JP2000238947A - シート後処理装置 - Google Patents

シート後処理装置

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JP2000238947A
JP2000238947A JP11039470A JP3947099A JP2000238947A JP 2000238947 A JP2000238947 A JP 2000238947A JP 11039470 A JP11039470 A JP 11039470A JP 3947099 A JP3947099 A JP 3947099A JP 2000238947 A JP2000238947 A JP 2000238947A
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sheet
sheets
conveying
discharge tray
straight
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JP11039470A
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Minoru Hattori
稔 服部
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Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】この発明は、高速、高PPM、小シート搬送時
間間隔の画像形成装置に対応できないという課題を解決
しようとするものである。 【解決手段】 この発明は、搬送路及び搬送手段により
搬送されて排出されたシートが仕分けされて積載される
シート排出トレイ16を有し、シートをストレート搬送
する搬送方法と、シートを斜向シフト搬送する搬送方法
とを切り換えることによりシートをシート排出トレイ1
6上にずらせて仕分けして積載するシート後処理装置に
おいて、前記搬送路はシートをストレート搬送する搬送
路7と、シートを斜向シフト搬送する搬送路8とが各々
別々の搬送路であるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複写機、プリンタな
どの画像形成装置から排出されたシートを処理するシー
ト後処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、シート後処理装置においては、特
開平2−279389号公報や特開平9−52654号
公報などに記載されているように、シートをシート排出
トレイ上に仕分けして積載する場合にはジョブ毎にシー
ト排出トレイをシフトさせてシートの区切りを付けてい
るが、シート自体を搬送中にずらしてシート排出トレイ
に排出することでシートの区切りを付けているものはな
い。
【0003】実開昭61−86360号公報には、印
字、画像等の形成装置から搬出される一連の用紙を排紙
経路を介して排紙スタッカに積載収容する装置におい
て、前記排紙経路中に用紙を搬送方向とは異なる方向へ
斜向させる切欠ローラを用いた斜向手段と、この斜向手
段により斜向した用紙を前記搬送方向へ矯正する矯正手
段とを備えたことを特徴とする排出用紙区分け装置が記
載されている。
【0004】特開平5−105313号公報には、画像
形成装置から排出された用紙を受け入れるための駆動側
のコロと従動側のコロとからなる入口コロ、受け入れた
用紙を斜向させる駆動側のコロと従動側のコロとからな
る斜向コロ、斜向コロによって斜向された用紙の基準位
置を設定する基準ガイド、および基準ガイドに沿う基準
位置に移動した用紙を排出する駆動側のコロと従動側の
コロとからなる排出コロを備えた斜向ユニットと、排出
される用紙のサイズ、および向きを検知する検知手段と
を備えた用紙斜向装置において、入口コロの従動側のコ
ロの駆動側のコロに対する押圧力を解除する解除手段を
設けたことを特徴とする用紙斜向装置が記載されてい
る。
【0005】特開平4−112163号公報には、用紙
または仕切り紙を搬入させる搬入部と、この搬入部から
搬入された用紙および仕切り紙を排出する排出部と、前
記搬入部と搬出部との間に設けられ、仕切り紙の搬入時
には前記排出部での排出位置が用紙とは異なる位置にな
るようにその搬送方向を変化させて搬送させる仕切り紙
搬送機構と、前記排出部から排出された用紙および仕切
り紙を積み重ねて収容する収容部とを備えたことを特徴
とする用紙仕分け装置が記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】近年、複写機、プリン
タはより高速、高PPMになってきている。ここに、P
PMは画像形成装置が1分間にA4横向きサイズのシー
トに画像形成可能な枚数をいう。また、画像形成装置に
おいては、デジタル化などによりシートの搬送中の間隔
も小さくなってきている。
【0007】従来の画像形成装置では、シートをシート
排出トレイ上に仕分けして積載する場合にはジョブ毎に
シート排出トレイをシフトさせてシートの区切りを付け
ているので、シート排出トレイをシフトする時にシート
がシート排出トレイに落下するのを待つ必要がある。シ
ート排出トレイは各シートの搬送時間間隔に間に合うよ
うに高速にシフトしなければならないが、シート排出ト
レイをあまり高速に移動し過ぎると、シート排出トレイ
上にスタックされているシートがずれてしまうので、高
速、高PPMで(1分間にA4横向きサイズのシートに
画像形成可能な枚数が多く)、小シート搬送時間間隔の
(シートの搬送時間間隔が短い)画像形成装置には対応
しきれないという問題がある。
【0008】本発明は、高速、高PPM、小シート搬送
時間間隔の画像形成装置に対応することができるシート
後処理装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、画像形成装置から排出され
るシートを搬送して排出するための搬送路及び搬送手段
と、この搬送路及び搬送手段により搬送されて排出され
たシートが仕分けされて積載されるシート排出トレイと
を有し、シートをストレート搬送する搬送方法と、シー
トを斜向シフト搬送する搬送方法とを切り換えることに
よりシートを前記シート排出トレイ上にずらせて仕分け
して積載するシート後処理装置において、前記搬送路は
シートをストレート搬送する搬送路と、シートを斜向シ
フト搬送する搬送路とが各々別々の搬送路であるもので
ある。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施の一形態を示
す。この実施形態のシート後処理装置1は、画像形成装
置2の側部に備え付けられ、シフト仕分け部3とステー
プル部4を有する。画像形成装置2から排出される画像
形成済みの用紙からなるシートは、中央基準で入口ガイ
ド板5によっガイドされ、入口コロ6によって搬送され
る。図示しない入口センサは入口コロ6のシート搬送方
向上流側近傍にシートを検知する。
【0011】シフト仕分け部3は、シートをストレート
搬送する搬送路7と、シートを斜向シフト搬送する搬送
路8とを有する。切換手段としての切換爪9は、入口セ
ンサがシートの先端を検知すると、シートを搬送する搬
送路をストレート搬送路7と斜向シフト搬送路8とのい
ずれかに切り換える。切換手段としての切換爪10は、
シートを搬送する搬送路を、ステープル部4におけるシ
ートを搬送する搬送路11と斜向シフト搬送路8とのい
ずれかに切り換える。
【0012】シートをストレート搬送路7で搬送する場
合には、シートは中央基準のまま搬送手段としての搬送
コロ12〜14により搬送されて排出コロ15によりシ
ート排出トレイ16へ排出される。また、シートを斜向
シフト搬送路8で搬送する場合には、シートは、搬送コ
ロ17,20及び斜向搬送コロ18,19により搬送さ
れてその搬送中に一定量ずらされ、手前基準で排出コロ
15によりシート排出トレイ16へ排出される。
【0013】上記入口センサ、入口コロ6、切換爪9は
画像形成装置2からシートが搬入されるシート搬送入口
部分に設けられ、切換爪9はストレート搬送路7の方向
へ行くシートと斜向シフト搬送路8の方向へ行くシート
とを分けるために設けられている。切換爪10は、斜向
シフト搬送路8の方向へ行くシートと、ステープル部4
の方向へ行くシートとを分けるために設けられている。
切換爪9は後述の切換爪9駆動用ソレノイドにより駆動
され、切換爪10は後述の切換爪10駆動用ソレノイド
により駆動される。また、シート排出トレイ16上の積
載シートにより上下する紙面レバー21、シート排出ト
レイ21上の積載シートの高さを検出する検出手段とし
てのセンサ22、23が設けられている。紙面レバー2
1は、中央部が軸で回動自在に支持され、回動によりセ
ンサ22、23をオン/オフさせる。
【0014】切換爪10から綴じ手段としてのステープ
ル装置24の方向へシートを搬送する搬送路11には、
複数の搬送コロ25,26、紙送りローラとしてのブラ
シローラ27が配置されている。ステープル装置24は
収納トレイ28の下側に設けられ、収納トレイ28には
シート搬送方向に垂直な方向のシート揃えを行ってシー
トの整合を行うジョガーユニットを構成するジョガーフ
ェンス29、シート搬送方向のシート揃えを行う叩きコ
ロユニットを構成する戻しローラ30が配置され、ジョ
ガーフェンス29の背後位置に、綴じたシート束を放出
するための放出手段を構成する放出ベルト31が配置さ
れる。ブラシローラ27はシート束の下方向の撓みを押
える。
【0015】ジョガーフェンス29はジョガーモータに
より駆動され、戻しローラ30は戻しソレノイドにより
駆動されて振子運動を行うように構成されている。ジョ
ガーフェンス29の下側にはシートを突き当てるための
後端フェンス33が設けられている。また、ステープル
装置24は、ステープラ(ステープル装置)移動モータ
により駆動されて横方向に移動する。
【0016】図6は本実施形態の電装系を示す。本実施
形態内の各スイッチ及び各センサ(上記入口センサ、セ
ンサ22、23を含む)34からの信号はバッファ3
5、I/Oインターフェース36を介して制御手段とし
てのCPU37に入力される。CPU37は、入力信号
に応じて、上下モータ38をモータドライバ39を介し
て制御し、排紙モータ40をステッピングモータ制御装
置41を介して制御し、ステープルモータ42をI/O
インターフェース36、モータドライバ43を介して制
御し、搬送モータ44を制御し、放出モータ45をI/
Oインターフェース36、サーボ制御回路46を介して
制御し、ステープラ(ステープル装置)移動モータ47
及びジョガーモータ48をI/Oインターフェース36
及びステッピングモータ制御装置49、50を介して制
御し、切換爪9駆動用ソレノイド51、切換爪10駆動
用ソレノイド52をドライバ53、54を介して制御
し、図示しない戻しソレノイドを図示しないドライバを
介して制御する。
【0017】ステープル装置24はステープルモータ4
2、ステープラ移動モータ47により駆動され、排紙モ
ータ40は排紙ローラ15を回転駆動し、搬送モータ4
4は搬送コロ12〜14、17〜20、25、26を回
転駆動する。放出モータ45は放出ベルト31を回転駆
動し、放出ベルト31及び放出モータ45はステープル
装置24により綴じたシート束を排紙ローラ15まで搬
送する放出手段を構成する。
【0018】ジョガーモータ48はジョガーフェンス2
9を駆動し、切換爪9駆動用ソレノイド51は切換爪9
を駆動し、切換爪10駆動用ソレノイド51は切換爪1
0を駆動し、上記戻しソレノイドは戻しローラ30を駆
動する。CPU37は、搬送モータ44から入力された
パルス信号をカウントし、そのカウント値に応じて戻し
ソレノイドを制御する。
【0019】シート排出トレイ16は図示しない上下リ
フトベルトにより吊り下げられて上下方向に移動可能に
設けられ、この上下リフトベルトはギア及びタイミング
ベルトからなる伝達機構を介して上下モータ38のプー
リに連結され、上下モータ38の正転又は逆転によりシ
ート排出トレイ16が上昇又は下降する。
【0020】センサ22はシート排出トレイ16を下降
させるべき時に信号を発生するセンサとして用いられ、
センサ23はシート排出トレイ16を上昇させるべき時
に信号を発生するセンサとして用いられる。シート排出
トレイ16は上下モータ38によりシートのスタック量
に対応して上下に移動させられ、シート排出トレイ16
上のシートの最上面が所定の高さに達したことがセンサ
22により検知される(センサ22がオンする)と、シ
ート排出トレイ16が上下モータ38により駆動されて
下降し、センサ22がオフするとシート排出トレイ16
が停止することにより紙面レバー21が規定位置まで下
降してシート排出トレイ16が規定位置まで下降する。
【0021】シート排出トレイ16上のシートが全部取
り除かれてシート排出トレイ16の上面が上記規定位置
より低い位置まで下降したことがセンサ23により検知
される(センサ23がオンする)と、シート排出トレイ
16が上下モータ38により駆動されて上昇し、センサ
23がオフするとシート排出トレイ16が停止すること
により上記規定位置まで上昇する。
【0022】すなわち、CPU37は、センサ22がオ
ンすると上下モータ38にシート排出トレイ16を下降
させ、センサ22がオフすると上下モータ38を停止さ
せてシート排出トレイ16を停止させる。また、CPU
37は、センサ23がオンすると、上下モータ38にシ
ート排出トレイ16を上昇させ、センサ23がオフする
と上下モータ38を停止させてシート排出トレイ16を
停止させることにより上下モータ38を上記規定位置ま
で上昇させる。
【0023】シフト仕分け部3においては、シートの仕
分けはシートのストレート搬送と斜向シフト搬送との切
換によりシートをずらせて仕分けを行う。シートの仕分
けを行うシフトモード(スタックモード又はソートモー
ド)がモード選択手段により選択された場合には、画像
形成装置2から排出される画像形成済みの用紙からなる
シートは、中央基準で入口ガイド板5によっガイドされ
て入口コロ6によって搬送され、切換爪9により搬送路
がストレート搬送路7と斜向シフト搬送路8のいずれか
に切り換えられる。
【0024】シートをストレート搬送する場合には、C
PU37は、上記入口センサからの入力信号により、上
記入口センサでシートの先端が検知されると、切換爪9
がシートをストレート搬送路7の方向へ導くように切換
爪9駆動用ソレノイド51を制御し、シートが搬送コロ
12〜14によりストレート搬送路7に沿って真っ直ぐ
に(幅方向へずれずに)搬送されて排出コロ15により
シート排出トレイ16へ排出される。CPU37は、ソ
ートモード及びスタックモード時には画像形成装置2か
ら入力される仕切り信号により、シート排出トレイ16
上に積載されるシートをずらすべく切換爪9駆動用ソレ
ノイド51を制御して切換爪9により搬送路を斜向シフ
ト搬送路8に切り換える。
【0025】シートを斜向シフト搬送する場合には、C
PU37は、上記入口センサからの入力信号により、上
記入口センサでシートの先端が検知されると、切換爪
9、10がシートを斜向シフト搬送路8の方向へ導くよ
うに切換爪9駆動用ソレノイド51、切換爪10駆動用
ソレノイド52を制御し、シートは斜向シフト搬送路8
で搬送コロ17,20及び斜向搬送コロ18,19によ
り搬送されて基準面まで寄せられるという斜向シフト搬
送が行われる。
【0026】斜向シフト搬送路8に送り込まれるシート
は、斜向部受入れコロ17へ送り込まれて真っ直ぐに搬
送される。図2は斜向シフト搬送部を上から見た図であ
る。斜向搬送コロ18,19は、斜向部受入れコロ17
から搬送されて来たシート55を基準ガイド56の基準
ガイド面に向けて搬送するようにシート搬送方向に対し
て傾斜して配置される。
【0027】斜向搬送コロ18,19は駆動コロ18
a,19a及び従動コロ18b,19bからなり、従動
コロ18b,19bはスプリング、板バネ等の弾性体に
より駆動コロ18a,19aに押圧されている。この従
動コロ18b,19bの駆動コロ18a,19aに対す
る押圧力は、シート55がシートが基準ガイド55の基
準ガイド面に当った時にシート搬送力が強すぎてシート
55が座屈することがないような強さに設定してある。
シート55は、斜向搬送コロ18,19により基準ガイ
ド56の基準ガイド面に向けて搬送され、基準ガイド5
5の基準ガイド面に当ってから基準ガイド56の基準ガ
イド面でガイドされて搬送されることにより幅方向にず
らされる。
【0028】図3は斜向搬送コロ18,19の駆動伝達
部を示す。斜向搬送コロ18,19は軸が斜めに設けら
れるから、斜向搬送コロ18,19の駆動コロ18a,
19aはハスバギア57、58が固定され、このハスバ
ギア57、58はハスバギア部59a,60aとタイミ
ングプーリ部59b,60bとが一体となったアイドラ
59,60を介してタイミングベルト61に連結されて
いる。斜向搬送コロ18,19の駆動コロ18a,19
aは搬送モータ44によりタイミングベルト61、アイ
ドラ59,60を介して回転駆動される。タイミングベ
ルト61には搬送コロ17,20も連結され、搬送コロ
17,20が搬送モータ44によりタイミングベルト6
1を介して回転駆動される。
【0029】斜向搬送コロ18,19で基準ガイド55
の基準ガイド面まで搬送されたシート55は斜向部排出
コロ20へ送られる。この斜向部排出コロ20はシート
55の排出コロ15への搬送を確実にするものである。
このように斜向シフト搬送されてシート排出トレイ16
上に積載されたシートは端面が基準ガイド55の基準ガ
イド面まで寄せられるので、ストレート搬送されてシー
ト排出トレイ16上に積載されたシートとは幅方向(前
後方向)に一定量ずれるため、容易に束ごとに識別でき
る。
【0030】そして、次にCPU37が画像形成装置2
から入力される仕切り信号により切換爪9駆動用ソレノ
イド51を制御して切換爪9により搬送路をストレート
搬送路7に切り換えると、次に画像形成装置2から排出
されたシートは、ストレート搬送され、斜向シフト搬送
されてシート排出トレイ16上に積載されたシートとは
幅方向(前後方向)に一定量ずれてシート排出トレイ1
6上に積載される。このように、画像形成装置からCP
U37に仕切り信号が入力される度にシートはストレー
ト搬送と斜向シフト搬送とが交互に繰り返されてシート
排出トレイ16へ排出され、シート束毎に一定量交互に
ずれてシート排出トレイ16上に積載され、シート束毎
の区切りは容易に識別できる。
【0031】また、シートの綴じを行うステープルモー
ドがモード選択手段により選択された場合には、画像形
成装置2から排出されたシートは、入口コロ6を通って
切換爪9,10により搬送路11側へ導かれ、搬送コロ
25,26により搬送路11に沿って搬送されて収納ト
レイ28へ排出される。図示しない排紙センサは収納ト
レイ28へ排出されるシートを検知する。
【0032】排紙センサはシートの後端が通過した時に
それを検知してその信号をCPU37に入力し、CPU
37はその信号の受信時点から搬送モータ44からの発
信パルスをカウントし、所定数の発信パルスが発信され
てカウント値が所定値になることにより戻しソレノイド
をオンさせる。
【0033】戻しローラ30は、戻しソレノイドのオン
・オフにより振子運動を行い、戻しソレノイドのオン時
にはシートを叩いて下方向に戻し、シートを後端フェン
ス33に突き当ててシートの縦揃えを行う。その後、所
定時間が経過すると、スティプル装置24が作動して収
納トレイ28内のシート束の端部を針で綴じる。この
時、シート束の複数個所の綴じが指定されていれば、C
PU37はシート束の1箇所の綴じ処理が終了した後
に、ステープラ移動モータ47にスティプル装置24を
シート束の後端に沿って適正位置まで移動させ、スティ
プル装置24にシート束の2箇所目の綴じ処理を行わせ
る。このようにシート束の複数個所の綴じは順次に行わ
れる。
【0034】シート束の綴じ処理が終了すると、放出モ
ータ45が放出ベルト31を駆動する。また、排紙モー
タ40も同時に作動して排紙ローラ15を駆動し、放出
ベルト31の放出爪により収納トレイ28内のシート束
が持ち上げられ、排紙ローラ15がそのシート束を受け
取ってシート排出トレイ16へ排紙する。
【0035】図4は画像形成装置2からのモード信号の
処理手順を示すサブルーチンである。CPU37は、画
像形成装置2からシートが排出される時に排紙信号を受
信すると、モード選択手段により選択されたモードがス
テープルモードであればステープルモードをセットし、
モード選択手段により選択されたモードがシートのシフ
トを行うシフトモードであればシフトモードをセットす
る。
【0036】図5は画像形成装置2からの仕切り(シフ
ト)信号によりストレート搬送と斜向シフト搬送の切換
制御を行うサブルーチンを示す。CPU37は、画像形
成装置から排出されたシートにより入口センサがオンし
た時にはモードを判断してステープルモードであれば切
換爪9,10をオンさせてシートをステープル部4の搬
送路11に導くようにし、シフトモードであれば画像形
成装置2から仕切り(シフト)信号を受信した時にシー
トをストレート搬送路7と斜向シフト搬送路8とに交互
に導くように切換爪9,10を制御する。
【0037】つまり、CPU37は、シフトモードで
は、仕切り信号受信時にストレートフラグがオンしてい
る場合には斜向フラグをセットしてストレートフラグを
クリアし、切換爪9をオンさせて切換爪10をオフさせ
ることによりシートをストレート搬送路7に導くように
する。また、CPU37は、シフトモードで仕切り信号
を受信した時にストレートフラグがオフしている場合に
は斜向フラグをクリアしてストレートフラグをセット
し、切換爪9、10をオフさせることによりシートを斜
向シフト搬送路8に導くようにする。
【0038】この実施形態では、画像形成装置2から排
出されるシートを搬送して排出するための搬送路及び搬
送手段と、この搬送路及び搬送手段により搬送されて排
出されたシートが仕分けされて積載されるシート排出ト
レイ16とを有し、シートをストレート搬送する搬送方
法と、シートを斜向シフト搬送する搬送方法とを切り換
えることによりシートを前記シート排出トレイ16上に
ずらせて仕分けして積載するシート後処理装置におい
て、前記搬送路はシートをストレート搬送する搬送路7
と、シートを斜向シフト搬送する搬送路8とが各々別々
の搬送路であるので、シートの仕分けを行う為にシート
排出トレイを移動させる必要がなく、シート自体をずら
してシート排出トレイに積載できる。このため、シート
がシート排出トレイに落下するのを待つ必要が無く、従
来のシート排出トレイを移動させてシートの仕分けを行
うものよりも高速、高PPM、小シート搬送時間間隔の
画像形成装置に対応することができ、構造も簡単であ
る。また、シートの区切り毎に切換爪により搬送路を変
えるだけでシート自体をずらせてシート排出トレイに積
載でき、制御も容易である。
【0039】
【発明の効果】以上のように請求項1に係る発明によれ
ば、上記構成により、シートの仕分けを行う為にシート
排出トレイを移動させる必要がなく、シート自体をずら
してシート排出トレイに積載できる。このため、シート
がシート排出トレイに落下するのを待つ必要が無く、従
来のシート排出トレイを移動させてシートの仕分けを行
うものよりも高速、高PPM、小シート搬送時間間隔の
画像形成装置に対応することができ、構造も簡単であ
る。また、シートの区切り毎に搬送路を変えるだけでシ
ート自体をずらせてシート排出トレイに積載でき、制御
も容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す断面図である。
【図2】同実施形態の斜向シフト搬送部を上から見た平
面図である。
【図3】同実施形態における斜向搬送コロの駆動伝達部
を示す図である。
【図4】同実施形態において画像形成装置からのモード
信号の処理手順を示すフローチャートである。
【図5】同実施形態において画像形成装置からの仕切り
信号によりストレート搬送と斜向シフト搬送の切換制御
を行うサブルーチンを示すフローチャートである。
【図6】同実施形態の電装系を示すブロック図である。
【符号の説明】
7 ストレート搬送路 8 斜向シフト搬送路 9 切変爪 16 シート排出トレイ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】画像形成装置から排出されるシートを搬送
    して排出するための搬送路及び搬送手段と、この搬送路
    及び搬送手段により搬送されて排出されたシートが仕分
    けされて積載されるシート排出トレイとを有し、シート
    をストレート搬送する搬送方法と、シートを斜向シフト
    搬送する搬送方法とを切り換えることによりシートを前
    記シート排出トレイ上にずらせて仕分けして積載するシ
    ート後処理装置において、前記搬送路はシートをストレ
    ート搬送する搬送路と、シートを斜向シフト搬送する搬
    送路とが各々別々の搬送路であることを特徴とするシー
    ト後処理装置。
JP11039470A 1999-02-18 1999-02-18 シート後処理装置 Pending JP2000238947A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002128376A (ja) * 2000-10-31 2002-05-09 Ricoh Co Ltd 画像形成システム
JP2009062133A (ja) * 2007-09-05 2009-03-26 Ricoh Co Ltd 用紙後処理装置、及び画像形成システム

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