JP4546333B2 - メモリ装置及びその動作方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)半導体装置及びシステムに関し、特に内部アレイ電圧を発生させる方法及び装置に関する。
DRAM装置のような半導体メモリ装置は、適切な動作のために様々な電圧を必要とする。これらの電圧のうち1つのは、メモリが動作している間にメモリセルアレイセンシング回路により使われる外部から供給される電源電圧と異なる内部アレイ電圧である。
図1は、メモリセルアレイ10、制御回路20、スタンバイ内部電圧発生器30及びアクティブ内部電圧発生器40を備えた従来の典型的な半導体メモリ装置100の一部を示す図である。2つの電圧発生器が共に動作し、外部電圧VEXTに維持された外部電源を利用して内部アレイ電圧VINTAをメモリセルアレイ10に供給する。
スタンバイ内部電圧発生器30は、スタンバイモード及びアクティブモードのいずれでも動作する。スタンバイ内部電圧発生器30内のスタンバイ駆動信号発生器32は、内部アレイ電圧VINTAを発生するドライバ34に第1のアナログ制御信号sconを発生する。スタンバイ駆動信号発生器32は、VINTAレベルのフィードバックを受けて、必要に応じて第1のアナログ制御信号sconを調節して、VINTAを基準電圧に維持させる。
アクティブ内部電圧発生器40は、制御回路20からの信号actに応答して、アクティブモードでだけ動作する。信号actがイネーブルされる時、スタンバイ駆動信号発生器32と同様の機能を有するアクティブ駆動信号発生器42が活性化される。一旦活性化されると、アクティブ駆動信号発生器42は、第2のアナログ制御信号aconを電圧発生器42内の第2ドライバ44に提供し、また、ドライバ44は、VINTAを発生する。したがって、連結されたドライバ34、44の駆動能力は、アクティブモードのセンシング動作の間、電流を供給するように使われることができる。
図2は、装置100の典型的なアクティブモード動作を示すタイミング図である。アクティブ命令信号ACTが制御回路20に提供されると、制御回路20は、アクティブ制御信号actを発生(assert)する。初期に、内部アレイ電圧VINTAは、アクティブ内部電圧発生器40が活性化する時、その正常電圧レベルAを多少超過してオーバードライブされうる。
actを発生した直後、制御回路20は、メモリセルアレイ10へのセンス増幅器イネーブル信号SENを発生することによって、このメモリセルアレイ10にセンシング動作を初期化させる。センシング動作は、内部アレイ電圧VINTAで急速に充電されなければならない多くのビットラインを必要とする。センシング動作の初期ステージの間に消耗される電流は非常に大きい。したがって、内部アレイ電圧VINTAをスタンバイ状態値Aに復旧する前に、電圧レベルBに急降下しうる。センシング動作の間、電圧減少(voltage dip)が制御及び最小化されなければ、メモリ装置は正確に動作できない。
図3は、オーバードライビング回路50を付加することによってメモリ装置の電圧減少の問題を克服しようとする従来の他の半導体メモリ装置200の一部を示す図である。制御回路20’は、基本的には制御回路20と同様に動作するが、オーバードライビング制御信号Pactをオーバードライビング回路50に供給する機能を有する。オーバードライビング回路50は、Pactを受けると、オーバードライビング信号acon’を第2のドライバ44に提供する。
図4のタイミング図を参照すれば、Pactは、メモリセルアレイ10へのセンス増幅器イネーブル信号SENを活性化する前に、短い期間の間だけ活性化される。この活性化期間において、オーバードライビング回路50は、外部電圧VEXTが適切な電圧レベルを維持する時、ドライバ44にVINTAを電圧Cでオーバードライブさせる。センシング動作の高電流部分において、スタンバイ及びアクティブ駆動信号発生器32、34により従来方式で制御される内部アレイ電圧VINTAの電圧は、図2に示すようにAより下側には降下しないがAまで降下するように、電圧Cのように正確かつ十分に高く設計される。しかしながら、外部電圧VEXTがあまりに高いレベルであると、内部アレイ電圧VINTAが電圧レベルDでオーバードライブされることも起こり得る。場合によっては、電圧レベルDは、メモリ装置が正確に動作しない電圧Eまでしか降下しない。
図3及び図4により内部アレイ電圧を発生させる場合、様々な問題がある。まず、図4に示すように、オーバードライブ電圧が不充分である場合、例えばレベルEであると推定される時、センシング動作の間に消耗される電流は、内部アレイ電圧を所望のレベルAに降下させるのに充分ではない。この内部アレイ電圧は、装置の動作を不安定にする。また、オーバードライブ電圧があまりに低い場合、図2に示すような状況が依然として発生し得る。このような問題は、例えば外部電圧VEXTが不充分に制御される場合に発生し得る。また、制御回路20’は、Pactパルスのパルス幅を変化させてオーバードライブ電圧を変化させることができる工程、電圧、及び温度(PVT)といった条件により影響される。
本発明による開示内容の一態様は、より正確なオーバードライビング信号を発生させることができる内部アレイ電圧発生方法及び回路に関する。本発明の実施形態において、メモリ装置は、センシング動作のための電流または電荷要件を推定するセルモデリング回路と、電荷または電流要件に応答してドライバ制御信号を発生させる増幅器を有するオーバードライビングレベル制御回路とを備える。一般的に、セルモデリング回路は、実際のメモリセルアレイと同じPVT変化を経験し、センシング動作時の電流消耗または電荷消耗をモデリングするため、オーバードライビングレベル制御回路は、より正確な内部アレイ電圧オーバードライブを提供するものであると思われる。
他の実施形態において、メモリ装置は、メモリセルアレイと、このメモリセルアレイに連結され、このメモリセルアレイに格納されたデータを感知する複数のセンス増幅器と、内部アレイ電圧をセンス増幅器に供給する、センシング動作の間に少なくともセンス増幅器に使用するためのパワーを供給する第1ドライバを含む内部アレイ電圧発生器を備える。また、メモリ装置は、基準キャパシタ及びスイッチ回路を有し、センシング動作前、基準キャパシタ上の電圧を第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変化させるモデリング回路をさらに備える。このモデリング回路は、変化する基準キャパシタ電圧に連関するセンスモデリング信号を増幅器に出力させる。この増幅器は、センスモデリング信号に基づくアナログ制御信号を第1ドライバに供給することによって、センシング動作を開始する前に、内部アレイ電圧を増加させる。基準キャパシタは、例えばスイッチング回路を有し、ビットラインプリチャージ電圧から内部アレイ電圧に向くようにこれを充電させる簡単なキャパシタであってもよい。他の実施形態において、基準キャパシタは、モデルメモリセル、モデルビットライン、モデルセンス増幅器、及びメモリセルアレイ内のメモリセルのセンシング経路に現れる他の回路の形態を有することができる。
本発明による開示内容の他の態様は、メモリ装置の動作方法に関する。この方法は、メモリ装置上のメモリセルアレイにアクセスするために、アクティブモード命令を受信する段階を備える。このアクティブモード命令に応答して、モデリング回路は、メモリ装置上で活性化され、アクティブモード命令に応答してセンシング動作の間に消耗される電荷量に比例する信号を推定する。内部アレイ電圧は、推定された信号に応答してオーバードライブされる。内部アレイ電圧のオーバードライブを初期化した後、メモリ装置上に格納されたデータは、内部アレイ電圧に連結された内部アレイ電圧発生器から電流を導き出すセンシング動作の間に感知される。
本発明の内部アレイ電圧発生方法及び回路は、例えば、正確なオーバードライビング信号を発生させ、内部アレイ電圧を安定化させる。
図5及び図6は、それぞれメモリセルアレイの配列及びセンシング動作のタイミングを示す。図5は、メモリセルアレイ10がメモリセルアレイブロックBK1、BK2、…、BKnに分割されることを示し、このブロックは、このアレイにわたって繰り返される。各メモリセルアレイブロックは、多数のメモリセルを備え、このセルのうち2つのセルMC1、MC2がブロックBK1、BK2に各々示されている。例えば、MC1については、MC1は、ワードラインWL1上のワードライン選択信号により選択されて、ビットラインABL1に連結される。メモリセル当たり1つの情報ビットを格納するメモリ装置において、MC1は、メモリセルキャパシタ上の電荷の有無によりこの情報ビットが論理「0」または「1」であることを各々示す。
図示されてはいないが、多数のメモリセルが共通ビットラインABL1に沿ってブロックBK1に配置されうることが理解され、各セルは、ワードライン選択信号を対応するワードラインに印加することによって、共通ビットラインALB1に接続されうる。基準ビットラインABL1Bは、ビットラインABL1に平行に配置されるが、メモリセルに接続されていない。
プリチャージ回路PREC1は、ビットラインABLと基準ビットラインABL1Bとの間に連結される。プリチャージ回路PREC1は、プリチャージ信号PREにより制御される3つのn−チャンネルMOSFETトランジスタN1、N2、N3を備える。プリチャージ信号PREは、ワードライン選択信号が活性化していない時に活性化され、ビットラインABL1、ABL1Bをビットライン電圧VBLでプリチャージさせ、このビットライン電圧VBLは、内部アレイ電圧VINTAと内部アレイ接地電圧VSSAとの中間電圧である。トランジスタN1は、PREが活性化する時、ABL1及びABL1Bの両者を連結させ、両ビットライン上の電圧を同一にする。トランジスタN2、N3は、PREが活性化する時、ABL1及びABL1B各々をビットライン電圧VBLに連結させる。
ブロックBK1の配列と同様の配列が、共通ビットラインALB2、基準ビットラインABL2B及び第2のプリチャージ回路PREC2を備えたブロックBK2にも存在する。
2つのブロックBK1、BK2は、ビットラインセンス増幅器SACを共有する。より良好なセンシング能力を提供するために、ブロックBK1、BK2は、各々2つのアイソレーション回路ISOG1、ISOG2を介してセンス増幅器SACに連結される。各アイソレーション回路ISOG1、ISOG2は、2つのn−チャンネルMOSFETトランジスタN4、N5を備え、これらのトランジスタは、メモリセルアレイビットラインとこれに対応するセンシングビットラインとの間、及びメモリセルアレイ基準ビットラインとこれに対応するセンシングビットラインとの間に各々連結される。ブロックBK1のメモリセルに格納された電荷が感知されると、アイソレーション回路ISOG1は、第1のアイソレーション信号ISO1によりイネーブルされるのに対し、第2のアイソレーション信号ISO2は、アイソレーション回路ISOG2をディセイブルさせる。
ビットラインセンス増幅器SACは、アイソレーション回路ISOG1がイネーブルされると、ビットラインABL1、ABL1B各々に連結される2つのセンシングビットラインSBL、SBLBを備える。センス増幅器SACは、SBLとSBLBとの間に連結される直列のp−チャンネルMOSFETトランジスタ対P1、P2を備え、P1のゲートは、SBLBに接続され、P2のゲートは、SBLに接続される。センシング動作の間、内部アレイ電圧VINTAに接続されるセンス増幅器イネーブル信号LAは、P1とP2との間に連結される。また、センス増幅器SACは、SBLとSBLBとの間に連結される直列のn−チャンネルMOSFETトランジスタ対N6、N7を備え、N6のゲートは、SBLBに接続され、N7のゲートは、SBLに接続される。センシング動作の間、内部アレイ接地電圧VSSAに接続される相補的なセンス増幅器イネーブル信号LABは、N6とN7との間に連結される。
2つのn−チャンネルMOSFETトランジスタN8、N9を備えたデータ入力/出力ゲートIOGは、カラム選択ラインCSL上の選択信号に応答してセンシングビットラインSBL、SBLBを各々入力/出力ラインIO、IOBに選択的に連結させる。
図5に示された各種制御信号を発生させるのに必要な公知の周辺回路は、図示していない。一般的に、このような周辺回路は、ワードライン及びアイソレーション信号を選択するロウデコーダと、カラム選択ラインを選択するカラムデコーダと、図示された他の信号ライン上に適切な信号を発生させる他のタイミング/スイッチング構成要素とを備える。内部アレイ電圧発生器は、VINTA及びVSSAを、各センシング動作のために適切なセンス増幅器に供給する。
図6は、図5のメモリセルMC1にアクセスするセンシング動作のためのタイミングを示す図である。アクティブモード命令ACTを受ける前は、PREが活性化されることによって、ビットラインABL1、ABL1BがVBLでプリチャージされている。また、センシングビットラインSBL、SBLBは、センス増幅器イネーブル信号LA、LABをVBLに設定することによって、VBLでプリチャージされている。
アクティブモード命令ACTを受けると、プリチャージされたビットラインABL1、ABL1BをプリチャージされたセンシングビットラインSBL、SBLBに連結させるために、ISO1が発生し、MC1をビットラインABL1に連結させるために、ワードラインWL1に電圧が印加される。MC1及びABL1が連結されると、ABL1上の電圧は、メモリセルMC1のキャパシタとビットラインに分布した容量との間の電荷共有動作によって変化する。したがって、メモリセルがVBLより大きい電圧として論理「1」を格納している場合は、電荷共有動作は、ビットライン電圧を増分電圧(+△V)だけ増加させる。メモリセルがVBLより小さい電圧として論理「0」を格納している場合は、電荷共有動作は、ビットライン電圧を増分電圧(−△V)だけ減少させる。
電荷共有動作が安定すると、ビットラインセンス増幅器SACは、センシング動作制御信号SENにより活性化される。制御信号SENは、センス増幅器イネーブル信号LAにより内部アレイ電圧VINTAをp−チャンネルトランジスタP1、P2に供給し、相補的なセンス増幅器イネーブル信号LABにより内部アレイ接地電圧VSSAをn−チャンネルトランジスタN6、N7に供給する。したがって、SBLBがSBLより高いレベルになった状態でセンシング動作制御信号SENが活性化されると、トランジスタP1は、トランジスタP2よりもVINTAに対して低い抵抗経路を提供し、トランジスタN7は、トランジスタN6よりもVSSAに低い抵抗経路を提供することによって、センス増幅器がSBLをVINTAで急速に駆動させる一方、SBLBをVSSAでシンク(sink)させるようにする。逆に、SBLがSBLBより高いレベルになった状態でセンシング動作制御信号SENが活性化されると、センス増幅器がSBLをVSSAで急速にシンクさせるようにし、SBLBをVINTAで駆動させる。
センス増幅器SACを駆動する方式がどのようなものであっても、相当な電流がVINTA電圧発生器から提供され、VBLまたはVBL+△VからVINTAまでビットライン対のうち1つのビットラインを充電させる。大部分のメモリ装置において、多数のセンス増幅器は、共に動作するが、これがセンシング動作中のメモリセルアレイの電流要求を大きくする。これら概念の理解が以降に説明する実施形態を理解するのに役立つであろう。
図7は、メモリセルアレイ10、制御回路20’、スタンバイ内部電圧発生回路30、アクティブ内部電圧発生回路40、及びオーバードライビングレベル制御回路60を備えた半導体メモリ装置300を示す図である。スタンバイ内部電圧発生回路30は、図1及び図3のスタンバイ内部電圧発生回路と同様に動作し、アクティブ及びスタンバイモードでメモリセルアレイに内部アレイ電圧VINTAを提供する。アクティブ内部電圧発生回路40は、図3のアクティブ内部電圧発生回路と同様に動作し、アクティブモードで内部アレイ電圧VINTAの発生を補完するが、ドライバ44がオーバードライビングレベル制御回路60からアナログ制御信号を受信するという点で差異がある。
図8を参照すれば、オーバードライビングレベル制御回路60は、セルモデリング回路70及び増幅器72を備える。セルモデリング回路70は、オーバードライビング制御信号Pactを受信し、アレイ内部電圧VINTAからセンシング動作中にメモリセルアレイにより消耗されるべき電荷または電流の量を推定する信号outを発生させる。例えば、信号outは、センシング動作中にVINTAから電荷消耗率に比例する電流または電圧を推定することができるか、集積化する時、センシング動作中にVINTAから消耗されるべき電荷に比例する電流または電圧を推定することができる。増幅器72は、信号outを受信し、これを適切に増幅して、アナログ制御信号acon”をVINTAドライバに提供する。
図9は、一実施形態のためのオーバードライビングレベル制御回路出力の目標タイミングを示す図である。アクティブモード命令ACTに応答して、制御回路20’は、オーバードライビング制御信号Pactをオーバードライビングレベル制御回路60に提供する。信号Pactは、セルモデリング回路70を活性化させる。セルモデリング回路70は、増幅器72、つまりドライバ44を駆動して、モデルにしたがって内部アレイ電圧を上昇させる。アクティブ駆動信号発生器42は、センシング動作制御信号SENを活性化させる前に、アクティブ制御信号actによりイネーブルされる。オーバードライビング制御信号Pactは、制御信号SENが活性化されるとほぼ同時に、ディセイブルされる(各種実施形態で、Pactは、制御信号SENの活性化直前、同時に、または直後にディセイブルされるように設計されることができる)。正確なモデリング動作により、モデリング回路70の活性化中にVINTAに付加される過剰電圧は、メモリセルアレイのセンス増幅器が電流を流しながらビットラインをVINTAで充電する際に、VINTAを目標電圧Aまたはその近くに復帰させる。
以下、セルモデリング回路70及び増幅器72の実施形態を詳細に説明する。セルモデリング回路70の第1実施形態が図10に示される。
モデリング回路70は、部分的に、モデルメモリセルMMC、モデルプリチャージ回路MPREC、2つのモデルアイソレーションゲートMISOG1、MISOG2、モデルアレイビットラインMABL、MABLB、及びモデルビットラインセンス増幅器MSACを備える。これらの素子の周辺に他の回路がさらに含まれるが、それらについてはモデリング回路70の動作とともに説明する。
モデルメモリセルMMCは、或る面においてメモリセルアレイ内のメモリセルと同様である。このセルは、n−チャンネルMOSFETパストランジスタNがイネーブルされる時、ビットラインMABLに連結されるキャパシタCを備える。パストランジスタNは、オーバードライビング制御信号Pactによりイネーブルされ、キャパシタCとビットラインMABLとの間で電荷共有動作を発生させる。
また、オーバードライビング制御信号Pactは、インバータIに供給され、このインバータの出力は、イネーブル信号としてモデルプリチャージ回路MPREC内のn−チャンネルMOSFETトランジスタMN1、MN2、MN3のゲートに供給される。この3つのトランジスタMN1、MN2、MN3は、図5のトランジスタN1、N2、N3と同様に構成されることによって、オーバードライビング制御信号Pactが発生することを除いて、モデルプリチャージ回路MPRECがモデルビットラインMABL、MABLBをビットラインプリチャージ電圧VBLでプリチャージさせる。
モデルアイソレーションゲートMISOG1、MISOG2は、機能面において図5のアイソレーションゲートISO1、ISO2と同様である。しかし、アイソレーション信号により駆動される代わりに、モデルアイソレーションゲートMISOG1内のパストランジスタのゲートは、外部電圧VEXTのレベルより高いレベルである昇圧電圧Vppに永久的に連結されることによって、モデルアイソレーションゲートMISOG1が永久的にイネーブルされるようにする。同様に、モデルアイソレーションゲートMISOG2内のパストランジスタのゲートは、内部アレイ接地電圧VSSAに永久的に連結されることによって、モデルアイソレーションゲートMISOG2が永久的にディセイブルされるようにする。モデルアイソレーションゲートMISOG2が永久的にディセイブルされるので、ビットラインプリチャージ回路またはメモリセルは、モデルビットラインセンス増幅器MSACに対向するMISOG2の端部に提供されていない。その代わりに、MISOG2は、ビットラインプリチャージ電圧VBLにだけ連結される。
モデルアイソレーションゲートMISOG1が永久的にイネーブルされるので、モデルセンス増幅器MSAC内のセンシングビットラインMSBL、MSBLB各々は、モデルビットラインMABL、MABLBに永久的に連結される。したがって、MABL及びMABLB上のプリチャージング動作は、さらにMSBL及びMSBLBをビットラインプリチャージ電圧VBLでプリチャージさせる。
図5のビットラインセンス増幅器SACと同様に、モデルビットラインセンス増幅器は、モデルセンシングビットラインMSBL、MSBLB間に連結される2つのp−チャンネルMOSFETトランジスタMP1、MP2及び2つのn−チャンネルMOSFETトランジスタMN6、MN7を備える。したがって、活性化される時、モデルビットラインセンス増幅器MSACは、図5のセンス増幅器SACと同様に機能して、MSBL及びMSBLB間の電圧差を増幅させる。
モデルビットラインセンス増幅器MSACの活性化は、オーバードライビング制御信号Pactに応答して発生する。Pactがイネーブルされる時、Pactは、n−チャンネルMOSFETトランジスタMN8のゲートを駆動して、トランジスタMN6、MN7の一方をVSSAに連結させる。また、Pactがイネーブルされる時、インバータIの出力(オーバードライビング制御信号Pactの論理的な反転)は、p−チャンネルMOSFETトランジスタMP3のゲートを駆動して、トランジスタMP1、MP2の一方をVINTAに連結させる。
また、付加的なn−チャンネルMOSFETトランジスタMN9は、セルモデリング回路70に含まれることができる。MN9のゲートは、装置がシーケンスを開始する間、論理ハイ条件で瞬間的に駆動される制御信号pupにより駆動される。pupがハイで駆動される時、MN9は、キャパシタCを内部アレイ接地電圧VSSAに連結させ、キャパシタCから全ての電荷を放出させる。これは、モデルメモリセルMMCを公知の論理「0」メモリ条件に効率的にプリセットする。
前述のような構成要素の説明にしたがって、以下、アクティブモード命令ACTに応答するセルモデリング回路70の動作を説明する。Pactの発生は、モデルプリチャージ回路MPRECをオフさせ、モデルビットラインMABL、MSBL上の電荷の一部をキャパシタCに放出させる電荷共有動作を初期化して、MSBL上の電圧をVBLより下側に降下させるのに対し、モデルビットラインMABLB、MSBLBはVBLに維持される。また、Pactの発生は、MN6及びMN7をVSSAに接続させて、MABL、C、及びMSBLがVSSAに到達するまで電荷をMABL、C、及びMSBLからMN6を介して放出させる。また、Pactの発生は、MP1及びMP2をVINTAに接続させて、MABLB及びMSBLBがVINTAに到達するまで電荷をVINTAからMP2を介してMABLB及びMSBLBに供給する。
抵抗R1がVINTAとトランジスタMP3との間に連結されることによって、モデリング回路活性化の間、VINTAからMABLB及びMSBLBに供給される全ての電荷が充電電流としてR1を通過するようにするという点に注意すべきである。モデリング回路出力信号outは、R1とMP3とを結合するノードから得られる。したがって、モデリング回路の活性化前に、outは、電流がR1を介して流れないため、電圧VINTAに設定される。モデリング回路70が活性化される時、ビットライン充電電流Icは、R1を介して流れ、outの電圧をVINTA−Ic×R1に降下させる。電流Icは、ビットラインMABLB、MSBLBとしてVINTAに近似するように減少し、outが電圧VINTAにさらに近似するようになるまでoutを上昇させる。
セルモデリング回路70内のモデル構成要素のレイアウト及び大きさは、メモリセルアレイでセンシング動作の間に使われるレイアウト及び大きさに整合するか、近似するように設定されることができる。したがって、モデリング回路活性化の間に使われる充電電流は、センシング動作をモデリングすれば直ぐに開始されるべき実際のセンシング動作で要求される充電電流の推定値を表示するように設計されることができる。充電電流の推定値が実際のセンシング動作とほぼ同時に発生するため、モデリング回路上に同時に製造される同様の回路上で、センシング動作に必要とする電流に影響を及ぼすことができる工程、電圧及び温度差は、同様のモデリング回路に影響を及ぼし、VINTAのオーバードライブの正確度を増加させる。しかも、モデリング回路活性化の間、推定される大部分の充電電流がPactパルスの開始にほぼ近接して発生するため、Pactパルス幅に対する感応性が減少することができる。
図11は、セルモデリング回路70の他の構成を示す図である。装置開始シーケンスにおいてキャパシタCの状態を設定するMOSFETトランジスタMP4は、p−チャンネルMOSFETトランジスタMP4に代替される。MP4のゲートは、装置開始シーケンスの間、論理ロウ条件で瞬間的に駆動される制御信号pupBにより駆動される。pupBがロウで駆動される時、MP4は、キャパシタCを内部アレイ電圧VINTAに連結させ、キャパシタCを充電させる。これは、モデルメモリセルMMCを公知の論理「1」メモリ条件にプリセットする。
モデリング回路の活性化時、キャパシタC及びモデルビットラインMABL、MSBL間の電荷共有動作は、キャパシタCからモデルビットラインMABL、MSBLを充電させて、MSBL上の電圧を、VBLを超過して上昇させるのに対し、モデルビットラインMABLB、MSBLBは、VBLに維持される。また、Pactの発生は、トランジスタMN6、MN7をVSSAに接続させ、MABLB及びMSBLBがVSSAに到達するまで電荷をMABLB及びMSBLBからMN7を介して放出させる。また、Pactの発生は、トランジスタMP1、MP2をVINTAに接続させ、MABL、C及びMSBLがVINTAに到達するまで電荷をVINTAからMP1を介してMABL、C及びMSBLに供給する。
モデリング回路70が活性化される時、ビットライン充電電流Icは、R1を介して流れ、出力ノードoutの電圧をVINTA−Ic×R1に降下させる。電流Icは、outが電圧VINTAにさらに近似するまでビットラインMABLB、MSBLB及びキャパシタCとしてVINTAに近似するように減少する。MSBL上のセンシング動作開始電圧が図11のMSBLB上の開始電圧より多少高く、且つモデルメモリセルMMCが充電されるため、モデリング回路出力信号outは、図10の実施形態と図11の実施形態とでは異なる。
図10及び図11に示されたセルモデリング回路の実施形態は、実際のセンシング構成をほぼ摸倣するが、他のモデリング回路の実施形態も可能である。例えば、図12は、より簡単なセルモデリング回路70を示す図である。モデルメモリセルMMCは、n−チャンネルMOSFETパストランジスタNに連結されるキャパシタCを備え、このトランジスタは、抵抗R2を介して内部アレイ電圧VINTAに接続される。セルモデリング回路出力信号outは、抵抗R2及びトランジスタNを接合するノードから供給される。また、p−チャンネルMOSFETトランジスタMP3は、キャパシタC及びビットラインプリチャージ電圧VBLに連結される。オーバードライビング制御信号Pactは、パストランジスタNのゲートを駆動させ、且つトランジスタMP3のゲートを駆動させる。
オーバードライビング制御信号Pactを活性化する前、トランジスタMP3が活性化され、キャパシタCをビットラインプリチャージ電圧VBLで充電する。オーバードライビング制御信号Pactが活性化されると、トランジスタMP3は、ディセイブルされ、トランジスタNは、イネーブルされ、キャパシタCをVBLからVINTAに向かって充電する。前述した例と同様に、出力信号outは、充電電流がキャパシタCに供給される時、VINTAより下側に降下する。キャパシタC及び抵抗R2は、所望の出力信号プロファィルを達成するように選択されることができる。図10及び図11に示されたモデルのように、モデルを正確にすることはできないが、図12のモデリング回路は、より複雑な実施形態と同様の方式でPVT変化に追従する。
図13を参照すれば、セルモデリング回路70の実施形態と対をなし得る増幅器72の一実施形態が示される。増幅器72は、入力部IP、電流ミラーCM、及び出力部OPを備える。以下、これら各々を順に詳細に説明する。
入力部IPは、n−チャンネルMOSFETトランジスタN10、抵抗R3、及びp−チャンネルMOSFETトランジスタP3を備える。トランジスタN10及び抵抗R3は、ソースフォロワー構成で連結されるが、トランジスタN10のドレインは、内部アレイ電圧VINTAに接続され、トランジスタN10のゲートは、モデリング回路出力信号outにより駆動され、抵抗R3は、トランジスタN10のソースと内部アレイ接地電圧VSSAとの間に接続される。トランジスタN10及び抵抗R3が連結されるノードaでの電圧は、モデリング回路出力信号out上に現れる電圧に従う。トランジスタP3のゲートは、ノードaに連結され、トランジスタP3のソースは、VINTAに連結され、トランジスタP3のドレインは、ノードbでの電流ミラーCMの入力に連結される。
電流ミラーCMは、A:Bのトランジスタ幅比を有する2つのn−チャンネルMOSFETトランジスタN11、N12を備える。トランジスタN11は、電流ミラー入力ノードbに連結されるドレイン、VSSAに連結されるソース、及び電流ミラー入力ノードbに連結されるゲートを有する。トランジスタN12は、電流ミラー出力ノードcに連結されるドレイン、VSSAに連結されるソース、及び電流ミラー入力ノードbに連結されるゲートを有する。幅比A:Bはスケーリングファクター(B/A)によってトランジスタN11を通った電流i1に関連してトランジスタN12を通った電流i2を発生する。
出力部OPは、外部電源電圧VEXTに連結されるソースと、電流ミラー出力ノードcに連結されるドレイン及びゲートを有するp−チャンネルMOSFETトランジスタP4を備える。また、オーバードライビングレベル制御回路出力信号acon”は、ノードcから得られる。
増幅器72の動作は次の通りである。オーバードライビング制御信号Pactを活性化する前、outは、VINTAとほぼ同様になり、ノードaでの電圧をさらに大凡VINTAに近似させる。ノードaの高電圧は、トランジスタP3をオフさせて、電流i1、i2を遮断することによって、出力acon”に駆動信号を提供しない。オーバードライビング制御信号Pactがセルモデリング回路をイネーブルさせる時、トランジスタN10のゲートの電圧outは降下するが、これにより、その後、ノードaの電圧を降下させる。ノードaの電圧が降下するため、P3は、オンとなり、電流i1が流れ始める。電流i1は、スケーリングファクター(B/A)によりスケーリングされるi2としてミラー化される。これに対応してノードcで電圧を降下させ、出力acon”のため電圧を減少させる。
図14は、図7に示されたアクティブ駆動信号発生器42及びドライバ44の構成の一例を示す図である。アクティブ駆動信号発生器42は、差動増幅器COM及び活性信号actにより駆動されるゲートを有するn−チャンネルMOSFETトランジスタN13を備える。活性信号actが制御回路20’により発生する時、トランジスタN13は、オンとなり、その後、増幅器COMをオンさせる。増幅器COMのネガティブの入力端子は、基準電圧VREFに連結され、増幅器COMのポジティブの入力端子は、VINTAに連結される。差動増幅器の出力aconは、ドライバ44でp−チャンネルMOSFETトランジスタP5のゲートを駆動させる。トランジスタP5は、外部アレイ電圧VEXTに接続されるソース及び内部アレイ電圧に接続されるドレインを有する。この接続は、増幅器COMがaconを駆動させて、VINTAがVREFと同一になるようにするフィードバックループを完成する。
また、オーバードライビングレベル制御回路60からの制御信号acon”は、ドライバ44のトランジスタP5のゲートを駆動する。Pactが活性化され、actが活性化されないと、増幅器COMを備えたフィードバックループは、ディセイブルされ、acon”がVINTAを、VREFを超過するように駆動させる。例えば、acon”がモデリング回路の充電電流に応答して降下する時、トランジスタP5は、より大きい程度でオンとなり、VINTAがVREFレベルを超過するように追加充電させる。次に、actがイネーブルされると、増幅器COMは、充分の電荷が内部アレイ電圧発生器及びセンス増幅器で消耗され、電圧を降下させるまで、内部アレイ電圧VINTAがさらにVREFとなるように制御することができない。
図15は、第2実施形態の半導体メモリ装置400を示す図である。多くの面から図7の実施形態300と同様であるが、注目すべき色々な差異点がある。VINTAをオーバードライビングするために、別途のドライバ62が提供される。制御信号acon”は、オーバードライビングレベル制御回路60によりアクティブモードドライバ44に提供されないが、その代わりに、新しいドライバ62に供給される。3つのドライバ34、44、62は、全て内部アレイ電圧VINTAのために駆動電流を提供できるが、ドライバ34は、常に活性化され、ドライバ44は、actパルスの期間の間に活性化され、ドライバ62は、Pactパルスの期間の間に活性化される。
図16は、ドライバ62のための構成の一例を示す図である。オーバードライビングレベル制御回路60の出力acon”は、ドライバ62のp−チャンネルMOSFETトランジスタP6のゲートを駆動する。トランジスタP6は、外部アレイ電圧VEXTに接続されるソース及び内部アレイ電圧VINTAに接続されるドレインを有する。Pactが活性化されると、acon”は、VINTAがVREFを超過するように駆動することができる。例えば、acon”がモデリング回路の充電電流に応答して降下する時、トランジスタP6は、より大きい程度でオンとなり、VINTAがVREFレベルを超過するように付加充電させる。
多くの他の装置構成が考慮されることができ、多くの設計パラメーターが説明されていないことを当業者なら理解するだろう。例えば、図10及び図11の実施形態で、セルモデリング回路出力信号は、センシング動作の間、VSSAに放出される電流を測定する回路を使用して構成されることができる。この実施形態に示されたような特定電流モード及び電圧モード信号は、モデリング信号を発生させることができる一例に過ぎない。しかも、他のメモリセルアレイ及びセンシング構成が存在し、このような他の構成をより正確にモデリングするいろいろなモデリング回路が必要であってもよく、より適合するように構成してもよい。ここで開示された特定回路は、単なる例示に過ぎないもので、大部分の場合、これと異なる回路が同一又は同様の機能を達成することができる。本発明は、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲内で、様々な置換、変形及び変更が可能であるので、上述した実施例及び添付された図面に限定されるものではない。
前述の実施形態は、例示的なものである。明細書の全般において、各種の実施形態が言及されているが、各実施形態における個々の特徴がただ1つの実施形態に適用されることを意味するものではない。
内部アレイ電圧を発生させるために使われる回路を備えた従来のメモリ装置の一部素子を示す図である。 図1の装置で内部アレイ電圧を制御する従来の方法を示すタイミング図である。 内部アレイ電圧を発生させ、オーバードライブするために使われる回路を備えた従来の他のメモリ装置の一部素子を示す図である。 図3の装置で内部アレイ電圧を制御する従来の方法を示すタイミング図である。 メモリセルアレイの1つのセクションに対して従来の回路の詳細を示す図である。 図5のメモリセルアレイでセンシング動作を行うためのタイミングを示す図である。 内部アレイ電圧を発生させ、この内部アレイ電圧のレベルをオーバードライブするために使われる回路を備えたメモリ装置の一部素子を示す図である。 図7のメモリ装置に有用なオーバードライビングレベル制御回路を示すブロック図である。 図7及び図8の装置で内部アレイ電圧のレベルを制御してオーバードライブすることを示すタイミング図である。 センス増幅器、ビットライン対、及びメモリセルをモデリングするモデリング回路の実施形態を示す図である。 センス増幅器、ビットライン対、及びメモリセルをモデリングするモデリング回路の実施形態を示す図である。 ビットラインプリチャージ電圧から内部アレイ電圧で駆動されるキャパシタを使用するモデリング回路の実施形態を示す図である。 図7のオーバードライビングレベル制御回路に有用な増幅器の実施形態を示す図である。 各種実施形態に有用な内部電圧発生器を示す図である。 内部アレイ電圧のレベルをオーバードライブするために、別のオーバードライビングドライバを備えたメモリ装置の一部素子を示す図である。 別のオーバードライビングドライバの一実施形態を示す図である。
符号の説明
10 メモリセルアレイ
20’ 制御回路
30 スタンバイ内部電圧発生器
32 スタンバイ駆動信号発生器
34 ドライバ
40 アクティブ内部電圧発生器
42 アクティブ駆動信号発生器
44 ドライバ
60 オーバードライビングレベル制御回路
300 半導体メモリ装置

Claims (32)

  1. メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイに連結される複数のセンス増幅器と、
    内部アレイ電圧を前記センス増幅器に供給する内部アレイ電圧発生器と、
    前記内部アレイ電圧を前記センス増幅器に供給する第1のドライバと、
    基準キャパシタ及びスイッチ回路を含み、センシング動作前、前記基準キャパシタの電圧を第1の電圧レベルから第2の電圧レベルに変化させ、前記変化する基準キャパシタの電圧に応じたセンスモデリング信号を出力するモデリング回路と、
    前記センスモデリング信号を受信し、前記センスモデリング信号に応じて第1の制御信号を前記第1のドライバに供給して、前記センシング動作を開始する前に、前記内部アレイ電圧を増加させる増幅器と、
    を備えることを特徴とするメモリ装置。
  2. 前記内部アレイ電圧発生器は、第2の制御信号を前記第1のドライバに供給し、アクティブ命令の間、前記内部アレイ電圧を基準電圧に駆動するアクティブ駆動信号発生器を含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
  3. 前記内部アレイ電圧発生器は、第3の制御信号を第2のドライバに供給し、前記第1のドライバ出力に連結されるスタンバイ内部電圧発生回路をさらに含み、前記スタンバイ内部電圧発生回路は、前記内部アレイ電圧を基準電圧に駆動することを特徴とする請求項2に記載のメモリ装置。
  4. 前記スイッチ回路は、前記基準キャパシタ電圧を前記第1の電圧レベルに設定するためのプリチャージ回路と、前記第2の電圧レベルで前記基準キャパシタを基準電圧に連結させる基準連結回路とを含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
  5. 前記第1電圧レベルは、ビットラインプリチャージ電圧レベルであり、前記第2電圧レベルは、前記内部アレイ電圧であることを特徴とする請求項4に記載のメモリ装置。
  6. 前記センシング動作前にイネーブルされるオーバードライビング制御信号を発生させる制御回路をさらに備え、前記オーバードライビング制御信号は、イネーブルされる時、前記基準連結回路をイネーブルさせることを特徴とする請求項5に記載のメモリ装置。
  7. 前記基準連結回路は、抵抗及び第1のトランジスタを含み、前記第1のトランジスタは、前記抵抗の一端と前記基準キャパシタの一端との間に連結され、前記オーバードライビング制御信号に連結されるゲートを有し、前記抵抗の他端は、前記内部アレイ電圧に連結されることを特徴とする請求項6に記載のメモリ装置。
  8. 前記センスモデリング信号は、前記抵抗と前記第1トランジスタとの連結部から出力されることを特徴とする請求項7に記載のメモリ装置。
  9. 前記モデリング回路は、モデルビットライン対と、前記モデルビットライン対に連結されるモデルセンス増幅器と、前記モデルビットライン対の一方のラインに連結するモデルメモリセルとをさらに含み、前記プリチャージ回路は、前記モデルビットライン対に連結され、前記基準連結回路は、前記モデルセンス増幅器に連結されることを特徴とする請求項3に記載のメモリ装置。
  10. 前記モデルメモリセルは、モデルセルキャパシタと、前記モデルセルキャパシタを前記モデルビットライン対の一方のラインに連結させるモデルパストランジスタとを含み、前記モデルパストランジスタは、前記オーバードライビング制御信号により制御されるゲートを有することを特徴とする請求項9に記載のメモリ装置。
  11. 前記モデルメモリセルの初期状態を設定するモデルメモリセル初期化回路をさらに備えることを特徴とする請求項10に記載のメモリ装置。
  12. 前記モデルメモリセル初期化回路は、前記モデルメモリセルの初期状態を充電された状態に設定し、前記基準キャパシタは、前記モデルメモリセルを含むことを特徴とする請求項11に記載のメモリ装置。
  13. 前記基準連結回路は、前記基準連結回路がイネーブルされる時、パワーを前記モデルセンス増幅器に供給することを特徴とする請求項9に記載のメモリ装置。
  14. 前記オーバードライビング制御信号が前記プリチャージ回路に連結されることによって、前記プリチャージ回路は、前記基準連結回路が前記オーバードライビング制御信号に応答してイネーブルされると、ディセイブルされることを特徴とする請求項12に記載のメモリ装置。
  15. 前記増幅器は、前記内部アレイ電圧を基準とし、前記センスモデリング信号に応答して第1の電流を発生させる入力部と、前記第1の電流を第2の電流として複製する電流ミラーと、外部電圧を基準とし、前記第2の電流に応答して前記第1の制御信号を発生させる出力部とを含むことを特徴とする請求項1に記載のメモリ装置。
  16. 前記入力部は、ソースフォロワーを含むことを特徴とする請求項15に記載のメモリ装置。
  17. メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイに連結され、前記メモリセルアレイに格納されたデータを感知する複数のセンス増幅器と、
    アクティブモード信号を受信し、前記センス増幅器のうち少なくとも1つの増幅器のセンシング動作と同時にアクティブモードパルス及び前記センシング動作前にオーバードライブパルスを発生させる制御回路と、
    内部アレイ電圧を前記センス増幅器に供給する内部アレイ電圧発生器であって、第1の制御信号を第1のドライバに出力するスタンバイ駆動信号発生器を含み、前記内部アレイ電圧を基準電圧に駆動させるスタンバイ内部電圧発生回路と、前記アクティブモードパルスに応答して第2の制御信号を第2のドライブに出力するアクティブ駆動信号発生器を含み、前記アクティブモードパルスの間、前記内部アレイ電圧を前記基準電圧に駆動させるアクティブ内部電圧発生回路と、を備える内部アレイ電圧発生器と、
    前記オーバードライブパルスに応答して第3の制御信号を前記第2のドライバに発生させるオーバードライビングレベル制御回路と、
    を備え、オーバードライビングレベル制御回路は、前記センシング動作のための電流要件を推定するセルモデリング回路と、前記推定された電流要件に応答して前記第3の制御信号を発生させる増幅器とを含む、
    ことを特徴とするメモリ装置。
  18. 前記推定された電流要件は、電源電圧、温度変化及び工程変化によってセンシング動作のための実際の電流要件を変化させることと同様に、前記電源電圧、温度変化、及び工程変化によって変化することを特徴とする請求項17に記載のメモリ装置。
  19. 前記セルモデリング回路は、
    モデルメモリセルと、
    モデルビットライン対と、
    前記メモリセルアレイから選択されたメモリセル、前記メモリセルアレイ内のビットライン対、及び前記メモリセルアレイ内の前記ビットライン対に連結される前記センス増幅器のうち1つの増幅器に同様に連結されるモデルセンス増幅器と、
    を含むことを特徴とする請求項18に記載のメモリ装置。
  20. メモリセルアレイと、
    前記メモリセルアレイに連結され、前記メモリセルアレイに格納されたデータを感知する複数のセンス増幅器と、
    アクティブモード信号を受信し、前記センス増幅器のうち少なくとも1つの増幅器のセンシング動作と同時にアクティブモードパルス及び前記センシング動作前にオーバードライブパルスを発生させる制御回路と、
    内部アレイ電圧を前記センス増幅器に供給する内部アレイ電圧発生器であって、第1の制御信号を第1のドライバに出力するスタンバイ駆動信号発生器を含み、前記内部アレイ電圧を基準電圧に駆動させるスタンバイ内部電圧発生回路と、前記アクティブモードパルスに応答して第2の制御信号を第2のドライブに発生させるアクティブ駆動信号発生器を含み、前記アクティブモードパルスの間、前記内部アレイ電圧を前記基準電圧に駆動させるアクティブ内部電圧発生回路と、を備える内部アレイ電圧発生器と、
    前記内部アレイ電圧発生器に連結され、前記オーバードライブパルスに応答して第3の制御信号を第3のドライバに発生させるオーバードライビングレベル制御回路を含むオーバードライビング内部電圧発生回路と、
    を備え、前記オーバードライビングレベル制御回路は、前記センシング動作のための電流要件を推定するセルモデリング回路と、前記推定された電流要件に応答して前記第3の制御信号を発生させる増幅器とを含む、
    ことを特徴とするメモリ装置。
  21. 前記推定された電流要件は、電源電圧、温度変化及び工程変化によってセンシング動作のための実際電流要件を変化させることと同様に、前記電源電圧、温度変化、及び工程変化によって変化することを特徴とする請求項20に記載のメモリ装置。
  22. 前記セルモデリング回路は、
    モデルメモリセルと、
    モデルビットライン対と、
    前記メモリセルアレイから選択されたメモリセル、前記メモリセルアレイ内のビットライン対、及び前記メモリセルアレイ内の前記ビットライン対に連結される前記センス増幅器のうち1つの増幅器に同様に連結されるモデルセンス増幅器と、
    含むことを特徴とする請求項20に記載のメモリ装置。
  23. メモリ装置上のメモリセルアレイにアクセスするために、アクティブモード命令を受信する段階と、
    前記アクティブモード命令に応答してセンシング動作の間に消耗されるべき電荷量に比例する信号を推定するために、前記アクティブモード命令に応答してモデリング回路をメモリ装置上で活性化させる段階と、
    前記推定された信号に応答して内部アレイ電圧をオーバードライブする段階と、
    前記内部アレイ電圧オーバードライブした後、前記内部アレイ電圧に連結される内部アレイ電圧発生器から電流を流すセンシング動作の間、前記メモリ装置上に格納されたデータを感知する段階と、
    を含むことを特徴とするメモリ装置の動作方法。
  24. 前記モデリング回路を活性化させる段階は、モデルメモリセル及びモデルビットライン対においてモデルセンシング動作を行う段階と、前記モデルセンシング動作を行うために、前記内部アレイ電圧発生器から流れる電流に比例する出力信号を発生させる段階とを含むことを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  25. 前記モデリング回路を活性化させる段階は、前記基準キャパシタ上の電圧を前記内部アレイ電圧に変化させるために、ビットラインプリチャージ電圧で充電されたキャパシタを前記内部アレイ電圧に連結させる段階と、前記モデルセンシング動作を行うために、前記内部アレイ電圧発生器から流れる電流に比例する出力信号を発生させる段階とを含むことを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  26. 前記推定された信号は、前記モデリング回路の活性化の間、前記モデリング回路により前記内部アレイ電圧発生器から流れる電流に比例する出力信号であり、前記推定された信号に応答して内部アレイ電圧をオーバードライブする段階は、前記モデリング回路の出力信号に基づく信号及び前記内部アレイ電圧を基準電圧に制御する第2の制御信号により前記内部アレイ電圧発生器を駆動させる段階を含むことを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  27. 前記推定された信号は、前記モデリング回路の活性化の間、前記モデリング回路により前記内部アレイ電圧発生器から流れる電流に比例する出力信号であり、前記推定された信号に応答して内部アレイ電圧をオーバードライブする段階は、前記モデリング回路の出力信号に基づく信号によりオーバードライビングアレイ電圧発生器を駆動させる段階を含み、前記オーバードライビングアレイ電圧発生器は、前記内部アレイ電圧に連結されることを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  28. 前記推定された信号は、前記モデリング回路の活性化の間、前記モデリング回路により前記内部アレイ電圧発生器から流れる電流に比例する出力信号であり、前記方法は、前記出力電圧に比例する第1の電流を発生させる段階と、1より大きい入力対出力電流比を有する電流ミラーにより前記第1の電流を第2の電流としてミラー化する段階と、前記第2の電流に基づくオーバードライビング制御信号を発生させる段階とをさらに含むことを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  29. 前記モデリング回路は、前記センシング動作前に非活性化されることを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  30. 前記内部アレイ電圧発生器に含まれ、前記内部アレイ電圧に連結されるスタンバイ内部電圧発生回路を使用してスタンバイモード及びアクティブモードで前記内部アレイ電圧を基準電圧に制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項23に記載のメモリ装置の動作方法。
  31. 前記内部アレイ電圧発生器に含まれ、前記内部アレイ電圧に連結されるアクティブ内部電圧発生回路を使用して前記アクティブモードで前記内部アレイ電圧を基準電圧に制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のメモリ装置の動作方法。
  32. 前記推定された信号に応答してオーバードライブされる前記内部アレイ電圧発生器を駆動させることによって、前記アクティブモードで前記内部アレイ電圧を基準電圧に制御する段階をさらに含むことを特徴とする請求項30に記載のメモリ装置の動作方法。
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