JP2003276909A - 用紙処理装置及び画像形成システム - Google Patents

用紙処理装置及び画像形成システム

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健次 山田
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Nobuyasu Suzuki
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Hiromoto Saito
広元 齊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高い位置精度で後処理可能な用紙処理装置及
び画像形成システムを提供する。 【解決手段】 搬入された用紙を第1の搬送ローラ対で
受け入れ、先端を揃えて第2の搬送ローラ対に受け渡た
して後段で所定の処理を行う用紙処理装置において、第
1の搬送ローラ対の搬送速度をV1、第2の搬送ローラ
対の搬送速度をV2としたとき、前記速度V1は、用紙
が第1の搬送ローラ対のニップに当接し、停止して生じ
たたわみを搬送方向の用紙の長さ内で吸収できる速度で
開始され(ステップS8)、かつ第2の搬送ローラ対に
受け渡すときにV1≦V2となるように搬送速度を制御
する(ステップS11)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、印刷機等の画像形成装置に一体もしくは別体に設け
られ、画像形成済みの用紙(記録媒体)に対して所定の
処理、例えば仕分け、スタック、綴じ、中綴じ製本を行
って排紙する用紙処理装置およびこの用紙処理装置と前
記画像形成装置とからなる画像形成システムに関する。
【0002】
【従来の技術】複写機やプリンタ等の画像形成装置にお
いて、給紙カセット等から画像形成部に搬送される用紙
は、その搬送姿勢を所定の姿勢に補正した上で画像形成
部に給紙しないと、画像が傾いた形で用紙に転写されて
しまう。また、画像形成された用紙に穿孔やステープラ
等の後処理を施す用紙処理部を設けた用紙処理装置にお
いては、正しい搬送姿勢で処理部に送り出さないと、所
定の位置に穿孔やステープル綴じが行なわれない。そこ
で、画像形成部や用紙処理部に搬送される直前に搬送姿
勢を補正する搬送姿勢機構を設けている。このような搬
送姿勢補正機構は、例えば、円周面の一部が当接するよ
うに配置された一対の搬送ローラで構成され、これら搬
送ローラのニップに用紙の搬送方向先端部(以下単に先
端と称する)を突き当てて用紙の搬送姿勢を補正するよ
うになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、搬送ロ
ーラの搬送速度や停止時間について特に配慮されていな
かったので、生産性に問題があったり、搬送ローラの脱
調が生じたりすることがあった。
【0004】また、搬送ローラの停止時間についの配慮
が特にされていなかったので、用紙サイズや紙厚による
たわみの違いに対応することができず、ニップで用紙先
端を揃えても後処理に際して位置精度を上げることがで
きなかった。
【0005】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その目的は、生産性を落とすこと
なく、高い位置精度で後処理可能な用紙処理装置及び画
像形成システムを提供することにある。
【0006】なお、関連する技術として、例えば特開平
10−329986号公報に開示された発明が知られて
いる。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、第1の手段は、搬入された用紙を第1の搬送ローラ
対で受け入れ、先端を揃えて第2の搬送ローラ対に受け
渡たして後段で所定の処理を行う用紙処理装置におい
て、第1の搬送ローラ対の搬送速度をV1、第2の搬送
ローラ対の搬送速度をV2としたとき、前記速度V1
は、用紙が第1の搬送ローラ対のニップに当接し、停止
して生じたたわみを搬送方向の用紙の長さ内で吸収でき
る速度で開始され、かつ第2の搬送ローラ対に受け渡す
ときにV1≦V2となるように搬送速度を制御する制御
手段を備えていることを特徴とする。
【0008】第2の手段は、第1の手段において、前記
制御手段は、前記第1の搬送ローラ対から第2の搬送ロ
ーラ対に受け渡すときにV1=V2となるように搬送速
度を制御することを特徴とする。
【0009】第3の手段は、第1の手段において、前記
搬送速度V1は一定の速度であることを特徴とする。
【0010】第4の手段は、第1の手段において、前記
第1の搬送ローラ対は前記所定の処理を行う手段より上
流側に配置されていることを特徴とする。
【0011】第5の手段は、第1ないし第4のいずれか
の手段に係る用紙処理装置と、入力された画像情報に基
づいて記録媒体に可視画像を形成する画像形成装置とか
ら画像形成システムを構成したことを特徴とする。
【0012】第6の手段は、第5の手段において、前記
用紙処理装置の第1の搬送ローラの停止時間を設定する
手段を画像形成装置側に備えていることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態に係る用
紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とか
らなる画像形成システムのシステム構成を示す図であ
り、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一
部を示している。
【0014】図1において、用紙後処理装置PDは、画
像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装
置PRの排紙ローラ30から排出された記録媒体、ここ
では用紙は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙
は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施形
態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有す
る搬送路Aを通り、上トレイ201へ導く搬送路B、シ
フトトレイ202へ導く搬送路C、整合およびスティプ
ル綴じ等を行う処理トレイF(以下スティプル処理トレ
イとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15
および分岐爪16によって振り分けられるように構成さ
れている。
【0015】搬送路AおよびDを経てスティプル処理ト
レイFへ導かれ、スティプル処理トレイで整合およびス
ティプル等を施された用紙は、偏向手段である分岐ガイ
ド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202
へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中
折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構
成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は
搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送
路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バ
ネにより図の状態に保持されており、用紙後端がこれを
通過した後、搬送ローラ9、10、スティプル排紙ロー
ラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転することで後
端を用紙収容部Eへ導き滞留させ、次用紙と重ね合せて
搬送することが可能なように構成されている。この動作
を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬
送することも可能である。
【0016】搬送路B、搬送路Cおよび搬送路Dの上流
で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置から受
け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に
入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッ
パ101、搬送ローラ2、分岐爪15および分岐爪16
が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示
しないバネにより図1の状態に保持されており、図示し
ないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上
方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによっ
て、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分け
る。
【0017】搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15
は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用
紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをON
することにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下
方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導
く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドは
OFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドを
ONすることにより、上方に回動した状態となる。
【0018】この用紙後処理装置では、用紙に対して、
穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ
(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、
用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じステ
ィプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、
中折り(折りプレート74、折りローラ81、82)な
どの各処理を行うことができる。
【0019】この用紙後処理装置PDの最下流部に位置
するシフトトレイ排紙部Iは、シフト排紙ローラ6と、
戻しコロ13と、紙面検知センサ330と、シフトトレ
イ202と、図示しないシフト機構と、シフトトレイ昇
降機構とにより構成される。図1において、符号13は
シフト排紙ローラ6から排出された用紙と接して前記用
紙の後端を図2に示すエンドフェンス32に突き当てて
揃えるためのスポンジ製のコロを示す。この戻しコロ1
3は、シフト排紙ローラ6の回転力で回転するようにな
っている。戻しコロ13の近傍にはトレイ上昇リミット
スイッチ333が設けられており、シフトトレイ202
が上昇して戻しコロ13を押し上げると、前記トレイ上
昇リミットスイッチ333がオンしてトレイ昇降モータ
168が停止する。これによりシフトトレイ202のオ
ーバーランが防止される。また、戻しコロ13の近傍に
は、図1に示すように、シフトトレイ202上に排紙さ
れた用紙もしくは用紙束の紙面位置を検知する紙面位置
検知手段としての紙面検知センサ330が設けられてい
る。
【0020】図1において、シフト排紙ローラ6は、駆
動ローラ6aと従動ローラ6bを有し、従動ローラ6b
は用紙排出方向上流側を支持され、上下方向に揺動自在
設けられた開閉ガイド板33の自由端部に回転自在に支
持されている。従動ローラ6bは自重または付勢力によ
り駆動ローラ6aに当接し、用紙は両ローラ6a、6b
間に挟持されて排出される。綴じ処理された用紙束が排
出される時は、開閉ガイド板33が上方に引き上げら
れ、所定のタイミングで戻されるようになっており、こ
のタイミングはシフト排紙センサ303の検知信号に基
づいて決定される。その停止位置は排紙ガイド板開閉セ
ンサの検知信号に基づいて決定され、排紙ガイド板開閉
モータにより駆動される。なお、排紙ガイド板開閉モー
タは排紙ガイド板開閉リミットスイッチのオンオフによ
り駆動制御される。
【0021】スティプル排紙ローラ11によってスティ
プル処理トレイFへ導かれた用紙は、スティプル処理ト
レイF上に順次積載される。この場合、用紙ごとに叩き
コロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジ
ョガーフェンス53によって横方向(用紙搬送方向と直
交する方向−用紙幅方向とも称す)の整合が行われる。
ジョブの切れ目、すなわち、用紙束の最終紙から次の用
紙束先頭紙までの間で、制御装置350(図16参照)
からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が
駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用
紙束は、ただちに放出爪52aが突設された放出ベルト
52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置に
セットされているシフトトレイ202に排出される。
【0022】図2は図1に示した画像形成システムの制
御回路を示すブロック図である。
【0023】制御装置350は、図2に示すように、C
PU360、I/Oインターフェース370等を有する
マイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体
のコントロールパネルの各スイッチ等、および入口セン
サ301、上排紙センサ302、シフト排紙センサ30
3、プレスタックセンサ304、スティプル排紙センサ
305、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジシ
ョンセンサ311などの各センサからの信号がI/Oイ
ンターフェース370を介してCPU360へ入力され
る。
【0024】CPU360は、入力された信号に基づい
て、シフトトレイ202用のトレイ昇降モータ、開閉ガ
イド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ、シフトトレ
イ202を移動するシフトモータ、叩きコロ12を駆動
する叩きコロモータ、叩きSOL等の各ソレノイド、各
搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動
する排紙モータ等の駆動を制御する。また、パンチユニ
ット100もクラッチやモータを制御することによりC
PU360の指示によって穴明けを実行する。
【0025】なお、用紙後処理装置PDの制御は前記C
PU360が図示しないROMに書き込まれたプログラ
ムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しな
がら実行することにより行われる。
【0026】図3ないし図6は用紙後処理装置FRの入
口部における第1及び第2の搬送ローラ対1,2と用紙
との関係を示す動作説明図、図7はそのときの制御手順
を示すフローチャートである。以下、これらの図を参照
して用紙入口部の動作について詳細に説明するこの実施
形態は、第1の搬送ローラ対1は第1のモータM1で、
第2のローラ対2は第2のモータM2でそれぞれ独立し
て駆動側のローラが駆動される。前記第1及び第2のモ
ータM1,M2はステッピングモータ381からなり、
それぞれモータドライバ380によってCPU360で
駆動制御される。
【0027】画像形成装置PRの排紙ローラ30から速
度Vで排出された用紙は、用紙後処理FRの入口部に入
り、入口センサ301が用紙先端を検出し(ステップS
1)、第1のタイマ371がスタートして予め決めらタ
イマ値になるまで第1の搬送ローラ1は停止した状態で
いる(図3は用紙搬入前の状態、図4はニップに突き当
たって停止している状態をそれぞれ示す)。この時にタ
イマ値は用紙サイズや紙厚により異なるので外部入力で
設定できるようにもなっている(ステップS3−S
4)。ただし外部入力を行った場合は、搬送されてきた
用紙サイズが搬送ローラの搬送駆動の恩恵を受けられな
い状態になる場合、もしくはたわみ量が著しく、用紙に
折りがついてしまうなどの可能性がある場合は設定値を
予め決められた値に戻し(ステップS5)、そのタイマ
値に基づいて第1の搬送ローラ対1の搬送速度V1を決
定する(ステップS6)。外部入力は例えば、画像形成
装置PR側の操作パネルからサービスマンが設定する。
【0028】この状態では、まだ第1の搬送ローラ対1
は停止しているので、搬送されてきた用紙の先端部は第
1の搬送ローラ対1のニップに当接した状態で停止し、
用紙には撓みが発生する(図4)。そして、用紙先端を
入口センサ301で検知してから開始されたタイマ37
1のカウント値が設定値を超えたら(ステップS7)、
モータM1の駆動を開始しさせてV1の搬送速度で第1
の搬送ローラ1を回転させる(ステップS8−図5)。
この時の搬送速度V1は送られてきた用紙の搬送方向の
長さ内で第1の搬送ローラ対1が停止していることによ
り発生した撓みを取り、なおかつ第2の搬送ローラ対2
に到達する時は第2のモータM2により搬送される搬送
速度V2以下で用紙を渡せるような搬送速度がCPU3
60で計算され、設定される。よって第1の搬送ローラ
対1の搬送速度V1と第2の搬送ローラ対2の搬送速度
V2の関係は、第1の搬送ローラ対1の動作開始はV1
>V2となり第2の搬送ローラ対2に到達するまでに、
第1の搬送ローラ対1が停止していた時にできた撓みを
解消し、かつ第2の搬送ローラ対2に用紙を受け渡す時
にはV1≦V2となっている(図6)。また用紙のたわ
みが解消できた時点で、搬送されている用紙の搬送速度
V1が切り替わるようになっており、その搬送速度は搬
送ローラの搬送速度V2の速度でもある。ここで第2の
搬送ローラ対2の動作開始は第2の搬送ローラ対2に用
紙が送られてくる前であり、かつ用紙が送られてくる前
に第2のモータM2によって搬送速度V2となる条件が
満たせればどの段階でスタートさせてもかまわない。
【0029】そこで、ステップS8で搬送速度V1で搬
送が開始されると、第2のタイマ372がカウントを開
始し(ステップS9)、この第2のタイマ372のカウ
ント数が設定値に達すると、V1≦V2となるように第
1の搬送ローラ対1の搬送速度V1を減速する。
【0030】なお、画像形成装置PRの排紙ローラ30
から用紙後処理装置FRに排紙されるときの搬送速度V
と第2の搬送ローラ対2の搬送速度V2は同一に設定さ
れている。また、第1のタイマ371の設定値は、用紙
サイズ、紙厚によって変更できるようにしているが変更
する必要がなければ、既定値のみでもよい。ただし、用
紙サイズが小より大、紙厚が厚より薄の方が突き当て時
間を長くした方が好ましいので、サイズや紙厚に応じて
自動的に第1のタイマ371のカウント数の設定値が変
更されるようにしておくことも可能である。
【0031】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、停止した
搬送ローラに画像形成装置側から送られてきた用紙を突
き当てできたたわみを、用紙毎で解消するような搬送速
度で搬送し、かつ次の搬送ローラに搬送するときは次の
ローラの搬送速度になるようにするような搬送速度にな
るようにしているので、生産性を落さずかつ搬送ローラ
の脱調も防ぐことができる。
【0032】また、本発明によれば、パンチなどを行な
う工程の上流にてスキューを修正する動作を行っている
ので、下流にある後処理の工程すべてにスキューが修正
された用紙を送ることが可能となり、より高い位置精度
で後処理を施すことができる。
【0033】さらに本発明によれば、第1の搬送ローラ
対の停止時間を設定できるので、用紙サイズや紙厚によ
るたわみの違いに対応することが可能となり、より高い
位置精度で後処理を施すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置を主に
示す用紙処理装置と画像形成装置とからなる画像処理シ
ステムのシステム構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の制御
回路を画像形成装置とともに示すブロック図である。
【図3】用紙後処理装置の入口部において用紙のスキュ
ーを補正して搬送するときの用紙進入前の状態を示す動
作説明図である。
【図4】用紙後処理装置の入口部において用紙のスキュ
ーを補正して搬送するときの用紙が撓んだ状態を示す動
作説明図である。
【図5】用紙後処理装置の入口部において用紙のスキュ
ーを補正して搬送するときの用紙が撓んだ状態から搬送
が介しされたときの状態を示す動作説明図である。
【図6】用紙後処理装置の入口部において用紙のスキュ
ーを補正して搬送するときの用紙の撓みが解消され、後
段の搬送ローラ対に受け渡されるときの状態を示す動作
説明図である。
【図7】用紙後処理装置の入口部において用紙のスキュ
ーを補正して搬送するときの制御手順を示すフローチャ
ートである。
【符号の説明】
1 第1の搬送ローラ対 2 第2の搬送ローラ対 301 入口センサ 350 制御回路 360 CPU 370 I/O 371 第1のタイマ 372 第2のタイマ 380 モータドライバ M1 第1のモータ M2 第2のモータ FR 用紙後処理装置(用紙処理装置) PR 画像形成装置
フロントページの続き (72)発明者 安藤 明人 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 山田 健次 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 田村 政博 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 鈴木 伸宜 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 齊藤 広元 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 永迫 秀也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3F102 AA01 AB01 BA02 BB02 CA03 CB01 DA08 EA03 EC02 FA04 FA08

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入された用紙を第1の搬送ローラ対で
    受け入れ、先端を揃えて第2の搬送ローラ対に受け渡た
    して後段で所定の処理を行う用紙処理装置において、 第1の搬送ローラ対の搬送速度をV1、第2の搬送ロー
    ラ対の搬送速度をV2としたとき、前記速度V1は、用
    紙が第1の搬送ローラ対のニップに当接し、停止して生
    じたたわみを搬送方向の用紙の長さ内で吸収できる速度
    で開始され、かつ第2の搬送ローラ対に受け渡すときに
    V1≦V2となるように搬送速度を制御する制御手段を
    備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 【請求項2】 前記制御手段は、前記第1の搬送ローラ
    対から第2の搬送ローラ対に受け渡すときにV1=V2
    となるように搬送速度を制御することを特徴とする請求
    項1記載の用紙処理装置。
  3. 【請求項3】 前記搬送速度V1は一定の速度であるこ
    とを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の搬送ローラ対は前記所定の処
    理を行う手段より上流側に配置されていることを特徴と
    する請求項1記載の用紙処理装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれか1項に記載
    の用紙処理装置と、 入力された画像情報に基づいて記録媒体に可視画像を形
    成する画像形成装置と、を備えていることを特徴とする
    画像形成システム。
  6. 【請求項6】 前記用紙処理装置の第1の搬送ローラの
    停止時間を設定する手段を画像形成装置側に備えている
    ことを特徴とする請求項5記載の画像形成システム。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2008247608A (ja) * 2007-03-08 2008-10-16 Ricoh Co Ltd 用紙搬送装置、用紙処理装置、給紙装置、画像形成装置用紙搬送方法、用紙搬送プログラム、及び記録媒体
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