JP4806304B2 - シート材後処理装置 - Google Patents

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本発明は、シート材後処理装置に関する。
特許文献1に記載の従来技術には、画像形成装置から排出されるシート材を載置する載置台を備えたシート材後処理装置において、載置台の下方位置に設けた突き当て部材と、載置台の上方位置に設けた整合部材とを備えた技術が開示されている。載置台内に導いたシート材は載置台上を滑らせて突き当て部材に突き当てた後、整合部材をシート材先端部に突き当てて用紙の整合を行っている。
特開2003−192213号公報
しかし、特許文献1に記載の従来技術では、シート材の種類によっては載置台を滑り落ちる速度が異なっているため、例えばシート材の滑り落ちる速度が遅い場合には、シート材が突き当て部材に到達する前に整合部材がシート材先端部に突き当たってシート材先端が折れるおそれがあった。一方、シート材が滑り落ちる速度が速すぎる場合には、シート材が突き当て部材に突き当たってから整合部材がシート材先端に突き当たるまでの時間が長すぎて生産性が低下してしまうという問題がある。
本発明は、シート材の整合時にシート材の先端折れを防止すると共に生産性の低下を防止できるシート材後処理装置を得ることを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載された発明は、画像形成装置から排出されたシート材が載置される載置台と、載置台に載置されたシート材の搬送方向後端を突き当てる突き当て部材と、前記載置台に載置されたシート材の上面に接触して前記突き当て部材側にシート材を搬送するブラシローラと、前記載置台に載置されたシート材の先端に突き当ててシート材の搬送方向両端を整合する整合部材と、整合部材を前記搬送方向に移動させる整合部材移動手段と、整合部材移動手段を制御する移動制御手段とを備え、前記載置台は傾斜して配置されていることにより載置台に送り込まれたシート材は前記載置台上を滑り落ちて前記突き当て部材に突き当たるようになっており、突き当て部材にシート材を突き当てた後、前記整合部材をシート材の先端に突き当たる位置まで移動させるよう構成されており、前記移動制御手段は、前記載置台に載置されたシート材の枚数に応じて前記整合部材の移動速度を変更することを特徴とするシート材後処理装置である
請求項に記載された発明は、請求項1に記載のシート材後処理装置において、前記載置台における前記搬送方向の上流側に設けられ、シート材を複数枚に重ねるプレスタック部を備え、該プレスタック部においてシート材が1枚だけ余った場合、前記移動制御手段は、前記整合部材による前記載置台上のシート材の移動動作を一時中断させ、前記1枚だけ余ったシート材が前記載置台に搬送され載置された後に、前記整合部材による前記載置台上のシート材の整合動作を行わせることを特徴とする。
請求項に記載された発明は、請求項1又は2に記載のシート材後処理装置において、前記移動制御手段は、前記整合部材の移動動作の開始タイミングを変更可能であり、シート材が前記載置台上を滑り落ちる速度が大きいときには、シート材が該載置台上を滑り落ちる速度が小さいときに比べて前記整合部材を早いタイミングで移動開始させることを特徴とする。

本発明によれば、載置台に積載されているシート材の枚数が増加していくと、載置台(に積載されたシート材の上面)とブラシローラとの間の隙間が狭まって、シート材の突き当て部材への落下速度が遅くなるが、この際、移動制御手段による整合部材移動手段の制御によって、載置台に載置されたシート材の枚数に応じて整合部材の移動速度が変更されるので、整合部材がシート材の先端部に突き当たって生じる先端折れ及びこれに伴うスタック不良並びに生産性低下を防ぐことができる
以下に、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。尚、図1は本発明の実施の形態に係るステープルトレイの整合部材周辺を拡大して示す斜視図、図2は本発明の実施形態に係るステープルトレイを拡大して示す斜視図、図3は本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置の制御ブロック図、図4は用紙の搬送制御を説明するフローチャート、図5は整合部材の移動制御を説明するフローチャート、図6は本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の概略図である。
図1、図2及び図6に示すように、用紙後処理装置(シート材後処理装置)50内には画像形成装置60から後処理装置内に案内された用紙(シート材)を束ねて綴じ処理を施すステープル処理部1を備えている。ステープル処理部1は、ステープル処理部1内に送り込まれた用紙がスタック及び整合される整合トレイ(載置台)3と、整合トレイ3の下方位置(搬送方向上流側)に設けられ且つ用紙を突き当てて整合する基準フェンス(突き当て部材)5と、整合トレイ3内に用紙を案内する案内ローラ(搬送ローラ)7、整合された用紙を綴じるステープラ25を備えている。また、整合トレイ3の搬送方向と直交する方向の両サイドには、整合トレイ3に排紙された用紙のサイドを押して用紙を整合するジョガーフェンス9が設けられている。整合トレイ3のトレイ面から離間した位置には叩きコロ11が設けられており、整合トレイ3にスタックされた用紙を基準フェンス5側に搬送させている。また叩きコロ11の搬送方向下流側には整合トレイ3の傾斜面に対して略垂直に備えた整合部材13が設けられている。整合トレイ3内には、搬送方向に放出ベルト27が架け渡されており、放出ベルト27にはステープルされた用紙を引っ掛け整合トレイ3から放出する放出爪29が取り付けられている。
案内ローラ7のローラ軸7aにはローラ7と一体に回転するブラシローラ7bが設けられており、ブラシローラ7bの回転によりブラシが用紙表面に摺擦して用紙を基準フェンス5方向に掻き落としている。
叩きコロ11は、整合トレイ3上の用紙に接触する接触位置と、接触位置から退避する退避位置との間を移動自在であり、接触位置において叩きコロ11が用紙に接触しつつ回転して用紙を基準フェンス5側へ搬送している。
整合部材13はストッパホルダ17を備え、ストッパホルダ17は搬送方向に沿って設けられたガイド軸19に移動自在に保持されていると共に後述のタイミングベルト21に固定されている。整合部材13の駆動手段(整合部材移動手段)15は、ステッピングモータ20、駆動ローラ22、従動ローラ23、ローラ間に懸架されたタイミングベルト21を備えており、ステッピングモータ20の駆動によりタイミングベルト21が駆動して整合部材13が搬送方向に移動するようになっている。
整合部材13は、案内ローラ7から整合トレイ3に排紙された用紙の先端部を突き当てて用紙の飛び出し量を規制すると共に用紙を基準フェンス5側に寄せるように搬送方向上流側に移動し、用紙の先端部及び後端部の整合を行っている。尚、整合部材13は2枚以上の用紙が排紙された場合に主に動作させている。これは用紙が重なって排紙された場合、叩きコロ11でスイッチバック搬送するとコロが接触している用紙とその他の用紙がずれやすく、整合トレイ3での揃え不良が発生やすいためである。また整合部材13は搬送路に突設する位置と、搬送路から退避する位置との間を回動自在であり、用紙束の放出時には、整合部材13は回転し搬送路から退避している。
ステッピングモータ20は後述の移動制御手段(CPU)63に接続されており、移動制御手段63の制御により整合部材13の移動速度が変えられるようになっている。
ステープラ25は基準フェンス5に沿って移動可能であり、用紙サイズの違いや2ヶ所綴じなどの綴じ位置の違いに対応して移動可能となっている。更に、ステープラ25は用紙の搬送方向に対して角度が変更できるようになっており、用紙の角部分に対して斜め綴じできるようになっている。
次に用紙後処理装置について説明する。図6に示すように、用紙後処理装置50は、画像形成装置60の排出ローラ61より排出された用紙にパンチ処理を施すパンチ処理部31と、パンチ処理部31を通過した用紙が排出される固定排出部37及び可動排紙トレイ39と、上述で説明したステープル処理部1と、ステープル処理部1の手前位置に設けられたプレスタック部35とを備えている。
パンチ処理部31は入口センサ32と、入口搬送ローラ33と、パンチユニット34とを備え、画像形成装置60から入口ガイド板36を通って用紙後処理装置50に案内された用紙にパンチ穴を形成するようになっている。パンチ処理部31の搬送方向下流側には切換爪40、41が設けられており、切換爪40、41の切換動作により用紙の搬送方向を(第1搬送路43、第2搬送路44、第3搬送路45)切換えている。すなわち、切換爪40、41の切換動作により第1搬送路43に導かれた用紙は、搬送ローラ46及び排出ローラ47を通過して固定排出部37に排出される。また、切換爪40、41の切換動作により第2搬送路44に導かれた用紙は、搬送ローラ48及び排出ローラ49を通過して可動排紙トレイ39に排出される。更に、切換爪40、41の切換動作により第3搬送路45に導かれた用紙は、搬送ローラ52を通過してプレスタック部35に搬送される。
プレスタック部35には第1搬送ルート35aと第2搬送ルート35bの2つの搬送ルートが並列に設けられている、2つの搬送ルートの上流には、それぞれの搬送ルート35a、35bへ用紙を切り替えるように切換爪53が設けられている。第1の搬送ルート35aに搬送された用紙は、搬送ルート中で一旦停止し、第2搬送ルート35bに搬送されてきた用紙とタイミングを合わせ再び搬送を開始することで用紙を重ね合わせするようになっている。
次に用紙後処理装置の電気的な制御について説明する。図3に示すように、用紙後処理装置50は画像形成装置60本体のインターフェイスに接続されたCPU63と、ASIC(集積回路)65を介して接続された一方のモータ制御ドライバ66と、CPU63に直接接続された他方のモータ制御ドライバ67とを備えている。一方のモータ制御ドライバ66は、パンチユニット34を駆動する駆動モータ、入口ローラ33及び各搬送ローラ42、46、48、52、54を駆動する搬送モータ、排出ローラ47、49を駆動する排出モータ、ジョガーフェンス9を移動させるためのジョガーモータ、並びに整合部材13を駆動するステッピングモータ20等で構成されるモータに制御信号を出力する。他方のモータ制御ドライバ67は、ステッピングモータ以外のモータである可動排紙トレイ39の駆動モータやステープラ25を駆動するステープルモータに制御信号を出力する。
次に、本実施の形態に係る用紙後処理装置の動作(作用及び効果を含む)を説明する。画像形成装置60の操作部においてノンステープルモードが選択された場合は、画像形成装置60から用紙後処理装置50内に導かれた用紙は切換爪40、41を通過して、排出ローラ49によって可動排紙トレイ39に排出され積載される。
画像形成装置60の操作部においてステープルモードが選択された場合は、画像形成装置60から用紙後処理装置50へ搬送速度信号、ステープルモードである旨を指示する信号、ステープル位置・角度・綴じ個所に関する信号、搬送されてくる用紙サイズ、種類に関する信号等が送られる。これらの信号によって用紙後処理装置50内では所定の搬送速度で用紙を搬送している(図4のフローチャートS1、S2参照)。また、切換爪40、41によりステープル処理部1に搬送するように搬送路の切り替えを行っている。この時ステープル処理部1において叩きコロ11も用紙の受け入れが可能なように接触位置から退避位置に退避する。ジョガーフェンス9も用紙サイズに対応した待機位置に移動する。またステープラ25も用紙サイズ、綴じ角度及び綴じ個所に応じた位置まで移動・回転する。整合部材13は整合トレイ3内の退避位置(整合トレイ面と平行な位置)から用紙先端が突き当たる当接位置(整合トレイ面に垂直な位置)に移動して用紙の受け入れの準備をする。
ステープル処理部1で用紙の受け入れの準備が完了すると、画像形成装置60から用紙後処理装置50に向けて用紙が送り出される。用紙後処理装置50では処理装置内に導かれた用紙を搬送ローラ33、42により切換爪40、41まで搬送し、切換爪40、41を切換えて、用紙を第3搬送路45へ搬送する。第3搬送路45に搬送した用紙はプレスタック部35の手前の切換爪53により、第1搬送ルート35aと第2搬送ルート35bにそれぞれ送られる。用紙束(部)の最初の用紙は、切換爪53で切り替えられ第1搬送ルート35aに送られる。第1搬送ルート35aに送られた用紙は、第1搬送ルート35a内で一旦停止する。次に送られてきた用紙は、切換爪53により第2搬送ルート35bに搬送される。第2搬送ルート35b内の用紙は停止することなく搬送される。第2搬送ルート35bに搬送された用紙が搬送方向下流側で第1搬送ルート35aと合流するときに、タイミングをあわせて第1搬送ルート35aで停止した用紙を再び搬送させるようにする。また用紙を整合トレイ3で整合する時間を稼ぐべく案内ローラ7における搬送速度を加速して、2枚を重ね合わせて搬送する。重ね合わせて搬送された用紙は案内ローラ7から整合トレイ3に案内される。案内ローラ7から整合トレイ3内に用紙が案内されると、後続用紙を受け入れるため搬送速度を元の速度に戻す。
整合トレイ3内に用紙が案内されると、整合部材13は整合トレイ3に載置された用紙の先端を追いかけるように基準フェンス5方向へ移動する。用紙後端が基準フェンス5に近づくと、ブラシローラ7bにより用紙が掻き落とされて基準フェンス5に落下すると同時に整合部材13が基準フェンス5側に移動して、排紙された用紙を基準フェンス5に押しつけ用紙の搬送方向の整合を行う。その後、ジョガーフェンス9により用紙の横方向の揃えを行うことで整合トレイ3内の用紙の整合を行なう。
次に整合部材13の移動制御について説明する。用紙後処理装置50内を用紙が低速で搬送される場合、ブラシローラ7bも低速で回転駆動するため、ブラシローラ7bで基準フェンス5方向へ掻き落とされる用紙の搬送速度(第1搬送速度)も遅くなる。このようにブラシローラ7bが低速で回転する場合は、整合部材13も低速(第1搬送速度とほぼ同じ速度)で基準フェンス5方向へ移動している。一方、ブラシローラ7bが高速で回転する場合は、ブラシローラ7bで基準フェンス5方向へ掻き落とされる用紙の搬送速度(第2搬送速度)も速くなる。このとき、整合部材13の移動速度も高速(第2搬送速度とほぼ同じ速度)としている。
用紙の整合が終了すると、ステープラ25が作動して用紙束を綴じる。ステープル処理が施された用紙束は放出ベルト27の放出爪29で引っ掛け、整合トレイ3から可動排紙トレイ39へ排出する。以上の動作で、用紙のステープル処理動作が完了する。以降、指定された部数だけ上記の動作を繰り返し行う。
本実施の形態では、整合トレイ3上の用紙を整合部材13で整合する場合に、ブラシローラ7bで基準フェンス5方向へ掻き落とされる用紙の搬送速度(第1搬送速度)が遅い場合は、整合部材13も低速(第1搬送速度とほぼ同じ速度)で基準フェンス5方向へ移動しているので、整合部材13が用紙先端に追いついて用紙が撓んで先端折れが生じるのを防止できる。一方、ブラシローラ7bで基準フェンス5方向へ掻き落とされる用紙の搬送速度(第2搬送速度)が高速の時には、整合部材13の移動速度も高速(第2搬送速度とほぼ同じ速度)としているので、シート材が基準フェンス5に到達してから整合部材13がシート材先端に突き当たるまでの時間を短くでき、生産性の低下を防止できる。
このように整合部材13の移動速度を状況に応じて任意に変化させることにより用紙先端の湾曲によるスタック不良や生産性低下を防ぎ、揃え精度を向上させることができる。
プレスタック部35において用紙を2枚ずつ重ねた状態でステープル処理部1に搬送し、整合を行うことができるので、ジョガーフェンス9の移動動作や整合部材13の移動動作などの動作時間を短くでき、高速の画像形成装置にも対応することができる。
次に、他の実施の形態を説明するが、以下の説明において、上述した第1実施の形態と同一の作用効果を奏する部分には同一の符号を付することにより、その部分の詳細な説明を省略し、以下の説明では上述の第1実施の形態と異なる点を主に説明する。第2実施の形態では、用紙の種類(用紙サイズ、用紙厚さ、紙質等)によって整合部材13の移動速度を変えるようにしている。例えば大サイズの用紙、厚みが大きい用紙、摩擦係数が小さい用紙は落下速度が大きいので、このような用紙の場合には整合部材13の移動速度を上げるようにしている。一方、小サイズの用紙、厚みが小さい用紙、摩擦係数が大きい用紙は落下速度が小さいので、係る用紙の場合には整合部材13の移動速度を下げるようにしている。
第2実施の形態では、用紙の種類により整合部材13の移動速度を変化するようにしているので、整合部材13の移動速度を用紙の種類に応じて最適な速度で効率よく移動させることができ、スタック不良、生産性低下を防ぐことができる。
次の第3実施の形態について説明する。第3実施の形態では、整合トレイ3内の用紙の積載枚数に応じて整合部材13の移動速度を変えるようにしている。すなわち整合トレイ3に積載されている用紙の枚数が増加していくと、整合トレイ3に積載された用紙によって、ブラシローラ7bと整合トレイ3との間の隙間がまって、用紙の基準フェンス5への落下速度が遅くなる。そこで整合トレイ3内の用紙の積載枚数が所定枚数を越えた場合には、整合部材13の移動速度を積載枚数が少ないときよりも遅くして、整合部材13が用紙先端を押し込まないようにしている。
第3実施の形態では、整合トレイ3内の用紙の積載枚数により整合部材13の移動速度を変えているので、整合部材13の移動速度を最適な速度で効率よく移動させることができ、スタック不良及び生産性低下を防ぐことができる。
次の第4実施の形態について説明する。第4実施の形態では、整合部材13の移動開始タイミングを用紙の搬送速度、用紙サイズ等の用紙種類、用紙積載枚数の違いによって変えている。例えば、大サイズの用紙のように落下速度が速い場合は、整合部材13の移動開始タイミングを通常時よりも早くし、用紙の落下速度が遅い場合は整合部材13の移動開始タイミングを通常時よりも遅らせるようにしている。この時の整合部材13の制御動作を図5に示す。図5に示すように、ステープル処理部1における案内ローラ及び整合部材13の動作信号をCPU63が検知すると(ステップS11、S12)、用紙の搬送速度、用紙サイズ等の用紙種類、用紙積載枚数を検知して、用紙の搬送速度等が予め決められた設定速度等より大きいか否か判断する(ステップS13)。ステップS13において、用紙の搬送速度、用紙サイズ、用紙積載枚数等が予め決められた設定より大きいと判断された場合には、整合部材13の移動開始タイミングを通常時よりも早くする(ステップS14)。一方、ステップS13において、用紙の搬送速度、用紙サイズ、用紙積載枚数等が予め決められた設定より小さいと判断された場合には、整合部材13の移動開始タイミングを通常時よりも遅くする(ステップS14)。
第4実施の形態では、用紙の搬送速度、用紙サイズ等の用紙種類、用紙積載枚数の違いにより、整合部材13の起動タイミングを変化させているので、スタック不良及び生産性低下を防ぐことができる。また上述の第1〜3実施の形態で説明した速度制御と組合せて制御することにより、スタック不良及び生産性低下を更に防ぐことができる。
次の第5実施の形態について説明する。プレスタック部35において2枚重ねができず、1枚だけ余った用紙が存在する場合がある。この場合は、その前に重ねて搬送された用紙に対する整合動作を停止又は中断し、最後の1枚だけ余った用紙が整合トレイ3に搬送されてきた後に整合部材13及びジョガーフェンス9を動作させている。
第5実施の形態では、プレスタック部35で最後の用紙が1枚になったときには、その前の用紙束と一緒に整合処理を行うので整合時間を短縮できる。また整合部材13やジョガーフェンス9の動作途中に整合トレイ3に用紙が搬送されないのでジャム(用紙詰まり)の発生を防止できる。
尚、本発明は上述した実施の形態に限定されず、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。上述の第1実施形態では、プレスタック部35において用紙を2枚ずつ重ねた状態でステープル処理部1に搬送して整合を行っているが、これに限定されず、3枚以上の用紙をステープル処理部1で整合しても良い。
本発明の実施の形態に係るステープルトレイの整合部材周辺を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施形態に係るステープルトレイを拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る用紙後処理装置の制御ブロック図である。 用紙の搬送制御を説明するフローチャートである。 整合部材の移動制御を説明するフローチャートである。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の概略図である。
符号の説明
3 整合トレイ(載置台)
5 基準フェンス(突き当て部材)
7b ブラシローラ
13 整合部材
15 整合部材移動手段
50 用紙後処理装置(シート材後処理装置)
60 画像形成装置
63 CPU(移動制御手段)

Claims (3)

  1. 画像形成装置から排出されたシート材が載置される載置台と、該載置台に載置されたシート材の搬送方向の後端を突き当てる突き当て部材と、前記載置台に載置されたシート材の上面に接触して前記突き当て部材側にシート材を搬送するブラシローラと、前記載置台に載置されたシート材の先端に突き当ててシート材の搬送方向の両端を整合する整合部材と、該整合部材を前記搬送方向に移動させる整合部材移動手段と、該整合部材移動手段を制御する移動制御手段とを備え、
    前記載置台は傾斜して配置されていることにより、該載置台に送り込まれたシート材は前記載置台上を滑り落ちて前記突き当て部材に突き当たるようになっており、該突き当て部材にシート材を突き当てた後、前記整合部材をシート材の先端に突き当たる位置まで移動させるよう構成されており、
    前記移動制御手段は、前記載置台に載置されたシート材の枚数に応じて前記整合部材の移動速度を変更することを特徴とするシート材後処理装置。
  2. 前記載置台における前記搬送方向の上流側に設けられ、シート材を複数枚に重ねるプレスタック部を備え、該プレスタック部においてシート材が1枚だけ余った場合、前記移動制御手段は、前記整合部材による前記載置台上のシート材の移動動作を一時中断させ、前記1枚だけ余ったシート材が前記載置台に搬送され載置された後に、前記整合部材による前記載置台上のシート材の整合動作を行わせることを特徴とする請求項1に記載のシート材後処理装置。
  3. 前記移動制御手段は、前記整合部材の移動動作の開始タイミングを変更可能であり、シート材が前記載置台上を滑り落ちる速度が大きいときには、シート材が該載置台上を滑り落ちる速度が小さいときに比べて前記整合部材を早いタイミングで移動開始させることを特徴とする請求項1又は2に記載のシート材後処理装置。
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