JPH08207852A - スクータ型車両における盗難防止具の収納構造 - Google Patents

スクータ型車両における盗難防止具の収納構造

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JPH08207852A
JPH08207852A JP7019406A JP1940695A JPH08207852A JP H08207852 A JPH08207852 A JP H08207852A JP 7019406 A JP7019406 A JP 7019406A JP 1940695 A JP1940695 A JP 1940695A JP H08207852 A JPH08207852 A JP H08207852A
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裕之 迫
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)
  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 U字ロック等の環状の盗難防止具を、スクー
タ型車両のシートの下方の空間に合理的に収納する。 【構成】 フレーム61に結合したシートレール62の
上部に、シートヒンジ95を介してシート16の前端が
回動自在に枢支される。シートレール62の上面に固定
したトレー74の上面及びシート16の下面間に画成さ
れた上下に薄い空間に環状の盗難防止具100が収納さ
れており、この環状の盗難防止具100の内側の空間に
位置するように燃料タンク68のキャップ81、燃料タ
ンク68の液面センサ80及びシート16を閉じ位置に
ロックするロック機構87が突出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車体に対して上下回動
自在に枢支したシートの下方にタンクを配置し、シート
を上方に回動させることによりタンクの上面に設けたキ
ャップを露出させるスクータ型車両に関し、特にその盗
難防止具の収納構造に関する。
【0002】
【従来の技術】車体に対して上下回動自在に枢支したシ
ートの下方に盗難防止用のホイールロックチェンを収納
するものが、実公昭62−15113号公報により既に
知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】近年、前記ホイールロ
ックチェンに代わる盗難防止具として、U字状の本体部
の両端間に棒状の着脱部をキーにより係止可能とした所
謂U字ロックが使用されるようになったが、このU字ロ
ックは全体として平たい形状を有しており、厚さは薄い
が面積が大きいため、その収納スペースを確保すること
が難しい場合があった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、前記U字ロック等の環状の盗難防止具をシートの下
方の空間に合理的に収納することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明は、車体に対して上下回
動自在に枢支したシートの下方にタンクを配置し、シー
トを上方に回動させることによりタンクの上面に設けた
キャップを露出させるスクータ型車両において、車体に
固定したトレーの上面とシートの下面との間に環状の盗
難防止具を収納する空間を画成し、前記空間に収納され
た盗難防止具の内側に臨むように前記タンクのキャップ
をトレーの上面に突出させたことを特徴とする。
【0006】また請求項2に記載された発明は、請求項
1の構成に加えて、メインスタンドを起立位置にロック
するためのスタンドロックレバーを前記空間における盗
難防止具の下方に設けたことを特徴とする。
【0007】
【作用】請求項1の構成によれば、シートを上方に回動
させてトレーを露出させ、そのトレーの上面に突出する
キャップを囲繞するように環状の盗難防止具を載置して
シートを下方に回動させることにより、トレー及びシー
ト間に難防止具が収納される。
【0008】請求項2の構成によれば、盗難防止具を使
用すべくトレーから取り出すと、その盗難防止具の下方
に位置するスタンドロックレバーが視野に入るため、メ
インスタンドのロックを掛け忘れることが防止される。
【0009】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明の実施例を説明
する。
【0010】図1〜図8は本発明の一実施例を示すもの
で、図1は自動二輪車の左側面図、図2は図1の要部拡
大図、図3は車体右側面の要部拡大図、図4は図2の4
−4線拡大断面図、図5は図2の要部拡大図、図6は図
5の6−6線断面図、図7は図5の7−7線断面図、図
8は図2の8−8線断面図である。
【0011】図1に示すように、スクータ型の自動二輪
車Vは車体の前後に前輪Wf及び後輪Wrを備える。操
向ハンドル1により左右に回動自在なフロントフォーク
2の下端に前輪Wfが軸支されており、その上部がフロ
ントフェンダー3により覆われる。操向ハンドル1にヘ
ッドライト4及びバックミラー5が設けられる。車体に
上下揺動自在に枢支されて左右一対のクッション6,6
で懸架されたスイングユニットSは、前側のエンジンE
と後側のミッションケース7とを備えており、ミッショ
ンケース7の後端に後輪Wrが軸支される。スイングユ
ニットSの左側面にエアクリーナ8が設けられ、右側面
にマフラー9が設けられる。
【0012】車体フレームFには、ライダーの脚部前方
を覆うレッグシールド10と、ライダーの足を支持する
フロアパネル11と、車体後部を覆うリヤカバー12
と、後輪Wrの上部を覆うリヤフェンダー13とが支持
される。レッグシールド10の前面及び後面にはそれぞ
れフロントキャリア14及びフロントポケット15が設
けられ、またリヤカバー12上面の前部及び後部にはシ
ート16及びリヤキャリア17が設けられる。車体フレ
ームFの下部にメインスタンド18が設けられる。
【0013】次に、図2〜図4に基づいてスイングユニ
ットSの構造を説明する。
【0014】エンジンEは、クランクシャフト21の両
端部を一対のボールベアリング22,22を介して支持
するクランクケース左半体23及びクランクケース右半
体24を備えており、クランクケース左半体23の後部
にベルト式無段変速機Tを収納するミッションケース2
5本体が一体に形成される。ミッションケース25本体
の右端開口部にミッションケースカバー26が結合され
るとともに、ミッションケース25本体の後部右側面に
減速機カバー27が結合される。
【0015】ミッションケース本体25及びミッション
ケースカバー26によって画成された空間に収納される
ベルト式無段変速機Tは、入力軸としてのクランクシャ
フト21の左端に設けられて遠心力により溝間隔が可変
な駆動プーリ28と、ミッションケース25本体及び減
速機カバー27に一対のボールベアリング29,29で
支持された出力軸30と、出力軸30に相対回転自在に
設けられた従動プーリ31と、出力軸30に設けられて
従動プーリ31を該出力軸30に結合可能な自動遠心ク
ラッチ32と、駆動プーリ28及び従動プーリ31に巻
き掛けられた無端ベルト33とを備える。ミッションケ
ースカバー26にキックペダル34を備えたキック式始
動装置35が設けられる。
【0016】ミッションケース本体25及び減速機カバ
ー27に一対のボールベアリング36,36を介して後
輪Wrの車軸37に支持されており、この車軸37が減
速機38を介して前記出力軸30に接続される。減速機
38はミッションケース本体25及び減速機カバー27
間に画成された空間に収納されるもので、出力軸30に
設けた第1ギヤ39と、中間軸40に設けた第2ギヤ4
1及び第3ギヤ42と、車軸37に設けた第4ギヤ43
とを備える。減速機カバー27から右側に突出する車軸
37に、後輪Wrのホイール44がスプライン結合され
る。
【0017】前記ミッションケース7は車体中心面、即
ち後輪Wrの回転面の左側に配置される一方、車体中心
面の右側にスイングアーム45が配置される。スイング
アーム45はアルミダイキャストで一体に形成された概
略三角形の板状部材であって、上下方向の幅が大きい前
部において上下一対のボルト46,47でエンジンEの
クランクケース右半体24に結合される。スイングアー
ム45の後部には、前記車軸37の右端がボールベアリ
ング48を介して支持される。スイングアーム45には
3個の開口451 〜453 が前後方向に沿って形成され
る。3個の開口451 〜453 は上側が前方に向けて傾
斜した2本の支柱454 ,455 により仕切られてお
り、前側の開口451 は略三角形に、中央及び後側の開
口452 ,453 は略平行四辺形に形成される。
【0018】スイングユニットSは、前側のエンジンE
と、後側の車軸37と、左側のミッションケース7と、
右側のスイングアーム45とにより剛性の高いボックス
構造になっている。スイングユニットSの前端はリンク
49を介して車体フレームFに枢支され、またスイング
ユニットSの後端はミッションケース本体25の後部に
設けたクッションボス251 に接続された左側のクッシ
ョン6と、スイングアーム45の後部に設けたクッショ
ンボス456 に接続された右側のクッション6とにより
車体フレームFに懸架される。
【0019】エンジンEから車体右側面に延びる排気管
50の後端にマフラー9が接続されており、このマフラ
ー9の前部に三角形の取付ステー51が溶接される。取
付ステー51は、スイングアーム45をエンジン7に結
合する前記2本のボルト46,47で共締めされてお
り、これにより少ない部品点数でマフラー9を支持する
ことができる。前記取付ステー51には三角形の開口5
1 が形成される。
【0020】上述したように、ミッションケース7の右
側面に沿って位置するスイングアーム45及び取付ステ
ー51に開口451 〜453 ,511 を形成したことに
より、エンジン音や走行音がミッションケース7及びス
イングアーム45によって囲まれた空間で共鳴し難くな
り、共鳴による騒音が軽減される。またスイングアーム
45の前端を上下2本のボルト46,47でエンジンE
に結合したので、後輪Wrから入力される上下方向の荷
重に対する剛性が十分に確保される。更にスイングアー
ム45が3個の開口451 〜453 及び2本の支柱45
4 ,455 により梯子状に形成されているため、開口4
1 〜453 の肉抜き効果による軽量化を図りながら高
い剛性を得ることができる。
【0021】尚、図2において、符号52はエアクリー
ナ8とエンジン7との間に設けられたキャブレタ、符号
53は車体フレームFの内部かたミッションケース7の
内部に冷却風を導入するダクトである。
【0022】次に、車体後部の構造を図5〜図8を参照
しながら説明する。
【0023】車体フレームFは、スイングユニットSの
前部から上方に立ち上がって後方に延びる左右一対の後
部フレーム61,61を備える。シートレール62は平
面視でU字状に形成されたシート支持部63と、このシ
ート支持部63から下向きに延びる左右一対の脚部6
4,64とから構成されており、シート支持部63の左
右後端部が後部フレーム61,61に設けたブラケット
611 ,611 にボルト65,65で着脱自在に結合さ
れるとともに、脚部64,64の下端が後部フレーム6
1,61に設けたブラケット612 ,612 にボルト6
6,66で着脱自在に結合される。
【0024】後部フレーム61,61及びシートレール
62によって囲まれた空間に合成樹脂製のオイルタンク
67と合成樹脂製の燃料タンク68とが前後に配置され
る。オイルタンク67の下面に一体に突設したブラケッ
ト671 が、左右の後部フレーム61,61を接続する
クロスメンバ71のブラケット72にボルト73で固定
される。リヤカバー12の上面開口部を覆うように板状
のトレー74が略水平に配置されており、このトレー7
4に形成した開口部741 からオイルタンク67の給油
口を開閉するキャップ75が上方に延出する。
【0025】一方、燃料タンク68の側面前部に一体に
突設した左右一対のブラケット68 1 ,681 が後部フ
レーム61,61に設けたブラケット613 ,613
ゴムブッシュ76,76を介してボルト77,77で固
定され、また燃料タンク68の後面に一体に突設した左
右一対のブラケット682 ,682 が後部フレーム6
1,61間に架設したブラケット614 にゴムブッシュ
78,78を介してボルト79,79で固定される。燃
料タンク68の上面には燃料の液面センサ80と給油口
を開閉するキャップ81とが上方に突出しており、液面
センサ80はトレー74に上向きに突設した凸部742
内に嵌合するとともに、キャップ81はトレー74に形
成した開口部743 から上方に延出する。
【0026】燃料タンク68の左右側壁には車体左右方
向に突出する凸部683 ,683 が形成される。図6か
ら明らかなように、燃料タンク68の凸部683 ,68
3 は平面視で後部フレーム61,61及びシートレール
62に重なっている。即ち、前記凸部683 ,683
後部フレーム61,61及びシートレール62のシート
支持部63間に嵌合するように車体側方に突出してお
り、これにより燃料タンク68の容量増加を図ることが
できる。
【0027】このように、着脱自在なシートレール62
を取り外すことにより、凸部683,683 を有する燃
料タンク68をシートレール62と干渉することなく着
脱することができる。その結果、シートレール62の内
側に配置されたオイルタンク67や燃料タンク68の形
状や寸法の設計自由度が大幅に増加し、それらの容量を
最大限に確保することができる。しかもシートレール6
2でオイルタンク67及び燃料タンク68の側部を囲繞
し、且つ後部フレーム61,61間に架設したクロスメ
ンバ82で燃料タンク68の後部を囲繞することによ
り、両タンク67,68の保護を図ることができる。
【0028】シート16は底板91と、クッション材9
2と、表皮93とから構成されており、シートレール6
2の前端に設けたブラケット94にシートヒンジ95を
介して上下に開閉自在に枢支される。トレー74の後部
に、底板91の下面に固定したU字状のストライカ96
に係脱可能なロック機構97が設けられる。ロック機構
97はトレー74の後端に設けたシリンダ錠98にボー
デンワイヤ99を介して連結されており、悪戯によるシ
ート16の開閉が規制される。
【0029】トレー74の上面とシート16の底板91
の下面との間に画成された空間に環状の盗難防止具10
0が収納される。盗難防止具100は、U字状の本体部
101と、キーの操作により前記本体部101の両端に
ロック可能な棒状の着脱部102とを備えており、例え
ば本体部101を後輪Wrのホイール44の開口部を貫
通させた状態で該本体部101に着脱部102をロック
したり、或いは本体部101を後輪Wrのホイール44
の開口部を貫通させ、且つガイドレールの柱等の固定構
造物に係合させた状態で該本体部101に着脱部102
をロックすることにより、自動二輪車Vの盗難を防止す
るものである。
【0030】図7から明らかなように、トレー74の上
面にはオイルタンク67のキャップ75、燃料タンク6
8のキャップ81、燃料タンク68の液面センサ80が
嵌合する凸部683 及びが上向きに突出する。盗難防止
具100は本体部101及び着脱部102によって囲ま
れた空間に前記キャップ81、凸部683 及びロック機
構97が嵌合するようにトレー74の上面に載置され
る。
【0031】上述したように、オイルタンク67のキャ
ップ75、燃料タンク68のキャップ81、燃料タンク
68の液面センサ80が嵌合する凸部683 及びロック
機構97等の突起物の存在により、トレー74の上面と
シート16の底板91との間に必然的に空間が形成され
るが、その空間に盗難防止具100を収納することによ
りスペースの有効利用を図ることができる。しかも、前
記キャップ81、液面センサ80及びロック機構97を
車体前後方向に配置し、その外側に環状の盗難防止具1
00を嵌合させているので、長さや幅が異なる種々の盗
難防止具100を収納することができる。
【0032】燃料タンク68の後部を支持するブラケッ
ト614 の下面に設けたロックレバー支持部材103
に、枢軸104を介してスタンドロックレバー105が
枢支される。一方、メインスタンド18は車体フレーム
Fの下部に設けたスタンドステー106にピン107を
介して前後揺動可能に枢支されており、トグルスプリン
グ108の弾発力により図8に示した起立位置と、そこ
から後上方に揺動した格納位置との何れか一方に安定的
に停止するようになっている。スタンドステー106に
枢軸109を介してカム板110が枢支されており、こ
のカム板110は前記スタンドロックレバー105にボ
ーデンワイヤ111を介して連結されるとともに、スプ
リング112を介して図8の反時計方向に付勢される。
そして、メインスタンド18と一体のストッパ板113
に、前記カム板110が係合可能なスリット1101
形成される。
【0033】従って、図8に実線で示すように、メイン
スタンド18を起立させた状態でスタンドロックレバー
105を鎖線位置から実線位置へ操作すると、ボーデン
ワイヤ111に引かれたカム板110がスプリング11
2に抗して回動し、メインスタンド18と一体のストッ
パ板113のスリット1131 に係合することにより、
メインスタンド18が起立位置にロックされる。
【0034】図7から明らかなように、前記スタンドロ
ックレバー105は盗難防止具100の着脱部102の
下方に位置しているため、自動二輪車Vを停車する場合
にシート16を回動させて盗難防止具100を取り出す
と、その下方に位置するスタンドロックレバー105が
自然に視界に入るため、メインスタンド18のロックを
掛け忘れる虞がない。
【0035】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0036】例えば、実施例では盗難防止具100の内
側に燃料タンク68のキャップ81を臨ませているが、
オイルタンク67のキャップ75、或いは燃料タンク6
8及びオイルタンク67の両方のキャップ81,75を
臨ませても良い。
【0037】
【発明の効果】以上のように、請求項1に記載された発
明によれば、車体に固定したトレーの上面とシートの下
面との間に環状の盗難防止具を収納する空間を画成し、
前記空間に収納された盗難防止具の内側に臨むようにタ
ンクのキャップをトレーの上面に突出させたので、タン
クの上面とシートの下面間の上下に薄い空間をタンクの
キャップの配置及び盗難防止具の収納のために共用し、
スペースの有効利用を図ることができる。
【0038】また請求項2に記載された発明によれば、
メインスタンドを起立位置にロックするためのスタンド
ロックレバーを前記空間における盗難防止具の下方に設
けたので、盗難防止具を使用するためにトレーから取り
出すと、その下方に位置するスタンドロックレバーが視
野に入るため、メインスタンドのロックを掛け忘れるこ
とが防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動二輪車の左側面図
【図2】図1の要部拡大図
【図3】車体右側面の要部拡大図
【図4】図2の4−4線拡大断面図
【図5】図2の要部拡大図
【図6】図5の6−6線断面図
【図7】図5の7−7線断面図
【図8】図2の8−8線断面図
【符号の説明】
16 シート 18 メインスタンド 68 燃料タンク(タンク) 74 トレー 81 キャップ 100 盗難防止具 105 スタンドロックレバー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体に対して上下回動自在に枢支したシ
    ート(16)の下方にタンク(68)を配置し、シート
    (16)を上方に回動させることによりタンク(68)
    の上面に設けたキャップ(81)を露出させるスクータ
    型車両において、 車体に固定したトレー(74)の上面とシート(16)
    の下面との間に環状の盗難防止具(100)を収納する
    空間を画成し、前記空間に収納された盗難防止具(10
    0)の内側に臨むように前記タンク(68)のキャップ
    (81)をトレー(74)の上面に突出させたことを特
    徴とする、スクータ型車両における盗難防止具の収納構
    造。
  2. 【請求項2】 メインスタンド(18)を起立位置にロ
    ックするためのスタンドロックレバー(105)を前記
    空間における盗難防止具(100)の下方に設けたこと
    を特徴とする、請求項1記載のスクータ型車両における
    盗難防止具の収納構造。
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