JP2010155663A - シート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法 - Google Patents

シート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2010155663A
JP2010155663A JP2008333507A JP2008333507A JP2010155663A JP 2010155663 A JP2010155663 A JP 2010155663A JP 2008333507 A JP2008333507 A JP 2008333507A JP 2008333507 A JP2008333507 A JP 2008333507A JP 2010155663 A JP2010155663 A JP 2010155663A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
post
processing
unit
stacking tray
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2008333507A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5366535B2 (ja
Inventor
Michio Sugano
道男 菅野
Masayoshi Fukatsu
正義 深津
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2008333507A priority Critical patent/JP5366535B2/ja
Publication of JP2010155663A publication Critical patent/JP2010155663A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5366535B2 publication Critical patent/JP5366535B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pile Receivers (AREA)

Abstract

【課題】画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合でも、確実な積載トレイの上昇と積載性を向上させることができるシート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法の提供。
【解決手段】CPU101は、紙面検知センサ50による検知結果から積載トレイ56に積載されたシートがユーザによって取り除かれたと判断した場合に(S502のYES)、アップリミットセンサ58によって検知された積載トレイ56の上昇限界位置を基準とした積載トレイ56の下降量から上昇量を算出し(S503)、算出された上昇量から積載トレイ56の上昇に必要な上昇時間を確保して(S504)、積載トレイ56を上昇させるよう制御する(S506)。
【選択図】図9

Description

本発明は、シート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法に関するものである。
従来の技術には、排紙され排紙トレイに積載されたシートをユーザが取り除いたかどうかは、紙面検知センサとは別の紙有無センサを用いて判別しており、排紙トレイの紙有無センサで紙無しを検知した場合、排紙トレイを上昇させているものがある。この紙有無センサで紙無しを検知して排紙トレイを上昇させる制御の場合、ユーザが排紙トレイ上の全てのシートではなく、一部のシートだけを取り除いた場合は、ユーザがシートを取り除いたかどうかを判別することはできなかった。
そこで、紙面検知センサのみを用い、シートが取り除かれ紙面検知センサが紙面を検知しなくなった場合、排紙トレイを上昇させているものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平03−192065号公報
しかしながら、上記のような従来技術には、下記のような問題が生じていた。
従来技術では、画像形成装置がスタンバイ中に紙面の高さを検知して、積載がきちんとなされる高さまで排紙トレイを上昇させているため、画像形成動作中では排紙トレイの上昇を行う制御は行っていない。そのため、画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合、画像形成動作中の排紙トレイの位置はシートが取り除かれる前と変わらないため、シートの落下距離が長くなり積載性が低下してしまう。
そこで、画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合、排紙トレイを上昇させることにしても、シートが排紙トレイに落下する瞬間に排紙トレイが上昇していると、シートの積載性が低下してしまう。
本発明は以上の点に着目してなされたもので、画像形成動作中であってもシート積載手段におけるシートの積載性を向上させることができるシート後処理装置及びシート後処理装置の制御方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために本発明は以下の構成を備える。
(1)画像形成装置から排出されたシートを積載するシート積載手段と、前記シート積載手段の上下方向の移動を制御する制御手段と、前記シート積載手段が可動範囲内の最大高さまで上昇したことを検知する上昇限界検知手段と、前記シート積載手段に積載されたシートの紙面を検知する紙面検知手段と、を備え、前記制御手段は、前記紙面検知手段による検知結果から前記シート積載手段に積載されたシートが減じたと判断した場合に、前記上昇限界検知手段によって検知された前記シート積載手段の位置を基準とした前記シート積載手段の下降量から前記シート積載手段の上昇量を算出し、算出された前記上昇量から前記シート積載手段の上昇に必要な上昇時間を確保して、前記シート積載手段を上昇させるよう制御することを特徴とするシート後処理装置。
本発明によれば、画像形成動作中であってもシート積載手段におけるシートの積載性を向上させることが可能となる。
また、画像形成動作中のスループットを落とすことなくシート積載手段を上昇させることが可能となる。さらに一時シート積載手段で整合処理を施してシート積載手段に排出するため、後処理を施さず排紙するよりもさらに積載整列性を向上させることが可能となる。
以下、本発明を実施するための最良の形態を、実施例により図面を参照しながら詳しく説明する。
[画像形成装置について:図1]
図1は本発明の実施形態としての画像形成装置を示す図である。図1において1はシートに画像を形成する画像形成部である。画像形成部1は給送カセット3に複数枚積載されたシート2を、給送ローラ4及び分離搬送ローラ5で1枚ずつ分離給送して、搬送ガイド6に沿って画像形成プロセスユニット7へ搬送する。
画像形成プロセスユニット7は電子写真方式によって画像(トナー像)を形成するものである。具体的には、帯電させた像担持体としての感光ドラム8にレーザスキャナ9が光照射して画像(静電潜像)を形成し、トナーを用いて形成された画像を現像し(トナー像)、トナー像をシートへ転写するものである。
感光ドラム8からトナー像が転写されたシートを、定着器10へ搬送して熱及び圧力を印加することで画像定着が行われる。
この画像形成部1には、定着器10の下流側に搬送路切替フラッパ31が設けられ、フェイスアップ搬送路32と、シートの上下を反転するスイッチバック搬送路33のどちらかにシートの搬送方向が切り替えられる。
スイッチバック搬送路33に送られたシートは、スイッチバック搬送ローラ34によってシートの後端が反転フラッパ35を過ぎるまで搬送される。その後、スイッチバック搬送ローラ34が逆回転することによって、これまでの後端側を先端側として上下反転した状態で搬送される。このとき、反転フラッパ35が破線の方向に切り替わることによって、反転されたシートはフェイスダウン搬送路36に送られる。
フェイスアップ搬送路32とフェイスダウン搬送路36は、排出ローラ37の手前で合流している。フェイスアップ搬送路32に案内されたシートと、スイッチバック搬送路33からフェイスダウン搬送路36を通過したシートは、どちらも排出ローラ37によって画像形成部1から排出される。
なお、画像形成部1の上部には画像読取装置38が接続されており、スキャナ部39と自動原稿給送部(以下、ADFという)40とからなる。ADF40は原稿積載トレイ41上に積載される複数枚の原稿を給送ローラ42により1枚ずつ分離給送して、スキャナ部39の光学キャリッジ45が停止している原稿読取位置43を通過させるものである。また、ADF40は装置後方の不図示のヒンジを中心に後方に開閉可能であり、原稿台ガラス44上に原稿を載置する場合に開閉する。
スキャナ部39は、移動可能な光学キャリッジ45を備え、原稿の記載情報を読み取るものである。スキャナ部39では、原稿台ガラス44上に載置された原稿を光学キャリッジ45が水平方向に走査しながら原稿記載情報を読み取り、CCD46で光電変換する。また、前述したADF40による原稿読取の際は、前述したように光学キャリッジ45は原稿読取位置43に停止して搬送中の原稿の記載情報を読み取る。
シート後処理装置である排紙部47は画像形成部1の側面に接続される。そして、排出ローラ37によって画像形成部1より排出されたシートP1は、搬送路49に送られ中間搬送ローラ51によって搬送され排紙部排出ローラ55によってシート積載手段である積載トレイ56に排出され積載される。
[紙面検知センサの構成について:図2、図3]
図2は、図1に基づいて説明した排紙部47における破線で囲まれたAの部分を拡大したものである。図2において、50はセンサ手段を構成するフォトインタラプタを用いた紙面検知手段である紙面検知センサ、63はフラグ65に固定されている光遮蔽板、64はフラグを回動させる回転軸となる支軸である。排出されるシートの量によってフラグ65は支軸64を回転軸として同図の矢印の方向に移動する。
図3において積載トレイ56にシートが排出され積載されると、フラグ65の移動により、フラグ65に固定されている光遮蔽板63も移動し、端部がフォトインタラプタで構成される紙面検知センサ50によって検知される。
図1において、シートが排紙され積載される積載トレイ56は、積載トレイ昇降部材61に固定されており、積載トレイ昇降部材61に取り付けられているギアは不図示のリフターモータ57が回転することによって回動するギア66とかみ合う構成となっている。ギア66が正転・逆転をすることで積載トレイ昇降部材61に固定されている積載トレイ56が上下方向に移動し、上昇または下降する。
[積載トレイ56の上昇、下降について:図4〜図7]
図4において、積載トレイ56にシートが積載されていない場合、積載トレイ昇降部材61に固定されているアップリミット検知光遮蔽板59によってフォトインタラプタで構成されるアップリミットセンサ58が遮光するまで積載トレイ56が上昇する。上昇限界検知手段であるアップリミットセンサ58が遮光している場合は、積載トレイ56は上昇限界位置に達していることを示す。
図5において、積載トレイ56にシートが積載され、紙面検知センサ50によって紙面が検知された場合、積載トレイ56は下降する。積載トレイ56の下降により、紙面検知センサ50が透光になった場合、積載トレイ56は上昇に転じ、紙面検知センサ50が遮光するまで上昇し、停止する。
図6において、積載トレイ昇降部材61に固定されているダウンリミット検知光遮蔽板60によってフォトインタラプタで構成されるダウンリミットセンサ48が遮光している場合は、積載トレイ56は下降限界位置に達していることを示す。積載トレイ56のシート積載限界(満載)条件は、ダウンリミットセンサ48が積載トレイ56の下降限界位置を検知しており、かつ紙面検知センサ50が積載トレイ56に積載されたシートの紙面を検知したときである。
図7において、シートが積載されている積載トレイ56よりシートが取り除かれ、紙面検知センサ50が透光になった場合、図5のように紙面検知センサ50が遮光するまで、積載トレイ56は上昇する。
[排紙部のCPUについて:図8]
図8は、排紙部47のCPU接続図である。
図8において、100は排紙部47の制御基板、101は排紙部47の制御を行うROM、RAM内蔵の制御手段であるCPUである。102はCPU101よりオン/オフ(ON/OFF)の信号を受け搬送モータ115を駆動/停止させるモータドライバである。なお、ROM、RAMはCPU101に内蔵されるものに限られない。また、103〜106、123、124はプルアップ抵抗(PULL UP)を示し、107の抵抗と108のコンデンサでローパスフィルタを構成している。109の抵抗と110のコンデンサ、125の抵抗と126のコンデンサも同様にローパスフィルタを構成している。111はCPU101よりON/OFFの信号を受け、積載トレイ56を上昇させるリフターモータ57を駆動/停止させるモータドライバである。50は積載トレイ56に積載されたシートの最上面を検知する紙面検知センサ、58は積載トレイ56の上昇限界位置を検知するアップリミットセンサ、48は積載トレイ56の下降限界位置を検知するダウンリミットセンサである。114は画像形成部1とCPU101を繋ぎ画像形成部1と情報の送受信を行う通信手段である3線式シリアル通信装置、115はモータドライバ102によって駆動を制御される搬送モータである。57はモータドライバ111によって駆動を制御されるリフターモータである。
このような構成において、CPU101は、3線式シリアル通信装置114を通じてシートの搬入予告情報を受信し、シートが搬入される予告を受けたらモータドライバ102にON信号を送り、搬送モータ115を回動させる。シートが搬入される予告を受けなければモータドライバ102にOFF信号を送り、搬送モータ115を停止させる。紙面検知センサ50が遮光しているときは、積載トレイ56に積載されているシートの最上面を検知している状態である。紙面検知センサ50が透光しているときは、積載トレイ56に積載されているシートの最上面を検知していない状態である。また、アップリミットセンサ58が遮光しているときは、積載トレイ56が可動範囲内で最大高さである上昇限界位置に達していることを示す。一方、アップリミットセンサ58が透光しているときは、積載トレイ56が上昇限界位置以外の位置にいることを示す。ダウンリミットセンサ48が遮光しているときは、積載トレイ56が可動範囲内で最小高さである下降限界位置に達していることを示す。一方、ダウンリミットセンサ48が透光しているときは、積載トレイ56が下降限界位置以外の位置にいることを示す。
CPU101は紙面検知センサ50の紙面検知結果を受けて、紙面検知されたかどうか判断する。CPU101は次の場合にモータドライバ111にOFF信号を送り、リフターモータ57を停止させる。すなわち、CPU101により紙面検知されたと判断した場合、又は積載トレイ56が上昇限界に達したと判断した場合、又は積載トレイ56が下降限界位置に達したと判断した場合、リフターモータ57を停止させる。CPU101はリフターモータ57の回動パルス数をエンコーダクロック信号によって受信する。CPU101は、積載トレイ56の上昇限界位置を基準として上昇限界位置からの下降量を記憶する。そして、積載トレイ56のシート積載量が減じたと判断した場合、記憶した下降量から必要な積載トレイ56の上昇量を算出する。算出した上昇量をもとに必要な積載トレイ56の上昇時間を算出し、3線式シリアル通信装置114を通じて算出した上昇時間の情報を画像形成部1に伝達し、その上昇時間分のシート間隔をあけることを通知する。
[画像形成動作中にシートが取り除かれた場合の制御について]
シートが積載されている積載トレイ56から画像形成動作中にユーザがシートを取り除いたとき、積載トレイ56を上昇させる制御について説明する。すなわち、シートが取り除かれたことを紙面検知センサ50のみで推測し、積載トレイ56の上昇に必要な時間(上昇時間)分、画像形成装置のシート間隔をあけさせて、上昇時間中に積載トレイ56を上昇させる方法について説明する。
積載トレイ56にシートが積載されており、かつ紙面検知センサ50が遮光、つまりシートの最上面を検知している状態で、紙面検知センサ50が遮光から透光に切り替わり、かつある一定間隔紙面検知センサ50が透光であった場合は次のように判断する。すなわち、CPU101は、積載トレイ56からシートが取り除かれたと判断する。CPU101が積載トレイ56からシートが取り除かれたと判断したら、モータドライバ111にON信号を送りリフターモータ57により積載トレイ56を上昇させる。このとき、画像形成動作中である場合、CPU101が記憶している積載トレイ56の上昇限界位置からの現時点での積載トレイ56の下降量から積載トレイ56が上昇に必要な上昇量と上昇時間を算出する。このときに算出された上昇時間分、画像形成部1から排紙部47へ排出するシート間隔をあけさせて、その間に積載トレイ56を上昇させる。
[積載トレイを上昇させる処理について:図9〜図12]
図9は、積載トレイ56に積載されているシートをユーザが取り除いた場合、積載トレイ56の上昇に必要な時間分(上昇時間分)シート間隔をあけさせ、その間に積載トレイ56を上昇させる処理に係るフローチャートである。図9のフローチャートの処理はタスクとなっており、ある一定時間ごとに常時行われる。ただし、タスクが起動中に同タスクが再び起動することはない。図10は、積載トレイ56を上昇させるために必要な時間を確保する処理に係るフローチャートである。図10のフローチャートの処理は紙面検知センサ50によりCPU101が、ユーザが積載トレイ56からシートを取り除いた、と判断したときに行われる。図11は、積載トレイ56の移動に必要な時間で積載トレイ56を上昇又は下降させ、積載トレイ56の移動量から積載トレイの上昇に必要な上昇量(以降上昇量)を算出する処理に係るフローチャートである。図11のフローチャートの処理は積載トレイ制御が許可されたときに行われる。
〜積載トレイ上昇制御について:図9〜
ステップ501(以下S501のように記す)では、CPU101が紙面検知処理を実行する。ここで、S501で実行される紙面検知処理とは次のような処理である。CPU101は、紙面検知センサ50がシートの紙面を検知していなければ、積載トレイ56からシートが取り除かれたかどうかを判別するために必要なカウンタ(以降、トレイ上昇判断カウンタ)をインクリメントする。一方、紙面検知センサ50がシートの紙面を検知していれば、トレイ上昇判断カウンタをクリアする。トレイ上昇判断カウンタが一定値以上であれば、CPU101は積載トレイ56上のシートが取り除かれたと判断する。なお、シートの紙面を検知したか否かは先に説明した紙面検知センサ50の検知結果によりCPU101が判断を行う。
S501の紙面検知処理によって、シートが取り除かれたと判断された場合(S502のYES)、図11の積載トレイ制御処理(S716)によって算出された上昇量を取得する(S503)。S503で取得した上昇量をもとに、積載トレイ56の上昇に必要な時間(以降、上昇時間)を確保する処理を実行する(S504)。
〜積載トレイ上昇時間確保処理1について:図10〜
ここで、図9のS504で実行される積載トレイ上昇時間確保処理1について図10のフローチャートを用いて説明する。S601では、CPU101が図9のS503で取得した積載トレイ56の上昇量から上昇時間を算出する。ここで、画像形成装置の状態が画像形成動作中ではないスタンバイ状態であれば(S602のYES)、積載トレイ56の上昇を許可する(S607)。
一方、画像形成装置の状態が画像形成動作中であれば(S602のNO)、CPU101は排紙部47が受信している複数の搬送予定シートのページ番号で最新のページ番号を変数Idに記憶する(S603)。CPU101は記憶した最新のページ番号Idの後のシート間隔をS601で算出した上昇時間分あけるように3線式シリアル通信装置114を通じて画像形成部1に通知する(S604)。ここで、S604で実行される処理は、次のような処理である。例えば不図示のページ情報送信処理によって画像形成部1に伝達されるページバッファに格納されたページ情報のシート間隔に上昇時間を格納し、ページ情報送信有無チェックフラグ(Ck)に未送信であることを示す0を格納する処理である。ページバッファに格納されたページ情報の一例を図12に示す。不図示のページ情報送信処理は、図12に示すようなページバッファをポーリングし、ページ情報送信有無チェックフラグ(Ck)に0が格納されているページ番号のページ情報を画像形成部1に伝達する。
排紙部47に搬送されるシートのページ番号とS603で記憶したページ番号Idが一致していれば(S605のYES)、ページ番号Idのシートが排紙部47を通過し積載トレイ56に積載されるまでの所定時間待つ。そして所定時間経過した後(S606のYES)、積載トレイ56の上昇を許可する(S607)。排紙部47に搬送されるシートのページ番号とページ番号Idが一致していなければ(S605のNO)、搬送されるシートのページ番号とページ番号Idが一致するまでS605の処理が繰り返される。以上がS504で実行される積載トレイ上昇時間確保処理1の詳細である。
S504の処理によって積載トレイ56の上昇が許可されていたら(S505のYES)、積載トレイ56を上昇させる(S506)。
〜積載トレイ制御処理について:図11〜
図9のS506で実行される積載トレイ制御処理について図11のフローチャートを用いて詳しく説明する。S701では、CPU101は積載トレイ56の移動量を取得するため、リフターモータ57の動作量をエンコーダクロックで測定する不図示の割り込み処理に、エンコーダクロックのパルスカウントを要求する。ここで、積載トレイ56の制御が積載トレイ56の上昇制御であれば(S702のYES)、まず積載トレイ56が上昇限界位置に達していないことを確認する(S703のNO)。なお、積載トレイ56が上昇限界位置に達したか否かは先に説明したアップリミットセンサ58の検知結果によりCPU101が判断を行う。
そして、CPU101はモータドライバ111にON信号を送信し、リフターモータ57を、積載トレイ56を上昇させる正転方向に駆動させる(S704)。積載トレイ56の上昇開始から図10のS601で算出した上昇時間経過した場合(S705のYES)、リフターモータ57の駆動を停止させる(S712)。また、上昇時間が経過する前に(S705のNO)、紙面検知センサ50によりシートの紙面が検知された場合(S706のYES)、リフターモータ57の駆動を停止させる(S712)。また、上昇時間経過前に(S705のNO)紙面は検知されないが(S706のNO)、アップリミットセンサ58により積載トレイ56が上昇限界位置に達したことが検知された場合(S707のYES)、リフターモータ57の駆動を停止させる(S712)。積載トレイ56の上昇時間内に紙面が検知されず(S706のNO)、積載トレイ56が上昇限界位置に達していない場合(S707のNO)、処理はS705に戻り積載トレイ56の上昇は継続される。
リフターモータ57の駆動停止後、エンコーダクロックのパルスカウントの停止を要求し(S713)、カウントしたパルス数から積載トレイ56の移動パルス数を算出し変数nに記憶する(S714)。移動パルス数nを用いて積載トレイ56の上昇限界位置からの総移動量を算出し、最新の値に上書きすることで総移動量の更新を行う(S715)。S715で算出した総移動量から上昇量を算出する(S716)。
S702において、積載トレイ56の下降制御を行うのであれば(S702のNO)、次のような処理を実行する。まず、CPU101はダウンリミットセンサ48により積載トレイ56が下降限界位置に達していないことを確認する(S708のNO)。そして、CPU101はモータドライバ111にON信号を送信し、モータドライバ111は積載トレイ56を下降させる逆転方向にリフターモータ57を駆動させる(S709)。一方、積載トレイ56が下降限界位置に達していれば(S708のYES)、積載トレイ56上のシートが満載であると確定する(S718)。
ここで、積載トレイ56の下降開始から次のシートの先端が排紙部47の排出ローラ55に到達するまでの間を積載トレイ56の下降時間とする。S709でリフターモータ57を逆転駆動させてから下降時間経過した場合(S710のYES)、リフターモータ57の駆動を停止させる(S712)。
リフターモータ57を逆転駆動させてから下降時間が経過する前に(S710のNO)、積載トレイ56が下降限界位置に達した場合(S711のYES)には、積載トレイ56上のシートが満載であると確定する(S717)。そして、リフターモータ57の駆動を停止させる(S712)。一方、リフターモータ57を逆転駆動させてから下降時間経過せず(S710のNO)、積載トレイ56が下降限界位置に達していない場合(S711のNO)は、S710の処理に戻る。
このように、本実施例では紙面検知センサ50のみでシートが取り除かれたことを判断し、積載トレイ56の上昇に必要な時間分画像形成装置のシート間隔をあけさせて、その間に積載トレイ56を上昇させる構成とする。
本実施例においてシート間隔をあける動作としては、給送ローラ4によるシートの給送タイミングを上記時間分遅らせてシート間隔をあけるように制御する。なお、シート間隔をあける制御としては、画像形成装置から排出部に排出する際のシートの搬送速度を遅くして時間を確保する方法でも良い。
以上、説明したように、本実施例によれば、ユーザがシートを取り除いた場合、画像形成動作中であっても積載トレイが上昇する時間シート間隔をあけさせることで、確実な積載トレイ上昇動作を可能とする。画像形成動作中であっても、積載性を向上させることが可能となる。
実施例1では積載トレイからシートが取り除かれた場合に、積載トレイの上昇動作中にシート間隔をあけさせる構成について説明した。本実施例では、積載トレイの上昇動作中にシートを一時シート積載手段にて整合処理を施す構成とする。
図13は本発明の実施形態としての画像形成装置を示す図である。実施例1で説明した図2、図3、図4、図5、図6、図7は、本発明の実施形態としての画像形成装置の構成を示す図である。このため説明を省略し以下同じ符号を用いる。
[画像形成装置について:図13]
図13は実施例1の図1において説明した排紙部47に次の構成を追加したものである。すなわち、シートに後処理を施すためにシートを一時積載する一時シート積載手段である中間積載部52と後処理手段であるシートに整合処理を施す幅方向整合ジョガー53、搬送方向整合ローラ54と不図示のステープラを追加したものである。実施例1において説明した構成については説明を省略する。このような後処理部においてステープル処理や整合処理が行われる。シートが画像形成装置から排出されると、搬送路49に送られる。搬送路49に送られたシートは中間搬送ローラ51によって搬送され、一旦中間積載部52に積載される。中間積載部52に積載されたシートは、シート幅方向の両側に配置されシート搬送方向と直交する方向に移動可能な幅方向整合ジョガー53によって搬送方向と直交する方向の整合が行われ、搬送方向整合ローラ54によって搬送方向が整合される。中間積載部52で所定枚数のシートが整合されると、不図示のステープラによってシートが綴じられ、排出ローラ55によって積載トレイ56に排出される。
整合処理のみを施す場合は、シートは搬送路49に送られ、中間搬送ローラ51によって搬送され、一旦中間積載部52に積載される。中間積載部52に積載されたシートは、シート幅方向の両側に配置されシート搬送方向と直交する方向に移動可能な幅方向整合ジョガー53によって搬送方向と直交する方向の整合が行われる。また、搬送方向整合ローラ54によって搬送方向が整合され、排出ローラ55によって積載トレイ56に排出される。なお、ステープル処理並びに整合処理を行わない場合は、中間積載部52には積載することなく、直接積載トレイ56に排出される。
上述のステープル処理、整合処理後に積載トレイ56へ排紙する場合、並びにステープル処理や整合処理を行わずに積載トレイ56へ排紙する場合、幅方向整合ジョガー53がシート幅より充分広く幅方向に広がる。このように幅方向整合ジョガー53が充分幅方向に広がることによりシートは幅方向整合ジョガー53と干渉することなく、積載トレイ56へ排紙される。
[排紙部のCPUについて:図14]
図14は、本実施例におけるCPU接続図であり、実施例1で説明した図8のCPU接続図にシートに後処理を施す構成を追加したものである。112はCPU101よりON/OFFの信号を受け、幅方向整合を行うためのジョガーモータ117を駆動/停止させるモータドライバである。113はCPU101よりON/OFFの信号を受け搬送方向整合モータ118を駆動/停止させるモータドライバである。117はモータドライバ112によって駆動を制御されるジョガーモータ、118はモータドライバ113によって駆動を制御される搬送方向整合モータである。119はCPU101よりON/OFFの信号を受けステープルモータ120を駆動/停止させるモータドライバ、121はCPU101よりON/OFFの信号を受けソレノイド122を駆動/停止させるドライバ(DRIVER)である。120はモータドライバ119によって駆動を制御されるステープルモータ、122はドライバ121によって駆動を制御されるソレノイド、となっている。その他の説明していない構成については実施例1で説明した図8と同様のものとする。
このような構成において、CPU101は、シートをステープルモードで排紙するかステープルをしない積載モードで排紙するかの動作モードの情報を、画像形成部1から受信する。CPU101が画像形成部1からステープルモードであることを受信した場合、シート束が搬送されたらモータドライバ112にON信号を送り、搬送方向と直交する方向の整合を行うためのジョガーモータ117を回動させる。そして、続けてモータドライバ113にON信号を送り、搬送方向の整合を行うための搬送方向整合モータ118を回動させる。シート束が整合された後、CPU101はドライバ121にON/OFF信号を送ることでソレノイド122の制御を行い、ソレノイド122の引き込みによって動作する紙押さえがシート束を押させて固定する。CPU101はモータドライバ119にON信号を送り、ステープルモータ120を回動させ、ステープルを行う。
本実施例においてもシートが積載されている積載トレイ56から画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合に、シートが取り除かれたことを紙面検知センサ50のみで推測する。シートに後処理を施さずに積載トレイ56に排紙する場合であれば、積載トレイ56の上昇が終了するまでの間、一時シート積載手段である中間積載部52においてシートを整合する処理に切り替える。積載トレイ56の上昇が終了した時点で、整合処理を停止させ、積載トレイ56に排出する方法について説明する。
[積載トレイを上昇させる処理について:図15〜図17]
図15は、積載トレイ上昇制御2を説明するフローチャートである。画像形成動作中にユーザがシートを取り除いたとき、シートに後処理を施さずに排出している場合、中間積載部52においてシートを整合する後処理に切り替える。そして、積載トレイ56の上昇に必要な時間分後処理を施し、シートに後処理を施している間に積載トレイ56を上昇させる。積載トレイ56の上昇が終了した場合、後処理を停止させ、積載トレイ56にシートを排出する。図15のフローチャートの処理はタスクとなっており、ある一定時間ごとに常時行われる。ただし、タスクが起動中に同タスクが再び起動することはない。
図16は、搬送路を切り替え中間積載部52にシートを搬送し、整合動作を開始させることに係るフローチャートである。図16のフローチャートの処理は、CPU101が画像形成動作中に積載トレイ56からシートが取り除かれたと判断し、排紙部47がシートに後処理を施すモードでない場合に行われる。図17は、整合動作を停止させ、中間積載部52を介さず積載トレイ56にシートを排出する搬送路に切り替えることに係るフローチャートである。図17のフローチャートの処理は、図15の整合動作が開始され、積載トレイ56の上昇が終了したときに行われる。
〜積載トレイ上昇制御2について:図15〜
図15のフローチャートのS801からS803までの処理は図9のS501からS503と同様であり、S808の積載トレイ制御処理は図9のS506すなわち実施例1で説明した図11と同様であるため、説明を省略する。
S803において図11の積載トレイ制御処理(S716)によって算出された上昇量を取得した後、CPU101はS804で排紙部47が後処理モードか否かを判断する。排紙部47がシートに整合処理や綴じ処理を施す後処理モードであれば(S804のYES)、不図示のシートに後処理を施している間に積載トレイ56を上昇させる処理を行う(S810)。排紙部47がシートに整合処理や綴じ処理を施す後処理モードでなければ(S804のNO)、S803で取得した上昇量から上昇時間を算出し(S805)、シートに整合を施す整合動作開始処理を実行する(S806)。
〜整合動作開始処理について:図16〜
ここでS806において実行される整合動作開始処理について図16のフローチャートで詳しく説明する。CPU101は所定のタイミングで搬送路を切り替える不図示の搬送路切り替え処理Aに、搬送路を中間積載部52のトレイに切り替えることを要求する(S901)。CPU101は搬送路が切り替わったことを確認して(S902のYES)、不図示のシートに整合を施す整合処理Bにシートへの整合動作開始を要求する(S903)。そして、CPU101は積載トレイ56の上昇を許可する(S904)。以上がS806で実行される整合動作開始処理である。
S806の処理によって積載トレイ56の上昇が許可されていたら(S807のYES)、CPU101は積載トレイ56を上昇させる積載トレイ制御処理を実行する(S808)。S808の処理によって、積載トレイ56の上昇が終了しエンコーダクロックのパルスカウントが停止していることを確認できたら、CPU101はリフターモータ57の駆動が停止、つまり積載トレイ56の上昇が終了したと判断する(S809のYES)。そして、CPU101はシートへの整合を停止する整合動作停止処理1を実行する(S811)。
〜整合動作停止処理1:図17について〜
図15のS811において実行される整合動作停止処理1について図17のフローチャートで詳しく説明する。CPU101は不図示の整合処理Bにシートへの整合動作停止を要求し、積載トレイ56にシート束を排紙する(S905)。次に搬送されてくるシートを中間積載部52に搬送せずに積載トレイ56に排出する搬送路に切り替えることを不図示の搬送路切り替え処理Aに要求する(S906)。そして、積載トレイ56の上昇を不許可とする(S907)。以上がS811で実行される整合動作停止処理1である。
このように、紙面検知センサ50のみでシートが取り除かれたことを判断し、シートに後処理を施さずに積載トレイ56に排紙する場合であれば、積載トレイ56の上昇が終了するまでの間、中間積載部52においてシートを整合する後処理に切り替える。そして積載トレイ56の上昇が終了した時点で、後処理を停止させ、積載トレイ56に排出する。すなわち、本実施例では、画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合、一時シート積載手段にて後処理を施す処理に切り替え、その間に積載トレイを上昇させる構成とする。
以上、説明したように、本実施例によれば、どのような画像形成装置であっても最速スループットを確保しつつ、積載トレイの上昇が終了するまでの時間を確保することができる。さらにシートに整合を施して排紙することから整合を施さず排紙する場合よりも積載整列性を向上させることが可能となる。つまり、確実な積載トレイの上昇と積載整列性の向上を実現することが可能となる。
実施例2では、画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合、一時シート積載手段にて後処理を施す処理に切り替え、その間に積載トレイを上昇させる構成について説明した。実施例2では積載トレイの上昇が終了したときに整合動作を停止させたが、本実施例では、積載トレイの上昇が終了したら、実行されているジョブの終わりまで後処理を施した後に後処理を停止させ、シートを積載トレイに排出する構成について説明する。
図13は本発明の実施形態としての画像形成装置を示す図である。図2、図3、図4、図5、図6、図7は、本発明の実施形態としての画像形成装置の構成を示す図である。これらについては実施例1、2において説明したため重複する説明は避けるものとし、以下同じ符号を用いる。
[排紙部のCPUについて]
図14は、本実施例に係る排紙部47のCPU接続図を示している。
シートが積載されている積載トレイ56から画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合、シートが取り除かれたことを紙面検知センサ50のみで推測する。そして、シートに後処理を施さずに積載トレイ56に排紙する場合であれば、CPU101は積載トレイ56の上昇が終了するまでの間、中間積載部52においてシートを整合する後処理に切り替える。積載トレイ56の上昇が終了したら、実行されている当該ジョブの終わりまで後処理を施した後、後処理を停止させ、積載トレイ56に排出する方法について説明する。
[積載トレイを上昇させる処理について:図18、図19]
図18は積載トレイ上昇制御2の処理を説明するフローチャートである。画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合に、シートに後処理を施さずに排出している場合、中間積載部52においてシートを整合する後処理に切り替え、積載トレイ56の上昇に必要な時間分後処理を施す。シートに後処理を施している間に積載トレイ56を上昇させ、積載トレイ56の上昇が終了したら、実行されている当該ジョブの終わりまで整合する後処理を施した後、積載トレイ56にシートを排出する。図18のフローチャートの処理はタスクとなっており、ある一定時間ごとに常時行われる。ただし、タスクが起動中に同タスクが再び起動することはない。
図19は、ジョブの終わりを待った後、整合動作を停止させ、中間積載部52を介さず積載トレイ56にシートを排出する搬送路に切り替えることに係るフローチャートである。図19のフローチャートの処理は、図16の整合動作が開始され、積載トレイ56の上昇が終了したときに行われる。
〜積載トレイ上昇制御2について:図18〜
図18のフローチャートのS801からS810までの処理は図15のS801からS810と同様である。ここで、S806の整合動作開始処理は実施例2の図16で説明した処理と同様であり、S808の積載トレイ制御処理は実施例1の図11で説明した処理と同様である。これらの処理についての説明は省略する。
S809において積載トレイ56の上昇が停止したことを確認後、CPU101はシートへの整合を停止する整合動作停止処理2を実行する(S1000)。
〜整合動作停止処理2について:図19〜
図18のS1000において実行される整合動作停止処理2について図19のフローチャートで詳しく説明する。ジョブの終了が確認されれば(S908のYES)、CPU101は不図示の整合処理Bにシートへの整合動作停止を要求し、積載トレイ56にシート束を排紙する(S909)。次に搬送されてくるシートを中間積載部52に搬送せずに積載トレイ56に排出する搬送路に切り替えることを不図示の搬送路切り替え処理Aに要求する(S910)。そして、積載トレイ56の上昇を不許可とする(S911)。以上がS1000で実行される整合動作停止処理2である。
このように、紙面検知センサ50のみでシートが取り除かれたことを判断し、シートに後処理を施さずに積載トレイ56に排紙する場合であれば、積載トレイ56の上昇が終了するまでの間、中間積載部52においてシートを整合する後処理に切り替える。積載トレイ56の上昇が終了したら、実行されている当該ジョブの終わりまで後処理を施した後、後処理を停止させ、積載トレイ56に排出する。すなわち、画像形成動作中にユーザがシートを取り除いた場合に、一時シート積載手段にて後処理を施す処理に切り替え、その間に積載トレイを上昇させる。そして、積載トレイの上昇が終了した後も、実施されているジョブが終了するまでシートに後処理を施す構成とする。
以上、説明したように、本実施例によれば、どのような画像形成装置であっても最速スループットを確保しつつ、積載トレイの上昇が終了するまでの時間を確保することができる。さらに、シートに整合を施して排紙することから整合を施さず排紙する場合よりも積載整列性を向上させることが可能となる。また、ジョブの終わりまで必ず整合を施すため、ユーザがジョブの区切りを容易に発見することが可能となる。つまり、確実な積載トレイの上昇と積載整列性とユーザビリティの向上を実現することが可能となる。
実施例1に係る画像形成部と排紙部の概略断面図 実施例1乃至3に係る排紙部の紙面検知センサとフラグの構成を示す図 実施例1乃至3に係る排紙部の紙面検知センサが積載トレイに積載されたシートの紙面を検知したことを示す図 実施例1乃至3に係る排紙部の積載トレイが上昇限界位置に達していることを示す図 実施例1乃至3に係る排紙部の積載トレイ上の紙面を検知していることを示す図 実施例1乃至3に係る排紙部の積載トレイが下降限界位置に達していることを示す図 実施例1乃至3に係る排紙部の積載トレイからシートが取り除かれたことを示す図 実施例1に係る排紙部のCPUと入出力要素との関連を説明するための図 実施例1に係る積載トレイ上昇制御を説明するためのフローチャート 実施例1に係る積載トレイ上昇時間確保処理を説明するためのフローチャート 実施例1乃至3に係る積載トレイ制御処理を説明するためのフローチャート 実施例1に係るページ情報を送信するページバッファを説明する図 実施例2,3に係る画像形成部と排紙部の概略断面図 実施例2,3に係る排紙部のCPUと入出力要素との関連を説明するための図 実施例2に係る積載トレイ上昇制御を説明するためのフローチャート 実施例2,3に係る整合動作開始処理を説明するためのフローチャート 実施例2に係る整合動作停止処理を説明するためのフローチャート 実施例3に係る積載トレイ上昇制御を説明するためのフローチャート 実施例3に係る整合動作停止処理を説明するためのフローチャート
符号の説明
1 画像形成部(画像形成装置)
3 給送カセット
4 給送ローラ
5 分離搬送ローラ対
47 排紙部(シート後処理装置)
48 ダウンリミットセンサ
49 排紙装置の搬送路
50 紙面検知センサ(紙面検知手段)
51 中間搬送ローラ
52 中間積載部(一時シート積載手段)
53 幅方向整合ジョガー(後処理手段)
54 搬送方向整合ローラ(後処理手段)
55 排紙部排出ローラ
56 積載トレイ(シート積載手段)
57 リフターモータ
58 アップリミットセンサ(上昇限界検知手段)
59 アップリミット検知光遮蔽板
60 ダウンリミット検知光遮蔽板
61 積載トレイ昇降部材
63 光遮蔽板
64 フラグを回動させる回転軸となる支軸
65 フラグ
66 ギア
114 3線式シリアル通信装置(通信手段)

Claims (6)

  1. 画像形成装置から排出されたシートを積載するシート積載手段と、
    前記シート積載手段の上下方向の移動を制御する制御手段と、
    前記シート積載手段が可動範囲内の最大高さまで上昇したことを検知する上昇限界検知手段と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの紙面を検知する紙面検知手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記紙面検知手段による検知結果から前記シート積載手段に積載されたシートが減じたと判断した場合に、前記上昇限界検知手段によって検知された前記シート積載手段の位置を基準とした前記シート積載手段の下降量から前記シート積載手段の上昇量を算出し、算出された前記上昇量から前記シート積載手段の上昇に必要な上昇時間を確保して、前記シート積載手段を上昇させるよう制御することを特徴とするシート後処理装置。
  2. 請求項1に記載のシート後処理装置において、
    前記画像形成装置に接続され該画像形成装置と情報の送受信を行う通信手段を備え、
    前記制御手段は、前記上昇時間分だけシート間隔をあける情報を、前記通信手段を介して前記画像形成装置に伝達することを特徴とするシート後処理装置。
  3. 請求項1に記載のシート後処理装置において、
    前記画像形成装置から排出されたシートに後処理を行う後処理手段と、
    前記後処理手段によってシートに後処理を行うために前記シートを積載する一時シート積載手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート積載手段を上昇させる場合に、前記後処理手段によりシートに後処理を行わない場合でも、前記一時シート積載手段にシートを搬送し、前記上昇時間中に前記後処理手段による前記シートの後処理を行い、前記シート積載手段の上昇が終了したときに前記後処理を終了して前記シートを前記シート積載手段に排出するよう制御することを特徴とするシート後処理装置。
  4. 請求項1に記載のシート後処理装置において、
    前記画像形成装置から排出されたシートに後処理を行う後処理手段と、
    前記後処理手段によってシートに後処理を行うために前記シートを積載する一時シート積載手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記シート積載手段を上昇させる場合に、前記後処理手段によりシートに後処理を行わない場合でも、前記一時シート積載手段にシートを搬送し、前記後処理手段による前記シートの後処理を行い、前記画像形成装置で実行されているジョブが終了したときに前記後処理を終了して前記シートを前記シート積載手段に排出するよう制御することを特徴とするシート後処理装置。
  5. 請求項3又は4に記載のシート後処理装置において、
    前記後処理手段は、シートの搬送方向と直交する方向及びシートの搬送方向でのシートの整合処理を行うことを特徴とするシート後処理装置。
  6. 画像形成装置から排出されたシートをシート積載手段に積載する工程と、
    前記シート積載手段の上下方向の移動を制御する制御工程と、
    前記シート積載手段が可動範囲内の最大高さまで上昇したことを上昇限界検知手段により検知する工程と、
    前記シート積載手段に積載されたシートの紙面を紙面検知手段により検知する工程と、
    を備え、
    前記制御工程は、前記紙面検知手段による検知結果から前記シート積載手段に積載されたシートが減じたと判断した場合に、前記上昇限界検知手段によって検知された前記シート積載手段の位置を基準とした前記シート積載手段の下降量から前記シート積載手段の上昇量を算出し、算出された前記上昇量から前記シート積載手段の上昇に必要な上昇時間を確保して、前記シート積載手段を上昇させるよう制御する工程であることを特徴とするシート後処理装置の制御方法。
JP2008333507A 2008-12-26 2008-12-26 シート後処理装置 Expired - Fee Related JP5366535B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008333507A JP5366535B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 シート後処理装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008333507A JP5366535B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 シート後処理装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010155663A true JP2010155663A (ja) 2010-07-15
JP5366535B2 JP5366535B2 (ja) 2013-12-11

Family

ID=42573891

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008333507A Expired - Fee Related JP5366535B2 (ja) 2008-12-26 2008-12-26 シート後処理装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5366535B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247267A (ja) * 1987-03-31 1988-10-13 Canon Inc シ−ト後処理装置
JP2002012358A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置および用紙後処理装置並びに画像形成装置
JP2004175513A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS63247267A (ja) * 1987-03-31 1988-10-13 Canon Inc シ−ト後処理装置
JP2002012358A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Ricoh Co Ltd 用紙処理装置および用紙後処理装置並びに画像形成装置
JP2004175513A (ja) * 2002-11-27 2004-06-24 Konica Minolta Holdings Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5366535B2 (ja) 2013-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5219564B2 (ja) シート給送装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP5716353B2 (ja) 排紙トレイ装置並びに画像形成システム
JP3745045B2 (ja) 原稿表裏反転装置を備える原稿搬送装置及び画像形成装置
JP6278674B2 (ja) シート積載装置、シート積載装置の制御方法、及びプログラム
JP6493289B2 (ja) シート積載装置及びそれを備えたシート後処理装置並びに画像形成装置
US20170235270A1 (en) Sheet stacking apparatus and image forming apparatus
US8672314B2 (en) Sheet stacking apparatus
JP5366535B2 (ja) シート後処理装置
JP2008063126A (ja) シート後処理装置
JP4535833B2 (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP5943784B2 (ja) シート給送装置及び画像形成装置
JP2013230889A (ja) 画像形成装置
JP5481539B2 (ja) 画像形成システム
JP2007039210A (ja) シート処理装置、および画像形成装置
JP2009161312A (ja) 画像形成システム
JP2006103839A (ja) シート処理装置及び該装置を備えた画像形成装置
JP5635865B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
US11336786B2 (en) Sheet discharging apparatus, sheet processing apparatus, and image forming system
JP2011123415A (ja) 用紙処理装置、画像形成システム、用紙搬送異常検出方法、及び用紙搬送異常検出制御プログラム
JP2022029693A (ja) シート排出装置及び画像形成装置
JP2012126470A (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2006111425A (ja) シート処理装置及びこれを備えた画像形成装置
JP2015030620A (ja) 画像形成システム及びシート処理装置
JP4727337B2 (ja) シート処理装置及び画像形成装置
JP2000155444A (ja) 原稿搬送装置及び画像読取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20111226

RD05 Notification of revocation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7425

Effective date: 20120125

RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20120208

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130430

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130528

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130723

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130813

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130910

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees