JP4400803B2 - 車両用冷却装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は冷却ファンと一緒に用いられるオイルクーラーのような冷却器の車体取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図7に従来の冷却器と冷却ファンの車体取付構造を示す。冷却器100は上部左右に取付部101を有し、ここに吊り下げ用ブラケット102の下端をボルト103でブッシュタイプのマウントラバー104を介して取付けるとともに、上端をボルト105で車体フレーム106に設けられているステー107へ取付ける。また、冷却器100の後方へ近接配置される強制冷却用の冷却ファン110は円筒状のシュラウド111内へ収容され、このシュラウド111に設けられたボス112へボルト113で一端を取付けられた吊り下げ用ブラケット114の他端を車体フレーム106上にステー107と別に設けられているステー115へボルト116で取付けるようになっている。
【0003】
また、ラジエタの背面へ直接冷却ファンを取付けること及び冷却ファンをラバーマウントすることは公知である(例えば、実開昭54−56820号)。さらに、ラジエタ等を収容した枠を車体側へ取付けるようにすることも公知である(例えば、実公昭62−35675号、特開平10−18843号参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、図7に示す構造の場合、冷却器100と冷却ファン110を別々に車体フレーム106へ取付けなければならないので、吊り下げ用ブラケット102、114及びステー107、115をそれぞれ別に設けなければならず、部品点数並びに取付工数が増加する。その上、マウントラバーを固着するための手間が別にかかることになる。
【0005】
また、実開昭54−56820号及び特開平10−18843号のように、ラジエタへ冷却ファンを直接取付ける形式にすれば、冷却ファンを単独で車体側へ取付ける必要がなくなる。しかし原則としてラジエタの上下幅が冷却ファンの直径よりも大きく、かつ冷却ファンを取付けるための特別な枠構造部が必要となり、オイルクーラーなどの小型冷却器に対して冷却ファンを直接取付けることは困難である。また、ラバーマウント構造についても上記同様の問題がある。そこで本願発明は、冷却ファンを冷却器へ直接取付けることなく一体化でき、車体取付を容易にするとともに、ラバーマウントも容易にすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本願発明の車両用冷却装置に係る第1の発明は、冷却器とその後方に近接に配設される冷却ファンとを備え、これらを一体のケース内へ収容してユニット化し車体へ支持させた車両用冷却装置であって、前記冷却器と冷却ファンとを、前後に分割され、前半部のリッド側に冷却器を収容し、後半部のファンカバー側に冷却ファンを収容するとともに、これらリッドとファンカバーを前後から合わせて連結一体化したものにおいて、
前記ケース内へ収容された冷却器及び冷却ファンを車体取付状態で前方から見たとき、
冷却器は、冷却ファンの前方へ横長に配置され上下方向幅は冷却ファンの直径よりも小さく、かつ冷却器の上下に冷却ファンの回転面における上下部が突出しており、
リッドは、冷却器を収容可能な凹部である収納部と、この収納部の上下へ略円弧状に突出する上方突出部及び下方突出部を備え、
これら収納部並びに上方突出部及び下方突出部に通気用間隙を形成し、
収納部の車幅方向両端部に車体取付部を一体に形成し、
上方突出部の車幅方向両側にファンカバーとの取付部をなす張り出し部を一体に形成し、
ファンカバーは、冷却ファンを収容する円形のファン収納部と、その車幅方向両側へ一体に張り出す張り出し部を備え、
このファンカバーの張り出し部に前記上方突出部の張り出し部を重ねて結合することによりリッドとファンカバーとを一体化するとともに、
上方突出部及び下方突出部が収納部の上下に突出する冷却ファンの回転面における上下部分を前方から覆うことを特徴とする。
【0009】
の発明は上記第1の発明において、冷却器をケース内へ収容する際に、冷却器をリッドの収納部内に配置された弾性部材で弾性支持させることにより冷却器をリッドに対して非結合としたことを特徴とする。
【0010】
の発明は上記第1の発明において、冷却器がオイルクーラーであることを特徴とする。
【0011】
【発明の効果】
第1の発明によれば、冷却器と冷却ファンを同一のケース内へ収容して一体のユニット化したので、冷却器と冷却ファンを単一装置として取り扱うことができ、冷却器と冷却ファンを別々に車体へ取付ける必要がないので、部品点数及び取付工数をそれぞれ削減できる。また、冷却器の大小に係わらず、冷却ファンを一体化できる。
【0012】
また、ケースを前後に分割したので、前半部側のリッドに冷却器を収容し、後半部側のファンカバーに冷却ファンを収容してから、前半部側のリッドと後半部側のファンカバーを前後から合わせてネジ止め等により結合すれば、簡単にユニット化できる。
【0013】
さらに、リッドの収納部における車幅方向両端部に車体取付部を設けるだけで車体取付が可能になり、取付部の数及び取付工数を削減できる。
【0014】
の発明によれば、冷却器をリッドの収納部内へ収容保持する構造を採用することによりマウントラバーをケースと冷却器の間へ単に非結合で介装させるだけでよいため、従来のようにブッシュとして形成されたラバーマウントを取付けることが不要となり、防振構造が簡単になるとともに、部品点数及び取付工数を削減できる。
【0015】
の発明によれば、冷却器をオイルクーラーとすることにより、冷却ファンを取付けることのできる枠を有しない構造であるにもかかわらず、オイルクーラーと冷却ファンを一体化できる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて、四輪バギー車に適用された一実施例を説明する。まず車体全般について概説する。図2はこのバギー車の完成状態外観側面図、図3は車体骨格部及び補機類等の一部部品を取付けた状態の車体側面図、図4はその斜視図である。
【0017】
このバギー車は車体フレーム1の前後各左右に一対づつの低圧バルーンタイヤからなる前輪2及び後輪3が支持され、車体フレーム1の中央部に搭載されているパワーユニット4により駆動され、かつフロントクッション5及びリヤクッション6により懸架される。
【0018】
図2中の符号7はフロントフェンダ、8はサブフェンダ、9はリヤフェンダである。また10はフロントパネル、11はステアリング軸、12はハンドル、13は燃料タンク、14は鞍乗り式シート、15はリヤパネル、16は冷却ユニット、17はマフラーである。また、図3中の符号18はエアクリーナ、19はシュノーケル式ダクト、20は気化器である。
【0019】
次に、車体フレーム1の構造を説明する。図3及び図4に示すように車体フレーム1は前後方向へ略平行かつ直線状に延びるアッパーパイプ30、その前端部から上下方向へ延びるフロントパイプ31、その下端部から後方へ延びるロアパイプ32、その後端部から上方へ延びてアッパーパイプ30の中間部後方寄り位置へ接続するセンターパイプ33を左右各一対づつ備える。
【0020】
さらに、アッパーパイプ30の前端部からロアパイプ32前半側部分へ斜めに接続する補強パイプ34、この補強パイプ34とフロントパイプ31の各中間部間を前後方向に接続する中間パイプ35、センターパイプ33の中間部とアッパーパイプ30に対するセンターパイプ33の接続点を挟む前後の位置との間を斜めに接続する補強パイプ36、37をそれぞれ左右に一対づつ備え、これら左右の部材間には、クロスメンバ40、クロスパイプ41,42及びクロスメンバ43、44、45、46等がそれぞれ架け渡され、全体が接続一体化された車体フレーム1になっている。
【0021】
また、クロスメンバ40はアッパーパイプ30,30の前端部間に設けられ、その後方へ平行に配設されるクロスパイプ41との間を側面視山型をなすヘッド部パイプ47,47で前後に連結され、このヘッド部パイプ47の頂部に設けられたステー48により、ステアリング軸11の上部を回転自在に支持するようになっている。ステアリング軸11の下端部は中間パイプ35に設けられた軸受け部において軸受けされる。
【0022】
さらに、クロスメンバ40の左右両端には、フロントクッション5の上端部が支持され、このフロントクッション5の下端部はダブルウィッシュボーン型式の前輪サスペンションを構成するアッパーアームへ取付けられている(図示省略)。このアッパーアームは中間パイプ35へ揺動自在に支持され、これと対をなすロアアームはロアパイプ32の前端部へ揺動自在に支持される。
【0023】
センターパイプ33下部とロアパイプ32後端とのコーナー部にはピボットプレート50が設けられ、ここにリヤスイングアーム51の前端部が揺動自在に支持される。このリヤスイングアーム51は後輪駆動機構をなすドライブシャフトを収容している。
【0024】
アッパーパイプ30はセンターパイプ33との接続部からさらに後方へ延出しており、この部分に設けられたステー52によりリヤクッション6の上端部を支持し、別のステー53によりマフラー17を支持する。
【0025】
このマフラー17へ後端部が接続接続する排気管21は、前方へ略直線状に延び、前端部が略U字状に屈曲してパワーユニット4のシリンダヘッドに設けられた排気口へ接続している。またパワーユニット4の前方に冷却ユニット16がアッパーパイプ30へ吊り下げ支持されており、この冷却ユニット16はオイルクーラー22と冷却ファン23を一体化したものであり、符号24はそのモータ、25,26はパワーユニット4と接続するホースである。
【0026】
さらに、左右のロアパイプ3232のうちパワーユニット4搭載部には外側方へ張り出すステップ54,54が設けられている。このステップ54,54はロアパイプ3232から外側方へ突出し、その先端とロアパイプ3232とをステップフレーム55,55が屈曲して接続し、これらの上にサブフェンダ8(車体右側のサブフェンダ8は不図示)が乗せられて取付けられるようになている。
【0027】
次に、冷却ユニット16の詳細構造を説明する。図1は取付状態を示す車体フレームの部分拡大側面図、図5は冷却ユニット16の分解図、図6は弾性支持構造を示す要部拡大断面図である。
【0028】
まず、図1に示すように、この冷却ユニット16はリッド60及びファンカバー61を一体にした単一のケース内にオイルクーラー22と冷却ファン23を収納したものであり、吊り下げ用ブラケット62を介してアッパーパイプ30の側面に溶接されたステー63へボルト止めすることにより吊り下げ支持されている。
【0029】
モータ24で駆動された冷却ファン23がオイルクーラー22の後方で回転することによりオイルクーラー22の前面へ外気を導入してオイルクーラー22内の加熱されたオイルを強制冷却するようになっている。モータ24はファンカバー61の後部中央に支持されている。
【0030】
図5に示すように、リッド60は適宜合成樹脂により成形され、オイルクーラー22を収容可能な凹部である収納部65を備え、前面壁66には多数の通気用間隙67が形成され、上面壁68には左右にジョイント穴69、69及び吊り下げ用突起70、70が一体に形成されている。吊り下げ用突起70、70は上面壁68の左右方向両端部から対向して上方へ突出している。
【0031】
また、上面壁68よりも上方側は略円弧状の上方突出部71をなし、この頂部にネジの通し穴が形成された取付突部72が一体に形成され、さらにその左右両側に一対の取付突部75が一体に設けられている。また、突出部71にも通気用間隙73が形成されている。さらに、左右の側方張り出し部74にも取付突部72と同様である複数の取付突部75が一体に形成されている。
【0032】
さらに、収納部65よりも下方側にも略円弧状の下方突出部76をなし、通気用間隙77が形成されるとともに、最下部にも取付突部72と同様の取付突部78が一体に形成されている。このリッド60を取付状態で車体前方側から見たとき、上方突出部71、収納部65及び下方突出部76により、冷却ファン23の回転面に略相当する円形部を構成し、この部分に通気用間隙67、73、77が形成された通気部になっている。
【0033】
一方、ファンカバー61も同様に適宜合成樹脂により成形される部材であり、冷却ファン23を収容する円形のファン収納部80と、その左右へ一体に張り出す張り出し部81を備えている。ファン収納部80はその外周がリッド60の前記円形部の外周と一致し、その頂部及び最下部に設けられたボス82及び84がリッド60との取付時にその取付突部72及び78と一致する。
【0034】
ファン収納部80の背面側には冷却ファン23の回転軸を突出させるハブ部85が一体に設けられ、ここに駆動用モー24を取付けることにより、冷却ファン23をファン収納部80内へ収納して回転自在に支持できるようになっている。
【0035】
張り出し部81は、リッド60との取付時にその張り出し部74と重なり、張り出し部81の縁部に設けられたボス83が対応する張り出し部74の取付突部75に一致する。なお、これらのボス82、83及び84はファンカバー61と一体に形成され、予めインサートナットが一体化されている。
【0036】
なお、張り出し部81の背面側は後方へ開放され、かつジョイント穴69、69を介して上面壁68上方の空間と連通する空間をなし、ここにホース25,26の各前端部が収容され、ジョイント穴69、69を通って後述するオイルクーラー22のジョイント27、28へ接続している。
【0037】
オイルクーラー22は、左右両端側にジョイント27、28を設けたタンク部29を上部に備え、その両端部が左右方向へ突出した突出端部29a,29aが設けられている。ジョイント27、28は、オイルクーラー22を収納部65内へ収容したとき、左右のジョイント穴69、69を通って上面壁68の上方かつ上方突出部71の前方へ突出するようになっている。
【0038】
収納部65内へ収容されたオイルクーラー22は、その上下左右の各角部にダンパーラバー90が介装されている。このダンパーラバー90はオイルクーラー22と非結合であり、単に収納部65内の四隅へ押しつけられることにより、オイルクーラー22上部左右の突出端部29a,29a及び左右の下側端部22a,22aを弾性支持する(図6)。
【0039】
図5及び6中の符号91は、オイルクーラー22の上下左右の各角部である突出端部29a,29a及び下側端部22a,22aを嵌合するための凹部である。なお、オイルクーラー22は冷却ファン23の前方へ横長に配置され、その上下方向幅は冷却ファン23の直径よりも小さく、かつ左右及び下側に冷却ファン23を取付けることのできるような枠構造を有していない。また、92、93は吊り下げ用ブラケット62を取付けるためのボルトである。
【0040】
次に、本実施例の作用を説明する。図5に示すように、オイルクーラー22をリッド60の収納部65へ収納し、予めファン収納部80へ冷却ファン23が収納されているファンカバー61と合わせ、取付突部72とボス82、取付突部75とボス83及び取付突部78をボス84とそれぞれ一致させて、リッド60側よりネジ(図示省略)で締結すれば、リッド60とファンカバー61が結合一体化し、その内部にオイルクーラー22と冷却ファン23が収納支持された冷却ユニット16になる。
【0041】
この冷却ユニット16は、リッド60の上部に設けられている吊り下げ用突起70を吊り下げ用ブラケット62の下部へボルト92で取付け、さらにこのブラケット62の上部をステー63へボルト93で止めるだけでアッパーパイプ30へ吊り下げ支持される。このためファンカバー61側をリッド60と別にアッパーパイプ30へ取付ける必要がない。
【0042】
ゆえに、従来のようにオイルクーラー22と冷却ファン23を各別に専用の吊り下げ用ブラケットでアッパーパイプ30へ取付ける必要がなくなるので、取付用のブラケットを半減でき、かつボルト止めの工数も削減でき、そのうえ、オイルクーラー22と冷却ファン23の間隔を一定にできるから、取付精度も向上する。
【0043】
そのうえ、オイルクーラー22はダンパーラバー90を介してリッド60の収納部65へ収納するだけでリッド60へ弾性支持されるので、オイルクーラー22に対してダンパーラバー90を直接締結等で取付けることのない非結合状態にでき、従来のようにボルト及びブッシュを用いてラバーマウントする必要がなくなり、防振構造を簡単にできるとともに、部品点数及び取付工数の削減が可能になる。
【0044】
しかも、オイルクーラー22の上下方向幅は冷却ファン23の直径よりも小さく、かつ左右及び下側に枠構造を有しないため、冷却ファン23を直接取付けることが不可能であるにもかかわらず、このようなオイルクーラー22と冷却ファン23を容易に一体のユニット化できる。しかも、オイルクーラー22と冷却ファン23を各大きさが種々に異なっても組合せできるので、組合せの自由度が大きくなる。
【0045】
なお、本願発明は上記実施例に限定されるものでなく、その本質を共通する範囲内で種々に変形応用可能であり、例えば、冷却器はオイルクーラー22に限らず、ラジエタであってもよく、そのうえ、上下方向幅が冷却ファン23より大きいものであってもよい。また、ダンパーラバー90に代えて金属スプリングもしくはエラストマー等の適宜弾性部材を使用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を適用した車体の要部側面図
【図2】実施例の適用された4輪バギー車の側面図
【図3】その車体の主要部分側面図
【図4】同様部分の斜視図
【図5】実施例の冷却器分解図
【図6】その要部拡大断面図
【図7】従来例の分解図
【符号の説明】
16:冷却ユニット、22:オイルクーラー、23:冷却ファン、30:アッパーパイプ、60:リッド、61:ファンカバー、62:吊り下げ用ブラケット、70:吊り下げ用突起、90:ダンパーラバー

Claims (4)

  1. 冷却器とその後方に近接に配設される冷却ファンとを備え、これらを一体のケース内へ収容してユニット化し車体へ支持させた車両用冷却装置であって、前記冷却器と冷却ファンとを、前後に分割され、前半部のリッド側に冷却器を収容し、後半部のファンカバー側に冷却ファンを収容するとともに、これらリッドとファンカバーを前後から合わせて連結一体化したものにおいて、
    前記ケース内へ収容された冷却器及び冷却ファンを車体取付状態で前方から見たとき、
    冷却器は、冷却ファンの前方へ横長に配置され上下方向幅は冷却ファンの直径よりも小さく、かつ冷却器の上下に冷却ファンの回転面における上下部が突出しており、
    リッドは、冷却器を収容可能な凹部である収納部と、この収納部の上下へ略円弧状に突出する上方突出部及び下方突出部を備え、
    これら収納部並びに上方突出部及び下方突出部に通気用間隙を形成し、
    収納部の車幅方向両端部に車体取付部を一体に形成し、
    上方突出部の車幅方向両側にファンカバーとの取付部をなす張り出し部を一体に形成し、
    ファンカバーは、冷却ファンを収容する円形のファン収納部と、その車幅方向両側へ一体に張り出す張り出し部を備え、
    このファンカバーの張り出し部に前記上方突出部の張り出し部を重ねて結合することによりリッドとファンカバーとを一体化するとともに、
    上方突出部及び下方突出部が収納部の上下に突出する冷却ファンの回転面における上下部分を前方から覆うことを特徴とする車両用冷却装置。
  2. 冷却器をケース内へ収容する際に、冷却器をリッドの収納部内に配置された弾性部材で弾性支持させることにより冷却器をリッドに対して非結合としたことを特徴とする請求項1に記載した車両用冷却装置。
  3. 冷却器がオイルクーラーであることを特徴とする請求項1に記載した車両用冷却装置。
  4. 前記ファンカバーの張り出し部は前記上方突出部の車幅方向両側に形成されている穴と連通する空間をなし、ここに前記冷却器に接続するホースの各前端部が収容されることを特徴とする請求項1に記載した車両用冷却装置。
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