JP3748754B2 - 用紙処理装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、プリンタ、複写機、ファクシミリなどの画像形成装置に付設され、前記画像形成装置と一体に設けられ、あるいは画像形成装置とは独立して設けられ、画像が形成された複数枚の記録紙を束ねた後、綴じるための綴じ装置を備えた用紙処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から複写機やプリンタなどの画像形成装置により画像が形成された複数枚の記録紙を束ね、束ねた記録紙の所定の位置にスティプル止めを行う用紙処理装置が種々提供されている。スティプル止めは、記録紙の後端にこの後端縁に平行に針を位置させる平行綴じを行うものが主流であったが、例えば特開平9?136760号公報や特開平10?181989号公報に見られるように、上記の平行綴じと、記録紙の角部に斜めに針を位置させる斜め綴じとが共に行えるようにした用紙処理装置が提案されている。これらの用紙処理装置においては、斜め綴じは、記録紙の前後両方向に可能となっている。しかしながら、画像形成装置のデジタル化により、記録紙に形成される画像は回転が可能であり、斜め綴じは記録紙の奥だけで行われるようにしたとしても問題はなく、実使用上はほとんどの記録紙サイズおよび方向に対処可能になってきている。実際、商品化された製品でも斜め綴じは奥側のみで行うものも見られる。
【0003】
一方、このような用紙処理装置において、綴じ手段であるスティプラは綴じ針(以下、単に針と称する)の補給は、スティプラの後端から行う方式のものが多くなってきている。ところが記録紙に綴じを行う場合、記録紙後端に実施することになるため、スティプラは記録紙の搬送方向に向けて設置することになってしまう。このため、従来の用紙処理装置にあっては、スティプラを綴じ処理部と一体にし、針補給時には綴じ処理部を引出して行うようにしたものが提供されており、針補給の操作性は向上したが、装置は部品点数の増加や複雑な構成などによりコスト高になっていた。また上記特開平9?136760号公報や特開平10?181989号公報においては、奥側、手前側ともに斜め綴じ可能に構成し、針補給の場合はスティプラを45°程度回転させておくことで、針補給の操作性を向上させることが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
この場合、スティプラを回転させる場合の回転中心は、平行綴じと斜め綴じの記録紙に対する綴じ深さをほぼ同等にするためには、針の出てくる部分であるクリンチャー部近傍となっている。しかしながら、スティプラの回転中心をクリンチャー部近傍にすることは、機械がかなり手前に大きくなってしまうという大きな欠点がある。
【0005】
本発明はこのような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その第1の目的は、斜め綴じや針補給のために綴じ手段を回動させるようにしても大型化することのない用紙処理装置を提供することにある。
【0006】
第2の目的は、針補給を極めて簡単に行える針交換性に優れた用紙処理装置を提供することにある。
【0007】
第3の目的は、スティプルを行わないときの待機位置を一定の位置に設定し、ソフト的上の負荷の軽減と、誤操作を発生を防止できるようにした使用性に優れた用紙処理装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、第1の手段は、複数枚の記録紙を綴じるため少なくとも1つの綴じ手段を備え、この綴じ手段を前記記録紙に対して相対的に回動させることにより前記記録紙に対し平行綴じおよび斜め綴じを行う用紙処理装置において、前記綴じ手段は前記記録紙に対して2つの回動中心が設けられた支持体に支持されていることを特徴とする。
【0009】
その際、前記綴じ手段の回動は前記回動中心が互いに他方を回動中心として行われる。また、前記回動運動は、いずれか一方のみが回動中心として行われる。さらに、前記回動は一方の回動中心を中心に略45°の範囲で、他方の回動中心を中心に略90°の範囲で行われる。また、前記回動時の前記回動中心の移動軌跡を円弧状の長孔として前記支持体に形成しておく。
【0010】
前記支持体は、前記綴じ手段を支持する第1の支持部材と、この第1の支持部材と所定の間隔をおいて相対し、前記第1の支持部材を回動可能に支持する第2の支持部材と、一端が前記第1の支持部材に固定され、他端は前記第2の支持部材に形成され前記第1の支持部材を第1の角度だけ回動させる軌跡の第1の長孔に遊嵌された第1の中心軸と、一端が前記第2の支持部材に固定され、他端は前記第1の支持部材に形成され前記第1の支持部材を第2の角度だけ回動させる軌跡の第2の長孔に遊嵌された第2の中心軸とを含んで構成される。
【0011】
この場合、前記第1の角度は略90°であり、前記第2の角度は略45°であり、前記第1の中心軸を綴じ手段を搭載した第1の支持部材の重心近傍に、前記第2の中心軸を綴じ手段の綴じ位置近傍の第2の支持部材にそれぞれ設ける。さらに、前記第1の支持部材には駆動側の歯車列を設け、第2の支持部材には前記歯車列の最終段の歯車が噛合する固定側の歯車を設ける。前記固定側の歯車はラックから構成し、前記ラックは、前記第1の中心軸を中心とする第1の円弧と前記第2の中心軸を中心とする第2の円弧とを結んで形成される曲線上に設けられ、前記第1の円弧と第2の円弧を滑らかに結ぶ変曲点が前記第1の中心軸と第2の中心軸とを結ぶ直線の延長上に位置する。そして、この変曲点に対応する位置を前記綴じ手段が回動する際の第1のホームポジションに設定する。そこで、前記綴じ手段の回動は、ステッピングモータによるパルス制御により前記第1のホームポジションから行われる。なお、前記ステッピングモータは1個設ければよく、この1個のモータで、全ての回動動作、すなわち90°の回動動作と45°の回動動作を行う。
【0012】
前記綴じ手段は記録紙の搬送方向後端部に沿って装置本体の手前側から奥側に移動可能に配置され、装置本体の手前側であって記録紙の前記後端部の保持手段から所定距離後退した位置に前記記録紙の後端部に沿って移動する際の第2のホームポジションが設定される。なお、前記保持手段は、用紙後端の位置決めを行ういわゆる後端フェンスである。
【0013】
また、前記第2のホームポジションから前記第1の中心軸を中心に略90°回転した位置にスティプル動作を行わないときに待機している待機位置が設定され、スティプルを行わないときには、この待機位置に綴じ手段は待機している。前記待機位置は針交換位置でもある。この待機位置への前記綴じ手段の移動は、前記第1のホームポジションを検出し、次いで、前記第2のホームポジションを検出し、再度前記第1のホームポジションを検出した位置から前記綴じ手段を回動させることにより行われる。
【0014】
なお、前記綴じ手段の針交換位置は、針交換部が装置の開口部に正対する位置であり、端的に言えば、綴じ手段は針交換に関しては前記開口部に対して支持体に略90°に回転可能に支持されている。また、斜め綴じを行う部分は、開口部側と反対側であり、当該部分で前記90°とは逆方向に45°に回転可能に支持されている。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照し、本発明の実施形態について説明する。
【0016】
図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置の全体の構成を示す概略図、図2はジョガーフェンスと戻しローラの駆動機構を示す斜視図、図3は後端フェンス部近傍を拡大して示す構成図、図4はスティプル装置を中心とした斜視図、図5は本発明の実施形態に係る用紙処理装置の電装系の構成を示すブロック図、図6は図1におけるスティプル装置を一部省略して示す正面図、図7は図6のスティプル装置の側面図であって、一部を点線で示している。図8はスティプラを所定の位置から反時計方向に45°回転させた状態を説明するための図、図9はスティプラを所定の位置から時計方向に90°回転させた状態を説明するための図である。
【0017】
本実施形態においては、用紙処理装置は複写機Aと綴じ装置Bとから構成されている。なお、この実施形態では、用紙処理装置は複写機Aを綴じ装置Bとからなっているが、綴じ装置Bだけで用紙処理装置を構成する場合もある。図1におて、複写機Aからの記録紙搬送路入口に、入口センサ36、入口ローラ1、および分岐爪8が設けられこの分岐爪8により、排紙トレイ12方向へ行く記録紙と、スティプル装置(スティプルユニット)11方向へ行く記録紙とが分けられる。排紙トレイ12方向の搬送路には、複数の上搬送ローラ対2、排紙センサ38、排出ローラ対3、記録紙を一方に寄せる寄せローラ7、積載記録紙の上面に当接して回動する紙面レバー13、紙面レバー13の回動位置から排紙トレイ12上の積載記録紙の高さを検出する紙面センサ33などが配置されている。一方、スティプル装置11方向の搬送路には、複数の下搬送ローラ対4、排紙センサ37、紙送りローラであるブラシローラを有するスティプル排紙ローラ対6などが配置されている。上搬送ローラ対2及び下搬送ローラ対4は、後述する搬送モータ54により駆動され、排出ローラ対3及び寄せローラ7は排紙モータ54によって駆動される。排紙トレイ12は、後述する上下モータ51によって昇降駆動され、シフトモータ52により記録紙排出方向に直交する方向に移動する。
【0018】
スティプル装置11は、記録紙の搬送方向後端(上流)側が低くなるように傾斜させて配置された図示しないスティプルトレイの記録紙搬送方向後端の側端部に設けられている。図示しないスティプルトレイには、記録紙の整合を行うために記録紙の搬送方向と直交する方向に往復動可能な一対のジョガーフェンス9、記録紙がスティプル排紙ローラ対6から排出されるごとに接離して搬送方向と逆方向に記録紙を搬送(移動)させ、後述の後端フェンス19に記録紙の後端を当接させて、記録紙搬送方向の整合を行う戻しローラ5、およびジョガーフェンス9の背後位置に綴じた記録紙束を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。放出ベルト10の一部には放出爪10aが立設され、放出ベルト10内の39は放出ベルト10の放出爪10aのホームポジションを検出するホームセンサである。スティプル装置11でスティプルされた記録紙束の後端を放出ベルト10の図1における反時計方向の回転に応じて放出爪10aにより排紙ローラ対3位置まで押し上げ、排紙ローラ対3から排紙トレイ12に放出する。なお、放出ベルト10は後述の放出モータ57によって駆動される。
【0019】
一対のジョガーフェンス9は、図2に示すように、正逆転可能なジョガーモータ26の駆動によりジョガーベルト49を介して矢印で示す記録紙搬送方向に対して直交する方向に往復移動する。戻しローラ5は搬送モータ54の駆動によりタイミングベルト47を介して図3反時計方向(図示、矢印方向)に回転するとともに、戻しソレノイド30により記録紙面に接離するような振り子運動を行う。スティプル排紙ローラ対6のブラシローラは、タイミングベルト47により図3の矢印方向に回転駆動され、搬送されてくる記録紙をスティプルトレイに排出するとともに、記録紙後端を後述する後端フェンス19側に案内する。この後端フェンス19は図示しないスティプルトレイ及びジョガーフェンス9の下側に設けられ、図3に示すように、戻しローラ5、ブラシローラ6によって搬送方向に対して戻された記録紙後端を突き当て、整合する機能を備えている。スティプル装置11は、図4に示すように、正逆転可能なスティプラ移動モータ27の駆動によりスティプルベルト50を介して図示しないスティプルトレイ上に積載された記録紙の後端縁に沿って図示矢印方向(記録紙搬送方向に対して直交する方向)に移動し、手前綴じ、奥綴じ、斜め綴じ、2個所綴じ等の所定のスティプル位置で停止して、後述するスティプルモータ56によりスティプル動作を実行する。後端フェンス19は、固定片19a,19bと、可動片19c,19dとを備え、可動片19c,19dは、スティプル装置11から突設された図示しない突起と係合し、スティプル装置11の移動に伴って矢印方向に適宜移動する。なお、可動片19cの移動範囲は、図4において固定片19aの右側の範囲、可動片19dの移動範囲は固定片19bの左側の範囲である。なお、SN98はスティプラホームセンサである。
【0020】
排紙センサ37は、記録紙後端を検知して即、戻しソレノイド30にオン命令を出して戻しローラ5を作動させて記録紙に当接(押圧)させても、そのタイミングでブラシローラ6から記録紙の後端が排出されているように配置されている。すなわち、例えば、排紙センサ37により、戻しローラ5へオン命令を発し、戻しローラ5が作動して記録紙に当接(押圧)するまで約100msを要し、記録紙の搬送速度が平均800mm/sとすると、排紙センサ37は、紙送りローラであるブラシローラ6より上流80mmの位置に配置すればよい。
【0021】
スティプル装置11は、図6および7に示すように、スティプラSと、このスティプラSを支持するブラケット101と、このブラケット101が内側面に固定された板状のスライダ102と、このスライダ102の外側面に所定の間隔をおいて内側面が相対するように位置するベース103とからなる。ベース103は図11に示すようにスティプラ移動用の台203に搭載され、この台203がスライドレール201に固定されたガイドロッド202に吊されており、この台203を一対のプーリ210,211間に掛け渡されたタイミングベルト50に取り付け、スティプル移動モータ27によって一方のプーリ210を駆動することによってタイミングベルトの回動に応じて移動するようになっている。台203のホームポジションはこの台203に設けられた遮蔽板(フィラー)203aが前記ホームポジションセンサSN98を切ることにより検出される。
【0022】
前記ベース103は図11の側面図である図12にも示すようにガイド206および段ネジ207を介して前記ガイド206の長手方向の長さだけ移動可能に台203に取り付けられている。スライドレール201には、絞り形状で加工されたカム201aが形成され、ベース103から台203を貫通して固定された軸204と、この軸204の外周部に回転可能に取り付けられたコロ205が前記カム201aに遊嵌され、前記コロ205は前記カム201aに規制された状態でカム201aに沿って移動する。これによって、台203が前述のスティプラ移動モータ27の正転/逆転駆動によってガイドロッド202に沿って移動すると、ベース103は前記カム201aの形状にしたがって、図11において水平方向のみならず、上下方向(記録紙に対して近接離反する方向)にも移動することになる。なお、スライドレール201とガイドロッド202との関係は用紙処理装置において図1および図4のような位置関係にあるので、スティプラ装置11は、前記カム201aのカム形状に沿って装置手前側から奥側に移動する間にカム201aの中央部201cにおいて放出ベルト10および放出爪10aとの干渉を避けるために図示しないスティプルトレイの下端よりもさらに下方に下がる。なお、装置手前側の下がった位置201fはスティプル装置11のホームポジション位置であり、奥側201bの上がった位置は奥綴じ、斜め綴じのための1個所止めのスティプル位置である。
【0023】
スライダ102の内側面には、スティプラSが記録紙に対して90°および45°斜めに位置するようにブラケット101すなわちスライダ102を回転させるための正逆転可能なステッピングモータで構成された斜めモータ109が取付けられている。斜めモータ109の駆動軸109aはスライダ102の外側面から突出し、その先端には駆動歯車109bが取付けられている。スライダ102の外側面にはさらに、駆動歯車109bと噛合して回転する複数のギアから構成されたギア列110と、このギア列110の最終ギアと噛合することにより駆動歯車109bの回転が伝達されるギア106を下部に備えたピニオンギア106aが立設されている。ギア106とピニオンギア106aはピニオン軸104により回転可能に支持され、ピニオン軸104の先端にはガイドプーリ112が回転可能に取付けられている。ピニオン軸104のガイドプーリ112は、スライダ102の外側に位置するベース103に形成された後述する形状の長孔125に遊嵌されている。
【0024】
スライダ102の外側面のほぼ中央には、スティプラSを時計方向に90°回転させる際の中心軸となる第1中心軸108の一端がカシメられ、その先端にはガイドプーリ112が回転可能に取付けられている。第1中心軸108のガイドプーリ112は、ベース103に形成された後述する長孔121に遊嵌されている。一方、ベース103の内側面には、スティプラSを反時計方向に45°回転させる際の中心軸となる第2中心軸107の一端がカシメられ、その先端にはガイドプーリ112が回転可能に取付けられている。第2中心軸107のガイドプーリ112は、スライダ102に形成された後述する長孔122に遊嵌されている。長孔121は、スティプラSを反時計方向に45°回転させたときに第2中心軸107を中心にして形成される弧状の軌跡に対応した形状に形成され、長孔122はスティプラSを時計方向に90°回転させたときに第1中心軸108を中心にして形成される弧状の軌跡に対応した形状に形成されている。
【0025】
ベース103の内側面には、図7に点線で示すように3つのコロ111が回動可能に支持されており、これらコロ111によりスライダ102とベース104との隙間を確保するとともに、スライダ102の回転を行い易くしている。ベース103の内側面にはまた、ラック板105が固定されており、このラック板105にはピニオンギア106aが噛合するラック105a,105bが形成され、ピニオンギア106aがこれらラック105a,105bに沿って移動することで、スライダ102が回転し、スティプラSも回転することになる。これらラック105a,105bは滑らかにつながる2つの異なった径の円弧をしており、その変曲点Mは、第2中心軸107と第1中心軸108とをつないだ直線L上に位置するように配置されている。ベース103の内側面にはさらに、スライダ102が図7に示すホームポジションに位置していることを検知するホームポジションセンサ(以下、「斜めホームポジションセンサ」と称する)SN99が設けられている。この斜めホームポジションSN99は、ピニオンギア106aがラック105aと噛合しているときはオンとなり、ラック105bと噛合しているときはオフとなるように設定されている。したがって、スティプラSの角度ホーミングは、この斜めホームポジションセンサSN99によって行われる(後述の図18参照)。このとき、斜めホームポジションセンサSN99がオフであれば、一旦スティプラSを反時計方向に回転させ、斜めホームポジションセンサSN99がオフしたら停止させる。一方、斜めホームポジションセンサSN99がオンであれば、スティプラSを時計方向に回転させ、斜めホームポジションセンサSN99がオフしたら停止させる。これによりスティプラSの回動時のホームポジションが決定する。
【0026】
後で詳述するが、斜めホームポジションセンサSN99でスライダ102がホームポジションに位置していることを検知し、スティプラホームポジションセンサSN98で台203がスライドレール201のホームポジションに位置していることを検知した状態から、言い換えればスティプラSがホームポジションに位置している状態から記録紙に対して斜め綴じを行うために、奥側(後述の図11の201b位置−図15)までスティプラSを移動させ、その位置でスティプラSを反時計方向に45°回転させる。すなわち台203を奥側のカム201b位置に移動させるため、スティプラ移動モータ27を駆動し、前記カム201b位置に位置すると、スライダ102を45°回転させるため、斜めモータ109を駆動し、ピニオンギア106aを反時計方向に回転させ、ラック板105のラック105a側に噛合させる。これによりスライダ102は、図8に示すように、第2中心軸107を中心にして反時計方向に回転していく。この回転にしたがって、第1中心軸108は長孔121の一端から他端の方向に移動してスライダ102の回転を支える。
【0027】
また、ホームポジション(後述の図11の201f位置−図13)にスティプラSが位置した状態からスティプラSの針補給を行うために、スティプラSすなわちスライダ102を時計方向に90°回転させる。この回転は、斜めモータ109を逆転駆動し、ピニオンギア106aを時計方向に回転させ、ラック板105のラック105b側に噛合させることにより行う。これによりスライダ102は、図9に示すように、第1中心軸108を中心にして時計方向に回転し、第2中心軸107は長孔122の一端から他端の方向に移動してスライダ102の回転を支える。
【0028】
スティプラSの移動は、前述のようにスティプラSを支持するベース103がスティプラ移動用の台203に搭載され、この台203が図示しないスティプルトレイに収納された記録紙の後端部(もしくはスティプルトレイの下端部)に沿って移動することによって行われる。このスティプル位置201bでスティプル装置11を前述のように45°回転させれば斜め打ちとなり、回転させなければ平行打ちとなる。また、2個所綴じの場合は、カム201aの記録紙に対して進出しているカム位置201dおよび201eの予め設定した位置で平行にスティプルすることになる。
【0029】
スティプラSの針の補給方向は、通常は図6において矢印で示すように、下方に位置しているが、スティプラS、すなわちスライダ102が時計方向に90°回転したときは、ほぼ真横に位置するようになっている。そして、スライダ102が90°回転したときスティプラSの針補給方向が用紙処理装置の開口部に位置するようにしておく。そして図1に示すように、左側排紙の用紙処理装置においては、図6に示すように、スティプラSの針補給口が下方に位置している状態から、スライダ102を時計方向に90°回転させれば、スティプラSの針補給口は綴じ装置Bの正面に位置し、装置の開閉カバー(図示しない)を開ければ、その針補給口の開閉カバーの開口部に略水平に位置するので、簡単に針補給を行うことができ、針補給の操作性が飛躍的に向上することになる。また、上述のように回転支点を45°回転と90°回転とで切り替えた場合は上述した通り、小さくまとめる事ができるが、回転支点を切り替えない場合は、図10に示すように、スライダ102は一点鎖線で示すように回転させる必要があり、装置の大きさに与える影響はかなり大きくなってしまうことは明らかである。
【0030】
次に、上述のように構成された用紙処理装置の電装系について図5を参照して説明する。
【0031】
図5に示すように、用紙処理装置内の各スイッチおよび各センサからの信号が、I/Oインターフェイス60を介してCPU70へ入力される。CPU70は、入力された信号に応じて、正逆転可能な上下モータ51、正逆転可能なシフトモータ52、分岐ソレノイド53、戻しソレノイド30、搬送モータ54、排紙モータ55、スティプルモータ56、放出モータ57、正逆転可能なスティプラ移動モータ27、正逆転可能なジョガーモータ26、正逆転可能な斜めモータ109を駆動する。搬送モータ54のパルス信号は、CPU70に入力されてカウントされ、このカウントに応じて戻しソレノイド30が制御される。用紙整合制御手段は、CPU70およびCPU70を動作させる種々のオペレーションプログラムによって構成される。
【0032】
次に、前記実施形態において、まずスティプルを行わないノンスティプルモードが選択された場合の動作を説明する。
【0033】
複写機Aからのコピー済みの記録紙が入口ローラ1により受け入れられ、上搬送ローラ対2で送られ、排出ローラ対3により排紙トレイ12上に排出される。そして、寄せローラ7により記録紙の縦方向の整合が行われ、排紙トレイ12にスタックされる。このとき、排紙ローラ対3は、排紙センサ38が記録紙の後端を検知すると減速され、スタック性を向上させている。また、順次コピー済みの記録紙が排出されていくと、紙面レバー13が上昇し(時計方向に揺動し)、これを紙面センサ33が検出し、上下モータ51の駆動により、排出トレイ12は下げられ、常に適切な高さに保たれる。また、複写機Aのコントロールパネルから(図示しない)ソートおよびスタックモードが選択された場合には、複写機のCPUから出力される仕切信号により、排紙トレイ12をシフトモータ52により排出方向と直交する方向にシフトさせ、ジョブ終了まで仕分けを行う。
【0034】
複写機Aの図示しないコントロールパネルから手前綴じ、奥綴じ、斜め綴じ、2個所綴じ等のスティプルモードが選択された場合には、以下のような動作が行われる。すなわち、スティプルモードが選択されると、図2に示すように、ジョガーフェンス9はホームポジションから移動し、スティプルトレイ15に排出された記録紙の幅よりも片側7mm離れた位置で待機する。記録紙が搬送モータ54で駆動される下搬送ローラ対4によって搬送され、記録紙後端が排紙センサ37を通過すると、ジョガーフェンス9が待機位置から5mm内側に移動するとともに、所定時間後戻しソレノイド30をオンさせる。
【0035】
戻しローラ5は、戻しソレノイド30のオン、オフにより振り子運動をし、オン時には記録紙に当接(押圧)して搬送方向と逆方向に戻し、後端フェンス19に突き当てて記録紙の搬送方向(縦)の揃えを行う。スティプルトレイに収納されている記録紙が入口センサ36(あるいは排紙センサ37)を通過する度にその信号がCPU70入力され、記録紙の枚数がカウントされる。前記戻しソレノイド30がオフして所定時間経過後、ジョガーフェンス9は、ジョガーモータ26によって2.6mm内側に移動して一旦停止し、記録紙の搬送方向に直交する方向の揃え動作が終了する。ジョガーフェンス9は、その後。7.6mm戻り、次の記録紙を待つ。この動作を最終頁まで行う。最終頁の揃え動作終了後、ジョガーフェンス9を再び7mm内側に移動させ、記録紙束の両端を押さえたままスティプル動作に備える。
【0036】
一方、複写機Aの図示しないコントロールパネルでスティプルモードが選択され、コピー動作がスタートすると、複写機Aからモード信号、サイズ信号、綴じモード信号などの信号が送られ、これを受けて綴じ装置Bは、まず1個所綴じか2個所綴じかを判断し、図4に示すように、スティプラ移動モータ27により記録紙のサイズ、綴じの種類によって適切な位置に移動(矢印方向)する。次に、記録紙の後端縁に平行に針を位置させる平行綴じか、記録紙の角部を斜めに綴じる斜め綴じかを判断し、斜め綴じモードであれば、斜めモータ109を所定パルス駆動し、スティプラSを反時計方向に45°回動させる。そして全てのジョブが終了したら、まず斜めモータ109を駆動してスティプラSを時計方向に回動させる。そして、斜めホームポジションセンサSN99が一旦オンし再びオフしたら、斜めモータ109を停止させる。その後、スティプラ移動モータ27を駆動してスティプラSをホームポジションHP(図13)に復帰させる。
【0037】
スティプラSの回動位置は回動動作を行う際のホームポジションを確定しないと回動位置の制御が行えないので、この回動位置のホームポジションに位置させる、もしくは位置を認識させる必要がある。このスティプラの回動および回動時のホームポジション復帰動作の動作手順を図16のフローチャートに示す。
【0038】
この処理では、まず、斜めホームポジションセンサSN99がオンか否かをチェックし(ステップS11)、斜めホームポジションセンサSN99がオフの場合は斜めモータ109を駆動し、スティプラSを反時計方向に回動させる(ステップS12)。そしてスティプラSの回動により斜めホームポジションセンサSN99がオンした否かをチェックし(ステップS13)、オンしていない場合は再度ステップS13に戻りチェックする。斜めホームポジションセンサSN99がオンした場合は、斜めモータ109を停止し、スティプラSの回動も止める(ステップS14)。次に斜めモータ109を駆動し、スティプラSを時計方向に回動させ(ステップS15)、斜めホームポジションセンサSN99がオフした時点で(ステップS16)、斜めモータ109の駆動を止め、スティプラSの回動を停止させる(ステップS17)。また、ステップS11で斜めホームポジションセンサSN99がオンであれば、ステップS12ないしS14をスキップしてステップS15に進み、以降の処理を実行する。
【0039】
このようにして斜めホームポジションが特定されると、前述の斜め綴じが可能になる。この斜め綴じの処理をさらに具体的に示したのが、図17のフローチャートである。この図17のフローチャートはスティプラ斜めセットの処理手順を示す。この処理では、まず、綴じ指令が入力されると、2個所綴じか否かをチェックする(ステップS21)。このチェックで2個所綴じでなければ、奥側に移動する必要があるので、スティプラ移動モータ27を所定パルス駆動し(ステップS22)、スティプラSをホームポジション(図13の位置−ベース103はカム201aの201f位置)から図15の位置(カム201aの201b位置)に移動させる。一方、ステップS23で入力された綴じ指令情報から斜め綴じか否かをチェックする。綴じ指令が斜め綴じであれば、ステップS24で斜めモータ109を所定パルス駆動し、スティプラSを反時計方向に45°回動させる。この動作の詳細は、前述の通りである。一方、ステップS21で2個所綴じでなければ、また、ステップS23で斜め綴じでなければ、前者では2個所綴じであり、後者では平行綴じであるので、いずれにしてもスティプルS(スライダ102)を回動させる必要はないので、このスティプラ斜め綴じセットの処理は終了する。
【0040】
斜め綴じを終えた後の、スティプラSのホーミング動作は、図18のフローチャートに示すようになる。この処理では、まず、ジョブエンドか否かをチェックし(ステップS31)、ジョブエンドの場合は斜めモータ109を駆動し、スティプラSを時計方向に回動させ(ステップS32)、斜めホームポジションセンサSN99がオフになると(ステップS33?YES)、斜めモータ109の駆動を止め、スティプラSの回動を停止させる(ステップS34)。次いで、スティプラ移動モータ27を駆動してスティプラSをホームポジション(201f位置)方向に移動させ(ステップS35)、スティプラホームポジションセンサSN98がオンになった時点でスティプラ移動モータ27の駆動を止め、スティプラSを停止させる。なお、ステップS31でジョブエンドでない場合は、その時点でこの処理を終了する。
【0041】
また、ジョブ実行中に針のニアエンド、すなわち針が終わりに近づいたことをスティプラSに内蔵されたニアエンドセンサ(図示しない)が検出した場合には、このニアエンド信号は本体に送られ、本体はジョブの切れ目(1つのジョブと次のジョブとの間)でニアエンド信号を綴じ装置Bに送信し、綴じ装置Bでは、斜め綴じモード中であれば、斜めモータ109を駆動してスティプラSを時計方向に回転させ、斜めホームポジションセンサSN99が一旦オンし再びオフしたら、斜めモータ109を停止し、スティプラ移動モータ27を駆動してカム201aの奥側201bの斜め綴じ位置からスティプラSを手前側201fのホームポジションHPに復帰させる。斜め綴じモードでなければ、斜めモータ109を駆動せずにスティプラ移動モータ27を駆動してスティプラSをホームポジションHPに復帰させる。次に斜めモータ109を所定パルス駆動し、スティプラSを時計方向に90°回転させる。ここで、スティプラSに針を補充し、ニアエンドセンサが再びニアエンドの解除がなされ、ニアエンド信号が発せらなくなると、斜めモータ109を駆動し、スティプラSを反時計方向に回転させ、斜めホームポジションセンサSN99がオンしたら、一旦停止し、再び逆転させ斜めホームポジションセンサSN99がオフしたら停止する。これにより、スティプラSはホームポジションHPに移動する。その後、スティプラSの前の綴じ位置への復帰が行われる。
【0042】
この処理をさらに具体的に示したのが、図19のフローチャートである。図19は針のニアエンドを検出したときの処理手順を示すフローチャートである。前述のように、針のニアエンドをニアエンドセンサが検出し、ニアエンド信号が複写機Aに送られると、複写機A側では、ニアエンド信号をジョブの切れ目に綴じ装置Bに送信する。そこで、綴じ装置B側のCPU70は、まず、複写機Aから送信されてくるニアエンドフラグが0か1かをチェックし(ステップS41)、0の場合は複写機A情報からのニアエンドか否かをチェックする(ステップS42)。複写機A情報からのニアエンドの場合はニアエンドフラグを0から1にし(ステップS43)、斜めモータ109を駆動してスティプラSを時計方向に45°回動させ(ステップS44)、斜めホームポジションセンサSN99がオフになると(ステップS45?YES)、斜めモータ109の駆動を止め、スティプラSの回動を停止させ(ステップS46)、斜めホームポジションの位置にスティプラSを置く。
【0043】
次いで、スティプラ移動モータ27を駆動してカム201aの201b位置からホームポジション201fまで移動させて、ホームポジション側に移動させ(ステップS47)、ホームポジションセンサSN98がオンした時点で、スティプラ移動モータ27を停止させ、スティプラSをホームポジションHPにおく(ステップS49)。その後、斜めモータ109を所定パルス駆動し、スティプラSを時計方向に90°回動させる(ステップS50)。ステップS41においてニアエンドフラグが1の場合や、ステップS42において複写機A情報のニアエンドでない場合は、その時点で処理を終える。
【0044】
ニアエンドから復帰する場合は、スティプラSに針が補充され、ニアエンド状態でなくなると、ニアエンドセンサから再びニアエンドの解除がなされ、ニアエンド信号が発せらなくなると前述のようにニアエンド復帰動作がおこなわれる。この動作では、図20のフローチャートに示すように、まず、ニアエンドフラグが0か1かをチェックし(ステップS51)、1の場合はニアエンドが斜めホームポジションセンサSN99からのニアエンド情報か否かをチェックする(ステップS52)。斜めホームポジションセンサSN99からのニアエンド信号の場合は斜めモータ109を駆動し、スティプラSを反時計方向に回動させ(ステップS53)、斜めホームポジションセンサSN99がオンになると(ステップS54?YES)。斜めモータ109を一旦止め(ステップS55)、再度斜めモータ109を駆動し、スティプラSを反時計方向に回動させ(ステップS56)、斜めホームポジションセンサSN99がオフすると(ステップS?YES)、斜めモータ109を停止させる(ステップS58)。ステップS51においてニアエンドフラグが0の場合や、ステップS52においてニアエンドがHSセンサSN99からのニアエンド情報ではない場合は、その時点で終了する。
【0045】
前述のように、本実施形態では、スティプラSのホームポジションはベース103がカム201aの201f位置(図13)、スティプラSの方向は図7に示すようにクリンチャー側が上側に向いた位置である。待機位置は図14に示すように前記ホームポジション位置からスライダ102が時計方向に90°回動した位置である。また、斜めホームポジションセンサSN99は、ピニオンギア106aがラック105aと噛合しているときはオンとなり、ラック105bと噛合しているときはオフとなるように設定されているので、前述のような斜めホームポジション位置の検出が必要となっている。そこで、スティプラSを待機位置に位置させるためには、図21に示すような処理が必要となる。
【0046】
図21はスティプラの斜め位置のイニシャル処理の処理手順を示すフローチャートである。この処理では、まず、斜めホームポジションセンサSN99のオン/オフチェックする(ステップS61)。斜めホームポジションセンサSN99がオンであれば、斜めモータ109の駆動を開始してスティプラSを時計方向に回転させ(ステップS62)、斜めホームポジションセンサSN99がオフになった時点で(ステップS63)、斜めモータ109を止め、スティプラSの回動を停止させる(ステップS64)。
【0047】
一方、ステップS61で斜めホームポジションセンサSN99がオンになっていなければ、ステップS65で斜めモータ109を駆動してスティプラSを反時計に駆動させ、斜めホームポジションセンサSN99がオンになった時点で(ステップS66)斜めモータ109の駆動を止め、スティプラSの反時計方向の回動を停止し(ステップS67)、ステップS62に移行し、ステップS64までの処理を実行する。この時点で、スティプラSの回動方向のホームポジションは判別できたが、記録紙の後端に沿った方向(水平方向)の位置はまだ特定されていない。
【0048】
そこで、ステップS68でスティプラホームポジションセンサSN98のオン/オフをチェックする。このチェックでスティプラホームポジションセンサSN98がオンであれば、スティプラ移動モータ27を駆動してスティプラSを奥側(201b方向)に移動させ、スティプラホームポジションセンサSN98がオフになった時点で停止させる。次いで、スティプラSを手前側(201f方向)に移動させ、スティプラホームポジションセンサSN98がオンになった後(ステップS73)、所定パルス数スティプラ移動モータ27を駆動してスティプラSを移動させた後、停止させる(ステップS74)。なお、この停止位置が前述のベース103の停止位置である201f位置であり、この位置がスティプラSのホームポジション(図13)となる。
【0049】
このようにしてスティプラSの水平移動方向のホームポジションが特定されると、この位置で斜めホームポジションセンサSN99のオン/オフをチェックし(ステップS75)、オンであると、斜めモータ109を駆動してスティプラSの時計方向の回動を開始させる(ステップS76)。そして、斜めホームポジションセンサSN99がオフになった時点で(ステップS77)斜めモータ109の回動を止め、スティプラSの回動を停止させる。この位置がスティプラSの待機位置であり、斜めホームポジションの位置から90°回動した位置に対応する(図14)。
【0050】
一方、ステップS75で斜めホームポジションセンサSN99がオフであれば、斜めモータ109によってスティプラSを反時計方向に回動させ(ステップS76)、斜めホームポジションセンサSN99がオンになった時点(ステップS80)で斜めモータ109の駆動を止め、スティプラSの回動を停止させる(ステップS81)。そして、ステップS76に移行し、それ以下の処理を実行する。
【0051】
このようにしてスティプラSの待機位置を初期化するのは、電源オフの状態から電源が入ったとき、CPU70で認識できるのは、斜めホームポジションセンサSN99とスティプラホームポジションセンサSN98のオン/オフ状態だけであり、実際にスティプラSのどの位置にいて、回動角が何度の位置にいるのかはCPU70には把握できないからである。そこで、電源オン後にスティプラSの初期位置を確定し、以後の制御はこの位置から行うことになる。
【0052】
なお、図21のフローチャートにおいて、ステップS61からステップS67までの処理は、スティプラSの回転の水平位置を出す工程であり、ステップS68からステップS74まではスティプラSの水平方向移動のホームポジション出しの工程であり、ステップS75からステップS78まではスティプラSの待機位置出しの工程である。
【0053】
【発明の効果】
これまでの説明から明らかなように、請求項1記載の発明によれば、回動中心を2つ設けることで、大きな回動を狭い範囲で行うことが可能になり、装置を小型に構成することができる。すなわち、従来のように手前側に例えば90°回動させることは装置の手前側が大きくなってしまうが、これを解消することができる。しかも、従来どおり綴じ手段がスティプラの場合クリンチャー部近傍の回動中心を斜め綴じ用に残すことが可能となり、平行綴じと斜め綴じの綴じ手段の移動距離を同じにできるというメリットはそのまま享受できる。
【0054】
請求項2ないし4記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、回動中心が入れ替わり、一方が回動の中心として機能しているときには、他方は支持機能を発揮するので、構成が簡素化でき、信頼性の高い用紙処理装置が提供できる。
【0055】
請求項5記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、回動時に移動軌跡が支持体上で規定されているので、精度の高い回動運動が可能となる。
【0056】
請求項6記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、支持体は第1および第2の支持部材と、第1および第2の中心軸とを設け、第1および第2の支持部材に第1および第2の長孔を形成するという簡単な構成で実施可能であり、小型で信頼性の高い用紙処理装置が提供できる。
【0057】
請求項7記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果に加え、待機位置、針交換位置、斜め綴じ位置を簡単な構成で設定することができる。
【0058】
請求項8記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果に加え、駆動トルクが小さくて済み、小型化と省エネルギ化を図ることができる。
【0059】
請求項9記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果に加え、綴じ位置の近傍に設けられているので、位置精度よく斜め綴じを行うことができる。
【0060】
請求項10記載の発明によれば、請求項6記載の発明の効果に加え、歯車機構だけで駆動機構を構成するので、構成が簡単になる。
【0061】
請求項11および12記載の発明によれば、請求項10記載の発明の効果に加えて、滑らかな円運動で回動支点の入れ替えが可能になり、構成が簡素化でき、信頼性の高い用紙処理装置が提供できる。
【0062】
請求項13記載の発明によれば、請求項12記載の発明の効果に加え、ステッピングモータのパスル制御で回動角度を決定することができるので、綴じ手段の位置を検知するセンサは不要になり、センサなどの個数を削減することができる。さらに加えて、ソフトウエアの変更のみで回動角度の変更も可能になる。
【0063】
請求項14記載の発明によれば、請求項10記載の発明の効果に加え、回動動作の駆動を単一のモータで行えるので、構成が簡単であるとともに、低コストで提供できる。
【0064】
請求項15および16記載の発明によれば、請求項1記載の発明の効果に加え、ホームポジションにおいて保持手段とスティプラとの間の距離を確保することができるので、安全性に優れたものとすることができる。
【0065】
請求項17記載の発明によれば、請求項15記載の発明の効果に加え、スティプラを待機状態で最も操作性や視認性のより位置に確保することができ、前記待機位置をすべての動作の初期位置としておくことで、ソフト的な負荷を低減することができるとともに、誤操作も抑制することができる。
【0066】
請求項18記載の発明によれば、請求項17記載の発明の効果に加え、針交換容易に行える。
【0067】
請求項19記載の発明によれば、請求項17記載の発明の効果に加え、確実に初期位置を設定することができ、以降の制御を精度良く行える。
【0068】
請求項20記載の発明によれば、綴じ手段の針交換の際、針補給口が、ユーザに正対するので、操作を行いやすくなり、操作性を飛躍的に向上させることができる。
【0069】
請求項21記載の発明によれば、前記綴じ手段の移動と回転動作によって針交換位置と綴じ位置間の移動と当該位置での所定の動作が可能となり、用紙処理装置の小型化と操作性の向上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る用紙処理装置の全体の構成図である。
【図2】ジョガーフェンスと戻しローラの駆動機構を示す斜視図である。
【図3】後端フェンス部近傍の拡大構成図である。
【図4】スティプル装置を中心とした斜視図である。
【図5】本発明の実施形態に係る用紙処理装置の電送系のブロック図である。
【図6】図1におけるスティプル装置を一部省略して示す正面図である。
【図7】図6のスティプル装置の側面図で、一部を点線で示している。
【図8】スティプラを所定の位置から反時計方向に45°回動させた状態を説明するための図である。
【図9】スティプラを所定の位置から時計方向に90°回動させた状態を説明するための図である。
【図10】スライダの回動支点を45°と90°回動とで切り替えた場合と切り替えない場合を説明するための図である。
【図11】スティプラの水平移動機構を示す正面図である。
【図12】図11の側面図である。
【図13】スティプラがホームポジションに位置しているときの状態を示す正面図である。
【図14】スティプラが待機位置に位置しているときの状態を示す正面図である。
【図15】スティプラが斜め綴じ位置に位置しているときの状態を示す正面図である。
【図16】スティプラの回動とホームポジション復帰動作のフローチャートである。
【図17】スティプラによる斜め綴じセット動作のフローチャートである。
【図18】スティプラのホーミング動作のフローチャートである。
【図19】針のニアエンドを検出したときのフローチャートである。
【図20】針のニアエンド復帰動作のフローチャートである。
【図21】スティプラの斜め位置のイニシャル処理の処理手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
5 戻しローラ
6 ブラシローラ
9 ジョガーフェンス
10 放出ベルト
11 スティプル装置
27 スティプラ移動モータ
50 スティプルベルト
51 スティプルトレイ
56 スティプルモータ
70 CPU
101 ブラケット
102 スライダ
103 ベース
105 ラック板
105a、105b ラック
106a ピニオンギア
107 第2中心軸
108 第1中心軸
109 斜めモータ
110 ギア列
121、122、125 長孔
A 複写機
B 綴じ装置
S スティプラ(綴じ手段)
SN98 スティプラホームセンサ
SN99 斜めホームセンサ

Claims (21)

  1. 複数枚の記録紙を綴じるため少なくとも1つの綴じ手段を備え、この綴じ手段を前記記録紙に対して相対的に回動させることにより前記記録紙に対し平行綴じおよび斜め綴じを行う用紙処理装置において、
    前記綴じ手段は前記記録紙に対して2つの回動中心が設けられた支持体に支持されていることを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記綴じ手段の回動は前記回動中心が互いに他方を回動中心として行われることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記回動運動は、いずれか一方のみが回動中心として行われることを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。
  4. 前記回動は一方の回動中心を中心に略45°の範囲で、他方の回動中心を中心に略90°の範囲で行われることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  5. 前記回動時の前記回動中心の移動軌跡が前記支持体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の用紙処理装置。
  6. 前記支持体は、
    前記綴じ手段を支持する第1の支持部材と、
    この第1の支持部材と所定の間隔をおいて相対し、前記第1の支持部材を回動可能に支持する第2の支持部材と、
    一端が前記第1の支持部材に固定され、他端は前記第2の支持部材に形成され前記第1の支持部材を第1の角度だけ回動させる軌跡の第1の長孔に遊嵌された第1の中心軸と、
    一端が前記第2の支持部材に固定され、他端は前記第1の支持部材に形成され前記第1の支持部材を第2の角度だけ回動させる軌跡の第2の長孔に遊嵌された第2の中心軸と、
    を含んでなることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  7. 前記第1の角度が略90°であり、前記第2の角度が略45°であることを特徴とする請求項6記載の用紙処理装置。
  8. 前記第1の中心軸は綴じ手段を搭載した第1の支持部材の重心近傍に設けられていることを特徴とする請求項6記載の用紙処理装置。
  9. 前記第2の中心軸は綴じ手段の綴じ位置近傍の第2の支持部材に設けられていることを特徴とする請求項6記載の用紙処理装置。
  10. 前記第1の支持部材に駆動側の歯車列が設けられ、第2の支持部材に前記歯車列の最終段の歯車が噛合する固定側の歯車が設けられていることを特徴とする請求項6記載の用紙処理装置。
  11. 前記固定側の歯車がラックからなり、前記ラックは、前記第1の中心軸を中心とする第1の円弧と前記第2の中心軸を中心とする第2の円弧とを結んで形成される曲線上に設けられ、前記第1の円弧と第2の円弧を滑らかに結ぶ変曲点が前記第1の中心軸と第2の中心軸とを結ぶ直線の延長上に位置していることを特徴とする請求項10記載の用紙処理装置。
  12. 前記変曲点に対応する位置が前記綴じ手段が回動する際の第1のホームポジションに設定されていることを特徴とする請求項11記載の用紙処理装置。
  13. 前記綴じ手段の回動は、ステッピングモータによるパルス制御により前記第1のホームポジションから行われることを特徴とする請求項12記載の用紙処理装置。
  14. 前記駆動側の歯車列を駆動する単一のモータが前記第1の支持部材に設けられ、前記モータによって前記回動動作が行われることを特徴とする請求項10記載の用紙処理装置。
  15. 前記綴じ手段は記録紙の搬送方向後端部に沿って装置本体の手前側から奥側に移動可能に配置され、装置本体の手前側であって記録紙の前記後端部の保持手段から所定距離後退した位置に前記記録紙の後端部に沿って移動する際の第2のホームポジションが設定されていることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  16. 前記保持手段が、用紙後端の位置決めを行う後端フェンスであることを特徴とする請求項15記載の用紙処理装置。
  17. 前記第2のホームポジションから前記第1の中心軸を中心に略90°回動した位置にスティプル動作を行わないときに待機している待機位置が設定されていることを特徴とする請求項15項記載の用紙処理装置。
  18. 前記待機位置が針交換位置に設定されていることを特徴とする請求項17記載の用紙処理装置。
  19. 前記待機位置への前記綴じ手段の移動は、前記第1のホームポジションを検出し、次いで、前記第2のホームポジションを検出し、再度前記第1のホームポジションを検出した位置から前記綴じ手段を回動させることにより行われることを特徴とする請求項17記載の用紙処理装置。
  20. 複数枚の記録紙を綴じるため少なくとも1つの綴じ手段を備え、この綴じ手段を前記記録紙に対して相対的に回転させることにより前記記録紙に対し平行綴じおよび斜め綴じをする用紙処理装置において、
    前記綴じ手段は装置の開口部に対して針交換部分が正対するように回転可能に支持体に支持されていることを特徴とする用紙処理装置。
  21. 前記綴じ手段は記録紙の後端縁に沿って移動可能であり、前記針交換部分が正対する回転は略90°で開口部側で行われ、開口部側と反対側では前記90°とは逆方向に45°に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項20記載の用紙処理装置。
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