JP2007145516A - シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents

シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置 Download PDF

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Abstract

【課題】ジャム処理用のスペースを必要とすることなく、かつジャム処理の作業性を向上させることのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シート処理装置本体内に対向して配置された第1ガイド部材34及び第2ガイド部材35により上下方向に延びたシート搬送通路32を形成する。そして、開放手段33により、第1ガイド部材34を第2ガイド部材35に沿って移動させ、画像形成装置本体にシート処理装置本体を接続させた状態でシート搬送通路32を開放する。
【選択図】図7

Description

本発明は、シート処理装置及び画像形成装置に関し、特に上下方向に延びたシート搬送通路に発生したジャムシートを処理するための構成に関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置において、画像形成装置本体により画像が形成されたシートに対して綴じ処理や穿孔処理等を行うのに要する手間を軽減するため、シート処理装置を備えたものが有る。そして、シート処理装置は、画像が形成されたシートを順次に取り込んだ後、シートに対して綴じ処理や、綴じ処理したシート束を二つ折りにする製本処理や、穿孔処理等を選択的に施すようにしている。
図10は、このような従来のシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置の構成を示す図である。図10に示すように、シート処理装置E1は、画像形成装置本体Hで画像記録したシートを部数ごとにソート処理可能なフィニッシャユニットFと、装置上面の形成されたノンソートトレイ300cにシートを搬送するエスケイプユニットGを備えている。
また、シート処理装置E1のシート受け渡し部Jの近傍には入り口ローラ1000が設けられており、入り口ローラ1000より取り込まれたシートは、その処理モードに応じて、分離爪1100によって搬送パスが切り替えられるようになっている。
フィニッシャユニットFは、シート綴じ処理を施すためのステイプルユニット500を備えている。また、ステイプルユニット500により綴じ処理されたシート束又はステイプルユニット500を介さず画像形成装置本体Hから搬送されてくるシートを排出する排出ローラ対600a,600bを備えている。
さらに、これらのシート束又はシートが排出される排出口700、排出されたシート束又はシートを上面に形成されたシート積載面に多数枚積載可能とする上段積載トレイ300a及び下段積載トレイ300bを備えている。なお、排出口700から排出されたシートは、上段積載トレイ300a又は下段積載トレイ300bのシート積載面上をシート処理装置側に向かって滑り落ち、不図示の整合壁によってその端面が整合される。
エスケイプユニットGは分離爪1100によって切り替えられるフィニッシャユニットFへの搬送パスとは別の搬送パス1200を備えており、ノンソートモードの場合には、シート処理装置上面に設けられたノンソートトレイ300cへとシートを案内する。
ところで、このような構成のシート処理装置E1において、搬送パス1200でシートがジャムを起こした場合には、シート処理装置E1を画像形成装置本体Hから矢印方向に離間させるようにしている。これにより、シート処理装置E1と画像形成装置本体Hの間に十分なジャム処理スペースを確保するようにしている。
そして、このようにジャム処理スペースを確保した後、搬送パス1200を形成する対向する搬送ガイドの一方を、他の搬送ガイドから離れる方向に開くことにより搬送パス1200を開放し、シートを取り除いていた。
なお、搬送パス1200を解放するための構成としては、例えば図11の(a)に示すように一方の搬送ガイド1200aを下方回動させる、或は図11の(b)に示すように一方の搬送ガイド1200aを水平方向に回動させるものがある。
しかし、このようにシート処理装置を画像形成装置から離間させてジャム処理を行う場合には、シート処理装置を移動させるためのジャム処理用のスペースが必要となり、設置場所に制限がある。
そこで、シート処理装置を画像形成装置から離間することなくジャム処理を行うことができる構成として、例えばシート処理装置E1と画像形成装置本体Hとの間に空間を設け、この空間を搬送パス解放用空間とするものがある(例えば、特許文献1参照。)。そして、このようなシート処理装置では、この画像形成装置との間の空間内で開閉カバーを、下端部を支点として回動させることにより搬送パスを開放し、画像形成装置本体Hのフロント側からジャム処理を行うようにしている。
特開平11−157724号公報
しかしながら、このようなシート処理装置は、搬送パス解放用空間を確保しなければならず、また搬送パス下流側は大きく開放されるが、上流側流側は開閉カバーの回動中心であるため、開放量が少なくジャム処理の作業性が悪いと言う問題があった。
そこで、本願発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、ジャム処理用のスペースを必要とすることなく、かつジャム処理の作業性を向上させることのできるシート処理装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、画像形成装置本体に接続され、前記画像形成装置本体から搬送されたシートを処理するシート処理装置において、シート処理装置本体内に対向して配置され、上下方向に延びたシート搬送通路を形成する第1ガイド部材及び第2ガイド部材と、前記第1ガイド部材を前記第2ガイド部材に沿って移動させ、前記シート搬送通路を開放する開放手段と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、上下方向に延びたシート搬送通路を形成する第1ガイド部材を第2ガイド部材に沿って移動させることにより、画像形成装置本体にシート処理装置本体を接続させた状態でシート搬送通路を開放することができる。これにより、ジャム処理用のスペースを必要とすることなく、かつジャム処理の作業性を向上させることができる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明の実施の形態に係るシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置の一例である複写機の構成を説明する図であり、図1に示すように複写機Eは複写機Eの本体(以下、装置本体という)Aにシート処理装置Bを接続して構成されている。
ここで、複写機Eは装置本体上部に装着された原稿給送装置1から自動給送した不図示の原稿を光学手段2によって光学的に読み取り、この後、この情報をデジタル信号として画像形成部3へ送信して普通紙やOHPシート等のシートに画像を形成するものである。
なお、装置本体Aの下部には各種サイズのシートを収納したシートカセット4が装着され、このシートカセット4から搬送ローラ5によって搬送されたシートに対して画像形成部3において電子写真方式によって画像を形成するようになっている。
具体的には、光学手段2で読み取った情報に基づいて光照射部3aからレーザ光を感光体ドラム3bに照射して潜像を形成し、この潜像をトナーによって現像して感光体ドラム上にトナー画像を形成する。そして、この後、このトナー画像をシートに転写し、これを定着手段6へ搬送して熱及び圧力の印加によって永久定着する。
この後、片面記録モードの場合は、シートをシート処理装置Bへと送り込み、両面記録モードの場合はスイッチバックによって再送パス7へ搬送し、片面に画像を形成したシートを再度画像形成部3へ搬送して他面に画像を形成する。この後、両面に画像が形成されたシートをシート処理装置Bへと送り込むものようにしている。なお、シートの給送はシートカセット4からだけでなく、マルチトレイ8からも可能となっている。
一方、シート処理装置Bは、図2に示すように、装置本体Aで画像が形成されたシートを部数毎にソート、或はステイプル処理が可能なフィニッシャユニットCを備えている。また、処理モードに応じて排出口800(図1参照)から排出されたシートを装置上面に形成されたエスケイプトレイ31に順次積載していくエスケイプユニットDを備えている。
ここで、フィニッシャユニットCは、装置本体A側に配置される第1搬送ローラ対10及び第2搬送ローラ対15、また排出側に配置される上流排出ローラ対16及び下流排出ローラ対17(17a,17b)を備えている。
また、不図示のソレノイドにより可動し、エスケイプユニットD又はフィニッシャユニットCへ選択的にシートを搬送する入口フラッパ26を備えている。また、連続する2枚のシートを重ねて同時排出する場合に先行するシートを待機させるバッファパス14、バッファパス内のシートの搬送を行うバッファローラ23、バッファパス14へ選択的にシートを搬送するバッファフラッパ25を備えている。
また、ステイプルモードにおいて所定部数のシート束が整合積載されるステイプルトレイ12、ステイプルトレイ12上に整合積載されたシート束の綴じ処理等を行うステイプルユニット42を備えている。また、下流排出ローラ対17の一方のローラ17bを軸支し、搬送されてきたシート又はステイプルされたシート束が排出される排出口36を選択的に開閉する揺動ガイド20を備えている。
シート処理装置本体9の側面には、排出口36から排出されるシート又はシート束が積載される上段積載トレイ18a及び下段積載トレイ18bがそれぞれ独立して上下方向に移動可能に設けられている。
ここで、この上段及び下段積載トレイ18a,18bは、それぞれシート処理装置本体9に対向して設けられた上段及び下段支持フレーム19a,19bにより支持されている。なお、本実施の形態では、上段及び下段積載トレイ18a,18bは、排出方向下流側である先端側が、後端側よりも上方となるように、積載トレイ18a,18bのシート積載面と垂直方向との角度が30°となるように支持されている。
上段及び下段支持フレーム19a,19bは、上段及び下段積載トレイ18a,18bの両側に対向して配置されると共に、上端及び下端にはそれぞれ回転自在に軸支される支持コロ21を備えている。
さらに、上段及び下段支持フレーム19a,19bは、所定間隔を置いて平行に且つ、シート処理装置本体9の上下方向に延在して設けられている案内レール22に沿って移動可能となっている。なお、本実施の形態では、案内レール22は、断面がコの字形状とされ、その開口がお互いに向かい合うように対向配置されている。
そして、案内レール22内を上段及び下段支持フレーム19a,19bの上下端に備えられた支持コロ21が転動することで、上段及び下段支持フレーム19a,19bが案内レール22内を摺動しつつ昇降方向に案内される。これにより、上段及び下段積載トレイ18a,18bは、上段及び下段支持フレーム19a,19b並びに案内レール22を介してシート処理装置本体9に昇降可能に支持される。
さらに、上段及び下段支持フレーム19a,19bには、積載トレイ18a,18bを昇降させる昇降手段としてスタッカモータ209a,209b及びスタッカモータ209a,209bの回転力を適宜減速する不図示のピニオンギヤが設けられている。また、シート処理装置本体9には、案内レール22と平行して上段及び下段支持フレーム19a,19bに備えられたピニオンギヤに噛合するラック37aが上下方向に延在して設けられている。
これにより、スタッカモータ209a,209bが正逆回転すると、この回転がピニオンギヤに回転駆動力として伝達され、この後、ラック37aにより並進運動に変換される。この結果、上段及び下段積載トレイ18a,18bが昇降するようになる。なお、案内レール22及びラック37aはシート処理装置本体9の支柱37に設けられている。
揺動ガイド20には、上方の下流排出ローラ17bが軸支されている。そして、例えば、後述するステイプルモード時には、この揺動ガイド20を上方回動させて下流排出ローラ対17の間隔を広げ、排出されてきたシートをステイプルトレイ12に逆流可能としている。また、通常のシート排出時には、揺動ガイド20を下方回動させて閉じることにより下流排出ローラ対17を当接させてシートを積載トレイ上に排出可能としている。
揺動ガイド20には、上段積載トレイ18a又は下段積載トレイ18b上に積載されたシートの最上面を検知する距離センサ54が設けられている。なお、本実施の形態では、この距離センサ54は赤外線の照射部とシート面からの反射光を受光する受光部とを有しており、この反射光の角度を測ることで積載トレイ上に積載されたシートの最上面の位置を検出している。
そして、距離センサ54からの検出信号は不図示の制御手段に送られ、制御手段は、この検出信号に基づきスタッカモータ209a,209bを制御することにより、排出口36を塞がない位置に積載トレイ18a,18bを移動させるようにしている。これにより、シート積載量の多少にかかわらず、上段積載トレイ18a又は下段積載トレイ18bを、排出口36を塞がない位置に移動させることが可能となる。
エスケイプユニットDは、シート受け渡し部E2へと搬送されてきたシートを搬送する搬送ユニットD1と、搬送ユニットD1によって搬送されてきたシートを積載するエスケイプトレイ31とを備えている。
そして、このエスケイプユニットDにおいては、シート受け渡し部E2の近傍に第1搬送ローラ対10が設けられており、装置本体Aから排出されたシートは第1搬送ローラ対10より取り込まれるようになっている。なお、このように取り込まれたシートは、入口フラッパ26によって搬送パスが切り替えられることにより、搬送パス32を通り、排出ローラ対29から装置上面に形成されたエスケイプトレイ31に排出される。
このエスケイプトレイ31は、図3に示す満載検知レバー30によって検知される250枚相当の規定の高さまでの積載が可能となっている。また、このエスケイプトレイ31は排出ローラ対29のニップ位置から約33mm下方に位置し、排出方向に向かって上方に傾斜しながら約35mm延びている固定部31cを備えている。また、固定部31cの排出方向下流側に位置するエスケイプトレイ本体31aとを備えている。
なお、このエスケイプトレイ本体31aは、排出方向におけるシート処理装置本体9のコンパクト化のために、上段及び下段積載トレイ18a,18bと上下方向において重なる位置関係となるように配置されている。また、エスケイプトレイ本体31aは、図3及び図4に示すように根元の両端に設けられた支点軸31bを中心としてシート処理装置本体9に上方回動可能に構成されている。
この支点軸31bは、図3に示す、上段積載トレイ18aに積載されたシート束PAの排出方向上流側端部である後端近傍で、かつシート束後端よりも排出方向上流に位置している。これにより、後述するように上段積載トレイ18aに積載されたシート束PAによりエスケイプトレイ本体31aが下方から押圧されると、エスケイプトレイ本体31aは支点軸31bを中心に上方回動するようになっている。
ここで、このエスケイプトレイ本体31aは図5に示すように、シートを積載保持している位置から、ほぼ垂直になる位置まで回動可能であり、外力が加わらなければ自重によってシートを保持する位置まで復帰可能に構成されている。
なお、支点軸31bは、既述したように上段積載トレイ18aに積載されたシート束後端近傍、かつ排出方向上流に位置している。このため、シート処理装置本体9の上面を形成しているエスケイプトレイ本体31aの回動により生じるシート処理装置本体上面の開口が必要以上に大きくなることはない。また、エスケイプトレイ本体31aが垂直になる位置まで回動するためシート積載面の裏面が積載壁40からさらに上方へと延びる壁となるため、上段積載トレイ18aに積載されたシート束の排出方向上流側への落下等を防ぐことができる。
ところで、エスケイプトレイ本体31aのシート積載面は、図2に示すように途中、例えば約20度から8度へ屈曲した形状を有している。ここで、シートが、例えばラージサイズのシートの場合、排出された後、シートが自重によってシート積載面の傾斜によって積載壁32へと戻った時、シートの後端部の坐屈により膨らみが発生する場合がある。
そして、このようにシートの後端部が膨らんだ場合には、積載高さがシートの厚み以上になり、積載枚数が減少する。しかし、エスケイプトレイ本体31aのシート積載面が、このような屈曲形状を有することにより、シート後端部の坐屈により発生する膨らみによる積載枚数の減少を防ぐことができる。
また、エスケイプトレイ本体31aが上段積載トレイ18aに満載されたシート束により上方へと持ち上げられた場合、シート積載面の傾斜が急になり、排出されてくるシートの先端がトレイ上面又は既積載シート上面へと着地する際に下方への丸まる場合がある。そして、このようにシートが下方への丸まった場合には、シートの落下、ジャムの発生の可能性が増加していく。
しかし、本実施の形態においては、エスケイプトレイ本体31aは上段積載トレイ18aに満載されたシート束により上方へと持ち上げられた状態においても、シート積載面の傾斜角度が25度となるように構成されている。これにより、排出されたシートがトレイ上面又は既積載シート上面へと着地する際、シートの先端が下方へ丸まるのを防ぐことができ、安定した積載性を確保できる。
また、エスケイプトレイ本体31aの支点軸31bは、シートの先端のトレイ上面、又は図2において△で示す既積載紙上面への着地地点より搬送方向下流に配置されている。このため、エスケイプトレイ本体31aが積載シート束によって上方に押し上げられた状態においても、シート先端の突入角度が変わらない。これにより、シート先端の下方への丸まりを増長させることなくシートを積載することが可能となる。
また、このエスケイプトレイ本体31aの、排出方向下流側の先端部底面には、図6に示すようにテーパ部31dが形成されている。これにより、エスケイプトレイ本体31aが積載シート束によって上方に押し上げる際、シート束先端がエスケイプトレイ本体31aによって捲れ上がるのを防ぐことができる。
次に、本実施の形態のシート処理装置Bにおけるシートの搬送及び排出動作について説明する。
通常の排出モードの場合には、複写機本体Aから搬送されたシートは、図2に示す第1搬送ローラ対10、第2搬送ローラ対15、上流排出ローラ対16及び下流排出ローラ対17を経て、上段積載トレイ18a又は下段積載トレイ18b上に搬送される。
ここで、上段及び下段積載トレイ18a,18bにシートを積載する方法として、最大の積載枚数を確保可能なカスケードモードと、上段積載トレイ18a又は下段積載トレイ18bのどちらのトレイに排紙するかを指定可能なランダムモードがある。
カスケードモードにおいては、まず上段積載トレイ18aに積載可能な1300枚までを積載し、この後、上段積載トレイ18aを排紙口36より上方の所定の位置まで移動させ、待機させる。次に、下段積載トレイ18bに積載可能な2450枚までを積載する。
なお、上段積載トレイ18aが上方の所定位置まで移動した時、上段積載トレイ18aに積載されたシートの上面によりエスケイプトレイ本体31aが押されることにより、エスケイプトレイ本体31aは回動退避する。従って、一度の操作でシート処理装置全体として、積載トレイへの積載枚数を増加させることができる。なお、既述した図3は、カスケードモードにおいて上段及び下段積載トレイ18a,18bにシートを積載し終えた状態を示した図である。
ランダムモードにおいては、上段積載トレイ18a又は下段積載トレイ18bの一方に積載の通知がされると、指定された積載トレイが排紙口36の下方の所定位置へと移動し、シートを積載する。また、積載中に他の積載トレイへの積載が通知されると、指定された積載トレイが排紙口36の下方の所定位置へと移動し、もう一方の積載トレイは所定の待機位置へと移動する。
このような動作によって、ランダムモードにおいて上段及び下段積載トレイ18a,18bは、それぞれ最大積載枚数である1300枚、1700枚に達するまでシートを積載することが可能となっている。つまり、ランダムモードにおける上段及び下段積載トレイ18a,18bの積載可能枚数を合わせた最大積載枚数は3000枚となる。
ここで、このランダムモードにおける最大積載枚数3000枚は、下段積載トレイ18bが満載状態で下限位置まで退避し、上段積載トレイ18aが満載状態で積載されたシートの上面が排紙口36より下方に位置できる最大の積載枚数である。従って、下段積載トレイ18bの下限位置により、ランダムモードにおける最大積載可能枚数が決められる。
次に、ステイプルモードについて説明する。
ステイプルモードの場合には、複写機本体Aから搬送される複数のシートが第1搬送ローラ対10、第2搬送ローラ対15、上流排出ローラ対16を経てステイプルトレイ12に積載整合される。この後、シートはステイプルユニット42によって針止され、所定部数毎に綴じ処理されたシート束の状態で下流排出ローラ対17によって上段積載トレイ18a又は下段積載トレイ18bに排出される。
次に、ノンソートモードについて説明する。
ノンソートモードの場合は、シートは、入口フラッパ26によって搬送パスが切り替えられることにより搬送パス32を通り、排出ローラ対29からシート処理装置本体9に設けられたエスケイプトレイ31に排出される。
ところで、シート処理装置本体に設けられ、上下方向に延びたシート搬送通路の一例としての搬送パス32は、図7に示すように左搬送ガイド35と、対向する右搬送ガイド34及び上ガイド36によって構成されている。また、搬送パス32はシートを鉛直上方向に案内するローラ対27(27a,27b)とローラ対28(28a,28b)の間の縦パス32aを備えている。
また、入口から縦パス32aへと案内するローラ対10(10a,10b)とローラ対27の間の屈曲パス32bと、縦パス32aからエスケイプトレイ31へと案内するローラ対28と排出ローラ対29(29a,29b)の間の屈曲パス32cとを備えている。つまり、搬送パス32は縦パス32aと、縦パス32aの上下にそれぞれ設けられた屈曲パス32b,32cを備えたS字形状となっている。
ここで、第1ガイド部材の一例としての右搬送ガイド34は回転軸33aを中心に鉛直上方向に、例えば45度まで回動可能な開放手段の一例としての回転板33に固定されている。そして、搬送パス32にジャムが発生した場合には、回転板33と一体に右搬送ガイド34を図8に示すように上方回動させるようにしている。
そして、このように搬送パス32にジャムが発生した場合には、回転板33と一体に右搬送ガイド34を搬送パス32の搬送方向に対し横断する方向、言い換えれば対向する左搬送ガイド35に平行に回動させるようにしている。これにより、搬送パス32を開放するようにしている。
なお、本実施の形態においては、搬送パス32の縦パス32aを鉛直方向に延びるように構成しており、これにより左搬送ガイド35に干渉することなく右搬送ガイド34を上方回動させることができるようになっている。また、縦パス32aを鉛直方向に延びるように構成することにより、S字状の搬送パス32の水平方向の幅を最小とすることができる。
また、右搬送ガイド34と共に搬送パス32を形成する第2ガイド部材の一例としての左搬送ガイド35に設けられたローラ27b,28b,29bを不図示のモータによって駆動する駆動ローラとしている。また、右搬送ガイド34側のローラ27a,28a,29aを従動ローラとしている。したがって、右搬送ガイド34側にはモータなどの駆動部を具備させる必要がなく、これにより右搬送ガイド34を簡単な構成とすることができ、かつ必要最低限の重量に抑えることができるので右搬送ガイド34を小さな力で上方回動させることができる。
ところで、固定側である左搬送ガイド35の搬送面35aには、図8及び図9に示すように鉛直上下方向に延在する凸形状の規制ガイド部35bが設けられ、回転板33には回動動作中、規制ガイド部35bに当接するガイド受面33bが設けられている。なお、この左搬送ガイド35に設けられた規制ガイド部35bと、回転板33に設けられたガイド受面33bにより、右搬送ガイド34と左搬送ガイド35との接触を防ぐ接触防止手段が構成される。
そして、回転板33を回動させる際、規制ガイド部35bにガイド受面33bを当接させながら回動させることにより、対向する右搬送ガイド34の搬送面34a及び左搬送ガイド35の搬送面35aの間隔を一定に保ちながら回動させることができる。また、回転板33が回動する際、対向する搬送面35aと干渉する方向に外力が加わったまま回動動作が行われても、搬送面35aと搬送面34aの干渉によるダメージを防ぐことができる。
なお、規制ガイド部を回動側の右搬送ガイド34の搬送面34aに設けた場合、回転軸33aを中心とした円弧状の軌跡に沿った位置での規制が必要となる。
しかし、規制ガイド部35bを固定側の左搬送ガイド35の搬送面35aに設けることにより、規制ガイド部を右搬送ガイド34の搬送面34aに設けた場合のように回転軸33aを中心とした円弧状の軌跡に沿った位置での規制が不要となる。これにより、規制ガイド部35bを搬送可能な最大サイズのシートの幅方向外側に、シート搬送を妨げず、かつコンパクトに配置することが可能となる。
また、規制ガイド部35bの上下方向端部には、ガイド受面33bがスムーズに規制ガイド部35bに沿って回動できるように、テーパ部35cが設けてある。そして、このようなテーパ部35cを設けることにより、ガイド受面33bは部品のバラツキ、又は外力によって対向する搬送面35aが干渉方向に近づいている場合でも、テーパ部35cによって規制ガイド部35b上へ案内される。
回転板33には位置決めピン37が設けられており、回転板33を閉めた状態では、この位置決めピン37が図8に示すシート処理装置本体9に設けられた位置決め穴39に入り込むことよって回転板33の位置が決められる。なお、規制ガイド部35bは、位置決めピン37が位置決め穴39に入り始める位置からテーパ形状へと移り変わり、位置決めピン37が位置決め穴39に完全に挿入された状態では、規制ガイド部35bとガイド受面33bは接触しないように構成されている。
また、回転軸33aはシート処理装置本体9に固定されたトルクリミッタ38に嵌合されている。ここで、このトルクリミッタ38は回転軸33aに対し、回転板33(右搬送ガイド34)を上方へ回動させる方向の回転においてはブレーキをかけず、回転板33が下方へ回動する方向の回転においてはブレーキをかける構成となっている。
これにより、回転板33が上方へと回動された場合、右搬送ガイド34は、右搬送ガイド34を回転板33を介して搬送パス32を開放する位置に保持する保持手段の一例としてのトルクリミッタ38のブレーキにより回動位置で保持される。この結果、ユーザーは右搬送ガイド34を支えることなくジャム処理を行うことができる。
次に、このように構成されたエスケイプユニットDにおけるジャム処理動作について説明する。
搬送パス32にジャムが発生した場合には、回転板33と一体に右搬送ガイド34を図8に示すように、搬送パス32の搬送方向に対し横断する方向、言い換えれば対向する左搬送ガイド35に平行に上方回動させて搬送パス32を開放する。なお、このとき右搬送ガイド34は、左搬送ガイド35に設けられた規制ガイド部35bに回転板33に設けたガイド受面33bを当接させることにより、対向する搬送面34a,35aの間隔を一定に保ちながら上方回動する。
そして、このように搬送パス32を開放した後、ジャムしたシートを取り除く。なお、この際、回転板33は回転軸33aを介してトルクリミッタ38により保持されているので、右搬送ガイド34は下方回動することはない。
ジャム処理が終了すると、右搬送ガイド34を下方回動させる。そして、このように下方回動させる。なお、この際も、右搬送ガイド34は、左搬送ガイド35に設けられた規制ガイド部35bにガイド受面33bを当接させることにより、対向する搬送面34a,35aの間隔を一定に保ちながら回動する。そして、搬送パス32を閉めた状態ではシート処理装置本体9に設けられた位置決め穴39によって回転板33の位置が決められる。
このように、搬送パス32を形成する右搬送ガイド34を左搬送ガイド35に沿って移動させ、搬送パス32を開放することにより、装置本体Aにシート処理装置本体9を接続させた状態でシート搬送通路を開放することができる。これにより、ジャム処理用のスペースを必要とすることなく、かつフロントからのジャム処理が可能となり、ジャム処理の作業性を向上させることができる。
なお、これまでの説明においては、右搬送ガイド34を上方回動させて搬送パス32を開放する場合について述べてきたが、本発明は、これに限らない。例えば、開放手段として上方にスライド移動可能な部材を設け、この部材を上方にスライド移動させ、この部材と一体に右搬送ガイド34を上方にスライド移動させることにより搬送パス32を開放することもできる。
また、これまでの説明においては、右搬送ガイド34を回転板33に取り付けるようにした場合について述べてきたが、右搬送ガイド34が回転板33と一体に移動できれば良い。例えば、右搬送ガイド34を回転板33に取り付けなくても、回転板33が移動する際、右搬送ガイド34が回転板33に係止されて移動するように構成しても良い。
さらに、これまでの説明においては、画像形成装置として複写機の例を示したが、この例に限らず、プリンタ、ファクシミリ等の他の画像形成装置であっても良い。
本発明の実施の形態に係るシート処理装置及びこれを備えた画像形成装置の一例である複写機の構成を説明する図。 上記シート処理装置の構成を説明する図。 上記シート処理装置の上部斜視図。 上記シート処理装置に設けられたエスケイプユニットに備えられたエスケイプトレイの構成を説明する図。 上記エスケイプトレイが上方回動したときの状態を示す斜視図。 上記エスケイプトレイの先端部の構成を示す図。 上記エスケイプユニットの構成を説明する図。 上記エスケイプユニットの搬送パスを開放した状態を示す図。 上記エスケイプユニットの要部拡大図。 従来のシート処理装置及び画像形成装置の構成を示す図。 従来のシート処理装置の搬送パスを解放するための構成を示す図。
符号の説明
9 シート処理装置本体
31 エスケイプトレイ
32 搬送パス
33 回転板
33b ガイド受面
34 右搬送ガイド
35 左搬送ガイド
35b 規制ガイド部
38 トルクリミッタ
A 装置本体
B シート処理装置
3 画像形成部
C フィニッシャユニット
D エスケイプユニット
E 複写機
P シート
PA シート束

Claims (6)

  1. 画像形成装置本体に接続され、前記画像形成装置本体から搬送されたシートを処理するシート処理装置において、
    シート処理装置本体内に対向して配置され、上下方向に延びたシート搬送通路を形成する第1ガイド部材及び第2ガイド部材と、
    前記第1ガイド部材を前記第2ガイド部材に沿って移動させ、前記シート搬送通路を開放する開放手段と、を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 前記開放手段は、前記シート処理装置本体に上方回動可能に支持され、前記第1ガイド部材は該開放手段と一体に上方回動することにより前記シート搬送通路を開放することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  3. 前記開放手段は、前記シート処理装置本体に上方にスライド移動可能に設けられ、前記第1ガイド部材は該開放手段と一体に上方にスライド移動することにより前記シート搬送通路を開放することを特徴とする請求項1記載のシート処理装置。
  4. 前記第1ガイド部材を、前記開放手段を介して前記シート搬送通路を開放する位置に保持する保持手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  5. 前記第1ガイド部材を移動させる際、該第1ガイド部材と前記第2ガイド部材との接触を防ぐ接触防止手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  6. 画像形成装置本体と、前記画像形成装置本体から搬送されたシートを処理する前記請求項1乃至5のいずれか1項に記載のシート処理装置とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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