JP2002145514A - 用紙処理装置 - Google Patents

用紙処理装置

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JP2002145514A
JP2002145514A JP2000345644A JP2000345644A JP2002145514A JP 2002145514 A JP2002145514 A JP 2002145514A JP 2000345644 A JP2000345644 A JP 2000345644A JP 2000345644 A JP2000345644 A JP 2000345644A JP 2002145514 A JP2002145514 A JP 2002145514A
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Yoshihiko Nakayama
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡略化した機構で高速移動が可能な、低コス
トの用紙処理装置を提供する。 【解決手段】 放出爪26はステイブルトレイ41中央
部に掛け回されたタイミングベルト52に固定されてお
り、駆動モータ51の回転により、タイミングベルト5
2及び放出爪26がステイブルトレイ41面に沿って移
動する。タイミングベルト52を掛け回すためのタイミ
ングプーリ53a,53bのうち下部のタイミングプー
リ53aはステイプラ25が水平移動する時に妨げにな
らない位置に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ、印刷機などのいわゆる画像形成装置
等に一体または別体に設けられ、画像形成工程を経て出
力される用紙に対して仕分け、スタック、孔あけなどの
後処理を行う用紙処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の用紙処理装置として、例えば (1)特開平4−185940号公報 (2)特開平9−48554号公報 などに開示された発明が公知である。
【0003】このうち(1)の特開平4−185940
号公報には、ステイプラが移動する際、移動軌跡が放出
爪を駆動する駆動ベルトとの干渉を避けるように設定さ
れた画像形成後処理装置が開示されている。この従来技
術では、ステイプラスライダはカム溝によって規定され
た移動経路に沿って両側部では上方に位置し、中央部で
は下方に位置するようになっている。すなわち、ステイ
プラの移動時にシート束の綴じられる端の規制部材を回
避するため、この従来技術では、ステイプラを上下動さ
せるようにしている。
【0004】また、(2)の特開平9−48554号公
報には、シート束が綴じられる端の規制部材にステイプ
ラ移動時に後処理手段の移動を妨げない位置に回動させ
る待避手段を設けた構成が開示されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記(1)の従来技術
でステイプラスライダを水平移動する際、中央部で下方
に位置させるのは、前述のように中央部に放出爪の駆動
ベルトが配置されており、その駆動ベルトとの干渉を避
けるためである。しかし、この従来例のようにステイプ
ラを水平移動する時に、上下動を加えると、 上下のスライド動作をさせるための機構部品であるカ
ムや上下スライダが追加となるため、コスト高となる。
【0006】ステイプラは比較的重量が大きい部品で
あるため、それを上昇させるのに大きな駆動源が必要と
なり更にコスト高になる。
【0007】同じく上昇させる時に負荷が大きくなる
ために水平移動の時間が遅くなる。
【0008】などの問題があった。
【0009】また、(2)の従来技術では、ステイプラ
が綴じ位置まで移動する際、ステイプラを2方向に移動
させず、後端フェンスを回動待避させているが、その回
動待避させるための機構部品が多く必要であり、機構の
複雑さやコストの面で改善の余地があった。
【0010】本発明は、このような従来技術の実情に鑑
みてなされたもので、その第1の目的は、簡略化した機
構で高速移動が可能な、低コストの用紙処理装置を提供
することにある。
【0011】第2の目的は、簡単な構造で後端フェンス
に邪魔されることなくステイプラを移動させることので
きる用紙後処理装置を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明は、用紙出力装置側から排出された用紙を受
け入れて一時スタックするステイブルトレイと、スタッ
クされた用紙束の搬送方向後端部を揃える後端フェンス
と、揃えられた用紙束の後端部に綴じ処理を行うステイ
プラと、ステイプラをステイプルトレイに対して用紙搬
送方向に直交する方向に移動させる移動機構と、ステイ
ブルトレイに沿って用紙搬送方向に対して平行に設置さ
れ、用紙搬送方向に回転する駆動ベルトと、この駆動ベ
ルトに固定され、前記ステイプルトレイ上で綴じ処理さ
れた用紙束を排紙トレイ側に搬送して放出する放出爪と
を備えた用紙処理装置において、前記移動機構は前記ス
テイプラを直線的に移動させる手段を含み、前記移動機
構によって移動するステイプラと前記駆動ベルトを、前
記ステイプラの移動時に干渉しない位置にそれぞれ設け
るようにした。
【0013】そして、前記放出爪の移動軌跡が前記後端
フェンスの用紙束を揃える面を通るように前記後端フェ
ンスと前記放出爪の相対的な位置を設定した。また、前
記ステイプラが水平移動するときの前記放出爪の待機位
置を、前記ステイプラの水平移動の軌跡から外れた位置
に設定した。
【0014】さらに、本発明は、用紙出力装置側から排
出された用紙を受け入れて一時スタックするステイブル
トレイと、スタックされた用紙束の搬送方向後端部を揃
える後端フェンスと、揃えられた用紙束の後端部に綴じ
処理を行うステイプラと、ステイプラをステイプルトレ
イに対して用紙搬送方向に直交する方向に移動させる移
動機構とを備えた用紙処理装置において、前記移動機構
は前記ステイプラを直線的に移動させる手段を含み、前
記ステイプラには、前記後端フェンスが入り込んで用紙
束に対する綴じを可能にする開口部と、この開口部に前
記後端フェンスを案内するガイド部材とが設けられ、前
記ステイプラの移動時に前記ガイド部材に前記後端フェ
ンスが当接した場合に、前記後端フェンスの前記開口部
に対するスムーズな挿入を可能にする後退手段を前記ス
テイプラと後端フェンスのいずれか一方に設けるように
した。
【0015】この場合、前記後退手段として前記後端フ
ェンスを揺動自在に支持する支持手段から構成すること
ができる。また、前記ステイプラを揺動自在に支持する
支持手段と前記ステイプラを初期位置側に弾性付勢する
弾性付勢手段とから構成することもできる。
【0016】なお、後退手段としては、後述の実施形態
では、支持軸71と後端フェンスに働く重力、また、ブ
ラケット55を支持する軸73とスプリング72がそれ
ぞれ対応する。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施形態につい
て図面を参照して説明する。
【0018】<第1の実施形態>図1は本発明の第1の
実施の形態に係る用紙処理装置の全体を示す概略構成図
である。この用紙処理装置(後処理装置)1は、用紙出
力装置としての画像形成装置100の用紙排出側に取り
付けられており、画像形成装置100の用紙排出口に給
紙口が接続され、画像形成装置100から排出された用
紙を偏向爪2により、ブルーフトレイ3へ導く搬送路A
と大量スタック及びステイプル綴じを行うための搬送路
Bへ導くように構成されている。搬送路Bに導かれた用
紙は、更に偏向爪4により、大量排紙トレイ5へ導く搬
送路Cとステイプル綴じを行うための搬送路Dへ導くよ
うに構成され、ステイブルされた用紙も最終的には最下
流側に位置する大量排紙トレイ5にスタックされるよう
になっている。
【0019】給紙口には画像形成装置100から排出さ
れた用紙を受け取る搬送ローラ6が配置され、用紙搬送
方向上流側の近接した位置には入口センサSlが設けら
れ、搬送される用紙の先端及び後端を検知する。搬送ロ
ーラ6の用紙搬送方向下流側には前記偏向爪2が配され
ており、この偏向爪2は図示しないソレノイド及びスプ
リング等により駆動される。
【0020】ブルーフトレイ用搬送路Aには、排紙ロー
ラ7とこの排紙ローラ7に従動する従動コロ8が配され
ており、画像形成装置100から排出された用紙をプル
ーフトレイ3へ導く。また、搬送路Bにおいては、搬送
ローラ9とこの搬送ローラ9に従動する従動コロ10が
配されている。大量排紙トレイ5用搬送路Cには、仕分
けを行うシフトローラ11とこのシフトローラ11に従
動する従動コロ12および排紙ローラ13とこの排紙ロ
ーラ13に従動する従動コロ14が配されている。ステ
イブル綴じを行うための搬送路Dには、複数の搬送ロー
ラ14、15、16及び従動ローラ17、18、19が
配されており、これらの搬送ローラ対によって用紙をス
テイブルユニットEへ導く。
【0021】ステイプルユニットEには、用紙の横方向
の揃えを行うジョガーフェンス20、21と、用紙の縦
方向の揃えを行う戻しコロ22及び後端フェンス23、
24と、用紙のサイズや綴じ位置に合わせて水平方向に
移動可能なステイプラ25と、ステイブルされた用紙束
を大量排紙トレイ5へ押し出すための放出爪26が設け
られている。また、大量排紙トレイ5の高さを排出され
る用紙の量に応じて下降可能なように紙面検知センサS
2が、排紙ローラ13に続く排紙口の下部に設けられて
いる。
【0022】図2はステイプルユニットEの斜視図、図
3は正面図である。放出爪26は図2および図3に示す
ようにステイブルトレイ41中央部に掛け回されたタイ
ミングベルト52に固定されており、駆動モータ51の
回転により、タイミングベルト52及び放出爪26がス
テイブルトレイ41面に沿って移動する。タイミングベ
ルト52を掛け回すためのタイミングプーリ53a,5
3bは図の様に配置されており、特に下部のタイミング
プーリ53aはステイプラ25が水平移動する時に妨げ
にならない位置に配置されている。その分放出爪26
は、最下部において後端フェンス面23,24から下方
に位置するようにタイミングベルト52との固定部から
フェンス面までが長い形状となっている。その放出爪2
6の最下部の動作軌跡を図4に示す。また、図3に示す
ようにステイブルトレイ41の背面部にホームセンサ5
4が配置され、放出爪26は、通常、ホームセンサ54
が検知する位置に待機している(図1の位置)。
【0023】ステイプラ25は図2に示すようにブラケ
ット55に固定され、そのブラケット55を介してスラ
イダ56に固定される。スライダ56はステイプラ台5
7に固定されたガイドロッド58に支持され、また、ス
ライダ56に軸支されたコロ59がステイプラ台57を
転動する。一方、駆動モータ60軸に取り付けられたタ
イミングプーリ61とアイドラプーリ62により水平方
向にタイミングベルト45が掛け渡され、このタイミン
グベルト45にステイプラ台57が固定されている。こ
れによって、駆動モータ60が回転すると、タイミング
ベルト45が回転し、この回転にしたがってステイプラ
台57が直線的に水平移動することになる。
【0024】ステイブルモードが指定されると、ステイ
プラ25は指示されたステイブル位置へ水平移動する。
このとき、図4に示すようにステイプラ25の開口部2
5aは後端フェンス23,24を跨ぐように設定されて
いる。放出爪26は後端フェンス23,24にスタック
されている用紙束を確実に掬わなければならないので後
端フェンス23,24の幅(用紙束の厚み方向の寸法)
よりも広く設定しなければならず、ステイプラ移動時に
放出爪26が後端フェンス23,24の位置に待機して
いるとステイプラ開口部25aと干渉してしまう。この
ようなことから放出爪26は、上述したようにステイプ
ラ移動の軌跡上でない位置(図1)に待機させている。
【0025】紙が1枚ずつステイプルトレイ41にスタ
ックされ、所定枚数のスタックが完了するとステイプラ
25により針打ち動作が行われる。その後、放出爪26
はホーム位置から移動し、紙束後端をすくって上方へ放
出し、最後に排紙ローラ13により大量排紙トレイ5上
へ排紙する。
【0026】このステイプルトレイ41からの排紙動作
のとき、画像形成装置側からの排紙は待機状態にある。
そこで、この第1の実施形態のように構成すると、指示
されたステイブル位置が2ケ所綴じの場合、1ケ所の綴
じ動作後、ステイプラ25は上下動無しに(水平に)す
ばやく2ケ所めの綴じ位置へ移動することが可能とな
り、これによって画像形成装置のコピーまたはプリント
の待機時間を短くすること可能となり、生産性が向上す
る。
【0027】<第2の実施形態>引き続き、第2の実施
形態について説明する。この第2の実施形態において
も、第1の実施形態において図1ないし図3に示した用
紙処理装置と同等に構成されているので、異なる構成要
素について説明を追加し、同等な各部には同一の参照符
号を付して重複する説明は省略する。
【0028】図5はステイプラ25を拡大して示す正面
図、図6はその平面図である。これらの図に示すよう
に、本実施形態では、ステイプラ25の開口部25aの
水平移動方向の固定側の2個所にガイド部材70を取り
付けている。この場合、ガイド部材70のガイド面はス
テイプラ開口部25aの綴じ面に対し0.5mm突出さ
せ、図6に示すように両端部にステイプラ25の開口部
25aから遠ざかる方向に傾斜した面70aを設けてい
る。そして、ステイプラ25の配置は、ガイド部材70
のガイド面と後端フェンス23,24外面がほぼ同一面
になるようにしている。また、後端フェンス23,24
はステイプラ25の移動時にガイド部材70と干渉して
もステイプラ25の移動に際して抵抗とならないように
ガイド部材70から遠ざかる方向(図3の矢印F方向)
へ支持軸71を中心として揺動待避できるようにがたを
持たせている。
【0029】なお、ガイド部材70とステイプラ25と
の干渉を避けるには、この他に後端フェンス23,24
にがたを持たせるという構成に代えて、図7に示すよう
にステイプラ25がガイド部材70と干渉したときに退
避するように構成することもできる。この実施形態で
は、ステイプラ25が取り付けられたブラケット55の
図において下端側をスライダ56に対して軸73で軸支
させ、図において上端側のブラケット55とスライダ5
6の間にスプリング72を配置して軸73を中心に図示
反時計方向(矢印G方向)移動可能に構成することもで
きる。このように構成すると、後端フェンス23,24
は前記例にように動かないので、すなわち用紙の位置が
動かないのでステイプルの綴じ位置がずれるおそれがな
い。精度の高いステイプルが可能となる。
【0030】このような形状のガイド部材70を設けた
のは次のような理由に基づいている。すなわち、本実施
形態における用紙処理装置では、構造を簡単にして低コ
ストにするため、ステイプラ25を綴じ位置まで移動さ
せる際、ステイプラ25開口部は後端フェンス23,2
4を跨ぐようにしている。その時ステイプラ25は既製
品でその開口部25aの開口幅は16mmとなってお
り、後端フェンス23,24の幅はステイプル可能とす
る用紙束枚数とステイプルトレイ41の傾斜角度の関係
から12.6mmとしている。したがってステイプラ2
5の開口部25aが後端フェンス23,24をまたいで
いる時の隙間は、中央基準にした場合、片側 (16−12.6)/2=1.7〔mm〕 しかなく、部品寸法のばらつきを考慮すると十分な隙間
ではない。そこで片側基準にすれば3.4mm(16−
12.6mm)の隙間が確保でき、部品のばらつきを考
慮しても十分な隙間が得られることになる。片側基準に
した場合、ステイプラ25の開口部と後端フェンス2
3,24は必ずといっていいほど干渉するが、そのとき
にステイプラ25に前記ガイド部材70を設ければステ
イプラ25は後端フェンス23,24を掬うようなかた
ちで跨ぐことができ、ステイプラ25の移動に支障が生
じることはない。
【0031】
【発明の効果】以上のように請求項1記載の発明によれ
ば、ステイプラの移動機構は前記ステイプラを直線的に
移動させ、移動機構によって移動するステイプラと放出
爪を駆動する駆動ベルトは、ステイプラの直線移動時に
干渉しない位置にそれぞれ設けられているので、ステイ
プラの移動させるときに上下動させる必要がなくなり、
これによって機構部品が簡略化されコストダウンが可能
となる。また、高速移動が可能となるので、その分、生
産性の向上を図ることができる。
【0032】請求項2記載の発明によれば、放出爪の移
動軌跡が後端フェンスの用紙束を揃える面を通るように
後端フェンスと放出爪の相対的な位置が規定されている
ので、前記干渉の発生を防いだ上で確実に用紙束の搬送
と放出を行うことができる。
【0033】請求項3記載の発明によれば、ステイプラ
が直線移動するときの放出爪の待機位置は、ステイプラ
の直線移動の軌跡から外れた位置に設定されているの
で、ステイプラが直線移動する時に放出爪と干渉するこ
となくスムーズに移動することができ、信頼性の高い装
置とすることができる。
【0034】請求項4記載の発明によれば、ステイプラ
の移動機構はステイプラを直線的に移動させ、ステイプ
ラには後端フェンスが入り込んで用紙束に対する綴じを
可能にする開口部と、この開口部に後端フェンスを案内
するガイド部材とが設けられ、ステイプラの移動時にガ
イド部材に後端フェンスが当接した場合に、後端フェン
スの前記開口部に対するスムーズな挿入を可能にする後
退手段を前記ステイプラと後端フェンスのいずれか一方
に設けているので、ステイプラの移動時にステイプラと
後端フェンスとのひっかかりをなくすことができ、これ
により、ステイプラを綴じ位置まで移動させる機構が簡
単になり、低コストで構成することができる。
【0035】請求項5記載の発明によれば、後退手段を
後端フェンスを揺動自在に支持する支持手段から構成し
たので、簡単な構成で請求項4記載の発明の効果を奏す
ることができる。
【0036】請求項6記載の発明によれば、後退手段を
ステイプラを揺動自在に支持する支持手段と、ステイプ
ラを初期位置側に弾性付勢する弾性付勢手段とから構成
したので、簡単な構成で請求項4記載の発明の効果を奏
することができる。また、ステイプラ側が揺動自在であ
り、後端フェンス側が固定されているので、用紙の位
置、ひいてはステイプルの綴じ位置が変化することがな
く、精度の良い綴じ動作が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態に係る用紙処理装置の全体を
示す概略構成図である。
【図2】本発明の実施形態に係る用紙処理装置のステイ
ブルユニットの斜視図である。
【図3】本発明の実施形態に係る用紙処理装置のステイ
ブルユニットの正面図である。
【図4】本発明の実施形態に係る放出爪の最下部におけ
る動作軌跡とステイプラ開口部との位置関係を示す正面
図である。
【図5】本発明のガイド部材を設けた実施形態に係るス
テイプルユニットの正面図である。
【図6】図5の平面図である。
【図7】本発明のガイド部材を設けた実施形態に係るス
テイプルユニットの揺動機構を示す正面図である。
【符号の説明】
23,24 後端フェンス 25 ステイプラ 25a 開口部 26 放出爪 41 ステイプルトレイ 45 タイミングベルト 51 駆動モータ 52 駆動ベルト 55 ブラケット 56 スライダ 57 ステイプラ台 58 ガイドロッド 59 コロ 60 駆動モータ 61 タイミングプーリ 62 アイドラプーリ 70 ガイド部材 70a 傾斜した面 71 支持軸 72 スプリング 73 軸
フロントページの続き Fターム(参考) 3F054 AA01 AB01 AC02 AC03 AC04 AC05 BA04 BH05 BJ06 DA01 DA12 3F108 GA02 GA03 GA04 GA05 GB01 HA02 HA36 HA39

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 用紙出力装置側から排出された用紙を受
    け入れて一時スタックするステイブルトレイと、スタッ
    クされた用紙束の搬送方向後端部を揃える後端フェンス
    と、揃えられた用紙束の後端部に綴じ処理を行うステイ
    プラと、ステイプラをステイプルトレイに対して用紙搬
    送方向に直交する方向に移動させる移動機構と、ステイ
    ブルトレイに沿って用紙搬送方向に対して平行に設置さ
    れ、用紙搬送方向に回転する駆動ベルトと、この駆動ベ
    ルトに固定され、前記ステイプルトレイ上で綴じ処理さ
    れた用紙束を排紙トレイ側に搬送して放出する放出爪と
    を備えた用紙処理装置において、 前記移動機構は前記ステイプラを直線的に移動させる手
    段を含み、 前記移動機構によって移動するステイプラと前記駆動ベ
    ルトとは、前記ステイプラの移動時に干渉しない位置に
    それぞれ設けられていることを特徴とする用紙処理装
    置。
  2. 【請求項2】 前記放出爪の移動軌跡が前記後端フェン
    スの用紙束を揃える面を通るように前記後端フェンスと
    前記放出爪の相対的な位置が規定されていることを特徴
    とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 【請求項3】 前記ステイプラが直線移動するときの前
    記放出爪の待機位置は、前記ステイプラの直線移動の軌
    跡から外れた位置に設定されていることを特徴とする請
    求項1の用紙処理装置。
  4. 【請求項4】 用紙出力装置側から排出された用紙を受
    け入れて一時スタックするステイブルトレイと、スタッ
    クされた用紙束の搬送方向後端部を揃える後端フェンス
    と、揃えられた用紙束の後端部に綴じ処理を行うステイ
    プラと、ステイプラをステイプルトレイに対して用紙搬
    送方向に直交する方向に移動させる移動機構とを備えた
    用紙処理装置において、 前記移動機構は前記ステイプラを直線的に移動させる手
    段を含み、 前記ステイプラには、前記後端フェンスが入り込んで用
    紙束に対する綴じを可能にする開口部と、この開口部に
    前記後端フェンスを案内するガイド部材とが設けられ、 前記ステイプラの移動時に前記ガイド部材に前記後端フ
    ェンスが当接した場合に、前記後端フェンスの前記開口
    部に対するスムーズな挿入を可能にする後退手段を前記
    ステイプラと後端フェンスのいずれか一方に設けたこと
    を特徴とする用紙処理装置。
  5. 【請求項5】 前記後退手段が、前記後端フェンスを揺
    動自在に支持する支持手段からなることを特徴とする請
    求項4記載の用紙処理装置。
  6. 【請求項6】 前記後退手段が、前記ステイプラを揺動
    自在に支持する支持手段と、前記ステイプラを初期位置
    側に弾性付勢する弾性付勢手段とからなることを特徴と
    する請求項4記載の用紙処理装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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