JP4355255B2 - 用紙処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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本発明は画像形成装置等に併設され、当該装置から排出されたシート状転写媒体、例えば転写紙(用紙)の仕分け、綴じ、スタック等を行う用紙処理装置、及びこの用紙処理装置を一体または別体に備えた画像形成装置に関する。
この種の技術として例えば特許文献1に開示された発明が公知である。この文献には、下記のようなシート送りの構成が開示されている。すなわち、この文献には、オンライン化されたプリント工程の中でシートを間欠的に遅配させるシステムの1つの例が例示されている。このシステムは、プリンタあるいはコピー機から排出された先のコピーシートのセットを整頓し(揃え)、針止めする際に、このセットに続くコピーシートの印刷を中断したり、あるいは遅らせたりする必要がないようにしたものである。この例では、ほぼ平坦あるいは真っ直ぐとなっているプリンタあるいはコピー機の出力(排出)経路が、従来と同様に平坦な上部および下部バッフルによって画定されている。この平坦なシート出力経路には、反転(逆転)可能な複数の出力(排出)フィードローラを下流側の端に、整頓(揃え)や針止めを行うモジュールあるいはユニットの直前となるように設けてある。これらの出力ローラは、コンパイラユニットへの供給用のローラともなる。出力ローラのニップと上流のフィードローラのニップとの間に、転向用のゲートが設けられており、このゲートは、逆回転した出力ローラによって下流ではなく上流に送られるシートの進路を、シート転向用シュートをなす主出力経路からある角度をもって分岐した入口の方に変えるものである。転向用シュートの中には、逆回転可能なローラが設けられており、シュート内のシートは常にこのローラによって挟まれた状態となる。シュートは、ここでは、シートを反転させるためのものではなく、また、シートがこの中で反転することもない。
そして、先行するシートは、通常のシートの排出用のローラ(整頓装置(コンパイラー)の入口用のローラも兼ねる)の中にあり、若干飛び出している。この通常の送り動作は、先行するシートの末端が、主出力経路と交差するバッファ用の経路である転向シュートの入口を通り過ぎるまで続く。その後、前記出力ローラは逆回転し、先行するシートは上流に早送りされる。同時に、転向ゲートが下のシート経路側に旋回し、後行するシートがこのゲートに到達する前に先行するシートをシュートに導く。そして、ゲートは、先行するシートがローラのニップに挟まると直ぐに元の位置に持ち上がる。後行するシートは、シュートの中にある先行するシート上を通り過ぎようとする。従って、後行するシートは通常通り真っ直ぐに動き出力ローラまで邪魔されずに動く。その際、全てのローラが下流側にシートを進めるように動き、先行するシートは、シュートから送りだされ、主出力経路で後行するシートと一緒になると共にその下側となる。両方のシートは、ローラによって別々に確実に動かされ、しかし、これらは一緒に主シート出力経路を出力ローラのニップに向かって動く。両方のシートは共に出力ローラに到達し、共に重なった状態で前方に送られる。
特開平7−002417号公報
前記特許文献には、先行する用紙を一旦シュートに待避させて、後行する用紙と重ね合わせて搬送する技術が開示されている。この技術では、前述のように転向用シュートの中に逆回転可能なローラが設けられており、シュート内のシートは常にこのローラによって挟まれ、このローラの回転方向に応じてシートの待避、保持、及び搬出(送り出し)が可能となっていた。
従来では、このようにシートを待避させるシュート内にローラを設け、さらにタイミングを合わせて駆動する必要があり、機構及び制御が複雑になっていた。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、シートを待避させるシュート内にシート搬送用のローラを設けなくとも、設けた場合と同等に機能することが可能な構造が簡単で低コストの用紙処理装置及び画像形成装置を提供することにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、前段装置から搬入される用紙を受け入れ口から処理トレイへ案内する第1の搬送路と、前記第1の搬送路から分岐し、一時的に前記用紙を退避させる第2の搬送路と、前記第1の搬送路に設けられ、前記用紙を前記処理トレイ側の方向に搬送する第1の搬送手段と、前記第1の搬送路に設けられ、正回転することによって前記処理トレイ側の方向に前記用紙を搬送し、逆回転させることによって前記処理トレイ側の方向とは逆方向に用紙を搬送する第2の搬送手段と、前記用紙が前記逆方向へ搬送されるときに当該用紙を前記第2の搬送路へ案内する切り換え手段と、を有し、前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段は前記切り換え手段を挟んで前記第1の搬送手段が前記受け入れ口側に、前記第2の搬送手段が処理トレイ側にそれぞれ設置され、前記第2の搬送路に一時的に退避していた先行する用紙を後行する用紙と重ね合わせて搬送する機能を有する用紙処理装置において、前記第2の搬送手段によって前記先行する用紙を前記逆方向へ搬送させ、前記切り換え手段によって前記先行する用紙を前記第2の搬送路へ案内したとき、前記第2の搬送手段によって前記先行する用紙を保持した状態で前記第2の搬送手段を停止させ前記後行する用紙が重ね合わされるまで待機させ、前記後行する用紙が前記第2の搬送手段に到達する直前で前記第2の搬送手段を正回転させて先行する用紙と後行する用紙を重ね合わせて処理トレイ側の方向へ搬送する制御手段を備えていることを特徴とする。
第2の手段は、第1の手段において、前記第2の搬送路が湾曲していることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段において、前記第2の搬送路が略直線状に形成されていることを特徴とする。
第4の手段は、第の手段において、前記重ね合わせ搬送された先行する用紙と後行する用紙が処理トレイに搬送されたあと、前記用紙の先端部を叩き整合させる整合部材を備えたことを特徴とする。
第5の手段は、第の手段において、前記処理トレイ側に搬送される用紙は少なくとも2枚であることを特徴とする。
第6の手段は、第1ないし第5のいずれかの手段に係る用紙処理装置を画像形成装置が一体または別体に備えていることを特徴とする。
なお、以下の実施形態において、前記処理トレイはスティプル処理トレイFに、前記第1の搬送路は搬送路Dに、前記第2の搬送路はプレスタック経路Eに、前記搬送手段は搬送ローラ2,7,9,10,11(R1,R2,R4,R5)及び第1及び第2の搬送モータに、前記切り換え手段は分岐爪17に、前記制御手段はCPU360に、第1の搬送手段は搬送ローラ2,7(R1,R2)に、第2の搬送手段は搬送ローラ9,10,11(R4,R5)に、ガイド部材は搬送ローラ8(R3)に、用紙処理装置は用紙後処理装置PDに、画像形成装置は符号PRにそれぞれ対応する。
本発明によれば、第2の搬送路に用紙搬送手段が不要なので、構成が単純化され、画像形成装置本体側の処理効率を下げることなく、後処理を行うことができる。
以下、図面を参照し、本発明の実施するための最良の形態について説明する。
1.第1の実施形態
<全体構成>
図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図であり、図では、用紙後処理装置の全体と画像形成装置の一部を示している。
図1において、用紙後処理装置PDは、画像形成装置PRの側部に取付けられており、画像形成装置PRから排出された用紙(記録媒体)は用紙後処理装置PDに導かれる。前記用紙は、1枚の用紙に後処理を施す後処理手段(この実施形態では穿孔手段としてのパンチユニット100)を有する搬送路Aを通り、搬送ローラ2,3,4を経て上トレイ201へ導く搬送路B、搬送ローラ2,5,6を経てシフトトレイ202へ導く搬送路C、搬送ローラ7、回転ガイド8、搬送ローラ9,10及びスティプル排紙ローラ11を経て、整合及びスティプル綴じ等を行う処理トレイF(以下、スティプル処理トレイとも称する)へ導く搬送路Dへ、それぞれ分岐爪15および分岐爪16によって振り分けられるように構成されている。このスティプル処理トレイFの用紙が積層されるトレイ面は、スティプル排紙ローラ11から排紙される用紙の搬送方向下流側が上になるように傾斜し、この傾斜角は、重力方向に対して傾斜面の下側の中折りプレート74及びその駆動機構と端面綴じステイプラS1などの機構と干渉しない最低限の角度に設定されている。
搬送路AおよびDを経てスティプル処理トレイFへ導かれ、スティプル処理トレイFで整合およびスティプル等を施された用紙は、分岐ガイド板54と可動ガイド55により、シフトトレイ202へ導く搬送路C、折り等を施す処理トレイG(以下、中折り処理トレイとも称する)へ振り分けられるように構成され、中折り処理トレイGで折り等を施された用紙は搬送路Hを通り下トレイ203へ導かれる。また、搬送路D内には分岐爪17が配置され、図示しない低荷重バネにより図の状態に保持されており、用紙後端がこれを通過した後、搬送ローラ9,10、スティプル排紙ローラ11の内少なくとも搬送ローラ9を逆転することによって用紙後端を用紙収容部Eへ導いて用紙を滞留させ、次用紙と重ね合せて搬送することが可能なように構成されている。この動作を繰り返すことによって2枚以上の用紙を重ね合せて搬送することも可能である。
搬送路B、搬送路Cおよび搬送路Dの上流で各々に対し共通な搬送路Aには、画像形成装置から受け入れる用紙を検出する入口センサ301、その下流に入口ローラ1、パンチユニット100、パンチかすホッパ101、搬送ローラ2、分岐爪15および分岐爪16が順次配置されている。分岐爪15、分岐爪16は図示しないバネにより図1の状態に保持されており、図示しないソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方に、各々回動することによって、搬送路B、搬送路C、搬送路Dへ用紙を振り分ける。
搬送路Bへ用紙を導く場合は、分岐爪15は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、搬送路Cへ用紙を導く場合は、図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、分岐爪15は上方に、分岐爪16は下方にそれぞれ回動した状態となり、搬送路Dへ用紙を導く場合は、分岐爪16は図1の状態で前記ソレノイドはOFF、分岐爪15は図1の状態から前記ソレノイドをONすることにより、上方に回動した状態となる。
この用紙後処理装置では、用紙に対して、穴明け(パンチユニット100)、用紙揃え+端部綴じ(ジョガーフェンス53、端面綴じスティプラS1)、用紙揃え+中綴じ(ジョガーフェンス53、中綴じスティプラS2)、用紙の仕分け(シフトトレイ202)、中折り(折りプレート74、折りローラ81)などの各処理を行うことができる。
画像形成装置PRは、この実施形態では、入力された画像データに基づいて感光体ドラムなどの画像形成媒体に光書き込みを行って感光体ドラム表面に潜像を形成し、形成された潜像をトナー現像して用紙などの記録媒体に転写し、定着して排紙するいわゆる電子写真プロセスを使用した画像形成装置であり、電子写真プロセスを使用した画像形成装置自体は公知なので、ここでの詳細な構成の説明と図示は省略する。なお、この実施形態では、電子写真プロセスを使用した画像形成装置を例示しているが、そのほかに、インクジェットや印刷機などの公知の画像形成装置および印刷機(プリンタ)を使用したシステムでも良いことはいうまでもない。
<スティプル処理トレイ>
用紙整合及びスティプル処理を施す処理トレイFでは、スティプル排紙ローラ11により処理トレイFへ導かれた用紙はトレイ面66に順次積載される。この場合、用紙ごとに叩きコロ12で縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス53にて横方向(用紙搬送方向と直交する用紙幅方向)の整合が行われる。その後、ジョブの切れ目、すなわち用紙束の最終紙から次の用紙束先頭紙までの間で制御装置350からのスティプル信号により端面綴じスティプラS1が駆動され、綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪52aを有する放出ベルト52によりシフト排紙ローラ6へ送られ、受取り位置にセットされているシフトトレイ202に排出される。排出された用紙束は寄せコロ13によりシフトトレイ202の下端側に寄せられる。
放出爪52aは放出ベルトHPセンサ311によりそのホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ311は放出ベルト52に設けられた放出爪52aによりオン・オフする。この放出ベルト52の外周上には対向する位置に2つの放出爪52aが配置されており、処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。また、必要に応じて放出ベルト52を逆回転し、これから用紙束を移動するように待機している放出爪52aと対向する側の放出爪52aの背面で、処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えても良い。
また、図示しない放出モータにより駆動される放出ベルト52の駆動軸には、用紙幅方向整合中心に放出ベルト52とその駆動プーリとが配置され、それに対して対称に放出ローラ56が配置固定されており、放出ローラ56の周速は放出ベルト52の周速より速くなるように設定されている。叩きコロ12は支点12aを中心に図示しない叩きSOLによって振り子運動を与えられ、スティプル処理トレイFへ送り込まれた用紙に間欠的に作用して用紙を後端フェンス51に突き当てる。なお、叩きコロ12は反時計回りに回転する。ジョガーフェンス53は正逆転可能な図示しないジョガーモータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙幅方向に往復移動する。
端面綴じスティプラS1は図示しない正逆転可能なスティプラ移動モータによりタイミングベルトを介して駆動され、用紙端部の所定位置を綴じるために用紙幅方向に移動する。その移動範囲の一側端には端面綴じスティプラS1のホームポジションを検出するスティプラ移動HPセンサが設けられており、用紙幅方向の綴じ位置は前記ホームポジションからの端面綴じスティプラS1移動量により制御される。
中綴じスティプラS2は後端フェンス51から中綴じスティプラS2の針打ち位置までの距離が、中綴じ可能な最大用紙サイズの搬送方向長の半分に相当する距離以上となるように配置され、かつ用紙幅方向整合中心に対して対称に2つ配置されている。また、中綴じスティプラS2は針部を含み、針を打ち出すステッチャ(ドライバ)ユニットS21と針を折り曲げるクリンチャユニットS22の2ユニットに分割されて構成されており、ステッチャユニットS21は処理トレイFの搬送路D側に配置されている。なお、図中符号310はスティプル処理トレイF上の用紙の有無を検出する紙有無センサである。
前記スティプル処理トレイFで中綴じが行われた用紙束は用紙の中央部で中折りされる。この中折りは中折り処理トレイGで行われる。そのためには、綴じた用紙束を中折り処理トレイGに搬送する必要がある。この実施形態では、スティプル処理トレイFの搬送方向最下流側に、用紙束偏向手段が設けられ、中折り処理トレイG側に用紙束を搬送する。
用紙束偏向機構は、分岐ガイド板54と可動ガイド55とからなる。分岐ガイド板54は支点54aを中心に上下方向に揺動自在に設けられ、その下流側に回転自在な加圧コロ57が設けられ、スプリングにより放出ローラ56側に加圧される。また、分岐ガイド板54はカムによって駆動され、可動ガイド板55はリンクによって駆動される。
<中折り処理トレイ>
中折り処理トレイGは、垂直方向に設置された下ガイド板91と上ガイド板92とからなり、両ガイド板91,92に対して垂直な方向に往復動する折りプレート74が折り位置に設けられている。折り位置は、用紙サイズによって異なってくるので、下ガイド板91には、用紙の中央部を折りプレート74に対向させるための可動後端フェンス73が設けられ、両ガイド板919及び92における用紙搬送は搬送ローラ71,72によって行われる。折りプレート74と折りローラ81とによって中折りされた用紙束は搬送路Hと通り、排紙ローラ83により下トレイ203に排紙される。
<制御装置>
制御装置350は、図2に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、および入口センサ301、上排紙センサ302、シフト排紙センサ303、紙有無センサ310、放出ベルトホームポジションセンサ311、束到達センサ321、可動後端フェンスHPセンサ322、折り部通過センサ323、紙面検知センサ330などの各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
CPU360は、入力された信号に基づいて、シフトトレイ202用のトレイ昇降モータ、開閉ガイド板を開閉する排紙ガイド板開閉モータ、シフトトレイ202を移動するシフトモータ、叩きコロ12を駆動する叩きコロモータ、叩きSOL等の各ソレノイド、各搬送ローラを駆動する搬送モータ、各排紙ローラを駆動する排紙モータ、放出ベルト52を駆動する放出モータ、端面綴じスティプラS1を移動させるスティプラ移動モータ、端面綴じスティプラS1を斜めに回転させる斜めモータ、ジョガーフェンス53を移動させるジョガーモータ等の駆動を制御する。モータスティプル排紙ローラを駆動する図示しないスティプル搬送モータのパルス信号はCPU360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きSOLおよびジョガーモータが制御される。また、パンチユニット100もクラッチやモータを制御することによりCPU360の指示によって穴明けを実行する。
なお、用紙後処理装置PDの制御は前記CPU360が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。また、プログラムデータは前記ROMに代えて、あるいは加えてネットワークを介してサーバから、あるいはCD−ROM、SDカードなどの記録媒体から記録媒体駆動装置を介して図示しないハードディスク装置などの記憶媒体にダウンローラされ、あるいはバージョンアップされて使用することもできる。
<動作>
図3は本発明に係る用紙後処理装置の動作を説明するための概略構成図、図4ないし図7は用紙を一旦収容する搬送路(以下、プレスタック経路と称する)Eに用紙を一旦収容して再搬送するプレスタック動作の動作説明図である。
図3では、図1のうちパンチユニット100を省略し、プレスタック動作とスティプル処理トレイFからシフトトレイ202に排紙する経路のみ概略的に図示している。用紙の搬送系は分岐爪17の上流側の搬送ローラR1,R2と分岐爪17より下流側の搬送ローラR4,R5とがそれぞれ図示しない第1及び第2の搬送モータによってそれぞれ独立して駆動される。図3では分岐爪17より上流側の搬送ローラがR1,R2の2つのローラとして示され、分岐爪17より下流側の搬送ローラがR4,R5で示されているのに対し、図1では分岐爪17の上流側に搬送ローラ1,2,7が3個設置され、下流側に搬送ローラ9,10,11が3個設置されているが(これらも分岐爪17に対して上流側に配置されている搬送ローラ1,2,7が1つのモータ(第1の搬送モータ)で、下流側に配置されている搬送ローラ9,10,11が他の1つのモータ(第2の搬送モータ)でそれぞれ独立して駆動される。)、動作的には図3の搬送ローラの配置で機能するので、図3の概略図に沿って以下説明する。なお、各搬送ローラR1,R2,R4,R5間の距離が用紙を受け渡すことができるだけの間隔に設定されていることが必須である。
搬送ローラR4,R5は搬送路AからDに搬送されてきた用紙を逆方向に搬送(画像形成装置PRのからの受け入れ口側へ逆行させる方向に搬送、以下、「逆流」と称する)させることができる。この逆流は第2の搬送モータの回転方向を逆転させることにより行われる。なお、モータの逆転に代えてクラッチを使用して歯車の回転方向を逆方向に回転させ、逆流させることも可能である。
前記搬送路Dには用紙を逆流させたときにその用紙をプレスタック経路Eへ案内する分岐爪(切り換え爪)17が設けられ、搬送路Dを通って送られてくる次用紙と重なり合うように、プレスタック経路Eに合う用紙を再搬送させ、複数枚を重ねた状態で搬送してスティプル処理トレイFへ排出することができる。この場合に、用紙後処理装置2において画像形成装置PR本体から送られてくる情報(制御信号等)により逆流させる枚数を変化させる。
さらに説明すれば、画像形成装置PRから出力されてきた用紙は用紙後処理装置PDに入り、第1の搬送モータ(図示せず)によって駆動される搬送ローラR1,R2で搬送され、用紙の移動力で分岐爪17を図示反時計方向へ回動させ、それにより確保された搬送路Dを通り、第2の搬送モータ(図示せず)によって駆動される搬送ローラR4,R5によりスティプル処理トレイFへ搬送される(矢印a方向)。
スティプル処理トレイF内に搬送された用紙は矢印b方向へ自重で落下し、後端フェンス51によって搬送方向が揃えられる。前記入口センサ301によって用紙の後端を検出した後、後端フェンス51によって用紙搬送方向の揃えが完了すると見込まれる時間が経過すると、ジョガーフェンス(整合フェンス)10により用紙搬送方向と直交する方向の揃えが行われる。この後端フェンス51とジョガーフェンス53の動作を繰り返すことによって1枚ずつ用紙の整合を行い、多枚数の用紙が整合される。
最終紙の整合が終了するとステープラS1で整合された用紙束を綴じ、スティプル処理トレイF内の放出ベルト52が矢印c方向に回転し、当該放出ベルト52に取り付けられている放出爪52aにより用紙束の下端を押し上げてスティプル処理トレイFから矢印d方向へ用紙束を放出する。その用紙束は排出ローラ6aと従動コロ6bとによりシフトトレイ202に排出され、スタックされる。また、シフトトレイ202はスタック枚数に応じて上下に移動する機構を有している。従動コロ6bは搬送ガイド板6cに回動可能に取り付けられ、搬送ガイド板6cは搬送する用紙束の厚みが変化しても同じ搬送力を得ることができるように支点6cを中心に揺動可能に支持され、搬送ガイド板6cの自重で排出ローラ6a側に用紙束を加圧する。以上が1部の場合の動作である。
この実施形態では、プレスタック経路Eへ案内する分岐爪17を駆動してプレスタック経路E側を開放し、搬送ローラ7,9,11を逆転させて用紙をプレスタック経路E側に導くことができる。その際、画像形成装置PR側から出力されてきた用紙先端の入口センサ301での検出タイミングを基準にしてプレスタック経路Eに退避していた用紙の再搬送開始タイミングを決定し、前記入口センサ301で用紙後端検出を基準にして搬送する用紙を逆流させ、プレスタック経路E側に退避させるタイミングを決定している。
画像形成装置PRから搬送されてきた用紙が前記プレスタック経路Eに退避し、次に搬送されてきた用紙と重ね合わせてスティプル処理トレイF側に搬送する場合には、まず、図4に示すように用紙P1が搬送ローラR1,R2の正回転(以下、スティプル処理トレイF側に搬送する方向を正回転、スティプル処理トレイFから離れる方向に搬送する方向を逆回転と称す)によって搬送され、前述のように分岐爪17の背面を用紙P1の先端部が押して搬送路Dを搬送方向下流側に進む。そして、用紙後端が前記入口センサ301を切ったタイミングから予め設定されたパルス数分用紙を搬送した時点で、図4のように回転していた回転ガイドR3、搬送ローラR4,R5が逆回転し、用紙の搬送方向が反転し、用紙が逆流する。その際、分岐爪17は図4及び図5に示すように搬送路D側を閉鎖し、プレスタック搬送路E側を開放する。これにより図5に示すように逆流した用紙P1の後端部が分岐爪17に沿ってプレスタック経路E側に導かれ、搬送路D内に用紙の先端部を所定量残した状態で搬送ローラR4,R5が停止し、退避状態となる。
この状態で次の用紙P2が搬送ローラR1,R2の正回転により画像形成装置PR側から搬送され、図6に示すように入口センサ301の用紙検知情報により2枚目の用紙P2の検知情報により当該用紙P2の先端部が搬送ローラR4から上流側に例えば10mmの位置まで搬送されると図6に示すように停止していた搬送ローラR4,R5が正回転を開始する。そして、2枚の重送でよい場合には、そのままスティプル処理トレイFに排紙し、3枚以上重送させる場合には、前記図5のときと同様のタイミングで搬送ローラR4,R5を逆転させ、2枚重なった状態でプレスタック経路E側に搬送し、停止する。そして、3枚目の用紙の搬送を待って、2枚の用紙P2の場合と同様にして3枚目の用紙が搬送されてくると3枚重ねてスティプル処理トレイF側に送る。
このとき、ジョブの先頭の用紙P1は搬送ローラR4のニップに挟持された状態で再搬送されるので、ジョブの先頭の用紙P1の先端部の方がジョブの2枚目の用紙P2の先端部よりも先行した状態で2枚同時にステイプル処理トレイFに排紙される。3枚以上の場合も後から搬送される用紙の先端部が先に搬送された用紙の先端部よりも常に後退した状態で排紙される。排出された用紙束はステイプル処理トレイFに備えられた放出ベルト52を逆回転させて矢印b方向に移動させ、これから用紙束を移動するように待機している放出爪52aと対向する側の放出爪52aの背面で、ステイプル処理トレイFに収容された用紙束の先端部を叩き、用紙を後端フェンス51まで機械的に落として搬送方向のずれをなくし、用紙束を整合させる。
このようなプレスタック経路Eを使用して、プレスタック経路Eで用紙を重ねた後、重送するのは、1部目と2部目、2部目と3部目というように部の変わり目であり、プレスタックしなければ先行する部に対してスティプルなどの後処理を行うため後行する用紙を部の途中の用紙と同様のタイミングでスティプル処理トレイF上に排紙できないときである。このとき、画像形成装置PR側でスティプル処理トレイF側の処理が終了するまで画像形成動作を待つと、画像形成効率が落ちるので、画像形成装置PRは、先行する部の最終紙と次部の1枚目とのコピー間隔も、同一部の場合の画像形成タイミングと同じタイミングで画像形成し、同じ間隔で連続して用紙後処理装置に送り込む。なお、そのとき画像形成装置PRからは信号が送られてくる。画像形成装置PRからの信号には、搬送枚数や搬送速度や処理モード情報が含まれており、それらの信号を用紙後処理装置PDが受けることにより用紙をプレスタック経路Eに滞留させる枚数、搬送ローラR1,R2あるいはR4,R5の搬送速度を増速するポイント(タイミング)、増速線速、逆流を開始させるポイント(タイミング)、逆流線速が決定される。
上記動作をまとめると次のようになる。
矢印方向(正回転方向)に搬送ローラR1,R2が回転し、2部目の1枚目が搬送される。1枚目の用紙P1は、入口センサ301の検知情報により搬送速度が増速され搬送される。また、入口センサ301が用紙P1の後端を検知した後のパルスカウントやタイマ等によって制御タイミングをとり、逆流する位置まで搬送される。次に、画像形成装置1本体からの信号により用紙を逆流させる必要がある場合には、搬送ローラR4,R5が逆回転し、用紙P1は分岐爪17によって逆方向に搬送され、所定のタイミングでスローダウン制御をして停止させる。その後、搬送ローラR1,R2により第2の用紙P2が順方向へ搬送され、搬送ローラR4,R5が正回転し、第2の用紙P2を第1の用紙P1に重ねた状態で搬送する。そのときの滞留枚数が画像形成装置PR本体からの信号で送られてきた滞留枚数より少ない場合は、1枚目の時と同じ動作を繰り返す、そして本体から受けた滞留枚数に達するまで繰返し2枚以上重ねた状態でスティプル処理トレイFに排出する。
なお、この実施形態では、回転ガイド8は回転自在に支持され、自身には駆動力は付与されない構成であるが、搬送ローラR4,R5と同一の駆動モータ(第2の搬送モータ)で当該搬送ローラR4,R5と同一の周速で駆動するように構成することもできる。この場合、用紙を回転ガイド8に押し付けるような部材は不要であり、回転ガイド8と用紙とが相対的に同一の線速で移動することから、両者間の摩擦力はない状態と見なすことができ、回転ガイド8は単なるガイド機能のみ有することとなる。
以上のように本実施形態によれば、プレスタック経路Eに用紙搬送手段が不要なので、構成が単純化され、画像形成装置PR本体側の処理効率(CPM)を下げることなく、後処理を行うことができる。
また、回転ガイド8を搬送ローラ4,5による用紙の搬送速度と同等の速度で回転させることによりプレスタック経路Eが湾曲していた場合に回転ガイド8と用紙との間に摩擦力が生じないようにすることができ、湾曲した搬送路においても搬送ローラ4によって用紙の逆流を確実に行うことができる。
さらに、搬送ローラ4,5の駆動力を回転ガイド8の駆動力として使用することにより、回転ガイド8用の駆動源は不要となり、低コストで上記機能を発揮させることができる。
2.第2の実施形態
図8は本発明の第2の実施形態に係る用紙後処理装置の動作を説明するための概略構成図、図9ないし図12は第2の実施形態に係る用紙後処理装置におけるプレスタック経路Eに用紙を一旦収容して再搬送するプレスタック動作の動作説明図、図13は前記動作の制御手順を示すフローチャートである。なお、以下の説明において、前述の実施形態と同等な各部には同一参照符号を付し、重複する説明は省略する。
この実施形態は、図3に示した前述の第1の実施形態に対して回転ガイドR3を省略し、搬送ローラR4の上流側であって搬送ローラR4に近接した位置の搬送路Dに用紙検知センサ304を設けたものである。この第2の実施形態では、プレスタック経路Eを図8に示すように分岐爪17の揺動端から斜め上方に傾斜させて設け、重力により常に搬送ローラR4側に用紙先端が位置するように構成している。その他の各部は前述の図3に示した用紙後処理装置PDと同等に構成されている。
このように構成された用紙後処理装置PDでは、画像形成装置PRから搬送されてきた用紙が前記プレスタック経路Eに退避し、次に搬送されてきた用紙と重ね合わせてスティプル処理トレイF側に搬送する場合には、まず、図9に示すように用紙P1が搬送ローラR1,R2の正回転によって搬送され、前述のように分岐爪17の背面を用紙P1の先端部が押して搬送路Dを搬送方向下流側に進む。そして、用紙P1の搬送を監視し、用紙P1の先端と後端が用紙検知センサ304を切ったタイミング(ステップS101,S102)で図9のように回転していた搬送ローラR4,R5が図10に示すように逆回転し、用紙P1の搬送方向が反転し、用紙P1が逆流する(ステップS103)。その際、分岐爪17は図10に示すように搬送路D側を閉鎖し、プレスタック搬送路E側を開放する。これにより図10に示すように逆流した用紙P1の後端部が分岐爪17に沿ってプレスタック経路E側に導かれる。このとき用紙検知センサ304で用紙の逆流方向の先端(用紙後端)を検知し(ステップS104)、この検知タイミングから所定パルス分用紙P1を逆流させる(ステップS105)、そして、用紙P1の先端部が搬送ローラR4対のニップを抜けた時点で用紙P1の逆流動作を停止させ(ステップS106)、退避状態とする。そして、搬送ローラR4,R5も停止する。前記搬送ローラR4のニップを抜けた後、搬送ローラR4を停止させるタイミングは用紙P1が逆流し、センサ304がオンになった時点から所定パルス経過したときであり、この所定パルスは搬送ローラR4のニップを抜けるタイミングにあらかじめ設定されている。
この状態で次の用紙P2が搬送ローラR1,R2の正回転により画像形成装置PR側から搬送され、図11に示すようにプレスタック経路Eに退避している用紙P1の先端部に次搬送の用紙P2の先端部が重ね合わされた時点(ステップS107,S108)で停止していた搬送ローラR4,R5が正回転を開始する(ステップS109)。そして、2枚の重送でよい場合には、図11の状態からそのままスティプル処理トレイFに排紙し、3枚以上重送させる場合には、前記図10のときと同様のタイミングで搬送ローラR4,R5を逆転させ、図12に示すように2枚重なった状態でプレスタック経路E側に搬送し、停止する。そして、3枚目の用紙の搬送を待って、2枚の用紙P2の場合と同様にして3枚目の用紙が搬送されてくると3枚重ねてスティプル処理トレイF側に送る。第2の搬送モータ(排紙モータ)は、用紙検知センサ304で用紙後端を検知した時(ステップS110)、排紙する場合には、そのまま正転させ、さらに次の用紙と重ねる場合には逆転させる。
その他、特に説明しない各部は全て前述の第1の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
本実施形態によれば、用紙を退避させるときに重力を利用して用紙位置を設定するので、低コストで装置を構成することができる。
3.第3の実施形態
前記第2の実施形態では、プレスタック経路Eに退避する用紙P1は搬送ローラR4のニップから抜け出た状態になっているが、前記ニップに用紙P1を挟持させた状態で退避させることもできる。この実施形態を第3の実施形態として説明する。
すなわち、図10に示す退避状態のときに用紙P1の先端部を所定量搬送ローラR4のニップから突出させた状態で次の用紙P2の搬送を待ち、次の用紙P2が搬送ローラR4のニップに到達した時点で、前述のように搬送ローラR4のニップから先の用紙P1の先端部が所定量進出した状態で重ね合わせ、図11のようにして搬送することもできる。この場合には、第2の実施形態では、用紙P1は重力の作用により搬送ローラR4のニップ位置に位置させていたので、何らかの原因により搬送ローラR4が重ね合わせ搬送を行う際にニップに噛み込まれず、搬送不良が発生する虞があるのに対して用紙P1が搬送ローラR4のニップから離脱することはないので、搬送不良が発生することはない。
なお、ここでは先行する用紙をP1、後行し前記用紙P1に重ね合わせる用紙をP2として説明しているが、3枚目の用紙でも同様で、その場合には先行する用紙P1及びP2が重ね合わされた状態で搬送ローラ4のニップに挟持されて退避することになる。
この実施形態の場合も図13に示したフローチャートの手順で動作する。前述の第2の実施形態との相違点は、ステップS105における第2の搬送モータの逆転量(逆転のパルス量)である。すなわち、第2の実施形態では、用紙が搬送ローラR4のニップを上流側に抜けることから、抜けるに足るだけのモータパルスに設定されているが、この第3の実施形態では、搬送ローラR4のニップに所定量挟まれた状態で保持することから、ニップに挟まれ、搬送方向下流側に突出する量に対応する分だけ第2の搬送モータの逆転パルス量が少なく設定される。
その他、特に説明しない各部は前述の第1及び第2の実施形態と同等に構成され、同等に機能する。
本実施形態によれば、用紙を逆流させる搬送ローラによって用紙を退避させるときの用紙位置を設定するので、低コストで装置を構成することができる。
本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置と画像形成装置とからなる画像形成システムのシステム構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る画像形成システムの制御構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る用紙後処理装置の動作を説明するための概略図である。 図3の概略構成下における動作説明図で、用紙が搬送されて搬送路Dにある状態を示す。 図3の概略構成下における動作説明図で、図4で搬送路Dにあった先行する用紙が逆送されてプレスタック経路に退避した状態を示す。 図3の概略構成下における動作説明図で、搬送路Dに後行する用紙が搬送される状態を示す。 図3の概略構成下における動作説明図で、先行する用紙に後行する用紙が重ね合わされて再搬送される状態を示す。 本発明の第2の実施形態に係る用紙後処理装置の動作を説明するための概略図である。 図8の概略構成下における動作説明図で、用紙が搬送されて搬送路Dにある状態を示す。 図8の概略構成下における動作説明図で、搬送路Dにあった先行する用紙が逆送されてプレスタック経路に退避した状態を示す。 図8の概略構成下における動作説明図で、搬送路Dに後行する用紙が搬送される状態を示す。 図8の概略構成下における動作説明図で、先行する用紙に後行する用紙が重ね合わされて再搬送される状態を示す。 第2の実施形態における制御手順を示すフローチャートである。
符号の説明
1,2,7,9,10,11(R1,R2,R4,R5) 搬送ローラ(対)
8(R3) 回転ガイド
17 分岐爪
301 入口センサ
360 CPU
D 搬送路
E プレスタック経路
F スティプル処理トレイ
M1 第1の搬送モータ
M2 第2の搬送モータ
PD 用紙後処理装置
PR 画像形成装置

Claims (6)

  1. 前段装置から搬入される用紙を受け入れ口から処理トレイへ案内する第1の搬送路と、
    前記第1の搬送路から分岐し、一時的に前記用紙を退避させる第2の搬送路と、
    前記第1の搬送路に設けられ、前記用紙を前記処理トレイ側の方向に搬送する第1の搬送手段と、
    前記第1の搬送路に設けられ、正回転することによって前記処理トレイ側の方向に前記用紙を搬送し、逆回転させることによって前記処理トレイ側の方向とは逆方向に用紙を搬送する第2の搬送手段と、
    前記用紙が前記逆方向へ搬送されるときに当該用紙を前記第2の搬送路へ案内する切り換え手段と、
    を有し、
    前記第1の搬送手段と前記第2の搬送手段は前記切り換え手段を挟んで前記第1の搬送手段が前記受け入れ口側に、前記第2の搬送手段が処理トレイ側にそれぞれ設置され、前記第2の搬送路に一時的に退避していた先行する用紙を後行する用紙と重ね合わせて搬送する機能を有する用紙処理装置において、
    前記第2の搬送手段によって前記先行する用紙を前記逆方向へ搬送させ、前記切り換え手段によって前記先行する用紙を前記第2の搬送路へ案内したとき、前記第2の搬送手段によって前記先行する用紙を保持した状態で前記第2の搬送手段を停止させ前記後行する用紙が重ね合わされるまで待機させ、前記後行する用紙が前記第2の搬送手段に到達する直前で前記第2の搬送手段を正回転させて先行する用紙と後行する用紙を重ね合わせて処理トレイ側の方向へ搬送する制御手段を備えていること
    を特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記第2の搬送路が湾曲していることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記第2の搬送路が略直線状に形成されていることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  4. 前記重ね合わせ搬送された先行する用紙と後行する用紙が処理トレイに搬送されたあと、前記用紙の先端部を叩き整合させる整合部材を備えたことを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  5. 前記処理トレイ側に搬送される用紙は少なくとも2枚であることを特徴とする請求項記載の用紙処理装置。

  6. 請求項1ないし5のいずれか1項に記載の用紙処理装置を一体または別体に備えていることを特徴とする画像形成装置
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