JP2011190021A - 用紙処理装置及び画像形成システム - Google Patents

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Abstract

【課題】第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ手段により用紙束を綴じる場合であっても、搬送手段が用紙束を搬送することにより生じる用紙束の綴じの乱れを抑制するように、綴じの解放しやすさが異なる複数の綴じ手段を設ける。
【解決手段】画像形成システム1の用紙処理装置3において、ステープラ40による綴じ処理の後の用紙束の搬送距離よりも針無綴じ処理の後の用紙束の搬送距離が短くなるように、ステープラ40と針無綴じ装置60が配置されている。即ち、用紙束が用紙処理装置3の筐体外部へ排出されるときの搬送方向において、針無綴じ装置60は、ステープラ40よりもイジェクトロール39に近い位置にて用紙束を綴じるように配置されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、用紙処理装置及び画像形成システムに関する。
一般に、プリンタなどの画像形成装置には、ユーザからの要求に対応して画像形成済みの用紙に後処理を施す後処理装置が標準又はオプションとして用意されている。例えば、特許文献1には、画像形成装置と、画像形成装置から排出されるシート束に綴じ処理を行う後処理装置とから構成される画像形成システムの後処理方法において、後処理装置に、シート束に綴じ処理を行う複数の綴じ手段を設け、複数の綴じ手段の中から少なくとも一つを自動又は手動により選択可能であり、選択された綴じ手段によりシート束に後処理が行われることを特徴とする画像形成システムの後処理方法が記載されている。
特許第3885410号公報
本発明の目的は、第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ手段により用紙束を綴じる場合であっても、搬送手段が用紙束を搬送することにより生じる用紙束の綴じの乱れを抑制するように、綴じの解放しやすさが異なる複数の綴じ手段を設けることにある。
請求項1に記載の発明は、用紙を集積して揃える用紙揃え部と、前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における第1の端部を第1の綴じ処理により綴じる第1の綴じ手段と、前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における前記第1の端部とは異なる第2の端部を、前記第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ処理により綴じる第2の綴じ手段と、前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束に接触しながら、当該用紙束を当該用紙揃え部から装置筐体の外部へ向けて搬送する搬送手段とを備え、前記第2の綴じ手段は、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向において、前記第1の綴じ手段よりも前記搬送手段に近い位置にて当該用紙束を綴じるように配置されていることを特徴とする用紙処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記用紙揃え部に集積される用紙の後端を、当該用紙に接触することにより当該用紙揃え部の端部へ向けて押し込む押し込み手段を更に備え、前記第2の綴じ手段は、前記押し込み手段よりも、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向における下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記第1の端部は、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向における上流側の端部であり、前記第2の端部は、前記用紙束における前記第1の端部に隣接する端部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記用紙束が前記用紙揃え部に集積される際に、当該用紙束の搬送方向に交差する方向についての当該用紙束の位置決めを行う位置決め手段を更に備え、前記位置決め手段は、前記第2の綴じ処理が行われる際に、前記用紙揃え部にて前記交差する方向に揃えられた前記用紙束を当該交差する方向に移動させて、当該交差する方向における前記第2の綴じ手段に対する当該用紙束の位置決めを行うことを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記搬送手段は、前記第2の綴じ処理が行われる際に、前記用紙揃え部上にある前記用紙束を当該用紙束の搬送方向に交差する方向に移動させて、当該交差する方向における前記第2の綴じ手段に対する当該用紙束の位置決めを行うことを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記搬送手段は、前記位置決め手段又は当該搬送手段により前記搬送方向に交差する方向における前記第2の綴じ手段に対する位置決めがなされた前記用紙束を更に当該搬送方向に移動させて、当該搬送方向における当該第2の綴じ手段に対する当該用紙束の位置決めを行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の用紙処理装置である。
請求項7に記載の発明は、前記第1の綴じ手段は、前記用紙束にステープル針を貫通させることにより前記第1の綴じ処理を行い、前記第2の綴じ手段は、前記用紙束を構成する複数の前記用紙の重なり方向に跨った凹凸を形成することにより前記第2の綴じ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の用紙処理装置である。
請求項8に記載の発明は、用紙に画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手段により画像が形成された用紙を集積して揃える用紙揃え部と、前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における第1の端部を第1の綴じ処理により綴じる第1の綴じ手段と、前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における前記第1の端部とは異なる第2の端部を、前記第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ処理により綴じる第2の綴じ手段と、前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束に接触しながら、当該用紙束を当該用紙揃え部から装置筐体の外部へ向けて搬送する搬送手段とを備え、前記第2の綴じ手段は、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向において、前記第1の綴じ手段よりも前記搬送手段に近い位置にて当該用紙束を綴じるように配置されていることを特徴とする画像形成システムである。
請求項9に記載の発明は、前記第2の綴じ処理が行われる際に、前記第1の綴じ処理が行われるときと比べて、前記画像形成手段が前記用紙束を構成するそれぞれの用紙上に形成する画像の向きを90度回転させる画像回転手段を更に備えたこと特徴とする請求項8に記載の画像形成システムである。
請求項1の発明によれば、第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ手段により用紙束を綴じる場合であっても、本構成を有していない場合に比較して搬送手段が用紙束を搬送することにより生じる用紙束の綴じの乱れを抑制するように、綴じの解放しやすさが異なる複数の綴じ手段を設けることができる。
請求項2の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、第2の綴じ手段により用紙束を綴じた後、用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるまでの間に生じる用紙束の綴じの乱れを抑制することができる。
請求項3の発明によれば、用紙束の搬送方向における上流側の端部を第1の綴じ手段により綴じることができるとともに、本構成を有していない場合に比較して用紙束の綴じの乱れを抑制しつつ、用紙束の搬送方向に延在する端部を第2の綴じ手段により綴じることができる。
請求項4の発明によれば、用紙揃え部にて用紙を揃えるときの部材を用いて、用紙束の搬送方向に交差する方向における第2の綴じ手段に対する用紙束の位置決めを行うことができる。
請求項5の発明によれば、用紙束を装置筐体の外部へ向けて搬送させる部材を用いて、用紙束の搬送方向に交差する方向における第2の綴じ手段に対する用紙束の位置決めを行うことができる。
請求項6の発明によれば、用紙束を装置筐体の外部へ向けて搬送させる部材を用いて、用紙束の搬送方向における第2の綴じ手段に対する用紙束の位置決めを行うことができる。
請求項7の発明によれば、本構成を有していない場合に比較して、用紙束における第1の端部側を解放しにくくできるとともに、第2の端部側を解放しやすくすることができる。
請求項8の発明によれば、第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ手段により用紙束を綴じる場合であっても、本構成を有していない場合に比較して搬送手段が用紙束を搬送することにより生じる用紙束の綴じの乱れを抑制するように、綴じの解放しやすさが異なる複数の綴じ手段を設けることができる。
請求項9の発明によれば、第1の綴じ手段により綴じられる用紙束の第1の端部に隣接する第2の端部を第2の綴じ手段により綴じる場合であっても、綴じ位置と用紙上に形成される画像の向きとを整合させることができる。
本発明の実施の形態が適用される画像形成システムの全体構成を示した図である。 後処理装置に設けられたコンパイルトレイの周辺を更に詳述するための図である。 本発明の実施の形態における後処理装置を、搬送される用紙の紙面に略直交する方向の上側から見た図である。 針無綴じ装置の綴じ部を説明するための図である。 本発明の実施の形態における後処理装置が針無綴じ処理を行うときの用紙束の動きを説明するための図である。 用紙処理装置の制御部の制御下にて後処理装置が行う針無綴じ処理を示したフローチャートである。 本発明の実施の形態における用紙束上の綴じ位置と用紙上に形成される画像の向きとの関係を説明するための図である。 画像形成装置の制御部の制御下にて画像処理部が行う画像回転処理を示したフローチャートである。 針無綴じ装置の他の構成例と針無綴じ処理がなされた用紙束を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態が適用される画像形成システム1の全体構成を示した図である。図1に示す画像形成システム1は、例えば、電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置2と、画像形成装置2によって例えばトナー像が形成された用紙(sheet)に対して後処理を施す用紙処理装置3とを備えている。
画像形成装置2は、画像形成装置2全体の動作を制御する制御部4と、画像データに画像処理を施す画像処理部5と、用紙を供給する給紙部6a及び6b(以下、これらをまとめて「給紙部6」という)と、給紙部6にて供給された用紙上にトナー像を形成する画像形成部7と、画像形成部7にて用紙上に形成されたトナー像を定着させる定着部8と、画像が形成された用紙を排出する排出ローラ9とを備えている。
制御部4は、CPU(Central Processing Unit)やROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備え、各種のアプリケーションプログラムや演算処理を実行することによって画像形成装置2の各部を制御する。
画像処理部5は、操作部(不図示)を介して受け付けた、画像形成モードや後処理モードの選択等のユーザによる各種の入力指示に基づき、画像読取部(不図示)により読み取られた画像データ、あるいはパーソナルコンピュータ(PC)やスキャナ等の画像読取装置等から受信した画像データに画像処理を施す。本実施の形態の画像処理部5は、選択された後処理モードに応じて、画像形成部7が形成する画像を回転させる処理を行う(後述)。画像処理部5は画像回転手段の一例であり、画像形成部7は画像形成手段の一例である。
給紙部6は、種々の用紙を収容する複数の用紙カセットと、用紙カセットから用紙を送り出す複数のフィードローラと、用紙を搬送する複数の搬送ローラとを備え、画像形成時に用紙を画像形成部7に供給する。本実施の形態の給紙部6は、例えば、いわゆる横搬送(SEF:Short Edge Feed)のA4サイズの用紙を給紙する給紙部6aと、いわゆる縦搬送(LEF:Long Edge Feed)のA4サイズの用紙を給紙する給紙部6bを含むものとする。
画像形成部7は、画像処理部5により画像処理が施された画像データに基づき、給紙部6にて供給された用紙上にトナー像を形成する。
定着部8は、内部に熱源を有するローラと加圧部材とを有する定着器を備えており、このローラと加圧部材とにより形成されるニップ領域に用紙を通過させることで、用紙上のトナー像を加熱及び加圧して定着する。
排出ローラ9は、定着部8にてトナー像が定着された用紙を、用紙処理装置3の搬送装置10へ排出する。
用紙処理装置3は、画像形成装置2から出力された用紙を更に下流側に搬送する搬送装置10と、例えば用紙を集めて束ねるコンパイルトレイ35やステープル針を用いて用紙束を綴じるステープラ40などを含む後処理装置30とを備えている。また、用紙処理装置3は、用紙処理装置3の全体を制御する制御部20を有し、この制御部20は、例えば後処理装置30に設けられている。
図1に示すように、用紙処理装置3の搬送装置10は、画像形成装置2の排出ローラ9を介して出力される用紙を受け取る一対のローラである入口ローラ11と、この入口ローラ11にて受け取られた用紙に穴あけを施すパンチャー12とを備えている。また、搬送装置10は、パンチャー12の更に下流側に、用紙を下流側へと搬送する一対のローラである第1搬送ローラ13と、後処理装置30に向けて用紙を搬送する一対のローラである第2搬送ローラ14とを有する。
用紙処理装置3の後処理装置30は、搬送装置10から用紙を受け取る一対のローラである受け取りローラ31と、受け取りローラ31の下流側に設けられ用紙を検知するイクジット(exit)センサ33と、用紙揃え部の一例であり、用紙を複数枚集めて揃えるコンパイルトレイ35と、コンパイルトレイ35に向けて用紙を排出する一対のローラであるイクジットロール34とを備えている。また、後処理装置30は、押し込み手段の一例であり、用紙の後端をコンパイルトレイ35のエンドガイド35b(後述する図2を参照)に向けて押し込むための回転するパドル36と、位置決め手段の一例であり、コンパイルトレイ35上に集積される用紙の両端(用紙が搬送される方向に直交する方向の両端)について位置合わせを行うためのタンパ38と、搬送手段の一例であり、コンパイルトレイ35にて集積された用紙束を後処理装置30の筐体外部へ搬送するイジェクト(eject)ロール39とを備えている。
更に、後処理装置30は、第1の綴じ手段の一例であり、コンパイルトレイ35に集積された用紙束の端部を、ステープル針を用いた綴じ処理(第1の綴じ処理)により綴じるステープラ40と、第2の綴じ手段の一例であり、搬送される用紙束の端部を、ステープル針を用いない綴じ処理(第2の綴じ処理)(以下、「針無綴じ処理」という)により綴じる針無綴じ装置60と、後処理後の用紙束をユーザが取りやすいようにして積み重ねるスタッカトレイ80とを備えている。ステープラ40又は針無綴じ装置60により綴じ処理が施された後の用紙束は、開口部57から後処理装置30の筐体外部へ排出され、スタッカトレイ80に順次、積載される。
図2は、後処理装置30に設けられたコンパイルトレイ35の周辺を更に詳述するための図である。図1にて説明したコンパイルトレイ35は、用紙Sを積載する上面を有する底部35aと、底部35aから略直交する方向に伸びる面にて形成され、用紙束を生成する際に用紙Sの搬送方向(図2のS2方向)の端部を揃えるためのエンドガイド35bとを備えている。エンドガイド35bは、例えばコンパイルトレイ35が板金等で形成される場合にはこのコンパイルトレイ35の底面を折り曲げることにより形成することができる。
パドル36は、用紙Sに接触した状態で図2のR方向に回転することにより、図2のS1方向に向かって搬送された用紙Sを、コンパイルトレイ35上にてS2方向に押し込む。タンパ38は、図2における紙面に垂直な方向に移動し、コンパイルトレイ35に集積される用紙Sを、S2方向に直交する方向(用紙Sの横方向)に揃える。また、針無綴じ装置60は、後処理装置30の図2における奥側に設けられている。針無綴じ装置60は、コンパイルトレイ35上に集積され、タンパ38により揃えられた用紙束の、用紙搬送方向に平行な端部に対して針無綴じ処理を行う(後述)。
また、イジェクトロール39は、図2に示すように第1イジェクトロール39aと第2イジェクトロール39bとからなる。そして、用紙束を生成(コンパイル)する際には、第1イジェクトロール39aは上昇(Q2方向へ移動)しており、第1イジェクトロール39aと第2イジェクトロール39bとは離間している。そして、用紙束を装置筐体の外部に向けて(図2のS3方向に)搬送する際に第1イジェクトロール39aが下降(Q1方向へ移動)して用紙束に接触するように構成されている。そして、イジェクトロール39は、用紙束に接触した状態で図2のT1方向に回転することで用紙束を下流側のS3方向に搬送する。更に、イジェクトロール39は、針無綴じ装置60が針無綴じ処理を行う際に、例えば用紙束の停止/搬送制御によって、用紙束の搬送方向における針無綴じ装置60に対する用紙束の位置決めを行う機能を備えている(後述)。
図3は、本実施の形態における後処理装置30を、搬送される用紙Sの紙面に略直交する方向の上側から見た図である。
ステープラ40は、ステープル針を用紙束に押し込むことにより、コンパイルトレイ35にて揃えられた用紙束のS3方向における上流側の端部(第1の端部)を綴じる処理を行う。ステープラ40は、ステープルムーブモータ(不図示)を駆動源として、レール(不図示)上を移動可能に構成されている。このレールは、コンパイルトレイ35の周囲に、エンドガイド35bの長手方向(図3における上下方向)に沿うように形成されている(図3の矢印Aを参照)。用紙束の端部や角部におけるステープルの位置は、任意に変更可能である(図3の40a〜40dを参照)。
そして、コンパイルトレイ35上の用紙束に対して1箇所綴じを行う場合には、ステープラ40は、ホームポジション(例えば図3の40aの位置)に留まって、必要なタイミングにて、順次綴じ処理を行う。一方、用紙束に対して2箇所綴じを行う場合には、ステープラ40は、コンパイルトレイ35に一纏まりの用紙Sが積載された後に、予め定められた綴じ位置までステープルムーブモータの駆動によりレール上を移動して、2箇所に綴じ処理を施す。
図3に示すように、タンパ38は、タンパ38aとタンパ38bとからなる。タンパ38aは、駆動モータ(不図示)からの駆動力を受けて、タンパ規制溝58aに沿って図3のY1及びY2方向(S3方向に交差する方向)に移動可能に構成されている。また、タンパ38bも同様に、タンパ規制溝58bに沿って図3のY1及びY2方向に移動可能に構成されている。タンパ38aと38bは、それぞれ独立に移動可能に構成されている。
コンパイルトレイ35に用紙Sが搬入される際に、タンパ38a及び38bは、それぞれ用紙サイズに応じた待機位置にて待機している。そしてコンパイルトレイ35に用紙Sが搬送されるタイミングに合わせて、例えばタンパ38aが待機位置からY2方向に移動し、タンパ38bを基準としてY2方向について用紙Sを揃える。また、タンパ38は、針無綴じ装置60が針無綴じ処理を行う際に、コンパイルトレイ35上で揃えられた用紙束を間に挟んだ状態で、Y1方向に予め定められた距離移動した綴じ処理位置に位置する(後述する図5を参照)。これにより、タンパ38は、用紙搬送方向(S3方向)に交差する方向における針無綴じ装置60に対する用紙束の位置決めを行う。
第1イジェクトロール39aは、ロール軸59に沿って、Y1及びY2方向に移動可能に構成されている。また、第2イジェクトロール39b(図2を参照)も同様に、そのロール軸(不図示)に沿って、Y1及びY2方向に移動可能に構成されている。第1イジェクトロール39aと第2イジェクトロール39bは、コンパイルトレイ35にて用紙束が生成されるときは、予め定められた待機位置に位置している。そして、針無綴じ装置60が針無綴じ処理を行う際に、第1イジェクトロール39aと第2イジェクトロール39bは、それらの間に用紙束を挟んだ状態で、Y1方向に予め定められた距離移動した綴じ処理位置に位置する(後述する図5を参照)。これにより、イジェクトロール39は、用紙搬送方向(S3方向)に交差する方向における針無綴じ装置60に対する用紙束の位置決めを行う。この機能は、例えば特開平10−310320号公報等に記載されている、イジェクトロールのオフセット方式を利用して実現することができる。
ところで、針無綴じ装置60は、ステープル針を用いずに用紙束を綴じるものであるから、針無綴じ処理の後イジェクトロール39等が用紙束に接触して搬送を行うと、用紙束の綴じに乱れが生じ、綴じが解放されてしまうことがある。そこで、本実施の形態では、ステープラ40による綴じ処理の後の用紙束の搬送距離よりも針無綴じ処理の後の用紙束の搬送距離が短くなるように、針無綴じ装置60は、用紙搬送方向(S3方向)において、ステープラ40よりもイジェクトロール39に近い位置にて用紙束を綴じるように配置されている。更に本実施の形態では、針無綴じ装置60は、用紙Sに接触して用紙Sをエンドガイド35bに押し込むパドル36よりも、用紙搬送方向における下流側に配置されている。
針無綴じ装置60は、コンパイルトレイ35に搬入される用紙Sの側端部(S3方向に延在する端部)よりも外側の位置において、後処理装置30内に固定されている。針無綴じ装置60は、用紙束の搬送方向に平行な端部であって、後処理装置30の奥側(タンパ38aが設けられている側)を通る端部(第1の端部に隣接する第2の端部)に対して綴じ処理を行う綴じ部を1つ有している。針無綴じ装置60は、ステープル針を用いずに用紙束の端部を綴じるよう構成されているため、ステープラ40と異なりステープル針の補充が必要ない。
図4は、針無綴じ装置60の綴じ部61を説明するための図である。図4(A)は綴じ部61の概略を斜視図として示しており、図4(B)は、針無綴じ装置60によって綴じ処理が施された用紙束の角部を示している。
綴じ部61は、互いに接近することによって、用紙Sの端部を加工するために圧力を供給する押圧部64と、押圧部64からの圧力を受けて用紙束を綴じるよう用紙Sを加工するエンボス痕形成部65とを有する。
押圧部64は、上側押圧部64aと下側押圧部64bとからなる。上側押圧部64aは、上側押圧部モータ(不図示)によって下側押圧部64bに対して進退可能に設けられている(図4(A)の矢印D1及びD2を参照)。そして上側押圧部64aと下側押圧部64bは、これらの間に挿入される用紙束に対して圧力を加えるように構成されている。
エンボス痕形成部65は、凸部65aと受け部65bとからなる。凸部65aは上側押圧部64aに、受け部65bは下側押圧部64bにそれぞれ備えられており、凸部65aと受け部65bとは、その間に挿入される用紙束を加工するように構成されている。
具体的には、凸部65aは、受け部65bと対向する面に凹凸を備えており、一方の受け部65bは、凸部65aと対向する面に凹凸を備えている。更に、凸部65aの凹凸が備えられた面と受け部65bの凹凸が備えられた面とは略平行であり、凸部65aの凸となっている箇所と、受け部65bの凹となっている箇所とが噛み合うように配置されている。そして、押圧部64によって圧力を受ける際に凸部65aと受け部65bとが噛み合うことで、用紙束を加工するように構成されている。図4(B)に示すように、加工された用紙Sの部分は、凸部65aと受け部65bの形状に対応し、用紙Sの重なり方向に跨った凹凸の一例であり、ステープル針を用いずに用紙束を綴じるエンボス痕Eとなる。
次に、上述のように構成された画像形成システム1の作用について説明する。
まず、ユーザが操作部などを用いて、後処理モードとしてステープラ40による綴じ処理を選択する操作を行った場合には、用紙処理装置3の制御部20は、この選択操作を受け付けて、ステープラ40に綴じ処理を施すよう指示する。また、画像形成装置2の制御部4は、画像形成部7に対して画像形成処理を行うように指示する。
これにより、画像形成部7にてトナー像が形成され、定着部8にて定着処理がなされた用紙Sは、画像形成装置2の排出ローラ9を介して、1枚ごとに、用紙処理装置3に供給される。用紙処理装置3の搬送装置10では、制御部20による制御下にて、入口ローラ11が用紙Sを受け取る。その後、用紙搬送路上を第1搬送ローラ13及び第2搬送ローラ14によって下流側の後処理装置30に向けて、用紙Sが搬送される。
後処理装置30では、受け取りローラ31により受け取られた用紙Sは、図2に示すようにイクジットセンサ33により検知され、イクジットロール34によってS1方向に搬送される。S1方向に搬送された用紙Sは、第1イジェクトロール39aと、パドル36との間からコンパイルトレイ35に向けて搬送される。コンパイルトレイ35に到達した用紙Sは、パドル36の図2に示すR方向の回転により、S2方向に押し込まれ、その用紙Sの後端がエンドガイド35bに突き当たって揃えられる。そして、このようにして用紙Sがコンパイルトレイ35に受け入れられ、エンドガイド35bに到達するタイミングに合わせて、前述したタンパ38aが図3におけるY2方向に移動し、1枚ごとにタンパ38aとタンパ38bが用紙Sの両端の位置合わせを行う。
その後、予め設定された枚数だけコンパイルトレイ35にて用紙Sを集積し、揃えて用紙束を生成する。そして、綴じ位置に応じて移動するステープラ40が綴じ処理を行う。その後、第1イジェクトロール39aが下降(図2のQ1方向に移動)し、第1イジェクトロール39a及び第2イジェクトロール39bが図2のT1方向に回転して、用紙束がスタッカトレイ80に排出される。
一方、ユーザが操作部などを用いて、後処理モードとして針無綴じ装置60による針無綴じ処理を選択する操作を行った場合には、用紙処理装置3の制御部20は、この選択操作を受け付けて、針無綴じ装置60に針無綴じ処理を施すよう指示する。
また、画像形成装置2の制御部4は、画像形成部7に対して画像形成処理を行うように指示する。ただし、ステープラ40と針無綴じ装置60は用紙束上において互いに直交する端部を綴じるため、針無綴じ処理が選択された場合は、画像形成部7が、ステープラ40が選択された場合に対して時計周りに90度回転された状態で、用紙S上に画像を形成する(後述)。
これにより、画像形成部7にてトナー像が形成され、定着部8にて定着処理がなされた用紙Sは、画像形成装置2の排出ローラ9を介して、1枚ごとに、用紙処理装置3に供給される。そして、用紙処理装置3では、上述したようにコンパイルトレイ35にて用紙束を生成した後、第1イジェクトロール39aが下降(図2のQ1方向に移動)する。そして、タンパ38とイジェクトロール39が図3のY1方向に移動することにより用紙束をY1方向に移動させて、用紙搬送方向に交差する方向における針無綴じ装置60に対する用紙束の位置決めを行う。
図5は、本発明の実施の形態における後処理装置30が針無綴じ処理を行うときの用紙束の動きを説明するための図である。図5は、コンパイルトレイ35の周辺を、図3と同様に、搬送される用紙Sの紙面に略直交する方向の上側から見た図である。尚、簡略化のため、ここではパドル36など、一部の部材は図示されていない。
図5(A)は、タンパ38aとタンパ38bにより用紙束(用紙Sの束)がY2方向に揃えられた状態を示している。この状態から、まず図5(B)に示すように、タンパ38とイジェクトロール39を、針無綴じ処理が行われるときの位置である綴じ処理位置へY1方向に移動させる。このとき、タンパ38及びイジェクトロール39とともに用紙束をY1方向に移動させることにより、用紙束の図中上側の端部を針無綴じ装置60の綴じ部61に挿入し、Y1方向における針無綴じ装置60に対する用紙束の位置決めを行う。
次に、図5(C)に示すように、イジェクトロール39が用紙束をS3方向に移動させる。詳細には、第1イジェクトロール39a及び第2イジェクトロール39bが図2のT1方向に回転し、用紙束上において針無綴じ処理を行うべき綴じ箇所が綴じ部61の位置に重なるように、後処理モードに応じて予め定められた位置まで用紙束を搬送する。そして、イジェクトロール39が回転を停止し、用紙束を停止させると、その位置にて針無綴じ装置60が用紙束を1箇所綴じる。綴じ箇所が複数ある場合は、次の綴じ箇所が綴じ部61の位置に重なるようにイジェクトロール39が再度用紙束を搬送し、その位置にて針無綴じ装置60が用紙束をもう1箇所綴じる。イジェクトロール39と針無綴じ装置60は、綴じ箇所の個数だけこの処理を繰り返すことにより、用紙束に対して針無綴じ処理を行う。
予定された全ての綴じ箇所が綴じられると、第1イジェクトロール39a及び第2イジェクトロール39bが図2のT1方向に更に回転する。これにより、針無綴じ処理が施された用紙束は、スタッカトレイ80に落下して積載される。
図6は、制御部20の制御下にて行われる針無綴じ処理を示したフローチャートである。まず、コンパイルトレイ35上にて用紙束の生成が終わると、制御部20は、第1イジェクトロール39aを下降(図2のQ1方向へ移動)させ、用紙束に接触させる(ステップ101)。そして、タンパ38とイジェクトロール39のそれぞれが用紙束を間に挟んだ状態で、タンパ38とイジェクトロール39を、それらの綴じ処理位置へ図3のY1方向に移動させる(ステップ102)。これにより、針無綴じ装置60が設けられている側の用紙束の端部を、針無綴じ装置60の綴じ部61に挿入させる。針無綴じ装置60の上側押圧部64aと下側押圧部64bとの間に用紙束が位置する状態で、図2に示すT1方向へのイジェクトロール39(第1イジェクトロール39a及び第2イジェクトロール39b)の回転を開始させ(ステップ103)、用紙束を図3のS3方向に搬送する。そして、用紙束上において針無綴じ処理を行うべき綴じ箇所が綴じ部61の位置に到達するタイミングでイジェクトロール39の回転を停止して、用紙束を停止させる(ステップ104)。
用紙束の停止後、制御部20は、針無綴じ装置60に用紙束の綴じを行わせる(ステップ105)。ここで制御部20は、針無綴じ処理を行うべき綴じ箇所がまだあるか否かを判断する(ステップ106)。後処理モードとして複数箇所の綴じ処理が選択された場合で、まだ針無綴じ処理を行うべき綴じ箇所があるとき(ステップ106でYes)は、ステップ103以下の処理を再度実行する。一方、針無綴じ処理を行うべき綴じ箇所の全てに対する綴じがなされたとき(ステップ106でNo)は、イジェクトロール39を図2のT1方向へ回転させ、針無綴じ処理がなされた用紙束をスタッカトレイ80へ落下させる(ステップ107)。そして、制御部20は、タンパ38とイジェクトロール39をそれぞれの待機位置へ移動させ(ステップ108)、第1イジェクトロール39aを上昇させる(ステップ109)。その後、制御部20は次の用紙束があるか否かを判断し(ステップ110)、用紙束がある場合には、ステップ101以下の処理を再度実行する。一方、用紙束がない場合には、処理を終了する。
次に、本実施の形態において針無綴じ処理が選択された場合に、用紙S上に形成される画像を回転させる処理について説明する。
図7は、本実施の形態における用紙束上の綴じ位置と用紙S上に形成される画像の向きとの関係を説明するための図である。図7(A)は、例えばA4サイズの用紙Sがいわゆる横搬送された場合において、ステープラ40により1個のステープル針411で用紙束の角部を綴じた状態を示している。これに対して、針無綴じ処理により同様に用紙束の角部を1箇所綴じるときは、用紙束においてステープラ40と針無綴じ装置60が綴じ処理を行う端部が互いに直交する(隣接する)位置関係にあるため、エンボス痕711が、用紙束の図中上側の端部(後処理装置30の図3における奥側を通る端部)に作られる。したがって、図7(B)に示すように、このときの用紙S上の画像は、ステープラ40により綴じ処理がなされるときと比べて時計回りに90度回転された状態で形成され、かつ画像形成される用紙は、横搬送から縦搬送に変更される必要がある。
また、図7(C)は、例えばA4サイズの用紙Sがいわゆる縦搬送された場合において、ステープラ40により2個のステープル針412及び413で用紙束の端部を綴じた状態を示している。これに対して、針無綴じ処理により用紙束の端部を複数箇所綴じるときは、上記と同様、エンボス痕711及び712が用紙束の図中上側の端部に作られる。したがって、図7(D)に示すように、このときの用紙S上の画像も、ステープラ40により綴じ処理がなされるときと比べて時計回りに90度回転された状態で形成され、かつ画像形成される用紙は、縦搬送から横搬送に変更される必要がある。
そこで、本実施の形態における画像形成装置2の制御部4は、ユーザの選択操作により受け付けた後処理モードに応じて、画像処理部5が以下のような画像回転の処理を行うように指示する。
図8は、画像形成装置2の制御部4の制御下にて画像処理部5が行う画像回転処理を示したフローチャートである。まず、制御部4は、ユーザが操作部などを用いて選択した後処理モード(ステープル針による綴じ処理、針無綴じ処理、それらの両方、あるいはいずれも行わないなど)を受け付ける(ステップ201)。
受け付けた後処理モードが針無綴じ処理である場合(ステップ202でYes)は、制御部4は、画像を形成する用紙Sの給紙部6(例えば、給紙部6aと6bのいずれか)を選択する(ステップ203)。本実施の形態では、ステープル針を用いる綴じ処理のときとは異なる給紙部6を選択する。即ち、例えば、横搬送のA4サイズの用紙を給紙する給紙部6aが予め指定されていたときは、縦搬送のA4サイズの用紙を給紙する給紙部6bを選択し、逆に給紙部6bが予め指定されていたときは、給紙部6aを選択する。そして、制御部4は、画像読取部により読み取られた画像データなどの画像形成すべき画像データを取得し(ステップ204)、画像処理部5に取得した画像を予め定められた角度だけ回転するように指示する(ステップ205)。本実施の形態では、時計周りに90度の回転を行う。この回転処理自体は、公知の画像処理技術を利用して行うことができる。そして、制御部4は、画像形成部7に回転された画像を用紙S上に形成するように指示する(ステップ206)。その後、制御部4は画像形成すべき次の画像データがあるか否かを判断し(ステップ207)、画像データがある場合には、ステップ204以下の処理を再度実行する。一方、画像データがない場合には、処理を終了する。
また、受け付けた後処理モードが針無綴じ処理でない場合(ステップ202でNo)は、画像回転を行う必要がないため、そのまま処理を終了する。
以上述べたように、本実施の形態の画像形成システム1では、ステープラ40による綴じ処理の後の用紙束の搬送距離よりも針無綴じ処理の後の用紙束の搬送距離が短くなるように、ステープラ40と針無綴じ装置60が配置されている。即ち、用紙束が用紙処理装置3の筐体外部へ排出されるときの搬送方向において、針無綴じ装置60は、ステープラ40よりもイジェクトロール39に近い位置にて用紙束を綴じるように配置されている。そして、更に、針無綴じ処理を行う際は、用紙束上の綴じ位置と用紙S上に形成される画像の向きを整合させるために、制御部4が、ステープラ40が綴じ処理を行うときと比べて、用紙S上に形成される画像を画像処理部5が時計周りに90度回転するように制御している。
尚、本実施の形態においては、針無綴じ装置60が後処理装置30内に固定されているが、針無綴じ装置60を用紙搬送方向(図2におけるS2及びS3方向)に移動可能に設けてもよい。この場合、針無綴じ装置60が用紙束を1箇所綴じるごとにイジェクトロール39が用紙束の搬送方向における用紙束の位置決めを行う代わりに、綴じ箇所の個数だけ針無綴じ装置60自体を移動/停止させる制御を行えばよい。
また、本実施の形態においては、針無綴じ処理の際に、タンパ38とイジェクトロール39が用紙搬送方向に交差する方向(図3のY1方向)における用紙束の位置決めを行っているが、タンパ38又はイジェクトロール39の何れか一方により用紙束をY1方向に移動させて位置決めを行ってもよい。また、針無綴じ処理の際に用紙束をY1方向へ移動させる代わりに、コンパイルトレイ35に用紙Sが搬入される度に、最初から図5(B)に示すように針無綴じ装置60に対する位置決めがなされた状態で、用紙Sを揃えてもよい。あるいは、タンパ38とイジェクトロール39を移動可能に設ける代わりに、針無綴じ装置60を図3のY1及びY2方向に移動可能に設けてもよい。
また、本実施の形態の後処理装置30は、用紙搬送路の側方であって後処理装置30の図3における奥側に針無綴じ装置60を設けているが、後処理装置30の手前側(即ち、図3における60aの位置)に針無綴じ装置60を設けてもよい。この場合、針無綴じ処理を行う際に、制御部20は、タンパ38とイジェクトロール39を図3のY2方向に移動させて針無綴じ装置60に対する用紙束の位置決めを行い、制御部4が、ステープラ40が綴じ処理を行うときと比べて、用紙S上に形成される画像を画像処理部5が反時計回りに90度回転するように制御する必要がある。
また、本実施の形態においては、用紙搬送路の側方の一方のみ(後処理装置30の図3における奥側のみ)に針無綴じ装置60を設けているが、後処理装置30の手前側と奥側の両方に針無綴じ装置60を設けて、両方の針無綴じ装置60により用紙束の対向する端部を綴じる処理を行ってもよい。このような場合として、例えば、冊子状に形成した試験問題など、用紙束の綴じが解放されることを前提とする仮止めを行う場合や、用紙束が未開封であることを示すことが必要な場合などが挙げられる。
また、針無綴じ装置60は次のようなものであってもよい。
図9は、針無綴じ装置の他の構成例と針無綴じ処理がなされた用紙束を説明するための図である。この針無綴じ装置90は、図9(A)に示すように基台91と底部材92の間に用紙束を挟んだ状態で、基部93を図中F1方向に押下することにより、以下に説明する機構で用紙束を綴じる。
詳細には、まずブレード94と打ち抜き部材95が用紙束(用紙Sの束)を貫通することにより、図9(B)に示すように、用紙束にスリット721と、一端部722aを残して用紙束が打ち抜かれた舌状片722とがそれぞれ形成される。基部93を更に押下すると、打ち抜き部材95の上側端部95aが基台91に一体に形成された突出部96に突き当たり、打ち抜き部材95が図9(A)において時計周りに回転する。これにより、図9(C)に示すように、打ち抜き部材95の先端の突起95bが、舌状片722をブレード94の目穴94aに向けて図中F2方向に押し込む。尚、図9(C)では打ち抜き部材95を図示していない。この状態で基部93を図中F3方向に上昇させると、ブレード94がその目穴94aに舌状片722を引っ掛けたまま上昇する。そして図9(D)に示すように、スリット721に舌状片722が挿入されて、用紙束が綴じられる。このとき用紙束には、舌状片722が打ち抜かれたところに綴じ穴723が形成される。
以上の説明では、第1の綴じ手段の一例としてステープラ40を、第2の綴じ手段として針無綴じ装置60及び90をそれぞれ用いて説明をしたが、綴じ手段はこれらに限定されない。例えば、両者が同種の綴じ手段であってもよい。即ち、第1の綴じ手段が、第1のステープル針によって綴じる綴じ手段であり、第2の綴じ手段が、第1のステープル針よりも綴じを解放する力が小さい第2のステープル針によって綴じる綴じ手段であってもよい。また、第2の綴じ手段は、上記の針無綴じ装置60による綴じ手段とは異なる、接着剤を用いた綴じ手段などであってもよい。
1…画像形成システム、2…画像形成装置、3…用紙処理装置、4…制御部、5…画像処理部、6…給紙部、7…画像形成部、10…搬送装置、20…制御部、30…後処理装置、35…コンパイルトレイ、36…パドル、38…タンパ、39…イジェクトロール、40…ステープラ、60,90…針無綴じ装置、80…スタッカトレイ、S…用紙

Claims (9)

  1. 用紙を集積して揃える用紙揃え部と、
    前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における第1の端部を第1の綴じ処理により綴じる第1の綴じ手段と、
    前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における前記第1の端部とは異なる第2の端部を、前記第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ処理により綴じる第2の綴じ手段と、
    前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束に接触しながら、当該用紙束を当該用紙揃え部から装置筐体の外部へ向けて搬送する搬送手段とを備え、
    前記第2の綴じ手段は、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向において、前記第1の綴じ手段よりも前記搬送手段に近い位置にて当該用紙束を綴じるように配置されていることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記用紙揃え部に集積される用紙の後端を、当該用紙に接触することにより当該用紙揃え部の端部へ向けて押し込む押し込み手段を更に備え、
    前記第2の綴じ手段は、前記押し込み手段よりも、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向における下流側に位置することを特徴とする請求項1に記載の用紙処理装置。
  3. 前記第1の端部は、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向における上流側の端部であり、
    前記第2の端部は、前記用紙束における前記第1の端部に隣接する端部であることを特徴とする請求項1又は2に記載の用紙処理装置。
  4. 前記用紙束が前記用紙揃え部に集積される際に、当該用紙束の搬送方向に交差する方向についての当該用紙束の位置決めを行う位置決め手段を更に備え、
    前記位置決め手段は、前記第2の綴じ処理が行われる際に、前記用紙揃え部にて前記交差する方向に揃えられた前記用紙束を当該交差する方向に移動させて、当該交差する方向における前記第2の綴じ手段に対する当該用紙束の位置決めを行うことを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置。
  5. 前記搬送手段は、前記第2の綴じ処理が行われる際に、前記用紙揃え部上にある前記用紙束を当該用紙束の搬送方向に交差する方向に移動させて、当該交差する方向における前記第2の綴じ手段に対する当該用紙束の位置決めを行うことを特徴とする請求項3に記載の用紙処理装置。
  6. 前記搬送手段は、前記位置決め手段又は当該搬送手段により前記搬送方向に交差する方向における前記第2の綴じ手段に対する位置決めがなされた前記用紙束を更に当該搬送方向に移動させて、当該搬送方向における当該第2の綴じ手段に対する当該用紙束の位置決めを行うことを特徴とする請求項4又は5に記載の用紙処理装置。
  7. 前記第1の綴じ手段は、前記用紙束にステープル針を貫通させることにより前記第1の綴じ処理を行い、
    前記第2の綴じ手段は、前記用紙束を構成する複数の前記用紙の重なり方向に跨った凹凸を形成することにより前記第2の綴じ処理を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれかに記載の用紙処理装置。
  8. 用紙に画像を形成する画像形成手段と、
    前記画像形成手段により画像が形成された用紙を集積して揃える用紙揃え部と、
    前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における第1の端部を第1の綴じ処理により綴じる第1の綴じ手段と、
    前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束における前記第1の端部とは異なる第2の端部を、前記第1の綴じ手段よりも綴じを解放しやすい第2の綴じ処理により綴じる第2の綴じ手段と、
    前記用紙揃え部にて揃えられた用紙束に接触しながら、当該用紙束を当該用紙揃え部から装置筐体の外部へ向けて搬送する搬送手段とを備え、
    前記第2の綴じ手段は、前記用紙束が装置筐体の外部へ搬送されるときの搬送方向において、前記第1の綴じ手段よりも前記搬送手段に近い位置にて当該用紙束を綴じるように配置されていることを特徴とする画像形成システム。
  9. 前記第2の綴じ処理が行われる際に、前記第1の綴じ処理が行われるときと比べて、前記画像形成手段が前記用紙束を構成するそれぞれの用紙上に形成する画像の向きを90度回転させる画像回転手段を更に備えたこと特徴とする請求項8に記載の画像形成システム。
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