2 publication Critical patent/JP5664195B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、搬送されてきたシート状の用紙(記録紙、転写紙、OHPシート等のシート状の記録媒体全般を指す)に対して端綴じ処理及び中綴じ処理を含む用紙処理を施すフィニッシャやソータ等の用紙後処理装置に関するものである。
従来、画像形成後の用紙束に対して各種の用紙後処理を行う用紙後処理装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
用紙後処理としては、各用紙束を仕分けするために、シフトして排紙するシフト排紙処理、用紙束の端部(一箇所あるいは複数箇所)をステープルによって綴じる端綴じ処理及び用紙束の中央部(一箇所あるいは複数箇所)をステープルによって綴じる中綴じ処理をそれぞれ別工程で別のステープラを用いて行っていた。
例えば、シフト排紙処理は、画像形成後の排紙トレイ(積載トレイ)上で行われていた。ここで、排紙トレイ(積載トレイ)は水平に近い傾斜角度(水平からの傾斜角度約30°)であるほうが積載性に優れる。
また、端綴じ処理は、端綴じステープラのある端綴じステープルトレイで用紙をスタックして行われていた。ここで、ステープルトレイは、垂直に近い傾斜角であるほうが端部が揃いやすいとされていた。
また、中綴じ処理は、端綴じステープラとは別個に設けられた中綴じステープラを用い、中綴じステープルトレイで用紙をスタックして行っていた。
近年、シフト排紙処理を行うための機構を利用して、綴じ処理前の用紙束の揃え動作を行うハーフトレイ方式の用紙後処理装置が知られている。
この種の用紙後処理装置においては、綴じ処理前の用紙束を揃える動作(整合動作)に、シフト排紙動作を利用するため、端綴じステープルトレイを排紙トレイ(積載トレイ)の近傍に設け、綴じ処理の用紙揃え動作は積載トレイにはみ出した状態で揃える。このため、ハーフトレイ方式の用紙後処理装置においては、積載トレイに隣接する端綴じステープルトレイの傾斜角度は、排紙トレイ(積載トレイ)への積載性を考慮して、排紙トレイ(積載トレイ)の傾斜角度に近い水平に近い傾斜角度となるようにされていた。
特開2006−151558号公報
しかしながら、上記従来のハーフトレイ方式の用紙後処理装置では、端綴じステープルトレイ及び端綴じステープルを用いて中綴じ処理を行おうとすると、端綴じステープルトレイが水平に近い傾斜角度に設置されている。このため、端綴じステープルを中綴じステープルとして兼用するとなると、端綴じステープルトレイの長さが長くなり、用紙後処理装置自体の幅(長さ)も大きくなってしまうという問題点があった。
そこで、本発明の目的は、ハーフトレイ式の用紙後処理装置において、端綴じステープルを中綴じステープルとして兼用するに際して、用紙後処理装置の幅(長さ)を短くすることが可能な用紙後処理装置を提供することにある。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、ステープラを有し、用紙束に対し端綴じ処理及び中綴じ処理のいずれかを選択的に行うことが可能な用紙後処理装置において、所定の傾斜角度を有して、前記端綴じ処理の対象となる用紙束をスタックする端綴じ用トレイと、前記端綴じ用トレイの端部に連設されて、前記端綴じ用トレイよりも水平角度からの傾斜角度を大きくし、前記中綴じ処理の対象となる用紙束をスタックする中綴じ用トレイと、前記端綴じ用トレイと前記中綴じ用トレイとの連設部に設けられ、前記端綴じ用トレイの傾斜角度と前記中綴じ用トレイの傾斜角度とに合わせて、前記ステープラを回動させる回動ユニットと、を備え、前記回動ユニットは、前記中綴じ処理時に、前記端綴じ処理用トレイと、前記中綴じ処理用トレイの傾斜角度の差が小さくなるように、前記端綴じ用トレイを前記ステープラと一体に回動させる、ことを特徴としている。
本発明によれば、ハーフトレイ式の用紙後処理装置において、端綴じステープルと中綴じステープルとを兼用するに際して、用紙後処理装置の幅(長さ)を短くすることができ、ひいては、画像形成装置の設置面積を小さくすることができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態にかかる用紙処理装置としての用紙後処理装置を備えた画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。 図2は、用紙後処理装置の概略を示す図である。 図3は、端綴じ処理時の回動ユニットの概要構成説明図である。 図4は、中綴じ処理時の回動ユニットの概要構成説明図である。 図5は、用紙後処理装置の制御系のブロック図である。 図6は、用紙綴じ処理の処理フローチャートである。 図7は、中綴じ処理時のシート部材後処理装置の概略を示す図である。 図8は、第2実施形態の用紙後処理装置の概要構成図である。
以下に添付図面を参照して、この発明にかかる用紙処理装置の最良な実施の形態を詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態にかかる用紙後処理装置を備えた画像形成装置の全体構成を示すブロック図である。
画像形成装置10は、図1に示すように、用紙後処理装置11がコピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機として構成された画像形成装置本体12の排紙側の側部に設けられ、画像形成装置本体12において画像形成済みの用紙に対して整合処理(用紙揃え処理)、穿孔処理、綴じ処理等のいわゆる後処理を施し、後処理後の用紙(束)が排紙トレイ28に蓄えられる。
図2は、用紙後処理装置の概略を示す図である。
用紙後処理装置11は、画像形成装置本体12から用紙Pが導入される導入経路21を備えており、導入経路21には、入口センサ22が設けられている。この入口センサ22により画像形成装置本体12から排紙された用紙Pの導入が検出されると、入口ローラ23を駆動して、用紙Pを用紙後処理装置11内に取り込むこととなる。
入口ローラ23の下流には、穿孔ユニット24、第1搬送ローラ25及び第2搬送ローラ26が配置されている。
穿孔ユニット24は、画像形成装置本体12の図示しない操作パネルを介して、ユーザにより穿孔指示がなされている場合に、第1搬送ローラ25及び第2搬送ローラ26により所定位置まで搬送された用紙Pにパンチ穴をあけることとなる。
また、第1搬送ローラ25及び第2搬送ローラ26は、協働して用紙Pを端綴じステープルトレイ27を介して排紙トレイ28に搬送する。
ステープルトレイ27は、端綴じ処理を行う場合に、第1搬送ローラ25及び第2搬送ローラ26により搬送された用紙Pを一時的にスタックして、一群の書類を形成する用紙束PSとして保持する。
端綴じステープルトレイ27に隣接して、端綴じステープルトレイ27にスタックされた用紙束PSの端部を突き当てて整列させるための第1突当部材29が搬送路内に進退可能に設けられている。この場合において、第1突当部材29の進退は、図示しないソレノイドコイル等により行われる。
端綴じステープルトレイ27及び排紙トレイ28は、水平に対して排紙時の搬送経路上流側が低くなるように所定角度α(例えば、α=約30°)だけ傾斜して設けられている。
さらに端綴じステープルトレイ27の下端側には、用紙束PSの端部あるいは中央部をステープルにより綴じるためのステープラユニット30が設けられている。
さらにステープラユニット30を介して、搬送経路が端綴じステープルトレイ27に対応する搬送経路と交差するように、水平方向から大きく傾斜して(傾斜角度β>α:例えば、β=約70°)、中綴じステープルトレイ31が設けられている。
上記構成において、端綴じステープルトレイ27に対向する位置には、端綴じステープルトレイ27上にスタックされた用紙束PSを、揺動することにより第1突当部材29側に搬送して第1突当部材29に突き当て、用紙束PSを整合する搬送コロ35が設けられている。また、中綴じステープルトレイ31の下端部には、中綴じステープルトレイ31の延在方向に沿って、上下方向に移動可能とされ、用紙束PSの下端が突き当てられて、用紙束PSを整合するための第2突当部材36が設けられている。
ステープラユニット30は、大別すると、ドライバ32と、クリンチャ33と、用紙束PSの中綴じ処理を行う場合に、用紙束PSを中綴じステープルトレイ31に案内するための中間トレイ34と、を備えている。
ステープラユニット30は、端綴じ処理を行う場合と、中綴じ処理を行う場合とで対応するステープルトレイ27、31の用紙搬送方向に対応して回動するように構成されている。すなわち、端綴じ処理を行う場合に端綴じステープルトレイ27における用紙束PSの搬送方向(矢印A1で示す)にステープラユニット30への用紙挿入方向がほぼ一致するようにステープラユニット30を回動させ、中綴じ処理を行う場合に中綴じステープルトレイ31における用紙束PSの搬送方向(矢印A2で示す)にステープラユニット30内への用紙挿入方向がほぼ一致するようにステープラユニット30を回動させる回動ユニット40(図3参照)が設けられている。
図3は、端綴じ処理時の回動ユニットの概要構成説明図である。
図4は、中綴じ処理時の回動ユニットの概要構成説明図である。
ステープラユニット30を回動する回動ユニット40は、大別すると、用紙後処理装置11のサイドパネルに設けられた軸受け孔に回動可能に支持された回動軸41と、回動軸41に固定された略扇形のセクターギア42と、セクターギア42に噛合したギア43と、ギア43を駆動し、ひいては、セクターギア42を回動させてステープラユニット30を回動させるモータ44と、を備えている。
セクターギア42には、用紙後処理装置11のサイドパネルに設けられたガイド孔50内を案内されて、ステープラユニット30を回動させるための回動案内軸45が設けられている。
図5は、用紙後処理装置の制御系のブロック図である。
用紙後処理装置11は、図示しないCPU、ROM、RAMを備えたマイクロコンピュータとして構成され、用紙後処理装置11全体を制御するコントローラ61と、入口センサ22を含む各種センサを含むセンサ群62と、センサ群62の出力信号を増幅する複数のセンサアンプを有するセンサアンプユニット63と、穿孔ユニット24と、この穿孔ユニット24を制御する穿孔ユニットドライバ64と、を備えている。
センサアンプユニット63及び穿孔ユニットドライバ64と、コントローラ61とは、両者のインタフェース動作を行う入出力インタフェース(IF)65を介して接続されている。
また、コントローラ61には、回動ユニット40を駆動する回動ユニットドライバ66を介して、回動ユニット40を構成するモータ44が接続されている。これにより、回動ユニットドライバ66は、画像形成装置本体12からの用紙綴じ種類の指示にしたがって、回動ユニット40のモータ44を駆動して、用紙綴じ種類に応じた位置にステープラユニット30を回動させる。
さらにコントローラ61には、第1搬送ローラ25及び第2搬送ローラ26を含む用紙搬送ユニット67を制御して、用紙後処理装置11内で用紙搬送制御を行う用紙搬送ユニットドライバ68を備えている。
さらにまた、コントローラ61には、第1突当部材29、搬送コロ35及び第2突当部材36を含む用紙整合ユニット69を制御して、用紙束PSの整合を行って、揃えるための制御を行う用紙整合ユニットドライバ70を備えている。
次に綴じ処理時の動作について再び図3を参照して説明する。
図6は、用紙綴じ処理の処理フローチャートである。
以下の説明においては、初期状態において、ステープラユニット30は、図3に示すような状態にあるものとする。
用紙後処理装置11のコントローラ61は、画像形成装置本体12から用紙綴じ処理の指示がなされると、当該指示に対応する用紙綴じ処理は、端綴じ処理であるか否かを判別する(ステップS11)。
ステップS11の判別において、用紙綴じ処理の指示が端綴じ処理である場合には(ステップS11;Yes)、コントローラ61は、回動ユニットドライバ66を制御して、端綴じステープルトレイ27用(図中、第1トレイ用と示す)にステープラユニット30を回動させる(ステップS12)。
具体的には、コントローラ61は、モータ44を図3中、時計回りにギア43を回転させて、セクターギア42を反時計回りに回動させてステープラユニット30を回動させ、図3に示すような状態とすることとなるが、初期状態において、図3に示すような状態にあるので、コントローラ61は、単に状態確認を行うだけとなる。
次にコントローラ61は、用紙整合ユニットドライバ70を制御して、用紙整合ユニット69を駆動し、第1突当部材29を用紙搬送経路内に進入させる(ステップS13)。
続いて、コントローラ61は、用紙整合ユニットドライバ70を介して、搬送コロ35を駆動し、端綴じステープルトレイ27上の用紙束PSを第1突当部材29に突き当てて、用紙端を整合して揃えて、図2に示したような状態とする(ステップS14)。
そして、コントローラ61は、ステープラユニット30のドライバ32を駆動して用紙束PSの端の所定箇所(1カ所あるいは複数箇所)を綴じることとなる(ステップS15)。
続いて、コントローラ61は、用紙整合ユニットドライバ70を介して、搬送コロ35を駆動して、ステープルによって端部が綴じられた用紙束PSを排紙トレイ28に排紙して処理を終了する(ステップS16)。
図7は、中綴じ処理時のシート部材後処理装置の概略を示す図である。
また、ステップS11の判別において、用紙綴じ処理の指示が中綴じ処理である場合には(ステップS11;No)、コントローラ61は、回動ユニットドライバ66を制御して、中綴じステープルトレイ31用(図中、第2トレイ用と示す)にステープラユニット30を回動させる(ステップS17)。
具体的には、コントローラ61は、モータ44を図3中、反時計回りにギア43を回転させて、セクターギア42を時計回りに回動させてステープラユニット30を時計回りに回動させ、図4に示すような状態とする。これにより、ステープラユニット30を構成している中間トレイ34は、図7に示すように、用紙束PSを中綴じステープルトレイ31に案内するための位置となる。
次にコントローラ61は、用紙整合ユニットドライバ70を制御して、用紙整合ユニット69を駆動し、第1突当部材29を用紙搬送経路内から退行させる(ステップS18)。
続いて、コントローラ61は、中綴じ対象の用紙束PSのサイズに応じて、第2突当部材36を中綴じステープルトレイ31の延在方向に沿って、上下方向に移動させる(ステップS19)。これにより、ステープラユニット30に対向し、ステープルによって綴じられる用紙束PSの位置は、用紙サイズの半分の位置となる。なお、必ずしも用紙サイズの半分の位置とする必要はなく、所望の位置(例えば、用紙サイズの1/3の位置等)に設定することも可能である。
続いてコントローラ61は、用紙整合ユニットドライバ70を介して、搬送コロ35を駆動する。この結果、用紙束PSは、中間トレイ34に沿って、中綴じステープルトレイ31内に搬送され、第2突当部材36に突き当てて、用紙端を整合して揃えて、図7に示したような状態とする(ステップS20)。
そして、コントローラ61は、ステープラユニット30のドライバ32を駆動して用紙束PSの端の所定箇所(1カ所あるいは複数箇所)を綴じることとなる(ステップS15)。
続いてコントローラ61は、用紙整合ユニットドライバ70を介して、搬送コロ35を駆動して、ステープルによって中間部が綴じられた用紙束PSを排紙トレイ28に排紙して処理を終了する(ステップS16)。
以上の説明のように、本実施形態によれば、ステープラユニット30を有し、用紙束PSに対し端綴じ処理及び中綴じ処理のいずれかを選択的に行うことが可能な用紙後処理装置11において、中綴じステープルトレイ(中綴じ用トレイ)31を、端綴じステープルトレイ27よりも水平角度からの傾斜角度を大きくするとともに、ステープラユニット30を介して用紙束PSの搬送経路に沿って端綴じステープルトレイ27の下端側に連設し、綴じ処理に使用するトレイの傾斜角度に合わせてステープラユニット30を回動させる回動ユニット40を設けたので、端綴じステープルトレイ27及び中綴じステープルトレイ31を設けるに際して、用紙後処理装置11の装置幅の増大を抑制することができ、よりコンパクトで高性能の画像形成装置を構成することが可能となる。
また、本実施形態によれば、回動ユニット40は、綴じ処理に使用するトレイ(端綴じステープルトレイ27あるいは中綴じステープルトレイ31)における用紙束PSの搬送方向が、ステープラユニット(ステープラ)30への用紙束PSの挿入方向と一致するように、ステープラユニット(ステープラ)30を回動させ、保持するので、用紙束PSの整合を確実に行うことが可能となる。
(第2実施形態)
以上の第1実施形態においては、端綴じ用トレイは固定されていたが、ステープラユニット30の回動に伴って、端綴じステープルトレイ27を、中綴じステープルトレイ31と傾斜角度の差が小さくなるように(特に傾斜角度が同一となるように)に構成することも可能である。
すなわち、本第2実施形態においては、回動ユニット40は、中綴じ処理時に、端綴じステープルトレイ27と、中綴じステープルトレイ31の傾斜角度の差が小さくなるように、端綴じ用トレイをステープラと一体に回動させるようにし、より好ましい状態とするために、回動ユニット40は、中綴じ処理時に、端綴じステープルトレイ27の傾斜角度を中綴じステープルトレイ31の傾斜角度と同一としている。
図8は、第2実施形態の用紙後処理装置の概要構成図である。
本第2実施形態においては、回動ユニット40は、中綴じ処理時に、端綴じ処理用トレイの傾斜角度を前記中綴じ処理用トレイの傾斜角度と同一とする。ここで、傾斜角度を同一にするとは、物理的な同一に限らず、実効的に同一であると見なされる場合も含むものとする。
このような構成によれば、図8に示すように、中綴じ処理を行う場合には、用紙束PSを構成する各用紙Pは、搬送コロ35の作用に加えて、重力により自重で第2突当部材36に確実に当接して、整合されることとなる。
したがって、より容易に用紙束PSの下端が揃うこととなり、より綺麗に中綴じがなされる。
(実施形態の変形例)
上述した制御は、コントローラ61で実行される綴じ処理用の制御プログラムは、あらかじめROMに格納されているものとして説明したが、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて、画像形成装置本体12側から更新可能に提供されるようにすることも可能である。
同様に、コントローラ61で実行される綴じ処理用の制御プログラムを、インターネット等のネットワーク経由で画像形成装置本体12にダウンロードさせ、画像形成装置本体12側から更新可能に提供されるようにすることも可能である。
さらに以上の説明においては、画像形成装置本体を、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能のうち少なくとも2つの機能を有する複合機に適用した例を挙げて説明したが、複写機、プリンタ、スキャナ装置、ファクシミリ装置等の画像形成装置本体であっても、同様に適用することができる。
10 画像形成装置
11 用紙後処理装置
12 画像形成装置本体
27 端綴じステープルトレイ(端綴じ用トレイ)
28 排紙トレイ
29 第1突当部材
30 ステープラユニット
31 中綴じステープルトレイ(中綴じ用トレイ)
34 中間トレイ
35 搬送コロ
36 第2突当部材
40 回動ユニット
50 ガイド孔
61 コントローラ
66 回動ユニットドライバ
69 用紙整合ユニット
70 用紙整合ユニットドライバ
P 用紙
PS 用紙束

Claims (4)

  1. ステープラを有し、用紙束に対し端綴じ処理及び中綴じ処理のいずれかを選択的に行うことが可能な用紙後処理装置において、
    所定の傾斜角度を有して、前記端綴じ処理の対象となる用紙束をスタックする端綴じ用トレイと、
    前記端綴じ用トレイの端部に連設されて、前記端綴じ用トレイよりも水平角度からの傾斜角度を大きくし、前記中綴じ処理の対象となる用紙束をスタックする中綴じ用トレイと、
    前記端綴じ用トレイと前記中綴じ用トレイとの連設部に設けられ、前記端綴じ用トレイの傾斜角度と前記中綴じ用トレイの傾斜角度とに合わせて、前記ステープラを回動させる回動ユニットと、を備え、
    前記回動ユニットは、前記中綴じ処理時に、前記端綴じ処理用トレイと、前記中綴じ処理用トレイの傾斜角度の差が小さくなるように、前記端綴じ用トレイを前記ステープラと一体に回動させる、
    ことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記回動ユニットは、綴じ処理に使用するトレイにおける前記用紙束の搬送方向が、前記ステープラへの前記用紙束の挿入方向と一致するように、前記ステープラを回動させ、保持する、
    ことを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 前記回動ユニットは、前記中綴じ処理時に、前記端綴じ処理用トレイの傾斜角度を前記中綴じ処理用トレイの傾斜角度と同一とする、
    ことを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  4. 前記中綴じ処理時に、前記ステープラとともに回動され、前記用紙束を前記中綴じ用トレイに案内する中間トレイを備えたことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の用紙後処理装置。
JP2010275986A 2010-12-10 2010-12-10 用紙後処理装置 Active JP5664195B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275986A JP5664195B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 用紙後処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010275986A JP5664195B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 用紙後処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012121726A JP2012121726A (ja) 2012-06-28
JP5664195B2 true JP5664195B2 (ja) 2015-02-04

Family

ID=46503603

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010275986A Active JP5664195B2 (ja) 2010-12-10 2010-12-10 用紙後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5664195B2 (ja)

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH07157179A (ja) * 1993-12-02 1995-06-20 Fuji Xerox Co Ltd シート処理装置
JP4492317B2 (ja) * 2004-11-26 2010-06-30 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙後処理装置および画像形成装置
JP4379345B2 (ja) * 2005-01-25 2009-12-09 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 用紙後処理装置および画像形成装置
JP4703399B2 (ja) * 2005-12-28 2011-06-15 株式会社リコー シート処理装置及び画像形成装置
JP5417030B2 (ja) * 2009-04-30 2014-02-12 ニスカ株式会社 シート処理装置及びこれを備えた画像形成システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012121726A (ja) 2012-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4663571B2 (ja) シート積載装置、シート処理装置、及び画像形成装置
JP4429219B2 (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP4930551B2 (ja) 用紙後処理装置
JP4721463B2 (ja) シート処理装置、及びそれを備えた画像形成装置
JP5063309B2 (ja) シート積載装置、シート処理装置、画像形成装置
JP5258478B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP5106061B2 (ja) シート積載装置、シート処理装置、画像形成装置
JP2014156345A (ja) シート処理装置、画像形成システム及びシート束の増し折り方法
US9090425B2 (en) Recording material processing apparatus and image forming system
JP2009292571A (ja) 紙折り装置と画像形成装置の後処理装置
JP4946485B2 (ja) 用紙後処理装置
JP5664195B2 (ja) 用紙後処理装置
JP2006151598A (ja) 用紙後処理装置
JP2011126632A (ja) 後処理装置、画像形成システム
JP4946478B2 (ja) 用紙後処理装置
JP2010006566A (ja) 後処理装置、及び画像形成システム
JP4071708B2 (ja) 用紙処理装置及び画像形成システム
JP2006219290A (ja) 用紙折り装置及び画像形成装置
JP6413641B2 (ja) シート処理装置、画像形成システム及び折り部増し折り方法
JP6167386B2 (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JP5821448B2 (ja) 用紙後処理装置および画像形成装置
JP7087763B2 (ja) シート折り装置およびそれを備えたシート後処理装置並びに画像形成システム
JP4944929B2 (ja) 後処理装置及び後処理システム
JP4045765B2 (ja) 後処理装置及び画像形成システム
JP4081076B2 (ja) シート後処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130404

A625 Written request for application examination (by other person)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A625

Effective date: 20130404

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20130423

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20130621

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140224

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141124

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5664195

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151