JP4106001B2 - 用紙搬送装置、用紙処理装置、画像形成装置、画像形成システム、及びコンピュータプログラム - Google Patents

用紙搬送装置、用紙処理装置、画像形成装置、画像形成システム、及びコンピュータプログラム Download PDF

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Description

この発明は、用紙を搬送する用紙搬送装置に関り、特に用紙の搬送経路の切り換え機構に特徴のある用紙搬送装置、この用紙搬送装置を備えた用紙処理装置、及びこの用紙処理装置を備えた画像形成装置、この前記用紙処理装置をシステム中に含む画像形成システム、前記用紙搬送装置もしくは用紙処理装置を制御するためのコンピュータプログラムに関する。
この種の技術として例えば特許文献1及び2に開示されているような分岐爪を搬送方向に対して並列に配置した発明が公知である。このように構成すると、分岐爪の幅方向の寸法が最小で済むことから小型に適した構成となっている。
このうち特許文献1に開示された発明は、2つの分岐爪が単独で回転せずに、同時に回転して切り替わるように構成されている。また、特許文献2に開示された発明は、第1分岐部に設けられた分岐爪と第2分岐部に設けられた分岐爪とを第1リンク部材、第2リンク部材、第3リンク部材を介して接続し、ソレノイドによってリンクを制御して搬送路の切り換えを行うようになっているが、その際、第2分岐部に第3の分岐爪を設け、第3の分岐爪と第2の分岐爪を異なる支点で独立して駆動するように構成されている。
特許文献1に開示された発明では、2つの分岐爪が単独で回転せずに、同時に回転して切り替わるような構成になっているが、このような構成だと分岐爪が回転したときの占有面積が大きくなるのに加えて、さらに2つの分岐爪を同時に回転させるため、ソレノイドのパワーも大きくする必要がある。また、特許文献2に開示された発明では、第3の分岐爪と第2の分岐爪を異なる支点で独立して駆動するように構成されているが、このように構成すると、図11に示すように上方向に搬送路を切り換えてはいるが、図示において下側の分岐爪の上面に上側の分岐爪の先端が当接したときに、回転中心からの軌跡をとれば明らかなように上側の分岐爪の先端と下側の分岐爪の先端との距離Bが大きくなり、搬送されてきた用紙の先端部が下側の分岐爪の上面に当接して下流側に導かれ、上側の分岐爪の先端部に当接して上側の搬送路にガイドされないような状態になり、用紙ジャムを起こす虞が大きい。
特開平7−315668号公報 特開2000−53302号公報
このように、用紙後処理装置全体の幅を小型化するためには前述のように分岐爪を並列に配置することが有効な手段の1つとなっている。ここで、従来の技術では2つの並列に配置した分岐爪をそれぞれ単独で回転させるため、駆動源であるソレノイドもそれぞれの分岐爪を駆動するために2つ装備していた。従ってコスト的にはさほど安価な構成になったとは言えなかった。
また、前述のように分岐爪を駆動するためにソレノイドを使用した場合には、装置の小型化、すなわち機械幅の小寸化に限界があり、小型化の要求に応えることが難しかった。
本発明は、このような背景に鑑みてなされたもので、その目的は、用紙搬送装置、用紙処理装置、画像形成装置において装置の小型化及び低コスト化を図ることにある。
また、他の目的は、装置の小型化及び低コスト化を図った場合においても、用紙搬送制御、例えば3方向の用紙搬送制御とシフト制御を確実に行えるようにすることにある。
前記目的を達成するため、第1の手段は、用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段によって搬送された用紙の搬送方向を切り替える用紙切替手段と、前記用紙切替手段を通過した用紙を搬送方向と直交する方向に前記搬送手段で挟持した状態でシフトさせる用紙シフト手段を備えた用紙搬送装置において、前記用紙切替手段と前記用紙シフト手段の駆動源が同一であり、前記用紙切替手段による切替動作と、前記用紙シフト手段によるシフト動作を独立して行う動力伝達機構を備え、前記用紙切替手段は、一対の分岐爪からなり、当該分岐爪の長手方向の端部が支点に支持されるとともに、用紙の搬送面を挟むように複数並列に配置され、各々単独で同一の前記支点で回転可能に支持され、前記用紙切替手段は前記分岐爪の長手方向の一端にカム面を備え、前記動力伝達機構は、前記カム面に対して接触、離間して前記分岐爪を前記支点に関して揺動させるカムを備え、前記駆動源からの駆動力により前記カムを一方向に回転させることにより搬送方向を切り換えることを特徴とする。
の手段は、第の手段において、前記動力伝達機構が、前記用紙切替手段による切替動作と、前記用紙シフト手段によるシフト動作とが重複しないように各動作を行わせることを特徴とする。
の手段は、第または第の手段において、前記駆動源は正逆回転し、前記動力伝達機構は前記駆動源を一方向に回転させたときにシフト動作を行わせ、他方向に回転させたときに切替動作を行わせることを特徴とする。
の手段は、第の手段において、前記動力伝達機構はシフト機構と切替機構とからなり、前記切替機構は一方向クラッチを備え、前記駆動源が前記一方向に回転したときには、前記シフト機構にのみ駆動力を伝達することを特徴とする。
の手段は、第の手段において、前記シフト機構が一方向クラッチを備え、前記駆動源が前記一方向に回転したときには、前記シフト機構にのみ駆動力を伝達し、前記他方向に回転したときには、前記シフト機構への動力の伝達を断ち、前記切替機構にのみ駆動力を伝達することを特徴とする。
の手段は、第の手段において、前記カム面は、前記カムの回転中心と、前記分岐爪の間に用紙を搬入する搬送路の中心とを結ぶ線に対して搬送方向下流側が開いた形状に配置されていることを特徴とする。
の手段は、第の手段において、前記カム面は、初期状態においては、前記線に対して対称に配置されていることを特徴とする。
の手段は、第1ないし第の手段において、前記用紙切替手段は、3方向に用紙の搬送経路を切り替える制御手段を備えていることを特徴とする。
の手段は、第の手段において、前記制御手段は、シフトモード、ステイプルモード及びプルーフモードの各モードに応じて前記駆動源の駆動方向と駆動停止位置を設定することを特徴とする。
第1の手段は、第の手段において、前記駆動源がステッピングモータからなり、前記制御手段は駆動停止位置をステッピングモータの駆動パルス数に基づいて決定することを特徴とする。
第1の手段は、第1ないし第1の手段に係る用紙搬送装置と、前記用紙搬送装置によって搬送されてきた用紙に対し、あるいは前記用紙搬送装置によって搬送する用紙に対して所定の処理を施して排出する用紙処理手段とから用紙処理装置を構成したことを特徴とする。
第1の手段は、第1ないし第1の手段に係る用紙搬送装置と、前記用紙搬送装置によって搬送されてきた用紙に対し、あるいは前記用紙搬送装置によって搬送する用紙に対して可視画像を形成する画像形成手段とから画像形成装置を構成したことを特徴とする。
第1の手段は、第1の手段に係る用紙処理装置と、記録媒体に画像を形成する画像形成装置とが一体または別体で画像形成システムを構成したことを特徴とする。
14の手段は、第または第1の手段に係る用紙搬送装置の制御手段の機能をコンピュータで実行するための手順をコンピュータプログラムが備えていることを特徴とする。
本発明によれば、シフト機構を動作させる駆動源により切替機構を動作させるようにしたので、ソレノイドが不要となり、装置の小型化及び低コスト化を図ることができる。
また、駆動源の正逆回転動作を利用してシフト動作と切替動作を独立して行うことができるようにしたので、装置の小型化及び低コスト化を図った上で、用紙搬送制御、例えば3方向の用紙搬送制御とシフト制御が確実に行える。
以下、本発明の実施例について図面を参照して説明する。
<システム構成>
図1は本実施例に係る画像形成装置PRと用紙処理装置としての用紙後処理装置FRからなる画像形成システムのシステム構成を示す斜視図、図2は前記画像形成システムの内部構造の概略を示す構成図である。これらの図において、画像形成装置PRは、画像読み取り部51と、画像書き込み部52と、給紙部53と、原稿給送部54とから基本的に構成され、プリンタ機能及び複写機能を備えている。また、ファクシミリ機能も設定することが可能であり、これらの各機能を備えたデジタル複合機(MFP−Multi Function Peripheral)として構成することもできる。なお、図においては用紙後処理装置FRと画像形成装置PRは別体に設けられているが、一体に構成することも可能である。
画像読み取り部51は、いわゆるスキャナによって主走査方向の走査を行うとともに副走査方向に移動させて原稿を読み取る公知のものである。原稿は自動原稿給送装置(ADF)とも称される原稿給送部54によってコンタクトガラス上に給送され、光学的に読み取られる。画像書き込み部52は、レーザダイオード、ポリゴンミラー、fθレンズなどを使用した公知の光学系から構成され、この光学系によって感光体表面に光書き込みを行い、光書き込みによって形成された潜像をトナー現像して顕像化し、用紙に転写することにより画像が形成される。形成された画像は定着部で定着された後、排紙ローラ55によって用紙後処理装置FR側に排出される。給紙部53は、この実施例では4段設けられ、図において右側にあたる用紙引き出し方向には縦搬送路56が設けられ、各給紙段から引き出された用紙を画像書き込み部52に供給する。
用紙後処理装置FRには、画像形成装置PRから画像形成済みの用紙が矢印Mで示される方向から搬入される。用紙後処理装置FRには、画像形成装置PRから搬送されてくる用紙に対して穿孔するための穿孔ユニット4が、入口ローラ1の用紙搬送方向下流側であって搬送ローラ6の上流側に設けられている。穿孔ユニット4の下方には穿孔後の穿孔屑を搬送する搬送ユニット5が用紙搬送方向に直交する方向に設けられ、前記搬送ユニット5によって、穿孔屑収容ホッパ3側に穿孔屑が搬送される。穿孔屑の搬送方向は、ユーザが操作やジャム処理等を行う操作側OPで、ユーザはこの操作側OPに位置して用紙後処理装置FRもしくは画像形成装置PRに操作部57から所望の処理を入力し、あるいは、トナー交換、用紙のジャム処理などを行う。トナー交換、用紙のジャム処理は、操作側OPの筐体の一部である前カバー14を開放して行われ、前記穿孔屑収容ホッパ3を前記前カバー14の内側に設ける。これにより、穿孔屑は、前カバー14の内側に設けられた穿孔屑収容ホッパ3内に対して行われる。
穿孔ユニット4によって穿孔された用紙Pは、搬送コロ6の下流に配置された第1及び第2の分岐爪20,21によって各搬送経路に搬送され、次後処理工程の仕分け、あるいは、ステイプル等の処理工程を通過してシフト(排紙)トレイ9上に積載される。単純排出であれば上側の搬送路を通ってプルーフトレイ22上に排紙され、積載される。
仕分けの場合には、第1及び第2の分岐爪20,21によって搬送ローラ対7側の搬送路を開放し、第2の分岐爪21によって搬送ローラ対10側の搬送路を、第1の分岐爪20によってプルーフトレイ22側の搬送路をそれぞれ閉鎖することによってシフト機能を有するシフトトレイ9側に排紙ローラ対8を介して排紙する。シフト機能は搬送ローラ対(以下シフトコロとも称す)9を用紙搬送方向に直交する方向に部毎に移動させて1部毎に仕分ける機能である。
ステイプルの場合には、第2の分岐爪21によって搬送ローラ対10側の搬送路を開放し、シフトトレイ9側の搬送路を閉鎖し、また、第1の分岐爪20によってプルーフトレイ22側の搬送路を弊債してステイプル排紙ローラ11からステイプルトレイ12に用紙を排紙する。ステイプルトレイ12では、1枚毎に叩きコロによって後端フェンス側に用紙を叩き落とし、排紙方向と直交する方向の用紙端部をジョガーフェンスで揃え、1部の用紙束が集積されると、ステイプラ13で用紙端部(ここでは後端)を綴じ、放出ベルトによって排紙ローラ対8側に綴じた用紙束を押し上げて、シフトトレイ9に排紙する。
プルーフトレイ22に排紙する場合には、第1の分岐爪20を回動させて、プルーフトレイ22側の搬送路を開放し、シフトトレイ9側の搬送路を閉鎖し、第2の分岐爪21によって搬送ローラ10側の搬送路を閉鎖することにより、用紙はプルーフトレイ22側の搬送路に導かれ、プルーフトレイ22に排紙される。
このように、穿孔ユニット4と穿孔屑収容ホッパ3は各後処理工程の最上流に配置されているため、基本的にはどの用紙に対しても穿孔することができ、穿孔された用紙をそのままプルーフトレイ29に、あるいはシフトトレイ9に排紙して仕分け、あるいは穿孔された用紙を綴じてシフトトレイ9に排紙することが可能である。
なお、ここでは、画像読み取りユニット31によって光学的に読み取った画像に基づいて画像を形成しているが、情報処理装置から直接、あるいはネットワークを介して送信されてきた画像情報、さらにはFAXされた画像情報に基づいて画像を形成することも可能である。また、穿孔ユニット4による穿孔タイミングや第1及び第2分岐爪20,21の切り換えタイミングは用紙先端または用紙後端を検知した入口センサ2の検知タイミングに基づいて設定される。
<用紙後処理装置>
用紙後処理装置FRの搬送路は、この実施例では、図3ないし図5の分岐爪の切り換え状態を示す動作説明図に示したように、上搬送路PS1、中搬送路PS2,下搬送路PS3のように設けられ、入口側の搬送路PSから3方向に分岐する形態をとっている。また、上搬送路PS1の最下流側にはプルーフトレイ22が、中搬送路PS2と下搬送路PS3の最下流側にはシフトトレイ9がそれぞれ設けられている。なお、前記3方向の分岐は、同一個所で3方向に分岐している。
プルーフトレイ22は、用紙に後処理を施すことなく排紙するために設けられている。シフトトレイ9は用紙搬送方向に直交する方向に1部毎に交互に移動することにより仕分けされた用紙を収納することができる。また、排紙された用紙の積載量に応じて昇降する。そのため、ここでは、詳細には説明しないが、シフトトレイ9を昇降させるためのモータと制御機構を備えている。
中搬送路PS2には、前述のようにシフトコロ7と排紙ローラ8が設けられ、中搬送路PS2を通って搬送されてきた用紙をシフトトレイ9に排紙する。下搬送路PS3には、排紙ローラ10、ステイプル排紙ローラ11およびステイプルユニット12が設けられている。
第1の分岐爪20は用紙をプルーフトレイ22に排出するか、あるいは、シフトコロ7を通過させてシフトトレイ9に排出するかを切り分けている。すなわち、プルーフモードかシフトモードの切り替えを行っている。第2の分岐爪21は用紙をシフトコロ7を通過させてシフトトレイ9に排出するか、あるいは、搬送コロ10から搬送コロ11を通過させてステイプルトレイ12に排出するかを切り分けている。
ここで、それぞれの搬送経路への切り替え動作について図3ないし図5を参照して説明する。
図3はストレート搬送(分岐爪20,21を通過してシフトコロ7へと搬送される場合)される場合の分岐爪の状態を示す図で、分岐爪20、21は初期位置のままで何の動作もしない。この状態で、用紙は矢印Aで示す搬送方向から矢印Bで示す排出方向へと搬送され、シフト動作を行う場合には、シフトコロ7を用紙搬送方向に直交する方向に移動させることにより、所定量用紙搬送方向に直交する方向にずれた状態(シフトした状態)で用紙を排紙する。
図4は上搬送に切り換えられた場合の分岐爪の状態を示す図で、第1の分岐爪20は回転支点(軸)23を中心に時計方向に回動して切り換わり、矢印Aで示す搬送方向から搬送されてきた用紙は、矢印Cで示す排出方向すなわち、プルーフトレイ22へと排出される方向に搬送される。
図5は下搬送に切り換えられた場合の分岐爪の状態を示す図で、第2の分岐爪21は回転支点(軸)23を中心に反時計方向に回動して切り換わり、矢印Aで示す搬送方向から搬送されてきた用紙は、矢印Dで示す排出方向すなわち、ステイプルトレイ12へと排出される方向に搬送される。
このように回転支点(軸)23は、分岐爪20と分岐爪21について同一になっている。この状態を拡大して示したのが図6である。同図から分かるように、第1の分岐爪20は軸Oを回転中心として回転するので、回転したときに第1の分岐爪20の先端部21−Bと第2の分岐爪21の先端部21−Bbとの差L1が図7に示す2軸39,40を回転中心とする平行配置の例に比べて格段に少なくなる。そのため、搬送路PSに沿って搬送されてきた用紙Pの先端部Paは、たとえ下向きに曲がっていたとしても確実に第1の分岐爪20の斜面20−Cに当接し、この斜面20−Cに沿って上方向に偏向し、上搬送路PS1へと送り込まれる。一方、図7に示すように分岐爪20,22を平行配置したとしても各分岐爪20,21に対して回動支点に当たる回動軸39,40を別々に設けると、図7に示すように各分岐爪20,21の先端部20−B,21−Bの回転軌跡の差、例えば分岐爪20が切り換えられた場合に、両先端部20−B,21−Bの差L2が大きくなる。これにより、用紙Pが送られてきた場合、用紙Pの先端部Paが下向きに曲がっていると分岐爪20の背面側の面20−Cに当接せず、分岐爪20の先端部20−Bに当接し、用紙ジャムが発生することになる。
しかし、回転支点(軸)23が共通であると、図5の場合、すなわち、図3の状態から下搬送路PS3が選択され、矢印D方向に用紙を搬送する場合には、第2の分岐爪21は図5の状態に切り換わる。この場合には、図6に示した分岐爪の関係が逆になり、第1の分岐爪20の先端部20−Bに対して第2の分岐爪21の先端部21−Bとの距離がL1となり、先端が上向きに曲がった用紙であっても確実に第2の分岐爪21の斜面21−Cに当接し、この斜面21−Cに沿って下方向に偏向し、下搬送路PS3へと送り込まれる。
このように第1および第2の分岐爪20,21の回転支点(軸)を同一にすると共に、双方の分岐爪20,21の間に設定することによって、どちらかの分岐爪が切り替わったときの分岐爪同士の先端20−B,21−Bのズレが少なくなる。
<駆動機構>
上記のように構成された分岐爪20,21を作動させて経路を切り換える駆動機構と、この駆動機構の駆動力を利用して搬送コロ7を搬送方向と直交する方向にスライドさせ、シフト動作を行わせるスライド機構について説明する。
図9は本実施例に係る分岐爪20,21の切り換え、及びシフトコロ(搬送コロ)7のスライド機構の全体的な構成を示す斜視図、図10はその駆動部の要部を示す拡大図である。シフトコロ7の回転は、プーリ25を回転させることで行う。プーリ25は図示しないステッピングモータからタイミングベルトを介して回転駆動され、用紙を搬送する。シフトコロ7の軸7aとプーリ25の嵌合部は断面D字型になっており、d字型の直線部分が嵌合して一体となって回転する。また、図9に示すようにシフトコロ7を矢印方向、すなわち軸(以下、スライド軸とも称す)7−Aに沿ってスライド方向に動作させるのは、カム27とリンク26の組み合わせてによって行われる。すなわち、ステッピングモータ29が一方向に回転すると、ギヤ連結(駆動ギア29−A、従動ギア29−B)によってステッピングモータ29の駆動力がカム27に伝達され、カム27が回転する。このカム27には、側面からピン(以下、カムピンと称す)27−Bが立設されている。一方、リンク26にはスライド軸7−Aの軸方向に対して垂直な長溝26−Aが形成され、この長溝26−Aにカムピン27−Bが遊嵌している。これによりカム27が回転すると、カムピン27−Bも回転し、これに伴って長溝26−Aが形成されたリンク26がスライド軸7−Aの軸方向に往復動することになる。長溝26−Aは、カムピン27−Bの移動(図示上下方向の移動)を許容するだけの溝長に設定されている。
また、リンク26がシフトコロ7のD字型断面のスライド軸7−Aに挿入されて、前記スライド軸7−Aと一体化されているので、前記カム27の回転動作に応じたリンク26の往復直線動作に伴ってシフトコロ7もスライド軸7−Aの軸方向(矢印方向)にスライドする。用紙をスライドさせるには、用紙がシフトコロ7を通過している時、すなわちシフトコロ7の駆動及び従動コロに用紙が挟まれている時にシフトコロ7(スライド軸7−A)のスライド動作によって用紙をスライドさせる。そして、用紙がシフトコロ7を通過して次用紙がシフトコロ7に進入してくる前に、シフトコロ7を逆方向にスライドさせ、次用紙を同様にスライドさせるための準備をする。ここで、シフトコロ7のスライドはステッピングモータ29の一方向の回転で行い、それとギヤ連結されているカム27を半回転(180°)させ、次の半回転でシフトコロ7を戻す。この半回転毎の制御は、ステッピングモータ29のパルスカウントにより行う。カム27の回転位置は、ホームポジションセンサ(HPセンサ)28によって検出されたカム27のホームポジションを基準に検出される。カム27のホームポジションは、カム27の円周方向に突出したカム遮蔽板27−AがHPセンサ28の光路を遮蔽することにより検出される。このスライド動作を各部毎に行ない、用紙を搬送させながらシフトトレイ9上で仕分けを行なうことができる。なお、ここで言う各部とは1つのジョブ、例えば10部の冊子をコピーし、あるいはプリントする1つのジョブにおいて、10部に仕分けるときの1部のことである。
分岐爪20,21もシフトコロ7をスライド動作させるステッピングモータ29によって駆動される。分岐爪20,21を駆動する駆動機構を図11及び図12に示す。
同図において、カム27には、ワンウエイクラッチ31を介してギア30が設けられ、このギア30が前記従動ギア29−Bに噛合し、ワンウエイクラッチ31の伝達方向と合致したときにステッピングモータ29の駆動力がギア30に伝達されるようになっている。この実施例では、ステッピングモータ29が前記シフトコロ7を駆動するために回転した方向(前記一方向)と反対側の方向(他方向)に回転したときにステッピングモータ29の駆動力がギア30に伝達される。ギア30の駆動軸にはウォーム32が一体的に回転するように設けられている。このウォーム32にはウォームホイール33が噛合し、ウォームホイール33には回動カム33−Aが同軸に一体的に回動するように設けられている。なお、前記ウォームホイール33との噛合力を確保するためにウォーム32は図示しないバネにより常時ギア30方向に弾性付勢されている。ウォームホイール33と同軸に設けられた回動カム33−Aは図11に示すように断面略扇型のカム形状に形成され、分岐爪カム面20−A,20−Bに当接して分岐爪20,21を所定範囲で揺動させ、この揺動動作に応じて経路の切り換えを行うようになっている。また、回動カム33−Aの側面には回動カム遮蔽板33−Bが設けられ、ホームポジションセンサ36によって前記回動カム遮蔽板33−Bの位置を検出することにより回動カム33−Aのホームポジションが検出され、このホームポジションに基づいて回動カム33−Aの位置制御が行われる。
分岐爪20,21は前述の図3ないし図6と同等であるが、分岐爪20,21の側面には図13(デフォルト状態)に示すように用紙搬送方向を基準に用紙搬送方向下流側がそれぞれ等角度で開き、前記回動カム33−Aのカム面が摺動して分岐爪20,21を揺動させる回動カム面20−A,21−Aが分岐爪20,21と一体的に設けられている。分岐爪20,21は前述のように単一の軸23に支持され、この軸を中心に揺動する。
このように各部が大略構成された分岐爪駆動機構では、ステッピングモータ29の前記他方向の回転によってカム27からギヤ30に駆動が伝達され、ギヤ30と同軸に圧入されているワンウェイクラッチ31と共に回転する。その時、ワンウェイクラッチ31が、挿入されている軸に対してロック方向に働くように設定されているため、ギア30の軸30−Aと共にウォーム32が回転する。ウォーム32の回転によってウォームホイール33が回転し、ウォームホイール33に一体化されている回動カム33−Aと、分岐爪カム面20−A及び21−Aが接触することによって、分岐爪20及び分岐爪21の切替動作が行なわれる。分岐爪切替動作の詳細は、後述する。
このように本実施例ではギヤ30に圧入されているワンウェイクラッチ31がロック方向に働く時には分岐爪20,分岐爪21の切り替え動作を行い、空転方向に働く時にはシフトコロ7をスライド軸7−Aの軸線方向に往復動(スライド移動)させる。従って、シフトコロ7をスライド動作させている時にはワンウェイクラッチ31の作用によって分岐爪20,21の切替動作は行なわれないようになっている。また、用紙がシフトコロ7を通過するシフトモード時には分岐爪20,21は図3あるいは、図13のデフォルト状態になっていて搬送用紙の妨げにはならないようになっている。ここで、分岐爪20,21は図11に示すように保持スプリング34,35によって付勢され、デフォルト状態を維持している。また、ワンウェイクラッチ31がロック方向に働く時には、分岐爪20,21の切り換え動作が行なわれるが、カム27は従動ギア29−Bと一体で回転するので、シフトコロ7のスライド動作も同時に行なわれる。しかし、いずれかの分岐爪20,21が切り換って図14もしくは図16の状態になっていれば、切換爪20,21の間を通って用紙がシフトコロ7まで搬送されてくることはないため搬送性の問題は発生しない。ただし、動作音や振動の影響があるとして搬送ローラ7のスライド移動を問題視する場合には、従動ギア29−Bとカム27の駆動軸に分岐爪20,21を駆動するために設けたものと同様のワンウェイクラッチを設け、分岐爪20,21を駆動する方向にステッピングモータ29が回転したときには駆動力が伝達しないようにすればよい。
また、このようにワンウェイクラッチをシフト動作を行う側に設けると、シフト動作さえ完了していれば用紙がシフトコロ7を抜けていなくともステッピングモータ29を逆転させ、分岐爪20,21の切替動作を開始することが可能となり、生産性の向上に寄与することができる。
分岐爪の切換動作は以下のようにして行われる。
図12及び図13に示す状態が第1及び第2の分岐爪20,21のデフォルト位置である。このデフォルト状態では、第1の回動カム33−Aと第1の分岐爪カム面21−Aとの間には若干の隙間があって、第2の分岐爪21は前述のように第2の保持スプリング35によってデフォルト位置を維持している。また、ウォームホイール33に一体化されている回動カム遮蔽板33−BがHPセンサ36を遮蔽したところで止まっていて、その状態をデフォルト状態としている。この状態は、シフトトレイ9側に搬送路が開放され、用紙を搬送コロ(シフトコロ)7側に導く状態で、シフトモードのときの分岐爪20,2221の状態である。
この状態からステッピングモータ29が分岐爪切換方向に回転すると、前述のギア29−B,30、ウォーム32、ウォームホイール33からなる駆動力伝達系によって駆動される回動カム33−Aが図13において時計方向に回転し、第2の回動カム面21−Aに当接し、この第2の分岐爪カム面21−Aを支持軸23に関して時計方向に回動させる(押し下げる)。これにより第2の分岐爪21も図示時計方向に回動し、図14及び図15の状態になり、ステイプルトレイ12側の搬送路を開放し、シフトトレイ9およびプルーフトレイ29側の搬送路を閉鎖する。この状態は、図5の状態に対応し、用紙は第2の分岐爪21によりステイプルトレイ12側に導かれることになる。すなわち、この状態がステイプルモードの分岐爪20,21の状態である。
図14及び図15に示した状態は、第2の分岐爪21が最大限回動した状態で、この状態から回動カム33−Aがさらに時計方向に回転すると、回動カム33−Aが第2の分岐爪カム21−Aの死点を通過し、第2の分岐爪21は支持軸23を中心として反時計方向に回動し始める。このように回動カム33−Aは第2の分岐爪カム面21−Aの死点を通過し、第2の分岐爪21が反時計方向に回動し始める。そして、回動カム33−Aは第1の分岐爪カム面20−Aに接触し始め、自身は第2の分岐爪カム面21−Aとの接触状態から離脱するとともに、第1の分岐爪カム面20−Aを図15において前記支持軸23を中心として反時計方向に回動させる(押し上げる)。これにより第1の分岐爪20も反時計方向に回動し、図16及び図17に示すようにプルーフトレイ29側の搬送路を開放し、シフトトレイ9及びステイプルトレイ12側の搬送路を閉鎖する。この状態は図4の状態に対応し、用紙は第1の分岐爪20によりプルーフトレイ29側に導かれることになる。すなわち、この状態がプルーフモードの分岐爪20,21の状態である。
そして、回動カム33−Aがさらに回転して第1の分岐爪カム面20−Aから離れると、第1の分岐爪20は回動カム33−Aからの力を受けることがなくなるので、第1及び第2の分岐爪20,21は第1及び第2の保持スプリング34,35からのみ弾性付勢され、分岐爪20,21はデフォルト状態となり、さらに回動カム33−Aが図示時計方向に回転し、回動カム遮蔽板33−BがHPセンサ36の光路を切った時点でステッピングモータ29は停止し、図13に示したデフォルト状態に戻る。
前述のように、回動カム33−Aはワンウェイクラッチ31を介して駆動力を得ているため、一方向にしか回転できない。したがって、図13のデフォルト状態から図16のステイプルモードの位置、さらには、図178のプルーフモードの位置は、回動カム33−Aの形状と、第1及び第2の分岐爪カム面の形状及び角度と、HPセンサ36によって検知されたホームポジションからのパルスカウントとによって、ステッピングモータ29の回転を制御することにより規定される。
<制御構成>
制御装置350は、図8に示すように、CPU360、I/Oインターフェース370等を有するマイクロコンピュータからなり、画像形成装置PR本体のコントロールパネルの各スイッチ等、および入口センサ2、排紙トレイ9上への用紙の排紙は、排紙トレイ9上の紙面高さを検知するセンサなどの各センサからの信号がI/Oインターフェース370を介してCPU360へ入力される。
CPU360は、入力された信号に基づいて、穿孔(パンチ)ユニット4の穿孔刃の上下方向の動作、穿孔屑搬送ユニット5の搬送動作、ステイプルトレイ12における用紙搬送方向と直交する方向の整合動作(ジョギング動作)、ステイプルユニット13による綴じ動作、綴じた後の用紙束の排出動作、排紙トレイ9の昇降動作やシフト動作、用紙の搬送方向と平行な方向を揃えるために用紙を後端フェンス側に叩き落とす叩きコロの動作などの各動作を制御する。ステイプル排紙ローラ11を駆動する図示しないステイプル搬送モータのパルス信号はCPU360に入力されてカウントされ、このカウントに応じて叩きコロやジョギング動作が制御される。
なお、用紙後処理装置FRの制御は前記CPU360が図示しないROMに書き込まれたプログラムを、図示しないRAMをワークエリアとして使用しながら実行することにより行われる。
<制御手順>
図18ないし図20は前記駆動機構を制御する制御手順を示すフローチャートであり、図18及び図19で1つの処理を表している。なお、この処理は、前記CPU360が図示しないROMに書き込まれたプログラムに基づいて実行する。なお、ここでは、ROMにプログラムが格納されているが、図示しないHDDにネットワークを介してサーバからダウンロードし、あるいは図示しない記録媒体駆動装置によりCD−ROM、SDカードなどの記録媒体に記録されたプログラムを読み出してダウンロードすることにより実行可能となり、あるいはバージョンアップされる。
図18及び図19に示した制御手順では、シフトモード(ステップS1)、ステイプルモード(ステップS2)及びプルーフモード(ステップS3)に応じて異なる制御が実行され、最後にイニシャル処理(ステップS5)を行って、処理を終えるようになっている。
この処理がスタートすると、まず、シフトモードがどうかがチェックされ(ステップS1)、シフトモードであれば、第1及び第2の分岐爪20,21は図12及び図13に示すデフォルト位置にある。この状態では、図3に示すようにシフトトレイ9側に搬送する経路が開放され、ステイプルトレイ12及びプルーフトレイ29側に搬送される経路は閉鎖されている。そこで、用紙後処理装置FRはシフトコロ7によってシフト動作を行うことになるが、各部毎に仕分けることから、まず、奇数部目か偶数部目かを判定する(ステップS101,S111)。
そこで、奇数部目であれば(ステップS101−Y)、シフト可能な状態か否かを用紙の後端が搬送ローラ6を抜けたかどうかで判定する。この実施例では、この判定は、入口センサ2を用紙の後端を抜けてから搬送ローラ6を用紙後端が抜けるまでの時間(所定時間t1)をカウントすることにより行っている。そして、前記所定時間t1が経過した時点で(ステップS102)ステッピングモータ29を正転させる[この実施例では、シフトコロ7をシフトさせる方向を正転と定義する](ステップS103)。そして、シフトコロ7が第1の位置(初期位置−図9及び図10に示すカムピン27−Bが図示最も左側に寄った位置−シフトコロ7が最も左側に寄った位置)から第2の位置(初期位置から180°カム27が回転し、カムピン27−Bが最も右側に寄った位置−シフトコロ7が最も右側に寄った位置)に移動したかどうかをチェックする(ステップS104)。このチェックは、カム27のホームポジション位置からの回転角を検出することにより行う。具体的には、ステッピングモータ29の駆動ステップ数に基づいて行われる。そして、第2の位置まで移動すると、ステッピングモータ29を停止させ(ステップS105)、用紙がシフトコロ7を抜けたかどうかを判定する(ステップS106)。この判定も入口センサ2を用紙の後端が抜けてからシフトコロ7を用紙後端が抜けるまでの時間(所定時間t2)をカウントすることにより行っている。そして、前記所定時間t2が経過した時点で、シフトした用紙がこの奇数部目の最終紙かどうかをチェックし、最終紙であれば、ステップS4に移行し、最終紙でなければステッピングモータ29を正転させて前記第1の位置に移動させて(ステップS108,S109)、第1の位置にカムピン27−B(シフトコロ7)に停止させ、ステップS4に移行する。ステップS4では、ステップS107で最終紙であり、この最終紙がジョブの最終紙でもあれば、このジョブを終了し、イニシャル処理を行った後(ステップS5)処理を終える。一方、ジョブの最終紙ではなく、あるいは部の最終紙でもなければ、ジョブは終了しないので、ステップS1からの処理を繰り返す。なお、前記第1の位置と第2の位置との間の距離は、カムピン27−Bのカム27の中心からの距離の2倍になる。この実施例では、この距離は15mmに設定されている。この距離は前述のようにカムピン27−Bとカム27の中心との距離によって設定されるので、前記距離は設計時に任意に設定できる。
ステップS101で偶数部目であれば(ステップS101−N)、ステップS102と同様に用紙後端が搬送ローラ6を抜けたかどうかを判定し(ステップS111)、抜けた時点でステッピングモータ29を正転させる。このとき、ステップS107で最終紙であれば、シフトコロ7はステップS104で第2の位置に位置しているので、ステッピングモータ29はカムピン27−Bを第2の位置から第1の位置に移動させることになり、シフトコロ7も第2の位置から第1の位置に移動することになる。そこで、シフトコロ7が第2の位置から第1の位置に移動した時点でステッピングモータ29を停止させ、(ステップS113,S114)、前記ステップS106と同様に用紙後退がシフトコロ7を抜けるのを待つ。これにより、用紙は第2の位置から第1の位置にシフトしたことになる。このとき、前述のように前記第1の位置と第2の位置との間の距離が15mmなので、シフト量は30mmとなり、シフトトレイ9上には、各部毎に30mmずれた冊子が集積されることになる。そして、今処理している用紙が偶数部目の最終紙かどうかをチェックし、最終紙であれば、ステップS4に移行し、最終紙でなければ、ステッピングモータ29を正転させ、シフトコロ7を第2の位置に移動させて(ステップS117,S118)、ステッピングモータ29を停止させ(ステップS119)、ステップS4に移行する。ステップS4では、前述の奇数部目の場合と同様の判定が行われ、偶数部目の用紙の処理が終了していなければ、ステップS1に戻る。
ステップS1でシフトモードでない場合には、ステイプルモードかどうかを判定し(ステップS2)、ステイプルモードであれば、ステイプルモードの最初の用紙であるかどうかを判定し(ステップS201)、最初の用紙であればステイプルトレイ12側に用紙を送り込むためにステッピングモータ29を逆転させ(ステップS202)、図12及び図13に示すデフォールト位置(この位置を第1の分岐爪位置とも称す)から第2の分岐爪21を図14及び図15に示す位置(この位置を第2の分岐爪位置とも称す)まで回動させる(ステップS203)。そして、前記第1の分岐爪位置に達した時点でステッピングモータ29を停止させ(ステップS204)、用紙の搬入及びジョブの終了を待つ(ステップS4)。一方、2枚目以降であれば(ステップS201−N)、第2の分岐爪21は第2の分岐位置に位置しているので、そのままの状態で用紙の搬入及びジョブの終了を待つ(ステップS4)。そして、ジョブが終了した時点でイニシャル動作を実行し(ステップS5)、処理を終える。
ステップS2でステイプルモードでない場合には、プルーフモードかどうかを判定し(ステップS3)、プルーフモードであれば、プルーフモードの最初の用紙であるかどうかを判定し(ステップS301)、最初の用紙であればプルーフトレイ29側に用紙を送り込むためにステッピングモータ29を逆転させ(ステップS302)、第1の分岐爪20を図16及び図17に示す位置(この位置を第3の分岐位置とも称す)まで回動させる(ステップS303)。そして、前記第3の分岐爪位置に達した時点でステッピングモータ29を停止させ(ステップS304)、用紙の搬入及びジョブの終了を待つ(ステップS4)。一方、2枚目以降であれば(ステップS301−N)、第1の分岐爪20は第3の分岐位置に位置しているので、そのままの状態で用紙の搬入及びジョブの終了を待つ(ステップS4)。そして、ジョブが終了した時点でイニシャル処理を実行し(ステップS5)、処理を終える。
図20はステップS5のイニシャル処理のサブルーチンの処理手順を示すフローチャートである。イニシャル処理では、まず、ステッピングモータ29をHPセンサ36が回動カム33−Aのホームポジションを検出するまで逆転させ(ステップS501,S502)、回動カム33−Aのホームポジションを検出した時点で停止させる(ステップS503)。次いで、ステッピングモータ29を正転させ、HPセンサ28がカム27のホームポジションを検出した時点で停止させる(ステップS505,S506)。これにより、第1及び第2の分岐爪20,21及び回動カム33−A、並びにカム27及びシフトコロ7をホームポジションに位置させて次の動作に備えるようになっている。
ただし、電源の非投入時には、ステッピングモータ29の位置は不定なので、電源投入時の全ての装置の初期設定の場合には、図29のイニシャル処理も合わせて実行され、ステッピングモータ29とカム27と回動カム33−Aの位置はデフォールト位置に設定される。
このように本実施例では、シフト機構の駆動源であるステッピングモータ29を利用して分岐爪20,21を動作させる構成になっているが、シフト動作をしている時にはワンウェイクラッチ31によって分岐爪20,21が動作しないようになっている。2つの分岐爪20、21の先端が離れている状態のときに搬送されてきた用紙は分岐爪20、21の下流にあるシフトコロ7を通過し、排紙コロ8を経てシフトトレイ9に排出される。シフトコロ7を通過している用紙を搬送方向と直交する方向にシフトさせる時に、分岐爪20、21が回転動作してしまうと次用紙の先端が分岐爪20,21に引っ掛るか、あるいはふたつの分岐爪20,21の間を通過中の用紙に分岐爪20,21の先端が接触してジャムになる可能性がある。しかし、本実施例ではシフト動作をしている時には分岐爪20,21は動作しないので、ジャムすることはなく、安定した搬送品質が保持できる。
また、シフト機構と分岐爪切替機構の動力源であるステッピングモータ29は同一(1つである)にしているが、一方の機構が動作しているときには他方の機構は動作しないようになっているため、割り込みモード時の生産性が向上する。
シフトコロ7に用紙が搬送されてくる場合、用紙のシフトが完了した直後に、シフトコロ7を駆動しているステッピングモータ29を逆回転させ、シフトコロ7の手前にある分岐爪20,21の切替を行って他の搬送経路に導くことができるようになっているが、これは、シフトコロ7と分岐爪20,21の駆動が同一モータの正回転、逆回転を利用し、かつ、各々の回転が独立してシフトコロ7と分岐爪20,21の駆動を行っている構成となっているからできることである。
また、分岐爪切替位置をホームポジションからのパルス数で管理することにより、ホームポジションセンサひとつで複数の位置が認識できる。また、従来であれば、DCソレノイドで分岐爪の切替を行っていたが、モータによる切替にしたことでゆっくりと切替が行われ、切替時に騒音も低減される。
また、分岐爪の切替は、一方の分岐爪が動作しているときには、もう一方の分岐爪は必ず停止した状態になっており、片方ずつ確実に切り替え動作が行われる構成となっている。従って、分岐爪同士の衝突等の問題も発生せずに安定した切替動作ができる。
さらに、2つの分岐爪の形状は分岐爪の回転支点23に対して上下対称形になっている。回動カム33−Aは、双方の分岐爪のカム面20−A,21−Aの間に挟まれるように配置されている。回動カム33−Aに向かって双方の分岐爪のカム面20−A,21−Aが広がりながら、傾斜を持った形状となっており、それが回動カム33−Aと接触しながら分岐爪20,21を切り替えていく。このように回動カム33−Aに対してカム面20−A,21−Aが傾斜をもった形状にしたので、カムに無理な力を与えずに効率よく動作させることができる。
本実施例に係る画像形成装置と用紙処理装置としての用紙後処理装置からなる画像形成システムのシステム構成を示す斜視図である。 図1における画像形成システムの内部構造の概略を示す構成図である。 分岐爪の切り換え状態(シフトモード)を示す動作説明図である。 分岐爪の切り換え状態(プルーフモード)を示す動作説明図である。 分岐爪の切り換え状態(ステイプルモード)を示す動作説明図である。 回転支点を2つの分岐爪で同一にしたときの動作を示す動作説明図である。 回転支点を分岐爪のそれぞれに設けた従来例の動作を示す動作説明図である。 用紙後処理装置の制御装置の構成を主に示すブロック図である。 本実施例に係る分岐爪の切り換え及びシフトコロ(搬送コロ)のスライド機構の全体的な構成を示す斜視図である。 図9の駆動部の要部を示す拡大図である。 分岐爪を駆動する駆動機構を示す要部斜視図である。 図11の回動カム側の機構を示す要部斜視図である。 図11の回動カム側の状態を示す正面図である。 図12の状態からステイプルトレイ側の搬送路に用紙を搬送する状態に切り替わった状態を示す要部斜視図である。 図14の状態における回動カム側の状態を示す正面図である。 図12の状態からプルーフトレイ側の搬送路に用紙を搬送する状態に切り替わった状態を示す要部斜視図である。 図16の状態における回動カム側の状態を示す正面図である。 駆動機構を制御する制御手順を示すフローチャート(その1)である。 駆動機構を制御する制御手順を示すフローチャート(その2)である。 図18におけるイニシャル処理のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
符号の説明
7 シフトコロ(搬送コロ)
9 シフトトレイ
12 ステイプルトレイ
20 第1の分岐爪
20−A 第1の分岐爪カム面
21 第2の分岐爪
21−A 第2の分岐爪カム面
22 プルーフトレイ
23 回転支点(軸)
25 プーリ
26 リンク
27 カム
27−A カム遮蔽板
27−B カムピン
28,36 HPセンサ
29 ステッピングモータ
30 ギア
31 ワンウェイクラッチ
32 ウォーム
33 ウォームホイール
33−A 回動カム
33−B 回動カム遮蔽板
34,35 保持スプリング
350 CPU
FR 用紙後処理装置
PR 画像形成装置

Claims (14)

  1. 用紙を搬送する用紙搬送手段と、前記用紙搬送手段によって搬送された用紙の搬送方向を切り替える用紙切替手段と、前記用紙切替手段を通過した用紙を搬送方向と直交する方向に前記搬送手段で挟持した状態でシフトさせる用紙シフト手段を備えた用紙搬送装置において、
    前記用紙切替手段と前記用紙シフト手段の駆動源が同一であり、
    前記用紙切替手段による切替動作と、前記用紙シフト手段によるシフト動作を独立して行う動力伝達機構を備え、
    前記用紙切替手段は、一対の分岐爪からなり、当該分岐爪の長手方向の端部が支点に支持されるとともに、用紙の搬送面を挟むように複数並列に配置され、各々単独で同一の前記支点で回転可能に支持され、
    前記用紙切替手段は前記分岐爪の長手方向の一端にカム面を備え、
    前記動力伝達機構は、前記カム面に対して接触、離間して前記分岐爪を前記支点に関して揺動させるカムを備え、前記駆動源からの駆動力により前記カムを一方向に回転させることにより搬送方向を切り換えることを特徴とする用紙搬送装置。
  2. 前記動力伝達機構は、前記用紙切替手段による切替動作と、前記用紙シフト手段によるシフト動作とが重複しないように各動作を行わせることを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  3. 前記駆動源は正逆回転し、
    前記動力伝達機構は前記駆動源を一方向に回転させたときにシフト動作を行わせ、他方向に回転させたときに切替動作を行わせることを特徴とする請求項または記載の用紙搬送装置。
  4. 前記動力伝達機構はシフト機構と切替機構とからなり、
    前記切替機構は一方向クラッチを備え、前記駆動源が前記一方向に回転したときには、前記シフト機構にのみ駆動力を伝達することを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  5. 前記シフト機構が一方向クラッチを備え、前記駆動源が前記一方向に回転したときには、前記シフト機構にのみ駆動力を伝達し、前記他方向に回転したときには、前記シフト機構への動力の伝達を断ち、前記切替機構にのみ駆動力を伝達することを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  6. 前記カム面は、前記カムの回転中心と、前記分岐爪の間に用紙を搬入する搬送路の中心とを結ぶ線に対して搬送方向下流側が開いた形状に配置されていることを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  7. 前記カム面は、初期状態においては、前記線に対して対称に配置されていることを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  8. 前記用紙切替手段によって3方向に用紙の搬送経路を切り替える制御手段を備えていることを特徴とする請求項1ないしのいずれか1項に記載の用紙搬送装置。
  9. 前記制御手段は、シフトモード、ステイプルモード及びプルーフモードの各モードに応じて前記駆動源の駆動方向と駆動停止位置を設定することを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  10. 前記駆動源がステッピングモータからなり、前記制御手段は駆動停止位置をステッピングモータの駆動パルス数に基づいて決定することを特徴とする請求項記載の用紙搬送装置。
  11. 請求項1ないし1のいずれか1項に記載の用紙搬送装置と、
    前記用紙搬送装置によって搬送されてきた用紙に対し、あるいは前記用紙搬送装置によって搬送する用紙に対して所定の処理を施して排出する用紙処理手段と、
    を備えていることを特徴とする用紙処理装置。
  12. 請求項1ないし1のいずれか1項に記載の用紙搬送装置と、
    前記用紙搬送装置によって搬送されてきた用紙に対し、あるいは前記用紙搬送装置によって搬送する用紙に対して可視画像を形成する画像形成手段と、
    を備えていることを特徴とする画像形成装置。
  13. 請求項1記載の用紙処理装置と、
    記録媒体に画像を形成する画像形成装置と、
    が一体または別体に構成されていることを特徴とする画像形成システム。
  14. 請求項または1記載の制御手段の機能をコンピュータで実行するための手順が含まれていることを特徴とするコンピュータプログラム。
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