JP3143938B2 - オートバイのオイルクーラー装置 - Google Patents

オートバイのオイルクーラー装置

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JP3143938B2
JP3143938B2 JP03045356A JP4535691A JP3143938B2 JP 3143938 B2 JP3143938 B2 JP 3143938B2 JP 03045356 A JP03045356 A JP 03045356A JP 4535691 A JP4535691 A JP 4535691A JP 3143938 B2 JP3143938 B2 JP 3143938B2
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oil cooler
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oil
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motorcycle
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文計 木村
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、オートバイのオイル
クーラー装置に関する。
【0002】
【従来の技術】オートバイでは、オイルクーラーを取付
けて、エンジンの潤滑オイルを冷却するようにしている
ことがある。この場合、オイルクーラーは、フレーム前
端のヘッドパイプからエンジンの前側に下ったダウンチ
ューブの上部に、オイルクーラーを前方に向けて取付
け、走行で受ける風をオイルクーラーに当てて冷却する
ようにしている。例えば、実開昭62−58281号公
報参照。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】フレーム前端のヘッド
パイプには、前ホークが取付けられ、前ホークには前輪
がクッションできるように取付けられる。フレームのダ
ウンチューブ上部にオイルクーラーを取付けると前ホー
クに近づき、前ホークのクッションストロークをとるた
めに、前ホークを前側に位置させ、ホイールベースが長
くなる不都合がある。
【0004】かかる点に鑑み、この発明は、オイルクー
ラーをエンジンケースの前側の低い位置に取付け、前ホ
ークの支障になることがなく、ホイールベースを短く小
型で軽量にできるオートバイのオイルクーラー装置を得
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、前輪を支持するヘッドパイプと後輪を支
持するフレームセンターとの略中間部のフレームにエン
ジンを懸架搭載し、該エンジンの下部にエンジンケース
に沿って前後方向に延在するオイルタンクを装着すると
ともに該前輪とエンジンとの間にダウンチューブとオイ
ルクーラーを備えてなるオートバイにおいて、前記エン
ジンケースの下部に装着したオイルタンクの前部を該エ
ンジンケースの前方に向かってエンジンケースより前方
に突出させた突出部を設け、この突出部の上壁部と前記
エンジンケース前部との間に空間部を形成し、この空間
部内であって車両側面視前記ダウンチューブの軸線延長
上に前方を向けたオイルクーラーを収納配置したことを
特徴とするオートバイのオイルクーラー装置としたもの
である。また、本発明は、前輪を支持するヘッドパイプ
と後輪を支持するフレームセンターとの略中間部のフレ
ームにエンジンを懸架搭載し、該エンジンの下部にエン
ジンケースに沿って前後方向に延在するオイルタンクを
装着するとともに該前輪とエンジンとの間にダウンチュ
ーブとオイルクーラーを備えてなるオートバイにおい
て、前記エンジンケースの下部に装着したオイルタンク
の前部を該エンジンケースの下部からエンジンケースの
前部上方に屈曲延出させてエンジンケースより前方に屈
曲突出させた屈曲突出部を設け、この屈曲突出部の上壁
部と前記エンジンケース前部との間に空間部を形成し、
この空間部内であって車両側面視前記ダウンチューブの
軸線延長上に前方を向けたオイルクーラーを収納配置し
たことを特徴とするオートバイのオイルクーラー装置と
したものである。
【0006】本発明において、オイルクーラーの下部に
設けた突起をオイルタンクの上壁部に設けた孔にクッシ
ョン筒を介して挿入し、オイルクーラーの上部をクッシ
ョンブッシュを介してブラケットに連結してダウンチュ
ーブ下端に浮動させて締着するものにできる。また、オ
イルタンクは前上部をエンジンケースの前下部に締着
し、後端をフレームセンターの下端に締着して取付けた
ものにできる。
【0007】
【作用】オイルクーラーは、エンジンケースの前側に前
方に向けて配置し、フレームのダウンチューブ下端と、
エンジンケース下側のオイルタンク前端の間に取付け、
オイルクーラーに走行で受ける風を当てて、潤滑オイル
を冷却できる。そして、オイルクーラーは浮動させて取
付けてあるので、エンジンの振動が伝わるのを防ぐこと
ができ、気泡の発生などを防止できる。又、オイルクー
ラーを前輪及び前輪を取付けた前ホークから離すことが
できて、ホイールベースを短く車体寸法を小さくして小
型で軽量にできる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例にかかるオートバイの
オイルクーラー装置を図1乃至図5によって説明する。
実施例のオートバイにおいて、前輪を支持するヘッドパ
イプ4と後輪を支持するフレームセンター7との略中間
部のフレーム2に懸架搭載され、該エンジン1の下部に
エンジンケース3に沿って前後方向に延在するオイルタ
ンク8を装着するとともに該前輪とエンジン1との間に
ダウンチューブ5とオイルクーラー9を備えてなるもの
である。詳しくは、エンジン1は、フレームの前下部に
搭載するようにしてあって、エンジンケース前上端を、
フレーム2のヘッドパイプ4から下方に向けたダウンチ
ューブ5の下端の左右にステー6に締着し、後下端をフ
レームセンター7の下端に締着して搭載する。エンジン
ケース3の下側にはオイルタンク8を配置する。オイル
タンク8はエンジンケース3の前下部に定着し、後端を
フレームセンター7の下端に取付ける。
【0009】前記エンジンケース3の下部に装着したオ
イルタンク8の前部を該エンジンケース3の下部からエ
ンジンケース3の前部上方に屈曲延出させてエンジンケ
ース3より前方に屈曲突出させた屈曲突出部を設け、こ
の屈曲突出部の上壁部と前記エンジンケース3前部との
間に空間部を形成し、この空間部内であって車両側面視
前記ダウンチューブの軸線延長上に前方を向けたオイル
クーラー9を収納配置した。しかして、オイルクーラー
9は、エンジンケース3の前側に前方に向けて配置す
る。オイルクーラー9は、下端中央に下方に突出させて
設けた突起10にクッション筒11を嵌め合わせて、オ
イルタンク8の前側上側に設けた項12に挿入し、上端
左右をクッションブッシュ13を介してブラケット14
に締着し、ブラケット14をダウンチューブ5の下端の
左右にステー6に締着する。オイルクーラー9は、エン
ジン1の潤滑オイルが循環するように、エンジン1とオ
イルタンク8に配管する。
【0010】フレーム2の前端のヘッドパイプ4には、
前ホーク15の上部を取付ける。前ホーク15は伸縮し
てクッションできるようにしてあり、下端に、前輪16
を回転自在に支承した車軸17を締着するようにしてあ
る。
【0011】オイルクーラー9には、エンジン1の潤滑
オイルが循環し、走行で受ける風を受けて冷却される。
オイルクーラー9は、浮動させて取付けてあって、エン
ジン1の振動が伝わり難く、気泡などの発生を防止でき
る。又、オイルクーラー9は、前輪16の後側の離れた
位置に設置でき、前輪16のクッションに邪魔になるこ
とがなく、ホイールベースを短くできて、車体全体を小
型軽量化できる。
【0012】
【発明の効果】以上説明したように、この発明は上述の
ように構成したので、オイルクーラーにエンジンの潤滑
オイルを循環させて冷却でき、オイルクーラーを浮動さ
せてあるので、エンジンの振動が伝わり難く、気泡の発
生などを防止できる。そして、オイルクーラーはエンジ
ンケースの前側に取付けられて前輪から離れた位置にあ
るので、前輪のクッションに邪魔になることがなく、ホ
イールベースを短くできて、小型で軽量にできる。
【図面の簡単な説明】
図1乃至図5は本発明の実施例を示すもので、
【図1】要部の側面図である。
【図2】オイルクーラーとオイルタンクの平面図であ
る。
【図3】オイルクーラーの正面図である。
【図4】図2のA矢示部の拡大断面図である。
【図5】全体側面図である。
【符号の説明】
1 エンジン 2 フレーム 4 ヘッドパイプ 5 ダウンチューブ 8 オイルタンク 9 オイルクーラー 10 突起 11 クッション筒 12 孔 13 クッションブッシュ 14 ブラケット

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前輪を支持するヘッドパイプと後輪を支
    持するフレームセンターとの略中間部のフレームにエン
    ジンを懸架搭載し、該エンジンの下部にエンジンケース
    に沿って前後方向に延在するオイルタンクを装着すると
    ともに該前輪とエンジンとの間にダウンチューブとオイ
    ルクーラーを備えてなるオートバイにて、 前記エンジンケースの下部に装着したオイルタンクの前
    部を該エンジンケースの前方に向かってエンジンケース
    より前方に突出させた突出部を設け、この突出部の上壁
    部と前記エンジンケース前部との間に空間部を形成し、
    この空間部内であって車両側面視前記ダウンチューブの
    軸線延長上に前方を向けたオイルクーラーを収納配置し
    たことを特徴とするオートバイのオイルクーラー装置。
  2. 【請求項2】 前輪を支持するヘッドパイプと後輪を支
    持するフレームセンターとの略中間部のフレームにエン
    ジンを懸架搭載し、該エンジンの下部にエンジンケース
    に沿って前後方向に延在するオイルタンクを装着すると
    ともに該前輪とエンジンとの間にダウンチューブとオイ
    ルクーラーを備えてなるオートバイにおいて、 前記エンジンケースの下部に装着したオイルタンクの前
    部を該エンジンケースの下部からエンジンケースの前部
    上方に屈曲延出させてエンジンケースより前方に屈曲突
    出させた屈曲突出部を設け、この屈曲突出部の上壁部と
    前記エンジンケース前部との間に空間部を形成し、この
    空間部内であって車両側面視前記ダウンチューブの軸線
    延長上に前方を向けたオイルクーラーを収納配置したこ
    とを特徴とするオートバイのオイルクーラー装置。
  3. 【請求項3】 オイルクーラーの下部に設けた突起をオ
    イルタンクの上壁部に設けた孔にクッション筒を介して
    挿入し、オイルクーラーの上部をクッションブッシュを
    介してブラケットに連結してダウンチューブ下端に浮動
    させて締着するようにしたことを特徴とする請求項1も
    しくは請求項2記載のオートバイのオイルクーラー装
    置。
  4. 【請求項4】 オイルタンクは前上部をエンジンケース
    の前下部に締着し、後端をフレームセンターの下端に締
    着して取付けた請求項1ないし請求項3のうちのいずれ
    か1項に記載のオートバイのオイルクーラー装置。
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JP7456189B2 (ja) * 2020-02-28 2024-03-27 ニデック株式会社 駆動装置

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