JP4647331B2 - ヘッドレスト付き車両用シート - Google Patents

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Description

本発明は、自動車等に搭載されるヘッドレスト付き車両用シートに関し、さらに詳しくは、乗員の頭部を拘束するだけでなく、必要に応じて頸部を好適に支持することもできるヘッドレスト付き車両用シートに関するものである。
車両用ヘッドレスト、或いはヘッドレスト付き車両用シートにおいては、乗員保護性能や快適性向上等の観点から、種々の構造が提案されている。
例えば、特許文献1には、ポールを介してシートバック上部に取り付けられるメイン部の両側部に、シート前後方向に回動可能にサイド部をそれぞれ取り付け、通常使用時には上記サイド部を上方へ回動させて上記メイン部と共に頭部を拘束し得るようにする一方、例えば、車両のコーナリング走行によって乗員に大きな横G(左右方向の慣性力)が掛かるような場合や、シートが助手席や2列目シート等であって乗員が車両の走行時に居眠りをしているときのように自己の頭部の姿勢保持の意識を欠いているような場合に、上記サイド部をシート前方側へ倒して乗員の頭部の横揺れを規制するようにしたものが提案されている。
特許文献1に記載のヘッドレストは、上記サイド部をシート前方側へ倒したとき、頭部が横方向に所定の範囲以上動くことを規制することができるが、頸部の支持はなされない。乗員(車両走行中の運転者を除く)がリラックスしてシートに着座したとき、その頸部を支持すれば、頭部支持の負担が軽減され、より快適性を向上することができる。しかし特許文献1に記載のヘッドレストは、乗員の頸部を支持するように構成されていないので、上記のような快適性の向上を望むことができない。
一方、このような課題も考慮したヘッドレストとして、例えば特許文献2に示されるようなものが提案されている。図9は、特許文献2に示されるヘッドレストに相当するヘッドレスト190の斜視図である。ヘッドレスト190は、ポールを介してシートバック上部に取り付けられるヘッドレスト本体194の下側に、このヘッドレスト本体194を左右両側及び下側から挟むような略凹部状形態を有する補助部195を配置し、且つこれをヘッドレスト本体194の下側の枢軸191を中心として回動可能としたものである。そして、通常使用時には補助部195を上方へ回動させてこれをヘッドレスト本体194の左右両側及び下側にそれぞれ位置させ(二点鎖線で示す状態)、ヘッドレスト本体194とともに乗員の頭部を拘束し得るようにする一方、例えば、乗員に大きな横Gが掛かるような場合には、補助部195をシート前方側へ倒してこれをヘッドレスト本体194の下側位置からシート前方側へ延出させ、補助部195の左右両側に位置する両端部分193で乗員の頭部の横揺れを抑制するとともに、補助部195の中央に位置する中央部分192によって乗員の頸部を拘束するものである。
なお補助部195は、枢軸191から上方へ立設させた不使用姿勢(二点鎖線で示す)と、不使用姿勢から略90°前方へ回動させた使用姿勢(実線で示す)とに切換えることができ、その途中の位置に停止させて使用することも可能であるとされている。
実開平7−39606号公報 特開平9−75167号公報
特許文献2には、補助部195を使用姿勢に切換えることによって、乗員の首、頭、体等が固定され、安眠できる旨記載されている。このような作用を、様々に異なる乗員の体型や着座姿勢に適宜対応して安定的に得るためには、充分な位置調整機構が不可欠である。
しかしながら、上記ヘッドレスト190は、補助部195の位置調整機能が不充分であるという問題点があった。例えば中央部分192の先端部192aによる頸部の支持を考えると、上下方向の調整はヘッドレスト190自体をシートバックに対して上下させることによって容易に可能である。しかし前後方向の調整は困難である。補助部195の使用姿勢を、不使用姿勢から約90°前方へ回動させた状態に画一的に規定すれば、使用姿勢における先端部192aの前後方向位置調整は不可能ということになる。また上述の使用姿勢を中心として、その前後に回動角度を微調整するようにしても、先端部192aは上下方向に移動するばかりで、前後方向には殆ど移動しない。これは、補助部195が略水平状態となる姿勢を使用姿勢としているためであり、先端部192aにおける回動円の接線が略鉛直方向に延びているからである。
なお、補助部195を殆ど鉛直に近い立設状態まで使用姿勢を拡大し、その拡大された使用姿勢の範囲内で補助部195を大きく回動させるようにすれば、先端部192aの前後方向の位置調整幅を拡大することができるように見える。しかしこのような前後方向位置の調整幅拡大策は、以下説明するようにヘッドレスト190全体の大型化を招き、運転者の後方視界を狭める等の新たな弊害を生じさせるので、問題の解決策とはなり得ない。
図9に示すように、補助部195の立設状態において、中央部分192はヘッドレスト190の全高の半分程度の高さを占める。これは、枢軸191と先端部192aとの距離(回動半径)をある程度確保するための必然の構造である(そもそもこの回動半径が小さければ、立設状態に近い姿勢まで使用姿勢を拡大しても前後方向位置調整幅の拡大が望めない。また後頭部よりも前方に位置する頸部を充分保持できない。)。補助部195を立設状態に近い姿勢とし、先端部192aによって頸部を支持する場合、後頭部は先端部192aから離間した、より高い位置にくることになる。このような高い位置で後頭部を拘束するには、ヘッドレスト本体194の高さをより拡大する必要がある。また、走行により上下左右に揺れる頭部をそのような高い位置で効果的に拘束するために、こうした高い位置でのヘッドレスト本体194の左右への拡大も必要となる。つまりヘッドレスト本体194の大型化が必要となり、必然的にヘッドレスト190の大型化を招くものである。
ヘッドレスト190を大型化すると、運転者や乗員の後方あるいは前方の視界を狭くするという新たな問題が生じる。例えば、大型化したヘッドレスト190を2列目以降のシートに採用した場合、運転者が後ろを振り返ったり、フロントヘッダーに設置したバックミラーを使用したりして後方確認する際、ヘッドレスト190によって遮られる視野が拡大する。つまり後方視界を狭めてしまう。また例えば、大型化したヘッドレスト190を、最後列よりも前の座席(助手席を含む)に採用した場合、その前の座席より後方に着座する乗員の前方視界を狭め、圧迫感を増大させてしまう。
以上説明したように、特許文献2に記載の構造では、ヘッドレストを大型化することなく、充分な調整幅をもって頸部を適切に支持することが困難である。
本発明は以上のような事情に鑑み、ヘッドレストの大型化を抑制しつつ、乗員の頭部を効果的に拘束し、さらに必要に応じて、充分な調整幅をもって頸部を適切に支持することができるヘッドレスト付き車両用シートを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1の発明は、シートバックの上方側にヘッドレストを配設したヘッドレスト付き車両用シートにおいて、上記ヘッドレストは、ヘッドレスト本体と、該ヘッドレスト本体より下方側に設けられ、乗員の頸部を後方から支持するネックサポート部とを備え、上記ネックサポート部は、上記ヘッドレスト本体内でシート幅方向に延設された横軸を中心に回動することにより、上記ヘッドレスト本体に対し独立して前後方向に移動可能とされ、かつ所定の回動角度で位置決め可能であるように構成されており、上記ヘッドレスト本体には、下方に延設された下方側延長部が形成されており、上記下方側延長部は、上記ネックサポート部が最後方に位置する状態で該ネックサポート部に後方側から当接するように構成され、上記ネックサポート部が最後方に位置する状態を前方から見て、該ネックサポート部のシート幅方向の少なくとも一方側端部に、上方側に延設された端部延設部が形成されており、上記端部延設部が上記横軸に軸支されて上記ネックサポート部と一体に回動可能とされていることを特徴とする。
また請求項2の発明は、請求項1記載のヘッドレスト付き車両用シートにおいて、上記横軸は上記ヘッドレスト本体の内部上方側に設けられていることを特徴とする。
また請求項3の発明は、請求項1または2記載のヘッドレスト付き車両用シートにおいて、上記ネックサポート部の前面は、該ネックサポート部のシート幅方向中央部よりもその両端側が前方に突出するように湾曲して形成されていることを特徴とする。
また請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れか1項に記載のヘッドレスト付き車両用シートにおいて、上記ネックサポート部が少なくとも最後方に位置する状態よりも前方側に位置するように回動された状態において、当該ヘッドレストには、上記ネックサポート部の前面ないし上面と、上記端部延設部の上記ヘッドレスト本体の側面に対向する内方側面と、上記ヘッドレスト本体の前面とにより凹部が形成されることを特徴とする。
また請求項5の発明は、請求項4記載のヘッドレスト付き車両用シートにおいて、上記凹部は、上記ネックサポート部が最後方に位置する状態においても形成されることを特徴とする。
また請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れか1項に記載のヘッドレスト付き車両用シートにおいて、上記シートバックを後傾自在とするリクライニング機構を備えることを特徴とする。
なお、当明細書において上下前後左右の方向を指すときは、特に記す場合を除いて、上半身を略鉛直に伸ばしてシートに着座した乗員、つまり、運転席に着座して運転操作を行っている乗員を基準とする方向をいうものとする。
請求項1の発明によれば、ヘッドレストの大型化の抑制と、乗員の頭部拘束および頸部の適切な支持とが可能となる。特にヘッドレスト本体によって乗員の頭部が必要以上に後方へ移動しないように拘束され、車両衝突時の乗員保護性能を向上させることができる。また必要に応じてネックサポート部を回動させて前方へ移動させることにより、乗員の頸部を後方から支持することができる。例えば乗員がリラックス(居眠りを含む)して着座している場合、シートバックの後傾により上半身を後傾させて着座するリクライニング状態の場合、走行中に大きな慣性力(横Gを含む)が作用する場合等において、ネックサポート部に当該頸部を支持させることによって、頸部負担の軽減を図ることができる。つまり乗員の快適性を向上させることができる。
しかも、ネックサポート部がヘッドレスト本体より下方側に設けられ、ヘッドレスト本体内に設けられた横軸を中心に回動するように構成されているので、ネックサポート部がヘッドレスト本体の真下近傍にあるときのネックサポート部における回動円の接線方向は略水平方向となる。その状態からネックサポート部を回動させると、回動円の略接線方向である前後方向に大きく移動し、上下方向には殆ど移動しない。つまり使用頻度の高い使用形態において充分な前後方向位置の調整幅を確保することができる。
またネックサポート部を比較的大きく前後方向に移動させても上下方向の移動量が小さいので、ネックサポート部の高さ位置をあまり変化させずに低位置を維持させることができる。従って、ヘッドレスト本体を比較的低位置(シートバックに近い位置)に設けることができるので、ヘッドレストを大型化しなくても、効果的な頭部拘束作用を得ることができる。
さらに、ヘッドレスト本体の下方に延設された下方側延長部によって、ネックサポート部が最後方位置からさらに後方側に移動することが規制される。つまり、例えば、車両の衝突等によって乗員の頭部に後方への過大な荷重が作用した場合において、ネックサポート部の必要以上の後方側への移動を確実に防止することができる。
またさらに、乗員がネックサポート部の端部延設部を把持してネックサポート部を回動させることができるので、回動操作性を高め、位置の微調整を容易化することができる。
請求項2に記載の発明によれば、横軸をヘッドレスト本体の内部上方側に設けることにより、横軸をヘッドレスト本体の内部下方側に設ける場合に比べ、ネックサポート部の回転半径を長くとることができる。すなわち回動角度に対する前後方向移動量が比較的大きくなるので、より広い前後位置調整幅を得ることができる。
請求項3に記載の発明によれば、ネックサポート部で頸部を支持する際、その湾曲形状によって、例えば、横Gにより頭部が横に振られても頸部をシート幅方向中央に寄せるような復元力が作用する。従って、必要以上の頸部の横揺れを抑制することができる。
請求項4に記載の発明によれば、ネックサポート部で頸部や後頭部を支持する際、乗員の頭部を凹部に収めることができる。そして凹部に収められた頭部が、この凹部から逸脱することが規制される。例えば乗員が居眠りをし、自己の頭部の姿勢保持の意識を欠いているような場合であっても、凹部に後頭部を委ねるように収めることにより、ヘッドレストによる頭部の拘束を継続し続けることができる。つまり乗員保護性能の向上と快適性の向上とを効果的に図ることができる。
請求項5に記載の発明によれば、ネックサポート部が最後方に位置する状態においても凹部によって必要以上の頭部の横揺れを抑制することができる。
請求項6に記載の発明によれば、シートをリクライニング状態とすることにより、乗員は充分リラックスして着座することができる。頭部をヘッドレスト本体で、頸部をネックサポート部で支持することにより、頭部のみをヘッドレスト本体で支持する場合に比べ、格段に頸部の負担を軽減することができ、快適性をより向上させることができる。
まず、本発明の実施形態の基礎となる参考形態について図面に基づいて説明する。図1は、本発明に係る第1参考形態のヘッドレスト付き車両用シート50(以下シート50と略称する)の側面図である。シート50が設けられる座席位置に制限はないが、特に運転席以外の座席、つまり走行中にもリラックス(居眠りを含む)して着座して良い座席に設けると好適である。シート50は、主に乗員の座面を支持するシートパン56を内蔵したシートクッション52と、乗員の背もたれとなるシートバック51とからなる。さらにシートバック51の上方側に、乗員の頭部および必要に応じて頸部を拘束するヘッドレスト1が設けられている。
シート50は、シートバック51を後傾自在とするリクライニング機構55を備えている。リクライニング機構55は、例えばレバー53とヒンジ部54とを備え、レバー53を前上がり方向に回転させることによって、シートバック51を、実線で示す通常着座状態と二点鎖線で示すリクライニング状態とに切換えられるように構成されている(矢印A2で示す)。シートバック51を適宜途中位置で停止させることも自在である。
なお、当参考形態で前後上下左右の方向を指すときは、特に記す場合を除いて、シート50に通常着座状態で着座した乗員を基準とする方向をいうものとする。従ってシート幅方向とは左右方向、つまり車幅方向と同義である。
図2は、ヘッドレスト1の斜視図である。ヘッドレスト1は、主にヘッドレスト本体2と、ヘッドレスト本体2をシートバック51に連結するポール23と、ヘッドレスト本体2の下方側に設けられたネックサポート部3と、ネックサポート部3をヘッドレスト本体2に対して回動自在に支持する回動アーム20とからなる。
ヘッドレスト本体2は、主として乗員の頭部が必要以上に後方へ移動しないように拘束する部材である。ヘッドレスト本体2は、例えば、表皮一体発泡成形により製作された成形体であって、全体として横長の枕状形態を有している。
ポール23は、正面視で略逆U字状に曲げられた棒状体であり、車幅方向に延びる基部23aと、その両端から下方に延びる左右一対の脚部23bとからなる。基部23aはポール基部ホルダ10に覆われた状態でヘッドレスト本体2の内部に埋設されている。そして脚部23bの先端側がヘッドレスト本体2の下方側から突出している。シートバック51には、突出したポール23の脚部23bを受け入れる図外のポールホルダが設けられており、ポール23をそのポールホルダに嵌挿することによってヘッドレスト1がシートバック51に取り付けられるように構成されている。また、ポール23の嵌挿深さ、つまりヘッドレスト1の高さを、周知の機構により適宜調整して固定できるように構成されている。
ポール基部ホルダ10の車幅方向両端には、後述する回動アーム20の枢軸26(横軸)を回動自在に支持する軸支部材10aが形成されており、枢軸26と係合する先端部分がヘッドレスト本体2の側面から突出している。軸支部材10aは、ヘッドレスト本体2の内部上方側、詳しくは上下方向中央よりも上側に設けられている。
ネックサポート部3は、必要に応じて乗員の頸部を後方から支持する部材である。ネックサポート部3は、例えば、表皮一体発泡成形により製作された成形体であって、ヘッドレスト本体2よりも高さ及び前後方向の厚みが小さく、ヘッドレスト本体2と略同幅の枕状形態を有している。ネックサポート部3には、左右方向に延びるネックサポート芯材21が通されている。ネックサポート芯材21の両端はネックサポート部3の両側面から突出している。ネックサポート部3の前側表面は、頸部を安定的に支持できるような湾曲形状となっている。すなわち図2に示す状態で、ネックサポート部の前側表面において、シート幅方向中央部よりもその両端側が前方に突出するように湾曲して形成されている。また上端面のシート幅方向中央部よりも両端部が上方に突出するように湾曲して形成されている。シート幅方向中央部付近の上端前面の曲率半径R(図3(a),(b)参照)は、一般的な乗員40の頸部42の形状に適合し易い25±10mmとなっている。
回動アーム20は、各軸支部材10aとネックサポート芯材21の各端部とをそれぞれ連結することにより、ヘッドレスト本体2にネックサポート部3を回動自在に支持させる左右一対の部材である。回動アーム20の各下方側端はネックサポート芯材21の端部に接合されている。一方、各回動アーム20の上方側端には、互いに対向する向きに(すなわちヘッドレスト本体2の内部側に向けて)突出する枢軸26が形成されている。枢軸26は軸支部材10aに嵌入され、回動自在に軸支されている。従って、ネックサポート部3と回動アーム20とは一体となって枢軸26を中心に回動自在となっている。その回動角度範囲は、ネックサポート部3が最後方位置から前方側へ移動する方向(図3(a)の矢印A1参照)に、例えば最大約60°に設定されている。
枢軸26と軸支部材10aとは、軸支部材10aに設けられたリング状部位と、枢軸26に設けられた係合突起とが互いに押圧されて接触するように構成されており、その摩擦力を利用した周知のフリクション機構により係合されている。このフリクション機構により、乗員が上記摩擦力に抗しながら30〜100Nの力で回動アーム20(またはネックサポート部3)を回動させると、ゆっくりと回動させられるように構成されている。そして回動を停止すると、回動アーム20はその位置(回動角度)を保持して固定されるように構成されている。
次に、シート50の作用を、使用形態に即して説明する。図3は、シート50の使用形態の一例を示す説明図であり、(a)は通常着座状態、(b)はリクライニング状態を示す。
図3(a)は、詳しくはシート50を通常着座状態とし、ネックサポート部3を第1姿勢とした状態(実線で示す)と第2姿勢とした状態(二点鎖線で示す)とを示している。
ネックサポート部3の第1姿勢とは、ネックサポート部3が回動角度範囲の最後方側に位置するように回動アーム20を回動させた姿勢であり、ヘッドレスト本体2の前面とネックサポート部3の前面とが略同一平面内にあるような姿勢である。また第2姿勢とは、第1姿勢の状態から、ネックサポート部3を前方側へ回動(矢印A1で示す)させた姿勢である。
通常着座状態では、乗員40の上半身と頭部41とが略鉛直に伸び、乗員40は図示のように頭部41をヘッドレスト本体2に預けて(もたれかけて)着座するか、着座頭部41とヘッドレスト本体2との間に僅かな隙間を空けて着座している。
通常着座状態において、第1姿勢は、例えば、乗員40の頭部41の横揺れが少なく、主として頭部41の後方移動に対して頭部拘束機能を発揮することを主眼においた場合、つまりヘッドレスト1を従来の通常のヘッドレストと同様の目的で使用する場合に好適な姿勢である。この第1姿勢では、ヘッドレスト本体2の前面とネックサポート部3の前面とが略同一の面を構成しており、この広い面積で乗員40の頭部41を拘束することで、高い頭部拘束機能が発揮される。
例えば、急加速や衝突等によって乗員40に大きな前進加速度が作用した場合、頭部41には後方に向けて大きな荷重(慣性力)が作用し、後方変位させようとする。しかし頭部41が、ヘッドレスト本体2によって、ヘッドレスト本体2と当接する位置よりも後方変位しないように拘束されているので、頸部42に過度の負担がかかることが効果的に抑制されている。
またヘッドレスト本体2の前面とネックサポート部3の前面とが略同一平面内にあるので、その双方で頭部41および頸部42からの荷重をより広い面積で受けることができ、衝撃の分散を図ることができる。
一方、通常着座状態におけるネックサポート部3の第2姿勢は、例えば、より頭部拘束機能を高めたい場合、ある程度の横揺れがある場合、或いは乗員40がややリラックスして着座する場合等に好適な姿勢である。
第1姿勢と第2姿勢とを切換えるには、操作者がネックサポート部3または回動アーム20を把持し、回動させる。そして所望の回動角度となる位置で回動動作を停止すると、上記フリクション機構により、その位置で固定される。この回動動作において、ネックサポート部3が第1姿勢にあるときの回動円の接線方向が略水平方向となるので、ネックサポート部3は回動円の略接線方向である前後方向に大きく移動し、上下方向には殆ど移動しない。つまり使用頻度の高い使用形態において、ネックサポート部3の高さ位置をあまり変化させず、低い位置を維持したまま前後位置を大きな調整幅で調整することができる。またこれにより、ヘッドレスト本体2における頭部41を拘束する位置が、ヘッドレスト1全体の高さに対して比較的低い位置(図示のようにヘッドレスト1の中央付近)とすることができるので、ヘッドレスト1全体の大型化が効果的に抑制されている。
しかも、枢軸26がヘッドレスト本体2の内部上方側に設けられているので、枢軸26をヘッドレスト本体2の内部下方側に設ける場合に比べ、ネックサポート部3の回転半径を長くとることができる。すなわち回動角度に対する前後方向移動量が比較的大きくなっている。従って、より広い前後位置調整幅を得ることができるとともに、停止位置の微調整の容易化が図られている。
ネックサポート部3を第2姿勢とすると、頭部41の後方変位に対し、頭部41をヘッドレスト本体2で、頸部42をネックサポート部3で、それぞれ的確に拘束するので、ヘッドレスト本体2のみで頭部41のみを拘束する第1姿勢よりも、より高い頭部拘束効果を得ることができる。
さらに、図示のように頸部42をネックサポート部3に預けて着座すると、乗員40が頭部41を支持するための頸部42の負担が軽減され、快適性が高められる。しかも、ネックサポート部3の前面が、シート幅方向中央部よりもその両端側が前方に突出するように湾曲して形成され、さらに上端面のシート幅方向中央部よりも両端部が上方に突出するように湾曲して形成されているので、例えば、横Gにより頭部41が横に振られても、頸部42を穏かに左右方向中央位置に復元させる復元力が作用する。従って、頸部42の横揺れを、ある程度許容しつつも必要以上に大きくならないように抑制している。さらに、ネックサポート部3のシート幅方向中央部付近の上端前面の曲率半径Rを、一般的な乗員40の頸部42の形状に適合し易い25±10mmとしていることも相俟って、乗員40の快適性がより高められている。
図3(b)は、詳しくはシート50をリクライニング状態とし、ネックサポート部3を第2姿勢とした状態を示している。この図に示すように、リクライニング状態では、乗員40の上半身と頭部41とが斜め上方に延びている。頭部41にはこれを後傾させようとする重力が作用するので、その重力に抗して頸部42のみで頭部41を支持するのは負担が大となる。そこで頭部41をヘッドレスト本体2に預け、ヘッドレスト本体2からの支持を受けることにより、頸部42の負担を軽減することができる。さらに図示のように、第2姿勢としたネックサポート部3に頸部42を支持させることにより、頸部42の負担を大幅に軽減することができる。
なお、ネックサポート部3の位置調整に前後して、周知の機構によりポール23のシートバック51への嵌挿深さを調整し(矢印A3で示す)、頭部41がヘッドレスト本体2に、頸部42がネックサポート部3に、それぞれ好適に当接して支持されるようにすれば良い。
図4は、本発明に係る第2参考形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレスト1aの側面図である。以下の参考形態において、ヘッドレスト以外は第1参考形態と同様なのでその重複説明を省略する。また、第1参考形態と同一または同様の機能を有する部材には第1参考形態と同一符号を付し、その重複説明を省略する。
参考形態のヘッドレスト1aは、第1参考形態のヘッドレスト1に対し、ヘッドレスト本体2aが異なっている。ヘッドレスト本体2aは、第1参考形態のヘッドレスト本体2の下方に下方側延長部7を形成したような形状となっている。下方側延長部7は、ネックサポート部3が第1姿勢にある状態でネックサポート部3と当接し、ネックサポート部3がそれより後方側へ移動することを規制している。
ヘッドレスト1aがこのように構成されているので、ネックサポート部3が必要以上に後方へ移動することをより確実に規制することができる。例えば、車両の衝突等によってネックサポート部3に後方向きに大きな荷重、具体的には枢軸26と軸支部材10aとの相対位置保持力(フリクション機構の摩擦力)を超える力に相当する荷重が作用した場合、ネックサポート部3が後方へ移動してしまう。そのような場合でも、下方側延長部7がネックサポート部3を確実に受け止め、その最後方位置より後方に移動することを規制することができる。
図5は、本発明に係る第1実施形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレスト1bの図であり、(a)はネックサポート部3が第1姿勢にある状態の斜視図、(b)は(a)の側面図、(c)はネックサポート部3が第2姿勢にある状態の側面図である。
ヘッドレスト1bは、第1実施形態のネックサポート部3の左右両端に端部延設部4を設けている点が第2参考形態のヘッドレスト1aと異なる。端部延設部4は、図5(a),(b)に示すように、ネックサポート部3が最後方に位置する第1姿勢の状態を前方から見て、シート幅方向の両側端部から上方側に延設されている。ネックサポート部3と端部延設部4とは一体となって補助体30を形成している。回動アーム20は端部延設部4に内蔵されている。従って、ネックサポート部3を含む補助体30は、図5(c)に示すように、全体が一体となって内蔵の枢軸26を中心に回動可能となっている(矢印A1で示す)。
ヘッドレスト1bは、第2参考形態のヘッドレスト1aの作用・効果を全て有し、さらに端部延設部4を設けることにより、乗員40がこの端部延設部4を把持してネックサポート部3を回動させることができるので、より回動操作性が高められ、位置の微調整の一層の容易化が図られている。
図6は、本発明に係る第2実施形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレスト1cの図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。
ヘッドレスト1cは、第1実施形態の端部延設部4に代えて端部延設部4aとされている点が第1実施形態のヘッドレスト1bと異なる。ネックサポート部3と端部延設部4aとは一体となって補助体30aを形成している。図6(b)に示すように、ネックサポート部3を第2姿勢とした状態において、ヘッドレスト1cには、ネックサポート部3の前面ないし上面と、端部延設部4の内方側面と、ヘッドレスト本体2aの前面とにより凹部38(図6(a),(b)にハッチングで示す)が形成されるように構成されている。凹部38は、シート幅方向に沿って横長となっている。
またこの凹部38は、第1姿勢においても、第2姿勢より範囲は狭いが形成されるように構成されている。
ヘッドレスト1cの、第1姿勢と第2姿勢との切換え手順は、第1実施形態のヘッドレスト1bと同様である。ヘッドレスト1cは、ヘッドレスト1cの作用・効果を全て有し、さらに次の作用・効果を有する。
ネックサポート部3(補助体30a)の第2姿勢は、例えば、大きな横Gが作用し、乗員40の頭部41の横揺れが大きく、頭部の後方移動とともに、頭部の側方移動に対しても充分な頭部拘束機能を必要とする場合や、乗員40が居眠りをする等して頭部41の姿勢保持の意識を欠いている場合等に好適である。
図6(b)に示すように、ネックサポート部3を第2姿勢とした状態で乗員40が頭部41をヘッドレスト1cに預けると、頭部41の後部が凹部38に収められる。従って、乗員40に大きな横Gが作用したり、乗員40が頭部41の姿勢保持の意識を欠いていたりしても、頭部41がヘッドレスト本体2aを逸脱しないように、また頸部42がネックサポート部3を逸脱しないように、凹部38内に効果的に拘束される。
また、凹部38が、シート幅方向に沿って横長であるため、頭部41は凹部38内で、ある程度の横揺れが許容される。従って走行中の頭部41は適度に横揺れし、一層の心地良さを乗員40に感じさせることができる。
一方、ネックサポート部3を第1姿勢にして使用した場合、その状態においても第2姿勢の場合よりは小さいが凹部38が形成されるので、ネックサポート部3が頸部42を支持していなくても、頭部41が凹部38に収められることにより、必要以上の横揺れが抑制される。
図7は、本発明に係る第3実施形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレスト1dの斜視図である。また図8は、ヘッドレスト1dの分解斜視図である。ヘッドレスト1dの概略構成として、ヘッドレスト本体102と補助体103とを備える。
まずヘッドレスト本体102の構造について説明する。ヘッドレスト本体102は、例えば、表皮一体発泡成形により製作された成形体であって、全体として横長の枕状形態を有するヘッドサポート部121と、該ヘッドサポート部121の下面側に延設された延設部122(下方側延長部。第2参考形態および第1、第2実施形態の下方側延長部7に相当する。)とを備える。延設部122は、ヘッドサポート部121の前後方向中央よりも後方側に偏位しており、該延設部122の前面122aとヘッドサポート部121の前面121a(すなわち、ヘッドレスト本体102の前面102a)との間には段差が存在している。
また、このヘッドレスト本体102内には、基部123aと、基部123aの左右両側にこれと略直交状態で延設された左右一対の脚部123b,123bをもつポール123が、該基部123aを埋設せしめた状態で配置されるとともに、各脚部123b,123bは延設部122の下面側からそれぞれ下方へ突出している。そして、このポール123の基部123aの両端、すなわち脚部123b,123bの上端部には、それぞれナット125を備えたブラケット124が取り付けられている。
次に補助体103の構造について説明する。補助体103は、例えば、表皮一体発泡成形により製作された成形体であって、シート幅方向に延びるネックサポート部131(第1、第2参考形態および第1、第2実施形態のネックサポート部3に相当する。)と、該ネックサポート部131の左右両端に連続してこれと略直交方向に延びる左右一対のサイドサポート部132,132(第2実施形態の端部延設部4aに相当する。)を備えて構成され、全体として、左右方向の中央寄り部分がその上端側から矩形状に切り欠かれた略凹部状形態を有している。そして、この矩形状切欠部130にヘッドレスト本体102が嵌挿配置されて、ヘッドレスト1dが構成されている。
ネックサポート部131は、ヘッドレスト本体102の幅寸法より若干大きめの幅寸法をもつとともに、その奥行き寸法(すなわち、前面131aと後面131bとの間隔寸法)は、ヘッドレスト本体102におけるヘッドサポート部121の前面121aと延設部122の前面122aとの段差寸法と略合致している。
サイドサポート部132は、その前面132aがネックサポート部131の前面131aと同一面を形成するとともに、その後面132bは、ヘッドレスト本体102への組み付け状態においてヘッドレスト本体102の後面102bと略同一面を形成するようにその形状が設定されている。従って、このネックサポート部131の後面131bとサイドサポート部132の後面132bとの間には、ヘッドレスト本体102の延設部122の厚さ寸法に相当する大きさの段差が存在することになる。
また、補助体103内には、基部133aと該基部133aの左右両側にこれと直交状態で延設された左右一対の脚部133b,133bをもつ芯体133が、該基部133aをネックサポート部131に、各脚部133b,133bを各サイドサポート部132,132に、それぞれ対応させた状態で埋設配置されている。そして、各脚部133b,133bの先端部にはそれぞれボルト孔136を備えたブラケット134が取り付けられている。
次にヘッドレスト本体102と補助体103との組み付けについて説明する。上述のように構成されたヘッドレスト本体102と補助体103とは、ヘッドレスト本体102を補助体103の矩形状切欠部130に嵌挿配置し、且つヘッドレスト本体102側の各ブラケット124に設けられたナット125と、補助体103側の各ブラケット134のボルト孔136とを同軸上に位置させ、この状態で補助体103の各サイドサポート部132,132の外側からボルト135(横軸)を挿通し、これをナット125に螺合させることで、一体的に組み付けられて、図7に示すようなヘッドレスト1dが構成される。
次にヘッドレスト1dの作動等について説明する。上述のように構成されたヘッドレスト1dは、ヘッドレスト本体102のポール123の各脚部123b,123bをシートバック51の上端部に設けられた図外のポールホルダに嵌挿することでシートバック51に取り付けられる。そして、このヘッドレスト1dにおいては、補助体103がボルト135,135を中心として前後方向に回動可能とされ、図7に実線で図示する第1姿勢と、同図に二点鎖線で示す第2姿勢との間で姿勢変更できるようになっている。
なお、第2姿勢での補助体103の姿勢保持は、ボルト135の捩じ込み力(すなわち、ヘッドレスト本体102の側面121bと、サイドサポート部132の内面132cとの間に作用する摩擦力)によってなされる。
第1姿勢は、例えば、乗員40の頭部41の横揺れが少なく、主として頭部41の後方移動に対して頭部拘束機能を発揮することを主眼においたときに好適な姿勢である。この第1姿勢では、ヘッドレスト本体102の前面102aと補助体103の前面103a(前面103aはネックサポート部131の前面131aおよびサイドサポート部132の前面132aからなる)とが略同一の面を構成しており、この広い面積で乗員40の頭部41を拘束することで、より高い頭部拘束機能が発揮される。なお、この第1姿勢においては、ヘッドレスト本体102の延設部122の前面122aが補助体103のネックサポート部131の後面131bに当接係合しており、これら両者の係合により補助体103のそれ以上の後方移動が規制され、より確実な拘束作用が担保されている。
これに対し、第2姿勢は、例えば、大きな横Gが作用し、乗員40の頭部41の横揺れが大きく、頭部の後方移動とともに、頭部の側方移動に対しても充分な頭部拘束機能を発揮する必要がある場合に好適な姿勢である。従って、この第2姿勢では、補助体103の下端側がヘッドレスト本体102の前面102aから前方へ迫り出しており、ネックサポート部131はその前面131aがヘッドレスト本体102のヘッドサポート部121の前面121aよりも前方に位置し、またサイドサポート部132はその下端寄り部位ほどヘッドレスト本体102からも迫り出し量が大きくなり、サイドサポート部132の内面132cはヘッドレスト本体102の前面102aより前方側へ略三角形の形状をもって露出することになる。
従って、第2姿勢では、乗員40がヘッドレスト1a側に頭部41を預けた場合、後頭部よりも若干前側に位置する頸部42がネックサポート部131に的確に対応し、また頸部42の上方位置よりも若干後方へ迫り出して存在する側頭部がサイドサポート部132の露出した内面132cに対応することになる。この結果、例えば、大きな横Gの負荷によって乗員40の頭部41が横に振られる場合、これがサイドサポート部132の内面132cによって確実に拘束されるとともに、頭部41の後方への移動に対しては、後頭部に対応するヘッドレスト本体102のみならず、その下側に位置するネックサポート部131の双方によって確実に拘束され、これら両者の相乗効果によって高い乗員保護性能を得ることができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内で種々の変形を行っても良い。例えば、図5に示すヘッドレスト1bの端部延設部4は、必ずしも左右両端に設ける必要はなく、何れか一方にのみ設けても良い。
また第3実施形態におけるヘッドレスト本体102と補助体103との連結は、必ずしもボルト135とナット125との係合に寄らなくても良い。例えば、ブラケット134に第1、第2参考形態および第1、第2実施形態(以下、先の形態という)の枢軸26に相当する部材を設ける一方、ブラケット124に先の形態の軸支部材10aに相当する部材を設け、これらを先の形態のフリクション機構に相当する機構で連結しても良い。
リクライニング機構55は、レバー53によって後傾角度を調整する機械式のものに限定するものではなく、モータ等を備えた電動式の機構であっても良い。
本発明に係る第1参考形態のヘッドレスト付き車両用シートの側面図である。 図1に示すヘッドレストの斜視図である。 図1に示すヘッドレスト付き車両用シートの使用形態の一例を示す説明図であり、(a)は通常着座状態、(b)はリクライニング状態を示す。 本発明に係る第2参考形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレストの側面図である。 本発明に係る第1実施形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレストの図であり、(a)はネックサポート部が第1姿勢にある状態の斜視図、(b)は(a)の側面図、(c)はネックサポート部が第2姿勢にある状態の側面図である。 本発明に係る第2実施形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレストの図であり、(a)は斜視図、(b)は側面図である。 本発明に係る第3実施形態のヘッドレスト付き車両用シートの、ヘッドレストの斜視図である。 図7に示すヘッドレストの分解斜視図である。 従来技術のヘッドレストの斜視図である。
1,1a,1b,1c,1d ヘッドレスト
2,2a,102 ヘッドレスト本体
3,131 ネックサポート部
4,4a 端部延設部
7 下方側延長部
26 枢軸26(横軸)
38 凹部
50 ヘッドレスト付き車両用シート
51 シートバック
55 リクライニング機構
122 延設部(下方延長部)
132 サイドサポート部(端部延設部)
135 ボルト(横軸)

Claims (6)

  1. シートバックの上方側にヘッドレストを配設したヘッドレスト付き車両用シートにおいて、
    上記ヘッドレストは、ヘッドレスト本体と、該ヘッドレスト本体より下方側に設けられ、乗員の頸部を後方から支持するネックサポート部とを備え、
    上記ネックサポート部は、上記ヘッドレスト本体内でシート幅方向に延設された横軸を中心に回動することにより、上記ヘッドレスト本体に対し独立して前後方向に移動可能とされ、かつ所定の回動角度で位置決め可能であるように構成されており、
    上記ヘッドレスト本体には、下方に延設された下方側延長部が形成されており、
    上記下方側延長部は、上記ネックサポート部が最後方に位置する状態で該ネックサポート部に後方側から当接するように構成され、
    上記ネックサポート部が最後方に位置する状態を前方から見て、該ネックサポート部のシート幅方向の少なくとも一方側端部に、上方側に延設された端部延設部が形成されており、
    上記端部延設部が上記横軸に軸支されて上記ネックサポート部と一体に回動可能とされていることを特徴とするヘッドレスト付き車両用シート。
  2. 上記横軸は上記ヘッドレスト本体の内部上方側に設けられていることを特徴とする請求項1記載のヘッドレスト付き車両用シート。
  3. 上記ネックサポート部の前面は、該ネックサポート部のシート幅方向中央部よりもその両端側が前方に突出するように湾曲して形成されていることを特徴とする請求項1または2記載のヘッドレスト付き車両用シート。
  4. 上記ネックサポート部が少なくとも最後方に位置する状態よりも前方側に位置するように回動された状態において、当該ヘッドレストには、上記ネックサポート部の前面ないし上面と、上記端部延設部の上記ヘッドレスト本体の側面に対向する内方側面と、上記ヘッドレスト本体の前面とにより凹部が形成されることを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載のヘッドレスト付き車両用シート。
  5. 上記凹部は、上記ネックサポート部が最後方に位置する状態においても形成されることを特徴とする請求項4記載のヘッドレスト付き車両用シート。
  6. 上記シートバックを後傾自在とするリクライニング機構を備えることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載のヘッドレスト付き車両用シート。
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