JP3655478B2 - 用紙後処理装置および画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置から排出された記録紙を仕分けて所定の後処理を行う用紙後処理装置およびその用紙後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置により画像が記録された用紙に後処理を施す場合、本体側でジョブ間をあけて、スティプル処理された用紙の放出時間を含むスティプル処理時間を稼いでいた。そのため生産性を落としていたが、生産性が重要視されるようになると、スティプル動作および放出動作を実行している間、次のジョブの1枚目の用紙を用紙後処理装置に滞留させておいて、次の2枚目の用紙と重ねて2枚同時にスティプルトレイに排出することで、ジョブ間を空ける必要性を排除することが提案されている。
【0003】
2枚重ねて同時にスティプルトレイに排出する場合、従来の用紙後処理装置のように、用紙を叩きコロで叩いて縦揃えを行うだけでは、叩きコロが接触しない1枚目の用紙が完全に落としきれず、揃わない場合が生じてしまう。そこで、スティプルトレイに設けられ、後処理された用紙を放出するためにすくい上げる放出爪を外方に突出させた放出ベルトを、2枚同時排出後に逆転させ、放出爪の背面によって2枚重ねてスティプルトレイ上に排出された用紙上面を叩き落として揃えるという方法も、例えば特開平5−16567号公報などにより提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、2枚重ねて排出された用紙を放出爪の背面で叩き落とす際、用紙の先端がカールしていた場合、放出爪の背面から用紙の先端が滑り逃げて叩きの効果を得られず、用紙が揃わない場合が生じることがある。
【0005】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、紙揃え精度を確保した上で、生産性を重視した後処理が可能な用紙後処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、画像形成装置から排出される用紙を搬送経路中でスタックするスタック手段と、用紙束を綴じるスティプル手段と、このスティプル手段によって用紙を綴じるために用紙の幅方向の揃え動作を行う用紙揃え手段と、綴じられた用紙束の端部が当接する突起を備え、この突起を用紙放出方向に移動させて前記用紙束を放出する放出手段と、前記放出手段の突起を反用紙放出方向に移動させることにより前記用紙束の端部の反対端側に位置させ該反対端に当接させ、前記用紙束の用紙進行方向の揃え動作を行わせる制御手段とを有する用紙後処理装置において、前記放出手段の突起にはその先端に放出方向に屈曲した屈曲部を設け、前記放出手段を前記反用紙放出方向に移動させたときに前記用紙束の反対端に当接する前記突起の当接部側に前記用紙束の反対端を前記放出手段の突起の根本方向に押し付ける矯正部材を設け、前記矯正部材の長さを前記屈曲した部分から屈曲部の先端までの距離より長くしたことを特徴とする。
【0008】
第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段が、前記突起が前記用紙束の反対端に当接して停止する位置を前記スタック手段から前記用紙の搬送方向の長さに対して前記用紙の搬送方向の長さと同等以下に設定することを特徴とする。
【0009】
第3の手段は、画像形成装置から排出される用紙を搬送経路中でスタックするスタック手段と、用紙束を綴じるスティプル手段と、このスティプル手段によって用紙を綴じるために用紙の排出方向に回転しながら叩き落とし搬送方向の用紙揃え動作を行う用紙揃え手段と、綴じられた用紙束の端部が当接する突起をベルトに備え、このベルトを回転させることにより前記突起を用紙放出方向に移動させて前記用紙束を放出する放出手段と、用紙揃え手段と前記放出手段とを制御して前記用紙束の用紙進行方向の揃え動作を行わせる制御手段とを有する用紙後処理装置において、前記制御手段は、前記用紙揃え手段が前記用紙と接触して前記用紙放出方向と逆方向に回転するとき、前記放出手段の前記ベルトを、前記用紙揃え手段と前記ベルトとにより前記用紙を挟み込んで前記用紙放出方向と逆方向に搬送するように回転駆動することを特徴とする。
【0010】
第4の手段は、第3の手段において、前記制御手段が、前記放出手段のベルトの線速を前記用紙揃え手段の線速と同等もしくはそれ以上になるように制御することを特徴とする。
【0011】
第5の手段は、第3または第4の手段において、前記用紙揃え手段が前記用紙に接触する位置と対向する位置の前記放出手段に、前記用紙揃え手段が作動した時に突出して前記用紙を前記用紙揃え手段に接触させるための押え部材を設けたことを特徴とする。
【0012】
第6の手段は、第3ないし第5の手段において、前記放出手段が、高摩擦係数部材で構成されていることを特徴とする。
第7の手段は、第1ないし第6の手段に記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の各実施の形態において、同等とみなせる各部には同一参照番号を付し、重複する説明は適宜省略する。
【0014】
最初に図1から図8により本発明の第1の実施の形態を説明する。図1は本発明の一実施の形態における構成を説明するための図、図2は図1のジョガーフェンス部の要部を示す斜視図、図3は図2のジョガーフェンス部の下部の構造を説明するための図、図4は図1のジョガーフェンス部とスティプル装置の要部を示す斜視図、図5は図1の放出ベルト部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図、図6は図1の用紙後処理装置における制御回路の概略を示すブロック図、図7は図1の排紙トレイ部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図、図8は図1の放出ベルト部の要部を説明するための図である。
【0015】
まず、図1により全体の構成を説明すると、画像形成装置81からの用紙排出搬送路入口には、用紙の搬入を検知する入口センサ36、用紙を内部に搬入するための入口ローラ1、用紙にファイリング用の孔を穿孔するロータリーパンチなどで構成された穿孔装置15、用紙を3つの方向のいずれかに搬送するように搬送路を切換えるための2つの分岐爪8a,8b、及び穿孔装置15から分岐爪8aに用紙を導く搬送ローラ2aが設けられている。分岐爪8a,8bにより、排紙トレイ12方向に行く用紙と、搬送路Bを通ってスティプル装置11に行く用紙と、プルーフトレイ14に行く用紙が分けられる。
【0016】
排紙トレイ12方向の搬送路には、分岐爪8bから搬送路Aを通る用紙を排紙トレイ12に搬送するための上搬送ローラ2b、この上搬送ローラ2bによって搬送されてきた用紙を検知する排紙センサ38、排紙トレイ12に用紙を排出する排出ローラ3、排紙トレイ12上の所定の位置に用紙をまとめる寄せローラ7、排紙トレイ12上の用紙を検知するための紙面レバー13、そしてこの紙面レバー13の位置を検知する紙面センサ32,33などが配置されている。排紙トレイ12は、トレイ昇降(上下)モータ51(図6)およびシフトモータ52(図6)により適宜上下左右に移動する。
【0017】
スティプル装置11方向への搬送路Bには、分岐爪8bからの用紙をスティプル装置11に搬送するための搬送ローラ2c、下搬送ローラ4、この下搬送ローラ4によって搬送されてきた用紙を検知する排紙センサ37、ブラシローラなどで構成された紙送りローラ6などが配置されている。下搬送ローラ4は、搬送モータ54(図6)により駆動されている。スティプル装置11方向の搬送路には、前記下搬送ローラ4と分岐爪8cが設けられ、直接スティプル装置11方向に用紙を搬送する搬送路Cと、プレスタック搬送部に行く搬送路Dとが分けられている(以下、この搬送路とともに「プレスタック搬送部D」と称す。)。プレスタック搬送部Dには、プレスタック搬送モータ58(図6)によって駆動される搬送ローラ16が配置される。
【0018】
モータ54によって駆動されるスティプル装置11は、スティプルトレイ21の下側に設けられ、スティプルトレイ21には用紙の整合を行うためのジョガーフェンス9、叩きコロでもある戻しローラ5、およびジョガーフェンス9の背後に位置して綴じた用紙束を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。
【0019】
ジョガーフェンス9は、図2に示すように、ジョガーモータ26によりジョガーベルト49を介して駆動され、戻しローラ5は叩きソレノイ30により振子運動可能に支持されている。なお、47は紙送りローラ6に搬送モータ52(図6)の駆動力を伝達する駆動ベルトである。また、ジョガーフェンス9の下側には、図3に示すように、用紙側を突き当てるための後端フェンス19が設けられている。この後端フェンス19は、図4に示すように、左右一対、すなわち19−1,19−2に分割された状態で設けてもよい。なお、この後端フェンス19は用紙揃えの際に用紙がスタックされるスタックトレイの下端に設けられ、スタック手段を構成している。
【0020】
スティプル装置11は、図4に示すように、ステープラ移動モータ27によりスティプルベルト50を介して駆動され、横に移動する。一方、放出ベルト10は、図5に示すように、放出モータ57により駆動される。この放出ベルト10の近傍には、放出ベルト10がホームポジションに位置したことを検知する放出ベルトホームセンサ39が設けられている。
【0021】
なお、排紙センサ37は、用紙の後端を検知して即、戻しローラ5にオン命令を出して戻りローラ5を作動させても、戻りローラ5が用紙の後端に打ち当て可能な位置に配置されている。
【0022】
排紙トレイ12は、図7に示すように、一対の上下リフトベルト48により吊されており、これら上下リフトベルト48がギア列およびタイミングベルトなどを介してトレイ昇降モータ51により駆動され、トレイ昇降モータ51の正転または逆転により上昇したり、下降したりする。排紙トレイ12のホームポジション(HP)および移動時の高さは、上下方向に回転可能なレバー13と、紙面センサ32,33により検出され、排紙トレイ12上が用紙で満杯になると下限センサ34により検出される。さらに、排紙トレイ12の上昇時に寄せローラ7が排紙トレイ12により押し上げられると、上限スイッチ31がオフになり、トレイ昇降モータ51の回転が停止して、排紙トレイ12のオーバーランによる破損を防止している。
【0023】
次に、図6により制御回路の構成を説明すると、画像形成装置とのインターフェイスをとるI/Fボード71、上述した後処理装置内の各種のスイッチのスイッチボード72、上述した後処理装置内の各種のセンサのセンサボード73、種々の制御やデータを記憶したROM74、動作基準となるクロック信号を出力するクロック回路75からの種々の信号は、マイクロコンピュータなどで構成された中央処理装置(以下、CPUと称する)70に入力される。入力されるセンサ信号は、必要に応じて割り込みポートに接続する。CPU70は、入力された信号に応じて、ステッピングモータ制御ドライバ76、モータドライバ77あるいはソレノイド用のドライバ78に信号を出力する。ステッピングモータ制御ドライバ76は、上搬送ローラ5を駆動しプルーフトレイ14側に用紙を搬送する搬送モータ53、下搬送ローラ4を駆動し、スティプル装置11側に用紙を搬送する搬送モータ54、穿孔装置11のパンチモータ60、排紙モータ55、ジョガーフェンス9を移動させるためのジョガーモータ26、スティプル装置11を移動させるためのスティプラ移動モータ27、スティプラ斜めモータ59、及び放出ベルト10を駆動する放出モータ57などステッピングモータで構成されたモータに制御信号を出力する。モータドライバ77は、ステッピングモータ以外のモータである排紙トレイ12のためのトレイ昇降モータ51やシフトモータ52、スティプル装置11を駆動するスティプルモータ56、及びプレスタック搬送部に用紙を搬送する搬送ローラ16を駆動する搬送モータ58に制御信号を出力する。ドライバ78は、分岐爪2aおよび2bの切り換え動作を行う切換ソレノイド41,42、戻しローラ5を駆動する叩きソレノイ30、及びプレスタック搬送部D側に搬送路を切り換える分岐爪8cの切り換え動作を行う切換ソレノイド43に制御信号を出力する。
【0024】
搬送モータ54のパルス信号は、CPU70に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きソレノイド30が制御される。整合制御手段は、CPU70およびこのCPU70を動かす種々のオペレーションプログラムによって構成される。なお、30は後述する本発明の第4の実施の形態における叩きソレノイドである。
【0025】
上述した構成において、まずスティプルを行わないノンスティプルモードが選択された場合の動作を説明する。画像形成装置からコピー済みの用紙が入口ローラ1により受け入れられ、搬送ローラ2a,2bにより搬送路Aを通って、排出ローラ3によって排紙トレイ12上に排出される。寄せローラ7により用紙の縦方向の整合が行われ、排紙トレイ12にスタックされる。このとき、寄せローラ7は排紙センサ38が用紙の後端を検知すると減速され、スタック性を向上させている。また、順次コピー済みの用紙が排出されていくと、時間による制御により排出トレイ12は上下モータ51の駆動で下げられ、常に適切な高さに保つ。また、ソートおよびスタックモードのときには、画像形成装置のコントロールパネル(図示しない)などから出力される仕切信号によって、シフトモータ52を駆動し、排紙トレイ12のシフトを行い。ジョブ終了まで仕分けを行う。
【0026】
スティプルモードが選択された場合には、以下のような動作が行われる。すなわち、スティプルモードが選択されると、図2に示すようにジョガーフェンス9はホームポジションから移動し、用紙幅よりも片側9mm離れた位置で待機する。用紙サイズは画像形成装置からジョブの起動時と、用紙が画像形成装置から排出されてくるたびに信号が送られてくるが、ジョガーフェンス9などはジョブの起動時に送られてくる用紙サイズ信号によって移動距離を決定している。
【0027】
ファーストコピー用紙が搬送路Bに進入すると分岐爪8cによりプレスタック搬送部Dへ送り込まれ、プレスタック搬送モータ58(図6)によって駆動される搬送ローラ16によって搬送され、用紙が適当な位置に達すると、プレスタック搬送モータ58が停止し、用紙は停止する。一方、セカンドコピー用紙は搬送路Cへ送り込まれる。そして、プレスタック搬送部Dでスタックされたファーストコピー用紙と先端が揃う位置でプレスタックの搬送モータ58により搬送ローラ16を駆動し、その後は2枚同時に搬送する。用紙後端がスティプル入り口センサ37を通過すると、ジョガーフェンス9が待機位置から7mm内側にジョギングを行う。また、スティプル入口センサ37は用紙後端通過時点にそれを検知し、その信号をCPU70に入力し、CPU70ではこの信号の受信時点から搬送モータ54からの発信パルスをカウントし、所定パルス発信後に戻しソレノイド30をオンさせる。戻しローラ5は叩きソレノイド30のオン・オフによって振子運動し、オン時には用紙を叩いて下方向に戻し、後端フェンス19に突き当てて用紙の縦揃えを行う。サードコピー用紙以降は、搬送路Cを通過し、各用紙につき上述のジョギング動作を行う。
【0028】
このとき、スティプルトレイ21に収納される用紙がスティプル入口センサ37を通過するたびにその信号がCPU70に入力され、用紙の枚数がカウントされる。
【0029】
戻しソレノイド30がオフされて所定時間が経過した後、ジョガーフェンス9はジョガーモータ26によって2.6mm内側に移動(用紙幅より0.6mm食い込んだ状態)して一旦停止し、横揃えが終了する。ジョガーフェンス9はその後9.6mm戻り、次の用紙を待つ。この動作を最終ページまで行う。最終ページでは、再び9.1mm内側へのジョギングを行い(用紙幅より0.1mm食い込んだ状態)、用紙束の両端を押さえてスティプル動作に備える。その後、所定時間にスティプル装置11が作動し、綴じ処理が行われる。このとき、複数綴じが指定されていれば、1箇所の綴じ動作が終了した後、スティプル移動モータ27が駆動され、スティプル装置11が用紙後端に沿って適正位置まで移動され、2箇所目の綴じ処理が行われる。綴じ処理が終了すると、放出モータ57(図5)が駆動され、放出ベルト10を駆動する。同時に排紙モータ55(図7)も駆動され、放出爪10aによって持ち上げられた用紙束を受け取るべく回転しはじめる。
【0030】
プレスタックによる2枚同時排出では、進行方向の揃えを強制する必要が生じる場合がある。この場合CPU70により、スティプル入口センサ37が用紙後端の通過を検知して一定時間が経過した後、放出ベルト10を放出方向とは反対の方向に駆動するように放出モータ57の駆動を制御して、放出爪10aの背面で用紙の先端を後端フェンス19方向に押さえつける。その後、所定のジョガー9による揃え動作を行い、揃え動作終了後に放出爪10aは用紙束を放出する方向に回転して放出動作を実行する。
【0031】
このように放出爪10aを用紙搬送方向の揃え動作に使用する場合は、用紙先端を押さえつける動作を行った後、放出開始位置までの移動に時間がかかることから放出ベルト10上に放出爪10aを2個設け、生産性を向上させるようにする。
【0032】
排紙トレイ12は図7に示すように上下リフトベルト48により吊るされている。上下リフトベルト48はギア列及びタイミングベルトを介して上下モータ51によって駆動され、上下モータ51の正転または逆転により上昇または下降する。排紙トレイ12のホームポジション(HP)及び移動の高さは上下方向に回転可能な紙面レバー13と紙面センサ32,33によって検出される。
【0033】
2つの放出爪10aの各背面、すなわち放出ベルト10を放出方向とは反対の方向に駆動したとき用紙の先端と当接する面には、図8に示すように、ゴムやフェルトなど高摩擦係数の部材で構成された裏打ち材10bがそれぞれ取り付けられている。これは、上述したように、プレスタックによる2枚同時排出時において、用紙の進行方向の揃えを強制するために放出ベルト10を放出方向とは反対の方向に駆動し、放出爪10aの背面で用紙の先端を後端フェンス19方向に押さえつけているが、その時、図8に示すように、用紙のスタックされている状態がフェイスカール、すなわち用紙Pの先端がジョガーフェンス9から浮いている状態にあると、放出爪10aの背面で用Pの先端を叩くときに、矢印の方向に逃げてしまう場合があるからである。用紙Pが逃げてしまうと、適切な揃えができなくなり、揃え不良が発生することがある。そこで、この実施の形態においては、放出爪10aの背面に高摩擦係数の部材で構成された裏打ち材10bを設け、用紙Pが矢印の方向に逃げるのを押えて用紙揃えを確実に行うようにしている。
【0034】
この裏打ち材10bに代えて、図9に示すように、矯正部材10cを設けてもよい。図9は本発明の用紙後処理装置の第2の実施の形態における放出ベルト部を説明するための図である。すなわち、放出ベルト10の各放出爪10aの裏面には、斜めに突出するように矯正部材10cを設けている。これにより、用紙Pの先端がジョガーフェンス9から浮いていても、放出ベルト10が用紙の放出方向とは反対の方向に駆動されて用紙Pの先端を叩くとき、矯正部材10cは用紙のカールを修正する方向、すなわち放出ベルト10側に引き込むように作用し、用紙Pを真直ぐな状態に用紙Pを揃えることができる。放出爪10aの裏面に矯正部材10cを設けた以外の構成は、上述した第1の実施の形態と同じ構成である。なお、放出爪10aの先端には用紙の放出方向に屈曲した屈曲部が形成されている。また、屈曲部の長さは、屈曲した部分から屈曲部の先端までの距離、矯正部材10cの長さは、放出爪10aから分岐した根元から矯正部材10cの先端までの距離である。
【0035】
次に、放出ベルト10の放出爪10aの背面で用紙の先端を叩く場合の叩き停止位置について、図10により説明する。図10は放出ベルトの放出爪の背面による用紙先端叩き停止位置を説明するための図である。すなわち、用紙Pの先端あるいは後端がカールしていると、真直ぐな用紙に対して長さ方向が見かけ上短くなってしまう。そのため、後端フェンス19上に用紙の下端が載置され、用紙の下端から上端までの長さを用紙が真直ぐなときの長さに設定し、このときに用紙の上端が位置する地点で放出ベルト10の放出爪10aの裏面が停止するように設定した場合、適切な揃えが行えなくなってしまう。そこで、スタックされている用紙Pの長さよりも短くなる位置まで放出爪10aを移動させた後停止するように設定している。これにより、真直ぐな用紙に対しては放出爪10aを食い込ませるようにして用紙の揃えを行い、カールして真直ぐな用紙に対して長さ方向が見かけ上短くなるような用紙に対しては、放出爪10aの食い込み量は減少するが、確実に放出爪10aの背面で用紙の先端を叩くことができる。これにより用紙揃えの精度を向上させることができる。
【0036】
次に、図11により本発明の第3の実施の形態を説明する。図11は、本発明の用紙後処理装置の第3の実施の形態における放出ベルト部を説明するための図である。この第3の実施の形態においては、戻しローラ5と放出ベルト10とにより用紙揃えを行っている。すなわち、プレスタックをした1枚目の用紙と2枚目の用紙が重なってスティプルトレイ21に搬送されてきたとき、CPU70により所定のタイミングで戻しローラ5は叩きソレノイド30により図11において実線の位置から破線の位置(矢印Yで示す方向)に移動する。戻しローラ5が破線に位置に移動して用紙Pに接触するときには、戻しローラ5は矢印Zの方向に回転しており、用紙P後端フェンス19に叩き落とそうとしている。その時に、放出ベルト10が戻しローラ5の回転方向と同一の矢印Xの方向に動作し、2枚の用紙Pを戻しローラ5と放出ベルト10で挟み込んで後端フェンス19に落とす、これにより戻しローラ5に接触している2枚目の用紙Pのみが後端フェンス19に落とし込まれるようなことはなく、1枚目と2枚目が重なった状態を維持したまま後端フェンス19に戻されるので、用紙の揃え精度が向上する。
【0037】
この場合、放出ベルト10の線速(矢印Xの方向に移動するときの線速)を戻しローラ5の回転速度(戻しローラ5が用紙Pに接触した接点での矢印Zの方向の回転線速)と同等もしくはそれ以上の線速にCPU70により制御することにより1枚目の用紙Pが取り残されることなく、確実に後端フェンス19に叩きおとすことができる。また、放出ベルト10の材質をゴムやフェルトのような高摩擦係数の材料で構成することにより、確実に2枚の用紙Pを戻しローラ5と放出ベルト10で挟み込むことができるため、用紙の揃え精度の向上が実現できる。放出爪ベルト10と戻しローラ5の制御以外は、上述した第1の実施の形態と同じ構成である。
【0038】
最後に図12および図13に示す本発明の第4の実施の形態を説明する。図12は本発明の用紙後処理装置の第4の実施の形態における放出ベルト部を説明するための図、図13は第4の実施の形態における押え部材の機構を説明するための図である。
【0039】
この第4の実施の形態においては、放出ベルト10の叩きローラ5と相反する面に、押えローラ100が設けられている。押えローラ100は略L字状をしたレバー101の一端に回転自在に取り付けられ、レバー101の他端には駆動ソレノイド102の駆動軸に接続されている。レバー101はその角部に設けられた支軸103により回動自在に設けられ、駆動ソレノイド102の付勢による吸引動作によって、レバー101は破線の位置に回動するように配設されている。すなわち、上述した第3の実施の形態と同様に、プレスタックをした1枚目の用紙と2枚目の用紙が重なってスティプルトレイ21に搬送されてきたとき、所定のタイミングで戻しローラ5は叩きソレノイド30により図11において実線の位置から破線の位置(矢印Yで示す方向)に移動する。戻しローラ5が破線に位置に移動して用紙Pに接触するときには、戻しローラ5は矢印Zの方向に回転しており、用紙P後端フェンス19に叩き落とそうとしている。このとき、図6のCPU70は駆動ソレノイド102を付勢し、駆動ソレノイド102の吸引動作によって押えローラ100は、レバー101を介して破線の位置まで移動し(矢印Vの方向)、放出ベルト10を戻しローラ5方向に押し出し、それによって用紙Pは確実に放出ベルト10に接触することができる。これにより、用紙Pは放出ベルト10と戻しローラ5との間に確実に挟まれグリップされ、後端フェンス19に叩き落とされる、これによって、揃え精度を確実に向上させることができる。なお、叩きソレノイド30は図6に示すように、CPU70により制御される。
【0041】
【発明の効果】
請求項1記載の発明によれば、2枚重ねて排出されてきた用紙を放出手段の逆転で放出手段の突起で叩き落とす際、用紙の先端がカールしていた場合、カールしている分でだけ用紙の長さが見かけ上短くなっているため、突起が用紙の先端に接触せず、揃えられない場合が生じるが、当接部側に傾斜して形成し、用紙束の反対端を放出手段の突起の根本方向に押し付ける矯正部材によってカールしている用紙の先端を突起の根本方向に修正することができ、用紙を真直ぐにしながら叩き動作を行うことが可能となり、突起による用紙揃えを確実に行うことができる。
【0042】
請求項2記載の発明によれば、スタック手段にスタックされている用紙のスタック手段と接触している下端部から上端部までの長さより短い位置まで、放出手段の突起を移動させ、突起は用紙の先端に食い込むようにして用紙の揃えを行っているので、カールされた用紙も確実に揃えることが可能となり、用紙の揃え精度を向上させることができる。
【0043】
請求項3記載の発明によれば、2枚重ねてスタック手段に排出する際、従来の用紙後処理装置のように用紙を単に用紙揃え手段による叩き動作だけで、用紙揃えを行うだけでは、用紙揃え手段が接触しない1枚目の用紙の放出手段との摩擦係数が2枚目の用紙の摩擦係数より大きいため完全に落としきれず、揃わないことがあるが、用紙揃え手段による叩き動作で落とす際に、用紙揃え手段が用紙と接触して回転するとき、放出手段のベルトを、用紙揃え手段とベルトとにより用紙を挟み込んで用紙放出方向と逆方向に搬送するように回転し、2枚の用紙を規定のスタック面まで落して揃えるので、用紙の揃え精度を向上させることができる。
【0044】
請求項4記載の発明によれば、2枚の用紙を用紙揃え手段と放出手段とで挟み込んで規定のスタック面まで落して揃える際に、放出手段のベルトの線速を用紙揃え手段の線速と同等もしくはそれ以上しているので、2枚の用紙の揃えをいっそう高精度に実施することができる。
【0045】
請求項5記載の発明によれば、押え部材によって用紙揃え手段と対向する位置の放出手段の部分を用紙側に押し上げることができ、これにより用紙揃え手段と放出手段によって用紙が確実に挟み込まれ、グリップがよくなり、いっそうの揃え精度を得ることができる。
【0046】
請求項6記載の発明によれば、放出手段が高摩擦係数部材で構成されているので、用紙との滑りを防止し、グリップ性能を向上させることができ、これによりいっそうの揃え精度を得ることができる。
請求項7記載の発明によれば、請求項1ないし6記載の発明による作用効果を奏する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における構成を示す図である。
【図2】図1のジョガーフェンス部の要部を示す斜視図である。
【図3】図2のジョガーフェンス部の下部の構造を示す図である。
【図4】図1のジョガーフェンス部とスティプル装置の要部を示す斜視図である。
【図5】図1の放出ベルト部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図6】図1の用紙後処理装置における制御回路の概略を示すブロック図である。
【図7】図1の排紙トレイ部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図であ
る。
【図8】図1の放出ベルト部の要部を説明するための図である。
【図9】本発明の用紙後処理装置の第2の実施の形態における放出ベルト部を説明する
ための図である。
【図10】放出ベルトの放出爪の背面による用紙先端叩き停止位置を説明するための図である。
【図11】本発明の用紙後処理装置の第3の実施の形態における放出ベルト部を説明するための図である。
【図12】本発明の用紙後処理装置の第4の実施の形態における放出ベルト部を説明するための図である。
【図13】第4の実施の形態における押え部材の機構を説明するための図である。
【符号の説明】
5 戻し(叩き)ローラ
9 ジョガーフェンス
10 放出ベルト
10a 放出爪
10b 裏打ち材
10c 矯正部材
11 スティプル装置
19 後端フェンス
21 スティプルトレイ
26 ジョガーモータ
30 叩き(戻し)ソレノイド
56 スティプルモータ
57 放出モータ
70 CPU
78 ドライバ
Claims (7)
- 画像形成装置から排出される用紙を搬送経路中でスタックするスタック手段と、用紙束を綴じるスティプル手段と、このスティプル手段によって用紙を綴じるために用紙の幅方向の揃え動作を行う用紙揃え手段と、綴じられた用紙束の端部が当接する突起を備え、この突起を用紙放出方向に移動させて前記用紙束を放出する放出手段と、前記放出手段の突起を反用紙放出方向に移動させることにより前記用紙束の端部の反対端側に位置させ該反対端に当接させ、前記用紙束の用紙進行方向の揃え動作を行わせる制御手段とを有する用紙後処理装置において、
前記放出手段の突起にはその先端に放出方向に屈曲した屈曲部を設け、
前記放出手段を前記反用紙放出方向に移動させたときに前記用紙束の反対端に当接する前記突起の当接部側に前記用紙束の反対端を前記放出手段の突起の根本方向に押し付ける矯正部材を設け、
前記矯正部材の長さを前記屈曲した部分から屈曲部の先端までの距離より長くしたことを特徴とする用紙後処理装置。 - 前記制御手段は、前記突起が前記用紙束の反対端に当接して停止する位置を前記スタック手段から前記用紙の搬送方向の長さに対して前記用紙の搬送方向の長さと同等以下に設定することを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
- 画像形成装置から排出される用紙を搬送経路中でスタックするスタック手段と、用紙束を綴じるスティプル手段と、このスティプル手段によって用紙を綴じるために用紙の排出方向に回転しながら叩き落とし搬送方向の用紙揃え動作を行う用紙揃え手段と、綴じられた用紙束の端部が当接する突起をベルトに備え、このベルトを回転させることにより前記突起を用紙放出方向に移動させて前記用紙束を放出する放出手段と、用紙揃え手段と前記放出手段とを制御して前記用紙束の用紙進行方向の揃え動作を行わせる制御手段とを有する用紙後処理装置において、
前記制御手段は、前記用紙揃え手段が前記用紙と接触して前記用紙放出方向と逆方向に回転するとき、前記放出手段の前記ベルトを、前記用紙揃え手段と前記ベルトとにより前記用紙を挟み込んで前記用紙放出方向と逆方向に搬送するように回転駆動することを特徴とする用紙後処理装置。 - 前記制御手段は、前記放出手段のベルトの線速を前記用紙揃え手段の線速と同等もしくはそれ以上になるように制御することを特徴とする請求項3記載の用紙後処理装置。
- 前記用紙揃え手段が前記用紙に接触する位置と対向する位置の前記放出手段に、前記用紙揃え手段が作動した時に突出して前記用紙を前記用紙揃え手段に接触させるための押え部材が設けられていることを特徴とする請求項3または4記載の用紙後処理装置。
- 前記放出手段は、高摩擦係数部材で構成されていることを特徴とする請求項3ないし5のいずれか1項に記載の用紙後処理装置。
- 請求項1ないし6のいずれか1項に記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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