JP4950566B2 - 穿孔装置、画像形成システム - Google Patents

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Description

本発明は、主に熱定着を行い、シートに画像を形成する画像形成装置に設けられた穿孔装置等に関する発明である。
プリンタ、コピー機、ファクシミリ、MFP(Multi Functional Peripheral)等の画像形成装置には、画像が描かれた用紙等のシートを排出するためのシート後処理装置が取り付けられている。そして、シート後処理装置には、画像形成装置から搬送された用紙を穿孔するための穿孔装置が設けられているものがある。
レシプロタイプの穿孔装置は、用紙の搬送経路の下方に配置され、搬送されてくる用紙を穿孔するためのパンチ刃を案内するダイス穴が形成されているダイフレームと、用紙の搬送経路の上方に配置され、搬送されてくる用紙を穿孔するためのパンチ刃を案内するガイド穴が形成されているガイドフレームを有し、パンチ刃を移動して搬送経路を介してガイド穴と、ガイド穴と対向する位置に設けられたダイス穴を通過させることにより用紙を穿孔するように動作する。そして、このような用紙を穿孔する機能を達成するために、用紙を直接穿孔するパンチ刃が10ミクロン程度のガタでガイドフレームに支えられるような構造を有している。また、パンチ刃の設計に関しては、ダイフレームに形成されたダイス穴に対して10〜20ミクロン程度のクリアランスを確保する必要がある。
このような穿孔装置は、画像形成装置において熱転写処理などの処理により発生する熱の影響を受け、穿孔装置を構成する種々の部品の間において温度偏差が生じることがある。特に、レシプロタイプの穿孔装置は用紙を一旦停止させてからパンチ刃を上下させて穿孔を行うために、ダイス穴のあるダイフレームに用紙を押し付けることになる。そのためダイフレーム側の温度が対向するガイドフレーム側のそれよりも高くなるという温度偏差の傾向が生じることがある。そして、ダイフレームとガイドフレームは穿孔の精度を確保するためにリベット等で強固に固定されている。このため温度偏差が発生すると片方のフレームの形状が変形する事態が起こりうる。
そのような変形のうち多くの場合は、温度偏差によりダイフレームが伸びてしまう変形であるが、特に、その伸びがガイドフレームにより押さえ込まれるために生じる変形である。この変形の変形方向はガイドフレームの形状にも依存するが、用紙の搬送方向と平行方向に変形するものと、用紙の搬送方向と垂直方向に変形するものに大別される。もし用紙の搬送方向と平行方向に変形が発生した場合には、パンチ刃のガイド穴とダイフレームに設けられたダイス穴の芯が大きくずれることとなる。その結果、パンチ刃がダイス穴を通過することが困難になり、穿孔の品質を低下させるばかりでなく、その穿孔の負荷が増大し、パンチ刃の駆動力を超え、いわゆる駆動源ロックといった障害に陥る事態が起こりうる。従って、用紙の搬送方向と平行方向の変形を低減するための解決策が望まれる。
特許文献1または特許文献2のように、用紙を穿孔する際に起こりうる異常を検出する発明は開示されているが、本願出願時(優先日)において上記のように温度偏差に由来する障害を考慮した技術内容は開示されていない。
特許第3581790号公報 特開平9−272099号公報
上記事情を鑑みて、本発明は、主に、ダイフレームとガイドフレームとの間に生じる温度偏差による影響を低減することによりパンチ刃のガイド穴とダイス穴の芯ズレを低減する穿孔装置などを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載の本発明における穿孔装置は、シートの搬送経路の下方に配置され、搬送されてくるシートを穿孔するためのパンチ刃を案内するダイス穴が形成されているダイフレームを有し、前記パンチ刃を移動して前記ダイス穴を通過させることによりシートを穿孔する穿孔装置において、前記ダイス穴が形成されている下方面は、前記シートの搬送方向上流側に下方に傾斜した下方傾斜部を有し、前記下方傾斜部の略全領域に前記ダイフレームより熱伝導率の低い熱伝達防止部材が設けられ、前記熱伝達防止部材は、前記下方傾斜部に向かってくる前記シートと直接接触する部位に設けられていることを特徴とする。
また、本発明における穿孔装置は、請求項1に記載の穿孔装置において、前記熱伝達防止部材は、前記搬送されるシートを上方より直接案内する面としての形状である上方面と前記下方面との間の距離未満であって、前記下方傾斜部以外の前記下方面より突出する突出部を有していることを特徴とする。
さらに、上記課題を解決するため、請求項3に記載の本発明における穿孔装置は、シートの搬送経路の上方に配置され、搬送されてくるシートを穿孔するためのパンチ刃を案内するガイド穴が形成されているガイドフレームを有し、前記パンチ刃を移動して前記搬送経路を介して前記ガイド穴と対向する位置に設けられたダイス穴を通過させることによりシートを穿孔する穿孔装置において、前記ガイド穴が形成されている上方面は、前記シートの搬送方向上流側に上方に傾斜した上方傾斜部を有し、前記上方傾斜部の略全領域に前記ガイドフレームより熱伝導率の低い熱伝達防止部材が設けられ、前記熱伝達防止部材は、前記上方傾斜部に向かってくる前記シートと直接接触する部位に設けられていることを特徴とする。
また、本発明における穿孔装置は、請求項3に記載の穿孔装置において、前記熱伝達防止部材は、前記上方面と前記搬送されてくるシートを下方より直接案内する面としての形状である下方面との間の距離未満であって、前記上方傾斜部以外の前記上方面より突出する突出部を有していることを特徴とする。
そして、上記課題を解決するため、請求項5に記載の本発明における画像形成システムは、シートに画像を形成する画像形成部と、請求項1から4の何れか1項に記載の穿孔装置とを備え、前記画像形成部により画像が形成されたシートに対して、前記穿孔装置により穿孔することを特徴とする
本発明により、ダイフレームまたはガイドフレームの曲げ強度を調節してシートの搬送方向と平行方向への変形を抑えることになり、または、シートのダイフレームまたはガイドフレームへの接触を低減してダイフレームまたはガイドフレームの温度上昇を抑えることになる。そのため、ダイフレームとガイドフレームとの間に生じる温度偏差による影響を低減し、パンチ刃のガイド穴とダイス穴の芯ズレを低減することができる。
以下、本発明の穿孔装置を実施するための最良の形態について説明する。説明する際には本明細書と同時に提出する図面を適宜参照することにする。
図1は、画像形成装置とシート後処理装置により構成される画像形成システムの構成を図示したものである。図1において、符号100は、例えば複写機からなる画像形成装置を示す。符号200は、画像形成装置100の側部に装着される穿孔装置付きのシート後処理装置を示す。画像形成装置100は用紙に画像を形成する画像形成部と、用紙にトナーを熱定着させる定着部を有し、熱定着した用紙をシート後処理装置200に搬送する。シート後処理装置200は、画像形成装置100より搬送された用紙に対し、穿孔装置121において搬送された用紙を穿孔し、穿孔後の用紙に対して後処理を行って排紙する。画像形成装置100との連結部であるシート後処理装置200の用紙搬送路2Rの入口周辺には、入口センサ36、レシプロタイプの穿孔装置121、入口ローラ1および2つの分岐爪8a、8bがそれぞれ配設されている。
入口センサ36は、排出搬送される用紙の先端および後端を検知する。各分岐爪8a、8bは、共に図示しないソレノイドおよびスプリング等により、排紙トレイ12の方向にいく用紙と、プルーフトレイ14の方向へといく用紙と、ステープル装置11の方向へといく用紙とを分けるようにそれぞれ駆動される。
用紙搬送路2Rから排紙トレイ12へ向かうソート・スタック用搬送路12Rには、一対のローラからなる上搬送ローラ2、用紙を検知する排紙センサ38、駆動ローラ3aと従動ローラ3bとからなる排出ローラ3、用紙を一方に寄せる寄せローラ7、積載用紙により上下動する紙面検知レバー13、積載用紙高さを検出する紙面検知センサ32、33がそれぞれ配置されている。排出ローラ3の従動ローラ3bは、通常、駆動ローラ3aに対して自重またはスプリング等の付勢力で加圧した状態で接しており、用紙やステープル綴じされた用紙束は上記加圧力に抗して排紙トレイ12へ排出される。
用紙搬送路2Rからプルーフトレイ14へ向かう搬送路14Rには、一対のローラからなる複数の搬送ローラが配設されている。プルーフトレイ14は、コピー等のジョブ中に、ファクシミリやプリンタ等からの割り込み用紙をストックさせるものである。
用紙搬送路2Rからステープル装置11へ向かうステープル用搬送路11Rには、それぞれ一対のローラからなる搬送ローラ4a、4b、4c、排紙センサ(図示せず)、ブラシ状の用紙送りローラ6を含むステープルユニット15がそれぞれ配置されている。下搬送ローラ4a、4b、4cは、搬送モータ(図示せず)により駆動される。
ステープルユニット15は、各構成部品を取り付けているステープルトレイ(図示せず)およびステープル装置11を具備している。ステープル装置11は、前記ステープルトレイの下側に設けられている。前記ステープルトレイには、用紙の整合を行うためのジョガーフェンス9と、戻しローラ5と、ジョガーフェンス9の背後位置に綴じた用紙束を排出するための放出ベルト10がそれぞれ配置されている。符号10aは、ステープル装置11により綴じられた用紙束の後端を係止するための、放出ベルト10に固定された放出爪を示す。
ジョガーフェンス9は、図示しないジョガーモータによりジョガーベルト(図示せず)を介して用紙の幅方向に移動され、戻しローラ5は、戻しソレノイド(図示せず)により用紙の表面に接離する振り子運動するように構成されている。ジョガーフェンス9の下側には、用紙の後端に突き当てるための後端フェンス19が設けられている。
ステープル装置11は、図示しないステープル移動モータによりステープルベルト(図示せず)を介して駆動され、図1の紙面に対して垂直方向の手前側および奥側(横方向)に移動する。ステープル装置11により綴じられた用紙束の後端は、放出ベルト10に固定された放出爪10aに係止され、図示しない放出モータにより駆動される放出ベルト10の回転によって、ガイド板20に案内されつつ排紙トレイ12に排出される。
なお、ステープルユニット15の構成は、本発明の要旨ではないのでこれ以上の詳しい説明を省略する。
排紙トレイ12は、図示しない上下リフトベルトにより吊るされている。前記上下リフトベルトは、ウォームギヤを含むギヤ列およびタイミングベルトを介して上下モータ(図示せず)により駆動され、前記上下モータの正転または逆転により上昇または下降する。また、排紙トレイ12は、シフトモータ(図示せず)により適宜左右方向に移動される。
排紙トレイ12のホームポジションおよび移動時の高さは、上下方向に揺動可能に軸支された紙面検知レバー13と紙面検知センサ32、33とにより検出され、排紙トレイ12上が用紙や用紙束で満杯になると、図示しない下限センサによりこれが検出される。排紙トレイ12の上昇時に、寄せローラ7が排紙トレイ12により押し上げられると、上限スイッチ(図示せず)がオフになり、これにより前記上下モータが回転を停止することにより、排紙トレイ12のオーバランによる破損を防止するようになっている。
次に、穿孔装置121およびその周辺の構造を説明する。図2は穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に垂直な方向から見たときのものを図示したものである。図3は穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に同一な方向から見たときのものを図示したものである。この図3において、A−Aの一点鎖線で切断したときの断面図が図2に相当する。
穿孔装置121は、パンチ刃301、モータ302、ベルト303、駆動プーリ304、軸305、ホームポジションセンサ306、カム307、ホルダ308、ホッパ309、ガイドフレーム310、ダイフレーム312、熱伝達防止部材314、スペーサ315、リベット316、上流搬送ガイド部材317を有して構成されている。
パンチ刃301は、用紙Pの搬送方向に対して垂直方向に移動することで用紙Pを穿孔する部材である。穿孔し易くするため刃先の形状を楔型にしてある。モータ302はベルト303を介して駆動プーリ304を駆動する機能を有する。ベルト303はモータ302と駆動プーリ304を連結することでモータ302の駆動力を駆動プーリ304に伝える機能を有する。駆動プーリ304は、ホルダ308、カム307、軸305、パンチ刃301からなる穿孔ユニットを用紙Pの搬送方向に対して垂直方向に移動する機能を有する。ホームポジションセンサ306は穿孔ユニットの初期位置を検知する機能を有する。
ホルダ308はパンチ刃301の位置を固定しており、カム307が駆動プーリ304の動作に合わせて軸305に対して所定の回転動作を行うことでパンチ刃301を上下させることができる。
ホッパ309は、パンチ刃301が用紙Pを穿孔した後のパンチ屑を収容する部材である。
ガイドフレーム310は用紙Pの搬送経路の上方に配置され、搬送される用紙Pを上方から案内する部材である。ガイドフレーム310には、用紙Pの搬送方向に対して垂直方向に移動するパンチ刃301を案内するガイド穴311が形成されている。また、ガイドフレーム310は搬送される用紙Pを上方より直接案内する面としての形状である上方面310−1と、用紙Pの搬送方向上流側に上方に傾斜した形状である上方傾斜部310−2を有している。
ダイフレーム312は用紙Pの搬送経路の下方に配置され、搬送される用紙Pを下方から案内する部材である。ダイフレーム312には、用紙Pの搬送方向に対して垂直方向に移動するパンチ刃301を案内するダイス穴313が形成されている。また、ダイフレーム312は搬送される用紙Pを下方より直接案内する面としての形状である下方面312−1と、用紙Pの搬送方向上流側に下方に傾斜した形状である下方傾斜部312−2を有している。
このダイフレーム312は、用紙Pの搬送方向に対向する面、つまり、下方面312−1、下方傾斜部312−2以外の面において、切欠きCを設けていることを特徴とする。この形態では、切欠きCの形状はダイフレーム312において機能的に必要の無い部分として四角に切り取ったものであるが、本来的にはダイフレーム312自体の形状や、周辺部分の形状などにより決まってしまうものである。ただし、これらの要素を考慮して切欠きCの形状を任意に変形することは可能である。
熱伝達防止部材314はダイフレーム312より熱伝導率の低い部材であり、下方傾斜部312−2のほぼ全領域に設けてある。画像形成装置100における熱定着により高い熱を有する用紙Pが穿孔装置121に搬送され、その用紙Pは下方傾斜部312−2に直接向かい、その傾斜を利用して搬送経路を通過することになる。熱伝達防止部材314は下方傾斜部312−2に向かってくる用紙Pと直接接触することにより、用紙Pの有する熱が下方傾斜部312−2、ひいてはダイフレーム312全体に熱伝導することを防止する機能を有する。
この熱伝達防止部材314は下方面312−1より微少量突出した突出部314−2を有していることを特徴とする。一般的に、ガイドフレーム310とダイフレーム312により構成される搬送幅(上方面310−1と下方面312−1との距離)は2mm程度であるから、突出部314−2の突出量が0.5mm〜1mm程度になるように設計すると、搬送の障害とならずに済む。そして、搬送の障害の面を考慮すると熱伝達防止部材314としてポリエステルフィルム等の弾性部材を用いると良い。
スペーサ315はガイドフレーム310とダイフレーム312により構成される搬送幅を確保する部材であり、両フレームの間に搬送経路の両脇にそれぞれ配置されている。リベット316はガイドフレーム310とダイフレーム312の位置関係を強固に固定する部材であり、この固定により穿孔の精度を確保することができる。
上流搬送ガイド部材317はガイドフレーム310及びダイフレーム312より用紙Pの搬送方向上流側に配置され、ガイドフレーム310とダイフレーム312の間に用紙Pを案内する部材である。この上流搬送ガイド部材317は用紙Pを上方から案内する上搬送ガイド部材318及び用紙Pを下方から案内する下搬送ガイド部材319からなっている。上搬送ガイド部材318は搬送される用紙Pを上方より直接案内する面としての形状であるシート案内面318−1を有し、下搬送ガイド部材319は搬送される用紙Pを下方より直接案内する面としての形状であるシート案内面319−1を有している。
なお、この形態では、上搬送ガイド部材318のシート案内面318−1は、ガイドフレーム310のガイド穴311が形成されている上方面310−1より低い位置に配置され、かつ、下搬送ガイド部材319のシート案内面319−1は、ダイフレーム312の下方面312−1より低い位置に配置されていることを特徴とする。このように設計することにより、搬送される用紙Pはダイフレーム312と接触する割合がガイドフレーム310と接触する割合よりも大きくなる。従って、両フレームに生じてしまう温度偏差に対する手段として、ダイフレーム312についてのみ考慮すれば済むことになり、ガイドフレーム310については特に配慮する必要が低減され、設計の簡略化を達成することができる。
図4は穿孔ユニットが用紙Pを穿孔する様子を(a)〜(e)に亘って図示したものである。図4も参照しつつ穿孔装置121が用紙Pを穿孔する動作について詳細に説明する。
上搬送ガイド部材318のシート案内面318−1が、上方面310−1より低い位置に配置され、かつ、下搬送ガイド部材319のシート案内面319−1が、ダイフレーム312の下方面312−1より低い位置に配置されているので、画像形成装置100より搬送された用紙Pは、上流搬送ガイド部材317により、ダイフレーム312の下方傾斜部312−2に向かって搬送される。ここで、下方傾斜部312−2には熱伝達防止部材314が設けられているので、用紙Pは熱伝達防止部材314に直接接触することになる。すると、下方傾斜部312−2との接触は回避され、熱伝達防止部材314は用紙Pの有する熱の伝導を防止するので、用紙Pが有する熱が下方傾斜部312−2に伝導することが低減され、ダイフレーム312の温度上昇を低減することができる。
また、突出部314−2の存在により、用紙Pがダイフレーム312に接触する割合をさらに低減することができる。つまり、搬送される用紙Pは搬送経路と厳密に平行ではなく、多少なりとも下方に反り返った状態で搬送されることになり、突出部314−2が無ければ、用紙Pのうち、その反り返った部分が下方面312−1と接触しながら搬送経路を通過することになり、用紙Pの熱がダイフレーム312に伝導される割合が高くなってしまう。しかし、突出部314−2を有することで、ダイフレーム312の入口付近において、用紙Pのうち、その反り返った部分が下方面312−1と接触することは無くなるので、接触する割合が低減され、ダイフレーム312の温度上昇を回避することができる。
このようにして、画像形成装置100から搬送されてきた用紙Pはパンチ穴をあけるのに適正な位置で一旦停止し、穿孔動作が行われることになる。用紙Pの穿孔は、モータ302が駆動して穿孔ユニットのパンチ刃301を上下動させ、パンチ刃301がガイド穴311及びダイス穴313を通過することにより行われる。
モータ302からベルト303を介して駆動プーリ304及び軸305を回転させる。駆動プーリ304及び軸305の回転はホームポジションセンサ306で監視され、1回転で停止するよう制御される。軸305が回転すると、軸305に偏心して係合しているカム307が回転して、ホルダ308を上下動させる。図4を参照すると、まず穿孔ユニットは初期位置として(a)の位置にあり、軸305がカム307の下側に接触している。(b)においてカム307が時計回りに回転し、パンチ刃310を下げる。(c)のようにカム307がさらに回転し、軸305がカム307の上側に接触するようになりパンチ刃310を最も下げるようにすると用紙Pを穿孔することができる。(d)のようにカム307がさらに時計回りに回転し、パンチ刃310を上げ、(e)のように(a)と同じ位置に戻ると穿孔完了となり、モータ302は一旦停止する。このように、ホルダ308の上下動によってパンチ刃301が上下動するようになる。そして、パンチ刃301はガイドフレーム310に設けられたパンチ穴311とダイフレーム312に設けられたダイス穴313を通過することになる。パンチ穴311の穿孔処理を行った後は上述のシート後処理装置200による用紙後処理が行われる。また、穿孔された用紙のパンチ屑はホッパ309に収容される。
ダイフレーム312に切欠きCを設けることにより、下方面312−1において、下方面312−1に垂直な方向に対して薄肉となる下薄肉部を形成することができる。これにより、ダイフレーム312の形状は、下方面312−1に対する垂直方向からの曲げ強度が、下方面312−1に対する平行方向からの曲げ強度よりも小さなものとなる。
この曲げ強度について図5、6を用いて詳細に説明する。図5は、ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ダイフレーム312において切欠きCを設けていないものである。また、図6は、ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ダイフレーム312において切欠きCを設けたものである。図5(a)において、用紙Pの有する熱がダイフレーム312に対し伝導せず、ダイフレーム312が低温の状態にあるときは、ダイフレーム312は変形することなく、ガイド穴311とダイス穴313は同一の軸上に配置してパンチ刃301が通過できるようになっている。しかし、用紙Pが搬送されダイフレーム312だけが高温の状態になったときは、ダイフレーム312だけが大きく変形してしまう。熱による変形は、曲げ強度が相対的に小さい方向に反り返って行われる。切欠きCが無い状態でのダイフレーム312では、下方面312−1に対する垂直方向からの曲げ強度が下方面312−1に対する平行方向からの曲げ強度よりも大きくなっているため、図5(b)のように下方面312−1に対する平行方向に反り返ってしまう。これにより、ダイス穴313の位置が移動してしまい、ガイド穴311とダイス穴313は同一の軸上に配置することができず、パンチ刃301が通過できなくなってしまう。
そこで、図6のように切欠きCを設けるようにして上記問題点を解消する。図6(a)はダイフレーム312が低温の状態にあるときの形状であるが、ダイフレーム312に切欠きCを設けることにより、下方面312−1の大部分の領域において、下方面312−1に垂直な方向に対して薄肉となる下薄肉部が形成されることになる。この下薄肉部において、下方面312−1に対する垂直方向からの曲げ強度が下方面312−1に対する平行方向からの曲げ強度よりも小さくなっているため、図6(b)のように下方面312−1に対する垂直方向に反り返ることになる。垂直方向に反り返ってくれることにより、ダイス穴313の位置は大きく移動することは無く、ガイド穴311とダイス穴313は同一の軸上に配置することができないという事態も起こらないため、パンチ刃301は通過することができる。つまり、温度偏差による影響は低減され、パンチ穴311とダイス穴313の勘合に寄与する下方面312−1に対する垂直方向への変形は極小とすることができ、両穴の芯ズレを低減することができる。
また、熱伝達防止部材314の存在により、用紙Pの穿孔ユニット進入時及び通過時において、用紙Pとダイフレーム312との接触を低減でき、ダイフレーム312の温度上昇を抑えることができる。このことは温度偏差自体を低減し、ダイフレーム312の下方面312−1に対する垂直方向への変形を極小とすることに寄与するものであり、これによりパンチ穴311とダイス穴313の両穴の芯ズレを低減することができる。
なお、上述した形態は本発明を実施するための最良のものであるが、これに限定する趣旨ではない。従って、本発明の要旨を変更しない範囲において、その実施形式を種々変形することが可能である。
例えば、上記形態は、切欠きC、熱伝達防止部材314はダイフレーム312に対して行った技術内容であったが、ガイドフレーム310に対して行っても良い。その技術内容に係る形態(以下、「他の形態」という。)について詳述する。
図7は他の形態の穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に垂直な方向から見たときのものを図示したものである。図8は他の形態の穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に同一な方向から見たときのものを図示したものである。この図8において、A−Aの一点鎖線で切断したときの断面図が図7に相当する。穿孔装置121を構成する部材については、図2、3に図示したものと同様であるが、その部材の幾つかの配置、形状等が異なっている。
まず、ガイドフレーム310は、用紙Pの搬送方向に対向する面、つまり、上方面310−1、上方傾斜部310−2以外の面において、切欠きCを設けていることを特徴とする。この他の形態では、切欠きCの形状はガイドフレーム310において機能的に必要の無い部分として四角に切り取ったものであるが、本来的にはガイドフレーム310自体の形状や、周辺部分の形状などにより決まってしまうものである。ただし、これらの要素を考慮して切欠きCの形状を任意に変形することは可能である。一方、ダイフレーム312には、切欠きCを設けていない。
熱伝達防止部材314はガイドフレーム310より熱伝導率の低い部材であり、上方傾斜部310−2のほぼ全領域に設けてある。画像形成装置100における熱定着により高い熱を有する用紙Pが穿孔装置121に搬送され、その用紙Pは上方傾斜部310−2に直接向かい、その傾斜を利用して搬送経路を通過することになる。熱伝達防止部材314は上方傾斜部310−2に向かってくる用紙Pと直接接触することにより、用紙Pの有する熱が上方傾斜部310−2、ひいてはガイドフレーム310全体に熱伝導することを防止する機能を有する。
この熱伝達防止部材314は上方面310−1より微少量突出した突出部314−2を有していることを特徴とする。突出部314−2の突出量を0.5mm〜1mm程度に設計して搬送の障害を避ける。そして、熱伝達防止部材314としてポリエステルフィルム等の弾性部材を用いても良い。
上搬送ガイド部材318は、搬送される用紙Pが上方傾斜部310−2に設けられた熱伝達防止部材314に直接接触するように構成している。そのために、この他の形態では、上搬送ガイド部材318のシート案内面318−1は、ガイドフレーム310のガイド穴311が形成されている上方面310−1より高い位置に配置され、かつ、下搬送ガイド部材319のシート案内面319−1は、ダイフレーム312の下方面312−1より高い位置に配置されていることを特徴とする。このように設計することにより、搬送される用紙Pはガイドフレーム310と接触する割合がダイフレーム312と接触する割合よりも大きくなる。従って、両フレームに生じてしまう温度偏差に対する手段として、ガイドフレーム310についてのみ考慮すれば済むことになり、ダイフレーム312については特に配慮する必要が低減され、設計の簡略化を達成することができる。
この他の形態は、穿孔ユニットが用紙Pを穿孔する様子に関しては図4のものと同様であるが、用紙Pの搬送において以下の相違点がある。
上搬送ガイド部材318のシート案内面318−1は、上方面310−1より高い位置に配置され、かつ、下搬送ガイド部材319のシート案内面319−1が、ダイフレーム312の下方面312−1より高い位置に配置されているので、画像形成装置100より搬送された用紙Pは、上流搬送ガイド部材317により、ガイドフレーム310の上方傾斜部310−2に向かって搬送される。ここで、上方傾斜部310−2には熱伝達防止部材314が設けられているので、用紙Pは熱伝達防止部材314に直接接触することになる。すると、上方傾斜部310−2との接触は回避され、熱伝達防止部材314は用紙Pの有する熱の伝導を防止するので、用紙Pが有する熱が上方傾斜部310−2に伝導することが低減され、ガイドフレーム310の温度上昇を低減することができる。
また、突出部314−2の存在により、用紙Pがガイドフレーム310に接触する割合をさらに低減することができる。つまり、搬送される用紙Pは搬送経路と厳密に平行ではなく、多少なりとも上方に反り返った状態で搬送されることになり、突出部314−2が無ければ、用紙Pのうち、その反り返った部分が上方面310−1と接触しながら搬送経路を通過することになり、用紙Pの熱がガイドフレーム310に伝導される割合が高くなってしまう。しかし、突出部314−2を有することで、ガイドフレーム310の入口付近において、用紙Pのうち、その反り返った部分が上方面310−1と接触することは無くなるので、接触する割合が低減され、ガイドフレーム310の温度上昇を回避することができる。
この他の形態では、ガイドフレーム310に切欠きCを設けることにより、上方面310−1において、上方面310−1に垂直な方向に対して薄肉となる上薄肉部を形成することができる。これにより、ガイドフレーム310の形状は、上方面310−1に対する垂直方向からの曲げ強度が、上方面310−1に対する平行方向からの曲げ強度よりも小さなものとなる。
この曲げ強度について図9、10を用いて詳細に説明する。図9は、ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ガイドフレーム310において切欠きCを設けていないものである。また、図10は、ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ガイドフレーム310において切欠きCを設けたものである。図9(a)において、用紙Pの有する熱がガイドフレーム310に対し伝導せず、ガイドフレーム310が低温の状態にあるときは、ガイドフレーム310は変形することなく、ガイド穴311とダイス穴313は同一の軸上に配置してパンチ刃301が通過できるようになっている。しかし、用紙Pが搬送されガイドフレーム310だけが高温の状態になったときは、ガイドフレーム310だけが大きく変形してしまう。熱による変形は、曲げ強度が相対的に小さい方向に反り返って行われる。切欠きCが無い状態でのガイドフレーム310では、上方面310−1に対する垂直方向からの曲げ強度が上方面310−1に対する平行方向からの曲げ強度よりも大きくなっているため、図9(b)のように上方面310−1に対する平行方向に反り返ってしまう。これにより、ガイド穴311の位置が移動してしまい、ガイド穴311とダイス穴313は同一の軸上に配置することができず、パンチ刃301が通過できなくなってしまう。
そこで、図10のように切欠きCを設けるようにして上記問題点を解消する。図10(a)はガイドフレーム310が低温の状態にあるときの形状であるが、ガイドフレーム310に切欠きCを設けることにより、上方面310−1の大部分の領域において、上方面310−1に垂直な方向に対して薄肉となる上薄肉部が形成されることになる。この上薄肉部において、上方面310−1に対する垂直方向からの曲げ強度が上方面310−1に対する平行方向からの曲げ強度よりも小さくなっているため、図10(b)のように上方面310−1に対する垂直方向に反り返ることになる。垂直方向に反り返ってくれることにより、ガイド穴311の位置は大きく移動することは無く、ガイド穴311とダイス穴313は同一の軸上に配置することができないという事態も起こらないため、パンチ刃301は通過することができる。つまり、温度偏差による影響は低減され、パンチ穴311とダイス穴313の勘合に寄与する上方面310−1に対する垂直方向への変形は極小とすることができ、両穴の芯ズレを低減することができる。
また、熱伝達防止部材314の存在により、用紙Pの穿孔ユニット進入時及び通過時において、用紙Pとガイドフレーム310との接触を低減でき、ガイドフレーム310の温度上昇を抑えることができる。このことは温度偏差自体を低減し、ガイドフレーム310の上方面310−1に対する垂直方向への変形を極小とすることに寄与するものであり、これによりパンチ穴311とダイス穴313の両穴の芯ズレを低減することができる。
本発明の穿孔装置を取り付けたプリンタ、コピー機、ファクシミリ、MFPその他の画像形成装置の開発が望まれる。
画像形成装置100とシート後処理装置200により構成される画像形成システムの構成を図示したものである。 穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に垂直な方向から見たときのものを図示したものである。 穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に同一な方向から見たときのものを図示したものである。 穿孔ユニットが用紙Pを穿孔する様子を(a)〜(e)に亘って図示したものである。 ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ダイフレーム312において切欠きCを設けていないものである。 ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ダイフレーム312において切欠きCを設けたものである。 他の形態の穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に垂直な方向から見たときのものを図示したものである。 他の形態の穿孔装置121の内部構成を用紙Pの搬送方向に同一な方向から見たときのものを図示したものである。 ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ガイドフレーム310において切欠きCを設けていないものである。 ガイドフレーム310とダイフレーム312の形状についての斜視図であり、ガイドフレーム310において切欠きCを設けたものである。
符号の説明
100 画像形成装置
200 用紙後処理装置
121 穿孔装置
301 パンチ刃
302 モータ
303 ベルト
304 駆動プーリ
305 軸
306 ホームポジションセンサ
307 カム
308 ホルダ
309 ホッパ
310 ガイドフレーム
310−1 上方面
310−2 上方傾斜部
311 パンチ穴
312 ダイフレーム
312−1 下方面
312−2 下方傾斜部
313 ダイス穴
314 熱伝達防止部材
314−2 突出部
315 スペーサ
316 リベット
317 上流搬送ガイド部材
318 上搬送ガイド部材
318−1 (上搬送ガイド部材の)シート案内面
319 下搬送ガイド部材
319−1 (下搬送ガイド部材の)シート案内面

Claims (5)

  1. シートの搬送経路の下方に配置され、搬送されてくるシートを穿孔するためのパンチ刃を案内するダイス穴が形成されているダイフレームを有し、
    前記パンチ刃を移動して前記ダイス穴を通過させることによりシートを穿孔する穿孔装置において、
    前記ダイス穴が形成されている下方面は、前記シートの搬送方向上流側に下方に傾斜した下方傾斜部を有し、
    前記下方傾斜部の略全領域に前記ダイフレームより熱伝導率の低い熱伝達防止部材が設けられ、
    前記熱伝達防止部材は、前記下方傾斜部に向かってくる前記シートと直接接触する部位
    に設けられていることを特徴とする穿孔装置。
  2. 前記熱伝達防止部材は、前記搬送されるシートを上方より直接案内する面としての形状である上方面と前記下方面との間の距離未満であって、前記下方傾斜部以外の前記下方面より突出する突出部を有していることを特徴とする請求項1に記載の穿孔装置。
  3. シートの搬送経路の上方に配置され、搬送されてくるシートを穿孔するためのパンチ刃を案内するガイド穴が形成されているガイドフレームを有し、
    前記パンチ刃を移動して前記搬送経路を介して前記ガイド穴と対向する位置に設けられたダイス穴を通過させることによりシートを穿孔する穿孔装置において、
    前記ガイド穴が形成されている上方面は、前記シートの搬送方向上流側に上方に傾斜した上方傾斜部を有し、
    前記上方傾斜部の略全領域に前記ガイドフレームより熱伝導率の低い熱伝達防止部材が設けられ、
    前記熱伝達防止部材は、前記上方傾斜部に向かってくる前記シートと直接接触する部位に設けられていることを特徴とする穿孔装置。
  4. 前記熱伝達防止部材は、前記上方面と前記搬送されてくるシートを下方より直接案内する面としての形状である下方面との間の距離未満であって、前記上方傾斜部以外の前記上方面より突出する突出部を有していることを特徴とする請求項3に記載の穿孔装置。
  5. シートに画像を形成する画像形成部と、請求項1からの何れか1項に記載の穿孔装置とを備え、前記画像形成部により画像が形成されたシートに対して、前記穿孔装置により穿孔することを特徴とする画像形成システム。
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