JPH04189691A - 自動二輪車のタンク支持構造 - Google Patents

自動二輪車のタンク支持構造

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JPH04189691A
JPH04189691A JP31598790A JP31598790A JPH04189691A JP H04189691 A JPH04189691 A JP H04189691A JP 31598790 A JP31598790 A JP 31598790A JP 31598790 A JP31598790 A JP 31598790A JP H04189691 A JPH04189691 A JP H04189691A
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孝典 石井
Shinji Hagiwara
萩原 紳治
Mitsuru Iseno
伊勢野 満
Takehito Moriiwa
守岩 毅人
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産粟上皇肌里分立 本発明は、自動二輪車でも特に燃料タンクがシート後方
に配置された車両についてその燃料タンクの支持構造に
関する。
従来肢止 自動二輪車において、エンジンを支持する左右一対のフ
レーム間に収納ボックスを配設するものでは、ヘルメッ
ト等の高張る物を収納する空間はシートの前方に配置す
る。
すると燃料タンクは概ねシートの下方または後方に配設
されることになる。
シート前方を足載せ部として空間が形成されたスクータ
型車両でも同様であり、燃料タンクはシート下方または
後方に位置する(実開昭54=101759号公報)。
かかる燃料タンクは車体フレームに一体に固定支持され
ている。
”° しよ゛と る量 このように燃料タンクがシート後方に配設される場合に
おいて、 本発明はシート後方に配設される燃料タンク
を車体に対し左右に揺動(ローリング)自在に支持する
ことで車体の振動レベルを向上することができる自動二
輪車のタンク支持構造を供する。
量   ° るための  および 上記目的を達成するために本発明はシート後方に燃料タ
ンクを配置した自動二輪車において、車体フレームが前
記燃料タンクを幅方向中央の前後2点で支持し、該燃料
タンクを前記前後2点を結ぶ直線を中心軸に左右に揺動
自在とした自動二輪車のタンク支持構造である。
前記燃料タンクは車体に対し左右に揺動(ローリング)
自在に支持されているので、車体の左右の振れに対して
ダイナミックダンパーとしての役割を果し車体振動レベ
ルを向上することができる。
またかかる燃料タンクにキャリヤを一体に取付けること
で、キャリヤに積載された荷物もダイナミックダンパー
の重錘となり、振動レベルの向上に役立つ。
裏施班 以下第1図ないし第12図に図示した本発明に係る一実
施例について説明する。
、  第1図は本実施例の自動二輪車の概略側面図であ
り第2図は同平面図、第3図は車体フレーム1の全体斜
視図である。
車体フレーム1は、ヘッドパイプ2から後方へ若干斜め
下向きにメインバイブ3が左右に分かれて延出しており
、その雨後端部にボトムプレート4が接合して屈曲して
下方向へ向いている。
左右一対のメインパイプ3の後部寄りからさらに後方へ
若干斜め上向きに一対のシートバイブ5が延びており、
ボトムプレート4の屈曲部から後方へ突出したブラケッ
ト間に架設されたクロスパイプ4aとシートパイプ5の
後部との間にロワーバイブロが架設されてシートバイブ
5を補強してる。
ヘッドバイブ2と左右のメインバイブ3との接合部間に
はアッパーガゼツトを兼ねるボックス前部取付用ブラケ
ット8とロアーガゼッHaが架設され、ロアーガゼツト
3aから下方へダウンパイプ7が延出している。
左右のシートバイブ5の間には、メインバイブ3との接
合部近傍にボックス後部取付用ブラケット9が架設され
その若干後方にタンク前部取付用ブラケット10が並設
され、さらに後方にクロスメンバー11が、そして後端
にはタンク後部取付用ブラケット12が架設されている
なおロワーバイブロの後端でシートバイブ5との接合部
分にコ字状に屈曲されて取付けられているのはロアーグ
リップ6aである。
以上のような車体フレーム1において、2サイクルのエ
ンジン20は、前側上方に単気筒による気筒部を起設し
た姿勢で、左右のボトムプレート4およびダウンパイプ
7によって懸架されている。
同エンジン20の気筒部右側方の前方にリザーブタンク
21が配設され、さらにその前方にラジェータ22が、
またその左側にオイルタンク23が配設されている。
エンジン20の気筒部後方にはエアクリーナ24が配設
され、エアクリーナ24とエンジン20の気筒部とを気
化器25を介して接続している。
そしてエンジン20の上方で左右のメインパイプ3間の
空間に収納ボックス30がメインバイブ3および前後の
取付用ブラケット8.9に支持されて設けられている。
収納ボックス30は、ヘルメット38等大きな荷物を収
納する本体部31のほかに、本体部31の後方上部にツ
ールボックス32が備えられ、本体部31の底面の左側
下方に連続して上方に開口するバッテリボックス33お
よびその後方にヒユーズボックス34を備えて、樹脂で
一体成形されている。
バッテリボックス33はエンジン20の気筒部の左側に
位置しバッテリ26が収納される。
なおエンジン20からは排気管27が前方へ延出しエン
ジン20の下方へ湾曲して後方へ延びている。
収納ボックス30の上方を蓋う蓋部材35は、上方へ膨
出した形状をしており後端部を2段モーションのヒンジ
36によってボックス後部取付用ブラケット9に枢着さ
れて、前側を上方へ揺動することにより開閉を行なうこ
とができる。
収納ボックス30が取付けられるブラケット8にはロッ
ク機構37が設けられて蓋部材35の前端のストライカ
を係止して蓋部材35をロックすることができるように
なっている。
かかる収納ボックス30の後方で左右のシートバイブ5
の間の空間に燃料タンク60が配設されており、燃料タ
ンク60をリヤカウリング13が覆っている。
リヤカウリング13は燃料タンク60の形状に沿って後
側が高くなっており、その高台部分13aと蓋部材35
との間にシート14がリヤカウリング13に設けられて
いる。
リヤカウリング13の同高台部分13aの上方にはキャ
リア85が設けられている。
一方ヘッドバイブ2に操向自在に支持されたフロントフ
ォーク15には前輪16が軸支され、ボトムプレート4
に先端を枢支されたスイングアーム17の後端に後輪1
8が軸支されている。
なおヘッドパイプ2前方およびエンジン20等の機器の
左右側方はフルカウリング19で覆われる。
次に前記燃料タンク60の支持構造について説明する。
燃料タンク60は、注油筒63を有する上壁部材61き
、出油筒64を有する底壁部材62とが、それぞれのフ
ランジ61a、62aにおいて相互に接合一体化されて
いる。
底壁部材62は前後に長尺矩形の偏平な受皿状をなし、
前側底壁に下方へ突出して出油筒64ををしている。
一方上壁部材61は、前半部が低く平らな偏平部61b
を形成し、後半部は上方に膨出して高台部61Cを構成
しており、高台部61cに上方へ突出して注油筒63を
有している。
前半の偏平部61bの前端縁中央には支持金具65が後
半部を上壁部材61に固着されて前方へ突出して設けら
れている。
支持金具65は左右端部を上方へ屈曲させた板状の部材
で後半固着部分から幅を若干狭くして前半突出部65a
を形成している。
この突出部65aに前側マウントラバー70が装着され
る。
一方高台部61cの後側のフランジ61a、62aには
中央に後側マウンドラバー71が装着される円孔66と
その左右に対称に2個ずつ円孔67、6Bを有し、その
外側の円孔68にストッパーラバー72が嵌着される(
第6図、第7図参照)。
なお注油筒63より前方で高台部61cの上面前端縁に
左右一対のブラケット69が固着されている。
前側マウントラバー70は、第8図および第9図に図示
するように略手偏な直方体をなし、後部が若干上方へ突
出して突部70aを形成しており、後面より前方に向は
切込み70bが設けられている。
切込み70bの断面形状は、前記支持金具65の前半突
出部65aの形状と同じく左右端が若干上方へ屈曲して
いるとともに、中央偏平部の左右が上方へ半円状に空隙
70cを形成している。
なおかかる切込み70bはラバー前面にまで達していな
いが偏平部中央が一部貫通している。
この前側マウントラバー70の辺縁部は縁取りされ、特
に下面は湾曲して滑らかに左右側面に連なっている。
以上のような前側マウントラバー70の切込み70bに
燃料タンク60側の支持金具65の突出部65aを嵌挿
して前側マウントラバー70を支持金具65に装着し、
同部分をさらに車体フレーム1側のタンク前部取付用ブ
ラケット10に設けられた孔10dに貫挿する。
タンク前部取付用ブラケット10は、中央平板部10a
から左右が下方へ屈曲して側部10bを形成し、その両
側部10bの端部が外側へ屈曲して水平の固着部10c
が形成されており、前記中央平板部10aの後端縁の一
部が上方に屈曲して垂直平板部10dをなし、同垂直平
板部10dにシート14のシートフック14aが係止す
る係止孔10eが設けられている。
かかるタンク前部取付用ブラケッ)10が、左右のシー
トパイプ5間に架設されたクロスメンバー75上に左右
固着部10cを固着されて若干高い位置に水平な中央平
板部10aを構成し、同中央平板部10a、左右側部1
0b、クロスメンバー75により矩形孔10fが形成さ
れている(第3図ないし第5図参照)。
この矩形孔10fに前記燃料タンク60の支持金具65
に装着された前側マウントラバー70が貫挿される。
第5図はその貫挿状態を示し、略完全な矩形をなす孔1
0fに、辺縁部が縁取りされ下面が湾曲した前側マウン
トラバー70が貫挿されるので、4隅にすき間があき、
特に下方左右のすき間76は太きく、前側マウントラバ
ー70の下面湾曲面が矩形孔10fの下辺に接した状態
にあるので、前側マウントラバー70の弾性変形を伴な
いながらも略前後水平方向を軸として左右に揺動(ロー
リング)することが可能である。
前側マウントラバー70に設けられた切込み70bには
半円状の空隙70cを左右に有し、支持金具65が嵌挿
されても支持金具65の突出部中央に重ねて貼着された
板部65aが左右の空隙70cの間の立下がり部に接触
し空隙70cは残るので、前側マウントラバー70に対
して支持金具65自体も左右に揺動し易い。
このようにして燃料タンク60の前端は車体フレーム1
に揺動自在に支持される。
他方燃料タンク60の後端に装着される後側マウントラ
バー71は、第10図ないし第12図に図示するうに偏
平な直方体部71aと、その上面中央からくびれ部71
cを介して円板状の頭部71bが突出している。
この円板頭部71bの中央を貫通孔71dが直方体部7
1aの下面まで貫通して設けられている。
直方体部71aの下面には前後方向に指向した溝条71
eが4本形成されている。
なお直方体部71aの後面に沿って若干上方に突出した
部分を有している。
燃料タンク60の後側フランジ51a、62aおよび同
部分に部分的に貼着された補強板80に形成された中央
の円孔66に上記後側マウントラバー71の頭部71b
を貫通してくびれ部71cを嵌合せしめ、直方体部71
aの下面を車体フレームl側のシートバイブ5後端に架
設されたタンク後部取付用ブラケット2の中央に上方よ
り当てがい、ブラケット12の中央に穿設された円孔1
2aに後側マウントラバー71の貫通孔71dを合致さ
せる(第6図参照)。
この貫通孔71dに鍔付の筒体であるカラー77を嵌挿
し、このカラー77に上方よりボルト78を貫通させ、
さらにタンク後部取付用ブラケット2の円孔12aを貫
通させ突出した端部にナツト79を螺合して緊締せしめ
る。
したがって燃料タンク60はその後端中央を後側マウン
トラバー71を介してタンク後部取付用ブラケット12
に取付けられるので、後側マウントラバー71の弾性変
形により燃料タンク60は左右に揺動可能で、特に後側
マウントラバー71の下面の溝条71eにより後側マウ
ントラバー71は変形し易くしているので燃料タンク6
0はより容易に揺動できる。
なお後側マウントラバー71が取付けられる燃料タンク
60のフランジ61a、62aには左右にストッパーラ
バー72が嵌着されているので、燃料タンク60の過度
の傾きに対し′(はストッパーラバー72がタンク後部
取付用ブラケット2に当接して必要以上の揺動を防止し
ている。
以上のように燃料タンク60は、その前後端中央部が各
々前側マウントラバー70、後側マウントラバー71を
介して車体フレームl側に左右へ揺動可能に取付けられ
るので、燃料タンク60は全体として前後2点の取付部
を結ぶ直線を中心軸にローリング自在に支持されること
になる。
なお燃料タンク60の前側底壁に突設された出油筒には
フューエルコック73が取付けられ、フューエルコック
73から延出した可撓性ホース74が前記気化器25に
連結している。
このように車体フレーム1に揺動自在に支持される燃料
タンク60には、さらにキャリヤ85が一体に設けられ
る。
キャリヤ85は主パイプ86を略コ字状に屈曲させて開
口を前方に向けて、その左右側部に沿ってその内側に補
助バイブ87が部分的に設けられ、左右補助バイブ87
を下から支持して主バイブ86間にクロスバイブ88が
架設されている。
そして主パイプ86の左右前端部に垂直方向に指向した
支柱バイブ89が一対固着され、またクロスバイブ88
の中央に突設された突片88aには下方へ突出した支柱
パイプ90が設けられている。
すなわちキャリヤ85には前側に2本、後側に1本の支
柱バイブ89.90が下方に向けて突出している。
一方燃料タンク60側には前記したように高台部61c
に左右1対のブラケット69が設けられ、キャリヤ85
側の1対の支柱バイブ89に対応する。
また高台部61cの後側のフランジ61a、62aには
キャリヤステー91が立設される。
キャリヤステー91は連結部91aにより左右脚部91
bがその上端を連結され、各脚部91bの下端が外側に
折曲されており、その折曲部91cに穿設された円孔が
燃料タンク60のフランジ61 a + 62 aに設
けられた前記左右の円孔67に対応して両者をボルト9
2が貫通しナツト93により螺着される。
こうして燃料タンク60の後便フランジ61a。
62aにキャリヤステー91が立設され、その連結部9
1aの中央円孔がキャリヤ85の後側の支柱パイプ90
に対応している。
したがってキャリヤ85の前側2本の支柱パイプ89が
燃料タンク60のブラケット69に、後側の支柱パイプ
90がキャリヤステー91にそれぞれボルト・ナツトに
より固定され、キャリヤ85は燃料タンク60と一体に
左右に揺動可能となる。
なお3本の支柱パイプ89.90は、リヤカウリング1
3に設けられたキャリヤ取付孔13e、13fを十分な
余裕をもって貫通している。
リヤカウリング13は、燃料タンク60の上方および左
右側方をある程度の間隔を存して覆う形状をしており、
第7図に示すように燃料タンク60の上壁部材61の偏
平部61bに対応する部分13aにシート取付用の矩形
間口13cを有し、高台部61cに対応し上方に膨出し
た後半の膨出部13bの上壁には燃料注油用の矩形開口
13dが形成され、同開口13dには下方よりフューエ
ルトレイ100が取付けられる。
この間口13dの前方に2個キャリヤ取付孔13eが穿
設され、後方に1個キャリヤ取付孔13fが穿設されて
おり、同キャリヤ取付孔13e、13fは前記キャリヤ
85の支柱パイプ89.90の外径より十分大きな径を
有して支柱パイプ89.90が燃料タンク60およびキ
ャリヤ85とともに揺動しても干渉しない程度の余裕を
もって貫通される。
前記フューエルトレイ100は、底壁中央に円筒100
 aを有して同円筒100 aに燃料タンク60の注油
筒63が臨むようになっている。
またフューエルトレイ100の後壁に設けられたブラケ
・ント100 bが、リヤカウリング13の開口13d
の後側縁に突設されたブラケット13gに当接固着され
る。
なお同注油用開口には蓋部材101が取付けられる。
蓋部材101の前端裏面から左右一対のブラケッ目01
 aが突設されており、ブラケット101aは湾曲して
リヤカウリング13の開口13d前部に入り込み端部が
リヤカウリング13の裏面に枢支されて蓋部材101の
後端を上下に揺動して開閉でき、蓋部材101の後端に
はロック部材101bが設けられている。
リヤカウリング13は41体フレーム1に固定支持され
るもので、そのためにシートパイプ5の後端近傍にリヤ
カウルブリッジ102がその左右脚部102bの下端を
ボルト・ナツト103によって固着されて立設されるよ
うになっている。
リヤカウルブリッジ102は、燃料タンク60の後部を
またぐように左右のシートパイプ5間に架設され、その
連結部102aが前記フューエルトレイ100のフ゛ラ
ケット100bに当接してリヤカウリング13の開口1
3dに設けられたブラケッh13gとともにボルトナツ
ト104によって共線めされて、リヤカウリング13の
後部を支持する。
一方リャカウリング13の前側の側壁下端に固定用の孔
13hが設けられており、円孔13hが左右のボトムプ
レート4の後方に突出したブラケットにボルト・ナツト
105によって固着され、リヤカウリング13の前部が
支持される。
本実施例に係る燃料タンク60の支持構造は以上のよう
であり、車体フレーム1の左右シートパイプ5間に架設
されたタンク前部取付用ブラケット10とタンク後部取
付用ブラケッ目2に燃料タンク60め前端中央と後端中
央がそれぞれ1点で前側マウントラバー70、後側マウ
ントラバー71を介して弾性変形に伴う反力を受けなが
らもローリング自在に支持されている。
したがって車体と燃料タンク60とが前後のマウントラ
バー70.71を介して位相差をもって振動し車体の振
れは燃料タンク60により吸収され、前後のマウントラ
バー70.71の弾性変形に伴う反力は車体の振動レベ
ルを向上させる。
燃料タンク60が車体に対して過度に揺動しようとした
場合は、ストッパーラバー72がタンク後部取付用ブラ
ケット12に当接して規制される。
またキャリヤ85が支柱パイプ89.90を介して燃料
タンク60に一体に取付けられているので、燃料タンク
60とともに揺動可能であり、キャリヤ85に荷物が搭
載されると、荷物重量は燃料と同様にダイナミックダン
パーの重錘とて働らき、車体の振動レベル向上に寄与す
る。
主恩Ω苅果 本発明は、車体後方に配設された燃料タンクを車体フレ
ームに対して左右へ揺動自在に支持したので、燃料タン
ク内の燃料が車体フレームと位相を異にして揺動しダイ
ナミックダンパーとして働らいて車体の振動レベルを向
上することができる。
またキャリヤを燃料タンクに一体に取付けることで、キ
ャリヤに搭載された荷物もダイナミックダンパーとして
車体振動レベルの向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る一実施例の自動二輪車の全体概略
側面図、第2図は同平面図、第3図は車体フレームの全
体斜視図、第4図は車体後部の一部省略一部断面とした
側面図、第5図は第4図の■−v断面図、第6図は第4
図のVl−Vl断面図、第7図は車体後部の分解斜視図
、第8図は前側マウントラバーの側面図、第9図は同後
面図、第10図は後側マウントラバーの正面図、第11
図は同裏面図、第12図は同側面図である。 1・・・車体フレーム、2・・・ヘッドパイプ、3・・
・メインパイプ、4・・・ボトムプレート、5・・・シ
ートパイプ、6・・・ロワーパイプ、7・・・ダウンパ
イプ、8・・・ボックス前部取付用ブラケット、9・・
・ボックス後部取付用ブラケット、10・・・タンク前
部取付用ブラケット、11・・・クロスメンバー、12
・・・タンク後部取付用ブラケット、13・・・リヤカ
ウリング、14・・・シート、15・・・フロントフォ
ーク、16・・・前輪、17−・・スイングアーム、1
8・・・後輪、19・・・フルカウリング、20・・・
エンジン、21・・・リザーブタンク、22・・・ラジ
ェータ、23・・・オイルタンク、24・・・エアクリ
ーナ、25・・・気化器、26・・・バッテリ、27・
・・排気管、30・・・収納ボックス、31・・・本体
部、32・・・ツールボックス、33・・・バッテリボ
ックス、34・・・ヒユーズボックス、35・・・蓋部
材、36・・・ヒンジ、37・・・ロック機構、38・
・・ヘルメット、 60・・・燃料タンク、61・・・土壁部材、62・・
・底壁部材、63・・・注油筒、64・・・出油筒、6
5・・・支持金具、66、67゜68・・・円孔、69
・・・ブラケット、70・・・前側マウントラバー、7
1・・・後側マウントラバー、72・・・ストッパーラ
バー、73・・・フューエルコック、74・・・ホース
、75・・・クロスメンバー、76・・・すき間、77
・・・カラー、78・・・ボルト、79・・・ナツト、
80・・・補強板、85・・・キャリヤ、86・・・主
パイプ、87・・・補助パイプ、88・・・クロスパイ
プ、89.90・・・支柱バイブ、91・・・キャリヤ
ステー、92・・・ボルト、93・・・ナツト、100
・・・フューエルトレイ、101・・・蓋部材、102
・・・リヤカウルブリッジ、103 、104・・・ボ
ルト・ナツト。 第8図 70b

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)シート後方に燃料タンクを配置した自動二輪車に
    おいて、車体フレームが前記燃料タンクを幅方向中央の
    前後2点で支持し、該燃料タンクを前記前後2点を結ぶ
    直線を中心軸に左右に揺動自在としたことを特徴とする
    自動二輪車のタンク支持構造。
  2. (2)前記燃料タンクにキャリヤが一体に取付けられた
    ことを特徴とする請求項(1)記載の自動二輪車のタン
    ク支持構造。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP1873048A1 (de) 2006-06-29 2008-01-02 KTM Sportmotorcycle AG Geländesportmotorrad
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