JP2009173405A - 用紙処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙束綴じ手段を有する用紙処理装置の小型化および低コスト化を実現できる技術を提供する。
【解決手段】複数枚揃えられた用紙束を搬送する搬送手段により搬送される用紙束の端面であって、用紙束の搬送方向に直交する方向の端面を、一定の綴じ位置で綴じるステープラユニット(用紙束綴じ手段)50を備える。そして、搬送手段が用紙束の綴じ箇所が所定の綴じ位置に到達するように用紙束を搬送し停止させる。また、同じ用紙束に対して複数箇所の綴じ処理を施す際には、搬送手段が用紙束の搬送および停止を繰り返す。
【選択図】図3

Description

本発明は、用紙を処理する用紙処理装置に関する。
画像が形成された複数枚のシートを一端縁を基準にして整合し、これらの整合された側のシートの端縁をステープル手段によって綴じるシート後処理装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このシート後処理装置は、画像が形成された複数枚のシートを載置する部材であってシート後処理装置本体に傾斜した状態で取り付けられたシート載置部材と、画像が形成された複数枚のシートを一端縁を基準にしてステープル手段の開口内で整合する基準フェンスと、基準フェンスによって整合されたシートを保持するシート保持手段と、基準フェンスを退避させる退避手段と、ステープル手段をシートの端縁に沿って移動させる移動手段とを備えている。
特許第3277805号公報
近年の装置の小型化の要請により、画像が形成された用紙を、例えば用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送することが提案されている。そして、このような機器においても、用紙幅が大きい方の端面を綴じることが望まれる場合がある。また、用紙に対して綴じ手段を移動させて綴じるという構成を採用した場合には、一般に装置が大型化してしまい、機構が複雑化しコストの増大を余儀なくされてしまう。
請求項1に記載の発明は、複数枚揃えられた用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記用紙束の端面であって、当該用紙束の搬送方向に直交する方向の端面を綴じる用紙束綴じ手段と、を含む用紙処理装置である。
請求項2に記載の発明は、前記用紙束綴じ手段による綴じ位置は一定であり、前記搬送手段は、前記用紙束の綴じ箇所が前記綴じ位置に到達するように当該用紙束を搬送し停止させることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記搬送手段は、前記用紙束を、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送するものであり、前記用紙束綴じ手段は、用紙幅が大きい方の端面を綴じることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記用紙束綴じ手段が前記用紙束を綴じた後に前記搬送方向に直交する方向に当該用紙束を押す押し手段と、前記用紙束綴じ手段の下方に配置され前記用紙束を積載する積載手段と、をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記用紙束綴じ手段は、前記搬送方向に直交する方向の一方の端面を綴じるものであり、前記押し手段は、前記用紙束綴じ手段の前記搬送方向下流側に配置され、前記用紙束を当該搬送方向に直交する方向の前記一方の端面側から他方の端面側に押すことを特徴とする請求項4記載の用紙処理装置である。
請求項6に記載の発明は、前記用紙束綴じ手段が前記用紙束を綴じるときには用紙束搬送路上の所定位置に配置されて当該用紙束を支持し、前記押し手段が当該用紙束を押すときには当該所定位置から退避する用紙束支持手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の用紙処理装置である。
請求項7に記載の発明は、複数枚揃えられた用紙束を搬送する搬送手段と、前記搬送手段により搬送される前記用紙束を一定の綴じ位置で綴じる用紙束綴じ手段と、前記用紙束の第1の綴じ箇所が前記綴じ位置に到達するように当該用紙束を搬送して停止させて前記用紙束綴じ手段により当該第1の綴じ箇所を綴じ、その後、当該用紙束の第2の綴じ箇所が当該綴じ位置に到達するように当該用紙束を搬送して停止させて当該用紙束綴じ手段により当該第2の綴じ箇所を綴じるように前記搬送手段と当該用紙束綴じ手段を制御する制御手段と、を含む用紙処理装置である。
請求項8に記載の発明は、前記搬送手段は、前記用紙束を、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送するものであり、前記用紙束綴じ手段は、前記用紙束の搬送方向に直交する方向の端面を綴じることを特徴とする請求項7記載の用紙処理装置である。
本発明の請求項1によれば、綴じ手段を移動させずに、用紙束の複数箇所に対して綴じ処理を施すことができる。
本発明の請求項2によれば、装置に固定された綴じ手段に対して用紙束を移動させることで用紙束を綴じることができる。
本発明の請求項3によれば、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送する装置においては装置に固定された綴じ手段で用紙幅が大きい方の端面を綴じることができる。
本発明の請求項4によれば、用紙束搬送方向の装置のサイズをコンパクトにすることができる。
本発明の請求項5によれば、用紙束を綴じた後に用紙束を適切に積載することができる。
本発明の請求項6によれば、用紙束の綴じ処理と積載処理とを簡易な構成で実現できる。
本発明の請求項7によれば、固定配置された綴じ手段に対して用紙束を移動させるだけという簡易な構成で用紙束を複数箇所綴じることができる。
本発明の請求項8によれば、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送する装置において、装置に固定された綴じ手段で用紙幅が大きい方の端面を複数箇所綴じることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は本実施の形態が適用される用紙処理システム1の全体構成を示した図である。図1に示す用紙処理システム1は、例えば、電子写真方式によってカラー画像を形成するプリンタや複写機等の画像形成装置2と、画像形成装置2によって例えばトナー像が形成された用紙に対して後処理を施す用紙処理装置3とを備えている。そして、この用紙処理装置3は、画像形成装置2から出力された用紙を更に下流側に搬送する搬送装置10と、例えば用紙を集めて束ねるコンパイルトレイなどを備えた第1後処理装置30と、この第1後処理装置30の更に下流側に設けられ例えばステープラを備えた第2後処理装置40とを備えている。また、用紙処理装置3は、後処理後の用紙束をユーザが取りやすいようにして積み重ねる積載手段としてのスタッカトレイ80を備えている。また、用紙処理装置3は、用紙処理装置3の全体を制御する制御手段としての制御部20を有し、この制御部20は、例えば第1後処理装置30に設けられている。
図1に示すように、用紙処理装置3の搬送装置10は、画像形成装置2の排出ローラ9を介して出力される印刷(プリント)済の用紙を受け取る一対のローラである入口ローラ11と、用紙を下流側へと搬送する一対のローラである第1搬送ローラ12と、第1後処理装置30に向けて用紙を搬送する一対のローラである第2搬送ローラ13とを有する。
用紙処理装置3の第1後処理装置30は、搬送装置10から用紙を受け取る一対のローラである受け取りローラ31と、受け取りローラ31の下流側に設けられ用紙を検知するイクジット(exit)センサ33を備えている。また、第1後処理装置30は、用紙を複数枚集めて収容するコンパイルトレイ35と、コンパイルトレイ35に向けて用紙を排出する一対のローラであるイクジットローラ34を備えている。また、用紙の後端をコンパイルトレイ35のエンドガイド(後述)に向けて押し込むために回転するパドルで構成されるメインパドル36およびサブパドル37を備えている。更に、コンパイルトレイ35にて集積された用紙束を下流側の第2後処理装置40へ搬送する搬送手段としてのイジェクト(eject)ローラ38を備えている。
また、用紙処理装置3の第2後処理装置40は、搬送される用紙束に対してステープル処理を施す(用紙束を綴じる)用紙束綴じ手段としてのステープラユニット50と、ステープラユニット50によるステープル処理に際して用紙束を支える用紙束支持手段としての用紙束支持ユニット60(図3参照)を備えている。また、第2後処理装置40は、ステープル処理後の用紙束を、この第2後処理装置40の下方に備えられたスタッカトレイ80に落下させる排出ユニット70(図3参照)を備えている。
図2は、第1後処理装置30の構成を更に詳述するための図である。図1にて説明したコンパイルトレイ35は、コンパイルトレイ35の底面から直交する方向に伸びる面にて形成され、用紙束を生成する際に用紙の後端を揃えるためのエンドガイド35aを有している。エンドガイド35aは、例えばコンパイルトレイ35が板金等で形成される場合にはこのコンパイルトレイ35の底面を折り曲げることにより形成することができる。
また、コンパイルトレイ35の用紙搬送方向に直交する方向には、用紙を用紙搬送方向に直交する方向(用紙の横方向)に揃えるための横方向揃え部(不図示)が備えられている。この横方向揃え部には、装置の手前側に横基準壁が設けられている。そして、装置の奥側には、奥側から手前側に移動し、横基準壁に向けて用紙のサイドエッジを押さえつけるタンパ(不図示)が設けられている。横方向揃え部では、コンパイルトレイ35に対する用紙搬送のタイミングに合わせてタンパに駆動力を与える駆動モータ(不図示)が回転する。タンパは、用紙サイズに応じた待機位置から、駆動モータの回動に伴って奥側から手前側に移動する。この動作によって、コンパイルトレイ35に搬入される用紙に対する横揃えを行う。
サブパドル37は、図のU1方向に移動して用紙に接触し、図のU2方向に移動することで用紙から離間する。メインパドル36およびサブパドル37は、図のR方向に回転することで、図のS1方向に向かって搬送された用紙を、コンパイルトレイ35上にてS2方向に押し込む。
また、イジェクトローラ38は、図2に示すように第1イジェクトローラ38aと第2イジェクトローラ38bとからなる。そして、用紙束を生成(コンパイル)する際には、第2イジェクトローラ38bは上昇(Q2方向へ移動)しており、第1イジェクトローラ38aと第2イジェクトローラ38bとは離間している。そして、用紙束を第2後処理装置40に向けて(S3方向に)搬送する際に第1イジェクトローラ38aが下降(Q1方向へ移動)して用紙束に接触するように構成されている。そして、イジェクトローラ38は、用紙束に接触した状態でT1方向に回転することで用紙束を下流側の第2後処理装置40に搬送する。さらに、イジェクトローラ38は、ステープラユニット50に用紙束を受け渡す際に例えば用紙の停止/搬送制御によって用紙束の位置合わせを行うレジストレーション機能を備えている。
次に、第2後処理装置40と、この第2後処理装置40に設けられたステープラユニット50、用紙束支持ユニット60および排出ユニット70について説明する。
図3は、第2後処理装置40の排出口を用紙の排出側(図1の右側)の奥側上方から眺めた斜視図である。図3は用紙束支持ユニット60が用紙の搬送路上に位置する状態を示している。なお、図3に示すX方向は用紙束の搬送方向である。また、Y方向は、搬送される用紙の紙面に直交する方向である。上下方向という場合もある。また、Z方向は、搬送される用紙の紙面に平行であり、かつ用紙束の搬送方向に直交する方向である。また、図4は、図3にて斜視図で示したステープラユニット50、用紙束支持ユニット60および排出ユニット70を、搬送される用紙の紙面に直交する方向の上側から見た上視図である。
図3に示すように、第2後処理装置40は、第1後処理装置30から排出される用紙束を、用紙束搬送方向下流側へ案内する搬送シュート41を装置手前側に備えている。そして、第2後処理装置40は、搬送シュート41の用紙束搬送方向下流側の装置手前側に、用紙束に対してステープル処理を施す(用紙束を綴じる)用紙束綴じ手段としてのステープラユニット50を備えている。
ステープラユニット50は、搬送される用紙束の装置手前側の端面に、用紙束搬送方向と平行にステープル針を打ち込むように第2後処理装置40に固定配置されている。そして、ステープラユニット50は、ステープルのためのステープル針やステープルのための各種機構部を備えたユニット上部51と、このユニット上部51によるステープル操作に際して用紙束を支えるユニット下部52とを備えている。そして、ユニット下部52は第2後処理装置40の装置本体に固定されており、ユニット上部51は搬送される用紙の紙面に直交する方向に移動可能に第2後処理装置40の装置本体に支持されている。そして、ユニット上部51が用紙の紙面に直交する方向に移動することで一定の綴じ位置で用紙束に対してステープル処理を施す。
用紙束支持ユニット60は、ステープラユニット50によるステープル操作に際して、図3に示した位置であるステープル位置に位置し、用紙束を支えるものであり、搬送される用紙束の最下面が接する面を有している。また、用紙束支持ユニット60は、用紙束搬送方向に直交する方向(Z方向)に移動可能に装置本体に支持されている。そして、用紙束支持ユニット60は、ステープラユニット50がステープル処理を行うときに用紙束を支える位置であるステープル位置から、ステープル処理後に用紙束を排出するときの位置であり第2後処理装置40の装置筐体内部の位置であるホームポジション位置に移動可能に構成されている。なお、用紙束支持ユニット60を移動させるための手段としては、例えば、駆動モータ(不図示)と、この駆動モータの回転駆動力を用紙束支持ユニット60に伝達する歯車(不図示)と、この歯車にて伝達された回転駆動力を用紙束搬送方向に直交する方向への移動のための駆動力に変換する平歯車(不図示)などから構成される機構、ソレノイドおよびその軸に設けられたバネの作用により用紙束支持ユニット60を用紙束搬送方向に直交する方向へ移動させる機構を例示することができるが、特にかかる態様に限定されるわけではない。なお、用紙束支持ユニット60を移動させるための手段として、駆動モータあるいはソレノイドを設けた場合には、その動作を制御部20(図1参照)で制御することが好適である。
また、用紙束支持ユニット60は、用紙束支持ユニット60から、上流側に展開される上流側棚型トレイ61と、下流側に展開される下流側棚型トレイ62とを備えている。上流側棚型トレイ61は、軸63を中心として回転可能に構成され、バネ64に付勢されている。下流側棚型トレイ62は、軸65を中心として回転可能に構成され、バネ66に付勢されている。そして、用紙束支持ユニット60がステープル位置からホームポジション位置に移行するとき(図4のW1方向に移動するとき)、上流側棚型トレイ61および下流側棚型トレイ62は、用紙束支持ユニット60本体の動きによって第2後処理装置40の梁42に当接し、図4のX1方向にバネ64,66によって付勢されながら軸63,65を中心として回転する。そして、用紙束支持ユニット60が第2後処理装置40の筐体内部に収納されてホームポジション位置に位置するときには、上流側棚型トレイ61および下流側棚型トレイ62は、用紙束支持ユニット60本体内部に収納される。一方、用紙束支持ユニット60がホームポジション位置からステープル位置に移行するとき(図4のW2方向に移動するとき)、上流側棚型トレイ61および下流側棚型トレイ62は、バネ64,66の反力によって用紙束支持ユニット60本体から突出して展開され、図3,図4に示すように、用紙束を支持可能な状態となる。
排出ユニット70は、ステープル後の用紙束をスタッカトレイ80に落下させるために、装置の手前側から奥側へ移動し、用紙束を押す押し手段としての押し部材71と、この押し部材71を支持する支持部材72とを備えている。そして、押し部材71に設けられた突起部71aが、支持部材72に設けられた切り欠き72aに挿入され下方へ延出し、ソレノイド73の軸73aに連結されている。このソレノイド73の軸73aにはバネ74が設けられており、ソレノイド73およびバネ74の作用によってソレノイド73の軸73aが装置手前側から奥側に移動すると、押し部材71が装置手前側から奥側に移動する。これにより、用紙束は押し部材71により押されステープル処理された位置から奥側へ移動する。なお、ソレノイド73は、制御部20(図1参照)により制御される。
次に、用紙処理システム1の作用について説明する。
図1に示すように、画像形成装置2にて定着処理がなされてトナー像が形成された用紙は、画像形成装置2の排出ローラ9を介して、1枚ごとに、用紙処理装置3に供給される。用紙処理装置3の搬送装置10では、制御部20による制御下にて、入口ローラ11にて受け取られた用紙は、第1搬送ローラ12および第2搬送ローラ13によって下流側の第1後処理装置30に向けて用紙搬送路上を搬送される。
第1後処理装置30では、受け取りローラ31により受け取られた用紙は、図2に示すようにイクジットセンサ33により検知され、イクジットローラ34によってS1方向に搬送される。S1方向に搬送される用紙は、イジェクトローラ38の第1イジェクトローラ38aと、メインパドル36との間からコンパイルトレイ35に向けて搬送される。コンパイルトレイ35に到達した用紙は、下降(図2のU1方向に移動)するサブパドル37の図2に示すR方向の回転と、メインパドル36の図2に示すR方向の回転により、図2のS2方向に押し込まれ、その用紙の後端がエンドガイド35aに当接して揃えられる。そして、このようにして用紙がコンパイルトレイ35に受け入れられ、エンドガイド35aに到達するタイミングに合わせて、前述したタンパ(図示せず)が用紙搬送方向に直交する方向の装置奥側から手前側に移動し、集積される用紙の両端の位置合わせを1枚ごとに行う。
その後、コンパイルトレイ35にて、予め設定された枚数だけ用紙が収容され、揃えられ、用紙束が形成される。コンパイルトレイ35にて用紙束が形成されると、イジェクトローラ38の第1イジェクトローラ38aが下降(図2のQ1方向に移動)する。そして、第1イジェクトローラ38aおよび第2イジェクトローラ38bが図2のT1方向に回転することで、下流側であるステープラユニット50に向けて、図2のS3方向に用紙束が束ごと搬送される。
用紙束支持ユニット60は、ステープル処理のジョブスタートに際して、第2後処理装置40の筐体内部のホームポジション位置からステープル位置に移動し、その位置で待機している。そして、イジェクトローラ38により搬送される用紙束は、用紙束支持ユニット60および搬送シュート41に案内されて、ステープラユニット50へ搬送される。なお、イジェクトローラ38は、上述したように用紙束の停止/搬送制御によって用紙束の位置合わせを行うレジストレーション機能を備えており、用紙束は、ステープル処理のジョブに応じて決定された用紙束の綴じ箇所が所定の綴じ位置へ到達するように搬送される。
そして、用紙束が所定の綴じ位置へ搬送され停止した後、ステープラユニット50によりステープル処理が施される。もし、複数箇所、例えば二箇所綴じのジョブが与えられている場合には、第1の綴じ箇所に対してステープル処理が施された後に、用紙束はイジェクトローラ38により再度搬送され、第2の綴じ箇所が所定の綴じ位置へ到達するように搬送され停止させられる。そして、かかる所定の綴じ位置で第2の綴じ箇所に対してステープル処理が施される。なお、コンパイルトレイ35からステープラユニット50に向けて用紙束が搬送されるときには、用紙束支持ユニット60はステープル位置に位置しており、かかる位置では上流側棚型トレイ61および下流側棚型トレイ62は展開されているため、用紙束は、垂れ下がりや落下することなくステープル処理が施される。
その後、用紙束支持ユニット60がステープル位置からホームポジション位置へ移行するとともに、排出ユニット70の押し部材71が装置手前側から奥側に移動する。これにより、ステープル処理が施された用紙束は、押し部材71により押されてステープル処理位置から奥側へ移動して、落下し、スタッカトレイ80に積載される。
次に、ステープル処理について説明する。
図5は、制御部20の制御下にて行われるステープル処理を示したフローチャートである。まず、ジョブのスタート時に、制御部20は、用紙束支持ユニット60を用紙搬送路上のステープル位置に位置させる(ステップ101)。そして、コンパイルトレイ35上にて用紙揃え処理が終了すると、第1イジェクトローラ38aを下降(Q1方向へ移動)させ用紙束に接触させる(ステップ102)。そして、図2に示すT1方向へのイジェクトローラ38(第1イジェクトローラ38aおよび第2イジェクトローラ38b)の回転を開始させる(ステップ103)。そして、ステープラユニット50のユニット上部51とユニット下部52との間に用紙束を搬送し、用紙束の綴じ箇所が所定の綴じ位置に到達するタイミングでイジェクトローラ38の回転を停止し、用紙束を停止させる(ステップ104)。そして、ステープル処理を実行する(ステップ105)。
その後、ステープル処理が終了したか否かを判別する(ステップ106)。これは、この用紙束に対する全てのステープル処理が終了したか否かを判別するものであり、複数箇所を綴じるように指示があった場合には、全箇所綴じたか否かを判別するものである。そして、否定判定された場合にはステップ103以降の処理が再度実行され、肯定判定された場合にはステップ107へ進む。例えば二箇所綴じのジョブが与えられている場合には、最初のステップ106の判別処理で否定判定されてステップ103へ進み、イジェクトローラ38の回転を開始させ、用紙束の第2の綴じ箇所が所定の綴じ位置に到達するタイミングでイジェクトローラ38の回転を停止し、用紙束を停止させる(ステップ104)。そして、二箇所目のステープル処理を実行する(ステップ105)。
ステップ106でステープル処理が終了したと判別された場合、図2に示すT1方向へのイジェクトローラ38を回転させる(ステップ107)。そして、用紙束がイジェクトローラ38を通過後に第1イジェクトローラ38aを上昇させる(ステップ108)。その後、用紙束支持ユニット60をステープル位置からホームポジション位置へ移行させるとともに、排出ユニット70の押し部材71を装置手前側から奥側に移動させる。(ステップ109)。これにより、ステープル処理された用紙束が落下し、スタッカトレイ80に積載されることとなる。その後、次の用紙束があるか否かを判断し(ステップ110)、用紙束がある場合にはステップ101移行の処理を再度実行する。一方、用紙束がない場合には、処理を終了する。
なお、排出ユニット70の押し部材71を装置奥側から手前側に移動させる(用紙束を押し出した後に戻す)タイミングは、用紙束支持ユニット60を用紙搬送路上のステープル位置に位置させるのと同時でもよいし、ステップ110で否定判定された後、処理を終了させる前にこの処理を設けてもよい。
以上のように構成された実施の形態に係る用紙処理装置3によれば、ステープラユニット50が、搬送される用紙束に対して用紙束搬送方向と平行にステープル針を打ち込むように配置されているので、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送する機器においても、用紙幅が大きい方の端面に対してステープルすることができる。また、装置本体にステープラユニット50を固定し、搬送手段としてのイジェクトローラ38の停止/搬送制御によって用紙束の位置合わせを行うので、装置構成の簡素化を実現できる。また、固定されたステープラユニット50に対して用紙束搬送と停止を複数回繰り返すことで、複数のステープラユニットを備えることなく、用紙束の複数の綴じ箇所に対してステープル処理を施すことができる。
なお、上述した実施の形態においては、第1後処理装置30のイジェクトローラ38でステープラユニット50まで用紙束を搬送する構成であるが、第2後処理装置40内、例えばステープラユニット50の用紙束搬送方向上流側に搬送手段としての搬送ローラをさらに備え、この搬送ローラの停止/搬送制御によって用紙束の位置合わせを行うようにしてもよい。
また、上述した実施の形態においては、用紙処理装置として、第2後処理装置40にステープラユニット50を備える用紙処理装置を例示したが、ステープラユニット50の代わりに用紙束に穴あけを施すパンチャーを備えてもよい。これにより、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送する機器においても、用紙幅が大きい方の端面に対して穴あけ処理を施すことができる。また、イジェクトローラ38の停止/搬送制御によって用紙束の位置合わせを行うことで、任意の位置に任意の数の穴をあけることができる。
本実施の形態に係る用紙処理システムの全体構成を示す図である。 本実施の形態に係る第1後処理装置の構成を詳述するための図である。 本実施の形態に係る第2後処理装置の斜視図である。 本実施の形態に係るステープラユニット、用紙束支持ユニットおよび排出ユニットの上視図である。 本実施の形態に係るステープル処理を示したフローチャートである。
符号の説明
1…用紙処理システム、2…画像形成装置、3…用紙処理装置、10…搬送装置、20…制御部、30…第1後処理装置、35…コンパイルトレイ、36…メインパドル、37…サブパドル、38…イジェクトローラ、40…第2後処理装置、50…ステープラユニット、60…用紙束支持ユニット、70…排出ユニット、80…スタッカトレイ

Claims (8)

  1. 複数枚揃えられた用紙束を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記用紙束の端面であって、当該用紙束の搬送方向に直交する方向の端面を綴じる用紙束綴じ手段と、
    を含む用紙処理装置。
  2. 前記用紙束綴じ手段による綴じ位置は一定であり、
    前記搬送手段は、前記用紙束の綴じ箇所が前記綴じ位置に到達するように当該用紙束を搬送し停止させることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記搬送手段は、前記用紙束を、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送するものであり、
    前記用紙束綴じ手段は、用紙幅が大きい方の端面を綴じることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  4. 前記用紙束綴じ手段が前記用紙束を綴じた後に前記搬送方向に直交する方向に当該用紙束を押す押し手段と、
    前記用紙束綴じ手段の下方に配置され前記用紙束を積載する積載手段と、
    をさらに備えることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  5. 前記用紙束綴じ手段は、前記搬送方向に直交する方向の一方の端面を綴じるものであり、
    前記押し手段は、前記用紙束綴じ手段の前記搬送方向下流側に配置され、前記用紙束を当該搬送方向に直交する方向の前記一方の端面側から他方の端面側に押すことを特徴とする請求項4記載の用紙処理装置。
  6. 前記用紙束綴じ手段が前記用紙束を綴じるときには用紙束搬送路上の所定位置に配置されて当該用紙束を支持し、前記押し手段が当該用紙束を押すときには当該所定位置から退避する用紙束支持手段をさらに備えることを特徴とする請求項5記載の用紙処理装置。
  7. 複数枚揃えられた用紙束を搬送する搬送手段と、
    前記搬送手段により搬送される前記用紙束を一定の綴じ位置で綴じる用紙束綴じ手段と、
    前記用紙束の第1の綴じ箇所が前記綴じ位置に到達するように当該用紙束を搬送して停止させて前記用紙束綴じ手段により当該第1の綴じ箇所を綴じ、その後、当該用紙束の第2の綴じ箇所が当該綴じ位置に到達するように当該用紙束を搬送して停止させて当該用紙束綴じ手段により当該第2の綴じ箇所を綴じるように前記搬送手段と当該用紙束綴じ手段を制御する制御手段と、
    を含む用紙処理装置。
  8. 前記搬送手段は、前記用紙束を、用紙幅が小さい方の端面を先頭にして搬送するものであり、
    前記用紙束綴じ手段は、前記用紙束の搬送方向に直交する方向の端面を綴じることを特徴とする請求項7記載の用紙処理装置。
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