JP3898367B2 - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置から排出された記録紙の紙揃えを行ってスティプルなどの後処理を行う用紙後処理装置およびその用紙後処理装置を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機、プリンタ、ファクシミリなどの画像形成装置により画像が記録された記録紙に後処理を施す場合、用紙がスティプルトレイにスタックされる度に毎回同じジョギング動作を行い、幅方向の紙揃え精度を確保している。しかし、生産性が重要視されるようになると、ファーストコピー紙をプレスタックするなどしてスティプル処理による待機時間を設けることなくスティプル処理を行うことが要求される。また、プレスタックによる2枚同時排出時には、幅方向だけでなく進行方向の揃え精度を確保する必要がるので、2枚同時排出後に放出爪を逆転させ、放出爪の背面によって用紙上面を押さえるという方法も採用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
現在、位置決め制御、コスト、EMIの観点からステッピングモータが主に使用されているが、CPUにはステッピングモータを駆動するためのクロック数が制限されている。そこで、多機能を追求し、必然的にモータ数が増えると、クロックを切り換えてモータを駆動する方法をっている。このようにあるモータを駆動させたいときに、同一クロックの他のモータが動作していることが生じるため、モータの制御に気を使う必要がある。
【0004】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、紙揃え精度を確保した上で、生産性を重視した後処理が可能な用紙後処理装置および画像形成装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、搬送されてくる用紙を搬送経路中でスタックするスタック手段と、用紙束を綴じるスティプル手段と、このスティプル手段によって用紙を綴じるために用紙の幅方向の揃え動作を行う用紙揃え手段と、綴じられた用紙束の端部が当接する突起と、この突起を用紙放出方向に移動させて前記用紙束を放出する放出手段と、を有する用紙後処理装置において、前記突起を反用紙放出方向に移動させて前記用紙束の反対端に当接させ、前記用紙束の用紙進行方向の揃え動作を行わせる制御手段を備え、紙のサイズが所定のサイズより小さく、かつ用紙の綴じ枚数が所定枚数より少ない場合は前記用紙揃え手段による揃え動作を、通常の揃え動作の制御から、1段階の揃え動作の制御へ変更する制御変更手段を備えることを特徴とする。
【0006】
第2の手段は、第1の手段において、前記制御手段は、前記用紙揃え手段による用紙揃え動作の前に前記放出手段の突起を反用紙放出方向に移動させて前記用紙の揃え動作を行わせることを特徴とする。
【0007】
第3の手段は、第1の手段において、前記用紙揃え手段による揃え動作中に次の用紙の用紙揃え動作の指示指令があったときに、前記制御手段は前記指示指令入力を無視して前記揃え動作中の動作を続行し、前記次の用紙の用紙揃え動作は前記放出手段による揃え動作を行うことを特徴とする。
【0008】
第4の手段は、第1の手段において、前記放出手段が、前記突起を備え、用紙放出方向に平行に駆動される無端状の放出ベルトからなるとともに、前記突起が1つの放出ベルトに2個設けられていることを特徴とする。
【0009】
第5の手段は、第1ないし第4の手段の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施の形態について説明する。図1は本発明の一実施の形態における構成を説明するための図、図2は図1のジョガーフェンス部の要部を示す斜視図、図3は図2のジョガーフェンス部の下部の構造を説明するための図、図4は図1のジョガーフェンス部とスティプル装置の要部を示す斜視図、図5は図1の放出ベルト部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図、図6は図1の用紙後処理装置における制御回路の概略を示すブロック図、図7は図1の排紙トレイ部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図である。
【0011】
まず、図1により全体の構成を説明すると、画像形成装置81からの用紙排出搬送路入口には、用紙の搬入を検知する入口センサ36、用紙を内部に搬入するための入口ローラ1、用紙にファイリング用の孔を穿孔するロータリーパンチなどで構成された穿孔装置15、用紙を3つの方向のいずれかに搬送するように搬送路を切換えるための2つの分岐爪8a,8b、及び穿孔装置15から分岐爪8aに用紙を導く搬送ローラ2aが設けられ、分岐爪8a,8bにより、排紙トレイ12方向に行く用紙と、スティプル装置11に行く用紙と、プルーフトレイ14に行く用紙分けられる。
【0012】
排紙トレイ12方向の搬送路には、分岐爪8bからの用紙を排紙トレイ12に搬送するための上搬送ローラ2b、この上搬送ローラ2bによって搬送されてきた用紙を検知する排紙センサ38、排紙トレイ12に用紙を排出する排出ローラ3、排紙トレイ12上の所定の位置に用紙をまとめる寄せローラ7、排紙トレイ12上の用紙を検知するための紙面レバー13、そしてこの紙面レバー13の位置を検知する紙面センサ32,33などが配置されている。排紙トレイ12は、トレイ昇降(上下)モータ51(図6)およびシフトモータ52(図6)により適宜上下左右に移動する。
【0013】
スティプル装置11方向の搬送路には、分岐爪8bからの用紙をスティプル装置11に搬送するための搬送ローラ2c、下搬送ローラ4、この下搬送ローラ4によって搬送されてきた用紙を検知する排紙センサ37、ブラシローラなどで構成された紙送りローラ6などが配置されている。下搬送ローラ4は、搬送モータ54(図6)により駆動される。スティプル装置11方向の搬送路には、前記下搬送ローラ4と分岐爪8cが設けられ、前記搬送路は直接スティプル装置11方向に用紙を搬送する経路Cと、プレスタック搬送部に行く経路Dと分けられている(以下、この経路を含めて「プレスタック搬送部D」と称す。)。プレスタック搬送部Dには、プレスタック搬送モータ58(図6)によって駆動される搬送ータ16が配置される。
【0014】
スティプルモータ5によって駆動されるスティプル装置11は、スティプルトレイ21の下側に設けられ、スティプルトレイ21には用紙の整合を行うためのジョガーフェンス9、戻しローラ5、およびジョガーフェンス9の背後位置に綴じた用紙束を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。
【0015】
ジョガーフェンス9は、図2に示すように、ジョガーモータ26によりジョガーベルト49を介して駆動され、戻しローラ5は叩きソレノイ30により振子運動可能に支持されている。なお、47は紙送りローラ6に搬送モータ5(図6)の駆動力を伝達する駆動ベルトである。また、ジョガーフェンス9の下側には、図3に示すように、用紙後端を突き当てるための後端フェンス19が設けられている。この後端フェンス19は、図4に示すように、左右一対、すなわち19−1,19−2に分割された状態で設けてもよい。なお、この後端フェンス19は用紙揃えの際に用紙がスタックされるスティプルトレイの下端に設けられ、スタック手段を構成している。
【0016】
スティプル装置11は、図4に示すように、ステプラ移動モータ27によりスティプルベルト50を介して駆動され、横方向(矢印方向)に移動する。一方、放出ベルト10は、図5に示すように、放出モータ57により駆動される。この放出ベルト10近傍には、放出ベルト10がホームポジションに位置したことを検知する放出ベルトホームセンサ39が設けられている。
【0017】
なお、排紙センサ37は、用紙の後端を検知して即、戻しローラ5にオン命令を出して戻りローラ5を作動させても、戻しローラ5によって用紙を戻したときに用紙後端を後端フェンス19に打ち当て可能な位置に配置されている。
【0018】
排紙トレイ12は、図7に示すように、一対の上下リフトベルト48により吊されており、これら上下リフトベルト48がギア列およびタイミングベルトなどを介してトレイ昇降モータ51により駆動され、トレイ昇降モータ51の正転または逆転により上昇したり、下降したりする。排紙トレイ12のホームポジション(HP)および移動時の高さは、上下方向に回転可能なレバー13と、紙面センサ32,33により検出され、排紙トレイ12上が用紙で満杯になると下限センサ34により検出される。さらに、排紙トレイ12の上昇時に寄せローラ7が排紙トレイ12により押し上げられると、上限スイッチ31がオフになり、トレイ昇降モータ51の回転が停止して、排紙トレイ12のオーバーランによる破損を防止している。
【0019】
次に、図6により制御回路の構成を説明すると、画像形成装置81とのインターフェイスをとるI/Fボード71、上述した後処理装置内の各種のスイッチのスイッチボード72、上述した後処理装置内の各種のセンサのセンサボード73、種々の制御やデータを記憶したROM74、動作基準となるクロック信号を出力するクロック回路75からの種々の信号は、マイクロコンピュータなどで構成された中央処理装置(以下、CPUと称する)70に入力される。入力されるセンサ信号は、必要に応じて割り込みポートに接続する。CPU70は、入力された信号に応じて、ステッピングモータ制御ドライバ76、モータドライバ77あるいはソレノイド用のドライバ78に信号を出力する。ステッピングモータ制御ドライバ76は、プルーフトレイ14に用紙を搬送する搬送経路に設けられた上搬送ローラ2d,2eを駆動しプルーフトレイ14側に用紙を搬送する搬送モータ53、下搬送ローラ4を駆動し、スティプル装置11側に用紙を搬送する搬送モータ54、穿孔装置15を駆動するパンチモータ60、排出ローラ3を駆動する排紙モータ55、ジョガーフェンス9を移動させるためのジョガーモータ26、スティプル装置11を移動させるためのスティプラ移動モータ27、スティプル装置11の角度を変更するスティプラ斜めモータ59、及び放出ベルト10を駆動する放出モータ57などステッピングモータで構成されたモータにそれぞれ制御信号を出力する。モータドライバ77は、ステッピングモータ以外のモータである排紙トレイ12のためのトレイ昇降モータ51及びシフトモータ52、スティプル装置11を駆動するスティプルモータ56、並びにプレスタック搬送部に用紙を搬送する搬送ローラ16を駆動する搬送モータ58にそれぞれ制御信号を出力する。ドライバ78は、分岐爪aおよびbの切り換え動作を行う切換ソレノイド41,42、戻しローラ5を駆動する叩きソレノイ30、及びプレスタック搬送部側に搬送路を切り換える分岐爪8cの切り換え動作を行う切換ソレノイド43それぞれ制御信号を出力する。
【0020】
搬送モータ54のパルス信号は、CPU70に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きソレノイド30が制御される。整合制御手段は、CPU70およびこのCPU70を動かす種々のオペレーションプログラムによって構成される。
【0021】
上述した構成において、まずスティプルを行わないノンスティプルモードが選択された場合の動作を説明する。画像形成装置81から排紙されたコピー済みの用紙が入口ローラ1により受け入れられ、搬送ローラ2a,2bにより搬送経路Aを通って、排出ローラ3によって排紙トレイ12上に排出される。寄せローラ7により用紙の縦方向の整合が行われ、排紙トレイ12にスタックされる。このとき、寄せローラ7は排紙センサ38が用紙の後端を検知すると減速、スタック性を向上させている。また、順次コピー済みの用紙が排出されていくと、時間による制御により排トレイ12はトレイ上下モータ51の駆動で下げられ、常に適切な高さに保つ。また、ソートおよびスタックモードのときには、画像形成装置81のコントロールパネル(図示しない)などから出力される仕切信号によって、シフトモータ52を駆動し、排紙トレイ12のシフトを行い。ジョブ終了まで仕分けを行う。
【0022】
スティプルモードが選択された場合には、以下のような動作が行われる。すなわち、スティプルモードが選択されると、図2に示すようにジョガーフェンス9はホームポジションから移動し、用紙幅よりも外側へそれぞれ片側9mm離れた位置で待機する。用紙サイズ信号はジョブの起動時と、用紙が画像形成装置81から排出されてくるたびに画像形成装置81からられてくるが、ジョガーフェンス9などはジョブの起動時に送られてくる用紙サイズ信号によって移動距離を決定している。
【0023】
ファーストコピー用紙が搬送経路Bに進入すると分岐爪8cによりプレスタック搬送部Dへ送り込まれ、プレスタック搬送モータ58(図6)によって駆動される搬送ローラ16によって搬送され、用紙が適当な位置に達すると、プレスタック搬送モータ58が停止し、用紙は停止する。一方、セカンドコピー用紙は搬送経路Bから搬送経路Cにそのまま送り込まれる。そして、下搬送ローラ4によって搬送され、セカンドコピー用紙の先端部がプレスタック搬送部Dでスタックされたファーストコピー用紙先端揃う位置でプレスタック搬送モータ58を駆動することにより、その後は、ファーストコピー用紙とセカンドコピー用紙が2枚同時に搬送される。用紙後端がスティプル入り口センサ37を通過すると、ジョガーフェンス9が上記待機位置からそれぞれ7mm内側にジョギングを行う。また、スティプル入口センサ37は用紙後端通過時点にそれを検知し、その信号をCPU70に入力する。CPU70ではこの信号の受信時点から搬送モータ54からの発信パルスをカウントし、所定パルス発信後に叩きソレノイド30をオンさせる。戻しローラ5は叩きソレノイドのオン・オフによって振子運動し、オン時には用紙を叩いて下方向に戻し、後端フェンス19に突き当てて用紙の縦揃えを行う。サードコピー用紙以降は、搬送経路Cを通過し、各用紙につき上述のジョギング動作を行う。
【0024】
このとき、スティプルトレイ21に収納される用紙がスティプル入口センサ37を通過するたびにその信号がCPU70に入力され、用紙の枚数がカウントされる。
【0025】
叩きソレノイド30がオフて所定時間が経過した後、ジョガーフェンス9はジョガーモータ26によって2.6mm内側に移動(用紙幅よりそれぞれ0.6mm食い込んだ状態)して一旦停止し、横揃えが終了する。ジョガーフェンス9はその後それぞれ9.6mm戻り、次の用紙を待つ。この動作を最終ページまで行う。最終ページでは、再び9.1mm内側へのジョギングをそれぞれ行い(用紙幅よりそれぞれ0.1mm食い込んだ状態)、用紙の両端を押さえてスティプル動作に備える。その後、所定時間にスティプル装置11が作動し、綴じ処理が行われる。このとき、複数綴じが指定されていれば、1箇所の綴じ動作が終了した後、スティプ移動モータ27が駆動され、スティプル装置11が用紙後端に沿って適正位置まで移動され、2箇所目の綴じ処理が行われる。綴じ処理が終了すると、放出モータ57(図5)が駆動され、放出ベルト10を駆動する。同時に排紙モータ55(図7)も駆動され、放出ベルト10に取り付けられた放出爪10aによって持ち上げられた用紙束を受け取るべく回転しはじめる。
【0026】
プレスタックによる2枚同時排出では、用紙搬送方向の揃えを強制する必要が生じる場合がある。この場合、スティプル入口センサ37が用紙後端の通過を検知して一定時間が経過した後、放出ベルト10を放出方向とは反対の方向に駆動し、放出爪10aの背面で用紙の先端を前記後端フェンス19方向に押さえつける。その後、所定のジョガーフェンス9による揃え動作を行い、揃え動作終了後に放出爪10aは用紙束を放出する方向に回転して放出動作を実行する。このように放出爪10は用紙縦揃え手段の用紙縦揃え押圧部材を兼ねている。
【0027】
このように放出爪10aを用紙搬送方向の揃え動作に使用する場合は、用紙先端を押さえつける動作を行った後、放出開始位置までの移動に時間がかかることから放出ベルト10上に放出爪10aを2個設け、生産性を向上させるようにする。
【0028】
排紙トレイ12は図7に示すように上下リフトベルト48により吊るされている。上下リフトベルト48はギア列及びタイミングベルトを介してトレイ上下モータ51によって駆動され、トレイ上下モータ51の正転または逆転により上昇または下降する。排紙トレイ12のホームポジション(HP)及び移動の高さは上下方向に回転可能な紙面レバー13と紙面センサ32,33によって検出される。
【0029】
このようなジョガーフェンス9による用紙の揃え動作は、用紙サイズに無関係で、用紙枚数が少(小)枚数から多(大)枚数まで対応できる。しかし、生産性が重要視され、プレスタックを採用した装置になると、少枚数綴じの場合にスティプル処理時のジョギングに必要な時間を確保することができない。更に、放出爪10aによる搬送方向の揃え動作が加わり、なおかつ放出モータ57とジョガーモータ26がCPU70の同一クロックによって動作し、同時に制御することができない場合には、なおさらである。そこで、少枚数綴じの場合には簡略化したジョギング動作を行う必要がある。
【0030】
すなわち、2枚綴じの場合、プレスタックにより2枚同時に搬送され、用紙後端がスティプル入口センサ37を通過すると、ジョガーフェンス9が待機位置からそれぞれ7mm内側にジョギングを行い、戻しソレノイド30をオンさせる。一定時間経過後戻しソレノイド30をオフさせると同時にジョガーフェンス9を更に2.1mm内側に移動させ(用紙幅よりも0.1mm食い込んだ状態)、用紙を挟み込んでスティプル綴じを行う。スティプル後、ジョガーフェンス9を2.0mm外側に移動させ、放出動作を終えた後に再び7.1mm外側に移動させて、次の用紙を待つ。
【0031】
さらにジョギング時間を短縮するには、戻しソレノイド30をオフさせると同時に、ジョガーフェンス9を一気に9.1mm内側に移動させ、スティプル綴じを行うこともできる。放出爪10aによる用紙先端の押さえ動作については、ジョガー9が止まっている合間に行う。これは放出モータ57とジョガーモータ26とが同一クロックによって動作しているため、同時に駆動することが不可能なためである。
【0032】
前記戻しソレノイド30をオフさせると同時に、ジョガーフェンス9を一気に9.1mm内側に移動させる揃え動作は、小サイズ、少枚数を揃える場合において有効であるため、生産性を考慮した小サイズ、少枚数の時のみ行う。大サイズ、多枚数の場合は、従来通り各用紙に対して毎回ジョガーフェンス9によるジョギングを行う。
【0033】
3枚綴じより多い枚数を綴じる場合、放出爪10aの背面による用紙の揃え動作は、プレスタックされた最初の2枚が同時に排出されたときのみ行う。このため、3枚目以降の用紙は通常のジョガーフェンス9のみを使用した揃え動作となる。しかし、放出爪10aによって用紙搬送方向の揃えを行った後、3枚目の以降の用紙がスティプルトレイに進入する妨げにならないように、放出爪10aを待避させる必要があり、この待避動作がジョギング時間に加わるため、この間の時間が3枚目の用紙のジョギングに影響を及ぼすことが考えられる。
【0034】
そこで、ジョギング中に次の用紙のジョギング要求がきた場合、本来行うべきジョガーフェンス9による揃え動作命令を無視し、叩き(戻し)ソレノイド30による動作のみで用紙を後端フェンス19まで突き当てておき、4枚目以降の用紙に対するジョガーフェンス9によるジョギング動作によって揃え動作を行う。ジョガーフェンス9による揃え動作を用紙1枚分省くことは、少枚数の綴じ動作の対してのみ行うことができるもので、少枚数綴じにおける生産性を考慮した場合にのみ有効となる。
【0035】
このような動作は3枚綴じの場合には、成り立たなくなる。そこで、3枚綴じにおいては、プレスタックによる2枚同時排出後に3枚目の用紙がスティプルトレイに排出されるまでの時間を検知し、すぐに3枚目の用紙がくるようであれば、最初の2枚の排出時にはジョガーフェンス9の動作のみを行い、3枚目用紙が放出された後に、放出爪10aによる揃え動作を行う等の工夫が必要になる。
【0036】
図8ないし図12は、本実施形態に係る後処理装置の制御手順を示すフローチャートである。図8はこの後処理装置のメインルーチンである。メインルーチンには、フィニッシャを動作させるためのサブルーチンが有り、必要に応じたサブルーチンの内容を実行する。
【0037】
このメインルーチンは、用紙搬送制御(ステップ801)、叩き制御(ステップ802)、ジョガー制御(ステップ803)、放出ベルト制御(ステップ804)、及びスティプル制御(ステップ805)の各サブルーチンから構成され、この順で処理が実行される。
【0038】
用紙搬送制御(ステップ801)のサブルーチンは、用紙の搬送状態を制御するルーチンで、用紙搬送途中で用紙を検知するためのセンサをチェックし、以降の処理のジョブを行うためのフラグを立てたりしている。叩き制御(ステップ802)のサブルーチンは、戻しローラ5を動作させるための叩き(戻し)戻しソレノイド30のオン/オフ制御を行うルーチンである。用紙搬送制御で立てられる図示しない戻しローラスタートフラグによってこのルーチンを実行するかどうかが決定される。
【0039】
ジョガー制御(ステップ803)のサブルーチンは、ジョガーフェンス9を動作させるためのジョガーモータ26の制御を行うルーチンで、詳細は図9及び図10に示すが、用紙搬送制御で立てられるジョガースタートフラグによってこのルーチンを実行するかどうかが決定される。
【0040】
放出ベルト制御(ステップ804)のサブルーチンは、放出ベルト10を動作させるための放出モータ57の制御を行うルーチンである。同じく用紙搬送制御で立てられる放出スタートフラグによってこのルーチンを実行するかどうかが決定される。
【0041】
スティプル制御(ステップ805)のサブルーチンは、スティプルするためのスティプルモータ56を動作させるルーチンである。ジョガー制御で立てられる放出スタートフラグによってこのルーチンを実行するかどうかが決定される。
【0042】
図9は前記ステップ803のジョガー制御のサブルーチンの内容を示すフローチャートであり、枚数をチェックしてジョギング動作を選択する制御手順が示されている。この処理では、まず、用紙搬送制御(ステップ801)で立てられるジョガースタートフラグが立っているかどうかをチェックし(ステップ901)、フラグが立っていなければ、何も処理することなくリターンしてこのルーチンを抜ける。一方、フラグが立っている場合には(ステップ901:Y)、設定枚数nに対する用紙枚数をチェックする(ステップ902)。このチェックで設定枚数以上と判定された場合には(ステップ902:N)、ステップ903で通常のジョギング動作を行い、終了すればリターンする。これに対し、設定枚数より小さいと判定された場合には(ステップ902:Y)、ステップ904でスティプル信号が画像形成装置81から送られてきているかどうかをチェックする。スティプル信号がきていない場合には(ステップ904:N)、ステップ903に進んで通常のジョギング動作を行い、リターンする。スティプル信号がきている場合には(ステップ904:Y)、ステップ905に進み、少枚数時の生産性を重視したジョギング動作を行う(ステップ905)。そして、ジョギング終了後にスティプルスタートフラグを立て、メインルーチン中のスティプル制御のサブルーチン(ステップ805)でスティプル処理が行われる。
【0043】
図10は前記ステップ803のジョガー制御の他のサブルーチンの内容を示すフローチャートであり、用紙サイズと枚数をチェックしてジョギング動作を選択する制御手順が示されている。この処理では、まず、メインルーチン中の用紙搬送制御(ステップ801)のサブルーチンで立てられるジョガースタートフラグが立っているかどうかをチェックし(ステップ1001)、フラグが立っていなければ(ステップ1001:N)、そのまま何もせずにリターンしてこのルーチンを抜ける。フラグが立っている場合(ステップ1001:Y)には、用紙サイズが小サイズかどうかをチェックする(ステップ1002)。小サイズでなければ(ステップ1002:N)、通常のジョギング動作を行って(ステップ1003)リターンする。小サイズであれば(ステップ1002:Y)、設定枚数nに対する用紙枚数をチェックする(ステップ1004)。このチェックで設定枚数以上の場合には(ステップ1004:N)、ステップ3で通常のジョギング動作を行い、設定枚数より少なければ(ステップ1004:Y)、スティプル信号が画像形成装置から送られてきているかどうかをチェックする(ステップ1005)。このチェックでスティプル信号が送られてきていなければ(ステップ1005:N)、同様にステップ1003で通常のジョギングを行い、スティプル信号が送られてきていれば(ステップ1005:Y)、ステップ1006で少枚数、小サイズの生産性を重視したジョギング動作を行う。そして、ジョギングが終了後にスティプルスタートフラグを立て、メインルーチン中のスティプル制御のサブルーチン(ステップ805)でスティプル処理が行われる。
【0044】
図11に示したフローチャートは、図8に示したメインルーチンとは異なる処理を含んだ他のメインルーチンの例を示すもので、図8の処理中にジョガー動作をチェックするルーチン(ステップ110)を加えたものである。他のステップは図8のルーチンと同等に構成されているので、重複する説明は省略する。
【0045】
図12は図11におけるステップ110のジョギングチェックのサブルーチンの内容を示すフローチャートで、前記用紙搬送制御ルーチン(ステップ801)で立てられたジョガースタートフラグによってこのルーチンを実行するかどうかが決定される。すなわち、ジョギングチェックのサブルーチンでは、まず、前記ジョガースタートフラグが立っているかどうかをチェックし(ステップ1201)、立っていなければ(ステップ1201:N)そのまま何もしないでリターンし、このルーチンを抜ける。フラグが立っている場合には(ステップ1201:Y)ジョガーモータと放出モータが動作中かどうかをチェックする(ステップ1202,1203)両者とも動作中でなければそのまま何もせずにこのルーチンを抜ける。一方、ステップ1202でジョガーモータがオンであれば、また、ステップ1203で放出モータがオンであれば、それぞれステップ1204でジョガースタートフラグをクリアしてこのルーチンを抜ける。これにより、メインルーチン中のジョガー制御ルーチン中の処理が実行されないので、ジョギング動作が1回行われないことになる。
【0046】
【発明の効果】
これまでの説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、用紙のサイズが所定のサイズより小さく、かつ用紙の綴じ枚数が所定枚数より少ない場合は、通常の揃え動作の制御から、1段階の揃え動作の制御へ変更するので、生産性を重視した後処理が可能になる。
【0047】
請求項2記載の発明によれば、用紙揃え手段による用紙揃え動作の前に放出手段の突起を反用紙放出方向に移動させて用紙の揃え動作を行わせるので、用紙進行方向及び幅方向の紙揃えが確実に行える。
【0048】
請求項3記載の発明によれば、用紙揃え手段による揃え動作中に次の用紙の用紙揃え動作の指示指令があったときに、前記動作の指示指令入力を無視して前記揃え動作中の動作を続行、次の用紙の用紙揃え動作は放出手段による揃え動作を行うので、生産性を重視した後処理が可能になる。
【0049】
請求項4記載の発明によれば、放出手段が突起を備え、用紙放出方向に平行に駆動される無端状の放出ベルトからなるとともに、前記突起が1つの放出ベルトに2個設けられているので、短時間で紙揃え動作を実行することができ、生産性を重視した後処理が可能になる。
【0050】
請求項5記載の発明によれば、請求項1ないし4記載の発明による作用効果を奏する画像形成装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態における構成を示す図である。
【図2】 図1のジョガーフェンス部の要部を示す斜視図である。
【図3】 図2のジョガーフェンス部の下部の構造を示す図である。
【図4】 図1のジョガーフェンス部とスティプル装置の要部を示す斜視図である。
【図5】 図1の放出ベルト部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図である。
【図6】 図1の用紙後処理装置における制御回路の概略を示すブロック図である。
【図7】 図1の排紙トレイ部の要部を示すとともにその一部を拡大して示す斜視図である。
【図8】 この実施の形態におけるメインルーチンを示すフローチャートである。
【図9】 図9のメインルーチン中のジョガー搬送のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図10】 図9のメインルーチン中のジョガー搬送の他のサブルーチンを示すフローチャートである。
【図11】 この実施の形態における他の名ルーチンを示すフローチャートである。
【図12】 図11のメインルーチン中のジョギングチェックのサブルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
9 ジョガーフェンス
10 放出ベルト
10a 放出爪
11 スティプル装置
26 ジョガーモータ
30 叩き(戻し)ソレノイド
56 スティプルモータ
57 放出モータ
70 CPU
77 モータドライバ
78 ドライバ

Claims (5)

  1. 搬送されてくる用紙を搬送経路中でスタックするスタック手段と、
    用紙束を綴じるスティプル手段と、
    このスティプル手段によって用紙を綴じるために用紙の幅方向の揃え動作を行う用紙揃え手段と、
    綴じられた用紙束の端部が当接する突起と、
    この突起を用紙放出方向に移動させて前記用紙束を放出する放出手段と、
    を有する用紙後処理装置において、
    前記突起を反用紙放出方向に移動させて前記用紙束の反対端に当接させ、前記用紙束の用紙進行方向の揃え動作を行わせる制御手段を備え、
    紙のサイズが所定のサイズより小さく、かつ用紙の綴じ枚数が所定枚数より少ない場合は前記用紙揃え手段による揃え動作を、通常の揃え動作の制御から、1段階の揃え動作の制御へ変更する制御変更手段を備えることを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記制御手段は、前記用紙揃え手段による用紙揃え動作の前に前記放出手段の突起を反用紙放出方向に移動させて前記用紙の揃え動作を行わせることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  3. 前記用紙揃え手段による揃え動作中に次の用紙の用紙揃え動作の指示指令があったときに、前記制御手段は前記指示指令入力を無視して前記揃え動作中の動作を続行し、前記次の用紙の用紙揃え動作は前記放出手段による揃え動作を行うことを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  4. 前記放出手段が、前記突起を備え、用紙放出方向に平行に駆動される無端状の放出ベルトからなるとともに、前記突起が1つの放出ベルトに2個設けられていることを特徴とする請求項1記載の用紙後処理装置。
  5. 請求項1から4の何れか一つに記載の用紙後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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