JPH0975167A - 座席のヘッドレスト - Google Patents

座席のヘッドレスト

Info

Publication number
JPH0975167A
JPH0975167A JP7260754A JP26075495A JPH0975167A JP H0975167 A JPH0975167 A JP H0975167A JP 7260754 A JP7260754 A JP 7260754A JP 26075495 A JP26075495 A JP 26075495A JP H0975167 A JPH0975167 A JP H0975167A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
seat
headrest
auxiliary
fixed
main body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP7260754A
Other languages
English (en)
Inventor
Sanae Suzuki
早苗 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Original Assignee
Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Showa Aircraft Industry Co Ltd filed Critical Showa Aircraft Industry Co Ltd
Priority to JP7260754A priority Critical patent/JPH0975167A/ja
Publication of JPH0975167A publication Critical patent/JPH0975167A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/806Head-rests movable or adjustable
    • B60N2/838Tiltable
    • B60N2/841Tiltable characterised by their locking devices
    • B60N2/847Tiltable characterised by their locking devices with stepwise positioning
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60NSEATS SPECIALLY ADAPTED FOR VEHICLES; VEHICLE PASSENGER ACCOMMODATION NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60N2/00Seats specially adapted for vehicles; Arrangement or mounting of seats in vehicles
    • B60N2/80Head-rests
    • B60N2/885Head-rests provided with side-rests

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1に、座席に座った人が走行中でも安眠で
きるようになり、第2に、しかも収納場所に困るような
こともない、座席のヘッドレストを提案する。 【解決手段】 この自動車の座席2のヘッドレスト6
は、本体部7と補助部8とを備えてなる。そして本体部
7は、座席2のシートバック3上に立設され、補助部8
は、中央部分9と両端部分10とからなり略凹状をな
し、座席2のシートバック3上にて揺動変位可能に配さ
れている。そして、この補助部8の中央部分9は、本体
部7下であって座席2のシートバック3上に位置し、補
助部8の両端部分10は、上向きの不使用姿勢と適宜角
度で前向きの使用姿勢とに、揺動変位,位置決め固定可
能である。そこで第1に、座席2に座った人が睡眠を取
りたい場合は、補助部8を揺動変位させて両端部分10
を使用姿勢とし、第2に、それ以外の常時は、補助部8
を揺動変位させて両端部分10を不使用姿勢とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、座席のヘッドレス
トに関する。すなわち、自動車の座席のヘッドレストに
関するものである。
【0002】
【従来の技術】図3は、この種従来例の斜視図であり、
(1)図はヘッドレスト等を、(2)図は安眠枕等を示
す。従来の自動車のヘッドレスト1は、図3の(1)図
に示したように、座席2のシートバック3上に立設さ
れ、座席2に座った人M(図3の(2)図を参照)の後
頭部を当接,保持するに足る位置,形状等よりなってい
た。そこで、座席2をリクライニングさせることなく車
内で睡眠を取りたい場合、特に、助手席の座席2に座っ
た人Mが走行中に睡眠を取りたい場合において、従来の
ヘッドレスト1では、走行中の振動等により頭,首,体
等が動いてしまい、非常に眠りにくいという指摘があっ
た。そこで従来は、図3の(2)図に示したように、安
眠枕4が用いられることもあった。この安眠枕4は、例
えばクッション枕や空気枕製よりなり、ヘッドレスト1
とは別体構造よりなると共に、使用に際しヘッドレスト
1やそのホルダーたる縦パイプ5を利用して、座席2の
シートバック3上に取付けられ、もって、座席2に座っ
た人Mの首を中心に頭,体等を固定し、走行中における
安眠を可能ならしめていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
従来例にあっては、次の問題が指摘されていた。第1
に、図3の(1)図に示した従来のヘッドレスト1で
は、前述したように、走行中の振動等により頭,首,体
等が動いてしまい、助手席等の座席2に座った人Mが眠
りにくく、安眠できないという問題が指摘されていた。
つまり従来のヘッドレスト1では、仮眠を取りにくかっ
た。第2に、そこで図3の(2)図に示したような安眠
枕4を用いることも行われていたが、この種の安眠枕4
は、使用しない場合には座席2のシートバック3上から
取外されるが、その収納場所に困るという問題が指摘さ
れていた。つまり狭い車内において、クッション枕や空
気枕製の安眠枕4は、不使用時に場所を取り、座席2の
座部たるシートクッション上に置くと邪魔になり、空気
を抜いたりすると手間がかかる等、収納場所に問題があ
った。
【0004】本発明は、このような実情に鑑み、上記従
来例の課題を解決すべくなされたものであって、座席の
シートバック上に立設された本体部と、座席のシートバ
ック上で揺動変位可能で、両端部分が不使用姿勢と使用
姿勢とに位置決め固定可能な補助部と、を備えてなるこ
とにより、第1に、座席に座った人が走行中でも安眠で
き、第2に、しかも収納場所に困ることもない、座席の
ヘッドレストを提案することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような課題を解決す
る本発明の技術的手段は、次のとおりである。すなわ
ち、このヘッドレストは、自動車の座席のヘッドレスト
であって、本体部と補助部とを備えてなる。そして該本
体部は、該座席のシートバック上に立設され、該補助部
は、中央部分と両端部分とからなり略凹状をなし、該座
席のシートバック上にて揺動変位可能に配されている。
そして、該補助部の中央部分は、該本体部下であって該
座席のシートバック上に位置し、該補助部の両端部分
は、上向きの不使用姿勢と適宜角度で前向きの使用姿勢
とに、揺動変位,位置決め固定可能となっている。
【0006】そこで、この座席のヘッドレストにあって
は、その本体部に、座席に座った人の後頭部が適宜必要
に応じ当接,保持される。その補助部は、使用時には両
端部分が前向きの使用姿勢に揺動変位され、もって位置
決め固定された両端部分や中央部分にて、座席に座った
人の首そして頭,体等が固定される。他方、不使用時に
おいて補助部は、両端部分が上向きの不使用姿勢に揺動
変位されて、位置決め固定される。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を、図面に示すその発
明の実施の形態に基づいて、詳細に説明する。図1,図
2は、本発明の実施の形態の説明に供し、図1の(1)
図は、補助部の両端部分が不使用姿勢にある状態の斜視
図、(2)図は、補助部の両端部分が使用姿勢にある状
態の斜視図である。図2の(1)図は、補助部の両端部
分が使用姿勢にある状態の平面図、(2)図は、補助部
の横パイプや本体部の縦パイプ等の縦断面図、(3)図
は、(2)図のA−A線に沿った矢視断面図、(4)図
は、そのストッパーの拡大図、(5)図は、ギア部の他
の例を示す側面図である。
【0008】この自動車の座席2のヘッドレスト6は、
本体部7と補助部8とを備えてなる。まず、ヘッドレス
ト6の本体部7について述べると、図1に示したように
本体部7は、座席2のシートバック3上に立設されてい
る。すなわち、自動車の車内には、運転席,助手席,後
部座席等の座席2が配されており、この座席2は、フロ
ア上に台座を介し横に配された座部たるシートクッショ
ン(図示せず)と、シートクッションの後部上に立設さ
れた背もたれたるシートバック3と、からなっている。
そして、このような座席2のすべて又はいずれか(例え
ば助手席)について、そのシートバック3上に、上下間
隔を存しつつヘッドレスト6の本体部7が、2本のアー
ム・ホルダーたる縦パイプ5にて、その上部に立設保持
されており、多くの場合、この本体部7は高さ調節機構
(図示せず)にて、3段階程度に高さ調節可能となって
いる。ヘッドレスト6の材質としては、例えば硬質のウ
レタンフォーム等のクッション材が使用される。その
他、この本体部7の構成は、前述したこの種従来例にお
けるヘッドレスト1(図3の(1)図を参照)に準じ、
一般的なものよりなる。
【0009】次に、このヘッドレスト6の補助部8につ
いて述べる。図1更に図2に示したように、補助部8
は、中央部分9と両端部分10とからなり、略凹状をな
し、座席2のシートバック3上で揺動変位可能に配され
ている。そして、この補助部8の中央部分9は、前述し
た本体部7下であって座席2のシートバック3上に位置
し、又、補助部8の両端部分10は、図1の(1)図に
示したように、例えば垂直に上向きの不使用姿勢と、図
1の(2)図や図2の(1)図に示したように、適宜角
度で前向き例えば水平の使用姿勢とに、揺動変位,位置
決め固定可能となっている。
【0010】このようヘッドレスト6の補助部8につい
て、更に詳述する。補助部8は、例えば前述したこの種
従来例の安眠枕4(図3の(2)図を参照)に準じた形
状よりなり、断面が例えば円に近い程度にわん曲した柱
状をなすと共に、全体形状は、水平な中央部分9と、そ
の左右両端部からそれぞれ直角に突出した両端部分10
と、からなり、特に両端部分10は全体的にわん曲しア
ールを備えつつ形成されている。補助部8の材質として
は、前述した本体部7と同じ材質のもの、例えば硬質の
ウレタンフォームを使用してもよいが、より柔らかなも
の、例えば軟質のウレタンフォームその他のクッション
材を使用することも考えられ、更に中空の空気枕状のも
のを使用することも可能である。又、このような補助部
8の大きさは、中央部分9の左右寸法が、前述した本体
部7の左右寸法より若干長く設定され、左右の両端部分
10については、中央部分9からの突出寸法が、本体部
7の上下寸法程度に設定されている。そして図示例で
は、このような補助部8の中央部分9が、座席2のシー
トバック3上と立設された本体部7下との間の間隔に介
在位置し、又、補助部8の両端部分10が、不使用姿勢
において本体部7の左右に位置している。補助部8は、
例えばこのような略凹状をなす。
【0011】次に、このようなヘッドレスト6の補助部
8の取付構造について、詳述しておく。補助部8の内部
には、その中心線に沿って1本の横パイプ11が、一体
的に固定されている。この横パイプ11は、補助部8の
アーム・ホルダーとして機能し、補助部8の中央部分9
については、その中心線に沿ってほぼ横一ぱいに挿通固
定されており、補助部8の両端部分10については、そ
の基部に挿通固定されている。そして、この中央部分9
用の横パイプ11と両端部分10用の横パイプ11と
は、一体構成されており、中央部分9用のものの両端か
ら両端部分10用のものが折曲形成されてなる。
【0012】そして、このようなヘッドレスト6の補助
部8の横パイプ11が、前述したヘッドレスト6の本体
部7の2本の縦パイプ5に対し、水平の軸で前後方向に
揺動変位可能に組み付けられている。すなわち、本体部
7用の2本の縦パイプ5の上下方向の中央には、図1の
(1)図,図2の(1)図,(2)図等に示したよう
に、軸受状の横短筒部12が一体形成されており、この
両横短筒部12に、それぞれ補助部8の横パイプ11が
貫挿されている。そして、図2の(2)図,(3)図に
示したように、この横短筒部12内にはストッパー13
が突設され、かつ、このストッパー13に対応して横パ
イプ11側にはギア部14が一体形成されている。スト
ッパー13は、例えば図2の(4)図に示したように、
スプリング15を介し横短筒部12側に形成された収納
凹部16内から、付勢されつつ出没自在に突設されたボ
ールプランジャー17よりなる。これに対しギア部14
は、このような例えばボールプランジャー17よりなる
ストッパー13が係合可能な係合凹部18が、その外周
に複数個形成されている。
【0013】さてそこで、補助部8の横パイプ11は、
本体部7用の両縦パイプ5の横短筒部12にて、その軸
を中心に回動可能に保持され、かつ、横短筒部12のス
トッパー13(のボールプランジャー17)が、ギア部
14のいずれかの係合凹部18と係合することにより、
回転不能に位置決め固定される。このように横パイプ1
1が位置決め固定されることにより、これと一体化され
た中央部分9や両端部分10よりなる補助部8も、不動
に位置決め固定される。
【0014】そして、このように位置決め固定された補
助部8の両端部分10を、図1の(1)図に示した不使
用姿勢と、図1の(2)図や図2の(1)図に示した使
用姿勢との間で、手で揺動変位させる際は、次のように
なる。すなわち、その軸を中心に横パイプ11そして中
央部分9が回転されると共に、ストッパー13と、ギア
部14のある係合凹部18との間の係合が一旦解かれ
て、ストッパー13が、スプリング15の付勢力に抗し
その収納凹部16側に後退した後、ストッパー13が、
ギア部14の別の係合凹部18とスプリング15の付勢
力にて係合することにより、再び横パイプ11そして補
助部8は、不動に位置決め固定される。そして、横パイ
プ11側のギア部14の複数個の係合凹部18につい
て、その形成位置を、補助部8の両端部分10の不使用
姿勢や使用姿勢に対応すべく設定しておくことにより、
手で補助部8を揺動変位させるだけで、補助部8はその
不使用姿勢や使用姿勢にて、容易に位置決め固定され
る。図示例のヘッドレスト6の補助部8の取付構造は、
このようになっている。
【0015】なお第1に、横パイプ11側のギア部14
の係合凹部18は、図示例では複数個設けられている
が、これにより、例えば複数種類の角度の使用姿勢更に
は不使用姿勢を、自在に選択可能となる。つまり、補助
部8の両端部分10の前向きの使用姿勢について、完全
な水平状態,若干上向きの傾斜状態,若干下向きの傾斜
状態、等のいずれかでの位置決め固定が、自在に可能と
なる。更に、上向きの不使用姿勢についても、完全な上
向き状態,若干前向きの傾斜状態,若干後向きの傾斜状
態、等のいずれかでの位置決め固定が、自在に可能とな
る。更に不使用姿勢として、上向きを通り越して、両端
部分10が後向きに退避する姿勢も考えられる。
【0016】なお第2に、図2の(5)図には、横パイ
プ11に一体形成されたギア部14の他の側が示されて
いる。このようにギア部14は、図2の(3)図に示し
た完全なギア形状のものに限定されるものではなく、ス
トッパー13と係合可能な係合凹部18が横方向に形成
されていればよく、更に、係合凹部18の数や位置も、
むしろこの図2の(5)図に示した例の方が代表的に用
いられ、この場合、補助部8の両端部分10は、使用姿
勢と不使用姿勢間で直角に揺動変位される。
【0017】なお第3に、補助部8の取付構造は、この
ように図示例では、本体部7側の縦パイプ5,横短筒部
12,ストッパー13等と、補助部8側の横パイプ1
1,ギア部14,係合凹部18等とを、組み合わせたも
のが示されているが、これに限定されることなく、その
他各種の公知の取付構造を採用することが可能である。
つまり補助部8を、上向きの不使用姿勢と前向きの使用
姿勢との間で、揺動変位可能かつ位置固定可能とする方
式については、図示例以外の各種の取付構造の採用が考
えられる。
【0018】なお第4に、図1の(1)図,(2)図や
図2の(1)図中、19は切欠部であり、この切欠部1
9は、補助部8の中央部分9について、本体部7を立設
する縦パイプ5との干渉を排除すべく形成されている。
すなわち切欠部19は、まず、補助部8が図1の(1)
図に示した不使用姿勢を取った際に、その中央部分9の
背面側が2本の縦パイプ5と干渉しないように切欠き形
成されると共に、補助部8が図1の(2)図や図2の
(1)図に示した使用姿勢を取った際に、その中央部分
9の背面側が2本の縦パイプ5と干渉しないように、切
欠き形成されている。そして更に、補助部8のこのよう
な不使用姿勢や使用姿勢間の揺動変位中に、その中央部
分9が2本の縦パイプ5と干渉しないように、この切欠
部19は切欠き形成されている。
【0019】本発明は、以上説明したように構成されて
いる。そこで以下のようになる。この座席2のヘッドレ
スト6にあっては、まず、その立設された本体部7に、
座席2に座った人M(図3の(2)図を参照)の後頭部
が、適宜必要に応じ当接,保持される。又、その略凹状
をなす補助部8は、使用時においては、図1の(2)図
や図2の(1)図に示したように、両端部分10が前向
きの使用姿勢に揺動変位される。もって、この安眠用の
使用姿勢に倒され・引き出されて、位置決め固定された
補助部8の両端部分10や中央部分9にて、座席2に座
った人Mの首そして頭,体等が固定される。他方この補
助部8は、常時の不使用時においては、図1の(1)図
に示したように、両端部分10が邪魔にならない上向き
の不使用姿勢に揺動変位されて、位置決め固定される。
そこで、この不使用姿勢においては、補助部8の両端部
分10にて、座席2に座った人Mの首そして頭,体等が
固定されるようなことはない。さてそこで、この座席2
のヘッドレスト6にあっては、次の第1,第2のように
なる。
【0020】第1に、例えば助手席に座った人Mが、走
行中に睡眠を取りたい場合においては、ヘッドレスト6
の補助部8を揺動変位させ、補助部8の両端部分10
を、常時の上向きの不使用姿勢から前向きの使用姿勢に
位置決め固定する。そこで座席2に座った人Mは、この
ように倒され・引き出された使用姿勢の補助部8の両端
部分10や中央部分9にて、その首そして頭,体等が動
かないように固定されるので、走行中でも安眠可能とな
る。
【0021】第2に、このように座席2に座った人Mが
睡眠を取る場合以外の常時においては、ヘッドレスト6
の補助部8は揺動変位され、前向きの使用姿勢から上向
きの不使用姿勢に位置決め固定されている。そこで、こ
のような不使用姿勢において、補助部8の両端部分10
は、座席2に座った人Mの邪魔にならないと共に、上向
きに収納されているので特に場所を取るようなこともな
い。
【0022】
【発明の効果】本発明に係る座席のヘッドレストは、以
上説明したように、座席のシートバック上に立設された
本体部と、座席のシートバック上で揺動変位可能で、両
端部分が不使用姿勢と使用姿勢とに位置決め固定可能な
補助部と、を備えてなることにより、次の効果を発揮す
る。
【0023】第1に、座席に座った人が、走行中でも安
眠できるようになる。すなわち、座席をリクライニング
させることなく車内で睡眠を取りたい場合、特に、助手
席の座席に座った人が走行中に睡眠を取りたい場合にお
いて、この座席のヘッドレストでは、前述したこの種従
来例のヘッドレストのように、走行中の振動等により
頭,首,体等が動いてしまうようなことはない。すなわ
ち座席に座った人は、首を中心に頭,体等が、ヘッドレ
ストの補助部の使用姿勢に位置決め固定された両端部分
や中央部分にて、固定されており、走行中でも快適に安
眠できるようになる。つまり、このヘッドレストによる
と、座席での仮眠が可能となる。
【0024】第2に、しかも収納場所に困ることもな
い。すなわち、この座席のヘッドレストは、補助部の両
端部分を揺動変位させて不使用姿勢とすることにより、
不使用時において特に場所を取ることもなく、前述した
この種従来例の安眠枕のように、邪魔になったり手間を
取ったりすることもない等、不使用時の収納場所に問題
が生じるようなこともない。このように、この種従来例
に存した課題がすべて解決される等、本発明の発揮する
効果は、顕著にして大なるものがある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る座席のヘッドレストについて、そ
の発明の実施の形態の説明に供する斜視図であり、
(1)図は、補助部の両端部分が不使用姿勢にある状態
を、(2)図は、補助部の両端部分が使用姿勢にある状
態を示す。
【図2】同発明の実施の形態の説明に供し、(1)図
は、補助部の両端部分が使用姿勢にある状態の平面図、
(2)図は、補助部の横パイプや本体部の縦パイプ等の
縦断面図、(3)図は、(2)図のA−A線に沿った矢
視断面図、(4)図は、そのストッパーの拡大図、
(5)図は、ギア部の他の例を示す側面図である。
【図3】この種従来例の斜視図であり、(1)図はヘッ
ドレスト等を、(2)図は安眠枕等を示す。
【符号の説明】
1 ヘッドレスト(従来例のもの) 2 座席 3 シートバック 4 安眠枕 5 縦パイプ 6 ヘッドレスト(本発明のもの) 7 本体部 8 補助部 9 中央部分 10 両端部分 11 横パイプ 12 横短筒部 13 ストッパー 14 ギア部 15 スプリング 16 収納凹部 17 ボールプランジャー 18 係合凹部 19 切欠部 M 人

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 自動車の座席のヘッドレストであって、
    本体部と補助部とを備えてなり、 該本体部は、該座席のシートバック上に立設され、該補
    助部は、中央部分と両端部分とからなり略凹状をなし、
    該座席のシートバック上にて揺動変位可能に配されてお
    り、 該補助部の中央部分は、該本体部下であって該座席のシ
    ートバック上に位置し、該補助部の両端部分は、上向き
    の不使用姿勢と適宜角度で前向きの使用姿勢とに、揺動
    変位,位置決め固定可能となっていること、を特徴とす
    る座席のヘッドレスト。
JP7260754A 1995-09-13 1995-09-13 座席のヘッドレスト Pending JPH0975167A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7260754A JPH0975167A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 座席のヘッドレスト

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7260754A JPH0975167A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 座席のヘッドレスト

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0975167A true JPH0975167A (ja) 1997-03-25

Family

ID=17352274

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7260754A Pending JPH0975167A (ja) 1995-09-13 1995-09-13 座席のヘッドレスト

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0975167A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037218A (ja) * 2000-07-31 2002-02-06 Shinsei:Kk カップ食品の連続自動充填包装機におけるカップ搬送用のリテーナー装置
JP2005305127A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Toyo Seat Co Ltd ヘッドレスト付き車両用シート
ITPI20100002A1 (it) * 2010-01-08 2011-07-09 Mirko Martino Poggiatesta con collarino integrato per il sonno.
WO2012135245A3 (en) * 2011-03-28 2013-05-30 Weber Aircraft Llc Adjustable head rest

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002037218A (ja) * 2000-07-31 2002-02-06 Shinsei:Kk カップ食品の連続自動充填包装機におけるカップ搬送用のリテーナー装置
JP2005305127A (ja) * 2004-03-23 2005-11-04 Toyo Seat Co Ltd ヘッドレスト付き車両用シート
US7410218B2 (en) 2004-03-23 2008-08-12 Mazda Motor Corporation Headrest-attached vehicle seat
JP4647331B2 (ja) * 2004-03-23 2011-03-09 株式会社東洋シート ヘッドレスト付き車両用シート
ITPI20100002A1 (it) * 2010-01-08 2011-07-09 Mirko Martino Poggiatesta con collarino integrato per il sonno.
WO2012135245A3 (en) * 2011-03-28 2013-05-30 Weber Aircraft Llc Adjustable head rest
US8911020B2 (en) 2011-03-28 2014-12-16 Zodiac Seats Us Llc Adjustable head rest

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2977472B2 (ja) 車両用シートのヘッドレスト収納機構
JPH09118160A (ja) 格納式補助シート
JPH0975167A (ja) 座席のヘッドレスト
JP2001225684A (ja) 子供用座席を一体化した自動車座席
JPS5825889Y2 (ja) 車両用分割型シ−トバック
JP6053657B2 (ja) 車両用シートの頚支持装置
JP2001233108A (ja) 車両用シート
JP3197599B2 (ja) 車両用シートのアームレスト
JP3098903B2 (ja) 車輌用シート
JPH066998Y2 (ja) 車 両 用 シ ー ト
JPS625392Y2 (ja)
JPH044595Y2 (ja)
JPH0313241Y2 (ja)
JPH11137369A (ja) 座 席
JPH0439728Y2 (ja)
JP2532615Y2 (ja) 自動車用シート
JPH0420283Y2 (ja)
JPH0141613Y2 (ja)
JP3250266B2 (ja) 車両用シート
JPS598597Y2 (ja) シ−トのア−ムレスト構造
KR19990041156A (ko) 자동차의 프론트시트 헤드레스트 수납장치
KR19980039960U (ko) 베개를 구비한 자동차용 헤드 레스트
JPH0633876Y2 (ja) 車両用シート
JP2522846Y2 (ja) センタアームレスト構造
JPS6347546Y2 (ja)