JP2000086067A - シート綴じ込み装置 - Google Patents

シート綴じ込み装置

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JP2000086067A
JP2000086067A JP10254329A JP25432998A JP2000086067A JP 2000086067 A JP2000086067 A JP 2000086067A JP 10254329 A JP10254329 A JP 10254329A JP 25432998 A JP25432998 A JP 25432998A JP 2000086067 A JP2000086067 A JP 2000086067A
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stapler
sheets
clincher
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H45/00Folding thin material
    • B65H45/12Folding articles or webs with application of pressure to define or form crease lines
    • B65H45/18Oscillating or reciprocating blade folders
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H2701/00Handled material; Storage means
    • B65H2701/10Handled articles or webs
    • B65H2701/18Form of handled article or web
    • B65H2701/182Piled package
    • B65H2701/1829Bound, bundled or stapled stacks or packages

Abstract

(57)【要約】 【課題】 中綴じを行う場合の綴じ込み不良の発生を低
減する。 【解決手段】 中綴じを行う場合、画像形成装置4から
排出されたシートSがシートストッパ13にスタックさ
れる。所定枚数のシートSがシートストッパ13にスタ
ックされると、カム36が回転することによりクリンチ
ャー18が図示の位置に移動させられ、シートSを押圧
する。このようにシートSがクリンチャー18により押
圧された状態でステープラ15による綴じ込みが行われ
る。一方、シートスタック時や一体型ステープラ14に
よる端綴じを行う場合には、カム36は図示の位置から
180度回転させられる。これによりクリンチャー18
は図中左側に移動し、ステープラ15とクリンチャー1
8との間の間隔が大きくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機やプリンタ
等の画像形成装置から排出される複数の記録済みシート
を綴じ込むシート綴じ込み装置に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等で画像記録が行われ
た複数枚の用紙を、ステープルにより綴じ込む製本機能
を有する装置が開発されている。このような装置で行わ
れる綴じ込み方法としては、用紙の端部側の1箇所また
は複数箇所を閉じる端綴じと、用紙の中央部の複数箇所
を綴じ込む中綴じがある。
【0003】ところで、ステープラには、綴じ込みを行
うべきシートを挟んで対向配置されるステープルの打ち
込みを行うステープラ本体と、このステープラ本体と共
同してステープルを折り曲げるクリンチャーとが分離さ
れたセパレート型のものと、これらが一体化された一体
型のものとが知られている。中綴じを行う場合には、ス
テープラをシートの中央部に配置させる必要があるた
め、セパレート型のステープラを用いる必要がある。
【0004】ここで、図1は、従来のシート綴じ込み装
置の要部を示す。同図において、符号1はスタックトレ
イを示す。スタックトレイ1は、画像形成装置等から排
出された記録済みシートSをスタックする。スタックト
レイ1を挟んで対向する位置には、それぞれステープラ
2とクリンチャー3とが配置されている。ステープラ2
は、スタックトレイ1にスタックされた複数のシートS
に対してステープルの打ち込みを行う。クリンチャー3
は、ステープラ2と協同してシートSに打ち込まれたス
テープルを折り曲げる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図1に示す
ような従来のシート綴じ込み装置では、ステープラ2と
クリンチャー3との間隔Dは、中綴じ専用の場合でもシ
ート20枚程度の大きさである。これは、中綴じで綴じ
込むシートの枚数は、通常多くても20枚程度であるか
らである。また、端綴じを行う場合には、50枚程度の
シートに対して綴じ込みを行うこともあるため、端綴じ
および中綴じでスタックトレイ1を兼用する装置では、
ステープラ2とクリンチャー3の間隔Dは50枚程度の
シートを収容できる大きさになっている。
【0006】しかし、中綴じで綴じ込みを行うシート枚
数は、5枚程度である場合が多く、この場合、スタック
トレイ1にスタックされたシートSとクリンチャー3と
の間に隙間ができてしまう。このようにクリンチャー3
とスタックされたシートとの間に隙間がある状態で綴じ
込みを行った場合、図2に示すように、シートがクリン
チャー3から浮き上がった状態で綴じ込みが行われ、綴
じ込み位置のズレ等の不良綴じが発生することがある。
また、図3に示すように、不均一含水等により湾曲した
シートがスタックトレイ1にスタックされた場合にも、
不良綴じが発生するおそれがある。
【0007】本発明は、上記の事情を考慮してなされた
ものであり、中綴じを行う場合の綴じ込み不良の発生を
低減することが可能なシート綴じ込み装置を提供するこ
とを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明に係るシート綴じ込み装置は、画像形成装置
によって画像が記録されたシートをスタックさせるスタ
ック手段と、前記スタック手段によってスタックされた
複数のシートに対してステープルを打ち込むステープラ
と、前記スタック手段によってスタックされたシートを
挟んで前記ステープラと対向する位置に配置され、前記
ステープラと協同してシートに打ち込まれたステープル
を折り曲げて綴じ込むクリンチャーと、前記ステープラ
によるシート綴じ込み時に、前記スタック手段によって
スタックされたシートに前記クリンチャーを押圧するよ
うに前記クリンチャーを移動させる駆動手段とを具備す
ることを特徴としている。
【0009】このシート綴じ込み装置では、画像形成装
置によって画像が記録されたシートがスタック手段によ
り順次スタックされる。そして、所定枚数のシートがス
タックされて綴じ込みを行う時には、駆動手段によって
クリンチャーが移動させられ、シートがクリンチャーに
より押圧される。これにより、スタックされたシートの
浮き上がりや湾曲を抑制することができる。従って、ス
テープラが綴じ込みを行う場合の綴じ込み不良の発生を
低減することができる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態について説明する。 A.実施形態の構成 まず、図4は本発明の一実施形態に係るシート綴じ込み
装置を示す図である。同図において、符号4は、複写機
やプリンタ等の画像形成装置を示す。画像形成装置4
は、図示せぬ感光体ドラムや現像器等を備えており、紙
やOHP等のシートに画像を形成するものである。排出
ロール5は、画像形成装置4により画像が形成されたシ
ートを画像形成装置4からシート綴じ込み装置6に向け
て搬送する。
【0011】シート綴じ込み装置6の画像形成装置4と
接続される面には、排出ロール5により排出されたシー
トを装置内に搬入するシート搬入口10が配置されてい
る。シート搬入口10のシート進行方向の下流側には、
断面S字状の案内部材11a,11bが微小な間隔を隔
てて配置されており、これらの案内部材11a,11b
の間にシート搬入口10から搬入されたシートが侵入す
るようになっている。案内部材11a,11bの間に侵
入したシートは、複数対の綴じ込み用ロール12によっ
て、図中2点鎖線で示すS字状のシート進行路Aに沿っ
て進行させられる。
【0012】案内部材11a,11bの間を進行したシ
ートは、図中右上側に向かってシート進行路Bに沿って
進行した後、その自重によって左下側にシート進行路B
に沿って落下する。シート進行路B上には、シート進行
路Bに沿って移動可能なシートストッパ(スタック手
段)13が配置されており、上述のように落下してくる
シートの下端がシートストッパ13に当たる位置でシー
トをスタックさせる。
【0013】シート進行路Bの下端側には、ステープル
の打ち込みを行うステープラ本体、およびこのステープ
ラ本体と協同してステープルを折り曲げるクリンチャー
とが一体化された一体型ステープラ(端綴じステープ
ラ)14が配設されている。
【0014】一体型ステープラ14の上方には、ステー
プラ15が配設されている。図5に示すように、ステー
プラ15は、シートの進行方向と直交する方向であるシ
ートの幅方向(図5中の左右方向)に2箇所配設されて
いる。ここで、シートストッパ13には、2箇所に切り
欠き部13a,13bが形成されており、ステープラ1
5はこの切り欠き部13a,13bの部分からシートス
トッパ13にスタックされたシートに対して綴じ込みを
行う。
【0015】2箇所に配設されたステープラ15の左右
には、整合部材16および整合部材17がそれぞれ配設
されている。整合部材16および整合部材17は、図示
せぬ駆動機構により図中の左右方向に移動可能になされ
ており、図示のようにシートの幅方向の両端側にそれぞ
れ接してシートストッパ13によりスタックされるシー
トの整合、および幅方向の位置決めを行う。
【0016】図4に示すように、シート進行路Bを挟ん
でステープラ15と対向する位置には、クリンチャー1
8が配設されている。クリンチャー18は、ステープラ
15によりシートに打ち込まれたステープルをステープ
ラ15と協同してステープルを折り曲げる。これによ
り、ステープラ15とクリンチャー18の間にスタック
された複数のシートに対してステープルによる綴じ込み
が行われる。
【0017】クリンチャー18は、クリンチャー駆動部
(駆動手段)30により図4における左右方向に移動可
能になされており、シート綴じ込み時には、シートスト
ッパ13側に移動し、シートストッパ13にスタックさ
れたシートを押圧する。
【0018】ここで、図6は図4のVI−VI線に沿って視
た図であり、以下図6を参照してクリンチャー駆動部3
0について説明する。同図において、符号32は筐体を
示す。筐体32は、図示せぬ支持機構によって固定配置
されている。筐体32の図の左右両端側には、スライド
レール33が取り付けられており、このスライドレール
33上を支持部材31が図の上下方向(図1では左右方
向)に移動可能に配置されている。支持部材31にはク
リンチャー18が取り付けられており、これにより支持
部材31の移動に伴ってクリンチャー18が移動するよ
うになっている。
【0019】支持部材31の左右両端側には、それぞれ
バネ34の一端が取り付けられている。バネ34の他端
は、筐体32の図における下端に取り付けられており、
支持部材31はバネ34によって図の下方に引っ張られ
た状態になっている。一方、支持部材31の図の下端側
にはカム36が配置されており、バネ34により下側に
引っ張られている支持部材31は、回転部材38を介し
てカム36に支持されることによってその位置が決めら
れる。ここで、図7は、カム36により支持部材31お
よびクリンチャー18が図の最も右側であるステープラ
15側に配置された状態を示し、図8は後述する駆動機
構によりカム36が180度回転させられることにより
支持部材31が図の最も左側であるステープラ15から
最も遠い位置に配置されている状態を示す。本実施形態
に係るシート綴じ込み装置6では、カム36を回転させ
ることにより、クリンチャー18をステープラ15に対
して接近および離間させることができるようになってい
る。
【0020】図6に示すように、カムシャフト37の右
端は、筐体32の外部に突出しており、カムシャフト3
7の突出した部分に歯車39が固定されている。歯車3
9は、モータ41の回転軸に取り付けられた歯車40に
噛合されており、これによりカムシャフト37はモータ
41の回転に伴って回転する。また、カムシャフト37
の右端には、遮蔽板42が取り付けられており、この遮
蔽板42を光センサ43が検知することによりカム36
の位置を検知する。シート綴じ込み装置6では、光セン
サ43により検知されたカム36の位置に基づいてモー
タ41を駆動している。従って、より正確にカム36の
位置を制御することが可能となる。
【0021】図4に戻り、クリンチャー18およびクリ
ンチャー駆動部30の上方には、折りナイフ19が図中
矢印で示す方向に移動可能に配置されている。ステープ
ラ15により綴じ込みが行われたシート束を折り曲げる
場合には、折りナイフ19は図中矢印で示す方向に移動
し、これによりシート束が折り曲げられる。プレ折りロ
ール20は、折りナイフ19により折り曲げられたシー
ト束を挟み込んで折りロール21に向けて搬送する。折
りロール21は、折り曲げられたシート束を中綴じ用ト
レイ22に向けて排出する。
【0022】シート進行路Bの上方側には、セット排出
ロール23,24が配置されており、一体型ステープラ
14により綴じ込みが行われたシート束を排出する時に
は、セット排出ロール24が図中矢印で示す方向に移動
してシート束を挟み込んだ後、端綴じ用トレイ25に向
けて排出する。
【0023】B.実施形態の動作 次に、上記構成のシート綴じ込み装置の動作について説
明する。このシート綴じ込み装置6は、図9(a)に示
すように、積層されたシートSの左上側部をステープル
により綴じ込む端綴じモードと、図9(b)に示すよう
に、シートSの中心線に沿った2箇所をステープルによ
り綴じ込んだ後、その中心線に沿って折り曲げて週刊誌
状にする中綴じ折りモードとを行うことが可能である。
以下、これらの端綴じモードおよび中綴じ折りモードに
ついて分けて説明する。
【0024】B−1.端綴じモード まず、端綴じモードについて図10を用いて説明する。
画像形成装置4において画像が形成されたシートSが排
出ロール5によってシート綴じ込み装置6に向けて排出
される。このとき、クリンチャー駆動部30のカム36
は図示の位置に配置されており、クリンチャー18はシ
ートストッパ13から最も離れた位置に配置されること
になる。画像形成装置4から排出されたシートSは、シ
ート搬入口10からシート綴じ込み装置6に取り込まれ
る。そして、案内部材11a,11bにより形成される
シート進行路Aに沿って進行する。この後、シートSは
図中右上側に向かってシート進行路Bに沿って進行した
後、その自重によって左下側にシート進行路Bに沿って
落下する。
【0025】端綴じモードの場合には、シートストッパ
13は図示の位置、つまりシート進行路Bの下端に配置
されており、シートSの下端がこのシートストッパ13
に当たる位置でシートSがスタックされる。シートSが
スタックされると、整合部材16,17によってシート
Sが幅方向(図の紙面垂直方向)に揃えられる。
【0026】このようにして画像形成装置4から排出さ
れたシートSが順次スタックされ、所定枚数のシートS
が収容されると、一体型ステープラ14により綴じ込み
が行われる。一体型ステープラ14により綴じ込みが行
われると、図11に示すようにシートストッパ13が上
方に移動する。そして、セット排出ロール24とセット
排出ロール23との間に綴じ込み済みのシート束Tが挟
み込まれ、シート束Tが端綴じ用トレイ25に向けて排
出される。
【0027】B−2.中綴じ折りモード 次に、中綴じ折りモードについて説明する。中綴じ折り
モードの場合にも、図12に示すように、クリンチャー
駆動部30のカム36は図示の位置に配置されており、
クリンチャー18はシートストッパ13から最も離れた
位置に配置されることになる。端綴じモードと同様に画
像形成装置4から排出されたシートSがシート進行路A
に沿って進行する。この後、シートSは図中右上側に向
かってシート進行路Bに沿って進行した後、その自重に
よって左下側にシート進行路Bに沿って落下する。
【0028】中綴じ折りモードにおいては、綴じ込みを
行うシートサイズに基づいて、シートストッパ13の位
置が決定される。具体的には、図示のように、シートの
進行方向の中央部がシートストッパ13に綴じ込まれる
位置(ステープラ15とクリンチャー18とが対向する
位置)となるようにシートストッパ13が配置されるこ
とになる。
【0029】そして、自重によって落下するシートSの
下端がシートストッパ13に当たってシートSがスタッ
クされると、整合部材16,17によってシートSが幅
方向(図の紙面垂直方向)に揃えられる。
【0030】このようにして画像形成装置4から排出さ
れたシートSが順次スタックされ、所定枚数のシートS
が収容されると、図13に示すように、カム36が18
0度回転し、これによりクリンチャー18が図示の位置
に移動してシートストッパ13にスタックされたシート
Sを図中右側に押圧する。この後、シートSがクリンチ
ャー18に押圧された状態でステープラ15による綴じ
込みが行われる。
【0031】ステープラ15による綴じ込みが終了する
と、図14に示すように、シートストッパ13が綴じ込
みを行う場合よりも上方に移動する。このとき、シート
ストッパ13は、綴じ込み済みのシート束の進行方向の
中央部、つまり綴じ込みが行われた位置が折りナイフ1
9による折り曲げ位置になるように移動する。そして、
折りナイフ19がシート束側に向けて移動することによ
りシート束が折り曲げられた後、折り曲げられたシート
束がプレ折りロール20および折りロール21によって
中綴じ用トレイ22に排出される。
【0032】本実施形態に係るシート綴じ込み装置6に
おいて、ステープラ15により中綴じを行う場合には、
クリンチャー18がスタックされたシートSをステープ
ラ15側に押圧する方向に移動する。これにより、綴じ
込み時にシートSが浮き上がったりすることを抑制する
ことができる。また、不均一含水等により湾曲したシー
トを綴じ込む場合にも、シートの湾曲を抑えることがで
きる。従って、綴じ込み位置がずれるといった綴じ込み
不良を低減することができる。
【0033】また、中綴じが終了した後にも、クリンチ
ャー18が綴じ込み済みのシート束を押圧した状態で折
りナイフ19等による折り曲げ位置にシート束を移動さ
せているため、シート束の浮き上がりなどを抑制でき
る。これにより、シート束の折り曲げ位置がずれてしま
うといったことが低減される。
【0034】一方、中綴じ折りモードで綴じ込みおよび
折り曲げを行う時以外には、上述したようにクリンチャ
ー18はステープラ15から最も離れた位置で待機する
(図10参照)。すなわち、クリンチャー18とステー
プラ15との間隔が大きくなっており、より多くの枚数
(例えば50枚程度)のシートSをシートストッパ13
にスタックすることが可能となるとともに、クリンチャ
ー18とステープラ15の間をシートが搬送されてスタ
ックされるときにシート詰まりやシート先端を痛めてし
まうことが低減される。従って、上述したように本実施
形態に係るシート綴じ込み装置6は、中綴じを行う場合
の綴じ込み不良を低減することが可能でありながら、5
0枚程度のシートに対して端綴じを行うこともできる。
【0035】また、本実施形態に係るシート綴じ込み装
置は、シートをスタックさせるシートストッパ13を端
綴じおよび中綴じで共用することにより構成を簡略化さ
せている。従来の装置にも、シートをスタックするスタ
ックトレイ等を端綴じと中綴じで共用する装置はあった
が、このような装置では、多数のシート(例えば50
枚)に対して端綴じを可能とするためにクリンチャー1
8とステープラ15との間隔が大きくなっており、中綴
じ時に綴じ不良が発生しやすかった。しかし、本実施形
態に係るシート綴じ込み装置6では、シートストッパ1
3を共用することにより装置の簡略化を図るとともに、
端綴じ可能な枚数を減少させることなく、中綴じ時の綴
じ込み不良を低減することができる。
【0036】C.変形例 本発明は、上述した実施形態に限定されず、以下のよう
な種々の変形が可能である。
【0037】(1)上述した実施形態においては、中綴
じを行う場合には、綴じ込みを行うシート枚数に関わら
ずカム36が図13に示す位置に移動し、クリンチャー
18がシートストッパ13にスタックされたシートを押
圧するようにしていたが、使用者が綴じ込みを行うシー
ト枚数を入力し、入力されたシート枚数に応じてカム3
6の回転を制御するようにしてもよい。例えば、10枚
未満のシートに対して綴じ込みを行う場合には、図13
に示されるようにクリンチャー18が最も右側に配置さ
れるようにカム36を回転させる。一方、10枚以上の
シートに対して綴じ込みを行う場合には、図15に示す
ような位置にカム36を回転させればよい。これによ
り、クリンチャー18は10枚未満のシートを綴じ込む
場合よりも若干左側、つまりクリンチャー18とステー
プラ15との間隔が若干大きくなる。従って、綴じ込み
枚数に適した位置にクリンチャー18を移動させること
が可能となる。
【0038】(2)上述した実施形態においては、カム
36を回転させることによってカム36を移動させてい
たが、これに限らず、例えば図16に示すような構成の
駆動機構によりクリンチャー18を移動させるようにし
てもよい。同図に示すように、この駆動機構は、モータ
41の回転軸に固定された歯車60と、歯車60に噛合
されているラック61とから構成されている。ラック6
1の右端側にはクリンチャー18が取り付けられてお
り、これによりモータ41の回転に伴ってクリンチャー
18が図の左右いずれかに移動させられる。
【0039】(3)また、上述した実施形態において
は、端綴じを行う場合に用いられる一体型ステープラ1
4を備えていたが、これを設けず構成を簡略化すること
も可能である。このように構成を簡略化した装置におい
て端綴じを行う場合、スタックされたシートの端部がス
テープラ15の綴じ込み位置になるようにシートストッ
パ13を上方に移動させた後、ステープラ15による綴
じ込みを行うようにすればよい。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
綴じ込みを行う際にクリンチャーがシートの浮き上がり
や湾曲を抑制することができるので、中綴じを行う場合
の綴じ込み不良の発生を低減することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来のシート綴じ込み装置の要部を示す図で
ある。
【図2】 前記シート綴じ込み装置による綴じ込み不良
の発生原因を説明するための図である。
【図3】 前記シート綴じ込み装置による綴じ込み不良
の発生原因を説明するための図である。
【図4】 本発明の一実施形態に係るシート綴じ込み装
置の構成を示す図である。
【図5】 図4のV−V線に沿って視た図である。
【図6】 図4のVI−VI線に沿って視た図である。
【図7】 図6のVII−VII線に沿って視た図である。
【図8】 図7に示すカムが180度回転した場合の状
態を示す図である。
【図9】 (a)は前記シート綴じ込む装置によって端
綴じがなされたシートを示す図であり、(b)は前記シ
ート綴じ込み装置によって中綴じ折りがなされたシート
を示す図である。
【図10】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の端綴
じモードにおいて、シートがスタックされた状態を示す
図である。
【図11】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の端綴
じモードにおいて、綴じ込み済みのシート束を排出する
時の状態を示す図である。
【図12】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の中綴
じ折りモードにおいて、シートがスタックされた状態を
示す図である。
【図13】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の中綴
じ折りモードにおいて、綴じ込みを行う時の状態を示す
図である。
【図14】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の中綴
じ折りモードにおいて、綴じ込み済みのシート束を折り
込む時の状態を示す図である。
【図15】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の変形
例を示す図である。
【図16】 実施形態に係るシート綴じ込み装置の他の
変形例におけるクリンチャーの駆動機構を示す図であ
る。
【符号の説明】
4…画像形成装置、6…シート綴じ込み装置、13…シ
ートストッパ(スタック手段)、14…一体型ステープ
ラ(端綴じステープラ)、15…ステープラ、18…ク
リンチャー、19…折りナイフ、30…クリンチャー駆
動部(駆動手段)、31…支持部材、32…筐体、36
…カム、37…カムシャフト、38…回転部材、41…
モータ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置によって画像が記録された
    シートをスタックさせるスタック手段と、 前記スタック手段によってスタックされた複数のシート
    に対してステープルを打ち込むステープラと、 前記スタック手段によってスタックされたシートを挟ん
    で前記ステープラと対向する位置に配置され、前記ステ
    ープラと協同してシートに打ち込まれたステープルを折
    り曲げて綴じ込むクリンチャーと、 前記ステープラによるシート綴じ込み時に、前記スタッ
    ク手段によってスタックされたシートを押圧するように
    前記クリンチャーを移動させる駆動手段とを具備するこ
    とを特徴とするシート綴じ込み装置。
  2. 【請求項2】 シートの端部に対してステープルによる
    綴じ込みを行う端綴じステープラをさらに具備し、 シートの端部に対して綴じ込みを行う場合には、前記ス
    タック手段は、前記端綴じステープラによりシートの端
    部に綴じ込みが行われる位置にシートをスタックさせ、
    シートの中央部に対して綴じ込みを行う場合には、前記
    スタック手段は、前記ステープラによりシートの中央部
    に対して綴じ込みが行われる位置にシートをスタックさ
    せることを特徴とする請求項1に記載のシート綴じ込み
    装置。
  3. 【請求項3】 前記駆動手段は、綴じ込みを行うシート
    の数に基づいて、前記クリンチャーの移動量を決定する
    ことを特徴とする請求項1または2に記載のシート綴じ
    込み装置。
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