JPS63106320A

JPS63106320A - ラジエ−タ装置

Info

Publication number: JPS63106320A
Application number: JP25338386A
Authority: JP
Inventors: Seiji Watanabe; 渡辺　成司; Makoto Ishiwatari; 誠石渡; Yoshihiro Kimura; 嘉洋木村
Original assignee: Honda Motor Co Ltd
Current assignee: Honda Motor Co Ltd
Priority date: 1986-10-23
Filing date: 1986-10-23
Publication date: 1988-05-11

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は水冷式エンジンに用いられるラジェータ装置に
関する。

（従来の技術）水冷式エンジンを搭載した車両ではラジェータの冷却効
率を高めるため、一般に、ラジェータの後面にファンを
配設し、ファンをシュラウドで覆っている。

そしてファンモータの出力軸に前記ファンを取付けてフ
ァンモータによりファンを回転駆動させる形式のラジェ
ータ装置では、車体フレームやエンジン側から延出させ
た取付ステイにより前記ファンモータを支持するように
している。

（発明が解決しようとする問題点）従って、もしファンモータを支持する取付ステイを排除
できればラジェータ装置の部品点数の削減化、軽量化を
図ることが可能となる。

また、水冷式エンジンを不整地走行車両に搭載し、ラジ
ェータを外から見える箇所に配設するような場合、車体
フレームやエンジン側から延出する取付ステイによって
ファンモータを支持するのでは、外観性を向上すること
ができない。

本発明は前記事情に鑑み案出されたものであって１本発
明の目的は、部品点数の削減化、軽量化が図れ、ラジェ
ータを外から見える箇所に配設した場合であっても外観
性を向上することができるラジェータ装置を提供するに
ある。

（問題点を解決するための手段及び作用）本発明は前記
目的を達成するため、ファンモータ（２５）をシュラウ
ド（２７）に取付け、シュラウド（２７）をラジェータ
（１９）に取付けるようにし、従来のファンモータ取付
ステイを排除し、ラジェータ装２（１３）の部品点数の
削減化、軽量化を図り、ラジェータ装置（１３）の外観
性を向上する。

（実施例）以下１本発明の好適一実施例を添付図面に従って説明す
る。

第１図は不整地走行車両の側面図、第２図はラジェータ
装置の一部断面分解図、第３図及び第４図は夫々第２図
のｍ矢視、■矢視図を示す。

（１）は不整地走行車両、（３）は前輪、（５）は後輪
、（７）はハンドル、（３）は運転席で、不整地走行車
両（１）には運転席（９）の後方に水冷式エンジン（１
１）を搭載し、ラジェータ装置（１３）は左右のメイン
パイプ（１５）、（１５）　１Ｇ部間に横架したクロス
メンバ（１７）の後方に配設する。

ラジェータ装置（１３）はラジェータ（１９）と、ラジ
ェータグリル（２１）と、ファン（２３）と、ファンモ
ータ（２５）と、シュラウド（２７）からなり、ラジェ
ータ（１８）は上下のタンク（１８Ａ）、（１９Ｂ）と
、ラジェータコア（１９Ｇ）と、左右のサイドカバー（
［０）　、（ｌａａ）とで構成する。

ラジェータ（１８）は左右のサイドカバー（１９０）。

（１９０）から夫々突設したブラケット（２９）　、　
（２９）をクロスメンバ（１７）に取付けることで配設
し、ラジェータ（１９）の上タンク（１９Ａ）には給水
口（３１）を設ける。

前記ラジェータグリル（２１）はラジェータ（１９）の
前面に配設する。

前記ラジェータグリル（２１）はラジェータコア（１９
Ｇ）に対応する導風部（２１Ａ）を備え、導風部（２１
Ａ）は走行風をラジェータコア（１９Ｃ）に導くと共に
、飛び石等のラジェータコア（１９Ｇ）へノ衝出を阻止
する構造で形成する。

ラジェータグリル（２１）の取付けは、ラジェータ（１
８）の下タンク（１９Ｂ）前面から突設したビン（３３
）にグロメッ）　（３５）を嵌着し、該グロメット（３
５）をラジェータグリル（２１）下部の孔（３７）に嵌
着してラジェータグリル下部（２１）をラジェータ（１
８）下部側に取付け、上タンク（１９Ａ）前面から突設
した係止片（３９）をラジェータグリル（２１）上部の
孔（４１）に係止させ、ラジェータグリル（２１）上部
をラジェータ（１８）上部側に取付けることで行う。

ラジェータグリル（２１）の上部には、少なくとも給水
口（３１）の上方を覆うように、実施例では上タンク（
１９Ａ）の上方全域にわたって上片（２１Ｂ）を形成し
、ラジェータグリル（２１）を取外したのちに。

キャップ（４３）を操作できるようにした。また、実施
例ではラジェータグリル（２１）の左右側部にラジェー
タ（１９）の左右側部を覆うように前記上片’２１Ｂ）
と連続させて左右側片（２１Ｇ）　、　（２１Ｇ）を延
出形成し、ラジェータグリル（２１）によりラジェータ
（１９）の前面、上面、左右側面を覆うようにし、斯か
るラジェータグリル（２１）は成形性、重量を考慮して
樹脂により一体成形する。

前記ファン（２３）はファンモータ（２５）の出力軸（
４５）に取付け、ファンモータ（２５）のケース（４７
）にはフランジ部（４９）を突出形成する。

前記シュラウド（２７）はファン（２３）に対応する導
風部（２７Ａ）と、導風部（２７Ａ）の上下に夫々形成
した取付部（２７Ｂ）　、（２７Ｂ）と、導風部（２７
Ａ）の中央に設けたファンモータ取付部（２７Ｃ）とで
構成し、シュラウド（２７）は成形性１重量を考慮して
樹脂により一体成形する。

前記ファンモータ（２５）はフランジ部（４８）を前記
ファンモータ取付部（２７Ｃ）の取付座（２７０）　、
・・・に当接させ、ポル）　（５１）で締結することで
シュラウド（２７）に取付ける。

シュラウド（２７）は上下の取付部（２７Ｂ）　、（２
７Ｂ）を、夫々上タンク（１９Ａ）後面と下タンク（１
９Ｂ）後面に溶着したナツト部材（５３）　、（５３）
に当接させ、ポル）　（５５）で締結することによりラ
ジェータ（１９）に取付ける。

本実施例は前記のように構成し、ファンモータ（２５）
をシュラウド（２７）に取付け、シュラウド（２７）を
ラジェータ（１３）に取付けるようにしたので、従来の
ファンモータ取付ステイを排除でき、ラジェータ装置（
１３）の部品点数の削減化、軽量化を達成できる。

また、実施例の如く、外から見える箇所にラジェータ（
１９）を配設する場合であっても、車体フレームやエン
ジン側から延出するファンモータ取付ステイはなく、外
観性を向上でき、実施例の如くラジェータグリル（２１
）とシュラウド（２７）によりラジェータ（１９）を覆
えば外観性を一層向上できる。

（発明の効果）以上の説明で明らかなように本発明に係るラジェータ装
置によれば、部品点数の削減化、軽量化が図れ、ラジェ
ータを外から見える箇所に配設した場合であっても外観
性を向上することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は不整地走行車両の側面図、第２図はラジェータ
装置の一部断面分解図、第３図及び第４図は夫々第２図
の■矢視、■矢視図である。尚図面中（１３）はラジェータ装置、（１９）はラジェ
ータ、（２１）はラジェータグリル、（２３）はファン
、（２５）はファンモータ、（２７）はシュラウドであ
る。

Claims

【特許請求の範囲】ラジエータの後面にファンを配設し、前記ファンをシュ
ラウドで覆い、ファンモータの出力軸に前記ファンを取
付けて該ファンモータによりファンを回転駆動するラジ
エータ装置において、前記ファンモータをシュラウドに
取付け、前記シュラウドをラジエータに取付けるようにしたこと
を特徴とするラジエータ装置。