JPH0669794B2 - スクータ型車両の物入箱装置 - Google Patents

スクータ型車両の物入箱装置

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JPH0669794B2
JPH0669794B2 JP4187626A JP18762692A JPH0669794B2 JP H0669794 B2 JPH0669794 B2 JP H0669794B2 JP 4187626 A JP4187626 A JP 4187626A JP 18762692 A JP18762692 A JP 18762692A JP H0669794 B2 JPH0669794 B2 JP H0669794B2
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JP
Japan
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container box
box
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博幸 高橋
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Yamaha Motor Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、運転シート下方に大容
量の物入箱を設けたスクータ型車両の物入箱装置に関す
るものである。
【0002】
【従来技術】操向バーハンドルと運転シートとの間の下
方に略板状の足置台を有する2、3輪のスクータ型車両
が従来よりある。この種の車両で足置台の後部から後方
へのびる後部フレームと運転シートとの間隙を大きくし
て、ここに大容量の物入箱を配設することが考えられて
いる(例えば実開昭59−26089号参照)。
【0003】
【従来技術の問題点】しかしこの既提案のものは、物入
箱の中央に燃料タンクを配設しているため、物入箱の容
積が減少するばかりでなく、物入箱の中央から注油する
必要があるため注油しにくいという問題があった。
【0004】
【発明の目的】本発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、運転シ−トの下方に配設した物入箱の容量
を大きくすると共に、液体タンクへ注液し易くしたスク
−タ型車両の物入箱装置を提供することを目的とする。
【0005】
【発明の構成】本発明によればこの目的は、操向バ−ハ
ンドルと運転シ−トとの間の下方に配設された略板状の
足置台と、前記運転シ−トの下方に配設された物入箱
と、この物入箱の下方に位置するユニットスイング式動
力ユニットとを備えるスク−タ型車両において、前記物
入箱の後部立壁を後方へ向って凸な形状とする一方、こ
の物入箱の後部立壁の外面に沿って液体タンクを配設
し、この液体タンクの注液口を車幅方向に偏位させて前
記運転シ−ト下面に臨ませ側面視前記物入箱と重ねるよ
うにしたことを特徴とするスク−タ型車両の物入箱装置
により達成される。
【0006】
【実施例】図1は本発明の一実施例である2輪スクータ
の物入れ空間と燃料タンクの配置を示す側面図、図2は
同じく平面図、図3はシート支持構造を示す側面図、ま
た図4はシート支持ブラケットの斜視図である。
【0007】図1、図2において符号10はフレームで
ある。このフレーム10は操向軸筒12と、1本の前部
フレーム14と、この前部フレーム14の下端から斜め
上後方へ延びる左右一対のパイプからなる後部フレーム
16(16a、16b)とを備える。操向軸筒12に左
右へ回動自在に保持された操向軸には、1個の操向前輪
18および操向バーハンドル20が取付けられている。
【0008】22は後部フレーム16の下方に位置する
動力ユニットであり、強制空冷式2サイクル水平置きエ
ンジン24と、伝動ケース26とが一体に組付けられて
いる。動力ユニット22の前部は、リンク28を介して
前記後部フレーム16へ上下揺動可能に連結されてい
る。伝動ケース26の後部は、緩衝ユニット30によっ
て弾力的に支持され、公知のユニットスイング式後輪懸
架装置が形成される。32は、この伝動ケース26の後
部に取付けられた後輪である。
【0009】前記後部フレーム16は、2段の階段状に
折曲され、その前段部16Aは空車状態における後輪3
2の上縁より低く、またその後段部16Bは空車状態に
おける後輪32の上縁より高くなっている。左右の後部
フレーム16a、16bの後段部16Bには、第4図に
示す弧状のシート支持ブラケット34が上方へ突出する
ように固着されている。
【0010】36は大型の物入箱であり、このシート支
持ブラケット34の前方でかつ後フレーム16の前段部
16Aの上方の空間に配設されている。この物入箱36
は図2に示すように略楕円形の開口部を持ち、その後部
立壁は後方に向って凸な形状となっている。
【0011】また後部フレーム16を物入箱36よりも
下方に配置したので、物入箱36の開口部の左右幅が後
部フレーム16の間隔によって制限を受けない。このた
め物入箱の開口部は大きな横幅を持つだけでなく前後に
も長い形状とすることができる。従って図1、図2に示
すように、フルフェイス型ヘルメット38などの大型の
荷物も収容可能な物入箱36とすることが可能になる。
【0012】40は前後に長い運転シートであり、その
前端部は物入箱36の前端上部にヒンジ42により開閉
自在に取付けられ、その後部は前記ブラケット34に設
けたロック装置44にロック可能となっている。すなわ
ちブラケット34の角部には図4に示すように凹部46
が形成され、ここにロック装置44が固定される一方、
この凹部46が覆板48で覆われている。
【0013】ブラケット34とこの覆い板48の上面に
はゴム製の受座50、50が貼着され、これら受座5
0、50には運転シート40の底板に突設した支持部5
2(図3)が当接するようになっている。運転シート4
0をロック装置44にロックすれば、運転シート40の
底板により物入箱36の上部開口が閉じられ、ロック装
置44をロック解除して運転シート40を図1、図3で
反時計方向に回動させれば、物入箱36が開かれる。
【0014】操向バーハンドル20と運転シート40と
の間の下方には、前記前部フレーム14の下部と後部フ
レーム16の前部とを包む略板状の足置台54が形成さ
れている。56は吸気清浄器であり、左右の後部フレー
ム16a、16b間に位置するよう足置台54内に収容
されている。この吸気清浄器56の吸気口56aは、前
記前部フレーム14の後部開口内に臨んでいる。
【0015】58は気化器であり前記エンジン24と吸
気清浄器56との間の上方付近に配設されている。気化
器58の吸気流出側は吸気管60によってエンジン24
の上面に固定されている。気化器58の吸気流入側は可
撓性のダクト62、すなわちゴム製の蛇腹によって吸気
清浄器56に接続されている。
【0016】64は燃料タンクであり、前記物入箱36
の後方でかつ前記後部フレーム16の後段部16Bの上
方に配設されている。この燃料タンク64の注油キャッ
プ66は車体の右側に偏位して運転シート40の下面に
臨み、運転シート40を開くことにより注油可能とな
る。
【0017】68は本発明における液体タンクとしての
縦長の潤滑油タンクであり、物入箱36の後部立壁外面
に沿って上下に長い形状とされ、前記シート支持ブラケ
ット34の左側に取付けられている。その注液口に装着
された注油キャップ70は車体の左側に偏位して運転シ
ート40の下面に臨み、運転シート40を開くことによ
り注油可能となる。なおこの注液キャップ70は、側面
視物入箱36と重なるように配設されている。この結果
物入箱36の後部立壁を後方へ突出させて物入空間を拡
大させることができる。
【0018】72はリヤカバーである。このリヤカバー
72は物入箱36、燃料タンク64、潤滑油タンク68
の側方から、動力ユニット22および後輪32の上側方
を覆うように形成されている。リヤカバー72の上縁
は、運転シート40の下縁の内側に臨んでいる。このリ
ヤカバー72の前下部は前記足置台54につらなってい
る。足置台54の前部は、操向軸筒12、前部フレー1
4等を前後から包むレッグシールド74に連なってい
る。
【0019】
【発明の効果】本発明は以上のように、運転シ−トの下
方に設ける物入箱の後部立壁を後方へ向って凸な形状と
し、この後部立壁外面に沿って液体タンクを配設し、そ
の注液口を車幅方向に偏位させて運転シ−トの下面に臨
ませて側面視物入箱と重ねるようにしたものであるか
ら、物入箱の物入空間を大きくすることができる。また
注液口は車幅方向に偏位しているので注液作業がし易く
なる。。
【0020】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例である2輪スクータの物入れ
空間と燃料タンクの配置を示す側面図
【図2】同じく平面図
【図3】シ−ト指示構造を示す側面図
【図4】シ−ト指示ブラケットの斜視図
【符号の説明】
16 後部フレ−ム 20 操向バ−ハンドル 22 動力ユニット 36 物入箱 40 運転シ−ト 68 液体タンクとして潤滑油タンク 70 注油キャップ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操向バ−ハンドルと運転シ−トとの間の
    下方に配設された略板状の足置台と、前記運転シ−トの
    下方に配設された物入箱と、この物入箱の下方に位置す
    るユニットスイング式動力ユニットとを備えるスク−タ
    型車両において、前記物入箱の後部立壁を後方へ向って
    凸な形状とする一方、この物入箱の後部立壁の外面に沿
    って液体タンクを配設し、この液体タンクの注液口を車
    幅方向に偏位させて前記運転シ−ト下面に臨ませ側面視
    前記物入箱と重ねるようにしたことを特徴とするスク−
    タ型車両の物入箱装置。
JP4187626A 1992-06-22 1992-06-22 スクータ型車両の物入箱装置 Expired - Fee Related JPH0669794B2 (ja)

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JP5560059B2 (ja) * 2010-01-29 2014-07-23 本田技研工業株式会社 鞍乗り型車両

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