JP3613483B2 - 二・三輪車の後部構造 - Google Patents

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    • B62K2202/00Motorised scooters

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は二・三輪車の後部構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、自動二輪車や自動三輪車は後部構造、特にシート、収納ボックス、燃料タンクの配置や取付構造に種々の改良がなされており、例えば、実公平5−3038号公報「鞍乗型車両」がある。この技術はその公報の第1図及び第3図によれば、スクータ型自動二輪車の後部にシート30(番号は公報に記載されたものを引用した。以下同じ。)を配置し、このシート30の下側に物入れボックス40と燃料タンク70とを配置したものである。
【0003】
物入れボックス40は上部後部から後方へ延びる目隠板60(タンクカバーに相当)を備え、この目隠板60で燃料タンク70(液体タンクに相当)の上部を覆っている。また、リヤフレーム5のクロスパイプ8は、燃料タンク70のフランジ71の前部並びにステイ101の下部を共締めし、このステイ101の上部は、物入れボックス40の後部取付部を共締めしてなる。
シート30は、前部がヒンジ111にて物入れボックス40の上部前部に取付けられ、後部がシートキャッチユニット(ステイ101に組付けたフック103等からなる)に施錠される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
一般に、自動二輪車や自動三輪車は、機種が変われば物入れボックス40や燃料タンク70の形状も変わり、このため、ステイ101の形状も変更する必要がある。
しかし、上記従来の技術ではステイ101とシートキャッチユニットは一体に設けられており、機種変更の際にステイ101を変えると、シートキャッチユニットも新規に製作する必要がある。従って、複雑な機構からなるシートキャッチユニットを機種変更の度に変えるのでは、生産性が劣り部品の管理も面倒になる。
更に、燃料タンク70の上部を覆うための目隠板60は、それの後部をリヤフレーム5に固定することになるが、専用の取付部材を設けると取付部材数も多くなり、取付け作業も面倒になる。
【0005】
そこで本発明の目的は、(1)機種の変更有無に関わりなくシートキャッチユニットの生産性を高め、しかも、管理を容易にすること、(2)タンクカバーの後部並びに液体タンクの後部を簡単な構成且つ少ない部材で、簡単に取付けることにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1記載の発明は、シート下方の前方に収納ボックス、後方に液体タンクを備え、両部材の下方に車体フレームを延出し、両部材間にシートキャッチユニットを備える二・三輪車の後部構造において、前記両部材間の車体フレームにサポート部材の下部を連結し、このサポート部材を上方に延出し、サポート部材の下部に液体タンクの前部を共締めすると共に、サポート部材の上部にシートキャッチユニットの上部と収納ボックスの後部とを共締めしたことを特徴とする。
このため、シートキャッチユニットがサポート部材と分離した構成であり、機種変更の際に、サポート部材の形状を変更するだけですむので、シートキャッチユニットを共用できる。
【0007】
請求項2記載の発明は、前記収納ボックスの後部に液体タンクの上面を覆うタンクカバーを備え、一方、前記車体フレームの後部に門型ブラケットを立設し、前記車体フレームに前記液体タンクの後部と前記門型ブラケットの下部とを共締めし、前記門型ブラケットの上部に前記タンクカバーの後部を取付けたことを特徴とする。
このため、タンクカバーの後部を支えるために液体タンクを跨いだ門型ブラケットを、車体フレーム並びに液体タンクの後部と共締めするので、タンクカバーを固定する部材の取付手段と液体タンクの取付手段とを共用できる。
【0008】
請求項3記載の発明は、前記門型ブラケットに、リヤキャリアを取付けるための取付部を設けたことを特徴とする。
このため、タンクカバーを支えるためのブラケットの門型形状を利用して、リヤキャリアを最適な位置に取付けることができる。
請求項4記載の発明は、前記シートキャッチユニットは、フレーム部と要部とで形成され、要部はフレーム部と前記サポート部材とで囲まれる空間内に配置されるようにフレーム部に取付けるようにしたことを特徴とする。
シートキャッチユニットの要部は、サポート部材とフレーム部で前後が囲まれて保護されるので、特別な保護板を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を添付図面に基づいて以下に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとする。
図1は本発明に係るスクータ型自動二輪車の側面図であり、スクータ型自動二輪車1は車体フレーム2と、この車体フレーム2を覆うボディカバー10と、前輪21と、後輪22と、シート(座席)23と、パワーユニット41等からなる。
25はスペアタイヤであり、車体フレーム2の後部にリヤキャリア26とサポート27にて取付けられる。
【0010】
車体フレーム2はヘッドパイプ3と、このヘッドパイプ3に操向可能に支承されたフロントフォーク4と、このフロントフォーク4に連結されたハンドル5と、ヘッドパイプ3から後下方に延出されたダウンチューブ6と、このダウンチューブ6の下端から後方に連設されたリヤフレーム7とからなる。フロントフォーク4の下端部には前輪21が懸架される。
リヤフレーム7は平面視略楕円状を呈し、ダウンチューブ6の下端から後方に略水平に延びる左右1対の前部フレーム部7a(この図では一方のみを示す)と、これらの前部フレーム部7aの後部から後上方に延びる左右1対の中間フレーム部7bと、これらの中間フレーム部7bの後端を相互に連結する後部フレーム部7cとからなる。
【0011】
ボディカバー10は、ヘッドパイプ3の前部及び前輪21の上部を覆うフロントカバー11並びにフロントサイドカバー12と、ハンドル5周りを覆うハンドルカバー13と、運転者の脚部前方を覆うレッグシールド14と、運転者の足元を支持するフロアパネル15と、中間フレーム部7bの前部を覆うセンターカバー16と、車体フレーム2の後部両側面を覆うサイドカバー17並びにアンダーカバー18と、車体フレーム2の後部上部を覆うリヤアッパカバー19とからなる。サイドカバー17の後部には、後輪22の上部を覆うリヤフェンダ31が配置される。
【0012】
図2は本発明に係るスクータ型自動二輪車の後部の側面図であり、パワーユニット41は2サイクル強制空冷型エンジン42と、このエンジン42の出力を後輪22に伝達する無段変速機43とからなり、この無段変速機43は後輪22と連結したものである。なお、44はエンジン用エアクリーナである。
【0013】
自動二輪車1のリヤサスペンションは、パワーユニット41をスイングアームとし、パワーユニット41をリヤクッション(ダンパ)47でリヤフレーム7後部に吊下げた、スイングアーム方式である。すなわちリヤサスペンションは、パワーユニット41の前部を、リンク機構46を介して中間フレーム部7bの前部に上下揺動可能に取付け、パワーユニット41の後部を、リヤクッション47を介して中間フレーム部7bの後部に取付けた構成である。
【0014】
自動二輪車1の後部は、シート23の下方に前側の収納ボックス51並びに後側の燃料タンク52(液体タンクに相当する。)を配置し、これらの収納ボックス51と燃料タンク52を中間フレーム部7bに固定してなる。収納ボックス51は上側開放のボックス状であり、それのフランジ51aの上部前部にシート23をヒンジ53で取付けたものである。収納ボックス51には、例えばヘルメット54を収納する。
なお、56はバッテリ、57はメインスタンドである。
【0015】
図3は本発明に係る自動二輪車の後部の要部拡大断面図であり、収納ボックス51と燃料タンク52の間の配置空間に、サポート部材70並びにシートキャッチユニット80を配置した姿を示す。
上記配置空間の近傍において、リヤフレーム7は、左右の中間フレーム部7b,7b(この図では片方だけ示す。)間にクロスフレーム部7dを掛け渡し、このクロスフレーム部7dの上部にブラケット61を溶接してなる。
一方、収納ボックス51の上部後部から、概ね平板状のタンクカバー63が後方へ延びており、このタンクカバー63は燃料タンク52の上部を覆う。なお、タンクカバー63は、燃料タンク52の給油口用リッド52aが通る孔63aが開いている。
【0016】
上記サポート部材70並びにシートキャッチユニット80の組付構成は、ブラケット61の上部に、燃料タンク52の前部取付部52b並びにサポート部材70の下部(下部フランジ72)をボルトBで共締めし、このサポート部材70の上部(上部フランジ73)に、シートキャッチユニット80の上部(上部フランジ81b)並びに収納ボックス51の後部取付部(タンクカバー63の前部取付部63bに相当)をボルトBで共締めしたものである。シートキャッチユニット80はシート23を施錠する役割を果たす。
上部同士を共締めしたサポート部材70並びにシートキャッチユニット80は、一定のスペースSをおいて立ち下がり、このスペースSにシートキャッチユニット80の要部を配置してなる。このため、シートキャッチユニット80の要部は、サポート部材70とシートキャッチユニット80自体で前後が囲われて保護される。
【0017】
シート23の下部には、シートキャッチユニット80に施錠するためのロックピン91が垂下し、このロックピン91は丸棒材を上向きコ字状に折曲げ形成したものである。
リヤフレーム7の後部には、燃料タンク52の後部取付部52c並びにタンクカバー63の後部取付部63cが固定しており、これの詳細な構成を次の図4にて説明する。
【0018】
図4は図3の4−4線断面図であり、リヤフレーム7は、左右の中間フレーム部7b,7bの上部にブラケット65,65を溶接してなる。これら左右のブラケット65,65には、燃料タンク52の後部取付部52c並びに門型ブラケット66の左右両端部66a,66aをボルトBで共締めし、この門型ブラケット66の上部66bの左右方向中央に、タンクカバー63の後部取付部63cをボルトBで取付けたものである。
【0019】
また、門型ブラケット66の左右には、上記リヤキャリア26を取付けるための段状の取付部66c,66cを設けてある。リヤキャリア26は平面視略U字状を呈し、門型ブラケット66の両外側を通るパイプ材からなり、これらのパイプ材はサポート67,67を介して門型ブラケット66の取付部66c,66cにボルト止めしてなる。このため、タンクカバー63を支えるための門型ブラケット66の門型形状を利用して、リヤキャリア26を最適な位置に取付けることができる。
【0020】
以上の説明から明らかな如く自動二輪車1は、図3に示すようにシート23下方の前方に収納ボックス51、後方に燃料タンク(液体タンク)52を備え、両部材51,52の下方に車体フレーム2を延出し、両部材51,52間にシートキャッチユニット80を備え、両部材51,52間の車体フレーム2にサポート部材70の下部フランジ(下部)72を連結し、サポート部材70を上方に延出し、サポート部材70の下部フランジ72に燃料タンク52の前部取付部(前部)52bを共締めすると共に、サポート部材70の上部フランジ(上部)73にシートキャッチユニット80の上部フランジ(上部)81bとタンクカバー63の前部取付部63b(収納ボックス51の後部)とを共締めしたものである。
また自動二輪車1は、図3に示すように収納ボックス51の後部に燃料タンク52の上面を覆うタンクカバー63を備え、一方、図4に示すように車体フレーム2の後部に門型ブラケット66を立設し、車体フレーム2に燃料タンク52の後部取付部(後部)52cと門型ブラケット66の端部(下部)66aとを共締めし、門型ブラケット66の上部66bにタンクカバー63の後部取付部(後部)63cを取付けたものである。
更に自動二輪車1は、門型ブラケット66に、リヤキャリア26を取付けるための取付部66cを設けている。
【0021】
図5は本発明に係るシートキャッチユニットの正面図であり、サポート部材70の前側(この図の前側)にシートキャッチユニット80を配置した姿を示す。シートキャッチユニット80は、想像線で示すフレーム部81と、このフレーム部81の裏側に組付けたところの、シートキャッチユニット80の要部(裏面に左右揺動可能に組付けられたフック82並びに掛止部材83と、フック82と掛止部材83との間に掛けられた引張ばね84とからなる。)で構成する。
【0022】
フック82は、ロックピン91を施錠するものである。掛止部材83は、フック82とロックピン91との施錠状態を維持するためにフック82を掛止するものである。引張ばね84は、フック82と掛止部材83との係合関係を維持するために弾発するものである。
一方、掛止部材83と、中間フレーム部7bに取付けられた錠86との間は、連結ワイヤ87で連結しており、この連結ワイヤ87は錠86の解除作用によって掛止部材83を揺動するものである。
なお、CLは車体フレームの中心である。
【0023】
図6は本発明に係るサポート部材、シートキャッチユニットの斜視図であり、サポート部材70とシートキャッチユニット80とは互いに分離した構成である。
サポート部材70は、平板状の壁部71と下部フランジ72と上部フランジ73とからなり、前側開放のチャンネル状断面体である。サポート部材70は、ロックピン91の上下移動を妨げないように、上部の左右方向略中央にV字状の凹部74を有する。
シートキャッチユニット80のフレーム部81は、平板状の壁部81aと、後向きの上部フランジ81bと、連結ワイヤ87用カバーチューブ87aを取付けるための取付部81cとからなる。また、フレーム部81は、ロックピン91の上下移動を妨げないように、上部の左右方向略中央にU字状の凹部81dを有する。
【0024】
上述のように、サポート部材70の上部フランジ73にシートキャッチユニット80の上部フランジ81bを重ねることで、壁部71と壁部81aとの間に一定のスペースが設けられ、このスペースにシートキャッチユニット80の要部(フック82、掛止部材83、引張ばね84)を配置したことにより、シートキャッチユニット80の要部は前後の壁部71,81aで保護される。
【0025】
次に、上記構成のシートキャッチユニット80の作用を図7に基づき説明する。
図7(a),(b)は本発明に係るシートキャッチユニットの作用図である。(a)に示す開錠状態において、ロックピン91を押し下げると、ロックピン91はフック82のアーム部82aを押圧するので、フック82をこの図で時計回り方向に揺動する。このため、ロックピン91はフック82のロック溝82bにてロックされ、(b)に示す施錠状態に致る。
【0026】
その後、図5に示す錠86を開錠操作すると、(b)の施錠状態において、連結ワイヤ87は引張られるので(矢印▲1▼)、掛止部材83を反時計回り方向に揺動させる(矢印▲2▼)。このため、掛止部材83はアーム部82aとの掛止を解除するとともに、引張ばね84を引張り(矢印▲3▼)、フック82を反時計回り方向に揺動させる(矢印▲4▼)。従って、ロックピン91とロック溝82bとのロックが外れる。
【0027】
次に、自動二輪車の機種が変わった場合のシートキャッチユニット80の取付状態を説明する。
図8(a)〜(c)は本発明に係るシートキャッチユニットの取付説明図である。
上述のように自動二輪車は、機種が変われば収納ボックス51や燃料タンク52の形状が相違し、このため、サポート部材70の形状も下記(a)〜(c)に示すように相違する。すなわち、(a)はサポート部材70の高さが大きい場合、(b)はサポート部材70の高さが中位の場合、(c)はサポート部材70の高さが小さい場合を示す。
これに対して本発明では、サポート部材70とシートキャッチユニット80とは互いに分離した構成である。このため機種変更の際に、サポート部材70の形状を(a)〜(c)のように適宜変更することで、シートキャッチユニット80は共用することができる。
【0028】
なお、上記実施例では二輪車について説明したが、三輪車にも適用できる。
また、液体タンクは燃料タンク52に限定されず、例えばオイルタンクでもよい。
【0029】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1記載の発明は、収納ボックスと燃料タンクとの間の車体フレームにサポート部材の下部を連結し、このサポート部材を上方に延出し、サポート部材の下部に液体タンクの前部を共締めすると共に、サポート部材の上部にシートキャッチユニットの上部と収納ボックスの後部とを共締めしたことにより、シートキャッチユニットがサポート部材と分離した構成であり、機種変更の際に、サポート部材の形状を変更するだけですむので、シートキャッチユニットを共用できる。このため、シートキャッチユニットの生産性が高まり、しかも、部品の種類が少なくなるので、部品の管理が容易になる。
【0030】
請求項2記載の発明は、収納ボックスの後部に液体タンクの上面を覆うタンクカバーを備え、一方、車体フレームの後部に門型ブラケットを立設し、車体フレームに液体タンクの後部と門型ブラケットの下部とを共締めし、門型ブラケットの上部にタンクカバーの後部を取付けたことにより、タンクカバーの後部を支えるために液体タンクを跨いだ門型ブラケットを、車体フレーム並びに液体タンクの後部と共締めするので、タンクカバーを固定する部材の取付手段と液体タンクの取付手段とを共用でき、タンクカバーの後部並びに液体タンクの後部を簡単な構成且つ少ない部材で、簡単に取付けることができる。
【0031】
請求項3記載の発明は、門型ブラケットに、リヤキャリアを取付けるための取付部を設けたことにより、タンクカバーを支えるためのブラケットの門型形状を利用して、リヤキャリアを最適な位置に取付けることができるので、設計の自由度が増す。
請求項4記載の発明は、シートキャッチユニットは、フレーム部と要部とで形成され、要部はフレーム部と前記サポート部材とで囲まれる空間内に配置されるようにフレーム部に取付けるようにしたので、シートキャッチユニットの要部は、サポート部材とフレーム部で前後が囲まれて保護されるので、特別な保護板を設ける必要がなく、部品点数を削減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るスクータ型自動二輪車の側面図
【図2】本発明に係るスクータ型自動二輪車の後部の側面図
【図3】本発明に係る自動二輪車の後部の要部拡大断面図
【図4】図3の4−4線断面図
【図5】本発明に係るシートキャッチユニットの正面図
【図6】本発明に係るサポート部材、シートキャッチユニットの斜視図
【図7】本発明に係るシートキャッチユニットの作用図
【図8】本発明に係るシートキャッチユニットの取付説明図
【符号の説明】
1…スクータ型自動二輪車、2…車体フレーム、7…リヤフレーム、7c…後部フレーム部、7d…クロスフレーム部、26…リヤキャリア、51…収納ボックス、52…液体タンク(燃料タンク)、52b…前部取付部、52c…後部取付部、61…ブラケット、63…タンクカバー、63b…前部取付部、63c…後部取付部、65…ブラケット、66…門型ブラケット、66a…端部、66b…上部、66c…取付部、70…サポート部材、71…壁部、72…サポート部材の下部(下部フランジ)、73…サポート部材の上部(上部フランジ)、80…シートキャッチユニット、81…フレーム部、81a…壁部、81b…シートキャッチユニットの上部(上部フランジ)、82…シートキャッチユニットの要部(フック)、83…シートキャッチユニットの要部(掛止部材)、84…シートキャッチユニットの要部(引張ばね)、86…錠、87…連結ワイヤ、91…ロックピン。

Claims (4)

  1. シート下方の前方に収納ボックス、後方に液体タンクを備え、両部材の下方に車体フレームを延出し、両部材間にシートキャッチユニットを備える二・三輪車の後部構造において、前記両部材間の車体フレームにサポート部材の下部を連結し、このサポート部材を上方に延出し、サポート部材の下部に液体タンクの前部を共締めすると共に、サポート部材の上部にシートキャッチユニットの上部と収納ボックスの後部とを共締めしたことを特徴とする二・三輪車の後部構造。
  2. 前記収納ボックスの後部に液体タンクの上面を覆うタンクカバーを備え、一方、前記車体フレームの後部に門型ブラケットを立設し、前記車体フレームに前記液体タンクの後部と前記門型ブラケットの下部とを共締めし、前記門型ブラケットの上部に前記タンクカバーの後部を取付けたことを特徴とする請求項1記載の二・三輪車の後部構造。
  3. 前記門型ブラケットに、リヤキャリアを取付けるための取付部を設けたことを特徴とする請求項2記載の二・三輪車の後部構造。
  4. 前記シートキャッチユニットは、フレーム部と要部とで形成され、要部はフレーム部と前記サポート部材とで囲まれる空間内に配置されるようにフレーム部に取付けるようにしたことを特徴とする請求項1記載の二・三輪車の後部構造。
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