JP2009029523A - 折り処理装置とこれを備えた装置、及び折り処理方法 - Google Patents

折り処理装置とこれを備えた装置、及び折り処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 折り処理後の用紙束の端部が整合性を確保する製本品質の優れた折り処理装置及び折り処理方法を提供すること。
【解決手段】 折りローラ2と、折りローラ2と圧接してニップ部を形成する折りローラ3と、前記ニップ部に対向して設けられ、開始位置から前記ニップ部に接近する動作位置に移動可能である往復移動部材5と、一方の端部が往復移動部材5に固持されるとともに往復移動部材5の移動により他方の端部が用紙を突いて前記ニップ部に前記用紙を押し込むブレード1と、ブレード1の両脇に位置するとともに往復移動部材5に設けられたアイドルローラ7と、を備える折り処理装置。
【選択図】 図3

Description

本発明は、折り処理装置及びこれを備えた装置ならびに折り処理方法に関し、特に画像が形成された用紙束を折る折り処理が可能なものに関する。
従来、複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの複合機等の画像形成装置本体によって画像が形成された用紙を順次取り込んだ後、用紙の中央付近を綴じ手段(ステイプラ等)により綴じ合わせる処理を施す中綴じ処理装置と、綴じられた用紙束に2つ折り等の折り処理を施す折り処理装置と、を備える画像処理装置が多数提案されている(例えば特許文献1)。
図12は、特許文献1で開示される折り処理装置の概略構成を示す断面図である。折り処理装置200は、用紙束201の中央部Xを突き出して折りローラ対202及び203に銜え込ませる突き出し板204と、銜え込んだ用紙束201を2つ折りにする折りローラ対202及び203と、を備える。
画像形成装置本体(図示せず)から排出され、中綴じ処理装置(図示せず)において中央部Xに中綴じ処理が施された用紙束201は、折り処理装置200内に搬送される。ここで用紙束201は、折りローラ対202及び203と突き出し板204との間に搬送され、用紙束201の中央部X(綴じ処理部分)が突き出し板204に臨む位置にくるように配置される。
折りローラ対202及び203は、図中の矢印の方向に回転駆動され、用紙束を挟んで折り目をつけるため、両ローラの当接部に圧接によるニップ圧を有するニップ部が形成されている。
突き出し板204は、図中の開始位置からその先端が上記ニップ部に接近する動作位置に移動した後、元の開始位置へ戻る往復移動が可能に制御されている。
図13は、折り処理装置200の処理動作を示す図である。同図(a)に示すように突き出し板204によって中央部を突かれた用紙束201は、折りローラ対202及び203に接触し、接触表面の摩擦によってニップ部近傍まで搬送される。そして、用紙束201は上記ニップ部で2つ折りにされ(図13(b)参照)、折り処理が施される。折り処理が施され製本化された用紙束は、順次積載する用紙束積載トレイ(図示せず)に排出される。
特開2005−89100号公報
しかしながら、上記従来の構成は、中綴じ処理が施された用紙束には有効であるが、中綴じ処理が施されない用紙束については、用紙間が固定されていないため、端部が不揃いのまま折り処理が施される用紙が発生してしまうことがあった。こうした製本後の用紙束の端部が不揃いになる折り品質の低下、即ち製本品質の低下に対して改善の余地があった。
図14は、中綴じ処理が施されていない用紙束205の場合の折り処理装置300の概略構成を示す断面図である。用紙束205は、用紙206、用紙207、及び用紙208で構成され、中綴じ処理が施されていない。その他の構成要素については、図12と同様であるため説明は省略する。
図15は、折り処理装置300の折り処理動作を示す図である。同図(a)に示すように突き出し板204によって突かれた用紙束205は、折りローラ対202及び203に接触し、接触表面の摩擦によってニップ部近傍に搬送される。この間に突き出し板204と直接接触する用紙208の表面に綴じ処理跡等の引っ掛かりがなく、且つ突き出し板204と用紙208との接触表面が少ないことによる摩擦力低下のため、用紙208が自重により下方に滑り、突き出し板204の先端が用紙208の中央部から外れて押しやり、ニップ部に銜え込まれる。これにより図中の点線の円の部分が示す用紙束205の端部のズレが発生する。
用紙束205の各用紙間の密着性は、中綴じ処理が施されていないため各用紙の接触表面における摩擦に依存する。突き出し板204でニップ部付近へ突き出された用紙束205がニップ部へ搬送される際、折りローラ対202及び203の回転動力は、まず折りローラ対202及び203に直接接触する用紙206を接触表面の摩擦によって搬送する。そして、搬送される用紙206との接触表面のおける摩擦によって用紙207及び208が同様に搬送される。ここで各用紙間の摩擦が十分確保されないために、用紙207のように用紙206から遅延してニップ部に進入する。これにより図15(a)及び(b)の点線の円部分が示す用紙束205の端部のズレが発生する。
以上により、同図に示すように折り処理後の用紙束の端部が不揃いになって整合性が損なわれ、製本不良が生じてしまうという問題がある。
なお、表面コート紙等の表面が平滑であるほど摩擦係数が減少するため上記摩擦力は低下する。また各用紙間の接触表面が少ないほど摩擦力が発揮される表面が確保されないため、上記摩擦力は低下する。
本発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、折り処理後の用紙束の端部の整合性を確保する製本品質に優れた折り処理装置及びこれを備えた画像形成装置を提供することにある。
こうした目的を達成するため、本発明の一態様における折り処理装置は、第1のローラと、第1のローラと圧接してニップ部を形成する第2のローラと、ニップ部に対向して設けられ、開始位置からニップ部に接近する動作位置に移動可能である可動部材と、可動部材に設けられるとともに可動部材の移動により先端が用紙を突いてニップ部に前記用紙を押し込む押込み部材と、押込み部材の両脇に位置するとともに可動部材に設けられた第3及び第4のローラと、を備えることをその要旨とする。
本発明の折り処理装置又は折り処理方法によれば、製本品質を向上することができる。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明の第1の実施形態について、図1〜図7を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態にかかる折り処理装置を備えた画像形成装置の概略構成を示す断面図である。画像形成装置本体110は、モノクロ画像及びカラー画像が形成可能であり、用紙後処理装置120に接続されている。画像形成装置本体110は、用紙を収納する用紙収納部112と用紙に画像を形成する画像形成部113とを備える。画像形成部113は、回転する転写ドラム部114と、その周囲に帯電部115と像露光部116と現像部117と転写部118Aと除電部118Bとクリーニング部119を有する。帯電部115によって転写ドラム部114の表面に帯電を行い、その後像露光部116のレーザによって露光走査を行い、現像部117によって反転現像して転写ドラム部114の表面にトナー像を形成する。
用紙収納部112から給紙された用紙は、画像形成部113の転写位置に配置され、転写部118Aにより前記トナー像が転写される。そして、除電部118Bによって除電された用紙は、搬送されて排紙部111から排出され、用紙後処理装置120へ搬入される。
以上の画像形成処理後、クリーニング部119は転写ドラム部114の表面に残留する現像剤を除去する。これにより、次回の画像形成処理に対しての準備が整う。
図2は、図1における用紙後処理装置120付近の拡大図である。用紙後処理装置120は、穿孔処理等の後処理を行うパンチャーユニット部130と、用紙をサドルユニット部150又はフィニッシャ部160の何れかへ振り分ける用紙分岐部140と、通常の印刷処理、用紙のソート、中綴じ処理及び中折り処理等の後処理を行うサドルユニット部150と、用紙束端部の綴じ処理等の後処理を行うフィニッシャ部160と、で構成される。用紙後処理装置120は、ユーザによる画像形成装置本体110の操作パネルの入力指示や画像形成装置100にLANを介して接続されたPC等の印刷指示に従って、用紙に後処理を施す。
複数の搬送ローラで構成される排紙部111から排出された用紙は、用紙搬送方向下流側に設けられたパンチャーユニット部130に搬入される。パンチャーユニット部130は、パンチャー131を有し、用紙に対して2穴パンチ穿孔処理等の後処理を施す。尚、パンチャーユニット部130は、用紙後処理装置120のオプション装置の一つであるが、本実施形態においては用紙後処理装置120の一部として機能するものとする。
パンチャーユニット部130から排出された用紙は、用紙搬送方向下流側に設けられた用紙分岐部140へ搬入される。用紙分岐部140は、用紙の搬送方向を偏向する分岐部材141と、サドルユニット部150への用紙搬送路であるサドルユニット搬送路142と、フィニッシャ部160への用紙搬送路であるフィニッシャ搬送路143と、を備える。分岐部材141は、上述のユーザの印刷指示によって選択された用紙後処理に従って、用紙をサドルユニット搬送路142又はフィニッシャ搬送路143の何れかの方向へ偏向して導く。
サドルユニット部150は、サドルユニット搬送路142から延設されるとともに搬送ローラ151及び152を有する製本処理搬送路153と、搬送ローラ152から排出された用紙束を受ける用紙台154と、用紙位置を調節する用紙エレベータ155と、用紙束に中綴じ処理を施すステイプル156及びアンビル157で構成される中綴じ処理機構と、用紙束を突くブレード1及び用紙束を中折りする一対の折りローラ2及び3で構成される中折り処理機構と、中折り処理され製本化した用紙束を排出する搬出ローラ158と、搬出ローラ158から搬出された製本後の用紙束を順次積載する製本積載トレイ159と、を備える。
サドルユニット部150内部には、特に図示や番号を付しての説明を割愛するが、上記構成要素以外に、上記構成要素を作動する又は用紙を搬送する各種ローラやその他の装置が設けられている。これらの装置は、各種モータやソレノイド等の電気機械装置により駆動される。またこれらの電気機械装置は、図示しないマイクロプロセッサ等を含む制御システムにより制御される。
中折り処理及び中綴じ処理が行われる場合、分岐部材141でサドルユニット搬送路142に偏向される用紙は、搬送ローラ151によって製本処理搬送路153内を通過し、搬送ローラ152によって用紙台154に排出される。用紙台154は、用紙後処理装置120の設置面に対して急傾斜を有して形成されている。このため搬送ローラ152から排出された用紙は、用紙台154に沿って用紙エレベータ155の受け皿部分に順次滑落し、受け皿部分に接触する側の用紙端部が揃えられる。用紙エレベータ155は、用紙台154に沿って上昇・下降移動できるため、用紙端部が受け皿部分で揃えられた状態を維持しつつ用紙束を中綴じ処理機構部及び中折り処理機構部に移動できる。
用紙エレベータ155の受け皿部分に所定枚数の用紙が蓄積されると、用紙エレベータ155は、用紙束の中央部がステイプル156の綴じ位置にくるように上昇移動する。図面の手前と奥に配置された2つのステイプル156及びアンビル157により、用紙束は中央部に2箇所綴じ処理が施される。
次に、用紙エレベータ155は、中綴じ処理が施された用紙束の中央部がブレード1に臨む位置に来るように下降移動する。用紙台154のブレード1付近には、用紙束が折りローラ2及び3に接触できるように開口部が設けられている。用紙束の中央(綴じ位置)は、ブレード1によって突かれ、一対の折りローラ2及び3のニップ部へ押しやられる。折りローラ2及び3は、用紙束をニップして狭圧搬送することにより、用紙束を中央部で2つ折りする。この中折り処理機構の詳しい動作説明については後述する。折り処理を施された用紙束は、排出ローラ158によって製本積載トレイ159へ排出される。
中綴じ処理を行わずに中折り処理のみを行う場合、用紙エレベータ155は、所定の枚数の用紙が受け皿部分に蓄積された後、中綴じ処理をスキップして用紙束の中央部がブレード1に臨む位置に来るように上昇移動する。
以下図3を参照して、中折り処理機構を詳述する。尚、同図は、中折り処理装置10の説明に必要な構成要素のみを抽出した概略図を示し、上述した構成要素と重複する部分については適宜図示や説明を省略し、同様の構成要素については同様の符号を付す。
中折り処理装置10は、ブレード1と、一対の折りローラ2及び3と、折りローラ2の回転軸に接続されるとともに折りローラ2を折りローラ3の回転軸に向かって押圧するバネ部4と、ブレード1を固持する往復移動部材5と、ブレード1の両脇に設けられると共に往復移動部材5に固持される一対のコイルバネ6と、一対のコイルバネ6の先端に設けられる一対のアイドルローラ7と、を備える。ブレード1と折りローラ2及び3との間には、中綴じ処理が施されていない用紙束8が、その中央部がブレード1に臨む位置に来るように配置されている。
折りローラ2は、折りローラ2と折りローラ3との軸間距離が変位できるように折りローラ2の回転軸が移動可能に形成され、図中の矢印の示す向きに回転駆動されている。折りローラ2がバネ部4によって折りローラ3の回転軸に向かって押圧されるため、圧接された折りローラ3は、折りローラ2の回転に同期・従動して図中の矢印の示す向きに回転する。これにより、折りローラ2と折りローラ3との当接部であるニップ部にニップ圧が発生し、用紙束を狭圧搬送することができる。
往復移動部材5は、同図に示す開始位置から、折りローラ2に接近して往復移動部材5に固持されたブレード1が用紙束8を突いて上記ニップ部に押しやる動作位置に移動し、また元の図中の開始位置に戻る往復移動が可能になっている。
一対のコイルバネ6は、一方の端部が往復移動部材5に固持されるとともに部レート1を挟むようにブレード1の両脇に設けられ、それぞれ他方の端部が折りローラ2及び3に対向している。また、一対のコイルバネ6は、ブレード1に対して略線対称に配置されている。ここでブレード1に対して略線対称に配置されるとは、ブレード1を往復移動部材5の移動によって移動する方向に平行且つブレード1の中心を通る直線(図中の点線)を対称軸として、この対称軸に関して上下の配置が略対称であることを意味する。
一対のアイドルローラ7は、駆動装置を持たず自由に回転が可能な従動ローラであり、一対のコイルバネ6の上述の他方の端部に設けられ、図中上のアイドルローラ7が折りローラ2へ、下のアイドルローラ7が折りローラ3へそれぞれ対応する。アイドルローラ7は、一対のコイルバネ6同様ブレード1に対して略線対称に配置される。往復移動部材5の移動でアイドルローラ7が用紙束8にブレード1より先に接触するように、用紙束8と接触するブレード1の先端は、用紙束8と接触するアイドルローラ7の先端よりも用紙束8側に出ない構成になっている。
中折り処理装置10には、特に図示や符号を付しての説明を省略するが、上記構成要素以外に、折りローラ2を回転させる折りローラ駆動手段や往復移動部材5を往復移動させる往復移動部材駆動手段が設けられている。これらの駆動手段は、各種ローラ、モータ、及び歯車等の電気機械装置により駆動される。また、これらの電気機械装置は、図示しないマイクロプロセッサ等を含む制御システムにより制御される。特に電気機械装置の動作タイミングは、用紙種類や用紙枚数等に従って制御システム上のソフトウェアで可変に制御される。
次に、図4〜図7を参照して中折り処理装置10の動作を説明する。
図4は、往復移動部材5が図中の白抜きの矢印の方向に移動し、アイドルローラ7が用紙束8に当接し、用紙束8を折りローラ2及び3に押圧した状態を示す。同図では、ブレード1は用紙束8に未接触であるが接触する直前を表している。用紙束8は、折りローラ2及び3と従動ローラ7に挟まれ、2つの従動ローラ7間の各用紙の用紙間隔が狭められる。尚、本実施形態では、上述のようにアイドルローラ7がブレード1より先に用紙束8に当接し、用紙束を折りローラ2及び3に押圧するが、アイドルローラ7とブレード1が略同時に用紙束8に当接する構成にしても良い。
図5は、往復移動部材5が白抜きの矢印の方向にさらに押し進み、ブレード1が用紙束8の中央部を突いている状態を示す。コイルバネ6は、往復移動部材5に押されるため、復元力による弾性が増し、アイドルローラ7を介して用紙束8を折りローラ2及び3の回転軸に向かってにさらに押圧する。用紙束8は、ブレード1の先端により突かれてその中央部に撓み部を形成する。また、この用紙束8は、アイドルローラ7で折りローラ2及び3へ押圧され折りローラ2及び3との接触表面における摩擦によってニップ部側に搬送される。アイドルローラ7は、接触する用紙束8を押圧保持するとともに用紙束8の搬送に同期して図中の矢印の方向に回転する。折りローラ2及び3の回転速度や往復移動部材5の移動速度は、折りローラ2及び3が用紙束8を搬送して形成する撓み部とブレード1が用紙束8を突いて形成する撓み部とが一致するように制御される。
図6は、往復移動部材5が白抜きの矢印の方向に図5の状態よりもさらに押し進み、ブレード1が用紙束8の中央部を折りローラ2及び3のニップ部へ押しやり、折りローラ2及び3が用紙束8の撓み部を銜え込んだ状態を示す。コイルバネ6が図5の状態よりさらに縮められたため、アイドルローラ7が用紙束8を押圧する力はさらに増大する。
図7は、往復移動部材5が白抜きの矢印の方向に移動し、図3の開始位置に戻った状態を示す。図6でニップ部に銜え込まれた用紙束8の撓み部は、バネ部4の弾性力に起因する折りローラ2及び3のニップ圧によって狭圧搬送され、折り目が付加され、ニップ部を通過する。用紙束8の残部は同様に折りローラ2及び3によってニップ部へ搬送される。
尚、本実施形態では、同図に示すように用紙に折り目が施された後、未だ用紙束8の残部が折りローラ2及び3によって搬送されている状態で往復移動部材5が開始位置に戻る構成を採用したが、用紙束8が全て折りローラ2及び3とアイドルローラ7とで押圧・搬送された後に往復移動部材5が開始位置に戻る構成を採用しても良い。
一方、図2を参照してフィニッシャ部160を説明する。
フィニッシャ部160は、選択された後処理に応じて搬送路を切り替える分岐部材161と、通常の印刷用紙が順次積載される積載トレイ162と、綴じ処理を行う用紙束を載置する処理トレイ163と、用紙束を綴じ処理するステイプラ164と、綴じ処理や用紙搬出に必要な時間を確保するため搬送されてくる用紙を一時的に溜めておく中間待機トレイ165と、綴じ処理やソート処理された用紙束が積載される積載トレイ166と、を備える。フィニッシャ搬送路143から搬入される用紙は、分岐部材161によって上下2つの方向の何れかに偏向して導かれる。
フィニッシャ部160内部には、特に図示や符号を付しての説明を割愛するが、上記構成要素以外に、用紙と接する又は用紙を搬送する各種搬送ローラやその他の装置が設けられている。これらの装置は、各種モータやソレノイド等の電気機械装置により駆動される。またこれらの電気機械装置は、図示しないマイクロプロセッサ等を含む制御システムにより制御される。
パンチャーユニット部130での処理以外に特別な後処理を行わない通常印刷の場合、用紙は分岐部材141によって搬送路が偏向され、フィニッシャ搬送路143へ導かれる。続いて、分岐部材161によって上方向に偏向され、搬送ローラによって積載トレイ162に排出される。
また、中綴じ処理や中折り処理は行わず、用紙束端部の綴じ処理や部数を刷るときのソート処理を行う場合、用紙は分岐部材141によってフィニッシャ搬送路143へ導かれる。続いて、分岐部材161によって下方向に偏向され、搬送ローラによって中間待機トレイ165へ排出される。
中間待機トレイ165は、左右に移動可能である一対の中間待機トレイ部品(図示せず)からなり、この待機トレイ部品が閉じた状態で用紙を受け取る。この中間待機トレイ165は、順次搬送される用紙を一時的に蓄積することで用紙搬送の流れを調節し、後述する用紙搬送路下流にて行われる用紙の搬出や用紙束の端部綴じに要する時間を確保することで、用紙の後処理をスムーズにしている。また、中間待機トレイローラ167は、中間待機トレイ165に蓄積された用紙の整合をはかるためのものである。
中間待機トレイ165に所定枚数の用紙が蓄積されると、中間待機トレイ部品が開き、用紙束は自重により処理トレイ163へ滑落する。用紙束は、処理トレイ163において整合部材(図示せず)により縦横端部を揃える整合処理が施される。
用紙束を綴じる場合、処理トレイ153に所定枚数の用紙が整合されて蓄積されると、ステイプラ154により綴じ処理が行われる。ステイプラ154により綴じ処理が行われた用紙束は、積載トレイ156へ搬出・積載される。
ソート処理のみが行われる場合、処理トレイ153に搬送されて整合された用紙束は、ステイプラ154による綴じ処理を行わず、積載トレイ156へ搬出・積載される。
なお、本実施形態において、ブレード1は本発明の「押込み部材」、折りローラ2は本発明の「第1のローラ」、折りローラ3は本発明の「第2のローラ」、往復移動部材5は本発明の「可動部材」、一対のコイルバネ6は本発明の「一対の弾性部材」、アイドルローラ7は本発明の「第3及び第4のローラ」、用紙束8は本発明の「用紙」の、それぞれ一例である。また、図3の往復移動部材5の位置は本発明の「開始位置」、図4〜図6の往復移動部材5の位置は本発明の「動作位置」の、それぞれ一例である。
以上説明したように、本実施形態にかかる折り処理装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
<1>
中折り処理中のブレード1で用紙束8を突く直前に、ブレード1の両脇に設けられた2つのアイドルローラ7が用紙束8を折りローラに押圧することにより、用紙束8の用紙間隔が小さくなり各用紙間の接触面積を確保できる。これにより各用紙間の摩擦力を向上させることができるため、用紙束8の密着性が強化され、ひいては用紙束がズレて中折り処理されることを防止することができる。
<2>
中折り処理中の一対のアイドルローラ7がそれぞれ折りローラ2及び3へ用紙束8を押圧する際、2つのアイドルローラ7がブレード1に対して略線対称に配置されているため、用紙束8を構成する各用紙は、ブレード1が突く用紙束8の中央部に関して対称に接触表面を増大することができる。このため、この接触表面による摩擦力が用紙束8の中央部に関して対称・均等に増大し、用紙束8にかかる力のばらつきによる用紙の搬送ずれを抑制でき、ひいては製本品質を改善することができる。
<3>
中折り処理中のブレード1で用紙束8を突く間、用紙束8が折りローラ2及び3とアイドルローラ7とで押圧・保持されつつ搬送され、且つ用紙間の接触表面における摩擦を確保できるため、用紙束8のブレード1と接触している用紙が自重によりブレード1の先端から滑る等のズレが発生することを抑制できる。このため、用紙束8の端部が整合されたまま中折り処理を施すことができ、製本品質を向上することができる。
<4>
アイドルローラ7は、用紙束8の搬送に従動して同期しつつ用紙束を押圧するため、用紙束8の表面を擦傷することなく用紙束8を押圧・搬送することができる。
<5>
往復移動部材5がニップ部に接近するほどブレード1によって突き出された用紙束8が変形し、用紙束の整合性が損なわれる可能性が上がるが、往復移動部材5がニップ部に接近するほどアイドルローラ7による用紙束8を押圧する力が増大するため、用紙束の整合性を確保することができ、製本品質を向上することができる。
<6>
中折り処理中のブレード1が用紙束8の中央部を折りローラ2及び3のニップ部へ押しやり、折りローラ2及び3が用紙束8の撓み部を銜え込む際、ブレード1及びブレード1に対して略線対称に配置された2つのアイドルローラ7の3点で用紙束8を折りローラ2及び3に押圧する。このため、折りローラ2及び3の回転動力を効率的に且つ用紙束8の中央部に対して均等に用紙束8に伝播することができ、折り処理中の用紙ずれを抑制し、製本品質を向上することができる。
〔第2の実施形態〕
次に、本発明の一態様にかかる折り処理装置を具現化した第2の実施形態について説明する。本実施形態にかかる折り処理装置も、その基本的な構造は先の第1の実施形態の折り処理装置10に準じたものとなっている。ただし、本実施形態にかかる折り処理装置では、用紙束をアイドルローラで押圧する位置について限定する点で異なる。こうした折り処理装置について図8及び図9を参照して説明する。尚、先の第1の実施形態と同様あるいはそれに準じた構造については、同一符号を付すと共にその詳細な説明を割愛する。
図8は、折り処理装置20の概略構成を示す断面図である。往復移動部材5の移動方向に平行な直線とその直線に直行する直線で、折りローラ2及び3とアイドルローラ11の各回転軸が示されている。折りローラ2及び3の各回転軸を示す直線は、それぞれ直線2a及び2bと直線3a及び2bである。2つのアイドルローラ11の各回転軸を示す直線は、それぞれ直線11a及び11bと直線11c及び11bである。直線2a及び直線3aと直線11a及び11cの関係が示すように、折りローラ2に対向するアイドルローラ11は、その回転軸が折りローラ2の回転軸よりも内側(折りローラ2及び3のニップ側)になるように配置される。また、折りローラ3に対向するアイドルローラ11は、その回転軸が折りローラ3の回転軸よりも内側になるように配置される。アイドルローラ11をその先端に有するコイルバネ9も、アイドルローラ11の配置に従ってブレード1の近傍で往復移動部材5に固持される。
図9は、折り処理装置20の作用を示す断面図であり、アイドルローラ11が用紙束8を折りローラ2及び3に押圧している状態を示す。第1の実施形態で説明した図4とは、アイドルローラが用紙束を押圧する位置で異なる。図9(b)は、図9(a)の部分Yの拡大図を示す。往復移動部材5の移動方向に平行な直線とその直線に直行する直線で、折りローラ2とアイドルローラ11の各回転軸が示され、折りローラ2の回転軸とアイドルローラ11の回転軸とを通る直線12が示されている。アイドルローラ11が折りローラ2へ用紙束8を押圧する際、アイドルローラ11の押圧力は、折りローラ2の回転軸に向かうため直線12に平行して用紙束8を押圧する。このため、折りローラ2の駆動回転動力及びアイドルローラ11の従動回転動力は、用紙束8を図中の白抜きの矢印の方向へ搬送する力となる。すなわち、折りローラ2及び3とアイドルローラ11とによる用紙束8の狭圧搬送は、用紙束8に折りローラ2及び3のニップ部に向かって凸である撓み部を形成させる。
ここで本実施形態では、コイルバネ9が往復移動部材5の移動方向に平行に配置されているが、本発明はこれに限定されず、アイドルローラ11の回転軸が折りローラ2及び3の回転軸の内側に配置されることが十分条件のため、例えばコイルバネ9が、アイドルローラ11側から往復移動部材5側に沿ってブレード1から漸次離れるように形成されても良い。
なお、本実施形態において、コイルバネ9は本発明の「弾性部材」、アイドルローラ11は本発明の「第3及び第4のローラ」、直線11a及び11bは本発明の「前記第3及び第4のローラの回転軸から延びる前記可動部材の移動方向に平行な直線」の、それぞれ一例である。
以上説明したように、本実施形態にかかる折り処理装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
<7> 中折り処理中のアイドルローラ11が折りローラ2及び3へ用紙束8を押圧する際、折りローラ2及び3とアイドルローラ11とによる用紙束8の狭圧搬送が、用紙束8に折りローラ2及び3のニップ部に向かって凸である撓み部を形成させる。このため、ブレード1で用紙束8を突いて形成する撓み部の形成を補完し、撓み部に無駄な力が加わることを抑制できるため、用紙がズレて中折り処理されることを防止することでき、ひいては製本品質の向上を図ることができる。
〔第3の実施形態〕
次に、本発明の一態様にかかる折り処理装置を具現化した第3の実施形態について説明する。本実施形態にかかる折り処理装置も、その基本的な構造は先の第1及び第2の実施形態の折り処理装置10及び20に準じたものとなっている。ただし、本実施形態にかかる折り処理装置では、用紙束をブレードによって折りローラのニップ部へ押し込んだ動作位置における往復移動部材の位置について限定する点で異なる。こうした折り処理装置について図10及び図11を参照して説明する。尚、先の第1及び第2の実施形態と同様あるいはそれに準じた構造については、同一符号を付すと共にその詳細な説明を割愛する。
図10は、折り処理装置30の概略構成を示す断面図である。往復移動部材12が最も折りローラ2及び3に接近した動作位置を示し、ブレード1が用紙束8を折りローラ2及び3のニップ部へ押し込んだ状態を示している。折りローラ2及び3の回転軸を通る直線2bとその直線に直行する直線2a及び2bで、折りローラ2及び3の各回転軸が示されている。直線2bが折りローラ2及び3の外周円と交わる部分は、折りローラ2及び3のニップ部である。ブレード1の先端部の頂点を通るとともに直線2bに平行な直線1aと直線2bとの関係が示すように、ブレード1の先端部は、ニップ部へ用紙束8を押し込むが、それ自身がニップ部に進入しない。ブレード1を固持する往復移動部材12は、同図に示す動作位置に来て用紙束8をニップ部へ押し込んだ後、図11に示すように元の開始位置へ戻る。その間に折りローラ2及び3は、ニップ部のニップ圧で用紙束8に折り目を付加し、中折り処理を施す。
尚、本実施形態では、便宜上ニップ部を折りローラ2の外周円と折りローラ3の外周円とが接する点としたが、折りローラ2と折りローラ3とが圧接されているために折りローラの外周円が変形して面積を有する当接部が形成される場合は、この面積を有する当接部がニップ部と解される。
また、本実施形態では、往復移動部材12が最も折りローラ2及び3に接近した動作位置をブレード1がニップ部に進入しないように制御する構成を採用したが、本発明はこれに限定されず、例えばブレード1の長さを調節することによって上述の動作位置においてブレード1がニップ部へ進入しないようにしても良い。
なお、本実施形態において、アイドルローラ7は本発明の「従動ローラ」、直線2bが折りローラ2及び3の外周円と交わる部分は本発明の「ニップ部」の、それぞれ一例である。
以上説明したように、本実施形態にかかる折り処理装置によれば、以下のような効果を得ることができる。
<8>
中折り処理中のブレード1が用紙束8をニップ部へ押し込む際、ブレード1がニップ部に進入してしまうと、ブレード1がニップ部から抜けず十分な折り目を付加できないことや、ブレード1をニップ部から抜くことができたとしても、ブレード1と接触する用紙との接触表面における摩擦が用紙の押込み方向とは逆にかかり、接触する用紙表面を擦傷したり、若しくはその用紙が押込み方向とは逆に移動したりする問題がある。しかし、本実施形態では、ブレード1がニップ部に進入することがないため、上記の問題を回避でき、製本品質を確保することができる。
<9>
以上の<1>〜<8>に述べられた効果を、ブレード1及び2つのアイドルローラ7を固持する往復移動部材5の往復移動の制御によって達成できるため、制御装置の簡略化を図ることができる。
〔その他の実施の形態〕
こうした折り処理装置は、上記各実施形態として示した構造に限らず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で同実施形態を適宜変更した例えば次のような形態として実施することもできる。
<a>
上記実施形態では、本発明の「可動部材」として具現化した往復移動部材に、本発明の「押込み部材」として具現化したブレードと本発明の「弾性部材」として具現化したコイルバネを設ける構成を採用した。しかし、ブレードとコイルバネが一体に移動制御されていれば本発明の効果を得ることができるため、往復移動部材を具備せずにブレードとコイルバネが一体的に移動制御された構成にしてもよい。
<b>
上記実施形態では、本発明の「折り処理装置」を、用紙束の中央部を2つ折りにする中折り処理装置として具現化したが、用紙束を折る位置や折り目の数は限定されず、例えばZ折り等にも本発明の構成を採用することで本発明と同等の効果を得ることができる。
<c>
上記実施形態では、本発明の「第3及び第4のローラ」を、駆動装置が無く、接触した用紙束の動きに同期して回転する従動ローラとして具現化したが、駆動装置を有する構成、例えば折りローラと同じ駆動装置によって回転を駆動される構成や用紙束の搬送に同期した回転を駆動される構成にしても、本発明と同様の効果を得ることができる。
<d>
上記実施形態では、本発明の「第1のローラ」及び「第2のローラ」を、バネ部を有し駆動する折りローラ2が従動する折りローラ3の回転軸に対して押圧してニップ圧を発生する構成として具現化したが、一対の折りローラによってニップ圧を発生すれば良く、例えば、従動ローラである折りローラ3にバネ部を設けて駆動ローラである折りローラ2に圧接する構成、両方の折りローラを駆動ローラにする構成、両方の折りローラがバネ部を有してお互いに圧接する構成にしても、本発明と同様の効果を得ることができる。
<e>
上記実施形態では、本発明の「弾性部材」をコイルバネとして具現化したが、復元力による弾性を発揮して用紙束を折りローラに押圧する弾性部材であれば良く、例えば板バネ等を用いる構成にしても、本発明と同様の効果を得ることができる。
<f>
上記実施形態では、本発明の「用紙」を複数の用紙で構成される用紙束として具現化したが、本発明はこれに限らず、1枚の用紙に対しても、折り目のズレを防止することができる等の効果を得ることができる。
本発明の第1の実施形態に係る画像形成装置100の概略構成を示す断面図。 同実施形態に係る画像形成装置100の一部を拡大した図。 同実施形態に係る折り処理装置10の概略構成を示す断面図。 同実施形態に係る折り処理装置10の動作を説明する断面図。 同実施形態に係る折り処理装置10の動作を説明する断面図。 同実施形態に係る折り処理装置10の動作を説明する断面図。 同実施形態に係る折り処理装置10の動作を説明する断面図。 本発明の第2の実施形態に係る折り処理装置20の概略構成を示す断面図。 同実施形態に係る折り処理装置20の動作を説明する断面図。 本発明の第3の実施形態に係る折り処理装置30の動作を説明する断面図。 同実施形態に係る折り処理装置30の動作を説明する断面図。 従来例の折り処理装置200の概略構成を示す断面図。 従来例の折り処理装置200の動作を説明する断面図。 従来例の折り処理装置300の概略構成を示す断面図。 従来例の折り処理装置300の動作を説明する断面図。
符号の説明
1 ブレード
2 折りローラ
3 折りローラ
5 往復移動部材
6 コイルバネ
7 アイドルローラ
10 折り処理装置
100 画像形成装置

Claims (18)

  1. 第1のローラと、
    前記第1のローラと圧接してニップ部を形成する第2のローラと、
    前記ニップ部に対向して設けられ、開始位置から前記ニップ部に接近する動作位置に移動可能である可動部材と、
    前記可動部材に設けられるとともに前記可動部材の移動により先端が用紙を突いて前記ニップ部に前記用紙を押し込む押込み部材と、
    前記押込み部材の両脇に位置するとともに前記可動部材に設けられた第3及び第4のローラと、を備えたことを特徴とする折り処理装置。
  2. 前記第3及び第4のローラが一対の弾性部材を介して前記可動部材に設けられたことを特徴とする請求項1に記載の折り処理装置。
  3. 前記第3及び第4のローラが、前記可動部材の移動により前記用紙を前記第1及び第2のローラへそれぞれ当接させ、前記弾性部材の弾性によって押圧することを特徴とする請求項2に記載の折り処理装置。
  4. 前記第3及び第4のローラの回転軸から延びる前記可動部材の移動方向に平行な直線が、前記第1及び第2のローラの回転軸より前記ニップ部側にあることを特徴とした請求項1〜3のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  5. 前記押込み部材が前記ニップ部に進入しないことを特徴とした請求項1〜4のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  6. 前記第3及び第4のローラが従動ローラであることを特徴とした請求項1〜5のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  7. 前記弾性部材がコイルバネであることを特徴とした請求項2〜6のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  8. 前記開始位置における前記用紙と接触する前記押込み部材の先端が、前記用紙と接触する前記第3及び第4のローラの先端より前記用紙側に突出しないことを特徴とした請求項1〜7のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  9. 前記第3及び第4のローラが前記押込み部材に対して略線対称に配置されることを特徴とした請求項1〜8のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  10. 前記一対の弾性部材が前記押込み部材に対して略線対称に配置されることを特徴とした請求項1〜9のいずれか1項に記載の折り処理装置。
  11. 用紙を収納する用紙収納部と、
    前記用紙に画像を形成する画像形成部と、
    前記画像が形成された用紙を排出する排出部と、を有する画像形成装置本体と、
    第1のローラと、
    前記第1のローラと圧接してニップ部を形成する第2のローラと、
    前記ニップ部に対向して設けられ、開始位置から前記ニップ部に接近する動作位置に移動可能である可動部材と、
    前記可動部材に設けられるとともに前記可動部材の移動により先端が前記用紙を突いて前記ニップ部に前記用紙を押し込む押込み部材と、
    前記押込み部材の両脇に位置するとともに前記可動部材に設けられた第3及び第4のローラと、を有する折り処理装置と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
  12. 前記第3及び第4のローラが一対の弾性部材を介して前記可動部材に設けられたことを特徴とする請求項11に記載の画像形成装置。
  13. 画像が形成された用紙を中綴じする中綴じ処理装置と、
    第1のローラと、
    前記第1のローラと圧接してニップ部を形成する第2のローラと、
    前記ニップ部に対向して設けられ、開始位置から前記ニップ部に接近する動作位置に移動可能である可動部材と、
    前記可動部材に設けられるとともに前記可動部材の移動により先端が前記用紙を突いて前記ニップ部に前記用紙を押し込む押込み部材と、
    前記押込み部材の両脇に位置するとともに前記可動部材に設けられた第3及び第4のローラと、を有する折り処理装置と、を備えたことを特徴とするサドルユニット部。
  14. 画像が形成された用紙の端部に綴じ処理を施す片綴じ処理装置を有するフィニッシャ部と、
    前記用紙を中綴じする中綴じ処理装置と、
    第1のローラと、
    前記第1のローラと圧接してニップ部を形成する第2のローラと、
    前記ニップ部に対向して設けられ、開始位置から前記ニップ部に接近する動作位置に移動可能である可動部材と、
    前記可動部材に設けられるとともに前記可動部材の移動により先端が前記用紙を突いて前記ニップ部に前記用紙を押し込む押込み部材と、
    前記押込み部材の両脇に位置するとともに前記可動部材に設けられた第3及び第4のローラと、を有する折り処理装置と、を備えたことを特徴とする用紙後処理装置。
  15. 前記画像が形成された用紙を前記サドルユニット部又は前記フィニッシャ部のいずれかへ分岐して送り出す分岐部材を、さらに備えたことを特徴とする請求項14に記載の用紙後処理装置。
  16. 画像が形成された用紙に穿孔処理を施すパンチャーユニット部を、さらに備えたことを特徴とする請求項14又は15に記載の用紙後処理装置。
  17. ニップ部を有する第1のローラ及び第2のローラと押込み部材との間に用紙を配置し、
    前記押込み部材の一方の端部を固持する可動部材が前記第1のローラ及び第2のローラに接近する動作位置に移動し、
    前記押込み部材の両脇に設けられた第3及び第4のローラが前記用紙に当接し、
    前記第3及び第4のローラが前記用紙を前記第1及び第2のローラへ押圧し、
    前記押込み部材の他方の端部が前記用紙の中央部を突いて前記ニップ部へ前記用紙を押込むことを特徴とする折り処理方法。
  18. 前記第1及び第2のローラへの押圧が前記第3及び第4のローラと前記可動部材との間に設けられた一対の弾性部材の弾性力に起因することを特徴とする請求項17に記載の折り処理方法。
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