JPH0976966A - 二・三輪車の後部構造 - Google Patents

二・三輪車の後部構造

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JPH0976966A
JPH0976966A JP7234438A JP23443895A JPH0976966A JP H0976966 A JPH0976966 A JP H0976966A JP 7234438 A JP7234438 A JP 7234438A JP 23443895 A JP23443895 A JP 23443895A JP H0976966 A JPH0976966 A JP H0976966A
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Fuminori Kamemizu
二巳範 亀水
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    • F02BINTERNAL-COMBUSTION PISTON ENGINES; COMBUSTION ENGINES IN GENERAL
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    • F02B61/02Adaptations of engines for driving vehicles or for driving propellers; Combinations of engines with gearing for driving cycles
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62JCYCLE SADDLES OR SEATS; AUXILIARY DEVICES OR ACCESSORIES SPECIALLY ADAPTED TO CYCLES AND NOT OTHERWISE PROVIDED FOR, e.g. ARTICLE CARRIERS OR CYCLE PROTECTORS
    • B62J35/00Fuel tanks specially adapted for motorcycles or engine-assisted cycles; Arrangements thereof
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
    • B62K19/00Cycle frames
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    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62KCYCLES; CYCLE FRAMES; CYCLE STEERING DEVICES; RIDER-OPERATED TERMINAL CONTROLS SPECIALLY ADAPTED FOR CYCLES; CYCLE AXLE SUSPENSIONS; CYCLE SIDE-CARS, FORECARS, OR THE LIKE
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  • Lock And Its Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 収納ボックス51と燃料タンク52との
間の車体フレーム2にサポート部材70の下部フランジ
72を連結し、このサポート部材70を上方に延出し、
サポート部材70の下部フランジ72に燃料タンク52
の前部取付部52bを共締めすると共に、サポート部材
70の上部フランジ73にシートキャッチユニット80
の上部フランジ81bと収納ボックス51の後部とを共
締めした。 【効果】 シートキャッチユニットがサポート部材と分
離した構成であり、機種変更の際に、サポート部材の形
状を変更するだけですむので、シートキャッチユニット
を共用できる。シートキャッチユニットの生産性が高ま
り、しかも、部品の種類が少なくなるので、部品の管理
が容易になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は二・三輪車の後部構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動二輪車や自動三輪車は後部構
造、特にシート、収納ボックス、燃料タンクの配置や取
付構造に種々の改良がなされており、例えば、実公平5
−30038号公報「鞍乗型車両」がある。この技術は
その公報の第1図及び第3図によれば、スクータ型自動
二輪車の後部にシート30(番号は公報に記載されたも
のを引用した。以下同じ。)を配置し、このシート30
の下側に物入れボックス40と燃料タンク70とを配置
したものである。
【0003】物入れボックス40は上部後部から後方へ
延びる目隠板60(タンクカバーに相当)を備え、この
目隠板60で燃料タンク70(液体タンクに相当)の上
部を覆っている。また、リヤフレーム5のクロスパイプ
8は、燃料タンク70のフランジ71の前部並びにステ
イ101の下部を共締めし、このステイ101の上部
は、物入れボックス40の後部取付部を共締めしてな
る。シート30は、前部がヒンジ111にて物入れボッ
クス40の上部前部に取付けられ、後部がシートキャッ
チユニット(ステイ101に組付けたフック103等か
らなる)に施錠される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】一般に、自動二輪車や
自動三輪車は、機種が変われば物入れボックス40や燃
料タンク70の形状も変わり、このため、ステイ101
の形状も変更する必要がある。しかし、上記従来の技術
ではステイ101とシートキャッチユニットは一体に設
けられており、機種変更の際にステイ101を変える
と、シートキャッチユニットも新規に製作する必要があ
る。従って、複雑な機構からなるシートキャッチユニッ
トを機種変更の度に変えるのでは、生産性が劣り部品の
管理も面倒になる。更に、燃料タンク70の上部を覆う
ための目隠板60は、それの後部をリヤフレーム5に固
定することになるが、専用の取付部材を設けると取付部
材数も多くなり、取付け作業も面倒になる。
【0005】そこで本発明の目的は、(1)機種の変更
有無に関わりなくシートキャッチユニットの生産性を高
め、しかも、管理を容易にすること、(2)タンクカバ
ーの後部並びに液体タンクの後部を簡単な構成且つ少な
い部材で、簡単に取付けることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の発明は、シート下方の前方に収納ボッ
クス、後方に液体タンクを備え、両部材の下方に車体フ
レームを延出し、両部材間にシートキャッチユニットを
備える二・三輪車の後部構造において、前記両部材間の
車体フレームにサポート部材の下部を連結し、このサポ
ート部材を上方に延出し、サポート部材の下部に液体タ
ンクの前部を共締めすると共に、サポート部材の上部に
シートキャッチユニットの上部と収納ボックスの後部と
を共締めしたことを特徴とする。このため、シートキャ
ッチユニットがサポート部材と分離した構成であり、機
種変更の際に、サポート部材の形状を変更するだけです
むので、シートキャッチユニットを共用できる。
【0007】請求項2記載の発明は、前記収納ボックス
の後部に液体タンクの上面を覆うタンクカバーを備え、
一方、前記車体フレームの後部に門型ブラケットを立設
し、前記車体フレームに前記液体タンクの後部と前記門
型ブラケットの下部とを共締めし、前記門型ブラケット
の上部に前記タンクカバーの後部を取付けたことを特徴
とする。このため、タンクカバーの後部を支えるために
液体タンクを跨いだ門型ブラケットを、車体フレーム並
びに液体タンクの後部と共締めするので、タンクカバー
を固定する部材の取付手段と液体タンクの取付手段とを
共用できる。
【0008】請求項3記載の発明は、前記門型ブラケッ
トに、リヤキャリアを取付けるための取付部を設けたこ
とを特徴とする。このため、タンクカバーを支えるため
のブラケットの門型形状を利用して、リヤキャリアを最
適な位置に取付けることができる。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を添付図面に基づ
いて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るも
のとする。図1は本発明に係るスクータ型自動二輪車の
側面図であり、スクータ型自動二輪車1は車体フレーム
2と、この車体フレーム2を覆うボディカバー10と、
前輪21と、後輪22と、シート(座席)23と、パワ
ーユニット41等からなる。25はスペアタイヤであ
り、車体フレーム2の後部にリヤキャリア26とサポー
ト27にて取付けられる。
【0010】車体フレーム2はヘッドパイプ3と、この
ヘッドパイプ3に操向可能に支承されたフロントフォー
ク4と、このフロントフォーク4に連結されたハンドル
5と、ヘッドパイプ3から後下方に延出されたダウンチ
ューブ6と、このダウンチューブ6の下端から後方に連
設されたリヤフレーム7とからなる。フロントフォーク
4の下端部には前輪21が懸架される。リヤフレーム7
は平面視略楕円状を呈し、ダウンチューブ6の下端から
後方に略水平に延びる左右1対の前部フレーム部7a
(この図では一方のみを示す)と、これらの前部フレー
ム部7aの後部から後上方に延びる左右1対の中間フレ
ーム部7bと、これらの中間フレーム部7bの後端を相
互に連結する後部フレーム部7cとからなる。
【0011】ボディカバー10は、ヘッドパイプ3の前
部及び前輪21の上部を覆うフロントカバー11並びに
フロントサイドカバー12と、ハンドル5周りを覆うハ
ンドルカバー13と、運転者の脚部前方を覆うレッグシ
ールド14と、運転者の足元を支持するフロアパネル1
5と、中間フレーム部7bの前部を覆うセンターカバー
16と、車体フレーム2の後部両側面を覆うサイドカバ
ー17並びにアンダーカバー18と、車体フレーム2の
後部上部を覆うリヤアッパカバー19とからなる。サイ
ドカバー17の後部には、後輪22の上部を覆うリヤフ
ェンダ31が配置される。
【0012】図2は本発明に係るスクータ型自動二輪車
の後部の側面図であり、パワーユニット41は2サイク
ル強制空冷型エンジン42と、このエンジン42の出力
を後輪22に伝達する無段変速機43とからなり、この
無段変速機43は後輪22と連結したものである。な
お、44はエンジン用エアクリーナである。
【0013】自動二輪車1のリヤサスペンションは、パ
ワーユニット41をスイングアームとし、パワーユニッ
ト41をリヤクッション(ダンパ)47でリヤフレーム
7後部に吊下げた、スイングアーム方式である。すなわ
ちリヤサスペンションは、パワーユニット41の前部
を、リンク機構46を介して中間フレーム部7bの前部
に上下揺動可能に取付け、パワーユニット41の後部
を、リヤクッション47を介して中間フレーム部7bの
後部に取付けた構成である。
【0014】自動二輪車1の後部は、シート23の下方
に前側の収納ボックス51並びに後側の燃料タンク52
(液体タンクに相当する。)を配置し、これらの収納ボ
ックス51と燃料タンク52を中間フレーム部7bに固
定してなる。収納ボックス51は上側開放のボックス状
であり、それのフランジ51aの上部前部にシート23
をヒンジ53で取付けたものである。収納ボックス51
には、例えばヘルメット54を収納する。なお、56は
バッテリ、57はメインスタンドである。
【0015】図3は本発明に係る自動二輪車の後部の要
部拡大断面図であり、収納ボックス51と燃料タンク5
2の間の配置空間に、サポート部材70並びにシートキ
ャッチユニット80を配置した姿を示す。上記配置空間
の近傍において、リヤフレーム7は、左右の中間フレー
ム部7b,7b(この図では片方だけ示す。)間にクロ
スフレーム部7dを掛け渡し、このクロスフレーム部7
dの上部にブラケット61を溶接してなる。一方、収納
ボックス51の上部後部から、概ね平板状のタンクカバ
ー63が後方へ延びており、このタンクカバー63は燃
料タンク52の上部を覆う。なお、タンクカバー63
は、燃料タンク52の給油口用リッド52aが通る孔6
3aが開いている。
【0016】上記サポート部材70並びにシートキャッ
チユニット80の組付構成は、ブラケット61の上部
に、燃料タンク52の前部取付部52b並びにサポート
部材70の下部(下部フランジ72)をボルトBで共締
めし、このサポート部材70の上部(上部フランジ7
3)に、シートキャッチユニット80の上部(上部フラ
ンジ81b)並びに収納ボックス51の後部取付部(タ
ンクカバー63の前部取付部63bに相当)をボルトB
で共締めしたものである。シートキャッチユニット80
はシート23を施錠する役割を果たす。上部同士を共締
めしたサポート部材70並びにシートキャッチユニット
80は、一定のスペースSをおいて立ち下がり、このス
ペースSにシートキャッチユニット80の要部を配置し
てなる。このため、シートキャッチユニット80の要部
は、サポート部材70とシートキャッチユニット80自
体で前後が囲われて保護される。
【0017】シート23の下部には、シートキャッチユ
ニット80に施錠するためのロックピン91が垂下し、
このロックピン91は丸棒材を上向きコ字状に折曲げ形
成したものである。リヤフレーム7の後部には、燃料タ
ンク52の後部取付部52c並びにタンクカバー63の
後部取付部63cが固定しており、これの詳細な構成を
次の図4にて説明する。
【0018】図4は図3の4−4線断面図であり、リヤ
フレーム7は、左右の中間フレーム部7b,7bの上部
にブラケット65,65を溶接してなる。これら左右の
ブラケット65,65には、燃料タンク52の後部取付
部52c並びに門型ブラケット66の左右両端部66
a,66aをボルトBで共締めし、この門型ブラケット
66の上部66bの左右方向中央に、タンクカバー63
の後部取付部63cをボルトBで取付けたものである。
【0019】また、門型ブラケット66の左右には、上
記リヤキャリア26を取付けるための段状の取付部66
c,66cを設けてある。リヤキャリア26は平面視略
U字状を呈し、門型ブラケット66の両外側を通るパイ
プ材からなり、これらのパイプ材はサポート67,67
を介して門型ブラケット66の取付部66c,66cに
ボルト止めしてなる。このため、タンクカバー63を支
えるための門型ブラケット66の門型形状を利用して、
リヤキャリア26を最適な位置に取付けることができ
る。
【0020】以上の説明から明らかな如く自動二輪車1
は、図3に示すようにシート23下方の前方に収納ボッ
クス51、後方に燃料タンク(液体タンク)52を備
え、両部材51,52の下方に車体フレーム2を延出
し、両部材51,52間にシートキャッチユニット80
を備え、両部材51,52間の車体フレーム2にサポー
ト部材70の下部フランジ(下部)72を連結し、サポ
ート部材70を上方に延出し、サポート部材70の下部
フランジ72に燃料タンク52の前部取付部(前部)5
2bを共締めすると共に、サポート部材70の上部フラ
ンジ(上部)73にシートキャッチユニット80の上部
フランジ(上部)81bとタンクカバー63の前部取付
部63b(収納ボックス51の後部)とを共締めしたも
のである。また自動二輪車1は、図3に示すように収納
ボックス51の後部に燃料タンク52の上面を覆うタン
クカバー63を備え、一方、図4に示すように車体フレ
ーム2の後部に門型ブラケット66を立設し、車体フレ
ーム2に燃料タンク52の後部取付部(後部)52cと
門型ブラケット66の端部(下部)66aとを共締め
し、門型ブラケット66の上部66bにタンクカバー6
3の後部取付部(後部)63cを取付けたものである。
更に自動二輪車1は、門型ブラケット66に、リヤキャ
リア26を取付けるための取付部66cを設けている。
【0021】図5は本発明に係るシートキャッチユニッ
トの正面図であり、サポート部材70の前側(この図の
前側)にシートキャッチユニット80を配置した姿を示
す。シートキャッチユニット80は、想像線で示すフレ
ーム部81と、このフレーム部81の裏側に組付けたと
ころの、シートキャッチユニット80の要部(裏面に左
右揺動可能に組付けられたフック82並びに掛止部材8
3と、フック82と掛止部材83との間に掛けられた引
張ばね84とからなる。)で構成する。
【0022】フック82は、ロックピン91を施錠する
ものである。掛止部材83は、フック82とロックピン
91との施錠状態を維持するためにフック82を掛止す
るものである。引張ばね84は、フック82と掛止部材
83との係合関係を維持するために弾発するものであ
る。一方、掛止部材83と、中間フレーム部7bに取付
けられた錠86との間は、連結ワイヤ87で連結してお
り、この連結ワイヤ87は錠86の解除作用によって掛
止部材83を揺動するものである。なお、CLは車体フ
レームの中心である。
【0023】図6は本発明に係るサポート部材、シート
キャッチユニットの斜視図であり、サポート部材70と
シートキャッチユニット80とは互いに分離した構成で
ある。サポート部材70は、平板状の壁部71と下部フ
ランジ72と上部フランジ73とからなり、前側開放の
チャンネル状断面体である。サポート部材70は、ロッ
クピン91の上下移動を妨げないように、上部の左右方
向略中央にV字状の凹部74を有する。シートキャッチ
ユニット80のフレーム部81は、平板状の壁部81a
と、後向きの上部フランジ81bと、連結ワイヤ87用
カバーチューブ87aを取付けるための取付部81cと
からなる。また、フレーム部81は、ロックピン91の
上下移動を妨げないように、上部の左右方向略中央にU
字状の凹部81dを有する。
【0024】上述のように、サポート部材70の上部フ
ランジ73にシートキャッチユニット80の上部フラン
ジ81bを重ねることで、壁部71と壁部81aとの間
に一定のスペースが設けられ、このスペースにシートキ
ャッチユニット80の要部(フック82、掛止部材8
3、引張ばね84)を配置したことにより、シートキャ
ッチユニット80の要部は前後の壁部71,81aで保
護される。
【0025】次に、上記構成のシートキャッチユニット
80の作用を図7に基づき説明する。図7(a),
(b)は本発明に係るシートキャッチユニットの作用図
である。(a)に示す開錠状態において、ロックピン9
1を押し下げると、ロックピン91はフック82のアー
ム部82aを押圧するので、フック82をこの図で時計
回り方向に揺動する。このため、ロックピン91はフッ
ク82のロック溝82bにてロックされ、(b)に示す
施錠状態に致る。
【0026】その後、図5に示す錠86を開錠操作する
と、(b)の施錠状態において、連結ワイヤ87は引張
られるので(矢印)、掛止部材83を反時計回り方向
に揺動させる(矢印)。このため、掛止部材83はア
ーム部82aとの掛止を解除するとともに、引張ばね8
4を引張り(矢印)、フック82を反時計回り方向に
揺動させる(矢印)。従って、ロックピン91とロッ
ク溝82bとのロックが外れる。
【0027】次に、自動二輪車の機種が変わった場合の
シートキャッチユニット80の取付状態を説明する。図
8(a)〜(c)は本発明に係るシートキャッチユニッ
トの取付説明図である。上述のように自動二輪車は、機
種が変われば収納ボックス51や燃料タンク52の形状
が相違し、このため、サポート部材70の形状も下記
(a)〜(c)に示すように相違する。すなわち、
(a)はサポート部材70の高さが大きい場合、(b)
はサポート部材70の高さが中位の場合、(c)はサポ
ート部材70の高さが小さい場合を示す。これに対して
本発明では、サポート部材70とシートキャッチユニッ
ト80とは互いに分離した構成である。このため機種変
更の際に、サポート部材70の形状を(a)〜(c)の
ように適宜変更することで、シートキャッチユニット8
0は共用することができる。
【0028】なお、上記実施例では二輪車について説明
したが、三輪車にも適用できる。また、液体タンクは燃
料タンク52に限定されず、例えばオイルタンクでもよ
い。
【0029】
【発明の効果】本発明は上記構成により次の効果を発揮
する。請求項1記載の発明は、収納ボックスと燃料タン
クとの間の車体フレームにサポート部材の下部を連結
し、このサポート部材を上方に延出し、サポート部材の
下部に液体タンクの前部を共締めすると共に、サポート
部材の上部にシートキャッチユニットの上部と収納ボッ
クスの後部とを共締めしたことにより、シートキャッチ
ユニットがサポート部材と分離した構成であり、機種変
更の際に、サポート部材の形状を変更するだけですむの
で、シートキャッチユニットを共用できる。このため、
シートキャッチユニットの生産性が高まり、しかも、部
品の種類が少なくなるので、部品の管理が容易になる。
【0030】請求項2記載の発明は、収納ボックスの後
部に液体タンクの上面を覆うタンクカバーを備え、一
方、車体フレームの後部に門型ブラケットを立設し、車
体フレームに液体タンクの後部と門型ブラケットの下部
とを共締めし、門型ブラケットの上部にタンクカバーの
後部を取付けたことにより、タンクカバーの後部を支え
るために液体タンクを跨いだ門型ブラケットを、車体フ
レーム並びに液体タンクの後部と共締めするので、タン
クカバーを固定する部材の取付手段と液体タンクの取付
手段とを共用でき、タンクカバーの後部並びに液体タン
クの後部を簡単な構成且つ少ない部材で、簡単に取付け
ることができる。
【0031】請求項3記載の発明は、門型ブラケット
に、リヤキャリアを取付けるための取付部を設けたこと
により、タンクカバーを支えるためのブラケットの門型
形状を利用して、リヤキャリアを最適な位置に取付ける
ことができるので、設計の自由度が増す。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係るスクータ型自動二輪車の後部の側
面図
【図3】本発明に係る自動二輪車の後部の要部拡大断面
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係るシートキャッチユニットの正面図
【図6】本発明に係るサポート部材、シートキャッチユ
ニットの斜視図
【図7】本発明に係るシートキャッチユニットの作用図
【図8】本発明に係るシートキャッチユニットの取付説
明図
【符号の説明】
1…スクータ型自動二輪車、2…車体フレーム、7…リ
ヤフレーム、7c…後部フレーム部、7d…クロスフレ
ーム部、26…リヤキャリア、51…収納ボックス、5
2…液体タンク(燃料タンク)、52b…前部取付部、
52c…後部取付部、61…ブラケット、63…タンク
カバー、63b…前部取付部、63c…後部取付部、6
5…ブラケット、66…門型ブラケット、66a…端
部、66b…上部、66c…取付部、70…サポート部
材、71…壁部、72…サポート部材の下部(下部フラ
ンジ)、73…サポート部材の上部(上部フランジ)、
80…シートキャッチユニット、81…フレーム部、8
1a…壁部、81b…シートキャッチユニットの上部
(上部フランジ)、82…シートキャッチユニットの要
部(フック)、83…シートキャッチユニットの要部
(掛止部材)、84…シートキャッチユニットの要部
(引張ばね)、86…錠、87…連結ワイヤ、91…ロ
ックピン。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シート下方の前方に収納ボックス、後方
    に液体タンクを備え、両部材の下方に車体フレームを延
    出し、両部材間にシートキャッチユニットを備える二・
    三輪車の後部構造において、前記両部材間の車体フレー
    ムにサポート部材の下部を連結し、このサポート部材を
    上方に延出し、サポート部材の下部に液体タンクの前部
    を共締めすると共に、サポート部材の上部にシートキャ
    ッチユニットの上部と収納ボックスの後部とを共締めし
    たことを特徴とする二・三輪車の後部構造。
  2. 【請求項2】 前記収納ボックスの後部に液体タンクの
    上面を覆うタンクカバーを備え、一方、前記車体フレー
    ムの後部に門型ブラケットを立設し、前記車体フレーム
    に前記液体タンクの後部と前記門型ブラケットの下部と
    を共締めし、前記門型ブラケットの上部に前記タンクカ
    バーの後部を取付けたことを特徴とする請求項1記載の
    二・三輪車の後部構造。
  3. 【請求項3】 前記門型ブラケットに、リヤキャリアを
    取付けるための取付部を設けたことを特徴とする請求項
    2記載の二・三輪車の後部構造。
JP23443895A 1995-09-12 1995-09-12 二・三輪車の後部構造 Expired - Fee Related JP3613483B2 (ja)

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