JP2001354358A - 用紙後処理装置 - Google Patents

用紙後処理装置

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JP2001354358A
JP2001354358A JP2000176049A JP2000176049A JP2001354358A JP 2001354358 A JP2001354358 A JP 2001354358A JP 2000176049 A JP2000176049 A JP 2000176049A JP 2000176049 A JP2000176049 A JP 2000176049A JP 2001354358 A JP2001354358 A JP 2001354358A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 用紙がトレイ上、或は既積載用紙束上に完全
に着座する前にジョギングやステープルを行うための複
雑な部品構成、制御プログラムを採用することなく、用
紙を排紙トレイ上に着座させた後で、一枚ずつ排出され
てきた用紙の積載、整列とステープル処理を可能とす
る。 【解決手段】 上下動可能な単一のスタックトレイ20
と、ステープラ35と、排紙コロ対を幅方向へ進退させ
る排紙コロ対進退機構と、用紙端縁センサと、揃え基準
板と、幅寄せ手段30と、これらを制御する制御部と、
を有した用紙後処理装置であって、スタック位置をずら
して排出された用紙の幅方向一端縁の位置は、排出済み
のステープル済み用紙束の幅方向一端縁よりも幅方向外
側に突出しており、スタック位置をずらしてスタックさ
れた用紙の枚数がステープル枚数に達した時に、突出し
た一端縁に対してステープルを施す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタ、
ファクシミリ装置、印刷装置等の画像形成装置に接続さ
れて装置本体から排出されてきた用紙にステープルを施
す用紙後処理装置の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】用紙後処理装置(フィニッシャ)は、プ
リンタ、ファクシミリ装置、印刷装置等の画像形成装置
の排紙部に接続されて画像形成装置から排出されてきた
用紙にステープルを施す装置である。従来の用紙後処理
装置は、画像形成装置の排紙部から一枚ずつ排出されて
きた用紙を順次揃えつつ積載し、揃えを終了した用紙束
にステープル(綴じ処理)を施すためのステープルトレ
イ及びステープラの他に、綴じ処理を受けた用紙束をス
タックするスタックトレイが必要となり、これらのトレ
イを装備する為のスペース分だけ装置が大型化してい
る。しかし、近年画像形成装置のコンパクト化に対する
要請は厳しく、画像形成装置の排紙部に接続する用紙後
処理装置に対する小型化も強く要求されている。特に、
排紙部を上面に有した画像形成装置に対して接続される
用紙後処理装置は、画像形成装置上面に装着されること
となるので、大型化に制限があり、小型化、軽量化が強
く要求される。特公平8−9451号公報に記載された
シート後処理装置は、排紙部を側面に設けた画像形成装
置の該側面に取り付けられるタイプであり、このシート
後処理装置が有する排紙トレイは、排紙方向上流側(下
方)に位置する第1のトレイと、下流側(上部)に位置
する第2のトレイとから成り、第2のトレイは第1のト
レイに対して上下動可能に構成されている。両トレイの
上面は連続して排出方向へ上向き傾斜している。綴じ処
理手段としてのステープラは、第1のトレイ側に位置し
ており、排出された複数枚の用紙を両トレイに跨った状
態でスタックした時に第1のトレイ上に位置する用紙束
の後端縁をステープルする。ステープル後は、該用紙束
を押し出して第2トレイ上だけに載置されるように移動
する。しかし、この公報記載のシート後処理装置は、排
紙方向に2つのトレイを連結配置している為、トレイ全
体の排紙方向長が大きくならざるを得ず、トレイの突出
長が十分に小型化されているとは言うことができない。
従って、このシート後処理装置を小型化された画像形成
装置の上面に設置する場合には、後処理装置のトレイ部
分が画像形成装置本体から横方向へ突出した状態とな
り、占有スペースが増大するばかりでなく、機器全体の
設置安定性等の点でも問題である。
【0003】次に、特開平8−217321号公報に記
載された用紙後処理装置には、排紙ローラ対から一枚づ
つ排出されてきた用紙を、排紙方向下流側へ上向き傾斜
した単一の排紙トレイ上に積載して所要枚数積載される
毎にステープルを施すようにした構成が開示されてい
る。この排紙トレイの上面は、排紙方向中央部を境界と
して傾斜角度が異なり、排紙方向下流側上面に対して排
紙方向上流側上面が下向き傾斜している。また、排紙ト
レイの上流側上面の直上にはジョガー台が水平に且つ機
器側へ突出入自在に支持されており、排紙ローラ対から
排出された用紙の前部は排紙トレイの下流側上面に載置
される一方で、その後部は当初は突出状態にあるジョガ
ー台上に載置される。この排出動作をステープル枚数に
達するまで繰り返し、所要枚数に達した時にジョガー台
上に支持された用紙束の後端等に対してステープルを施
す。ステープル後に、ジョガー台を機器側へ引っ込める
ことにより用紙束後端部を排紙トレイの下流側上面に落
下させてスタックを終了する。なお、ステープル前の用
紙束の揃え作業はジョガー台上に後端を載置した用紙の
後端縁をエンドフェンス等のジョガー手段によって押圧
することにより行う。また、排紙トレイはスタック量の
増大に応じて下降することができる。この従来技術によ
れば、排紙トレイの横方向(用紙排出方向)への突出長
をある程度減縮することは可能であるが、排紙トレイと
は格別に突出入可能なジョガー台を設け、ジョガー台上
でジョギング処理とステープル処理を行う構成である
為、部品点数が増えて大型化したり、制御プログラムが
複雑化する等の不具合を有する。次に、特開平8−22
5227号公報記載のシート材束綴じ装置は、シート搬
送手段から排出される用紙を積載する上下動可能な単一
の排紙トレイと、排出された用紙の後部をステープル前
に一時的に支持するジョガー・スタック手段を備え、所
要枚数の用紙が排出されて用紙束後端がジョガー・スタ
ック手段上に載置された状態で該用紙束後部にステープ
ルを行い、ステープル後にジョガー・スタック手段を幅
方向に退避させて該用紙束全体を排紙トレイ上に積載す
るように構成している。しかし、この従来例において
も、排紙トレイとは格別に幅方向に進退可能なジョガー
・スタック手段を設け、ジョガー・スタック手段により
ジョギング処理を施した後で、用紙束にステープル処理
を行う構成である為、部品点数が増えて大型化したり、
制御プログラムが複雑化する等の不具合を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の用紙
後処理装置は、排紙トレイを複数の構成要素から構成し
たり、或は排紙トレイ上に用紙が完全に着座する前に、
排紙トレイの直上位置に配置したジョガー等によって用
紙の一部を受けて、ジョギングやステープルを施した上
で、ジョガー等を退避させて用紙束をトレイ上に着座さ
せるという、複雑な手順、機構を要する構成を採用して
いたため、装置の大型化、高コスト化等の問題を回避す
ることができなかった。本発明が解決しようとする課題
は、横方向(排紙方向)への突出長を可能な限り減縮し
たタイプの単独の排紙トレイを用いた用紙後処理装置に
おいて、用紙がトレイ上、或は既積載用紙束上に完全に
着座する前にジョギングやステープルを行うための複雑
な部品構成、制御プログラムを採用することなく、用紙
を排紙トレイ上に着座させた後で、一枚ずつ排出されて
きた用紙の積載、整列とステープル処理を行うようにし
た用紙後処理装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するた
め、請求項1の発明は、用紙を一枚ずつ機外に排出する
排紙コロ対と、該排紙コロ対から排出された用紙を上面
に積載する上下動可能な単一のスタックトレイと、該ス
タックトレイ上に積載された用紙束の幅方向一端部にス
テープルを施すステープラと、ホームポジションにある
前記排紙コロ対を排紙方向と直交する幅方向へ進退させ
る排紙コロ対進退機構と、排紙コロ対から排出される用
紙の幅方向一端縁を検知する用紙端縁センサと、スタッ
クトレイ上に排出された用紙の幅方向の基準位置を定め
る為にスタックトレイ上を幅方向に進退自在に構成され
た揃え基準板と、スタックトレイ上に排出された用紙の
幅方向一端縁を押圧して該用紙の幅方向他端縁を前記揃
え基準板に当接させる幅寄せ手段と、これらを制御する
制御部と、を有した用紙後処理装置であって、前記制御
部は、ホームポジションにある排紙コロ対により用紙排
出が開始された後に排紙コロ対進退機構を作動させて排
紙コロ対を幅方向へ移動させて用紙のスタック位置をず
らす制御と、幅方向へ移動中の排紙コロ対から排出され
ている用紙の一端縁が前記用紙端縁センサにより検知さ
れた時に排紙コロ対進退機構の作動を停止させる制御
と、前記スタックトレイ上、或はスタックトレイ上に既
に排出積載されたステープル済みの用紙束の上に、前記
排紙コロ対から新たな用紙を排出して所定枚数積載した
後で該用紙束の幅方向一端縁に対してステープラにより
ステープルを施す制御を実施し、前記スタック位置をず
らされた用紙の幅方向一端縁の位置は、スタックトレイ
の一端縁、或はスタックトレイ上に既に排出済みのステ
ープル済み用紙束の幅方向一端縁よりも幅方向外側に突
出しており、スタック位置をずらしてスタックされた用
紙束の突出した一端縁に対して前記ステープラによって
ステープルを施すことを特徴とする。請求項2の発明
は、請求項1において、前記揃え基準板は、前記スッタ
クトレイ上の用紙スタック領域から外れたホームポジシ
ョンから、前記スタックトレイ上、或はスタックトレイ
上にスタック済みの用紙束上の各基準位置に移動してス
タックトレイ上面、或は用紙束上に圧接しつつ基準位置
にて停止し、前記幅寄せ手段との協働により該用紙の一
端縁を前記ステープラの綴じ位置に位置決めすることを
特徴とする。請求項3の発明は、請求項1又は2におい
て、前記排紙コロ対から新たに排出されてきた用紙の束
の一端縁に前記ステープラによりステープルを施し、前
記揃え基準板を前記ホームポジションに復帰させた後
で、前記ステープルを施された該用紙の束を、前記幅寄
せ手段により幅方向へ押圧して該用紙の束の一端縁の位
置をスタックトレイ或はスタックトレイ上の用紙束の一
端縁と面一状に整列させることを特徴とする。請求項4
の発明は、請求項1、2、又は3において、前記用紙後
処理装置は、画像形成装置の上面に位置する排出部と連
通する導入口を底面に備え、該画像形成装置の上面に載
置されることを特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示した実施
の形態により詳細に説明する。図1は本発明の用紙後処
理装置を備えた画像形成装置の一例の正面構成を示す縦
断面略図であり、図2は用紙後処理装置を排出側から見
た斜視図であり、図3は用紙後処理装置を排出側から見
た側面図であり、図4(a)及び(b)は排紙コロ対のシフト
寄せ動作の説明図である。画像形成装置1の上面一端寄
り位置に設けた排紙口2に対して、用紙後処理装置11
の導入口12が連通するように、用紙後処理装置11が
載置されている。画像形成装置1は、その筐体内に給紙
部(給紙トレイ及び給紙機構)3、画像形成部4、定着
部5を備え、給紙部3から一枚づつ給紙された用紙は画
像形成部4にて画像形成を受けた後で定着部5にて定着
を受け、排紙口2に設けた排紙ローラ対6によって排紙
口2から上方に排出される。排紙口2を設けた装置本体
上面7はおおむねフラットになっており、用紙後処理装
置11のフラットな底面を安定して支持することができ
る。用紙後処理装置11は、下面に導入口12を有し、
導入口12から上方へ延びる搬送経路13に沿って搬送
コロ対14及び受入れセンサ15が順次配置され、更に
搬送経路13の終端部に位置する排出口15には排紙コ
ロ対16と排紙センサ17が配置されている。排紙コロ
対16は、排紙コロ対を幅方向へ進退させる排紙コロ対
進退機構18(図3)によって作動させられる。更に、
排紙口15の外側下方にはスタックトレイ20が昇降装
置21によって昇降自在に支持されている。符号22は
スタックトレイ20上に積載された用紙の最上面の位置
を検知する紙面センサである。
【0007】スタックトレイ20は、単一のトレイであ
り、紙面センサ22がトレイ上の用紙の最上面の位置を
検知した検知情報に基づいて昇降装置21を構成するモ
ータ等が作動してスタックトレイを順次、所要距離下降
させることにより、既排出用紙と新たに排出されてくる
用紙との干渉を防止し、スタック量を可能な限り多くし
ている。更に、用紙後処理装置11は図2にも示すよう
に、スタックトレイ20上に積載される用紙の上面(或
はスタックトレイ上面)圧接して排出されて来た用紙P
の前端縁の基準位置を定める揃え基準板25と、揃え基
準板25を幅方向に動作させる揃え基準板作動機構26
と、揃え基準板25のホームポジションを検知する基準
板ホームセンサ(図示せず)と、用紙を挟んで揃え基準
板25の反対側位置(後ろ側)に配置された用紙揃え及
び用紙束押出板(幅寄せ手段)30と、用紙揃え及び用
紙束押出板30を幅方向へ進退させる用紙揃え及び用紙
束押出板作動機構31(ソレノイド、或はステッピング
モータ)と、用紙揃え及び用紙束押出板30により幅方
向前方に押圧されて揃え基準板25によって前端縁の位
置を揃えられた排出直後の用紙の後端、或は後端側角隅
部等に綴じ処理を施す電動ステープラ35と、ステープ
ラの上下クリンチが開放状態にあることを検知するステ
ープルホームセンサ(図示せず)と、を有する。ステー
プラ35は、位置固定であり、ステープルモータの作動
によって上側のクリンチが上下動することによりステー
プル作業を実施する。これらの各構成要素は、図示しな
い制御部(CPU、ROM、RAM、I/Oポート等)
による制御を受け、記憶部に記憶された制御プログラム
等に従って動作する。
【0008】図3(a)は排紙コロ対及びその移動手段の
一例の構成を示し、(b)は駆動側排紙コロと駆動軸との
係合状態を示している。排紙コロ対16は駆動側排紙コ
ロ16aと、従動側排紙コロ16bとから成り、両コロ
のニップ部から用紙Pを排出する。駆動側排紙コロ16
aは、駆動軸40により軸心を回転方向へ一体的に且つ
軸方向に移動自在に支持されている。図3(b)に示すよ
うに駆動軸40は、軸方向へ直線的に延びる突条41を
有し、駆動側排紙コロ16aの軸心には突条41を含む
駆動軸40と嵌合する軸孔42が形成されている。従っ
て、駆動側排紙コロ16aは、駆動軸40に対して回転
方向へは一体化されているが、その軸方向へは相対移動
可能である。駆動軸40はその軸方向両端部を機器本体
11によって回転自在に軸支される一方で、一端に設け
たギヤ43は、搬送駆動モータ44の出力軸44aと噛
合しており、搬送駆動モータ44によって駆動軸40及
び駆動側排紙コロ16aが回転駆動し、従動側排紙コロ
16bとのニップ部から用紙Pを排出する。本発明にお
いては、排出コロ対16を用紙排出方向と直交する幅方
向へ進退移動させるために、排紙コロ対進退機構18を
備えており、この排紙コロ対進退機構18は、駆動軸4
0に沿って駆動側排紙コロ16aを軸方向移動可能に支
持する上記支持構造に加えて、駆動側排紙コロ16aと
従動側排紙コロ16bを同期して軸方向へ進退させるた
めの排紙コロ対進退機構45を備えている。この排紙コ
ロ対進退機構45は、駆動軸40に遊嵌する穴を有して
各駆動側排紙コロ対16aの両側を支持する駆動側ブラ
ケット46と、各従動側排紙コロ16bの軸心を回転自
在に支持する従動側ブラケット47と、両ブラケット4
6、47を夫々固定するエンドレスなシフト駆動タイミ
ングベルト48と、このシフト駆動タイミングベルト4
8を図示した経路にて張設して正逆2方向へ往復動させ
るための複数のプーリ50と、駆動プーリ50aに出力
軸を固定したシフト駆動モータ51と、排紙コロ対16
のホームポジションを検知するシフトホームセンサ55
と、タイミングベルト48の適所に固定されてシフトホ
ームセンサ55を遮蔽したときに排紙コロ対16がホー
ムポジションにあることをシフトホームセンサ55に検
知させるシフトホームセンサ遮光板56と、排紙コロ対
16がホームポジションから後方へ移動する過程で排紙
コロ対16のニップ部から排出されている用紙Pの後側
端縁を検知する用紙端縁センサ57と、を有する。排紙
コロ対16により排出されながら後方へ移動する用紙の
後端縁を用紙端縁センサ57が検知することで、制御部
は排紙コロの後方への移動を停止し、停止位置にて排出
を完了する。
【0009】タイミングベルト48はコ字状に張設支持
されており、駆動ローラ対16aの上側に位置する上側
走行部48aと、下側走行部48bと、を有し、駆動側
排紙コロ対16aを支持する駆動側ブラケット46は、
上側走行部48aの下部48a’に固定され、従動側排
紙コロ対16bを支持する従動側ブラケット47は下側
走行部48bの下部48b’に固定されている。従っ
て、シフト駆動モータ51が正逆転することによりタイ
ミングベルト48が正逆方向へ進退した時に、各ブラケ
ット46、47は常に駆動軸40の軸方向に沿った対応
位置にあり、従って各ブラケット46、47によって支
持された駆動側排紙コロ16a及び従動側排紙コロ16
bは、常にニップした状態を維持しつつ、同期して軸方
向(幅方向=前後方向)へ進退することができる。シフ
ト駆動モータ51は、DCモータ、或はステッピングモ
ータ等から成る。画像形成装置1から用紙後処理装置1
1内に送り込まれた用紙Pの後端が搬送コロ対14を通
過したことを受入れセンサ15が検知した後で、制御部
は排紙コロ対進退機構18を作動させて排紙コロ対16
を後方へ移動させ(図4(a)(b))、排紙コロ対16の後
方への移動によって排紙途中の用紙Pも一緒に後方へシ
フトする。このため、当該用紙Pの排出位置は排紙コロ
16がホームポジションにある時の排出位置よりも後方
へシフトした位置となる。用紙Pが所定の後方位置に達
したことは、用紙端縁センサ57が用紙の端縁を検知し
た信号を出力することにより判定され、シフト駆動モー
タ51を停止して後方への移動を停止する。
【0010】後方へ移動した排紙コロ対16をホームポ
ジションに復帰させる為に前方へ戻すための制御は、排
紙センサ17又は受入れセンサ15からの検知信号の変
化をトリガーとした用紙移動距離計測手段(制御部)に
より用紙後端が排紙コロ対のニップ部から排出完了した
ことを検出した後で実行される。つまり、後方位置に移
動した排紙コロ対16が用紙を排出完了する前にホーム
ポジションに復帰させる動作を開始できないので、各セ
ンサ17、15による通紙検知タイミングに基づいて排
出を完了したことを判定する。排紙コロ対16がホーム
ポジションに位置していること、或は戻ったことは図4
(a)に示すようにシフトホームセンサ遮光板56がシフ
トホームセンサ55をONさせることにより検知され
る。揃え基準板25は、図5に示したように、排出され
てくる用紙(或は、用紙積載領域)と干渉しない前方位
置(ホームポジション)から後方へ移動して排出されて
きた用紙の前端縁を揃える基準位置を設定する手段であ
る。即ち、図5に示すように揃え基準板25は、ソレノ
イド60のプランジャ60aに固定されたバネ61を介
してソレノイドと連結されたガイド部材62によって前
後方向へ移動可能に支持され、且つ図示しないステッピ
ングモータ(基準板モータ)等によって前後方向へ駆動
される。そして、排紙コロ対16から用紙Pが排出され
てくる際には揃え基準板25は、既に、図5(e)に示す
ように排出されて既排出用紙束P1又はスタックトレイ
20上に着座した用紙Pの前端縁との間に所要のギャッ
プ(例えば、0〜10mm)を隔てた基準位置に停止し
ている。この基準位置に用紙の前端縁を当接させた状態
が用紙Pの当初のスタック位置(用紙の後端縁をステー
プルさせる際のスタック位置)となる。揃え基準板25
が停止する図5(e)の基準位置は、画像形成装置1側か
ら送られてくる用紙についてのサイズコードや揃え方向
の寸法情報に基づいて決定され、制御部は当該情報に基
づいて揃え基準板の駆動手段を制御して基準位置に停止
させる。また、揃え基準板が基準位置に達した時には、
制御部はソレノイド60のプランジャ60aを下方へ退
避させることによりバネ61を介して揃え基準板25が
既に排出されている用紙束P1(或はスタックトレイ上
面)上に弾性的に圧接し既スタック用紙束P1の上面と
の間に間隙を形成しないので、図5(f)のように用紙揃
え及び用紙束押出板30が用紙Pを幅方向前方へ位置修
正(幅寄せ)してその前端縁を揃え基準板25に当接さ
せる際に確実に当接させることができる。用紙揃え及び
用紙束押出板30は、図5(a)等に示したホームポジシ
ョンに停止した状態と、図5(f)に示したように前方へ
移動して用紙Pの後端縁を前方へ押圧して該用紙Pの前
端縁を揃え基準板25に当接させて揃えを行う位置との
間を進退可能に構成されている。用紙揃え及び用紙束押
出板30は、例えばソレノイド、ステッピングモータ等
によって駆動する。この用紙揃え及び用紙束押出板30
によって、図5(f)の状態に揃えられた用紙の後端縁は
直下位置にある用紙束P1の後端縁よりも後方に突出し
ており、この突出部分がステープル代となる。即ち、後
端縁が突出していることにより、ステープラ35の上下
側クリンチ間に用紙端部が挿入し易くなり、ステープル
作業が容易となる。電動ステープラ35は、位置固定さ
れており、スタックトレイ20上の未ステープル用紙束
の後端縁をステープルする際には、図示しないステープ
ルモータの作動により上側のクリンチが上下動する。ス
テープラ35のステープル機構、及び動作については周
知である為、説明を省略する。
【0011】次に、図5(a)乃至(j),及び図6(k)(l)に
示した動作説明図及び図7(a)乃至(j)、図8(k)乃至(n)
に示したフローチャートにより、用紙の揃え、及びステ
ープル動作について説明する。なお、図7(a)は制御ジ
ョブルーチンの全体像をジョブカウンタの値に対応させ
て表したものであり、図7(b)乃至(n)、図8(k)乃至(n)
はジョブカウンタ値0〜12に夫々対応している。ま
ず、図5(a)は揃え基準板25がホームポジションにあ
る状態を示しており、用紙揃え及び用紙束押出板(幅寄
せ手段)30もホームポジションにある。紙面検知セン
サ22はスタックトレイ20上にスタックされた用紙束
P1の上面を検知している。図5(b)(c)において、基準
板モータが作動してガイド部材62に沿って揃え基準板
25を幅方向後方へ所定距離移動させる。即ち、図7
(b)に示したモータON信号チェックのルーチンにおい
て、画像形成装置本体からの起動信号がONされた際に
(ステップ1、YES)、搬送駆動モータ44がONし
て搬送コロ対16の駆動を開始し(ステップ2)、画像
形成装置本体からの用紙サイズ信号等の用紙についての
情報に基づいて移動パルス変換が行われ(ステップ
3)、該移動パルスに基づいて揃え基準板25を進退さ
せる基準板モータ(ステッピングモータ)を駆動し、幅
方向後方へ移動させる(ステップ4)。この際、排出さ
れてくる用紙サイズ等の情報に基づいて揃え基準板25
を停止させる基準位置、即ち基準位置に停止させるため
に必要な移動距離(パルス数)が算出され、該パルス数
に基づいて基準板モータによって基準位置まで移動が行
われ、停止される(図7(c)ステップ11〜12)。続
いて、図5(d)、図7(c)のステップ13に示すようにソ
レノイド60をONして、揃え基準板25を既排出の用
紙束P1上面(或は、スタックトレイ20の上面)に弾
性的に圧接させる。以上の動作により、用紙の排紙に先
立って揃え基準板25を基準位置にセットする動作が完
了する。
【0012】次に、画像形成装置本体1側から用紙後処
理装置11側へ送り込まれる用紙の移動タイミングの検
知を図7(d)に示した受入れセンサ後端検知のルーチン
に従って実施する。即ち、導入口12から搬送経路13
に進入して来た用紙Pの後端通過を受入れセンサ15が
検知した時(ステップ16、YES)に、制御部はシフ
ト駆動モータ51の後方への駆動を開始させる(ステッ
プ17)。このため、排紙コロ対進退機構18が作動を
開始し、タイミングベルト48の作動によって駆動軸4
0に沿って排紙コロ対16を後方へシフト開始させる。
続いて、図7(e)のステップ21、22に示すように排
紙コロ対16のニップ部から排紙されつつある用紙Pの
幅方向後端縁が用紙端縁センサ57により検知された時
に(或は検知後所定時間経過後に、或は本体からのサイ
ズデータに基づいて所定量の移動後に)、制御部はシフ
ト駆動モータ51をOFFして後方へのシフトを停止す
る(図4(b)の状態)。続いて、図7(f)では排紙センサ
17によって排紙コロ対16から排出される用紙Pの後
端縁の通過を検知し、通過完了が検知(排紙センサ17
ON→OFF)されたときに(ステップ25 YE
S)、シフト駆動モータ51を逆転させて排紙コロ対1
6を前方へ向けて移動開始させ(ステップ26)、制御
部等に備えたタイマーに時間300msをセットする
(ステップ27)。この300msという時間は、後述
するように用紙の後端が排紙コロ対16から確実に離脱
してスタックトレイ20上に移動するに足る時間であ
る。更に、図7(g)のステップ31ではシフトホームセ
ンサ55がONしたか否かが検知される。即ち、シフト
駆動モータ51の逆転によって排紙コロ対進退機構18
が排紙コロ対16を前方へ戻す方向へ作動するので、シ
フトホームセンサ遮光板56がシフトホームセンサ55
を遮光してONさせることにより、制御部は排紙コロ対
16がホームポジションに達したことを判定し、シフト
駆動モータ51をOFFして(ステップ32)、排紙コ
ロ対16をホームポジションに停止させる。
【0013】図7(h)のステップ35では、図7(f)のス
テップ25において排紙センサ22がOFFしてシフト
駆動モータ51が排紙コロ対を前方へ移動させる為の駆
動を開始してから300ms経過したときに用紙Pがス
タックトレイ20上の既排出用紙束上(或はスタックト
レイ上)に排出されたものと判定する。この際、用紙P
は図5(e)に示すように既排出用紙束P1上に着座して
おり、この際、用紙Pの前端縁と基準位置にある揃え基
準板25との間には0〜10mm程度のギャップが設け
られている。ステップ36では、用紙揃え及び用紙束押
出板30を駆動する用紙揃え及び用紙束押出板作動機構
31(例えば、ソレノイド)をONして、図5(f)に示
すように用紙揃え及び用紙束押出板30を前方へ移動さ
せて用紙Pの前端縁が揃え基準板25の面に当接するま
で押し付ける。この押付け動作に要する時間としてタイ
マーを100msにセットし(ステップ37)、図7
(i)のステップ41においてタイマーが100msをカ
ウントアップした場合に、用紙揃え及び用紙束押出板作
動機構31をOFFして(ステップ42)、用紙揃え及
び用紙束押出板30の前方への移動を停止させ、ホーム
ポジションに戻す。従って、この設定時間100msと
は、用紙揃え及び用紙束押出板30が図5(e)に示した
状態から(f)に示す状態に移行するのに要する時間であ
る。このように用紙Pを排紙コロ対16から排出してス
タックトレイ上に着座させてから、揃え基準板25と用
紙揃え及び用紙束押出板30との協働によって用紙位置
を移動させる作業をステープル枚数に相当する用紙が排
出完了するまで繰り返す。図7(j)ではプリントジョブ
の最終用紙であるか否かをチェックする作業が実施さ
れ、ステップ45で画像形成装置1からのジョブ終了信
号が出力された場合に、ステップ46へ進んで搬送駆動
モータ44をOFFして搬送コロ対16の駆動を停止
し、更にステップ47にてステープルモータをONして
ステープラ35の上側クリンチを下降させて用紙の束P
2の後端縁(角隅部)を挟んでステープルを施す(図5
(g))。ステップ45においてジョブ終了信号が出力さ
れない場合には、図7(d)のステップ16へ戻る。な
お、スタックトレイ20上に既積載用紙束がない状態で
新たに用紙を排出する場合には、揃え基準板25や用紙
揃え及び用紙束押出板30を用いた上記揃え動作を行う
ことにより、用紙束の後端縁をスタックトレイの後端縁
(或は後端縁に設けた切欠き)から所定距離突出(切欠
き内に露出)させ、この突出部(露出部)にステープル
を施すようにすれば良い。
【0014】図8(k)のステップ51において、図示し
ないステープルホームセンサがONした場合にはステー
プラの上側クリンチが開放しているので、ステープルモ
ータをOFFさせて(ステップ52)、用紙束圧印加ソ
レノイド60をOFFして揃え基準板25が用紙束P1
上に加えていた圧を解除し(ステップ53、図5
(h))、続いて揃え基準板25を進退させる基準板モー
タを逆転開始させて揃え基準板25を図5(i)のように
ホームポジションに復帰させる動作を開始させる(ステ
ップ54)。図7(l)のステップ61では、揃え基準板
25がホームポジションに達したか否かを基準板ホーム
センサにより検知した時に基準板モータをOFFし(ス
テップ62)、用紙揃え及び用紙束押出板作動機構31
(ソレノイド)をONし(ステップ63)、タイマーを
100msにセットする(ステップ64)。この結果、
用紙揃え及び用紙束押出板(幅寄せ手段)30は前方へ
移動して用紙の束P2の後端縁を前方へ向けて押圧する
動作に入る。なお、ステップ63に示した用紙揃え及び
用紙束押出板作動機構31と、ステップ42に示した用
紙揃え及び用紙束押出板作動機構31として、夫々ソレ
ノイドを用いる場合には、同一のソレノイドを用いても
よいが、ステップ42の場合には短いストロークを移動
させ、ステップ63の場合に長いストロークを移動させ
るとすれば、夫々格別の専用ソレノイドを用いてもよ
い。続いて、図8(m)のステップ71にてタイマーが1
00msをカウントアップした場合には、用紙揃え及び
用紙束押出板作動機構31をOFFし、トレイ昇降装置
21を構成する昇降モータを下降動作開始させ(ステッ
プ73)、ステップ76において紙面センサ22がトレ
イ上の用紙上面を検知しなくなった時に(ステップ7
6)、該昇降モータの下降動作をOFFさせる(ステッ
プ77)。ステップ63等に示した用紙揃え及び用紙束
押出板30の動作により、図5(j)に示すように用紙揃
え及び用紙束押出板30を再び前方へ移動させて、既に
排出用紙束P1よりも後方に突出している用紙の束P2
の後端縁を前方へ押して、全ての用紙束の後端縁を面一
(無段状)に整列させる。この際、用紙揃え及び用紙束
押出板30は、15〜30mm程度移動する。ステップ
73の動作により、図6(k)に示したように、スタック
トレイ20が下降を開始し、ステップ76、77によ
り、図6(l)に示したように、紙面センサ22による用
紙束の上面検知がOFFになったときにスタックトレイ
の下降を停止させる。このときの用紙の束P2の上面位
置は、ステープラ35の下側クリンチの上面と同レベル
となるように紙面センサ22の検知レベルと、ステープ
ラ35の下側クリンチとの位置関係が設定される。この
状態で、次の排紙開始信号が出力されるのを待機する。
なお、上記実施形態では既排出された用紙束P1のサイ
ズ(或は方向)と、新たに排出される用紙Pのサイズが
異なる場合を図示したが、これは一例であり、同一サイ
ズ、方向の用紙を排出する場合についても上記と同様の
制御が行われる。
【0015】本発明では、連続してステープル処理を施
す作業が行われる場合に、各用紙束毎に用紙サイズが異
なっても、或は同一であっても、揃え作業、ステープル
作業を同一且つ単一のスタックトレイ上で実現できるの
で、トレイ以外に用紙の一部を保持する格別な部材が不
要となり、装置の構成を簡略化、小型化、低背化するこ
とができる。特にトレイの突出長を最低限に抑えること
ができるので、小型画像形成装置の上面に載置されるタ
イプの後処理装置において、装置全体のバランスを安定
化させることができる。
【0016】
【発明の効果】本発明によれば、横方向(排紙方向)へ
の突出長を可能な限り減縮したタイプの単独の排紙トレ
イを用いた用紙後処理装置において、用紙がトレイ上、
或は既積載用紙束上に完全に着座する前にジョギングや
ステープルを行うための複雑な部品構成、制御プログラ
ムを採用することなく、用紙を排紙トレイ上に着座させ
た後で、一枚ずつ排出されてきた用紙の積載、整列とス
テープル処理を行うようにした用紙後処理装置を提供す
ることができる。即ち、従来の用紙後処理装置は、排紙
トレイを複数の構成要素から構成したり、或は排紙トレ
イ上に用紙が完全に着座する前に、排紙トレイの直上位
置に配置したジョガー等によって用紙の一部を受けて、
ジョギングやステープルを施した上で、ジョガー等を退
避させて用紙束をトレイ上に着座させるという、複雑な
手順、機構を要する構成を採用していたため、装置の大
型化、高コスト化等の問題を回避することができなかっ
たが、本発明では、全ての排出用紙を完全にスタックト
レイ、或は既排出用紙上にスタックした上で、揃え作業
とステープル作業を順次実施するので、作業性がよく、
しかもトレイの上方に揃え作業やステープル作業を行う
為の機構を配置する必要がないので、高さ寸法の減縮、
部品点数の削減を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の用紙後処理装置を備えた画像形成装置
の一例の正面構成を示す縦断面図。
【図2】用紙後処理装置を排出側から見た斜視図。
【図3】(a)及び(b)は排紙コロ進退機構の一例を示す構
成図及びその一部構成図。
【図4】(a)及び(b)は排紙コロ対のシフト寄せ動作の説
明図。
【図5】(a)乃至(j)は本発明装置の要部構成及び動作説
明図。
【図6】(k)(l)は図5の動作の続きを説明する図。
【図7】(a)乃至(j)は本発明装置の動作を説明するフロ
ーチャート。
【図8】(k)乃至(n)は図7の続きのフローチャート。
【符号の説明】
1 画像形成装置、2 排紙口、3 給紙部(給紙トレ
イ及び給紙機構)、4画像形成部、5 定着部、11
用紙後処理装置、12 導入口、13 搬送経路、14
搬送コロ対、15 受入れセンサ、16 排紙コロ
対、16a 駆動側排紙コロ、16b 従動側排紙コ
ロ、17 排紙センサ、18 排紙コロ対進退機構、2
0 スタックトレイ、21 昇降装置、22 スタック
トレイ、25揃え基準板、26 揃え基準板作動機構、
30 用紙揃え及び用紙束押出板(幅寄せ手段)、31
用紙揃え及び用紙束押出板作動機構、35 電動ステ
ープラ、40 駆動軸、41 突条、42 軸孔、43
ギヤ、44 搬送駆動モータ、44a 出力軸,45
排紙コロ対進退機構,46 駆動側ブラケット,47
従動側ブラケット,48 シフト駆動タイミングベル
ト,48a 上側走行部、48b 下側走行部、50
複数のプーリ,51 シフト駆動モータ,55シフトホ
ームセンサ,56 シフトホームセンサ遮光板,57
用紙端縁センサ,60 ソレノイド、61 バネ、62
ガイド部材。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙を一枚ずつ機外に排出する排紙コロ
    対と、該排紙コロ対から排出された用紙を上面に積載す
    る上下動可能な単一のスタックトレイと、該スタックト
    レイ上に積載された用紙束の幅方向一端部にステープル
    を施すステープラと、ホームポジションにある前記排紙
    コロ対を排紙方向と直交する幅方向へ進退させる排紙コ
    ロ対進退機構と、排紙コロ対から排出される用紙の幅方
    向一端縁を検知する用紙端縁センサと、スタックトレイ
    上に排出された用紙の幅方向の基準位置を定める為にス
    タックトレイ上を幅方向に進退自在に構成された揃え基
    準板と、スタックトレイ上に排出された用紙の幅方向一
    端縁を押圧して該用紙の幅方向他端縁を前記揃え基準板
    に当接させる幅寄せ手段と、これらを制御する制御部
    と、を有した用紙後処理装置であって、 前記制御部は、ホームポジションにある排紙コロ対によ
    り用紙排出が開始された後に排紙コロ対進退機構を作動
    させて排紙コロ対を幅方向へ移動させて用紙のスタック
    位置をずらす制御と、幅方向へ移動中の排紙コロ対から
    排出されている用紙の一端縁が前記用紙端縁センサによ
    り検知された時に排紙コロ対進退機構の作動を停止させ
    る制御と、前記スタックトレイ上、或はスタックトレイ
    上に既に排出積載されたステープル済みの用紙束の上
    に、前記排紙コロ対から新たな用紙を排出して所定枚数
    積載した後で該用紙束の幅方向一端縁に対してステープ
    ラによりステープルを施す制御を実施し、 前記スタック位置をずらされた用紙の幅方向一端縁の位
    置は、スタックトレイの一端縁、或はスタックトレイ上
    に既に排出済みのステープル済み用紙束の幅方向一端縁
    よりも幅方向外側に突出しており、 スタック位置をずらしてスタックされた用紙束の突出し
    た一端縁に対して前記ステープラによってステープルを
    施すことを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 【請求項2】 前記揃え基準板は、前記スッタクトレイ
    上の用紙スタック領域から外れたホームポジションか
    ら、前記スタックトレイ上、或はスタックトレイ上にス
    タック済みの用紙束上の各基準位置に移動してスタック
    トレイ上面、或は用紙束上に圧接しつつ基準位置にて停
    止し、前記幅寄せ手段との協働により該用紙の一端縁を
    前記ステープラの綴じ位置に位置決めすることを特徴と
    する請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 【請求項3】 前記排紙コロ対から新たに排出されてき
    た用紙の束の一端縁に前記ステープラによりステープル
    を施し、前記揃え基準板を前記ホームポジションに復帰
    させた後で、前記ステープルを施された該用紙の束を、
    前記幅寄せ手段により幅方向へ押圧して該用紙の束の一
    端縁の位置をスタックトレイ或はスタックトレイ上の用
    紙束の一端縁と面一状に整列させることを特徴とする請
    求項1又は2記載の用紙後処理装置。
  4. 【請求項4】 前記用紙後処理装置は、画像形成装置の
    上面に位置する排出部と連通する導入口を底面に備え、
    該画像形成装置の上面に載置されることを特徴とする請
    求項1、2、又は3記載の用紙後処理装置。
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JP2009173405A (ja) * 2008-01-24 2009-08-06 Fuji Xerox Co Ltd 用紙処理装置

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