JP2002308514A - プリンタにおける印刷媒体の積層搬送方法 - Google Patents

プリンタにおける印刷媒体の積層搬送方法

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JP2002308514A
JP2002308514A JP2001120216A JP2001120216A JP2002308514A JP 2002308514 A JP2002308514 A JP 2002308514A JP 2001120216 A JP2001120216 A JP 2001120216A JP 2001120216 A JP2001120216 A JP 2001120216A JP 2002308514 A JP2002308514 A JP 2002308514A
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和彦 山岸
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篤 西岡
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数枚からなる印刷媒体を利用者に提供する
際に、これらを積層した状態で一纏りで提供可能とす
る。 【解決手段】 プリンタの排紙部204は、印刷後の単
票紙を積層状に収容する収容部230上に、搬入された
単票紙をその上流側から下流側に向けて搬送しつつ積層
状にする搬送積層機構244を備える。本発明に係る単
票紙の積層制御においては、印刷後の単票紙を収容部2
30に向けて搬送し、この単票紙の先端が搬送積層機構
244の下部に達したときに、搬送積層機構244の駆
動を開始して、この単票紙を少なくともその後端部が収
容部内に収まる位置まで搬送し、その後端部が収容部内
の所定の位置に達したときに、搬送積層機構244の駆
動を停止する。次いで、次の単票紙の先端部が、収容部
230内における前記所定の位置を超えたときに、搬送
積層機構244の駆動を再開して、該次の単票紙及びそ
れに先行する1又は複数の単票紙を、収容部内でその下
流側に向けて搬送する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシートやチケッ
ト等の印刷後の印刷媒体を、搬送しながら順次積層し、
一括して利用者に提供可能なプリンタにおける印刷媒体
の積層制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】銀行や各種売店等に設置される、各種利
用明細、レシートやチケット等を発行するためのプリン
タが広く普及している。この種のプリンタでは、プリン
タの筐体内にセットされたロール紙から引き出された用
紙を搬送しつつ、この用紙に所望の情報を印刷するよう
にしている。そして、印刷後の用紙は、排出口近傍に取
り付けられたカッタにより切断され、排出口からレシー
トやチケット等として利用者に提供される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、一人の利用
者に複数枚のレシートやチケット等を提供する場合が想
定される。しかしながら、前記従来のプリンタでは、1
枚のレシート等を印刷する度に順次、これを利用者に提
供するようにしているため、利用者のレシート等を受け
取る作業が煩雑となったり、レシート等の取り忘れのお
それがあるという不都合があった。
【0004】本発明は、これらの不都合を解消するため
になされたものであり、複数枚の印刷媒体を利用者に提
供する際に、利用者が印刷媒体を受け取る作業を容易化
し、且つ、取り忘れも防ぐことが可能なプリンタにおけ
る印刷媒体の積層制御方法を提供することを主な目的と
する。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明は、印刷ヘッドの近傍に配置され印刷媒体を搬送
する第1の搬送手段と、前記印刷ヘッドに対して印刷媒
体搬送方向の下流側に配置され当該印刷ヘッドにより印
刷された印刷媒体を積層状に収容する収容部と、前記収
容部内に配置され前記第1の搬送手段により搬送された
前記印刷媒体をさらに下流側に向けて搬送する第2の搬
送手段とを備えたプリンタにおける印刷媒体の積層搬送
方法であって、(a)前記第1の搬送手段によって搬送
される前記印刷媒体の先端部が、前記第2の搬送手段の
下部に達したときに、当該第2の搬送手段の駆動を開始
して、前記印刷媒体を搬送する工程と、(b)前記第2
の搬送手段によって搬送される前記印刷媒体の後端部
が、前記第2の搬送手段の上流側であって前記収容部内
の第1の所定の位置に達したときに、前記第2の搬送手
段の駆動を停止する工程と、(c)複数の前記印刷媒体
に対して、前記工程(a)及び(b)を順次繰り返し行
なう工程とを備えている。このため、複数枚の印刷媒体
を収容部に積層させて収容することができ、その結果、
これら印刷媒体を一括して利用者に提供することが可能
となる。
【0006】本発明は、また、前記印刷媒体は連続状の
印刷媒体であって、(d)前記工程(a)の後に、前記
第1の搬送手段によって搬送される前記連続状の印刷媒
体を切断する工程を更に備えた構成とすることもでき
る。
【0007】この場合において、前記工程(b)は、前
記工程(d)における用紙切断終了後からの送り量が所
定量に達したときに、前記第2の搬送手段の駆動を停止
することが好ましい。
【0008】また、本発明は、(e)前記工程(b)に
先立って、前記第1の搬送手段からの印刷媒体が前記収
容部内に積層する最後の印刷媒体であるか否かを判断す
る工程と、(f)前記工程(e)において、最後の印刷
媒体であると判断された場合に、当該最後の印刷媒体の
先端部が、前記第2の搬送手段の下流側であって前記収
容部内の第2の所定の位置に到達するまで、前記第2の
搬送手段の駆動を継続する工程とを更に備えることが好
ましい。
【0009】また、(g)前記収容部内に積層された前
記印刷媒体を前記プリンタの排出口の外に排出する工程
を更に備えることが好ましい。
【0010】ここで、前記工程(g)は、(g1)前記
収容部内に積層された前記印刷媒体を、その下流側の先
端部が前記排出口に臨むように一括して移動させる工程
と、(g2)前記工程(g1)の後に、少なくとも前記
印刷媒体の下流側の先端部を前記排出口外に達するまで
搬送させる工程とを備えることが好ましい。
【0011】本発明は、また、(h)前記工程(g2)
において前記排出口外まで搬送された前記印刷媒体が所
定時間ここにある場合にその旨通知する工程を更に備え
ることが好ましい。また、(i)前記工程(g2)にお
いて前記排出口外まで搬送された印刷媒体が所定時間こ
こにある場合に当該印刷媒体を前記プリンタ内に回収す
る工程を更に備えることが好ましい。
【0012】本発明は、更に、前記何れかに記載の印刷
媒体の積層搬送方法を実行するプログラムを記録したコ
ンピュータで読み取り可能な情報記録媒体、または、当
該印刷媒体の積層搬送方法を実行するコンピュータプロ
グラムプロダクトに関する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に沿って詳細に説明する。
【0014】図1は、本実施形態に係るプリンタ100
の外観を概略的に示す斜視図である。このプリンタ10
0は、ロール紙に印刷を行うロール紙プリンタであり、
例えばレシート発行用にPOS(Point of Sale)シス
テムやATM(Automated Teller Machine)システム等
に組み込まれるものである。
【0015】プリンタ100は、ATM装置やキオスク
端末としての筐体102を備えており、この筐体102
内に、ロール紙Rの収容スペースが設けられている。ま
た、筐体102の例えば前面部には、ロール紙Rを投入
するための扉が設けられている。ロール紙Rは、連続状
の印刷用紙r1を巻回したものであり、支持軸を介して
筐体102内に回転自在に支持されている。
【0016】筐体102の上部側には、ロール紙Rから
引き出された印刷用紙r1に印刷を行い、印刷後の印刷
用紙r1における印刷済みの先端領域を切断して単票紙
r2とし、複数枚の単票紙r2を積層して一括排出する
印刷・排紙ユニット120が設けられている。この印刷
・排紙ユニット120の前面部には排出口122が設け
られており、この排出口122を介して、積層された単
票紙r2が一括して筐体102外に排出される。
【0017】図2〜図4は、印刷・排紙ユニット120
の構成を概略的に示す図であり、それぞれ、その側面
図、斜視図、平面図である。この印刷・排紙ユニット1
20は、図2に示すように、印刷用紙r1に印刷を行う
印刷部200と、印刷後の印刷用紙r1を切断して単票
紙r2を得る切断部202と、得られた複数枚の単票紙
r2を積層させた後に排出口122から一括して排出す
る排紙部204とを主に備えている。
【0018】印刷部200は、印刷用紙r1を搬送する
第1の搬送手段としての二組の印刷用ローラ対210、
212を備えている。そして、これら印刷用ローラ対2
10、212の間における、印刷用紙r1の搬送路の上
方に、例えばインクジェットタイプの印刷ヘッド214
が配置されている。すなわち、印刷部200は、印刷用
ローラ対210、212で印刷用紙r1を搬送しつつ、
この印刷用紙r1に対して印刷ヘッド214を用いて印
刷を行うように構成されている。
【0019】切断部202は、下側に配置された固定刃
220と、上側に配置された可動刃222とを備えてい
る。固定刃220の上端部は、印刷用ローラ対210、
212が搬送する印刷用紙r1の搬送路に臨む位置に配
置されている。そして、可動刃222は、ここでは図示
しない駆動機構により、固定刃220側に移動して、こ
の固定刃220との間に挟み込まれた印刷用紙r1を切
断する。
【0020】排紙部204は、切断部202で印刷用紙
r1を切断して得られた単票紙r2を積層させて収容す
るための収容部230を備えている。この収容部230
は、上方が開放された略容器状に形成されており、その
底部に、単票紙r2が積層される積層面232が設けら
れている。この積層面232は、後述するように単票紙
r2の後端部を落とし込むことができるように、固定刃
220の上端部の位置よりも低い位置に配置されてい
る。また、収容部230の前面部には、積層面232よ
りも高い位置に、前記排出口122が形成されている。
更に、収容部230の前面部における排出口122の下
側の部分は、後述するように単票紙r2の先端を位置決
めするためのストッパ部234として機能する。
【0021】排紙部204には、単票紙r2を収容部2
30内で搬送し、順次積層させるための第2の搬送手段
としての搬送積層機構244が備えられる。搬送積層機
構244は、互いに対向するように配置された一対の多
関節アーム250、250間に、複数の(実施形態では
5つの)搬送ローラ240a〜eを備えて構成されてい
る。搬送ローラ240a〜eは、一対の多関節アーム2
50、250に支承され、収容部230内に垂下されて
いる。各多関節アーム250は、4本のアーム部材25
0a〜dを順次連結することにより構成され、各連結点
において、前記搬送ローラ240a〜eを回転自在に支
承している。すなわち、対向する一組のアーム部材25
0に二つの搬送ローラ240が支持されるとともに、こ
れら一組のアーム部材250は、隣り合う他の一組のア
ーム部材250と、搬送ローラ240の軸248におい
て連結されている。
【0022】この場合、搬送ローラ240は、各アーム
部材250の変位に伴って、それぞれ遊動自在である。
そして、最も下流側のアーム部材250dの一端は、収
容部230に対し基軸246を中心として回転自在に支
承されており、また、多関節アーム250の上流側は、
自由とされている。すなわち、多関節アーム250は、
図2中仮想線で示すように、基軸246を中心に上方に
回動可能であり、メンテナンス時、例えば収納部230
内で紙ジャムが発生したときには、収容部230を開放
することができる。
【0023】このような構成により、多関節アーム25
0に支持された各搬送ローラ240a〜dは、それぞれ
が独立して上下方向に変位可能となる。そして、収納部
230内における多関節アーム250の高さ位置に拘わ
らず、その自重により、積層面232上の用紙に対し、
収納部230のその送り方向の何れの位置においても好
適に接触できるようになる。すなわち、搬送積層機構2
44下に、単票紙が積層されていく過程において多関節
アーム250の高さ位置が変わっても、これに支持され
た各搬送ローラ240a〜dは、それぞれが搬送する最
上位の単票紙に対し所定の圧力を持って接触し、好適に
これを搬送可能にする。
【0024】ここで、搬送ローラ240a〜eは、収容
部230の上流側から下流側に並ぶように前記多関節ア
ーム250、250間に支持されており、そのローラ間
ピッチは、少なくとも単票紙r2の送り方向における長
さ寸法よりも小さい寸法に設定されている。特に、より
確実に単票紙r2を搬送するには、単票紙r2の送り方
向における長さ寸法の1/2以下に設定することが好ま
しい。ここで、複数の単票紙r2の長さ寸法が変化し得
る場合には、最小寸法を基準としてローラ間ピッチを設
定することが好ましい。
【0025】なお、搬送ローラ240の材質(摩擦係
数)や、この搬送ローラ240に加わるニップ力は、変
位不能な状態の単票紙r2等に対して搬送ローラ240
が滑るような値に設定されている。
【0026】搬送積層機構244は、また、ギア機構4
00を備えている。ギア機構400は、搬送ローラ24
0a〜eの軸248にそれぞれ固定されたローラ側ギア
402と、ローラ側ギア402間でアーム部材250に
支持され、これらとそれぞれ噛み合う連結用ギア404
とを備えている。この場合、ローラ側ギア402及び連
結用ギア404は、アーム部材250と一体的に移動可
能であり、しかも、ローラ側ギア402は、アーム部材
250の連結軸となる搬送ローラ240a〜dの軸24
8や搬送ローラ240eの軸246に固定されているた
め、アーム部材250が変位した場合でも、これらロー
ラ側ギア402及び連結用ギア404の連結が保持され
る。このように、ローラ側ギア402及び連結用ギア4
04からなるギア系列を介して互いに連結された各搬送
ローラ240a〜eは、後述する搬送用モータ500に
よって、同期的に回転される。
【0027】収容部230内の下流側には、後述するよ
うに収容部230内に収容された単票紙r2を排出口1
22から外に排出するための排出ローラ対254が設け
られている。図4に示すように、排出ローラ対254を
構成する上側ローラは、多関節アーム250の最下流位
置に配置された搬送ローラ240eである(以下の説明
では、搬送ローラ240eを排出ローラ対254の上側
ローラということがある)。上側ローラ240eがギア
機構400を介して他の搬送ローラ240a〜dに連結
され、これらと同期的に回転することは前述のとおりで
ある。一方、図2に示すように、収容部230の積層面
232の下流位置には凹部256が形成されており、排
出ローラ対254を構成する下側ローラ254aは、単
票紙の集積時にはこの内部に収まって、単票紙の搬入を
妨げないように位置される。
【0028】排紙部204は、収容部230の側壁に沿
って、その一端を、支持軸266で収容部230に対し
回転自在に支承された、上側支持アーム260及び下側
支持アーム264を備える。そして、上側ローラ240
eの軸246は、この上側支持アーム260に支持され
ており、一方、下側ローラ254aの軸262は、下側
支持アーム264に支持されている。従って、排出ロー
ラ対254は、後述するカム部材280の動作により下
側支持アーム264が上昇されると、これに伴ってその
位置を上方に移動させ、その間にニップされている単票
紙の紙端を排出口122に向けるようにする。
【0029】図2に示すように、上側支持アーム260
の先端部には、排出口122を開閉するためのシャッタ
部270が形成されている。また、シャッタ部270の
下側には、先端側に突出する突起部272が設けられて
おり、この突起部272が排出口122内の下縁部に当
接することによって、上側支持アーム260の下方向
(図2中の時計回り方向)への移動範囲が規制される。
このように、突起部272が排出口122の下縁部に当
接した状態において、排出口122は、シャッタ部27
0によって閉じられているため、後述するように収容部
230内に収容された単票紙r2が利用者に触られるこ
とが防がれる。また、排出口122から収容部230内
に、異物が入れられることもない。
【0030】また、上側支持アーム260には、この上
側支持アーム260を下方向に付勢するためのばね部材
274が取り付けられている。このばね部材274は、
その両端部が上側支持アーム260と収容部230を支
持するフレーム276とにそれぞれ取り付けられてお
り、このばね部材274の引っ張り力によって、突起部
272が排出口122の下縁部に当接する位置に上側支
持アーム260を静止させることができる。
【0031】一方、下側支持アーム264には、この下
側支持アーム264を下方向に付勢するためのばね部材
278が取り付けられている。このばね部材278は、
その両端部が下側支持アーム264とフレーム276と
にそれぞれ取り付けられており、このばね部材278の
引っ張り力によって、下側ローラ254aが凹部256
に収容された状態で下側支持アーム264を静止させる
ことができる。
【0032】下側支持アーム264の下側部には、カム
部材280が接している。このカム部材280は、偏心
軸282に固定されており、この偏心軸282を中心と
してカム部材280が回転することによって、下側支持
アーム264が上下に変位する。すなわち、カム部材2
80を回転させ、下側支持アーム264をばね部材27
8の弾性力に抗して上方に変位させることによって、排
出ローラ対254を閉じさせることができる。
【0033】また、下側支持アーム264を更に上方に
変位させると、下側ローラ254aが上側ローラ240
eを押し上げることによって、これら下側ローラ254
a及び上側ローラ240eが上方に移動する。すなわ
ち、上側支持アーム260が、下側支持アーム264と
ともに、ばね部材274の弾性力に抗して上方に変位す
る。そして、上側支持アーム260の変位によって、シ
ャッタ部270が移動して排出口122が開かれる。ま
た、このとき、排出ローラ対254は、排出口122に
臨む位置に到達するとともに、この排出ローラ対254
には、ばね部材274の引っ張り力によるニップ力が加
わる。
【0034】収容部230内の上流側には、切断部20
2を経た印刷用紙r1の先端部を搬送ローラ240側に
導くためのガイド286が設けられている。また、収容
部230内の下流側には、搬送ローラ240を経た単票
紙r2をストッパ部234側に導くための可動ガイド2
88が設けられている。この可動ガイド288は、搬送
ローラ240dの軸248に回転自在に支持されてお
り、その自重によって下方向(図2中の時計回り方向)
に変位して、積層面232との間に単票紙r2の搬送路
を形成している。
【0035】図5は、印刷・排紙ユニット120の駆動
系を示す説明図である。排紙部204は、搬送ローラ2
40等を回転させて単票紙r2等を搬送させるための駆
動装置を構成する搬送用モータ500を備えている。こ
の搬送用モータ500の駆動軸にはギア502が装着さ
れており、このギア502は、減速ギア504、上側ベ
ルト駆動ギア506及び下側ベルト駆動ギア508に順
次連結されている。
【0036】上側ベルト駆動ギア506は、上側支持ア
ーム260及び下側支持アーム264の支持軸266に
回転自在に取り付けられている。そして、この上側ベル
ト駆動ギア506に同軸状に固定されたプーリ509
と、上側ローラ240eの軸246に固定されたプーリ
510とが、動力伝達用のベルト512によって連結さ
れている。一方、下側ベルト駆動ギア508は、下側支
持アーム264に回転自在に支持されている。そして、
この下側ベルト駆動ギア508に同軸状に固定されたプ
ーリ514と、下側ローラ254aの軸262に固定さ
れたプーリ516とが、動力伝達用のベルト518によ
って連結されている。すなわち、排出ローラ対254を
構成する上側ローラ240e及び下側ローラ254a
は、搬送用モータ500の駆動作用下に同期的に回転
し、この回転によって、後述するように収容部230に
積層された単票紙r2が一体的に搬送される。
【0037】図5に示すように、排紙部204は、排出
ローラ対254を開閉させるための駆動装置を構成する
開閉用モータ530を備えている。この開閉用モータ5
30の駆動軸にはギア532が装着されており、このギ
ア532は、カム部材280の偏心軸282に同軸状に
固定されたギア534と連結されている。すなわち、開
閉用モータ530を駆動することによってカム部材28
0を回転させることができる。そして、このカム部材2
80の回転に伴って、上側支持アーム260及び下側支
持アーム264を変位させて排出ローラ対254を開閉
させることができるとともに、上側支持アーム260に
設けられたシャッタ部270(図2参照)を移動させて
排出口122を閉開させることができる。
【0038】また、印刷用ローラ対210、212、印
刷ヘッド214及び可動刃222には、図示しない駆動
装置がそれぞれ連結されている。
【0039】印刷・排紙ユニット120は、搬送用モー
タ500及び開閉用モータ530、並びに印刷用ローラ
対210、212、印刷ヘッド214及び可動刃222
の駆動装置を制御するためのコントローラ550を備え
ている。このコントローラ550は、CPU(Central
Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、R
AM(Random Access Memory)、各種インターフェース
等を備えて構成されている。
【0040】次に、コントローラ550における、印刷
・排紙ユニット120の動作を制御するための処理につ
いて説明する。コントローラ550は、収容部230内
に単票紙r2を積層させ、積層された単票紙r2を排出
口122側に送って排出させる処理を主に行う。
【0041】図6は、コントローラ550における積層
・排出処理を示すフローチャートである。また、図7及
び図8は、この積層・排出処理に伴う印刷・排紙ユニッ
ト120の動作を示す説明図である。なお、これら図7
及び図8中では、上流側の印刷用ローラ対210及び印
刷ヘッド214の図示は省略する。また、搬送ローラ2
40及び上側ローラ240eを連結するアーム部材25
0や、上側ローラ240e及び下側ローラ254aをそ
れぞれ支持する上側支持アーム260及び下側支持アー
ム264の図示も省略する。
【0042】コントローラ550は、積層・排出処理に
先立って、図2の印刷用ローラ対210、212で印刷
用紙r1をステップ搬送させながら、この印刷用紙r1
に印刷ヘッド214を用いて印刷を行わせる処理を開始
する。この印刷処理は、ホストコンピュータから供給さ
れた印刷データに基づいて行われる。なお、このとき、
上側支持アーム260及び下側支持アーム264が下げ
られて、排出ローラ対254が開かれるとともに、シャ
ッタ部270によって排出口122が閉じられた状態と
なっている。
【0043】次いで、コントローラ550は、印刷用ロ
ーラ対212による印刷用紙r1の送り量が所定値に達
したか否かを判定する(ステップ600、図7
(a))。ここで、上記送り量の所定値は、印刷用紙r
1の先端部が搬送ローラ240に到達するときの送り
量、又は、少なくとも印刷用紙r1の先端部が、先に搬
送されている単票紙r2の後端位置を越えるときの送り
量に相当する値に設定する。印刷用紙r1の送り量は、
印刷用ローラ対212の回転ステップ数に基づいて求め
ることができる。このような値に所定値を設定すること
によって、後述するように、搬送ローラ240が既に受
け取っている単票紙r2の上に、次に送られる印刷用紙
r1の先端部を重ねさせることができる。
【0044】このステップ600で、送り量が所定値を
超えたと判定された場合は、次のステップ602に移行
し、超えていないと判定された場合は、このステップ6
00の処理を繰り返し行う。
【0045】ステップ602では、搬送用モータ500
による搬送ローラ240の駆動を開始させて、この搬送
ローラ240に印刷用紙r1の先端部を受け取らせる
(ステップ602、図7(b))。次いで、印刷用紙r
1の印刷が終了し、この印刷用紙r1が、図7(c)に
示すように、可動刃222及び固定刃220によって切
断されたかどうかを判定する(ステップ604)。この
ステップ604において、印刷用紙r1が切断されたと
判定された場合は、次のステップ606に移行する。
【0046】ステップ606では、印刷用紙r1に対す
る印刷処理を継続すべきかどうか(印刷すべきデータが
残っているかどうか)を判定する。このステップ606
において、印刷処理を継続すべきであると判定された場
合は、次のステップ608に移行し、判定されなかった
場合は、後段のステップ612に移行する。印刷処理を
継続すべき、すなわち収容部230に搬入する単票紙が
集積する最後の単票紙ではない場合、ステップ608に
従い、印刷用紙r1から切り離されて得られた単票紙r
2を、搬送ローラ240によって所定距離だけ搬送させ
て、この単票紙r2を収容部230側に引き込ませる。
このとき、単票紙r2の後端部は、積層面232側に確
実に落とし込まれる。
【0047】次いで、搬送ローラ240による単票紙r
2の搬送を停止させる(ステップ610)。このとき、
単票紙r2の後端部側は、この後端部上に次の印刷用紙
r1の先端部を進入させることができるように、最も上
流側の搬送ローラ240aよりも上流側に残った状態と
なっている。すなわち、搬送ローラ240は、単票紙r
2の後端部が収容部内の上流側の所定の位置に停止され
るように制御される。そして、このステップ610の処
理の後、処理は最初のステップ(ステップ600)に戻
り、次に搬入される単票紙に対し、上記同様の処理を実
行する。
【0048】すなわち、ステップ600〜610の処理
を次の単票紙に対し繰り返し行うことによって、搬送ロ
ーラ240に既に供給されている単票紙r2上に印刷用
紙r1が搬入され(図7(d))、この印刷用紙r1
は、単票紙r2上に重なるように、搬送ローラ240に
よって受け取られる(図8(a))。この場合、上流側
の搬送ローラ240aが印刷用紙r1の受け取り作業を
行っている間に、下流側の搬送ローラ240b〜dが単
票紙r2の送り作業を行うため、単票紙r2が順次収容
部230内に積層されていく。なお、図7(d)に示す
ように、搬送ローラ240が新たな印刷用紙r1を受け
取る際に、その下の単票紙r2の先端部は、少なくとも
上流側から二番目の搬送ローラ240bまで送られてい
ることが好ましい。これは、印刷用紙r1の受け取りと
単票紙r2の搬送とを同時に行うことを可能とするため
である。
【0049】ここで、単票紙r2の先端部がストッパ部
234に当接し、その搬送が不能となった状態では、搬
送ローラ240が単票紙r2に対して滑るように、その
摩擦係数が設定されている。このため、単票紙r2の先
端部がストッパ部234に当接すると、該単票紙r2に
対しこれに当接される搬送ローラは滑って空回りするよ
うになり、これによって単票紙r2は、ストッパ部23
4の位置で整列された状態で積層されることとなる。な
お、単票紙r2は、複数の搬送ローラ240によって順
次搬送されるため、単票紙r2に付いていたロール癖が
この搬送の際に矯正される。すなわち、単票紙r2はそ
の長さに拘わらず、収容部230内のどの位置において
も少なくとも2つの搬送ローラ240によって上方から
押し付けられた状態にあり、その状態のままストッパ部
まで搬送されここで積層状にされるので、単票紙にロー
ル癖がついている場合でもこの搬送の過程にこれが矯正
されることとなる。
【0050】ステップ606において、印刷処理が継続
されない、すなわち収容部230に搬入する単票紙が集
積する最後の単票紙である場合、処理はステップ612
〜630の一連の処理に移行される。すなわち、最後の
単票紙に関し、搬送ローラ240が所定回転数だけ回転
され、搬送ローラ240が受け取っているすべての単票
紙r2がストッパ部234側に送られ、その後、搬送ロ
ーラ240の回転が停止される(ステップ614)。す
なわち、ここでいう搬送ローラの所定回転数は、最後の
単票紙r2の紙端がストッパ部234に至るに十分な送
り量を与えるものである。このように、すべての単票紙
r2をストッパ部234側に送ることによって、これら
単票紙r2は、その先端部がストッパ部234に当接し
て揃えられた状態で、収容部230内に積層される(図
8(b))。このとき、単票紙r2は、その先端部が排
出口122に臨まない状態で収容部230内に収容され
ることとなる。
【0051】次いで、図5の開閉用モータ530を駆動
しカム部材280を回転させて、図2の下側支持アーム
264の後端側を上方に変位させる(ステップ616、
図8(c))。このとき、排出ローラ対254が、積層
された単票紙r2を挟みながら排出口122側に移動す
るため、これら単票紙r2の先端部が排出口122に臨
む位置に持ち上げられる。なお、上側支持アーム260
に支持された上側ローラ240eは、単票紙r2の束を
介して下側ローラ254aの押上げ力により、下側ロー
ラとの間の一定のニップ力を維持しながら上方に持ち上
げられる。すなわち、集積された単票紙r2の先端部
は、ストッパ部234を避けるように移動され、排出口
122から排出可能な状態で保持される。このとき、シ
ャッタ部270も移動するため、排出口122が開かれ
た状態となる。
【0052】次いで、搬送ローラ240及び排出ローラ
対254を所定の回転数だけ回転させて、積層された単
票紙r2の先端側を排出口122の外に排出させ(ステ
ップ618、図8(d))、その後、搬送ローラ240
及び排出ローラ対254の駆動を停止する(ステップ6
20)。このようにして、排出口122から排出された
単票紙r2の先端側は、利用者によって引き抜き可能な
状態に置かれることとなる。
【0053】これに続く処理では、所定時間(例えば、
5秒)の待機時間を設け(ステップ622)、その間
に、単票紙r2が利用者によって取られていない場合に
は、これを回収する処理を実行する(ステップ622〜
630)。すなわち、ステップ662における所定時間
経過後に、単票紙r2が排出口に残っているか否かを判
定する(ステップ624)。この判定は、たとえば、排
出口に設置したセンサの出力信号を判定することによっ
てよって行われる。このステップ622において、単票
紙r2が残っていると判定された場合は、ステップ62
6に移り、搬送ローラ240及び排出ローラ対254を
所定の回転数だけ逆回転させることによって、単票紙r
2を収容部230内に引き戻させる。
【0054】次いで、ステップ628では、上側支持ア
ーム260及び下側支持アーム264を下方に降ろし、
これによってシャッタ部270によって排出口122を
閉じさせるとともに、排出ローラ対254を図2に示す
元の位置に復帰させる。その後、エラー処理として、エ
ラー表示やエラー音声の出力を行い、利用者等に、単票
紙r2が引き抜かれなかったことを通知する(ステップ
628)。なお、ステップ628のエラー処理に続い
て、収容部230内に戻された単票紙r2を、この収容
部230から図示しない経路を介して廃棄用のスタッカ
に送る処理を行うようにしてもよい。
【0055】ステップ624で、単票紙が残っていな
い、すなわちユーザによって適正に取られていると判断
された場合には、処理はステップ632に移り、上側支
持アーム260及び下側支持アーム264を下方に降ろ
し、これによってシャッタ部270によって排出口12
2を閉じさせるとともに、排出ローラ対254を元の位
置に復帰させる。
【0056】このように、本実施形態によれば、印刷後
のレシート等は、積層された状態で排出口から排出され
て、利用者に提供される。このため、利用者が排出され
るレシートを一枚づつ受け取るということがなくなり、
その利便性が格段に向上する。
【0057】また、レシート等の積層作業は、印刷用ロ
ーラや搬送ローラを駆動/停止させるタイミングを制御
することによって実現可能である。また、搬送ローラ
は、多関節アームによって、連続状に並ぶように支持さ
れている。このため、レシート等を積層させる装置の小
型化を図ることができる。
【0058】以上、本発明の一実施形態を図面に沿って
説明したが、本発明は前記実施形態において示された事
項に限定されず、特許請求の範囲及び発明の詳細な説明
の記載、並びに周知の技術に基づいて、当業者がその変
更・応用を行うことができる範囲が含まれる。
【0059】例えば、本実施形態では、POSシステム
等に組み込まれるプリンタについて説明したが、パーソ
ナルコンピュータ等に接続されたプリンタやファクシミ
リ装置に本発明を適用することも可能である。また、印
刷ヘッドには、インクジェットタイプに限らず、感熱タ
イプ等の他の印刷方式を採用可能である。また、多関節
アームの関節数及びこの多関節アームに支持させるべき
搬送ローラの数は、任意に選択可能である。また、搬送
ローラは、固定されたフレーム部材に対して、その軸を
上下方向に進退自在に支持させることによって、収容部
に対して遊動自在となるようにしてもよい。
【0060】なお、本実施形態における、レシート等の
積層制御処理は、印刷用ローラや搬送ローラがそれぞれ
任意の搬送手段である場合にも実現可能である。この場
合、搬送手段は、単独のローラや、搬送ベルト等であっ
てもよい。
【0061】
【発明の効果】本発明によれば、複数枚の印刷媒体を積
層させて収容することができる。このため、これら印刷
媒体を一括して利用者に提供することができ、その結
果、利用者が複数枚からなる印刷媒体をまとめて受け取
ることができ、その利便性が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るプリンタの外観を概略的に示
す斜視図である。
【図2】図1中の印刷・排紙ユニットの構成を概略的に
示す側面図である。
【図3】図2中の排紙部の構成を概略的に示す斜視図で
ある。
【図4】図3の排紙部の要部を示す平面図である。
【図5】図2の印刷・排紙ユニットの駆動系を示す説明
図である。
【図6】図5のコントローラにおける積層・排出処理を
示すフローチャートである。
【図7】図6の積層・排出処理に伴う、図2の印刷・排
紙ユニットの動作を示す説明図である。
【図8】図6の積層・排出処理に伴う、図2の印刷・排
紙ユニットの動作を示す説明図である。
【符号の説明】
100 プリンタ 120 印刷・排紙ユニット 122 排出口 204 排紙部 212 印刷用ローラ対 214 印刷ヘッド 222 可動刃 230 収容部 232 積層面 234 ストッパ部 240a〜e 搬送ローラ 244 搬送積層機構 246 基軸 250 多関節アーム 250a〜d アーム部材 254 排出ローラ対 260 上側支持アーム 264 下側支持アーム 270 シャッタ部 274 ばね部材 278 ばね部材 280 カム部材 400 ギア機構 402 ローラ側ギア 404 連結用ギア 500 搬送用モータ 506 上側ベルト駆動ギア 512 ベルト 530 開閉用モータ 550 コントローラ r1 印刷用紙 r2 単票紙
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 西岡 篤 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 鹿野 良寛 愛知県春日井市高蔵寺町2−1870 昭和精 機株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB10 AC07 AC11 AD09 AE09 AF06 AF08 AF12 AF15 AF31 AF51 AF61 AF63 LA03 LA23 LB09 LB17 LC02 3F049 AA10 CA01 DA12 EA24 LA10 LB03 3F054 AA01 AC04 BA02 BB07 BJ04 CA33

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷ヘッドの近傍に配置され印刷媒体を
    搬送する第1の搬送手段と、前記印刷ヘッドに対して印
    刷媒体搬送方向の下流側に配置され当該印刷ヘッドによ
    り印刷された印刷媒体を積層状に収容する収容部と、前
    記収容部内に配置され前記第1の搬送手段により搬送さ
    れた前記印刷媒体をさらに下流側に向けて搬送する第2
    の搬送手段とを備えたプリンタにおける印刷媒体の積層
    搬送方法であって、 (a)前記第1の搬送手段によって搬送される前記印刷
    媒体の先端部が、前記第2の搬送手段の下部に達したと
    きに、当該第2の搬送手段の駆動を開始して、前記印刷
    媒体を搬送する工程と、 (b)前記第2の搬送手段によって搬送される前記印刷
    媒体の後端部が、前記第2の搬送手段の上流側であって
    前記収容部内の第1の所定の位置に達したときに、前記
    第2の搬送手段の駆動を停止する工程と、 (c)複数の前記印刷媒体に対して、前記工程(a)及
    び(b)を順次繰り返し行なう工程とを備えていること
    を特徴とする印刷媒体の積層搬送方法。
  2. 【請求項2】 前記印刷媒体は連続状の印刷媒体であっ
    て、 (d)前記工程(a)の後に、前記第1の搬送手段によ
    って搬送される前記連続状の印刷媒体を切断する工程を
    更に備えたことを特徴とする請求項1に記載の印刷媒体
    の積層搬送方法。
  3. 【請求項3】 前記工程(b)は、前記工程(d)にお
    ける用紙切断終了後からの送り量が所定量に達したとき
    に、前記第2の搬送手段の駆動を停止することを特徴と
    する請求項2に記載の印刷媒体の積層搬送方法。
  4. 【請求項4】 (e)前記工程(b)に先立って、前記
    第1の搬送手段からの印刷媒体が前記収容部内に積層す
    る最後の印刷媒体であるか否かを判断する工程と、 (f)前記工程(e)において、最後の印刷媒体である
    と判断された場合に、当該最後の印刷媒体の先端部が、
    前記第2の搬送手段の下流側であって前記収容部内の第
    2の所定の位置に到達するまで、前記第2の搬送手段の
    駆動を継続する工程とを更に備えたことを特徴とする請
    求項1~3の何れかに記載の印刷媒体の積層搬送方法。
  5. 【請求項5】 (g)前記収容部内に積層された前記印
    刷媒体を前記プリンタの排出口の外に排出する工程を更
    に備えたことを特徴とする請求項4に記載の印刷媒体の
    積層搬送方法。
  6. 【請求項6】 前記工程(g)は、 (g1)前記収容部内に積層された前記印刷媒体を、そ
    の下流側の先端部が前記排出口に臨むように一括して移
    動させる工程と、 (g2)前記工程(g1)の後に、少なくとも前記印刷
    媒体の下流側の先端部を前記排出口外に達するまで搬送
    させる工程とを備えていることを特徴とする請求項5に
    記載の印刷媒体の積層搬送方法。
  7. 【請求項7】 (h)前記工程(g2)において前記排
    出口外まで搬送された前記印刷媒体が所定時間ここにあ
    る場合にその旨通知する工程を更に備えたことを特徴と
    する請求項5又は6に記載の印刷媒体の積層搬送方法。
  8. 【請求項8】 (i)前記工程(g2)において前記排
    出口外まで搬送された印刷媒体が所定時間ここにある場
    合に当該印刷媒体を前記プリンタ内に回収する工程を更
    に備えたことを特徴とする請求項6又は7に記載の印刷
    媒体の積層搬送方法。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8の何れかに記載の印刷媒体
    の積層搬送方法を実行するプログラムを記録したコンピ
    ュータで読み取り可能な情報記録媒体。
  10. 【請求項10】 請求項1〜8の何れかに記載の印刷媒
    体の積層搬送方法を実行するコンピュータプログラムプ
    ロダクト。
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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172533A (ja) * 1984-09-14 1986-04-14 Tokuji Nakajima 方形カバ−製造装置の熱溶着構造
JPH07172672A (ja) * 1993-12-21 1995-07-11 Canon Inc シート整合装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6172533A (ja) * 1984-09-14 1986-04-14 Tokuji Nakajima 方形カバ−製造装置の熱溶着構造
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